JP7356238B2 - ネジ付きキャップと容器口部とを締め付けるキャッピング方法およびキャップ巻締め装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載のキャップ巻締め装置は、容器1を把持する容器把持部(容器把持機構2)と、容器把持部(容器把持機構2)の直上に位置し、ネジ付きキャップ(キャップ5)を把持可能なチャック(エアーチャック)を有するとともに容器把持部(容器把持機構2)に向かって昇降可能に設けられたキャッパーヘッド(キャッピングヘッド4)と、キャッパーヘッド(キャッピングヘッド4)を回転させる回転用モータ(トルクモータ3)と、制御装置8とを有し、キャッパーヘッド(キャッピングヘッド4)は、一対のスプライン軸41a、41bを介して回転用モータ(トルクモータ3)に相対距離を調整可能に連結されている。
このとき、ネジ付きキャップ(キャップ5)が容器1の容器口部(口部)に嵌合した際、キャッパーヘッド(キャッピングヘッド4)は降下を停止するが、回転用モータ(トルクモータ3)はキャッパーヘッド(キャッピングヘッド4)との相対距離を縮めながら降下が継続される。
制御装置8は、キャッパーヘッド(キャッピングヘッド4)の急激な落下位置を取得し、キャッパーヘッド(キャッピングヘッド4)の回転を停止すると、ネジ付きキャップ(キャップ5)と容器1との両ネジ部の先端部が向き合うため、適正なネジ係合が可能な状態となり、急激な落下位置を始点として予め定めた回転角度だけ回転用モータ(トルクモーター3)を相対的に大きな指令トルク11で正回転させてネジ付きキャップ(キャップ5)を容器1へ螺合させるものである。
また、キャッパーヘッド(キャッピングヘッド4)の急激な落下によって容器口部(口部)のネジとネジ付きキャップ(キャップ5)のネジとの係合を適正にすることができるものであるとともに、容器1やネジ付きキャップ(キャップ5)の濡れ状態等が変動しても可及的に一定のネジ付きキャップ(キャップ5)の開栓トルクを得ることができるものである。
また、キャッパーヘッド(キャッピングヘッド4)の逆回転時に押圧力が高いままだと、キャッパーヘッド(キャッピングヘッド4)の逆回転中にネジ付きキャップ(キャップ5)と容器1の容器口部(口部)のネジ部が互いを乗り越える際に、両ネジ部が潰れたり削れたりしてしまう虞があり、ネジ付きキャップ(キャップ5)が容器1の容器口部(口部)に正常に取り付けられなくなる虞や、ネジ部の削れた部分が、ネジ付きキャップ(キャップ5)を開封し内容物を消費する時に異物として消費者から認識されてしまう虞があった。
本発明のキャップ巻締め装置は、ネジ付きキャップと、容器口部とを締め付けるキャップ巻締め装置であって、前記ネジ付きキャップには、主部と、前記主部の下方に形成されたタンパーエビデンスバンドとが設けられ、前記主部は、天面壁と、前記天面壁から垂下するスカート壁と、前記スカート壁に形成されたキャップ側ネジ部とを有し、前記タンパーエビデンスバンドは、被係止部を有し、前記容器口部には、前記キャップ側ネジ部にネジ係合可能な容器側ネジ部と、前記被係止部と係合可能な係合部とが設けられ、前記キャップ巻締め装置は、前記ネジ付きキャップをチャックで把持し押圧可能なキャッパーヘッドと、前記キャッパーヘッドの押圧力を調整する押圧調整手段と、前記キャッパーヘッドの回転角度を調整可能且つ、前記ネジ付きキャップの中心軸を回転軸として開閉栓方向に回転可能な回転調整手段と、前記キャップ側ネジ部の始端と前記容器側ネジ部の始端との相対位置を検出可能な始端位置検出手段とを有し、前記回転調整手段は、前記被係止部が前記容器側ネジ部と前記係合部との間に位置した状態の前記キャッパーヘッドを、前記ネジ付きキャップの開栓方向へ回転可能に構成されるとともに、前記キャップ側ネジ部の始端が前記容器側ネジ部の始端にネジ係合可能な導入開始位置に到達した状態の前記キャッパーヘッドを、前記ネジ付きキャップの閉栓方向へ回転可能に構成され、前記押圧調整手段は、前記被係止部を前記容器側ネジ部と前記係合部との間に位置させるように前記キャッパーヘッドの押圧力を調整可能に構成されるとともに、前記キャッパーヘッドが前記ネジ付きキャップの開栓方向へ回転している際の前記キャッパーヘッドの押圧力を、前記被係止部を前記容器側ネジ部と前記係合部との間に位置させる際の押圧力および前記キャップ側ネジ部の始端が前記容器側ネジ部の始端にネジ係合可能な導入開始位置に到達した状態の前記キャッパーヘッドを閉栓方向へ回転させる際の押圧力よりも低く調整するように構成されていることにより、前記課題を解決するものである。
