JP7349375B2 - ブローアウトパネル開放装置およびブローアウトパネル作動方法 - Google Patents

ブローアウトパネル開放装置およびブローアウトパネル作動方法 Download PDF

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Description

本開示は、ブローアウトパネル開放装置およびブローアウトパネル作動方法に関するものである。
原子力発電プラントにおいて、原子炉建屋の外壁にブローアウトパネルが設けられる。ブローアウトパネルは、主蒸気管などが破損して原子炉建屋の内部圧力が高くなったとき、開放装置により開放することで、原子炉建屋の内部の圧力を低下させる。従来のブローアウトパネル開放装置としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載されたブローアウトパネル開放装置は、油圧ジャッキによりブローアウトパネルを開放するものである。
特許第6165587号公報
従来のブローアウトパネル開放装置は、油圧ジャッキによりブローアウトパネルを開放する。そのため、油圧ジャッキの油圧を維持するためのアキュムレータや油圧制御のための制御装置などが必要となり、装置が複雑化してしまうという課題がある。また、油圧ジャッキに油圧を供給するための油圧配管を作動油で満たす必要があり、メンテナンスが面倒なものとなる。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、装置の簡素化を図るブローアウトパネル開放装置およびブローアウトパネル作動方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示のブローアウトパネル開放装置は、ガス供給源と、ブローアウトパネルを開放可能なシリンダと、前記ガス供給源のガスを前記シリンダに供給するガス供給ラインと、前記ガス供給ラインに設けられる第1開閉弁と、を備える。
また、本開示のブローアウトパネル作動方法は、ガス供給源と、ブローアウトパネルを開放可能なシリンダと、前記ガス供給源のガスを前記シリンダに供給するガス供給ラインと、前記ガス供給ラインに設けられる第1開閉弁と、前記第1開閉弁と前記シリンダとの間から分岐した分岐ラインに設けられて前記分岐ラインのガス圧力が予め設定された上限圧力よりも高いときに開放する第2開閉弁と、を備え、通常時に前記第1開閉弁を閉止して前記第2開閉弁を前記分岐ラインのガス圧力に応じて開閉させ、非常時に前記第1開閉弁を開放して前記第2開閉弁を閉止する。
本開示のブローアウトパネル開放装置およびブローアウトパネル作動方法によれば、装置の簡素化を図ることができる。
図1は、第1実施形態のブローアウトパネル開放装置を表す概略構成図である。 図2は、第2実施形態のブローアウトパネル開放装置を表す概略構成図である。 図3は、第3実施形態のブローアウトパネル開放装置を表す概略構成図である。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態のブローアウトパネル開放装置を表す概略構成図である。
第1実施形態において、図1に示すように、ブローアウトパネル開放装置10は、ガス供給源11と、ガスシリンダ(シリンダ)12と、ガス供給ライン13と、第1開閉弁14とを備える。
原子力発電プラントは、内部に原子炉(図示略)が設置される原子炉建屋101と、原子炉建屋101に隣接する補助建屋102が設けられる。ブローアウトパネル100は、原子炉建屋101に設けられる。原子炉建屋101は、外壁に開口部が設けられ、ブローアウトパネル100により閉塞される。ブローアウトパネル開放装置10は、主蒸気管などが破損して原子炉建屋101の内部圧力が高くなったとき、ブローアウトパネル100が自動的に作動して開口部を開放し、原子炉建屋101の内部の圧力を低下させる。
ガス供給源11は、複数(第1実施形態では、3個)のガスボンベ21と、圧力計22と、減圧弁23と、メンテナンス用開閉弁24とを有する。なお、ガス供給源11は、ガスボンベ21に限るものではなく、例えば、ガスタンクであってもよい。ガスシリンダ12は、ブローアウトパネル100を開放可能である。ガスシリンダ12は、1個のブローアウトパネル100に対して複数(第1実施形態では、4個)設けられる。ガス供給ライン13は、ガス供給源のガスをガスシリンダ12に供給するものである。ガス供給ライン13は、一端部が複数に分岐してガス供給源11のガスボンベ21に並列に接続され、他端部が複数に分岐してガスシリンダ12に並列に接続される。
