JP7342612B2 - 水まわり機器管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、一般的に、水まわり機器を外部から管理する水まわり機器管理システムに関する。
公共施設や商業施設などのトイレ室には、多くの水まわり機器(例えば、大便器、小便器、手洗器、および乾燥器など)が配設されている。このような水まわり機器の設定(例えば、便座の温度やおしり洗浄水の温度など)は、使用者の快適性や省エネなどを目的として管理者が管理している。しかし、いたずらなどにより水まわり機器の設定が変更される虞がある。このようないたずらに対応するために、管理者がその都度トイレ室に足を運ぶのは管理者にとって煩わしい作業となっていた。そこで、特許文献1では、各トイレ室の水まわり機器の設定変更を外部から遠隔操作によって行うことが提案されている。
特開2016-122973号公報
特許文献1では、便器の使用中に遠隔操作で設定を変更すると、使用者に不快感を与える可能性があるので、便器の使用中には遠隔操作での設定変更を禁止している。しかし、管理者は、全ての便器の設定変更を行うのに何度も設定変更を実行しなければならないので、設定変更作業の作業性が低下する虞がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、水まわり機器の設定の負担を低減できる水まわり機器管理システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、管理者端末からネットワークを介して水まわり機器に関する設定を行うことができる水まわり機器管理システムであって、前記水まわり機器から離れた位置に設けられ、前記水まわり機器に関する設定をネットワークを介して管理する管理装置を備え、前記管理装置は、前記管理者端末で指示された前記水まわり機器に関する設定を実行するための指令信号を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記指令信号を前記水まわり機器に向けて送信する送信部と、前記送信部を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記指令信号を前記送信部から前記水まわり機器に向けて所定のタイミングで自動送信させることを特徴とする水まわり機器管理システムである。
この水まわり機器管理システムによれば、指令信号の送信を所定のタイミングで実行するため、いたずら目的などで使用者が水まわり機器の設定変更を行なったとしても、管理者の手を煩わせることなく水まわり機器の設定を指令信号に基づく設定に自動復帰させることができる。これにより、管理者側の負担を低減することができるとともに、管理者の意図する設定を行なうことができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御部は、前記指令信号を送信してから一定の時間が経過したタイミングで繰り返し送信することを特徴とする水まわり機器管理システムである。
この水まわり機器管理システムによれば、水まわり機器の設定値が変更された場合でも確実に水まわり機器の設定を指令信号に基づく設定に自動復帰させることができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記管理装置は、前記水まわり機器に関する設定の情報を受信する受信部をさらに備え、前記制御部は、前記受信部が前記指令信号に対応する設定とは異なる設定の情報を前記水まわり機器から受信したときのタイミングで前記指令信号を送信することを特徴とする水まわり機器管理システムである。
この水まわり機器管理システムによれば、管理者の意図しない設定変更が行なわれたときのみに指令信号が送信されるので、無駄な通信を抑制することができる。また、いたずらなどにより設定が変更されても、早期に管理者が所望する設定に復帰させることができる。
第4の発明は、第1~第3のいずれか1つの発明において、前記管理装置は、複数個の前記水まわり機器を管理しており、前記複数個の水まわり機器は、第1グループに属する水まわり機器と、第2グループに属する水まわり機器とにグループ分けされ、前記記憶部は、前記第1グループに対応する第1指令信号と前記第2グループに対応する第2指令信号とを記憶することができ、前記制御部は、前記第1グループに第1指令信号を送信するタイミングと、前記第2グループに第2指令信号を送信するタイミングと、を別個に制御することができることを特徴とする水まわり機器管理システムである。
