JP7338451B2 - 取引システム - Google Patents

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Description

本発明は、取引システムに関する。
近年、ATM(Automated Teller Machine)などといった自動取引装置において、キャッシュカードを使用せずに取引を行うことが可能な技術が知られている。例えば、自動取引装置がコードを表示するとともにサーバに送信し、携帯端末が自動取引装置によって表示されたコードを読み取ってサーバに送信し、サーバが自動取引装置から送信されたコードと携帯端末から送信されたコードとを照合する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。かかる技術では、照合が成功した場合に自動取引装置における取引が許可される。
さらに、携帯端末から送信された情報に基づいて、サーバが携帯端末の性能と読み取り装置の性能とに対応するコードを生成し、生成したコードを携帯端末に返信する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。かかる技術では、携帯端末によって表示されたコードが読み取り装置によって読み取られる。また、他の装置から受信した2次元コード画像を解析して処理を行う技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2017-211796号公報 特開2006-252053号公報 特開2017-73714号公報
しかしながら、ATMなどといった自動取引装置がコードを生成するためには、コード生成機能を自動取引装置に組み込む必要があるが、コード生成機能を自動取引装置に容易に組み込めない場合がある。例えば、自動取引装置の機種によっては、対応可能なOS(Operating System)のバージョンが古い場合があり、対応可能なOSのバージョンが古いことが理由で、コード生成機能を自動取引装置に容易に組み込めない場合がある。
さらに、端末によって読み取られたコード情報とあらかじめ登録されたコード情報との突合機能も、取引システムに容易に組み込まれるのが望ましい。具体的には、コード情報同士の突合機能をサーバ側に持たせるのが望ましい。そこで、コード情報同士の突合機能をサーバ側に持たせつつ、取引システムにコード生成機能を容易に組み込むことが可能なカードレス取引に関する技術が提供されることが望まれる。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、自動取引装置を識別するための装置情報と前記自動取引装置によって実行される取引を識別するための取引情報とを含むコード生成用情報を前記自動取引装置から受信する第1の受信部と、前記コード生成用情報に対応するコードを生成する生成部と、前記コードを前記自動取引装置に送信する第1の送信部と、を備える、第1のサーバと、前記自動取引装置によって表示されて端末によって読み取られたコードに応じて前記端末から送信された前記コード生成用情報を受信する第2の受信部、を備える、第2のサーバと、を有し、前記第1のサーバは、前記第1の受信部によって受信されたコード生成用情報と、前記第2のサーバから送信された前記コード生成用情報とを突合して突合結果を得る第1の突合部を備え、前記第2のサーバは、前記第1の突合部によって得られた突合結果が一致を示す場合に、取引許可通知を前記自動取引装置に送信する第2の送信部を備える、取引システムが提供される。
前記第1の送信部は、前記第1の突合部によって得られた突合結果が一致を示す場合に、前記自動取引装置への処理継続操作を促す処理継続通知を前記端末に送信し、前記第2のサーバは、前記処理継続操作に応じて前記自動取引装置から送信されたコード生成用情報と、前記第2の受信部によって受信されたコード生成用情報とを突合して突合結果を得る第2の突合部を備え、前記第2の送信部は、前記第2の突合部によって得られた突合結果が一致を示す場合に、前記取引許可通知を前記自動取引装置に送信してもよい。
前記第1の受信部は、前記装置情報と前記取引情報と取引時間とを含むコード生成用情報を前記自動取引装置から受信し、前記生成部は、前記コード生成用情報に対応するコードを生成してもよい。
前記第2の送信部は、銀行識別情報を前記第1のサーバに送信し、前記第1の送信部は、前記第1の突合部によって得られた突合結果を、前記第2の送信部によって送信された前記銀行識別情報に対応する前記第2のサーバに送信し、前記第2の送信部は、前記第1の送信部によって送信された前記突合結果が一致を示す場合に、前記取引許可通知を前記自動取引装置に送信してもよい。
また、本発明の別の観点によれば、自動取引装置を識別するための装置情報と前記自動取引装置によって実行される取引を識別するための取引情報とを含むコード生成用情報を前記自動取引装置から受信する第1の受信部と、前記コード生成用情報に対応するコードを生成する生成部と、前記コードを前記自動取引装置に送信する第1の送信部と、を備える、第1のサーバと、前記自動取引装置によって表示されて端末によって読み取られたコードに応じて前記端末から送信された前記コード生成用情報を受信する第2の受信部と、前記第1のサーバから送信されたコード生成用情報と、前記第2の受信部によって受信されたコード生成用情報とを突合して突合結果を得る第1の突合部と、前記第1の突合部によって得られた突合結果が一致を示す場合に、取引許可通知を前記自動取引装置に送信する第2の送信部と、を備える、第2のサーバと、を有する、取引システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、コード情報同士の突合機能をサーバ側に持たせつつ、取引システムにコード生成機能を容易に組み込むことが可能なカードレス取引に関する技術が提供される。
