JP7359601B2 - データ抽出装置、データ抽出方法、およびデータ抽出プログラム - Google Patents

データ抽出装置、データ抽出方法、およびデータ抽出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データを抽出するデータ抽出装置、データ抽出方法、およびデータ抽出プログラムに関する。
IoT(Internet of Things)の発展に伴い、センサ等のデバイスから収集したデータを分析することによって付加価値のあるソリューションを提供するサービスが登場している。
IoTの適用先の例として、工場がある。工場にIoTを適用する場合、工場内の製造機器や作業者に取り付けられたセンサからセンサデータを収集し、工場の製造工程の状態や効率を可視化し、分析することにより、製造現場の異常検出、生産計画や製造工程の改善、作業者の生産技術向上等を図る。
工場へIoTを適用したソリューションの具体例として、工場の機器から収集したセンサデータと、生産ラインの構成データとを関連付けて、工場の生産ラインの状態および効率を分析するソリューションがある。ここで、生産ラインの構成データは、生産ラインに設置された機器の接続順序、使用する機器の種類、生産する製品等を指す。従来、センサデータと、生産ラインの構成データを関連付ける作業は俗人的であり、人が全データを閲覧して取捨選択するため、データの関連付けの工数増大が問題となる。
たとえば、センサデータから工場の機器や作業者の異常を検出した場合、異常の分析や対処のため、該当の機器・作業者だけではなく、前後に接続する機器や、該当機器の作業に関連する作業者の情報が必要となる。生産ラインの構成は、生産する製品に応じて変更され、作業者の位置および状態も、作業予定により変化する。したがって、これらの変更および変化に追従してデータの関連付けを行う工数を削減することが技術課題となる。
この技術課題に対して、特許文献1は、プラント監視システムにおける操作履歴管理装置を開示する。この操作履歴管理装置は、操作監視装置から出力されるイベント、制御装置から出力されるイベントを受け取り、これらのイベントの内容に応じて収集すべき情報項目を指示する収集情報項目管理装置と、収集情報項目管理装置からの指示に基づき制御装置あるいは操作監視装置から指定項目の関連情報を収集し時間情報と共に記録する関連情報収集装置と、関連情報収集装置が収集した関連情報を少なくとも時系列的に表示する関連情報表示装置とを備える。
特開平9-196714号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている関連情報は、イベント発生装置本体の位置や状態の情報であり、周辺の機器や作業員など時系列で関連の有無が変化する情報を管理する仕組みについては開示されていない。
また、特許文献1では、静的に関連情報が設定されているが、上述した工場の生産ラインの状態および効率を分析するソリューションでは、生産ラインの構成データ、センサデータの両方が経時的に変化する。したがって、特許文献1では、静的な情報の関連付けや、検索キーの指定ができない。
本発明は、センサデータが示すイベントに関連するデータを抽出する工数を削減することを目的とする。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有するデータ抽出装置は、作業環境内においてセンサと前記センサが取り付けられた機器と前記機器間の接続関係とを規定する構成情報と、前記センサの測定値および前記測定値の取得時刻を含むセンサデータと、前記作業環境の変化または異常を示す前記センサの特定の測定値でイベントを定義するイベント定義データと、データ抽出ルールと、にアクセス可能であり、前記データ抽出ルールは、前記イベントと前記センサに関連する機器をキーとして特定する第1手順と、前記構成情報から前記キーおよび前記キーと接続関係がある他の機器を取得する条件と、により規定されたルールであり、前記プロセッサは、前記センサデータの前記測定値に基づいて、前記イベント定義データから前記イベントを検出する検出処理と、前記データ抽出ルールを参照して、前記検出処理によって検出された前記イベントで定義される前記特定の測定値を測定した特定のセンサが取り付けられた特定の機器を前記キーとして前記第1手順により前記構成情報から特定し、前記キーとして特定された特定の機器と接続関係がある他の機器を前記条件により前記構成情報から取得し、前記特定の機器および前記他の機器を、前記イベントに関連する関連データとして抽出する抽出処理と、前記抽出処理によって抽出された関連データを出力する出力処理と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、センサデータが示すイベントに関連するデータを抽出する工数を削減することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
