JP7340050B2 - 環境技術プロジェクトにおけるユーザの相互作用を連携させる方法および装置 - Google Patents

環境技術プロジェクトにおけるユーザの相互作用を連携させる方法および装置 Download PDF

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Description

本開示は、例えば、デジタルプラットフォーム上でデータを共有する、環境技術プロジェクトの異なるユーザ間でのデータ交換を制御する、コンピュータシステムおよび方法に関する。
公的機関および民間機関によって行われる気候変動防止誓約を達成するのに必要なアクションの一部として、多様な当事者が、持続可能性への移行に寄与するプロジェクトを支援するように、基準およびアクションを連携させる必要がある。かかる環境技術プロジェクトの主要な当事者の中には、投資家、金融機関、外部レビュワー、プロジェクトオーナー、グリーンボンドなどの金融商品の発行者、技術提供者などがいる。プロジェクトの作成から引渡しまでのプロセスの各ステップにおいて、関連する多様な当事者はそれぞれ、例えば、プロジェクトの受入れに合意すること、サービスを提供すること、資金調達を提供すること、およびプロジェクトに関して報告された情報を受理することの好適なマッチングに関して、自身の基準を有する。全体として、当事者間での個々のプロジェクトステップに関する基準を連携させ、標的の情報提供を担保することが必要とされている。
US2013/0124266A1に説明されているように、医薬品開発の段階などに対する融資基準に基づいた、ローンなどの金融商品のマッチングを提供する技術がある。しかしながら、環境技術プロジェクトの相互作用する関係者間における基準のマッチングに基づいて、プロジェクト情報へのアクセスを制御する、技術的解決策が必要とされている。特に、環境技術プロジェクトは、持続可能であって、化石燃料ベースの技術またはエネルギー効率の低い消費者技術よりも環境に優しいタイプのエネルギーを提供する、プロジェクトを指すものとする。
本明細書に記載する開示の1つの目的は、プロジェクトのユーザが自動化された方式で情報にアクセスできるようにする、コンピュータシステムおよび方法を提供することである。コンピュータシステムおよび方法は、好ましくは、異なるタイプのユーザ間の相互作用を改善し、それらのユーザ間での標的の安全なデータ交換を提供するのを助けるものとする。その目的は添付の特許請求の範囲によって解決される。
以下の態様が特に提供される。
デジタルプラットフォーム上でデータを共有する、プロジェクトの異なるユーザ間でのデータの交換を制御する、コンピュータシステム。コンピュータシステムは、少なくとも1つのシステムサーバに接続された複数の端末デバイスを備えてもよく、端末デバイスは、端末デバイスのユーザから入力データを受信し、出力データをユーザに対して表示するように構成されてもよい。これに関連して、「出力データをユーザに対して表示する」という用語は、「出力データをユーザに対して画面上に提示する」ことを含んでもよいが、「出力データを任意の好適なインターフェースを介してユーザに提供/送信する」ことも含んでもよい。端末デバイスは、ソフトウェアベースおよび/またはハードウェアベースの通信インターフェースなどであってもよい。例えば、端末デバイスは、スマートフォンまたはタブレットコンピュータなどの携帯デバイス、あるいはシステムサーバに接続可能な他の任意のタイプのコンピュータデバイスであってもよい。端末デバイスは、ネットワークを介して有線または無線でシステムサーバに接続されてもよい。
システムサーバは、少なくとも1つのプロジェクトデータベース、少なくとも1つのプロジェクト基準データベース、および少なくとも1つの基本的基準データベースを備えてもよい、複数のデータベースを含んでもよい。「基本的基準」という用語は、好ましくは、「プロジェクトの需要側からの基準」として理解されるべきであり、「プロジェクト基準」という用語は、好ましくは、「プロジェクトの供給側からの基準」として理解されるべきである。プロジェクト基準データベースおよび基本的基準データベースは、デジタルプラットフォームの全てのユーザによってアクセス可能であってもよいが、プロジェクトデータベースのアクセスは制約されてもよい。
プロジェクトデータベースは、複数のプロジェクトのプロジェクトデータを格納するように構成されてもよい。プロジェクトは、好ましくは、持続可能性への移行に寄与する環境技術プロジェクトであってもよい。環境技術プロジェクトの主要なタイプは次のものであってもよい。
例えば太陽光、風力、およびバイオマスを含む、Green by Nature、
例えば建物、低公害車を含む、Contributes to Green、ならびに、
例えば送電および配電グリッド、ならびにスマートシティソリューションを含む、Enabling Green。
換言すれば、環境技術プロジェクトは、例えば、再生可能エネルギー、エネルギー効率、クリーン交通、持続可能な水管理、公害防止、気候変動適応、生物多様性の保全、省資源およびリサイクル、環境に優しい製品および生産、ならびに自然資源の持続可能な管理に関する技術を含んでもよい。
かかる環境技術プロジェクトのプロジェクトデータは、例えば、持続可能性に対するプロジェクトの影響を評価する実績パラメータ、ならびにプロジェクトオーナーなどに関する詳細などの、プロジェクトに関する管理データを含んでもよい。
プロジェクト基準データベースは、複数のユーザのプロジェクト基準を格納するように構成されてもよく、基本的基準データベースは、複数のユーザの基本的基準を格納するように構成されてもよい。プロジェクト基準は、プロジェクトを対象としたユーザの要件を含んでもよく、基本的基準は、ユーザを対象としたプロジェクトの要件を含んでもよい。プロジェクト基準および基本的基準に含まれる要件の詳細な記載については下記に与えられる。
更に、システムサーバは、ユーザのプロファイルをプラットフォーム構造に格納してもよい、複数のデータベースに接続されたプラットフォームデバイスを含んでもよい。プラットフォーム構造は、最上層から最下層まで階層順に配置されてもよい、異なる層を含んでもよく、ユーザプロファイルは、ユーザのタイプに応じて異なる層に割り当てられてもよい。異なる層はまた、プロジェクト生成から資金調達および遂行までの価値連鎖またはパイプラインにおける、供給または需要の順序にしたがった順序で配置されてもよい。プロジェクトに関与する異なるタイプのユーザは、2つのグループに、つまりプロジェクトを支援するユーザとプロジェクトの責任を負うユーザとに、大まかに分割することができる。プロジェクト支援者は、投資家、金融機関、外部評価者、グリーンボンドなどの金融商品の発行者、および技術提供者であることができ、プロジェクトに対する責任はプロジェクトオーナーにある。
プラットフォーム構造に格納された各ユーザプロファイルは、プロジェクト基準データベースおよび基本的基準データベースに接続されてもよく、プロジェクト基準/基本的基準をこれらのデータベースに送信し、ならびにプロジェクト基準/基本的基準をこれらのデータベースから受信してもよい。
プロジェクトを表すユーザプロファイルは、プロジェクト自体に関する情報、ならびにプロジェクトの責任を負うプロジェクトオーナーに関する情報を含んでもよく、プラットフォーム構造の第1の層に割り当てられてもよい。第1の層は、例えば、プラットフォーム構造の最下層であってもよい。他の任意の層も、プロジェクトを表すユーザプロファイルを割り当てることが可能であってもよい。
プラットフォームデバイスは、第1の層に割り当てられたユーザプロファイルを有するユーザのプロジェクトデータ、プロジェクト基準、および基本的基準を、第1の端末デバイスから受信するように構成されてもよく、受信したプロジェクト基準を複数の端末デバイスに送信してもよい。換言すれば、例えば、プロジェクトオーナーが、新しいプロジェクトをプラットフォームデバイスに追加するか、または既存のプロジェクトのデータを更新した場合、プロジェクト基準が、端末デバイスを介して全てのプラットフォームユーザに送信されてもよい。プロジェクト基準は、タイプおよび場所などの一般情報、ならびに持続可能性への移行において期待されるかまたは既に達成された寄与に関する情報などの、プロジェクトを支援したいユーザから求められることがある更なる情報を含む、プロジェクトの大まかな概要を含んでもよい。また、プロジェクト支援者が新しいプロジェクトを追加することが可能であってもよい。
送信されたプロジェクト基準に応答して、プロジェクトデバイスは、第2の端末デバイスから、プラットフォーム構造の第2の層に割り当てられたユーザプロファイルを有するユーザの、プロジェクトデータにアクセスする要求を受信するように構成されてもよく、要求は、ユーザの少なくとも1セットのプロジェクト基準および少なくとも1セットの基本的基準を含んでもよい。プラットフォーム構造の第2の層は、第1の層とは異なる任意の層であってもよい。第2の層は、好ましくは、プロジェクト支援者に割り当てられてもよい。例えば、プロジェクトを支援したいユーザは、プロジェクト基準を受信した後、自身の端末デバイスを介して、追加情報に対する要求をプラットフォームデバイスに送ってもよい。要求は更に、少なくとも1セットのプロジェクト基準および基本的基準の形態で、要求しているユーザによるプロジェクトに対する期待値および可能な寄与に関する情報を含んでもよい。