本発明の実施形態に係る取引システムの構成例を示す図である。 同実施形態に係るATMの機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係るコード生成サーバの機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る勘定系システムの機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る端末の機能構成例を示すブロック図である。 コード生成用情報の構成例を示す図である。 顧客情報DBの構成例を示す図である。 同実施形態に係る取引システムの動作シーケンス図である。 同実施形態に係る取引システムの動作シーケンス図である。 同実施形態に係る取引システムの動作シーケンス図である。 同実施形態に係る各種の情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合がある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。また、異なる実施形態の類似する構成要素については、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合がある。ただし、異なる実施形態の類似する構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
(1.実施形態の詳細)
続いて、本発明の実施形態の詳細について説明する。
(1-1.システムの構成例)
まず、本発明の実施形態に係る取引システムの構成例について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る取引システムの構成例を示す図である。図1に示されるように、本発明の実施形態に係る取引システム1は、自動取引装置の例としてのATM10と、コード生成サーバ20と、勘定系システム30-1~30-Nとを有する。
ATM10、コード生成サーバ20および勘定系システム30-1~30-Nは、ネットワーク50を介して互いに通信可能に構成されている。ネットワーク50は、インターネットを含んでよい。ただし、セキュリティを考慮し、ネットワーク50の少なくとも一部は、専用線によって構成されてもよい。
取引システム1は、利用者によって所持される端末40とも連携する。端末40は、ネットワーク50に接続される。例えば、端末40は、ネットワーク50を介して、勘定系システム30-1~30-Nのうち、特定の勘定系システムとの間で通信を行うことが可能である。また、端末40は、ATM10によって表示されたコードを読み取ることが可能である。なお、本発明の実施形態においては、コードの例として二次元コード(典型的には、QR(Quick Response)コード(登録商標))が用いられる場合を主に想定する。しかし、本発明の実施形態に適用されるコードは、二次元コード以外のコード(例えば、バーコードなど)であってもよい。
ATM10は、金融機関の店舗、コンビニエンスストアまたはスーパーマーケットの店舗などに設置され、利用者に対して各種の取引サービス(例えば、金融取引サービス)を提供する。ATM10は、コンピュータによって実現され得る。なお、ATM10が設置される場所は、特定の場所に限定されない。また、ATM10によって実行される取引の種類としては、入金、出金、残高照会などが想定されるが、取引の種類は限定されない。さらに、ATM10は、自動取引装置の一例に過ぎないため、取引システム1は、ATM10の代わりに、他の自動取引装置を有してもよい。
コード生成サーバ20は、金融機関のセンタまたは外部のデータセンタなどに設置され、コードの生成およびコード生成用情報の1回目の突合を行う。コード生成サーバ20は、コンピュータによって実現され得る。なお、コード生成サーバ20が設置される場所は、特定の場所に限定されない。また、後にも説明するように、1回目の突合は、勘定系システム30によって行われてもよい。さらに、本発明の実施形態においては、突合が2回行われる場合を想定する。これによって、取引を許可すべきATM10の判定精度が向上される。しかし、突合は、1回のみ行われてもよい。
勘定系システム30-1~30-Nそれぞれは、金融機関(銀行)ごとに存在するサーバ(例えば、ホストコンピュータなど)である。勘定系システム30-1~30-Nそれぞれは、コンピュータによって実現され得る。例えば、勘定系システム30-1~30-Nは、対応する金融機関のセンタなどに設置される。しかし、勘定系システム30-1~30-Nが設置される場所は、特定の場所に限定されない。また、金融機関の数に相当するNの値は、特に限定されない。後にも説明するように、勘定系システム30-1~30-Nそれぞれは、対応する金融機関の顧客情報を管理する。
端末40は、利用者(顧客)によって利用される端末である。端末40の利用者は、取引サービスの利用者である。例えば、端末40には、利用者が所望の金融機関とのキャッシュカードを使用しない取引(カードレス取引)を行うためのカードレス取引アプリケーションがインストールされている。本発明の実施形態では、端末40がスマートフォンである場合を主に想定する。しかし、端末40は、スマートフォン以外の端末であってもよい。例えば、端末40は、タブレット端末であってもよいし、PC(Personal Computer)であってもよいし、その他の機器であってもよい。
(ATM10)
続いて、本発明の実施形態に係るATM10の機能構成例について説明する。図2は、本発明の実施形態に係るATM10の機能構成例を示すブロック図である。図2に示されるように、本発明の実施形態に係るATM10は、入力部110、制御部120、記憶部130、通信部140および表示部150を備える。