図1は、作業環境の一例を示す説明図である。 図2は、データ抽出装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、データ抽出システムの構成例を示すブロック図である。 図4は、機器構成情報の一例を示す説明図である。 図5は、構成データ入力部の入力画面の一例を示す説明図である。 図6は、作業員構成情報の一例を示す説明図である。 図7は、構成データの一例を示す説明図である。 図8は、構成データのグラフ形式データベースの一例を示す説明図である。 図9は、センサデータの一例を示す説明図である。 図10は、イベント定義データの一例を示す説明図である。 図11は、データ抽出ルールの一例を示す説明図である。 図12は、検索辞書の一例を示す説明図である。 図13は、関連データ表示処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、関連データ表示のためのデータ抽出処理の一例を示す説明図である。 図15は、イベント表示部の表示(図13のステップS1328に相当)の一例を示す説明図である。 図16は、検索・表示部による表示の一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。ただし、本発明は以下に示す実施例の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
以下に説明では、同一又は類似する構成又は機能には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、同一符号に異なる枝番が付されている場合であっても、これらを区別しない場合には、枝番がない符号が用いられる。
<作業環境例>
図1は、作業環境の一例を示す説明図である。作業環境100は、2つの生産ライン181-1、181-2を有する。各生産ライン181には、製造装置として機器131が配置される。生産ライン181-1には、機器131-1、機器131-2、機器131-3の3台が配置され、生産ライン181-2には、機器131-4、機器131-5の2台が配置される。各機器131には、振動を測定するセンサ141-1、電流を測定するセンサ141-2の2種類のセンサが取り付けられる。本実施例では、各機器131に、センサ141-1とセンサ141-2が内蔵されるものとする。
作業環境100には、2名の作業員132-1,132-2が配置につき、各機器131の操作、点検等を実施するものとする。各作業員132には、位置を測定するセンサ141-3、温度を測定するセンサ141-4が取り付けられる。本実施例では、たとえば、センサ141-3,141-4を内蔵するスマートウォッチを作業員132が装着することにより、作業員132の位置測定および温度測定が実行されるものとする。
機器131は、工場内ネットワーク171を介してPLC151(Programmable Logic Controller)に接続される。
PLC151は、機器131の制御や管理を実施する装置であり、本実施例では、機器131に内蔵されたセンサ141のセンサデータを収集する役割を持つ。PLC151は、別の工場内ネットワーク172を介してIoTゲートウェイ161に接続される。
IoTゲートウェイ161は、接続先のPLC151から取得したセンサデータなどの情報をインターネット等の工場外部のネットワーク173上に構築されたサーバに送信する。IoTゲートウェイ161は、工場外部のネットワーク173上に構築されたサーバから受信したデータをPLC151に転送する。本実施例では、IoTゲートウェイ161は、PLC151のデータを収集、集約し、データ抽出装置101に送信する役割を持つ。
作業員132は、スマートウォッチを装着する。スマートウォッチは、スマートウォッチに内蔵された位置を測定するセンサ141-3、温度を測定するセンサ141-4からのセンサデータを、データ抽出装置101に送信する。
<データ抽出装置101の機能的構成例>
図2は、データ抽出装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。データ抽出装置101は、プロセッサ201と、記憶デバイス202と、入力デバイス203と、出力デバイス204と、通信インターフェース(通信IF)205と、を有する。プロセッサ201、記憶デバイス202、入力デバイス203、出力デバイス204、および通信IF205は、バス206により接続される。プロセッサ201は、データ抽出装置101を制御する。記憶デバイス202は、プロセッサ201の作業エリアとなる。また、記憶デバイス202は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体である。記憶デバイス202としては、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリがある。入力デバイス203は、データを入力する。入力デバイス203としては、たとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、テンキー、スキャナがある。出力デバイス204は、データを出力する。出力デバイス204としては、たとえば、ディスプレイ、プリンタがある。通信IF205は、ネットワークと接続し、データを送受信する。
<データ抽出装置の機能的構成例>
図3は、データ抽出システムの構成例を示すブロック図である。データ抽出システム200は、データ抽出装置101と、機器131と、センサ141と、を有する。センサ141は、データ抽出装置101に接続される。センサ141は、機器131または作業員132に取り付けられ、機器131または作業員132の状態をセンサデータとして、データ抽出装置101に送信する。センサ141が測定するセンサデータには、温度、湿度、振動、電流、位置等複数の種類がある。
