JP7329148B2 - スクロール式気体機械 - Google Patents

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Description

本発明は、スクロール式圧縮機やスクロール式真空ポンプなどの、スクロール式体機械に関する。
特許文献1は、スクロール式圧縮機を開示する。スクロール式圧縮機は、固定スクロール、旋回スクロール、及び駆動軸を備える。固定スクロールは、鏡板と、鏡板に立設された渦巻き状のラップとを有する。旋回スクロールは、鏡板と、鏡板に立設された渦巻き状のラップとを有する。駆動軸の回転により、旋回スクロールが固定スクロールに対して旋回する。
固定スクロールのラップと旋回スクロールのラップの間には、複数の作動室が形成されている。各作動室は、旋回スクロールの旋回に伴い、ラップ延在方向の外側から内側に向かって移動すると共に、吸入過程、圧縮過程、及び吐出過程を順次行う。
旋回スクロールのラップの先端側には渦巻き状のシール溝が形成され、このシール溝に渦巻き状のチップシールが挿入され、このチップシールの摺動面が固定スクロールの鏡板と接触する。同様に、固定スクロールのラップの先端側には渦巻き状のシール溝が形成され、このシール溝に渦巻き状のチップシールが挿入され、このチップシールの摺動面が旋回スクロールの鏡板と接触する。これにより、作動室のシール性を高めるようになっている。
特許文献1のチップシールは、前述した摺動面にてシール幅方向一方側の角部を切欠いた複数の凹部を有する。チップシールの摺動面に垂直な方向から見た場合の凹部の形状は、円弧と直線で囲まれた蒲鉾形、または矩形である。凹部により、摺動面の面積を減少して、摺動面での摩擦力を低減することが可能である。
特開2018-128014号公報
特許文献1に記載の凹部をチップシールの摺動面に形成すれば、摺動面での摩擦力が低減するものの、摺動面の面圧が変わらない。その詳細を説明する。
まず、第1の従来技術として、特許文献1に記載の凹部がチップシールの摺動面に形成されていない場合を、図10を用いて説明する。図10は、第1の従来技術におけるチップシールの構造を表すラップ幅方向断面図である。
図10で示すように、旋回スクロールのラップ1を隔てて、ラップ幅方向内側(図10の左側)の作動室Sとラップ幅方向外側(図10の右側)の作動室Sが隣り合っている。ラップ1の先端側(図10の上側)にはシール溝2が形成され、シール溝2にはチップシール3が挿入されている。チップシール3は、摺動面4、内側面5、外側面6、底面7を有する。高圧側の作動室Sの気体の圧力の作用により、チップシール3の内側面5とシール溝2の内側面の間の隙間Rと、チップシール3の底面7とシール溝2の底面の間の隙間Rが形成されている。すなわち、作動室Sの気体の一部が隙間R,Rに流入し、その圧力Pがチップシール3の底面7に作用する。一方、チップシール3の摺動面4に作用する平均圧力は、作動室Sの気体の圧力Pと作動室Sの気体の圧力Pとの平均値である。したがって、チップシール3の幅をWとすれば、固定スクロールの鏡板8への押し付け方向(図10の上方向)におけるチップシール3の摺動面の面圧Pは、下記の式(1)で表される。
Figure 0007329148000001
次に、第2の従来技術として、特許文献1に記載の凹部がチップシールの摺動面に形成されている場合を、図11を用いて説明する。図11は、第2の従来技術におけるチップシールの構造を表すラップ幅方向断面図である。なお、第1の従来技術と同等の部分は同一の符号を付し、適宜、説明を省略する。
チップシール3は、摺動面4にてシール幅方向内側(図11の左側)の角部を切欠いた凹部9を有する。作動室Sの気体の一部が凹部9に流入し、その圧力Pが凹部9の底面に作用する。したがって、凹部9の幅を(2/3)Wとすれば、固定スクロールの鏡板8への押し付け方向(図11の上方向)におけるチップシール3の摺動面4の面圧Pは、下記の式(2)で表される。
Figure 0007329148000002
上記の式(1)及び(2)から明らかなように、第1の従来技術と第2の従来技術では、チップシール3の摺動面4の面圧が変わらない。そのため、チップシール3の摺動面4の面圧を低減して、チップシール3の摩耗量を低減する観点から、改善の余地がある。