入力部110は、利用者から入力される操作(例えば、取引操作)を受け付ける。また、入力部110は、利用者から受け付けた操作を制御部120に提供する。本発明の実施形態においては、入力部110がタッチパネルである場合を主に想定する。しかし、入力部110の具体的な構成は限定されない。例えば、入力部110は、タッチパネル以外の入力装置(例えば、キーボードなど)であってもよい。
制御部120は、ATM10の動作全体を制御する機能を有する。制御部120は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、ATM10に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)に展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。制御部120は、各種取引を処理する取引処理部121を有する。かかる機能ブロックの詳細については、後に説明する。
記憶部130は、制御部120を動作させるためのプログラムおよびデータを記憶することができる。具体的に、記憶部130は、データの例として、コード生成用情報131を記憶する。また、記憶部130は、制御部120の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。ここで、コード生成用情報131の構成例について説明する。
図6は、コード生成用情報131の構成例を示す図である。図6に示されるように、コード生成用情報131は、ATM10を識別するための情報(装置情報)の例としての「ATM情報」、ATM10によって実行される取引を識別するための情報の例としての「取引情報」、および、当該取引の時間を示す情報の例としての「取引時間」を含む。「ATM情報」は、一例として、ATM10が設置された店舗の「店番」およびATM10の装置番号である「機番」を含む。「取引情報」は、一例として、入金、出金、残高照会などといった「取引種別」、および、同じ種類の取引内における通し番号である「取引通番」を含む。「取引時間」は、一例として、「取引日付」「取引時刻」を含む。
なお、本発明の実施形態では、コード生成用情報131が、ATM情報、取引情報および取引時間の全部を含む場合を主に想定する。しかし、コード生成用情報131は、(コード生成用情報131に基づく)コード生成のたびに変化すればよく、ATM情報、取引情報および取引時間の一部だけを含んでもよい。例えば、コード生成用情報131が取引情報を含んでいれば、コードのユニーク性は、ある程度保たれることが想定される。しかし、異なるATM間で重複する取引情報が用いられる可能性もあるため、コード生成用情報131は、取引情報の他に、ATM情報も含むのが望ましい。さらに、コード生成用情報131が取引時間も含めば、コードのユニーク性は、さらに高まることが想定される。
図2に戻って説明を続ける。通信部140は、ネットワーク50を介して他の装置との間で各種情報を送受信するための通信インタフェースである。例えば、通信部140は、ネットワーク50を介して、コード生成サーバ20および勘定系システム30-1~30-Nとの間で通信を行う。
表示部150は、制御部120による制御に従って表示を行う機能を有する。例えば、表示部150は、制御部120による制御に従って、コードを表示することが可能である。表示部150は、ディスプレイによって実現され得る。ここで、ディスプレイの形態は特に限定されない。例えば、ディスプレイは、液晶ディスプレイ装置であってよいが、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置などであってもよい。
(コード生成サーバ20)
続いて、本発明の実施形態に係るコード生成サーバ20の機能構成例について説明する。図3は、本発明の実施形態に係るコード生成サーバ20の機能構成例を示すブロック図である。図3に示されるように、本発明の実施形態に係るコード生成サーバ20は、制御部220、記憶部230および通信部240を備える。なお、コード生成サーバ20は、第1のサーバの例に該当する。
制御部220は、コード生成サーバ20の動作全体を制御する機能を有する。制御部220は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、コード生成サーバ20に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)に展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。制御部220は、生成部221および突合部222を備える。
生成部221は、ATM10から送信されたコード生成用情報が通信部240によって受信された場合に、コード生成用情報に対応するコードを生成する。ここで、コード生成用情報からコードを生成するためのアルゴリズムは、特に限定されない。また、生成部221によって生成されるコードは、ATM10によって表示可能な形態(例えば、イメージ形式のデータなど)であってよい。
突合部222は、ATM10から送信されたコード生成用情報が通信部240によって受信された場合、かつ、勘定系システム30から送信されたコード生成用情報が通信部240によって受信された場合、ATM10から送信されたコード生成用情報と、勘定系システム30から送信されたコード生成用情報とを突合して突合結果を得る第1の突合部として機能する。
記憶部230は、制御部210を動作させるためのプログラムおよびデータを記憶することができる。また、記憶部230は、制御部220の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。
通信部240は、ネットワーク50を介して他の装置との間で各種情報を送受信するための通信インタフェースである。例えば、通信部240は、ネットワーク50を介してATM10との間で通信を行う。また、通信部240は、ネットワーク50を介して勘定系システム30-1~30-Nとの間で通信を行う。
