JP7326809B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7326809B2
JP7326809B2 JP2019061168A JP2019061168A JP7326809B2 JP 7326809 B2 JP7326809 B2 JP 7326809B2 JP 2019061168 A JP2019061168 A JP 2019061168A JP 2019061168 A JP2019061168 A JP 2019061168A JP 7326809 B2 JP7326809 B2 JP 7326809B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attribute
information
attribute value
identifier
directory server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019061168A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020160931A (ja
Inventor
幸孝 渋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2019061168A priority Critical patent/JP7326809B2/ja
Publication of JP2020160931A publication Critical patent/JP2020160931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7326809B2 publication Critical patent/JP7326809B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、情報の記憶及び管理に関する。
一般的な情報処理システムでは、複数の情報処理装置が、所定のネットワークを介して接続されている。このような情報処理システムでは、データを記憶する記憶装置など複数のリソースが、ネットワーク上に分散配置されている。ネットワークに分散配置されているリソースを管理する技術の一つとして、ディレクトリサービスが用いられている。
ディレクトリサービスの一例として、LDAP(Lightweight directory Access Protocol)が、用いられている(特許文献1を参照)。特許文献1に記載のディレクトリ情報提供装置は、複数のディレクトリサーバから効率的にディレクトリ情報を取得する。
なお、LDAPは、国際電気電信連合の「勧告X.500」をより使いやすいように、IETF(Internet Engneering Task Force)において開発された規格である(非特許文献1を参照)。
LDAPにおいて、管理対象となるデータは、少なくとも1つの属性に関連する値(以下、「属性値」と呼ぶ)を含む。そして、データは、データを一意に識別するための識別子(以下、「キー」と呼ぶ場合もある)に関連付けられている。
LDAPにおいては、専用の装置が、キーを含め、データを管理する。LDAPにおいて、データを管理する装置は、ディレクトリサーバと呼ばれている。なお、ディレクトリサーバとの用語は、LDAPに限らず、他のディレクトリサービスにおいても、データを管理する装置の呼称として用いられている。
特開2012-238155号公報
W. Yeong, T. Howes, S. Kille, "X.500 Lightweight Directory Access Protocol", ISODE Consortium, July 1993, Network Working Group, Request for Comments: 1487, [平成30年2月4日検索], インターネット<URL:https://www.rfc-editor.org/rfc/rfc1487.txt>
ディレクトリサーバにおいて新たに属性を追加する場合、全てのディレクトリサーバにおいて、新たに追加される属性(追加属性)に関連する属性値を記憶する領域の確保、及び、追加属性に関連する属性値を記憶する処理が発生する。
つまり、特許文献1及び非特許文献1に記載の発明は、属性を追加のための負荷が大きいという問題点があった。
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、新たに属性を追加する場合における負荷を低減する情報処理装置などを提供することにある。
本開示の一形態における情報処理装置は、
ディレクトリサーバが記憶する属性値である第1の属性値に関連する第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を、識別子と関連付けて記憶する記憶手段と、
ディレクトリサーバから情報を受信する受信手段と、
情報が識別子と属性値とを含むか否かを判定する判定手段と、
情報が識別子を含み属性値を含まない場合、情報に含まれる識別子に基づいて記憶手段における第2の属性値を検索し、情報に含まれる識別子に関連する第2の属性値を出力する検索手段と、
検索手段が出力した第2の属性値と情報に含まれる識別子とをディレクトリサーバに送信する送信手段と
を含む。
本開示の一形態におけるディレクトリサーバは、
属性値の一部である第1の属性値を、識別子と関連付けて記憶する記憶手段と、
他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信する受信手段と、
第1の情報に含まれる属性が、記憶手段が記憶する第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定する判定手段と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の情報に含まれる識別子に基づいて記憶手段における第1の属性値を検索し、第1の情報に含まれる識別子に関連する第1の属性値を出力する検索手段と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、検索手段が出力した第1の属性値と第1の情報に含まれる識別子とを他の装置に送信し、第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信する送信手段と
を含む。
本開示の一形態における情報処理システムは、
属性値の一部である第1の属性値を、識別子と関連付けて記憶する第1の記憶手段と、
他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信する第1の受信手段と、
第1の情報に含まれる属性が、第1の記憶手段が記憶する第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定する第1の判定手段と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の情報に含まれる識別子に基づいて第1の記憶手段における第1の属性値を検索し、第1の情報に含まれる識別子に関連する第1の属性値を出力する第1の検索手段と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の検索手段が出力した第1の属性値と第1の情報に含まれる識別子とを他の装置に送信し、第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信する第1の送信手段と
を含むディレクトリサーバと、
第2の属性値を、識別子と関連付けて記憶する第2の記憶手段と、
ディレクトリサーバから第2の情報を受信する第2の受信手段と、
第2の情報が識別子と属性値とを含むか否かを判定する第2の判定手段と、
第2の情報が識別子を含み属性値を含まない場合、第2の情報に含まれる識別子に基づいて第2の記憶手段における第2の属性値を検索し、第2の情報に含まれる識別子に関連する第2の属性値を出力する第2の検索手段と、
第2の検索手段が出力した第2の属性値と第2の情報に含まれる識別子とをディレクトリサーバに送信する第2の送信手段と
を含む情報処理装置と
を含む。
本開示の一形態における情報処理方法は、
情報処理装置が、
ディレクトリサーバが記憶する属性値である第1の属性値に関連する第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を、識別子と関連付けて記憶し、
ディレクトリサーバから情報を受信し、
情報が識別子と、属性値とを含むか否かを判定し、
情報が識別子を含み属性値を含まない場合、情報に含まれる識別子に基づいて第2の属性値を検索し、情報に含まれる識別子に関連する第2の属性値を出力し、
出力した第2の属性値と情報に含まれる識別子をディレクトリサーバに送信する。
本開示の一形態における情報処理方法は、
ディレクトリサーバが
属性値の一部である第1の属性値を、識別子と関連付けて記憶し、
他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信し、
第1の情報に含まれる属性が、記憶する第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定し、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の情報に含まれる識別子に基づいて第1の属性値を検索し、第1の情報に含まれる識別子に関連する第1の属性値を出力し、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、出力した第1の属性値と第1の情報に含まれる識別子とを他の装置に送信し、第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信する。