また、上記の式(1)及び(2)から明らかなように、チップシール3の摺動面4の面圧は、ラップ幅方向内側の作動室Sとラップ幅方向外側の作動室Sとの差圧(P-P)に比例する。差圧(P-P)は、図12で示すように、ラップの伸開角(巻き角)に応じて変動する。図12で示された具体例を用いて説明すると、ラップの内端(巻き始め端)におけるラップの伸開角は3.5rad、ラップの外端(巻き終わり端)におけるラップの伸開角は29.3radである。ラップの伸開角が6~12radである範囲内では、差圧(P-P)が0.1MPa以上であり、前記範囲外では、差圧(P-P)が0.1MPa未満である。ラップの内端におけるラップの伸開角を0、ラップの外端におけるラップの伸開角を1に換算する相対位置を定義すれば、相対位置が0.10~0.33である範囲内では、差圧(P-P)が0.1MPa以上であり、前記範囲外では、差圧(P-P)が0.1MPa未満である。
第1又は第2の従来技術において、差圧(P-P)が0.1MPa以上である、ラップの伸開角の範囲内では、チップシールの摺動面の面圧も大きくなる。その結果、図13で示すように、前述したラップの伸開角の範囲内では、チップシールの摩耗量も大きくなる。したがって、前述したラップの伸開角の範囲内であれば、チップシールの摺動面の面圧を低減して、摩耗を抑えることが好ましい。
本発明は、上記事柄に鑑みてなされたものであり、チップシールの摩耗を抑えることを課題の一つとする。
上記課題を解決するために、請求の範囲に記載の構成を適用する。本発明は、上記課題を解決するための手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、鏡板と前記鏡板に立設された渦巻き状のラップを有する固定スクロールと、鏡板と前記鏡板に立設された渦巻き状のラップを有する旋回スクロールと、前記固定スクロールに対して前記旋回スクロールを旋回させる駆動軸と、前記固定スクロールのラップ及び前記旋回スクロールのラップのうちの少なくとも一方に形成されたシール溝に挿入された渦巻き状のチップシールとを備え、前記固定スクロールのラップと前記旋回スクロールのラップの間で複数の作動室が形成され、前記複数の作動室内を無給油状態で運転する、スクロール式体機械において、前記チップシールは、前記チップシールの摺動面にてシール幅方向の中央部で開口する溝と、前記溝の内部をラップ幅方向内側の作動室に連通させる連通穴とを有し、前記連通穴は、シール延在方向にて前記溝より短く、かつ、前記チップシールの摺動面に対して開口しないものであり、一つの前記溝に対して前記連通穴は一つであり、前記溝は、前記ラップを隔てて隣り合うラップ幅方向内側の作動室とラップ幅方向外側の作動室との差圧が0.1MPa以上の範囲内に設けられ、かつ、前記範囲外に設けられない。
本発明によれば、チップシールの摩耗を抑えることができる。
なお、上記以外の課題、構成及び効果は、以下の説明により明らかにされる。
本発明を適用した第1の実施形態におけるスクロール式圧縮機の構造を表す軸方向断面図である。 図1の矢視II-IIによる径方向断面図である。 本発明を適用した第1の実施形態における旋回スクロール及びチップシールの構造を表す分解斜視図である。 図3の部分IVに相当するチップシールの一部の構造を表す斜視図である。 図3の部分Vに相当するチップシールの要部の構造を表す斜視図である。 図5の矢視VI-VIに相当するラップ幅方向断面図である。 本発明を適用した第1の変形例におけるチップシールの要部の構造を表す斜視図である。 本発明を適用した第2の実施形態におけるチップシールの要部の構造を表す斜視図である。 本発明を適用した第2の変形例におけるチップシールの要部の構造を表す斜視図である。 第1の従来技術におけるチップシールの構造を表すラップ幅方向断面図である。 第2の従来技術におけるチップシールの構造を表すラップ幅方向断面図である。 ラップを隔てて隣り合うラップ幅方向内側の作動室とラップ幅方向外側の作動室との差圧の分布を表す図である。 第1又は第2の従来技術におけるチップシールの摩耗量の分布を表す図である。
本発明を適用した第1の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態におけるスクロール式圧縮機の構造を表す軸方向断面図である。図2は、図1の矢視II-IIによる径方向断面図(但し、径方向の中心部分を示すものの、外側部分を示さず)である。図3は、本実施形態における旋回スクロール及びチップシールの構造を表す分解斜視図である。