この水まわり機器管理システムによれば、管理者が管理する複数の施設(グループ)ごとに水まわり機器の設定値を管理することができる。管理者は、例えばグループ分けを水まわり機器の種類ごとにすることにより、複数種類の水まわり機器を管理することができる。また、管理者は、例えばグループ分けを設置場所ごとにすることにより、異なる気温場所での最適な設定値を設定することができる。
第5の発明は、管理者端末からネットワークを介して水まわり機器に関する設定を行うことができる水まわり機器管理システムであって、前記水まわり機器は、機器本体と、前記管理者端末で指示された前記機器本体に関する設定を実行するための指令信号をネットワークを介して受信する受信部と、前記受信部で受信した指令信号に基づき前記機器本体に関する設定を制御する制御部と、を備え、前記受信部は、前記指令信号を所定のタイミングで受信することを特徴とする水まわり機器管理システムである。
この水まわり機器管理システムによれば、水まわり機器が所定のタイミングで管理者の所望する設定の指令信号を受信するので、いたずら目的などで使用者が水まわり機器の設定変更を行なったとしても、管理者の手を煩わせることなく水まわり機器の設定を指令信号に基づく設定に自動復帰させることができる。これにより、管理者側の負担を低減することができるとともに、管理者の意図する設定を行なうことができる。
本発明の態様によれば、水まわり機器の設定値を管理者の意図する値に負担なく復帰させることができる水まわり機器管理システムが提供される。
本発明の第1実施形態に係る水まわり機器管理システムを模式的に示す説明図である。 図1中の水まわり機器、管理装置を模式的に示すブロック図である。 管理装置の制御部で行われる制御処理を示す流れ図である。 本発明の第2実施形態に係る管理装置の制御部で行われる制御処理を示す流れ図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る水まわり機器管理システムを模式的に示す説明図である。
図2は、図1中の水まわり機器、管理装置を模式的に示すブロック図である。
図1に示すように、水まわり機器管理システム1は、トイレ室TRに設置された水まわり機器10と、水まわり機器10とネットワーク30を介して接続された管理装置40と、管理装置40とネットワーク30を介して接続された管理者端末50と、を備えている。水まわり機器管理システム1は、管理者端末50からネットワーク30を介して複数個の水まわり機器10に関する設定を行うことができる。
管理装置40は、複数個の水まわり機器10を管理している。複数個の水まわり機器10は、第1グループに属する水まわり機器10aと、第2グループに属する水まわり機器10bとにグループ分けされている。第1グループと第2グループとは、例えば設置場所が異なるトイレ室TRの水まわり機器10となっている。例えば、第1グループは、東京に設置されたトイレ室TRの水まわり機器10aであり、第2グループは、大阪に設置されたトイレ室TRの水まわり機器10bである。また、第1グループと第2グループとは、異なる建物に設置されたトイレ室TRや男性用および女性用のトイレ室TRの水まわり機器10でもよい。
また、第1グループと第2グループとは、設置場所が同じで異なる水まわり機器10のグループとなっていてもよい。例えば、同じトイレ室TRで第1グループの水まわり機器10aが大便器で、第2グループの水まわり機器10bが自動水栓でもよい。なお、グループは、1個でもよいし、3個以上あってもよい。
水まわり機器10は、例えば不特定多数の者が使用する施設に設けられる機器となっており、例えば公衆のトイレ室TR、ビル内のトイレ室TR、ホテルのユニットバス、および公衆浴場などに関連して用いられる機器となっている。一例を挙げると、水まわり機器10は、トイレ室TRに配設された温水洗浄便座、大便器、小便器、自動水栓、オートソープディスペンサ、電気温水器、手乾燥装置、およびリモコン100などを挙げることができる。水まわり機器10は、1つでもよいし、複数個でもよい。各水まわり機器10は、使用状況やメンテナンスの要否などに関する情報を通信機器20に送信している。
