JP7344967B2 - アークサプレッサを有する接触器 - Google Patents

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Description

本出願は、2019年1月18日に出願された「Arc Blow-Out Magnets with North B-Field Facing Outward for Improved Contactor Performance」という名称の米国仮特許出願第62/793,925号、および2019年1月31日に出願された「Contactor with Arc Suppressor」という名称の米国特許出願第16/263,679号の利益を主張する。これらの出願の主題は、全体として参照により本明細書に組み込まれている。
本明細書の主題は、一般に、高電力電気接触器に関する。HVAC、電源、機関車、エレベータ制御、モータ制御、航空宇宙の応用例、ハイブリッド電気自動車、燃料電池自動車、充電システムなどの特定の電気応用例では、常時開の(または分離されている)コンタクトを有する電気接触器が利用される。コンタクトは、特定のデバイスに電力を供給するために閉じられる(または接合される)。接触器が電気信号を受け取ると、接触器は励磁されて磁界を導入し、可動コンタクトを駆動して固定コンタクトに接触(接合、接続、対合、mate)させる。可動コンタクトと固定コンタクトとの接触および分離(接合解除、接続解除、対合解除、unmate)中、電気アークが生じることがあり、コンタクトの表面の酸化などのコンタクトの損傷を引き起こし、時間とともに接触器の障害を招くことがある。
いくつかの知られている接触器は、電気アークの作用を抑制してコンタクトを保護するために、アークサプレッサを含む。たとえば、電気アークを消す電界をコンタクトの周りに生じさせるために、コンタクトの近傍に磁石を置くことができる。従来の接触器では、接触器がコンタクトに対する磁石の極性の影響を受けやすいため、磁石を特定の向きで装着する必要がある。接触器の組立ては困難である。たとえば、接触器に磁石を装着することは時間がかかり、労働集約的になることがある。加えて、磁石が不適切に装着されたり、または他の磁石に対して誤った極性方向に装着されるなど、不適切な向きで装着されたりして、動作不良または手直しを招くことがある。たとえば、磁石が不適切な向きで装着された場合、アーク抑制中に消されたアーク飛散物が、接触器の中心の方へ飛ばされる。アーク飛散物は、コンタクトに堆積することがあり、時間とともに浸食または破断によってコンタクトの損傷を招く可能性がある。
さらに、接触器内の磁石の従来の構成は、ローレンツ力およびホルム力と組み合わさり、可動コンタクトを固定コンタクトから離れる方へ反発させて短絡状態とする。たとえば、大電流時には、磁力が可動コンタクトと固定コンタクトとの間の保持力に勝り、接触器を開とすることがある。
解決しようとする課題は、上記の課題を克服し、従来技術で経験した他の問題に対処する接触器を提供することである。
この課題は、空洞を画定する外壁を有するハウジングと、空洞内に受け取られ、空洞内に接触端(接合端、接続端、対合端、mating ends)を有する固定コンタクトと、空洞内で接触位置(接合位置、接続位置、対合位置、mated position)と分離位置(接合解除位置、接続解除位置、対合解除位置、unmated position)との間を可動であり、接触位置で固定コンタクトに係合して固定コンタクトに電気的に接続する可動コンタクトと、空洞内にあり、可動コンタクトを分離位置と接触位置との間で動かすように動作するコイルアセンブリとを含む接触器によって解決される。接触器は、空洞内にアークサプレッサを含む。アークサプレッサは、空洞内で可動コンタクトの第1の側に位置する第1の磁石と、空洞内で可動コンタクトの第2の側に位置する第2の磁石とを含む。
第1の磁石は、第1の磁石のN極磁場(north B-field)がハウジングの外壁の方へ外向きになるように、空洞内に配置されている。第2の磁石は、第2の磁石のN極磁場がハウジングの外壁の方へ外向きになるように、空洞内に配置されている。
本発明について、添付の図面を参照して例として次に説明する。
例示的な実施形態によるアークサプレッサを含む接触器の断面図である。 例示的な実施形態による接触器の一部分の斜視図である。 例示的な実施形態による接触器のコンタクトホルダの底面斜視図である。 例示的な実施形態によるアークサプレッサを含む接触器の断面図である。 例示的な実施形態によるアークサプレッサの磁石の磁界を示す、アークサプレッサを含む接触器の断面図である。 例示的な実施形態によるアークサプレッサを含む接触器の断面図である。 例示的な実施形態によるアークサプレッサを含む接触器の断面図である。
図1は、例示的な実施形態による接触器100の断面図である。接触器100は、システムを通る電力の流れを保護するために、1つまたは複数の電気回路を安全に接続および切断する電気スイッチまたはリレーである。接触器100は、HVAC、電源、機関車、エレベータ制御、モータ制御、航空宇宙の応用例、ハイブリッド電気自動車、燃料電池自動車、充電システムなどの様々な応用例で使用することができる。