本実施形態のスクロール式圧縮機は、例えばオイルフリー式(詳細には、作動室内を無給油状態で運転するもの)であり、ケーシング10、固定スクロール11、旋回スクロール12、及び駆動軸13を備える。固定スクロール11は、ケーシング10の開口側に連結されている。旋回スクロール12は、ケーシング10内に収納されている。駆動軸13は、ケーシング10内の軸受14で回転可能に支持されている。
固定スクロール11は、例えばアルミニウム合金等で形成されており、略円形状の鏡板15と、旋回スクロール12に対向する鏡板15の一面側(図1の右側)に立設された渦巻き状のラップ16と、鏡板15の他面側(図1の左側)に立設された冷却フィン17とを有する。鏡板15の外周側には吸入流路18が形成され、鏡板15の中心部には吐出流路19が形成されている。
旋回スクロール12は、例えばアルミニウム合金等で形成されており、略円形状の鏡板20と、固定スクロール11に対向する鏡板20の一面側(図1の左側)に立設された渦巻き状のラップ21と、鏡板20の他面側(図1の右側)に立設された冷却フィン22と、冷却フィン22の先端側(図1の右側)に設けられた背面プレート23とを有する。
駆動軸13は、水平方向(図1の左右方向)に延在しており、その一端側(図1の左側)は、クランク部24が設けられている。クランク部24は、駆動軸13の中心Oから偏心しており、旋回軸受25を介し旋回スクロール12の背面プレート23のボス部に接続されている。
駆動軸13の他端側(図1の右側)は、ケーシング10の外部に突出しており、プーリ26が設けられている。電動機の回転軸(図示せず)に設けられたプーリ(図示せず)とプーリ26との間でベルト(図示せず)が架け渡されている。これにより、電動機の回転力が伝達されて駆動軸13が回転し、旋回スクロール12が固定スクロール11に対して旋回するようになっている。
旋回スクロール12とケーシング10の間には、旋回スクロール12の自転を防止するための自転防止機構27が設けられている。自転防止機構27は、駆動軸13の周方向に互いに離間して配置された複数の補助クランク軸と、旋回スクロール12の背面プレート23に設けられて複数の補助クランク軸の一端側を支持する複数の軸受と、ケーシング10に設けられて複数の補助クランク軸の他端側を支持する複数の軸受とで構成されている。
固定スクロール11のラップ16と旋回スクロール12のラップ21の間には、複数の作動室Sが形成されている。各作動室Sは、旋回スクロール12の旋回に伴い、ラップ延在方向の外側から内側に向かって(図2では、反時計回りに)移動すると共に、吸入過程、圧縮過程、及び吐出過程を順次行う。吸入過程の作動室Sは、吸入流路18を介し空気(気体)を吸入する。圧縮過程の作動室Sは、空気を圧縮する。吐出過程の作動室Sは、吐出流路19を介し圧縮空気(圧縮気体)を吐出する。
旋回スクロール12のラップ21の先端側(図1の左側、図3の上側)には渦巻き状のシール溝28Aが形成され、シール溝28Aに渦巻き状のチップシール29Aが挿入され、チップシール29Aの摺動面が固定スクロール11の鏡板15と接触する。同様に、固定スクロール11のラップ16の先端側(図1の右側)には渦巻き状のシール溝28Bが形成され、シール溝28Bに渦巻き状のチップシール29Bが挿入され、チップシール29Bの摺動面が旋回スクロール12の鏡板20と接触する。これにより、作動室Sのシール性を高めるようになっている。なお、本実施形態では、チップシール29A又は29Bが二分割されているものの、分割されていなくてもよい。
チップシール29Aは、例えば弾性を有する樹脂で形成されており、摺動面30、内側面31、外側面32、及び底面33を有する。また、チップシール29Aは、内側面31にてシール延在方向に所定の間隔で配置された複数の内側リップ34と、底面33にてシール延在方向に所定の間隔で配置された複数の底側リップ35とを有する。内側リップ34は、チップシール29Aの内側面31とシール溝28Aの内側面の間の隙間R(後述の図6参照)が形成された場合に、隙間Rをシール延在方向に区切るためのものである。底側リップ35は、チップシール29Aの底面33とシール溝28Aの底面の間の隙間R(後述の図6参照)が形成された場合に、隙間Rをシール延在方向に区切るためのものである。
本実施形態の特徴として、チップシール29Aは、摺動面30にてシール幅方向の中央部で開口する溝36Aと、溝36Aの内部をラップ幅方向内側の作動室S(後述の図6参照)に連通させる連通溝37A(連通穴)とを有する。連通溝37Aは、摺動面30に対して開口するものである。
