JP7357898B2 - Hand holding members and protective members - Google Patents
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Description
本発明は、手押部材および保護部材に関する。特に、使用者の手が運搬台車の周辺の物体等に接触しないようにする保護する手押部材および保護部材等に関する。 The present invention relates to a hand push member and a protection member. In particular, the present invention relates to a hand push member, a protection member, etc. that protects a user's hand from coming into contact with objects around the transport vehicle.
建設現場等では運搬台車が使用される。例えば、特許文献1には、使用者の手が運搬台車の周辺の物体等に接触しないようにするために、使用者の手を保護する保護部を有する手押部材が開示されている。
Transport carts are used at construction sites and the like. For example,
特許文献1の手押部材は、使用者が運搬台車の台車本体部に対して運搬物を積み降ろしする場合に、保護部が邪魔になってしまい、運搬物を容易に積み降ろしできない虞がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、運搬物を容易に積み降ろしができるようにすることを目的とする。
In the hand-pushing member of
The present invention was made in view of the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to enable easy loading and unloading of transported objects.
本発明は、運搬台車の台車本体部に着脱可能に装着される手押部材であって、使用者が手で掴むグリップ部と、前記グリップ部の外周面よりも外側に突出して前記グリップ部を掴んだ手を保護する保護部と、を有し、前記保護部は、前記グリップ部の長手方向に沿った方向から見て、外形線が前記グリップ部の中心から少なくとも135°の角度である第1の範囲に亘って連続して外側に突出しており、前記第1の範囲を除いた残りの角度のうち第2の範囲に亘って前記第1の範囲よりも前記中心から外側への突出が少なくなるように切り欠かれた形状であることを特徴とする。 The present invention is a hand-push member that is detachably attached to the main body of a transportation cart, and includes a grip portion that is gripped by a user's hand, and a grip portion that protrudes outward from the outer peripheral surface of the grip portion. a protective part that protects the grasped hand, and the protective part has an outline line that is at an angle of at least 135° from the center of the grip part when viewed from a longitudinal direction of the grip part. 1 range, and protrudes outward from the center more than the first range over a second range of the remaining angles excluding the first range. It is characterized by a cutout shape that reduces the number of parts .
本発明によれば、運搬物を容易に積み降ろしすることができる。 According to the present invention, objects can be easily loaded and unloaded.
以下に、実施形態に係る手押部材および保護部材について図面を参照して説明する。なお、説明の便宜上、以下の各実施形態で示す手押部材および保護部材の上下方向は、手押部材が台車本体部に装着された状態での方向を基準とする。また、運搬台車の前後方向を運搬台車の長手方向とし、左右方向を運搬台車の短手方向とする。ただし、本実施形態の運搬台車は、前後左右を含め任意の方向に走行することができる。 Below, a hand-held member and a protection member according to an embodiment will be described with reference to the drawings. For convenience of explanation, the vertical direction of the hand push member and the protection member shown in each of the embodiments below is based on the direction in which the hand push member is attached to the trolley main body. Further, the front-rear direction of the transport cart is the longitudinal direction of the transport cart, and the left-right direction is the lateral direction of the transport cart. However, the transportation cart of this embodiment can run in any direction including front, back, left, and right.
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る運搬台車1の一例を示す斜視図である。図2は、運搬台車1の一例を示す側面図である。図3は、運搬台車1を後側から見た背面図である。図4は、運搬台車1の一例を示す平面図である。なお、図1は手押部材40が台車本体部20に装着される前の状態を示し、図2~図4は手押部材40が台車本体部20に装着された後の状態を示している。
運搬台車1は、台車本体部20、走行部30、手押部材40を備えている。
まず、台車本体部20について説明する。
台車本体部20は複数のフレーム部等が連結して構成され、運搬物を積載する。台車本体部20は、平面視において前後方向を長手方向とし、左右方向を短手方向とする略矩形状である。台車本体部20は、前側フレーム部21a、後側フレーム部21b、右側フレーム部21c、左側フレーム部21d、コーナ部材22、補強フレーム部(補強部)25、載置板26等を有している。
<First embodiment>
FIG. 1 is a perspective view showing an example of a
The
First, the truck
The trolley
前側フレーム部21a、後側フレーム部21b、右側フレーム部21c、左側フレーム部21dは、例えば、アルミニウム合金製の角状の中空状パイプ等を用いることができる。また、コーナ部材22は、例えば、押出し成形により形成されるアルミニウム合金製である。コーナ部材22は、上方に開口する挿入孔23と、下方を閉塞するストッパ部24(図5を参照)とを有する。コーナ部材22の挿入孔23には、手押部材40が挿入される。挿入孔23に挿入された手押部材40の下端はストッパ部24によって支持される。
For the
前側フレーム部21a、後側フレーム部21b、右側フレーム部21c、および、左側フレーム部21dは、コーナ部材22により4つの角部で結合されることで、略矩形状の四方のフレーム枠を構成する。フレーム枠内は複数の補強フレーム部25が前後左右方向に付き合わされ、ネジ、リベット、溶接等で接合されることで格子状に構成される。補強フレーム部25は、例えば、アルミニウム合金製の角状の中空状パイプや断面凹凸状のプレート等を用いることができる。
載置板26は、運搬物を積載するための平面状の板である。載置板26は、各フレーム部や各補強フレーム部25にリベットやネジを介して結合される。
The
The
走行部30は、台車本体部20および運搬物の荷重を支持しながら走行面を走行する。走行部30は、複数のキャスター31、32を有している。本実施形態では、走行部30は、台車本体部20の4隅に配置される4つのキャスター31と、前後方向の中央であって左右に離れて配置される2つのキャスター32との6つを有する。キャスター31、32は、車輪33と、車輪33を回転可能に支持するフォーク部材34とを有する。キャスター31、32はそれぞれ取付板を介して台車本体部20に取り付けられる。キャスター31、32は、それぞれ鉛直軸線O回りに旋回可能である。なお、4つのキャスター31はブレーキ付きキャスターであり、2つのキャスター32はブレーキなしキャスターである。ブレーキ付きキャスターである4つのキャスター31は、それぞれ上下に揺動可能なブレーキペダル35を有する。
The
手押部材40は、運搬台車1を走行させるときに使用者が手で押すための部材である。手押部材40は、長さが1000mm前後の長尺状である。手押部材40は下端をコーナ部材22の挿入孔23に挿入することで台車本体部20に装着され、挿入孔23から抜き出すことで台車本体部20から離脱されるように、着脱可能である。本実施形態の運搬台車1は4つの手押部材40(40A~40D)を有し、各コーナ部材22の挿入孔23に挿入される。ここで、手押部材40Aは右側かつ後側、手押部材40Bは左側かつ後側、手押部材40Cは右側かつ前側、手押部材40Dは左側かつ前側に位置する。なお、手押部材40A~40Dを使い分ける必要がない場合には単に手押部材40として説明する。また、4つの手押部材40A~40Dの全てを台車本体部20に装着する必要がなく、1つ、2つまたは3つの手押部材40のみを台車本体部20に装着してもよい。
The
図5は、手押部材40の一例を示す背面図である。
手押部材40は、本体部としての本体部材41と、保護部材51と、補強部材60とを有する。
本体部材41は、長尺状かつパイプ状の部材、あるいは棒状部材である。本体部材41は、軽量化を図るために、例えば、アルミニウム合金製であって、押し出し成形により形成されている。また、本体部材41は、外径が例えば42~45mm(ここでは44mm)の円管であり、使用者が掴みやすい外径である。また、本体部材41は、内部が十字状に補強され、強度を向上させている。ただし、本体部材41は、上述した寸法、形状に限定されるものではなく、各種の棒状部材や管状部材、単管(JIS G 3444に規定されている一般構造用炭素鋼鋼管)等が適用できる。
FIG. 5 is a rear view showing an example of the hand-pushing
The hand-pushing
The
保護部材51は、使用者の手を保護すると共に、運搬物を積載するときの最大積載高さを示す指標となる。保護部材51は、本体部材41の上側であって、上端から所定の距離離れた位置にボルトやリベット等で固定される。本実施形態の保護部材51は、本体部材41の上端から100~200mm離れた位置に固定されるのが好適であり、更には120~180mm離れた位置に固定されるのが好適である。なお、本体部材41のうち、本体部材41の上端から保護部材51の上端までの範囲が、使用者が運搬台車1を走行させるときに手で掴むグリップ部42である。
The
本実施形態の保護部材51について図7を参照して説明する。図7(a)~(d)は、それぞれ保護部材51の平面図、側面図、背面図、斜視図である。図7(a)に示す方向は、手押部材40Aの保護部材51を一例とした方向を示している。
保護部材51は、保護部52と、取付部53とを有しており、これらが一体で形成されている。また、保護部材51は、内部に本体部材41を挿入するために上下に開口する取付穴54を有する。保護部材51は、例えば、ポリエチレン等の樹脂材料からなり、射出成形によって一体に形成される。保護部材51は視認性を向上させるために台車本体部20、具体的には前側フレーム部21a、後側フレーム部21b、右側フレーム部21c、左側フレーム部21dと異なる色が付されている。例えば、前側フレーム部21a、後側フレーム部21b、右側フレーム部21c、左側フレーム部21dが、シルバー等の金属色の場合には金属色とは異なる色、例えば赤、緑、青等、色の三原色であってもよく、オレンジ色、黄色等であってもよい。また、保護部材51は、本体部材41と異なる色が付されている。例えば、本体部材41が、シルバー等の金属色の場合には金属色は異なる色、例えば赤、緑、青等、色の三原色であってもよく、オレンジ色、黄色等であってもよい。
The
The
保護部52は、グリップ部42の外周面(外側面)よりも外側に突出することで、使用者がグリップ部42を掴んだ手を保護する形状である。更に、保護部52は、手押部材40が台車本体部20に装着された状態では運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに運搬物との干渉を抑制する形状である。
本実施形態の保護部52は、平面視において(あるいはグリップ部42の長手方向に沿った方向から見て)外形線(あるいは外形線の一部)が、略円形の一部を切欠いた形状、ここでは略半円形の形状である。図7(a)では、切欠いた円形の一部を二点鎖線で示している。保護部52は、平面視において取付部53の中心(あるいは本体部材41の中心)を略中心とした略半円形である。本実施形態では、取付部53の中心は、本体部材41の中心およびグリップ部42の中心と略一致する。
なお、略半円形とは、略円形を180度の角度で切欠いた形状である場合に限られず、略円形を135度の角度の範囲に亘って切欠いた形状でもよく、225度の角度の範囲に亘って切欠いた形状であってもよく、135度~225度の間の任意の角度の範囲に亘って切欠いた形状であってもよい。また、略半円形とは、略円形を150度の角度の範囲に亘って角度で切欠いた形状でもよく、210度の角度の範囲に亘って切欠いた形状であってもよく、150度~210度の間の任意の角度の範囲に亘って切欠いた形状であってもよい。
The
The
Note that the term "approximately semicircular" is not limited to a shape obtained by cutting out a substantially circular shape at an angle of 180 degrees, but may also be a shape obtained by cutting a substantially circular shape over an angle range of 135 degrees, or an angle range of 225 degrees. The shape may be cut out over an arbitrary angle between 135 degrees and 225 degrees. Further, the substantially semicircular shape may be a substantially circular shape cut out at an angle of 150 degrees, or may be a shape cut out over an angle range of 210 degrees, and may be a shape cut out at an angle of 150 degrees to 210 degrees. The shape may be cut out over an arbitrary angle range between degrees.
