JP7328459B2 - アクションカードストランドを備えたゲームコンソールアプリケーション - Google Patents

Description

グラフィカルユーザーインターフェース（ＧＵＩ）は、コンピュータシステムと対話するためにユーザーが利用可能な一般的なタイプのインターフェースである。ＧＵＩは、アプリケーションを起動するために選択可能なアイコンを含む。通常、第１のアプリケーションの起動時、第１のアプリケーションは第１ウィンドウに提示される。第２アプリケーションの起動時、第２ウィンドウが使用され、ユーザーの制御は第１ウィンドウから第２ウィンドウにシフトする。さらに、第１ウィンドウに提示される動的コンテンツ（例えば、インタラクティブメディアコンテンツ）は、一時停止される場合がある。ユーザーが第１のアプリケーションと対話することを所望する場合、第２ウィンドウから第１ウィンドウに制御を戻すためには追加のユーザー入力が必要になる。

説明のために、ビデオゲームアプリケーション及び音楽ストリーミングアプリケーションをホストするビデオゲームシステムのＧＵＩの一例を考える。ＧＵＩは、ビデオゲームアイコン及び音楽ストリーミングアイコンを含むホームページを提示する。ビデオゲームプレーヤは、このホームページからビデオゲームアイコンを選択して、ビデオゲームアプリケーションを起動する。ビデオゲームコンテンツは、次にＧＵＩに提示される。音楽をストリーミングするためには、ビデオゲームプレーヤは、ビデオゲームアプリケーションの実行を一時停止し、切り替えてホームページに戻り、音楽ストリーミングアイコンを選択する必要がある場合がある。これを選択すると、音楽ストリーミングアプリケーションが起動され、ビデオゲームシステムのスピーカを介して音楽を再生することができる。ビデオゲームを再開するためには、ビデオゲームプレーヤは、音楽ストリーミングアプリケーションのウィンドウを最小化し、切り替えてホームページに戻り、ビデオゲームアプリケーションのウィンドウを拡大し、ビデオゲームコンテンツの一時停止を解除する必要がある場合がある。

したがって、ＧＵＩは、効果的なユーザーインターフェースである場合があるが、アプリケーション間の切り替えはシームレスではない場合があり、情報の提示は、アクティブウィンドウに制限される場合がある。より良い情報共有及び制御切り替えを可能にする改善されたＧＵＩの必要性がある。

本開示の実施形態は、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）におけるより良い情報共有及び制御切替えのための技術に関する。一例において、コンピュータシステムの異なるアプリケーションのための動的メニューを提示するとともに前記コンピュータシステムによって実行される方法が開示される。特に、メニューアプリケーションは、前記異なるアプリケーションから利用可能なアクティブなコンピューティングサービス及び非アクティブなコンピューティングサービスを決定する。前記メニューアプリケーションは、前記動的メニュー内の複数の第１ウィンドウの提示における第１の順序を決定し、前記複数の第１ウィンドウのそれぞれは前記アクティブなコンピューティングサービスの１つに対応する。前記第１の順序は、（ｉ）前記アクティブなコンピューティングサービスをアクティブ化するタイミング、または（ｉｉ）前記アクティブなコンピューティングサービスと対話するタイミングの少なくとも１つに基づいて前記複数の第１ウィンドウの配置を示すものである。前記メニューアプリケーションは、前記コンピュータシステムのユーザーアプリケーション、前記コンピュータシステムのシステムアプリケーション、または前記コンピュータシステムのユーザーの少なくとも１つのコンテキストを決定する。前記メニューアプリケーションは、前記コンテキストに基づいて、前記動的メニュー内の複数の第２ウィンドウの提示における第２の順序を決定する。前記複数の第２ウィンドウのそれぞれは、前記非アクティブなコンピューティングサービスの１つに対応する。前記第２の順序は、前記コンテキストについて事前定義され、アプリケーションタイプに従って前記複数の第２ウィンドウの配置を示し、かつ、別のコンテキストについて事前定義された別の順序とは異なるものである。前記メニューアプリケーションは、前記第１の順序に従って前記動的メニュー内に前記複数の第１ウィンドウを提示するとともに前記第２の順序に従って前記動的メニュー内に前記複数の第２ウィンドウを提示する。前記複数の第１ウィンドウの１つまたは複数及び前記複数の第２ウィンドウの１つまたは複数は、第１の提示状態で提示される。前記複数の第１ウィンドウの１つまたは前記複数の第２ウィンドウの１つは、第２の提示状態で提示される。前記第２の提示状態は、前記第１の提示状態に関してより多くの情報を提示する。

本開示の一実施形態による、選択可能なアクションを有するメニューの一例を示す。 本発明の一実施形態による、メニューを提示するコンピュータシステムの一例を示す。 本開示の一実施形態による、ウィンドウのコンテキストベースの選択の一例を示す。 本開示の一実施形態による、異なる状態のウィンドウの一例を示す。 本開示の一実施形態による、アクションカードが投入された動的メニューを提示するコンピュータシステムの一例を示す。 本開示の一実施形態による、インタラクティブなアクションカードを含む動的メニューを提示するディスプレイの一例を示す。 本開示の一実施形態による、ユーザーインタラクションに応じて動的メニューを提示するディスプレイの一例を示す。 本開示の一実施形態による、動的メニュー内のアクションカードの別の例を示す。 本開示の一実施形態による、動的メニューとのインタラクションの一例を示す。 本開示の一実施形態による、アプリケーションのアクティブ化に応じて動的メニューを調整するコンピュータシステムの一例を示す。 本開示の一実施形態による、非アクティブ化されたアプリケーションに応じて調整する動的メニューの一例を示す。 本開示の一実施形態による、非アクティブなアプリケーションを決定し、対応するアクションカードを動的メニューに追加するメニューアプリケーションの一例を示す。 本開示の一実施形態による、インタラクティブメニューのコンテンツ及びアクションカードでのコンテンツの提示のためのコンピュータシステムの一例を示す。 本開示の一実施形態による、インタラクティブメニューのコンテンツを提示するための例示的なフローを示す。 本開示の一実施形態による、アプリケーションモジュールを起動し、メニューアプリケーションを終了する一例を示す。 本開示の一実施形態による、アプリケーションモジュールを起動し、メニューアプリケーションを終了するための例示的なフローを示す。 本開示の一実施形態による、コンピュータシステムを実装するために適したハードウェアシステムの一例を示す。

一般に、グラフィカルユーザーインターフェース（ＧＵＩ）におけるより良い情報共有及び制御切替えのためのシステム及び方法が説明される。一例では、コンピュータシステムは、ディスプレイ上にＧＵＩを提示する。ユーザー入力がメニューを要求すると、メニューは、メニューアプリケーションの実行に基づいてＧＵＩに提示される。メニューは、複数のウィンドウを提示する動的領域を含む。ウィンドウのそれぞれは、ターゲットアプリケーションに対応し、ターゲットアプリケーションがアクティブであるのか、それとも非アクティブであるのかに基づいて、及びターゲットアプリケーションが非アクティブである場合にはコンテキストに応じて、動的メニュー領域に含むことができる。動的メニュー領域は第１の提示状態（例えば、瞥見状態）でウィンドウを示し、各ウィンドウはこの提示状態でコンテンツを提示する。動的メニュー領域とのユーザーインタラクション時、ウィンドウの提示は、第２の状態のウィンドウ及びそのコンテンツのサイズが変更され、コンテンツに対して実行可能なアクションを選択することができる第２の提示状態（例えば、フォーカス状態）に変化する場合がある。第２の状態のウィンドウのユーザー選択時、ウィンドウの提示は、ウィンドウ及びそのコンテンツのサイズが再び変更され、ウィンドウに対して実行可能なアクションをさらに選択することができる第３の提示状態（例えば、選択状態）に変化する。

さらなる例では、ＧＵＩを介して上記のＧＵＩ機能を実装することは、コンピュータシステムが、メニュー（それが動的メニュー領域を含むので、本明細書では動的メニューと呼ばれる）内の提示状態の１つでウィンドウを生成及び／または提示するための１つまたは複数のアプリケーションを実行することである。例えば、コンピュータシステムは、動的メニューに対するユーザー要求時に、メニューアプリケーションを実行し、第１の状態または第２の状態でウィンドウを提示し、コンピュータシステムのアクティブなアプリケーションまたは非アクティブなアプリケーションのどちらかと関連付けられたコンテンツを有する動的メニューにウィンドウを投入する。
特に、メニューアプリケーションは、それぞれアクティブなアプリケーションと非アクティブなアプリケーションと関連付けられたウィンドウの第１の順序及びウィンドウの第２の順序を決定する。各順序は、ユーザーのアクセス可能性を改善し、コンピュータシステムのアプリケーションとのインタラクションを促進するために、関連性、タイミング、及びコンテキストを含むが、これらに限定されない基準に基づいて、ウィンドウの複数のサブグループを含んでもよい。メニューアプリケーションは、ナビゲート可能なＵＩに第２の順序のウィンドウに隣接して水平に配置された第１の順序のウィンドウを含むために、動的メニューを生成及び／または提示し得る。動的メニューとのユーザーインタラクションにより、ユーザーは、フォーカス状態で第１の順序及び／または第２の順序の１つまたは複数のウィンドウを見ることが可能になり得る。

説明のために、ビデオゲームシステムの一例を考える。ビデオゲームシステムは、メニューアプリケーション、ビデオゲームアプリケーション、音楽ストリーミングアプリケーション、ビデオストリーミングアプリケーション、ソーシャルメディアアプリケーション、チャットアプリケーション（例えば、「パーティーチャット」アプリケーション）、及び複数の他のアプリケーションをホストすることができる。ビデオゲームプレーヤは、ビデオゲームシステムにログインすることができ、ホームユーザーインターフェースが、ディスプレイ上でビデオゲームシステムに提示される。このインターフェースから、ビデオゲームプレーヤは、ビデオゲームアプリケーションを起動することができ、ビデオゲームコンテンツは、ディスプレイに提示することができる。ユーザーのビデオゲームコントローラのボタン押下時、メニューは、メニューアプリケーションの実行に基づいて、ディスプレイの下部のレイヤー（層）に提示することができる。
メニューは動的領域を含み、それぞれがビデオゲームシステムのアプリケーション（例えば、ビデオゲームアプリケーション、音楽ストリーミングアプリケーションなど）と関連付けられた複数のウィンドウを提示する。メニューの動的領域内のウィンドウは、瞥見状態で示され、ビデオゲームプレーヤにアプリケーションについて十分な情報を提供する（例えば、カーレースの招待場を認識するために、及び音楽アルバムのカバーを見るために）。デフォルトにより、一度に１つのウィンドウのみフォーカス状態で示され、残りのウィンドウは瞥見状態で示される。フォーカスは、例えば、ビデオゲームコントローラを使用して動的メニューをスクロールすることによってなど、ウィンドウ間でナビゲートすることによって、動的メニュー内でシフトされる。例えば、ユーザーフォーカス（例えば、ユーザースクロール）が音楽ウィンドウにあるとき、そのウィンドウは、音楽ファイルの部分的なリストを示すために、及び再生キーを提示するために拡大される。
デフォルトにより、ビデオゲームアプリケーションと関連付けられたウィンドウは、水平配置内の動的メニューの左に配置され、各ウィンドウは、ビデオゲームアプリケーションの異なるサービスからコンテンツを提示する。例えば、フォーカス状態で提示される第１ウィンドウは、ビデオゲームプレーヤのビデオゲームアプリケーションにおける最近の成果に関係するコンテンツ（例えば、トロフィー、リプレイ、友達またはファンの反応など）を提示できるであろう。同様に、動的メニューの右の別のウィンドウは、ビデオゲームプレーヤが選ぶ追加のレベル及び／または新たに利用可能なレベルを含むことができるであろう。第３のウィンドウは、オンラインゲームコミュニティ及び／または参加するセッションに関係するコンテンツを提示できるであろう。
このようにして、動的メニューは、水平ウィドウの単一の編成されたメニュー内のビデオゲームプラットフォームで利用可能な異なるサービスへの複数のアクセスポイントを提供することができる。さらに、動的メニューは、例えば、アクティブなアプリケーションと関連付けられたウィンドウの右に、非アクティブなアプリケーションからのウィンドウを提示する場合がある。非アクティブなアプリケーションは、例えばゲームで行われたチャットなど、ゲームに関連する場合もあれば、例えば音楽プレーヤアプリケーションなど、関係ない場合もあるであろう。メニューアプリケーションは、２セットのウィンドウを別に編成する場合がある。例えば、アクティブなアプリケーションサービスのための左のウィンドウは、直近アクセスされたサービスが最も左にあるなどタイミング別に、及びデフォルトによりフォーカス状態で編成される場合がある。非アクティブなアプリケーションサービスと関連付けられた右のウィンドウは、ビデオゲームアプリケーションに対する関連性別に、及び／またはユーザー及びシステムのコンテキスト別に編成される場合がある。

本開示の実施形態は、既存のＧＵＩ及びその基本的なコンピュータシステムに優るいくつかの利点を提供する。例えば、動的メニューでの提示のためにウィンドウを選択することによって、関連するアプリケーション情報をユーザーに明らかにすることができる。このようにして、ユーザーは、アクティブなアプリケーションのための複数のアプリケーションサービスにアクセスし得、同じＵＩ要素の複数の非アクティブなアプリケーションサービスからのサービスを提示され得る。アクティブなアプリケーションサービスと非アクティブなアプリケーションサービスの両方を含むウィンドウの水平線形配置で動的ウィンドウを提示することによって、ユーザーフォーカスに基づいて、ＵＩメニュー及びメニューツリーのナビゲーションは、ユーザーへの提示のためにコンテンツを動的に決定する単一の線形メニューに縮小される。そのような技術は、メニューを繰り返しレンダリングすることにから生じるシステムの計算要求を低減させ、非効率なメニューナビゲーションにより引き起こされるいらだち及び疲労を低減させることによってユーザー体験を向上させる。

説明を明確にするために、実施形態は、ビデオゲームシステムと関連して説明され得る。しかしながら、実施形態はこのようなものに限定されず、任意の他のタイプのコンピュータシステムに同様に適用する。一般に、コンピュータシステムは、ディスプレイにＧＵＩを提示する。ＧＵＩは、コンピュータシステムの異なるアプリケーションを起動することができるホームユーザーインターフェースを含みむことができ。アプリケーションの起動時、アプリケーションに対応するウィンドウは、ＧＵＩに提示することができる。

図１は、本開示の一実施形態による、選択可能なアクションを有するメニューの一例を示す。図示のように、コンピュータシステム（例えば、ビデオゲームシステム）のグラフィックユーザーインターフェース１００はディスプレイに提示される。ＧＵＩ１００は、コンピュータシステムのビデオゲームアプリケーション（例えば、ビデオゲームシステムによって実行されるもの）のビデオゲームコンテンツ１１０、及びコンピュータシステムのメニューアプリケーション（例えば、ビデオゲームシステムによって実行されるもの）のメニュー１２０を提示する。メニュー１２０は、ビデオゲームコンテンツ１１０がＧＵＩ１００のバックグラウンドに表示されている間、ＧＵＩ１００のフォアグラウンドに表示されるためになど、ビデオゲームコンテンツ１１０の少なくとも一部分の上に提示することができる。例えば、メニュー１２０及びビデオゲームコンテンツ１１０は、それぞれメニューウィンドウ及びコンテンツウィンドウ内に表示され、メニューウィンドウは、コンテンツウィンドウの上にあり、コンテンツウィンドウの一部分のみとオーバーラップするレイヤーに示される。

