JP7338378B2 - 端末装置のためのコンピュータプログラムと端末装置と端末装置によって実行される方法 - Google Patents

端末装置のためのコンピュータプログラムと端末装置と端末装置によって実行される方法 Download PDF

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本明細書では、端末装置を利用して通信装置とアクセスポイントとの間に無線接続を確立させるための技術を開示する。
特許文献1には、情報通信装置を利用して、印刷装置をネットワークに接続させる技術が開示されている。情報通信装置は、ネットワーク接続準備中の印刷装置と、ネットワーク接続済みの印刷装置と、を区別して表示し、ネットワーク接続準備中の印刷装置が選択される場合に、選択済みの印刷装置をネットワークに接続させる。
特開2016-224733号公報
本明細書では、通信装置とアクセスポイントとの間に無線接続を確立させる状況において、ユーザの利便性を向上させる技術を提供する。
本明細書は、端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。前記端末装置は、表示部と、無線インターフェースと、OS(Operating Systemの略)プログラムを記憶するメモリと、コンピュータと、を備えてもよい。前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、所定操作を前記端末装置に実行すべきことを示す案内画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記所定操作は、前記OSプログラムによって前記表示部に表示される無線設定画面において、無線ネットワークの親局として動作する通信装置を識別する第1の識別子を選択するための操作である、前記第1の表示制御部と、前記所定操作が前記端末装置に実行されることに起因して、前記端末装置と前記通信装置との間に前記無線インターフェースを介した第1の無線接続が確立される場合に、前記無線インターフェースを介して、アクセスポイントとの第2の無線接続を確立するための接続情報を前記通信装置に送信する送信部と、として機能させてもよい。
上記の構成によると、端末装置は、案内画面を表示することによって、OSプログラムによって表示される無線設定画面において第1の識別子を選択することをユーザに促すことができる。これにより、ユーザは、無線設定画面において第1の識別子を適切に選択することができる。この場合、端末装置と通信装置との間に第1の無線接続が確立され、端末装置は、接続情報を通信装置に送信する。この結果、通信装置は、接続情報を利用して、アクセスポイントとの第2の無線接続を確立することができる。このように、通信装置とアクセスポイントとの間に無線接続を確立させる状況において、ユーザの利便性を向上させることができる。
上記のコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記録媒体も、新規で有用である。また、端末装置そのもの、及び、端末装置によって実行される方法も新規で有用である。また、端末装置と他の装置(例えば通信装置)とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 端末の処理のフローチャートを示す 接続情報送信処理のフローチャートを示す。 端末の画面遷移図を示す。 画面遷移図の続きを示す。 ケースAのシーケンス図を示す。 図6の続きのシーケンス図を示す。 ケースBのシーケンス図を示す。
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、アクセスポイント(以下では、単に「AP」と記載する)6と、端末10と、プリンタ100と、を備える。本実施例では、プリンタ100とAP6との間にWi-Fi接続を確立させる状況を想定している。以下では、AP6とのWi-Fi接続のことを「AP接続」と記載することがある。
(端末10の構成)
端末10は、携帯電話(例えば、スマートフォン)、PDA、タブレットPC等の可搬型の端末装置である。端末10は、操作部12と、表示部14と、Wi-Fiインターフェース16と、制御部30と、を備える。各部12~30は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを単に「I/F」と記載する。
操作部12は、複数個のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を端末10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部14は、ユーザから指示を受け付けるタッチパネル(即ち操作部)としても機能する。
Wi-FiI/F16は、Wi-Fi規格に従ったWi-Fi通信を実行するための無線インターフェースである。Wi-Fi規格は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば802.11a,11b,11g,11n等)に従って、無線通信を実行するための無線通信規格である。
制御部30は、CPU32とメモリ34とを備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36,38に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成され、OSプログラム36と、印刷アプリケーション38(以下では単に「アプリ38」と記載する)と、を記憶する。
OSプログラム36は、端末10の基本的な動作を制御するためのプログラムである。本実施例では、OSプログラム36は、iOS(登録商標)を想定している。ただし、変形例では、OSプログラム36は、他のプログラム(例えばAndroid(登録商標))であってもよい。
アプリ38は、プリンタ100のベンダによって提供されるインターネット上のサーバから端末10にインストールされる。アプリ38は、プリンタ100とAP6との間にWi-Fi接続を確立させ、AP6を介してプリンタ100に印刷を実行させるためのプログラムである。本実施例では、端末10のアプリ38を利用してプリンタ100のAP接続を確立させる機能を「セットアップ機能」と呼ぶ。アプリ38は、セットアップ機能に対応しているモデル名「AAA」を記憶している。
(プリンタ100の構成)
プリンタ100は、印刷機能を実行可能な周辺装置(例えば、端末10の周辺装置)である。プリンタ100のモデル名は「AAA」である。プリンタ100は、セットアップ機能をサポートしている。プリンタ100は、操作部112と、表示部114と、Wi-FiI/F116と、印刷実行部118と、制御部130と、を備える。各部112~130は、バス線(符号省略)に接続されている。