データ抽出装置101は、構成データ入力部311、構成データ蓄積部312、センサデータ収集部313、センサデータ蓄積部314、イベント検出部315、データ抽出部316、およびデータ表示部317を有する。構成データ入力部311、センサデータ収集部313、イベント検出部315、データ抽出部316、およびデータ表示部317は、具体的には、たとえば、図2に示した記憶デバイス202に記憶されたプログラムをプロセッサ201に実行させることにより実現される機能である。構成データ蓄積部312およびセンサデータ蓄積部314は、具体的には、たとえば、図2に示した記憶デバイス202により実現される機能である。
構成データ入力部311は、作業環境100の機器131の種類や機器131間の接続関係等を示す機器構成情報301や、作業環境100で作業を実施する作業員132の情報を示す作業員構成情報302を取り込み、構成データ蓄積部312に構成データ321を入力する機能を有する。
図4は、機器構成情報301の一例を示す説明図である。図4は、生産ライン181-1の機器構成情報301を示すものである。図4に示す例は、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)のデータ形式で記載した機器構成情報301である。機器構成情報301には、作業環境100で製造する製造モデル(“production_model”)を頂点とし、製造モデルの配下に生産ライン181-1の情報(“line”)、生産ライン181-1の配下にIoTゲートウェイ161-1の情報(“iot_gateway”)、IoTゲートウェイ161-1の配下にPLC151-1、PLC151-2の情報(“plc”)を有する階層構造が記述されている。
機器構成情報301には、PLC151-1の配下に機器131-1、31-2の情報(“robot”)、PLC151-2の配下に機器131-3(“robot”)の情報を有する階層構造が記述されている。機器構成情報301には、機器131-1、131-2、131-3の配下にそれぞれセンサ141-1、センサ141-2の情報(“sensor”)を有する階層構造が記述されている。
機器構成情報301の各要素の情報として、識別子(“id”)が必須である。その他の情報は、任意に付加してよい。本実施例の機器構成情報301には、機器131(“robot”)の情報として、位置情報(“location”)が付加され、センサ141の情報として、センサの種類(“Type”)が付加され、振動を測定するセンサ141-1(“Type”:“vibration”)、電流を測定するセンサ141-2(“Type”:“current”)が識別可能である。
図4では、JSONデータ形式で表記したが、他のデータ形式で表現してもよい。たとえば、XML(eXtensible Markup Language)形式で同様の表現が可能であるし、独自のデータ形式を規定してもよい。また、図4の機器構成情報301は、複数の情報に分割されていてもよい。たとえば、生産ライン181-2の機器構成情報は、生産ライン181-1の機器構成情報301とは別ファイルでもよい。
図5は、構成データ入力部311の入力画面の一例を示す説明図である。入力画面500は、第1入力欄501~第11入力欄511と、登録ボタン512と、を有する。第1入力欄501には、生産ライン181の識別情報が入力可能である。第2入力欄502には、製造モデルの識別情報が入力可能である。第3入力欄503には、IoTゲートウェイ161の識別情報が入力可能である。
第4入力欄504には、生産ライン181の識別情報が入力可能である。第5入力欄505には、機器131の識別情報が入力可能である。第6入力欄506には、IoTゲートウェイ161の識別情報が入力可能である。第7入力欄507および第8入力欄508には、機器131の位置情報が入力可能である。第9入力欄509には、センサ141の識別情報が入力可能である。第11入力欄511には、センサ141の種類が入力可能である。
入力画面500において、右側の第2入力欄502、第4入力欄504、第6入力欄506、第10入力欄510に入力される識別情報の要素が、機器構成情報301において上位に位置する。第1入力欄501および第2入力欄502により、製造モデルと生産ライン181の関連性が機器構成情報301に登録される。第3入力欄503および第4入力欄504により、製造モデルと生産ライン181の関連性が機器構成情報301に登録される。
第5入力欄505および第6入力欄506により、IoTゲートウェイ161と機器131の関連性が機器構成情報301に登録される。第7入力欄507~第11入力欄511により、機器131とセンサ141の関連性が機器構成情報301に登録される。このようにして、構成データ入力部311は、機器構成情報301を入力することが可能である。
図6は、作業員構成情報302の一例を示す説明図である。図4の機器構成情報301と同様、図6に示す例は、JSONデータ形式で記載されている。作業員構成情報302には、上司(“manager”)を頂点とし、上司の配下に作業員132の情報(“worker”)、作業員132の配下にセンサ141-3、センサ141-4の情報(“sensor”)を有する階層構造が記述されている。
