JP7355395B2 - ソーシャルアーカイビングサービスのための方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ソーシャルネットワークサービスにおいて、ユーザの端末に情報を送信する方法及びシステムに関する。
インターネット技術の発達に伴い、数多くのソーシャルネットワークサービスが提供されている。ソーシャルネットワークサービスは、インターネットを介して人々が交流を図るためのプラットフォームとして提供されているものであるが、近年では、特定分野の情報交換の目的でソーシャルネットワークサービスを利用することも多く行われている。
中でも、産業・学術研究の分野において、研究や開発を促進する目的でソーシャルネットワークサービスを利用することに注目が集まっている。学術研究分野において、代表的なソーシャルネットワークサービスのプラットフォームが、Research Gate(登録商標)である。Research Gateは、研究者向けのソーシャルネットワークサービスであり、同プラットフォーム上で、ユーザは、互いに執筆した論文を公開し、それにコメントを付したり、自由形式の質疑応答を行ったり、評価を行ったりすることが可能である。
一方、ニュース・報道の分野において、各取材元の提供するニュースやコラムなどを整理して提供することを目的とするソーシャルネットワークサービスも存在する。例えば、NEWSPICKS(登録商標)がその例である。NEWSPICKSは、経済ニュースを中心に、取材元の提供するニュースを一括してユーザに配信し、それに対して、登録された有識者がコメントを付ける。ユーザは、ニュースソースだけでなく、有識者のコメントも参照することができるため、ニュースに対する理解を深めることができる。
研究の成果は主として論文、プレスリリース、特許、展示会等の形で発表される。しかし、同分野の専門家であっても分野や研究開発フェーズが異なる場合、それを洞察することは容易ではない。Research Gateをはじめとした従来の学術研究分野におけるソーシャルネットワークサービスは、SNS機能、論文共有機能、自由形式の質問機能、など様々な機能を含んでいるが、研究成果をベースにした「議題」の多面的な解釈や議論に軸を置いたものではなかった。研究成果は、同一分野の研究者であってもその内容を理解することは容易でなく、それ以外の、特にその研究成果を利用してイノベーションを起こそうとする企業の従業員等にとって、論文、プレスリリース、特許、展示会等の科学技術情報の意味のある解釈は非常に時間コストと不確定性の伴うものであり、情報の非双方性が非常に低く、扱いやすいものとはいえなかった。
最前線の科学技術の解釈は世界の一流有識者であっても意見が割れる。それ故、1個人の与える洞察が絶対的に正解、という事象が起きにくい。故に、複数の有識者の洞察をパッケージで閲覧する事が大きな意味を持つ。しかし、現在世界では産業界・アカデミアの個別コミュニティーでは政治力学・人間関係力学・産業パワーバランス、などを背景にフラットにそのような洞察を共有する営利・非営利のプラットフォームやサービスは存在しない。
このようなプラットフォームを産業・学術・コンサル・金融・など研究開発や投資判断として科学技術情報を必要とする全ての分野に応用すれば、その内容を一般にも理解可能なように提供するという目的に資するように思われる。
このように、既存のサービスは、1~3次情報を統合した核心議題の理解を深めるサービス設計でなく、しかも様々な問題点を抱えたものであった。
例えば、上記のとおり科学技術情報は専門家が見ても解釈が多様であり、正解がない場合が多い。そのため、調査コストが膨大であり、その洞察や知見は体系的にシェアされていない現状がある。一人の専門家にヒアリングを行ったり、一人の専門家がブログ等のウェブサービスを用いてコラムを書いたりするサービスは存在する。既存サービスは、多様な専門家がバイアスなく効率よく洞察を共有できるサービス設計にはなっていなかった。そのため、科学技術情報の効率的な利用を促進する汎用的なサービスの登場が望まれていた。
本発明者らは、ユーザまたは特定の権限者が必要とする知見を議題情報としてリクエストすることで、議論の「議題、時間、切り口」を設定し、生成された議題情報に対して有識者が切り口を限定しながらユーザが求めるコメントを付すことにより、その洞察を有機的に共有することができ、議論の途中経過が自動アーカイブされ、ユーザが必要と考える情報について、流れを見落とさずに適時に入手可能とする新たなソーシャルネットワークサービスを構想し、本発明に至ったものである。そのため、本発明の適用範囲は、学術研究分野に留まるものではなく、産業界、さらには科学技術情報を必要とするコンサルティング、金融関係者、またそれに準ずるセクターにも広く適用可能である。また、ユーザが必要とする知見についても、主に科学技術情報を対象とするものではあるが、その他の情報にも適用可能である。本発明は、ソーシャルネットワークサービスと電子アーカイブの利点を取り入れつつ動的に洞察シェアを行う「ソーシャルアーカイビングサービス(social archiving service,SAS)」という新しい着想に基づいたサービスを起案するものである。
すなわち、本発明は、
[1]記事情報へのコメント追加権限を有する第1のユーザと、コメント追加権限を有しない第2のユーザとを含むソーシャルネットワークサービスにおいて、ユーザの端末に情報を送信する方法であって、
サーバが、第2のユーザの端末から、記事情報を生成するためのリクエストを受信するステップ、
前記サーバが、ユーザの端末に表示される記事情報、及び、前記記事情報とともに表示される、第1のユーザが記事にコメントを追加することのできる期間に関する期間情報を、第1のユーザ及び/又は第2のユーザの端末に送信可能とするステップ、
前記サーバが、コメントを含む記事情報を、前記期間情報に基づく期間よりも短い間隔で、記憶してアーカイブを作成するステップ、及び
前記サーバが、第1及び/又は第2のユーザのリクエストに応じて、前記アーカイブに記憶された記事情報の全部又は一部を前記第1及び/又は第2のユーザの端末に送信可能とするステップを含む方法を提供する。
前記方法によれば、第2のユーザが、記事情報を生成するためのリクエストを行うことにより、ユーザが求める内容の記事情報が生成されることとなるため、第2のユーザが真に必要とする内容の記事を提供することができる。また、前記方法によれば、記事情報とともに、第1のユーザが記事にコメントを追加することのできる期間に関する期間情報がユーザの端末に表示されることとなる。この期間情報に対応する期間が経過してしまうと、第1のユーザは記事にコメントを追加することができなくなり、ソーシャルネットワークサービスにおける自己の評価に結びつかなくなる。そのため、第1のユーザは当該期間内にコメントを提供することになり、第2のユーザが情報を必要とする期間内に記事を提供することができる。さらに、前記方法によれば、サーバが一定期間ごとに記事情報のアーカイブを作成して保存し、これを必要に応じてユーザに提供することができるため、ユーザは、リアルタイムに自らが必要とする情報についての議論の進行を知ることができる。
また、本発明は、
記事情報が、別の記事情報へのリンクを含む、[1]の方法を提供する。
記事情報が、別の記事情報へのリンクを含んでいることにより、第2のユーザは、自らリクエストした記事情報だけでなく、当該記事情報と関連する情報についても容易にアクセスすることが可能となる。
また、本発明は、
記事情報へのコメント追加権限を、第1のユーザからさらに特定された一部のユーザに限定するステップを更に含む、[1]の方法を提供する。
