JP7338351B2 - 追従経路生成装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、車両の自動運転において目標経路に対する追従経路を生成する追従経路生成装置、方法及びプログラムに関する。
従来、車両の自動運転において、目標経路となる広域的なグローバルパスに対して、追従経路となる局所的なローカルパスを生成することが行われている。ローカルパスの生成においては、ローカルパスを決定するための評価関数が用いられる。評価関数では、グローバルパスに対するローカルパスの各種誤差及びそれらの重み係数が用いられる。そして、評価関数の各種誤差の重み付けを変更することで、ローカルパスの決定に際して重視すべき評価項目を変更することが可能である。
国際公開第2016/189649号
ローカルパスを決定するための評価関数の各種誤差の重み係数として、車両走行中に一定に固定された静的な重み係数が用いられている。ここで、ローカルパスの決定に際して重視すべき評価項目については、車両走行中に自車両の車両状態に応じて変化するものである。このため、静的な重み係数を用いる場合には、適切なローカルパスを生成することが困難となる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、適切な追従経路を生成することが可能な追従経路生成装置、方法及びプログラムを提供することにある。
本発明は上記課題を解決するために以下の技術的手段を採用する。特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施の形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明の第1実施態様は、車両走行中において、自車両(Q)の車両状態に基づいて、目標経路(P)に対する追従経路(P)の誤差及び当該誤差の重み係数から形成され前記追従経路を決定するための評価関数において前記重み係数を変更する重み変更部(42)と、前記重み変更部により変更された前記重み係数から形成される前記評価関数に基づいて前記追従経路を決定する経路決定部(40)と、を具備する追従経路生成装置である。
本発明の第2実施態様は、車両走行中において、自車両の車両状態に基づいて、目標経路に対する追従経路の誤差及び当該誤差の重み係数から形成され前記追従経路を決定するための評価関数において前記重み係数を変更する重み変更ステップと、前記重み変更ステップにより変更された前記重み係数から形成される前記評価関数に基づいて前記追従経路を決定する経路決定ステップと、を具備する追従経路生成方法である。
本発明の第3実施態様は、コンピュータに、車両走行中において、自車両の車両状態に基づいて、目標経路に対する追従経路の誤差及び当該誤差の重み係数から形成され前記追従経路を決定するための評価関数において前記重み係数を変更する重み変更機能と、前記重み変更機能により変更された前記重み係数から形成される前記評価関数に基づいて前記追従経路を決定する経路決定機能と、を実現させる追従経路生成プログラムである。
本発明では、適切な追従経路を生成することが可能となっている。
本発明の一実施形態の自動運転システムを示すブロック図。 本発明の一実施形態の自動運転方法を示すフロー図。 従来技術の高追従性かつ低安定性のローカルパスを示す模式図。 従来技術の低追従性かつ高安定性のローカルパスを示す模式図。 本発明の一実施形態のローカルパスを示す模式図。 本発明の一実施形態のローカルパス生成に用いる各種変数を示す模式図。 本発明の一実施形態の評価関数の最適解を示すグラフ図。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態については、ローカルパスを決定するための評価関数において、グローバルパスに対するローカルパスの追従性を示す追従性誤差としての位置誤差及びその重み係数と、安定性を示す安定性誤差としての姿勢誤差及びその重み係数とを用い、車両走行中に、グローバルパスに対する自車両の追従度としての位置誤差の増減に応じて、評価関数において、位置誤差の重み係数を減増してローカルパスの追従性を減増すると共に、姿勢誤差の重み係数を増減して安定性を増減するようにしたものである。
図1乃至図7を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1を参照して、本実施形態の自動運転システムについて説明する。
自動運転システムについては、インフラ側システム10及び車両側システム20により形成されている。