一例では、メニュー１２０は、その後方にビデオコンテンツ１１０の部分を隠蔽する場合もあれば、ある程度の透明性を有する場合もある。さらにまたは代わりに、メニュー１２０及びビデオゲームコンテンツ１１０のテクスチャリング及び／または明るさは、メニュー１２０がフォアグラウンドに表示され、ビデオゲームコンテンツ１１０がバックグラウンドに表示されるように設定することができる。

図示のように、メニュー１２０は、動的メニュー領域１３０及び静的メニュー領域１４０を含む。動的メニュー領域１３０は、複数のウィンドウ１３２Ａ、１３２Ｂ、．．．、１３２Ｋを提示し、そのそれぞれはコンピュータシステムのアプリケーションに対応する。静的メニュー領域１４０は、アイコン１４２Ａ、１４２Ｂ、．．．、１４２Ｌを提示し、そのそれぞれがシステム機能（例えば、電源投入、音量調節、ミュート及びミュート解除など）またはコンピュータシステムのアプリケーションに対応する。簡潔にするために、ウィンドウ１３２Ａ、１３２Ｂ、．．．、１３２Ｋのそれぞれは、本明細書ではウィンドウ１３２と呼ばれ、アイコン１４２Ａ、１４２Ｂ、．．．、１４２Ｌのそれぞれはアイコン１４２と呼ばれる。２つの領域１３０及び１４０を含むことによって、メニュー１２０は、ユーザーがゲームプレイを終了することを必要とせずに、関連する特徴及び関連するシステム機能を前後関係からみて示すダッシュボードを表す。

一般に、ウィンドウ１３２は、以下に示される図を参照してより詳細に説明されるように、ＧＵＩ１００のユーザーとの潜在的な関連性の決定に基づいて、動的メニュー領域１３０に追加される。ウィンドウ１３２は、動的メニュー領域１３０内のウィンドウを、ユーザーとの潜在的な関連性に基づいて配置することができる順序に従って、動的メニュー領域１３０に追加される。比較すると、静的メニュー領域１４０は、動的メニュー領域１３０の動的性（ｄｙｎａｍｉｃｉｔｙ）を提供しない場合がある。代わりに、アイコン１４２は、システム設定及び／またはユーザー設定に基づいて、静的メニュー領域１４０でプリセット（事前設定）することができる。アイコン１４２を選択すると、対応するウィンドウ（例えば、システム制御用または特定のバックグラウンドアプリケーション用）を提示することができる。メニュー１２０は、ウィンドウが提示されている間に閉じる（ｄｉｓｍｉｓｓ）ことができるか、または代わりに、メニュー１２０の提示が持続する。

ウィンドウ１３２のコンテンツ、インタラクティビティ、及び状態は、次の図と関連してさらに説明される。一般に、メニュー１２０の提示時、ビデオゲームアプリケーションの実行及びビデオゲームコンテンツ１１０の提示は続行する。一方、入力デバイスから（例えば、ビデオゲームコントローラから）のユーザー入力を受信し、動的メニュー領域１３０及び／または静的領域１４０内でメニュー１２０と対話するために使用することができる。動的領域のインタラクションにより、ユーザーは異なる状態でウィンドウ１３２を見て、ウィンドウ１３２のコンテンツまたはウィドウ１３２自体に対するアクションを選択及び実行することができる。静的領域のインタラクションにより、ユーザーは、アイコン１４２のいずれかを選択して、システム機能を更新する（例えば、音量を変更する）か、または特定のアプリケーションのプリセットウィンドウを起動する（例えば、音楽ストリーミングアプリケーションのウィンドウを起動する）ことができる。インタラクションが終了すると、メニュー１２０は閉じられ、ユーザー制御は、（例えば、ユーザー入力が切り替えを明示的に及び／または単に要求することなく）ビデオゲームアプリケーションに自動的に切り替わる。他の形態では、切り替えは自動ではない場合があり、ユーザー制御を変更してビデオゲームアプリケーションに戻すために、関連するユーザー入力を必要とする場合がある。両方の場合とも、入力デバイスから受信されたユーザー入力は、ビデオゲームコンテンツ１１０及び／またはビデオゲームアプリケーションと対話するために使用することができる。

図１は、ウィンドウが動的メニュー領域に提示され、あるいは、静的メニュー領域のアイコンから起動可能であることを説明しているが、ウィンドウの他の提示も可能である。例えば、入力デバイスからのユーザー入力（例えば、特定のキーの押下）をウィンドウと関連付けることができる。ユーザー入力を受信すると、ウィンドウは、メニュー１２０を提示する必要なく、ビデオゲームコンテンツ１１０の上のレイヤーに提示することができる。

図２は、本開示の一実施形態による、メニューを提示するコンピュータシステムを示す。図示のように、コンピュータシステムは、ビデオゲームコンソール２１０、ビデオゲームコントローラ２２０、及びディスプレイ２３０を含む。示されていないが、コンピュータシステムはまた、ビデオゲームコンソール２１０と通信可能に結合される、クラウドサーバのセットなどのバックエンドシステムを含んでもよい。ビデオゲームコンソール２１０は、ビデオゲームコントローラ２２０と（例えば、無線ネットワークを介して）、及びディスプレイ２３０と（例えば、通信バスを介して）通信可能に結合されている。ビデオゲームプレーヤ２２２は、ビデオゲームコントローラ２２０を操作して、ビデオゲームコンソール２１０と対話する。これらのインタラクションは、ディスプレイ２３０に提示されるビデオゲームをプレイすること、ディスプレイ２３０に提示されるメニュー２１２と対話すること、及びビデオゲームコンソール２１０の他のアプリケーションと対話することを含んでもよい。

ビデオゲームコンソール２１０は、プロセッサ、及びプロセッサによって実行することができ、プロセッサによる実行時に、ビデオゲームコンソール２１０に様々なアプリケーションに関係する動作あるいはオペレーションを実行させるコンピュータ可読命令を格納するメモリ（例えば、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体）を含む。特に、コンピュータ可読命令は、ビデオゲームコンソール２１０の他のアプリケーション（例えば、ディスプレイ２３０にホームページを提示するホームユーザーインターフェース（ＵＩ）アプリケーション）の中で、ビデオゲームアプリケーション２４０、音楽アプリケーション２４２、ビデオアプリケーション２４４、ソーシャルメディアアプリケーション２４６、チャットアプリケーション２４８、メニューアプリケーション２５０を含むビデオゲームコンソール２１０の様々なアプリケーションに対応することができる。

ビデオゲームコントローラ２２０は、入力デバイスの一例である。キーボード、タッチスクリーン、タッチパッド、マウス、光学システム、またはユーザーの入力を受信するために適した他のユーザーデバイスを含む他のタイプの入力デバイスも可能である。

一例では、メニュー２１２は図１のメニュー１３０に類似している。ビデオゲームアプリケーション２４０の実行時、ビデオゲームコンソール２１０のレンダリングプロセスは、ディスプレイ２３０にビデオゲームコンテンツ（例えば、カーレースビデオゲームコンテンツとして示される）を提示する。ビデオゲームコントローラ２２０からのユーザー入力（例えば、特定のキーまたはボタンのユーザーの押下）時、レンダリングプロセスはまた、メニューアプリケーション２５０の実行に基づいてメニュー２１２を提示する。メニュー２１２は、ビデオゲームコンテンツの上のレイヤーに提示され、動的領域及び静的領域を含む。動的領域内のウィンドウは、ビデオゲームコンソールのアプリケーションのサブセットに対応する。

メニュー２１２の提示時、ユーザー制御は、ビデオゲームアプリケーション２４０からメニューアプリケーション２５０に変化する。メニュー２１２とのインタラクションを要求するユーザー入力をビデオゲームコントローラ２２０から受信すると、メニューアプリケーション２５０は、メニュー２１２を更新し、バックグラウンドまたはフォアグラウンドで任意の関連するアプリケーションを起動することによってそのようなインタラクションをサポートする。ビデオゲームプレーヤ２２２は、バックグラウンドまたはフォアグラウンドでのアプリケーションの起動時、メニュー２１２を終了するか、またはメニュー２１２を自動的に閉じることができる。
バックグラウンドアプリケーションの起動に基づいてメニュー２１２が終了されるか、または閉じられると、ユーザー制御はメニューアプリケーション２５０からビデオゲームアプリケーション２４０に変化する。フォアグラウンドグラウンドアプリケーションが起動される場合、ユーザー制御は、代わりにメニューアプリケーション２５０からこのアプリケーションに変化する。両方の場合とも、ビデオゲームコントローラ２２０から受信されるさらなるユーザー入力は、関連するアプリケーションを制御するために、及び／またはメニュー２１２を再び要求するために使用される。

図２は、異なるアプリケーションがビデオゲームコンソール２１０で実行されることを示しているが、本開示の実施形態はこのようなものに限定されない。代わりに、アプリケーションは、バックエンドシステム（例えば、クラウドサーバ）で実行することができる、及び／またはそれらの実行は、ビデオゲームコンソール２１０とバックエンドシステムとの間で分散させることができる。

図３は、本開示の一実施形態による、ウィンドウのコンテキストベースの選択の一例を示す。図示のように、タイミングデータ３２０及びコンテキスト３３０に基づいて、メニューアプリケーション３１０は、メニューの動的領域のためのウィンドウ３４０を含む。メニューアプリケーション３１０は、アクティブなコンピューティングサービス３７０と関連付けられた動的メニューにウィンドウ３４０の１つまたは複数を配置するための第１の順序３６０を決定する。同様に、メニューアプリケーション３１０は、非アクティブなコンピューティングサービス３８０と関連付けられた動的メニューにウィンドウ３４０の１つまたは複数を配置するための第２の順序３６２を決定する。第１の順序３６０は、ユーザーとの潜在的な関連性の尺度としてのタイミングデータ１２０に基づいて、ウィンドウ３４０を配置し得る。さらに、メニューアプリケーション３１０は、第２の順序３６２がユーザーに関連付けられるように第２の順序３６２にウィンドウ３４０が含まれる配置を決定するためにコンテキスト３３０及びユーザー設定３５０を使用し得る。

一例では、以下により詳細に説明されるように、コンテキスト３３０は、一般にコンピュータシステム（例えば、ビデオゲームプレーヤ）のユーザーのコンテキスト、及び／またはコンピュータシステムで実行されているアプリケーションのコンテキストを含む。コンテキスト３３０は、コンテキストサービスのアプリケーションプログラミングインターフェース（ＡＰＩ）上で受信され得、このコンテキストサービスは、コンピュータシステムもしくはネットワーク環境の様々なアプリケーションから、またはアプリケーションからユーザーのコンテキストを収集し得る（例えば、ビデオゲームコンテキストは、対応するビデオゲームアプリケーションから受信できる）。ユーザー設定３５０は、ユーザーアカウントからまたは構成ファイルから受信され得る。

図４は、本開示の一実施形態による、異なる状態のウィンドウの一例を示す。ここでは、及び後続の図では、アクションカードは、ウィンドウの一例として説明され、アプリケーションに相当する。一般に、ウィンドウは、コンテンツを示すことができ、コンテンツ及び／またはウィンドウに対して実行可能なアクションをサポートできるＧＵＩオブジェクトを表す。一例では、アクションカードは特殊なタイプのウィンドウであり、アクションカードは、ＭｉｃｒｏＵＸサービスのコンテナオブジェクトを含み、アクションカードは、１つだけの概念のためのコンテンツ及びアクションを含む。メニューに含まれるアクションカードは、ユーザーが、関与することのコンテキスト、ならびにコンピュータ環境内での人、コンテンツ、及びサービスの関係性に基づいて、即時のアクション及び関連するアクションを容易にする。メニューに含まれるアクションカードは、ＧＵＩ内で水平に及び／または垂直に配置され得、インタラクティブであり得る。メニューは動的であってよく、メニュー及びコンテキストとのユーザーインタラクションに応じたアクションカードの配置を含んでもよい。

図４に示されるように、アクションカードは、複数の状態の１つで提示することができる。どの状態が提示されるのかは、次の図にさらに説明されるように、ユーザー入力による。状態の１つは、アクションカードが、アプリケーションについてユーザーに瞥見を提供する瞥見状態４１０である場合がある。瞥見は、アクションカードについての関連情報を含み、この情報は、ユーザーが、アクションを行うか否かを決定する際に役立つものである。例えば、瞥見状態４１０で、アクションカードは、第１のサイズを有し、コンテンツ４１２及びコンテンツ４１２のタイトル４１４、または第１のサイズに基づいたアクションカードを提示する。説明のために、音楽アプリケーションのアクションカードは、特定の寸法を有する矩形として第１の状態で提示することができ、音楽アルバムのカバー及びタイトルを示す。

別の状態は、アクションがユーザーに関連情報、及び実行される１つまたは複数のアクションのための（例えば、アプリケーションまたはアクションカード自体のコンテンツに対する１つのまたは選択可能なアクションのための）１つまたは複数のオプションを提供するフォーカス状態４２０である場合がある。言い換えれば、アクションカードは、アクションカード上にあるユーザーのフォーカスに応じて、ユーザーが選択するための迅速なアクションを明らかにすることができる。
例えば、フォーカス状態４２０では、アクションカードは第２のサイズ（第１のサイズよりも大きい場合がある）を有し、第２のサイズに基づいてコンテンツ４１２及びタイトル４１４の提示のサイズを変更し、１つまたは複数の選択可能なコンテンツアクション４２２（例えば、コンテンツを再生する、コンテンツを省略するなど）及び１つまたは複数の選択可能なカードアクション（例えば、アクションカードをディスプレイ上の位置に移動する、アクションカードのサイズを変更する、アクションカードをピン止めする、ピクチャインピクチャとしてアクションカードを提示するなど）を提示する。音楽アクションカードの図を参照し直すと、フォーカス状態４２０で、音楽カバー及びアルバムタイトルは拡大され、音楽アルバムの音楽ファイルを再生するための再生ボタンがさらに提示される。