記事に関するコメント追加権限を第1のユーザのうち特定のユーザにさらに限定することにより、当該記事に関連する分野の専門家に限定して記事にコメントを付してもらうことが可能となり、記事に付されるコメントの品質が向上する。
また、本発明は、
ユーザの端末に記事情報を表示させる際、前記記事情報に対して関連付けられた記事の分類情報、及び前記記事情報に追加されたコメントに対する第2のユーザの評価情報に基づき、表示させるコメントの順位を決定するステップをさらに含む、[1]の方法を提供する。
これにより、第2のユーザが記事情報を閲覧する際、客観的に高い評価を得ているコメントを優先的に閲覧することができる。
また、本発明は、
記事情報に対する第2のユーザの評価情報、及び前記記事情報に追加されたコメントに対する第2のユーザの評価情報に応じて、第1のユーザに対する評価を決定するステップをさらに含む、[1]の方法を提供する。
第2のユーザが第1のユーザに対する評価を決定することで、第1のユーザには、第2のユーザの要求する適切なコメントを付することに対するインセンティブが働き、第2のユーザに提供されるコメントの品質が向上する。
また、本発明は、
前記サーバが記事情報に追加するコメントを受信する際、当該コメントの属性情報をあわせて受信するステップをさらに含む、[1]の方法を提供する。
コメントとともに属性情報をあわせて受信することにより、ユーザがコメントを表示する際、属性情報に基づいて分類して表示することが可能となり、また、記事情報のアーカイブを取得する際に、特定の属性情報に分類されたコメントのみを選択して取得すること等が可能となる。
また、本発明は、
前記サーバが前記期間情報に基づく期間の終了した記事情報を保管するステップ、及び
前記保管された記事情報と、前記期間情報とは異なる新たな期間情報とに基づき、新たに記事情報を生成するステップをさらに含む、[1]の方法を提供する。
本発明は、記事情報のアーカイブを作成することにより、前記のとおりユーザがリアルタイムに議論の進行を知ることを可能にするものであるが、さらに一旦議論の終了した記事情報に基づき、新たに期間情報を設定して記事情報を作成することを可能にすることにより、以前に議論された記事の内容について、期間をおいて再度議論することが可能となり、長いタイムスパンで持続的に特定のテーマについて議論することができるのみならず、過去から現在までの特定のテーマについての議論の変遷を俯瞰して理解することができる。
さらに、本発明は、
[8]記事へのコメント追加権限を有する第1のユーザと、コメント追加権限を有しない第2のユーザとを含むソーシャルネットワークサービスにおいて、ユーザの端末に情報を送信するシステムであって、
第2のユーザの端末から、記事情報を生成するためのリクエストを受信し、ユーザの端末に表示される記事情報、及び、前記記事情報とともに表示される、第1のユーザが記事にコメントを追加することのできる期間に関する期間情報を、第1のユーザ及び/又は第2のユーザの端末に送信可能とするサーバを含み、前記サーバが、
コメントを含む記事情報を、前記期間情報に基づく期間よりも短い間隔で、記憶してアーカイブを作成し、
第1及び/又は第2のユーザのリクエストに応じて、前記アーカイブに記憶された記事情報の全部又は一部を前記第1及び/又は第2のユーザの端末に送信可能とする機能を有する、前記システム;
前記記事情報が、別の記事情報へのリンクを含む、[8]のシステム;
記事情報へのコメント追加権限を、第1のユーザからさらに特定された一部のユーザに限定する機能をさらに有する、[8]のシステム;
ユーザの端末に記事情報を表示させる際、前記記事情報に対して関連付けられた記事の分類情報、及び前記記事情報に追加されたコメントに対する第2のユーザの評価情報に基づき、表示させるコメントの順位を決定する機能をさらに有する、[8]のシステム;
記事情報に対する第2のユーザの評価情報、及び前記記事情報に追加されたコメントに対する第2のユーザの評価情報に応じて、第1のユーザに対する評価を決定する機能をさらに有する、[8]のシステム;
記事情報に追加するコメントを受信する際、当該コメントの属性情報をあわせて受信する機能をさらに有する、[8]のシステム;及び
前記サーバが前記期間情報に基づく期間の終了した記事情報を保管する機能、及び
前記保管された記事情報と、前記期間情報とは異なる新たな期間情報とに基づき、新たに記事情報を生成する機能をさらに含む、[8]のシステムを提供する。
本発明の実施形態にかかるユーザの端末に情報を送信するシステムの概略図である。 本発明のシステムを用いて記事情報を表示する際のサーバ、第1のユーザの端末及び第2のユーザの端末の間の動作を示す時系列表である。 本発明のユーザ端末に表示される記事情報の一例である。 本発明のユーザ端末に表示される記事情報における、コメントの表示方法の一例である。 本発明のユーザ端末に表示される記事情報において、第1のユーザがコメントを追加する際の画面情報の一例である。 本発明の記事情報のアーカイブとバージョン管理との概念の違いを説明するための概念図である。
以下、本発明について詳細に説明する。
以下に記載する説明は、本発明の代表的な実施態様に基づいてなされることがあるが、本発明はそのような実施態様に限定されるものではない。
<装置の構成>
図1は、本発明の実施形態にかかるユーザの端末に情報を送信するシステムの概略図である。システムは、ソーシャルネットワークサービスを運営する事業者や、事業者によって委託された業者によって実施されることが想定される。ソーシャルネットワークサービスには、例えば、学術的知見を備えた有識者である第1のユーザと、学術研究分野における知見を有効に活用したい研究者、企業従業員、コンサルタント、金融関係者等の第2のユーザとが登録されている。ソーシャルネットワークサービス上において、第2のユーザは第1のユーザに対して知見を求め、第1のユーザがこれに答えることで、第2のユーザは自らが必要とする学術分野の知見を適時に得ることができる。本発明において、第1のユーザは、ソーシャルネットワークサービス上に提供された記事にコメントを付する権限を有する。これに対し、第2のユーザは、記事情報にコメントを付する権限を有するものではない。
図1に示すように、本発明のシステムでは、事業者の運営するサーバ100と、第1のユーザの端末101及び第2のユーザの端末102とが、インターネットやVPNなどのネットワーク103を介して接続されており、ユーザはこのネットワーク103を介してソーシャルネットワークサービスにアクセスする。図1では第1のユーザの端末101及び第2のユーザの端末102を1台ずつしか図示していないが、サーバ100はネットワーク103を介して複数のユーザと接続することが可能である。ユーザのそれぞれは、第1のユーザ又は第2のユーザのいずれかの属性を有するが、本発明の精神を逸脱しない範囲で、これとは無関係の属性に分類されるユーザが存在しても良い。また、サーバ100は、単一の機器を指すものであってもよく、複数台の機器を指すものであってもよく、更には複数台の機器がネットワークを介して接続されたものであってもよい。複数台の機器が相互補完的に機能し、全体として本発明の構成を満たす場合には、本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、端末101及び102は、携帯端末であってもよく、パーソナルコンピュータ等の持ち運びできないものであっても良い。また、ネットワーク103におけるデータの送信手段としては、httpプロトコルをはじめ、任意の手段を利用することができる。
