JP7331536B2 - 眼鏡レンズの穴データ入力装置、穴データ入力プログラム及び穴データ入力方法 - Google Patents

眼鏡レンズの穴データ入力装置、穴データ入力プログラム及び穴データ入力方法 Download PDF

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Description

本開示は、眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力装置、穴データ入力プログラム及び穴データ入力方法に関する。
レンズチャック軸に保持させた眼鏡レンズにリムレスフレームの部材等を取り付けるための穴を加工可能にした眼鏡レンズ加工装置が実用化されている。この眼鏡レンズ加工装置には、取り付け穴を加工するための穴データを入力するための穴データ入力装置が備えられている(特許文献1参照)。
この種の穴データ入力装置における穴位置データの入力は、基本的に各穴の基準位置をそれぞれXY座標で入力するものであった。
特開2007-229861号公報
近年では、リムレスフレームのタイプは様々になり、また、宝石等の装飾穴を配置するデザインも様々であり、複数の穴をそれぞれXY座標で位置決めして入力することは容易でないことがある。例えば、複数の穴(単穴、長穴等)を水平方向(X方向)及び垂直方向(Y方向)以外の方向に並べて配置する場合で、各穴の間隔の制約がある場合に、2つ目以降の穴をXY座標で位置決めすることは容易でなかった。また、例えば、3つ以上の宝石穴の場合に、水平方向及び垂直方向以外の方向で、各穴の間隔を等間隔にするように各穴をXY座標で位置決めすることは容易でなかった。
本開示は、上記従来技術に鑑み、水平及び垂直の方向以外の方向に複数の穴を配置する場合であっても、各穴の位置決めを容易に行える穴データ入力装置、穴データ入力プログラム及び穴データ入力方法を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本開示は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 本開示の第1態様に係る眼鏡レンズの穴データ入力装置は、眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力装置であって、眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得手段と、取得された玉型の図形を画面に表示する表示手段と、眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力手段と、を備え、前記穴データ入力手段は、前記画面上で前記玉型に対して前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置手段と、前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置手段と、を備え、前記基準指標配置手段は、前記基準指標として、曲線と、玉型の外形ラインに対して一定距離だけ内側へオフセットしたオフセット線と、の少なくとも一つを含む基準線を配置する手段であることを特徴とする。
(2) 本開示の第2態様に係る眼鏡レンズの眼鏡レンズの穴データ入力装置は、眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力装置であって、
眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得手段と、取得された玉型の図形を画面に表示する表示手段と、眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力手段と、を備え、前記穴データ入力手段は、前記画面上で前記玉型に対して前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置手段と、前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置手段と、を備え、前記複数の穴は、複数の長穴を含み、前記基準指標配置手段は、前記基準指標として直線を含む基準線を配置する手段であり、前記穴配置手段は、前記複数の長穴のそれぞれの始点及び終点を共に前記基準線上に配置する、ことを特徴とする。
(3) 本開示の第3態様に係る眼鏡レンズの穴データ入力プログラムは、眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力装置で実行される穴データ入力プログラムであって、前記穴データ入力装置の制御ユニットによって実行されることで、眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得ステップと、 取得された玉型の図形を画面に表示する表示ステップと、眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力ステップと、を前記穴データ入力装置に実行させ、前記穴データ入力ステップでは、前記画面上で前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置ステップと、前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置ステップと、が実行され、前記基準指標配置ステップでは、前記基準指標として、曲線と、玉型の外形ラインに対して一定距離だけ内側へオフセットしたオフセット線と、の少なくとも一つを含む基準線を配置するステップが実行されることを特徴とする。
(4) 本開示の第4態様に係る眼鏡レンズの穴データ入力プログラムは、眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力装置で実行される穴データ入力プログラムであって、前記穴データ入力装置の制御ユニットによって実行されることで、眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得ステップと、 取得された玉型の図形を画面に表示する表示ステップと、眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力ステップと、を前記穴データ入力装置に実行させ、前記穴データ入力ステップでは、前記画面上で前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置ステップと、前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置ステップと、が実行され、前記複数の穴は、複数の長穴を含み、前記基準指標配置ステップでは、前記基準指標として直線を含む基準線を配置するステップが実行され、前記穴配置ステップでは、前記複数の長穴のそれぞれの始点及び終点を共に前記基準線上に配置するステップが実行されることを特徴とする。