インフラ側システム10では、広域情報取得部12は、地図情報、障害物情報等の広域情報を取得する。グローバルパス生成部14は、広域情報取得部12で取得された広域情報に基づいて、目標経路となる広域的なグローバルパスを生成する。例えば、バレー駐車では、駐車場情報、駐車車両情報等を取得して、駐車場入口から駐車位置までの経路を生成する。
車両側システム20では、周辺情報検知部22は、GPS情報、レーダ情報、カメラ情報等の自車両周辺の周辺情報を検知する。また、車両情報検知部24は、自車両の速度、加速度、ヨーレート等の車両情報を検知する。そして、車両状態推定部26は、インフラ側システム10の広域情報取得部12で取得された広域情報と、車両側システム20の周辺情報検知部22で検知された周辺情報及び車両情報検知部24で検知された車両情報とに基づいて、自車両の位置、姿勢、速度等の車両状態を推定する。ローカルパス生成部28は、インフラ側システム10のグローバルパス生成部14により生成されたグローバルパスと、車両側システム20の車両状態推定部26により推定された自車両の車両状態とから、グローバルパスに対する追従経路となる局所的なローカルパスを生成する。そして、制御量算出部30は、ローカルパス生成部28により生成されたローカルパスと、車両状態推定部26で推定された自車両の車両状態とに基づいて、自車両の操舵角、加速度等の制御量を算出する。車両制御部32は、制御量算出部30で算出された制御量に基づいて車両を制御する。
図1を参照して、ローカルパス生成部28について詳細に説明する。
ローカルパス生成部28では、ローカルパスを決定するための評価関数を用いる。評価関数では、グローバルパスに対するローカルパスの各種誤差及びそれらの重み係数を用いる。評価関数の各種誤差の重み付けを変更することで、ローカルパスを決定するに際して重視すべき評価項目を変更することが可能である。
ローカルパス生成部28は、パス決定部40及び重み変更部42から形成されている。パス決定部40は、グローバルパス生成部14で生成されたグローバルパスと、車両状態推定部26で推定された自車両の車両状態とを用い、評価関数に基づいてローカルパスを決定する。重み変更部42は、車両走行中に、車両状態推定部26で推定された自車両の車両状態に基づいて、評価関数の各種誤差の重み係数を変更する。即ち、評価関数の重み係数として、車両走行中に自車両の車両状態に応じて変更される動的な重み係数が用いられている。
本実施形態では、グローバルパスに対するローカルパスの各種誤差として、グローバルパスに対するローカルパスの追従性を示す追従性誤差と、安定性を示す安定性誤差とを用いる。具体的には、追従性誤差及び安定性誤差として、夫々、グローバルパスに対するローカルパスの位置誤差及び姿勢誤差を用いる。評価関数において、位置誤差の重み係数を増大又は姿勢誤差の重み係数を減少させることで、追従性の高いローカルパスを生成することが可能である。また、位置誤差の重み係数を減少又は姿勢誤差の重み係数を増大させることで、安定性の高いローカルパスを生成することが可能である。
評価関数の各種誤差の重み係数を変更するための自車両の車両状態として、グローバルパスに対する自車両の追従度を用いる。具体的には、追従度として、グローバルパスに対する自車両の位置誤差を用いる。そして、グローバルパスに対する自車両の位置誤差の増減に応じて、評価関数において、グローバルパスに対するローカルパスの位置誤差の重み係数を減増又は姿勢誤差の重み係数を増減させる。即ち、グローバルパスに対する自車両の追従度が低く、位置誤差が大きくなっている場合には、評価関数において、グローバルパスに対するローカルパスの位置誤差の重み係数を増大又は姿勢誤差の重み係数を減少させて、追従性の高いローカルパスを生成する。一方、グローバルパスに対する自車両の追従度が高く、位置誤差が小さくなっている場合には、評価関数において、グローバルパスに対するローカルパスの位置誤差の重み係数を減少又は姿勢誤差の重み係数を増大させて、安定性の高いローカルパスを生成する。
図2を参照して、本実施形態の自動運転方法について説明する。
開始ステップ
車両の走行を開始する。
グローバルパス生成ステップS11
グローバルパス生成ステップS11では、広域情報に基づいてグローバルパスを生成する。
車両状態推定ステップS12
車両状態推定ステップS12では、広域情報、自車両周辺の周辺情報、及び、自車両の車両情報に基づいて、自車両の車両状態を推定する。
重み変更ステップS13
重み変更ステップS13では、車両状態推定ステップS12で推定された車両状態に基づいて、ローカルパスを決定するための評価関数において各種誤差の重み係数を変更する。
本実施形態では、車両状態として、グローバルパスに対する自車両の追従度としての位置誤差を用い、評価関数の各種誤差の重み係数として、グローバルパスに対するローカルパスの追従性を示す追従性誤差としての位置誤差、及び、安定性を示す安定性誤差としての姿勢誤差を用いる。そして、グローバルパスに対する自車両の位置誤差の増減に応じて、評価関数において、グローバルパスに対するローカルパスの位置誤差の重み係数を減増又は姿勢誤差の重み係数を増減する。