作業員構成情報302の各要素の情報として、識別子(図5の“id”)を必須とする。その他の情報は、任意に付加してよい。本実施例では、位置を測定するセンサ141-3(Type”:“location”)、電流を測定するセンサ141-4(“Type”:“temperature”)を識別する。
図6では、JSONデータ形式で表記したが、他のデータ形式で表現してもよい。たとえば、XML形式で同様の表現が可能であるし、独自のデータ形式を規定してもよい。また、図5と同様、構成データ入力部311の入力画面(不図示)から、上司と作業員132の関連性、作業員132とセンサ141の関連性が入力可能としてもよい。構成データ蓄積部312は、構成データ入力部311から取得した機器構成情報301および作業員構成情報302を、グラフ形式のデータベースである構成データ321として蓄積する。
図7は、構成データ321の一例を示す説明図である。構成データ321は、たとえば、フィールドとして、時刻701とグラフ形式データベースID702とを有するテーブルで表現される。時刻701は、グラフ形式データベースID702が保存される所定の時刻である。時刻701は、一定間隔でもよく、また、構成変更時でもよい。このように、グラフ形式データベースID702、すなわち、機器構成情報301および作業員構成情報302は、定期的または不定期に登録される。
グラフ形式データベースID702は、機器構成情報301および作業員構成情報302を示すグラフ形式のデータベースの識別子である。データ抽出装置101が、機器構成情報301および作業員構成情報302の入力を契機として、構成データ321を作成、更新する毎に、構成データ321のテーブルにエントリが追加される。構成データ321のグラフ形式データベースID702を参照することで、後述する図8に示すように、機器構成情報301および作業員構成情報302の内容を確認することが可能となる。
図8は、構成データ321のグラフ形式データベースの一例を示す説明図である。構成データ321は、機器構成情報301の内容をグラフ形式で表現する。グラフ形式では、機器構成情報301は、製造モデル、生産ライン181、IoTゲートウェイ161、機器131、センサ141の関連性が矢印で結び付けることで表現される。同様に、構成データ321は、作業員構成情報302の内容もグラフ形式で表現する。グラフ形式では、作業員構成情報302は、上司、作業員132、センサ141の関連性が矢印で結び付けることで表現される。
図3に戻り、センサデータ収集部313は、複数のセンサ141からのセンサデータを受信し、センサデータ蓄積部314にセンサデータを入力する機能を有する。センサ141から直接データを受信してもよいし、図1に示すように、PLC151やIoTゲートウェイ161等のセンサ141とは別の機器を経由して、センサデータを受信してもよい。
センサデータ蓄積部314は、センサデータ収集部313から取得されたセンサデータ341を、センサデータ341として蓄積する。
図9は、センサデータ341の一例を示す説明図である。センサデータ341は、フィールドとして、時刻901、センサID902、振動値903、電流値904、位置情報905、および周辺温度906を持つテーブルで表現される。時刻901は、センサ141からセンサデータ蓄積部314にセンサデータ341が送信された時刻、すなわち、センサデータ341の取得時刻である。センサID902は、センサデータ341の検出元のセンサ141を一意に特定する識別情報である。
振動値903は、振動を測定するセンサ141-1のセンサデータ341である。電流値904は、電流を測定するセンサ141-2のセンサデータ341である。位置情報905は、位置を測定するセンサ141-3のセンサデータ341であり、センサ141-3の位置を示す。周辺温度906は、温度を測定するセンサ141-4のセンサデータ341であり、センサ141-4周辺の温度を示す。
図3に戻り、イベント検出部315は、センサデータ蓄積部314のセンサデータ341を参照し、センサデータ341の値から、作業環境100の変化や異常等を検出し、データ抽出部316に通知する機能を有する。
イベント検出部315は、イベント定義データ351を参照し、作業環境100の変化、異常等の有無を判断する。以下、作業環境100の変化、異常等を「イベント」と呼称する。
図10は、イベント定義データ351の一例を示す説明図である。イベント定義データ351は、フィールドとして、イベントID1001と、イベント定義1002と、を持つテーブルで表現される。イベントID1001はイベントを示す識別子である。イベント定義1002は、イベントの有無を判断する条件である。
図10の例では、2種類のイベントが定義されている。1つ目は、「作業員132の温度センサ値が40以上」であり、作業員132に取り付けられた温度を測定するセンサ141-4のセンサデータ341の値を使用して検出するイベントである。2つ目は、「機器131の振動センサ値が20以上」であり、機器131に取り付けられた振動を測定するセンサ141-1のセンサデータ341の値を使用して検出するイベントである。
図3に戻り、データ抽出部316は、イベント検出部315が検出したイベントに関連する機器131および作業員132の情報を検索し、出力する機能を有する。データ抽出部316は、データ抽出ルール361を参照し、イベントに関連する機器131および作業員132の情報を検索する。