保護部52の半径寸法は、平面視において、グリップ部42を掴んでいる使用者の手(例えば手の甲等)が保護部52に重畳してはみ出さない(平面視において外形線の内側に収まる)寸法に設定される。具体的には、保護部52の半径寸法は、50~80mmの範囲が好適であり、更には55~70mmの範囲が好適である。ただし、具体的な寸法は特に限定されるものではない。
The radial dimension of the
また、保護部52の外形線は、平面視において、取付部53の中心を通る左右方向の直線L1に対して略対称である。また、保護部52の外形線の一部(径方向に沿った線)は、平面視において、取付部53の中心を通る前後方向の直線L2と重なっている。ただし、保護部52の外形線の一部(径方向に沿った線)は、直線L2と必ずしも重なり合う必要はなく、直線L2と平行で右側または左側にオフセットされていてもよい。また、保護部52の外形線の略円形が180度以外の角度で切欠かれた形状である場合でも、保護部52の外形線は、平面視において、取付部53の中心を通る左右方向の直線L1に対して略対称であることが好ましい。
Further, the outer shape of the
一方、保護部52の外形線は、平面視において、取付部53の中心を通る前後方向の直線L2に対して非対称である。保護部52は、グリップ部42の外周面(あるいは取付部53の内周面)から直線L1に沿って右側(台車本体部20の外側)に向かって突出する突出量D1に比べてグリップ部42の外周面(あるいは取付部53の内周面)から直線L1に沿って左側(台車本体部20の内側)に向かって突出する突出量の方が小さい。また、保護部52は、グリップ部42の外周面から直線L1に対して45度または-45度の角度(時計回りを正の角度)で傾斜した直線L3または直線L4に沿って右側に向かって突出する突出量に比べてグリップ部42の外周面から直線L3またはL4に沿って左側に向かって突出する突出量の方が小さい。また、保護部52は、平面視において、直線L2を境界にして、右側の面積に比べて左側の面積の方が小さい。
なお、本実施形態では、平面視において、直線L2を境界にして左側には取付部53のみが配置され、保護部52が配置されていないことから、保護部52の左側の突出量は0であり、左側の面積は0である。
On the other hand, the outer shape of the
In addition, in this embodiment, in plan view, only the
また、保護部52は、一定の厚みを有している。具体的には、保護部52の上下方向寸法は、5~30mmの範囲が好適であり、更には10mm~20mmの範囲が好適である。ただし、具体的な寸法は特に限定されるものではない。
Moreover, the
取付部53は、保護部52の下端および左端から一体で延出する円筒状であり、本体部材41よりも大きい外径を有する。取付部53の上下方向寸法は、特に限定されないが、取付部53をボルトやリベット等で本体部材41に固定できる長さに設定される。
The
取付穴54は、本体部材41を挿入可能な穴である。取付穴54の内径は、本体部材41の外形に応じて設定される。
したがって、取付穴54に本体部材41を挿入して、本体部材41の上端から所定の位置で取付部53をボルトやリベット等で本体部材41に固定することで、保護部材51を本体部材41に固定することができる。本実施形態の取付部53は、平面視において取付部53の中心を挟んだ2ヶ所にボルトやリベット等を挿入できる挿入孔55を有する。
なお、ここでは、手押部材40Aの保護部材51について説明したが、手押部材40Bの保護部材51は、図4(a)に示す台車本体部20の中心線C1に対して略対称な構成である。また、手押部材40C、40Dの保護部材51は、台車本体部20の中心線C2に対してそれぞれ手押部材40A、40Bの保護部材51と略対称な形状である。
The
Therefore, by inserting the
Although the
補強部材60は、本体部材41の下端、具体的には下端の近接した位置にボルトやリベット等で固定される。補強部材60は、本体部材41の強度を補強すると共に、本体部材41をコーナ部材22の挿入孔23に挿入したときに挿入孔23との間でガタ付きを抑制する。補強部材60は、例えばアルミニウム合金製等である。
図6(a)は、補強部材60の一例を示す図であり、図5に示すI-I線の断面図である。図6(b)は、コーナ部材22の挿入孔23の一例を示す図である。
The reinforcing
FIG. 6(a) is a diagram showing an example of the reinforcing
図6(a)に示すように、補強部材60は、略円筒状であって、本体部材41の外径よりも大きい外径を有する。補強部材60は、外周面のうち一部が径方向に向かって膨らむ複数(ここでは2つ)の膨出部61a、61bを有する。膨出部61a、61bは緩やかな傾斜部62を経て径方向に突出する。補強部材60は、内部に本体部材41を挿入するために上下に開口する取付穴63を有する。したがって、取付穴63に本体部材41を挿入して、本体部材41の下端から所定の位置で補強部材60をボルトやリベット等で本体部材41に固定することで、補強部材60を本体部材41に固定することができる。
また、図5に示すように、補強部材60の下端は、下側に向かうにしたがって外径が小さくなる先細り形状を有する。補強部材60の上下方向寸法は、特に限定されないが、コーナ部材22の挿入孔23の深さと略同程度の長さに設定される。
As shown in FIG. 6(a), the reinforcing
Further, as shown in FIG. 5, the lower end of the reinforcing
図6(b)に示すように、補強部材60が挿入されるコーナ部材22の挿入孔23は、平面75a、75b、75cと、補強部材60の円形の曲率半径と略同一の円弧面75dとにより囲まれている。また、挿入孔23には、補強部材60の膨出部61a、61bの挿入を許容する凹部としての空間76a、76bを有する。したがって、膨出部61a、61bを空間76a、76bに合わせて、本体部材41に固定された補強部材60を挿入孔23に挿入することで、手押部材40が所定の位置に位置決めされる。このように、補強部材60は位置決め部として機能する。
図6(b)に示す挿入孔23の形状は、平面視において挿入孔23の中心を通る前後方向の直線(あるいは左右方向の直線)から45度の角度で傾斜した直線Lhに対して略対称である。また、補強部材60の形状も、平面視において本体部材41の中心を通る直線Lhに対して略対称である。したがって、手押部材40は、本体部材41の長手方向に沿った軸線回りに180度、回転させた状態でも、補強部材60を挿入孔23に挿入することができる。コーナ部材22は、4つの角部のそれぞれで挿入孔23の円弧面75dが台車本体部20の外側寄りに位置するように配置される。
As shown in FIG. 6(b), the
The shape of the
次に、図1に戻り、手押部材40A~40Dについて更に説明する。
手押部材40Aと手押部材40Cは、それぞれ保護部52が右側に位置するように、本体部材41に対して保護部材51が取り付けられる。また、手押部材40Aと手押部材40Cは、保護部52が右側に位置した状態でコーナ部材22に位置決めされるように、本体部材41に対して補強部材60が取り付けられる。ここでは、手押部材40Aと手押部材40Cは、本体部材41に対して異なる方向、具体的には互いに90度、異なる状態の補強部材60が取り付けられる。
一方、手押部材40Bと手押部材40Dは、それぞれ保護部52が左側に位置するように、本体部材41に対して保護部材51が取り付けられる。また、手押部材40Bと手押部材40Dは、保護部52が左側に位置した状態でコーナ部材22に位置決めされるように、本体部材41に対して補強部材60が取り付けられる。ここでは、手押部材40Bと手押部材40Dは、本体部材41に対して異なる方向、具体的には互いに90度、異なる状態の補強部材60が取り付けられる。