ローカルパス決定ステップS14
ローカルパス決定ステップS14では、グローバルパス生成ステップS11で生成されたグローバルパスと、車両状態推定ステップS12で推定された車両状態とを用い、重み変更ステップで重み係数が変更された評価関数に基づいて、ローカルパスを決定する。
制御量算出ステップS15
制御量算出ステップS15では、ローカルパス決定ステップS14で決定されたローカルパスと、車両状態推定ステップで推定された車両状態S12とに基づいて、自車両の制御量を算出する。
到達判断ステップS16
到達判断ステップS16では、自車両が目標地点に到達したか否か判断する。目標地点に到達したと判断された場合には、終了ステップに進行し、到達していないと判断された場合には、繰返しステップに進行する。
繰返しステップS17
繰返しステップS17では、ローカルパスの更新周期毎に、上記車両状態推定ステップS12、重み変更ステップS13、ローカルパス決定ステップS14、制御量算出ステップS15、到達判断ステップS16を順次繰り返す。
終了ステップ
車両の走行を終了する。
図3乃至図5を参照して、評価関数に基づき生成されるローカルパスについて説明する。
図3及び図4を参照して、評価関数の重み係数として、車両走行中に一定に固定された静的な重み係数を用いる場合について説明する。
図3(a)及び(b)については、評価関数において、追従性誤差としての位置誤差の重み係数が大きく、安定性誤差としての姿勢誤差の重み係数が小さいため、追従性が高く安定性が低いローカルパスPが生成される場合を示す。
ローカルパスPの追従性が高く安定性が低いため、図3(a)に示されるように、グローバルパスPに対する自車両Qの追従度が小さく、位置誤差が大きい場合については、グローバルパスPに対して自車両Qを素早く追従させることが可能であるものの、自車両QがグローバルパスPを超過してふらつくオーバーシュートが発生してしまう。
また、図3(b)に示されるように、グローバルパスPに対する自車両Qの追従度が大きく、位置誤差が小さい場合については、自己位置推定の誤差により、推定される自車両Qの位置がグローバルパスPの付近でばらつくと、当該ばらついた誤った自己位置に基づいてローカルパスPが生成されるため、グローバルパスP付近で自車両Qがふらついてしまう。
一方、図4については、評価関数において、追従性誤差としての位置誤差の重み係数が小さく、安定性誤差としての姿勢誤差の重み係数が大きいため、追従性が低く安定性が高いローカルパスPが生成される場合を示す。
ローカルパスPの追従性が低く安定性が高いため、図4に示されるように、オーバーシュートや自己位置推定の誤差によるふらつきを防止することは可能であるものの、グローバルパスPに対する自車両Qの追従度が小さく、位置誤差が大きい場合については、グローバルパスPに対して自車両Qを素早く追従させることが困難となる。
図5を参照して、評価関数の重み係数として、車両走行中に自車両Qの車両状態に応じて変更される動的な重み係数を用いる場合について説明する。
本実施形態では、図5に示されるように、グローバルパスPに対する自車両Qの追従度が小さく、位置誤差が大きい場合には、追従性誤差としての位置誤差の重み係数を増大させ、安定性誤差としての姿勢誤差の重み係数を減少させて、追従性が高いローカルパスPL1を生成することにより、グローバルパスPに対して自車両Qを素早く追従させる。続いて、グローバルパスPに対する自車両Qの追従度が大きくなり、位置誤差が小さくなった場合には、評価関数において、追従性誤差としての位置誤差の重み係数を減少させ、安定性誤差としての姿勢誤差の重み係数を増大させて、安定性が高いローカルパスPL2を生成することにより、オーバーシュートや自己位置推定の誤差によるふらつきを発生させることなく、グローバルパスPに対して自車両Qを追従させる。
続いて、本実施形態のローカルパス生成の具体例について説明する。
本実施形態のローカルパス生成では、アッカーマンステアリングジオメトリ等の所定の車両運動モデルを用い、車両状態を離散系の状態方程式で表す。そして、図6(a)に示されるように、ローカルパスPを現在地点から一定の経路長dでN個に分割して、各分割点をaとし、各分割点aにおける自車両のステアリングの操舵角をδとする。隣接する両分割点a及びan+1間での操舵角δについては線形補完により求められる。車両状態の状態方程式に操舵角δを代入して、状態方程式を更新していくことにより、ローカルパスPを形成することが可能である。