本開示の一形態における情報処理方法は、
ディレクトリサーバが、
属性値の一部である第1の属性値を、識別子と関連付けて記憶する第1の記憶手段と、
他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信し、
第1の情報に含まれる属性が、第1の記憶手段が記憶する第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定し、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の情報に含まれる識別子に基づいて第1の属性値を検索し、第1の情報に含まれる識別子に関連する第1の属性値を出力し、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、出力した第1の属性値と第1の情報に含まれる識別子とを他の装置に送信し、第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信し、
情報処理装置が、
第2の属性値を、識別子と関連付けて記憶し、
ディレクトリサーバから第2の情報を受信し、
第2の情報が識別子と属性値とを含むか否かを判定し、
第2の情報が識別子を含み属性値を含まない場合、第2の情報に含まれる識別子に基づいて第2の属性値を検索し、第2の情報に含まれる識別子に関連する第2の属性値を出力し、出力した第2の属性値と第2の情報に含まれる識別子とをディレクトリサーバに送信する。
本開示の一形態におけるプログラムは、
ディレクトリサーバが記憶する属性値である第1の属性値に関連する第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を、識別子と関連付けて記憶する処理と、
ディレクトリサーバから情報を受信する処理と、
情報が識別子と、属性値とを含むか否かを判定する処理と、
情報が識別子を含み属性値を含まない場合、情報に含まれる識別子に基づいて第2の属性値を検索し、情報に含まれる識別子に関連する第2の属性値を出力する処理と、
出力した第2の属性値と情報に含まれる識別子とをディレクトリサーバに送信する処理と
をコンピュータに実行させる。
本開示の一形態におけるプログラムは、
属性値の一部である第1の属性値を、識別子と関連付けて記憶する処理と、
他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信する処理と、
第1の情報に含まれる属性が、記憶する第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定する処理と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の情報に含まれる識別子に基づいて第1の属性値を検索し、第1の情報に含まれる識別子に関連する第1の属性値を出力する処理と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、出力した第1の属性値と第1の情報に含まれる識別子とを他の装置に送信し、第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信する処理と
をコンピュータに実行させる。
本開示に基づけば、新たに属性を追加する場合における負荷を軽減するとの効果を奏することができる。
図1は、第1の実施形態における、情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態における、情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態における、ディレクトリサーバの構成の一例を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態における、属性値を取得する動作の一例を示すシーケンス図である。 図5は、第1の実施形態における、属性値を設定する動作の一例を示すシーケンス図である。 図6は、変形例における、ディレクトリサーバの構成の一例を示すブロック図である。 図7は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図8は、一般的なディレクトリサーバを含む情報処理システムを示すブロック図である。 図9は、一般的なディレクトリサーバにおいて、新たに追加される属性に関連する属性値の追加を説明するための図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、各図面は、本発明における実施形態を説明するためのものである。ただし、本発明は、各図面の記載に限られるわけではない。また、各図面の同様の構成には、同じ番号を付し、その繰り返しの説明を省略する場合がある。また、以下の説明に用いる図面において、各実施形態の説明に関係しない部分の構成については、記載を省略し、図示しない場合もある。
なお、各実施形態において、データは、少なくとも一つの属性に関連する属性値を含む。そして、各データは、データを一意に識別するための識別子(以下、「キー」と呼ぶ場合もある)と関連付けられている。
また、以下の説明において、識別子(キー)に関連してデータを記憶する装置の一例として、LDAPにおけるディレクトリサーバを用いて説明する。ただし、これは、各実施形態をLDAPに限定するものではない。ディレクトリサーバは、ディレクトリサービスに用いられるサーバであればよい。例えば、ディレクトリサーバは、ドメインネームを管理するドメインネームサーバでもよい。
<関連技術>
まず、図面を参照して、一般的なディレクトリサーバを説明する。
図8は、一般的なディレクトリサーバを含む情報処理システムを示すブロック図である。なお、図8において、情報処理システムは、複数のディレクトリサーバを備える。ディレクトリサーバは、直接的に接続されている。ただし、これは、説明の便宜のためである。ディレクトリサーバは、図示しないネットワークを介して接続してもよい。
図8において、データは、属性Aに関連する属性値を含む。ディレクトリサーバ910ないし940は、データを分散して記憶する。具体的には、各ディレクトリサーバは、キーに関連付けて、分散されたデータを記憶する。例えば、ディレクトリサーバ910は、キー1及び2に関連するデータ(分散されたデータ)を記憶する。ディレクトリサーバ920は、キー10及び11に関連するデータを記憶する。ディレクトリサーバ930は、キー20及び21に関連するデータを記憶する。ディレクトリサーバ940は、キー100及び101に関連するデータを記憶する。
あるキーに関連する属性値の取得を希望する装置(依頼元装置)が、図8に示す情報処理システムにアクセス可能であるとする。依頼元装置は、ディレクトリサーバ910ないし940のいずれかに、キーと、属性の指定(例えば、属性名)を送付する。なお、図8における属性Aは、属性名の一例である。
依頼を受けたディレクトリサーバは、受信したキーに関連するデータを記憶している場合、キーに基づいて、指定された属性に関連する属性値を検索し、キーに関連する属性値を出力する。
受信したキーに関連するデータを記憶していない場合、ディレクトリサーバは、データの分散の規則(例えば、LDAPの規格)に沿って、キーと属性の指定とを所定のディレクトリサーバに転送する。
例えば、ディレクトリサーバ920が「キー10及び属性Aの指定」を受信した場合、ディレクトリサーバ920は、キー10に関連する属性Aの属性値「A10」を依頼元装置に出力する。あるいは、ディレクトリサーバ920が「キー1及び属性Aの指定」を受信した場合、ディレクトリサーバ920は、「キー1及び属性Aの指定」をディレクトリサーバ910に転送する。そして、「キー1及び属性Aの指定」を転送されたディレクトリサーバ910は、キー1に関連する属性Aの属性値「A1」を、依頼元装置に出力する。
図8に示されているディレクトリサーバにおいて新たに属性を追加する場合、全てのディレクトリサーバにおいて、新たに追加される属性(追加属性)に関連する属性値を記憶する領域の確保、及び、追加属性に関連する属性値を設定する処理が発生する。
図9は、一般的なディレクトリサーバにおいて、新たに追加される属性に関連する属性値の追加を説明するための図である。
図9は、属性Bに関連する属性値を追加する場合を示している。例えば、ディレクトリサーバ910は、キー1及び2における追加属性(属性B)に関連する属性値(図9のB1及びB2)を記憶する領域を確保し、確保した領域に属性値「B1」及び「B2」を記憶する。他のディレクトリサーバも同様である。
図9は、4台のディレクトリサーバを備える情報処理システムを示している。しかし、実際の情報処理システムには、ネットワークに分散した多数のディレクトリサーバが存在する。そのため、一般的なディレクトリサーバを含む情報処理システムにおいては、多数のディレクトリサーバにおいて、ネットワークを介したデータ通信を用いて、上記の追加属性に関連する属性値を設定する処理を実行させる必要があった。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して、第1の実施形態について説明する。
[構成の説明]
まず、図面を参照して、第1の実施形態における、情報処理システム10の構成について説明する。
図1は、第1の実施形態における、情報処理システム10の構成の一例を示すブロック図である。
情報処理システム10は、情報処理装置100と、ディレクトリサーバ200とを含む。