結果として、対角に位置する手押部材40Aと手押部材40Dとが略同一の構成であり、対角に位置する手押部材40Bと手押部材40Cとが略同一の構成である。ただし、図1に示す保護部52の向きを維持したまま手押部材40A~40Dの全てを略同一の構成にできるように、補強部材60およびコーナ部材22の挿入孔23の形状を変更してもよい。
Next, returning to FIG. 1, the
The
On the other hand, the
As a result, the diagonally located
使用者は、手押部材40A~40Dを、それぞれコーナ部材22の各挿入孔23に挿入することで、手押部材40A~40Dを台車本体部20に装着することができる。使用者は手で手押部材40A~40Dのグリップ部42を掴んで運搬台車1を移動させることができる。
ここで、運搬台車1を走行させるために、使用者が手押部材40A、40Bのグリップ部42をそれぞれの手で掴んだ状態(握った状態)で押している場合を想定する。使用者は、運搬台車1の平面視において、手の甲が台車本体部20の外側寄りに、手の親指が台車本体部20の内側寄りになるように握る。
保護部材51の保護部52は、グリップ部42の外周面よりも台車本体部20の外側に向かって突出し、平面視において、グリップ部42を掴んでいる使用者の手(例えば手の甲等)が保護部52と重畳する。したがって、手押部材40A、40Bの上端部が壁や物体に接近した際に、手よりも先に保護部52が壁や物体に接触するため、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。なお、図4(b)の拡大図に示すように、手押部材40Aの保護部材51の保護部52の外形線と、直線L1、直線L3、直線L4とが交わる点P1、点P3、点P4は、それぞれ台車本体部20とは重なり合わず、台車本体部20の外側に位置する。
また、使用者が手押部材40C、40Dのグリップ部42をそれぞれ手で掴んで押している場合でも、同様にグリップ部42を掴んでいる使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。
The user can attach the
Here, in order to make the
The
Furthermore, even when the user grasps and pushes the
次に、使用者が運搬物を台車本体部20に積み降ろしする場合を想定する。
ここで、保護部材51の保護部52は、運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに運搬物との干渉を抑制する形状、本実施形態では略円形の一部が切欠かれた略半円状である。切欠かれた一部は、平面視において、台車本体部20と重なり合う。また、保護部52は、グリップ部42の外周面から台車本体部20の外側に向かって突出する突出量に比べてグリップ部42の外周面から台車本体部20の内側に向かって突出する突出量の方が小さい。そのため、平面視において、保護部52は台車本体部20との重なり合いを小さくできる。したがって、使用者が運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに保護部52との干渉を抑制できることから、運搬物を容易に積み降ろしすることができる。
また、保護部52の外形線は、平面視において、取付部53の中心を通る左右方向の直線L1に対して略対称である。したがって、手押部材40A~40Dの保護部材51を共通化させることができる。
Next, it is assumed that the user loads and unloads the transported object onto the trolley
Here, the
Further, the outer shape of the
(第1変形例)
次に、第1の実施形態の変形例(第1変形例)について図8を参照して説明する。
本変形例の運搬台車2は4つの手押部材80(80A~80D)を有する。
図8(a)は、第1変形例に係る運搬台車2の一例を示す平面図である。図8(b)は、図8(a)に示す手押部材80A周辺の拡大図である。図8(c)は、保護部材81の一例を示す斜視図である。なお、第1の実施形態で説明した運搬台車1と同様の構成は、同一符号を付して説明を省略する。
(First modification)
Next, a modification (first modification) of the first embodiment will be described with reference to FIG. 8.
The
FIG. 8(a) is a plan view showing an example of the
手押部材80A~80Dは、それぞれ保護部材81を有する。
ここでは、手押部材80Aの保護部材81について説明する。
保護部材81は、保護部82と、取付部83とを有しており、これらが一体で形成されている。また、保護部材81は、内部に本体部材41を挿入するために上下に開口する取付穴84を有する。
第1変形例の保護部材81は、保護部82が上述した第1の実施形態の保護部52の形状と異なる。ここでは、保護部82のうち保護部52と異なる点を中心にして説明する。
Each of the
Here, the
The
In the
本変形例の保護部82は、平面視において外形線(あるいは外形線の一部)が、略多角形(略正方形)の一部を切欠いた形状、ここでは略長方形の形状である。図8(b)では、切欠いた形状の一部を二点鎖線で示している。保護部82は、平面視において取付部83の中心を略中心とした略正方形を180度の範囲に亘って切欠いた形状である。
The
保護部82の前後方向寸法E1および左右方向寸法E2は、平面視において、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が保護部82に重畳してはみ出さない寸法に設定される。具体的には、保護部52の前後方向寸法E1は、100~160mmの範囲が好適であり、更には110~140mmの範囲が好適である。また、保護部52の左右方向寸法E2は、50~80mmの範囲が好適であり、更には55~70mmの範囲が好適である。ただし、具体的な寸法は特に限定されるものではない。
The front-rear dimension E1 and the left-right dimension E2 of the
また、保護部82の外形線は、平面視において、取付部83の中心を通る左右方向の直線L1に対して略対称である。また、保護部82の外形線の一部(径方向に沿った線)は、平面視において、取付部83の中心を通る前後方向の直線L2と重なっている。
なお、ここでは、手押部材80Aの保護部材81について説明したが、手押部材80Bの保護部材81は、図8(a)に示す台車本体部20の中心線C1に対して略対称な構成である。また、手押部材80C、80Dの保護部材81は、台車本体部20の中心線C2に対してそれぞれ手押部材80A、80Bの保護部材81と略対称な形状である。
Further, the outer shape of the
Although the
(第2変形例)
次に、第1の実施形態の変形例(第2変形例)について図9を参照して説明する。
本変形例の運搬台車3は4つの手押部材90(90A~90D)を有する。
図9(a)は、第2変形例に係る運搬台車3の一例を示す平面図である。図9(b)は、図9(a)に示す手押部材90A周辺の拡大図である。図9(c)は、保護部材91の一例を示す斜視図である。なお、第1の実施形態で説明した運搬台車1と同様の構成は、同一符号を付して説明を省略する。
(Second modification)
Next, a modification (second modification) of the first embodiment will be described with reference to FIG. 9.