さらに別の状態は、アクションが、さらなる拡大提示フォーマットでユーザーに関連情報を提供し続け、接続及び／またはアクションカード自体に対して実行される１つまたは複数のアクションのための（例えば、アプリケーションのコンテンツまたはアクションカード自体に対する１つまたは選択可能なアクションのための）１つまたは複数のオプションを提供する、選択状態４３０である場合がある。言い換えれば、アクションカードは、ＭｉｃｒｏＵＸと対話するための主要なモダリティとなり、関連するビジュアルインターフェースを表示する。例えば、選択状態４３０で、アクションカードは第３のサイズ（第２のサイズよりも大きい場合がある）を有し、第３のサイズに基づいてコンテンツ４１２及びタイトル４１４の提示のサイズを変更し、コンテンツアクション４２２の提示を続行し、アプリケーションの追加のコンテンツ４３２を提示し、１つまたは複数のコンテンツアクション、またはアクションカードに対して実行できるカードアクションのための１つまたは複数のオプション４３４を提示する。オプション４３４のユーザー選択時、カードアクションは提示され、選択することができる。音楽アクションカードの図を参照し直すと、選択状態４３０で、音楽カバー及びアルバムタイトルはさらに拡大され、再生ボタンの提示は続行する。音楽アルバムの追加の音楽ファイルも識別される。上記の状態で、コンテンツ４１２、タイトル４１４、コンテンツアクション４２２、及び追加のコンテンツ４３２は、アプリケーションから受信されたメタデータから識別することができる。

図４に示されるように、アクションカードは静的提示及び動的提示領域を含む場合があり、そのそれぞれは、状態に応じてサイズを変更あるいはリサイズすることができる。例えば、タイトル４１４は静的領域に提示され、アクションカードと関連付けられた基本的なアプリケーションを識別し、状態とともに変化しない。比較すると、コンテンツ４１２は、動的領域に提示することができ、各状態内で、及び状態間で変化する場合がある。特に、コンテンツ自体は、インタラクティブ（例えば、ビデオ）であってよく、その提示は、そのインタラクティブな性質により、経時的に変化する場合がある。さらにまたは代わりに、コンテンツ４１２はまた、ユーザーコンテキスト及び／またはアプリケーションコンテキストに応じて経時的に変更される場合がある。

図４に示されるように、瞥見状態４１０のアクションカード、フォーカス状態４２０のアクションカード、及び選択状態４３０のアクションカードは、それぞれアイコン４１６を含む。アイコン４１６は、ユーザー（例えば、プロファイル写真）、コンピュータシステム（例えば、システムロゴまたは画像）、ターゲットアプリケーション（例えば、アプリケーションからのバッジまたはアイコン）、及びターゲットアプリケーションのタイプを表すシステムアイコン（例えば、オーディオプレーヤの音楽ノート、画像ギャラリーのカメラ、チャットアプリケーションのマイクロホンなどの、例えば提示されているコンテンツのタイプの一般的な記号）を含むが、これらに限定されるものではない１つまたは複数のものを表す画像であってよい。

図４に示されるように、フォーカス状態（例えば、フォーカス状態４２０）のアクションカードでは、１つまたは複数のコマンドオプション４４０が含まれる。図４は、コンテンツよりも低く配置されたパネル内にコマンドオプション４４０を示しているが、コマンドオプション４４０は、サイドパネル内でコンテンツの前にオーバレイとして配置される場合、及び／またはタイトル４１４の近くでコンテンツの上方に配置される場合もあるであろう。コマンドオプション４４０は、テキストの命令または画像ベースの命令を含む場合もあれば、ボタンまたは他の仮想インタラクティブ要素など、１つまたは複数のインタラクティブ要素４４２を含む場合もある。
例えば、インタラクティブ要素４４２は、ユーザークリックを受信するように構成されたボタンを含んでもよい。いくつかの実施形態では、コマンドオプション４４０及びインタラクティブ要素４４２は、コンテンツ４１２及び／または追加コンテンツ４３２とのインタラクションを容易にする。例えば、コマンドオプションは、コンテンツアクション４２２によって提供されるものを超えて、コンテンツに対する追加の及び／または代替の機能制御を提供し得る。説明のために、コンテンツアクション４２２は、オーディオプレーヤまたはビデオプレーヤに再生／一時停止機能を提供し得る。
一方、コマンドオプション４４０の１つは、パーティーチャットアプリケーション用にミュート／ミュート解除機能を含んでもよい。さらなる例として、コマンドオプション４４０は、アクションカードのコンテンツの現在の状態に基づいて、コンテンツに特有であってよい。例えば、アクションカードが視聴覚コンテンツを再生しているとき、コマンドオプション４４０は、ミュート／ミュート解除ボタンではなくミュートボタン、及び再生ボタンではなく停止ボタンのみを含んでもよい。

図を参照して、以下で、アクションカードという用語は、提示状態の１つまたは複数のウィンドウを説明するために使用される。例えば、メニューアプリケーションとは異なるコンピュータシステム上のアプリケーションと関連付けられている動的メニュー内のコンテンツを提示するウィンドウは、「アクションカード」と呼ばれる。さらに、アクションカードは、水平線に沿って、互いに隣合って連続して提示されているとして示されている。しかしながら、実施形態はこのようなものに限定されず、非アクティブなサービス及びアクティブなサービスの異なる順序に基づいた他の配置を含むことができる。例えば、アクションカードは、垂直線に沿って連続して提示することができる。

図５は、本開示の一実施形態による、アクションカードが投入された動的メニュー５５０を提示するコンピュータシステム５００の一例を示す。図５に示されるように、コンピュータシステム５００は、サービス決定ユニット５１２、コンテキスト決定ユニット５１４、及び順序決定ユニット５１６を含むメニューアプリケーション５１０（例えば、図３のメニューアプリケーション３１０）を含む。これらは、メニューアプリケーション５１０のサブ要素として説明されているが、メニューアプリケーション５１０が、動作を実行するためにメニューアプリケーション５１０にデータを提供する、コンピュータシステム５００の異なるアプリケーションであってもよい。
例えば、メニューアプリケーション５１０は、アクティブなコンピューティングサービス５２０及び非アクティブなコンピューティングサービス５２２を決定し得る。サービスは、異なるアプリケーションからユーザー５０６及び／またはコンピュータシステム５００が利用可能な機能を指す場合がある。例えば、メディアプレーヤアプリケーションを使用して再生可能な歌は、非アクティブなコンピューティングサービス５２２としてユーザー５０６が利用可能であってよい。このようにして、複数の非アクティブなコンピューティングサービス５２２は、複数のアプリケーション５２６ａ～ｎから利用可能であってよい。
図５に示されるように、アクティブなコンピューティングサービス５２０は、それぞれのアクティブなコンピューティングサービス５２０をすでに実行しているアプリケーションの５２４ａ～ｎから提供され得る。例えば、アクティブなコンピューティングサービス５２０は、ビデオゲームアプリケーションから利用可能なビデオゲームサービスであってよい（例えば、ゲームナビゲーションまたはミッション選択）。別の例として、チャットアプリケーションは、アクティブなコンピューティングサービス５２０としてチャットサービスを実行している場合がある。

図５に示されるように、メニューアプリケーション５１０は、ディスプレイ５４０を介して動的メニュー５５０にアクションカードを提示するための第１の順序５６０及び第２の順序５６２を決定する。図１～図２を参照してより詳細に説明されるように、動的メニュー５５０は、コンピュータシステム５００がユーザー５０６から受信する入力に応じて、ユーザーアプリケーション５０２など、他のコンテンツにオーバレイされる大きいメニュー（例えば、図１のメニュー１２０）の一部を形成し得る。第１の順序５６０は、１つまたは複数のアクションカード５２２ａ～ｎ（簡単にするためにアクションカード５２２とも呼ばれる）を含み、「ａ」、「ｂ」、及び「ｎ」は、ゼロよりも大きい整数を表し、「ｎ」は、アクションカード５５２の総数を表す。
図示のように、デフォルトにより、アクションカード５５２のアクションカード５２２ａは、図４を参照してより詳細に説明されるように、フォーカス状態で提示される。フォーカス状態（例えば、図４のフォーカス状態４２０）で、アクションカード５５２ａは、コンピュータシステム５００が１つまたは複数のコンテンツソース５３０から受信するコンテンツ５７４（例えば、図４のコンテンツ４１２）、及びコンテンツ５７４と関連付けられたコンテンツアクション５７６（図４のコンテンツアクション４２２）を含む。コンテンツソース５３０は、クラウドベースのコンテンツ記憶装置及び／または分散システムを含むが、これらに限定されないコンテンツネットワーク５３２を含んでもよい。
コンテンツソース５３０はまた、コンピュータシステム（例えば、ハードドライブ、フラッシュドライブ、ローカルメモリ、外部ドライブ、光学ドライブなど）と通信可能に結合されたデータストアによって提供されるシステムコンテンツ５３４を含んでもよい。第１の順序５６０は、アクティブなコンピューティングサービス５２０のアクティブなコンピューティングサービスごとの少なくとも１つのタイミング係数に基づいて決定され得る。例えば、メニューアプリケーション５１０は、ユーザー５０６との直近のインタラクションの順序（例えば、最後に再生）でアクションカード５５２を配置することに基づいて、第１の順序５６０を決定し得る。同様に、第１の順序５６０は、ユーザー５０６が、アクティブなコンピューティングサービス５２０が利用可能であるアプリケーション５２４とどの程度頻繁に対話したのか（例えば、最も再生された、お気に入りなど）に基づく場合がある。
他の形態では、第１の順序５６０は、アクティブなコンピューティングサービス５２０のアクティブ化のタイミング、例えば、どのアクティブなコンピューティングサービス５２０がユーザー５０６によって直近アクティブ化されたのかに基づいてもよい。コンピューティングサービスをアクティブ化することは、ユーザー５０６による、及び／またはコンピュータシステム５００で動作中のバックグラウンドプロセスによる要求に基づいて、コンピュータシステム５００でアプリケーションを起動、実行、及び／または実行することを含んでもよい。したがって、第１の順序は、「直近に開かれた」配置に従って、アクションカード５５２を配置してよい。

図５に示されるように、第２の順序５６２は、ディスプレイ５４０に提示された動的メニュー５５０上のアクションカード５５４ａ～ｎの配置を説明する。アクションカード５５４ａ～ｎ（簡単にするために、アクションカード５５４とも呼ばれる）は、デフォルトにより瞥見状態（例えば、瞥見状態）で提示され得る。いくつかの実施形態では、アクションカード５５４の少なくとも１つのアクションカードは、デフォルトによりフォーカス状態（例えば、フォーカス状態）で提示され得る。第２の順序５６２でのアクションカード５５４の配置は、コンテキストに基づいて、（例えば、順序決定ユニット５１６を使用して）メニューアプリケーション５１０によって決定され得る。
コンテキストは、コンピュータシステム５１０のユーザーアプリケーション５０２、コンピュータシステムのシステムアプリケーション５０４、及び／またはユーザー５０６に基づいてよい。ユーザー５０６のコンテキスト（ユーザーコンテキスト）は、一般に、ユーザー５０６、ユーザーのアカウント、アクティブなバックグラウンドアプリケーション及び／またはサービス、及び／またはユーザー５０６が、コンピュータシステム５５０からもしくは他のネットワーク環境から（例えば、ソーシャルメディアプラットフォームから）利用可能なアプリケーション及び／またはサービスについての情報のいずれかを含む。アプリケーションのコンテキスト（ユーザーアプリケーション５０２及び／またはシステムアプリケーション５０４のコンテキスト）は、一般に、アプリケーション、アプリケーションによって示される特定のコンテンツ、及び／またはアプリケーションの特定の状態についての任意の情報を含む。例えば、ビデオゲームプレーヤのコンテキスト（ユーザーコンテキスト）は、ビデオゲームアプリケーション、音楽ストリーミングアプリケーション、ビデオストリーミングアプリケーション、ビデオゲームプレーヤが購読しているソーシャルメディアフィード、及びビデオゲームプレーヤの友人の同様のコンテキストを含むことができる。
ビデオゲームアプリケーションのコンテキストは、ゲームタイトル、ゲームレベル、現在のゲームフレーム、利用可能なレベル、利用可能なゲームトーナメント、ビデオゲームアプリケーションの利用可能な新しいバージョン、及び／またはビデオゲームアプリケーションの続編を含む。いくつかの実施形態では、コンテキストは、コンテキストが決定されているユーザーアプリケーション５０２、システムアプリケーション５０４、及びユーザー５０６の特徴、態様、及び／または識別子を記述するデータからメニューアプリケーション５１０によって決定され得る。例えば、コンピュータシステム５００は、経歴情報、地理的位置、及び使用パターンを記述するデータを含む、システムコンテンツ５３４内のユーザー５０６のプロファイルを維持し得る。そのプロファイルから、メニューアプリケーション５１０は、ユーザーコンテキスト（例えば、図３のユーザーコンテキスト３２０）の１つまたは複数の要素を導出し得る。
一例の説明のために、ユーザー５０６の経歴情報は、ユーザー５０６が法定未成年者であることを示す場合がある。この情報は、ユーザーコンテキストを決定する際に使用し得、第２の順序５６２は、法定青年以上の他のユーザーに制限されている非アクティブなコンピューティングサービス５２２を、ユーザーコンテキストに基づいて除外し得る。このようにして、第２の順序５６２は、所与のコンテキストについて定義され、アクションカード５５４の順序はまた、コンテキストに基づいて事前定義される。しかしながら他のユーザー、システムアプリケーション、またはユーザーアプリケーションのコンテキストの場合、第２の順序５６２は異なる場合がある。
さらに、第２の順序５６２は、複数のアプリケーションタイプからの非アクティブなコンピューティングサービス５２２のためのアクションカード５５４を含んでもよく、それについて、第２の順序５６２は、アプリケーションタイプに従ってアクションカード５５４の配置を示す。例えば、第２の順序５６２は、メディアプレーヤサービスのための複数のアクションカード５５４、ビデオゲームサービスのための２つ、パーティーチャットサービスのための１つを含んでもよい。第２の順序は、いくつかの実施形態では、メディアプレーヤアクションカードがともにグループ化され、ビデオゲームアクションカードがともにグループ化されるように、第２の順序５６２を決定し得る。

いくつかの実施形態では、動的メニューは、アクティブなウィンドウ及び提案されたウィンドウを含むウィンドウを提示し得る。そのようなウィンドウは、最新性及びコンテキストに関係する提示順序に依存して、または最新性及びコンテキストに関係する提示順序とは関係なく提示することができる。アクティブなウィンドウは、アクティブなコンピューティングサービスに対応する。提案されたウィンドウは、非アクティブなコンピューティングサービスに対応し、非アクティブなコンピューティングサービスは、ユーザーによって、以前にアクセスされた、活性化された、非アクティブ化された、閉じられた、除去された、削除された、及び／または要求されたことがないコンピューティングサービスなど、コンピュータシステムのユーザーによって以前使用されたことがない。
そのような非アクティブなコンピューティングサービスは、本明細書では、新しい非アクティブなコンピューティングサービスと呼ばれる。例えば、ビデオゲームアプリケーションの新しい非アクティブなコンピューティングサービスは、ビデオゲームアプリケーションで新たにロック解除されたレベル、またはコンテンツサーバから利用可能なダウンロード可能なレベルのコンテンツ（ＤＬＣ）を含んでもよい。一例では、メニューアプリケーションは、動的ウィンドウ内での提示のために、アクティブなコンピューティングサービスに対応するアクティブなウィンドウの数、及び新しい非アクティブなコンピューティングサービスに対応する提案されたウィンドウの数を決定し得る。
提案されたウィンドウが動的メニュー内に提示されるべきであると判断する際には、新しい非アクティブなサービスは、ユーザー及び／またはコンピューティングサービス（複数可）との関連性（アクティブか、それとも非アクティブか）に基づいて、さらに及び／または代わりにランク付けされ得る、またはそれ以外の場合比較され得る。いくつかの場合、関連性は、ユーザーまたはコンピューティングサービス（複数可）のコンテキストに基づいて決定され得る。上述のように、コンテキストは、システムコンテキスト、アプリケーションコンテキスト、及び／またはユーザーコンテキストを含む。例えば、新たにロック解除されたビデオゲームレベルは、ユーザーが通常ロック解除されたビデオゲームレベルを起動することを示すユーザープロファイル情報により決定される、アクティブなビデオゲームアプリケーションとの関連性に基づいて、提案されたウィンドウとして動的メニューに含まれ得る。