例えば、通信部240は、ATM10からコード生成用情報を受信する第1の受信部として機能する。さらに、通信部240は、生成部221によって生成されたコードをATM10に送信する第1の送信部として機能する。また、通信部240は、突合部222によって得られた突合結果が一致を示す場合に、ATM10への処理継続操作を促す処理継続通知を勘定系システム30-1~30-Nに送信する第1の送信部として機能する。
(勘定系システム30)
続いて、本発明の実施形態に係る勘定系システム30の機能構成例について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る勘定系システム30の機能構成例を示すブロック図である。図4に示されるように、本発明の実施形態に係る勘定系システム30は、制御部320、記憶部330および通信部340を備える。なお、勘定系システム30は、第2のサーバの例に該当する。
制御部320は、勘定系システム30の動作全体を制御する機能を有する。制御部320は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、勘定系システム30に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)に展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。制御部320は、認証部321、突合部322および照合部323を備える。
認証部321は、端末40から送信された認証情報が通信部340によって受信された場合に、通信部340によって受信された認証情報に基づいて、端末40の利用者を認証する。本発明の実施形態では、認証部321は、通信部340によって受信されたユーザIDおよびパスワードが、顧客情報DB(データベース)331に登録されているか否かに基づいて、利用者を認証する。ここで、利用者の認証方法は特に限定されない。例えば、利用者の認証は、顔認証や指紋認証などの生体認証などであってもよい。
突合部322は、ATM10に対して利用者によって処理継続操作が入力された場合に、ATM10に対して入力された処理継続操作に応じてATM10から送信されたコード生成用情報と、端末40から送信されて通信部340によって受信されたコード生成用情報とを突合して突合結果を得る第2の突合部として機能する。
照合部323は、ATM10による取引が許可され、利用者によってATM10に対して暗証番号が入力された場合に、利用者によって入力された暗証番号と、あらかじめ登録された利用者の暗証番号とを照合する。照合部323による照合が成功した場合には、取引が実行される。ここで、照合方法は特に限定されない。例えば、あらかじめ勘定系システム30-1~30-Nから端末40に1回のみ有効なパスワード(ワンタイムパスワード)情報を送信しておき、そのワンタイムパスワード情報を使った照合が行われてもよい。
記憶部330は、制御部310を動作させるためのプログラムおよびデータを記憶することができる。具体的に、記憶部330は、データの例として、顧客情報DB331を記憶する。また、記憶部330は、制御部320の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。ここで、顧客情報DB331の構成例について説明する。
図7は、顧客情報DB331の構成例を示す図である。図7に示されるように、顧客情報DB331は、利用者(本人)の認証に用いられる認証情報の例としての「ユーザID」および「パスワード」を含む。また、顧客情報DB331は、銀行の店舗の番号を示す「店番」、口座の種類を示す「科目」、口座の番号に相当する「口座番号」、および、キャッシュカードに記録される情報に相当する「カード情報」を含む。さらに、顧客情報DB331は、その他の情報を含んでいてよい。
通信部340は、ネットワーク50を介して他の装置との間で各種情報を送受信するための通信インタフェースである。例えば、通信部340は、ネットワーク50を介してATM10との間で通信を行う。また、通信部340は、ネットワーク50を介してコード生成サーバ20との間で通信を行う。
例えば、通信部340は、ATM10によって表示されて端末40によって読み取られたコードに応じて端末40から送信されたコード生成用情報を受信する第2の受信部として機能する。また、通信部340は、突合部322によって得られた突合結果が一致を示す場合に、取引許可通知をコード生成サーバ20経由でATM10に送信する第2の送信部として機能する。
(端末40)
続いて、本発明の実施形態に係る端末40の機能構成例について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る端末40の機能構成例を示すブロック図である。図5に示されるように、本発明の実施形態に係る端末40は、入力部410、制御部420、記憶部430、通信部440、表示部450および読取部460を備える。
入力部410は、利用者から入力される操作を受け付ける。利用者によって入力される操作の例としては、利用者(本人)の認証に用いられる認証情報(例えば、ユーザIDおよびパスワード)が挙げられる。また、入力部410は、利用者から受け付けた操作を制御部420に提供する。本発明の実施形態においては、入力部410がタッチパネルである場合を主に想定する。しかし、入力部410の具体的な構成は限定されない。例えば、入力部410は、タッチパネル以外の入力装置(例えば、キーボードおよびマウスなど)であってもよい。