操作部112は、複数個のキーを備える。ユーザは、操作部112を操作することによって、様々な指示をプリンタ100に入力することができる。表示部114は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部114は、ユーザから指示を受け付けるタッチパネル(即ち操作部)としても機能する。印刷実行部118は、インクジェット方式、レーザー方式等の印刷機構を備える。
Wi-FiI/F116は、端末10のWi-FiI/F16と同様である。Wi-FiI/F116は、特に、SoftAP方式をサポートしている。SoftAP方式は、疑似的なAPとして動作するための通信方式である。SoftAPが起動されている状態は、無線ネットワークの親局として動作する状態である。
制御部130は、CPU132とメモリ134とを備える。CPU132は、メモリ134に格納されているプログラム136に従って、様々な処理を実行する。メモリ134は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。また、メモリ134は、プリンタ100の出荷段階から、SSID(Service Set Identifierの略)「SETUP_AAA_1234」を予め記憶している。当該SSIDは、SoftAPとして動作するプリンタ100によって形成される無線ネットワークのSSIDであり、セットアップ機能を示す文字列「SETUP」と、プリンタ100のモデル名「AAA」と、プリンタ100を識別するユニークな文字列(例えばMACアドレス、シリアル番号等)「1234」と、を含む。
(端末の処理;図2)
続いて、図2を参照して、端末10のCPU32がアプリ38に従って実行する処理を説明する。CPU32は、ユーザによってアプリ38が起動される場合に、図2の処理を開始する。
S10では、CPU32は、通知画面SC1を表示部14に表示させる。図4に示されるように、通知画面SC1は、端末10がAP接続を確立すべきことをユーザに促すメッセージと、OKボタンと、を含む。
S12では、CPU32は、通知画面SC1内のOKボタンが選択されることを監視する。CPU32は、OKボタンが選択される場合に、S12でYESと判断してS14に進む。
S14では、CPU32は、端末10がAP接続を確立中であるのか否かを判断する。具体的には、CPU32(即ちアプリ38)は、端末10がWi-Fi接続を確立しているのか否かに関する問い合わせをOSプログラム36に供給する。端末10がAP接続を確立中である場合には、CPU32は、OSプログラム36から、当該AP接続に関する情報(即ちAP6のSSID)を取得する。端末10がAP接続を確立中でない場合には、CPU32は、OSプログラム36から当該情報を取得しない。CPU32は、当該情報を取得する場合には、S14でYESと判断してS20に進み、当該情報を取得しない場合には、S14でNOと判断してS16に進む。
S16では、CPU32は、通知画面SC2を表示部14に表示させる。図4に示されるように、通知画面SC2は、端末10がAP接続を確立中でないことをユーザに通知するメッセージと、OKボタンと、を含む。CPU32は、通知画面SC2内のOKボタンが選択される場合に、S10に戻り、通知画面SC1を表示部14に再び表示させる。
S20では、CPU32は、手法画面SC3を表示部14に表示させる。図4に示されるように、手法画面SC3は、所定操作をプリンタ100に実行すべきことを示すメッセージと、プリンタ100の模式図と、上記の所定操作を実行するためのプリンタ100の入力インターフェース(本実施例ではボタン)を示す矢印と、完了ボタンと、を含む。
ユーザは、手法画面SC3を見ることによって、プリンタ100に対する操作を実行すべきことを知ることができる。このために、手法画面SC3に従った操作が、ユーザによってプリンタ100に実行される。この場合、プリンタ100は、SoftAPを起動していない状態から、SoftAPを起動している状態に移行する。即ち、プリンタ100は、SSID「SETUP_AAA_1234」によって識別される無線ネットワークの親局として動作する。このように、プリンタ100は、SoftAPを起動している状態に移行することによって、AP接続を確立するための準備状態に移行する。
S22では、CPU32は、手法画面SC3内の完了ボタンが選択されることを監視する。CPU32は、完了ボタンが選択される場合に、S22でYESと判断してS24に進む。
S24では、CPU32は、接続情報送信処理を実行する。接続情報送信処理は、接続情報をプリンタ100に送信して、プリンタ100とAP6との間にAP接続を確立させるための処理である。S24の処理が終了すると、図2の処理が終了する。
(接続情報送信処理;図3)
続いて、図3を参照して、図2のS24の接続情報送信処理を説明する。S40では、CPU32は、端末10とプリンタ100との間にWi-Fi接続が確立中であるのか否かを判断する。具体的には、CPU32(即ちアプリ38)は、端末10がWi-Fi接続を確立しているのか否かに関する問い合わせをOSプログラム36に供給する。端末10がWi-Fi接続を確立中である場合には、CPU32は、OSプログラム36から、当該Wi-Fi接続に関する情報(即ちSSID)を取得する。端末10がWi-Fi接続を確立中でない場合には、CPU32は、OSプログラム36から当該情報を取得しない。CPU32は、当該情報を取得する場合には、さらに、当該情報に含まれるSSIDが文字列「SETUP_AAA」を含むのか否かを判断する。CPU32は、当該SSIDが文字列「SETUP_AAA」を含む場合には、S40でYESと判断して、S42~S46の処理を実行することなくS48に進む。CPU32は、当該SSIDが文字列「SETUP_AAA」を含まない場合、又は、当該情報を取得しない場合には、S40でNOと判断してS42に進む。
例えば、プリンタ100のセットアップ機能に精通しているユーザは、図2のS20で表示される手法画面SC3(図4参照)に従って、プリンタ100のSoftAPを起動させ、その後、手法画面SC3内の完了ボタンが選択される前に、端末10とプリンタ100との間にWi-Fi接続を確立させ得る。この場合、手法画面SC3内の完了ボタンが選択された際(図2のS22でYES)に、端末10とプリンタ100との間にWi-Fi接続が確立されているので、CPU32は、S40でYESと判断し、後述の案内画面SC4を表示しない(即ちS42をスキップする)。このために、不要な画面が表示されるのを抑制することができる。