図11は、データ抽出ルール361の一例を示す説明図である。データ抽出ルール361は、フィールドとして、ルールID1101、イベントID1001、キー算出方法1102、および取得データ条件1103を持つテーブルで表現される。ルールID1101は、イベントに関連するデータ(以下、「関連データ」)を抽出するルールの識別子である。イベントID1001は、イベント定義データ351で定義したイベントの識別子であり、関連データを抽出するルールと、イベントの対応付けとを行うために使用される。
キー算出方法1102は、構成データ321のグラフ形式データベースから、関連データを検索するためのキーを算出する方法を定義する。キーは、構成データ321内の要素であり、たとえば、機器131のIDや作業員IDがキーとして設定される。取得データ条件1103は、構成データ321のグラフ形式データベースから、イベントに関連するデータを検索及び抽出するための方法を定義する。
図11の例では、2種類のルールが定義される。1つ目は、「作業員132の温度センサ値が40以上」というイベント(イベントID1001=E0001)に関連するデータを抽出するためのルールである。キー算出方法1102は、「(1)センサID902の上位の作業員IDを取得、(2)(1)の作業員IDの直近の位置情報を取得、(3)(2)の位置情報とロボットの距離を算出し、最も距離が近い機器131のID(機器ID)をキーに設定」という手順となる。取得データ条件1103は、「キーとなる機器ID」と「キーとなる機器IDで特定される機器131の上位の生産ライン181のID」の2つのデータを取得するという条件である。
2つ目のルールは、「機器131の振動センサ値が20以上」というイベント(イベントID1001=E0002)に関連するデータを抽出するためのルールである。キー算出方法1102は、「センサID902の上位の機器IDをキーに設定」という手順である。取得データ条件1103は、キーとなる機器ID、キーとなる機器IDで特定される機器131の前の機器131、キーとなる機器IDで特定される機器131の後の機器131の3つのデータを取得するという条件であり、直接接続する機器131が無い場合、上位の接続関係から辿り、条件に合致する関連データを取得することになる。
また、データ抽出部316は、関連データの検索を簡略化するための、検索辞書162を有する。
図12は、検索辞書362の一例を示す説明図である。検索辞書362は、フィールドとして、イベントID1001、検索キーワード1201、およびルールID1101を持つテーブルで表現される。イベントID1001は、イベント定義データ351で定義したイベントの識別子である。検索キーワード1201は、イベントID1001で指定されるイベントの関連データを検索する際に使用するキーワードである。ルールID1101は、データ抽出ルール361で定義したルールの識別子である。
検索辞書362の使用方法について説明する。たとえば、「作業員132の温度センサ値が40以上」というイベント(イベントID1001=E0001)に関して、検索キーワード1201として“周辺機器”、“近くの機器”、または“Device”が入力されると、データ抽出ルール361のルールID:R1001の取得データ条件1103に基づき、「キーの機器131」と「キーの機器131の上位の生産ライン181」の2つのデータが検索結果として表示される。
検索辞書362を使用することで、データ抽出装置101を利用するアプリケーションは、データ抽出ルール361で定義された、キー算出方法1102および取得データ条件1103を意識することなく、“周辺機器”、“近くの機器”、“Device”等の検索キーワード1201で、関連データの取得が可能となる。
データ表示部317は、イベント検出部315が検出したイベントと、データ抽出部316が出力する関連データを表示する機能を有する。
図3に戻り、データ表示部317は、イベント表示部371により、イベント検出部315が検出したイベントと、データ抽出部316が出力する関連データと、を表示する。検索・表示部372は、イベントの選択を受け付け、選択されたイベントに関連して取得したいデータをキーワードで検索し、検索結果を表示する。なお、データ表示部317は、データ抽出装置101と通信可能な他のコンピュータに存在してもよい。この場合、データ抽出装置101は、データ抽出部316による抽出結果(イベントや関連データ)を当該他のコンピュータに送信する。当該他のコンピュータは、データ抽出装置101から抽出結果を受信すると、データ表示部317により、抽出結果を表示する。
図13は、関連データ表示処理の一例を示すフローチャートである。イベント検出部315は、定期的に、センサデータ蓄積部314からセンサデータ341を取得し、取得したセンサデータ341がイベント定義データ351のイベント定義1002に合致するか判定する(ステップS1321)。
合致する場合(ステップS1321:Yes)、イベント検出部315は、関連データ表示処理を実施する。合致しない場合(ステップS1321:No)は、一定時間後に再度、イベント検出部315は、センサデータ蓄積部314からセンサデータ341を取得し、再取得したセンサデータ341がイベント定義データ351のイベント定義1002に合致するか判定する(ステップS1321)。