図1に例示されているデータは、2つの属性(属性Aと属性B)に関連する属性値を含む。図1に示されているように、属性Aは、ディレクトリサーバ200が記憶する属性値に関連する属性である。一方、属性Bは、情報処理装置100が記憶する属性値に関連する属性である。後ほど説明するように情報処理装置100は、新たに追加される属性に関連する属性値を記憶する。つまり、図1に示されている属性Bは、新たに追加される属性の一例である。
ただし、データが含む属性値の数は、上記に限定されない。ディレクトリサーバ200及び情報処理装置100の少なくとも1つは、複数の属性に関連する属性値を記憶してもよい。
また、データは、識別子(キー)に関連付けられている。図1において、キー1に関連するデータは、ディレクトリサーバ200に記憶されている属性Aの属性値A1と、情報処理装置100に記憶されている属性Bの属性値B1とを含む。
ディレクトリサーバ200は、データに含まれる少なくとも一つの属性(例えば、属性A)の属性値を、キーと関連付けて記憶する。図1に示されているように、データは、複数のディレクトリサーバ200に分散され記憶されている。
ただし、複数のディレクトリサーバ200は、それぞれ、異なるキーに関連する、分散されたデータの属性値を、記憶する。1つのキーに関連づけられる属性値は、1つのディレクトリサーバ200と情報処理装置100とに記憶される。1つのキーに関連づけられた属性値が、複数のディレクトリサーバ200に記憶されることはない。
情報処理装置100は、新たに追加される属性(追加属性、例えば、属性B)に関連する属性値を、キーに関連付けて記憶する。
ここで、一般的なディレクトリサービスにおけるディレクトリサーバと、ディレクトリサーバ200及び情報処理装置100との違いを説明する。
図8に示すように、一般的なディレクトリサービスにおいて、各ディレクトリサーバは、データの全ての属性に関連する属性値を記憶する領域を確保して、属性値を記憶する。そのため、図9に示すように、データに新たに属性が追加される場合、一般的なディレクトリサーバは、記憶する全てのデータにおいて、追加属性に関連する属性値を記憶するための領域を確保し、確保した領域に追加属性に関連する属性値を記憶する。
これに対し、第1の実施形態において、ディレクトリサーバ200は、データに新たな属性が追加される場合、追加属性を記憶する領域を確保しない。つまり、ディレクトリサーバ200は、追加属性に関連する属性値を記憶しない。ディレクトリサーバ200は、新たに属性が追加される場合、情報処理装置100と通信するための情報(例えば、情報処理装置100のアドレス)を記憶する。
なお、情報処理システム10を管理する管理者が、情報処理装置100を情報処理システム10に組み込む際に、ディレクトリサーバ200に情報処理装置100と通信するための情報を設定する。また、情報処理システム10の管理者が、情報処理装置100に、ディレクトリサーバ200と通信するための情報を設定する。
情報処理装置100は、新たに追加する属性(属性B)に関連する属性値を記憶する。一方、情報処理装置100は、ディレクトリサーバ200が記憶する属性(属性A)に関連する属性値を記憶しない。すなわち、情報処理装置100は、ディレクトリサーバ200が記憶する属性値に関連する属性(属性A)とは異なる属性(属性B)に関連する属性値を記憶する。なお、異なる属性(属性B)は、ディレクトリサーバ200が構築された後に新たに追加される属性(追加属性)である。
さらに、情報処理装置100は、新たに追加される属性に関連する属性値として、全てのキーに関連する属性値を記憶する。
図1に示されているデータを参照して、さらに説明する。
図1において、情報処理装置100と、各ディレクトリサーバ200のブロックに示されているキーと属性値との表は、各装置に記憶されているデータに含まれる属性値と、その属性値に関連するキーとを示す。
例えば、左上のディレクトリサーバ200は、「キー1」及び「キー2」に関連するデータとして、「属性A」に関連する属性値(A1及びA2)を記憶している。あるいは、右下のディレクトリサーバ200は、「キー100」及び「キー101」に関連するデータとして、「属性A」に関連する属性値(A100及びA101)を記憶している。なお、各ディレクトリサーバ200は、キーに関連するデータとして、属性値以外のデータを記憶してもよい。
ディレクトリサーバ200は、他のディレクトリサーバ200が記憶する属性値に関連するキーとは異なるキーに関連するデータの属性値を記憶している。例えば、キー1に関連する属性値は、左上のディレクトリサーバ200に記憶され、他のディレクトリサーバ200には記憶されない。
これに対し、情報処理装置100は、ディレクトリサーバ200が記憶する属性値に関連する属性(属性A)とは異なる、新たに追加される属性(属性B)に関連する属性値を記憶する。さらに、情報処理装置100は、全てのキーに関連する属性値を記憶する。
次に、図面を参照して、情報処理装置100とディレクトリサーバ200の構成について説明する。
図2は、第1の実施形態における、情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
情報処理装置100は、記憶部110と、受信部120と、判定部130と、検索部140と、送信部150とを含む。
記憶部110は、ディレクトリサーバ200が記憶する属性値である第1の属性値に関連する第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を、識別子と関連付けて記憶する。受信部120は、ディレクトリサーバ200から情報を受信する。判定部130は、情報が識別子と属性値とを含むか否かを判定する。検索部140は、情報が識別子を含み属性値を含まない場合、情報に含まれる識別子に基づいて記憶部110における第2の属性値を検索し、情報に含まれる識別子に関連する第2の属性値を出力する。送信部150は、検索部140が出力した第2の属性値と情報に含まれる識別子とをディレクトリサーバ200に送信する。
このように構成された情報処理装置100は、新たに追加される属性に関連する属性値を記憶し、ディレクトリサーバ200から受信したキーに関連する属性値をディレクトリサーバ200に送信する。
情報処理装置100は、第2の属性に関連する第2の属性値を記憶する。そのため、新たに属性を追加する場合におけるディレクトリサーバ200における負荷が、低減される。この場合に低減される負荷とは、少なくとも新たに追加される属性(追加属性)に関連する属性値を記憶する領域を確保する動作と、追加属性に関連する属性値を記憶する動作を含む。
具体的に、記憶部110は、ディレクトリサーバ200が記憶する属性値に関連する属性(属性A)とは異なる属性(属性B)に関連する属性値を、識別子(例えば、キー)と関連付けて記憶する。属性Aと異なる属性(属性B)は、追加属性である。記憶部110は、全てのキーに関連付けて、追加属性(属性B)の属性値を記憶する。
記憶部110は、記憶手段の一例である。属性Aが、第1の属性の一例であり、追加属性である属性Bが、第2の属性の一例である。属性Aに関連する属性値は、第1の属性値の一例であり、属性Bに関連する属性値は、第2の属性値の一例である。
記憶部110は、ディレクトリサーバ200から追加属性の値を要求される前であれば、追加属性に関連する属性値を記憶するタイミングを限定されない。記憶部110は、予め、追加属性に関連する属性値を全て記憶してもよい。あるいは、記憶部110は、追加属性に関連する属性値を記憶する領域を確保し、属性値が取得された場合に属性値を保存してもよい。
情報処理装置100において、追加属性の属性値を記憶するやり方は、限定されない。
例えば、情報処理システム10に新たに属性を追加するときに、情報処理システム10の管理者が、所定の操作を用いて、情報処理装置100の記憶部110に追加属性に関連する属性値を記憶する領域を確保する。そして、管理者は、確保した領域に、追加属性に関連する属性値を記憶させればよい。
あるいは、情報処理装置100は、ディレクトリサーバ200又は図示しない装置から追加属性に関連する属性値を受信した場合に、追加属性に関連する属性値を記憶してもよい。
なお、情報処理システム10が、情報処理装置100に追加属性に関連する属性値を記憶するための領域を確保する機能と、情報処理装置100に追加属性に関連する属性値を記憶する機能とを、備えていてもよい。この場合、情報処理システム10の管理者は、新たに属性を追加する際に、その機能を用いて、情報処理装置100の記憶部110に追加属性に関連する属性値を記憶させてもよい。
受信部120は、ディレクトリサーバ200から情報を受信する。受信部120は、受信手段の一例である。
判定部130は、受信部120がディレクトリサーバ200から受信した情報を判定する。第1の実施形態における情報処理装置100は、ディレクトリサーバ200から受信する情報として、次のいずれかの情報に対して動作する。以下の説明では、その他の情報を受信した場合の説明を省略し、次に説明する情報を受信した場合について説明する。
(1)キー(識別子)を含み属性値を含まない情報
(2)キー(識別子)及び属性値を含む情報
(1)又は(2)の情報を使って、判定部130は、ディレクトリサーバ200からの情報が、識別子と属性値を含むか否かを判定する。具体的には、判定部130は、受信部120がディレクトリサーバ200から受信した情報が、「キーを含み属性値を含まない情報」であるか、「キー及び属性値を含む情報」であるかを判定する。判定部130は、判定手段の一例である。
なお、後ほど詳細に説明するように、キーを含み属性値を含まない情報を受信した場合、情報処理装置100は、受信した情報の含まれるキーに関連する属性値を、ディレクトリサーバ200に送信する。一方、キー及び属性値を含む情報を受信した場合、情報処理装置100は、受信した情報に含まれる属性値を、受信した情報に含まれるキーに関連して記憶する。