接触器100は、空洞112を取り囲む外壁111を有するハウジング110を含む。様々な実施形態では、ハウジング110は、複数の部品を含むハウジングとすることができる。ハウジング110は、ベース114と、ベース114から延びるヘッダ116とを含む。任意選択で、ベース114は、別の構成要素に結合するように構成することができる。たとえば、ベース114は、接触器100を他の構成要素に固定するための取付けブラケットを含むことができる。図示の実施形態では、ヘッダ116はベース114の上に位置するが、代替実施形態では、ハウジング110が他の向きを有することもできる。ハウジング110は、空洞112を閉鎖するためのカバー118を含む。たとえば、カバー118は、ヘッダ116の頂部に結合することができる。任意選択で、カバー118は、ヘッダ116に封止することができる。様々な実施形態では、ヘッダ116に沿った外壁111は、円筒形の空洞112を画定するように、円筒形とすることができる。
接触器100は、空洞112内に受け取られた固定コンタクト120と、空洞112内で接触位置と分離位置との間を可動の可動コンタクト122とを含む。可動コンタクト122は、接触位置で、固定コンタクト120に係合して、固定コンタクト120に電気的に接続する。図示の実施形態では、接触器100は、第1の固定コンタクト120aおよび第2の固定コンタクト120bを含む。固定コンタクト120は、ハウジング110に固定される。たとえば、固定コンタクト120は、ヘッダ116および/またはカバー118に結合することができる。他の様々な実施形態では、固定コンタクト120は、空洞112に挿入されたハウジング110のインサート124に結合することができる。インサート124は、カバー118がヘッダ116から取り外されたとき、空洞112から取外し可能とすることができる。例示的な実施形態では、ハウジング110のインサート124は、固定コンタクト120を保持するように構成されたコンタクトホルダ126を含む。コンタクトホルダ126は、筐体128を画定する。固定コンタクト120は、筐体128内へ延びる。可動コンタクト122は、筐体128内に位置する。
固定コンタクト120は各々、終端部130および接触端132を含む。終端部130は、ライン入力またはライン出力ワイヤなどのワイヤまたは端子などの別の構成要素に対して終端されるように構成される。例示的な実施形態では、終端部130は、他の構成要素に対して終端されるように、接触器100の外部に露出される。終端部130は、ナットを受け取るようにねじ山を有することができる。図示の実施形態では、終端部130は、カバー118を通って延び、カバー118の上に位置する。接触端132は、接触器100が励磁されたときなどに可動コンタクト122と接触係合(mating engagement)するように、空洞112内に位置する。図示の実施形態では、接触端132は、可動コンタクト122に係合するように略平坦である。しかし代替実施形態では、接触端132は、可動コンタクト122に接触するための接触端132に接触突起を形成するような円形の形状など、他の形状を有することもできる。
接触器100は、可動コンタクト122を分離位置と接触位置との間で動かすように動作するコイルアセンブリ140を空洞112内に含む。コイルアセンブリ140は、電磁石を形成するようにコア144の周りに巻かれた巻線またはコイル142を含む。コイルアセンブリ140は、コア144に結合されたプランジャ146を含む。可動コンタクト122は、プランジャ146に結合されており、コイルアセンブリ140が動作するとき、プランジャ146とともに可動である。コイルアセンブリ140は、コイルアセンブリ140が消勢されたときに可動コンタクト122を分離位置に戻すためのばね148を含む。
例示的な実施形態では、接触器100は、電気回路の電気アークを抑制するためのアークサプレッサ160を含む。アークサプレッサ160は、ハウジング110の空洞112内に位置する。任意選択で、アークサプレッサ160は、筐体128内または筐体128付近など、コンタクトホルダ126内に位置することができる。例示的な実施形態では、アークサプレッサ160は、可動コンタクト122と固定コンタクト120との間に生じるアークを抑制するために、筐体128内に磁界を生じさせる磁石を含む。例示的な実施形態では、インサート124のコンタクトホルダ126を封止することができ、アーク抑制のために不活性ガスで充填することができる。
図2は、接触器100の一部分の斜視図であり、固定コンタクト120および可動コンタクト122を示すために、ハウジング110のいくつかの部分が取り外されている(たとえば、空洞112内のコンタクト120、122を示すために、外壁111は示されていない)。図2は、例示的な実施形態によるアークサプレッサ160を示す。図示の実施形態では、アークサプレッサ160は、可動コンタクト122および固定コンタクト120の第1の側に位置する第1の磁石アセンブリ162と、可動コンタクト122および固定コンタクト120の第2の側に位置する第2の磁石アセンブリ164とを含む。