(5) 本開示の第5態様に係る眼鏡レンズの穴データ入力方法は、眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力方法であって、眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得ステップと、取得された玉型の図形を画面に表示する表示ステップと、眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力ステップと、を備え、前記穴データ入力ステップは、前記画面上で前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置ステップと、前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置ステップと、を備え、前記基準指標配置ステップは、前記基準指標として、曲線と、玉型の外形ラインに対して一定距離だけ内側へオフセットしたオフセット線と、の少なくとも一つを含む基準線を配置するステップであることを特徴とする。
(6) 本開示の第6態様に係る眼鏡レンズの穴データ入力方法は、眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力方法であって、眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得ステップと、取得された玉型の図形を画面に表示する表示ステップと、眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力ステップと、を備え、前記穴データ入力ステップは、前記画面上で前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置ステップと、前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置ステップと、を備え、前記複数の穴は、複数の長穴を含み、前記基準指標配置ステップは、前記基準指標として直線を含む基準線を配置するステップであり、前記穴配置ステップは、前記複数の長穴のそれぞれの始点及び終点を共に前記基準線上に配置する、ことを特徴とする。
本開示によれば、水平及び垂直の方向以外の方向に複数の穴を配置する場合であっても、各穴の配置を容易に行える、
眼鏡レンズ加工システムの構成図である。 眼鏡レンズ加工装置が備える加工機構部の構成を説明する図である。 第2加工具ユニット0の概略構成図である。 実施例の穴データ入力に係る眼鏡レンズを取り付けるリムレスフレームの例である。 ディスプレイに表示された穴編集画面の例である。 基準指標の例である基準線を画面上に配置する例の説明図である。 第1長穴の配置を説明する拡大図である。 第1長穴の始点及び終点がXY座標で示された状態を説明する図である。 第2長穴の配置の説明図である レンズの耳側の上部角付近に4つの宝石穴を配置する例の説明図である 宝石穴の配置を説明する拡大図である。 穴の等間隔配置の他の例を示す図である。 穴の等間隔配置の他の例を示す図である。 2つの指定位置を通る基準線が配置される例を示す図である。
以下、本実施形態を図面に基づいて説明する。図1~14は本実施形態に係る眼鏡レンズの穴データ入力装置、穴データ入力方法及び穴データ入力プログラムの構成について説明する図である。
[概要]
本開示の実施形態に係る穴データ入力装置の概略について説明する。
例えば、穴データ入力装置は、眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得手段(例えば、玉型データ取得ユニット512)を備える。例えば、穴データ入力装置は、玉型の図形を画面に表示するために構成された表示手段(例えば、ディスプレイ514)を備える。例えば、穴データ入力装置は、眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するために構成された穴データ入力手段(例えば、穴データ入力ユニット520)を備える。例えば、穴データ入力装置は、各手段を制御する制御手段の例である制御ユニット510を備える。例えば、穴データ入力手段は、表示手段の例であるディスプレイ514に備えられるタッチパネルを備える。穴データ入力手段はタッチペンを備えていてもよい。
例えば、穴データ入力手段は、ディスプレイの画面上で複数の穴の基準位置を位置させる基準指標を配置するために構成された基準指標配置手段(例えば、基準指標配置部521)を備える。例えば、基準指標は画面に表示された玉型の図形に対して配置される。例えば、穴データ入力手段は、基準指標基づいて複数の穴の基準位置を玉型に対して配置するために構成された穴配置手段(例えば、穴配置部523)を備える。例えば、穴配置手段は複数の穴を玉型図形に対して配置するように構成されている。例えば、穴データ入力手段は、複数の穴の位置関係の条件を定めるために構成された穴位置条件設定手段(例えば、穴位置条件設定部522)を備えていてもよい。この場合、例えば、穴配置手段は、基準指標と穴位置条件設定手段で定められた条件に基づいて複数の穴の基準位置を玉型に対して配置するように構成されている。
例えば、基準指標配置手段で配置される基準指標は、基準線(例えば、基準線S10、S20)である。例えば、基準線は、直線、曲線、及び玉型の外形ラインに対して一定距離だけ内側へオフセットしたオフセット線の少なくとも一つを含む。例えば、基準指標の例である曲線は円弧の線や、少なくとも3点を結んだ曲線であってもよい。例えば、基準指標は穴を位置させるための指標であれば、線に限らず、点であってもよい。
例えば、基準指標配置手段は、基準指標の配置条件を定める基準指標条件設定手段(例えば、基準指標条件設定部521a)を備える。例えば、基準指標条件設定手段は、複数の穴を並べて配置させる方向(玉型に対する水平及び垂直以外の方向)を定めるために構成された方向指定手段(例えば、角度欄632a)を備える。例えば、基準指標条件設定手段は、玉型に対して基準線が通る少なくとも一つの位置を定めるために構成された位置指定手段(例えば、XY座標を定めること)を備える。例えば、位置指定手段は、レンズに配置される複数の穴の内の一つの穴の位置(基準位置)を基準線が通る位置として定めるように構成されている。例えば、基準指標配置手段は、方向指定手段で定められた方向と位置指定手段で指定された位置とに基づいて基準指標を玉型に対して配置するように構成されている。例えば、位置指定手段は、基準線が通る2つの位置を指定するように構成されていてもよい。
例えば、基準指標条件設定手段は、玉型の外形ラインに対して一定距離だけ内側へオフセットした位置に基準指標を位置させるために構成された手段(例えば、オフセットパターン651c)を備える。例えば、基準指標条件設定手段は、基準指標をオフセットさせる距離を定める手段(例えば、オフセット欄633a)を備える。例えば、宝石を取り付ける穴(以下、宝石穴)を設ける場合、基準指標をオフセット線(S20)とすれば、宝石穴を見栄えよく配置できる。
例えば、穴位置条件設定手段は、各穴の位置関係の条件として、任意の穴の間隔を定めるために構成された穴間隔設定手段(穴間隔欄631d)を備える。例えば、穴間隔設定手段は隣り合う穴の間隔を定めるように構成されている。例えば、複数の長穴を配置する場合、穴間隔設定手段は、一つの長穴の終点と他の長穴の始点との間隔を定めることでもよい。また、一つの長穴の始点と他の長穴の始点との間隔を定めることでもよい。あるいは、一つの長穴の終点と他の長穴の終点との間隔を定めることでもよい。