図５に示されるように、第１の順序５６０及び第２の順序５６２は、動的メニュー５５０内でのアクションカード５５２及びアクションカード５５４の水平配置を示す。例えば、アクションカード５７４は、線形水平配置で、アクションカード５５４の左の動的メニュー５５０に配置され得る。この例では、アクションカードは、最も右のアクションカードが、アクションカード５５４ａに隣接し、その右に配置されるアクションカード５５２ｎとなるように、動的メニュー５５０に配置され得、動的メニュー５５０での第１の順序５６０及び第２の順序５６２を構成するアクションカードの線形配置を形成する。いくつかの実施形態では、動的メニュー内での一致したアクションカードの配置は、図５に示される線形で水平の配置とは異なる場合がある。例えば、配置は、円形、垂直、曲線状などであり得る。いくつかの実施形態では、動的メニューは、ディスプレイ上の位置を交換し、アクションカード５５４を、例えば配置の最も左の位置にすることによって、第１のカードとアクションカードを切り替え得る。

図６は、本開示の一実施形態による、インタラクティブなアクションカードを含む動的メニューを提示するディスプレイの一例を示す。図６に示されるように、第１の順序６１０及び第２の順序６２０は、ディスプレイ６４０を介して提示される動的メニュー６５０内のアクションカードの配置を定義する。複数のアクションカード６５２ａ～ｎは、第１の順序６１０に従って水平に配置され、さらにアクションカードのセットに編成される。例えば、図６は、第１のセット６１２、第２のセット６１４、及び第３のセット６１６を含む。セットは、例えばビデオゲーム、ソーシャルメディアアプリケーション、ウェブブラウザなど、アプリケーションタイプ別にアクションカード６５２を分割し得る。
一例として、第１のセット６１２に配置されるアクションカード６５２は、すべてビデオゲームのコンテンツを提示し得る。一方、第２のセット６１４に配置されるアクションカード６５２はすべて、ソーシャルメディアアプリケーションのコンテンツを提示し得る。さらに、第１の順序６１０は、各セット内のアクションカード６５２の数に対する制限を定義し得る。例えば、第１のセット６１２は、３つのアクションカード６５２に制限され得る。
一方、図６に示されるように、第２のセット６１４は、２つのアクションカード６５２のみに制限され得る。第１の順序６１０は、３つを超えるセットを定義し得、セットの数及び各セットのアクションカードの最大数は、コンピュータシステム（例えば、図５のコンピュータシステム５００）のコンテキスト及び使用を反映させるために、事前定義されてよい、及び／または動的であってよい。可能なアクションカードの数が事前定義の制限を超えると、特定のアクションカードは、この制限を満たすために選択され得る。様々な選択技術が可能である。一例の技術では、選択は無作為である。別の技術では、選択は、ユーザーまたはアプリケーションとの関連性に基づいている。例えば、ユーザーコンテキスト及び／またはアプリケーションコンテキストは、可能なアクションカードをランク付けするために使用することができ、事前定義の制限を満たすために、最高ランクのアクションカードが選択される。

図６は、複数のサブセットを定義する第２の順序６２０をさらに示す。例えば、第１のサブセット６２２、第２のサブセット６２４、及び第３のサブセット６２６は、第２の順序６２０を構成するアクションカード６５４を分割する。いくつかの実施形態では、第２の順序６２０は、追加のサブセットまたはより少ないサブセットを含んでもよい。第２の順序６２０は、第１の順序６１０との関連性に基づいてサブセットを定義し得る。例えば、第１のサブセット６２２は、アクティブなアプリケーション（例えば、アクティブなサービスがアクションカード６５２に提示されるアプリケーション）の非アクティブなサービスのコンテンツを提示するアクションカード６５４を含んでもよい。
別の例では、第２のサブセット６２４は、第１のサブセット６２２に提示されるタイプと同じアプリケーションタイプからアプリケーションのための非アクティブなサービスのコンテンツを提示するアクションカード６５４を含んでもよい。別の例では、第３のサブセット６２６は、第１のサブセット６２２及び／または第２のサブセット６２４に提示されるタイプとは異なるアプリケーションタイプの非アクティブなサービスのコンテンツを提示する第２のアクションカード６５４を含んでもよい。第１の順序６１０のセットと同様に、第２の順序６２０の各サブセットは、単一のアプリケーションタイプのアクションカード６５４を含み得、第２の順序６２０は、第２の順序６２０に含まれる各アプリケーションタイプのアクションカード６５４の最大数を定義し得る。例えば、図６に示されるように、第１のサブセット６２２は３つのアクションカード６５４を含む。一方、第のサブセット６２４は、２つのアクションカード６５４を含む。第１の順序６１０と同様に、第２の順序は事前定義されたもの及び／または動的であってよく、コンテキストに対して変化する。

図７は、本開示の一実施形態による、ユーザーインタラクションに応じて動的メニュー７５０を提示するディスプレイの一例を示す。図７に示されるように、ディスプレイ７４０を介して提示される動的メニュー７５０は、アクティブなコンピューティングサービスからの複数のアクションカード７５２ａ～ｎ、及び非アクティブなコンピューティングサービスからの複数のアクションカード７５４ａ～ｎの水平配置を含む。デフォルトにより、動的メニュー７５０は、アクションカード７５２ａのみをフォーカス状態７７０で、及び他のすべてのカードを瞥見状態７７２で提示する。ユーザーインタラクション７１０に応じて（例えば、図２の入力デバイス２２０を介したユーザー入力による）、アクションカード状態は、瞥見状態７７２からフォーカス状態７７０にアクションカード７５４ａを調整しつつ、フォーカス状態７７０から瞥見状態７７２にアクションカード７５２ａをシフトするために動的メニュー７５０内で調整され得る。このようにして、動的メニュー７５０は、アクションカード内に存在するコンテンツとのインタラクションを容易にし、ユーザー（例えば、図５のユーザー５０６）にアプリケーション及びコンテキストへのアクセスを提供する。

図８は、本開示の一実施形態による、動的メニュー８５０内のアクションカードの別の例を示す。図８に示されるように、デフォルトにより、ディスプレイ８４０を介して提示される動的メニュー８５０は、瞥見状態８７２の複数のアクションカード、及び図７により詳細に説明されるように、フォーカス状態８７０のただ１つのアクションカード８５２ａを含む。ユーザーインタラクション８１０に応じて、例えばユーザー入力デバイス（例えば、図２のユーザー入力デバイス２２０）を介して、フォーカス状態８７０のアクションカード８５２ａを選択するために、コンピュータシステム（例えば、図５のコンピュータシステム５００）は、選択状態８７４（例えば、図４の選択状態４３０）にあるアクションカード８２０を、ディスプレイ８４０を介して生成及び／または提示し得る。図８に示されるように、選択された状態は、図４を参照してより詳細に説明されるように、ユーザーが、選択状態８７４で提示される動的コンテンツを制御できるようにする選択可能なアクション８２２を含む。

図９は、本開示の一実施形態による、動的メニュー９５０とのインタラクションの一例を示す。図９に示されるように、ディスプレイ４５０を介して提示される動的メニュー９５０には、入力デバイス（例えば、図２の入力デバイス２２０）を使用して、ユーザーインタラクションを通して出入りし得る。動的メニュー９５０がアクティブであるとき、少なくとも１つのアクションカードはフォーカス状態にある。図９に示されるように、アクションカード９５２ａはフォーカス状態にある。一方、残りのすべてのアクションカードは瞥見状態にある。例えば、動的メニュー９５０を終了する、非表示にする、最小化する、または折り畳むためのユーザー要求など、ユーザーインタラクション９１０に応じて、コンピュータシステム（例えば、図５のコンピュータシステム５００）は、メニューアプリケーション（例えば、図５のメニューアプリケーション５１０）のアクションを介してフォーカス状態から瞥見状態へアクションカード９５２ａを調整し得る。
同様に、動的メニュー９５０を入力する、表示する、最大化するまたは構築するためのユーザーインタラクション９２０に応じて、コンピュータシステムは、メニューアプリケーションを介して、瞥見状態からフォーカス状態に同じアクションカード９５２ａを戻す。いくつかの実施形態では、ユーザーインタラクション９１０及びユーザーインタラクション９２０は、入力デバイス上の同じアクションである（例えば、動的メニュー９５０の非表示と表示の両方のための単一のボタンの連続した押下）。
これに代えて、ユーザーインタラクション９１０及びユーザーインタラクション９２０は異なるアクションであってよく、動的メニュー９５０に再び入っても、動的メニュー９４０を終了して再び入る間のコンテキストの変化に応じて、アクションカード９５２ａはフォーカス状態に戻らない場合がある。例えば、ユーザーが、アクティブなアプリケーションにいくつかの変更を加えるために動的メニュー９４０を終了した、及び／またはユーザーインタラクションの異なる手段（例えば、図１の静的メニュー領域１４０）を介して処理する場合、動的メニュー９５０内のアクションカードの順序付けは変化する場合があり、その結果、フォーカス状態のアクションカード９５２は、以下の図１１～図１２を参照してより詳細に説明されるように、再び入るときに異なる場合がある。

図１０は、本開示の一実施形態による、アプリケーション１０２６ａのアクティブ化に応じて動的メニュー１０５０を調整するコンピュータシステムの１０００一例を示す。図１０に示されるように、動的メニュー１０５０がディスプレイ１０４０を介して提示されている間、コンピュータシステム上の複数のアプリケーション１０２４は、アクティブなコンピューティングサービス１０２０を実行していてよい。一方、他のアプリケーション１０２６は非アクティブであってよい。例えば、ビデオゲームは、パーティーチャットアプリケーション、ウェブブラウザアプリケーション、及びライブストリームビデオアプリケーションとともに実行中であってよい。
図１０に示されるように、アプリケーション１０２６ａは、動的メニュー１０５０が提示されている間に初期化する。これに応じて、コンピュータシステム１０００上で実行中のメニューアプリケーション１０１０は、いつアプリケーション１０２６ａがアクティブ化するのかを決定し、第１の順序１０６０の一部として追加のアクションカード１０５６を生成及び／または動的メニュー１０５０内に提示する。したがって、追加のアクションカード１０５６は、図５を参照してより詳細に説明されるように、アクションカード１０５２の水平配置で動的メニュー１０５０に表示される。図１０は、最も左の位置にあるアクションカード１０５６を示しているが、アクションカード１０５６は第１の順序１０６０では別の位置に表示される場合がある。
追加のアクションカード１０５６を動的メニューに追加するプロセスは、リアルタイムでかつメニューアプリケーション１０１０のデフォルトプロセスとして任意のユーザーインタラクションなしで発生し得る。代わりに、メニューアプリケーションは、アプリケーション１０２６ａに対応する新しいアクティブなコンピューティングサービス１０２０の通知を生成及び／または提示し得、それについて、ユーザー（例えば、図５のユーザー５０６）は、追加のアクションカード１０５６を動的メニュー１０５０に追加することを選択し得る。いくつかの実施形態では、追加のアクションカード１０５６は、最初にフォーカス状態で提示され得る。代わりに、追加のアクションカード１０５６は、図１０に示されるように、最初に瞥見状態で提示され得る。

図１１は、本開示の一実施形態による、非アクティブ化されたアプリケーション１１２４ｎに応じて調整する動的メニュー１１５０の一例を示す。図１１に示されるように、コンピュータシステム１１００で実行中のアクティブなアプリケーション１１２４は、コンピュータシステム１１００で実行中のメニューアプリケーション１１１０によって決定されるように非アクティブ化する。一方、コンピュータシステム１１００は、ディスプレイ１１４０を介して動的メニュー１１５０を提示している。非アクティブ化されたアプリケーション１１２４ｎは、メニューアプリケーション１１１０とは異なる。図１１に示されるように、動的メニューは、図５を参照してより詳細に説明されるように、各アクティブなアプリケーション１１２４のためのアクションカード１１５２及び非アクティブなアプリケーション１１２６のためのアクションカード１１５４を提示する。
図９を参照してより詳細に説明されるように、少なくとも１つのアクションカードはフォーカス状態で提示される。一方、残りのアクションカードは瞥見状態で示される。図１１に示されるように、アクションカード１１５２ａはフォーカス状態にある。一方、異なるアクションカード１１５６は、非アクティブ化されたアプリケーション１１２４ｎと関連付けられている。図１０を参照して説明されたものとは異なり、メニューアプリケーション１１００は、非アクティブ化されたアプリケーション１１２４ｎがもはやアクティブでないと判断した後、動的メニュー１１４０を再編成及び／または調整しない。代わりに、コンピュータシステムが、ディスプレイから動的メニューを削除するユーザー要求を含むが、これに限定されないユーザー入力１１３０を受信するまで、メニューアプリケーション１１１０は、動的メニュー１１４０に異なるアクションカード１１５６を提示し続ける。
例えば、図１を参照してより詳細に説明されるように、動的メニュー１１５０は、ディスプレイ１１４０に提示されるユーザーインターフェース（例えば、図１のユーザーインターフェース１００）に含まれてもよい。このようにして、図９に説明されるように、ユーザーインタラクション１１３０は、メニューアプリケーション１１１０に、動的メニュー１１５０を削除または最小化するように促し得る。第２のユーザーインタラクション１１３２を受信すると、例えば、変更を元に戻す同じコマンドを繰り返すことによって、メニューアプリケーション１１１０は、異なるアクションカード１１５６を使用せずに、かつフォーカス状態の同じアクションカード１１５２ａを使用して動的メニュー１１５０を再投入する。

図１２は、本開示の一実施形態による、非アクティブなアプリケーション１２２８を決定し、対応するアクションカード１２５６を動的メニュー１２５０に追加するメニューアプリケーション１２１０の一例を示す。図１２に示されるように、コンピュータシステム１２００は、１つまたは複数のアプリケーション１２２６ａ～ｎが非アクティブであると判断し、１つまたは複数のアプリケーション１２２６に対応するアクションカード１２５４ａ～ｎを生成、及び／またはディスプレイ１２４０を介して動的メニュー１２５０に提示したメニューアプリケーション１２１０を実行する。アクションカード１２５４は、図５を参照してより詳細に説明されるように、第２の順序（例えば、図５の第２の順序５６２）に従って提示される。非アクティブなアプリケーション１２２８は、図１１を参照してより詳細に説明されるように、動的メニューが提示されていた間に非アクティブになった可能性がある。
動的メニュー１２５０が提示されている間、コンピュータシステム１２００が、ディスプレイ１２４０から動的メニュー１２５０を削除することを要求するユーザー入力１２３０を受信するまで、メニューアプリケーション１２１０は、動的メニュー１２５０を調整せず、メニューアプリケーション１２１０は、アクションカードがすでに提示されていない非アクティブなコンピューティングサービス１２２２のために追加のアクションカードを投入しない。コンピュータシステム１２００が、メニューアプリケーション１２１０に動的メニュー１２５０を生成及び／または提示するように促す第２のユーザー入力１２３２を受信すると、メニューアプリケーション１２１０は、非アクティブなアプリケーション１２２８のために対応するアクションカード１２５６を含む動的メニュー１２５０を投入する。