The
FIG. 9(a) is a plan view showing an example of a
手押部材90A~90Dは、それぞれ保護部材91を有する。
ここでは、手押部材90Aの保護部材91について説明する。
保護部材91は、保護部92と、取付部93とを有しており、これらが一体で形成されている。また、保護部材91は、内部に本体部材41を挿入するために上下に開口する取付穴94を有する。
第2変形例の保護部材91は、保護部92が上述した第1の実施形態の保護部52の形状と異なる。ここでは、保護部92のうち保護部52と異なる点を中心にして説明する。
Each of the
Here, the
The
In the
本変形例の保護部92は、平面視において外形線(あるいは外形線の一部)が、略多角形(略正六角形)の一部を切欠いた形状、ここでは略台形の形状である。図8(b)では、切欠いた形状の一部を二点鎖線で示している。保護部92は、平面視において取付部93の中心を略中心とした略正六角形を180度の範囲に亘って切欠いた形状である。
The
保護部92の前後方向に沿った底辺寸法E3、E4および水平方向に沿った高さ寸法E5は、平面視において、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が保護部92に重畳してはみ出さない寸法に設定される。具体的には、保護部92の前後方向寸法E3は、50~80mmの範囲が好適であり、更には55~70mmの範囲が好適である。また、保護部92の前後方向寸法E4は、100~160mmの範囲が好適であり、更には110~140mmの範囲が好適である。また、保護部92の高さ寸法E5は、42.5~69.2mmの範囲が好適であり、更には47.5~60.5mmの範囲が好適である。ただし、具体的な寸法は特に限定されるものではない。
The base dimensions E3 and E4 along the front-rear direction and the height dimension E5 along the horizontal direction of the
また、保護部92の外形線は、平面視において、取付部83の中心を通る左右方向の直線L1に対して略対称である。また、保護部92の外形線の一部は、平面視において、取付部93の中心を通る前後方向の直線L2と重なっている。
なお、ここでは、手押部材90Aの保護部材91について説明したが、手押部材90Bの保護部材91は、図9(a)に示す台車本体部20の中心線C1に対して略対称な構成である。また、手押部材90C、90Dの保護部材91は、台車本体部20の中心線C2に対してそれぞれ手押部材90A、90Bの保護部材91と略対称な形状である。
Further, the outer shape of the
Although the
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る運搬台車4について図10、図11を参照して説明する。
図10は、第2の実施形態に係る運搬台車4の一例を示す斜視図である。図11(a)は、運搬台車4の一例を示す平面図である。
<Second embodiment>
Next, a
FIG. 10 is a perspective view showing an example of the
本実施形態の運搬台車4は、4つの手押部材100(100A~100D)を有する。なお、手押部材100A~100Dを使い分ける必要がない場合には単に手押部材100として説明する。手押部材100は、本体部材41と、保護部材101と、補強部材60とを有する。
図11(b)は、図11(a)に示す手押部材100A周辺の拡大図である。図11(c)は、保護部材101の一例を示す斜視図である。
The
FIG. 11(b) is an enlarged view of the vicinity of the hand-pushing
保護部材101は、保護部102と、取付部103とを有しており、これらが一体で形成されている。また、保護部材101は、内部に本体部材41を挿入するために上下に開口する取付穴104を有する。なお、取付部103と取付穴104は、それぞれ第1の実施形態の取付部53と取付穴54と同様の構成である。
The
本実施形態の保護部102は、平面視において外形線(あるいは外形線の一部)が、略円形の一部を切欠いた形状である。図11(b)では、切欠いた略円形の一部を二点鎖線で示している。保護部102は、平面視において取付部103の中心(あるいは本体部材41の中心)を略中心とした略円形の一部を切欠いた形状である。本実施形態では、取付部103の中心は、本体部材41の中心およびグリップ部42の中心と略一致する。
なお、図11(b)では、保護部102は、略円形を90度の角度の範囲に亘って切欠いた形状であるが、略円形を90度~135度の間の任意の角度の範囲に亘って切欠いた形状であってもよい。
The
Note that in FIG. 11(b), the
保護部102の半径寸法は、第1の実施形態の保護部52と同様の半径寸法に設定することができる。ただし、具体的な寸法は特に限定されるものではない。
また、保護部102の外形線は、平面視において、取付部103の中心を通る左右方向の直線L1から45度の角度で傾斜した直線L3に対して略対称である。また、保護部102の外形線の一部(径方向に沿った線)は、平面視において、取付部103の中心を通る前後方向の直線L2および上述した直線L1と重なっている。ただし、保護部102の外形線の一部(径方向に沿った線)は、直線L1および直線L2と必ずしも重なり合う必要はなく、直線L1と平行であって前側または後側にオフセットされたり、直線L2と平行であって右側または左側にオフセットされたりしてもよい。また、保護部102の外形線の略円形が90度以外の角度で切欠かれた形状である場合でも、保護部102の外形線は、平面視において、直線L1から45度の角度で傾斜した直線L3に対して略対称であることが好ましい。
The radius dimension of the
Further, the outer shape of the
一方、保護部102の外形線は、平面視において、取付部53の中心を通る前後方向の直線L2に対して非対称である。保護部102は、グリップ部42の外周面から直線L1、直線L3または直線L4に沿って右側(台車本体部20の外側)に向かって突出する突出量に比べて、グリップ部42の外周面から直線L3に沿って左側(台車本体部20の内側)に向かって突出する突出量の方が小さい。また、保護部102は、平面視において、直線L2を境界にして、右側の面積に比べて左側の面積の方が小さい。
On the other hand, the outer shape of the
なお、ここでは、手押部材100Aの保護部材101について説明したが、手押部材100Bの保護部材101は、図11(a)に示す台車本体部20の中心線C1に対して略対称な構成である。また、手押部材100C、100Dの保護部材101は、台車本体部20の中心線C2に対してそれぞれ手押部材100A、100Bの保護部材101と略対称な形状である。
Although the
使用者は、手押部材100A~100Dを、それぞれコーナ部材22の各挿入孔23に挿入することで、手押部材100A~100Dを台車本体部20に装着することができる。保護部材101の保護部102は、平面視において、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が保護部102と重畳するので、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。本実施形態の保護部102は、グリップ部42の外周面から直線L4に沿って台車本体部20の外側に向かって、両方(右側および左側)にそれぞれ突出することから、より使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。
The user can attach the
また、保護部材101の保護部102は、運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに運搬物との干渉を抑制する形状、本実施形態では略円形の一部が切欠かれた形状である。切欠かれた部位は、平面視において、台車本体部20と重なり合う。また、保護部102は、グリップ部42の外周面から台車本体部20の外側に向かって突出する突出量に比べてグリップ部42の外周面から直線L3に沿って台車本体部20の内側に向かって突出する突出量の方が小さい。そのため、平面視において、保護部102は台車本体部20との重なり合いを小さくできる。したがって、使用者が運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに保護部102との干渉を抑制できることから、運搬物を容易に積み降ろしすることができる。
また、保護部102の外形線は、平面視において、取付部103の中心を通る直線L3に対して略対称である。したがって、手押部材100A~100Dの保護部材101を共通化させることができる。
Further, the
Further, the outer shape of the
(第3変形例)
次に、第2の実施形態の変形例(第3変形例)について図12を参照して説明する。
本変形例の運搬台車5は4つの手押部材110(110A~110D)を有する。
図12(a)は、第3変形例に係る運搬台車5の一例を示す平面図である。図12(b)は、図12(a)に示す手押部材110A周辺の拡大図である。図12(c)は、保護部材111の一例を示す斜視図である。なお、第1の実施形態で説明した運搬台車1と同様の構成は、同一符号を付して説明を省略する。
(Third modification)
Next, a modification (third modification) of the second embodiment will be described with reference to FIG. 12.
The
FIG. 12(a) is a plan view showing an example of a
手押部材110A~110Dは、それぞれ保護部材111を有する。
ここでは、手押部材110Aの保護部材111について説明する。
保護部材111は、保護部112と、取付部113とを有しており、これらが一体で形成されている。また、保護部材111は、内部に本体部材41を挿入するために上下に開口する取付穴114を有する。
第3変形例の保護部材111は、保護部112が上述した第2の実施形態の保護部102の形状と異なる。ここでは、保護部112のうち保護部102と異なる点を中心にして説明する。
Here, the
The
In the
本変形例の保護部112は、平面視において外形線(あるいは外形線の一部)が、略多角形(略正方形)の一部を切欠いた形状、ここでは略L字状の形状である。図12(b)では、切欠いた形状の一部を二点鎖線で示している。保護部112は、平面視において取付部113の中心を略中心とした略正方形を45度の範囲に亘って切欠いた形状である。
The
保護部112の前後方向寸法E6および左右方向寸法E7は、平面視において、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が保護部112に重畳してはみ出さない寸法に設定される。具体的には、保護部112の前後方向寸法E6および左右方向寸法E7は、100~160mmの範囲が好適であり、更には110~140mmの範囲が好適である。ただし、具体的な寸法は特に限定されるものではない。
The front-rear dimension E6 and the left-right dimension E7 of the
また、保護部112の外形線は、平面視において、取付部113の中心を通る直線L3に対して略対称である。また、保護部112の外形線の一部は、平面視において、取付部83の中心を通る直線L1および直線L2と重なっている。
なお、ここでは、手押部材110Aの保護部材111について説明したが、手押部材110Bの保護部材111は、図12(a)に示す台車本体部20の中心線C1に対して略対称な構成である。また、手押部材110C、110Dの保護部材111は、台車本体部20の中心線C2に対してそれぞれ手押部材110A、110Bの保護部材111と略対称な形状である。
Further, the outer shape of the
Although the
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態に係る運搬台車6について図13、図14を参照して説明する。
図13は、第3の実施形態に係る運搬台車6の一例を示す斜視図である。図14(a)は、運搬台車6の一例を示す平面図である。
<Third embodiment>
Next, a
FIG. 13 is a perspective view showing an example of the
本実施形態の運搬台車6は、4つの手押部材120(120A~120D)を有する。なお、手押部材120A~120Dを使い分ける必要がない場合には単に手押部材120として説明する。手押部材120は、本体部材41と、保護部材121と、補強部材60とを有する。
