JP7354399B1 - 文書データ生成装置、文書データ生成装置の制御方法および文書データ生成プログラム - Google Patents

文書データ生成装置、文書データ生成装置の制御方法および文書データ生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】事業報告に関する文書データから形式が異なる文書データを生成可能な文書データ生成装置を実現することを目的とする。【解決手段】文書データ生成装置(10)は、テンプレートデータに含まれる書き換え要素を抽出する抽出部(121)と、テンプレートデータの各書き換え要素の内容を、第1の文書データにおける複数の要素のうち、書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた第2の文書データを生成する生成部(122)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、文書データ生成装置、文書データ生成装置の制御方法および文書データ生成プログラムに関する。
文書データを再レイアウトすることによって、当該文書データから、言語、書式や表記などの形式が異なる新たな文書データを生成する技術が知られている。例えば、特開平7-105216号公報には、文書データに対してその論理構造に対応する変換や加工などの処理を行う文書論理構造処理方法が記載されている。
特開平7-105216号公報
ところで、文書データから形式が異なる文書データを生成する技術のうち、事業報告に関する文書データから形式が異なる文書データを生成する技術が求められている。
しかしながら、上述のような従来技術は、単なる文書データから形式が異なる文書データを生成する技術にすぎず、事業報告に関する文書データから形式が異なる文書データを生成する技術ではない。また、事業報告に関するデータから数値情報を抽出して、売上収益および営業利益などのグラフや他社との利益を比較したグラフなどにグラフ化する技術は従来から存在するが事業報告に関する文書データから形式が異なる文書データを生成する技術は存在しない。
本発明の一態様は、事業報告に関する文書データから形式が異なる文書データを生成可能な文書データ生成装置およびその関連技術を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る文書データ生成装置は、タグ付けされた複数の要素を含む、事業報告に関する第1の文書データから第2の文書データを生成する文書データ生成装置であって、前記第2の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する抽出部と、前記テンプレートデータの各書き換え要素の内容を、前記第1の文書データにおける前記複数の要素のうち、当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた前記第2の文書データを生成する生成部と、を備える。
本発明の一態様に係る文書データ生成装置は、タグ付けされた複数の要素を含む、事業報告に関する第1の文書データから第2の文書データを生成する文書データ生成装置の制御方法であって、前記文書データ生成装置が、前記第2の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する抽出工程と、前記文書データ生成装置が、前記テンプレートデータの各書き換え要素の内容を、前記第1の文書データにおける前記複数の要素のうち、当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた前記第2の文書データを生成する生成工程と、を含む。
本発明の各態様に係る文書データ生成装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記文書データ生成装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記文書データ生成装置をコンピュータにて実現させる文書データ生成プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の一態様によれば、事業報告に関する文書データから形式が異なる文書データを生成可能な文書データ生成装置およびその関連技術を実現することができる。
実施形態1に係る文書データ生成装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る文書データ生成装置の制御方法の流れを示すフロー図である。 第1の文書データの一例を示す図である。 第2の文書データのテンプレートデータの一例を示す図である。 第2の文書データの一例を示す図である。 実施形態2に係る文書データ生成装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2に係る文書データ生成装置の制御方法の流れを示すフロー図である。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1に係る文書データ生成装置10および文書データ生成装置の制御方法S1について説明する。
〔文書データ生成装置10〕
図1を用いて、文書データ生成装置10について説明する。図1は、実施形態1に係る文書データ生成装置10の構成の一例を示すブロック図である。文書データ生成装置10は、第1の文書データから第2の文書データを生成する。第1の文書データおよび第2の文書データはともに事業報告に関する文書であり、第1の文書データは、タグ付けされた複数の要素を含む。図1に示すように、文書データ生成装置10は、取得部11と、制御部12と、表示部13とを備える。
一例として、第1の文書データは、提出済み事業報告書であり、XBRL(eXtensible Business Reporting Language)が用いられているものであってもよい。別の一例として、第1の文書データは、XBRLに準拠したタグ付けが、あらかじめ人手によってなされたPDF(Portable Document Format)ファイル、Wordファイル、PowerPointファイルおよびHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルなどであってもよい。文書データ生成装置10は、事業報告に関する第1の文書データのうち、特にXBRLが用いられている第1の文書データから、形式が異なる第2の文書データを生成しやすい。第2の文書データとしては、第1の文書データの翻訳物などが挙げられる。すなわち、文書データ生成装置10は、第1の文書データから、形式が異なる第2の文書データとして、第1の文書データの翻訳物である第2の文書データを生成することができる。
[取得部11]
取得部11は、第1の文書データを取得する。
[制御部12]