サーバ100は、通信部104、制御部105、入力部106、ユーザ情報記憶部107、記事情報記憶部108、アーカイブ記憶部109、及び過去記事記憶部110を備える。
通信部104は、ネットワークを介して第1及び第2のユーザの端末101、102と通信を行う通信インターフェイスである。通信部104は、ユーザからの記事生成リクエスト、アーカイブ送信リクエスト、過去記事送信リクエスト、出版物リクエスト、コメント、コメント評価情報の受信等を行う。また、通信部104は、ユーザに対して、リクエストに応じて記事情報やアーカイブされた記事情報、過去記事、出版物等を送信する。
制御部105は、第2のユーザから受信した記事生成リクエストの内容を解析し、記事情報及び期間情報を生成し、記事情報記憶部108に記憶させる。また、生成された記事情報を、記事情報記憶部108から特定の間隔でアーカイブ記憶部109にコピーし、機関情報に定められたコメント追加期間の終了した記事を過去記事記憶部110にコピーする。また、アーカイブ送信リクエスト、過去記事送信リクエスト、出版物リクエスト等の内容を解析し、送信すべきアーカイブ、過去記事、出版物等の内容を編集する。
入力部106は、キーボード、タッチパネル等の入力装置である。入力部106は、サーバ100とは分離されたワークステーション、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)、タブレットPC、スマートフォン、携帯電話その他の機器であっても良い。
ユーザ情報記憶部107は、ソーシャルネットワークサービスを利用する第1のユーザ及び第2のユーザの情報を記憶する。例えば、ユーザの氏名、住所、年齢などの個人情報のほか、第1のユーザ及び第2のユーザの別を記憶する。また、第1のユーザについては、それぞれどのような分野の学術的知見を有しているのかについての背景情報をあわせて記憶する。また、第1のユーザがこれまで記事情報に追加したコメントに関するコメント評価情報を、ユーザの情報と結びつけて管理しても良い。ユーザ情報記憶部107は、サーバ100に内蔵されたストレージ等の記憶媒体であってもよく、これとは別個にサーバ100に接続されたハードディスク、フラッシュメモリ、磁気テープその他の記憶媒体であっても良い。サーバ100とは別個にワークステーション、PCその他の記憶媒体を有する機器を接続して利用する態様であっても良い。
記事情報記憶部108は、生成された記事情報を記憶する。記事情報は、記事のタイトル、概要、及び第1のユーザに対してコメントを求める事項に関する情報を含んでおり、さらに、第1のユーザによる1つ又は複数のコメントを含んでいても良い。さらに、コメントは属性情報を含んでいても良く、その属性によって効率的にユーザのリクエストによりリストアップすることも可能である。記事情報記憶部108は、任意に、当該記事情報の公開をリクエストした第2のユーザの情報(これはユーザ情報記憶部107に記憶されている情報と関連付けることができる。)、記事の分類情報、記事及びコメントにおいて引用されている文献等の件数、コメントの件数、第2のユーザによる記事評価情報及びコメント評価情報等を含む。また、記事情報記憶部108に記憶されている記事情報は、第1のユーザが記事情報にコメントを付け、あるいは第2のユーザが記事又はコメントに対してコメント評価情報を追加するたびに、最新の内容に更新される。記事情報記憶部108は、サーバ100に内蔵されたストレージ等の記憶媒体であってもよく、これとは別個にサーバ100に接続されたハードディスク、フラッシュメモリ、磁気テープその他の記憶媒体であっても良い。サーバ100とは別個にワークステーション、PCその他の記憶媒体を有する機器を接続して利用する態様であっても良い。
アーカイブ記憶部109は、記事情報記憶部108に記憶されている記事情報を、特定の間隔で保存する。アーカイブ記憶部109は、サーバ100に内蔵されたハードディスク等の記憶媒体であってもよく、これとは別個にサーバ100に接続されたハードディスク、フラッシュメモリ、磁気テープその他の記憶媒体であっても良い。サーバ100とは別個にワークステーション、PCその他の記憶媒体を有する機器を接続して利用する態様であっても良い。
過去記事記憶部110は、記事情報記憶部108に記憶されている記事情報のうち、期間情報に定められたコメント追加期間の終了した記事情報を保存し、管理する。過去記事記憶部110に保管された記事情報(以下「過去記事」という。)は、過去記事送信リクエストや出版物リクエストの対象となるだけでなく、後述するように過去記事に基づく新たな記事情報の生成に利用されることもある。過去記事記憶部110は、サーバ100に内蔵されたハードディスク等の記憶媒体であってもよく、これとは別個にサーバ100に接続されたハードディスク、フラッシュメモリ、磁気テープその他の記憶媒体であっても良い。サーバ100とは別個にワークステーション、PCその他の記憶媒体を有する機器を接続して利用する態様であっても良い。
<動作の説明>
以下では、本発明に従ったシステムの動作を具体的に説明する。
なお、本発明に従ったソーシャルネットワークサービスは、クローズド型のサービスであってもよく、オープン型のサービスであっても良い。すなわち、第1のユーザ及び第2のユーザは、ともに認証を要するものとしてもよく、いずれか一方、又は双方ともに認証を不要としてもよい。もっとも、記事に付されるコメントの質を担保するという観点からは、第1のユーザについて認証登録制とすることが望ましい。また、第1のユーザ及び第2のユーザは、さらに細分化することも可能である。例えば、第1のユーザについて、有識度その他の観点からランク分けを行ってもよいし、第2のユーザについて、課金者と無償利用者とに分類し、前者と後者とでアクセスできる記事に差を設けても良い。たとえば、一部の記事については有料として、課金者にのみアクセスを可能とすることが考えられる。また、各機能について、利用可能なユーザを分類することもできる。たとえば、特定のユーザにのみ記事情報を(必要であれば追加編集を加えた形で)出版物の形式で入手することを可能にしてもよいし、議論の終了した過去記事へのアクセス権限を特定のユーザに設定することもできる。
図2に、第2のユーザが本発明のソーシャルネットワークサービスを利用する場合のサーバ100、第1のユーザ及び第2のユーザ間の情報の授受を時系列に示す。
まず、第2のユーザは、端末102からサーバ100に対して、記事生成リクエストS201を送信し、サーバ100の通信部104がこれを受信する。なお、本明細書において、「受信する」とは、サーバ100又は端末101、102が受動的に情報を受領した場合だけでなく、端末が自ら能動的に情報を取得した場合を含む概念である。記事生成リクエストS201は、例えば記事のタイトル、概要、及び第2のユーザが第1のユーザに対してコメントを求める事項に関する情報を含んでいても良い。また、記事生成リクエストS201は、これらの記事の内容に関する情報に加えて、記事に対して第1のユーザがコメントを追加することのできる期間に関する情報を含んでいても良い。
また、記事生成リクエストS201は、過去記事記憶部110に保存された過去記事に基づいて新たな記事を生成することを要求するものであっても良い。この場合、記事生成リクエストS201は、例えば過去記事記憶部110に保存された特定の過去記事に関する情報と、記事に対して第1のユーザがコメントを追加することのできる期間に関する情報を含むことができる。この態様は、すでに議論が終了した過去記事について、時間が経過したことから改めて議論の遡上に乗せることを求める場合や、別の観点、別の切り口から更に議論を望む場合に用いることが有用である。この場合、記事生成リクエストS201は、過去記事の内容をそのまま利用して新たな記事を生成することを求めるものであってもよいし、過去記事の内容を利用しつつ、一部の内容が修正された記事を生成することを求めるものであっても良い。