プラットフォームデバイスは、第2の層に割り当てられたユーザの受信した基本的基準およびプロジェクト基準のセットを、第1の層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準および基本的基準と比較し、第2の層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットおよび基本的基準のセットが、第1の層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットおよび基本的基準のセットとマッチする場合、第2の層に割り当てられたユーザがプロジェクトデータにアクセスすることを許可するように構成されてもよい。換言すれば、プラットフォームデバイスは、例えば、潜在的なプロジェクト支援者のプロジェクト基準および基本的基準のセットを、プロジェクトオーナーのプロジェクト基準および基本的基準のそれぞれのセットと比較するように構成されてもよく、両方のユーザの基準セットの間にマッチがある場合、プロジェクトデータへのアクセスを提供してもよい。上記は、プロジェクト基準および基本的基準においてユーザ間にマッチングがある場合に、プロジェクトデータのアクセスおよび可視性をもたらす。規定される特徴によって、デジタルプラットフォームにおける標準化されたアプローチが可能になって、コストが低下し、情報を提供する時間が低減される。
別の態様では、プロジェクト基準のセットは、プロジェクトを対象とした第1の所定数のユーザ要件を含んでもよく、基本的基準のセットは、ユーザを対象とした第1の所定数のプロジェクト要件を含んでもよい。
換言すれば、プロジェクト基準のセットは、それぞれのプロジェクトが自身の期待値を満たすか否かをプロジェクト支援者が決定する必要がある、プロジェクトに関する所定数の基準を含んでもよい。プロジェクト基準は、プロジェクトオーナーだけではなく、特定のプロジェクトに関与する他のユーザにも向けたものであってもよい。プロジェクト基準のセットに含まれるユーザ要件の所定数および内容は、プロジェクトに関心を持つ/関与するプロジェクト支援者のタイプに応じて変わってもよい。例えば、投資家または金融機関は、プロジェクトオーナーによる調達資金の使途、外部レビュワーからの報告の内容、持続可能性への移行において達成された寄与に関してプロジェクトオーナーから報告された情報、ならびに金利および利益率に関する経済的利益を必要とすることがある。外部レビュワーは、例えば、外部レビューを実施するのにプロジェクトオーナーによって提供される情報、およびサービス料を期待することがある。例えば、投資家または金融機関のプロジェクト基準のセットに含まれるユーザ要件の所定数(ユーザ要件の第1の所定数)は、外部レビュワーのユーザ要件の所定数よりも多くてもよい。
他方で、基本的基準のセットは、それぞれのプロジェクト支援者がプロジェクトの要件を満たすか否かをプロジェクトオーナーが決定する必要がある、プロジェクト支援者に関する所定数の基準を含んでもよい。基本的要件のセットに含まれるプロジェクト要件の所定数および内容は、基本的基準のセットが向けられるプロジェクト支援者のタイプに応じて変わってもよい。プロジェクトオーナーが投資家または金融機関から期待するプロジェクト要件は、例えば、投資家または金融機関に対する報酬、および投資家または金融機関によって要求されるデータであってもよい。プロジェクトオーナーが外部レビュワーに対して有してもよいプロジェクト要件は、料金、時間、および要求データを含んでもよい。プロジェクト開発者またはサービス提供者にとって重要な要件は、例えば、他の類似のプロジェクトからの彼らの経験であってもよい。例えば、投資家または金融機関に対する基本的基準のセットに含まれるプロジェクトオーナーのプロジェクト要件の所定数(プロジェクト要件の第1の所定数)は、外部レビュワーに対するプロジェクト要件の所定数よりも多くてもよい。
別の態様では、第2の層に割り当てられたユーザプロファイルを有するユーザのプロジェクトデータにアクセスする要求がプラットフォームデバイスによって受信されるたびに、コンピュータシステムのプラットフォームデバイスは、要求に含まれるプロジェクト基準をプロジェクト基準データベースに、要求に含まれる基本的基準を基本的基準データベースに格納するように構成されてもよい。これにより、第2の層に割り当てられたユーザがプロジェクトデータベースへのアクセスを要求するたびに、プロジェクト基準および基本的基準をそれぞれのデータベースに集約することが可能になる。プロジェクト基準の集約は、第1の層に割り当てられたユーザが、第2の層に割り当てられたユーザの期待値に応えるのに必要なアクションを十分に理解するために有用なことがある。他方で、基本的基準の集約は、第2の層に割り当てられたユーザが、第1の層に割り当てられたユーザの期待値を十分に理解するのに有用なことがある。
更なる態様によれば、コンピュータシステムのプラットフォームデバイスは、プラットフォーム構造の最上層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットを、1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットと比較するように構成されてもよい。例えば、投資家または金融機関は、プラットフォーム構造の最上層に割り当てられてもよく、プロジェクトオーナーは、プラットフォーム構造の最下層に割り当てられてもよく、外部レビュワーおよびプロジェクト開発者などの更なるプロジェクト支援者は、それらの間の層に割り当てられてもよい。例えば、投資家は、環境技術プロジェクトを支援することに関心を持っていることがあり、環境技術プロジェクトに関与する異なるユーザに対する自身のユーザ要件が規定される、1つまたは複数の特定のプロジェクト基準セットを有することがある。投資家のプロジェクト基準セットを、1つまたは複数の後続の層に割り当てられたユーザの、例えばグリーンボンド発行者または外部レビュワーのプロジェクト基準と比較することによって、投資家のプロジェクト基準にマッチする、環境技術プロジェクトに寄与する更なる当事者が見出されることがある。
最上層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットと、1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットとの間にマッチが見出された場合、プラットフォームデバイスは、最下層に達するまで、1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットを、1つまたは複数の更なる後続の下位層に割り当てられたユーザのユーザ基準のセットと比較するように構成されてもよい。換言すれば、例えば、投資家とグリーンボンド発行者との間の第1のマッチの後、プラットフォームデバイスは、グリーンボンド発行者のプロジェクト基準を更なる後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準と比較するように構成される。プラットフォームデバイスは、最下層に達するまでこのプロセスを続行するように構成されてもよく、全ての既にマッチしているユーザのユーザ要件に合うプロジェクトオーナーが見出される。しかしながら、このプロセスは今のところ、それぞれのユーザのプロジェクト要件、つまりプロジェクトに関係する各ユーザのユーザ要件しか連携しないことがある。
したがって、プラットフォームデバイスは、最下層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットを、1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットと比較するように構成されてもよい。最下層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットと、1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットとの間にマッチが見出された場合、プラットフォームデバイスは、最上層に達するまで、1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットを、1つまたは複数の更なる後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットと比較するように構成されてもよい。
換言すれば、プラットフォームデバイスは、プラットフォーム構造の異なる層に割り当てられたユーザ間で、基本的基準に関する更なるマッチングプロセスを実施するように構成されてもよい。この場合、プラットフォームデバイスは、例えば、異なるプロジェクト支援者を対象としたプロジェクト要件を含んでもよい、プロジェクトオーナーの基本的基準の1つまたは複数のセットを、1つまたは複数の後続の層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準と比較することによって、最下層で開始するように構成されてもよい。やはり、プラットフォームデバイスは、最上層に達するまで比較を続行するように構成されてもよく、例えば、全ての既にマッチしているユーザの基本的要件に合う投資家が見出される。
プロジェクト基準にマッチしているユーザが基本的基準にマッチしているユーザに等しい場合、プラットフォームデバイスは、上記ユーザに対してプロジェクトデータへのアクセスを許可するように構成されてもよい。この場合、プロジェクト基準に関してマッチするユーザは基本的基準に関してもマッチし、即ち、プロジェクトオーナーから投資家まで全ての当事者が同じ基準を共有する。結果として、プロジェクトデータにこれらのユーザ全てがアクセスすることができる。上述の特徴により、プロジェクト基準および基本的基準において、最上層から最下層までのユーザにわたってマッチングがある場合、プロジェクト情報のアクセスおよび可視性がもたらされる。これにより、明瞭性および透明性を達成する相互連携が生じて、資本コストが低下する。相互連携の確率は期待値の対応に応じて決まってもよい。プロジェクト基準および基本的基準の理解に基づいた相互連携がない場合、ユーザは、欠落した要件に合う措置を取り、連携に達することができる。