制御部12は、文書データ生成装置10を制御する。図1に示すように、制御部12は、抽出部121と、生成部122とを備える。
(抽出部121)
抽出部121は、第2の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する。第2の文書データのテンプレートデータは、和文であってもよいし、英文など、和文を翻訳したものであってもよい。
(生成部122)
生成部122は、テンプレートデータの各書き換え要素の内容を、第1の文書データにおける複数の要素のうち、当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた第2の文書データを生成する。
[表示部13]
表示部13は、第1の文書データや第2の文書データなどの文書データを表示する。
〔文書データ生成装置の制御方法S1〕
以下、図2~5を用いて、文書データ生成装置の制御方法S1について説明する。図2は、実施形態1に係る文書データ生成装置の制御方法S1の一例を示すフロー図である。図3は、第1の文書データD1の一例を示す図である。図4は、第2の文書データのテンプレートデータTDの一例を示す図である。図5は、第2の文書データD2の一例を示す図である。文書データ生成装置の制御方法S1は、タグ付けされた複数の要素を含む、事業報告に関する第1の文書データから第2の文書データを生成する。図2に示すように、文書データ生成装置の制御方法S1は、取得工程S11と、抽出工程S12と、生成工程S13と、表示工程S14とを含む。
[取得工程S11]
取得工程S11において、文書データ生成装置10の取得部11は、外部から文書データ生成装置10に入力された第1の文書データを取得する。例えば、取得部11は、図3に示す第1の文書データD1を取得してもよい。
[抽出工程S12]
抽出工程S12において、文書データ生成装置10の抽出部121は、第2の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する。例えば、抽出部121は、図4に示すテンプレートデータTDに含まれる要素C11~C19を書き換え要素として抽出する。抽出部121は、テンプレートデータTDに含まれる要素C11~C19の属性値に基づいて、書き換え要素を抽出してもよい。属性値としては、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)5 dataを用いたものが挙げられ、この場合、属性値は以下の(I)~(XI)の少なくとも1つを含んでいてもよい。属性値が、これらの少なくとも1つを含むことにより、抽出部121は、テンプレートデータTDから書き換え要素を高精度に抽出することができる。
(I)XBRL内の要素を指し、当該要素の子要素の全てを表示するdata-abs
(II)日付として表示するXBRL内のコンテキスト情報を指定するdata-context
(III)表示の際の書式を指定するdata-format
(IV)XBRLに含まれるID属性を指すdata-id
(V)表示する値の期間情報を指定するdata-keyword
(VI)XBRLに含まれるMember属性を指定するdata-member
(VII)対応箇所の削除可否を指定するdata-nilable
(VIII)表示する日付の種類を指定するdata-period
(IX)表示する項目の識別子であるdata-type
(X)表示する単位の識別子であるdata-unit
(XI)XBRL内の区分を指すdata-role
上述の(I)data-absは、表自体を作成する場合に使用されるものである。XBRLでは勘定科目の記載順が木構造であるため、上述の(I)data-absにより、ユーザが表示したいXBRL内の要素を指定することにより、子要素の記載順およびXBRLにおいて定義した英語ラベルを取得することができる。
XBRLは、実値の有効期間を表す日付情報を持っているものの、XBRLでは情報を制御するに当たり、日付情報自体を表示することを目的としていない。これに対し、その日付情報を行見出しなどにおいて使用する際に、上述の(II)data-contextが属性値として指定される。
上述の(III)data-formatは、日付であれば「MMMM d、yyyy」のように英文において使用される日付の書式を指定可能としている。
上述の(IV)data-idは会社名などの独立した表示を行う場合に使用される。
上述の(V)data-keywordは、表自体を構成する際に、行ごとまたは列ごとに表示する実値の有効期間を表す情報を指定し、表自体を作成する場合に使用される。
上述の(VI)data-memberは、サマリー、変動計画書ではXBRLのDimension仕様を用いて2次元表によって構成されているため、上述の(IV)data-id(ID属性)と併せて使用される。
上述の(VII)data-nilableは、記載が任意の項目において、記載がない場合に該当期間箇所を削除するために用いられる。
上述の(VIII)data-periodは、data-content属性と併せて用いられるものであり、XBRLの実値の有効期間を表す日付情報に含まれる、開始日、終了日および時点のいずれを表示するのかを指定する。
上述の(IX)data-typeは、日付、見出し、範囲、数値または自然文などのデータの種別を指定し、当該データがどの位置に表示されるのかを指定するものであり、他の属性と組み合わせて使用される。
上述の(X)data-unitは、固定の単位、または、実値に関連付けられている単位を表示する際に使用される。
上述の(XI)data-roleは、XBRLでの賃借対照表および損益計算書などの区分を指し示すものである。財務諸表では、表が異なると、同じ要素であっても異なる日本語ラベルを表示するように設定される。それを踏まえて、どの表において表示されているかを指定することによって、和文での表記に沿った英語ラベルの表示を可能とする。
(抽出工程S12の一例)
以下、図4を用いて、抽出部121がテンプレートデータTDに含まれる要素C11~C19の属性値に基づき、書き換え要素を抽出する抽出工程S12の一例を説明する。
ここで、要素C11には、上述の(IV)data-idとしてCompany Name、上述の(II)data-contextとしてCurrent Yearが属性値として設定されている(紐づけられている)。この場合、抽出部121は、当該属性値に基づいて、Current YearにおけるCompany Nameを書き換え要素として抽出する。
要素C12には、上述の(IX)data-typeとして単位、上述の(XI)data-roleとして連結経営成績、上述の(III)data-formatとして表の単位が属性値して設定されている。この場合、抽出部121は、表における連結経営成績の単位を書き換え要素として抽出する。