さらに、記事生成リクエストS201は、記事生成投票S214によって代替することもできる。記事生成リクエストS201の代わりに記事生成投票S214が利用される場合、投票すべき記事情報の候補が予めサーバに準備される。記事情報の候補は、記事情報記憶部108に記憶されていてもよいし、これとは別の領域に記憶されていても良い。記事情報の候補は、ソーシャルネットワークサービスの管理者が入力部106を用いてサーバに入力することもできるし、第1のユーザや第2のユーザから適宜候補を募集することとしても良い。ソーシャルネットワークサービスに参加している第1及び/又は第2のユーザは、記事情報の候補から、特定の記事を選択して、記事生成投票S214をサーバ100に送信することができる。ユーザが記事生成投票S214を送信することのできる期間に制限を設けても良い。また、記事生成投票S214をサーバに送信することのできる権限を、第1及び/又は第2のユーザの中から特定のユーザに対して付与することもできる。
サーバ100の制御部105は、第2のユーザから記事生成リクエストS201を受信すると、これに応じて記事情報を生成し(S202)、記事情報は記事情報記憶部108に記憶される。記事情報は、記事生成リクエストS201に含まれる情報に基づいて自動的に生成してもよく、記事生成リクエストS201に含まれる情報を適宜取捨選択し、さらに入力部106により入力された情報に基づいて生成しても良い。例えば、記事生成リクエストS201中に含まれる見出しの情報に不適切な表現などが含まれていた場合、これを削除して記事情報を生成することが必要な場合があり、この場合には、後者のように情報を取捨選択し、追加することができる態様が望ましい。さらに、記事生成リクエストS201を送信した第2のユーザが当該記事に関連する分野の学術的知見に乏しい場合、まずソーシャルネットワークサービスの運営者が記事の内容を補完した上で記事を生成することが考えられる。また、サーバ100の制御部105は、記事情報の生成(S202)に加えて、期間情報を生成し(S203)、合わせて記事情報記憶部108に記憶させる。期間情報は、生成した記事情報に対して第1のユーザがコメントを追加することのできる期間に関する情報である。期間情報は、記事生成リクエストS201に含まれる情報に基づいて生成してもよく、これとは別に、入力部106により入力された情報や、ユーザ情報記憶部107に記憶された情報に基づいて生成しても良い。例えば、当該記事にコメントを付すことが予定されている第1のユーザのスケジュールを確認した結果、第2のユーザが求めるコメント追加期間をそのまま期間情報とすることが望ましくない場合等が考えられる。記事生成リクエストS201に代えて、記事生成投票S214を用いる場合には、例えばサーバ100は各ユーザから送信された記事生成投票S214を解析し、最も多く投票を獲得した記事情報の候補に基づき、記事情報を生成し(S202)、別途生成した期間情報とともに(S203)記事情報記憶部108に記憶させる。
次に、サーバ100の制御部105は、生成した記事情報及び期間情報を、第1のユーザ及び第2のユーザの端末に送信可能とする(S204)。なお、本明細書において、「送信可能とする」とは、「送信する」を含む概念である。第1のユーザ及び第2のユーザは、記事情報及び期間情報を適宜受信して端末101、102に表示することができる。制御部105は、記事情報及び期間情報を送信可能とすると同時に、第1のユーザに対し、当該記事情報に対してコメントすることを求めるコメントリクエストを送信可能とする(S205)。また、コメントリクエストは、記事情報及び期間情報を送信可能とするより前に送信可能としてもよいし、サーバ100からコメントリクエストを送るのではなく、第1ユーザからコメントを希望する旨の通知を受信し、これに承認を与える態様とすることもできる。
さらに、記事情報を生成する場合、当該記事情報に対してすべての第1のユーザがコメントを追加する権限を有するものとしてもよく、第1のユーザの中から更に限定した特定のユーザのみがコメント追加権限を取得する態様とすることもできる。特定のユーザのみにコメント追加権限を与えた場合、コメントリクエストは、当該特定のユーザのみに送信される。一般的に、第2のユーザがリクエストする記事は、特定の分野に関するものであることが多いため、当該記事の分野に詳しいユーザを第1のユーザの中から選別してコメント追加権限を付することが望ましい場合がある。第1のユーザの中から、記事にコメントを追加する権限を有するユーザをさらに特定する場合、予めユーザ情報記憶部107に記憶された第1のユーザに関する情報、特に学術的知見に関する背景情報を用いて、制御部105が自動的に第1のユーザから特定してもよく、適宜第1のユーザに関する情報を取捨選択したり、入力部106から入力された別個の情報を利用して特定しても良い。特に、第2のユーザによるコメント評価情報を利用して特定を行うことで、より優れたコメントを追加することのできる第1ユーザを特定することができることとなるため、好ましい。
コメントリクエストS205を受信した第1のユーザは、期間情報によって定められた期間、記事情報記憶部108に記憶された記事情報にコメントを追加することができる(S206)。コメントの追加は、第1のユーザ1人につき1つまでとしても良いし、複数のコメントを記入することができることとしても良い。追加したコメントは、記事情報とともに記事情報記憶部108に記憶される。また、一度追加したコメントは、期間情報によって定められた期間、適宜編集することができることとしても良い。特定の第1のユーザが追加したコメントに対し、さらにコメントを追加することが可能な態様としても良い。また、コメントは、属性情報を含むことができる。属性情報とは、そのコメントの内容を特定の観点で分類した情報を意味する。例えば、コメントについて「要約」、「科学」、「応用技術」、「その他」等の属性情報を予め記事情報記憶部108等に記憶させておき、第1のユーザが記事情報にコメントを追加する際、当該属性情報を選択することができるようにしても良い。
第1のユーザの端末101及び第2のユーザの端末102に送信可能とされた記事情報は、制御部105により、一定間隔で自動的にアーカイブされる。アーカイブは、例えば、記事情報記憶部108からアーカイブ記憶部109に記事情報をコピーする事によって行われる。記事情報は、期間情報によって定められた期間、第1のユーザによってコメントが付され(S206)、第2のユーザが記事評価情報やコメント評価情報を追加すること(S207)などにより、内容がアップデートされる。サーバ100は、ある間隔でこのアップデートされた記事情報をアーカイブ記憶部109に記憶させることにより、第1及び/又はユーザによるアーカイブ送信リクエスト(S208)に応じて、アーカイブされた記事情報を送信可能とすることができる(S209)。アーカイブ記憶部109への記事情報のコピーは、期間情報によって定められた期間中継続されてもよい。アーカイブのタイミングは、一定間隔であってもよく、記事情報の内容のアップデートがあるたびに逐次に行っても良いが、期間情報によって定められた期間に少なくとも1回アーカイブが実行されるためには、期間情報に対応する期間よりも短い間隔で行う必要がある。