第1グループの水まわり機器10aと第2グループの水まわり機器10bとは同様の構成を有しているので、以下第1グループの水まわり機器10aについて説明し、第2グループの水まわり機器10bについてはその説明を省略する。図2に示すように、水まわり機器10aは、機器本体11と、機器本体11に設けられ人体を検知する人体検知部12と、通信機器20と通信可能な通信部13と、機器本体11に関する設定値を制御する制御部14と、を備えている。機器本体11は、例えば保温機能を有する便座、おしりを洗浄する衛生洗浄装置、および湯水を吐水可能な自動水栓などとなっている。
人体検知部12は、例えば大便器に設けられ大便器の前方にいる人体を検知する人体検知センサ、便座に設けられ便座に着座している使用者を検知する着座センサ、自動水栓から湯水を吐水させるために使用者の手を検知する人体検知センサ、および衛生洗浄装置の開始スイッチなどで、水まわり機器10aが使用中か否かを検知するものである。
通信部13は、機器本体11に関する設定値を設定するための指令信号を受信する受信部13aと、機器本体11に関する情報を送信する送信部13bと、を有している。受信部13aは、管理者端末50で指示された機器本体に関する設定値を設定するための指令信号をネットワーク30、管理装置40、通信機器20を介して受信する。
送信部13bは、機器本体11に関する情報を通信機器20、ネットワーク30、管理装置40を介して管理者端末50に送信する。送信部13bは、例えば変更された機器本体11の設定値に関する情報を管理装置40に送信する。受信部13aは、管理装置40から指令信号を通信機器20を介して所定のタイミングで受信する。所定のタイミングとは、管理装置40が水まわり機器10に向けて第1指令信号を送信するタイミングとなっている。
制御部14は、水まわり機器10aの機器本体11に関する設定値を制御している。機器本体11に関する設定値とは、例えば便座の温度、おしり洗浄水の温度、おしり洗浄水の水量、自動水栓の水温などである。これら設定値は、使用者が水まわり機器10aを使用するときに自分の好みに設定可能なものでもよいし、トイレ室TRの管理者のみが特殊な操作で設定可能なものでもよい。
制御部14は、例えば使用者がリモコン100などを操作したときに、その操作信号を通信部13の受信部13aを介して受信する。そして、制御部14は、その操作信号を基に機器本体11の設定を実行する。また、制御部14は、リモコン100などで変更された設定に関する設定変更信号を送信部13bから通信機器20を介して管理装置40に向けて送信する。また、制御部14は、管理者端末50で指示され、受信部13aで受信した指令信号に基づき機器本体11に関する設定を制御する。指令信号により設定を実行する場合については、後で説明する。
記憶部15は、受信部13aで受信した指令信号、操作信号などを記憶するメモリとなっている。また、記憶部15には、制御部14が実行する制御プログラムが格納されている。なお、記憶部15は、制御部14内に設けられていてもよい。
通信機器20は、例えば水まわり機器10の使用状況やメンテナンスの要否などに関連する複数の機器情報を、ネットワーク30を介して管理装置40に送信する。このように、通信機器20は、水まわり機器10の複数の機器情報を管理装置40などの外部機器に送信する。また、通信機器20は、管理装置40から送信された指令信号を受信して各水まわり機器10aに送信する。
通信機器20は、ネットワーク30を介して管理装置40と無線通信を行うとともに、各水まわり機器10とそれぞれ無線通信を行う。通信機器20は、例えば管理装置40側のネットワーク30のプロトコルと水まわり機器10の無線通信のプロトコルとの変換を行うゲートウェイである。なお、通信機器20は、ゲートウェイに限らず、外部と通信可能であればどのような通信機器でもよい。通信機器20と水まわり機器10との間の通信は、双方向の通信となっている。また、通信機器20と管理装置40との間の通信は、双方向の通信となっている。
ネットワーク30は、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)などであり、管理装置40を介して通信機器20と管理者端末50とを接続している。ネットワーク30は、管理装置40と管理者端末50および管理装置40と通信機器20を有線で接続するものでもよいし、無線で接続するものでもよいし、有線と無線との組み合わせでもよい。ネットワーク30は、通信機器20、管理装置40、および管理者端末50の間の通信を可能にする任意のネットワークでよい。