様々な実施形態では、アークサプレッサ160は、1対の磁石アセンブリ162、164ではなく、第1の磁石アセンブリ162などの単一の磁石アセンブリを含むこともできる。他の様々な実施形態では、2つ以上の磁石アセンブリを提供することができる。磁石アセンブリ162、164は、電気回路の形成または遮断中に固定コンタクト120と可動コンタクト122との間の電気アークを抑制するために、固定コンタクト120および可動コンタクト122の近傍に位置する。例示的な実施形態では、磁石アセンブリは、磁石アセンブリの磁石のN極磁場が、可動コンタクト122および固定コンタクト120から離れる方へ外向きになるように配置される。したがって、磁石は、アーク飛散物を可動コンタクト122および固定コンタクト120から離れるように外方へ迅速かつ効率的に押し出す。
図3は、例示的な実施形態によるコンタクトホルダ126の底面斜視図である。ハウジング110のコンタクトホルダ126は、ベース壁170と、ベース壁170から延びる筐壁172とを含む。筐壁172は、可動コンタクト122を受け取る筐体128を画定する。任意選択で、ベース壁170は筐体128の上に位置することができ、筐壁172はベース壁170の下に延びる。ベース壁170は、固定コンタクト120(図1に示す)を受け取るコンタクト開口174を含む。任意選択で、コンタクトホルダ126は、筐体128内で可動コンタクト122に係合して案内するように筐壁172から延びる案内壁176を含むことができる。
例示的な実施形態では、筐壁172は、アークサプレッサ160の対応する磁石アセンブリ162、164を受け取る磁石スロット180を画定する。磁石スロット180は、磁石アセンブリ162、164を受け取るようなサイズおよび形状である。図示の実施形態では、磁石スロット180は矩形の形状であるが、代替実施形態では、磁石スロット180が他の形状を有することもできる。例示的な実施形態では、コンタクトホルダ126は、磁石スロット180内へ延びるキーイング機構182を含む。キーイング機構182は、磁石スロット180内で磁石アセンブリ162、164を正しい向きにする(方向合わせをする、orient)ために使用することができる。
図4は、例示的な実施形態によるアークサプレッサ160を含む接触器100の断面図である。図4は、コンタクトホルダ126の磁石スロット180内の磁石アセンブリ162、164を示す。図4は、固定コンタクト120と、固定コンタクト120の下に位置する可動コンタクト122とを示す。
磁石アセンブリ162は、単体の磁性体200に一体化された複数の磁石を含む。単体の磁性体200は、単一のユニットとしてともに保持されている様々な磁石を含む。単体の磁性体200は、磁石が単体の磁性体200の一部としてともに結合された一体構造を画定する。磁石のいずれか1つを物理的に操作すると、これに対応して磁石アセンブリ162の他の磁石も物理的に操作される。たとえば、磁石スロット180内への磁石アセンブリ162の移動、または磁石スロット180からの磁石アセンブリ162の取り外しにより、磁石アセンブリ162の磁石のすべてを単体構造として移動することが可能になる。個々の磁石を互いに対して物理的に移動する必要はない。
図示の実施形態では、磁石アセンブリ162は、第1の磁石202と、第2の磁石204と、第1の磁石202と第2の磁石204との間の間隙内に配置された非磁性体206とを含む。非磁性体206は、第1の磁石202と第2の磁石204との間に位置し、第1の磁石202と第2の磁石204とを分離する。非磁性体206は、第1の磁石202および第2の磁石204の互いに対する位置を保持する。
間隙は、磁石アセンブリ162の領域内の磁界を除去または低減して、可動コンタクト122を固定コンタクト120から離れる方へ反発させる可動コンタクト122に作用する反発力を低減させる。磁石アセンブリは、アークを発生させる領域からオフセットされた領域内(たとえば、固定コンタクト120からオフセットされた領域内)などで、磁石アセンブリ162の磁界を低減させることで、反発力を低減させ、大電流時などの短絡状態を改善する。間隙は、固定コンタクト120間の領域内に位置することができる。
例示的な実施形態では、磁石202、204および非磁性体206は互いに押し出されて単体の磁性体200を形成する。たとえば、磁石202、204は、ネオジム磁石とすることができ、非磁性体206は、アルミニウムブロックまたは他の非磁性材料ブロックとすることができる。ネオジム磁石は、アルミニウムブロックと同時に押し出されて単体の磁性体200を形成することができる。他の様々な実施形態では、磁石202、204およびアルミニウムブロックは、別個に製造することができ、粘着剤、接着剤(adhesive、glue)、溶接、または他の手段などを使用してともに固定することができる。他の様々な実施形態では、磁石202、204および非磁性体206は、外側塑性体などで外側被覆または包装して、単体の磁性体200を形成することができる。
例示的な実施形態では、単体の磁性体200は、1つまたは複数のキーイング機構208を含む。図示の実施形態では、キーイング機構208は、非磁性体206の側に形成された溝である。任意選択で、キーイング機構208は、単体の磁性体200内の中心に位置することができる。他の様々な実施形態では、キーイング機構208は、中心に位置するのではなくオフセットさせることもできる。様々な実施形態では、キーイング機構208は、単体の磁性体200の複数の側に設けることができる。代替実施形態では、キーイング機構208が他の場所に位置することもできる。他の様々な実施形態では、追加または別法として、磁石202、204がキーイング機構208を含むことができる。他の様々な実施形態では、キーイング機構208は、溝ではなく、単体の磁性体200の1つまたは複数の表面から外方へ延びるリブまたは突起とすることができる。