サーバ100の通信部104がユーザからアーカイブ送信リクエスト(S208)を受信すると、制御部105は、アーカイブ記憶部109から、対応する記事情報のアーカイブをユーザに対して送信する(S209)。これにより、ユーザは、記事情報において議論が進展する様子を任意の時点で確認することができるだけでなく、過去の議論の状況を振り返ることが可能である。図示していないが、アーカイブ送信リクエストS208は、第1のユーザであるか、第2のユーザであるかを問わず、アーカイブの取得権限を有するユーザを設定し、当該ユーザにのみリクエストの送信を可能としてもよい。これにより、アーカイブ取得機能をオプションとして設定し、課金対象とすることができるため、ソーシャルネットワークサービスの運営に資する。また、アーカイブ記憶部109に記憶されたアーカイブだけでなく、記事情報記憶部108に記憶された記事情報や期間情報についても、ユーザからのリクエストによりこれをアーカイブと適宜組み合わせて送信可能としてもよい。これにより、ユーザは、現在進行中の議論について、最新の情報も加味して理解することが可能となる。
期間情報によって定められたコメント追加期間が終了し、コメントを追加することができなくなった記事情報は、過去記事として過去記事記憶部110に保存され、管理される。ユーザが過去記事記憶部110に記憶された過去記事を参照しようとする場合、端末101、102から、サーバ100に対し、過去記事送信リクエストS210を送信する。過去記事送信リクエストS210には、送信を希望する過去記事を特定するための情報を含むことができる。サーバ100は、過去記事送信リクエストS210を受信すると、過去記事記憶部110に記憶された過去記事の中から、対応する過去記事を送信可能とする(S211)。
また、過去記事送信リクエストS210を、アーカイブ送信リクエストS208と組み合わせて利用することにより、ユーザに対し、すでに議論が終了した過去記事と、現在議論が進行している記事情報やそのアーカイブとを組み合わせて送信することが可能である。
ユーザが記事情報を印刷に適した形式で表示することを望む場合、端末101、102から、サーバ100に対し、出版物リクエストS212を送信する。出版物リクエストS212による出版物となる対象は、記事情報、過去記事、アーカイブのすべてを含むことが可能である。つまり、ユーザは、議論が終了していない現在進行中の記事情報に対しても、すでに議論が終了した過去記事に対しても、さらには記事情報のアーカイブに対しても出版物リクエスト212を行うことができる。図2では、記事生成リクエストS201を送信した第2のユーザが出版物リクエストS212を送信することのできる態様を図示したが、これに限られることなく、出版物リクエストS212を利用することのできるユーザを、第1及び/又は第2のユーザの全てとすることも可能であるし、権限を有するユーザを別途設定することも可能である。サーバ100は、出版物リクエストS212を受信すると、対応する記事情報、過去記事及び/又はアーカイブを出版物としてユーザに送信可能とする。本明細書において、「出版物」とは、記事情報、アーカイブ、過去記事等が、ソーシャルネットワークサービスのユーザインターフェイスを介してユーザの端末101、102に表示される場合の表示形式とは異なるものであることを意味する。出版物は、好ましくはPDF等の印刷に適した形式であるが、これに限定されるものではない。本発明の「出版物」は、このように、記事情報、アーカイブ、過去記事等を適宜組み合わせて表現されるソーシャルネットワークサービス上の概念であり、従来新聞社や出版社が行ってきた出版の概念とは全く異なるものであるし、化学ジャーナルのPeer Review Processとも異なる。いわば「Social (Dynamic) Archiving Service,SAS」とでも呼ぶべき、一つの議題についての多様な議論を時間ごとに動的に把握するための新たな擬似出版概念である。
次に、端末に表示された記事情報300及び期間情報308の例を図3に示す。記事情報300は、記事のタイトル303、ステータス301、概要309、第1のユーザに対してコメントを求める事項に関する情報310、ブックマーク314、ソーシャルリンク315、バージョン情報316を含んでおり、さらに第1のユーザによる1つ又は複数のコメント311、引用文献に対するリンク312を含んでいても良い。また、端末に記事情報を表示する際、当該記事情報の公開をリクエストした第2のユーザの識別情報302、記事の分類情報304、記事及びコメントにおいて引用されている文献件数305、コメント件数306、第2のユーザによる記事評価情報307及びコメント評価情報313等を表示することができる。これらの情報は、記事情報に関連付けられて記事情報記憶部108に記憶されている。
なお、記事情報300はこのように極めて多くの情報を含むものであるため、ユーザに対して各記事ごとに記事情報300を表示すると、記事情報の一覧性が悪化する可能性がある。そのため、ソーシャルネットワークサービスのユーザインターフェイスとしては、トップページに記事情報300の情報全てを表示させるのではなく、記事情報の概要(例えばタイトル303、ステータス301及び期間情報308のみ)を表示させ、タイトル303をタッチ又はクリックした場合に、より詳細な情報である記事情報300に遷移するように構成しても良い。
ステータス301は、記事情報が現在第1のユーザによってコメント追加可能な状態か否かを表示する。例えば、期間情報によって定められたコメント追加可能期間に記事情報を表示した場合、ステータス301には「Live」(またはそれに準ずる表現)と表示される。一方、コメント追加可能期間終了後に記事情報を表示した場合、ステータス301には「Completed」(またはそれに準ずる表現)と表示される。
識別情報302は、記事生成リクエストS201を送信した第2のユーザの情報であり、第2のユーザの氏名やペンネームを含んでいてもよく、その他の情報を含んでいても良い。例えば、第2のユーザのペンネームとして「AAA」がユーザ情報記憶部107に記憶されている場合、識別情報302には、「AAA@第2ユーザ」などと表示される。また、図示していないが、表示された第2のユーザがリクエストしたことにより生成した記事情報が他にも存在する場合、識別情報302とあわせて、当該他の記事情報のリンクを表示させることとすることもできる。
記事のタイトル303は、ユーザが記事を一覧表示した場合に表示されることとなる領域であることから、その記事の内容を端的に表すものであることが望ましい。記事のタイトル303は、記事情報の生成(S202)の際に生成される。記事のタイトル303は、第2のユーザの記事生成リクエストS201に含まれる記事のタイトルをそのまま利用することもできるし、入力部106によって入力された情報に基づいて生成することも可能である。さらに、記事生成リクエストS201に含まれている情報を利用し、アルゴリズムなどを用いて制御部105が記事のタイトル303を自動生成することもできる。
分類情報304は、記事情報を、関連する分野ごとに分類した結果をタグ付けしたものである。記事が分野ごとに記事にタグ付けされていることにより、ユーザは、自らに関心の高い記事をソーシャルネットワークサービス上で検索することが容易となる。タグ付けは、記事情報に含まれる内容に基づき、制御部105が自動的に判別して行うことが可能である。図示していないが、サーバ100は、予め学術分野を整理したタグの一覧を記憶するタグ記憶部を有していてもよく、制御部105は、タグ記憶部に記憶されたタグの一覧から、適切なタグを選択して記事情報と関連付け、記事情報記憶部108に記憶させる。もっとも、すべての記事について予め適切なタグが準備されているとは限らないことから、入力部106により新たなタグを入力し、タグ記憶部に記憶させることも可能である。