制御部420は、端末40の動作全体を制御する機能を有する。制御部420は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、端末40に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)に展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。プログラムの一例として、制御部420は、カードレス取引アプリケーションを実行し得る。
記憶部430は、制御部420を動作させるためのプログラムおよびデータを記憶することができる。プログラムの一例として、カードレス取引アプリケーションを記憶している。また、記憶部430は、制御部420の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。
通信部440は、ネットワーク50を介して他の装置との間で各種情報を送受信するための通信インタフェースである。例えば、通信部440は、ネットワーク50を介して、勘定系システム30-1~30-Nのうち、特定の勘定系システムとの間で通信を行うことが可能である。
表示部450は、制御部420による制御に従って表示を行う機能を有する。例えば、表示部450は、制御部420による制御に従って、カードレス取引アプリケーションの画面(不図示)を表示することが可能である。表示部450は、ディスプレイによって実現され得る。ここで、ディスプレイの形態は特に限定されない。例えば、ディスプレイは、液晶ディスプレイ装置であってもよいし、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置などであってもよい。
読取部460は、ATM10によって表示されたコードを読み取る機能を有する。例えば、読取部460は、コードを撮像するイメージセンサによって構成されてよい。しかし、読取部460は、イメージセンサに限定されない。
(1-2.システムの動作例)
続いて、本発明の実施形態に係る取引システム1の動作例について説明する。以下では、本発明の実施形態に係る取引システム1によって、取引の例として出金が行われる場合を主に想定する。しかし、上記したように、取引システム1によって実行される取引は、出金に限定されない。例えば、取引システム1によって実行される取引は、入金であってもよいし、残高照会であってもよい。取引システム1によって実行される取引が、出金以外であっても、勘定系システム30からATM10に取引許可通知が送信されるまでは、同様に実行される。
図8~図10は、本発明の実施形態に係る取引システム1の動作シーケンス図である。図8に示されるように、まず、利用者は、自身が所持する端末40にインストールされているカードレス取引アプリケーションを起動させ、カードレス取引アプリケーションの画面に対して、利用者(本人)の認証に用いられる認証情報の例としての「ユーザID」および「パスワード」を入力する。利用者によって入力されたユーザIDおよびパスワードは、入力部410によって受け付けられる。
端末40において、通信部440は、利用者によって入力されたユーザIDおよびパスワードを、勘定系システム30-1~30-Nのうち、利用者が取引を行う金融機関としてあらかじめ登録された金融機関に対応する勘定系システムに送信する(S1)。ここでは、ユーザIDおよびパスワードが、勘定系システム30-1に送信される場合を想定する。勘定系システム30-1において、通信部340は、端末40から送信されたユーザIDおよびパスワードを受信する。
勘定系システム30-1において、認証部321は、通信部340によって受信されたユーザIDおよびパスワードに基づいて、端末40の利用者を認証する(S2)。より詳細に、認証部321は、通信部340によって受信されたユーザIDおよびパスワードが、顧客情報DB(データベース)331に登録されているか否かに基づいて、利用者を認証する。通信部340は、認証部321による認証が成功した場合には、ログイン成功を示すステータス情報を、端末40に送信する(S3)。
なお、図示されていないが、通信部340は、認証部321による認証が失敗した場合には、ログイン失敗を示すステータス情報を、端末40に送信する。かかる場合には、端末40を用いたATM10での取引は実行されない。端末40の通信部440によってログイン成功を示すステータス情報が受信された場合、表示部450は、ATM10の図示しない取引メニュー画面の端末取引ボタンを押下するよう促す指示を表示してもよい。
ATM10においては、表示部150によって図示しない取引メニュー画面が表示されている。利用者が、図示しない取引メニュー画面の端末取引ボタンを押下すると(S4)、当該操作が入力部110によって受け付けられ、通信部140は、コード生成サーバ20にコード生成依頼とともにコード生成用情報131を送信する(S5)。コード生成用情報131には、ATM情報、取引情報および取引時間が含まれる。
コード生成サーバ20においては、通信部240は、ATM10から送信されたコード生成依頼およびコード生成用情報を受信する。生成部221は、通信部240によって受信されたコード生成用情報に基づいて、コードを生成するとともに、記憶部230にコード生成用情報を記憶させる(S6)。通信部240は、生成部221によって生成されたコードをATM10に送信する(S7)。ATM10において、通信部140が、コード生成サーバ20から送信されたコードを受信すると、表示部150は、通信部140によって受信されたコードを表示する(S8)。
利用者は、ATM10の表示部150によってコードが表示されると、端末40の読取部460を表示部150によって表示されているコードにかざす。読取部460が、表示部150によって表示されているコードを読み取ると、制御部420は、読取部460によって読み取られたコードに対応するコード生成用情報を生成し、通信部440は、制御部420によって生成されたコード生成用情報を、勘定系システム30-1に送信する(S9)。勘定系システム30-1においては、通信部340によってコード生成用情報が受信されると、制御部320は、通信部340によって受信されたコード生成用情報を記憶部330に記憶させる(S10)。