他の様々な実施形態では、キーイング機構208は、単体の磁性体200の他の壁または表面によって画定することができる。たとえば、頂面および/または底面および/または側面を傾斜させまたは面取りして、キーイング機構を画定することができる。
例示的な実施形態では、磁石202、204の各々は、磁石202、204のN極磁場が、コンタクト120、122から離れる方へ外向きになるように、コンタクト120、122に対して配置される。したがって、磁石202、204は、アーク飛散物をコンタクト120、122から離れるように外方へ迅速かつ効率的に押し出す。
第1の磁石202は、N極210と、N極210とは反対の位置のS極212とを含む。N極210は、第1の磁石202の側面によって画定される。S極212は、第1の磁石202の側面によって画定される。磁石202の側面の表面積が、アーク抑制に寄与し、側面の高さ、長さ、幅を制御することは、第1の磁石202のアーク抑制に影響を及ぼすことができる。第1の磁石202がコンタクト120、122に対して近接することは、アーク抑制に影響を及ぼすことができる。第1の磁石202は、N極磁場214(N極210から外方へ延びる)を有する。第1の磁石202は、磁石スロット180内で、S極212が内側を向き、N極210が外側を向くように配される(方向合わせがなされる、oriented)。S極212は、コンタクト120、122の方を向く。N極210は、ハウジング110の外壁111の方を向く。第1の磁石202のN極磁場214は、コンタクト120、122から離れてハウジング110の外壁111の方へ外向きになる。例示的な実施形態では、第1の磁石202は、第1の固定コンタクト120aと位置合わせされる。第1の磁石202は、第1の固定コンタクト120aの第1の側216に配置される。
第2の磁石204は、N極220と、N極220とは反対の位置のS極222とを含む。N極220は、第2の磁石204の側面によって画定される。S極222は、第2の磁石204の側面によって画定される。磁石204の側面の表面積が、アーク抑制に寄与し、側面の高さ、長さ、幅を制御することは、第1の磁石204のアーク抑制に影響を及ぼすことができる。第1の磁石204がコンタクト120、122に対して近接することは、アーク抑制に影響を及ぼすことができる。第2の磁石204は、N極磁場224(N極220から外方へ延びる)を有する。第2の磁石204は、磁石スロット180内で、S極222が内側を向き、N極220が外側を向くように配される。S極222は、コンタクト120、122の方を向く。N極220は、ハウジング110の外壁111の方を向く。第2の磁石204のN極磁場224は、コンタクト120、122から離れてハウジング110の外壁111の方へ外向きになる。例示的な実施形態では、第2の磁石204は、第2の固定コンタクト120bと位置合わせされる。第2の磁石204は、第2の固定コンタクト120bの第1の側226に配置される。
磁石アセンブリ164は、単体の磁性体240に一体化された複数の磁石を含む。単体の磁性体240は、単一のユニットとしてともに保持されている様々な磁石を含む。単体の磁性体240は、磁石が単体の磁性体240の一部としてともに結合された一体構造を画定する。磁石のいずれか1つを物理的に操作すると、これに対応して磁石アセンブリ164の他の磁石のも物理的に操作される。たとえば、磁石スロット180内への磁石アセンブリ164の移動、または磁石スロット180からの磁石アセンブリ164の取り外しにより、磁石アセンブリ164の磁石のすべてを単体構造として移動することが可能になる。個々の磁石を互いに対して物理的に移動する必要はない。
図示の実施形態では、磁石アセンブリ164は、第1の磁石242と、第2の磁石244と、第1の磁石242と第2の磁石244との間の間隙内の非磁性体246とを含む。非磁性体246は、第1の磁石242と第2の磁石244との間に位置し、第1の磁石242と第2の磁石244とを分離する。非磁性体246は、第1の磁石242および第2の磁石244の相対位置を保持する。間隙は、磁石アセンブリ164の領域内の磁界を除去または低減して、可動コンタクト122を固定コンタクト120から離れる方へ反発させる可動コンタクト122に作用する反発力を低減させる。
磁石アセンブリは、アークを発生させる領域からオフセットされた領域内(たとえば、固定コンタクト120からオフセットされた領域内)などで、磁石アセンブリ164の磁界を低減させることで、反発力を低減させ、大電流時などの短絡状態を改善する。間隙は、固定コンタクト120間の領域内に位置することができる。
例示的な実施形態では、磁石242、244および非磁性体246は、互いに押し出されて単体の磁性体240を形成する。たとえば、磁石242、244は、ネオジム磁石とすることができ、非磁性体246は、アルミニウムブロックまたは他の非磁性材料ブロックとすることができる。ネオジム磁石は、アルミニウムブロックと同時に押し出されて単体の磁性体240を形成することができる。他の様々な実施形態では、磁石242、244およびアルミニウムブロックは、別個に製造することができ、粘着剤、接着剤(adhesive、glue)、溶接、または他の手段などを使用してともに固定することができる。他の様々な実施形態では、磁石242、244および非磁性体246は、外側塑性体などで外側被覆または包装して、単体の磁性体240を形成することができる。