また、第2押圧力は、第1押圧力よりも低く設定しているため、キャップ側ネジ部と容器側ネジ部との導入開始位置までネジ付きキャップを開栓方向へ回転させる際、キャップ側ネジ部が容器側ネジ部を乗り越えるような強い押圧力をネジ付きキャップに与えることがなくなり、キャップ側ネジ部や容器側ネジ部の潰れや削れを確実に防止できる。
また、第2押圧力は、第3押圧力よりも低く設定しているため、ネジ付きキャップを容器口部に閉栓する際、ネジ付きキャップと容器口部とを傾きなく確実に閉栓するために必要な押圧力が、ネジ付きキャップを開栓方向へ回転させる際にキャップ側ネジ部と容器側ネジ部に潰れたり削れてしまうような大きな押圧力であっても、それぞれの動作に適した押圧力を選択することができ、ネジ付きキャップや容器口部の破損を確実に防止できる。
また、押圧調整部は、被係止部を容器側ネジ部と係合部との間に位置させるようにキャッパーヘッドの押圧力を調整可能に構成されるとともに、キャッパーヘッドがネジ付きキャップの開栓方向へ回転している際のキャッパーヘッドの押圧力を、被係止部を容器側ネジ部と係合部との間に位置させる際の押圧力よりも低く調整するように構成されているため、ネジ付きキャップを開栓方向へ回転させている間は、キャップ側ネジ部が容器側ネジ部を乗り越えるような強い押圧力をネジ付きキャップに与えることがなくなり、急激にキャッパーヘッドが落下した際におけるキャップ側ネジ部や容器側ネジ部の潰れや削れを確実に防止できる。
また、押圧調整部は、キャッパーヘッドがネジ付きキャップの開栓方向へ回転している際のキャッパーヘッドの押圧力を、キャップ側ネジ部の始端が容器側ネジ部の始端にネジ係合可能な導入開始位置に到達した状態のキャッパーヘッドを閉栓方向へ回転させる際の押圧力よりも低く調整するように構成されているため、ネジ付きキャップを容器口部に閉栓する際、ネジ付きキャップと容器口部とを傾きなく確実に閉栓するために必要な押圧力が、ネジ付きキャップを開栓方向へ回転させる際にキャップ側ネジ部と容器側ネジ部に潰れたり削れてしまうような大きな押圧力であっても、それぞれの動作に適した押圧力を選択することができ、ネジ付きキャップや容器口部の破損を確実に防止できる。
請求項4に記載の構成によれば、回転調整手段は、キャッパーヘッドの回転角度を検出可能な回転検出手段を有しているため、キャッパーヘッドの実際の回転角度を捉えることで、回転調整手段で規定した回転角度との差を確認し、キャッパーヘッドによるネジ付きキャップの容器口部への閉栓をより確実に実施することができるとともに、ネジ付きキャップの容器口部への閉栓状態の異常を検出することができる。
また、ネジ付きキャップの導入開始位置からの押圧方向の移動量を捉えることで、キャッパーヘッドを閉栓方向に回転させている間のネジ付きキャップと容器口部との締め付け量を昇降検出手段で検出することもでき、ネジ付きキャップの容器口部への締め付け過ぎを防止することもできる。
請求項6に記載の構成によれば、昇降検出手段は、レーザセンサと反射ミラーとで構成され、レーザセンサはキャッパーヘッドまたは容器把持部のいずれか一方に設けられるとともに、反射ミラーは、他方のレーザセンサに対向する位置に設けられているため、キャッパーヘッドと容器把持部との相対距離をレーザセンサと反射ミラーとで検出することで、キャッパーヘッドによるネジ付きキャップの容器口部への閉栓をより一層確実に実施することができるとともに、キャップの容器口部への閉栓状態の異常を検出することもできる。