図14(b)は、図14(a)に示す手押部材120A周辺の拡大図である。図14(c)は、保護部材121の一例を示す斜視図である。
The
FIG. 14(b) is an enlarged view of the vicinity of the hand-pushing
保護部材121は、保護部122と、取付部123とを有しており、これらが一体で形成されている。また、保護部材121は、内部に本体部材41を挿入するために上下に開口する取付穴124を有する。なお、取付部123と取付穴124は、それぞれ第1の実施形態の取付部53と取付穴54と同様の構成である。
The
本実施形態の保護部122は、平面視において外形線(あるいは外形線の一部)が、略円形の一部を切欠いた形状である。図14(b)では、切欠いた円形の一部を二点鎖線で示している。保護部122は、平面視において取付部123の中心(あるいは本体部材41の中心)を略中心とした略円形の一部を切欠いた形状である。本実施形態では、取付部123の中心は、本体部材41の中心およびグリップ部42の中心と略一致する。
また、本実施形態の保護部122は、側壁10を保持することができる。図13に示すように、側壁10は、矩形の板状であって、それぞれ前後左右から運搬台車6の側方を覆う。側壁10は、例えばプラスチックダンボールが用いられる。プラスチックダンボールは、プラスチックを素材とし、中空の領域を備える板状の部材であり、軽量であって剛性に優れている。ただし、側壁10は、木材の合板や単板等を用いてもよい。
The
Moreover, the
保護部122は、側壁10を保持する保持部125a、125bを有する。図14(b)に示すように、保持部125a、125bは、台車本体部20と重なり合う位置であって、取付部123の中心を略中心として略90°の間隔で形成されている。具体的に、保持部125aは保護部122の前側の端部に位置し、保持部125bは保護部122の左側の端部に位置する。
保持部125a、125bは、外側から保護部122の中心側、すなわち内側に向かって凹む溝部126a、126bを有する。溝部126a、126bは保護部122を上下に貫通する。また、溝部126a、126bの溝幅は、側壁10を嵌め込むことができる寸法に設定される。
The
The holding
保護部122の半径寸法は、第1の実施形態の保護部52と同様の半径寸法に設定することができる。
また、保護部122の外形線は、平面視において、取付部123の中心を通る左右方向の直線L1から45度の角度で傾斜した直線L3に対して略対称である。
一方、保護部122の外形線は、平面視において、取付部123の中心を通る前後方向の直線L2に対して非対称である。保護部122は、グリップ部42の外周面から直線L1、直線L3または直線L4に沿って右側(台車本体部20の外側)に向かって突出する突出量に比べて、グリップ部42の外周面から直線L3に沿って左側(台車本体部20の内側)に向かって突出する突出量の方が小さい。なお、直線L4は、直線L1に対して-45度で傾斜した直線である。また、保護部122は、平面視において、直線L2を境界にして、右側の面積に比べて左側の面積の方が小さい。
The radius dimension of the
Further, the outer shape of the
On the other hand, the outer shape of the
なお、ここでは、手押部材120Aの保護部材121について説明したが、手押部材120Bの保護部材121は、図14(a)に示す台車本体部20の中心線C1に対して略対称な構成である。また、手押部材120C、120Dの保護部材121は、台車本体部20の中心線C2に対してそれぞれ手押部材120A、120Bの保護部材121と略対称な形状である。
Although the
使用者は、手押部材120A~120Dを、それぞれコーナ部材22の各挿入孔23に挿入することで、手押部材120A~120Dを台車本体部20に装着することができる。保護部材121の保護部122は、平面視において、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が保護部122と重畳するので、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。本実施形態の保護部122は、グリップ部42の外周面から直線L4に沿って台車本体部20の外側に向かって、両方(右側および左側)にそれぞれ突出することから、より使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。
The user can attach the
また、保護部材121の保護部122は、運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに運搬物との干渉を抑制する形状、本実施形態では略円形の一部が切欠かれた形状である。切欠かれた部位は、平面視において、台車本体部20と重なり合う。また、保護部122は、グリップ部42の外周面から台車本体部20の外側に向かって突出する突出量に比べてグリップ部42の外周面から直線L3に沿って台車本体部20の内側に向かって突出する突出量の方が小さい。そのため、平面視において、保護部122は台車本体部20との重なり合いを小さくできる。したがって、使用者が運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに保護部122との干渉を抑制できることから、運搬物を容易に積み降ろしすることができる。
また、保護部122は、保持部125a、126bを有することから、側壁10を保持することができる。なお、手押部材120は、本体部材41の下側の位置で側壁10を保持するために、保護部材121とは異なる保持部材を取り付けてもよい。また、手押部材120は、一つの本体部材41につき2つ以上の保護部材121を上下に離して取り付けてもよい。
更に、保護部122の外形線は、平面視において、取付部123の中心を通る左右方向の直線L3に対して略対称である。したがって、手押部材120A~120Dの保護部材121を共通化させることができる。
Further, the
Moreover, since the
Furthermore, the outer shape of the
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態に係る運搬台車7について図15、図16を参照して説明する。
図15は、第4の実施形態に係る運搬台車7の一例を示す斜視図である。図16(a)は、運搬台車7の一例を示す平面図である。
<Fourth embodiment>
Next, a
FIG. 15 is a perspective view showing an example of the
本実施形態の運搬台車7は、4つの手押部材130(130A~130D)を有する。なお、手押部材130A~130Dを使い分ける必要がない場合には単に手押部材130として説明する。手押部材130は、本体部材41と、保護部材131と、補強部材60とを有する。
図16(b)は、図16(a)に示す手押部材130A周辺の拡大図である。図16(c)は、保護部材131の一例を示す斜視図である。
The
FIG. 16(b) is an enlarged view of the vicinity of the hand-pushing
保護部材131は、保護部132と、取付部133とを有しており、これらが一体で形成されている。また、保護部材131は、内部に本体部材41を挿入するために上下に開口する取付穴134を有する。なお、取付部133と取付穴134は、それぞれ第1の実施形態の取付部53と取付穴54と同様の構成である。
The
保護部132は、手押部材130が台車本体部20に装着された状態では運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに運搬物との干渉を抑制する形状である。
本実施形態の保護部132は、平面視において外形線が、略多角形(略正方形)の形状である。保護部132は、平面視において取付部133の中心(あるいは本体部材41の中心)を略中心とした略正方形の形状である。また、保護部132は略正方形の各辺が前後方向または左右方向と平行である。本実施形態では、取付部133の中心は、本体部材41の中心およびグリップ部42の中心と略一致する。
The
The
保護部132の前後方向寸法E8および左右方向寸法E9は、平面視において、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が保護部132に重畳してはみ出さない寸法に設定される。具体的には、保護部52の前後方向寸法E8、E9は、100~160mmの範囲が好適であり、更には110~140mmの範囲が好適である。ただし、具体的な寸法は特に限定されるものではない。
The front-rear dimension E8 and the left-right dimension E9 of the
また、保護部132の外形線は、平面視において、取付部133の中心を通る左右方向の直線L1に対して略対称であり、取付部133の中心を通る左右方向の直線L2に対して略対称である。また、保護部132の外形線は、平面視において、取付部133の中心を通る直線L3に対して略対称であり、取付部133の中心を通る直線L4に対して略対称である。また、保護部132の外形線は、一部が台車本体部20と重なり合わず、残りが台車本体部20と重なり合う。
In addition, the outer shape of the
なお、ここでは、手押部材130Aの保護部材131について説明したが、手押部材130Bの保護部材131は、図16(a)に示す台車本体部20の中心線C1に対して略対称な構成である。また、手押部材130C、130Dの保護部材131は、台車本体部20の中心線C2に対してそれぞれ手押部材130A、130Bの保護部材131と略対称な形状である。
Although the
使用者は、手押部材130A~130Dを、それぞれコーナ部材22の各挿入孔23に挿入することで、手押部材130A~130Dを台車本体部20に装着することができる。保護部材131の保護部132は、平面視において、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が保護部132と重畳するので、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。本実施形態の保護部132は、グリップ部42の外周面の全周から台車本体部20の外側に向かって突出することから、より使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。
The user can attach the
また、保護部材131の保護部132は、運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに運搬物との干渉を抑制する形状、本実施形態では略正方形である。保護部が図16(b)の二点鎖線で示す略円形である場合に比べて、保護部132を略正方形にすることで台車本体部20との重なり合いを小さくできる。したがって、使用者が運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに保護部132との干渉を抑制できることから、運搬物を容易に積み降ろしすることができる。
Furthermore, the
なお、本実施形態では、略多角形が略正方形である場合について説明したが、この場合に限られず、他の略多角形であってもよい。略多角形の場合には、略正三角形、略正五角形、略正六角形、略正七角形、略正八角形等の略正多角形であることが好ましい。
また、本実施形態では、保護部132が略正方形の各辺が前後方向または左右方向と平行である場合について説明したが、この場合に限られず、例えば、取付部133の中心を略中心として45度の角度で回転させた態様であってもよい。
In this embodiment, the case where the substantially polygon is a substantially square has been described, but the present invention is not limited to this case, and other substantially polygons may be used. In the case of a substantially polygonal shape, it is preferably a substantially regular polygon such as a substantially regular triangle, a substantially regular pentagon, a substantially regular hexagon, a substantially regular heptagon, or a substantially regular octagon.