要素C13には、上述の(IX)data-typeとして日付、上述の(II)data-contextとしてCurrent Yearが属性値として設定されている。この場合、抽出部121は、Current Yearの日付を書き換え要素として抽出する。
要素C14には、上述の(IX)data-typeとして日付、上述の(II)data-contextとしてPrior1 Yearが属性値として設定されている。この場合、抽出部121はPrior1 Yearの日付を書き換え要素として抽出する。
要素C15には、上述の(IX)data-typeとして見出し、上述の(IV)data-idとしてNet Sales、上述の(XI)data-roleとして連結経営成績が属性値として設定されている。この場合、抽出部121は、連結経営成績のうちのNet Salesの見出しを書き換え要素として抽出する。
要素C16には、上述の(IX)data-typeとして単位、上述の(IV)data-idとしてNet Sales、上述の(XI)data-roleとして連結経営成績が属性値として設定されている。この場合、抽出部121は、連結経営成績のうちのNet Salesの単位を書き換え要素として抽出する。
要素C17には、上述の(IV)data-idとしてNet Sales、上述の(XI)data-roleとして連結経営成績、上述の(V)data-keywordとしてCurrent Yearが属性値として設定されている。この場合、抽出部121は、連結経営成績のうち、Current YearのNet Salesを書き換え要素として抽出する。
要素C18には、上述の(IV)data-idとしてNet Sales、上述の(XI)data-roleとして連結経営成績、上述の(II)data-contextとしてPrior1 Yearが属性値として設定されている。この場合、抽出部121は、連結営業成績のうち、Prior1 YearのNet Salesを書き換え要素として抽出する。
要素C19には、上述の(IV)data-idとしてChanges In Accounting Estimates、上述の(II)data-contextとしてCurrent Year、上述の(VII)data-nilableとしてtrueが属性値として設定されている。この場合、抽出部121は、Current YearのChanges In Accounting Estimatesがtrueを書き換え要素として抽出する。
[生成工程S13]
生成工程S13において、文書データ生成装置10の生成部122は、テンプレートデータの各書き換え要素の内容を、第1の文書データにおける複数の要素のうち、書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた第2の文書データを生成する。これにより、事業報告に関する第1の文書データから形式が異なる第2の文書データを生成できる。
(生成工程S13の一例)
以下、図3~5を用いて、生成工程S13の一例について説明する。生成部122は、図4に示すテンプレートデータTDの各書き換え要素の内容を、図3に示す第1の文書データD1における複数の要素のうち、書き換え要素に対応する対応要素C1~C9を用いて書き換えた、図5に示す第2の文書データD2を生成する。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける各書き換え要素が有する属性値に基づき、当該書き換え要素に対応する第1の文書データD1の対応要素を特定してもよい。これにより、生成部122は、第1の文書データD1のうち、第1の文書データD1から第2の文書データD2を生成するために必要な情報を特定し、取得することができる。
例えば、生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C11から抽出された書き換え要素であるCurrent YearにおけるCompany Nameが有する属性値に基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素C1を特定する。この場合、生成部122は、属性値である上述の(IV)data-idおよび上述の(II)data-contextに対応するタグが付された要素を対応要素C1として特定する。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C12から抽出された書き換え要素である表における連結経営成績の単位が有する属性値に基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素C2を特定する。この場合、生成部122は、属性値である上述の(IX)data-typeおよび上述の(XI)data-roleに対応するタグが付された要素を対応要素C2として特定する。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C13から抽出された書き換え要素であるCurrent Yearの日付が有する属性値に基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素C3を特定する。この場合、生成部122は、属性値である上述の(IX)data-typeおよび上述の(II)data-contextに対応するタグが付された要素を対応要素C3として特定する。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C14から抽出された書き換え要素であるPrior1 Yearの日付に基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素C4を特定する。この場合、生成部122は、属性値である(IX)data-typeおよび上述の(II)data-contextに対応するタグが付された要素を対応要素C4として特定する。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C15から抽出された書き換え要素である、連結経営成績のうちのNet Salesの見出しに基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素C5を特定する。この場合、生成部122は、属性値である上述の(IX)data-type、上述の(IV)data-idおよび上述の(XI)data-roleに対応するタグが付された要素を対応要素C5として特定する。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C16から抽出された書き換え要素である、連結経営成績のうちのNet Salesの単位に基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素C6を特定する。