別の態様によれば、コンピュータシステムのプラットフォームデバイスは、プロジェクト基準の2つのセットにおけるユーザ要件の第2の所定数が等しい場合、両方のセットのマッチを決定するように構成されてもよく、ユーザ要件の第2の所定数はユーザ要件の第1の所定数以下である。好ましくは、ユーザ要件の第2の所定数は、ユーザ要件の第1の所定数の50%~100%の範囲であってもよい。例えば、プロジェクト基準のセットが10個のユーザ要件を含む場合、5~10個の要件がマッチを決定するのに等しいはずである。
別の態様では、コンピュータシステムのプラットフォームデバイスは、基本的基準の2つのセットにおけるプロジェクト要件の第2の所定数が等しい場合、両方のセットのマッチを決定するように構成されてもよく、プロジェクト要件の第2の所定数はプロジェクト要件の第1の所定数以下である。好ましくは、プロジェクト要件の第2の所定数は、プロジェクト要件の第1の所定数の50%~100%の範囲であってもよい。例えば、プロジェクト基準のセットが10個のプロジェクト要件を含む場合、5~10個の要件がマッチを決定するのに等しいはずである。
これは、第2の所定数のユーザ要件および/またはプロジェクト要件の内容が同一である場合、プロジェクト基準および/または基本的基準の2つのセットの間のマッチが、プラットフォームデバイスによって決定されてもよいことを意味する。プロジェクト要件/ユーザ要件の第2の所定数は、基準セットにおけるプロジェクト要件/ユーザ要件の合計数以下であってもよいので、2つの基準セット間の所定の不一致が許容可能であってもよい。
別の態様では、コンピュータシステムのプラットフォームデバイスは、プロジェクト基準の2つのセットに含まれるユーザ要件の第3の所定数の値が所定範囲内に対応する場合、プロジェクト基準の2つのセット間のマッチを決定するように構成されてもよい。これは、第3の所定数のユーザ要件の内容が所定範囲内で変動してもよいことを意味する。ユーザ要件の第3の所定数は、好ましくは、ユーザ要件の第2の所定数とユーザ要件の第1の所定数との間の範囲内であってもよい。
別の態様では、コンピュータシステムのプラットフォームデバイスは、基本的基準の2つのセットに含まれるプロジェクト要件の第3の所定数の値が所定範囲内に対応する場合、基本的基準の2つのセット間のマッチを決定するように構成されてもよい。これは、第3の所定数のプロジェクト要件の内容が所定範囲内で変動してもよいことを意味する。プロジェクト要件の第3の所定数は、好ましくは、ユーザ要件の第2の所定数とユーザ要件の第1の所定数との間の範囲内であってもよい。
更なる態様によれば、コンピュータシステムのプラットフォームデバイスは、各ユーザの複数セットのプロジェクト基準をプロジェクト基準データベースに、また各ユーザの複数セットの基本的基準を基本的基準データベースに格納するように構成されてもよい。更に、プラットフォームデバイスは、プラットフォーム構造にしたがって最上層から最下層まで階層順で、ユーザのタイプに応じて、プロジェクト基準および基本的基準のセットをそれぞれのデータベース内で異なる層に配置するように構成されてもよい。
更なる態様によれば、コンピュータシステムのプラットフォームデバイスは、プラットフォーム構造にしたがって最上層から最下層まで階層順で、プロジェクトデータへのアクセスを要求するユーザのタイプに応じて、各プロジェクトの複数セットのプロジェクトデータをプロジェクトデータベースに格納し、プロジェクトデータのセットをプロジェクトデータベース内で異なる層に配置するように構成されてもよい。
プロジェクト基準および基本的基準のデータベースならびにプロジェクトデータベースを、プラットフォーム構造にしたがって設計することによって、関連データへの効率的なアクセスが達成される。
別の態様では、コンピュータシステムのプラットフォームデバイスは、プロジェクトデータへのアクセスが許可されると、プロジェクトデータの少なくとも1つの所定のセットをユーザの端末デバイスに送信するように構成されてもよく、プロジェクトデータの所定のセットはユーザのタイプに対応する。換言すれば、それぞれのユーザに関連するプロジェクトデータのみが端末デバイスに送信されてもよい。これにより、効率的なデータ管理と改善されたデータセキュリティが可能になる。
別の態様では、コンピュータシステムのプラットフォームデバイスは、プロジェクトデータの所定のセットに対応する更新されたデータがプロジェクトデータベースに入力されると、プロジェクトデータの更新されたセットをユーザの端末デバイスに送信するように構成されてもよい。換言すれば、それぞれのユーザに関連するプロジェクトデータが更新されると、更新された情報がユーザに送信される。このように、プラットフォームデバイスの各ユーザは常に自身に関連する現在データを有する。
コンピュータシステムの別の態様では、システムサーバおよび複数の端末デバイスは、ネットワークを介してブロックチェーンネットワークに接続されてもよく、ブロックチェーンネットワークに対するネットワークを介したシステムサーバと端末デバイスとの間のデータ送信は暗号化されてもよい。換言すれば、コンピュータシステムは、ブロックチェーンネットワークを含んでもよく、またはエンドツーエンド暗号化されてもよい、システムに対する通信接続を有してもよい。「暗号化」という用語は、データ改ざんを回避することができるように、全ての関連データの複数のコピーがサーバおよびブロックチェーンに格納されてもよいことを含んでもよい。
例えば、2つのユーザ間で送信が実現される場合、それらの間で送信されるプロジェクトデータ、プロジェクト基準、および基本的基準は、データが破壊される恐れがないことなどが担保されるように、ブロックチェーンに格納されてもよい。これにより、コンピュータシステムを使用する全てのユーザに対して安全性が担保される。
更なる態様によれば、コンピュータシステムは、1つまたは複数の計算ユニットと、1つまたは複数のデータ格納ユニットとを備えてもよく、データ格納ユニットは、上述したようなプラットフォームデバイスの機能を実施するように構成された、1つまたは複数のコンピュータプログラム製品を格納するように構成されてもよい。コンピュータユニットおよびデータ格納ユニットはシステムサーバに統合されてもよい。別の方法としてまたはそれに加えて、コンピュータユニットおよびデータ格納ユニットは、それらの地理的位置に関して分散されてもよく、ネットワークを介してコンピュータシステムに接続されてもよい。
コンピュータシステムは、ネットワークを介してブロックチェーンネットワークに接続されてもよく、ネットワークを介するコンピュータシステムとブロックチェーンネットワークとの間のデータ送信は、ユーザのデータの安全性が最大限担保されるように暗号化される。
本明細書に記載する開示は更に、プロジェクトの異なるユーザ間でのデータの交換を制御する方法を提供し、ユーザは、デジタルプラットフォーム上でデータを共有してもよい。デジタルプラットフォームは、最上層から最下層まで階層順に配置された異なる層を含む、プラットフォーム構造を有するプラットフォームデバイスを備えてもよい。ユーザのプロファイルは、ユーザのタイプに応じて異なる層に割り当てられてもよく、プロジェクトを表すユーザプロファイルは、プラットフォーム構造の第1の層に割り当てられてもよい。方法は、
第1の層に割り当てられたユーザプロファイルを有するユーザのプロジェクトデータ、プロジェクト基準、および基本的基準を、第1の端末デバイスから受信するステップと、
受信したプロジェクト基準を複数の端末デバイスに送信するステップと、
送信されたプロジェクト基準に応答して、プロファイル構造の第2の層に割り当てられたユーザプロファイルを有するユーザの、プロジェクトデータにアクセスする要求を第2の端末デバイスから受信するステップであって、要求が、ユーザのプロジェクト基準のセットおよび基本的基準のセットを含む、ステップと、
第2の層に割り当てられたユーザの受信した基本的基準およびプロジェクト基準のセットを、第1の層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準および基本的基準と比較するステップと、
第2の層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットおよび基本的基準のセットが、第1の層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットおよび基本的基準のセットとマッチする場合、第2の層に割り当てられたユーザがプロジェクトデータにアクセスするのを許可するステップと、を含んでもよい。
別の態様によれば、方法は、
最上層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットを、1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットと比較し、
最上層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットと、1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットとの間にマッチが見出された場合、
最下層に達するまで、1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットを、1つまたは複数の更なる後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットと比較し、
最下層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットを、1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットと比較し、
最下層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットと、1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットとの間にマッチが見出された場合、
