JP7335039B2 - 装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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本開示は、装置、方法、及びプログラムに関するものであり、特に、自装置を含む複数の装置が接続された場合において、複数の装置のそれぞれの機番や優先順位付けを容易に決定し設定することが可能な装置、方法、及びプログラムに関する。
データの入出力機能を有する装置を複数台接続して使用する場合、複数の装置のそれぞれの優先順位付けをするため、それぞれの装置に機番を設定する必要がある。
特許文献1の0033段落には、「第2のコネクタに他の入出力装置が接続されると、この他の入出力装置の第1のコネクタの平衡型を示す信号線が接続される端子が、前記他の入出力装置内で接地されているため、前記第2のコネクタの平衡型を示す信号線が接続された端子の電位は接地電位となる。従って、認識手段は入出力装置の機番が例えば0番であると認識する。」と記載されている。特許文献1の0034段落には、「第2のコネクタに終端手段が接続されると、前記平衡型を示す信号線が接続された端子が、例えば終端抵抗で終端されるため、電源から供給される電位が供給される。従って、認識手段は入出力装置の機番が1番であると認識する。」と記載されている。特許文献1には、自装置に直接、又は間接的に接続された装置の合計数を検出(算出)することは記載されていない。
特許文献2の0017段落には、「スイッチカード状態別テーブル及び優先度別宛先テーブルは、スイッチカードの搭載数、または優先度の数によって変更する必要がある為、スイッチカードの搭載数と優先度の数の組合せの全て又は複数のテーブルを制御部で保持し、保守者からの運用設定指示、または通信装置の最大実装数と接続される信号の優先度数から自動決定することで、スイッチカード状態別テーブル及び優先度別宛先テーブルへとテーブル情報を与える。」と記載されている。特許文献2には、自装置に直接、又は間接的に接続された装置の合計数を検出(算出)することは記載されていない。
特開平7-295696号公報 特開2014-7467号公報
上記のとおり、装置の優先順位付けをするため、装置に機番を設定する必要がある。装置に機番を設定する方法は、例えば、装置に固有のソフトウェアを書込んで機番を設定し、マスタースレーブ等の優先順位を付ける方法がある。この方法では、装置の製造工程で複数のソフトウェアを管理し、書込む時に仕分ける必要がある。また、人為的なミス等により、書込むソフトウェアを間違えるという問題もあった。このように、複数の装置のそれぞれの機番や優先順位付けを決定し設定することは難しいという課題があった。
本開示の目的は、上述した課題のいずれかを解決する装置、方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示に係る装置は、
第1入力信号が入力する第1入力部と、
前記第1入力部に直接に接続する第1直接接続装置と、前記第1直接接続装置を介して間接的に前記第1入力部に接続する第1間接接続装置と、の合計数を示す第1合計数を前記第1入力信号から検出する第1検出部と、
前記第1合計数に1を加算して第1加算合計数を算出し、前記第1加算合計数を含む第1出力信号を第2直接接続装置に出力する第1出力部と、
第2入力信号が入力する第2入力部と、
前記第2入力部に直接に接続する第2直接接続装置と、前記第2直接接続装置を介して間接的に前記第2入力部に接続する第2間接接続装置と、の合計数を示す第2合計数を前記第2入力信号から検出し、前記第2合計数に1を加算して第2加算合計数を算出する第2検出部と、
前記第2加算合計数を含む第2出力信号を前記第1直接接続装置に出力する第2出力部と、
前記第1合計数と前記第2加算合計数とに基づいて、前記第1直接接続装置と前記第1間接接続装置と前記第2直接接続装置と前記第2間接接続装置と自装置との合計数である第3合計数を算出する合計算出部と、
前記第2加算合計数と前記第3合計数とに基づいて自装置の優先順位を決定する優先順位決定部と、
前記第1合計数に基づいて自装置の機器番号を決定する機番決定部と、
を備える。
本開示に係る方法は、
第1入力信号が入力する第1入力部に直接に接続する第1直接接続装置と、前記第1直接接続装置を介して間接的に前記第1入力部に接続する第1間接接続装置と、の合計数を示す第1合計数を前記第1入力信号から検出することと、
前記第1合計数に1を加算して第1加算合計数を算出し、前記第1加算合計数を含む第1出力信号を第2直接接続装置に出力することと、
第2入力信号が入力する第2入力部に直接に接続する第2直接接続装置と、前記第2直接接続装置を介して間接的に前記第2入力部に接続する第2間接接続装置と、の合計数を示す第2合計数を前記第2入力信号から検出し、前記第2合計数に1を加算して第2加算合計数を算出することと、
前記第2加算合計数を含む第2出力信号を前記第1直接接続装置に出力することと、
前記第1合計数と前記第2加算合計数とに基づいて、前記第1直接接続装置と前記第1間接接続装置と前記第2直接接続装置と前記第2間接接続装置と自装置との合計数である第3合計数を算出することと、
前記第2加算合計数と前記第3合計数とに基づいて自装置の優先順位を決定することと、
前記第1合計数に基づいて自装置の機器番号を決定することと、
を備える。
本開示に係るプログラムは、
第1入力信号が入力する第1入力部に直接に接続する第1直接接続装置と、前記第1直接接続装置を介して間接的に前記第1入力部に接続する第1間接接続装置と、の合計数を示す第1合計数を前記第1入力信号から検出することと、
前記第1合計数に1を加算して第1加算合計数を算出し、前記第1加算合計数を含む第1出力信号を第2直接接続装置に出力することと、
第2入力信号が入力する第2入力部に直接に接続する第2直接接続装置と、前記第2直接接続装置を介して間接的に前記第2入力部に接続する第2間接接続装置と、の合計数を示す第2合計数を前記第2入力信号から検出し、前記第2合計数に1を加算して第2加算合計数を算出することと、
前記第2加算合計数を含む第2出力信号を前記第1直接接続装置に出力することと、
前記第1合計数と前記第2加算合計数とに基づいて、前記第1直接接続装置と前記第1間接接続装置と前記第2直接接続装置と前記第2間接接続装置と自装置との合計数である第3合計数を算出することと、