溝36Aは、旋回スクロール12のラップ21を隔てて隣り合うラップ幅方向内側の作動室Sとラップ幅方向外側の作動室S(後述の図6参照)との差圧(P-P)が0.1MPa以上である、ラップ21の伸開角の範囲内に設けられ、かつ、前記範囲外に設けられていない。特に、本実施形態では、前述した差圧(P-P)が最大である、ラップ21の伸開角に設けられている。連通溝37Aは、シール延在方向にて溝36Aより短くなっている。
なお、上述の図12で示された具体例を用いて説明すると、旋回スクロール12のラップ21の内端(巻き始め端)におけるラップ21の伸開角は3.5rad、ラップ21の外端(巻き終わり端)におけるラップ21の伸開角は29.3radである。ラップ21の伸開角が6~12radである範囲内では、前述した差圧(P-P)が0.1MPa以上であり、前記範囲外では、前述した差圧(P-P)が0.1MPa未満である。ラップ21の伸開角が9.6radである位置では、前述した差圧(P-P)が最大である。ラップ21の内端におけるラップ21の伸開角を0、ラップ21の外端におけるラップ21の伸開角を1に換算する相対位置を定義すれば、相対位置が0.10~0.33である範囲内では、前述した差圧(P-P)が0.1MPa以上であり、前記範囲外では、前述した差圧(P-P)が0.1MPa未満である。
チップシール29Bは、チップシール29Aと同様、例えば弾性を有する樹脂で形成されており、摺動面30、内側面31、外側面32、及び底面33を有する。また、チップシール29Bは、チップシール29Aと同様、内側面31にてシール延在方向に所定の間隔で配置された複数の内側リップ34と、底面33にてシール延在方向に所定の間隔で配置された複数の底側リップ35とを有する。内側リップ34は、チップシール29Bの内側面31とシール溝28Bの内側面の間の隙間が形成された場合に、その隙間をシール延在方向に区切るためのものである。底側リップ35は、チップシール29Bの底面33とシール溝28Bの底面の間の隙間が形成された場合に、その隙間をシール延在方向に区切るためのものである。
本実施形態の特徴として、チップシール29Bは、チップシール29Aと同様、摺動面30にてシール幅方向の中央部で開口する溝36Bと、溝36Bの内部をラップ幅方向内側の作動室Sに連通させる連通溝37B(連通穴)とを有する。連通溝37Bは、摺動面30に対して開口するものである。
溝36Bは、固定スクロール11のラップ16を隔てて隣り合うラップ幅方向内側の作動室Sとラップ幅方向外側の作動室Sとの差圧(P-P)が0.1MPa以上である、ラップ16の伸開角の範囲内に設けられ、かつ、前記範囲外に設けられていない。特に、本実施形態では、前述した差圧(P-P)が最大である、ラップ16の伸開角に設けられている。連通溝37Bは、シール延在方向にて溝36Bより短くなっている。
なお、上述の図12で示された具体例を用いて説明すると、固定スクロール11のラップ16の内端(巻き始め端)におけるラップ16の伸開角は3.5rad、ラップ16の外端(巻き終わり端)におけるラップ16の伸開角は29.3radである。ラップ16の伸開角が6~12radである範囲内では、前述した差圧(P-P)が0.1MPa以上であり、前記範囲外では、前述した差圧(P-P)が0.1MPa未満である。ラップ16の伸開角が9.6radである位置では、前述した差圧(P-P)が最大である。ラップ16の内端におけるラップ16の伸開角を0、ラップ16の外端におけるラップ16の伸開角を1に換算する相対位置を定義すれば、相対位置が0.10~0.33である範囲内では、前述した差圧(P-P)が0.1MPa以上であり、前記範囲外では、前述した差圧(P-P)が0.1MPa未満である。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
本実施形態のチップシール29Aにおいて、溝36Aと連通溝37Aを有する断面位置では、上述した第1又は第2の従来技術と比べて、摺動面30の面圧が変わらない。しかし、溝36Aを有するもの連通溝37Aを有しない断面位置では、摺動面30の面圧が減少する。その詳細を、図6を用いて説明する。図6は、図5の矢視VI-VIによる断面図である。