S42では、CPU32は、案内画面SC4を表示部14に表示させる。図4に示されるように、案内画面SC4は、所定操作を端末10に実行すべきことを促すメッセージと、文字列「表示されない場合」を示すボタンB1と、を含む。所定操作は、OSプログラム36によって表示部14に表示される設定画面SC8又はSC9(図5参照)において、無線ネットワークの親局として動作するプリンタ100を識別するSSIDを選択するための操作である。より具体的には、案内画面SC4は、文字列「SETUP」と、プリンタ100のモデル名「AAA」と、プリンタ100のMACアドレスの下4桁と、を含むSSIDを選択すべきことを示すメッセージを含む。ここで、文字列「SETUP」は、プリンタ100のセットアップ機能を示す文字列であり、より具体的には、プリンタ100が無線ネットワークの親局として動作していることを示す文字列である。また、文字列「AAA」は、セットアップ機能をサポートしているモデル名としてアプリ38に記憶されている情報である。文字列「AAA」及び文字列「MACアドレスの下4桁」の組合せは、プリンタ100を識別する識別情報を示す文字列である。このように、文字列「SETUP」が表示されるので、ユーザは、無線ネットワークの親局として動作しているプリンタ100(即ち、上記の準備状態に移行済みのプリンタ100)とのWi-Fi接続を確立すべきことを知ることができる。また、文字列「AAA」と文字列「MACアドレスの下4桁」表示されるので、ユーザは、どのプリンタとのWi-Fi接続を確立すべきかを容易に知ることができる。
ユーザは、案内画面SC4を見ることによって、OSプログラム36によって表示される複数のボタン(即ちアイコン)の中から、Wi-Fi接続の確立に関する設定を実行するための設定ボタンを操作することができる。この場合、OSプログラム36は、Wi-FiI/F16を介して、Probe要求をブロードキャストによって送信する。プリンタ100がSoftAPで動作している場合には、OSプログラム36は、プリンタ100からProbe応答を受信する。また、OSプログラム36は、プリンタ100以外のデバイス(例えばAP)からも、Probe応答を受信し得る。そして、OSプログラム36は、図5に示されるように、受信済みの各Probe応答に含まれる各SSIDを含む設定画面SC8又はSC9を表示部14に表示させる。
設定画面SC8及びSC9のいずれかが表示されるのは、以下の理由による。即ち、図2のS20で表示された手法画面SC3に従った操作がプリンタ100に実行済みである場合には、プリンタ100がSoftAPで動作している。この場合、OSプログラム36は、プリンタ100からProbe応答を受信し、プリンタ100のSSID「SETUP_AAA_1234」を含む設定画面SC8を表示させる。一方、手法画面SC3に従った操作がプリンタ100に実行されていない場合には、プリンタ100がSoftAPで動作していない。この場合、OSプログラム36は、プリンタ100からProbe応答を受信せず、プリンタ100のSSID「SETUP_AAA_1234」を含まない設定画面SC9を表示させる。
設定画面SC8が表示される場合には、ユーザは、案内画面SC4を見ているので、設定画面SC8の中から、文字列「SETUP」とプリンタ100のモデル名「AAA」とを含むプリンタ100のSSID「SETUP_AAA_1234」を選択すべきことを知ることができる。このために、設定画面SC8に含まれるプリンタ100のSSIDがユーザによって選択される。この場合、OSプログラム36は、Wi-Fi接続の切断を要求する切断要求をAP6に送信する。これにより、端末10とAP6との間のAP接続が切断される。AP接続が切断される理由は、以下のとおりである。即ち、端末10は、AP接続を確立している状態で、プリンタ100とのWi-Fi接続をさらに確立することができない。このために、端末10は、AP接続を切断し、その後、プリンタ100とのWi-Fi接続を確立する。ここで、プリンタ100がSoftAPとして動作する無線ネットワークでは、パスワードが利用されない。このために、OSプログラム36は、パスワードの入力をユーザに要求することなく、プリンタ100とのWi-Fi接続を確立する。以下では、SoftAPとして動作するプリンタ100とのWi-Fi接続のことを「SoftAP接続」と記載する。
ユーザは、設定画面SC8に含まれるプリンタ100のSSIDを選択すると、OSプログラム36の画面からアプリ38の画面に遷移させるための操作(例えば、アプリ38に対応するアイコンの選択)を実行する。この場合、設定画面SC8に代えて案内画面SC4が再び表示され、CPU32は、図3のS44及びS46の監視処理を実行する。
一方、設定画面SC9が表示される場合には、ユーザは、プリンタ100のSSIDを選択することができず、OSプログラム36の画面からアプリ38の画面に遷移させるための操作を実行する。この場合、設定画面SC9に代えて案内画面SC4が再び表示され、ユーザは、案内画面SC4内のボタンB1を選択することができる。
S44において、CPU32は、案内画面SC4内のボタンB1が選択されることを監視する。CPU32は、ボタンB1が選択される場合には、S44でYESと判断してS60に進む。一方、CPU32は、ボタンB1が選択されない場合には、S44でNOと判断してS46に進む。
また、S46では、CPU32は、端末10とプリンタ100との間にWi-Fi接続(即ちSoftAP接続)が確立されることを監視する。S46の処理は、S40の処理と同様である。CPU32は、SoftAP接続が確立された場合には、S46でYESと判断してS48に進む。一方、CPU32は、SoftAP接続が確立されていない場合(S46でNO)には、S48以降の処理を開始せずにS44に戻る。仮に、SoftAP接続の確立が失敗すると、S48以降の処理が無駄になってしまうからである。このように、SoftAP接続が確立されていない状態、即ち、接続情報をプリンタ100に送信不可能である状態では、接続情報をプリンタ100に送信することに関連する関連処理(即ちS48~S52)が開始されない。このために、無駄な処理が実行されることを抑制することができる。特に、後述のS48の処理は、パスワードの入力操作をユーザに要求する処理である。このために、無駄な操作をユーザに要求することを抑制することができる。
S48では、CPU32は、入力画面SC5を表示部14に表示させる。図4に示されるように、入力画面SC5は、プリンタ100にAP接続を確立させることを示すメッセージと、端末10がAP接続を確立していたAP6のSSID「XXX」と、パスワード入力領域と、完了ボタンと、を含む。ここで、AP6のSSID「XXX」は、図2のS14で取得済みである。
S50では、CPU32は、入力画面SC5内の完了ボタンが選択されることを監視する。CPU32は、AP6が親局として動作する無線ネットワークのパスワード(図4のケースでは「YYY」)がパスワード入力領域に入力された後に、完了ボタンが選択される場合に、S50でYESと判断して、S52に進む。