ローカルパスPを決定するための評価関数fでは、グローバルパスPに対するローカルパスPの位置誤差及びその重み係数、並びに、姿勢誤差及びその重み係数を用いる。位置誤差について、図6(b)に示されるように、ローカルパスPの各分割点aからのグローバルパスPにおける最近傍点をbとし、各分割点aと対応する各最近傍点bとの間の距離をqとする。そして、位置誤差として各距離qの二乗和Σq を用い、位置誤差の重み係数をwとする。また、姿勢誤差について、図6(c)に示されるように、ローカルパスPにおける隣接する一方の分割点aから他方の分割点an+1までのベクトルをαとし、グローバルパスの隣接する一方の最近傍点bから他方の最近傍点bn+1までのベクトルをβとし、当該両ベクトルα及びβのなす角度をθとする。そして、姿勢誤差として各角度θの二乗和Σθ を用い、姿勢誤差の重み係数をwθとする。以上から、評価関数fについては、以下の式(1)により表される。
Figure 0007338351000001
ローカルパスPを適切に決定するために、評価関数fの最適解を算出する際には、拘束条件を導入する。即ち、ステアリングの操舵角δの上限値をδmax、下限値をδminとする。さらに、ローカルパスの滑らかさを確保して急ハンドルを防止するために、操舵角δの変化量をΔδとして、当該変化量Δδの二乗和ΣΔδ の上限をΔδmaxとする。加えて、操舵角δの変化量Δδの変化量をΔΔδとして、当該変化量ΔΔδの二乗和ΣΔΔδ の上限をΔΔδmaxとする。以上から、拘束条件については、以下の式(2)乃至(4)により表される。
Figure 0007338351000002
Figure 0007338351000003
Figure 0007338351000004
グローバルパスPに対する車両の位置誤差として、自車両の現在地点aとグローバルパスPにおける対応する最近傍点bとの間の距離qを用いる。そして、グローバルパスPに対する車両の位置誤差qの増減に応じて、評価関数fにおいて、位置誤差の重み係数wが増減されると共に、姿勢誤差の重み係数wθが減増されるようにする。本実施形態では、以下の式(5)及び(6)に示されるように、グローバルパスPに対する車両の位置誤差qの増減に応じて、評価関数fにおいて、位置誤差の重み係数w及び姿勢誤差の重み係数wθが夫々線形に増減及び減増されるようにする。ここで、σ、σθ及びqθは、所定の定数である。
Figure 0007338351000005
Figure 0007338351000006
ローカルパスPを決定する際には、式(5)及び(6)に従い、グローバルパスPに対する車両の位置誤差qに基づいて、評価関数fの位置誤差の重み係数w及び姿勢誤差の重み係数wθを変更する。続いて、式(2)乃至(4)の拘束条件のもと、式(1)の評価関数を最小化する操舵角δの最適解を算出する。最適解の算出方法としては、逐次二次計画法等、制約付き非線形最適化問題の解法が用いられる。
図7に、ローカルパスPの分割数をN=2とした場合について、ステアリングの操舵角δ及びδに対する評価関数fの値、並びに、操舵角δ及びδの最適解を示す。図7に示されるように、(i)グローバルパスPに対する車両の位置誤差qが大きい場合には、評価関数fの位置誤差の重み係数wが増大され、姿勢誤差の重み係数wθが減少されて、操舵角δ及びδの最適解として、追従性を重視した最適解(δ1q,δ2q)が得られる。一方、(ii)グローバルパスPに対する車両の位置誤差qが小さい場合には、評価関数fの位置誤差の重み係数wが減少され、姿勢誤差の重み係数wθが増大されて、操舵角δ及びδの最適解として、安定性を重視した最適解(δ1θ,δ2θ)が得られる。
なお、以上述べた式(1)の評価関数、式(2)乃至(4)の拘束条件、並びに、式(5)及び(6)の重み係数の変更方法については、その他の様々な変形例を用いることも可能である。
本実施形態の自動運転システム及び方法については、以下の効果を奏する。
本実施形態の自動運転システム及び方法では、ローカルパスを決定するための評価関数の各種誤差の重み係数として、車両走行中に自車両の車両状態に応じて変更される動的な重み係数を用いている。このため、ローカルパスの決定に際して重視すべき評価項目について、車両走行中に自車両の車両状態に応じて変化させることができ、適切なローカルパスを生成することが可能となっている。