前記第2加算合計数と前記第3合計数とに基づいて自装置の優先順位を決定することと、
前記第1合計数に基づいて自装置の機器番号を決定することと、
をコンピュータに実行させる。
本開示によれば、自装置を含む複数の装置が接続された場合において、複数の装置のそれぞれの機番や優先順位付けを容易に決定し設定することが可能な装置、方法、及びプログラムを提供することができる。
実施の形態に係る装置を例示するブロック図である。 実施の形態に係る装置を例示するブロック図である。 実施の形態に係る装置を例示するブロック図である。 実施の形態に係る装置の回路構成例である。 実施の形態に係る装置の回路の真理値表である。 図6は、実施の形態に係る接続検出回路の回路構成例である。 図7は、実施の形態に係る接続検出回路の真理値表である。 図8は、実施の形態に係る台数カウント回路の回路構成例である。 図9は、実施の形態に係る台数カウント回路の真理値表である。 図10は、実施の形態に係る優先順位付け回路の回路構成例である。 図11は、実施の形態に係る優先順位付け回路の真理値表である。 実施の形態の比較例1に係る装置を例示するブロック図である。 実施の形態の比較例2に係る装置を例示するブロック図である。 図14は、比較例2に係る装置の動作を例示する図である。 図15は、実施の形態の比較例3に係る装置を例示するブロック図である。 図16は、比較例3に係る装置の動作を例示する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明を省略する。
[実施の形態]
<装置の構成の概要>
図1は、実施の形態に係る装置を例示するブロック図である。
図1は、実施の形態に係る装置の最小構成を示す。
図1に示すように、実施の形態1に係る装置11は、第1入力部111と、第1検出部112と、第1出力部113と、第2入力部114と、第2検出部115と、第2出力部116と、合計算出部117と、優先順位決定部118と、機番決定部119と、を備える。
第1入力部111には、第1直接接続装置10、及び/又は、第1間接接続装置10aから、第1入力信号が入力する。第1入力信号を左台数信号と称することもある。
第1検出部112は、第1入力部111に直接に接続する第1直接接続装置10と、第1直接接続装置10を介して間接的に第1入力部111に接続する第1間接接続装置10aと、の合計数を示す第1合計数を第1入力信号から検出する。
第1出力部113は、第1合計数に1を加算して第1加算合計数を算出し、第1加算合計数を含む第1出力信号を第2直接接続装置12に出力する。第1出力信号を台数信号と称することもある。
第2入力部114には、第2直接接続装置12、及び/又は、第2間接接続装置12aから、第2入力信号が入力する。第2入力信号を右接続信号と称することもある。
第2検出部115は、第2入力部114に直接に接続する第2直接接続装置12と、第2直接接続装置12を介して間接的に第2入力部114に接続する第2間接接続装置12aと、の合計数を示す第2合計数を第2入力信号から検出する。また、第2検出部115は、第2合計数に1を加算して第2加算合計数を算出する。
第2出力部116は、第2加算合計数を含む第2出力信号を第1直接接続装置10に出力する。第2出力信号を接続信号と称することもある。
合計算出部117は、第1合計数と第2加算合計数とに基づいて、第1直接接続装置10と第1間接接続装置10aと第2直接接続装置12と第2間接接続装置12aと装置11との合計数である第3合計数を算出する。
優先順位決定部118は、第2加算合計数と第3合計数とに基づいて装置11の優先順位を決定する。機番決定部119は、第1合計数に基づいて装置11の機器番号を決定する。
尚、機番決定部119は、第1合計数を自装置11の機器番号として決定してもよい。優先順位決定部118は、第3合計数から第2加算合計数を減算した値を優先順位として決定し設定してもよい。
また、優先順位決定部118は、第2加算合計数を優先順位として決定してもよい。
装置11は、第1入出力コネクタ(図示しない)と第2入出力コネクタ(図示しない)とをさらに備える。第1入力信号は、第1入出力コネクタを介して第1入力部111に入力する。第1出力信号は、第1入出力コネクタを介して第2直接接続装置12に出力する。第2入力信号は、第2入出力コネクタを介して第2入力部114に入力する。第2出力信号は、第2入出力コネクタを介して第1直接接続装置10に出力する。第1入出力コネクタを左増設コネクタと称する。第2入出力コネクタを右増設コネクタと称する。
尚、自装置11に接続する第1直接接続装置10と第1間接接続装置10aとが無い場合、第1合計数は0となる。この場合、第2加算合計数(第2直接接続装置12と第2間接接続装置12aと自装置11との合計数)は、全装置の数、すなわち、第3合計数となる。よって、合計算出部117は、第1合計数が0の場合において、第1合計数と第2加算合計数との多数決判定を行い、多数決判定の結果得られた所定第2加算合計数を第3合計数として算出してもよい。
ここで、3台の装置が接続された場合の例を以下に示す。
<後述する図2の左装置の場合>
第1入力部111に接続する他の装置が無く、第2直接接続装置12と1台の第2間接接続装置12aだけが第2入力部114に接続する場合である。
第1合計数として0が検出され、第1加算合計数として1が算出され、第2合計数として2が検出され、第2加算合計数として3が算出され、第3合計数として3が算出される。これにより、優先順位として、第3合計数から第2加算合計数を減算した値である0が決定される。
<後述する図2の中装置の場合>
第1直接接続装置10だけが第1入力部111に接続し、第2直接接続装置12だけが第2入力部114に接続する場合である。
第1合計数として1が検出され、第1加算合計数として2が算出され、第2合計数として1が検出され、第2加算合計数として2が算出され、第3合計数として3が算出される。こおれにより、優先順位として、第3合計数から第2加算合計数を減算した値である1が決定される。
<後述する図2の右装置の場合>
第1直接接続装置10と1台の第1間接接続装置10aだけが第1入力部111に接続し、第2入力部114に接続する他の装置が無い場合。