続いて、勘定系システム30-1においては、通信部340は、コード生成用情報と、勘定系システム30-1に対応する金融機関(銀行)を識別するための銀行識別情報とをコード生成サーバ20に送信する(S11)。
図9に進んで、コード生成サーバ20において、通信部240が、勘定系システム30-1から送信されたコード生成用情報と銀行識別情報とを受信すると、突合部222は、S6において記憶部230によって記憶されたコード生成用情報と、S11において勘定系システム30-1から送信されたコード生成用情報とを突合して突合結果を得る(1回目の突合)。さらに、突合部222は、S11において勘定系システム30-1から送信された銀行識別情報を記憶部230に記憶させる(S12)。
コード生成サーバ20において、通信部240は、突合結果を勘定系システム30-1に送信する(S13)。このとき、突合結果の宛先である勘定系システム30-1は、S12において記憶部230によって記憶された銀行識別情報に基づいて特定され得る。
勘定系システム30-1において、通信部340は、コード生成サーバ20から送信された突合結果を受信し、突合結果が一致を示す場合には、ATM10への処理継続操作を促す取引継続通知を端末40に送信する(S14)。なお、図示されていないが、通信部340は、突合結果が不一致を示す場合には、ATM10による処理継続ができないことを示す取引継続不可通知を端末40に送信する。かかる場合には、端末40を用いたATM10での取引は実行されない。
端末40において、通信部440が、勘定系システム30-1から送信された取引継続通知を受信すると、表示部450は、ATM10への処理継続操作を促す情報を表示する。より詳細には、表示部450は、ATM10の表示部150によって表示されている図示しない進むボタンを押下するよう促す指示を表示する(S15)。利用者が、ATM10の表示部150によって表示されている図示しない進むボタンを押下すると(S16)、記憶部130によって記憶されているコード生成用情報(ATM情報、取引情報および取引時間)を勘定系システム30-1に送信する。
勘定系システム30-1において、通信部340が、ATM10から送信されたコード生成用情報を受信すると、突合部322は、通信部340によって受信されたコード生成用情報と、S10において記憶部330によって記憶されたコード生成用情報とを突合して突合結果を得る(2回目の突合)。通信部340は、突合結果が一致を示す場合には、取引許可通知をコード生成サーバ20経由でATM10に送信する。ここでは、取引許可通知に、勘定系システム30-1に対応する銀行識別情報と、取引に必要な情報(口座情報およびカード情報など)とが含められる場合を想定する(S17)。例えば、口座情報には、店番、口座番号などが含まれ得る。
ATM10においては、通信部140によって取引許可通知が受信されると、表示部150によって図示しない取引画面を表示する(S18)。なお、図示されていないが、通信部340は、S17において突合部322によって得られた突合結果が不一致を示す場合には、取引不可通知をコード生成サーバ20経由でATM10に送信すればよい。かかる場合には、ATM10においては、通信部140によって取引不可通知が受信されると、表示部150によって図示しない取引エラー画面が表示され、ATM10での取引が実行されない。
図10に進んで、利用者が、ATM10の表示部150によって表示された取引画面に対して、取引金額と暗証番号とを入力すると(S19)、入力部110は、利用者によって入力された取引金額と暗証番号とを受け付け、通信部140は、利用者によって入力された取引金額と暗証番号とを含んだ支払要求電文を、(銀行識別情報に対応する)勘定系システム30-1に送信する(S20)。
勘定系システム30-1において、通信部340が、ATM10から送信された取引金額と暗証番号とを受信すると、照合部323は、通信部340によって受信された暗証番号と、あらかじめ利用者に対応して登録された暗証番号とを照合する(S21)。通信部340は、照合部323による照合が成功した場合には、ATM10に支払許可通知を送信する(S22)。なお、図示されていないが、通信部340は、照合部323による照合が失敗した場合には、支払不可通知をATM10に送信すればよい。かかる場合には、ATM10においては、通信部140によって支払不可通知が受信されると、表示部150によって図示しない取引エラー画面が表示され、ATM10での取引が実行されない。
ATM10において、取引処理部121は、通信部140によって支払許可通知が受信されると、取引の例として取引金額に相当する現金の出金を行う(S23)。取引が正常に完了すると、通信部140は、取引正常完了電文を勘定系システム30-1に送信するとともに、コード生成サーバ20に送信する(S24、S25)。勘定系システム30-1においては、通信部340が、取引完了通知の例として出金完了を示す出金通知を端末40に送信すると(S26)、一連の取引が完了する。
以上、本発明の実施形態に係る取引システム1の動作例について説明した。
(2.ハードウェア構成例)
続いて、本発明の実施形態に係る各種の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。かかる各種の情報処理装置には、ATM10、コード生成サーバ20、勘定系システム30および端末40が含まれ得る。なお、以下に説明する情報処理装置900のハードウェア構成例は、各種の情報処理装置のハードウェア構成の一例に過ぎない。したがって、各種の情報処理装置のハードウェア構成は、以下に説明する情報処理装置900のハードウェア構成から不要な構成が削除されてもよいし、新たな構成が追加されてもよい。