例えば、複数の穴は少なくとも3つであり、穴間隔設定手段は、隣り合う穴の間隔同士を等間隔に定めるために構成された等間隔設定手段(ボタン633b)を備える。これにより、例えば、宝石穴を配置する場合、宝石穴をバランスの良く、容易に配置できる。
例えば、等間隔とは、隣り合う穴の中心間の距離を等しくすることである。例えば、等間隔とは、隣り合う穴を結んだ線上のエッジの距離を等しくすることである。例えば、等間隔とは、玉型に対して配置した点と各穴の中心とを結んだ線の角度間隔を等しくすることである。例えば、角度間隔を等しくするときに玉型に対して配置する点は、玉型の幾何中心点である。例えば、角度間隔を等しくするときに玉型に対して配置する点は、玉型内に任意の位置に置いた点である。
例えば、穴の基準点は、穴の幾何中心である。例えば、穴の基準点は、穴のエッジであってもよい。例えば、長穴の基準点は始点と終点である。例えば、長穴の始点及び終点は、長穴が延びる方向の一方のエッジと他方のエッジである。例えば、長穴の始点及び終点は、一方の半円の幾何中心と他方の半円の幾何中心である。
例えば、穴データ入力プログラムは、眼鏡レンズの玉型データを取得するための玉型取得ステップを備える。例えば、穴データ入力プログラムは、取得された玉型の図形を画面に表示するための表示ステップを備える。例えば、穴データ入力プログラムは、眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを画面に表示された玉型に対して入力するための穴データ入力ステップを備える。例えば、穴データ入力ステップは、画面上で複数の穴を位置させる基準指標を配置するための基準指標配置ステップを備える。例えば、穴データ入力ステップは、基準指標に基づいて複数の穴を玉型に対して配置するための穴配置ステップを備える。
例えば、穴データ入力ステップは、複数の穴の位置関係の条件を定めるための穴位置条件設定ステップを備える。この場合、例えば、穴配置ステップは、基準指標と穴位置条件設定ステップで定められた条件に基づいて複数の穴を玉型に対して配置するように構成されている。
例えば、穴データ入力方法は、眼鏡レンズの玉型データを取得するための玉型取得ステップを備える。例えば、穴データ入力方法は、取得された玉型の図形を画面に表示するための表示ステップを備える。例えば、穴データ入力方法は、眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを画面に表示された玉型に対して入力するための穴データ入力ステップを備える。例えば、穴データ入力ステップは、画面上で複数の穴を位置させる基準指標を配置するための基準指標配置ステップを備える。例えば、穴データ入力ステップは、基準指標に基づいて複数の穴を玉型に対して配置するための穴配置ステップを備える。
例えば、穴データ入力ステップは、複数の穴の位置関係の条件を定めるための穴位置条件設定ステップを備える。この場合、例えば、穴配置ステップは、基準指標と穴位置条件設定ステップで定められた条件に基づいて複数の穴を玉型に対して配置するように構成されている。
[実施例]
本開示の典型的な実施例の一つについて、図面を参照して説明する。図1は、実施例に係る眼鏡レンズ加工システム1000(以下、「加工システム1000」と略す)の構成図である。加工システム1000は、眼鏡レンズに加工する穴のデータを入力するための穴データ入力装置500を備える。加工システム1000は、眼鏡レンズに穴を加工するための眼鏡レンズ加工装置1を備える。加工システム1000は、眼鏡レンズの周縁を加工するための目標となる形状である玉型形状を測定するための玉型形状測定装置20を備える。玉型形状測定装置20は、眼鏡レンズを保持する眼鏡フレームのリムの形状を測定し、あるいは、リムレスフレームに取り付けられていたデモレンズの外形形状を測定することによって玉型形状を得る。玉型形状測定装置20の構成は、例えば、周知の装置(例えば、特開2013―068488号公報等)が使用できるので、その詳細は省略する。
眼鏡レンズ加工装置1は、眼鏡レンズの周縁を加工し、また、眼鏡レンズに穴を加工するための加工機構部1Aを備える。眼鏡レンズ加工装置1は、表示手段の例であるディスプレイ14を備える。眼鏡レンズ加工装置1は、レンズ加工のためのデータを入力する入力手段の例である入力ユニット16を備える。眼鏡レンズ加工装置1は、加工機構部1A、ディスプレイ14、入力ユニット16等を制御する制御ユニット10を備える。
<加工機構部の構成>
図2は、眼鏡レンズ加工装置1が備える加工機構部1Aの構成を説明する図である。加工機構部1Aは、レンズ保持ユニット100と、レンズ形状測定ユニット200と、第1加工具ユニット150と、移動ユニット300と、第2加工具ユニット400と、を主に備える。
レンズ保持ユニット100は、レンズLEを狭持(保持)して回転させるためのレンズチャック軸102と、キャリッジ101と、を備える。レンズチャック軸102は、一対のレンズチャック軸102L及び102Rを備える。キャリッジ101の左腕101Lにレンズチャック軸102Lが回転可能に保持され、キャリッジ101の右腕101Rにレンズチャック軸102Rが回転可能に保持されている。レンズチャック軸102(レンズLE)は、モータ120によって回転される。
第1加工具ユニット150は、加工具回転軸161を回転するためのモータ160を備える。加工具回転軸161は、レンズチャック軸102と平行な位置関係で、本体ベース170に回転可能に保持されている。加工具回転軸161にレンズLEの周縁を加工するための複数の加工具168が取り付けられている。例えば、加工具168は、粗加工具166と、通常仕上げ加工具164と、を含む。仕上げ加工具164は、ヤゲン加工用のV溝と、平仕上げ加工用の平仕上げ面と、を備える。また、加工具168は、鏡面仕上げ加工具165を含んでいてもよい。加工具168は、前ヤゲン加工具162と、後ヤゲン加工具163と、含んでいてもよい。
図2おいて、第2加工具ユニット400はキャリッジ101の後方に配置されている。図3は、第2加工具ユニット400の概略構成図である。ベースとなる固定板401は、図2のベース170に立設されたブロック(図示を略す)に固定されている。固定板401にはZ軸方向(XY軸平面に対して直交する方向)に延びるレール402が固定され、レール402に沿ってZ軸移動支基404が移動可能に取り付けられている。移動支基404は、モータ405がボールネジ406を回転することによってZ軸方向に移動される。移動支基404には、回転支基410が回転可能に保持されている。回転支基410は、回転伝達機構を介してモータ416によりその軸回りに回転される。回転支基410の先端部には、回転部430が取り付けられている。回転部430には回転支基410の軸方向に直交する回転軸431が回転可能に保持されている。回転軸431の一端に穴加工具(例えば、エンドミル)435が同軸に取付けられている。また、回転軸431の他端に溝掘り加工具436が備えられていてもよい。回転軸431は、回転部430及び回転支基410の内部に配置された回転伝達機構を介してモータ440により回転される。