キャップ巻締め装置100は、下部にTEバンドCBを備えたネジ付きキャップCを、容器口部BNにネジ係合するものであり、図1乃至図4に示すように、ネジ付きキャップCを把持し押圧可能且つネジ付きキャップCの中心軸を回転軸として開閉栓方向に回転可能に構成されたキャッパーヘッド110と、容器Bを把持する容器把持部119と、キャッパーヘッド110の押圧力を調整する押圧調整手段として機能する本体側カム105と、キャッパーヘッド110をキャップ巻締め装置100の外周に沿って公転させる本体回転機構(図示しない)とが設けられ、本体側カム105は、本体回転機構(図示しない)の回転軸を中心として円形に配置されている。
回転ロッド113には、一部を拡径された上部ストッパー114と下部ストッパー115とが設けられ、押圧摺動部117は、上部ストッパー114と下部ストッパー115との間に挟まれる位置で回転ロッド113と摺動する。
押圧摺動部117は、カム連結部118を介して本体側カム105に接続されている。
回転調整手段(図示しない)は、キャッパーヘッド110の回転角度を調整可能に構成されている。
昇降検出手段120は、キャッパーヘッド110のチャック111の昇降方向の移動量を検出可能であり、回転用モータ112に設けられたレーザセンサ121と、容器把持部119に設けられた反射板122とで構成されている。
ネジ付きキャップCは、図2に示すように、内周面から半径方向内方に突出形成されたキャップ側ネジ部CSと、キャップ側ネジ部CSよりも下方に形成され、弱化部CLで接続されたTEバンドCBとを有し、TEバンドCBには、内周面から半径方向内方に突出形成された被係止部として機能するフラップCFが設けられている。
容器口部BNは、図3に示すように、外周に形成された容器側ネジ部BSと、容器側ネジ部BSよりも下方に形成され、外周面から半径方向外方に突出形成された容器フランジBFとを有している。
本体側カム105は、本体回転機構(図示しない)の回転に従って、キャッパーヘッド110を回転移動させるとともに、図4に示すように本体側カム105の形状に沿ってカム連結部118を上下させることで、押圧摺動部117を昇降移動させる。
なお、以下に説明する本実施形態では押圧調整手段はカムと荷重発生用スプリングを用いているが、例えば、カムや荷重発生用スプリングを用いずに、エアシリンダやリニアガイドなどで押圧力を発生してもよく、どの巻き締め工程においても押圧調整手段によって押圧力を調整可能である。
このとき、回転用モータ112は回転停止しており、チャック111に把持されたネジ付きキャップCは回転していない。
これによって、ネジ付きキャップCと容器口部BNとは、キャップ側ネジ部CSの下部と容器側ネジ部BSの上部とを当接させる位置で保持される。
なお、キャッパーヘッド110がネジ付きキャップCを容器口部BNに当接させる際の押圧力を、第1押圧力と呼ぶ。
このときも図4のP1の工程と同様に、チャック111に把持されたネジ付きキャップCは回転していない。
さらに、図4のP3に示すように、カム連結部118はキャッパーヘッド110の高さ位置を変えずに、回転用モータ112をネジ付きキャップCの開栓方向へ回転させる。
なお、図4のP2、P3の工程において、キャッパーヘッド110は第1押圧力よりも低い押圧力(第2押圧力と呼ぶ。)でネジ付きキャップCを容器口部BNに当接させている。
一方、本体側カム105の高さには変化はなく、押圧摺動部117と下部ストッパー115とに挟まれた荷重発生用スプリング116が圧縮され荷重が上昇するが、予め荷重発生用スプリング116の圧縮量を減らした第2押圧力で押圧しているため、過剰な押圧荷重が発生することはなく、キャップ側ネジ部CSが容器側ネジ部BSを無理やり乗り越えるようなことや、キャップ側ネジ部CSおよび容器側ネジ部BSの削れや潰れなどが発生することはない。
ここで、レーザセンサ121は、照射したレーザ光を反射板122に反射させて受光することで、レーザセンサ121と反射板122との距離の変化を確認しており、ネジ付きキャップCが容器口部BN側へ落下し導入開始位置SPに到達する際の急激な距離の変化を昇降検出手段120が検出し、回転用モータ112を停止させる。
なお、図4のP4の工程においてキャッパーヘッド110は、第2押圧力よりも高い押圧力(第3押圧力と呼ぶ。)でネジ付きキャップCを容器口部BNに当接させている。