S52では、CPU32は、SoftAP接続を利用して、Wi-FiI/F16を介して、接続情報をプリンタ100に送信する。接続情報は、図2のS14で取得されたAP6のSSID「XXX」(即ち入力画面SC5に表示されたSSID「XXX」)と、S50で入力されたパスワード(例えば「YYY」)と、を含む。CPU32は、接続情報をプリンタ100に送信すると、接続待機画面SC6を表示部14に表示させる(図3では図示省略)。図4に示されるように、接続待機画面SC6は、プリンタ100がAP接続の確立を試行していることを示すメッセージを含む。
プリンタ100がAP接続を確立すると、CPU32は、SoftAP接続を利用して、Wi-FiI/F16を介して、プリンタ100から完了通知を受信する(図3では図示省略)。この場合、S54では、CPU32は、完了画面SC7を表示部14に表示させる。図4に示されるように、完了画面SC7は、プリンタ100がAP接続を確立したことを示すメッセージと、OKボタンと、を含む。本ケースでは、S52で送信された接続情報(即ちSSID及びパスワード)を利用した認証がAP6において成功する状況を想定している。なお、CPU32は、例えばパスワードが間違っている等の理由により、当該認証がAP6において失敗する場合には、プリンタ100から失敗通知を受信し、プリンタ100がAP接続を確立することができなかったことを示す通知画面(図示省略)を表示部14に表示させる。S54の処理が終了すると、図3の処理が終了する。
また、案内画面SC4内のボタンB1が選択された場合(S44でYES)に、S60において、CPU32は、通知画面SC10を表示部14に表示させる。図5に示されるように、通知画面SC10は、プリンタ100のセットアップ機能が起動していない(即ちプリンタ100がSoftAPとして動作していない)ことを示すメッセージと、プリンタ100のセットアップ機能を起動させることを促すメッセージと、文字列「セットアップ機能の起動方法」を示すボタンB2と、を含む。このように、ボタンB1が選択されることに応じて通知画面SC10が表示されるので、ユーザは、プリンタ100がSoftAPとして動作していないことを知ることができる。特に、上記の各メッセージは、プリンタ100のモデル名「AAA」を含む。このために、ユーザは、どのプリンタのSoftAPを起動させるべきかを知ることができる。
S62では、CPU32は、通知画面SC10内のB2が選択されることを監視する。CPU32は、ボタンB2が選択される場合に、S62でYESと判断してS64に進む。
S64では、CPU32は、手法画面SC3(図4参照)を表示部14に再び表示させる。上述したように、手法画面SC3は、所定操作をプリンタ100に実行すべきことを示すメッセージ等を含む。このために、ユーザは、手法画面SC3を見ることによって、プリンタ100をSoftAPとして動作させるための手法を知ることができる。CPU32は、S64を実行すると、図2のS22に戻る。
(ケースA;図6及び図7)
続いて、図6及び図7を参照して、図2及び図3の処理によって実現される具体的なケースAを説明する。以下では、理解の容易化のため、各デバイスのCPU(例えばCPU32、CPU132)が実行する動作を、CPUを主体として記載せずに、各デバイス(例えば端末10、プリンタ100)を主体として記載する。また、端末10を主体として記載することに代えて、OSプログラム36又はアプリ38を主体として記載することもある。図6のT5に示されるように、端末10とAP6との間にWi-Fi接続(即ちAP接続)が確立中である。
端末10は、T10において、ユーザからアプリ38の起動操作を受け付けることに応じて、T12において、アプリ38を起動する(図2の処理のトリガ)。この場合、T14において、アプリ38は、通知画面SC1(図4参照)を表示させる(図2のS10)。
アプリ38は、T16において、ユーザから通知画面SC1内のOKボタンの選択を受け付けることに応じて(S12でYES)、T20において、問い合わせをOSプログラム36に供給する(S14)。本ケースでは、端末10とAP6との間にAP接続が確立中であるので、T22において、OSプログラム36は、AP6のSSID「XXX」をアプリ38に供給する。これにより、アプリ38は、端末10がAP接続を確立中であると判断する(S14でYES)。この場合、アプリ38は、T24において、手法画面SC3(図4参照)を表示させる(S20)。
ユーザは、手法画面SC3に従って、T30において、プリンタ100に所定操作を実行する。具体的には、ユーザは、プリンタ100のWi-Fiボタンを操作する。この場合、プリンタ100は、T32において、SoftAPを起動する。
その後、アプリ38は、T40において、ユーザから手法画面SC3内の完了ボタンの選択を受け付けることに応じて(S22でYES)、T42及びT44の処理を実行する(図3のS40)。T42及びT44の処理は、T20及びT22の処理と同様である。即ち、アプリ38は、T44において、AP6のSSID「XXX」を取得する。アプリ38がT44で取得するSSIDは、文字列「SETUP_AAA」を含まない。従って、アプリ38は、端末10とプリンタ100との間にWi-Fi接続(即ちSoftAP接続)が確立中でないと判断する(S40でNO)。
次いで、アプリ38は、図7のT50において、案内画面SC4(図4参照)を表示させる(S42)。ユーザは、案内画面SC4に従って、T52において、OSプログラム36によって表示される複数のボタン(即ち複数のアイコン)の中から設定ボタンを選択する。
OSプログラム36は、T54において、Probe要求をブロードキャストによって送信する。この場合、OSプログラム36は、T56において、SoftAPとして動作するプリンタ100(T32参照)から、SSID「SETUP_AAA_1234」を含むProbe応答を受信する。なお、OSプログラム36は、他のデバイスからもProbe応答を受信するが、それを図示省略している。
OSプログラム36は、T58において、SSID「SETUP_AAA_1234」を含む設定画面SC8(図5参照)を表示させる。OSプログラム36は、T60において、ユーザからSSID「SETUP_AAA_1234」の選択を受け付けることに応じて、T62において、切断要求をAP6に送信する。この結果、端末10とAP6との間のAP接続が切断される。次いで、OSプログラム36は、T64において、プリンタ100とのWi-Fi接続(即ちSoftAP接続)を確立する。
T66において、OS36の画面に代えてアプリ38の画面を表示するための画面遷移操作がユーザによって実行される。この場合、アプリ38は、T68において、案内画面SC4を再び表示させ、T70において、問い合わせをOSプログラム36に供給する(S46)。本ケースでは、端末10とプリンタ100との間にWi-Fi接続(即ちSoftAP接続)が確立中であるので、T72において、OSプログラム36は、SSID「SETUP_AAA_1234」をアプリ38に供給する。これにより、アプリ38は、端末10がSoftAP接続を確立中であると判断する(S46でYES)。