管理装置40は、水まわり機器10から離れた位置に設けられている。管理装置40は、例えばクラウドサーバであり、ネットワーク30を介して水まわり機器10および管理者端末50に接続され、水まわり機器10に関する設定を管理している。そして、管理装置40は、通信部41、制御部42、および記憶部43を有している。
通信部41は、受信部41aと送信部41bとを有する。受信部41aは、通信機器20から送信される水まわり機器10の設定値を含む情報および管理者端末50から送信される指令信号を受信する。一方、送信部41bは、通信機器20に向けて指令信号を送信したり、管理者端末50に向けて水まわり機器10の情報を送信したりする。送信部41bは、記憶部43に記憶された指令信号を水まわり機器10に向けて送信する。
制御部42は、水まわり機器10の情報や水まわり機器10へ送信される指令信号を制御している。制御部42は、送信部41bを制御する。制御部42は、例えば受信部41aで受信した水まわり機器10の情報や管理者端末50から送信された指令信号を記憶部43に記憶させる。また、制御部42は、例えば記憶部43に記憶された情報や指令信号を送信部41bから通信機器20や管理者端末50に送信させる。制御部42は、記憶部43に記憶された制御プログラムに従って作動する。そして、制御部42は、記憶部43に記憶された指令信号を送信部41bから水まわり機器10に向けて所定のタイミングで自動送信させる。水まわり機器10への指令信号の送信タイミングは、後で説明する。
記憶部43は、受信部41aで受信した指令信号や水まわり機器10の情報が記憶されるメモリとなっている。また、記憶部43には、水まわり機器10の設定を実行させるための各種の指令信号や、制御部42の制御プログラムが格納されている。記憶部43には、管理者端末50で指示された水まわり機器10に関する設定を実行するための指令信号が記憶される。この場合、記憶部43には、第1グループの水まわり機器10aに対応する第1指令信号と、第2グループの水まわり機器10bに対応する第2指令信号とが別個に記憶される。
管理者端末50は、トイレ室TRを管理する管理者が保有する端末であり、例えば携帯端末50aやPC端末50bとなっている。管理者端末50は、ネットワーク30を介して管理装置40に接続されている。管理者は、例えば管理装置40に接続して、トイレ室TRに設置された水まわり機器10の各種の情報を取得(閲覧)することができる。また、管理者は、管理者端末50を操作して管理装置40から水まわり機器10に向けて設定を実行するための指令信号を出力させることができる。
このように、水まわり機器管理システム1は、トイレ室TRをIoT(Internet of Things)化させることにより、各水まわり機器10の使用状況やメンテナンスの要否などを管理者が一元管理できるようになっている。これにより、管理者は、トイレ室TRから離れた場所で、水まわり機器10の故障、メンテナンス、および使用状況を把握することができる。また、管理者は、管理者端末50を操作することにより、水まわり機器10に関する作動状態の設定を行うことができる。従って、管理者は、公衆のトイレ室TRなどに行かなくても、トイレ室TRの管理を行うことができる。
実施形態による水まわり機器管理システム1は、上述の如き構成を有するもので、次に管理者が管理者端末50により水まわり機器10の設定値を設定する作業について説明する。
管理者は、例えばPC端末50bからユーザID、パスワードなどを入力して管理装置40に接続する。そして、管理者は、PC端末50bから水まわり機器10の設定値を設定するための指示を行う。管理者は、水まわり機器10をグループ分けして各グループごとに設定値を決めることができる。
一例を挙げると、管理者は、PC端末50bから第1グループのトイレ室TRの便座の温度を「中」と設定する。これにより、管理装置40は、便座の温度「中」という第1指令信号を記憶部43に記憶する。また、管理者は、PC端末50bから第2グループのトイレ室TRの便座の温度を「高」と設定する。これにより、管理装置40は、便座の温度「高」という第2指令信号を記憶部43に記憶する。