このとき、キャップ側ネジ部CSと容器側ネジ部BSとは導入開始位置SPからネジ係合していくため、ネジ付きキャップCは徐々に容器口部BNに近づくように下降するが、カム連結部118が徐々に下降しているため、荷重発生用スプリング116の圧縮量が少なくなることを防ぎ、第3押圧力が大きく低下することはなく、ネジ付きキャップCは十分な押圧力を受け、容器口部BNとのネジ係合を確実に実施できる。
なお、P6の領域では、回転用モータ112の回転は停止している。
また、回転用モータ112の回転角度を検出可能な回転検出手段(図示しない)を設けて、回転調整手段(図示しない)と連携させることで、ネジ付きキャップCと容器口部BNとのネジ係合を実施する際、回転調整手段(図示しない)で予め設定した回転用モータ112の回転角度を回転検出手段(図示しない)で監視し、導入開始位置SPからのネジ付きキャップCと容器口部BNとのネジ係合に必要な回転角度と比較することで、ネジ付きキャップCと容器口部BNとのネジ係合における、ネジ付きキャップCの回転過不足に関する不良の発生を検知することができる。
また、荷重発生用スプリング116の入れ替えおよび下部ストッパー115の上下方向の位置変更による荷重発生用スプリング116の圧縮量調整のみで、本体側カム105の形状を変えることなく、キャッパーヘッド110の押圧力を調整することができるため、型替え作業を簡単に実施でき、新たな本体側カム105を設計に必要なコストの削減もできる。
また、上述した実施形態では、荷重発生用スプリングの圧縮量で各工程の押圧力を調整しているものとして説明したが、押圧力の調整方法はこれに限定されず、例えば、電動リニアガイドやエアシリンダの出力調整で各工程の押圧力を調整してもよい。
さらに、キャッパーヘッドが上述の実施形態にある所定の昇降が可能であれば、キャップ巻締め装置そのものが移動可能である必要はなく、容器を載置可能な台に設置できる据え置き型であってもよい。
また、上述した実施形態では、ネジ付きキャップが導入開始位置に到達したことを昇降検出手段が検出し、回転用モータを停止させるものとして説明したが、回転用モータの動作切り替え手順はこれに限定されず、例えば、ネジ付きキャップが導入開始位置に落下した際の押圧荷重の変化を読み取る荷重センサーを設けて昇降検出手段として使用してもよく、昇降検出手段を設けずに、ネジ付きキャップが開栓方向に360°回転した後に自動で回転用モータを停止するように回転調整手段で設定してもよい。
また、上述した実施形態では、回転検出手段によって導入開始位置からのネジ付きキャップと容器口部BNとのネジ係合に必要な回転角度と比較することで、ネジ付きキャップと容器口部とのネジ係合における、ネジ付きキャップの回転方向に関する不良の発生を検知することができるものとして説明したが、ネジ付きキャップの回転方向に関する不良の発生を検知する方法はこれに限定されず、例えば、回転用モータのトルクを確認可能なトルク確認手段を設けて、ネジ付きキャップの回転中に発生する回転用モータのトルクの異常値を検出してネジ付きキャップの回転不良を検知するように構成してもよい。
105 ・・・ 本体側カム(押圧調整部)
110 ・・・ キャッパーヘッド
111 ・・・ チャック
112 ・・・ 回転用モータ
113 ・・・ 回転ロッド
114 ・・・ 上部ストッパー
115 ・・・ 下部ストッパー
116 ・・・ 荷重発生用スプリング
117 ・・・ 押圧摺動部
118 ・・・ カム連結部
119 ・・・ 容器把持部
120 ・・・ 昇降検出手段(始端位置検出手段)
121 ・・・ レーザセンサ
122 ・・・ 反射板
C ・・・ ネジ付きキャップ
CS ・・・ キャップ側ネジ部
CL ・・・ 弱化部
CB ・・・ TEバンド
CF ・・・ フラップ(被係止部)
CH ・・・ キャップ側ネジ部の始端
B ・・・ 容器
BN ・・・ 容器口部
BS ・・・ 容器側ネジ部
BF ・・・ 容器フランジ
BH ・・・ 容器側ネジ部の始端
SP ・・・ 導入開始位置
Claims (6)
- ネジ付きキャップと、容器口部とを締め付けるキャッピング方法であって、
前記ネジ付きキャップには、主部と、前記主部の下部に接続されたタンパーエビデンスバンドとが設けられ、
前記主部は、天面壁と、前記天面壁から垂下するスカート壁と、前記スカート壁に形成されたキャップ側ネジ部とを有し、