次いで、アプリ38は、T74において、入力画面SC5(図4参照)を表示させる(S48)。そして、アプリ38は、T76において、ユーザから、パスワード「YYY」の入力、及び、完了ボタンの選択を受け付ける(S50でYES)。この場合、アプリ38は、T64で確立されたSoftAP接続を利用して、T78において、SSID「XXX」及びパスワード「YYY」を含む接続情報をプリンタ100に送信する(S52)。
プリンタ100は、T78において、端末10から接続情報を受信すると、当該接続情報に含まれるSSID「XXX」及びパスワード「YYY」を利用して、T80において、AP6とのAP接続を確立する。次いで、アプリ38は、T82において、完了画面SC7(図4参照)を表示させる(S54)。
図示省略しているが、プリンタ100がAP6とのAP接続を確立した後に、端末10は、SoftAP接続を利用して、停止指示をプリンタ100に送信する。これにより、プリンタ100は、SoftAPを起動している状態から、SoftAPを起動していない状態に移行する。この結果、端末10とプリンタ100との間のSoftAP接続が切断される。その後、ユーザは、端末10を操作して、端末10とAP6との間にAP接続を再確立させることができる。この場合、端末10及びプリンタ100が同じAP6とのAP接続を確立している状態になる。このために、端末10(即ちアプリ38)は、AP6を介して、印刷対象の画像を表わす画像データをプリンタ100に送信し、当該画像の印刷をプリンタ100に実行させることができる。
(ケースB;図8)
続いて、図8を参照して、ケースAとは異なる具体的なケースBを説明する。ケースBでは、図6のT30~T32の処理が実行されない。
図8のT150~T154の処理は、図7のT50~T54の処理と同様である。本ケースでは、図6のT30~T32の処理が実行されないので、プリンタ100がSoftAPとして動作していない。従って、端末10は、プリンタ100からProbe応答を受信しない。
OSプログラム36は、T158において、プリンタ100のSSID「SETUP_AAA_1234」を含まない設定画面SC9(図5参照)を表示させる。この場合、ユーザは、プリンタ100のSSIDを選択することができず、T160において、OS36の画面に代えてアプリ38の画面を表示するための画面遷移操作を実行する。この場合、アプリ38は、T162において、案内画面SC4を再び表示させる。T164~T166の処理は、図6のT42~T44の処理と同様である。
T170において、アプリ38は、ユーザから、案内画面SC4内のボタンB1の選択を受け付けることに応じて、T172において、通知画面SC10を表示させる(S44でYES、S60)。その後、アプリ38は、T174において、ユーザから、通知画面SC10内のボタンB2の選択を受け付けることに応じて、T176において、手法画面SC3を表示させる(S62でYES、S64)。
ユーザは、手法画面SC3に従って、T180において、プリンタ100のWi-Fiボタンを操作する。この場合、プリンタ100は、T182において、SoftAPを起動する。その後、アプリ38は、T190において、ユーザから、手法画面SC3内の完了ボタンの選択を受け付けることに応じて、図6のT42~図7のT82と同様の処理を実行する。
(本実施例の効果)
プリンタ100の表示部114は、通常、端末10の表示部14と比べて小さく、プリンタ100の操作部112は、通常、端末10の操作部12と比べて操作し難い。従って、ユーザが、プリンタ100において、APのSSIDを選択したり、APのパスワードを入力したりして、プリンタ100にAP接続を確立させるのは困難である。また、表示部を備えないデバイスにAP接続を確立させるのも困難である。本実施例によると、ユーザは、プリンタ100においてSSIDの選択及びパスワードの入力を実行しなくても、端末10を利用して、プリンタ100にAP接続を確立させることができる。従って、ユーザは、プリンタ100に接続を容易に確立させることができる。
本実施例によると、端末10は、案内画面SC4を表示することによって(図7のT50)、OSプログラム36によって表示される設定画面SC8において、SSID「SETUP_AAA_1234」を選択することをユーザに促すことができる。これにより、ユーザは、設定画面SC8において当該SSIDを適切に選択することができる(T60)。この場合、端末10とプリンタ100との間にSoftAP接続が確立され(T64)、端末10は、接続情報をプリンタ100に送信する(T78)。この結果、プリンタ100は、接続情報を利用して、AP6とのAP接続を確立することができる(T80)。このように、プリンタ100とAP6との間に無線接続を確立させる状況において、ユーザの利便性を向上させることができる。
(対応関係)
端末10、プリンタ100が、それぞれ、「端末装置」、「通信装置」の一例である。Wi-FiI/F16が、「無線インターフェース」の一例である。プリンタ100と端末10との間のSoftAP接続、プリンタ100とAP6との間のAP接続が、それぞれ、「第1の無線接続」、「第2の無線接続」の一例である。設定画面SC8及びSC9が、「無線設定画面」の一例である。SSID「SETUP_AAA_1234」、AP6のSSID「XXX」が、それぞれ、「第1の識別子」、「第2の識別子」の一例である。案内画面SC4内の文字列「SETUP」、文字列「AAA_MACアドレスの下4桁」が、それぞれ、「所定文字列」、「識別文字列」の一例である。案内画面SC4内のメッセージが、「第1のメッセージ」の一例である。AP6のSSID「XXX」及びパスワード「YYY」が、「接続情報」の一例である。ボタンB1、ボタンB2が、それぞれ、「第1の選択領域」、「第2の選択領域」の一例である。通知画面SC10内のメッセージが、「第2のメッセージ」の一例である。
図2のS14の処理、S42の処理、S52の処理が、それぞれ、「取得部」、「第1の表示制御部」、「送信部」によって実行される処理の一例である。図3のS40の処理、S46の処理が、それぞれ、「第1の判断部」、「第2の判断部」によって実行される処理の一例である。S60の処理、S64の処理が、それぞれ、「第2の表示制御部」、「第3の表示制御部」によって実行される処理の一例である。S48~S52の処理が、「関連処理」の一例である。
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。以下に変形例を列挙する。