例示的な実施形態では、単体の磁性体240は、1つまたは複数のキーイング機構248を含む。図示の実施形態では、キーイング機構248は、非磁性体246の側に形成された溝である。任意選択で、キーイング機構248は、単体の磁性体240内の中心に位置することができる。他の様々な実施形態では、キーイング機構248は、中心に位置するのではなくオフセットさせることもできる。様々な実施形態では、キーイング機構248は、単体の磁性体240の複数の側に設けることができる。代替実施形態では、キーイング機構248が他の場所に位置することもできる。他の様々な実施形態では、追加または別法として、磁石242、244がキーイング機構248を含むことができる。他の様々な実施形態では、キーイング機構248は、溝ではなく、単体の磁性体240の1つまたは複数の表面から外方へ延びるリブまたは突起とすることができる。他の様々な実施形態では、キーイング機構248は、単体の磁性体240の他の壁または表面によって画定することができる。たとえば、頂面および/または底面および/または側面を傾斜させまたは面取りして、キーイング機構を画定することができる。
例示的な実施形態では、磁石242、244の各々は、磁石242、244のN極磁場が、コンタクト120、122から離れる方へ外向きになるように、コンタクト120、122に対して配置される。したがって、磁石242、244は、アーク飛散物をコンタクト120、122から離れるように外方へ迅速かつ効率的に押し出す。
第1の磁石242は、N極250と、N極250とは反対の位置のS極252とを含む。N極250は、第1の磁石242の側面によって画定される。S極252は、第1の磁石242の側面によって画定される。磁石242の側面の表面積が、アーク抑制に寄与し、側面の高さ、長さ、幅を制御することは、第1の磁石242のアーク抑制に影響を及ぼすことができる。第1の磁石242がコンタクト120、122に対して近接することは、アーク抑制に影響を及ぼすことができる。第1の磁石242は、N極磁場254(N極250から外方へ延びる)を有する。第1の磁石242は、磁石スロット180内で、S極252が内側を向き、N極250が外側を向くように配される。S極252は、コンタクト120、122の方を向く。N極250は、ハウジング110の外壁111の方を向く。第1の磁石242のN極磁場254は、コンタクト120、122から離れてハウジング110の外壁111の方へ外向きになる。例示的な実施形態では、第1の磁石242は、第1の固定コンタクト120aと位置合わせされる。第1の磁石242は、第1の固定コンタクト120aの第2の側256に配置される。
第2の磁石244は、N極260と、N極260とは反対の位置のS極262とを含む。N極260は、第2の磁石244の側面によって画定される。S極262は、第2の磁石244の側面によって画定される。磁石244の側面の表面積が、アーク抑制に寄与し、側面の高さ、長さ、幅を制御することは、第1の磁石244のアーク抑制に影響を及ぼすことができる。第2の磁石244がコンタクト120、122に対して近接することは、アーク抑制に影響を及ぼすことができる。第2の磁石244は、N極磁場264(N極260から外方へ延びる)を有する。第2の磁石244は、磁石スロット180内で、S極262が内側を向き、N極260が外側を向くように配される。S極262は、コンタクト120、122の方を向く。N極260は、ハウジング110の外壁111の方を向く。第2の磁石244のN極磁場264は、コンタクト120、122から離れてハウジング110の外壁111の方へ外向きになる。例示的な実施形態では、第2の磁石244は、第2の固定コンタクト120bと位置合わせされる。第2の磁石244は、第2の固定コンタクト120bの第2の側266に配置される。
例示的な実施形態では、磁石アセンブリ162の磁石202は、磁石アセンブリ164の磁石242とは第1の固定コンタクト120aおよび可動コンタクト122の反対側に配置される。磁石202、242は、第1の固定コンタクト120aの両側216、256で、互いに位置合わせされる。磁石202のN極磁場214は、磁石242のN極磁場254とは反対の方向を向く。例示的な実施形態では、磁石202のN極磁場214は、磁石242から離れる方を向き、磁石242のN極磁場254は、磁石202から離れる方を向く。
例示的な実施形態では、磁石アセンブリ162の磁石204は、磁石アセンブリ164の磁石244とは第2の固定コンタクト120bおよび可動コンタクト122の反対側に配置される。磁石204、244は、第2の固定コンタクト120bの両側226、266で、互いに位置合わせされる。磁石204のN極磁場224は、磁石244のN極磁場264とは反対の方向を向く。例示的な実施形態では、磁石204のN極磁場224は、磁石244から離れる方を向き、磁石244のN極磁場264は、磁石204から離れる方を向く。