文献件数305は、記事情報及び記事に付されたコメント中に引用されている文献の件数である。例えば科学技術情報については、議論は適切な引用文献によって裏付けられていることが必要であり、記事情報に文献件数305を表示することにより、ユーザは、より客観的で正確な議論がなされている記事情報を選別することが可能となる。
コメント件数306は、記事情報に対して第1のユーザにより追加されているコメントの件数である。コメントが多く追加されている記事情報ほど、活発な議論が行われていることが予想されるため、コメント件数306の表示により、ユーザは、深い議論がなされている記事情報を選別することが可能となる。
記事評価情報307は、記事情報に対して、記事生成リクエストS201を送信した第2ユーザ以外の第2ユーザが与えた評価に関する情報である(図2には図示していない。)。記事情報に取り上げられたトピックが多くのユーザの関心を引くものである場合、第2のユーザが当該記事情報を評価することで、記事情報が注目に値するものであることが他のユーザに容易に理解できる。また、第1のユーザにとっても、関心の高い記事情報において的確なコメントを付すことにより、第2のユーザから与えられる自らの評価を高め、ソーシャルネットワークサービス内でより多くのコメントを依頼される立場となることが期待できる。ユーザが記事評価情報307をタッチ又はクリックすることにより、記事情報に対して評価を与える態様とすることができる。ユーザが記事評価情報307をタッチ又はクリックすると、例えば記事評価情報307が明滅するとともに、記載された評価数が一つ増加し、ユーザは、記事情報を自らが評価したことを認識することができる。
期間情報308は、第1のユーザが記事情報にコメントを追加できる期間に関する情報である。第2のユーザは、記事生成リクエストS201を送信するにあたり、コメントを求める期限を入力する。第2のユーザは、ソーシャルネットワークサービスで得た知見を利用して研究開発を実施しようとする利用者であることから、自らの事業計画との関係で、特定の期限までにコメントを得る必要があることが想定される。また、期間情報308を第1のユーザに知らせるだけでなく、記事情報に表示することで、ソーシャルネットワークサービスに参加するすべてのユーザが、各記事情報のコメント追加可能期限を知ることができるため、サービス上で議論が繰り広げられている記事情報をオンタイムで直感的に認識することが可能となり、より白熱した議論が期待できる。さらに、期間情報に基づいて記事をソート可能とすることにより、ユーザは活発な議論が繰り広げられている記事情報を優先的に表示することが可能となり、ソーシャルネットワークサービスの活性化につながる。
期間情報308は、例えば、図3に記したようなインジケータにより表示することが好ましい。さらに、コメント追加期限が迫った場合、インジケータの色を適宜変更するなどして、ユーザに期限が迫っていることを直感的に示すことができる態様とすることがより好ましい。
概要309は、記事情報の内容を示すアブストラクト情報である。科学技術情報の議論は、学術的背景を根拠とした難解な議論にわたることが珍しくなく、そのため、一般にも容易に理解できるようにアブストラクトを示すことが非常に有用である。概要309は、記事生成リクエストS201に含まれている概要をコピーしてもよく、入力部106から入力された情報を利用して生成しても良い。また、記事生成リクエストS201に含まれている情報に基づき、アルゴリズムなどを用いて制御部105により自動的に生成することもできる。
コメントを求める事項に関する情報(以下「コメント要望事項」という。)310は、第2のユーザが、当該記事において第1のユーザに対して希望するコメントの内容に関する情報である。記事情報に対して第1のユーザがコメントを追加する際には、コメント要望事項310を参照する。この情報が存在することにより、第1のユーザは、記事のタイトル303及び概要309のみが存在する場合と比べて、記事をリクエストした第2のユーザが欲している情報を正確に理解することが可能となり、コメントの品質が向上する。
記事情報は、1つ又は複数のコメント311を含んでいても良い。コメント311は、第1のユーザが記事情報に対して追加したコメントである。例えば、第1のユーザのペンネームとして「BBB」がユーザ情報記憶部107に記憶されている場合、第1のユーザが追加したコメントともに、「BBB@第1ユーザ」などと表示することが可能である。また、図示していないが、コメント311は属性情報ごとに整理されて表示することが可能である。例えば、属性情報ごとにタブを設け、各タブには、該当する属性情報を有するコメント311のみを表示することができる。この態様は、一つの記事情報に数多くのコメント311が付されている場合に、ユーザの視認性を向上させる方法として有用である。
リンク312は、引用文献等へのリンク情報である。記事情報は、概要309、コメント要望事項310、コメント311等に適宜リンク312を含むことが可能である。また、リンク312は、コメント等の内部に含まれるのではなく、コメント311と同様に、記事情報に対して独立にリンク情報として追加されても良い。リンク312は、ソーシャルネットワークサービス内の別の記事情報又はコメントへのリンク情報であってもよく、ソーシャルネットワークサービス外の別のウェブサイト等へのリンク情報であっても良い。記事情報300が、別の記事情報へのリンク312を含んでいる場合には、記事情報300がアーカイブされる際に、リンク先の別の記事情報も同時にアーカイブすることができる。これにより、アーカイブを取得したユーザは、取得したアーカイブの記事情報300からリンクされた別の記事情報についても、アーカイブされた時点での内容を把握することができる。
コメント評価情報313は、記事情報300に対して第1のユーザが追加したコメントに対する、第2のユーザによる評価に関する情報である(図2のコメント評価(S207)に関連する。)。ユーザがコメント評価情報313をタッチ又はクリックすることにより、コメントに対して評価を与える態様とすることができる。ユーザがコメント評価情報313をタッチ又はクリックすると、例えば記事評価情報313が明滅するとともに、記載された評価数が一つ増加し、ユーザは、記事情報を自らが評価したことを認識することができる。この態様では、コメントの評価は、コメント評価情報313に表示される評価数で表される。後述するように、コメント評価情報313は、第2のユーザが記事情報を表示する際のコメントの表示順序の決定や、第1のユーザに対してサービス事業者が支払う対価の額の算定に利用可能である。
ブックマーク314は、記事情報に簡易な識別タグを付する役割を果たす。ユーザは、興味のある議論が行われている記事情報を見出した場合、端末の画面上でブックマーク314をタッチ又はクリックする。ブックマーク314は、ユーザのアクションにより、色が反転し、これにより当該記事情報に識別タグが付与される。ユーザは、ソーシャルネットワークサービスのインターフェイスを通じて、自らがブックマークを付した記事情報のみを一覧にして表示することが可能である。また、ブックマーク314の内容をさらに分類して、記事情報の識別性を向上させることも可能である。例えば、重要度の観点から、ブックマークを色分けし、赤、黄、緑、青の順に重要度を振り分けた上で、ユーザがブックマークをタッチ又はクリックするごとに色が赤、黄、緑、青の順に反転する仕様とすることにより、ユーザは記事情報を重要度別に簡易に整理することが可能となる。