ガス供給源11にて、ガス供給ライン13の一端部が各ガスボンベ21に接続され、ガス供給ライン13に、ガスの供給方向に沿って圧力計22、減圧弁23、メンテナンス用開閉弁24が設けられる。第1実施形態にて、ガスは、不活性ガス(例えば、窒素ガス)である。ガスボンベ21は、不活性ガスを所定量貯留可能である。なお、ガス供給源11として、ガスボンベ21に代えて送風機であってもよい。この場合、ガスは空気である。
ガス供給ライン13は、ガスボンベ21と減圧弁23の間に分岐ライン25が設けられ、分岐ライン25に中途部に開閉弁26が設けられ、端部に圧力計22が設けられる。圧力計22は、ガス供給ライン13を介してガスボンベ21に貯留されているガスの圧力を計測する。減圧弁23は、ガスボンベ21からガス供給ライン13に供給されたガスを減圧する。メンテナンス用開閉弁24は、通常時に開放されており、ブローアウトパネル開放装置10のメンテナンス時に閉止する。
第1開閉弁14は、ガス供給源11よりガス供給方向の下流側のガス供給ライン13に設けられる。第1開閉弁14は、電動モータにより開閉する電動弁であって、手動により開閉可能な操作ハンドル31が設けられる。そのため、外部電源や非常用発電機が作動しない場合であっても、操作ハンドル31により第1開閉弁14を開放することができる。
ガス供給ライン13は、第1開閉弁14よりガス供給方向の下流側に外部に連通可能な安全弁32が設けられる。安全弁32は、通常時に閉止されており、ガス供給ライン13にガスが流動可能である。安全弁32は、ガスボンベ21からガス供給ライン13に供給されたガス圧力が予め設定された第1上限圧力より高いときに開放される。安全弁32が開放されることで、ガス供給ライン13に供給されたガスの圧力が低下し、ガス供給ライン13を構成する配管を保護する。
ガス供給ライン13は、安全弁32よりガス供給方向の下流側に第2開閉弁33が設けられる。ガス供給ライン13は、安全弁32よりガス供給方向の下流側に分岐ライン34が設けられ、分岐ライン34に中途部に第2開閉弁33が設けられる。また、ガス供給ライン13は、分岐ライン34よりガス供給方向の下流側に分岐ライン35が設けられ、分岐ライン35の中途部に開閉弁36と圧力計37が設けられる。第2開閉弁33は、圧力計37が計測したガス供給ライン13のガス圧力が予め設定された第2上限圧力よりも高いときにガス供給ライン13のガスを外部に排出する。すなわち、第1開閉弁14からガス供給ライン13にガスが漏れたとき、圧力計37が漏れたガスの圧力を検出し、必要に応じて第2開閉弁33が開放する。第2開閉弁33が開放することで、ガス供給ライン13に供給されたガスの圧力が低下し、ガス供給ライン13を構成する配管を保護する。ここで、第2上限圧力は、第1上限圧力よりも低圧である。第2開閉弁は、電磁弁である。
ガス供給ライン13は、分岐ライン35よりガス供給方向の下流側にラブチャディスク38が設けられる。ラブチャディスク38は、ガス供給ライン13によりラブチャディスク38に作用するガス圧力が予め設定された作動圧力を超えると作動し、ガス圧力をガスシリンダ12に供給する。
ガス供給ライン13は、ラブチャディスク38よりガス供給方向の下流側にメンテナンス用開閉弁39,40が設けられる。メンテナンス用開閉弁39は、補助建屋102側に設けられ、メンテナンス用開閉弁40は、原子炉建屋101側に設けられる。メンテナンス用開閉弁39,40は、通常時に開放されており、ブローアウトパネル開放装置10のメンテナンス時に閉止する。なお、ガス供給ライン13から分岐する分岐ライン41は、ガス供給ライン13のガス圧力を別のブローアウトパネル100のガスシリンダ12に供給するものである。
操作装置51は、作業者が操作可能である。操作装置51は、第1開閉弁14と第2開閉弁33を作動操作可能である。
以下、ブローアウトパネル100の作動方法について説明する。
ブローアウトパネル100の作動方法は、通常時に第1開閉弁14を閉止して第2開閉33弁を分岐ライン35のガス圧力に応じて開閉させ、非常時に第1開閉弁14を開放して第2開閉弁33を閉止する。
