JP7356378B2 - 熱交換ユニット及び熱交換アッセンブリ - Google Patents

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Description

本開示は、熱交換ユニット及び熱交換アッセンブリに関する。
特許文献1には、熱交換素子を含む単位ユニットを構成し、この単位ユニットを複数連結した構成した熱交換器が開示されている。
実開平2-36784号公報
しかしながら、特許文献1が示す従来の構成では流路同士を連結して構成することができない。よって、熱交換素子を含む単位ユニットを連結しても所望の熱交換能力を実現できない。
本開示は、上述する事情に鑑みてなされたもので、流路同士を連結することで所望の熱交換能力を実現できる、熱交換ユニット及び熱交換アッセンブリを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係る熱交換ユニットは、
第1凸部を有する一端部、および、前記第1凸部の相補形状である第1凹部を有する他端部を含むケーシングと、
前記ケーシングの前記一端部から前記他端部に向かって同一方向に沿って延在するように前記ケーシング内に設けられる複数の第1内部流路と、
を備え、
前記ケーシングの前記第1凸部は、前記複数の第1内部流路に連通する第1ヘッダを画定する。
本開示の熱交換ユニットによれば、上記構成の熱交換ユニットの凸部と、上記構成の他の熱交換ユニットの凹部とを嵌合させることで、熱交換ユニットの個数により所望の熱交換能力を実現できる。また、熱交換ユニットの凸部によりヘッダが画定されるため、複数の熱交換ユニットを嵌合させて互いに連結するだけで、各熱交換ユニットの第1内部流路同士を第1ヘッダを介して連通させることが可能になる。このため、各熱交換ユニットの第1内部流路同士を直接連通させる構成に比べて、各熱交換ユニットの製造公差に対してロバストな流路接続構造を実現できる。
本開示の実施形態による熱交換ユニットを示す斜視図である。 図1に示した熱交換ユニットの平面図である。 図1に示した熱交換ユニットのIII-III線断面図である。 図1に示した熱交換ユニットのIV-IV線断面図である。 図2に示した熱交換ユニットのV-V線断面図である。 図2に示した熱交換ユニットのVI-VI線断面図である。 本開示による熱交換アッセンブリを概略的に示す図である。 本開示の実施形態による熱交換ユニットを二個連結した熱交換アッセンブリを示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態による熱交換ユニット4及び熱交換アッセンブリ1について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
[熱交換ユニット4]
熱交換ユニット4は、連結する個数により所望の熱交換能力を実現できる熱交換ユニット(単位ユニット)である。
図1に示すように、熱交換ユニット4は、ケーシング5と、複数の第1内部流路61とを備える。ケーシング5は、第1凸部51を有する一端部5A、および、第1凸部51の相補形状である第1凹部52を有する他端部5Bを含む。例えば、第1凸部51及び第1凹部52は扇形に形成されるが、第1凹部52が第1凸部51の相補形状であれば扇形に限られるものではない。図5に示すように、第1内部流路61は、ケーシング5の一端部5Aから他端部5Bに向かって同一方向に沿って延在するようにケーシング5内に沿って設けられる。そして、ケーシング5の第1凸部51は、複数の第1内部流路61に連通する第1ヘッダ51Aを画定する。