そして、管理装置40は、送信部41bから第1グループのトイレ室TRの通信機器20に向けて便座の温度「中」という第1指令信号を所定のタイミングで送信する。この場合、所定のタイミングとは、定められた時間ごと(例えば、1時間間隔)で第1指令信号を送信する送信間隔であったり、毎日決められた時間(例えば、23時00分)に第1指令信号を送信する送信時間であったりする。所定のタイミングは、管理者が任意に設定できる。
そして、通信機器20から各便座(水まわり機器10a)の受信部13aに向けて第1指令信号(便座の温度「中」)を送信する。各水まわり機器10aの制御部14は、第1指令信号を基に設定値の設定を行う。例えば、便座の制御部14は、便座温度「中」の第1指令信号を基に便座の温度を「中」に設定する。これにより、管理者は、第1グループのトイレ室TRに行かなくても水まわり機器10aの設定を行うことができる。
一方、管理装置40は、送信部41bから第2グループのトイレ室TRの通信機器20に向けて便座の温度「高」という第2指令信号を所定のタイミングで送信する。第2指令信号は、第1指令信号と同じタイミングで送信されてもよいし、別のタイミングで送信されてもよい。そして、通信機器20から各便座(水まわり機器10b)の受信部13aに向けて第2指令信号(便座の温度「高」)を送信する。各水まわり機器10bの制御部14は、第2指令信号を基に設定値の設定を行う。例えば、便座の制御部14は、便座温度「高」の第2指令信号を基に便座の温度を「高」に設定する。これにより、管理者は、第2グループのトイレ室TRに行かなくても水まわり機器10bの設定を行うことができる。
以下、水まわり機器10で行われる制御処理の一例について、図3を参照して説明する。なお、図3による制御処理は、各グループごとに独立して実行される。
図3は、管理装置の制御部で行われる制御処理を示す流れ図である。図3に示す制御処理は、記憶部43に予め格納されている。図3に示す制御処理は、予め定められた周期で繰り返し実行される。また、図3では、各ステップを「S」と示し、例えば「ステップ1」を「S1」で示している。
まず、S1では、管理者端末から指令信号を受信したか否かを判定する。すなわち、制御部42は、管理者が管理者端末50で水まわり機器10に関する設定値を指示したか否かを判定する。そして、S1で、「YES」、すなわち管理者端末50から指令信号を受信していると判定された場合には、S2に進む。一方、S1で「NO」、すなわち、管理者端末から指令信号を受信していないと判定された場合には、S4に進む。
S2では、受信した指令信号を記憶部43に記憶させる。すなわち、制御部42は、管理者端末50で指示された指令信号を記憶部43に記憶させて、S3に進む。
S3では、指令信号を水まわり機器10に送信する。すなわち、制御部42は、記憶部43に記憶された指令信号をネットワーク30、通信機器20を介して水まわり機器10に送信して、エンドとなる。これにより、水まわり機器10の制御部14は、指令信号に基づき、機器本体11の設定値の設定を行う。例えば、制御部14は、便座の温度を「中」にするという指令信号であれば、「高」または「低」に設定されている便座の温度を「中」に変更する。また、「中」に設定されている便座の温度は「中」に維持される。なお、指令信号は、「高」「中」「低」などに限らず、具体的な温度(例えば、便座温度30℃)など具体的な数値でもよい。
S4では、記憶部に指令信号が記憶されているか否かを判定する。すなわち、制御部42は、管理者が水まわり機器10の設定値を指示している状態か否かを判定する。そして、S4で「YES」、すなわち、記憶部43に指令信号が記憶されていると判定された場合には、S5に進む。一方、S4で「NO」、すなわち、記憶部43に指令信号が記憶されていないと判定された場合には、管理者が水まわり機器の設定値を指示していないのでエンドとなる。
S5では、所定時間が経過したか否かを判定する。すなわち、制御部42は、水まわり機器10に向けての前回の指令信号の送信から予め設定された時間が経過したか否かを判定する。所定時間の経過は、例えば1時間ごとなどで設定されていてもよいし、毎日23時00分などのように時間を設定されていてもよい。そして、S5で「YES」、すなわち、所定時間が経過したと判定された場合には、S3に進み、指令信号を水まわり機器10に送信して、エンドとなる。一方、S5で「NO」、すなわち、所定時間が経過していないと判定された場合には、エンドとなる。この場合、制御部42は、新たな指令信号の指示が管理者端末50からなされない限り、時間を計測する。