図１３は、本開示の一実施形態による、インタラクティブメニュー及びアクションカードでのコンテンツの提示のためのコンピュータシステム１３００の一例を示す。図１～図２を参照してより詳細に説明されるように、コンピュータシステム１３００は、ビデオゲームシステム、バックエンドシステム、またはコンテンツを格納し、ディスプレイに提示するように構成された任意の他のシステムであってよい。図示のように、コンピュータシステム１３００は、複数のターゲットアプリケーション１３０２ａ～ｎ（以後、簡単にするために、ターゲットアプリケーション１３０２、複数のターゲットアプリケーション１３０２、ターゲットアプリ１３０２、または複数のターゲットアプリ１３０２とも呼ばれる）を含み、「ａ」、「ｂ」、及び「ｎ」は正の整数であり、「ｎ」は、ターゲットアプリケーションの総数を指す。
図示のように、コンピュータシステム１３００は、メニューアプリケーション１３１０、キャッシュ１３１８、及びアクションカードアプリケーション１３６０をさらに含む。ターゲットアプリ１３０２のそれぞれは、図１～図２を参照してより詳細に説明されるように、コンピュータシステム（例えば、図２のビデオゲームコンソール２１０）上でまたはバックエンドシステム上で実行中の異なるアプリケーションに対応し得る。ターゲットアプリケーション１３０２は、システムアプリケーションまたはユーザーアプリケーションであってよく、メニューアプリケーション１３１０とは異なる。一般に、システムアプリケーションは、コンピュータシステム１３００のユーザーを対話しないアプリケーションである。一方、ユーザーアプリケーションは、コンピュータシステム１３００のユーザーと対話するように構成されたアプリケーションである。

キャッシュ１３１８は、待ち時間を最小限に抑えるためにデータの迅速な格納及び取り出しのために構成されたコンピュータシステム上のローカルメモリ（例えば、ハードディスク、フラッシュディスク、ＲＡＭなど）を含んでもよい。図示のように、メニューアプリケーション１３１０は、決定ユニット１３１２、１つまたは複数のデータテンプレート１３１４、及びコンピューティングサービス１３１６を含む。決定ユニット１３１２は、ソフトウェア及び／またはハードウェアとして実装可能であり、その結果、メニューアプリケーション１３１０は、特定のターゲットアプリケーション１３０２について定義されたデータテンプレート１３１４を決定し得る。データテンプレート１３１４は、データテンプレート１３１４のターゲットアプリケーション１３０２との関連付けに基づいて、ターゲットアプリケーション１３０２のキャッシュ１３１８に格納するためのコンピュータシステム１３００のコンテンツのタイプを少なくとも部分的に識別する。いくつかの場合、各データテンプレート１３１４は、コンテンツのタイプ（例えば、オーディオ、ビデオ、ビデオゲームコンテンツなど）を１つまたは複数の提示状態とさらに関連付ける。

メニューアプリケーションは、キャッシュ１３１８にデータ１３２０を格納し得、データ１３２０は、第１のコンテンツ１３２２及び第２のコンテンツ１３２４を含むが、これらに限定されない複数のタイプのコンテンツを含んでもよい。例えば、図１～図２を参照してより詳細に説明されるように、コンテンツは、ビデオコンテンツ、オーディオコンテンツ、ビデオゲームコンテンツ、パーティーチャット情報などを含んでもよい。データ１３２０はまた、第１のコンテンツ１３２２の第１のユニフォームリソースアイデンティファイア（ＵＲＩ）を含み得、ＵＲＩは、通常、事前定義された一連の構文規則に従ってリソースを識別する文字列により特徴付けられる。
例えば、ＵＲＩは、ネットワーク化されたシステム間にそのリソースを関与させるインタラクションを容易にするためにリソースを識別し得る。同様に、データ１３２０は、例えば、第２のコンテンツ１３２４の第２のＵＲＩなど、各タイプのコンテンツのＵＲＩ情報を含んでもよい。第１のコンテンツ１３２２及び第２のコンテンツ１３２４は、図１～図２を参照してより詳細に説明されるように、１つまたは複数のデータテンプレート１３１４で識別され、データテンプレート１３２４内で瞥見状態、フォーカス状態、及び／または選択状態と関連付けられ得る。例えば、所与のデータテンプレート１３１４に定義されるように、図１のコンテンツ１３２２は、瞥見状態と、及びフォーカス状態と関連付けられ得、第２のコンテンツ１３２４は、フォーカス状態のみと関連付けられ得る。このようにして、キャッシュ１３１８は、複数のデータテンプレート１３１４と関連付けられた複数のタイプのコンテンツを格納し、異なるターゲットアプリケーション１３０２のデータを構成し得る。

図示のように、コンピュータステム１３００は、コンピュータシステムがデータ１３２０をフェッチし得る、及び／または受信し得る１つまたは複数のコンテンツソース１３３０と通信可能に結合されている。例えば、コンテンツソース１３３０は、クラウドベースのコンテンツ記憶装置及び／または分散システムを含むが、これらに限定されないコンテンツネットワーク１３３２を含んでもよい。コンテンツソース１３３０はまた、コンピュータシステムと通信可能に結合されたデータストア（例えば、ハードドライブ、フラッシュドライブ、ローカルメモリ、外部ドライブ、光学ドライブなど）によって提供されるシステムコンテンツ１３３４を含んでもよい。

図示のように、コンピュータシステム１３００は、図２を参照してより詳細に説明されるように、ユーザー入力デバイスを含んでもよいが、これに限定されない入力デバイス１３４０に通信可能に結合される（例えば、図２のビデオゲームコントローラ２２０）。入力デバイス１３４０は、キャッシュ１３１８に格納されたデータ１３２０とのユーザーインタラクションを容易にするために、コンピュータシステム１３００にユーザー入力を提供し得る。以下により詳細に説明されるように、インタラクションは、ＵＩ内の１つまたは複数のメニュー及び／またはウィンドウを介して起こり得る。例えば、コンピュータシステム１３００は、図１を参照してより詳細に説明されるように、静的メニュー及び動的メニューを含むユーザーインターフェースを構成するためにユーザーインターフェースデータを生成し得る（例えば、図１のメニュー１２０の静的メニュー領域１４０及び動的メニュー領域１３０）。

図示のように、コンピュータシステム１３００は、ディスプレイ４５０と通信可能に結合されている。ディスプレイ１３５０は、インタラクティブなユーザーインターフェースと互換性のある任意の一般的な形のディスプレイ（例えば、図２のディスプレイ２３０）を含んでもよい。ディスプレイ１３５０は、ヘッドセット、モバイルデバイス、スマートホンなどを含むが、これらに限定されないウェアラブルディスプレイシステム及び／またはポータブルディスプレイシステムによって生成される拡張現実及び／または仮想現実のインターフェースを含んでもよい。入力デバイス１３４０によって提供され、コンピュータシステム１３００によってユーザー入力として受信される入力に応じて、コンピュータシステム１３００は、ディスプレイ１３５０を介して動的メニュー１３５２を提示し得る（例えば、図１の動的メニュー領域１３０）。
図１～図２を参照してより詳細に説明されるように、ディスプレイ１３５２は、静的メニュー及び動的メニュー１３５０を提示し得、動的メニュー１３５０は、１つまたは複数のアクションカード１３５４を含む。図示のように、アクションカード１３５４は瞥見状態で提示されており、それぞれは異なるターゲットアプリケーション１３０２に対応し得、それぞれは、異なるターゲットアプリケーション１３０２と関連付けられた異なるデータテンプレート１３１４に従って、異なるデータ１３２０を投入され得る。例えば、アクションカード１３５６は、第１のターゲットアプリケーション１３０２に対応するアクションカード１３５４を含み得、その結果、アクションカード１３５４は、キャッシュ１３１８からのデータに基づいて、及び第１のターゲットアプリケーション１３０２のために定義されたデータテンプレート１３１４に従って、第１のコンテンツ１３２２を提示する。
図５を参照してより詳細に説明されるように、動的メニュー１３５０を介したコンピュータシステム１３００とのユーザーインタラクションは、アクションカード１３５４の１つまたは複数をフォーカス状態から瞥見状態に、及びその逆に切り替え得る。図１３に示されるように、アクションカード１３５４ｂはフォーカス状態にあるが、動的メニュー１３５０とのインタラクションによって、ユーザー（例えば、図５のユーザー５０６）は、フォーカス状態の提示を、例えばアクションカード１３５４ｂからアクションカード１３５４ａに切り替えることを可能にする。

図１～図２を参照してより詳細に説明されるように、コンピュータシステム１３００は、図４を参照してより詳細に説明されるように、アクションカード１３５４のターゲットアプリケーションと関連付けられた選択状態に対する要求の形をとる、入力デバイス１３４０を介した１つまたは複数のタイプのユーザーインタラクションを受信し得る。これは、アクションカード１３５４上でのユーザーのボタン押下、及び／またはコマンドオプション（例えば、図４のコマンドオプション４４０）を構成する入力デバイス１３４０を介した別の形のユーザーインタラクションを含む場合がある。
コンピュータシステム１３００は、キャッシュから第１のターゲットアプリケーション１３０２と関連付けられたデータのコピーを生成し、アクションカードアプリケーション１３６０に第１のターゲットアプリケーション１３０２と関連付けられたデータのコピーを送信することによってユーザー入力に応答し得る。図示のように、アクションカードアプリケーション１３６０は、メニューアプリケーション及び第１のターゲットアプリケーション１３０２とは異なる。アクションカードアプリケーション１３６０は、ユーザーインターフェースデータを生成するように構成され得、その結果、ユーザーインターフェースデータを使用して生成されたユーザーインターフェースは、ディスプレイ１３５０を介して、選択状態で提示される第１のターゲットアプリケーション１３０２に対応するアクションカード１３７０を提示し得る。
選択状態のアクションカード１３７０は、ターゲットアプリケーション１３０２と関連付けられたデータテンプレート１３１４に基づいて提示される第１のコンテンツ１３７２と第２のコンテンツ１３７４の両方を含んでもよい。第１のコンテンツ１３７２及び第２のコンテンツ１３７４は、入力デバイス１３４０を介してコンピュータシステム１３００によって受信されたユーザー入力に応じて、メニューアプリケーション１３１０によってアクションカードアプリケーション１３６０に送信されたコピーされたデータを使用して、アクションカードアプリケーション１３６０によってアクションカード１３７０に投入され得る。

図１４は、本開示の一実施形態による、インタラクティブメニューにコンテンツを提示するための例示的なフローを示す。フローの動作は、ハードウェア回路として実装することができ、及び／またはビデオゲームシステムなどのコンピュータシステムの非一時的コンピュータ可読媒体にコンピュータ可読命令として格納することができる。実装されると、命令は、コンピュータシステムのプロセッサ（複数可）によって実行可能な回路またはコードを含むモジュールを表す。そのような命令の実行により、コンピュータシステムは、本明細書に説明される特定の動作を実行するように構成される。プロセッサと組み合わされた各回路またはコードは、それぞれの動作（複数可）を実行するための手段を表す。動作は特定の順序で示されているが、特定の順序は必須なわけではないこと、及び１つまたは複数の動作を省略する、飛ばす、及び／または並べ替えてもよいことを理解されたい。

一例では、フローは、コンピュータシステムがアクティブなアプリケーション及び非アクティブなアプリケーションを決定する動作あるいはオペレーション１４０２を含む。図５を参照してより詳細に説明されるように、コンピュータシステム（例えば、図５のコンピュータシステム５００）上のアプリケーションは、アクティブである場合もあれば、非アクティブである場合もあり、コンピュータシステムは、どのアプリケーションがアクティブ及び非アクティブであるのかを決定するためにメニューアプリケーション（例えば、図５のメニューアプリケーション５１０）を実行し得る。

一例では、フローは、コンピュータシステムが、アクティブなアプリケーション（例えば、図５のアクティブなコンピューティングサービス５２０）に対応するアクションカードの提示の第１の順序を決定する動作１４０４を含む。図５を参照してより詳細に説明されるように、メニューアプリケーションは、動的メニュー（例えば、図５の動的メニュー５５０）に提示するためにアクションカード（例えば、図５のアクションカード５５２）の数、順序、及び配置を記述する第１の順序（例えば、図５の第１の順序５６０）を決定する。アクションカードは、アクティブなアプリケーションと関連付けられ得、それぞれが、異なるアプリケーションと関連付けられ得る。図５を参照してより詳細に説明されるように、第１の順序はセットに分割され得、アクションカードは、直近のインタラクション及び／または最も頻繁なインタラクションの順序で配置され得る。図６にさらに詳細に示されるように、セットは、単一のアプリケーションタイプのアクションカードだけを含み得、アプリケーションのタイプに応じて、各セットのアクションカードの数で制限される場合がある。

一例では、フローは、コンピュータシステムが、ユーザーアプリケーション、システムアプリケーション、またはユーザーの少なくとも１つのコンテキストを決定する動作１４０６を含む。図５を参照してより詳細に説明されるように、コンテキストは、システムアプリケーションコンテキスト、ユーザーアプリケーションコンテキスト、及びユーザーコンテキストを含む。ユーザーコンテキストは、一般に、ユーザー、ユーザーのアカウント、アクティブなバックグラウンドアプリケーション及び／またはサービス、及び／またはユーザーが、コンピュータシステムから、もしくは他のネットワーク環境から（例えば、ソーシャルメディアプラットフォームから）利用可能なアプリケーション及び／またはサービスについての情報のいずれかを含む。
ユーザーアプリケーション及び／またはシステムアプリケーションのコンテキストは、一般に、アプリケーション、アプリケーションによって示される特定のコンテンツ、及び／またはアプリケーションの特定の状態についての任意の情報を含む。例えば、ビデオゲームプレーヤのコンテキスト（ユーザーコンテキスト）は、ビデオゲームアプリケーション、音楽ストリーミングアプリケーション、ビデオストリーミングアプリケーション、ビデオゲームプレーヤが購読しているソーシャルメディアフィード、及びビデオゲームプレーヤの友人の類似したコンテキストを含む場合がある。ビデオゲームアプリケーションのコンテキストは、ゲームタイトル、ゲームレベル、現在のゲームフレーム、利用可能なレベル、利用可能なゲームトーナメント、ビデオゲームアプリケーションの利用可能な新しいバージョン、及び／またはビデオゲームアプリケーションの続編を含む。