ソーシャルリンク315は、記事情報を他のソーシャルネットワークサービスに投稿するためのリンクである。ユーザは、記事情報を表示した上で、その記事情報のソーシャルリンク315をタッチ又はクリックすることにより、記事情報を対応する他のソーシャルネットワークサービスに投稿することができる。
バージョン情報316は、記事情報のバージョンを表示する。記事情報が、記事生成リクエストS201又は記事生成投票S214に基づき、新規に生成されたものであった場合、例えば、バージョンは「v1」と表示される。これに対し、記事情報が、過去記事の内容を利用した記事生成リクエストS201に基づいて作成されたものであった場合、当該記事情報は、以前に過去記事においてなされた議論と同様の切り口を含むものとなるため、バージョン情報316は、「v2」と表示される。さらに、記事情報が、バージョン情報として「v2」との情報を含む過去記事に基づいて生成されたものであった場合には、当該記事のバージョン情報316は「v3」となる。このように、バージョン情報は、その記事情報の議論が、過去において何度なされたものであるのかについての情報を提供する。
さらに、バージョン情報316は、これをタッチ又はクリックすることにより、各バージョン情報を有する過去記事を呼び出せる態様としても良い。このようにすると、現在議論が進行している記事情報から、直ちに同内容のトピックを有する過去記事に遷移することが可能となり、ユーザが過去の議論を参照することが容易になる。
図示していないが、記事情報300には、さらに「インサイティ・インデックス(InXighty Index)」と呼ばれる指標を表示することができる。インサイティ・インデックスは、「1つの記事情報において、コメント評価情報の数値が『X』であるコメントが『X』個以上ある」という条件を満たす最大の『X』を意味する。例えば、ある記事情報において、インサイティ・インデックスが10である場合、その記事には、「評価数が10以上のコメントが少なくとも10個あるが、評価数が11以上のコメントは11未満である」。インサイティ・インデックスにより、記事情報に含まれているコメントの数量と、その品質とを1つの数値で表すことが可能となる。
さらに、インサイティ・インデックスに記事情報中のコメントの評価数の合計、又はコメント数の合計を乗じた数値を、「インサイティ・インデックス・プライム(InXighty Index*)」と定義して、記事情報のインデックス指標として利用することもできる。また、これらのインデックスを既存のインデックス指標と組み合わせた指標をサービス上で使用することもできる。
図示していないが、記事情報300をユーザの端末101、102に表示する際、出版物を取得するための取得ボタンを表示しても良い。出版物の取得ボタンを押すと、出版物リクエストS212がサーバ100に送信され、サーバからユーザの端末101、102に、当該記事情報の出版物が送信される(S213)。
端末101、102に記事情報300を表示する際、記事情報300と別の記事情報との表示順序を入れ替え、又は記事情報300に追加されたコメント311の表示順序を入れ替えることにより、ユーザが求めている情報をより的確にユーザに対して届けることが可能となる。たとえば、記事評価情報307に基づき、評価の高い記事から順に優先的に表示することにより、より充実した内容を含む記事情報をユーザに提供することができる。同様に、コメント評価情報313に基づき、評価の高いコメントから順に優先的に表示することが好ましい。さらに、各ユーザが嗜好する記事の分野を分析し、分類情報304に基づいて、当該分野に近い分野の記事情報やコメントを優先的に表示させることも可能である。この両者を組み合わせて、記事の分類情報304と、記事評価情報307及びコメント評価情報313とに基づき、ユーザの端末に表示させる記事情報及びコメントの順位を決定することがさらに好ましい。
ソーシャルネットワークサービスにおいて、第1のユーザが記事情報300にコメント311を付することにつき、サービス提供者が対価を支払うこととしても良い。この場合、第1のユーザが付したコメント311の件数に応じて対価の額を決定することとしてもよいが、付されたコメントに対する評価を対価の額に反映することにより、第1のユーザが付するコメントの品質の向上が期待できる。具体的には、コメント評価情報313に基づき、評価が高いコメントを提供した第1のユーザに対してより高額の報酬を払うこととすることとしても良い。記事情報300をリクエストした第2のユーザがサービス提供者に対して記事情報公開の対価である公開対価を支払うこととし、コメントを付した第1のユーザに対してサービス提供者が支払うコメント対価は、当該公開対価を原資としても良い。図示していないが、サーバ100に対価情報記憶部を設け、公開対価の額を記事情報300と関連付けて記憶させ、コメント評価情報313に基づき、自動的にコメント対価を決定することが可能である。さらに、コメント評価情報313だけでなく、コメント件数306、記事評価情報307、記事情報にコメントを追加する権限を与えられた第1のユーザの人数等の情報を利用してコメント対価を決定することがより望ましい。
図4は、ユーザが記事情報を表示する際のコメントの表示方法の別の一例である。図3では、ユーザのコメントは属性情報とは無関係に縦一列に配置されて表示されていたが、図4では、属性情報に基づいて分類されて表示される。ユーザがコメント400をタッチ又はクリックすると、コメント400の下方に、属性情報が記載された属性タブ401が表示される。そして、各属性タブの下には、対応する属性情報を有するコメントが表示される。図4では、属性タブとして「要約」、「科学」、「応用技術」、「その他」のタブが表示されており、「要約」の属性タブが選択されて、その下にコメントが1件表示されている例を記載している。このように、コメントを属性情報により分類し、属性タブごとに表示することで、コメント数が多い場合でも、興味のある属性情報を持つコメントのみを表示することが可能となる。
図5は、第1のユーザがコメントを入力する際の画面情報の一例である。属性選択タブ501は、第1のユーザがコメントを入力する際、当該コメントの属性情報を決定するためのタブである。第1のユーザが、属性選択タブ501から自らのコメントが属する属性を選択して投稿すると、コメントは選択された属性情報を有することとなる。第1のユーザが属性情報を選択しなかった場合、サーバ100の制御部105により、コメントの内容を解析して自動的に属性情報を割り当てることも可能である。
コメント部502は、第1のユーザがコメントを入力するテキストボックスである。第1のユーザは、ここに自らのコメントを記入する。コメントは、標準的なテキストデータのほか、HTML等の言語を用いて記載することも可能であるし、別の記事情報や外部のウェブサイトへのリンクを直接記入することもできる。
リンク入力部503は、第1のユーザが記事情報にコメントを追加する際、リンク312を作成するための機能を有する。すでに述べたとおり、ユーザは、コメント中にリンク312を追加することができ、リンク312は、コメント等の内部に含まれるのではなく、コメント311と同様に、記事情報に対して独立にリンク情報として追加されても良い。リンク入力部503により、このリンク312を簡易に作成することができる。例えば、第1のユーザがコメントを追加しようとすると、リンク入力部503には、自動的にリンクの候補が表示される。リンクの候補は、例えば、第1のユーザが以前に別の記事情報に追加したコメントへのリンクや、コメントを入力しようとする記事情報と関連を有する内容を含む記事情報へのリンク、第1のユーザのユーザ情報に含まれる文献情報へのリンクなどを含む。さらに、第1のユーザが、リンクの候補を手動で追加することも可能である。追加の方法は、ファイルをサーバ100にアップロードし、当該ファイルへのリンクを作成する方法であってもよいし、外部ウェブサイトへのリンクを作成する方法であっても良い。最後に、コメント作成ボタン504を押下することにより、コメントが追加される。