言い換えると、判定部130は、ディレクトリサーバ200から、属性値を依頼されたか、属性値の保存を依頼されたかを判定している。
なお、上記の情報は、他の情報(例えば、属性値に関連する属性を指定する情報)を含んでもよい。以下の説明において、「属性値に関連する属性を指定する情報」を、単に「属性」と呼ぶ場合もある。属性の一例は、属性名である。つまり、受信部120がディレクトリサーバ200から受信する情報は、属性を含んでいてもよい。
なお、ディレクトリサーバ200から受信した情報がキー(識別子)を含まない場合、情報処理装置100は、動作を終了する。
また、記憶部110が複数の属性に関連する属性値を記憶する場合、情報処理装置100は、属性値に関連する属性を指定する情報(属性)を必要とする。そこで、記憶部110が複数の属性に関連する属性値を記憶する場合において、ディレクトリサーバ200から受信した情報が属性値に関連する属性を指定する情報(属性)を含まない場合、情報処理装置100は、動作を終了する。あるいは、情報処理装置100は、ディレクトリサーバ200に属性について問い合わせてもよい。
判定部130が、ディレクトリサーバ200から受信した情報を、キーを含み属性値を含まないと判定した場合、検索部140は、受信した情報に含まれるキーに基づいて、記憶部110に記憶されている属性値を検索する。そして、検索部140は、受信した情報に含まれるキーに関連する属性値を出力する。検索部140は、検索手段の一例である。
記憶部110が複数の属性に関連する属性値を記憶する場合、検索部140は、受信した情報に含まれるキーと属性とに基づいて、記憶部110に記憶されている属性値を検索し、属性値を出力する。
記憶部110が属性値を記憶していない場合、検索部140は、属性値を出力できない。この場合、検索部140は、所定のエラー通知(例えば、属性値未記憶を示すコード)を出力すればよい。
送信部150は、検索部140が出力した属性値と、受信した情報に含まれるキーとを、ディレクトリサーバ200に送信する。送信部150は、送信手段の一例である。
記憶部110が複数の属性に関連する属性値を記憶する場合、送信部150は、検索部140が出力した属性値と、受信した情報に含まれるキーと、属性とを、ディレクトリサーバ200に送信してもよい。
検索部140が所定のエラー通知を出力した場合、送信部150は、ディレクトリサーバ200に、エラー通知を送信する。
なお、送信部150は、情報処理システム10の仕様に沿って、検索部140が出力した属性値などを、ディレクトリサーバ200とは異なる送信先に送信してもよい。
例えば、後ほど説明するように、第1の実施形態において、ディレクトリサーバ200が、情報処理装置100から受信した属性値を、属性値の依頼元装置に送る。この場合、属性値は、情報処理装置100からディレクトリサーバ200へと、ディレクトリサーバ200から依頼元装置への、二回送信される。そこで、属性値の送信に回数を削減するため、情報処理装置100が、属性値を、依頼元装置に送信してもよい。
判定部130が、ディレクトリサーバ200から受信した情報を、キー及び属性値を含むと判定した場合、判定部130からの指示に基づいて、記憶部110は、受信した情報に含まれるキーに関連づけて、受信した情報に含まれる属性値を記憶する。なお、記憶部110が受信した情報に含まれるキーに関連した属性値を記憶済みの場合、記憶部110は、属性値を更新する。
記憶部110が複数の属性に関連する属性値を記憶する場合、記憶部110は、受信した情報に含まれるキーと属性とに基づいて、受信した情報に含まれる属性値を記憶する。
図3は、第1の実施形態における、ディレクトリサーバ200の構成の一例を示すブロック図である。
ディレクトリサーバ200は、記憶部210と、受信部220と、判定部230と、検索部240と、送信部250とを含む。
記憶部210は、キーに関連付けて、少なくとも一つの属性(例えば、図1では属性A)に関連する属性値を記憶する。記憶部210は、記憶手段の一例である。
受信部220は、他の装置(例えば、依頼元装置)から情報を受信する。受信部220は、受信手段の一例である。
判定部230は、受信部220が受信した情報を判定する。判定部230は、判定手段の一例である。
第1の実施形態におけるディレクトリサーバ200は、他の装置(例えば、依頼元装置)から受信する情報として、次に示す情報に対して動作する。そこで、以下の説明では、その他の情報を受信した場合の説明を省略し、以下では、他の装置から次に説明する情報を第1の情報として受信した場合について説明する。
(1)属性値取得依頼
属性値取得依頼とは、キーに関連するデータに含まれる属性値の取得を依頼する情報である。属性値取得依頼は、例えば、あるキーに関連するデータにおける属性値の取得を希望する装置(依頼元装置)から、送信される。属性値取得依頼は、少なくとも、属性値を含むデータの識別子(キー)と、属性値に関連する属性を指定する情報(属性)とを含む。
なお、上記の「属性値を含むデータの識別子」及び「属性値に関連する属性を指定する情報」は、「属性値取得依頼」に含まれる情報の一例である。属性値取得依頼に含まれる情報は、上記に限定されない。属性値取得依頼は、他の情報を含んでもよい。ただし、属性値取得依頼は、属性値を含まない。
(2)属性値設定依頼
属性値設定依頼とは、キーに関連するデータに含まれる属性値の設定を依頼する情報である。属性値設定依頼は、例えば、あるキーに関連するデータにおける属性値の設定を希望する装置(設定元装置)から、送信される。属性値設定依頼は、少なくとも、属性値を含むデータの識別子(キー)と、属性値に関連する属性を指定する情報(属性)と、設定する属性値とを含む。属性値設定依頼は、他の情報を含んでもよい。
判定部230は、受信した情報が、属性値取得依頼であるか、属性値設定依頼であるかを判定する。
上記の、属性値取得依頼と、属性値設定依頼との差は、属性値を含むか否かである。ただし、上記の、属性値取得依頼及び属性値設定依頼は、データ形式の一例である。属性値取得依頼と、属性値設定依頼とは、別のデータ形式を用いてもよい。
例えば、属性値取得依頼と、属性値設定依頼とは、取得依頼と設定依頼とを識別する情報を保存する領域を備えた同じ形式のデータでもよい。この場合、識別する情報の領域の値が異なる。判定部230は、上記の領域の値の違いに基づいて、受信部220が受信した情報を判定すればよい。
ディレクトリサーバ200は、属性値取得依頼を受信した場合と、属性値設定依頼を受信した場合とで、動作が異なるため、それぞれの場合に分けて説明する。
なお、受信部220は、他のディレクトリサーバ200から属性値取得依頼及び属性値設定依頼を受信する場合もある。この場合も、ディレクトリサーバ200は、以下で説明する動作を実行する。
まず、受信部220が、属性値取得依頼を受信した場合について説明する。
判定部230が、受信部220が受信した情報を属性値取得依頼と判定した場合(例えば、受信部220が属性値を含まない情報を受信した場合)、判定部230は、記憶部210が属性値取得依頼に含まれるキーに関連する属性値を記憶するか否かを判定する。
属性値取得依頼に含まれるキーが、記憶部210に記憶されている属性値に関連するキーではない場合、送信部250は、ディレクトリサービスの規格(例えば、LDAPの規格)に沿って、他のディレクトリサーバ200に属性値取得依頼を転送する。この動作は、情報処理システム10が用いているディレクトリサービスの規格に沿った動作のため、詳細な説明を省略する。
属性値取得依頼に含まれるキーが、記憶部210に記憶されている属性値に関連するキーの場合、判定部230は、属性値取得依頼に含まれる属性が、記憶部210に記憶されている属性値に関連する属性であるか否かを判定する。
属性値取得依頼に含まれる属性が記憶部210に記憶されている属性値に関連する属性の場合、検索部240は、属性値取得依頼に含まれるキーに基づいて、記憶部210の属性値を検索し、属性値取得依頼に含まれるキーに関連する属性値を出力する。検索部240は、検索手段の一例である。
なお、記憶部210が複数の属性に関連する属性値を記憶している場合、検索部240は、属性値取得依頼に含まれるキーと属性とに基づいて、記憶部210の属性値を検索し、属性値取得依頼に含まれるキーと属性とに関連する属性値を出力する。
そして、属性値取得依頼に含まれる属性が記憶部210に記憶されている属性値に関連する属性の場合、送信部250は、検索部240が出力した属性値と、属性値取得依頼に含まれるキーとを、依頼元装置に送信する。送信部250は、送信手段の一例である。
属性値取得依頼に含まれる属性が記憶部210に記憶されている属性値に関連する属性ではない場合、送信部250は、情報処理装置100に、属性値取得依頼に含まれるキーを含み、属性値を含まない情報を、第2の情報として送信する。
なお、送信部250は、情報処理装置100に、受信部220が受信した属性値取得依頼を送信してもよい。図3は、この場合の例示として、破線を用いて、受信部220と送信部250とを接続している。
例えば、情報処理装置100が複数の属性に対応する属性値を記憶する場合、情報処理装置100は、属性の指定を受信することが必要である。そのため、この場合、送信部250は、情報処理装置100に、第2の情報として、属性値取得依頼を送信すればよい。
送信部250が、キーを含み属性値を含まない情報を、情報処理装置100に送信した場合、受信部220は、応答として、情報処理装置100から、属性値を含む情報を、第3の情報として受信する。
この場合、ディレクトリサーバ200は、次のように動作する。
情報処理装置100から第3の情報を受信した場合、判定部230は、情報処理装置100から受信した第3の情報に含まれるキーが、情報処理装置100に送信したキー(第2の情報に含まれるキー)であるか否かを判定する。