一例では、フローは、コンピュータシステムが、非アクティブなコンピューティングサービスに対応するアクションカードの提示の第２の順序を決定する動作１４０８を含む。図５～図６を参照してより詳細に説明されるように、第２の順序（例えば、図５の第２の順序５６２）は、第１の順序に含まれるアクションカードとの関連性別に、水平に配置される複数のアクションカード（例えば、図５のアクションカード５５４）を含んでもよい。例えば、関連性は、例えば、アクティブなアプリケーション（例えば、アクティブなサービスがアクションカードに提示されるアプリケーション）の非アクティブなサービスのコンテンツを提示するアクションカードに対応する複数のサブセット（例えば、図６のサブセット６２２）に第２の順序を分割することによって決定され得る。代わりに、第１の順序のタイプと同じアプリケーションタイプから、アプリケーションの非アクティブなサービスのコンテンツを提示するアクションカードを含むサブセットが提示され得る。代わりに、第１の順序で提示されるタイプとは異なるアプリケーションタイプの非アクティブなサービスのコンテンツを提示するアクションカードを含むサブセットが提示されてもよい。

一例では、フローは、コンピュータシステムが、動的メニューに、第１の順序に従ったアクションコード及び第２の順序に従ったアクションカードを提示し、アクションカードの１つのみがフォーカス状態であり、残りのアクションカードが瞥見状態である動作１４１０を含む。図５～図１３を参照してより詳細に説明されるように、メニューアプリケーション（例えば、図５のメニューアプリケーション５１０）は、デフォルトにより、動的メニュー（例えば、図５の動的メニュー５５０）を生成及び／または提示し得、単一のアクションカード（例えば、図５のアクションカード５５４ａ）のみがフォーカス状態であり、残りのアクションカードは瞥見状態にある。いくつかの実施形態では、複数のアクションカードがフォーカス状態で提示され得る。
図７を参照してより詳細に説明されるように、フォーカス状態は、コンピュータシステムとのユーザーインタラクションによってあるアクションカードから別のアクションカードにシフトされ得る。図８を参照してより詳細に説明するように、アクションカードは、異なるユーザーインタラクションによって、及び／またはコンピュータシステムとの同じインタラクションを繰り返すことによって、選択状態に拡張され得る。
図９を参照してより詳細に説明されるように、ユーザーインターフェース内で動的メニューから離れてるようナビゲートすると、すべてのアクションカードは瞥見状態に切り替わり得、そしてユーザーが動的メニューに戻ると、フォーカス状態であったアクションカードはフォーカス状態に戻される。図１０を参照してより詳細に説明されるように、メニューアプリケーション（例えば、図１０のメニューアプリケーション１０１０）は、アプリケーションがアクティブ化すると（図１０のアプリケーション１０２６ａ）、追加のアクションカード（例えば、図１０の以下のアクションカード１０５６）を第１の順序（例えば、図１０の第１の順序１０６０）に追加し得る。
図１１を参照してより詳細に説明されるように、メニューアプリケーションは、アプリケーションが非アクティブ化した（例えば、図１１のアプリケーション１１２４ｎ）と判断出可能であり、ユーザーが、ユーザーインターフェース及び／またはディスプレイから動的メニューを削除するためにコンピュータシステムと対話するまで、動的メニューに対応するアクションカード（例えば、図１１のアクションカード１１５６）を提示し続け得る。例えば、ユーザーは、動的メニューを閉じるために静的メニュー（例えば、図１の静的メニュー１４０）と対話し得る。動的メニューを再度開くと、メニューアプリケーションは、動的メニューから、非アクティブ化されたアプリケーションと関連付けられたアクションカードを削除し得る。図１２を参照してより詳細に説明されるように、動的メニューは同様に、ユーザーによって動的メニューから離れるようナビゲートする及び／または動的メニューを閉じた後に動的メニューを再度開いたときのみ、第２の順序にアクションカード（例えば、図１２のアクションカード１２５６）を追加し得る。

図１５は、本開示の一実施形態による、アプリケーションモジュールを起動し、メニューアプリケーションを終了する一例を示す。特に、メニューアプリケーションは、複数のウィンドウを含むメニューを提示するために使用される。図示のように、メニューアプリケーション１５１０は、本明細書で上述されるように、入力デバイスからのユーザー入力に応じて、瞥見状態１５２２、フォーカス状態１５２４、及び選択状態１５２６でのウィンドウ１５２０の提示をサポートする。ウィンドウ１５２０は、アプリケーション（本明細書では、明確にするために「基本的なアプリケーション」と呼ばれる）に対応する。基本的なアプリケーションのメタデータは、メニューアプリケーションによって受信されて、各状態に関連するとしてコンテンツ及びウィンドウ１５２０のコンテンツに対する選択可能なアクションを、メニューアプリケーション１５１０によって投入し得る（コンテンツ及び選択可能なアクションは「アクションカードコンポーネント１５１２」として示される）。

一例では、ウィンドウ１５２０が（異なる基本的なアプリケーションに対応する他のウィンドウとともに）メニューに追加されると、メニューアプリケーション１５１０はまた、アプリケーションモジュール１５３０をインスタンス化する。アプリケーションモジュール１５３０は、任意選択のプログラミングウィンドウを有するタスクに関係する（例えば、インターフェースするウィンドウを提示するための）調整済みのオブジェクトの論理コンテナである可能性がある。アプリケーションモジュール１５３０は、異なる基本的なアプリケーションに共通のパラメータ（例えば、共通オブジェクト）を有する場合があり、それによって、アプリケーションモジュール１５３０は、これらのアプリケーションのいずれも迅速に起動することができるシェルを表す。ウィンドウ１５１０が瞥見状態１５２２またはフォーカス状態１５２４にあるとき、メニューアプリケーション１５１０は、アプリケーションモジュール１５３０にコンテンツまたはアプリケーション関連情報を渡さない（これは、アプリケーションモジュール１５３０の空の領域とともに図１５に示されている）。

ウィンドウ１５２０が、ウィンドウ１５２０のユーザー選択に応じてフォーカス状態１５２４から選択状態１５２６への遷移を開始すると、ウィンドウ１５２０のサイズ、コンテンツ、及び選択可能なアクションは変化し始める。メニューアプリケーションは、アプリケーションモジュール１５３０に（ウィンドウ１５２０に対応する）基本的なアプリケーションのパラメータ詳細とともにこの変化についての情報を渡す（例えば、状態情報、プログラミングロジックなど）。したがって、アプリケーションモジュール１５３０は、選択状態１５２６への遷移中に、及び選択状態１５２６でウィンドウ１５２０に提示されるアクションカードコンポーネント１５１２と同じアクションカードコンポーネント１５３２を有するであろう。さらに、アプリケーションモジュール１５３０は、このアプリケーションの特定のパラメータを所与として、基本的なアプリケーションのインスタンス化に対応する。

遷移中、及び選択状態１５２６で、アプリケーションモジュール１５３０は、ウィンドウ１５２０と同じサイズを有し、ウィンドウ１４２０と同じコンテンツ及びアクションを含むオーバレイウィンドウをサポートする。レンダリングプロセスは、両方のウィンドウは、遷移中及び選択状態１５２６で完全に重なり合うように、ウィンドウ１５２０の上にオーバレイウィンドウを提示する。したがって、ユーザーの視点からは、ユーザーは、１つのウィンドウ（例えば、オーバレイウィンドウ）しか知覚しないであろう。一方、実際には、２つのウィンドウが互いの上に提示される。

遷移の終わりに、またはアクションを要求するユーザー入力時に、ウィンドウ１５２０は閉じられ（例えば、クローズされ）、オーバレイウィンドウが代わりに使用され得る。その時点から、オーバレイウィンドウは、基本的なアプリケーションへのインターフェースになり、メニューアプリケーション１５１０は、終了する（またはバックグラウンドで実行する）ことができる。

図１６は、本開示の一実施形態による、アプリケーションモジュールを起動し、メニューアプリケーションを終了するための例示的なフローを示す。フローの動作あるいはオペレーションは、ハードウェア回路として実装することができ、及び／またはビデオゲームシステムなどのコンピュータシステムの非一時的コンピュータ可読媒体にコンピュータ可読命令として格納することができる。実装されると、命令は、コンピュータシステムのプロセッサ（複数可）によって実行可能な回路またはコードを含むモジュールを表す。そのような命令の実行により、コンピュータシステムは、本明細書に説明される特定の動作を実行するように構成される。プロセッサと組み合わされた各回路またはコードは、それぞれの動作（複数可）を実行するための手段を表す。動作は特定の順序で示されているが、特定の順序が必須なわけではないこと、及び１つまたは複数の動作を省略する、飛ばす、及び／または並べ替えてもよいことを理解されたい。図１６の例示的なフローは、図１４の例示的なフローと併せて、または別に実行することができる。

一例では、フローは、コンピュータシステムがディスプレイにビデオゲームアプリケーションのビデオコンテンツ（例えば、第１のアプリケーションの第１のコンテンツ）を提示する動作１６０２を含む。ビデオゲームアプリケーションは、コンピュータシステム上で実行することができ、ビデオゲームコンテンツは、コンピュータシステムのユーザー（例えば、ビデオゲームプレーヤ）のゲームプレイに基づいて提示することができる。

一例では、フローは、コンピュータシステムがメニューを要求するユーザー入力を受信する動作１６０４を含む。例えば、ユーザー入力は、入力デバイス（例えば、ビデオゲームコントローラ）から受信され、入力デバイス上のキーもしくはボタン（例えば、特定のビデオゲームコントローラボタン）のユーザーの押下、または任意の他のタイプの入力（例えば、マウスクリック）に対応する。イベントは、コマンドを示すユーザー入力から生成され得る。コマンドは、メニューの提示用である場合がある。それ以外の場合、コマンドは、ユーザー入力のタイプに応じて、他の制御（例えば、ホームユーザーインターフェースの表示、ビデオゲームアプリケーションの終了など）用である場合がある。

一例では、フローは、コンピュータシステムがメニューを提示する動作１６０６を含み、このメニューは、メニューの動的領域に表示される複数のウィンドウ（例えば、アクションカード）、及びメニューの静的領域に表示される複数のアイコンを含む。例えば、メニューは、メニューの提示のためのコマンドに応じて提示される。さらに、ユーザーにとって関心がある可能性がある特定のアプリケーションまたはリモートコンピューティングサービスを選択するために、ユーザーコンテキスト及びアプリケーションコンテキストを決定及び使用することができる。動的メニュー領域内の各ウィンドウは、これらのアプリケーションの１つに対応する。ウィンドウはまた、瞥見状態で提示することができる。１つの図では、ユーザーコンテキスト及びアプリケーションコンテキストを所与として、ユーザーにとって最も関心がある可能性があるウィンドウは、別の状態（例えば、フォーカス状態）で示すことができる。別の図では、メニューが最も以前に閉じられたときに、ウィンドウの１つが選択されていた、またはフォーカス状態にあった場合、そのウィンドウはフォーカス状態で提示することができる。

一例では、フローは、コンピュータシステムがアプリケーションモジュールをインスタンス化する動作１６０８を含む。アプリケーションモジュールは、メニューのウィンドウに対応する異なるアプリケーションに共通のパラメータを有する場合がある。

一例では、コンピュータシステムが動的メニュー領域内のウィンドウ内のユーザースクロール（またはユーザーのフォーカスを示す動的メニュー領域内の任意の他のタイプのインタラクション）を受信する動作１６１０を含む。ユーザースクロールは、入力デバイスからのユーザー入力に基づいて受信することができ、関連するイベントは、この入力に基づいて生成することができる。

一例では、フローは、コンピュータシステムが、他の状態（例えば、フォーカス状態）のウィンドウ（例えば、ユーザーフォーカスが現在オンになっているアプリケーションの１つに対応するアプリケーションウィンドウ）を提示する動作１６１２を含む。例えば、ユーザースクロールがウィンドウ上である場合、そのウィンドウはフォーカス状態で提示される。一方、残りのウィンドウの提示は瞥見状態にある。

一例では、フローは、コンピュータシステムがウィンドウのユーザー選択を受信する動作１６１４を含む。ユーザー選択は、入力デバイスからのユーザー入力に基づいて、かつウィンドウがフォーカス状態で提示されている間に、受信することができる。関連するイベントは、この入力に基づいて生成することができる。

一例では、フローは、コンピュータシステムが、異なる状態（例えば、選択状態）でウィンドウを提示する動作１６１６を含む。例えば、ウィンドウのサイズは、フォーカス状態から選択状態に変更される。一方、残りのウィンドウの提示は瞥見状態のままである。

一例では、コンピュータシステムが、選択されたウィンドウの対応するアプリケーションに特有のパラメータを含み、オーバレイウィンドウを提示するようにアプリケーションモジュールを更新する動作１６１８を含む。例えば、ウィンドウのサイズ、コンテンツ、及びアクション、ならびにアプリケーションの状態情報及びプログラミングロジックは、アプリケーションウィンドウに渡され、それによってアプリケーションモジュールからアプリケーションのインスタンスを起動し、このインスタンスは、オーバレイウィンドウの提示のためにウィンドウのサイズ、コンテンツ、及びアクションについての情報を使用することができる。

一例では、フローは、コンピュータシステムがオーバレイウィンドウを提示する動作１６２０を含む。例えば、ウィンドウがフォーカス状態から選択状態へ遷移するとき、または選択状態にあるとき、レンダリングプロセスはまた、ウィンドウ上にオーバレイウィンドウを提示する。

一例では、フローは、コンピュータシステムがウィンドウの提示を閉じる動作１６２２を含む。例えば、オーバレイウィンドウの提示時、または選択状態への遷移時、ウィンドウは閉じられる。さらに、メニューアプリケーションは、終了である場合もあれば、バックグラウンドに移される場合もある。

一例では、フローは、コンピュータシステムがオーバレイウィンドウ上で（例えば、側面にピン止めするために、またはピクチャインピクチャとして示すために）アクション（例えば、選択可能なアクション）を実行するオプションを提示する動作を含む。例えば、オプションは、選択状態への遷移時に、オーバレイウィンドウ内でアイコンとして提示される。

一例では、フローは、コンピュータシステムがオプションのユーザー選択を受信する動作を含む。ユーザー選択は、入力デバイスからのユーザー入力に基づいて受信することができ、関連するイベントは、この入力に基づいて生成することができる。

一例では、フローは、コンピュータシステムがアクションを実行する動作を含む。側面にピン止めする動作またはピクチャインピクチャ動作は、オーバレイウィンドウで実行され、ピン止めされたウィンドウまたはピクチャインピクチャウィンドウを生じさせる。