(変形例1)アプリ38は、図3のS40の処理を実行することなく、S42の処理を実行してもよい。本変形例では、「第1の判断部」は省略可能である。
(変形例2)案内画面SC4は、文字列「SETUP」を含んでいなくてもよいし、モデル名「AAA」を含んでいなくてもよい。この場合、案内画面SC4は、例えば、「OSの画面でプリンタを選択してください」という簡単なメッセージを含んでいてもよい。一般的に言うと、「案内画面」は、第1のメッセージを含んでいなくてもよい。
(変形例3)案内画面SC4は、ボタンB1を含まなくてもよい。この場合、図3のS44及びS60~S64の処理が実行されなくてもよい。本変形例では、「第2の表示制御部」及び「第3の表示制御部」は省略可能である。
(変形例4)アプリ38は、図3のS46の処理を実行することなく、S48の処理を実行してもよい。即ち、アプリ38は、端末10とプリンタ100との間にSoftAP接続が確立される前に、S48の処理を実行してもよい。本変形例では、「第2の判断部」は省略可能である。
(変形例5)アプリ38は、図2のS14において、OSプログラム36から、AP6のSSID「XXX」のみならず、AP6のパスワード「YYY」も取得してもよい。この場合、アプリ38は、図3のS48及びS50の処理を実行することなく、S52において、取得済みのSSIDと取得済みのパスワードとを含む接続情報をプリンタ100に送信する。一般的に言うと、「関連処理」は、入力画面を表示することを含んでいなくてもよい。
(変形例6)アプリ38は、図2のS14において、OSプログラム36から、AP6とのWi-Fi接続が確立されていることを示す状態情報を取得可能であるが、AP6のSSID「XXX」を取得不可能である場合に、図3のS48において、AP6のSSID及びパスワードの双方を入力するための入力画面を表示させてもよい。この場合、アプリ38は、S52において、入力済みのSSIDと入力済みのパスワードとを含む接続情報をプリンタ100に送信する。本変形例では、「取得部」は省略可能である。
(変形例7)上記の実施例では、アプリ38は、モデル名「AAA」であるプリンタ100に対するセットアップ機能のみに対応している。しかしながら、アプリ38は、モデル名「AAA」以外のモデルに対するセットアップ機能に対応していてもよい。この場合、アプリ38は、図2のS20の処理を実行する前に、ユーザが利用することを望むデバイスの選択(例えばモデル名の入力)を受け付けるための選択受付画面を表示させてもよい。アプリ38は、ユーザからデバイスの選択を受け付けた後に、S20の処理を実行する前に、当該デバイスがセットアップ機能をサポートしているモデルか否かを判断してもよい。アプリ38は、当該デバイスがセットアップ機能をサポートしているモデルであると判断する場合にS20に進み、当該デバイスがセットアップ機能をサポートしていないモデルであると判断する場合に、S20以降の処理を実行することなく図2の処理を終了してもよい。アプリ38は、さらに、デバイス毎に異なる手法画面を記憶していてもよく、S20において、ユーザによって選択されたデバイスに応じた手法画面を表示させてもよい。
(変形例8)「通信装置」は、プリンタ100でなくてもよく、スキャナ、多機能機、携帯端末、PC、サーバ等の他のデバイスであってもよい。
(変形例9)上記の実施例では、図2及び図3、図6~図8の各処理がソフトウェア(例えばアプリ38)によって実行されるが、これらの各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下の項目は、出願時の特許請求の範囲に記載の要素である。
(項目1)
端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置は、
表示部と、
無線インターフェースと、
OS(Operating Systemの略)プログラムを記憶するメモリと、
コンピュータと、を備え、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
所定操作を前記端末装置に実行すべきことを示す案内画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記所定操作は、前記OSプログラムによって前記表示部に表示される無線設定画面において、無線ネットワークの親局として動作する通信装置を識別する第1の識別子を選択するための操作である、前記第1の表示制御部と、
前記所定操作が前記端末装置に実行されることに起因して、前記端末装置と前記通信装置との間に前記無線インターフェースを介した第1の無線接続が確立される場合に、前記無線インターフェースを介して、アクセスポイントとの第2の無線接続を確立するための接続情報を前記通信装置に送信する送信部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
(項目2)
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記案内画面が表示される前に、前記第1の無線接続が確立中であるのか否かを判断する第1の判断部として機能させ、
前記第1の表示制御部は、前記案内画面が表示される前に、前記第1の無線接続が確立中でないと判断される場合に、前記案内画面を表示させ、
前記案内画面が表示される前に、前記第1の無線接続が確立中であると判断される場合に、前記案内画面は表示されない、項目1に記載のコンピュータプログラム。
(項目3)
前記案内画面は、前記第1の識別子が、前記通信装置が前記無線ネットワークの前記親局として動作していることを示す所定文字列と、前記通信装置を識別する識別情報を示す識別文字列と、の組合せを含むことを示す第1のメッセージを含む、項目1又は2に記載のコンピュータプログラム。
(項目4)
前記第1のメッセージは、前記識別文字列が前記通信装置のモデル名を含むことを示す、項目3に記載のコンピュータプログラム。
(項目5)
前記案内画面は、さらに、前記無線設定画面に前記第1の識別子が表示されない場合に選択されるべき第1の選択領域を含み、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記案内画面に含まれる前記第1の選択領域が選択される場合に、前記通信装置が前記親局として動作していないことを示す通知画面を前記表示部に表示させる第2の表示制御部として機能させる、項目1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目6)
前記通知画面は、前記通信装置のモデル名を含む第2のメッセージであって、前記モデル名を有する前記通信装置を前記親局として動作させるべきことを示す前記第2のメッセージを含む、項目5に記載のコンピュータプログラム。
(項目7)