最上層に達するまで、1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットを、1つまたは複数の更なる後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットと比較し、
プロジェクト基準にマッチしているユーザが基本的基準にマッチしているユーザに等しい場合、上記ユーザに対してプロジェクトデータへのアクセスを許可する、更なるステップを含んでもよい。
概して、本明細書に記載する主題は、プロジェクトのユーザが自動化された方式で情報にアクセスできるようにする、コンピュータシステムおよび方法を提供する。プラットフォームデバイスによって実施される記載の標準化された方策によって、投資家が、異なるレベルにわたって期待値ならびに標的および目標を通信して、最終的にプロジェクトオーナーに到達することが可能になる。同時に、下位層のプロジェクトオーナーおよびユーザが、期待値を上位層に通信することができるようになることで、環境技術プロジェクトを成功裏に設定し完了するのに必要な、異なるタイプのユーザ間での相互連携が生じる。これにより、デジタルプラットフォームの異なるユーザ間でのデータ交換の効率が改善されて、コストが低下するとともに、各ステップで情報を提供しユーザをマッチさせる時間が低減される。
本明細書に記載するコンピュータシステムが実装されてもよいデジタルプラットフォームの概要を示す概略図である。 コンピュータシステムの構成要素を示す概略図である。 プラットフォームデバイスに含まれるプロジェクト構造の異なる層に割り当てられたユーザ間における情報の交換を示す概略図である。 プロジェクト基準のマッチングに関するプラットフォーム構造の概略図である。 基本的基準のマッチングに関するプラットフォーム構造の概略図である。 プロジェクトデータに対するアクセスの提供に関するプラットフォーム構造の概略図である。 本明細書に記載する主題による、異なるユーザ間におけるプロジェクト情報の共有の一例を示す図である。
以下、好ましい態様および実施例について、添付図面を参照して更に詳細に記載する。異なる図面および実施例における同じまたは類似の特徴は、類似の参照番号によって示される。様々な好ましい態様および好ましい実施例に関する以下の詳細な記載は、本開示の範囲を限定しようとするものではないことが理解されるべきである。
図1は、本明細書に記載するコンピュータシステムが実装されてもよいデジタルプラットフォームの異なるユーザ間における相互作用の概要(「全体像」)を概略的に示している。以下、番号付きの項目1a~11およびA~Cについて記載するが、それらは、要件のマッチングが求められる環境技術プロジェクトにおける様々な利害関係者間での相互作用を表す。最初に(1a)、新しいプロジェクトの場合、グリーンローンまたはボンドの発行者が所望のプロジェクトの着想を有していることがある。次のステップ(1b’)で、発行者は、都市または用地レベルでの組織的変更アドバイザリーに基づいてプロジェクトを検討してもよい。既存のプロジェクトが発行者の期待値にマッチする場合(1a・1b間のマッチング)、既存の資産に基づいてもよい既存のプロジェクトの履歴データが受信され、サービス提供者によって分析されてもよい(項目1c)。結果として、プロジェクトの提案が発行者に提示されてもよく(項目1d)、発行者の需要と提示された提案との間の連携が達成されなければならない(1c・1d間のマッチング)。
マッチングが達成された場合(項目2)、発行者は、項目1aまたは1dで実施されたアクションに基づいて、デジタルプラットフォームにプロジェクトの詳細(「提案」)を提出してもよい。構想は、組織戦略の説明を含むことを意味し、プロジェクトを選択することの論拠は、移行目標を達成するためのプロジェクトの寄与を強調してもよい。
項目3で、本発明によるデータ交換が開始されてもよい。プロジェクトは、発行者と連絡を取り、交渉を始めることを検討するため、投資家または金融機関に明らかにされてもよい。発行者は、プロジェクトに関心を持つ1つもしくは複数の投資家または金融機関から連絡を受けてもよい。
デジタルプラットフォームの外部で融資の合意が行われることがあり、それは、調達資金の使途、ならびにより良い条件と引き換えの環境的および/または社会的影響に関する成果についての、いわゆる「約束」を含んでもよい。ローン/ボンドの契約は、新しい条項を含める、ある程度の革新が必要なことがある(項目4)。更に、金銭取引はデジタルプラットフォームの外部で行われてもよい(項目5)。
次のステップ(項目6)で、調達資金の使途が、プロジェクトを遂行するのに必要な内部および外部関係者に配分されてもよい。続いて、プロジェクトの遂行が実施されてもよい(項目7)。プロジェクトのタイプおよび規模に応じて、このステップは時間がかかることがある。
プロジェクトの遂行後、プロジェクトは、グリーンファシリティの運用データを生成し始めてもよく、それは物のインターネット(IoT)デバイスによってモニタリングされ、プロジェクトデータとしてデジタルプラットフォームに通信されてもよい(項目8)。更に、ブロックチェーンを使用することによって、プロジェクトデータは、安全に格納され、重要業績評価指標(KPI)に変換されてもよい(項目9)。KPIのタイプおよび複雑性はプロジェクトに応じて決まってもよい。システム提供者の知識に基づいて、KPIおよびそれらの標準化が実現されてもよい。KPIおよびモニタリングデータは、約束に対する発行者のコンプライアンス(「引渡し」)の証拠に対応して、投資家または金融機関にとって明らかになってもよい(項目10)。結果として、投資家または金融機関は、それらの約束の「引渡し」として、より良い条件を、例えばより低い金利を提供してもよい(項目11)。
項目A~Cは、人権、マネーロンダリング、ESG格付けなどに関するプロジェクトなど、IoTが含まれないプロジェクトに関する。項目Aで、デジタルプラットフォームから第三者の監査役/レビュワー/認証機関へのサービスマッチングが行われてもよい。次のステップ(項目B)で、項目10と類似の証拠を使用して、用地の緑化の増加、例えば保険料の低下などの利益を潜在的にもたらす建物を、保険業者に示すことができる。保険業者は、項目11のリスクの影響度に関する新しいデリバティブ型の保険を提示することができる。例えば、天候が悪い場合、予期される太陽光発電が低下することにより、「約束」の「引渡し」が行われず、場合によってはペナルティが生じる。この考慮事項は非常に初期の段階である。証拠に基づいて、保険業者は、より低い保険料などの利益を提供してもよい(項目C)。
図2は、上述したデジタルプラットフォームの一部であってもよい、本明細書に記載するコンピュータシステムの構成要素を概略的に示している。例えば、コンピュータシステムは、システムサーバ1を備えてもよく、それが、複数のデータベース3、4、5と、複数のデータベース3、4、5とデータを交換するプラットフォームデバイス2とを含んでもよい。複数のデータベース3、4、5は、プロジェクトデータベース3と、プロジェクト基準データベース4と、基本的基準データベース5とを備えてもよい。また、データベース3、4、5が遠隔の個々のサーバに配置され、またこの場合、ネットワーク(図示なし)を介してシステムサーバ1に接続されることが可能であってもよい。プラットフォームデバイス1は、少なくとも1つのハードウェアデバイスであってもよく、または1つもしくは複数のデータ格納ユニット(図示なし)に格納されてもよい、ソフトウェアベースのプログラム製品であってもよい。プラットフォーム構造21は、例えばソフトウェアによって、複数の層21-1、21-2、21-nを含んでもよい、プラットフォームデバイス2に統合されてもよい。層21-1、21-2、21-nは、最上層21-1から最下層21-nまで階層順に配置されてもよく、デジタルプラットフォームの異なるユーザのユーザプロファイルは、ユーザのタイプに応じて、異なる層21-1、21-2、21-nに割り当てられてもよい。例えば、プロジェクトオーナーのユーザプロファイルは最下層21-nに割り当てられてもよく、投資家または金融機関のユーザプロファイルは最上層に割り当てられてもよく、外部レビュワーおよびプロジェクト開発者などの他のプロジェクト支援者のユーザプロファイルは、それらの間の層に割り当てられてもよい。
データベース3、4、5はそれぞれ、プラットフォーム構造21に対応するデータ格納構造を含んででもよい。プロジェクトデータベース3は、様々なプロジェクトのプロジェクトデータ全体、ならびにプロジェクト基準および基本的基準それぞれのマッチング後にユーザに送信される、個々のプロジェクトデータセットを格納する、層3-1~3-nを備えてもよい。例えば、各プロジェクトのプロジェクトデータは最下層3-nに格納されてもよく、マッチング後に異なるプロジェクト支援者に送信されるプロジェクトデータの個々のセットは、上位層3-1、3-2に格納されてもよい。完全なプロジェクトデータセットを上位層に格納する代わりに、上位層が、最下層に格納されたプロジェクトデータのそれぞれのセットを指し示すアクセスデータセットのみを含むことも可能であってもよい。
プロジェクト基準データベース4は、異なるタイプのユーザのプロジェクト基準を格納する、層4-1~4-nを備えてもよい。例えば、プロジェクトオーナーのプロジェクト基準は最下層4-nに格納されてもよく、投資家または金融機関のプロジェクト基準は最上層4-1に格納されてもよく、外部レビュワーおよびプロジェクト開発者などの他のプロジェクト支援者のプロジェクト基準は、それらの間の層4-1、4-2、4-nに格納されてもよい。