移動ユニット300は、レンズチャック軸102と加工具168、穴加工具435等との相対的な位置を調整するために構成されている。例えば、移動ユニット300は、レンズチャック軸102と加工具回転軸161及び回転軸431との軸間距離を変動させる第1移動ユニット310と、レンズチャック軸102の軸方向にレンズLEを移動させる第2移動ユニット330と、を備える。実施例ではレンズチャック軸102の軸方向をX軸とする。レンズチャック軸102と加工具回転軸161及び回転軸431との軸間距離を変動させる方向をY軸方向とする。
第1移動ユニット310は、モータ315を備える。モータ315の回転により移動支基301がX軸方向に移動される。これにより、移動支基301に搭載されたキャリッジ101及びレンズチャック軸102(レンズLE)がX軸方向に移動される。なお、第1移動ユニット310は、加工具回転軸161をX軸方向に移動させることでもよい。
第2移動ユニット330は、キャリッジ101(レンズチャック軸102)をY軸方向に移動するためモータ335を備える。キャリッジ101はシャフト333,334に沿ってY軸方向に移動可能に移動支基301に保持されている。モータ335の回転はY軸方向に延びるボールネジ337に伝達され、ボールネジ337の回転によりキャリッジ101(レンズチャック軸102とレンズLE)はY軸方向に移動される。
なお、実施例では第2移動ユニット330はレンズチャック軸102をY軸方向に移動する構成であるが、加工具回転軸161及び回転軸431をY軸方向に移動させる構成でもよい。すなわち、第2移動ユニット330はレンズチャック軸102と加工具回転軸161及び回転軸431との軸間の距離を相対的に変化させる構成であれば良い。
図2において、キャリッジ101の上方にレンズ形状測定ユニット200が配置されている。レンズ形状測定ユニット200は、レンズLEのレンズLEの屈折面(レンズ前面、レンズ後面)の形状を測定するために使用される。例えば、レンズ形状測定ユニット200は、レンズLEの屈折面に接触する測定子を持ち、レンズLEが回転されるとともに、玉型データに基づいてレンズチャック軸102がY軸方向に移動されることにより、玉型に対応したレンズLEの屈折面形状が測定される。レンズ形状測定ユニット200の構成は周知の機構が使用できるので、詳細な説明は省略する。
<穴データ入力装置の構成>
図1において、穴データ入力装置500は、玉型データ取得手段の例である玉型データ取得ユニット512を備える。穴データ入力装置500は、表示手段の例であるディスプレイ514を備える。穴データ入力装置500は、各種のデータを記憶する記憶手段としてのメモリ516を備える。穴データ入力装置500は、穴データ入力手段の例である穴データ入力ユニット520を備える。穴データ入力装置500は、穴データ入力装置500が備える各ユニットを制御する制御手段である制御ユニット510を備える。また、メモリ516には穴データ入力プログラムが記憶されている。穴データ入力プログラムは制御ユニット510によって実行される。
穴データ入力ユニット520は、ディスプレイ514の画面上で複数の穴を位置させる基準指標を配置するための基準指標配置部521と、基準指標基づいて複数の穴(穴の位置)を玉型に対して配置する穴配置部523と、を備える。基準指標配置部521は、基準指標の配置条件を定める基準指標条件設定部521aを備える。穴データ入力ユニット520のこれらの構成要素は、制御ユニット510によって制御される。穴データ入力ユニット520は、さらに、複数の穴の位置関係の条件を定める穴位置条件設定部522を備えていてもよい。穴配置部523は、基準指標と穴位置条件設定部522で定められた条件に基づいて複数の穴(穴の位置)を玉型の図形内に配置する。
なお、穴データ入力装置500は、眼鏡レンズ加工装置1に設けられていてもよい。この場合、ディスプレイ514、穴データ入力ユニット520、制御ユニット510は、眼鏡レンズ加工装置1に備えられたディスプレイ14、入力ユニット16、制御ユニット10と兼用されてもよい。
例えば、玉型データ取得ユニット512は玉型形状測定装置20で測定された玉型形状データを取得するために用いられる。あるいは、玉型データ取得ユニット512は、メモリ516に記憶された玉型データを呼び出して取得してもよい。玉型データ取得ユニット512は制御ユニット510が兼用してもよい。
例えば、穴データ入力ユニット520は、データの入力手段として、ディスプレイ514に設けられたタッチパネル機能を有する。このタッチパネル機能により、ディスプレイ514の画面にタッチすることで画面表示に従った種々の入力ができる。また、画面へのタッチは、タッチペンを使用してもよい。また、穴データ入力ユニット520は、キーボードとマウス等のポインティングデバイスを使用する構成であってもよい。
次に、上記のような構成を備える眼鏡レンズ加工システムにおいて、穴データ入力装置500の動作を中心に説明する。
例えば、図4に示すようなリムレスフレームに眼鏡レンズLEを取り付けるための穴を加工する例を説明する。図4のリムレスフレームF10は、フレームの部材として、左テンプルF11Lにつながる左ヨロイ(智)F12Lと、右テンプルF11Rにつながる右ヨロイ(智)F12Rと、左ヨロイ(智)F12Lと右ヨロイ(智)F12Rとを連結する連結バーF13であって、左右レンズの上に位置する連結バーF13と、左右のレンズをつなぐブリッジF14と、左鼻パッドF17Lを支えるクリングスF16Lと、右鼻パッドF17Rを支えるクリングスF16Rと、を主に備える。クリングスF16L及びF16Rは、それぞれ左右レンズLEに加工された穴に取り付けられる構成のものである。ブリッジF14は、左右レンズLEにそれぞれ加工された穴に取り付けられる構成のものであり、連結バーF13にも接続部材によって接続されている。また、左ヨロイ(智)F12L及び右ヨロイ(智)F12Rは、左右レンズにそれぞれ加工された穴に取り付けられる構成である。
穴加工データを入力するにあたって、初めに、玉型データ取得ユニット512によってリムレスフレームF10に取り付けるレンズLEの玉型データが取得される。例えば、リムレスフレームF10に取り付けられていたデモレンズを取り外し、左右レンズの一方のレンズの形状を玉型形状測定装置20で測定させる。玉型形状測定装置20で測定された玉型データは、穴データ入力装置500に送信され、玉型データ取得ユニット512によって取得される。なお、メモリ516に玉型データが記憶されている場合は、メモリ516から玉型データが呼び出され、玉型データ取得ユニット512によって取得されてもよい。また、玉型データ取得ユニット512による玉型データの取得は、これらに限られない。例えば、他の装置、コンピュータ又は遠隔地の情報提供装置等から通信手段を介して玉型データを取得することでもよい。
玉型データが取得されると、玉型データに基づく玉型図形がディスプレイ514に表示される。図5は、ディスプレイ514に表示された穴編集画面の例である。ここでは、右レンズが選択された場合を示している。なお、左右一方のレンズの穴編集(穴データの入力)ができれば、そのデータを左右反転処理(ミラー反転)することで他方のレンズの玉型及び穴データを取得することができる。
図5において、穴編集用の画面600の中央には玉型データに基づく玉型図形LEG1が表示されている。画面600の左側に各種の穴タイプ(単穴、長穴、2つ穴、宝石穴、等)を選択するための穴選択ボタン610が表示されている。