原子力プラントの通常時、第1開閉弁14が閉止し、第2開閉33弁が分岐ライン35のガス圧力に応じて開閉する。すなわち、第1開閉弁14が閉止することで、ガス供給源11のガスは、第1開閉弁14より下流側のガス供給ライン13に供給されることなく、ブローアウトパネル100の閉止状態が維持される。このとき、圧力計37は、分岐ライン35(ガス供給ライン13)のガスの圧力を計測しており、圧力計37が計測したガス圧力が第2上限圧力よりも高いと、第2開閉弁33を開放する。そのため、ガス供給ライン13におけるガス圧力の上昇が抑制される。
一方、原子力プラントの非常時、作業者は、操作装置51を操作し、第1開閉弁14を開放し、第2開閉弁33を閉止する。なお、操作装置51は、図示しないインターロックとしての開許可スイッチが設けられており、開許可スイッチを「開許可」とし、第1開閉弁14を開放操作すると、第2開閉弁33が自動的に閉止する。第1開閉弁14を開放すると、ガス供給源11のガスが第1開閉弁14より下流側のガス供給ライン13に供給される。このとき、第2開閉弁33を強制的に閉止するため、ガス供給ライン13におけるガス圧力が上昇しても、ガスが第2開閉弁から外部に排出されることはない。ガス供給ライン13のガスは、複数のガスシリンダ12に供給される。すると、ガスシリンダ12が作動し、ブローアウトパネル100が開放される。
[第2実施形態]
図2は、第2実施形態のブローアウトパネル開放装置を表す概略構成図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態において、図2に示すように、ブローアウトパネル開放装置10Aは、ガス供給源11と、ガスシリンダ12と、ガス供給ライン13と、第1開閉弁14とを備える。ブローアウトパネル開放装置10Aは、電磁弁61と、バッテリ62とを備える。
ガス供給ライン13は、複数のガスシリンダ12よりガス供給方向の上流側に電磁弁61がそれぞれ設けられる。なお、電磁弁61は、複数のガスシリンダ12に対して分岐した後のガス供給ラインではなく、複数のガスシリンダ12に対して分岐する前の1個のガス供給ラインに設けてもよい。各電磁弁61は、専用のバッテリ62が接続される。また、バッテリ62は、操作装置51にも接続される。そのため、外部電源や非常用発電機が作動しない場合であっても、バッテリ62から操作装置51や電磁弁61に電力を供給し、複数のガスシリンダ12を作動することができる。
そのため、原子力プラントの非常時、作業者は、操作装置51を操作し、第1開閉弁14を開放し、第2開閉弁33を閉止し、電磁弁61を開放する。第1開閉弁14を開放すると、ガス供給源11のガスが第1開閉弁14より下流側のガス供給ライン13に供給される。このとき、第2開閉弁33を強制的に閉止するため、ガス供給ライン13におけるガス圧力が上昇しても、ガスが第2開閉弁から外部に排出されることはない。そして、電磁弁61を開放すると、ガス供給ライン13のガス複数のガスシリンダ12に供給される。すると、ガスシリンダ12が作動し、ブローアウトパネル100が開放される。
[第3実施形態]
図3は、第3実施形態のブローアウトパネル開放装置を表す概略構成図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第3実施形態において、図3に示すように、ブローアウトパネル開放装置10Bは、ガス供給源11と、ガスシリンダ12と、ガス供給ライン13と、第1開閉弁14とを備える。ブローアウトパネル開放装置10Bは、制御装置71と、圧力計72とを備える。
制御装置71は、第1開閉弁14および第2開閉弁33に接続され、第1開閉弁14および第2開閉弁33を開閉制御可能である。また、制御装置71は、操作装置51が接続される。制御装置71は、操作装置51からの指令信号により第1開閉弁14および第2開閉弁33を開閉制御可能である。
原子炉建屋101は、内部の圧力を計測する圧力計72が設けられる。制御装置71は、圧力計72の計測結果が入力される。制御装置71は、ブローアウトパネル100を開放させる指令信号に応じて第1開閉弁14を開放して第2開閉弁33を閉止する。この指令信号は、圧力計72が計測した原子炉建屋101の計測圧力である。制御装置71は、計測圧力が予め設定された通常時圧力よりも高いときに第1開閉弁14を開放して第2開閉弁33を閉止する。