情報処理装置100から受信した第3の情報に含まれるキーが、情報処理装置100に送信したキーでない場合、ディレクトリサーバ200は、動作を終了する。
情報処理装置100から受信した第3の情報に含まれるキーが、情報処理装置100に送信したキーである場合、送信部250は、依頼元装置に、情報処理装置100から受信した第3の情報に含まれるキーと属性値とを送信する。
次に、受信部220が、属性値設定依頼を受信した場合について説明する。
判定部230が、受信部220が受信した情報を属性値設定依頼と判定した場合(例えば、受信部220が属性値を含む情報を受信した場合)、判定部230は、記憶部210が属性値設定依頼に含まれるキーに関連する属性値を記憶するか否かを判定する。
属性値設定依頼に含まれるキーが、記憶部210に記憶されている属性値に関連するキーではない場合、送信部250は、ディレクトリサービスの規格(例えば、LDAPの規格)に沿って、他のディレクトリサーバ200に属性値設定依頼を転送する。この動作は、情報処理システム10が用いているディレクトリサービスの規格に沿った動作のため、詳細な説明を省略する。
属性値設定依頼に含まれるキーが、記憶部210に記憶されている属性値に関連するキーの場合、判定部230は、属性値設定依頼に含まれる属性が、記憶部210に記憶されている属性値に関連する属性であるか否かを判定する。
属性値設定依頼に含まれる属性が記憶部210に記憶されている属性値に関連する属性の場合、記憶部210は、属性値設定依頼に含まれるキーに基づいて、属性値設定依頼に含まれる属性値を記憶する。
なお、記憶部210が複数の属性に関連する属性値を記憶している場合、記憶部210は、属性値設定依頼に含まれるキーと属性とに基づいて、属性値設定依頼に含まれる属性値を記憶する。
属性値設定依頼に含まれる属性が記憶部210に記憶されている属性値に関連する属性ではない場合、送信部250は、情報処理装置100に、属性値設定依頼に含まれるキーと属性値とを含む情報を送信する。
なお、送信部250は、情報処理装置100に、受信部220が受信した属性値設定依頼を送信してもよい。図3は、この場合の例示として、破線を用いて、受信部220と送信部250とを接続している。
例えば、情報処理装置100が複数の属性に対応する属性値を記憶する場合、情報処理装置100は、属性値に関連する属性を指定する情報(属性)を必要とする。そのため、この場合、送信部250は、情報処理装置100に、属性値設定依頼を送信すればよい。
[動作の説明]
次に、図面を参照して、第1の実施形態における、情報処理システム10に含まれる各装置の動作について説明する。
ディレクトリサーバ200がキーに関連するデータの属性値を記憶していない場合、ディレクトリサーバ200は、一般的なディレクトリサーバと同様に動作すればよい。そのため、ディレクトリサーバ200がキーに関連するデータの属性値を記憶していない場合における動作の詳細な説明を省略する。
また、以下の説明において、情報処理装置100及びディレクトリサーバ200は、動作に必要な情報を記憶済みであるとする。
図4は、第1の実施形態における、属性値を取得する動作の一例を示すシーケンス図である。
ディレクトリサーバ200の記憶部210は、属性値の一部である属性値(第1の属性値)を、識別子(キー)と関連付けて記憶する。情報処理装置100の記憶部110は、ディレクトリサーバ200が記憶する属性値(第1の属性値)に関連する属性(第1の属性)とは異なる属性(第2の属性)の属性値を、識別子(キー)と関連付けて記憶する。第1の属性の一例が、図1の属性Aである。第2の属性の一例が、図1の属性Bである。
ディレクトリサーバ200の受信部220は、依頼元装置(他の装置の一例)から、属性値取得依頼を受信する(S401)。属性値取得依頼は、第1の情報の一例である。属性値取得依頼は、少なくとも、キーと、属性を指定する情報(属性)とを含む。
ディレクトリサーバ200の判定部230は、属性値取得依頼に含まれる属性が、記憶部210が記憶する属性値(第1の属性値)に関連する属性(第1の属性)であるか否かを判定する(S403)。
属性値取得依頼に含まれる属性が、記憶部210が記憶する属性値(第1の属性値)に関連する属性(第1の属性)の場合(S403でYes)、ディレクトリサーバ200の検索部240は、属性値を検索する(S405)。詳細には、検索部240は、属性値取得依頼(第1の属性)に含まれるキー(識別子の一例)に基づいて、記憶部210における属性値(第1の属性値)を検索する。そして、検索部240は、属性値を送信部250に出力する。
ディレクトリサーバ200の送信部250は、検索部240が出力した属性値(第1の属性値)と、属性値取得依頼に含まれるキーとを、依頼元装置に送信する(S413)。
S413の処理の後、ディレクトリサーバ200は、処理を終了する。
属性値取得依頼に含まれる属性が、記憶部210が記憶する属性値(第1の属性値)に関連する属性(第1の属性)ではない場合(S403でNo)、ディレクトリサーバ200の送信部250は、情報処理装置100に情報を送信する。送信部250が情報処理装置100に送信する情報(第2の情報)は、属性値取得依頼に含まれるキーを含む(S407)。
ディレクトリサーバ200は、属性値とキーとの受信を待つ。
情報処理装置100の受信部120は、ディレクトリサーバ200からキーを含む情報(第2の情報)を受信する(S501)。
情報処理装置100の判定部130は、受信した情報(第2の情報)が属性値の取得の依頼か否かを判定する(S503)。つまり、判定部130は、受信した情報(第2の情報)が、キーを含み、属性値を含まないかを判定する。
受信した情報(第2の情報)が属性値の取得の依頼でない場合(S503でNo)、受信した情報(第2の情報)は、属性値の設定の依頼である。そこで、情報処理装置100の記憶部110は、受信した情報(第2の情報)に含まれるキーに関連づけて、受信した情報(第2の情報)に含まれる属性値を記憶する(S509)。
S509の処理の後、情報処理装置100は、動作を終了する。
なお、図4は、属性値取得依頼の場合の動作のため、情報処理装置100は、図4の場合には、S509を実行しない。そのため、図4は、S509に関連する部分を破線としている。
受信した情報(第2の情報)が属性値の取得の依頼の場合(S503でYes)、情報処理装置100の検索部140は、受信した情報(第2の情報)に含まれるキーに基づいて記憶部110の属性値(第2の属性値)を検索する(S505)。検索部140は、キーに関連する属性値(第2の属性値)を出力する。
情報処理装置100の送信部150は、検索部140が出力した属性値(第2の属性値)と、受信した情報(第2の情報)に含まれるキーとを、ディレクトリサーバ200に、第3の情報として送信する(S507)。
S507の処理の後、情報処理装置100は、動作を終了する。
ディレクトリサーバ200の受信部220は、情報処理装置100から属性値とキーとを含む情報(第3の情報)を受信する(S409)。
判定部230は、情報処理装置100から受信した情報(第3の情報)が応答か否かを判定する(S411)。詳細には、判定部230は、情報処理装置100から受信した情報(第3の情報)に含まれるキーが、情報処理装置100に送信した情報(第2の情報)に含まれるキーか否かを判定する。
情報処理装置100から受信した情報(第3の情報)に含まれるキーが、情報処理装置100に送信した情報(第2の情報)に含まれるキーの場合(S411でYes)、送信部250は、依頼元装置に応答する。つまり、送信部250は、依頼元装置に、属性値とキーとを送信する(S413)。詳細には、送信部250は、情報処理装置100から受信した情報(第3の情報)に含まれる属性値(第2の属性値)と、属性値取得依頼に含まれるキーとを、依頼元装置(他の装置)に送信する(S413)。なお、この場合に送信部250が送るキーは、情報処理装置100に送信した情報(第2の情報)に含まれるキー、又は、情報処理装置100から受信した情報に含まれるキーでもよい。
S413の処理の後、ディレクトリサーバ200は、動作を終了する。
情報処理装置100から受信した情報(第3の情報)に含まれるキーが、情報処理装置100に送信した情報(第2の情報)に含まれるキーでない場合(S411でNo)、ディレクトリサーバ200は、属性値とキーとの受信を待つ。
図5は、第1の実施形態における、属性値を設定する動作の一例を示すシーケンス図である。
なお、情報処理装置100の動作は、図4を用いた説明と同様である。そのため、ディレクトリサーバ200の動作を中心に説明する。ただし、第1の情報が属性値設定依頼であるので、情報処理装置100は、S509を実行し、S505とS507を実行しない。そのため、図5は、S505及びS507に関連する部分を破線としている。
ディレクトリサーバ200の受信部220は、設定元装置(他の装置の一例)から、属性値設定依頼を受信する(S421)。属性値設定依頼は、第1の情報の一例である。属性値設定依頼は、少なくとも、キーと、属性を指定する情報と、属性値とを含む。
ディレクトリサーバ200の判定部230は、属性値設定依頼に含まれる属性が、記憶部210が記憶する属性値(第1の属性値)に関連する属性(第1の属性)であるか否かを判定する(S403)。この動作は、図4と同様である。
属性値設定依頼に含まれる属性が、記憶部210が記憶する属性値(第1の属性値)に関連する属性(第1の属性)の場合(S403でYes)、ディレクトリサーバ200の記憶部210は、キーに関連づけて属性値を記憶する(S425)。
ディレクトリサーバ200は、処理を終了する。
属性値設定依頼に含まれる属性が、記憶部210が記憶する属性値(第1の属性値)に関連する属性(第1の属性)ではない場合(S403でNo)、送信部250は、情報処理装置100に情報を送信する(S407)。送信部250が情報処理装置100に送信する情報(第2の情報)は、少なくとも属性値設定依頼に含まれるキーを含む。ただし、図5においては、送信部250は、情報処理装置100に送信する情報(第2の情報)にキーに加え、属性値を含ませる。