一例では、フローは、コンピュータシステムがメニューからビデオゲームコンテンツにユーザー制御を変更する動作を含む。例えば、メニューの提示は閉じられる。一方、コンテンツの提示は、ピン止めされたウィンドウまたはピクチャインピクチャウィンドウで続行する。後に受信されるユーザー入力は、ビデオゲームアプリケーションを制御するために、またはメニューを再度要求するために使用することができる。図では、入力デバイス上のボタン、キー、またはジェスチャのサブセットは、ビデオゲームアプリケーションにマッピングされ、ビデオゲームアプリケーションを制御するために使用できる。一方、ボタン、キー、またはジェスチャの別のサブセットは、ピン止めされたウィンドウまたはピクチャインピクチャウィンドウにマッピングされ、ピン止めされたウィンドウまたはピクチャインピクチャウィンドウを制御するために使用できる。このようにして、ユーザーは、入力デバイス上のボタンに応じて、ビデオゲームアプリケーションと（ピン止めされたウィンドウまたはピクチャインピクチャウィンドウを通してユーザーとインターフェースをとる）他のアプリケーションの両方に対して同時制御を有することができる。

図１７は、本開示の一実施形態による、コンピュータシステムを実装するために適したハードウェアシステムの一例を示す。コンピュータシステム１７００は、例えば、ビデオゲームシステム、サーバのバックエンドセット、または他のタイプのコンピュータシステムを表す。コンピュータシステム１７００は、ソフトウェアアプリケーション及び任意選択的にオペレーティングシステムを実行するための中央処理装置（ＣＰＵ）１７０５を含む。ＣＰＵ１７０５は、１つまたは複数の同種または異種の処理コアから成り得る。メモリ１７１０は、ＣＰＵ１７０５が使用するためのアプリケーション及びデータを格納する。記憶装置１７１５は、アプリケーション及びデータ用の不揮発性記憶装置及び他のコンピュータ可読媒体を提供し、かつ、固定ディスクドライブ、取り外し可能ディスクドライブ、フラッシュメモリデバイス、及びＣＤ－ＲＯＭ、ＤＶＤ－ＲＯＭ、Ｂｌｕ－ｒａｙ（登録商標）、ＨＤ－ＤＶＤ、または他の光学記憶装置、ならびに信号伝送及び記憶媒体を含んでもよい。
ユーザー入力デバイス１７２０は、１人または複数のユーザーからコンピュータシステム１７００にユーザー入力を通信し、その例は、キーボード、マウス、ジョスティック、タッチパッド、タッチスクリーン、スチールカメラもしくはビデオカメラ、及び／またはマイクロホンを含んでもよい。ネットワークインターフェース１７２５は、コンピュータシステム１７００が、電子通信ネットワークを介して他のコンピュータシステムと通信することを可能にし、ローカルエリアネットワーク及びインターネットなどの広域ネットワークを介した有線または無線通信を含んでもよい。オーディオプロセッサ１７５５は、ＣＰＵ１７０５、メモリ１７１０、及び／または記憶装置１７１５が提供する命令及び／またはデータから、アナログ音声入力またはデジタル音声出力を生成するように適合される。ＣＰＵ１７０５、メモリ１７１０、データ記憶装置１７１５、ユーザー入力デバイス１７２０、ネットワークインターフェース１７２５、及びオーディオプロセッサ１７５５を含むコンピュータシステム１７００のコンポーネントは、１つまたは複数のデータバス１７６０を介して接続される。

グラフィックスサブシステム１７３０は、データバス１７６０及びコンピュータシステム１７００のコンポーネントにさらに接続される。グラフィックサブシステム１７３０は、グラフィックスプロセッシングユニット（ＧＰＵ）１７３５及びグラフィックスメモリ１７４０を含む。グラフィックスメモリ１７４０は、出力画像の各画素の画素データを格納するために使用される表示メモリ（例えばフレームバッファ）を含む。グラフィックスメモリ１７４０は、ＧＰＵ１７３５と同じデバイスに統合できる、ＧＰＵ１７３５を有する別個のデバイスとして接続できる、及び／またはメモリ１７１０内に実装できる。画素データは、ＣＰＵ１７０５から直接的にグラフィックスメモリ１７４０に提供できる。
これに代えて、ＣＰＵ１７０５は、ＧＰＵ１７３５がそこから１つまたは複数の出力画像の画素データを生成する所望の出力画像を定義するデータ及び／または命令をＧＰＵ１７３５に提供する。所望の出力画像を定義するデータ及び／または命令は、メモリ１７１０及び／またはグラフィックスメモリ１７４０内に格納できる。一実施形態では、ＧＰＵ１７３５は、シーンのジオメトリ、照明、陰影、テクスチャリング、動き、及び／またはカメラのパラメータを定義する命令及びデータから、出力画像の画素データを生成する３Ｄレンダリング機能を含む。ＧＰＵ１７３５は、シェーダプログラムを実行することが可能な１つまたは複数のプログラム可能な実行ユニットをさらに含むことができる。

グラフィックスサブシステム１７３０は、グラフィックスメモリ１７４０から画像の画素データを定期的に出力して、ディスプレイデバイス１７５０に表示させる。ディスプレイデバイス１７５０は、ＣＲＴ、ＬＣＤ、プラズマ、及びＯＬＥＤディスプレイを含む、コンピュータシステム１７００からの信号に応じて視覚情報を表示することが可能な任意のデバイスである可能性がある。コンピュータシステム１７００は、アナログ信号またはデジタル信号をディスプレイデバイス１７５０に提供することができる。

様々な実施形態によれば、ＣＰＵ１７０５は、１つまたは複数の処理コアを有する１つまたは複数の汎用マイクロプロセッサである。さらなる実施形態は、高度並列及び計算集約的なアプリケーション、例えばメディアアプリケーション及びインタラクティブエンターテインメントアプリケーションなどに特に適合されたマイクロプロセッサアーキテクチャを有する１つまたは複数のＣＰＵ１７０５を使用して実装できる。

システムのコンポーネントは、異なる実施形態では、インターネット、ＩＰネットワーク、イントラネット、広域ネットワーク（「ＷＡＮ」）、ローカルエリアネットワーク（「ＬＡＮ」）、仮想プライベートネットワーク（「ＶＰＮ」）、公衆交換電話網（「ＰＳＴＮ」）、または本明細書に説明されるデバイス間のデータ通信をサポートするいずれかの他のタイプのネットワークのいずれかの組み合わせであり得るネットワークを介して接続され得る。ネットワークは、光リンクを含む有線接続と無線接続の両方を含んでもよい。他の多くの例も可能であり、本開示を鑑みて当業者に明らかである。本明細書での説明では、ネットワークに特に留意する場合もあれば、留意しない場合もある。

前述の明細書において、本発明は、その特定の実施形態を参照して説明されるが、当業者は、本発明がそれに限定されないことを認識するであろう。上述の発明の様々な特徴及び態様は、個別にまたは共同で使用し得る。さらに、本発明は、本明細書のより広い趣旨及び範囲から逸脱することなく、本明細書に説明されるものを超えた任意の数の環境及びアプリケーションで利用することができる。したがって、明細書及び図面は、限定的ではなく例示的と見なされるべきである。

上記で論じられた方法、システム、及びデバイスは、単なる例であることを意図していることに留意されたい。様々な実施形態が、必要に応じて様々な手順またはコンポーネントを省略、置換、または追加し得ることを強調しなければならない。例えば、代替実施形態では、方法は、説明されている順序とは異なる順序で実行され得ること、及び様々なステップを追加、省略、または結合し得ることを理解されたい。また、特定の実施形態に関して説明される特徴は、様々な他の実施形態において結合され得る。異なる態様及び実施形態の要素は、同様に結合し得る。また、技術は進化しており、したがって、要素の多くは例であり、本発明の範囲を限定するように解釈されるべきではないことを強調する必要がある。

具体的な詳細は、実施形態の完全な理解を提供するために説明に記載されている。しかしながら、実施形態がこれらの具体的な詳細なしで実践され得ることは、当業者によって理解されよう。例えば、実施形態を曖昧にすることを回避するために、周知の回路、プロセス、アルゴリズム、構造、及び技術は不必要な詳細なしに示されている。

また、複数の実施形態は、フロー図またはブロック図として示されるプロセスとして説明され得ることに留意されたい。それぞれが動作を逐次プロセスとして説明する場合があるが、動作の多くは並行して実行することも、同時に実行することもできる。また、動作の順序は並べ替えられる場合がある。プロセスには、図に含まれていない追加のステップが含まれる場合がある。

さらに、本明細書に開示されるように、用語「メモリ」または「メモリユニット」は、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、磁気ＲＡＭ、コアメモリ、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、または情報を格納するための他のコンピュータ可読媒体を含む、データを格納するための１つまたは複数のデバイスを表す場合がある。用語「コンピュータ可読媒体」は、携帯型または固定式の記憶装置、光学記憶装置、無線チャネル、ＳＩＭカード、他のスマートカード、及び命令またはデータを格納する、含む、または運ぶことが可能な他の様々な媒体を含むが、これらに限定されない。

さらに、複数の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれらのいずれかの組み合わせによって実現され得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードで実装するとき、必要なタスクを実行するためのプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体などのコンピュータ可読媒体に格納され得る。プロセッサは必要なタスクを実行し得る。

特に明記しない限り、以下の特許請求の範囲を含む、本明細書に記載されているすべての測定値、値、定格、位置、大きさ、サイズ、及び他の仕様は概数であり、厳格ではない。それらは、それらが関連する機能及びそれらが関連する技術において通例であるものと一致する合理的な範囲を有することを意図している。「約」は、±０．０１％、±０．１％、±１％、±２％、±３％、±４％、±５％、±８％、±１０％、±１５％、±２０％、±２５％の許容範囲内、またはそれ以外の当技術分野で既知の許容範囲内に含まれる。「実質的に」は、７６％、１３５％、９０％、１００％、１０５％、１０９％、１０９．９％を超える、またはその用語が実質的に現れる文脈に応じて、それ以外の場合、当技術分野で既知の値を指す。

いくつかの実施形態を説明してきたが、本発明の趣旨から逸脱することなく、様々な修正、代替構造、及び同等物を使用し得ることが当業者によって認識されるであろう。例えば、上記の要素は、より大きなシステムのコンポーネントにすぎない場合があり、他の規則が本発明の適用よりも優先されるか、それ以外の場合、本発明の適用を変更する場合がある。また、上記の要素を検討する前、間、または後に、いくつかのステップを実行し得る。したがって、上記の説明は、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (22)