図5は、例示的な実施形態によるアークサプレッサ160を含む接触器100の断面図である。図5は、磁石202、204、242、244の磁界302、304、342、344をそれぞれ示す。磁界302、304、342、344は、磁石202、204、242、244のN極からS極へ流れる。磁石202、204、242、244は、N極がコンタクト120、122から離れてハウジング110の外壁111の方へ外向きになるように配置される。この構成で、磁界302、304、342、344は、アーク飛散物(図示せず)をコンタクト120、122から離れるように外方へ押し出す。
例示的な実施形態では、第1の磁石202の磁界302は、第1の固定磁石120aと可動磁石120との間の境界から離れて外壁111の方へアーク飛散物を誘導する。同様に、第1の磁石242の磁界342は、第1の固定磁石120aと可動磁石120との間の境界から離れて外壁111の方へアーク飛散物を誘導する。同様に、第2の磁石204の磁界304は、第2の固定磁石120bと可動磁石120との間の境界から離れて外壁111の方へアーク飛散物を誘導する。同様に、第2の磁石244の磁界344は、第2の固定磁石120bと可動磁石120との間の境界から離れて外壁111の方へアーク飛散物を誘導する。
図6は、例示的な実施形態によるアークサプレッサ160を含む接触器100の断面図である。図6は、コンタクトホルダ126の磁石スロット180内の磁石アセンブリ162、164を示す。図示の実施形態では、磁石アセンブリ162は、第1の磁石202および第2の磁石204を含み、第1の磁石202と第2の磁石204との間に非磁性体206(図4)は存在しない。図6は、第1の磁石202と第2の磁石204との間の間隙205を示す。第1の磁石202および第2の磁石204は、互いに別個かつ個別である。第1の磁石202および第2の磁石204は、互いに独立して磁石スロット180内へ別個に装着され、間隙205によって分離される。図示の実施形態では、磁石アセンブリ164は、第1の磁石242および第2の磁石244を含み、第1の磁石242と第2の磁石244との間に非磁性体246(図4)は存在しない。図6は、第1の磁石242と第2の磁石244との間の間隙245を示す。第1の磁石242および第2の磁石244は、互いに別個かつ個別である。第1の磁石242および第2の磁石244は、互いに独立して磁石スロット180内へ別個に装着され、間隙245によって分離される。磁石202、204、242、244は、磁石202、204、242、244を磁石スロット180内で正しい向きにするための溝などのキーイング機構(図示せず)を有することができる。
磁石202、204、242、244は、磁石202、204、242、244のN極磁場214、224、254、264が、コンタクト120、122から離れる方へ外向きになるように、コンタクト120、122に対して配置される。したがって、磁石202、204、242、244は、アーク飛散物をコンタクト120、122から離れるように外方へ迅速かつ効率的に押し出す。
第1の磁石202は、磁石スロット180内で、S極212が内側を向き、N極210が外側を向くように配される。S極212は、コンタクト120、122の方を向く。N極210は、ハウジング110の外壁111の方を向く。第1の磁石202のN極磁場214は、コンタクト120、122から離れてハウジング110の外壁111の方へ外向きになる。
第2の磁石204は、磁石スロット180内で、S極222が内側を向き、N極220が外側を向くように配される。S極222は、コンタクト120、122の方を向く。N極220は、ハウジング110の外壁111の方を向く。第2の磁石204のN極磁場224は、コンタクト120、122から離れてハウジング110の外壁111の方へ外向きになる。
第1の磁石242は、磁石スロット180内で、S極252が内側を向き、N極250が外側を向くように配される。S極252は、コンタクト120、122の方を向く。N極250は、ハウジング110の外壁111の方を向く。第1の磁石242のN極磁場254は、コンタクト120、122から離れてハウジング110の外壁111の方へ外向きになる。
第2の磁石244は、磁石スロット180内で、S極262が内側を向き、N極260が外側を向くように配される。S極262は、コンタクト120、122の方を向く。N極260は、ハウジング110の外壁111の方を向く。第2の磁石244のN極磁場264は、コンタクト120、122から離れてハウジング110の外壁111の方へ外向きになる。
例示的な実施形態では、磁石202、242は、第1の固定コンタクト120aおよび可動コンタクト122の両側216、256に配置され、磁石204、244は、第2の固定コンタクト120bおよび可動コンタクト122の両側226、266に配置される。磁石202のN極磁場214は、磁石242のN極磁場254とは反対の方向を向く。磁石204のN極磁場224は、磁石244のN極磁場264とは反対の方向を向く。例示的な実施形態では、磁石202のN極磁場214は、磁石242から離れる方を向き、磁石242のN極磁場254は、磁石202から離れる方を向く。磁石204のN極磁場224は、磁石244から離れる方を向き、磁石244のN極磁場264は、磁石204から離れる方を向く。