このように構成された熱交換ユニット4によれば、上記構成の熱交換ユニット4の第1凸部51と、上記構成の他の熱交換ユニット4の第1凹部52とを嵌合させることで、熱交換ユニット4の個数により所望の熱交換能力を実現できる。また、熱交換ユニット4の第1凸部51により第1ヘッダ51Aが画定されるため、複数の熱交換ユニット4を嵌合させて互いに連結するだけで、各熱交換ユニット4の第1内部流路61同士を第1ヘッダ51Aを介して連通させることが可能になる。このため、各熱交換ユニット4の第1内部流路61同士を直接連通させる構成に比べて、各熱交換ユニット4の製造公差に対してロバストな流路接続構造を実現できる。
図5に示すように、ケーシング5は、蓋部55と少なくとも一本の第1中間流路62とを含む。図2に示すように、蓋部55は、複数の第1内部流路61の延在方向から視た平面視において、第1ヘッダ51A以外の領域に設けられる。図3及び図5に示すように、少なくとも一本の第1中間流路62は、第1ヘッダ51Aに連通するように蓋部55の内側に形成され、複数の第1内部流路61がそれぞれ開口する。
このような構成によれば、複数の第1内部流路61と第1ヘッダ51Aとが第1中間流路62を介して接続された流路構造が各熱交換ユニット4に形成されていることから、第1凹部52と第1凸部51の嵌合によって、隣接する熱交換ユニット4の第1中間流路62同士を連通させることができる。
図6に示すように、熱交換ユニット4は、複数の第2内部流路71を備える。複数の第2内部流路71は、ケーシング5の一端部5Aから他端部5Bに向かって同一方向に延在するようにケーシング5内に設けられる。複数の第2内部流路71のそれぞれは、複数の第1内部流路61のそれぞれと第1内部流路61の延在方向と直交する断面において奥行き方向(図4においてY方向)に交互に配置され、互いに隣り合う第1内部流路61と第2内部流路71とは隔壁81によって隔てられている。尚、複数の第1内部流路61及び複数の第2内部流路71の数、すなわち、隔壁81の数は、図4に示す数に限定されるものではなく、任意の数とすることができる。
ケーシング5は、第2凸部53及び第2凹部54を含む。第2凸部53は、ケーシング5の一端部5A又は他端部5Bのいずれか一方に設けられる。第2凸部53はケーシング5の一端部5A又は他端部5Bのいずれか一方に設けられるものであれば、第1凸部51と同じ端部に設けることは必須ではない。第2凹部54は、第2凸部53の相補形状であり、ケーシング5の一端部5A又は他端部5Bの他方に設けられる。第2凸部53及び第2凹部54は扇形に形成されるが、第1凸部51及び第1凹部52と同様、第2凹部54が第2凸部53の相補形状であれば扇形に限られるものではない。そして、ケーシング5の第2凸部53は、複数の内部流路に連通する第2ヘッダ53Aを画定する。
このような構成によれば、熱交換ユニット4の第1凸部51と同様に、第2凸部53により第2ヘッダ53Aが画定されるため、複数の熱交換ユニット4を嵌合させて互いに連結するだけで、各熱交換ユニット4の第1内部流路61同士を第1ヘッダ51Aを介して連結させるとともに、第2内部流路71同士を第2ヘッダ53Aを介して連結させることが可能となる。このため、各熱交換ユニット4の第1内部流路61同士、及び、第2内部流路71同士を直接連通させる構成に比べて、各熱交換ユニット4の製造公差に対してロバストな流路接続構造を実現できる。
また、図2に示すように、第1凸部51は、第1内部流路61の延在方向から視た平面視において、第1ヘッダ51Aの延在方向の直交方向における一方側の第1端部領域に設けられ、第2凸部53又は第2凹部54のいずれか一方は、第2流路の延在方向から視た平面視において、第2ヘッダ53Aの延在方向の直交方向における他方側の第2端部領域に設けられる。
このような構成によれば、ヘッダの直交方向における一方側の第1端部領域と他方側の第2端部領域との両方で、隣接する他の熱交換ユニット4と嵌合させることで、ヘッダの直交方向に関する熱交換ユニット4間の位置決めを高精度に行うことができる。