初めに、右ヨロイ(智)F12R及びブリッジF14の右部分を取り付ける穴を配置する例を説明する。右ヨロイ(智)F12Rは単穴でレンズLEに取り付けられるので、操作者は、穴選択ボタン610から単穴パターン611aをタッチペンTPでタッチして選択する。次に、玉型図形LEG1内に右ヨロイ(智)F12Rのための穴H11を配置させるおおよその位置をタッチペンTPでタッチする。これにより、穴H11が玉型LEG1内に表示される。そして、穴H11の基準点の例である中心位置の穴座標がXY座標で表示される。例えば、この例では、穴H11のX方向(左右方向)の穴座標621xが玉型のエッジからの距離で表示される。また、穴H11のY方向(垂直方向)の穴座標621yが玉型中心(玉型形状の幾何中心)LEC1からの距離で表示される。穴座標621xがタッチされると、テンキー画面(図示を略す)がポップアップ表示され、所望する値に変更してX座標を入力できる。同様に穴座標621yの穴座標621xがタッチされることによりY座標を入力できる。なお、穴H11の配置位置を決めるためのXY座標の値は、リムレスフレームF10の設計データから事前に得ておくことができる。設計データが分からない場合は、例えば、デモレンズに形成されていた現実の穴の位置を測定して事前に得ておくことができる。
また、穴の配置に必要なデータとして、操作者は、穴H11の穴径を穴径欄631aで入力する。また、穴H11の穴深さを穴深さ欄631bで入力する。図5の例では、穴深さは貫通穴として入力されている。また、穴角度入力欄602で加工する穴の角度を設定できる。例えば、穴の角度は、任意の角度に設定できる他、「オート」を選択すると、穴位置のレンズ前面に対して垂直方向を設定できる。
続いて、ブリッジF14を取り付ける穴H12を配置する。ブリッジF14の取り付け穴も単穴であるので、操作者は、単穴パターン611aを選択した後、穴H11と同じ要領で穴H12の位置決めを行う。穴H11の場合と同様に、穴H12の穴座標622x及び穴座標622yがそれぞれタッチされることにより、XY座標の値が入力される。なお、図5の例では、穴座標622xは玉型中心LEC1からの距離で表示されている。これら穴のXY座標の値は、玉型中心LEC1を基準にした距離とするか、玉型のエッジを基準にした距離とするか、を個別に選択できる。また、穴H12の穴径及び穴深さを穴径欄631a及び穴深さ欄631bで入力できる。穴角度は穴角度入力欄602で設定できる。
次に、右レンズLE用のクリングスF16Rを取り付ける穴の配置について説明する。例えば、クリングスF16Rの取り付け穴は、同一線上に並んだ2つの長穴を必要とするものである。図5の画面600において、玉型図形LEG1内には、クリングスF16Rを取り付けるための2つの長穴である第1長穴H13と第2長穴H14の配置が完了した状態が示されている。なお、図5(他の図6-図14も同様)において配置された穴は模式的に示したものである。
ここで、第1長穴H13と第2長穴H14が並ぶ方向は、水平方向(X方向)及び垂直方向(Y方向)とは異なる方向である。そのため、単純にXY座標で穴の位置を入力(指定)することは容易でない。そこで、複数の穴を任意の方向(水平及び垂直の方向以外の方向)に並べて配置する場合は、基準指標を配置し、その基準指標に基づいて各穴を配置するための基準指標配置部521を使用する。
基準指標配置部521の使用を説明する。初めに、制御ユニット510によって制御されるディスプレイ514の画面及びタッチ機能を利用した基準指標条件設定部521aによって、玉型に対する基準指標の位置関係の配置条件を設定する。例えば、第1長穴H13と第2長穴H14を直線上に並べるため、複数の穴の基準点(位置)を直線上に並べる場合を説明する。操作者は、基準指標条件設定部521aの例として、基準指標選択欄650から直線パターン651aを選択する。操作者は、図6に示すように、タッチペンTP(又は指)を利用し、第1長穴H13と第2長穴H14を並べて配置する位置と方向を踏まえて、画面600上の玉型図形LEG1内に基準指標の例である基準線S10を描く(配置する)。画面上の基準線S10は、終端をドラッグすることで伸縮できる。
基準線S10が直線の場合、玉型に対する基準指標の位置関係の配置条件として、玉型に対して基準線S10が通る少なくとも1つの基準点(位置)と、基準線S10延びる方向を定める。例えば、基準線S10が延びる方向である角度αは、玉型の水平方向又は垂直方向に対する角度で指定でき、角度欄632aに数値で表示される。基準線S10が延びる方向は、玉型の基準方向に対する角度で指定できればよい。操作者は、角度欄632aにタッチすることでテンキー画面が表示されるので、テンキー画面操作によって角度αを所望の値に設定できる。また、操作者は、タッチペンTPで基準線S10の両端以外の部分をタッチしてドラッグすることで、基準線S10を平行移動できる。
次に、玉型に対して基準線S10が通る位置として、第1長穴H13及び第2長穴H14の少なくとも一つの基準点(位置)を定める(指定する)。例えば、第1長穴H13を配置するために、穴選択ボタン610から長穴パターン611bを選択した後、基準線S10上をタッチペンTPで指定する。これにより、制御ユニット510の制御によって第1長穴H13が基準線S10上に配置される。
図7は、第1長穴H13の配置を説明するための拡大図である。例えば、第1長穴H13の基準点は始点H13sと終点H13eで規定される。そのため、例えば、玉型に対して基準線が通る少なくとも一つの位置を定める位置指定手段として、始点H13sと終点H13eの一方の位置を定める。そして、始点H13sと終点H13eが共に基準線S10上に配置されるように、制御ユニット510によって制御される。なお、図7の例では始点H13s及び終点H13eは、長穴が延びる方向のエッジとされている。両端が半円の丸長穴の場合、基準点の始点H13s及び終点H13eは、両端の半円のセンターであってもよい。第1長穴H13の穴長さLH13は、終点H13eをタッチペンTPでドラッグすることで変更できる。穴長さLH13の値は、穴長さ欄631cに表示される。穴長さLH13の変更は、穴長さ欄631cの値をテンキー(図示せず)によって指定することでも行うことができる。
ここで、第1長穴H13に嵌めこむ部材(リムレスフレームF10のクリングスF116Rにおける嵌め込み部材)の長さは決まっているので、その長さに合わせて第1長穴H13の穴長さLH13を定めればよい。また、第1長穴H13の穴幅(穴径)も、クリングスF116Rにおける嵌め込み部材によって決まっているので、それに合わせて穴径欄631aの値を入力すればよい。例えば、穴長さLH13及び穴幅は、クリングスF116Rの設計データから予め得ておくことができる。あるいは、穴長さLH13及び穴幅は、クリングスF116Rの嵌め込み部材を計測して得ておくことができる。
図8は、第1長穴H13の始点H13s及び終点H13eがXY座標で示された状態を説明する図である。始点H13sのX方向の座標623sxが玉型のエッジからの距離で表示されている。始点H13sのY方向の座標623syが玉型中心LEC1からの距離寸法で表示されている。終点H13eのX方向の座標623exが玉型のエッジからの距離で表示されている。終点H13eのY方向の座標623eyが玉型中心LEC1からの距離で表示されている。