この場合、生成部122は、属性値である上述の(IX)data-type、上述の(IV)data-idおよび上述の(XI)data-roleに対応するタグが付された要素を対応要素C6として特定する。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C17から抽出された書き換え要素である、連結経営成績のうちのNet Salesの単位に基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素C7を特定する。この場合、生成部122は、属性値である上述の(IV)data-id、上述の(XI)data-roleおよび上述の(V)data-keywordに対応するタグが付された要素を対応要素C7として特定する。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C18から抽出された書き換え要素である、連結営業成績のうちのPrior1 YearのNet Salesに基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素C8を特定する。この場合、生成部122は、属性値である上述の(IV)data-id、上述の(XI)data-roleおよび上述の(II)data-contextに対応するタグが付された要素を対応要素C8として特定する。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C19から抽出された書き換え要素である、Current YearのChanges In Accounting Estimatesがtrueに基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素C9を特定する。この場合、生成部122は、属性値である上述の(IV)data-id、上述の(II)data-contextおよび上述の(VII)data-nilableに対応するタグが付された要素を対応要素C9として特定する。
生成部122は、書き換え要素の内容を、対応要素に書き換えてもよいし、少なくとも一部の書き換え要素の内容を、当該書き換え要素の属性値に応じて対応要素の内容を変換した変換後内容に書き換えてもよい。これにより、生成部122は、書き換え要素の内容を、第2の文書データD2の形式に沿った変換後内容に書き換えることができる。
また、生成部122は、少なくとも一部の書き換え要素の内容を、書き換え要素の属性値をパラメータとして用いて対応要素の内容を機械翻訳した翻訳後内容に書き換えてもよい。これにより、生成部122は、少なくとも一部の書き換え要素の内容をそのまま機械翻訳する場合に比べて、書き換え要素に応じた翻訳語内容に対応要素を書き換えることができる。その結果、表記揺れおよび機械翻訳のコストが低減する。
例えば、生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C11から抽出された書き換え要素であるCurrent YearにおけるCompany Nameの内容を、対応要素C1に書き換えてもよい。ここで、当該書き換え要素の属性値は、上述の(IV)data-idおよび上述の(II)data-contextである。そのため、図3~5に示す例のように、生成部122は、第1の文書データD1における対応要素C1の株式会社の名称をテンプレートデータTDにおける要素C11にそのまま反映してもよい。その上で、図5の第2の文書データD2に示すように、生成部122は、当該名称を英語に機械翻訳した翻訳後内容C21に書き換えてもよい。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C12から抽出された書き換え要素である、連結経営成績の単位の内容を、対応要素C2に置き換えてもよい。ここで、当該書き換え要素の属性値は、上述の(IX)data-typeおよび上述の(XI)data-roleである。そのため、生成部122は、要素C12から抽出された書き換え要素の内容である「対前期増減率」を、当該属性値に応じて対応要素の内容を変化した変換後内容である「対前年比の変化」に書き換えてもよい。その上で、生成部122は、変換後内容を”year-on-year chages”という英語に機械翻訳した、図5の第2の文書データD2に示すように、翻訳後内容C22に置き換えてもよい。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C13から抽出された書き換え要素であるCurrent Yearの日付の内容を、対応要素C3に置き換えてもよい。ここで、当該書き換え要素の属性値は、上述の(IX)data-typeおよび上述の(II)data-contextである。そのため、生成部122は、要素C13から抽出された書き換え要素の内容である「2022年3月期」を、当該属性値に応じて対応要素の内容を変換した変換後内容である「2022年3月31日」に書き換えてもよい。その上で、生成部122は、変換後内容を”March 31, 2022”という英語に機械翻訳した、図5の第2の文書データD2に示すように、翻訳後内容C23に置き換えてもよい。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C14から抽出された書き換え要素であるPrior1 Yearの日付の内容を、対応要素C4に置き換えてもよい。ここで、当該書き換え要素の属性値は、上述の(IX)data-typeおよび上述の(II)data-contextである。そのため、生成部122は、要素C14から抽出された書き換え要素の内容である「2021年3月期」を、当該属性値に応じて対応要素の内容を変換した変換後内容である「2021年3月31日」に書き換えてもよい。その上で、図5の第2の文書データD2に示すように、生成部122は、変換後内容を”March 31, 2021”という英語に機械翻訳した翻訳後内容C24に置き換えてもよい。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C15から抽出された書き換え要素である、連結経営成績のうちのNet Salesの見出しの内容を、対応要素C5に置き換えてもよい。ここで、当該書き換え要素の属性値は、上述の(IX)data-type、上述の(IV)data-idおよび上述の(XI)data-roleである。そのため、図3~5に示す例のように、生成部122は、第1の文書データD1における対応要素C5の「売上高」をテンプレートデータTDにおける要素C15にそのまま反映してもよい。その上で、図5の第2の文書データD2に示すように、生成部122は、「売上高」を”Net Sales”という英語に機械翻訳した翻訳後内容C25に書き換えてもよい。