図7は、例示的な実施形態によるアークサプレッサ160を含む接触器100の断面図である。図7は、コンタクトホルダ126の磁石スロット180内の磁石アセンブリ162、164を示す。図示の実施形態では、磁石アセンブリ162は、第1の磁石202を含み、第1の磁石202は細長く、磁石スロット180の長さに及び、両方の固定コンタクト120に及ぶ。磁石アセンブリ162は、図4および図6にそれぞれ示す実施形態のように非磁性体または間隙によって分離された第1および第2の磁石を含まない。図示の実施形態では、磁石アセンブリ164は、第1の磁石242を含み、第1の磁石242は細長く、磁石スロット180の長さに及び、両方の固定コンタクト120に及ぶ。磁石アセンブリ164は、図4および図6にそれぞれ示す実施形態のように非磁性体または間隙によって分離された第1および第2の磁石を含まない。磁石202、242は、磁石202、242を磁石スロット180内で正しい向きにするための溝などのキーイング機構(図示せず)を有することができる。他の様々な実施形態では、両方の磁石アセンブリが細長い単一の磁石ではなく、磁石アセンブリ162を図示のように細長くすることができ、磁石アセンブリ164は、図4もしくは図6に示すように別個の磁石242、244を含むことができ、または磁石アセンブリ164を図示のように細長くすることができ、磁石アセンブリ162は、図4もしくは図6に示すように別個の磁石202、204を含むことができる。
磁石202、242は、磁石202、242のN極磁場214、254が、コンタクト120、122から離れる方へ外向きになるように、コンタクト120、122に対して配置される。したがって、磁石202、242は、アーク飛散物をコンタクト120、122から離れるように外方へ迅速かつ効率的に押し出す。
磁石202は、磁石スロット180内で、S極212が内側を向き、N極210が外側を向くように配される。S極212は、コンタクト120、122の方を向く。N極210は、ハウジング110の外壁111の方を向く。磁石202のN極磁場214は、コンタクト120、122から離れてハウジング110の外壁111の方へ外向きになる。
磁石242は、磁石スロット180内で、S極252が内側を向き、N極250が外側を向くように配される。S極252は、コンタクト120、122の方を向く。N極250は、ハウジング110の外壁111の方を向く。磁石242のN極磁場254は、コンタクト120、122から離れてハウジング110の外壁111の方へ外向きになる。
例示的な実施形態では、磁石202、242は、第1の固定コンタクト120aおよび第2の固定コンタクト120bの両側に配置される。磁石202、242は細長く、両方の固定コンタクト120a、120bに及び、両方の固定コンタクト120a、120bと位置合わせされる。磁石202のN極磁場214は、磁石242のN極磁場254とは反対の方向を向く。例示的な実施形態では、磁石202のN極磁場214は、磁石242から離れる方を向き、磁石242のN極磁場254は、磁石202から離れる方を向く。

Claims (13)

  1. 空洞(112)を画定する外壁(111)を有するハウジング(110)と、
    前記空洞内に受け取られ、前記空洞内に接触端(132)を有する固定コンタクト(120)と、
    前記空洞内で接触位置と分離位置との間を可動であり、前記接触位置で前記固定コンタクトに接触して前記固定コンタクトに電気的に接続する可動コンタクト(122)と、
    前記空洞内にあり、前記可動コンタクトを前記分離位置と前記接触位置との間で動かすように動作するコイルアセンブリ(140)と、
    前記空洞内のアークサプレッサ(160)であって、前記空洞(112)から取外し可能なコンタクトホルダ(126)内に位置するアークサプレッサ(160)を備え、前記アークサプレッサ(160)は、前記空洞内で前記可動コンタクトの第1の側に位置する第1の磁石(202)と、前記空洞内で前記可動コンタクトの第2の側に位置する第2の磁石(204)とを含み、前記第1の磁石は、前記第1の磁石のN極磁場(214)が前記ハウジングの前記外壁の方へ外向きになるように前記空洞内に配置され、前記第2の磁石は、前記第2の磁石のN極磁場(224)が前記ハウジングの前記外壁の方へ外向きになるように前記空洞内に配置されている、
    接触器(100)。
  2. 前記第1の磁石(202)の前記N極磁場(214)は、前記第2の磁石(204)の前記N極磁場(224)とは反対の方向を向いている、請求項1に記載の接触器(100)。
  3. 前記第1の磁石(202)の前記N極磁場(214)は、前記第2の磁石(204)から離れる方を向き、前記第2の磁石の前記N極磁場(224)は、前記第1の磁石から離れる方を向いている、請求項1に記載の接触器(100)。
  4. 前記固定コンタクト(120)は、第1の固定コンタクト(120a)および第2の固定コンタクト(120b)を含み、前記第1の磁石(202)および前記第2の磁石(204)は、前記第1の固定コンタクトの両側で前記第1の固定コンタクトと位置合わせされている、請求項1に記載の接触器(100)。
  5. 前記アークサプレッサ(160)は、前記空洞(112)内で前記第2の固定コンタクト(120b)の第1の側に位置する第3の磁石と、前記空洞内で前記第2の固定コンタクトの第2の側に位置する第4の磁石とを含み、前記第3の磁石は、前記第3の磁石のN極磁場が前記ハウジング(110)の前記外壁(111)の方へ外向きになるように、前記空洞内に配置され、前記第4の磁石は、前記第4の磁石のN極磁場が前記ハウジングの前記外壁の方へ外向きになるように、前記空洞内に配置されている、請求項4に記載の接触器(100)。