このように、管理装置40は、管理者端末50から指令信号を指示されると、その指令信号を記憶部43に記憶する。そして、制御部42は、指令信号を水まわり機器10に送信してから一定の時間が経過したタイミングで繰り返し送信する。換言すると、水まわり機器10は、受信部13aが指令信号を管理装置40から所定時間経過ごとに受信する。これにより、例えばいたずら目的などで使用者が水まわり機器10の設定変更を行なったとしても、管理者の手を煩わせることなく水まわり機器10の設定を指令信号に基づく設定に自動復帰させることができる。従って、管理者側の負担を低減することができるとともに、管理者の意図する設定を行なうことができる。
また、図3に示す制御処理は、管理者が設定したグループごとに独立して行うことができる。すなわち、制御部42は、第1グループに第1指令信号を送信するタイミングと、第2グループに第2指令信号を送信するタイミングと、を別個に制御することができる。これにより、管理者が管理する複数の施設(グループ)ごとに水まわり機器10の設定値を管理することができる。管理者は、例えばグループ分けを水まわり機器10の種類ごとにすることにより、複数種類の水まわり機器10を管理することができる。また、管理者は、例えばグループ分けを設置場所ごとにすることにより、異なる気温場所での最適な設定値を設定することができる。なお、グループ分けは2つに限られず、3つ以上の複数のグループ分けをしてもよい。
次に、図4を参照して本発明の第2実施形態による水まわり機器管理システムについて説明する。第2実施形態の特徴は、水まわり機器10の設定が変更されたときに、管理装置から管理者が指示した設定に基づく指令信号を水まわり機器10に送信することにある。なお、第2実施形態では、上述した第1実施形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
図4は、本発明の第2実施形態に係る管理装置の制御部で行われる制御処理を示す流れ図である。なお、図4による制御処理は、各グループごとに独立して実行される。
図4に示す制御処理は、記憶部43に予め格納されている。図4に示す制御処理は、予め定められた周期で繰り返し実行される。また、図4では、各ステップを「S」と示し、例えば「ステップ11」を「S11」で示している。
まず、S11では、管理者端末から指令信号を受信したか否かを判定する。このステップは、図3中のS1と同様の制御処理がなされる。そして、S11で、「YES」、すなわち管理者端末50から指令信号を受信していると判定された場合には、S12に進む。一方、S11で「NO」、すなわち、管理者端末から指令信号を受信していないと判定された場合には、S15に進む。
S12では、受信した指令信号を記憶部43に記憶させる。すなわち、制御部42は、管理者端末50で指示された指令信号を記憶部43に記憶させて、S13に進む。
S13では、水まわり機器から設定変更信号を受信しているか否かを判定する。すなわち、水まわり機器10の送信部13bから水まわり機器10の機器本体11の設定値が変更されたことを示す設定変更信号が出力されているか否かを判定する。そして、S13で「YES」、すなわち、水まわり機器10から設定変更信号を受信していると判定された場合には、S14に進む。一方、S13で「NO」、すなわち、水まわり機器10から設定変更信号を受信していないと判定された場合には、エンドとなる。
S14では、指令信号を水まわり機器に送信する。すなわち、制御部42は、記憶部43に記憶された指令信号をネットワーク30、通信機器20を介して水まわり機器10に送信して、エンドとなる。これにより、水まわり機器10の制御部14は、指令信号に基づき、機器本体11の設定値の設定を行う。例えば、制御部14は、便座の温度を「中」にするという指令信号であれば、水まわり機器10の使用者などが「中」から「高」または「低」に設定変更した便座の温度を「中」に戻す。なお、指令信号は、「高」「中」「低」などに限らず、具体的な温度(例えば、便座温度30℃)など具体的な数値でもよい。