例えば、第1長穴H13を配置するために、始点H13s及び終点H13eの何れかのXY座標を定める必要がある場合、座標623sx、623sy、623ex及び623eyの値を変更することで対応できる。それぞれの座標の値がタッチされると、テンキー画面(図示を略す)がポップアップ表示され、所望の値に変更できる。すなわち、始点H13s及び終点H13eの何れかのXY座標を定めることは、基準線が通る少なくとも一つの位置を定める位置指定手段の例である。始点H13s又は終点H13eの座標の値が変更されると、それに伴って第1長穴H13の位置及び基準線S10が平行移動される。すなわち、始点H13s及び終点H13eの座標をそれぞれ位置決めしなくても、一方を決めれば、穴長さLH13を維持したまま、また、第1長穴H13が延びる方向を維持したまま、容易に第1長穴H13の配置を変更できる。また、始点H13s又は終点H13eを角度変更の基準点として定めた後、タッチペンTPで他方をタッチしたままX方向にドラッグすれば、基準線S10の方向(角度α)を変更できる。基準点として始点H13s又は終点H13eを定めた後は、角度欄632aの値を変更することによっても、基準点を固定したまま基準線S10の方向を変更できる。
次に、第2長穴H14を追加して配置するために、操作者が穴選択ボタン610から長穴パターン611bを選択した後、基準線S10上で第2長穴H14を配置したいおおよその位置をタッチする。このとき、図9に示すように(図9は第2長穴の配置を説明する図である)、穴配置部523(制御ユニット510)によって、第2長穴H14の始点H14s及びH14eが共に基準線S10上に配置される。これにより、第2長穴H14の位置(始点H14s及びH14e)をXY座標で指定しなくても、第2長穴H14を第1長穴H13と同じ方向に容易に並べることができる。
複数の穴を並べて配置する場合は、複数の穴の位置関係の条件を定める穴位置条件設定部522を利用する。例えば、隣り合う第1長穴H13と第2長穴H14の穴間隔として、第1長穴H13の終点H13eと第2長穴H14の始点H14sとの間隔DLH1を定める。この穴間隔は、図6に画面600において、穴位置条件設定部522の穴間隔設定の例としての穴間隔欄631dの値をタッチして表示されるテンキー画面によって入力できる。第1長穴H13と第2長穴H14の穴間隔は、図4のリムレスフレームF10のクリングスF116Rにおける部材の設計データから得ることができる。あるいは、クリングスF116Rにおける部材を測定することで得ることができる。
なお、第2長穴H14の穴径(幅)、穴深さ及び穴長さLH14は、それぞれ穴径欄631a、穴深さ欄631b及び穴長さ欄631cで入力(指定)できる。また、第2長穴H14の始点H14s及びH14eのXY座標も、長穴H13と同様に画面上の表示によって知ることができる。また、第1長穴H13と第2長穴H14の穴を加工する方向は、2つの穴をグループにすることで、2つの穴を平行に加工できる。
また、第1長穴H13及び第2長穴H14を一旦配置した後も、基準線S10を移動することで、基準線S10に配置されている各穴の位置関係を維持したままで容易に移動することができる。例えば、図4のリムレスフレームF10を装用する装用者の鼻が大きいため、デモレンズに備えられていたクリングスF16L,16Rの位置では左右幅が狭い場合がある。この場合、クリングスF16L,16Rの取り付け位置の左右幅を広げるように、第1長穴H13及び第2長穴H14を玉型に対して装用者の鼻が位置する側から離れるように、基準線S10を移動する。第1長穴H13及び第2長穴H14は基準線に配置されるように制御されているため、各穴をそれぞれXY座標で指定しなくても、各穴の位置関係を維持したまま容易に移動することができる。
以上では、2つの長穴を基準指標(基準線S10)に従って配置する例を説明したが、穴のタイプは、長穴に限らず、複数の単穴(真円)であってもよいし、単穴と長穴の組み合わせであってもよいし、さらにはノッチ穴(玉型のエッジにかかる切り欠きを持つ穴)と長穴の組み合わせであってもよいし、ノッチ穴と単穴の組み合わせ、等の様々な組み合わせであってもよい。また、穴の数も3個以上であってもよい。これらの穴タイプや穴数は、レンズLEに取り付けられるパーツ(リムレスフレームのパーツ等)に応じて選択される。また、基準指標の配置条件としては、直線に限らず、基準指標選択欄650から選択できる曲線パターン651bであってもよい。曲線パターンは任意の曲線で描ける他、半径を指定した円弧であってもよい。また、さらに、基準指標(基準線S10)は1つに限らず、複数を配置してもよい。
次に、基準指標配置部521の使用の他の例を説明する。例えば、リムレスフレームF10に取り付けられるレンズLEに(リムフレームのレンズであってもよい)、装飾用の宝石等を取り付けるための穴(以下、「宝石穴」という)を設定する例を説明する。例えば、図10の画面は、レンズLEの耳側(装用者の耳側をいう)の上部角付近に4つの宝石穴H21、H22、H23、H24を配置する例である。複数の宝石穴の配置において、複数の穴を直線的に並べるのではなく、デザイン的に曲線的に並べたり、あるいは、玉型の外形ラインに沿って並べたりした方が好ましい場合がある。基準指標の配置条件の設定の例として、複数の穴を曲線的に並べる場合は、基準指標選択欄650から曲線パターン651bを選択できる。玉型の外形ラインに沿って並べる場合は、基準指標としてオフセットパターン651cを選択できる。以下では、オフセットパターンが選択された場合を説明する。
オフセットパターン651cが選択されると、制御ユニット510によって玉型LEG1の外形ラインに対してオフセットの距離分だけ内側に基準線(オフセット線)S20が自動的に配置される。オフセットの距離はオフセット欄633aで指定できる。
宝石穴の場合、穴選択ボタン610からタッチペンTP等で宝石穴パターン611fを選択した後、基準線S20上(又は基準線S20の付近)の所望の位置を指定することにより、穴配置部523(制御ユニット510)によって宝石穴H21の基準点が基準線S20上に配置される。他の宝石穴H22、H23、H24も同様に、宝石穴パターン611fの選択と基準線S20上の位置を指定することで配置される。
図11は宝石穴の配置を説明する拡大図である。4つの宝石穴H21、H22、H23、H24は、各穴の基準位点が基準線S20上に配置されるように穴配置部523(制御ユニット510)によって制御される。例えば、穴の基準点は穴外径の中心(幾何中心)である。穴の基準点は穴のエッジであてもよい。例えば、穴のエッジが基準線S20に接するように配置されてもよい。
ここで、複数の宝石穴を基準線S20上に見栄えよく配置するために、任意の穴(例えば、隣り合う穴)を等間隔に並べる等間隔設定手段を利用できる。等間隔設定手段は、穴位置条件設定部522を構成する穴間隔設定部の一つである。等間隔設定手段の例であるボタン633bを押すと、宝石穴H21、H22、H23、H24の隣り合う間隔が等間隔になるように、穴配置部523(制御ユニット510)の制御によって配置される。例えば、隣り合う穴の中心間距離DH12、DH23及びDH34(図11参照)が等しくなるように配置される。これにより、XY座標で各穴の位置を指定しなくても、見栄えの良い穴の配置を容易に行える。