Furthermore, in the present embodiment, a case has been described in which the protecting
<第5の実施形態>
次に、第5の実施形態に係る運搬台車8について図17、図18を参照して説明する。
図17は、第5の実施形態に係る運搬台車8の一例を示す斜視図である。図18(a)は、運搬台車8の一例を示す平面図である。
<Fifth embodiment>
Next, a
FIG. 17 is a perspective view showing an example of the
本実施形態の運搬台車8は、4つの手押部材140(140A~140D)を有する。なお、手押部材140A~140Dを使い分ける必要がない場合には単に手押部材140として説明する。手押部材140は、本体部材41と、保護部材141と、補強部材60とを有する。
図18(b)は、図18(a)に示す手押部材140A周辺の拡大図である。図18(c)は、保護部材141の一例を示す斜視図である。
The
FIG. 18(b) is an enlarged view of the vicinity of the hand-pushing
保護部材141は、保護部142と、取付部143とを有しており、これらが一体で形成されている。また、保護部材141は、内部に本体部材41を挿入するために上下に開口する取付穴144を有する。なお、取付部143と取付穴144は、それぞれ第1の実施形態の取付部53と取付穴54と同様の構成である。
The
保護部142は、手押部材140が台車本体部20に装着された状態では運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに運搬物との干渉を抑制する形状である。
本実施形態の保護部142の外形線は、平面視において、略円形の全周(あるいは一部)に亘って緩やかな凹凸状(波状)が施されている。保護部142は、平面視において取付部143の中心(あるいは本体部材41の中心)を略中心として広がる形状である。本実施形態では、取付部143の中心は、本体部材41の中心およびグリップ部42の中心と略一致する。
The
The outline of the
保護部142の凹凸のうち隣接する凸の先端同士を円弧状に繋ぎ合わせた円形(図18(b)に示す二点鎖線を参照)の半径寸法は、第1の実施形態の保護部52と同様の半径寸法に設定することができる。ただし、具体的な寸法は特に限定されるものではない。
The radius dimension of the circular shape (see the two-dot chain line shown in FIG. 18(b)) in which the tips of adjacent projections of the projections and recesses of the
また、保護部142の外形線は、平面視において、取付部143の中心を通る左右方向の直線L1に対して略対称であり、取付部143の中心を通る左右方向の直線L2に対して略対称である。また、保護部142の外形線は、平面視において、取付部143の中心を通る直線L3に対して略対称であり、取付部143の中心を通る直線L4に対して略対称である。また、保護部142の外形線は、一部が台車本体部20と重なり合わず、残りが台車本体部20と重なり合う。
In addition, the outer shape of the
なお、ここでは、手押部材140Aの保護部材141について説明したが、手押部材140Bの保護部材141は、図18(a)に示す台車本体部20の中心線C1に対して略対称な構成である。また、手押部材140C、140Dの保護部材141は、台車本体部20の中心線C2に対してそれぞれ手押部材140A、140Bの保護部材141と略対称な形状である。
Although the
使用者は、手押部材140A~140Dを、それぞれコーナ部材22の各挿入孔23に挿入することで、手押部材140A~140Dを台車本体部20に装着することができる。保護部材141の保護部142は、平面視において、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が保護部142と重畳するので、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。本実施形態の保護部142は、グリップ部42の外周面の全周から台車本体部20の外側に向かって突出することから、より使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。
The user can attach the
また、保護部材141の保護部142は、運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに運搬物との干渉を抑制する形状、本実施形態では外形線が凹凸状である。保護部が図18(b)の二点鎖線で示す略円形である場合に比べて、保護部142の外形線を凹凸状にすることで台車本体部20との重なり合いを小さくできる。したがって、使用者が運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに保護部142との干渉を抑制できることから、運搬物を容易に積み降ろしすることができる。
Further, the
なお、本実施形態では、保護部142の外形線が、平面視において、略円形の全周に亘って緩やかな凹凸状(波状)が施されている場合について説明したが、この場合に限られず、例えば、台車本体部20と重なり合う一部に凹凸状が施されていてもよい。
In the present embodiment, a case has been described in which the outer shape of the
<第6の実施形態>
次に、第6の実施形態に係る運搬台車9について図19、図20を参照して説明する。
図19は、第6の実施形態に係る運搬台車9の一例を示す斜視図である。図20(a)は、運搬台車9の一例を示す平面図である。
<Sixth embodiment>
Next, a
FIG. 19 is a perspective view showing an example of the
本実施形態の運搬台車9は、4つの手押部材150(150A~150D)を有する。なお、手押部材150A~150Dを使い分ける必要がない場合には単に手押部材150として説明する。手押部材150は、本体部材41と、保護部材151と、補強部材60とを有する。
図20(b)は、図20(a)に示す手押部材150A周辺の拡大図である。図20(c)は、保護部材151の一例を示す斜視図である。
The
FIG. 20(b) is an enlarged view of the vicinity of the hand-pushing
保護部材151は、保護部152と、取付部153とを有しており、これらが一体で形成されている。また、保護部材151は、内部に本体部材41を挿入するために上下に開口する取付穴154を有する。なお、取付部153と取付穴154は、それぞれ第1の実施形態の取付部53と取付穴54と同様の構成である。
The
保護部152は、手押部材150が台車本体部20に装着された状態では運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに運搬物との干渉を抑制する形状である。
本実施形態の保護部152の外形線は、平面視において、略円形、具体的には略楕円形である。保護部152は、平面視において取付部153の中心(あるいは本体部材41の中心)を略中心とした略楕円の形状である。本実施形態では、取付部153の中心は、本体部材41の中心およびグリップ部42の中心と略一致する。
The
The outer shape of the
保護部152の略楕円形の長径寸法の1/2の長さとして、第1の実施形態の保護部52の半径寸法と同様に設定することができる。また、長径寸法と短径寸法との比を、1/1よりも大きく、3/1よりも小さく設定することができる。ただし、具体的な寸法は特に限定されるものではない。
また、保護部152の外形線は、平面視において、取付部153の中心を通る左右方向の直線L1に対して略対称であり、取付部153の中心を通る左右方向の直線L2に対して略対称である。また、保護部152の外形線は、一部が台車本体部20と重なり合わず、残りが台車本体部20と重なり合う。
The length can be set to be 1/2 of the major axis of the substantially elliptical shape of the
In addition, the outer shape of the
なお、ここでは、手押部材150Aの保護部材151について説明したが、手押部材150Bの保護部材151は、図20(a)に示す台車本体部20の中心線C1に対して略対称な構成である。また、手押部材150C、150Dの保護部材151は、台車本体部20の中心線C2に対してそれぞれ手押部材150A、150Bの保護部材151と略対称な形状である。
Although the
使用者は、手押部材150A~150Dを、それぞれコーナ部材22の各挿入孔23に挿入することで、手押部材150A~150Dを台車本体部20に装着することができる。保護部材151の保護部152は、平面視において、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が保護部152と重畳するので、グリップ部42を掴んでいる使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。本実施形態の保護部152は、グリップ部42の外周面の全周から台車本体部20の外側に向かって突出することから、より使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。
The user can attach the
また、保護部材151の保護部152は、運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに運搬物との干渉を抑制する形状、本実施形態では略楕円である。保護部が図20(b)の二点鎖線で示す略真円である場合に比べて、保護部152の外形線を略楕円にすることで台車本体部20との重なり合いを小さくできる。したがって、使用者が運搬物を台車本体部20に積み降ろすときに保護部152との干渉を抑制できることから、運搬物を容易に積み降ろしすることができる。
Further, the
なお、本実施形態の略楕円とは、一平面上の二定点からの距離の和が一定である点の軌跡である形状の場合に限られず、円形を押しつぶしたような形状が含まれる。
また、本実施形態では、略楕円の長径方向が直線L1と平行である場合について説明したが、この場合に限られず、略楕円の長径方向が直線L2と平行であってもよい。
Note that the substantially ellipse in this embodiment is not limited to a shape that is a locus of points where the sum of distances from two fixed points on one plane is constant, but includes a shape that is a crushed circle.
Further, in this embodiment, a case has been described in which the major axis direction of the approximately ellipse is parallel to the straight line L1, but the present invention is not limited to this case, and the major axis direction of the approximately ellipse may be parallel to the straight line L2.