イベント定義データ351のイベント定義1002に合致した場合(ステップS1321:Yes)、イベント検出部315がデータ抽出部316へ「イベント定義1002に合致したイベント定義1002のイベントID1001」と「イベント定義1002に合致したセンサデータ341を送信したセンサID902」と「センサデータ341が送信された時刻901」とを通知する(ステップS1322)。
つぎに、データ抽出部316が、「イベント定義1002に合致したイベント定義1002のイベントID」をキーに、データ抽出ルール361を検索し、該当エントリを特定する(ステップS1323)。
つぎに、データ抽出部316が、構成データ蓄積部312の構成データ321から、「センサデータ341が送信された時刻901」の時点でのグラフ形式データベースID702を取得する(ステップS1324)。
つぎに、データ抽出部316が、ステップS1323で特定したエントリのキー算出方法1102を参照し、イベント検出部315から取得したセンサID902を使用して、キーを算出する(ステップS1325)。
そして、データ抽出部316が、データ抽出ルール361においてステップS1323で特定したエントリの取得データ条件1103に合致する関連データを、ステップS1325で取得したグラフ形式データベースID702の構成データ321(図8を参照)から抽出する(ステップS1326)。
最後に、データ抽出部316が、ステップS1326で抽出された関連データを取得し、データ表示部317のイベント表示部371に通知する(ステップS1327)。そして、イベント表示部371が、イベント情報および関連データを表示する(ステップS1328)。
図14は、関連データ表示のためのデータ抽出処理の一例を示す説明図である。図14では、図10のイベント定義データ351の「機器131の振動センサ値が20以上」というイベント(イベントID1001=E0002)を検出した際の、データ抽出処理の一例を示す。
図14では、イベント検出部315が、センサID902=S03の振動センサ値が20以上になったことを検出し(図13のステップS1321に相当)、データ抽出部316へ「イベント定義1002に合致したイベント定義1002のイベントID」である『E0002』と、「イベント定義1002に合致したセンサデータ341を送信したセンサID902」である『S03』と、「センサデータ341が送信された時刻901」である『2019/4/1:09:00:51』を通知した(図12のステップS1322に相当)ことを前提とする。
また、データ抽出部316は、「イベント定義1002に合致したイベント定義1002のイベントID」である『E0002』をキーに、データ抽出ルール361を検索し、該当エントリ(ルールID1101=R1002のエントリ)を特定した(図12のステップS1323に相当)ことを前提とする。
図14において、データ抽出部316は、構成データ蓄積部312の構成データ321から、センサデータ341が送信された時刻901である『2019/4/1:09:00:51』時点でのグラフ形式データベースID702として、『G20190401090000』を取得する(図12のステップS1324に相当)。
つぎに、データ抽出部316は、データ抽出ルール361のイベントID1001=E0002のキー算出方法1102を参照し、キーを算出する(図13のステップS1325に相当)。図11に示したように、「センサID902の上位の機器IDをキーに設定」がキー算出方法1102である。したがって、データ抽出部316は、グラフ形式データベースID702=G20190401090000のグラフ形式データベース800を参照し、センサID902=S03の上位の機器ID:R02を、キーとする。
最後に、データ抽出部316は、機器ID:R02をキーとして、関連データを抽出する(図13のステップS1326に相当)。図11に示したように、取得データ条件1103は、「キーの機器131」、「キーの機器131の前の機器131」、「キーの機器131の後の機器131」の3つのデータを取得するという条件である。
したがって、データ抽出部316は、機器ID:R02と、機器ID:R02の前に直接接続する機器ID:R01と、機器ID:R02の上位のPLCを経由して、後に接続する機器ID:R03の3つのデータを関連データとして抽出する。抽出したデータは、イベント表示部371に通知される(図13のステップS1327に相当)。
図15は、イベント表示部371の表示(図13のステップS1328に相当)の一例を示す説明図である。イベント表示部371は、イベント検出を警告として、センサデータ341の時刻901、関連データとして抽出した、機器ID:R01、機器ID:R02、機器ID:R03の情報を、文章に埋め込んで表示する。
図16は、検索・表示部372による表示の一例を示す説明図である。この表示では、検索・表示部372がイベントの選択を受け付け、イベントに関連して抽出したいデータをキーワードで検索することができる。入力したキーワードが、検索辞書362のエントリの検索キーワード1201に合致した場合、検索・表示部372は、検索辞書362のエントリのルールID1101のデータ抽出ルールにしたがって、関連データを表示する。