第1合計数として2が検出され、第1加算合計数として3が算出され、第2合計数として0が検出され、第2加算合計数として1が算出され、第3合計数として3が算出される。これにより、優先順位として、第3合計数から第2加算合計数を減算した値である2が決定される。
実施の形態においては、第1入力部に直接に接続する第1直接接続装置(左装置)と、間接的に接続する第1間接接続装置と、の合計数を示す第1合計数を検出し、第2入力部に直接に接続する第2直接接続装置(右装置)と、間接的に接続する第2間接接続装置と、の合計数を示す第2合計数を検出し、第2合計数に1を加算して第2加算合計数を算出し、第1合計数と第2加算合計数とに基づいて、全装置の合計数である第3合計数を算出し、第2加算合計数と第3合計数とに基づいて自装置(中装置)の優先順位を決定する。
その結果、実施の形態によれば、自装置を含む複数の装置が接続された場合において、複数の装置のそれぞれの機番や優先順位付けを容易に決定し設定することが可能な装置、方法、及びプログラムを提供することができる。
<装置の動作の概要>
図2は、実施の形態に係る装置を例示するブロック図である。
図3は、実施の形態に係る装置を例示するブロック図である。
図3は、実施の形態に係る装置の詳細を示す。
図2は、実施の形態に係る装置11に第1直接接続装置10と第2直接接続装置12とを連結させた場合を示す。第1直接接続装置を左装置と称し、実施の形態に係る装置を中装置と称し、第2直接接続装置を右装置と称する。
実施の形態に係る装置11は、図2に示す連結状態において、それぞれの装置が全装置の台数の情報を検出し、それぞれの装置が機番と優先順位を決定し設定することができる。
図3は、装置10、装置11、及び装置12のそれぞれのブロック図を示す。装置10、装置11、及び装置12は、同様な構成を有する。装置11は、左増設コネクタ11c1と右増設コネクタ11c2と接続検出回路202と台数カウント回路203と優先順位付け回路204とを備える。
図3に示す接続検出回路202は、図1に示す第2検出部115に相当する。図3に示す台数カウント回路203は、図1に示す第1検出部112と第1出力部113に相当する。図3に示す優先順位付け回路204は、図1に示す優先順位決定部118と合計算出部117に相当する。ただし、図3に示す装置11の要素と、図1に示す装置11の要素とは、必ずしも上記に示したような対応でなくてもよい。
図3に示すように、右増設コネクタ11c2と接続検出回路202の入力とが右接続信号205で接続されている。接続検出回路202の出力と左増設コネクタ11c1は接続信号206で接続されている。接続検出回路202の出力と台数カウント回路203は接続信号206で接続されている。同様に、接続検出回路202の出力と優先順位付け回路204は接続信号206で接続されている。
左増設コネクタ11c1と台数カウント回路203の入力は左台数信号207で接続されている。台数カウント回路203の出力と右増設コネクタ11c2は台数信号208で接続されている。台数カウント回路203の出力と優先順位付け回路204は台数信号208で接続されている。
また、優先順位付け回路204からは、優先順位信号209が出力されている。
右装置12の接続検出回路202は、右増設コネクタ11c2から、右接続信号205を0台として受信する。右接続信号205は、接続された装置が0台であることの情報を含む信号である。これは、右装置12の右増設コネクタ11c2の右側に装置が接続されていないからである。右装置12の接続検出回路202は、右接続信号205の受信値である0台に右装置12の接続台数1台を加算して、接続信号206を1台(0台+1台)として作成する。接続検出回路202は、作成した1台としての接続信号206を、台数カウント回路203に送信すると共に優先順位付け回路204にも送信される。右装置12の接続検出回路202は、左増設コネクタ11c1に接続信号206を1台として送信する。
右装置12の左側に接続された中装置11の接続検出回路202は、右増設コネクタ11c2から、右接続信号205を1台として受信する。この1台としての右接続信号205は、中装置11の右側に接続された右装置12の左増設コネクタ11c1を介して送られた接続信号206の1台である。
中装置11の接続検出回路202は、右接続信号205の受信値1台に中装置11の接続台数1台を加算して、接続信号206を2台(1台+1台)として作成する。接続検出回路202は、作成した2台としての接続信号206を、台数カウント回路203に送信すると共に優先順位付け回路204にも送信する。中装置11の接続検出回路202は、左増設コネクタ11c1に接続信号206を2台として送信する。
中装置11の左側に接続された左装置10の接続検出回路202は、右増設コネクタ11c2から、右接続信号205を2台として受信する。この2台としての右接続信号205は、左装置10の右側に接続された中装置11の左増設コネクタ11c1を介して送られた接続信号206の2台である。
左装置10の接続検出回路202は、右接続信号205の受信値2台に左装置10の接続台数1台を加算して、接続信号206を3台(2台+1台)として作成する。接続検出回路202は、作成した3台としての接続信号206を、台数カウント回路203に送信すると共に優先順位付け回路204にも送信する。左装置10の接続検出回路202は、左増設コネクタ11c1に接続信号206を3台として送信する。なお、左装置10の左側には、他の装置は接続されていない。
左装置10の左増設コネクタ11c1からの左台数信号207は、左装置10の左側に他の装置が接続されていないことから、0台となる。台数カウント回路203は、左台数信号207の受信値0台と接続信号206の受信値3台との多数決を行い、台数信号208を3台として出力する。左装置10の優先順位付け回路204は、台数信号208の受信値3台から接続信号206の受信値3台の減算を行い、優先順位信号209を“0”として出力する。
また、中装置11の台数カウント回路203は、左台数信号207の受信値3台と接続信号206の受信値2台との多数決を行い、台数信号208を3台として出力する。中装置11の優先順位付け回路204は、台数信号208の受信値3台から接続信号206の受信値2台の減算を行い、優先順位信号209を“1”として出力する。