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C16から抽出された書き換え要素である、連結経営成績のうちのNet Salesの単位の内容を、対応要素C6に置き換えてもよい。ここで、当該書き換え要素の属性値は、上述の(IX)data-type、上述の(IV)data-idおよび上述の(XI)data-roleである。そのため、図3~5に示す例のように、生成部122は、第1の文書データD1における対応要素C6の「百万円」をテンプレートデータTDにおける要素C16にそのまま反映してもよい。その上で、図5の第2の文書データD2に示すように、生成部122は、「百万円」を”Millions of yen”という英語に機械翻訳した翻訳後内容C26に書き換えてもよい。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C17から抽出された書き換え要素である、連結経営成績のうちのNet Salesの単位の内容を、対応要素C7に置き換えてもよい。ここで、当該書き換え要素の属性値は、上述の(IV)data-id、上述の(XI)data-roleおよび上述の(V)data-keywordである。そのため、図3~5に示す例のように、生成部122は、第1の文書データD1における対応要素C7をテンプレートデータTDにおける要素C17にそのまま反映してもよい。対応要素C7は、数値であるため、生成部122は、対応要素C7の数値を英語に機械翻訳した翻訳後内容に書き換えなくてもよい。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C18から抽出された書き換え素である、連結営業成績のうちのPrior1 YearのNet Salesの内容を、対応要素C8に置き換えてもよい。ここで、当該書き換え要素の属性値は、上述の(IV)data-id、上述の(XI)data-roleおよび上述の(II)data-contextである。そのため、図3~5に示す例のように、生成部122は、第1の文書データD1における対応要素C8をテンプレートデータTDにおける要素C18にそのまま反映してもよい。対応要素C8は、数値であるため、生成部122は、対応要素C8の数値を英語に機械翻訳した翻訳後内容に書き換えなくてもよい。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C19から抽出された書き換え要素である、Current YearのChanges In Accounting Estimatesがtrueの内容を、対応要素C9に置き換えてもよい。ここで、当該書き換え要素の属性値は、上述の(IV)data-id、上述の(II)data-contextおよび上述の(VII)data-nilableである。そのため、図3~5に示す例のように、生成部122は、第1の文書データD1における対応要素C9の「無」をテンプレートデータTDにおける要素C19にそのまま反映してもよい。その上で、図5の第2の文書データD2に示すように、生成部122は、「無」を”None”という英語に機械翻訳した翻訳後内容C29に書き換えてもよい。
生成部122は、テンプレートデータTDにおける要素C19から抽出された書き換え要素の”true”ではなく”false”であり、対応要素C9が実値として存在しない場合、任意の記載T1を先頭文字から削除してもよい。これにより、生成部122は、テンプレートデータTDにおける不要な記載(個所)を削除できる。上述の例では、要素C19を含むものが任意の記載T11である場合について説明しているが、要素C19を含むものは任意の記載に限定されず、例えば、任意の表であってもよい。この場合、要素C19から抽出された書き換え要素の”true”ではなく”false”であり、対応要素C9が実値として存在しない場合、任意の表ごと削除してもよい。これにより、生成部122は、テンプレートデータTDにおける不要な記載を削除できる。
[表示工程S14]
表示工程S14において、文書データ生成装置10の表示部13は、第2の文書データを表示する。例えば、表示部13は、図5に示す第2の文書データD2を表示する。
<実施形態2>
以下、実施形態2に係る文書データ生成装置10Xについて説明する。説明の便宜上、上述の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔文書データ生成装置10X〕
図6は、実施形態2に係る文書データ生成装置10Xの構成の一例を示すブロック図である。文書データ生成装置10Xは、実施形態1における制御部12の代わりに、制御部12Xを備えている。
[制御部12X]
制御部12Xは、実施形態1における抽出部121と、表示部13との代わりに、抽出部121Xと、表示部13Xとを備え、第2の生成部123をさらに備えている。この点以外は、制御部12Xは、実施形態1における制御部12と同様である。
(抽出部121X)
抽出部121Xは、グラフおよび文書を含む第3の文書データ(要約抜粋版資料)のテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する。
グラフの形式は特に限定されないが、例えば、棒グラフなどが挙げられる。第3の文書データのテンプレートデータは、グラフ用テンプレートと、文書用テンプレートとの2つのテンプレートから構成されていてもよいし、グラフおよび文書を含む1つのテンプレートから構成されていてもよい。第3の文書データのテンプレートが2つのテンプレートから構成されていても、第2の生成部123は、最終的にこれらのテンプレートを統合することによって、1つの第3の文書データを生成することができる。第3の文書のテンプレートデータに含まれる文書または文書用テンプレートデータは、和文であってもよいし、英文など、和文を翻訳したものであってもよい。
(第2の生成部123)
第2の生成部123は、第1の文書データから、当該第1の文書データを要約した第3の文書データを生成する。具体的には、第2の生成部123は、第3の文書データのテンプレートデータの各書き換え要素の内容を、第1の文書データにおいて当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた第3の文書データを生成する。これにより、事業報告に関する第1の文書データから、第1の文書データを要約した第3の文書データを生成することができる。
[表示部13X]
表示部13Xは、第3の文書データをさらに表示する。
〔文書データ生成装置の制御方法S1X〕
以下、図7を用いて、文書データ生成装置の制御方法S1Xについて説明する。図7は、実施形態2に係る文書データ生成装置の制御方法S1Xの一例を示すフロー図である。文書データ生成装置の制御方法S1Xは、取得工程S21と、抽出工程S22と、生成工程S23と、第2の生成工程S24と、表示工程S25とを含む。取得工程S21および生成工程S23は、実施形態1における取得工程S11およびS13と同様である。