図6で示すように、旋回スクロール12のラップ21を隔てて、ラップ幅方向内側(図6の左側)の作動室Sとラップ幅方向外側(図6の右側)の作動室Sが隣り合っている。高圧側の作動室Sの気体の圧力の作用により、チップシール29Aの内側面31とラップ21のシール溝28Aの内側面の間の隙間Rと、チップシール29Aの底面33とラップ21のシール溝28Aの底面の間の隙間Rが形成されている。すなわち、作動室Sの気体の一部が隙間R,Rに流入し、その圧力Pがチップシール29Aの底面33に作用する。
一方、作動室Sの気体の一部がチップシール29Aの連通溝37Aを介し溝36Aに流入し、その圧力Pが溝36Aの底面に作用する。チップシール29Aの摺動面30のうち、溝36Aよりシール幅方向外側に位置する部分に作用する平均圧力は、作動室Sの気体の圧力Pと作動室Sの気体の圧力Pとの平均値である。チップシール29Aの摺動面30のうち、溝36Aよりシール幅方向内側に位置する部分に作用する圧力は、作動室Sの気体の圧力Pである。
したがって、チップシール29Aの全幅をWとし、前述したシール幅方向外側の部分、溝、及びシール幅方向内側の部分のそれぞれの幅を(1/3)Wとすれば、固定スクロール11の鏡板15への押し付け方向(図6の上方向)におけるチップシール29Aの摺動面の面圧Pは、下記の式(3)で表される。
Figure 0007329148000003
上記の式(1)~(3)から明らかなように、本実施形態のチップシール29Aにおいて、溝36Aを有するもの連通溝37Aを有しない断面位置では、第1又は第2の従来技術と比べて、摺動面30の面圧が減少する。
溝36Aは、作動室Sと作動室Sとの差圧(P-P)が0.1MPa以上である、ラップ21の伸開角の範囲内に設けられている。すなわち、チップシール29Aの摺動面30の面圧が大きくなりやすい、ラップ21の伸開角の範囲内に設けられている。したがって、局所的な面圧の増加を抑えて、局所的な摩耗を抑えることができる。その結果、チップシール29Aの寿命を長くすることができる。
また、溝36Aは、作動室Sと作動室Sとの差圧(P-P)が0.1MPa未満である、ラップ21の伸開角の範囲内に設けられていない。すなわち、チップシール29Aの摺動面30の面圧が小さくなる、ラップ21の伸開角の範囲内に設けられていない。したがって、面圧を必要以上に低減せず、シール性を確保することができる。
本実施形態のチップシール29Bにおいても、チップシール29Aと同様、上述した効果を得ることができる。
なお、第1の実施形態において、チップシール29A又は29Bは、一組の溝と連通溝を有する場合を例にとって説明したが、これに限られず、作動室Sと作動室Sとの差圧(P-P)が0.1MPa以上である(言い換えれば、相対位置が0.10~0.33である)、ラップの伸開角の範囲内であれば、例えば図7で示すように、複数組の溝と連通溝を有してもよい。
本発明を適用した第2の実施形態を、図8を用いて説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同等の部分は同一の符号を付し、適宜、説明を省略する。
図8は、本実施形態におけるチップシールの要部の構造を表す斜視図である。
本実施形態のチップシール29Aは、第1の実施形態と同様、溝36Aを有する。また、本実施形態のチップシール29Aは、連通溝37Aの代わりに、摺動面30に対して開口しない連通穴38Aを有する。連通穴38Aは、連通溝37Aと同様、溝36Aの内部をラップ幅方向内側の作動室Sに連通させる。また、連通穴38Aは、連通溝37Aと同様、シール延在方向にて溝36Aより短い。
本実施形態のチップシール29Bは、第1の実施形態と同様、溝36Bを有する。また、本実施形態のチップシール29Bは、連通溝37Bの代わりに、摺動面30に対して開口しない連通穴38Bを有する。連通穴38Bは、連通溝37Bと同様、溝36Bの内部をラップ幅方向内側の作動室Sに連通させる。また、連通穴38Bは、連通溝37Bと同様、シール延在方向にて溝36Bより短い。
本実施形態のチップシール29Aにおいても、第1の実施形態と同様、局所的な摩耗を抑えると共に、シール性を確保することができる。また、本実施形態のチップシール29Aにおいては、溝36Aを有するもの連通穴38Aを有しない断面位置だけでなく、溝36Aと連通穴38Aを有する断面位置でも、上述した第1又は第2の従来技術と比べて、摺動面30の面圧が減少する。したがって、局所的な摩耗を更に抑えることができる。
本実施形態のチップシール29Bにおいても、チップシール29Aと同様、上述した効果を得ることができる。