また、右装置12の台数カウント回路203は、左台数信号207の受信値3台と接続信号206の受信値1台との多数決を行い、台数信号208を3台として出力する。右装置12の優先順位付け回路204は、台数信号208の受信値3台から接続信号206の受信値1台の減算を行い、優先順位信号209を“2”として出力する。
以上、説明した動作により、左装置10の優先順位信号209は“0”となり、優先順位は最も高くなる。また、中装置11の優先順位信号209は“1”となり、優先順位は2番目となる。また、右装置12の優先順位信号209は“2”となり、優先順位は最も低くなる。このようにして、それぞれの装置は、機番と優先順位とが、“0”、“1”、“2”として自動的に設定される。すなわち、左増設コネクタ11c1に接続された装置ほど機番が小さくなり、優先順位が高くなる。逆に、右増設コネクタ11c2に他の装置が接続されない場合、装置の機番は一番大きくなり、優先順位が一番低くなる。
左装置10、中装置11、及び右装置12は、同一の装置であり、接続順番を任意に変更しても、左側に接続された装置は機番と優先順位は“0”となる。同様に、中央に接続された装置の機番と優先順位は“1”となる。同様に、右側に接続された装置の機番と優先順位は“2”となる。実施の形態では、装置の接続した場所によって、機番と優先順位が固定される。
実施の形態に係る装置11は、右増設コネクタ11c2よりも右に接続された装置数を検出するための、接続検出回路202を有している。また、装置11は、複数台接続された装置の全数をカウントする台数カウント回路203を有している。また、装置11は、台数カウント回路203がカウントした装置全数と、接続検出回路202が検出した右増設コネクタ11c2よりも右に接続された装置数より、優先順位を決定する優先順位付け回路204を有している。装置11は、これらの回路により、複数接続された全装置の台数情報を検出し判断して、装置毎に機番と優先順位を自動で設定する機能を有している。
その結果、実施の形態によれば、自装置を含む複数の装置が接続された場合において、複数の装置のそれぞれの機番や優先順位付けを容易に決定し設定することが可能な装置、方法、及びプログラムを提供することができる。
尚、実施の形態では、図3に示す実施の形態に係る装置のブロック図において、台数カウント回路203を、比較回路に置き換えても同様の結果が得られる。台数カウント回路203を比較回路に置き換えた場合、接続信号206と左台数信号207とを比較回路で比較し、より大きい方の値を台数信号208として出力することにより、同様の動作を行うことができる。
また、実施の形態では、3台の装置を接続した例(図2参照)を挙げて説明したが、これには限定されない。実施の形態は、装置を任意に複数台接続した場合でも、装置の機番と優先順位を決定し設定することができる。
また、実施の形態では、装置の機番の設定や優先順位を決定する機能は、装置内部に設けられるので、新たに機番の設定や優先順位を決定する機能を搭載したマザーボード等が必要では無いので、構成規模が大きくなることがない。
また、実施の形態では、装置の機番の設定や優先順位付けの決定は自動で行われるので、人為的ミスや操作ミスによる誤設定を防止することができる。また、これにより、信頼性を向上させ、併せて操作性向上、生産性向上、保守性向上を行うこともできる。
また、実施の形態では、装置に固有のソフトウェアを書込んで機番を設定してマスタースレーブ等の優先順位を付けることが無く、装置の製造工程で複数のソフトウェアを管理し、書込む時に仕分けることもないので、人為的なミス等により、書込むソフトウェアを間違えることを防止することができる。
また、実施の形態では、運用中の装置の数を増減設し、又は、、接続の組み合わせを変更する場合でも、既設の装置の機番を再設定する必要が無く、全ての装置に固有の番号やマスタースレーブ等の優先順位を付けることが出来る。
また、実施の形態は、優先順位信号を装置のIPアドレスの末尾に追加し使用することで、重複することのない固有の番号を自動で付与することが出来る。
また、実施の形態は、複数の装置毎に固有の機番や優先順位付けが必要な通信装置、センシング装置の冗長化に適用されてもよい。また、実施の形態は、装置内のインタフェースボード、拡張ボードの冗長化に適用されてもよい。
<装置の動作の詳細>
図4は、実施の形態に係る装置の回路構成例である。
図5は、実施の形態に係る装置の回路の真理値表である。
図4に示すように、右増設コネクタ300と左増設コネクタ301の端子機能は同一になっている。右増設コネクタ300の端子は、中装置11の右側に接続される右装置12の左増設コネクタ301と同一番号の端子と接続される。また、中装置11の左側には左装置10があり、中装置11の左増設コネクタ301に左装置10の右増設コネクタ300が接続される。中装置11の左増設コネクタ301の端子には、左装置10の右増設コネクタ300と同一番号の端子が接続される。自装置内(左装置10、中装置11及び右装置12のそれぞれの装置内)では、右増設コネクタ300の端子1と左増設コネクタ301の端子2が接続されている。
右増設コネクタ300と接続検出回路302が右接続信号1番305と右接続信号2番306で接続されている。接続検出回路302と台数カウント回路303が、接続信号0番307と接続信号1番308と接続信号2番309で接続されている。接続検出回路302と優先順位付け回路304が、接続信号0番307と接続信号1番308と接続信号2番309で接続されている。左増設コネクタ301と台数カウント回路303が、左台数信号0番310と左台数信号1番311と左台数信号2番312で接続されている。台数カウント回路303と右増設コネクタ300が、台数信号0番313と台数信号1番314と台数信号2番315で接続されている。台数カウント回路303と優先順位付け回路304が、台数信号0番313と台数信号1番314と台数信号2番315で接続されている。優先順位付け回路304から、優先順位信号0番316と優先順位信号1番317が出力される。
図5に示すように、図2に示す右装置12において、右側、および左側に接続される装置が無く、右装置12のみの1台のときを考える。この場合は、右接続信号1番305と右接続信号2番306はOPENであることから、右接続信号1番305と右接続信号2番306は高インピーダンス状態(以下、HiZと称する)となる。