図11は、本発明の実施形態に係る情報処理装置900のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置900は、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)902と、RAM(Random Access Memory)903と、ホストバス904と、ブリッジ905と、外部バス906と、インタフェース907と、入力装置908と、出力装置909と、ストレージ装置910と、通信装置911と、を備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置900内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス904により相互に接続されている。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス906に接続されている。なお、必ずしもホストバス904、ブリッジ905および外部バス906を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置908は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチおよびレバー等利用者が情報を入力するための入力手段と、利用者による入力に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路等から構成されている。情報処理装置900を操作する利用者は、この入力装置908を操作することにより、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置909は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプ等の表示装置およびスピーカ等の音声出力装置を含む。
ストレージ装置910は、データ格納用の装置である。ストレージ装置910は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置等を含んでもよい。ストレージ装置910は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置910は、ハードディスクを駆動し、CPU901が実行するプログラムや各種データを格納する。
通信装置911は、例えば、ネットワークに接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置911は、無線通信または有線通信のどちらに対応してもよい。
以上、本発明の実施形態に係る情報処理装置900のハードウェア構成例について説明した。
(3.まとめ)
以上に説明したように、本発明の実施形態によれば、コード生成サーバ20と勘定系システム30-1とを有する取引システム1が提供される。ここで、コード生成サーバ20におおいて、通信部240は、ATM10を識別するためのATM情報とATM10によって実行される取引を識別するための取引情報とを含むコード生成用情報をATM10から受信し、生成部221は、コード生成用情報に対応するコードを生成し、通信部240は、コードをATM10に送信する。
勘定系システム30-1においては、通信部340は、ATM10によって表示されて端末40によって読み取られたコードに応じて端末40から送信されたコード生成用情報を受信する。コード生成サーバ20において、突合部222は、通信部240によって受信されたコード生成用情報と、勘定系システム30-1から送信されたコード生成用情報とを突合して突合結果を得る(1回目の突合)。通信部240は、突合部222によって得られた突合結果が一致を示す場合に、ATM10への処理継続操作を促す処理継続通知を勘定系システム30-1に送信する。
勘定系システム30-1において、突合部322は、処理継続操作に応じてATM10から送信されたコード生成用情報と、通信部340によって受信されたコード生成用情報とを突合して突合結果を得る(2回目の突合)。通信部340は、突合部322によって得られた突合結果が一致を示す場合に、取引許可通知をコード生成サーバ20経由でATM10に送信する。かかる構成によれば、コード情報同士の突合機能をサーバ側に持たせつつ、取引システム1にコード生成機能を容易に組み込むことが可能なカードレス取引に関する技術が提供される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、本発明の実施形態に係る取引システム1が、利用者の口座情報を保有する金融機関向けのシステムに適用される場合を主に想定した。しかし、本発明の実施形態に係る取引システム1は、利用者の口座情報を保有しない金融機関(例えば、資金移動業者など)向けのシステムにも同様に適用され得る。
また、上記では、突合が2回行われる場合(より詳細には、コード生成サーバ20が突合部222を備え、勘定系システム30-1が突合部322を備える場合)を主に想定した。これによって、取引を許可すべきATM10の判定精度が向上される。しかし、上記したように、突合は、1回のみ行われてもよい。かかる場合には、コード生成サーバ20の通信部240は、突合部222によって得られた突合結果を勘定系システム30-1に送信し、勘定系システム30-1の通信部340は、コード生成サーバ20から送信された突合結果を受信し、突合結果が一致を示す場合に、取引許可通知をATM10に送信すればよい。
より詳細には、勘定系システム30-1の通信部340は、勘定系システム30-1に対応する金融機関(銀行)を識別するための銀行識別情報をコード生成サーバ20送信し、コード生成サーバ20の通信部240は、突合部222によって得られた突合結果を、通信部340によって送信された銀行識別情報に対応する勘定系システム30-1に送信し、通信部340は、通信部240によって送信された突合結果が一致を示す場合に、取引許可通知をATM10に送信すればよい。