以上のように、図15に示す自動表示と、図16に示す検索による2種類の表示方法を提供することが可能である。図15および図16の表示方法はあくまで一例であり、画面のレイアウト、文言、デザインは変更してもよい。
このように、本実施例によれば、データ抽出装置101は、工場の生産ライン181に代表される、物理構成が時々刻々と変化する作業環境100で、作業に使用する機器131や作業員132に関するセンサデータ341を収集し、時間により示す値が異なる収集センサデータ341から異常状態、環境変化等のイベントを検出する。データ抽出装置101は、イベントを検出した場合に、検出したイベントに関連する機器131、作業員132の識別情報を、検出したイベントに関連するデータとして、人手を介さずに抽出する。これにより、関連データを抽出する工数を削減することができる。
なお、上述した実施例では、センサ141は、機器131と作業員132とに取り付けられたが、センサ141は、機器131にのみ取り付けられてもよく、作業員132に取り付けられてもよい。この場合、データ抽出ルール361は、センサ141の取り付け先に制限されたキー算出方法1102および取得データ条件1103を有する。
また、図11のデータ抽出ルール361において、キー算出方法1102で算出されるキーは、機器IDとしたが、作業員IDでもよい。同様に、取得データ条件1103についても機器IDや生産ライン181のIDとしたが、作業員IDでもよい。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、または置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
100 作業環境
101 データ抽出装置
131 機器
132 作業員
141 センサ
161 ゲートウェイ
162 検索辞書
181 生産ライン
200 データ抽出システム
301 機器構成情報
302 作業員構成情報
311 構成データ入力部
312 構成データ蓄積部
313 構成データ入力部
314 センサデータ蓄積部
315 イベント検出部
316 データ抽出部
317 データ表示部
321 構成データ
341 センサデータ
351 イベント定義データ
361 データ抽出ルール
362 検索辞書
371 イベント表示部
372 検索・表示部
800 グラフ形式データベース
1002 イベント定義
1102 キー算出方法
1103 取得データ条件

Claims (9)

  1. プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有するデータ抽出装置であって、
    作業環境内においてセンサと前記センサが取り付けられた機器と前記機器間の接続関係とを規定する構成情報と、前記センサの測定値および前記測定値の取得時刻を含むセンサデータと、前記作業環境の変化または異常を示す前記センサの特定の測定値でイベントを定義するイベント定義データと、データ抽出ルールと、にアクセス可能であり、
    前記データ抽出ルールは、前記イベントと、前記センサに関連する機器をキーとして特定する第1手順と、前記構成情報から前記キーおよび前記キーと接続関係がある他の機器を取得する条件と、により規定されたルールであり、
    前記プロセッサは、
    前記センサデータの前記測定値に基づいて、前記イベント定義データから前記イベントを検出する検出処理と、
    前記データ抽出ルールを参照して、前記検出処理によって検出された前記イベントで定義される前記特定の測定値を測定した特定のセンサが取り付けられた特定の機器を前記キーとして前記第1手順により前記構成情報から特定し、前記キーとして特定された特定の機器と接続関係がある他の機器を前記条件により前記構成情報から取得し、前記特定の機器および前記他の機器を、前記イベントに関連する関連データとして抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理によって抽出された関連データを出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とするデータ抽出装置。
  2. 請求項1に記載のデータ抽出装置であって、
    前記構成情報は、前記機器間の接続関係として前記機器が所属するグループを規定し、
    前記条件は、前記構成情報から前記キーおよび前記キーと接続関係がある他の機器が所属するグループを取得する条件であり、
    前記抽出処理では、前記プロセッサは、前記特定の機器と、前記他の機器が所属するグループと、を前記関連データとして抽出する、
    ことを特徴とするデータ抽出装置。
  3. 請求項1に記載のデータ抽出装置であって、
    前記構成情報は、前記機器の位置と、前記作業環境内において前記センサが取り付けられた作業員と、を規定し、
    前記センサデータは、前記作業員の位置および前記位置の取得時刻を含み、
    前記データ抽出ルールは、前記センサが取り付けられた前記作業員の位置と前記機器の位置とに基づいて前記キーとなる前記機器を特定する第2手順を含み、
    前記抽出処理では、前記プロセッサは、前記特定のセンサが取り付けられた特定の作業員の位置と前記機器の位置とに基づいて前記キーとなる特定の機器を前記第2手順により前記構成情報から特定する、