[抽出工程S22]
抽出工程S22において、文書データ生成装置10Xの抽出部121Xは、グラフおよび文書を含む第3の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する。例えば、第3の文書データのテンプレートがグラフ用テンプレートと文書用テンプレートとの2つのテンプレートから構成されている場合、抽出部121Xは、グラフ用テンプレートおよび文書用テンプレートの各々に含まれる書き換え要素を抽出してもよい。第3の文書データのテンプレートがグラフおよび文書を含む1つのテンプレートから構成されている場合、抽出部121Xは、当該1つのテンプレートに含まれる書き換え要素を抽出してもよい。
抽出部121Xは、第3の文書データのテンプレートデータに含まれる要素の属性値に基づいて、書き換え要素を抽出してもよい。例えば、第3の文書データのテンプレートがグラフ用テンプレートと文書用テンプレートとの2つのテンプレートから構成されている場合、抽出部121Xは、これらのテンプレートの各々に含まれる要素の属性値に基づいて、書き換え要素を抽出してもよい。第3の文書データのテンプレートがグラフおよび文書を含む1つのテンプレートから構成されている場合、抽出部121Xは、当該1つのテンプレートに含まれる要素の属性値に基づいて、書き換え要素を抽出してもよい。
[第2の生成工程S24]
第2の生成工程S24において、文書データ生成装置10Xの第2の生成部123は、第1の文書データから、当該第1の文書データを要約した第3の文書データを生成する。具体的には、第2の生成部123は、第3の文書データのテンプレートデータの各書き換え要素の内容を、第1の文書データにおいて当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた第3の文書データを生成する。
以下、一例として、第3の文書データのテンプレートがグラフ用テンプレートと文書用テンプレートとの2つのテンプレートから構成されている場合について説明する。この場合、第2の生成部123は、グラフ用テンプレートおよび文書用テンプレートの各々に含まれる各書き換え要素の内容を、図3に示す第1の文書データD1において当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて置き換える。
グラフ用テンプレートに含まれる書き換え要素としては、例えば、棒グラフなどが挙げられる。当該書き換え要素に対応する対応要素としては、例えば、第1の文書データD1における表に含まれる対応要素C3~C8などが挙げられる。文書用テンプレートに含まれる書き換え要素としては、例えば、上場会社名などが挙げられる。当該書き換え要素に対応する対応要素としては、例えば、第1の文書データD1における上場会社名を示す対応要素C1などが挙げられる。次に、第2の生成部123は、当該各書き換え要素の内容を、当該対応要素を用いて置き換えた上述の2つのテンプレートを統合することによって、第3の文書データを生成する。
別の一例として、第3の文書データのテンプレートがグラフおよび文書を含む1つのテンプレートから構成されている場合について説明する。この場合、第2の生成部123は、当該1つのテンプレートに含まれる書き換え要素の内容を、図3に示す第1の文書データにおいて当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えることによって、第3の文書データを生成する。当該1つのテンプレートに含まれる書き換え要素のうち、グラフに対応する書き換え要素としては、例えば、棒グラフなどが挙げられ、文書に対応する書き換え要素としては、例えば、上場会社などが挙げられる。
上述の例では、グラフ用テンプレートまたは1つのテンプレートにおけるグラフに対応する対応要素が、第1の文書データD1における表に含まれる対応要素C3~C8である場合について説明している。ただし、第1の文書データD1に表の代わりにグラフが含まれる場合、グラフ用テンプレートまたは1つのテンプレートにおけるグラフに対応する対応要素は、第1の文書データD1におけるグラフに含まれる対応要素であってもよい。この場合、第2の生成部123は、第1の文書データD1におけるグラフの配置や形状などの形式が異なる第3の文書データを生成してもよい。
[表示工程S25]
表示工程S25において、文書データ生成装置10Xの表示部13Xは、第3の文書データを表示する。例えば、表示部13Xは、第1の文書データD1における対応要素C9を含む任意の記載T1を削除し、対応要素C3~C8を含む表を棒グラフに書き換えた第3の文書データを表示する。
〔ソフトウェアによる実現例〕
文書データ生成装置10および10X(以下、「装置」と呼ぶ)の機能は、当該装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該装置の各制御ブロック(特に制御部12および12Xに含まれる各部)としてコンピュータを機能させるためのプログラムにより実現することができる。
この場合、上記装置は、上記プログラムを実行するためのハードウェアとして、少なくとも1つの制御装置(例えばプロセッサ)と少なくとも1つの記憶装置(例えばメモリ)を有するコンピュータを備えている。この制御装置と記憶装置により上記プログラムを実行することにより、上記各実施形態で説明した各機能が実現される。
上記プログラムは、一時的ではなく、コンピュータ読み取り可能な、1または複数の記録媒体に記録されていてもよい。この記録媒体は、上記装置が備えていてもよいし、備えていなくてもよい。後者の場合、上記プログラムは、有線または無線の任意の伝送媒体を介して上記装置に供給されてもよい。
また、上記各制御ブロックの機能の一部または全部は、論理回路により実現することも可能である。例えば、上記各制御ブロックとして機能する論理回路が形成された集積回路も本発明の範疇に含まれる。この他にも、例えば量子コンピュータにより上記各制御ブロックの機能を実現することも可能である。
また、上記各実施形態で説明した各処理は、AI(Artificial Intelligence:人工知能)に実行させてもよい。この場合、AIは上記制御装置で動作するものであってもよいし、他の装置(例えばエッジコンピュータまたはクラウドサーバ等)で動作するものであってもよい。
〔付記事項〕
本発明の態様1に係る文書データ生成装置は、タグ付けされた複数の要素を含む、事業報告に関する第1の文書データから第2の文書データを生成する文書データ生成装置であって、前記第2の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する抽出部と、前記テンプレートデータの各書き換え要素の内容を、前記第1の文書データにおける前記複数の要素のうち、当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた前記第2の文書データを生成する生成部と、を備える。