前記通知画面は、前記通信装置を前記親局として動作させるための手法を示す手法画面を表示させるための第2の選択領域を含み、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記通知画面に含まれる前記第2の選択領域が選択される場合に、前記手法画面を前記表示部に表示させる第3の表示制御部として機能させる、項目5又は6に記載のコンピュータプログラム。
(項目8)
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記案内画面が表示された後に、前記第1の無線接続が確立されたのか否かを判断する第2の判断部として機能させ、
前記送信部は、前記案内画面が表示された後に、前記第1の無線接続が確立されたと判断される場合に、前記接続情報を前記通信装置に送信することに関連する関連処理を開始し、
前記案内画面が表示された後に、前記第1の無線接続が確立されていないと判断される場合に、前記関連処理は開始されない、項目1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目9)
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記OSプログラムから、前記アクセスポイントを識別する第2の識別子を取得する取得部として機能させ、
前記関連処理は、前記アクセスポイントによって利用されるパスワードを入力するための入力画面を表示することを含み、
前記接続情報は、前記OSプログラムから取得された前記第2の識別子と、前記入力画面に入力された前記パスワードと、を含む、項目8に記載のコンピュータプログラム。
(項目10)
端末装置であって、
表示部と、
無線インターフェースと、
OS(Operating Systemの略)プログラムを記憶するメモリと、
所定操作を前記端末装置に実行すべきことを示す案内画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記所定操作は、前記OSプログラムによって前記表示部に表示される無線設定画面において、無線ネットワークの親局として動作する通信装置を識別する第1の識別子を選択するための操作である、前記第1の表示制御部と、
前記所定操作が前記端末装置に実行されることに起因して、前記端末装置と前記通信装置との間に前記無線インターフェースを介した第1の無線接続が確立される場合に、前記無線インターフェースを介して、アクセスポイントとの第2の無線接続を確立するための接続情報を前記通信装置に送信する送信部と、
を備える、端末装置。
(項目11)
端末装置によって実行される方法であって、
前記端末装置は、
表示部と、
無線インターフェースと、
OS(Operating Systemの略)プログラムを記憶するメモリと、を備え、
前記方法は、
所定操作を前記端末装置に実行すべきことを示す案内画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御工程であって、前記所定操作は、前記OSプログラムによって前記表示部に表示される無線設定画面において、無線ネットワークの親局として動作する通信装置を識別する第1の識別子を選択するための操作である、前記第1の表示制御工程と、
前記所定操作が前記端末装置に実行されることに起因して、前記端末装置と前記通信装置との間に前記無線インターフェースを介した第1の無線接続が確立される場合に、前記無線インターフェースを介して、アクセスポイントとの第2の無線接続を確立するための接続情報を前記通信装置に送信する送信工程と、
を備える、方法。
2:通信システム、6:AP、10:端末、12,112:操作部、14,114:表示部、16,116:Wi-FiI/F、30,130:制御部、32,132:CPU、34,134:メモリ、36:OSプログラム、38:印刷アプリケーション、100:プリンタ、118:印刷実行部、136:プログラム

Claims (12)

  1. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置は、
    表示部と、
    無線インターフェースと、
    OS(Operating Systemの略)プログラムを記憶するメモリと、
    コンピュータと、を備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
    所定操作を前記端末装置に実行すべきことを示す案内画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記案内画面は、無線ネットワークの親局として動作する通信装置を識別する第1の識別子が、前記通信装置が前記無線ネットワークの前記親局として動作していることを示す所定文字列を含む第1のメッセージを含み、前記所定操作は、前記OSプログラムによって前記表示部に表示される無線設定画面であって、前記案内画面が表示された後に表示される前記無線設定画面において、前記第1の識別子を選択するための操作である、前記第1の表示制御部と、
    前記所定操作が前記端末装置に実行されることに起因して、前記端末装置と前記通信装置との間に前記無線インターフェースを介した第1の無線接続が確立される場合に、前記無線インターフェースを介して、アクセスポイントとの第2の無線接続を確立するための接続情報を前記通信装置に送信する送信部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  2. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記案内画面が表示される前に、前記第1の無線接続が確立中であるのか否かを判断する第1の判断部として機能させ、
    前記第1の表示制御部は、前記案内画面が表示される前に、前記第1の無線接続が確立中でないと判断される場合に、前記案内画面を表示させ、