図3、図5及び図6に示すように、熱交換器のケーシング5は、蓋部55、第1中間流路62及び第2中間流路72を含む。図2に示すように、蓋部55は、複数の第1内部流路61及び第2内部流路71の延在方向から視た平面視において、第1ヘッダ51A及び第2ヘッダ53A以外の領域内に設けられている。図5に示すように、第1中間流路62は、第1ヘッダ51Aに連通するように蓋部55の内側に形成され、複数の第1内部流路61がそれぞれ開口する。図6に示すように、第2中間流路72は、第2ヘッダ53Aに連通するように蓋部55の内側に形成され、複数の第2内部流路71がそれぞれ開口する。そして、図3に示すように、第1中間流路62と第2中間流路72とは、第1ヘッダ51A及び第2ヘッダ53Aの延在方向に交互に配置される。
このような構成によれば、第1中間流路62と第2中間流路72とが第1ヘッダ51A及び第2ヘッダ53Aの延在方向に交互に配置されることで、第1中間流路62と第2中間流路72とが交錯することがなく、第1内部流路61を流れる流体(第1流体)と第2内部流路71を流れる流体(第2流体)とを隔絶することができる。
図3に示すように、熱交換ユニット4は、複数の第1中間流路62が、第1内部流路61の延在方向の直交方向に沿って延在する。各々の第1中間流路62に開口するように、第1内部流路61の延在方向の直交方向に沿って並ぶ2以上の第1内部流路61を含む第1流路列6が延在方向に配列される。図3に示すように、複数の第2中間流路72が、第2内部流路71の延在方向の直交方向に沿って延在し、複数の第1中間流路62と交互に第2流路の延在方向に配列される。そして、各々の第2中間流路72に開口するように、第2内部流路71の延在方向の直交方向に沿って並ぶ2以上の第2内部流路71を含む第2流路列7が、第2ヘッダ53Aの第2流路の延在方向に配列される。また、図3及び図5に示すように、各々の第1中間流路62の第1ヘッダ51Aとの連通端とは反対側の端部は、第2ヘッダ53Aに対して閉じられており、図3及び図6に示すように、各々の第2中間流路72の第2ヘッダ53Aとの連通端とは反対側の端部は、第1ヘッダ51Aに対して閉じられている。
このような構成によれば、熱交換ユニット4同士の第1内部流路61および第2内部流路71をそれぞれ直接連通させるような連結構造を採用した場合、各熱交換ユニット4の製作公差に起因した第1内部流路61及び第2内部流路71の位置のばらつきに起因して、第1流体と第2流体との混合が生じてしまうリスクがある。この点、上記構成によれば、第1中間流路62と第2中間流路72を別に設け、且つ、異種流体が流れる中間流路とヘッダとの連通を遮断することができるため、凹部と凸部を嵌合させるだけで、各熱交換ユニット4の製作公差によらず、第1流体と第2流体との混合を防止できる。
[熱交換アッセンブリ1]
図7及び図8に示すように、熱交換アッセンブリ1は、中継熱交換領域を形成する1以上の熱交換ユニット4と、中継熱交換領域の両端に位置する一対の終端熱交換領域をそれぞれ形成するとともに、第1凸部51および第1凹部52にそれぞれ嵌合する第3凸部21および第3凹部31をそれぞれ有する一対の終端熱交換ユニット2,3と、を備える。
このように構成された熱交換アッセンブリ1によれば、中間熱交換領域を形成する熱交換ユニット4の個数を増減することで所望の熱交換能力を得ることができる。
また、例えば、被加熱側流体(低温流体)の入口が低所の終端熱交換領域に位置するように、上記構成の熱交換アッセンブリを縦置き配置にすれば、低温流体が高温流体によって加熱されることにより発生するドラフト効果を利用して、各熱交換器の内部流路内における低温流体の上昇流を少ない圧損で形成することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