前記タンパーエビデンスバンドは、被係止部を有し、
前記容器口部には、前記キャップ側ネジ部にネジ係合可能な容器側ネジ部と、前記被係止部と係合可能な係合部とが設けられ、
前記ネジ付きキャップを前記容器口部へ第1押圧力で押圧して前記キャップ側ネジ部と前記容器側ネジ部とを接触させるとともに前記被係止部を前記容器側ネジ部と前記係合部との間に位置させ、
前記ネジ付きキャップを第2押圧力で押圧しながら前記キャップ側ネジ部と前記容器側ネジ部との導入開始位置まで開栓方向へ回転させ、
前記ネジ付きキャップを第3押圧力で押圧しながら前記キャップ側ネジ部と前記容器側ネジ部との閉栓完了位置まで閉栓方向へ回転させ、
前記第2押圧力は、前記第1押圧力および第3押圧力よりも低く設定されていることを特徴とするキャッピング方法。 - ネジ付きキャップと、容器口部とを締め付けるキャップ巻締め装置であって、
前記ネジ付きキャップには、主部と、前記主部の下方に形成されたタンパーエビデンスバンドとが設けられ、
前記主部は、天面壁と、前記天面壁から垂下するスカート壁と、前記スカート壁に形成されたキャップ側ネジ部とを有し、
前記タンパーエビデンスバンドは、被係止部を有し、
前記容器口部には、前記キャップ側ネジ部にネジ係合可能な容器側ネジ部と、前記被係止部と係合可能な係合部とが設けられ、
前記キャップ巻締め装置は、
前記ネジ付きキャップをチャックで把持し押圧可能なキャッパーヘッドと、
前記キャッパーヘッドの押圧力を調整する押圧調整手段と、
前記キャッパーヘッドの回転角度を調整可能且つ、前記ネジ付きキャップの中心軸を回転軸として開閉栓方向に回転可能な回転調整手段と、
前記キャップ側ネジ部の始端と前記容器側ネジ部の始端との相対位置を検出可能な始端位置検出手段とを有し、
前記回転調整手段は、前記被係止部が前記容器側ネジ部と前記係合部との間に位置した状態の前記キャッパーヘッドを、前記ネジ付きキャップの開栓方向へ回転可能に構成されるとともに、前記キャップ側ネジ部の始端が前記容器側ネジ部の始端にネジ係合可能な導入開始位置に到達した状態の前記キャッパーヘッドを、前記ネジ付きキャップの閉栓方向へ回転可能に構成され、
前記押圧調整手段は、前記被係止部を前記容器側ネジ部と前記係合部との間に位置させるように前記キャッパーヘッドの押圧力を調整可能に構成されるとともに、前記キャッパーヘッドが前記ネジ付きキャップの開栓方向へ回転している際の前記キャッパーヘッドの押圧力を、前記被係止部を前記容器側ネジ部と前記係合部との間に位置させる際の押圧力および前記キャップ側ネジ部の始端が前記容器側ネジ部の始端にネジ係合可能な導入開始位置に到達した状態の前記キャッパーヘッドを閉栓方向へ回転させる際の押圧力よりも低く調整するように構成されていることを特徴とするキャップ巻締め装置。 - 前記押圧調整手段は、カムと、前記キャッパーヘッドに設けられた荷重発生用スプリングとを有し、
前記荷重発生用スプリングは、前記カムと前記キャッパーヘッドとの相対距離の変化によって圧縮量を調整されることで、押圧力を変化させることを特徴とする請求項2に記載のキャップ巻締め装置。 - 前記回転調整手段は、前記キャッパーヘッドの回転角度を検出可能な回転検出手段を有していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のキャップ巻締め装置。
- 前記始端位置検出手段は、前記キャッパーヘッドの押圧方向の移動量を検出可能な昇降検出手段であることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のキャップ巻締め装置。
- 前記キャップ巻締め装置は、前記容器口部が設けられた容器を把持する容器把持部をさらに有し、
前記昇降検出手段は、レーザセンサと反射ミラーとで構成され、
前記レーザセンサは、前記キャッパーヘッドまたは前記容器把持部のいずれか一方に設けられるとともに、前記反射ミラーは、他方の前記レーザセンサに対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のキャップ巻締め装置。
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