本発明の態様2に係る文書データ生成装置は、上記態様1において、前記第1の文書データには、XBRLが用いられていてもよい。
本発明の態様3に係る文書データ生成装置は、上記態様1または2において、前記抽出部は、前記テンプレートデータに含まれる各要素の属性値に基づいて、前記書き換え要素を抽出し、前記生成部は、各書き換え要素が有する属性値に基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素を特定してもよい。
本発明の態様4に係る文書データ生成装置は、上記態様3において、前記生成部は、少なくとも一部の前記書き換え要素の内容を、当該書き換え要素の属性値に応じて前記対応要素の内容を変換した変換後内容に書き換えてもよい。
本発明の態様5に係る文書データ生成装置は、上記態様1~4のいずれか1つにおいて、前記第2の文書データは、前記第1の文書データの翻訳物であってもよい。
本発明の態様6に係る文書データ生成装置は、上記態様5において、前記生成部は、少なくとも一部の前記書き換え要素の内容を、当該書き換え要素の属性値をパラメータとして用いて前記対応要素の内容を機械翻訳した翻訳後内容に書き換えてもよい。
本発明の態様7に係る文書データ生成装置は、上記態様1~6のいずれか1つにおいて、前記第1の文書データから、当該第1の文書データを要約した第3の文書データを生成する第2の生成部をさらに備え、前記抽出部は、グラフおよび文書を含む前記第3の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出し、前記前記第2の生成部は、前記第3の文書データのテンプレートデータの各書き換え要素の内容を、前記第1の文書データにおいて当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた前記第3の文書データを生成してもよい。
本発明の態様8に係る文書データ生成装置は、上記態様3~7のいずれか1つにおいて、前記属性値は、(I)前記XBRL内の要素を指し、当該要素の子要素の全てを表示するdata-abs、(II)日付として表示する前記XBRL内のコンテキスト情報を指定するdata-context、(III)表示の際の書式を指定するdata-format、(IV)前記XBRLに含まれるID属性を指すdata-id、(V)表示する値の期間情報を指定するdata-keyword、(VI)前記XBRLに含まれるMember属性を指定するdata-member、(VII)対豪箇所の削除可否を指定するdata-nilable、(VIII)表示する日付の種類を指定するdata-period、(IX)表示する項目の識別子、(X)表示する単位の識別子、および、(XI)前記XBRL内の区分を指すdata-roleのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
本発明の態様9に係る文書データ生成装置の制御方法は、タグ付けされた複数の要素を含む、事業報告に関する第1の文書データから第2の文書データを生成する文書データ生成装置の制御方法であって、前記文書データ生成装置が、前記第2の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する抽出工程と、前記文書データ生成装置が、前記テンプレートデータの各書き換え要素の内容を、前記第1の文書データにおける前記複数の要素のうち、当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた前記第2の文書データを生成する生成工程と、を含む。
本発明の各態様に係る文書データ生成装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記文書データ生成装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記文書データ生成装置をコンピュータにて実現させる文書データ生成プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、事業報告に関する文書データから形式が異なる文書データを生成可能な文書データ生成装置およびその関連技術を実現できる。そのため、本発明は持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成に貢献できる。
10、10X 文書データ生成装置
121、121X 抽出部
122 生成部
123 第2の生成部
C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9 対応要素
C11、C12、C13、C14、C15、C16、C17、C18、C19 要素
C21、C22、C23、C24、C25、C26、C29 翻訳後内容
D1 第1の文書データ
D2 第2の文書データ
S1、S1X 文書データ生成装置の制御方法
S11、S21 取得工程
S12、S22 抽出工程
S13、S23 生成工程
S14、S25 表示工程
S24 第2の生成工程

Claims (6)

  1. タグ付けされた複数の要素を含む、事業報告に関する第1の文書データから第2の文書データを生成する文書データ生成装置であって、
    前記第2の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する抽出部と、
    前記テンプレートデータの各書き換え要素の内容を、前記第1の文書データにおける前記複数の要素のうち、当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた前記第2の文書データを生成する生成部と、
    を備え
    前記第1の文書データには、XBRL(eXtensible Business Reporting Language)が用いられており、
    前記抽出部は、前記テンプレートデータに含まれる各要素の属性値に基づいて、前記書き換え要素を抽出し、
    前記生成部は、各書き換え要素が有する属性値に基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素を特定し、
    前記生成部は、少なくとも一部の前記書き換え要素の内容を、当該書き換え要素の属性値に応じて前記対応要素の内容を変換した変換後内容に書き換え、
    前記第2の文書データは、前記第1の文書データの翻訳物であり、
    前記生成部は、少なくとも一部の前記書き換え要素の内容を、当該書き換え要素の属性値をパラメータとして用いて前記対応要素の内容を機械翻訳した翻訳後内容に書き換える、文書データ生成装置。