なお、第2の実施形態において、連通穴38Aは、シール延在方向にて溝36Aより短く、連通穴38Bは、シール延在方向にて溝36Bより短い場合を例にとって説明したが、これに限られない。連通穴38Aは、シール延在方向にて、溝36Aと同じ長さであるか、溝36Aより長くなってもよい。連通穴38Bは、シール延在方向にて、溝36Bと同じ長さであるか、溝36Bより長くなってもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、第2の実施形態において、チップシール29A又は29Bは、一組の溝と連通穴を有する場合を例にとって説明したが、これに限られず、作動室Sと作動室Sとの差圧(P-P)が0.1MPa以上である(言い換えれば、相対位置が0.10~0.33である)、ラップの伸開角の範囲内であれば、例えば図9で示すように、複数組の溝と連通穴を有してもよい。
また、第1及び第2の実施形態において、チップシール29A,29Bの両方とも、溝と、連通溝又は連通穴とを有する場合を例にとって説明したが、これに限られず、チップシール29A,29Bのうちの一方のみ、溝と、連通溝又は連通穴とを有してもよい。
また、第1及び第2の実施形態において、固定スクロール11のラップ16と旋回スクロール12のラップ21の両方とも、シール溝が形成されて、それらシール溝にチップシールが挿入された場合を例にとって説明したが、これに限られず、固定スクロール11のラップ16と旋回スクロール12のラップ21のうちの一方のみ、シール溝が形成されて、そのシール溝にチップシールが挿入されてもよい。そして、このチップシールが、溝と、連通溝又は連通穴とを有してもよい。
なお、以上において、本発明の適用対象として、スクロール式圧縮機を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、他のスクロール式体機械(詳細には、スクロール式真空ポンプなど)に本発明を適用してもよい。
11…固定スクロール、12…旋回スクロール、13…駆動軸、15…鏡板、16…ラップ、20…鏡板、21…ラップ、28A,28B…シール溝、29A,29B…チップシール、30…摺動面、36A,36B…溝、37A,37B…連通溝(連通穴)、38A,38B…連通穴

Claims (4)

  1. 鏡板と前記鏡板に立設された渦巻き状のラップを有する固定スクロールと、
    鏡板と前記鏡板に立設された渦巻き状のラップを有する旋回スクロールと、
    前記固定スクロールに対して前記旋回スクロールを旋回させる駆動軸と、
    前記固定スクロールのラップ及び前記旋回スクロールのラップのうちの少なくとも一方に形成されたシール溝に挿入された渦巻き状のチップシールとを備え、
    前記固定スクロールのラップと前記旋回スクロールのラップの間で複数の作動室が形成され、前記複数の作動室内を無給油状態で運転する、スクロール式体機械において、
    前記チップシールは、
    前記チップシールの摺動面にてシール幅方向の中央部で開口する溝と、
    前記溝の内部をラップ幅方向内側の作動室に連通させる連通穴とを有し、
    前記連通穴は、シール延在方向にて前記溝より短く、かつ、前記チップシールの摺動面に対して開口しないものであり、
    一つの前記溝に対して前記連通穴は一つであり、
    前記溝は、前記ラップを隔てて隣り合うラップ幅方向内側の作動室とラップ幅方向外側の作動室との差圧が0.1MPa以上の範囲内に設けられ、かつ、前記範囲外に設けられないことを特徴とするスクロール式体機械。
  2. 請求項1に記載のスクロール式体機械において、
    前記ラップの内端における前記ラップの伸開角を0、前記ラップの外端における前記ラップの伸開角を1に換算する相対位置を定義した場合に、前記溝は、前記相対位置が0.10~0.33である範囲内に設けられ、かつ、前記範囲外に設けられないことを特徴とするスクロール式体機械。
  3. 請求項に記載のスクロール式体機械において、
    前記溝は、前記ラップを隔てて隣接するラップ幅方向内側の作動室とラップ幅方向外側の作動室との差圧が最大である、前記ラップの伸開角の箇所に設けられたことを特徴とするスクロール式体機械。
  4. 請求項1に記載のスクロール式体機械において、
    前記溝と前記連通穴の組を少なくとも二つ以上有することを特徴とするスクロール式体機械。
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