したがって、基本的基準データベース5は、異なるタイプのユーザの基本的基準を格納する、層5-1~5-nを備えてもよい。例えば、プロジェクトオーナーの基本的基準は最下層5-nに格納されてもよく、投資家または金融機関の基本的基準は最上層5-1に格納されてもよく、外部レビュワーおよびプロジェクト開発者などの他のプロジェクト支援者の基本的基準は、それらの間の層5-1、5-2、5-nに格納されてもよい。
システムサーバ1は、複数の端末デバイス6a、6b、6cに接続されてもよく、それらは、入力データをユーザから受信し、出力データをユーザに送信するように構成されてもよい。端末デバイス6a、6b、6cは、スマートフォンまたはタブレットコンピュータなどの携帯デバイス、あるいはシステムサーバに接続可能な他の任意のタイプのコンピュータであってもよい。また、端末デバイス6a、6b、6cは、グリーンファシリティの運用データをモニタリングし、上記運用データをシステムサーバ1に提供するIoTデバイスであってもよいことが、可能であってもよい。
図2に示される例では、端末デバイス6a、6b、6cは、単一または複数のネットワークN、好ましくはインターネットを介して、システムサーバ1のプラットフォームデバイス2とデータを交換する。データセキュリティを向上させるために、端末デバイスとシステムサーバとの間の通信は、好ましくは、エンドツーエンド暗号化されてもよく、システムサーバ1にログインするための検証が必要であってもよい。したがって、システムサーバ1は、ブロックチェーンネットワーク7に接続されてもよく、そこに、グリーンファシリティのKPIなどのプロジェクトデータ、ならびにプロジェクト基準および基本的基準、および他の任意の関連データが格納されてもよい。
図3は、プラットフォームデバイスのプロジェクト構造に含まれる異なる層(Layer)に割り当てられたユーザ間におけるデータ交換を概略的に示している。右側には、最上層(層1)に割り当てられたユーザから始まって最下層(層N)に割り当てられたユーザまでの、プロジェクト基準のトップダウンマッチング、および最下層(層N)に割り当てられたユーザから始まって最上層に割り当てられたユーザまでの、ボトムアップマッチングが示されている。結果として、両方の基準を満たすユーザがプロジェクトデータにアクセスすることが可能にされ、プロジェクト情報はそれぞれのユーザに利用可能にされる。例えば、プロジェクトオーナーのユーザプロファイルは最下層(層N)に割り当てられてもよく、投資家または金融機関のユーザプロファイルは最上層(層1)に割り当てられてもよく、外部レビュワーおよびプロジェクト開発者などの他のプロジェクト支援者のユーザプロファイルは、それらの間の層(層2~層N-1)に割り当てられてもよい。
左側には、異なる層のユーザ間のデータ交換が図の矢印で記載されている。層から離れる方向を指す矢印は、その層のユーザによって送られる情報を含み、層を指す矢印は、上記ユーザによって受信される情報を含む。
異なる層のユーザ間における相互作用のフローは、最上層(層1)または最下層(層N)から始まることができる。例えば、新しい投資家または金融機関など、新しい最上層のユーザは、基準セットおよび要求情報をプロジェクトオーナーに(「下流へ」)送ってもよく、プロジェクトオーナーは、投資家の基準セットに提供されるプロジェクト基準および基本的基準が自身の期待値にマッチする場合、更新された情報アクセス設定を「下流から」提供してもよい。最上層および最下層が相互作用のフローを始めた後、中間層が相互作用し始めてもよい。
他方で、例えば、層Nに割り当てられたプロジェクトオーナーは、情報をプロジェクトデータベースに提供してもよく、基準セットを「上流へ」送ってもよく、これはプロジェクトオーナーが、プロジェクト基準を上位層に割り当てられた全てのユーザに提供してもよいことを意味する。送信されたプロジェクト基準に応答して、プロジェクトオーナーは、基準セットと情報に対する要求とを上位層に割り当てられた1つまたは複数のユーザから受信してもよく(「上流から」)、プロジェクト基準および基本的基準とマッチした場合、上位層に割り当てられたユーザの情報アクセス設定を更新してもよい(「上流へ」)。
記載するデータ交換はまた、上位層のユーザの間で実施されてもよい。例えば、新しい外部レビュワーまたは新しいプロジェクト開発者などの新しい中間層ユーザ(例えば、層2および層N-1に割り当てられる)は、プロジェクト情報をプロジェクトデータベースに提供し、基準セットを「上流へ」送り、情報に対する要求を「上流から」受信してもよい。同時に、中間層ユーザは、基準セットと情報に対する要求とを「下流へ」送って、下位層に割り当てられたユーザのプロジェクトデータにアクセスしてもよい。
各データベースにおけるデータのタイプは、独自仕様または公開データ、動的データ、静的データ、定性データ、定量データなどを含んでもよい。更に、例えば、上位層のユーザは、下位層のユーザからのプロジェクトの集約を実施することができる。例えば、様々な単一のプロジェクトを、投資家に対するグリーンボンドに構造化することができる、プロジェクトのまとまりに集約する。投資家は、大型金融商品を期待することがあるが、単一のプロジェクトは小さすぎることがある。複数のプロジェクトを集約することによって、投資家が所望するサイズを達成することができる。相互作用に必要な層の数は、プロジェクトおよびユーザの好みに応じて決まる。プロジェクト基準および基本的基準のマッチング、ならびに情報の提供に関して、プラットフォーム構造のユーザ間での相互作用を示す、以下の図4~図6では、全ての層のユーザが関与する例が示されるが、全てのタイプではないユーザがプロジェクトを設定するのに必要とされる例も示している。
図4および図5は、プロジェクト基準および基本的基準のマッチングに関するプラットフォーム構造を概略的に示している。これらの図面から明らかなように、最上層(Layer)から最下層(Layer)までの異なる層(Layer)に割り当てられたユーザ間での接続(「エンドツーエンド接続」)を達成する複数の経路がある。各経路に対して、プロジェクト基準および基本的基準のデータベースに格納されてもよい、様々なユーザのプロジェクト基準および基本的基準が比較されて、環境技術プロジェクトを完了するのに求められる異なるタイプのユーザをマッチさせてもよい。両方のデータベースに基づいて、マッチングおよびフィルタリングの目的で、上位層および下位層のユーザのランキングが明らかになって選択が優先されてもよい。場合によっては、エンドツーエンド接続が達成されないことがあり、それは、層に割り当てられた異なるタイプのユーザ間の連携不足により、資金供給することができないプロジェクトを表してもよい。これらの場合、それぞれのユーザは、欠落した期待値を埋め、連携に到達し、層間のエンドツーエンド接続を担保するアクションを行うことができる。各層のユーザに対する基準に合うように求められる、または、好ましいデータに関する推奨が、プロジェクト基準および基本的基準のデータベースに提供されることで、動的基準設定に基づいたユーザの動的ガイダンスがもたらされてもよい。
プロジェクト基準および基本的基準のフィルタリングおよびマッチングの結果として、プロジェクト情報を共有するための経路が図6に示される。3つのデータベースにエンドツーエンド接続がある場合は、基準に合っているものとして資金調達され遂行され、プロジェクト情報を共有する可能性が最も高いプロジェクトである。上記により、プロジェクト基準および基本的基準においてユーザ間にマッチングがある場合、プロジェクト情報のアクセスおよび可視性がもたらされる。
図7は、本明細書に記載する主題による、デジタルプラットフォームの具体的なユーザによる情報へのアクセスの一例を示している。太い矢印および矢印の上方にあるテキストフィールドの内容は、プロジェクトオーナーから金融機関または投資家までの経路における、プロジェクト情報データベースの展開を示している。上述のプロジェクト基準および基本的基準のマッチングは、異なるレベルのプロジェクトで、つまりプロジェクトオーナー/グリーンボンド発行者とプロジェクト開発者/引受人との間で候補のプールから有望なプロジェクトを選択するのに、プロジェクト開発者/引受人と外部レビュワーとの間で既に進行中の候補のプールからのプロジェクトをレビューするのに、また外部レビュワーと投資家/金融機関との間で投資準備グリーンボンド/ローンに関して、適用することができる。これにより、プロジェクトの着想から完了までのプロセス全体を通して、有効で透明なデータ交換を提供することが可能になる。
概して、本明細書に記載する主題は、プロジェクトのユーザが自動化された方式で情報にアクセスできるようにする、コンピュータシステムおよび方法を提供する。プラットフォームデバイスによって実施される記載の標準化された方策によって、投資家が、異なるレベルにわたって期待値ならびに標的および目標を通信して、最終的にプロジェクトオーナーに到達することが可能になる。同時に、下位層のプロジェクトオーナーおよびユーザが、期待値を上位層に通信することができるようになる。層間、ステップ間、およびユーザ間でのエンドツーエンドマッチングから、明瞭性および透明性を達成する相互連携が生じ、それによって資本コストが低下する。
当業者には認識されるように、本開示は、上記および添付図面に記載するように、方法(例えば、コンピュータ実施プロセスまたは他の任意のプロセス)、装置(デバイス、機械、システム、コンピュータプログラム製品、および/または他の任意の装置を含む)、あるいは上記の組み合わせとして具体化されてもよい。
本開示の態様/実施例は、完全にソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、または「システム」と呼ばれることがある、ソフトウェアとハードウェアの態様の組み合わせであってもよい。更に、本開示は、コンピュータ実行可能プログラムコードが媒体上で具体化された、コンピュータ可読媒体上のコンピュータプログラム製品の形態を取ってもよい。