その後、ディレクトリサーバ200は、動作を終了する。
情報処理装置100は、ディレクトリサーバ200から受信した属性値を記憶する。
なお、上記の図5の動作は、新たに追加された属性(追加属性)に関連する属性値を記憶する場合に限らず、追加属性に関連する属性値の更新において用いられてもよい。
[効果の説明]
次に第1の実施形態における、情報処理システム10の効果について説明する。
第1の実施形態における、情報処理システム10は、新たに属性を追加する場合における負荷を軽減するとの効果を奏することができる。
その理由は、次のとおりである。
情報処理システム10は、情報処理装置100と、ディレクトリサーバ200とを含む。ディレクトリサーバ200は、記憶部210と、受信部220と、判定部230と、検索部240と、送信部250とを含む。記憶部210は、属性値の一部である第1の属性値を、識別子(例えば、キー)と関連付けて記憶する。受信部220は、依頼元装置(他の装置の一例)から、識別子と属性とを含む属性値取得依頼を受信する。判定部230は、属性値取得依頼に含まれる属性が、記憶部210が記憶する第1の属性値に関連する第1の属性(例えば、属性A)であるか否かを判定する。検索部240は、属性値取得依頼に含まれる属性が第1の属性の場合、属性値取得依頼に含まれるキーに基づいて記憶部210における第1の属性値を検索する。そして、検索部240は、属性値取得依頼に含まれるキーに関連する第1の属性値を出力する。送信部250は、属性値取得依頼に含まれる属性が第1の属性の場合、検索部240が出力した第1の属性値と、属性値取得依頼に含まれる識別子とを依頼元装置(他の装置の一例)に送信する。検索部240は、属性値取得依頼に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第1の属性とは異なる第2の属性(例えば、属性B)の属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置100に、第2の情報を送信する。第2の情報は、属性値取得依頼に含まれるキーを含む情報である。情報処理装置100は、記憶部110と、受信部120と、判定部130と、検索部140と、送信部150とを含む。記憶部110は、第2の属性値を、キーと関連付けて記憶する。受信部120は、ディレクトリサーバ200から第2の情報を受信する。判定部130は、第2の情報がキーと属性値とを含むか否かを判定する。検索部140は、第2の情報がキーを含み属性値を含まない場合、第2の情報に含まれるキーに基づいて記憶部110における第2の属性値を検索し、第2の情報に含まれるキーに関連する第2の属性値を出力する。送信部150は、検索部140が出力した第2の属性値と第2の情報に含まれるキーとをディレクトリサーバ200に送信する。
このように構成された情報処理システム10において、ディレクトリサーバ200は、追加属性に関連する属性値を記憶しない。そのため、情報処理システム10は、新たに属性を追加する場合に、ディレクトリサーバ200に対して、追加属性に関連する属性値を記憶するための領域の確保、及び、追加属性に関連する属性値を設定する必要がない。
ディレクトリサーバ200に必要となる修正は、属性を判定する処理と、情報処理装置100への属性値取得依頼を送信する処理との追加である。属性を判定する処理と、情報処理装置100への属性値取得依頼を送信する処理とは、どちらも単純な処理である。したがって、この修正は、ディレクトリサーバ200に対しての負荷が小さい。
さらに、第2の属性(追加属性)に関連する第2の属性値は、情報処理装置100に記憶される。そのため、情報処理システム10において、第2の属性に関連する第2の属性値を取得する動作は、全ての情報処理装置100へのアクセスとなる。このように、第2の属性に関連する第2の属性値を取得する動作は、簡便な動作となる。
また、第2の属性に関連する第2の属性値の設定は、全て、情報処理装置100に属性値を送信する動作である。この動作も、簡便な動作である。
情報処理システム10は、ディレクトリサーバ200及び情報処理装置100を用いて、第2の属性に関連する第2の属性値の取得、及び、第2の属性に関連する第2の属性値の設定における負荷を軽減する。
[実施形態の変形例]
なお、図1に示されている情報処理システム10は、1台の情報処理装置100を含む。ただし、情報処理システム10の構成は、図1に限定されない。情報処理システム10は、複数の情報処理装置100を含んでもよい。
この場合、複数の情報処理装置100は、それぞれが第1の属性と異なる第2の属性(追加属性)に関連する第2の属性値を記憶する。ただし、この場合でも、情報処理装置100の構成は、図2に示されている構成と同様である。そのため、変形例における、情報処理装置100の説明を省略する。
以下、図面を参照して、変形例におけるディレクトリサーバ201の構成を説明する。
図6は、変形例における、ディレクトリサーバ201の構成の一例を示すブロック図である。
図6に示されているディレクトリサーバ201は、図3に示されているディレクトリサーバ200の構成に加え、記憶部260と、判定部270とを含む。ディレクトリサーバ200と同様の構成の説明を省略し、ディレクトリサーバ201に特有の構成を中心に説明する。記憶部260は、記憶部210に対して、第2の記憶部である。また、判定部270は、判定部230に対して第2の判定部である。
記憶部260は、情報処理装置100が記憶する属性値に関連する属性と、情報処理装置100とを関連づけて記憶する。
判定部270は、属性値取得依頼及び属性値設定依頼に含まれる属性と、記憶部260に記憶されている属性とに基づいて、属性値取得依頼及び属性値設定依頼に含まれる属性に対応する属性値を記憶する情報処理装置100を識別する。
送信部250は、情報処理装置100に情報を送信する場合に、判定部270が識別した情報処理装置100に情報を送信する。例えば、属性値取得依頼に含まれる属性が、記憶部210が記憶する属性値に関連する属性でない場合、送信部250は、判定部270が識別した情報処理装置100に、属性値取得依頼に含まれるキーを含む情報を送信する。
変形例は、第1の実施形態の効果に加え、複数の情報処理装置100を用いて動作できるとの効果を奏する。
その理由は、ディレクトリサーバ201が、記憶部260及び判定部270を用いて、情報を送信する情報処理装置100を判定できるためである。
[ハードウェア構成]
次に、図面を参照して、情報処理装置100及びディレクトリサーバ200のハードウェア構成を説明する。なお、情報処理装置100及びディレクトリサーバ200は、同様の構成を用いて実現できる。そのため、以下の説明では、特に分けて説明する必要がない場合、情報処理装置100を用いて説明する。
情報処理装置100の各構成部は、ハードウェア回路で構成されてもよい。
あるいは、情報処理装置100において、各構成部は、ネットワークを介して接続した複数の装置を用いて、構成されてもよい。
あるいは、情報処理装置100において、複数の構成部は、1つのハードウェアで構成されてもよい。
あるいは、情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを含むコンピュータ装置として実現されてもよい。情報処理装置100は、上記構成に加え、さらに、入出力接続回路(IOC:Input and Output Circuit)を含むコンピュータ装置として実現されてもよい。情報処理装置100は、上記構成に加え、さらに、ネットワークインターフェース回路(NIC:Network Interface Circuit)を含むコンピュータ装置として実現されてもよい。
図7は、情報処理装置100のハードウェア構成の一例である情報処理装置600の構成を示すブロック図である。
情報処理装置600は、CPU610と、ROM620と、RAM630と、内部記憶装置640と、IOC650と、NIC680とを含み、コンピュータ装置を構成している。
CPU610は、ROM620及び/又は内部記憶装置640からプログラムを読み込む。そして、CPU610は、読み込んだプログラムに基づいて、RAM630と、内部記憶装置640と、IOC650と、NIC680とを制御する。
そして、CPU610を含むコンピュータは、これらの構成を制御し、図2に示されている、記憶部110と、受信部120と、判定部130と、検索部140と、送信部150としての各機能を実現する。なお、CPU610を含むコンピュータは、これらの構成を制御し、図3に示されている、記憶部210と、受信部220と、判定部230と、検索部240と、送信部250としての各機能を実現してもよい。
CPU610は、各機能を実現する際に、RAM630又は内部記憶装置640を、プログラムの一時記憶媒体として使用してもよい。
また、CPU610は、コンピュータで読み取り可能にプログラムを記憶した記憶媒体700が含むプログラムを、図示しない記憶媒体読み取り装置を用いて読み込んでもよい。あるいは、CPU610は、NIC680を介して、図示しない外部の装置からプログラムを受け取り、RAM630又は内部記憶装置640に保存して、保存したプログラムを基に動作してもよい。
ROM620は、CPU610が実行するプログラム及び固定的なデータを記憶する。ROM620は、例えば、P-ROM(Programmable-ROM)又はフラッシュROMである。
RAM630は、CPU610が実行するプログラム及びデータを一時的に記憶する。RAM630は、例えば、D-RAM(Dynamic-RAM)である。