S15では、記憶部に指令信号が記憶されているか否かを判定する。すなわち、制御部42は、管理者が水まわり機器10の設定値を指示している状態か否かを判定する。そして、S15で「YES」、すなわち、記憶部43に指令信号が記憶されていると判定された場合には、S13に進む。一方、S15で「NO」、すなわち、記憶部43に指令信号が記憶されていないと判定された場合には、管理者が水まわり機器の設定値を指示していないのでエンドとなる。
このように、制御部42は、受信部41aが指令信号に対応する設定とは異なる設定の情報(設定変更信号)を受信したときのタイミングで指令信号を送信している。換言すると、水まわり機器10は、機器本体11の設定が使用者などにより変更された場合に、受信部13aが指令信号を管理装置40からに受信する。これにより、例えばいたずら目的などで使用者が水まわり機器10の設定変更を行なったとしても、管理者の手を煩わせることなく水まわり機器10の設定を指令信号に基づく設定に自動復帰させることができる。従って、管理者側の負担を低減することができるとともに、管理者の意図する設定を行なうことができる。また、管理者の意図しない設定変更が行なわれたときのみに指令信号が送信されるので、無駄な通信を抑制することができる。
ここで、例えば使用者が自分の好みの設定値に変更して、水まわり機器10を使用している場合も考えられる。このような場合に、設定値が元の値に戻ってしまうと使用者に不快感を与える可能性がある。従って、上述した管理装置40から水まわり機器10に向けて指令信号が送信されるタイミングとは、設定変更信号を受信した直後に限らない。すなわち、前記タイミングは、管理装置40が設定変更信号を受信してから所定時間が経過した後も含まれる。この所定時間は、使用者が水まわり機器10を使用する時間に相当するものであり、例えば数分~数十分となっている。この所定時間は、各水まわり機器10の使用状況を実験、シミュレーションなどを参考にして設定される。
また、制御部42は、水まわり機器10の人体検知部12の検知結果を受信して、その結果に基づいて指令信号の送信を行ってもよい。具体的には、制御部42は、人体検知部12が人体を検知している場合には指令信号の送信を保留する。そして、制御部42は、人体検知部12が人体を検知しなくなってから水まわり機器10に指令信号の送信を行ってもよい。これにより、水まわり機器10の使用者が入れ替わるタイミングで水まわり機器10の設定値を管理者が望む値に戻すことができる。また、水まわり機器10の使用者に不快感を与えるのを抑制することができる。
なお、水まわり機器10の使用中の保留は、管理装置40で行わずに各水まわり機器10で行ってもよい。具体的には、管理装置40は、設定変更信号を受信した直後に指令信号をその水まわり機器10に送信して、水まわり機器10で水まわり機器10の使用が終わるまで指令信号の実行を保留してもよい。
また、図4に示す制御処理は、管理者が設定したグループごとに独立して行うことができる。すなわち、制御部42は、第1グループに第1指令信号を送信するタイミングと、第2グループに第2指令信号を送信するタイミングと、を別個に制御することができる。例えば、第1指令信号を送信するタイミングを設定変更信号を受信してから3分後に設定し、第2指令信号を送信するタイミングを設定変更信号を受信してから10分後に設定するなどとすることができる。
これにより、管理者が管理する複数の施設(グループ)ごとに水まわり機器10の設定値を管理することができる。管理者は、例えばグループ分けを水まわり機器10の種類ごとにすることにより、複数種類の水まわり機器10を管理することができる。また、管理者は、例えばグループ分けを設置場所ごとにすることにより、異なる気温場所での最適な設定値を設定することができる。
なお、上述した第1実施形態では、水まわり機器10を公衆のトイレ室TR内に設置された機器とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば水まわり機器は、公衆浴場やホテルの各部屋のバスルームなどに配設される機器でもよい。このことは、第2実施形態についても同様である。