上記各実施形態に記載の内容は、例えば、以下のように把握される。
(1)一の態様に係る熱交換ユニット4は、
第1凸部51を有する一端部5A、および、前記第1凸部51の相補形状である第1凹部52を有する他端部5Bを含むケーシング5と、
前記ケーシング5の前記一端部5Aから前記他端部5Bに向かって同一方向に沿って延在するように前記ケーシング5内に設けられる複数の第1内部流路61と、
を備え、
前記ケーシング5の前記第1凸部51は、前記複数の第1内部流路61に連通する第1ヘッダ51Aを画定する。
本開示に係る熱交換ユニット4によれば、上記構成の熱交換ユニット4の第1凸部51と、上記構成の他の熱交換ユニット4の第2凹部54とを嵌合させることで、熱交換ユニット4の個数により所望の熱交換能力を実現できる。また、熱交換ユニット4の第1凸部51により第1ヘッダ51Aが画定されるため、複数の熱交換ユニット4を嵌合させて互いに連結するだけで、各熱交換ユニット4の第1内部流路61同士を第1ヘッダ51Aを介して連通させることが可能になる。このため、各熱交換ユニット4の第1内部流路61同士を直接連通させる構成に比べて、各熱交換ユニット4の製造公差に対してロバストな流路接続構造を実現できる。
(2)別の態様に係る熱交換ユニット4は、(1)に記載の熱交換ユイットであって、
前記ケーシング5は、
前記複数の第1内部流路61の延在方向から視た平面視において、前記第1ヘッダ51A以外の領域内に設けられた蓋部55と、
前記第1ヘッダ51Aに連通するように前記蓋部55の内側に形成され、前記複数の第1内部流路61がそれぞれ開口する少なくとも一本の第1中間流路62と、
を含む。
このような構成によれば、複数の第1内部流路61と第1ヘッダ51Aとが中間流路を介して接続された流路構造が各熱交換ユニット4に形成されていることから、凹部と凸部の嵌合によって、隣接する熱交換ユニット4の第1中間流路62同士を連通させることができる。
(3)さらに別の態様に係る熱交換ユニット4は、(1)又は(2)に記載の熱交換ユニット4であって、
前記ケーシング5の前記一端部5Aから前記他端部5Bに向かって同一方向に沿って延在するように前記ケーシング5内に設けられる複数の第2内部流路71を備え、
前記ケーシング5は、前記一端部5A又は前記他端部5Bのいずれか一方に設けられる第2凸部53、および、前記一端部5A又は前記他端部5Bの他方に設けられ、前記第2凸部53の相補形状である第2凹部54を含み、
前記ケーシング5の前記第2凸部53は、前記複数の第2内部流路71に連通する第2ヘッダ53Aを画定する。
このような構成によれば、熱交換ユニット4の第1凸部51と同様に、第2凸部53により第2ヘッダ53Aが画定されるため、複数の熱交換ユニット4を嵌合させて互いに連結するだけで、各熱交換ユニット4の第1内部流路61同士を第1ヘッダ51Aを介して連結させるとともに、第2内部流路71同士を第2ヘッダ53Aを介して連結させることが可能となる。このため、各熱交換ユニット4の第1内部流路61同士、及び、第2内部流路71同士を直接連通させる構成に比べて、各熱交換ユニット4の製造公差に対してロバストな流路接続構造を実現できる。
(4)さらに別の態様に係る熱交換ユニット4は、(3)の熱交換ユニット4であって、
前記第1凸部51は、前記第1内部流路61及び前記第2内部流路71の延在方向から視た平面視において、前記第1ヘッダ51A及び前記第2ヘッダ53Aの延在方向の直交方向における一方側の第1端部領域に設けられ、
前記第2凸部53又は前記第2凹部54のいずれか一方は、前記平面視において、前記直交方向における他方側の第2端部領域に設けられる。
このような構成によれば、ヘッダの直交方向における一方側の第1端部領域と他方側の第2端部領域との両方で、隣接する他の熱交換ユニット4と嵌合させることで、ヘッダの直交方向に関する熱交換ユニット4間の位置決めを高精度に行うことができる。