<第7の実施形態>
次に、第7の実施形態に係る手押部材160(160A~160D)について図21を参照して説明する。ここでは、手押部材160Aについてのみ説明する。
図21は、手押部材160Aの一例を示す分解斜視図である。
手押部材160Aは、本体部材41と、保護部材161と、補強部材60とを有する。
なお、本体部材41および補強部材60は、それぞれ第1の実施形態の本体部材41および補強部材60と同様の構成である。
保護部材161は、第1の保護部162と、第2の保護部163と、グリップ部164とを有しており、これらが一体に形成されている。また、保護部材161には、内部に本体部材41の上端部を挿入可能で下側(上下方向において第2の保護部163とは反対側)に開口する取付穴165が形成されている。
<Seventh embodiment>
Next, a hand push member 160 (160A to 160D) according to a seventh embodiment will be described with reference to FIG. 21. Here, only the
FIG. 21 is an exploded perspective view showing an example of the
The hand-pushing
Note that the
The
グリップ部164は、略円筒状であり、使用者が片手で掴むことができる(握ることができる)寸法を有する。使用者が片手で掴めるように、例えば上下方向寸法は100~200mmの範囲が好適であり、更には120~180mmの範囲が好適である。また、グリップ部164の表面には、滑り止めのための凹凸パターンが設けられていてもよい。グリップ部164は、ボルトやリベット等を挿入できる挿入孔166を有する。
The
第1の保護部162および第2の保護部163は、グリップ部164に近接して設けられている。具体的には、第1の保護部162はグリップ部164の上下方向(本体部材41の軸線方向)の一方の端部(下側)に設けられ、第2の保護部163はグリップ部164の上下方向の他方の端部(上側)に設けられる。
第1の保護部162および第2の保護部163は、平面視において、略同一の形状であり、互いに重なり合う。具体的には、第1の保護部162および第2の保護部163は、第1の実施形態の保護部52と略同一の形状である。
取付穴165は、本体部材41を挿入可能な穴(凹部)であり、下側(第1の保護部162側)が開口する。取付穴165の内径は、本体部材41の外径が挿入できる大きさに設定される。また、取付穴165の深さは特に限定されないが、少なくとも使用時に横方向に力を掛けた場合に外れないような深さに設定される。
The
The
The
グリップ部164の取付穴165に本体部材41の上端部が突き当たるまで挿入することにより、保護部材161を本体部材41に取り付けることができる。また、保護部材161を本体部材41に取り付けた状態で、ボルトやリベット等を挿入孔166に挿入することで、保護部材161を本体部材41に対して離脱および回転しないように固定することができる。
The
なお、ここでは、手押部材160Aの保護部材161について説明したが、手押部材160Bの保護部材161は、台車本体部20の中心線C1に対して略対称な構成である。また、手押部材160C、160Dの保護部材161は、台車本体部20の中心線C2に対してそれぞれ手押部材160A、160Bの保護部材161と略対称な形状である。
使用者は、手押部材150A~150Dを、それぞれコーナ部材22の各挿入孔23に挿入することで、手押部材150A~150Dを台車本体部20に装着することができる。
Although the
The user can attach the
本実施形態によれば、上述した第1の実施形態の効果に加えて、グリップ部164を本体部材41とは異なる部材によって構成することができる。また、グリップ部164の上下に第1の保護部162と第2の保護部163とが設けられていることから、より使用者の手が壁や物体に接触することが防止または抑制される。
なお、本実施形態では、第1の保護部162および第2の保護部163が第1の実施形態の保護部52と略同一の形状である場合について説明したが、この場合に限られず、上述した各実施形態または各変形例の保護部と略同一の形状であってもよい。
According to this embodiment, in addition to the effects of the first embodiment described above, the
In addition, in this embodiment, the case where the
(第4変形例)
次に、第7の実施形態の変形例(第4変形例)について図22(a)を参照して説明する。ここでは、手押部材170Aについてのみ説明する。
図22(a)は、手押部材170Aの一例を示す分解斜視図である。
手押部材170Aは、本体部材41と、保護部材171と、補強部材60とを有する。
なお、本体部材41および補強部材60は、それぞれ第1の実施形態の本体部材41および補強部材60と同様の構成である。
(Fourth modification)
Next, a modification (fourth modification) of the seventh embodiment will be described with reference to FIG. 22(a). Here, only the
FIG. 22(a) is an exploded perspective view showing an example of the
The
Note that the
保護部材171は、第1の保護部162と、グリップ部164とを有しており、これらが一体に形成されている。また、保護部材171には、内部に取付穴165が形成されている。本変形例の保護部材171は、第7の実施形態の保護部材161のうち、第2の保護部163を取り除いた形状である。
なお、第1の保護部162は、第1の実施形態の保護部52と略同一の形状である場合に限られず、上述した各実施形態または各変形例の保護部と略同一の形状であってもよい。
The
Note that the
(第5変形例)
次に、第7の実施形態の変形例(第5変形例)について図22(b)を参照して説明する。ここでは、手押部材180Aについてのみ説明する。
図22(b)は、手押部材180Aの一例を示す分解斜視図である。
手押部材180Aは、本体部材41と、保護部材181と、補強部材60とを有する。
なお、本体部材41および補強部材60は、それぞれ第1の実施形態の本体部材41および補強部材60と同様の構成である。
(Fifth modification)
Next, a modification (fifth modification) of the seventh embodiment will be described with reference to FIG. 22(b). Here, only the hand push member 180A will be explained.
FIG. 22(b) is an exploded perspective view showing an example of the hand push member 180A.
The hand push member 180A includes a
Note that the
保護部材181は、第2の保護部163と、グリップ部164とを有しており、これらが一体に形成されている。また、保護部材181には、内部に取付穴165が形成されている。本実施形態の保護部材181は、第7の実施形態の保護部材161のうち、第1の保護部162を取り除いた形状である。
なお、第2の保護部163は、第1の実施形態の保護部52と略同一の形状である場合に限られず、上述した各実施形態または各変形例の保護部と略同一の形状であってもよい。
The
Note that the
以上、本発明の各実施形態について図面を参照して詳細に説明したが、前記実施形態あるいは各変形例は、本発明の実施にあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、前記各実施形態に限定されるものではなく、各実施形態あるいは各変形例を組み合せてもよい。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。 Although each embodiment of the present invention has been described above in detail with reference to the drawings, the embodiment or each modification example merely shows a specific example of implementing the present invention. The technical scope of the present invention is not limited to each of the embodiments described above, and each embodiment or each modification may be combined. The present invention can be modified in various ways without departing from its spirit, and these are also included within the technical scope of the present invention.
上述した各実施形態および各変形例では、直線L3または直線L4が、直線L1に対して45度または-45度の角度で傾斜した直線である場合について説明したが、この場合限られない。例えば、直線L3または直線L4が、直線L1に対して50度または-50度の角度で傾斜した直線であっても、適用できるように各保護部の形状を変更してもよい。また、例えば、直線L3または直線L4が、直線L1に対して40度または-40度の角度で傾斜した直線であっても、適用できるように各保護部の形状を変更してもよい。 In each of the embodiments and modifications described above, a case has been described in which the straight line L3 or the straight line L4 is a straight line inclined at an angle of 45 degrees or −45 degrees with respect to the straight line L1, but the present invention is not limited to this case. For example, even if the straight line L3 or the straight line L4 is a straight line inclined at an angle of 50 degrees or -50 degrees with respect to the straight line L1, the shape of each protection part may be changed so as to be applicable. Further, for example, the shape of each protection part may be changed so that the present invention can be applied even if the straight line L3 or the straight line L4 is a straight line inclined at an angle of 40 degrees or -40 degrees with respect to the straight line L1.
また、上述した第1の実施形態および変形例では、略円形または略多角形を180度の角度の範囲に亘って切欠いた形状である場合について説明したが、270度の角度の範囲に亘って切欠いた形状であってもよい。
また、上述した各実施形態および各変形例の保護部は、平面視において適宜、角部が尖らないように丸み(R部)を形成してもよい。
Further, in the first embodiment and the modified example described above, the case is explained in which the substantially circular or substantially polygonal shape is cut out over an angle range of 180 degrees, but the shape is cut out over an angle range of 270 degrees. It may also have a notched shape.
Further, the protection portions of the above-described embodiments and modifications may be appropriately rounded (R portions) so that the corners are not sharp when viewed from above.
1~9:運搬台車 20:台車本体部 30:走行部 40(40A~40D)、80(80A~80D)、90(90A~90D)、100(100A~100D)、110(110A~110D)、120(120A~120D)、130(130A~130D)、140(140A~140D)、150(150A~150D)、160(160A)、170(170A)、180(180A):手押部材 41:本体部材 42:グリップ部 60:補強部材 1 to 9: Transport trolley 20: Trolley body 30: Running section 40 (40A to 40D), 80 (80A to 80D), 90 (90A to 90D), 100 (100A to 100D), 110 (110A to 110D), 120 (120A to 120D), 130 (130A to 130D), 140 (140A to 140D), 150 (150A to 150D), 160 (160A), 170 (170A), 180 (180A): Hand push member 41: Main body member 42: Grip part 60: Reinforcement member
Claims (17)
使用者が手で掴むグリップ部と、
前記グリップ部の外周面よりも外側に突出して前記グリップ部を掴んだ手を保護する保護部と、を有し、
前記保護部は、
前記グリップ部の長手方向に沿った方向から見て、外形線が前記グリップ部の中心から少なくとも135°の角度である第1の範囲に亘って連続して外側に突出しており、前記第1の範囲を除いた残りの角度のうち第2の範囲に亘って前記第1の範囲よりも前記中心から外側への突出が少なくなるように切り欠かれた形状であることを特徴とする手押部材。 A hand-push member that is removably attached to the main body of a transport cart,
a grip portion that the user grasps with his/her hand;
a protective portion that protrudes outward from the outer circumferential surface of the grip portion and protects a hand gripping the grip portion;
The protection part is
When viewed from the longitudinal direction of the grip part, the outline continuously protrudes outward over a first range that is an angle of at least 135° from the center of the grip part, and A hand-held member characterized by having a shape cut out so that a second range out of the remaining angles excluding the range protrudes outward from the center less than the first range. .