そのため、圧力計72は、計測した原子炉建屋101の内部の圧力を制御装置71に出力している。原子力プラントの通常時、第1開閉弁14が閉止し、第2開閉33弁が分岐ライン35のガス圧力に応じて開閉する。このとき、制御装置71は、計測圧力が通常時圧力以下であることから、第2開閉弁33を閉止しない。そのため、第2開閉弁33は、圧力計37が計測したガス圧力に応じて第2開閉弁33を開閉する。
一方、原子力プラントの非常時、制御装置71は、圧力計72が計測した計測圧力が通常時圧力より高いことから、第1開閉弁14を開放し、第2開閉弁33を強制的に閉止する。第1開閉弁14を開放すると、ガス供給源11のガスが第1開閉弁14より下流側のガス供給ライン13に供給される。このとき、第2開閉弁33を強制的に閉止するため、ガス供給ライン13におけるガス圧力が上昇しても、ガスが第2開閉弁から外部に排出されることはない。そして、第1開閉弁14を開放することで、ガス供給ライン13のガス複数のガスシリンダ12に供給される。すると、ガスシリンダ12が作動し、ブローアウトパネル100が開放される。
[本実施形態の作用効果]
第1の態様に係るブローアウトパネル開放装置は、ガス供給源11と、ブローアウトパネル100を開放可能なガスシリンダ12と、ガス供給源11のガスをガスシリンダ12に供給するガス供給ライン13と、ガス供給ライン13に設けられる第1開閉弁14とを備える。
第1の態様に係るブローアウトパネル開放装置は、ガス供給源11のガスをガス供給ライン13によりガスシリンダ12に供給してブローアウトパネル100を開放することから、ガス供給ライン13に第1開閉弁14を設けるだけでよく、装置の簡素化を図ることができる。また、油圧シリンダを適用した場合に比べて、配管に作動油を満たす必要がなくなり、メンテナンス性を向上することができる。
第2の態様に係るブローアウトパネル開放装置は、第1開閉弁14は、電動弁であり、手動により開閉可能な操作ハンドル31が設けられる。これにより、電動弁により操作性を向上することができると共に、電源を喪失したときであっても、操作ハンドル31により手動で第1開閉弁を開放することができる。
第3の態様に係るブローアウトパネル開放装置は、第1開閉弁14とガスシリンダ12との間のガス供給ライン13のガス圧力が予め設定された上限圧力よりも高いときにガス供給ライン13のガスを外部に排出する第2開閉弁33を有する。これにより、第1開閉弁14の異常などにより第1開閉弁14より下流側にガスが漏洩しても、第2開閉弁33を開放してガス供給ライン13のガスを外部に排出するため、ガス供給ライン13におけるガス圧力の上昇を抑制することができる。
第4の態様に係るブローアウトパネル開放装置は、第1開閉弁14および第2開閉弁33を開閉制御可能な制御装置71が設けられ、制御装置71は、第1開閉弁14を開放すると第2開閉弁33を閉止する。これにより、ブローアウトパネル100の自動開放操作が可能となり、安全性を向上することができる。
第5の態様に係るブローアウトパネル開放装置は、制御装置71は、ブローアウトパネル100を開放させる指令信号に応じて第1開閉弁14を開放して第2開閉弁33を閉止する。これにより、安全性を向上することができる。
第6の態様に係るブローアウトパネル開放装置は、ブローアウトパネル100が設けられる原子炉建屋101内の圧力を計測する圧力計72が設けられ、指令信号は、圧力計72が計測した計測圧力であり、制御装置71は、計測圧力が予め設定された通常時圧力よりも高いときに第1開閉弁14を開放して第2開閉弁33を閉止する。これにより、原子炉建屋101内の圧力上昇に応じで自動的にブローアウトパネル100を開放することができ、操作性を向上することができる。
第7の態様に係るブローアウトパネル開放装置は、第1開閉弁14とガスシリンダ12との間のラブチャディスク38が設けられる。これにより、ガスシリンダ12を適正に作動してブローアウトパネル100を開放することができる。
第8の態様に係るブローアウトパネル開放装置は、ガスシリンダ12よりガス供給方向の上流側のガス供給ライン13に電磁弁61が設けられる。これにより、ガスシリンダ12を適正に作動してブローアウトパネル100を開放することができる。