1. コンピュータシステムの異なるアプリケーションのための動的メニューを提示するとともに前記コンピュータシステムによって実行される方法であって、
   メニューアプリケーションによって、前記異なるアプリケーションから利用可能なアクティブなコンピューティングサービス及び非アクティブなコンピューティングサービスを決定し、
   前記メニューアプリケーションによって、前記動的メニュー内の複数の第１ウィンドウの提示における第１の順序を決定し、前記複数の第１ウィンドウのそれぞれは前記アクティブなコンピューティングサービスの１つに対応し、前記第１の順序は、（ｉ）前記アクティブなコンピューティングサービスをアクティブ化するタイミング、または（ｉｉ）前記アクティブなコンピューティングサービスと対話するタイミングの少なくとも１つに基づいて前記複数の第１ウィンドウの配置を示すものであり、
   前記メニューアプリケーションによって、前記コンピュータシステムのユーザーアプリケーション、前記コンピュータシステムのシステムアプリケーション、または前記コンピュータシステムのユーザーの少なくとも１つのコンテキストを決定し、
   前記メニューアプリケーションによって、及び前記コンテキストに基づいて、前記動的メニュー内の複数の第２ウィンドウの提示における第２の順序を決定し、前記複数の第２ウィンドウのそれぞれは、前記非アクティブなコンピューティングサービスの１つに対応し、前記第２の順序は、前記コンテキストについて事前定義されるとともに前記第１の順序とは異なるもので、アプリケーションタイプに従って前記複数の第２ウィンドウの配置を示し、かつ、別のコンテキストについて事前定義された別の順序とは異なるものであり、
   前記メニューアプリケーションによって、前記第１の順序に従って前記動的メニュー内に前記複数の第１ウィンドウを提示するとともに前記第２の順序に従って前記動的メニュー内に前記複数の第２ウィンドウを提示し、前記複数の第１ウィンドウの１つまたは複数及び前記複数の第２ウィンドウの１つまたは複数は、第１の提示状態で提示され、かつ、前記複数の第１ウィンドウの１つまたは前記複数の第２ウィンドウの１つは、第２の提示状態で提示され、前記第２の提示状態は、前記第１の提示状態に関してより多くの情報を提示するものである、方法。
2. 前記複数の第１ウィンドウ及び前記複数の第２ウィンドウが、前記動的メニュー内にカルーセル配置で提示され、前記複数の第１ウィンドウのうちのある１つの第１ウィンドウが、前記複数の第２ウィンドウのある１つの第２ウィンドウに隣接して提示され、前記ある１つの第１ウィンドウ及び前記ある１つの第２ウィンドウが、前記第１の提示状態で提示される、請求項１に記載の方法。
3. さらに、前記複数の第１ウィンドウ及び前記複数の第２ウィンドウを提示する前に、前記動的メニューに対するユーザー要求を受信し、
   前記メニューアプリケーションによって、前記ユーザー要求に応じて前記動的メニューを提示し、前記複数の第１ウィンドウのうちのある１つの第１ウィンドウのみが前記動的メニュー内で前記第２の提示状態で提示され、残りのウィンドウが前記動的メニュー内で前記第１の提示状態で提示される、請求項１に記載の方法。
4. さらに、前記ユーザー要求を受信した後、前記動的メニューとのユーザーインタラクションを受信し、
   前記ユーザーインタラクションに応じて前記メニューアプリケーションによって、前記第１の提示状態で前記第１ウィンドウを提示し、前記第２の提示状態で前記残りのウィンドウの別のウィンドウを提示する、請求項３に記載の方法。
5. 前記第２の提示状態で前記第１ウィンドウを提示した後、前記第１ウィンドウとのユーザーインタラクションを受信し、前記第１ウィンドウは、前記異なるアプリケーションの第１のアプリケーションに対応するものであり、
   前記ユーザーインタラクションに応じてウィンドウアプリケーションによって、前記第１ウィンドウの上にオーバレイして第２ウィンドウを提示し、前記第２ウィンドウがその中で第３の提示状態で提示されるとともに前記第１のアプリケーションのコンテンツを制御する選択可能なアクションを含み、前記ウィンドウアプリケーションは、前記メニューアプリケーション及び前記第１のアプリケーションとは異なるものである、請求項３に記載の方法。
6. さらに、前記複数の第１ウィンドウのうちある１つの第１ウィンドウが、前記動的メニュー内に前記第２の提示状態で提示され、
   前記動的メニューから離れるナビゲートを要求する第１のユーザー要求を受信し、
   前記第１のユーザー要求に応じて前記メニューアプリケーションによって、前記第１の提示状態で前記複数の第１ウィンドウ及び前記複数の第２ウィンドウを提示し、
   前記動的メニューに対する第２のユーザー要求を受信し、
   前記第１のユーザー要求に応じて前記メニューアプリケーションによって、前記動的メニュー内に前記第２の提示状態で前記ある１つの第１ウィンドウを提示し、前記動的メニュー内に前記第１の提示状態で前記複数の第１ウィンドウと前記複数の第２ウィンドウとにおける残りのウィンドウを提示する、請求項１に記載の方法。
7. 前記動的メニューが、ディスプレイ上でユーザーインターフェース内に提示され、、
   前記コンテキストに対する変更を検出し、
   前記変更の前記検出に応じて、前記ユーザーインターフェースから前記動的メニューを削除することと
   をさらに含む、請求項１に記載の方法。
8. 前記第１の順序が、前記複数の第１ウィンドウがウィンドウのセットに編成されることを示し、各セットが、アプリケーションタイプに対応し、前記第１の順序が、アプリケーションタイプごとの最大設定サイズをさらに示す、請求項１に記載の方法。
9. さらに、前記動的メニューが提示されている間に前記メニューアプリケーションによって、非アクティブなコンピューティングサービスがアクティブ化されたと決定し、
   前記メニューアプリケーションによって、前記第１の提示状態で前記動的メニュー内に追加のウィンドウを提示し、前記追加のウィンドウが、アクティブ化され、前記第１の順序に従って提示された前記非アクティブなコンピューティングサービスに対応する、請求項１に記載の方法。
10. さらに、前記動的メニューがディスプレイ上のユーザーインターフェース内に提示され、
    前記動的メニューが提示されている間に前記メニューアプリケーションによって、アクティブなコンピューティングサービスが非アクティブ化されたと決定し、前記動的メニューは、前記アクティブなコンピューティングサービスに対応する第１ウィンドウを含むものであり、
    前記メニューアプリケーションによって、かつ、前記アクティブなコンピューティングサービスが非アクティブ化された後に、前記動的メニュー内に前記第１ウィンドウを提示し続け、
    前記ユーザーインターフェースから前記動的メニューを削除する第１のユーザー要求を受信し、
    前記第１のユーザー要求に応じて前記メニューアプリケーションによって、前記ユーザーインターフェースから前記動的メニューを削除し、
    前記動的メニューに対する第２のユーザー要求を受信し、
    前記第２のユーザー要求に応じて前記メニューアプリケーションによって、前記ユーザーインターフェース内に前記動的メニューを提示し、前記動的メニューは前記第１ウィンドウをもはや含まないものである、請求項１に記載の方法。
11. 前記動的メニューが、ディスプレイ上のユーザーインターフェース内に提示され、
    前記動的メニューが提示されている間に前記メニューアプリケーションによって、第２ウィンドウが前記動的メニュー内に提示されず、非アクティブなコンピューティングサービスに対応すると決定し、
    前記メニューアプリケーションによって、前記動的メニューの前記提示から前記第２ウィンドウを除外し続けることと、
    前記ユーザーインターフェースから前記動的メニューを削除する第１のユーザー要求を受信し、
    前記第１のユーザー要求に応じて前記メニューアプリケーションによって、前記ユーザーインターフェースから前記動的メニューを削除し、
    前記動的メニューに対する第２のユーザー要求を受信し、
    前記第２のユーザー要求に応じて前記メニューアプリケーションによって、前記ユーザーインターフェース内に前記動的メニューを提示し、前記動的メニューは前記第２ウィンドウを含むものである、請求項１に記載の方法。
12. 前記コンテキストが、ユーザーアカウントの識別子、ユーザーアプリケーションの識別子、前記ユーザーアプリケーションのタイプ、前記ユーザーアプリケーションの動作状態、前記ユーザーアプリケーションのコンテンツが、ユーザーインターフェースのフォアグラウンドに提示されるのか、それともバックグラウンドに提示されるのかの表示、または前記ユーザーアプリケーションがシステムアプリケーションによって再開されるかどうかの表示の少なくとも１つを含む、請求項１に記載の方法。
13. 前記コンテキストは、
    ビデオゲームアプリケーションがユーザーインターフェースのフォアグラウンドにビデオゲームコンテンツを提示していること、
    メディアアプリケーションが前記フォアグラウンドにメディアコンテンツを提示していること、
    システムアプリケーションが前記ビデオゲームアプリケーションで再開したこと、
    前記システムアプリケーションが前記前記メディアアプリケーションで再開したこと、または、
    前記システムアプリケーションの機能が前記フォアグラウンドに提示されること、
    のうち少なくとも１つを示す、請求項１に記載の方法。
14. 前記コンテキストが、ビデオゲームアプリケーションが、ユーザーインターフェースのフォアグラウンドにビデオゲームコンテンツを提示していることを示し、かつ、
    前記第２の順序が、前記第２ウィンドウが、関連性の降順を有する順番で配置されるべきであることを示し、
    前記第２ウィンドウの第１のサブセットが、前記ビデオゲームアプリケーションの非アクティブなコンピューティングサービスに対応することに基づいて前記順番で最初に配置され、
    前記第２ウィンドウの第２のサブセットが、他のビデオゲームアプリケーションの非アクティブなコンピューティングサービスに対応することに基づいて、前記順番で２番目に配置され、
    前記第２ウィンドウの第３のサブセットが、非ビデオゲームアプリケーションの非アクティブなコンピューティングサービスに対応することに基づいて、前記順番で３番目に配置される、請求項１に記載の方法。
15. 前記第２の順序が、前記第２ウィンドウがウィンドウのセットに編成されることを示し、各セットが、前記アプリケーションタイプの異なるタイプに対応し、前記第２の順序が、アプリケーションタイプごとの最大設定サイズを示す、請求項１に記載の方法。
16. コンピュータシステムであって、
    １つまたは複数のプロセッサと、
    コンピュータ可読命令を格納する１つまたは複数のメモリとを有し、前記コンピュータ可読命令は、前記１つまたは複数のプロセッサにより実行されると、前記コンピュータシステムを、
    メニューアプリケーションによって、前記コンピュータシステムの複数の異なるアプリケーションのうちから利用可能なアクティブなコンピューティングサービス及び非アクティブなコンピューティングサービスを決定し、
    前記メニューアプリケーションによって、動的メニュー内の複数の第１ウィンドウの提示における第１の順序を決定し、前記複数の第１ウィンドウのそれぞれは、前記アクティブなコンピューティングサービスの１つに対応し、前記第１の順序は、（ｉ）前記アクティブなコンピューティングサービスをアクティブ化するタイミング、または（ｉｉ）前記アクティブなコンピューティングサービスと対話するタイミングの少なくとも１つに基づいて、前記複数の第１ウィンドウの配置を示すものであり、
    前記メニューアプリケーションによって、前記コンピュータシステムのユーザーアプリケーション、前記コンピュータシステムのシステムアプリケーション、または前記コンピュータシステムのユーザーの少なくとも１つのコンテキストを決定し、
    前記メニューアプリケーションによって、及び前記コンテキストに基づいて、前記動的メニュー内の複数の第２ウィンドウの提示における第２の順序を決定し、前記複数の第２ウィンドウのそれぞれは、前記非アクティブなコンピューティングサービスの１つに対応し、前記第２の順序は、前記コンテキストについて事前定義されるとともに前記第１の順序とは異なるもので、アプリケーションタイプに従って前記複数の第２ウィンドウの配置を示し、かつ、別のコンテキストについて事前定義された別の順序とは異なるものであり、
    前記メニューアプリケーションによって、前記第１の順序に従って前記動的メニュー内に前記複数の第１ウィンドウを提示するとともに前記第２の順序に従って前記動的メニュー内に前記複数の第２ウィンドウを提示し、前記複数の第１ウィンドウの１つまたは複数及び前記複数の第２ウィンドウの１つまたは複数は、第１の提示状態で提示され、かつ、前記複数の第１ウィンドウの１つまたは前記複数の第２ウィンドウの１つは、第２の提示状態で提示され、前記第２の提示状態は、前記第１の提示状態に関してより多くの情報を提示するように構成する、コンピュータシステム。
17. コンピュータ可読命令を格納する１つまたは複数のコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ可読命令は、コンピュータシステム上で実行されると、前記コンピュータシステムに、
    メニューアプリケーションによって、前記コンピュータシステムの複数の異なるアプリケーションのうちから利用可能なアクティブなコンピューティングサービス及び非アクティブなコンピューティングサービスを決定し、
    前記メニューアプリケーションによって、動的メニュー内の複数の第１ウィンドウの提示における第１の順序を決定し、前記複数の第１ウィンドウのそれぞれは前記アクティブなコンピューティングサービスの１つに対応し、前記第１の順序は、（ｉ）前記アクティブなコンピューティングサービスをアクティブ化するタイミング、または（ｉｉ）前記アクティブなコンピューティングサービスと対話するタイミングの少なくとも１つに基づいて、前記複数の第１ウィンドウの配置を示すものであり、
    前記メニューアプリケーションによって、前記コンピュータシステムのユーザーアプリケーション、前記コンピュータシステムのシステムアプリケーション、または前記コンピュータシステムのユーザーの少なくとも１つのコンテキストを決定し、
    前記メニューアプリケーションによって、及び前記コンテキストに基づいて、前記動的メニュー内の複数の第２ウィンドウの提示における第２の順序を決定し、前記複数の第２ウィンドウのそれぞれは、前記非アクティブなコンピューティングサービスの１つに対応し、前記第２の順序は、前記コンテキストについて事前定義されるとともに前記第１の順序とは異なるもので、アプリケーションタイプに従って前記複数の第２ウィンドウの配置を示し、かつ、別のコンテキストについて事前定義された別の順序とは異なるものであり、
    前記メニューアプリケーションによって、前記第１の順序に従って前記動的メニュー内に前記複数の第１ウィンドウを提示するとともに前記第２の順序に従って前記動的メニュー内に前記複数の第２ウィンドウを提示し、前記複数の第１ウィンドウの１つまたは複数及び前記複数の第２ウィンドウの１つまたは複数は、第１の提示状態で提示され、前記複数の第１ウィンドウの１つまたは前記複数の第２ウィンドウの１つは、第２の提示状態で提示され、前記第２の提示状態は、前記第１の提示状態に関してより多くの情報を提示するという動作を実行させる、１つまたは複数のコンピュータ可読媒体。
18. 前記動作は、さらに、
    前記メニューアプリケーションによって、（ｉ）前記異なるアプリケーションの第１のアプリケーションについて定義され、（ｉｉ）キャッシュに入れられる前記第１のアプリケーションのコンテキストのタイプを識別し、かつ、（ｉｉｉ）各タイプを１つまたは複数の提示状態と関連付けるものであるデータテンプレートを決定し、
    前記メニューアプリケーションによって、かつ、前記データテンプレートに基づいて、前記メニューアプリケーションのキャッシュに前記第１のアプリケーションのデータを格納し、前記データは、第１のコンテンツまたは前記第１のコンテンツの第１のユニフォームリソースアイデンティファイア（ＵＲＩ）を含み、前記第１のコンテンツは、前記データテンプレートで識別された第１のタイプであり、前記第１の提示状態及び前記第２の提示状態と前記データテンプレート内で関連付けられるものであり、
    前記メニューアプリケーションによって、前記動的メニュー内に前記第１の提示状態で第１ウィンドウを提示し、前記第１ウィンドウは、前記第１のアプリケーションに対応するとともに前記第１のコンテンツを含むものである、請求項１７に記載の１つまたは複数のコンピュータ可読媒体。
19. 前記データが、第２のコンテンツまたは前記第２のコンテンツの第２のＵＲＩをさらに含み、前記第２のコンテンツは、前記データテンプレートで識別された第２のタイプであって前記第２の提示状態と前記データテンプレートで関連付けられ、前記動作は、さらに、
    前記動的メニューとのユーザーインタラクションを受信し、かつ、
    前記ユーザーインタラクションに応じて前記メニューアプリケーションによって、前記動的メニュー内に前記第２の提示状態で前記第１ウィンドウを提示し、前記第１ウィンドウは前記データテンプレートに基づいて前記第２のコンテンツをさらに含むものである、請求項１８に記載の１つまたは複数のコンピュータ可読媒体。
20. 前記データが、第３のコンテンツまたは前記第３のコンテンツの第３のＵＲＩをさらに含み、前記第３のコンテンツが、前記データテンプレートで識別された第３のタイプであって第３の提示状態と前記データテンプレートで関連付けられ、前記動作は、さらに、
    前記第１ウィンドウが前記第２の提示状態で提示されている間に、前記第１ウィンドウのユーザー選択を受信し、
    前記ユーザー選択に応じて前記メニューアプリケーションによって、前記キャッシュから前記データのコピーを生成し、
    前記メニューアプリケーションによって、ウィンドウアプリケーションに前記コピーを送信し、
    前記ウィンドウアプリケーションによって、前記第３の提示状態で第２ウィンドウを提示することを含み、前記データテンプレートに基づいて前記第３のコンテンツを含む、請求項１９に記載の１つまたは複数のコンピュータ可読媒体。
21. コンピュータシステムの異なるアプリケーションのための動的メニューを提示するためのコンピュータにより実行される方法であって、
    メニューアプリケーションによって、前記異なるアプリケーションから利用可能なアクティブなコンピューティングサービス及び非アクティブなコンピューティングサービスを決定し、
    前記メニューアプリケーションによって、前記動的メニュー内の第１ウィンドウの提示の第１の順序を決定し、前記第１ウィンドウのそれぞれは、前記アクティブなコンピューティングサービスの１つに対応するものであり、
    前記動的メニュー内の第２ウィンドウの提示の第２の順序を決定し、前記第２ウィンドウのそれぞれは、前記非アクティブなコンピューティングサービスの１つに対応するものであり、
    前記メニューアプリケーションによって、前記第１の順序に従って前記動的メニュー内に前記第１ウィンドウを提示し、前記第２の順序に従って前記動的メニュー内に前記第２ウィンドウを提示し、前記第１ウィンドウ及び前記第２ウィンドウが、水平線または垂直線に沿って互いに隣り合って連続して提示されるものである、方法。
22. コンピュータシステムの異なるアプリケーションのための動的メニューを提示するためのコンピュータにより実行される方法であって、
    前記コンピュータシステムのメニューアプリケーションによって、前記異なるアプリケーションから利用可能なアクティブなコンピューティングサービス及び非アクティブなコンピューティングサービスを決定し、
    前記コンピュータシステムの前記メニューアプリケーションによって、前記動的メニュー内での提示のためにアクティブなウィンドウを決定し、前記アクティブなウィンドウのそれぞれは、前記アクティブなコンピューティングサービスのアクティブなコンピューティングサービスに対応し、
    前記コンピュータシステムの前記メニューアプリケーションによって、前記動的メニュー内での提示のために提案されたウィンドウを決定し、前記提案されたウィンドウのそれぞれは、前記非アクティブなコンピューティングサービスの非アクティブなコンピューティングサービスに対応し、
    各非アクティブなコンピューティングサービスは、前記コンピュータシステムのユーザーによって以前に使用されたことがないものであり、
    提案された各ウィンドウは、少なくとも前記ユーザーのコンテキストに基づいて、もしくは、前記アクティブなコンピューティングサービスまたは前記非アクティブなコンピューティングサービスのうちいずれか１つのコンテキストに基づいて決定されるものであり、
    前記メニューアプリケーションによって、前記動的メニュー内に前記アクティブなウィンドウ及び前記提案されたウィンドウを提示し、前記アクティブなウィンドウ及び前記提案されたウィンドウは、水平線または垂直線に沿って互いに隣り合って連続して提示される、方法。

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