前記グリップ部の長手方向に沿った方向から見て、前記第1の範囲に亘って連続して突出している形状は、略半円形の形状であることを特徴とする請求項1に記載の手押部材。 The protection part is
The hand according to claim 1, wherein the shape that continuously projects over the first range is a substantially semicircular shape when viewed from the longitudinal direction of the grip part. Push member .
前記グリップ部の長手方向に沿った方向から見て、前記第1の範囲に亘って連続して突出している形状は、略長方形の形状であることを特徴とする請求項1に記載の手押部材。 The protection part is
The hand press according to claim 1, wherein the shape that continuously projects over the first range is a substantially rectangular shape when viewed from the longitudinal direction of the grip part. parts .
前記グリップ部の長手方向に沿った方向から見て、前記第1の範囲に亘って連続して突出している形状は、略台形の形状であることを特徴とする請求項1に記載の手押部材。 The protection part is
The hand press according to claim 1, wherein the shape that continuously projects over the first range when viewed from the longitudinal direction of the grip portion is a substantially trapezoidal shape. parts .
前記グリップ部の長手方向に沿った方向から見て、前記第1の範囲に亘って連続して突出している形状は、略円形または略四角形の一部を切欠いた形状であることを特徴とする請求項1に記載の手押部材。 The protection part is
When viewed from the longitudinal direction of the grip portion, the shape that continuously protrudes over the first range is a substantially circular or substantially rectangular shape with a part cut out. Hand push member according to claim 1.
前記手押部材が前記台車本体部に装着された状態では、平面視において、
切欠かれた部位が前記台車本体部に重なり合うことを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の手押部材。 The protection part is
In a state in which the hand push member is attached to the trolley main body, in plan view,
The hand-push member according to any one of claims 1 to 6 , wherein the notched portion overlaps the trolley main body.
前記手押部材が前記台車本体部に装着された状態では、平面視において、
前記グリップ部の中心から前記台車本体部の内側に偏った位置を略中心とする略円形または略多角形の一部が切欠かれた形状であることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の手押部材。 The protection part is
In a state in which the hand push member is attached to the trolley main body, in plan view,
Any one of claims 1 to 7 , characterized in that it has a shape in which a part of a substantially circular or substantially polygonal shape is partially cut out, with the center substantially located at a position deviated from the center of the grip portion to the inner side of the truck main body portion. The hand-held member according to item 1.
前記手押部材が前記台車本体部に装着された状態では、平面視において、
前記第1の範囲に亘って連続して外側に突出している外形線が前記台車本体部と重なり合わないことを特徴とする請求項1ないし8の何れか1項に記載の手押部材。 The protection part is
In a state in which the hand push member is attached to the trolley main body, in plan view,
The hand-push member according to any one of claims 1 to 8 , characterized in that an outline that continuously projects outward over the first range does not overlap with the trolley main body.
前記手押部材が前記台車本体部に装着された状態では、平面視において、
前記グリップ部の外周面から前記台車本体部の外側に向かって突出する突出量に比べて、前記グリップ部の外周面から前記台車本体部の内側に向かって突出する突出量が小さいことを特徴とする請求項1ないし9の何れか1項に記載の手押部材。 The protection part is
In a state in which the hand push member is attached to the trolley main body, in plan view,
The amount of protrusion that protrudes from the outer circumferential surface of the grip portion toward the inside of the truck body is smaller than the amount of protrusion that protrudes from the outer circumferential surface of the grip portion toward the outside of the truck body. The hand-push member according to any one of claims 1 to 9.
前記手押部材が前記台車本体部に装着された状態では、平面視において、
前記グリップ部の外周面から前記グリップ部の中心を通る左右方向に沿った直線に対して45度または-45度で傾斜した直線に沿って前記台車本体部の外側に向かって突出する突出量に比べて前記グリップ部の外周面から前記台車本体部の内側に向かって突出する突出量が小さいことを特徴とする請求項10に記載の手押部材。 The protection part is
In a state in which the hand push member is attached to the trolley main body, in plan view,
The amount of protrusion that protrudes from the outer circumferential surface of the grip portion toward the outside of the truck main body along a straight line that is inclined at 45 degrees or -45 degrees with respect to a straight line passing through the center of the grip portion in the left-right direction. 11. The hand-push member according to claim 10, wherein the amount of protrusion from the outer circumferential surface of the grip portion toward the inside of the trolley body portion is smaller than that of the grip portion.
前記手押部材が前記台車本体部に装着された状態では、平面視において、
前記グリップ部の中心を通る前後方向に沿った直線を境界にして、前記台車本体部の外側の面積に比べて前記台車本体部の内側の面積が小さいことを特徴とする請求項1ないし11の何れか1項に記載の手押部材。 When the hand-pushing member is attached to the trolley main body, the protective portion has the following characteristics in a plan view:
Claims 1 to 11, characterized in that an inner area of the trolley main body is smaller than an outer area of the trolley main body, with a straight line passing through the center of the grip section in the front-rear direction as a boundary. The hand-held member according to any one of items 1 to 1.
前記手押部材が前記台車本体部に装着された状態では、平面視において、
前記グリップ部の中心を通る前後方向に沿った直線に対して、非対称であることを特徴とする請求項1ないし12の何れか1項に記載の手押部材。 The protection part is
In a state in which the hand push member is attached to the trolley main body, in plan view,
The hand-push member according to any one of claims 1 to 12, wherein the hand-push member is asymmetrical with respect to a straight line passing through the center of the grip portion in the front-rear direction.
前記手押部材が前記台車本体部に装着された状態では、平面視において、
前記グリップ部の中心を通る左右方向に沿った直線に対して、略対称であることを特徴とする請求項1ないし13の何れか1項に記載の手押部材。 The protective portion has an outline such that, in a plan view, when the hand-pushing member is attached to the trolley main body,
The hand-push member according to any one of claims 1 to 13, wherein the hand-push member is substantially symmetrical with respect to a straight line passing through the center of the grip portion in the left-right direction.
前記手押部材が前記台車本体部に装着された状態では、平面視において、
前記グリップ部の中心を通る左右方向に沿った直線から45度の角度で傾斜した直線に対して、略対称であることを特徴とする請求項1ないし13の何れか1項に記載の手押部材。 The protection part is
In a state in which the hand push member is attached to the trolley main body, in plan view,
The hand press according to any one of claims 1 to 13, wherein the hand press is substantially symmetrical with respect to a straight line inclined at an angle of 45 degrees from a straight line passing through the center of the grip portion in the left-right direction. Element.
使用者が手で掴むグリップ部と、
前記グリップ部の外周面よりも外側に突出して前記グリップ部を掴んだ手を保護する保護部と、を有し、
前記保護部は、
前記グリップ部の長手方向に沿った方向から見て、外形線が前記グリップ部の中心から少なくとも135°の角度である第1の範囲に亘って連続して外側に突出しており、前記第1の範囲を除いた残りの角度のうち第2の範囲に亘って前記第1の範囲よりも前記中心から外側への突出が少なくなるように切り欠かれた形状であることを特徴とする保護部材。 A protective member attached to a rod-shaped member that is removably attached to the main body of a transport trolley,
a grip portion that the user grasps with his/her hand;
a protective portion that protrudes outward from the outer circumferential surface of the grip portion and protects a hand gripping the grip portion;
The protection part is
When viewed from the longitudinal direction of the grip part, the outline continuously protrudes outward over a first range that is an angle of at least 135° from the center of the grip part, and A protective member characterized by having a shape cut out so that a second range out of the remaining angles excluding the range protrudes outward from the center less than the first range.
前記棒状部材のうち使用者が手で掴むグリップ部の外周面よりも外側に突出して前記グリップ部を掴んだ手を保護する保護部を有し、
前記保護部は、
前記棒状部材に取り付けられたときの前記グリップ部の長手方向に沿った方向から見て、外形線が前記グリップ部に取り付けられる部位の中心から少なくとも135°の角度である第1の範囲に亘って連続して外側に突出しており、前記第1の範囲を除いた残りの角度のうち第2の範囲に亘って前記第1の範囲よりも前記中心から外側への突出が少なくなるように切り欠かれた形状であることを特徴とする保護部材。 A protective member attached to a rod-shaped member that is removably attached to the main body of a transport trolley,
The rod-shaped member has a protective portion that protrudes outward from the outer circumferential surface of the grip portion that is gripped by the user's hand and protects the hand that grips the grip portion;
The protection part is
over a first range in which the outline is at an angle of at least 135° from the center of the portion to be attached to the grip when viewed from the longitudinal direction of the grip when attached to the rod-shaped member; The cutout continuously protrudes outward, and the notch protrudes outward from the center less than the first range over a second range of the remaining angles excluding the first range. A protective member characterized by having a curved shape .
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