図6は、アーカイブとバージョン管理との概念の違いを説明する概念図である。アーカイブは、前述のとおり、期間情報によって定められたコメント追加期間において、記事情報をリアルタイムで保存することにより、ユーザが議論の進展を確認することを可能とする。これに対し、バージョン情報316に基づくバージョン管理は、コメント追加期間が終了した過去記事の内容について、繰り返し議論が行われた場合に、過去記事と現在の記事情報とを連結して議論の流れを理解するための概念である。図6では、「記事情報A:v1(601)」と「記事情報A:v2(602)」の2つの異なるバージョンの記事について、それぞれ「Time」が「1」から「5」まで、5つのアーカイブが作成されている様子を示している。
バージョン管理は、1つ1つのバージョンによって管理される過去記事が、各々完結した議論を含んでいる点で、議論の進展をリアルタイムで把握するためのアーカイブとは機能が異なる。科学技術情報に関する議論は、経時により以前は正しいと考えられていたことが正しくなくなるといったことも多いため、ロングスパンで議論の方向性を確認することのできるバージョン管理機能は極めて有用である。
これまで説明してきた実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
100 サーバ
101 第1のユーザ端末
102 第2のユーザ端末
103 ネットワーク
104 通信部
105 制御部
106 入力部
107 ユーザ情報記憶部
108 記事情報記憶部
109 アーカイブ記憶部
110 過去記事記憶部
S201 記事生成リクエスト
S202 記事情報生成
S203 期間情報生成
S204 記事情報・期間情報送信可能化
S205 コメントリクエスト
S206 コメント追加
S207 コメント評価
S208 アーカイブ送信リクエスト
S209 アーカイブ送信
S210 過去記事送信リクエスト
S211 過去記事送信
S212 出版物リクエスト
S213 出版物送信
S214 記事生成投票
300 記事情報
301 ステータス
302 識別情報
303 記事のタイトル
304 分類情報
305 文献件数
306 コメント件数
307 記事評価情報
308 期間情報
309 概要
310 コメント要望事項
311 コメント
312 リンク
313 コメント評価情報
314 ブックマーク
315 ソーシャルリンク
316 バージョン情報
400 コメント
401 属性タブ
501 属性選択タブ
502 コメント部
503 リンク入力部
504 コメント作成ボタン
601 記事情報A:v1
602 記事情報A:v2

Claims (14)

  1. 記事情報へのコメント追加権限を有する第1のユーザと、コメント追加権限を有しない第2のユーザとを含むソーシャルネットワークサービスにおいて、ユーザの端末に情報を送信する方法であって、
    サーバが、第2のユーザの端末から、記事情報を生成するためのリクエストを受信するステップ、
    前記サーバが、ユーザの端末に表示される記事情報、及び、前記記事情報とともに表示される、第1のユーザが記事にコメントを追加することのできる期間に関する期間情報を、第1のユーザ及び/又は第2のユーザの端末に送信可能とするステップ、
    前記サーバが、記事情報を、前記期間情報に基づく期間よりも短い間隔で、記憶してアーカイブを作成するステップ、及び
    前記サーバが、第1及び/又は第2のユーザのリクエストに応じて、前記アーカイブに記憶された記事情報の全部又は一部を前記第1及び/又は第2のユーザの端末に送信可能とするステップを含む方法。
  2. 記事情報が、別の記事情報へのリンクを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 記事情報へのコメント追加権限を、第1のユーザからさらに特定された一部のユーザに限定するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. ユーザの端末に記事情報を表示させる際、前記記事情報に対して関連付けられた記事の分類情報、及び前記記事情報に追加されたコメントに対する第2のユーザの評価情報に基づき、表示させるコメントの順位を決定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 記事情報に対する第2のユーザの評価情報、及び前記記事情報に追加されたコメントに対する第2のユーザの評価情報に応じて、第1のユーザに対する評価を決定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記サーバが記事情報に追加するコメントを受信する際、当該コメントの属性情報をあわせて受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記サーバが前記期間情報に基づく期間の終了した記事情報を保管するステップ、及び
    前記保管された記事情報と、前記期間情報とは異なる新たな期間情報とに基づき、新たな記事情報を生成するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 記事へのコメント追加権限を有する第1のユーザと、コメント追加権限を有しない第2のユーザとを含むソーシャルネットワークサービスにおいて、ユーザの端末に情報を送信するシステムであって、
    第2のユーザの端末から、記事情報を生成するためのリクエストを受信し、ユーザの端末に表示される記事情報、及び、前記記事情報とともに表示される、第1のユーザが記事にコメントを追加することのできる期間に関する期間情報を、第1のユーザ及び/又は第2のユーザの端末に送信可能とするサーバを含み、前記サーバが、
    コメントを含む記事情報を、前記期間情報に基づく期間よりも短い間隔で、記憶してアーカイブを作成し、
    第2のユーザのリクエストに応じて、前記アーカイブに記憶された記事情報の全部又は一部を前記第2のユーザの端末に送信可能とする機能を有する、前記システム。
  9. 前記記事情報が、別の記事情報へのリンクを含む、請求項8に記載のシステム。
  10. 記事情報へのコメント追加権限を、第1のユーザからさらに特定された一部のユーザに限定する機能をさらに有する、請求項8に記載のシステム。
  11. ユーザの端末に記事情報を表示させる際、前記記事情報に対して関連付けられた記事の分類情報、及び前記記事情報に追加されたコメントに対する第2のユーザの評価情報に基づき、表示させるコメントの順位を決定する機能をさらに有する、請求項8に記載のシステム。
  12. 記事情報に対する第2のユーザの評価情報、及び前記記事情報に追加されたコメントに対する第2のユーザの評価情報に応じて、第1のユーザに対する評価を決定する機能をさらに有する、請求項8に記載のシステム。
  13. 記事情報に追加するコメントを受信する際、当該コメントの属性情報をあわせて受信する機能をさらに有する、請求項8に記載のシステム。
  14. 前記サーバが前記期間情報に基づく期間の終了した記事情報を保管する機能、及び
    前記保管された記事情報と、前記期間情報とは異なる新たな期間情報とに基づき、新たな記事情報を生成する機能をさらに含む、請求項に記載のシステム。
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