  2. 前記第1の文書データから、当該第1の文書データを要約した第3の文書データを生成する第2の生成部をさらに備え、
    前記抽出部は、グラフおよび文書を含む前記第3の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出し、
    記第2の生成部は、前記第3の文書データのテンプレートデータの各書き換え要素の内容を、前記第1の文書データにおいて当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた前記第3の文書データを生成する、請求項に記載の文書データ生成装置。
  3. タグ付けされた複数の要素を含む、事業報告に関する第1の文書データから第2の文書データを生成する文書データ生成装置であって、
    前記第2の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する抽出部と、
    前記テンプレートデータの各書き換え要素の内容を、前記第1の文書データにおける前記複数の要素のうち、当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた前記第2の文書データを生成する生成部と、
    を備え、
    前記第1の文書データには、XBRL(eXtensible Business Reporting Language)が用いられており、
    前記抽出部は、前記テンプレートデータに含まれる各要素の属性値に基づいて、前記書き換え要素を抽出し、
    前記生成部は、各書き換え要素が有する属性値に基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素を特定し、
    前記属性値は、(I)前記XBRL内の要素を指し、当該要素の子要素の全てを表示するdata-abs、(II)日付として表示する前記XBRL内のコンテキスト情報を指定するdata-context、(III)表示の際の書式を指定するdata-format、(IV)前記XBRLに含まれるID属性を指すdata-id、(V)表示する値の期間情報を指定するdata-keyword、(VI)前記XBRLに含まれるMember属性を指定するdata-member、(VII)対箇所の削除可否を指定するdata-nilable、(VIII)表示する日付の種類を指定するdata-period、(IX)表示する項目の識別子であるdata-type、(X)表示する単位の識別子であるdata-unit、および、(XI)前記XBRL内の区分を指すdata-roleのうちの少なくとも1つを含む文書データ生成装置。
  4. タグ付けされた複数の要素を含む、事業報告に関する第1の文書データから第2の文書データを生成する文書データ生成装置の制御方法であって、
    前記文書データ生成装置が、前記第2の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する抽出工程と、
    前記文書データ生成装置が、前記テンプレートデータの各書き換え要素の内容を、前記第1の文書データにおける前記複数の要素のうち、当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた前記第2の文書データを生成する生成工程と、
    を含み、
    前記第1の文書データには、XBRL(eXtensible Business Reporting Language)が用いられており、
    前記抽出工程において、前記文書データ生成装置は、前記テンプレートデータに含まれる各要素の属性値に基づいて、前記書き換え要素を抽出し、
    前記生成工程において、前記文書データ生成装置は、各書き換え要素が有する属性値に基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素を特定し、
    前記生成工程において、前記文書データ生成装置は、少なくとも一部の前記書き換え要素の内容を、当該書き換え要素の属性値に応じて前記対応要素の内容を変換した変換後内容に書き換え、
    前記第2の文書データは、前記第1の文書データの翻訳物であり、
    前記生成工程において、前記文書データ生成装置は、少なくとも一部の前記書き換え要素の内容を、当該書き換え要素の属性値をパラメータとして用いて前記対応要素の内容を機械翻訳した翻訳後内容に書き換える、文書データ生成装置の制御方法。
  5. タグ付けされた複数の要素を含む、事業報告に関する第1の文書データから第2の文書データを生成する文書データ生成装置の制御方法であって、
    前記文書データ生成装置が、前記第2の文書データのテンプレートデータに含まれる、書き換え対象となる書き換え要素を抽出する抽出工程と、
    前記文書データ生成装置が、前記テンプレートデータの各書き換え要素の内容を、前記第1の文書データにおける前記複数の要素のうち、当該書き換え要素に対応する対応要素を用いて書き換えた前記第2の文書データを生成する生成工程と、
    を含み、
    前記第1の文書データには、XBRL(eXtensible Business Reporting Language)が用いられており、
    前記抽出工程において、前記文書データ生成装置は、前記テンプレートデータに含まれる各要素の属性値に基づいて、前記書き換え要素を抽出し、
    前記生成工程において、前記文書データ生成装置は、各書き換え要素が有する属性値に基づいて、当該書き換え要素に対応する対応要素を特定し、
    前記属性値は、(I)前記XBRL内の要素を指し、当該要素の子要素の全てを表示するdata-abs、(II)日付として表示する前記XBRL内のコンテキスト情報を指定するdata-context、(III)表示の際の書式を指定するdata-format、(IV)前記XBRLに含まれるID属性を指すdata-id、(V)表示する値の期間情報を指定するdata-keyword、(VI)前記XBRLに含まれるMember属性を指定するdata-member、(VII)対応箇所の削除可否を指定するdata-nilable、(VIII)表示する日付の種類を指定するdata-period、(IX)表示する項目の識別子であるdata-type、(X)表示する単位の識別子であるdata-unit、および、(XI)前記XBRL内の区分を指すdata-roleのうちの少なくとも1つを含む、文書データ生成装置の制御方法。
  6. 請求項1または3に記載の文書データ生成装置としてコンピュータを機能させるための文書データ生成プログラムであって、前記抽出部および前記生成部としてコンピュータを機能させるための文書データ生成プログラム。
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