同様に、左台数信号0番310と左台数信号1番311と左台数信号2番312もHiZであるため、優先順位信号0番316が“0”で、優先順位信号1番317が“0”になる。優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“00”を得る。この値を十進数表記して優先順位0番となる。
次に、図2における右装置12の左側に中装置11が接続された2台構成のときを考える。この場合は、右装置12では右接続信号1番305と右接続信号2番306はHiZとなり、左台数信号0番310と左台数信号1番311が0で、左台数信号2番312が1である。このため、優先順位信号0番316が“1”で、優先順位信号1番317が“0”になる。優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“01”を得る。この値を十進数表記して優先順位1番となる。
このときの中装置11は、右接続信号1番305が0で、右接続信号2番306がHiZとなり、左台数信号0番310と左台数信号1番311と左台数信号2番312はHiZである。このため、優先順位信号0番316が“0”で、優先順位信号1番317が“0”になる。優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“00”を得る。この値を十進数表記すると優先順位0番となる。
次に、図2に示した右装置12、中装置11、左装置10の3台のときを考える。この場合は、右装置12は、右接続信号1番305と右接続信号2番306がHiZとなり、左台数信号0番310と左台数信号1番311と左台数信号2番312が0である。このため、優先順位信号0番316が“0”で、優先順位信号1番317が“1”になる。優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“10”を得る。この値を十進数表記すると優先順位2番となる。
このときの中装置11は、右接続信号1番305が0で、右接続信号2番306がHiZであり、左台数信号0番310と左台数信号1番311と左台数信号2番312が0である。このため、優先順位信号0番316が“1”で、優先順位信号1番317が“0”になる。優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“01”を得る。この値を十進数表記すると優先順位1番となる。
このときの左装置10は、右接続信号1番305と右接続信号2番306が0で、左台数信号0番310と左台数信号1番311と左台数信号2番312がHiZである。このため、優先順位信号0番316が“0”で、優先順位信号1番317が“0”になる。優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“00”を得る。この値を十進数表記すると優先順位0番となる。
<接続検出回路>
図6は、実施の形態に係る接続検出回路の回路構成例である。
図7は、実施の形態に係る接続検出回路の真理値表である。
図6及び図7に示すように、装置が1台のとき、自装置の接続検出回路302は、入力の右接続信号1番305と右接続信号2番306がHiZのため、出力の接続信号0番307が1になり、接続信号1番308と接続信号2番309が0になる。
装置が2台接続のとき、右装置12の接続検出回路302は、入力の右接続信号1番305と右接続信号2番306がHiZのため、出力の接続信号0番307が1になり、接続信号1番308と接続信号2番309が0になる。
また、中装置11の接続検出回路302は、入力の右接続信号1番305が0で、右接続信号2番306がHiZのため、出力の接続信号0番307と接続信号1番308が1になり、接続信号2番309が0になる。
装置が3台接続のとき、右装置12の接続検出回路302は、入力の右接続信号1番305と右接続信号2番306がHiZのため、出力の接続信号0番307が1になり、接続信号1番308と接続信号2番309が0になる。
また、中装置11の接続検出回路302は、入力の右接続信号1番305が0で、右接続信号2番306がHiZのため、出力の接続信号0番307と接続信号1番308が1になり、接続信号2番309が0になる。
また、左装置10の接続検出回路302は、入力の右接続信号1番305と右接続信号2番306が0のため、出力の接続信号0番307と接続信号1番308と接続信号2番309が1になる。
<台数カウント回路>
図8は、実施の形態に係る台数カウント回路の回路構成例である。
図9は、実施の形態に係る台数カウント回路の真理値表である。
図8及び図9に示すように、装置が1台のとき、自装置の台数カウント回路303は、入力の接続信号0番307が1で、接続信号1番308と接続信号2番309が0で、左台数信号0番310と左台数信号1番311と左台数信号2番312がHiZである。このため、出力の台数信号0番313が0になり、台数信号1番314と台数信号2番315が1になる。
装置が2台接続のとき、右装置12の台数カウント回路303は、入力の接続信号0番307が1で、接続信号1番308と接続信号2番309が0で、左台数信号0番310と左台数信号1番311が0となり、接続信号2番312が1である。このため、出力の台数信号0番313と台数信号1番314が0になり、台数信号2番315は1になる。
装置が2台接続のとき、中装置11の台数カウント回路303は、入力の接続信号0番307と接続信号1番308が1で、接続信号2番309が0で、左台数信号0番310と左台数信号1番311と左台数信号2番312がHiZである。このため、出力の台数信号0番313と台数信号1番314が0になり、台数信号2番315が1になる。
装置が3台接続のとき、右装置12の台数カウント回路303は、入力の接続信号0番307が1で、接続信号1番308と接続信号2番309が0で、左台数信号0番310と左台数信号1番311と左台数信号2番312が0である。このため、出力の台数信号0番313と台数信号1番314と台数信号2番315が0になる。
装置が3台接続のとき、中装置11の台数カウント回路303は、入力の接続信号0番307と接続信号1番308が1で、接続信号2番309が0で、左台数信号0番310と左台数信号1番311と左台数信号2番312が0であっる。このため、出力の台数信号0番313と台数信号1番314と台数信号2番315が0になる。