    ことを特徴とするデータ抽出装置。
  4. 請求項3に記載のデータ抽出装置であって、
    前記第2手順は、前記センサが取り付けられた前記作業員の位置から最も近くに位置する前記機器を前記キーとして特定する手順であり、
    前記抽出処理では、前記プロセッサは、前記特定の作業員の位置から最も近くに位置する特定の機器を前記キーとして前記第2手順により前記構成情報から特定する、
    ことを特徴とするデータ抽出装置。
  5. 請求項1に記載のデータ抽出装置であって、
    時刻ごとに前記作業環境を規定した複数の前記構成情報にアクセス可能であり、
    前記抽出処理では、前記プロセッサは、複数の前記構成情報のうち、前記特定の測定値の取得時刻以前の時刻のうち最新時刻の構成情報から、前記データ抽出ルールを参照して、前記特定の機器を前記キーとして前記第1手順により特定し、前記最新時刻の構成情報から、前記他の機器を前記条件により取得し、前記特定の機器および前記他の機器を、前記イベントに関連する関連データとして抽出する、
    ことを特徴とするデータ抽出装置。
  6. 請求項1に記載のデータ抽出装置であって、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、前記イベントと前記関連データとを表示可能に出力する、
    ことを特徴とするデータ抽出装置。
  7. 請求項1に記載のデータ抽出装置であって、
    前記イベントと、前記データ抽出ルールと、検索キーワードと、を関連付けた検索辞書にアクセス可能であり、
    前記抽出処理では、前記プロセッサは、前記イベントおよび入力キーワードが受け付けられた場合、前記イベントに関連づけられた前記検索キーワードが、前記入力キーワードに一致すると、前記検索辞書において前記イベントに関連づけられた前記データ抽出ルールを参照する、
    ことを特徴とするデータ抽出装置。
  8. プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、を有するデータ抽出装置が実行するデータ抽出方法であって、
    前記データ抽出装置は、
    作業環境内においてセンサと前記センサが取り付けられた機器と前記機器間の接続関係とを規定する構成情報と、前記センサの測定値および前記測定値の取得時刻を含むセンサデータと、前記作業環境の変化または異常を示す前記センサの特定の測定値でイベントを定義するイベント定義データと、データ抽出ルールと、にアクセス可能であり、
    前記データ抽出ルールは、前記イベントと前記センサに関連する機器をキーとして特定する第1手順と、前記構成情報から前記キーおよび前記キーと接続関係がある他の機器を取得する条件と、によりルール規定されたルールであり、
    前記プロセッサが、
    前記センサデータの前記測定値に基づいて、前記イベント定義データから前記イベントを検出する検出処理と、
    前記データ抽出ルールを参照して、前記検出処理によって検出された前記イベントで定義される前記特定の測定値を測定した特定のセンサが取り付けられた特定の機器を前記キーとして前記第1手順により前記構成情報から特定し、前記キーとして特定された特定の機器と接続関係がある他の機器を前記条件により前記構成情報から取得し、前記特定の機器および前記他の機器を、前記イベントに関連する関連データとして抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理によって抽出された関連データを出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とするデータ抽出方法。
  9. プロセッサに実行させるデータ抽出プログラムであって、
    前記プロセッサは、作業環境内においてセンサと前記センサが取り付けられた機器と前記機器間の接続関係とを規定する構成情報と、前記センサの測定値および前記測定値の取得時刻を含むセンサデータと、前記作業環境の変化または異常を示す前記センサの特定の測定値でイベントを定義するイベント定義データと、データ抽出ルールと、にアクセス可能であり、
    前記データ抽出ルールは、前記イベントと前記センサに関連する機器をキーとして特定する第1手順と、前記構成情報から前記キーおよび前記キーと接続関係がある他の機器を取得する条件と、により規定されたルールであり、
    前記プロセッサに、
    前記センサデータの前記測定値に基づいて、前記イベント定義データから前記イベントを検出する検出処理と、
    前記データ抽出ルールを参照して、前記検出処理によって検出された前記イベントで定義される前記特定の測定値を測定した特定のセンサが取り付けられた特定の機器を前記キーとして前記第1手順により前記構成情報から特定し、前記キーとして特定された特定の機器と接続関係がある他の機器を前記条件により前記構成情報から取得し、前記特定の機器および前記他の機器を、前記イベントに関連する関連データとして抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理によって抽出された関連データを出力する出力処理と、
    を実行させることを特徴とするデータ抽出プログラム。
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