2つ以上のエンティティが関与する通信、転送、または他の作業を表すため、矢印が図面中で使用されることがあることが注目されるべきである。両側矢印は、一般に、作業が両方向で起こり得ることを示すが(例えば、一方向でのコマンド/要求と、それに対応する他方向での返信、またはどちらかのエンティティによって開始されるピアツーピア通信)、状況によっては、作業は必ずしも両方向で起こらなくてもよい。
片側矢印は、一般に、排他的または主に一方向の作業を示すが、特定の状況では、かかる指向性の作業は、実際には両方向での作業を含むことがある(例えば、送信者から受信者へのメッセージと、受信者から送信者への受領の返信、または転送前の接続の確立と、転送後の接続の終了)ことが注目されるべきである。したがって、特定の作業を表すのに特定の図で使用される矢印のタイプは、例示であって限定と見るべきではない。
本開示は、方法および装置のフローチャート図および/またはブロック図を参照して、またそれらの方法および/または装置によって生成されるグラフィカルユーザインターフェースの多数のサンプル図を参照して記載されることがある。フローチャート図および/またはブロック図における各ブロック、ならびに/あるいはフローチャート図および/またはブロック図におけるブロックの組み合わせ、ならびにグラフィカルユーザインターフェースは、コンピュータ実行可能プログラムコードによって実現できることが理解されるであろう。
コンピュータ実行可能プログラムコードは、特定の機械を作成するのに、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供されてもよく、それによって、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置を介して実行するプログラムコードは、フローチャート、ブロック図のブロック、図面、および/または記述において指定された機能/行為/出力を実現する手段を作成する。
コンピュータ実行可能プログラムコードはまた、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に特定の方式で機能するように指令することができる、コンピュータ可読メモリに格納されてもよく、それによって、コンピュータ可読メモリに格納されたプログラムコードは、フローチャート、ブロック図のブロック、図面、および/または記述において指定された機能/行為/出力を実現する命令手段を含む、製品を作成する。
コンピュータ実行可能プログラムコードはまた、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置にロードされて、一連の動作ステップをコンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実施させて、コンピュータ実装プロセスを生成してもよく、それによって、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行するプログラムコードは、フローチャート、ブロック図のブロック、図面、および/または記述において指定された機能/行為/出力を実現するステップを提供する。あるいは、コンピュータプログラムが実現するステップまたは行為は、本開示の実施形態を実施するために、オペレータまたは人が実現するステップもしくは行為と組み合わされてもよい。
「サーバ」および「プロセッサ」などの用語は、本明細書では、本開示の特定の態様で使用されてもよいデバイスを説明するのに使用されることがあり、文脈において特段の必要性がない限り、任意の特定のデバイスタイプに本開示を限定するものと解釈すべきではないことが注目されるべきである。したがって、デバイスは、非限定的に、ブリッジ、ルータ、ブリッジルータ(ブルータ)、スイッチ、ノード、サーバ、コンピュータ、器具、または他のタイプのデバイスを含んでもよい。かかるデバイスは、一般的に、通信ネットワークを通じて通信するための1つまたは複数のネットワークインターフェースと、デバイス機能を適宜実施するように構成されたプロセッサ(例えば、メモリおよび他の周辺機器および/または特定用途向けハードウェアを備えたマイクロプロセッサ)とを含む。
通信ネットワークは、一般に、公衆および/または私設ネットワークを含んでもよく、ローカルエリア、ワイドエリア、メトロポリタンエリア、ストレージ、および/または他のタイプのネットワークを含んでもよく、アナログ技術、デジタル技術、光学技術、無線技術(例えば、ブルートゥース(登録商標))、ネットワーキング技術、およびインターネットワーキング技術を含むがいかなる形でもそれらに限定されない、通信技術を採用してもよい。
また、デバイスは、通信プロトコルおよびメッセージ(例えば、デバイスによって作成、送信、受信、格納、および/または処理されるメッセージ)を使用してもよく、かかるメッセージは、通信ネットワークまたは媒体によって搬送されてもよいことが注目されるべきである。
文脈において別段の必要性がない限り、本開示は、任意の特定の通信メッセージタイプ、通信メッセージ形式、または通信プロトコルに限定されるものと解釈されるべきではない。したがって、通信メッセージは、一般に、フレーム、パケット、データグラム、ユーザデータグラム、セル、または他のタイプの通信メッセージを非限定的に含んでもよい。
文脈において特段の必要性がない限り、特定の通信プロトコルの言及は例示であり、代替例は、適切であれば、かかる通信プロトコルの変形例(例えば、たびたび行われることがあるプロトコルの修正もしくは拡張)、または既知であるかもしくは将来開発される他のプロトコルを採用してもよいことが理解されるべきである。
また、論理フローは、本明細書では本開示の様々な態様を実証するために記載されることがあり、本開示を任意の特定の論理フローまたは論理実装に限定するものと解釈されるべきではないことが、注目されるべきである。記載する論理は、全体の結果を変えるか、または別の形で本開示の真の範囲を逸脱することなく、異なる論理ブロック(例えば、プログラム、モジュール、機能、もしくはサブルーチン)に分割されてもよい。
多くの場合、論理素子は、全体の結果を変えるか、または別の形で本開示の範囲から逸脱することなく、追加、修正、省略、異なる順序で実施、または異なる論理構成概念(例えば、論理ゲート、ループ型プリミティブ、条件付き論理、および他の論理構成概念)を使用して実装されてもよい。
本開示は、プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、もしくは汎用コンピュータ)とともに使用される描画処理装置ならびにコンピュータプログラム論理、プログラマブル論理デバイス(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のPLD)とともに使用されるプログラマブル論理、離散的構成要素、集積回路類(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC))、またはそれらの任意の組み合わせを含む他の任意の手段を含むがいかなる形でもそれらに限定されない、多くの異なる形態で具体化されてもよい。記載した機能性の一部または全てを実現するコンピュータプログラム論理は、一般的に、コンピュータ実行可能な形態に変換され、それ自体でコンピュータ可読媒体に格納され、オペレーティングシステムの制御下でマイクロプロセッサによって実行される、一連のコンピュータプログラム命令として実現される。記載した機能性の一部または全てを実現するハードウェアベースの論理は、1つまたは複数の適切に構成されたFPGAを使用して実現されてもよい。
本明細書に上述した機能性の全てまたは一部を実現するコンピュータプログラム論理は、ソースコード形態、コンピュータ実行可能な形態、および様々な中間形態(例えば、アセンブラ、コンパイラ、リンカ、もしくはロケータによって生成される形態)を含むがいかなる形でもそれらに限定されない、様々な形態で具体化されてもよい。
ソースコードは、様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティング環境とともに使用するため、様々なプログラミング言語(例えば、オブジェクトコード、アセンブリ言語、またはFortran、python、C、C++、JAVA、JavaScript、もしくはHTMLなどの高水準言語)のいずれかで実現される、一連のコンピュータプログラム命令を含んでもよい。ソースコードは、様々なデータ構造および通信メッセージを定義し使用してもよい。ソースコードは、(例えば、インタープリタを介して)コンピュータ実行可能な形態であってもよく、またはソースコードは、(例えば、トランスレータ、アセンブラ、もしくはコンパイラを介して)コンピュータ実行可能な形態に変換されてもよい。
本開示の実施形態の動作を実施するためのコンピュータ実行可能プログラムコードは、Java、Perl、Smalltalk、C++など、オブジェクト指向、スクリプト型、または非スクリプト型のプログラミング言語で書かれてもよい。しかしながら、本開示の態様の動作を実施するためのコンピュータプログラムコードはまた、「C」プログラミング言語または類似のプログラミング言語など、従来の手続き型プログラミング言語で書かれてもよい。
本明細書に上述した機能性の全てまたは一部を実現するコンピュータプログラム論理は、単一のプロセッサにおいて異なる時間に(例えば、同時に)実行されてもよく、または複数のプロセッサで同じもしくは異なる時間に実行されてもよく、単一のオペレーティングシステムプロセス/スレッド下で、もしくは異なるオペレーティングシステムプロセス/スレッド下で稼働してもよい。
したがって、「コンピュータプロセス」という用語は、一般に、異なるコンピュータプロセスが同じプロセッサもしくは異なるプロセッサのどちらで実行されるかにかかわらず、また異なるコンピュータプロセスが同じオペレーティングシステムプロセス/スレッド下もしくは異なるオペレーティングシステムプロセス/スレッド下のどちらで稼働するかにかかわらず、一連のコンピュータプログラム命令を実行することを指す。