なお、等間隔設定手段は各穴の中心間距離を等間隔にする例に限らず、種々の等間隔配置が可能である。例えば、図12に示すように、任意に配置した原点HC2と各穴H21、H22、H23及びH24の穴中心とを結ぶ線分の角度が等間隔となるように配置されてもよい。原点HC2は、玉型中心LEC1であってもよいし、操作者が玉型内に任意に指定した点であってもよい。他の例として、図13は任意の方向における穴中心間の距離を等間隔にする例を示す図であり、X方向(水平方向)における隣り合う穴の間隔を等しくした例である。等間隔の方向は、X方向に限らず、Y方向(垂直方向)であってもよいし、操作者が任意に指定した方向であってもよい。また、これら種々の等間隔設定手段のパターンは、図示を略す等間隔パターン選択手段によって選択できるようにしてもよい。
また、等間隔にする基準は、穴中心に限らず、隣り合う穴を結んだ線上のエッジを基準にしてもよい。例えば、図11、図12の例において、各穴のサイズ(穴径)が異なる場合は、隣り合う穴のエッジ間隔を等間隔にすると、穴の配置を良好にできる。
また、等間隔設定手段は、初めに各穴(H21-H24)を配置した後に適用するのではなく、初めに等間隔設定手段を選択し、その後に操作者が宝石穴パターン611fを選択して各穴を配置していくことでもよいし、穴の数を指定することでもよい。
宝石穴の穴データの入力に関し、宝石穴パターン611fの穴は、外形と内径の2段穴を加工するパターンであり、外径と外径の深さ、内径と内径の深さをそれぞれ予め設定して登録しておくことで、個々の穴径、深さの設定を省略できる。穴加工の方向は穴角度入力欄602で入力できる。
本開示は上記に示した実施例に限らず、種々の変容が可能である。例えば、上記では基準指標配置部521を利用する上で、初めに基準指標(基準線S10、S20)を選択したが、先に穴の少なくとも一つを配置した後、その穴の基準点を基準にして基準指標を配置する構成であってもよい。例えば、長穴H13、H14の配置の例では、初めに長穴H13の始点H13s及び終点H13eを基準点として配置し、その始点H13s及び終点H13eを結ぶように基準線S10が配置されるように制御ユニット510によって制御されることでもよい。
また、複数の穴(2つの長穴H13、H14)を配置するための少なくとも2つの位置(基準点)を指定した後、その2つの位置を通る基準線が制御ユニット510(基準指標配置部521)によって配置される構成であってもよい。図14はその例を説明する図である。
例えば、図14(a)に示すように、まず、操作者によって長穴H13が玉型LEG1の図形内の任意の位置に置かれる。このとき、長穴H13が水平方向(又は垂直方向)に配置されることで、穴長さLH13を容易に調整できる。同様に操作者によって長穴H14も任意の位置に置かれ、穴長さL14が調整される。次に、図14(b)に示すように、1つ目の位置(基準点)として、例えば、操作者によって長穴H13の始点H13sが選択され、タッチペンTP等によって玉型に対して所望する位置(XY座標で指定できる)が指定される。2つ目の位置(基準点)として、例えば、操作者によって長穴H14の終点H14eが選択され、玉型に対して所望する位置が指定される。次に、図6における整列用ボタン652の信号が入力されると、図14(c)に示すように、2つの指定位置(H13sとH14e)を結んだ基準線S10が制御ユニット510の制御によって配置される(基準線S10は、必ずしも画面600上に作成される必要はなく、制御ユニット510が内部的に配置したものであってもよい)。そして、長穴H13の終点H13e及び長穴H14の始点H14sが基準線S10上に位置するように整列される。このとき、穴長さLH13及びLH14が維持されるように長穴H13及びH14が配置される。穴長さLH13及びLH14は基準線S10に穴が配置された後に、調整されてもよい。また、穴間隔が調整されてもよい(例えば、穴間隔欄631d)。これにより、複数の長穴H13及びH14の始点及び終点のXY座標を全て位置決めしなくても、容易に複数の長穴を配置できる。
また、クリングスF16Rを2つの単穴で取り付ける構成の場合、先に一方の単穴の基準点(穴中心等)を指定(配置)した後、その穴の基準点を通るように基準指標(基準線S10)の配置条件(基準線S10が延びる方向の角度)を定めることでもよい。また、宝石穴(H21-H24)の場合、先に配置した2つの宝石穴の基準点(穴中心)を結んだ直線を基準指標として配置してもよい。あるいは、3つの単穴の中心を結んだ円弧を基準指標とし、残りの穴をその円弧に基づいて配置する構成であってもよい。
次に、穴データ入力装置500で穴データの入力が完了した後の眼鏡レンズ加工装置1による加工動作を簡単に説明する。なお、穴データ入力装置500の制御ユニット510は、例えば、上記によって配置された穴の位置データを、玉型中心LEC1を基準とした直交座標系のXY座標データとして得る。穴の位置データは、極座標系であってもよい。
穴データ入力装置500での穴データの入力が完了すると、穴データ及び玉型データ等が眼鏡レンズ加工装置1に送信される。レンズLEがレンズチャック軸102に保持された後、加工スタートの信号が入力されると、制御ユニット10によって加工が開始される。
初めに、玉型データに基づいてレンズLEの前屈折面及び後屈折面の形状がレンズ形状測定ユニット200によって測定され、レンズ屈折面のカーブ形状等が制御ユニット10によって得られ。その後、移動ユニット300によってレンズLEと粗加工具166との位置関係が変動され、レンズLEの周縁が粗加工具166によって粗加工される。続いて、移動ユニット300によってレンズLEと仕上げ加工具164の位置関係が変動され、レンズLEの周縁が仕上げ加工具164の平仕上げ面で平仕上げ加工される。
続いて、穴データ入力装置500から入力された穴データに基づいて第2加工具ユニット400、移動ユニット300等の駆動が制御され、第2加工具ユニット400の穴加工具435によって穴加工される。例えば、穴角度入力欄602(図5参照)で入力された穴角度に基づいてレンズLEの屈折面に対する穴加工具435の方向が変えられる。穴位置データ及び穴径等に基づいて穴加工具435の先端位置とレンズLEの屈折面の位置関係が変えられることにより、レンズLEの屈折面に穴が加工される。
以上、本開示の典型的な実施例を説明したが、本開示はここに示した実施例に限られず、本開示の技術思想を同一にする範囲において種々の変容が可能である。
500 穴データ入力装置
510 制御ユニット
512 玉型データ取得ユニット
514 ディスプレイ
516 メモリ
520 穴データ入力ユニット
521 基準指標配置部
521a 基準指標条件設定部
522 穴位置条件設定部
523 穴配置部
600 画面
632a 角度欄
633a オフセット欄
633b ボタン
S10、S20 基準線
LEG1 玉型図形

Claims (7)

  1. 眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力装置であって、
    眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得手段と、
    取得された玉型の図形を画面に表示する表示手段と、
    眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力手段と、を備え、前記穴データ入力手段は、
    前記画面上で前記玉型に対して前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置手段と、
    前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置手段と、を備え、
    前記基準指標配置手段は、前記基準指標として、曲線と、玉型の外形ラインに対して一定距離だけ内側へオフセットしたオフセット線と、の少なくとも一つを含む基準線を配置する手段であることを特徴とする眼鏡レンズの穴データ入力装置。
  2. 請求項1の穴データ入力装置において、
    前記複数の穴は、3つ以上であることを特徴とする眼鏡レンズの穴データ入力装置。
  3. 眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力装置であって、
    眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得手段と、
    取得された玉型の図形を画面に表示する表示手段と、
    眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力手段と、を備え、前記穴データ入力手段は、
    前記画面上で前記玉型に対して前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置手段と、
    前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置手段と、を備え、
    前記複数の穴は、複数の長穴を含み、
    前記基準指標配置手段は、前記基準指標として直線を含む基準線を配置する手段であり、
    前記穴配置手段は、前記複数の長穴のそれぞれの始点及び終点を共に前記基準線上に配置する、ことを特徴とする眼鏡レンズの穴データ入力装置。
  4. 眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力装置で実行される穴データ入力プログラムであって、
    前記穴データ入力装置の制御ユニットによって実行されることで、
    眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得ステップと、
    取得された玉型の図形を画面に表示する表示ステップと、
    眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力ステップと、を前記穴データ入力装置に実行させ、
    前記穴データ入力ステップでは、
    前記画面上で前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置ステップと、
    前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置ステップと、
    が実行され、
    前記基準指標配置ステップでは、前記基準指標として、曲線と、玉型の外形ラインに対して一定距離だけ内側へオフセットしたオフセット線と、の少なくとも一つを含む基準線を配置するステップが実行されることを特徴とする眼鏡レンズの穴データ入力プログラム。
  5. 眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力装置で実行される穴データ入力プログラムであって、
    前記穴データ入力装置の制御ユニットによって実行されることで、
    眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得ステップと、
    取得された玉型の図形を画面に表示する表示ステップと、
    眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力ステップと、を前記穴データ入力装置に実行させ、
    前記穴データ入力ステップでは、
    前記画面上で前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置ステップと、
    前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置ステップと、
    が実行され
    前記複数の穴は、複数の長穴を含み、
    前記基準指標配置ステップでは、前記基準指標として直線を含む基準線を配置するステップが実行され、
    前記穴配置ステップでは、前記複数の長穴のそれぞれの始点及び終点を共に前記基準線上に配置するステップが実行されることを特徴とする眼鏡レンズの穴データ入力プログラム。
  6. 眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力方法であって、
    眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得ステップと、
    取得された玉型の図形を画面に表示する表示ステップと、
    眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力ステップと、を備え、前記穴データ入力ステップは、
    前記画面上で前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置ステップと、
    前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置ステップと、を備え、
    前記基準指標配置ステップは、前記基準指標として、曲線と、玉型の外形ラインに対して一定距離だけ内側へオフセットしたオフセット線と、の少なくとも一つを含む基準線を配置するステップであることを特徴とする眼鏡レンズの穴データ入力方法。
  7. 眼鏡レンズに穴を加工するための穴データを入力する眼鏡レンズの穴データ入力方法であって、
    眼鏡レンズの玉型データを取得する玉型取得ステップと、
    取得された玉型の図形を画面に表示する表示ステップと、
    眼鏡レンズに加工するための複数の穴の位置データを入力するための穴データ入力ステップと、を備え、前記穴データ入力ステップは、
    前記画面上で前記複数の穴を位置させる基準指標を配置する基準指標配置ステップと、
    前記基準指標に基づいて前記複数の穴を前記玉型に対して配置する穴配置ステップと、を備え、
    前記複数の穴は、複数の長穴を含み、
    前記基準指標配置ステップは、前記基準指標として直線を含む基準線を配置するステップであり、
    前記穴配置ステップは、前記複数の長穴のそれぞれの始点及び終点を共に前記基準線上に配置する、ことを特徴とする眼鏡レンズの穴データ入力方法。
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