装置が3台接続のとき、左装置10の台数カウント回路303は、入力の接続信号0番307と接続信号1番308と接続信号2番309が1で、左台数信号0番310と左台数信号1番311と左台数信号2番312がHiZである。このため、出力の台数信号0番313と台数信号1番314と台数信号2番315が0になる。
<優先順位付け回路>
図10は、実施の形態に係る優先順位付け回路の回路構成例である。
図11は、実施の形態に係る優先順位付け回路の真理値表である。
図10及び図11に示すように、装置が1台のとき、自装置の優先順位付け回路304は、入力の台数信号0番313が0で、台数信号1番314と台数信号2番315が1で、接続信号0番307が1で、接続信号1番308と接続信号2番309が0である。このため、出力の優先順位信号0番316が0になり、優先順位信号1番317が0になる。
装置が2台接続のとき、右装置12の優先順位付け回路304は、入力の台数信号0番313と台数信号1番314が0で、台数信号2番315は1となり、接続信号0番307が1で、接続信号1番308と接続信号2番309が0である。このため、出力の優先順位信号0番316が1になり、優先順位信号1番317が0になる。
装置が2台接続のとき、中装置11の優先順位付け回路304は、入力の台数信号0番313と台数信号1番314が0、台数信号2番315が1で、接続信号0番307と接続信号1番308が1で、接続信号2番309が0である。このため、出力の優先順位信号0番316が0になり、優先順位信号1番317が0になる。
装置が3台接続のとき、右装置12の優先順位付け回路304は、入力の台数信号0番313と台数信号1番314と台数信号2番315が0で、接続信号0番307が1で、接続信号1番308と接続信号2番309が0である。このため、出力の優先順位信号0番316が0になり、優先順位信号1番317が1になる。
装置が3台接続のとき、中装置11の優先順位付け回路304は、入力の台数信号0番313と台数信号1番314と台数信号2番315が0で、接続信号0番307と接続信号1番308が1で、接続信号2番309が0である。このため、出力の優先順位信号0番316が1になり、優先順位信号1番317が0になる。
装置が3台接続のとき、左装置10の優先順位付け回路304は、入力の台数信号0番313と台数信号1番314と台数信号2番315が0で、接続信号0番307と接続信号1番308と接続信号2番309が1である。このため、出力の優先順位信号0番316が0になり、優先順位信号1番317が0になる。
以上、これまでの動作説明によれば、装置が1台のときの自装置は、優先順位信号0番316が0で、優先順位信号1番317が0である。このため、優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“00”を得る。この値を十進数表記すると優先順位“0”となり、優先順位が最も高い1番目となる。
装置が2台接続のとき、右装置12は、優先順位信号0番316が1で、優先順位信号1番317が0であるため、優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“01”を得る。この値を十進数表記すると優先順位“1”となり、優先順位は2番目となる。
また、装置が2台接続のとき、中装置11は、優先順位信号0番316が0で、優先順位信号1番317が0であるため、優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“00”を得る。この値を十進数表記すると優先順位“0”となり、優先順位は最も高い1番目となる。
装置が3台接続のとき、右装置12は、優先順位信号0番316が0で、優先順位信号1番317が1であるため、優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“10”を得る。この値を十進数表記すると優先順位“2”となり、優先順位は最も低い3番目となる。
装置が3台接続のとき、中装置11は、優先順位信号0番316が1で、優先順位信号1番317が0であるため、優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“01”を得る。この値を十進数表記すると優先順位“1”となり、優先順位は2番目となる。
装置が3台接続のとき、左装置10は、優先順位信号0番316が0で、優先順位信号1番317が0であるため、優先順位信号0番316の値を2進数の一桁目に扱い、優先順位信号1番317の値を2進数の十桁目に扱うことで、2進数表記“00”を得る。この値を十進数表記すると優先順位“0”となり、優先順位は最も高い1番目となる。
[比較例1]
図12は、実施の形態の比較例1に係る装置を例示するブロック図である。
図12に示すように、比較例1に係る装置400では、装置400に対応する固有の装置識別用ソフトウェア404を、外部から書き込みデータ403として装置400のマイコン401に書き込む。これにより、装置400に機番を設定し、優先順位付けを行う。
しかしながら、装置400に固有のソフトウェアを書込んで機番を設定し、マスタースレーブ等の優先順位を付ける手段では、装置400の製造工程で複数のソフトウェアを管理し、書込む時に仕分ける必要がある。また、人為的なミス等により、書込むソフトウェアを間違えるという問題もある。
よって、比較例1によっては、自装置を含む複数の装置が接続された場合において、複数の装置のそれぞれの機番や優先順位付けを容易に決定し設定することが可能な装置、方法、及びプログラムを提供することは難しい。
[比較例2]
図13は、実施の形態の比較例2に係る装置を例示するブロック図である。
図14は、比較例2に係る装置の動作を例示する図である。
図13及び図14に示すように、比較例2に係る装置500は、抵抗器502から抵抗器505の実装、又は未実装で構成されたマトリックス回路508により、装置識別信号1番506と装置識別信号0番507を設定する。マトリックス回路508により、装置500機番の設定を行い、装置500の優先順位付けを行う。
しかしながら、抵抗器502から抵抗器505やダイオード(図示しない)等の組み合わせによるマトリックス回路508により、装置500の機番を設定する手段では、装置500の製造工程で部品の搭載データを分けて管理し、製造の都度、切り替える必要がある。また、搭載データの切り替えを間違えてしまう問題もある。