特に、グローバルパスに対する自車両の追従度の増減即ち位置誤差の減増に応じて、評価関数の追従性誤差としての位置誤差の重み係数を減増させ、安定性誤差としての姿勢誤差の重み係数を増減させるようにしている。このため、グローバルパスに対する自車両の追従度が小さく、位置誤差が大きい場合には、追従性が高いローカルパスが生成され、グローバルパスに対して自車両を素早く追従させることが可能となる。続いて、グローバルパスに対する自車両の追従度が大きくなり、位置誤差が小さくなった場合には、安定性が高いローカルパスが生成されるため、オーバーシュートや自己位置推定の誤差によるふらつきを発生させることなく、グローバルパスに対して自車両を追従させることが可能となる。このように、素早い追従と、オーバーシュートや自己位置推定の誤差によるふらつきの防止とを同時に実現することが可能となっている。
なお、評価関数の各種誤差の重み係数の内、動的に変更する重み係数については目的とするローカルパスに応じて適宜選択可能であり、少なくとも1つの重み係数を変更することにより、適切なローカルパスを生成するという効果を得ることが可能である。本実施形態では、自車両の追従度即ち位置誤差に応じて、追従性誤差としての位置誤差の重み係数と安定性誤差としての姿勢誤差の重み係数との両方の重み係数を変更するようにしているが、いずれか一方の重み係数のみを変更するようにしてもよく、一方の重み係数のみを変更することでも上述した本実施形態の効果を得ることが可能である。
本発明については、様々な自動運転に適用可能であり、特に、例えばバレー駐車のような、目標経路に対する追従経路の誤差が比較的大きくなる自動運転に好適である。
また、以上の各実施形態では、自動運転システム及び方法について述べたが、コンピュータに当該システムの各機能を実現させるプログラム、又は、コンピュータに当該方法の各ステップを実行させるプログラムについても、本発明の範囲に含まれる。
10…インフラ側システム 20…車両側システム 12…広域情報取得部
14…グローバルパス生成部 22…周辺情報検知部 24…車両情報検知部
26…車両状態推定部 28…ローカルパス生成部 30…制御量算出部
32…車両制御部 40…パス決定部 42…重み変更部 Q…自車両
…グローバルパス P…ローカルパス

Claims (6)

  1. 標経路(P)に対する追従経路(P)の誤差及び当該誤差の重み係数から形成され前記追従経路を決定するための評価関数において、車両走行中において前記目標経路に対する自車両(Q)の追従度に応じて前記重み係数を動的に変更する重み変更部(42)と、
    前記重み変更部により変更された前記重み係数から形成される前記評価関数に基づいて前記追従経路を決定する経路決定部(40)と、
    を具備する追従経路生成装置。
  2. 車両走行中において、自車両の車両状態に基づいて、目標経路に対する追従経路の誤差及び当該誤差の重み係数から形成され前記追従経路を決定するための評価関数において前記重み係数を変更する重み変更部と、
    前記重み変更部により変更された前記重み係数から形成される前記評価関数に基づいて前記追従経路を決定する経路決定部と、
    を具備し、
    前記車両状態は、前記目標経路に対する自車両の追従度を含み、
    前記誤差は、前記目標経路に対する前記追従経路の追従性を示す追従性誤差と、前記目標経路に対する前記追従経路の安定性を示す安定性誤差と、を含み、
    前記重み変更部は、前記追従度の増減に応じて前記追従性誤差の重み係数を減増及び/又は前記安定性誤差の重み係数を増減させる、
    従経路生成装置。
  3. 前記追従度は、前記目標経路に対する自車両の位置誤差を含み、
    前記追従性誤差は、前記目標経路に対する前記追従経路の位置誤差を含み、
    前記安定性誤差は、前記目標経路に対する前記追従経路の姿勢誤差を含む、
    請求項2に記載の追従経路生成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の追従経路生成装置を具備する車両。
  5. 重み変更部により、目標経路に対する追従経路の誤差及び当該誤差の重み係数から形成され前記追従経路を決定するための評価関数において、車両走行中において前記目標経路に対する自車両の追従度に応じて前記重み係数を動的に変更する重み変更ステップと、
    経路決定部により、前記重み変更ステップにより変更された前記重み係数から形成される前記評価関数に基づいて前記追従経路を決定する経路決定ステップと、
    を具備する追従経路生成方法。
  6. コンピュータに、
    標経路に対する追従経路の誤差及び当該誤差の重み係数から形成され前記追従経路を決定するための評価関数において、車両走行中において前記目標経路に対する自車両の追従度に応じて前記重み係数を動的に変更する重み変更機能と、
    前記重み変更機能により変更された前記重み係数から形成される前記評価関数に基づいて前記追従経路を決定する経路決定機能と、
    を実現させる追従経路生成プログラム。
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