(5)さらに別の態様に係る熱交換ユニット4は、(3)又は(4)の熱交換ユニット4であって、
前記ケーシング5は、
前記複数の第1内部流路61及び前記第2内部流路71の延在方向から視た平面視において、前記第1ヘッダ51A及び前記第2ヘッダ53A以外の領域内に設けられた蓋部55と、
前記第1ヘッダ51Aに連通するように前記蓋部55の内側に形成され、前記複数の第1内部流路61がそれぞれ開口する第1中間流路62と、
前記第2ヘッダ53Aに連通するように前記蓋部55の内側に形成され、前記複数の第2内部流路71がそれぞれ開口する第2中間流路72と、
とを含み、
前記第1中間流路62と前記第2中間流路72とは、前記第1ヘッダ51A及び前記第2ヘッダ53Aの延在方向に交互に配置される。
このような構成によれば、第1中間流路62と第2中間流路72とが第1ヘッダ51A及び第2ヘッダ53Aの延在方向に交互に配置されることで、第1中間流路62と第2中間流路72とが交錯することがなく、第1内部流路61を流れる流体(第1流体)と第2内部流路71を流れる流体(第2流体)とを隔絶することができる。
(6)更に別の態様に係る熱交換ユニット4は、(5)の熱交換ユニット4であって、
複数の前記第1中間流路62が、前記延在方向の直交方向に沿って延在し、
各々の前記第1中間流路62に開口するように、前記延在方向の前記直交方向に沿って並ぶ2以上の前記第1内部流路61を含む第1流路列6が前記延在方向に配列され、
複数の前記第2中間流路72が、前記延在方向の前記直交方向に沿って延在し、前記複数の前記第1中間流路62と交互に前記延在方向に配列され、
各々の前記第2中間流路72に開口するように、前記延在方向の前記直交方向に沿って並ぶ2以上の前記第2内部流路71を含む第2流路列7が、前記第2ヘッダ53Aの前記延在方向に配列され、
各々の前記第1中間流路62の前記第1ヘッダ51Aとの連通端とは反対側の端部は、前記第2ヘッダ53Aに対して閉じられており、
各々の前記第2中間流路72の前記第2ヘッダ53Aとの連通端とは反対側の端部は、前記第1ヘッダ51Aに対して閉じられている。
このような構成によれば、熱交換ユニット4同士の第1内部流路61および第2内部流路71をそれぞれ直接連通させるような連結構造を採用した場合、各熱交換ユニット4の製作公差に起因した第1内部流路61及び第2内部流路71の位置のばらつきに起因して、第1流体と第2流体との混合が生じてしまうリスクがある。この点、上記構成によれば、第1中間流路62と第2中間流路72を別に設け、且つ、異種流体が流れる中間流路とヘッダとの連通を遮断することができるため、凹部と凸部を嵌合させるだけで、各熱交換ユニット4の製作公差によらず、第1流体と第2流体との混合を防止できる。
(7)一態様に係る熱交換アッセンブリ1は、
中継熱交換領域を形成する、(1)から(6)のいずれか一つに記載の1以上の熱交換ユニット4と、
前記中継熱交換領域の両端に位置する一対の終端熱交換領域をそれぞれ形成するとともに、前記第1凸部51および前記第1凹部52にそれぞれ嵌合する第3凸部21および第3凹部31をそれぞれ有する一対の終端熱交換ユニット2,3と、
を備える。
本開示に係る熱交換アッセンブリ1によれば、中間熱交換領域を形成する熱交換ユニット4の個数を増減することで所望の熱交換能力を得ることができる。
また、例えば、被加熱側流体(低温流体)の入口が低所の終端熱交換領域に位置するように、上記構成の熱交換アッセンブリを縦置き配置にすれば、低温流体が高温流体によって加熱されることにより発生するドラフト効果を利用して、各熱交換器の内部流路内における低温流体の上昇流を少ない圧損で形成することができる。
1 熱交換アッセンブリ
2,3 終端熱交換ユニット