内部記憶装置640は、情報処理装置600が長期的に保存するデータ及びプログラムを記憶する。また、内部記憶装置640は、CPU610の一時記憶装置として動作してもよい。内部記憶装置640は、記憶部110、記憶部210、又は、記憶部260として動作してもよい。内部記憶装置640は、例えば、ハードディスク装置、光磁気ディスク装置、SSD(Solid State Drive)又はディスクアレイ装置である。
ROM620と内部記憶装置640とは、不揮発性(non-transitory)の記憶媒体である。一方、RAM630は、揮発性(transitory)の記憶媒体である。そして、CPU610は、ROM620、内部記憶装置640、又は、RAM630に記憶されているプログラムを基に動作可能である。つまり、CPU610は、不揮発性記憶媒体又は揮発性記憶媒体を用いて動作可能である。
IOC650は、CPU610と、入力機器660及び表示機器670とのデータを仲介する。IOC650は、例えば、IOインターフェースカード又はUSB(Universal Serial Bus)カードである。さらに、IOC650は、USBのような有線に限らず、無線を用いてもよい。
入力機器660は、情報処理装置600の操作者からの入力指示を受け取る機器である。入力機器660は、例えば、キーボード、マウス又はタッチパネルである。
表示機器670は、情報処理装置600の操作者に情報を表示する機器である。表示機器670は、例えば、液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンス・ディスプレイ、又は、電子ペーパーである。
NIC680は、ネットワークを介した外部装置(図示せず)とのデータのやり取りを中継する。NIC680は、受信部120及び送信部150、又は、受信部220及び送信部250として動作してもよい。NIC680は、例えば、LAN(Local Area Network)カードである。さらに、NIC680は、有線に限らず、無線を用いてもよい。
このように構成された情報処理装置600は、情報処理装置100及びディレクトリサーバ200と同様の効果を得ることができる。
その理由は、情報処理装置600のCPU610が、プログラムに基づいて情報処理装置100及びディレクトリサーバ200と同様の機能を実現できるためである。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
ディレクトリサーバが記憶する属性値である第1の属性値に関連する第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を、識別子と関連付けて記憶する記憶手段と、
ディレクトリサーバから情報を受信する受信手段と、
情報が識別子と属性値とを含むか否かを判定する判定手段と、
情報が識別子を含み属性値を含まない場合、情報に含まれる識別子に基づいて記憶手段における第2の属性値を検索し、情報に含まれる識別子に関連する第2の属性値を出力する検索手段と、
検索手段が出力した第2の属性値と情報に含まれる識別子とをディレクトリサーバに送信する送信手段と
を含む情報処理装置。
(付記2)
情報が識別子と属性値とを含む場合、記憶手段が、情報に含まれる識別子に関連付けて、情報に含まれる属性値を第2の属性値として記憶する
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
属性値の一部である第1の属性値を、識別子と関連付けて記憶する記憶手段と、
他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信する受信手段と、
第1の情報に含まれる属性が、記憶手段が記憶する第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定する判定手段と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の情報に含まれる識別子に基づいて記憶手段における第1の属性値を検索し、第1の情報に含まれる識別子に関連する第1の属性値を出力する検索手段と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、検索手段が出力した第1の属性値と第1の情報に含まれる識別子とを他の装置に送信し、第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信する送信手段と
を含むディレクトリサーバ。
(付記4)
送信手段が第2の情報を情報処理装置に送信した後、受信手段が情報処理装置から識別子と属性値とを含む第3の情報を受信した場合、判定手段が、第3の情報に含まれる識別子が、第2の情報に含まれる識別子であるか否かを判定し、
第3の情報に含まれる識別子が、第2の情報に含まれる識別子である場合、送信手段が、他の装置に、第3の情報に含まれる識別子と属性値とを送信する
付記3に記載のディレクトリサーバ。
(付記5)
第1の情報がさらに属性値を含む場合において、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、記憶手段が、第1の情報に含まれる識別子と属性とに関連付けて、第1の情報に含まれる属性値を第1の属性値として記憶し、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、送信手段が、第1の情報に含まれる属性値をさらに含む第2の情報を情報処理装置に送信する
付記3又は4に記載のディレクトリサーバ。
(付記6)
情報処理装置が記憶する第2の属性値に関連する第2の属性を、情報処理装置に関連付けて記憶する第2の記憶手段と、
第1の情報に含まれる属性と第2の記憶手段が記憶する第2の属性とに基づいて、第1の情報に含まれる属性に関連する属性値を第2の属性値として記憶する情報処理装置を判定する第2の判定手段と
をさらに含み、
送信手段が、第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第2の情報を、第2の判定手段が判定した情報処理装置に送信する
付記3ないし5のいずれか1項に記載のディレクトリサーバ。
(付記7)
属性値の一部である第1の属性値を、識別子と関連付けて記憶する第1の記憶手段と、
他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信する第1の受信手段と、
第1の情報に含まれる属性が、第1の記憶手段が記憶する第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定する第1の判定手段と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の情報に含まれる識別子に基づいて第1の記憶手段における第1の属性値を検索し、第1の情報に含まれる識別子に関連する第1の属性値を出力する第1の検索手段と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の検索手段が出力した第1の属性値と第1の情報に含まれる識別子とを他の装置に送信し、第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信する第1の送信手段と
を含むディレクトリサーバと、
第2の属性値を、識別子と関連付けて記憶する第2の記憶手段と、
ディレクトリサーバから第2の情報を受信する第2の受信手段と、
第2の情報が識別子と属性値とを含むか否かを判定する第2の判定手段と、
第2の情報が識別子を含み属性値を含まない場合、第2の情報に含まれる識別子に基づいて第2の記憶手段における第2の属性値を検索し、第2の情報に含まれる識別子に関連する第2の属性値を出力する第2の検索手段と、
第2の検索手段が出力した第2の属性値と第2の情報に含まれる識別子とをディレクトリサーバに送信する第2の送信手段と
を含む情報処理装置と
を含む情報処理システム。
(付記8)
情報処理装置が、
ディレクトリサーバが記憶する属性値である第1の属性値に関連する第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を、識別子と関連付けて記憶し、
ディレクトリサーバから情報を受信し、
情報が識別子と、属性値とを含むか否かを判定し、
情報が識別子を含み属性値を含まない場合、情報に含まれる識別子に基づいて第2の属性値を検索し、情報に含まれる識別子に関連する第2の属性値を出力し、
出力した第2の属性値と情報に含まれる識別子をディレクトリサーバに送信する
情報処理方法。
(付記9)
ディレクトリサーバが
属性値の一部である第1の属性値を、識別子と関連付けて記憶し、
他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信し、
第1の情報に含まれる属性が、記憶する第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定し、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の情報に含まれる識別子に基づいて第1の属性値を検索し、第1の情報に含まれる識別子に関連する第1の属性値を出力し、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、出力した第1の属性値と第1の情報に含まれる識別子とを他の装置に送信し、第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信する
情報処理方法。
(付記10)
ディレクトリサーバが、
属性値の一部である第1の属性値を、識別子と関連付けて記憶し、
他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信し、