よって、比較例2によっては、自装置を含む複数の装置が接続された場合において、複数の装置のそれぞれの機番や優先順位付けを容易に決定し設定することが可能な装置、方法、及びプログラムを提供することは難しい。
[比較例3]
図15は、実施の形態の比較例3に係る装置を例示するブロック図である。
図16は、比較例3に係る装置の動作を例示する図である。
図15及び図16に示すように、比較例3に係る装置600は、比較例2に係る装置500と比べて、マトリックス回路508をディップスイッチ602及びディップスイッチ603で構成した点が異なる。比較例3に係る装置600は、ディップスイッチ602、ディップスイッチ603のオン、オフの組み合わせにより、機番を設定し、装置600のマイコン601に書き込み、優先順位付けを行う。
しかしながら、装置600のスイッチ(ディップスイッチ等)のオンとオフの組み合わせで、装置600の機番を設定する手段では、人手による作業のため、設定ミスが生じるという問題がある。
よって、比較例2によっては、自装置を含む複数の装置が接続された場合において、複数の装置のそれぞれの機番や優先順位付けを容易に決定し設定することが可能な装置、方法、及びプログラムを提供することは難しい。
また、比較例1から比較例3では、既に運用中に装置を新たに増設または減設する場合には、装置の機番を再設定する必要が生じるが、設置環境によっては、人手による再設定の操作が出来ないという問題がある。
尚、上記の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、各構成要素の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上記の実施の形態において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実態のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(具体的にはフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(具体的には光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(具体的には、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM))、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
さらに、動作は特定の順序で描かれているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が示された特定の順序または連続した順序で実行されること、または示されたすべての動作が実行されることを要求するものとして理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスクと並列処理が有利な場合がある。同様に、いくつかの特定の実施の形態の詳細が上記の議論に含まれているが、これらは本開示の範囲に対する制限としてではなく、特定の実施の形態に特有の特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施の形態の文脈で説明される特定の特徴は、単一の実施の形態に組み合わせて実装されてもよい。逆に、単一の実施の形態の文脈で説明される様々な特徴は、複数の実施の形態で別々にまたは任意の適切な組み合わせで実装されてもよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10:装置、左装置、第1直接接続装置
10a:第1間接接続装置
11:装置、中装置
12:装置、右装置、第2直接接続装置
12a:第2間接接続装置
111:第1入力部
112:第1検出部
113:第1出力部
114:第2入力部
115:第2検出部
116:第2出力部
117:合計算出部
118:優先順位決定部
119:機番決定部
10c1、11c1、12c1、301:左増設コネクタ
10c2、11c2、12c2、300:右増設コネクタ
202、302:接続検出回路
203、303:台数カウント回路
204、304:優先順位付け回路
400:装置
401:マイコン
402:パソコン
404:装置識別用ソフトウェア
500:装置
502、503、504、505:抵抗器
508:マトリックス回路
600:装置
601:マイコン
602、603:ディップスイッチ
606:マトリックス回路

Claims (9)

  1. 第1入力信号が入力する第1入力部と、
    前記第1入力部に直接に接続する第1直接接続装置と、前記第1直接接続装置を介して間接的に前記第1入力部に接続する第1間接接続装置と、の合計数を示す第1合計数を前記第1入力信号から検出する第1検出部と、
    前記第1合計数に1を加算して第1加算合計数を算出し、前記第1加算合計数を含む第1出力信号を第2直接接続装置に出力する第1出力部と、
    第2入力信号が入力する第2入力部と、
    前記第2入力部に直接に接続する第2直接接続装置と、前記第2直接接続装置を介して間接的に前記第2入力部に接続する第2間接接続装置と、の合計数を示す第2合計数を前記第2入力信号から検出し、前記第2合計数に1を加算して第2加算合計数を算出する第2検出部と、
    前記第2加算合計数を含む第2出力信号を前記第1直接接続装置に出力する第2出力部と、
    前記第1合計数と前記第2加算合計数とに基づいて、前記第1直接接続装置と前記第1間接接続装置と前記第2直接接続装置と前記第2間接接続装置と自装置との合計数である第3合計数を算出する合計算出部と、
    前記第3合計数から前記第2加算合計数を減算した値を自装置の優先順位として決定する優先順位決定部と、
    前記第1合計数を自装置の機器番号として決定する機番決定部と、
    を備える装置。
  2. 前記合計算出部は前記第1合計数が0の場合において、前記第1合計数と前記第2加算合計数のうちのいずれか数の多い方を判定し、記判定の結果得られた所定第2加算合計数を前記第3合計数として算出する、
    請求項1に記載の装置。
  3. 第1入力信号が入力する第1入力部と、