コンピュータプログラムは、半導体メモリ素子(例えば、RAM、ROM、PROM、EEPROM、もしくはフラッシュプログラマブルRAM)、磁気メモリ素子(例えば、ディスケットもしくは固定ディスク)、光学メモリ素子(例えば、CD-ROM)、PCカード(例えば、PCMCIAカード)、または他のメモリ素子など、有形記憶媒体内で、任意の形態(例えば、ソースコード形態、コンピュータ実行可能形態、もしくは中間形態)で恒久的または過渡的に固定されてもよい。
コンピュータプログラムは、アナログ技術、デジタル技術、光学技術、無線技術(例えば、ブルートゥース)、ネットワーキング技術、およびインターネットワーキング技術を含むがそれらに限定されない、様々な通信技術の任意のものを使用してコンピュータに伝送可能な、任意の形態の信号で固定されてもよい。
コンピュータプログラムは、印刷文書または電子文書を備えたリムーバブル記憶媒体(例えば、シュリンク包装されたソフトウェア)として任意の形態で配布され、コンピュータシステムに(例えば、システムROMもしくは固定ディスクに)事前ロードされるか、またはサーバもしくは電子掲示板から通信システム(例えば、インターネットもしくはワールドワイドウェブ)を通じて配布されてもよい。
本明細書に上述した機能性の全てまたは一部を実現するハードウェア論理(プログラマブル論理デバイスとともに使用されるプログラマブル論理を含む)は、従来の手動方法を使用して設計されてもよく、またはコンピュータ支援設計(CAD)、ハードウェア記述言語(例えば、VHDLもしくはAHDL)、またはPLDプログラミング言語(例えば、PALASM、ABEL、もしくはCUPL)などの様々なツールを使用して、設計、キャプチャ、シミュレート、または電子文書化されてもよい。
任意の好適なコンピュータ可読媒体が利用されてもよい。コンピュータ可読媒体は、例えば、それらに限定されないが、電子、磁気、光学、電磁、赤外、または半導体システム、装置、デバイス、または媒体であってもよい。
コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、1つもしくは複数のワイヤを有する電気接続、あるいはポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROMもしくはフラッシュメモリ)、コンパクトディスク読出し専用メモリ(CD-ROM)、または他の光学もしくは磁気記憶素子など、他の有形記憶媒体が挙げられるが、それらに限定されない。
プログラマブル論理は、半導体メモリ素子(例えば、RAM、ROM、PROM、EEPROM、もしくはフラッシュプログラマブルRAM)、磁気メモリ素子(例えば、ディスケットもしくは固定ディスク)、光学メモリ素子(例えば、CD-ROM)または他のメモリ素子など、有形記憶媒体内で恒久的または過渡的に固定されてもよい。
プログラマブル論理は、アナログ技術、デジタル技術、光学技術、無線技術(例えば、ブルートゥース)、ネットワーキング技術、およびインターネットワーキング技術を含むがいかなる形でもそれらに限定されない、様々な通信技術の任意のものを使用してコンピュータに送信可能な信号の形で固定されてもよい。
プログラマブル論理は、印刷文書または電子文書を備えたリムーバブル記憶媒体(例えば、シュリンク包装されたソフトウェア)として配布され、コンピュータシステムに(例えば、システムROMもしくは固定ディスクに)事前ロードされるか、あるいはサーバまたは電子掲示板から通信システム(例えば、インターネットもしくはワールドワイドウェブ)を通じて配布されてもよい。当然ながら、本開示のいくつかの実施形態は、ソフトウェア(例えば、コンピュータプログラム製品)およびハードウェア両方の組み合わせとして実現されてもよい。本開示の更に他の態様は、全体的にハードウェアまたは全体的にソフトウェアとして実現されてもよい。
特定の例示的態様について記載し添付図面に図示してきたが、かかる実施形態は広範な開示の単なる例証であってそれに対する制限ではなく、上記段落で説明したものに加えて、他の様々な変更、組み合わせ、省略、修正、および置換が可能であるため、本開示の態様は、図示されおよび上述された特定の構造および構成に限定されないことが、理解されるべきである。
当業者であれば、上述の態様および実施例の様々な適応、修正、および/または組み合わせを構成できることを認識するであろう。したがって、添付の特許請求の範囲内で、本明細書に具体的に記載する以外の形で本開示が実践されてもよいことが理解されるべきである。例えば、別段の明示的な言及がない限り、本明細書に記載するプロセスのステップは、本明細書に記載するのとは異なる順序で実施されてもよく、1つもしくは複数のステップが組み合わされるか、分割されるか、または同時に実施されてもよい。また、当業者であれば、本開示に照らして、本明細書に記載する本開示の異なる態様または実施例が組み合わされて、本開示の他の態様または実施例を形成してもよいことを認識するであろう。
<図面表記>
図4、5、6
LAYER:層
USERS’ACTIONS AND INFORMATION TO FULFILL PROJECT CRITERIA:プロジェクト基準に合うユーザのアクションおよび情報
USER:ユーザ
USERS’ACTIONS AND INFORMATION TO FULFILL BASIC CRITERIA:基本的基準に合うユーザのアクションおよび情報
1:システムサーバ
2:プラットフォームデバイス
21:プラットフォーム構造
21-1,21-2,21-n:プラットフォーム構造の層
3:プロジェクトデータベース
3-1、3-2、3-n:プロジェクトデータベースの層
4:プロジェクト基準データベース
4-1、4-2、4-n:プロジェクト基準データベースの層
5 基本的基準データベース
5-1、5-2、5-n:基本的基準データベースの層
6a、6b、6c:端末デバイス
7:ブロックチェーンネットワーク
N:ネットワーク

Claims (16)

  1. デジタルプラットフォーム上でデータを共有する、プロジェクトの異なるユーザ間でのデータの交換を制御するコンピュータシステムであって、
    入力データをユーザから受信し、出力データを前記ユーザに対して表示するように構成された、少なくとも1つのシステムサーバに接続された複数の端末デバイスであって、
    前記システムサーバが、
    複数のプロジェクトの影響を評価する実績パラメータを含む、プロジェクトに関するデータであるプロジェクトデータを格納するように構成された、少なくとも1つのプロジェクトデータベースと、
    複数のユーザのプロジェクトの供給側のプロジェクト基準として、プロジェクトの受入れに合意すること、サービスを提供すること、及び、資金調達を提供することに関する、プロジェクトを対象としたユーザに関する要件を格納するように構成された、少なくとも1つのプロジェクト基準データベースと、
    前記複数のユーザのプロジェクトの需要側からの基準である基本的基準として、プロジェクトの受入れに合意すること、サービスを提供すること、及び、資金調達を提供することに関する、ユーザに関する要件を格納するように構成された、少なくとも1つの基本的基準データベースと、を備える複数のデータベースを含む、端末デバイスと、
    ユーザプロファイルをプラットフォーム構造に格納する、前記複数のデータベースに接続されたプラットフォームデバイスであって、前記プラットフォーム構造が、最上層から最下層まで階層順で配置された異なる層を含み、前記ユーザプロファイルが、ユーザのタイプに応じて前記異なる層に割り当てられ、前記プロジェクトを表すユーザプロファイルが、前記プラットフォーム構造の第1の層に割り当てられる、プラットフォームデバイスと、を備え、
    前記プラットフォームデバイスが、
    前記第1の層に割り当てられたユーザのプロジェクトデータ、プロジェクト基準、および基本的基準を、第1の端末デバイスから受信し、
    受信した前記プロジェクト基準を前記複数の端末デバイスに送信し、
    送信された前記プロジェクト基準に応答して、前記プラットフォーム構造の第2の層に割り当てられたユーザプロファイルを有するユーザの、前記プロジェクトデータにアクセスする要求を第2の端末デバイスから受信し、前記要求が、前記ユーザのプロジェクト基準の少なくとも1つのセットおよび基本的基準の少なくとも1つのセットを含み、
    前記第2の層に割り当てられた前記ユーザの基本的基準およびプロジェクト基準の受信した前記セットを、前記第1の層に割り当てられた前記ユーザの前記プロジェクト基準および前記基本的基準と比較し、
    前記第2の層に割り当てられた前記ユーザの前記プロジェクト基準のセットおよび前記基本的基準のセットが、前記第1の層に割り当てられた前記ユーザのプロジェクト基準のセットおよび基本的基準のセットとマッチする場合、前記第2の層の前記ユーザが前記プロジェクトデータにアクセスするのを許可するように構成された、コンピュータシステム。
  2. プロジェクト基準のセットが、プロジェクトを対象とした第1の所定数のユーザ要件を含み、基本的基準のセットが、ユーザを対象とした第1の所定数のプロジェクト要件を含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 第2の層に割り当てられたユーザプロファイルを有するユーザの前記プロジェクトデータにアクセスする要求が、前記プラットフォームデバイスによって受信されるたびに、前記プラットフォームデバイスが、前記要求に含まれるプロジェクト基準を前記プロジェクト基準データベースに、前記要求に含まれる基本的基準を前記基本的基準データベースに格納するように構成された、請求項2に記載のコンピュータシステム。
  4. 前記プラットフォームデバイスが、