さらに、上記では、コード生成サーバ20によって1回目の突合(すなわち、2回突合が行われる場合における1回目の突合、または、1回のみ突合が行われる場合における当該突合)が行われる場合を想定した。しかし、1回目の突合は、コード生成サーバ20の代わりに、勘定系システム30-1によって行われてもよい(突合部222は、勘定系システム30-1が備えてもよい)。
すなわち、勘定系システム30-1の通信部340が、銀行識別情報を含んだ情報送信要求をコード生成サーバ20に送信し、コード生成サーバ20の通信部240が、情報送信要求への応答として、銀行識別情報に対応する勘定系システム30-1にコード生成用情報を送信してもよい。そして、勘定系システム30-1は、コード生成サーバ20から送信されたコード生成用情報と、通信部340によって端末40から受信されたコード生成用情報とを突合して突合結果を得る突合部222を有してもよい。
そして、1回のみ突合が行われる場合、通信部340は、突合部222によって得られた突合結果が一致を示す場合には、取引許可通知をATM10に送信してもよい。2回突合が行われる場合、通信部340は、突合部222によって得られた突合結果が一致を示す場合には、ATM10への処理継続操作を促す処理継続通知を端末40に送信してもよい。このとき、突合部322は、処理継続操作に応じてATM10から送信されたコード生成用情報と、通信部340によって受信されたコード生成用情報とを突合し、通信部340は、突合部322によって得られた突合結果が一致を示す場合に、取引許可通知をATM10に送信すればよい。
1 取引システム
10 ATM
110 入力部
120 制御部
121 取引処理部
130 記憶部
131 コード生成用情報
140 通信部
150 表示部
20 コード生成サーバ
210 制御部
220 制御部
221 生成部
222 突合部
230 記憶部
240 通信部
30 勘定系システム
310 制御部
320 制御部
321 認証部
322 突合部
323 照合部
330 記憶部
340 通信部
40 端末
410 入力部
420 制御部
430 記憶部
440 通信部
450 表示部
460 読取部

Claims (5)

  1. 自動取引装置を識別するための装置情報と前記自動取引装置によって実行される取引を識別するための取引情報とを含むコード生成用情報を前記自動取引装置から受信する第1の受信部と、
    前記コード生成用情報に対応するコードを生成する生成部と、
    前記コードを前記自動取引装置に送信する第1の送信部と、
    を備える、第1のサーバと、
    前記自動取引装置によって表示されて端末によって読み取られたコードに応じて前記端末から送信された前記コード生成用情報を受信する第2の受信部、
    を備える、第2のサーバと、を有し、
    前記第1のサーバは、
    前記第1の受信部によって受信されたコード生成用情報と、前記第2のサーバから送信された前記コード生成用情報とを突合して突合結果を得る第1の突合部を備え、
    前記第2のサーバは、
    前記第1の突合部によって得られた突合結果が一致を示す場合に、取引許可通知を前記自動取引装置に送信する第2の送信部を備える、
    取引システム。
  2. 前記第1の送信部は、
    前記第1の突合部によって得られた突合結果が一致を示す場合に、前記自動取引装置への処理継続操作を促す処理継続通知を前記端末に送信し、
    前記第2のサーバは、
    前記処理継続操作に応じて前記自動取引装置から送信されたコード生成用情報と、前記第2の受信部によって受信されたコード生成用情報とを突合して突合結果を得る第2の突合部を備え、
    前記第2の送信部は、
    前記第2の突合部によって得られた突合結果が一致を示す場合に、前記取引許可通知を前記自動取引装置に送信する、
    請求項1に記載の取引システム。
  3. 前記第1の受信部は、
    前記装置情報と前記取引情報と取引時間とを含むコード生成用情報を前記自動取引装置から受信し、
    前記生成部は、
    前記コード生成用情報に対応するコードを生成する、
    請求項1に記載の取引システム。
  4. 前記第2の送信部は、
    銀行識別情報を前記第1のサーバに送信し、
    前記第1の送信部は、
    前記第1の突合部によって得られた突合結果を、前記第2の送信部によって送信された前記銀行識別情報に対応する前記第2のサーバに送信し、
    前記第2の送信部は、
    前記第1の送信部によって送信された前記突合結果が一致を示す場合に、前記取引許可通知を前記自動取引装置に送信する、
    請求項1に記載の取引システム。
  5. 自動取引装置を識別するための装置情報と前記自動取引装置によって実行される取引を識別するための取引情報とを含むコード生成用情報を前記自動取引装置から受信する第1の受信部と、
    前記コード生成用情報に対応するコードを生成する生成部と、
    前記コードを前記自動取引装置に送信する第1の送信部と、
    を備える、第1のサーバと、
    前記自動取引装置によって表示されて端末によって読み取られたコードに応じて前記端末から送信された前記コード生成用情報を受信する第2の受信部と、
    前記第1のサーバから送信されたコード生成用情報と、前記第2の受信部によって受信されたコード生成用情報とを突合して突合結果を得る第1の突合部と、
    前記第1の突合部によって得られた突合結果が一致を示す場合に、取引許可通知を前記自動取引装置に送信する第2の送信部と、
    を備える、第2のサーバと、
    を有する、取引システム。
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