  6. 前記第3の磁石の前記N極磁場は、前記第4の磁石の前記N極磁場とは反対の方向を向いている、請求項5に記載の接触器(100)。
  7. 前記第1の磁石(202)と前記第3の磁石との間に間隙が設けられ、前記第2の磁石(204)と前記第4の磁石との間に間隙が設けられている、請求項5に記載の接触器(100)。
  8. 非磁性体(206)が、前記第1の磁石(202)および前記第3の磁石に結合され、非磁性体(246)が、前記第2の磁石(204)および前記第4の磁石に結合されている、請求項5に記載の接触器(100)。
  9. 前記固定コンタクト(120)は、第1の固定コンタクト(120a)および第2の固定コンタクト(120b)を含み、前記第1の磁石(202)が、前記第1の固定コンタクトおよび前記第2の固定コンタクトと位置合わせされ、前記第2の磁石(204)が、前記第1の固定コンタクトおよび前記第2の固定コンタクトと位置合わせされている、請求項1に記載の接触器(100)。
  10. 前記第1の磁石(202)は、前記第1の磁石を前記ハウジング(110)内で正しい向きにするためのキーイング機構(208)を含み、前記第2の磁石(204)は、前記第2の磁石を前記ハウジング内で正しい向きにするためのキーイング機構(248)を含む、請求項1に記載の接触器(100)。
  11. 空洞(112)を画定する外壁(111)を有するハウジング(110)と、
    前記空洞内に受け取られ、前記空洞内に接触端(132)を有する固定コンタクト(120)と、
    前記空洞内で接触位置と分離位置との間を可動であり、前記接触位置で前記固定コンタクトに接触して前記固定コンタクトに電気的に接続する可動コンタクト(122)と、
    前記空洞内にあり、前記可動コンタクトを前記分離位置と前記接触位置との間で動かすように動作するコイルアセンブリ(140)と、
    前記空洞内のアークサプレッサ(160)とを備え、前記アークサプレッサ(160)は、前記空洞内で前記可動コンタクトの第1の側に位置する第1の磁石(202)と、前記空洞内で前記可動コンタクトの第2の側に位置する第2の磁石(204)とを含み、前記第1の磁石は、前記第1の磁石のN極磁場(214)が前記ハウジングの前記外壁の方へ外向きになるように前記空洞内に配置され、前記第2の磁石は、前記第2の磁石のN極磁場(224)が前記ハウジングの前記外壁の方へ外向きになるように前記空洞内に配置されており
    前記固定コンタクト(120)は、第1の固定コンタクト(120a)および第2の固定コンタクト(120b)を含み、前記第1の磁石(202)および前記第2の磁石(204)は、前記第1の固定コンタクトの両側で前記第1の固定コンタクトと位置合わせされており、
    前記アークサプレッサ(160)は、前記空洞(112)内で前記第2の固定コンタクト(120b)の第1の側に位置する第3の磁石と、前記空洞内で前記第2の固定コンタクトの第2の側に位置する第4の磁石とを含み、前記第3の磁石は、前記第3の磁石のN極磁場が前記ハウジング(110)の前記外壁(111)の方へ外向きになるように、前記空洞内に配置され、前記第4の磁石は、前記第4の磁石のN極磁場が前記ハウジングの前記外壁の方へ外向きになるように、前記空洞内に配置されており、
    非磁性体(206)が、前記第1の磁石(202)および前記第3の磁石に結合され、非磁性体(246)が、前記第2の磁石(204)および前記第4の磁石に結合されている、接触器(100)。
  12. 空洞(112)を画定する外壁(111)を有するハウジング(110)と、
    前記空洞内に受け取られ、前記空洞内に接触端(132)を有する固定コンタクト(120)と、
    前記空洞内で接触位置と分離位置との間を可動であり、前記接触位置で前記固定コンタクトに接触して前記固定コンタクトに電気的に接続する可動コンタクト(122)と、
    前記空洞内にあり、前記可動コンタクトを前記分離位置と前記接触位置との間で動かすように動作するコイルアセンブリ(140)と、
    前記空洞内のアークサプレッサ(160)とを備え、前記アークサプレッサ(160)は、前記空洞内で前記可動コンタクトの第1の側に位置する第1の磁石(202)と、前記空洞内で前記可動コンタクトの第2の側に位置する第2の磁石(204)とを含み、前記第1の磁石は、前記第1の磁石のN極磁場(214)が前記ハウジングの前記外壁の方へ外向きになるように前記空洞内に配置され、前記第2の磁石は、前記第2の磁石のN極磁場(224)が前記ハウジングの前記外壁の方へ外向きになるように前記空洞内に配置されており、
    前記第1の磁石(202)は、前記第1の磁石を前記ハウジング(110)内で正しい向きにするためのキーイング機構(208)を含み、前記第2の磁石(204)は、前記第2の磁石を前記ハウジング内で正しい向きにするためのキーイング機構(248)を含む、接触器(100)。
  13. 前記コンタクトホルダ(126)は、前記外壁(111)から取外し可能である、請求項1に記載の接触器(100)。
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