    前記第1入力部に直接に接続する第1直接接続装置と、前記第1直接接続装置を介して間接的に前記第1入力部に接続する第1間接接続装置と、の合計数を示す第1合計数を前記第1入力信号から検出する第1検出部と、
    前記第1合計数に1を加算して第1加算合計数を算出し、前記第1加算合計数を含む第1出力信号を第2直接接続装置に出力する第1出力部と、
    第2入力信号が入力する第2入力部と、
    前記第2入力部に直接に接続する第2直接接続装置と、前記第2直接接続装置を介して間接的に前記第2入力部に接続する第2間接接続装置と、の合計数を示す第2合計数を前記第2入力信号から検出し、前記第2合計数に1を加算して第2加算合計数を算出する第2検出部と、
    前記第2加算合計数を含む第2出力信号を前記第1直接接続装置に出力する第2出力部と、
    前記第1合計数と前記第2加算合計数とに基づいて、前記第1直接接続装置と前記第1間接接続装置と前記第2直接接続装置と前記第2間接接続装置と自装置との合計数である第3合計数を算出する合計算出部と、
    記第1合計数を自装置の機器番号として決定する機番決定部と、
    記第2加算合計数を優先順位として決定する優先順位決定部と、
    を備える装置。
  4. 第1入出力コネクタと第2入出力コネクタとをさらに備え、
    前記第1入力信号は、前記第1入出力コネクタを介して前記第1入力部に入力し、
    前記第1出力信号は、前記第1入出力コネクタを介して前記第2直接接続装置に出力し、
    前記第2入力信号は、前記第2入出力コネクタを介して前記第2入力部に入力し、
    前記第2出力信号は、前記第2入出力コネクタを介して前記第1直接接続装置に出力する、
    請求項1または2に記載の装置。
  5. 前記第1入力部に接続する他の装置が無く、前記第2直接接続装置と1台の前記第2間接接続装置だけが前記第2入力部に接続する場合、
    前記第1合計数として0が検出され、
    前記第1加算合計数として1が算出され、
    前記第2合計数として2が検出され、
    前記第2加算合計数として3が算出され、
    前記第3合計数として3が算出され、
    前記優先順位として、前記第3合計数から前記第2加算合計数を減算した値である0が決定される、
    請求項1、2、および4のいずれか1つに記載の装置。
  6. 前記第1直接接続装置だけが前記第1入力部に接続し、前記第2直接接続装置だけが前記第2入力部に接続する場合、
    前記第1合計数として1が検出され、
    前記第1加算合計数として2が算出され、
    前記第2合計数として1が検出され、
    前記第2加算合計数として2が算出され、
    前記第3合計数として3が算出され、
    前記優先順位として、前記第3合計数から前記第2加算合計数を減算した値である1が決定される、
    請求項1、2、4、および5のいずれか1つに記載の装置。
  7. 前記第1直接接続装置と1台の前記第1間接接続装置だけが前記第1入力部に接続し、前記第2入力部に接続する他の装置が無い場合、
    前記第1合計数として2が検出され、
    前記第1加算合計数として3が算出され、
    前記第2合計数として0が検出され、
    前記第2加算合計数として1が算出され、
    前記第3合計数として3が算出され、
    前記優先順位として、前記第3合計数から前記第2加算合計数を減算した値である2が決定される、
    請求項1、2、4から6のいずれか1つに記載の装置。
  8. 装置が、第1入力信号が入力する第1入力部に直接に接続する第1直接接続装置と、前記第1直接接続装置を介して間接的に前記第1入力部に接続する第1間接接続装置と、の合計数を示す第1合計数を前記第1入力信号から検出することと、
    装置が、前記第1合計数に1を加算して第1加算合計数を算出し、前記第1加算合計数を含む第1出力信号を第2直接接続装置に出力することと、
    装置が、第2入力信号が入力する第2入力部に直接に接続する第2直接接続装置と、前記第2直接接続装置を介して間接的に前記第2入力部に接続する第2間接接続装置と、の合計数を示す第2合計数を前記第2入力信号から検出し、前記第2合計数に1を加算して第2加算合計数を算出することと、
    装置が、前記第2加算合計数を含む第2出力信号を前記第1直接接続装置に出力することと、
    装置が、前記第1合計数と前記第2加算合計数とに基づいて、前記第1直接接続装置と前記第1間接接続装置と前記第2直接接続装置と前記第2間接接続装置と自装置との合計数である第3合計数を算出することと、
    装置が、前記第3合計数から前記第2加算合計数を減算した値を自装置の優先順位として決定することと、
    装置が、前記第1合計数を自装置の機器番号として決定することと、
    を備える方法。
  9. 第1入力信号が入力する第1入力部に直接に接続する第1直接接続装置と、前記第1直接接続装置を介して間接的に前記第1入力部に接続する第1間接接続装置と、の合計数を示す第1合計数を前記第1入力信号から検出することと、
    前記第1合計数に1を加算して第1加算合計数を算出し、前記第1加算合計数を含む第1出力信号を第2直接接続装置に出力することと、
    第2入力信号が入力する第2入力部に直接に接続する第2直接接続装置と、前記第2直接接続装置を介して間接的に前記第2入力部に接続する第2間接接続装置と、の合計数を示す第2合計数を前記第2入力信号から検出し、前記第2合計数に1を加算して第2加算合計数を算出することと、
    前記第2加算合計数を含む第2出力信号を前記第1直接接続装置に出力することと、
    前記第1合計数と前記第2加算合計数とに基づいて、前記第1直接接続装置と前記第1間接接続装置と前記第2直接接続装置と前記第2間接接続装置と自装置との合計数である第3合計数を算出することと、
    前記第3合計数から前記第2加算合計数を減算した値を自装置の優先順位として決定することと、
    前記第1合計数を自装置の機器番号として決定することと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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