    前記案内画面が表示される前に、前記第1の無線接続が確立中であると判断される場合に、前記案内画面は表示されない、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記第1のメッセージは、前記第1の識別子が、前記所定文字列と、前記通信装置を識別する識別情報を示す識別文字列と、の組合せを含むことを示す、請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記第1のメッセージは、前記識別文字列が前記通信装置のモデル名を含むことを示す、請求項3に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記案内画面は、さらに、前記無線設定画面に前記第1の識別子が表示されない場合に選択されるべき第1の選択領域を含み、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記案内画面に含まれる前記第1の選択領域が選択される場合に、前記通信装置が前記親局として動作していないことを示す通知画面を前記表示部に表示させる第2の表示制御部として機能させる、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記通知画面は、前記通信装置のモデル名を含む第2のメッセージであって、前記モデル名を有する前記通信装置を前記親局として動作させるべきことを示す前記第2のメッセージを含む、請求項5に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記通知画面は、前記通信装置を前記親局として動作させるための手法を示す手法画面を表示させるための第2の選択領域を含み、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記通知画面に含まれる前記第2の選択領域が選択される場合に、前記手法画面を前記表示部に表示させる第3の表示制御部として機能させる、請求項5又は6に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記案内画面が表示された後に、前記第1の無線接続が確立されたのか否かを判断する第2の判断部として機能させ、
    前記送信部は、前記案内画面が表示された後に、前記第1の無線接続が確立されたと判断される場合に、前記接続情報を前記通信装置に送信することに関連する関連処理を開始し、
    前記案内画面が表示された後に、前記第1の無線接続が確立されていないと判断される場合に、前記関連処理は開始されない、請求項1から7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記OSプログラムから、前記アクセスポイントを識別する第2の識別子を取得する取得部として機能させ、
    前記関連処理は、前記アクセスポイントによって利用されるパスワードを入力するための入力画面を表示することを含み、
    前記接続情報は、前記OSプログラムから取得された前記第2の識別子と、前記入力画面に入力された前記パスワードと、を含む、請求項8に記載のコンピュータプログラム。
  10. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置は、
    表示部と、
    無線インターフェースと、
    OS(Operating Systemの略)プログラムを記憶するメモリと、
    コンピュータと、を備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
    所定操作を前記端末装置に実行すべきことを示す案内画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記所定操作は、前記OSプログラムによって前記表示部に表示される無線設定画面において、無線ネットワークの親局として動作する通信装置を識別する第1の識別子を選択するための操作であり、前記案内画面は、前記無線設定画面に前記第1の識別子が表示されない場合に選択されるべき第1の選択領域を含む、前記第1の表示制御部と、
    前記所定操作が前記端末装置に実行されることに起因して、前記端末装置と前記通信装置との間に前記無線インターフェースを介した第1の無線接続が確立される場合に、前記無線インターフェースを介して、アクセスポイントとの第2の無線接続を確立するための接続情報を前記通信装置に送信する送信部と、
    前記案内画面に含まれる前記第1の選択領域が選択される場合に、前記通信装置が前記親局として動作していないことを示す通知画面を前記表示部に表示させる第2の表示制御部であって、前記通知画面は、前記通信装置を前記親局として動作させるための手法を示す手法画面を表示させるための第2の選択領域を含む、前記第2の表示制御部と、
    前記通知画面に含まれる前記第2の選択領域が選択される場合に、前記手法画面を前記表示部に表示させる第3の表示制御部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  11. 端末装置であって、
    表示部と、
    無線インターフェースと、
    OS(Operating Systemの略)プログラムを記憶するメモリと、
    所定操作を前記端末装置に実行すべきことを示す案内画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御部であって、前記案内画面は、無線ネットワークの親局として動作する通信装置を識別する第1の識別子が、前記通信装置が前記無線ネットワークの前記親局として動作していることを示す所定文字列を含む第1のメッセージを含み、前記所定操作は、前記OSプログラムによって前記表示部に表示される無線設定画面であって、前記案内画面が表示された後に表示される前記無線設定画面において、前記第1の識別子を選択するための操作である、前記第1の表示制御部と、
    前記所定操作が前記端末装置に実行されることに起因して、前記端末装置と前記通信装置との間に前記無線インターフェースを介した第1の無線接続が確立される場合に、前記無線インターフェースを介して、アクセスポイントとの第2の無線接続を確立するための接続情報を前記通信装置に送信する送信部と、
    を備える、端末装置。
  12. 端末装置によって実行される方法であって、
    前記端末装置は、
    表示部と、
    無線インターフェースと、
    OS(Operating Systemの略)プログラムを記憶するメモリと、を備え、
    前記方法は、
    所定操作を前記端末装置に実行すべきことを示す案内画面を前記表示部に表示させる第1の表示制御工程であって、前記案内画面は、無線ネットワークの親局として動作する通信装置を識別する第1の識別子が、前記通信装置が前記無線ネットワークの前記親局として動作していることを示す所定文字列を含む第1のメッセージを含み、前記所定操作は、前記OSプログラムによって前記表示部に表示される無線設定画面であって、前記案内画面が表示された後に表示される前記無線設定画面において、前記第1の識別子を選択するための操作である、前記第1の表示制御工程と、
    前記所定操作が前記端末装置に実行されることに起因して、前記端末装置と前記通信装置との間に前記無線インターフェースを介した第1の無線接続が確立される場合に、前記無線インターフェースを介して、アクセスポイントとの第2の無線接続を確立するための接続情報を前記通信装置に送信する送信工程と、
    を備える、方法。
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