JP7332451B2 - 液面の管理システム - Google Patents
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Description
貯溜部に貯溜される液体の液面の管理システムであって、
制御エアにより作動して前記貯溜部に液体を供給するポンプと、
前記液面の高さの変化に応じたフロートの上昇または下降により、信号エアを供給または遮断するボールタップと、
前記信号エアの供給または遮断により、前記ポンプへの制御エアの供給または遮断を行う空気作動弁手段と、を備えることを要旨とする。
このように、液面の高さの変化に応じてポンプを作動して貯溜部に液体を供給し得るようにしたので、液面管理を自動化して省人化を図ることができる。また、ポンプを作動する制御エアとは別の信号エアによって空気作動弁手段を制御するようにしたので、信号エアとして、制御エアより低圧の圧縮エアを用いて液面を精度よく管理することができる。
前記信号エアは、0.05MPa以下の圧力であることを要旨とする。
このように、信号エアの圧力を0.05MPa以下としたので、小型のボールタップでも信号エアの供給、遮断を精度よく制御することができ、装置の小型化を図ることができる。
前記制御エアは、0.3~0.7MPaの圧力であることを要旨とする。
このように、制御エアの圧力を0.3~0.7MPaの間に設定したので、ポンプを効率的に作動して液体を貯溜部に効果的に供給することができる。
爆発性雰囲気を生成するおそれのある危険場所または、電気設備技術基準において、防湿構造が求められる場所の何れかに設置されていることを要旨とする。
このように、エアにより作動する空気作動弁手段およびポンプを用いているので、危険場所または防湿構造が求められる場所においても、安全に液面の管理ができる。
ここで、防爆エリアとは、工場電気設備防爆指針(国際整合防爆指針2015(JNIOSH-TR-46:2015))で規定される「危険場所」(爆発性雰囲気を生成するおそれのある危険場所)である。危険場所とは、可燃性ガス・蒸気を取り扱っている工場、事業所で、操作中又は作業中にこれらが大気中に放出・漏洩して空気と混合して形成される「爆発性雰囲気」が無視できないほど多く、電気設備(電気機器)が着火源となり、爆発事故が起こりうる可能性のある場所である。前記指針では、危険場所として、ゾーン0:爆発性雰囲気が、連続して存在するか、又は長時間存在する場所、ゾーン1:爆発性雰囲気が、正常状態で生成することがある場所、ゾーン2:爆発性雰囲気が、正常状態で生成することはなく、たとえ生成しても短時間しか存在しない場所の3種類に分類されており、防爆エリアとは、これら3種類を含んでいる。
次に、実施例に係る液面の管理システムの作用につき説明する。
本願は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.実施例では、第1ボールタップとして、弁部を、フロートが上限で閉弁すると共に下限で開弁するよう構成したが、弁部を、フロートが下限で閉弁すると共に上限で開弁する構成を採用することができ、このように構成した第1ボールタップを用いる場合は、第1エアオペレートバルブとして常開型のバルブを用いることで、実施例と同様に貯溜部での液面の管理を行うことができる。
2.実施例では、第2ボールタップ、第2インタフェイスバルブおよび第2エアオペレートバルブからなる安全装置を設けたが、該安全装置は省略することができる。
3.実施例では、空気作動弁手段を、第1インタフェイスバルブおよび第1エアオペレートバルブから構成したが、安全装置を省略した構成において、第1エアオペレートバルブのみから空気作動弁手段を構成し、該第1エアオペレートバルブの信号圧入力ポートに第1ボールタップの弁部を管路で接続する構成を採用することができる。また、第1エアオペレートバルブのみから空気作動弁手段を構成した場合においても、前記1.の変更例の構成を採用することができる。
4.実施例では、管理システムを防爆エリアに配設したが、当該管理システムは、防爆エリア以外のエリア(場所)に設置することもできる。例えば、前記工場電気設備防爆指針(国際整合防爆指針2015(JNIOSH-TR-46:2015))で規定される「危険場所」(爆発性雰囲気を生成するおそれのある危険場所)である、可燃性粉じん場所、爆発性粉じん場所に設置することができる。なお、可燃性粉じん場所、爆発性粉じん場所とは、前記工場電気設備防爆指針において分類される、ゾーン20:空気中に粉じん雲状で、連続または長期間もしくは頻繁に存在する場所、ゾーン21:通常の運転中において、空気中に粉じん雲状で時々生成される可能性がある場所、ゾーン22:通常の運転中において、空気中に粉じん雲状で生成される可能性が少なく、生成されたとしても短時間である場所である。
また、管理システムは、例えば、経済産業省令が定める「電気設備に関する技術基準を定める省令」(電気設備技術基準)を解説した「電気設備の技術基準の解釈」(平成30年10月1日改正)において、低圧用配線器具に関し、温気の多い場所(同解釈第1条第27号)又は水気のある場所(同解釈第1条第26号)に設置することができる。ここで、前記解釈において温気の多い場所とは、低圧用の配線機器に関して湿気の侵入を防止できる防湿構造のものを使用すべきことが求められる場所である。
5.図2に示すエア回路部において、ポンプへの制御エアの供給系を別途設けると共に、該供給系に制御エアの供給と遮断とを切り換え可能なハンドバルブを設け、作業者の手動操作によってポンプを作動して補給溶器の粘着剤を貯溜部に供給する構成を採用することができる。
14 ポンプ,20 防爆エリア(爆発性雰囲気を生成するおそれのある危険場所)
27 フロート
Claims (4)
- 貯溜部に貯溜される液体の液面の管理システムであって、
制御エアにより作動して前記貯溜部に液体を供給するポンプと、
前記ポンプへの制御エアの供給または遮断を行う空気作動弁手段と、
前記液面の高さの変化に応じたフロートの上昇または下降により、前記空気作動弁手段へ供給される信号エアの供給と遮断とが切り換えられる弁手段と、を備える
ことを特徴とする液面の管理システム。 - 前記信号エアは、0.05MPa以下の圧力であることを特徴とする請求項1記載の液面の管理システム。
- 前記制御エアの圧力は前記信号エアの圧力よりも高い圧力であることを特徴とする請求項1または2記載の液面の管理システム。
- 爆発性雰囲気を生成するおそれのある危険場所または、電気設備技術基準において、防湿構造が求められる場所の何れかに設置されていることを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の液面の管理システム。
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