    前記プラットフォーム構造の前記最上層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットを、1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットと比較し、
    前記最上層に割り当てられた前記ユーザの前記プロジェクト基準のセットと、前記1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットとの間にマッチが見出された場合、
    前記最下層に達するまで、前記1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられた前記ユーザの前記プロジェクト基準のセットを、1つまたは複数の更なる後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットと比較し、
    前記最下層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットを、1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットと比較し、
    前記最下層に割り当てられた前記ユーザの前記基本的基準のセットと、前記1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットとの間にマッチが見出された場合、
    前記最上層に達するまで、前記1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられた前記ユーザの前記基本的基準のセットを、1つまたは複数の更なる後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準と比較し、
    前記プロジェクト基準にマッチするユーザが前記基本的基準にマッチするユーザに等しい場合、前記ユーザに対して前記プロジェクトデータへのアクセスを許可するように構成された、請求項3に記載のコンピュータシステム。
  5. 前記プラットフォームデバイスが、プロジェクト基準の2つのセットにおけるユーザ要件の第2の所定数が等しい場合、両方のセットのマッチを決定するように構成され、ユーザ要件の前記第2の所定数がユーザ要件の前記第1の所定数以下である、請求項4に記載のコンピュータシステム。
  6. 前記プラットフォームデバイスが、基本的基準の2つのセットにおけるユーザ要件の第2の所定数が等しい場合、両方のセットのマッチを決定するように構成され、プロジェクト要件の前記第2の所定数がプロジェクト要件の前記第1の所定数以下である、請求項5に記載のコンピュータシステム。
  7. 前記プラットフォームデバイスが、プロジェクト基準の2つのセットに含まれる前記ユーザ要件の第3の所定数の値が所定範囲内に対応する場合、前記プロジェクト基準の前記2つのセット間のマッチを決定するように構成された、請求項6に記載のコンピュータシステム。
  8. 前記プラットフォームデバイスが、基本的基準の2つのセットに含まれる前記プロジェクト要件の第3の所定数の値が所定範囲内に対応する場合、前記基本的基準の2つのセット間のマッチを決定するように構成された、請求項7に記載のコンピュータシステム。
  9. 前記プラットフォームデバイスが、
    各ユーザの複数セットのプロジェクト基準を前記プロジェクト基準データベースに、また各ユーザの複数セットの基本的基準を前記基本的基準データベースに格納し、
    前記プラットフォーム構造にしたがって最上層から最下層まで階層順で、前記ユーザの前記タイプに応じて、前記プロジェクト基準および基本的基準のセットをそれぞれの前記データベース内で異なる層に配置するように構成された、請求項8に記載のコンピュータシステム。
  10. 前記プラットフォームデバイスが、
    各プロジェクトの複数セットのプロジェクトデータを前記プロジェクトデータベースに格納し、
    前記プラットフォーム構造にしたがって最上層から最下層まで階層順で、前記プロジェクトデータへのアクセスを要求するユーザの前記タイプに応じて、前記プロジェクトデータのセットを前記プロジェクトデータベース内で異なる層に配置するように構成された、請求項9に記載のコンピュータシステム。
  11. 前記プラットフォームデバイスが、前記プロジェクトデータへのアクセスが許可されると、プロジェクトデータの少なくとも1つの所定のセットをユーザの端末デバイスに送信するように構成され、プロジェクトデータの前記所定のセットが前記ユーザの前記タイプに対応する、請求項10に記載のコンピュータシステム。
  12. 前記プラットフォームデバイスが、プロジェクトデータの前記所定のセットに対応する更新されたプロジェクトデータが前記プロジェクトデータベースに入力されると、前記プロジェクトデータの更新されたセットを前記ユーザの前記端末デバイスに送信するように構成された、請求項11に記載のコンピュータシステム。
  13. 前記プラットフォームデバイスおよび前記複数の端末デバイスを備える前記システムサーバが、ネットワークを介してブロックチェーンネットワークに接続され、前記ブロックチェーンネットワークに対する前記ネットワークを介した前記プラットフォームデバイスと前記端末デバイスとの間のデータ送信が暗号化される、請求項12に記載のコンピュータシステム。
  14. 1つまたは複数の計算ユニットと、
    1つまたは複数のデータ格納ユニットであって、請求項1~12の少なくとも一項に記載の前記プラットフォームデバイスの機能を実施するように構成された、1つまたは複数のコンピュータプログラム製品を格納する、データ格納ユニットと、を備える、請求項13に記載のコンピュータシステム。
  15. デジタルプラットフォーム上でデータを共有する、プロジェクトの異なるユーザ間でのデータの交換を制御する、方法であって、
    プラットフォームデバイスが、最上層から最下層まで階層順で配置された異なる層を含むプラットフォーム構造を備え、ユーザプロファイルが、ユーザのタイプに応じて前記異なる層に割り当てられ、前記プロジェクトを表すユーザプロファイルが、前記プラットフォーム構造の第1の層に割り当てられ、方法が、
    前記第1の層に割り当てられたユーザプロファイルを有するユーザの影響を評価する実績パラメータを含む、プロジェクトに関するデータであるプロジェクトデータ、プロジェクトの供給側のプロジェクト基準として、プロジェクトの受入れに合意すること、サービスを提供すること、及び、資金調達を提供することに関する、プロジェクトを対象としたユーザに関する要件、およびプロジェクトの需要側からの基準である基本的基準としてプロジェクトの受入れに合意すること、サービスを提供すること、及び、資金調達を提供することに関する、ユーザに関する要件を、第1の端末デバイスから受信するステップと、
    受信した前記プロジェクト基準を複数の端末デバイスに送信するステップと、
    送信された前記プロジェクト基準に応答して、前記ユーザプロファイルの構造の第2の層に割り当てられたユーザプロファイルを有するユーザの、前記プロジェクトデータにアクセスする要求を第2の端末デバイスから受信するステップであって、前記要求が、前記ユーザのプロジェクト基準のセットおよび基本的基準のセットを含むステップと、
    前記第2の層に割り当てられた前記ユーザの受信した前記基本的基準およびプロジェクト基準のセットを、前記第1の層に割り当てられた前記ユーザの前記プロジェクト基準および前記基本的基準と比較するステップと、
    前記第2の層に割り当てられた前記ユーザの前記プロジェクト基準のセットおよび前記基本的基準のセットが、前記第1の層に割り当てられた前記ユーザのプロジェクト基準のセットおよび基本的基準のセットとマッチする場合、前記第2の層に割り当てられた前記ユーザが前記プロジェクトデータにアクセスするのを許可するステップと、を含む、方法。
  16. 前記最上層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットを、1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットと比較し、
    前記最上層に割り当てられた前記ユーザの前記プロジェクト基準のセットと、前記1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットとの間にマッチが見出された場合、
    前記最下層に達するまで、前記1つまたは複数の後続の下位層に割り当てられた前記ユーザの前記プロジェクト基準のセットを、1つまたは複数の更なる後続の下位層に割り当てられたユーザのプロジェクト基準のセットと比較し、
    前記最下層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットを、1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットと比較し、
    前記最下層に割り当てられた前記ユーザの前記基本的基準のセットと、前記1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準のセットとの間にマッチが見出された場合、
    前記最上層に達するまで、前記1つまたは複数の後続の上位層に割り当てられた前記ユーザの前記基本的基準のセットを、1つまたは複数の更なる後続の上位層に割り当てられたユーザの基本的基準と比較し、
    前記プロジェクト基準にマッチするユーザが前記基本的基準にマッチするユーザに等しい場合、前記ユーザに対して前記プロジェクトデータへのアクセスを許可する、更なるステップを含む、請求項15に記載の方法。
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