第9の態様に係るブローアウトパネル開放装置は、電磁弁61に専用のバッテリ62が接続される。これにより、電源を喪失したときであっても、専用のバッテリ62の電力を電磁弁61に供給することで、電磁弁を適切に開放することができる。
第10の態様に係るブローアウトパネル作動方法は、通常時に第1開閉弁14を閉止して第2開閉弁33を分岐ライン35のガス圧力に応じて開閉させ、非常時に第1開閉弁14を開放して第2開閉弁33を閉止する。これにより、ガス供給ライン13に第1開閉弁14を設けるだけでよく、装置の簡素化を図ることができる。
なお、上述した実施形態にて、第1開閉弁14を電動弁とし、操作ハンドル31を設けたが、この構成に限定されるものではない。例えば、第1開閉弁14を電磁弁や空気作動弁とし、第1開閉弁14をバイパスするバイパスラインを設け、バイパスラインに手動式開閉弁を設けてもよい。
10,10A,10B ブローアウトパネル開放装置
11 ガス供給源
12 ガスシリンダ(シリンダ)
13 ガス供給ライン
14 第1開閉弁
21 ガスボンベ
22 圧力計
23 減圧弁
24 メンテナンス用開閉弁
25 分岐ライン
26 開閉弁
31 操作ハンドル
32 安全弁
33 第2開閉弁
34 分岐ライン
35 分岐ライン
36 開閉弁
37 圧力計
38 ラブチャディスク
39,40 メンテナンス用開閉弁
41 分岐ライン
51 操作装置
61 電磁弁
62 バッテリ
71 制御装置
72 圧力計
100 ブローアウトパネル
101 原子炉建屋
102 補助建屋

Claims (9)

  1. ガス供給源と、
    ブローアウトパネルを開放可能なシリンダと、
    前記ガス供給源のガスを前記シリンダに供給するガス供給ラインと、
    前記ガス供給ラインに設けられる第1開閉弁と、
    を備え、
    前記第1開閉弁と前記シリンダとの間の前記ガス供給ラインのガス圧力が予め設定された上限圧力よりも高いときに前記ガス供給ラインのガスを外部に排出する第2開閉弁を有する、
    ブローアウトパネル開放装置。
  2. 前記第1開閉弁は、電動弁であり、手動により開閉可能な操作ハンドルが設けられる、
    請求項1に記載のブローアウトパネル開放装置。
  3. 前記第1開閉弁および前記第2開閉弁を開閉制御可能な制御装置が設けられ、前記制御装置は、前記第1開閉弁を開放すると前記第2開閉弁を閉止する、
    請求項1または請求項2に記載のブローアウトパネル開放装置。
  4. 前記制御装置は、前記ブローアウトパネルを開放させる指令信号に応じて前記第1開閉弁を開放して前記第2開閉弁を閉止する、
    請求項3に記載のブローアウトパネル開放装置。
  5. 前記ブローアウトパネルが設けられる建屋内の圧力を計測する圧力計が設けられ、前記指令信号は、前記圧力計が計測した計測圧力であり、前記制御装置は、前記計測圧力が予め設定された通常時圧力よりも高いときに前記第1開閉弁を開放して前記第2開閉弁を閉止する、
    請求項4に記載のブローアウトパネル開放装置。
  6. 前記第1開閉弁と前記シリンダとの間のラブチャディスクが設けられる、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のブローアウトパネル開放装置。
  7. 前記シリンダよりガス供給方向の上流側の前記ガス供給ラインに電磁弁が設けられる、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のブローアウトパネル開放装置。
  8. 前記電磁弁に専用のバッテリが接続される、
    請求項7に記載のブローアウトパネル開放装置。
  9. ガス供給源と、
    ブローアウトパネルを開放可能なシリンダと、
    前記ガス供給源のガスを前記シリンダに供給するガス供給ラインと、
    前記ガス供給ラインに設けられる第1開閉弁と、
    前記第1開閉弁と前記シリンダとの間から分岐した分岐ラインに設けられて前記分岐ラインのガス圧力が予め設定された上限圧力よりも高いときに開放する第2開閉弁と、
    を備え、
    通常時に前記第1開閉弁を閉止して前記第2開閉弁を前記分岐ラインのガス圧力に応じて開閉させ、
    非常時に前記第1開閉弁を開放して前記第2開閉弁を閉止する、
    ブローアウトパネル作動方法。
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