また、上述した第1実施形態では、管理装置40をクラウドサーバとした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば管理装置40で行われる制御処理を管理者端末50で行ってもよい。すなわち、管理者端末50が管理装置40の制御機能を有していてもよい。換言すると、管理者端末50が水まわり機器10の管理を直接行ってもよい。この場合、管理者端末50は、ネットワーク30で各水まわり機器10に直接接続されることになる。このことは、第2実施形態についても同様である。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、水まわり機器管理システム1が備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 水まわり機器管理システム、 10 水まわり機器、 10a 第1グループの水まわり機器、 10b 第2グループの水まわり機器、 11 機器本体、 12 人体検知部、 13 通信部、 13a 受信部、 13b 送信部、 14 制御部、 15 記憶部、 20 通信機器、 30 ネットワーク、 40 管理装置、 41 通信部、 41a 受信部、 41b 送信部、 42 制御部、 43 記憶部、 50 管理者端末、 50a 携帯端末、 50b PC端末、 100 リモコン、 TR トイレ室

Claims (4)

  1. 管理者端末からネットワークを介して水まわり機器に関する設定を行うことができる水まわり機器管理システムであって、
    前記水まわり機器から離れた位置に設けられ、前記水まわり機器に関する設定をネットワークを介して管理する管理装置を備え、
    前記管理装置は、
    前記管理者端末で指示された前記水まわり機器に関する設定を実行するための指令信号を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記指令信号を前記水まわり機器に向けて送信する送信部と、
    前記送信部を制御する制御部と、
    前記水まわり機器に関する設定の情報を受信する受信部と、を有し、
    前記制御部は、前記受信部が前記指令信号に対応する設定とは異なる設定の情報を前記水まわり機器から受信したときのタイミングで前記指令信号を送信することを特徴とする水まわり機器管理システム。
  2. 管理者端末からネットワークを介して水まわり機器に関する設定を行うことができる水まわり機器管理システムであって、
    前記水まわり機器から離れた位置に設けられ、前記水まわり機器に関する設定をネットワークを介して管理する管理装置を備え、
    前記管理装置は、
    前記管理者端末で指示された前記水まわり機器に関する設定を実行するための指令信号を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記指令信号を前記水まわり機器に向けて送信する送信部と、
    前記送信部を制御する制御部と、を有し
    前記管理装置は、複数個の前記水まわり機器を管理しており、
    前記複数個の水まわり機器は、第1グループに属する水まわり機器と、第2グループに属する水まわり機器とにグループ分けされ、
    前記記憶部は、前記第1グループに対応する第1指令信号と前記第2グループに対応する第2指令信号とを記憶することができ、
    前記制御部は、前記第1グループに第1指令信号を送信するタイミングと、前記第2グループに第2指令信号を送信するタイミングと、を別個に制御することができることを特徴とする水まわり機器管理システム。
  3. 前記制御部は、前記指令信号を送信してから一定の時間が経過したタイミングで繰り返し送信することを特徴とする請求項1または2に記載の水まわり機器管理システム。
  4. 管理者端末からネットワークを介して水まわり機器に関する設定を行うことができる水まわり機器管理システムであって、
    前記水まわり機器は、
    機器本体と、
    前記管理者端末で指示された前記機器本体に関する設定を実行するための指令信号をネットワークを介して受信する受信部と、
    前記受信部で受信した指令信号に基づき前記機器本体に関する設定を制御する制御部と、を備え、
    前記受信部は、前記機器本体の設定が前記指令信号に対応する設定とは異なる設定に変更された場合に、前記指令信号を受信することを特徴とする水まわり機器管理システム。
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