21 第3凸部
31 第3凹部
4 熱交換ユニット
5 ケーシング
5A 一端部
5B 他端部
51 第1凸部
51A 第1ヘッダ
52 第1凹部
53 第2凸部
53A 第2ヘッダ
54 第2凹部
55 蓋部
6 第1流路列
61 第1内部流路
62 第1中間流路
7 第2流路列
71 第2内部流路
72 第2中間流路
81 隔壁

Claims (4)

  1. 第1凸部を有する一端部、および、前記第1凸部の相補形状である第1凹部を有する他端部を含むケーシングと、
    前記ケーシングの前記一端部から前記他端部に向かって同一方向に沿って延在するように前記ケーシング内に設けられる複数の第1内部流路と、
    前記ケーシングの前記一端部から前記他端部に向かって同一方向に沿って延在するように前記ケーシング内に設けられる複数の第2内部流路と、
    を備え、
    前記ケーシングの前記第1凸部は、前記複数の第1内部流路に連通する第1ヘッダを画定し、
    前記ケーシングは、前記一端部又は前記他端部のいずれか一方に設けられる第2凸部、および、前記一端部又は前記他端部の他方に設けられ、前記第2凸部の相補形状である第2凹部を含み、
    前記ケーシングの前記第2凸部は、前記複数の第2内部流路に連通する第2ヘッダを画定し、
    前記ケーシングは、
    前記複数の第1内部流路及び前記第2内部流路の延在方向から視た平面視において、前記第1ヘッダ及び前記第2ヘッダ以外の領域内に設けられた蓋部と、
    前記第1ヘッダに連通するように前記蓋部の内側に形成され、前記複数の第1内部流路がそれぞれ開口する第1中間流路と、
    前記第2ヘッダに連通するように前記蓋部の内側に形成され、前記複数の第2内部流路がそれぞれ開口する第2中間流路と、
    を含み、
    前記第1中間流路と前記第2中間流路とは、前記第1ヘッダ及び前記第2ヘッダの延在方向の交互に配置される
    熱交換ユニット。
  2. 前記第1凸部は、前記第1内部流路及び前記第2内部流路の延在方向から視た平面視において、前記第1ヘッダ及び前記第2ヘッダの延在方向の直交方向における一方側の第1端部領域に設けられ、
    前記第2凸部又は前記第2凹部のいずれか一方は、前記平面視において、前記直交方向における他方側の第2端部領域に設けられる
    請求項に記載の熱交換ユニット。
  3. 複数の前記第1中間流路が、前記延在方向の直交方向に沿って延在し、
    各々の前記第1中間流路に開口するように、前記延在方向の前記直交方向に沿って並ぶ2以上の前記第1内部流路を含む第1流路列が前記延在方向に配列され、
    複数の前記第2中間流路が、前記延在方向の前記直交方向に沿って延在し、前記複数の前記第1中間流路と交互に前記延在方向に配列され、
    各々の前記第2中間流路に開口するように、前記延在方向の前記直交方向に沿って並ぶ2以上の前記第2内部流路を含む第2流路列が、前記第2ヘッダの前記延在方向に配列され、
    各々の前記第1中間流路の前記第1ヘッダとの連通端とは反対側の端部は、前記第2ヘッダに対して閉じられており、
    各々の前記第2中間流路の前記第2ヘッダとの連通端とは反対側の端部は、前記第1ヘッダに対して閉じられている
    請求項に記載の熱交換ユニット。
  4. 中継熱交換領域を形成する、請求項1からのいずれか一つに記載の1以上の熱交換ユニットと、
    前記中継熱交換領域の両端に位置する一対の終端熱交換領域をそれぞれ形成するとともに、前記第1凸部および前記第1凹部にそれぞれ嵌合する第3凸部および第3凹部をそれぞれ有する一対の終端熱交換ユニットと、
    を備える熱交換アッセンブリ。
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