第1の情報に含まれる属性が、第1の記憶手段が記憶する第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定し、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の情報に含まれる識別子に基づいて第1の属性値を検索し、第1の情報に含まれる識別子に関連する第1の属性値を出力し、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、出力した第1の属性値と第1の情報に含まれる識別子とを他の装置に送信し、第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信し、
情報処理装置が、
第2の属性値を、識別子と関連付けて記憶し、
ディレクトリサーバから第2の情報を受信し、
第2の情報が識別子と属性値とを含むか否かを判定し、
第2の情報が識別子を含み属性値を含まない場合、第2の情報に含まれる識別子に基づいて第2の属性値を検索し、第2の情報に含まれる識別子に関連する第2の属性値を出力し、
出力した第2の属性値と第2の情報に含まれる識別子とをディレクトリサーバに送信する
情報処理方法。
(付記11)
ディレクトリサーバが記憶する属性値である第1の属性値に関連する第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を、識別子と関連付けて記憶する処理と、
ディレクトリサーバから情報を受信する処理と、
情報が識別子と、属性値とを含むか否かを判定する処理と、
情報が識別子を含み属性値を含まない場合、情報に含まれる識別子に基づいて第2の属性値を検索し、情報に含まれる識別子に関連する第2の属性値を出力する処理と、
出力した第2の属性値と情報に含まれる識別子とをディレクトリサーバに送信する処理と
をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記12)
属性値の一部である第1の属性値を、識別子と関連付けて記憶する処理と、
他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信する処理と、
第1の情報に含まれる属性が、記憶する第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定する処理と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、第1の情報に含まれる識別子に基づいて第1の属性値を検索し、第1の情報に含まれる識別子に関連する第1の属性値を出力する処理と、
第1の情報に含まれる属性が第1の属性の場合、出力した第1の属性値と第1の情報に含まれる識別子とを他の装置に送信し、第1の情報に含まれる属性が第1の属性ではない場合、第1の属性とは異なる第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信する処理と
をコンピュータに実行させるプログラム。
10 情報処理システム
100 情報処理装置
110 記憶部
120 受信部
130 判定部
140 検索部
150 送信部
200 ディレクトリサーバ
201 ディレクトリサーバ
210 記憶部
220 受信部
230 判定部
240 検索部
250 送信部
260 記憶部
270 判定部
600 情報処理装置
610 CPU
620 ROM
630 RAM
640 内部記憶装置
650 IOC
660 入力機器
670 表示機器
680 NIC
700 記憶媒体
910 ディレクトリサーバ
920 ディレクトリサーバ
930 ディレクトリサーバ
940 ディレクトリサーバ

Claims (6)

  1. ディレクトリサーバが記憶する属性値である第1の属性値に関連する第1の属性とは異なり且つ前記第1の属性値を含むデータに新たに追加される第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を、前記データを一意に識別するための識別子と関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記ディレクトリサーバから情報を受信する受信手段と、
    前記情報が識別子と属性値とを含むか否かを判定する判定手段と、
    前記情報が識別子を含み属性値を含まない場合、前記情報に含まれる識別子に基づいて前記記憶手段における前記第2の属性値を検索し、前記情報に含まれる識別子に関連する前記第2の属性値を出力する検索手段と、
    前記検索手段が出力した前記第2の属性値と前記情報に含まれる識別子とを前記ディレクトリサーバに送信する送信手段と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記情報が識別子と属性値とを含む場合、前記記憶手段が、前記情報に含まれる識別子に関連付けて、前記情報に含まれる属性値を前記第2の属性値として記憶する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. データに含まれる属性値である第1の属性値を、前記データを一意に識別するための識別子と関連付けて記憶する第1の記憶手段と、
    他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の情報に含まれる属性が、前記第1の記憶手段が記憶する前記第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の情報に含まれる属性が前記第1の属性の場合、前記第1の情報に含まれる識別子に基づいて前記第1の記憶手段における前記第1の属性値を検索し、前記第1の情報に含まれる識別子に関連する前記第1の属性値を出力する第1の検索手段と、
    前記第1の情報に含まれる属性が前記第1の属性の場合、前記第1の検索手段が出力した前記第1の属性値と前記第1の情報に含まれる識別子とを前記他の装置に送信し、前記第1の情報に含まれる属性が前記第1の属性ではない場合、前記第1の属性とは異なり且つ前記第1の属性値を含むデータに新たに追加される第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、前記第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信する第1の送信手段と
    を含むディレクトリサーバと、
    前記第1の属性値を含むデータに新たに追加される前記第2の属性値を、前記データを一意に識別するための識別子と関連付けて記憶する第2の記憶手段と、
    前記ディレクトリサーバから前記第2の情報を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の情報が識別子と属性値とを含むか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の情報が識別子を含み属性値を含まない場合、前記第2の情報に含まれる識別子に基づいて前記第2の記憶手段における前記第2の属性値を検索し、前記第2の情報に含まれる識別子に関連する前記第2の属性値を出力する第2の検索手段と、
    前記第2の検索手段が出力した前記第2の属性値と前記第2の情報に含まれる識別子とを前記ディレクトリサーバに送信する第2の送信手段と
    を含む情報処理装置と
    を含む情報処理システム。
  4. 情報処理装置が、
    ディレクトリサーバが記憶する属性値である第1の属性値に関連する第1の属性とは異なり且つ前記第1の属性値を含むデータに新たに追加される第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を、前記データを一意に識別するための識別子と関連付けて記憶手段に記憶し、
    前記ディレクトリサーバから情報を受信し、
    前記情報が識別子と、属性値とを含むか否かを判定し、
    前記情報が識別子を含み属性値を含まない場合、前記情報に含まれる識別子に基づいて前記第2の属性値を検索し、前記情報に含まれる識別子に関連する前記第2の属性値を出力し、
    出力した前記第2の属性値と前記情報に含まれる識別子を前記ディレクトリサーバに送信する
    情報処理方法。
  5. ディレクトリサーバが、
    データに含まれる属性値である第1の属性値を、前記データを一意に識別するための識別子と関連付けて第1の記憶手段に記憶し、
    他の装置から、識別子と属性とを含む第1の情報を受信し、
    前記第1の情報に含まれる属性が、記憶する前記第1の属性値に関連する第1の属性であるか否かを判定し、
    前記第1の情報に含まれる属性が前記第1の属性の場合、前記第1の情報に含まれる識別子に基づいて前記第1の属性値を検索し、前記第1の情報に含まれる識別子に関連する前記第1の属性値を出力し、
    前記第1の情報に含まれる属性が前記第1の属性の場合、出力した前記第1の属性値と前記第1の情報に含まれる識別子とを前記他の装置に送信し、前記第1の情報に含まれる属性が前記第1の属性ではない場合、前記第1の属性とは異なり且つ前記第1の属性値を含むデータに新たに追加される第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を記憶する情報処理装置に、前記第1の情報に含まれる識別子を含む第2の情報を送信し、
    情報処理装置が、
    前記第1の属性値を含むデータに新たに追加される前記第2の属性値を、前記データを一意に識別するための識別子と関連付けて第2の記憶手段に記憶し、
    前記ディレクトリサーバから前記第2の情報を受信し、
    前記第2の情報が識別子と属性値とを含むか否かを判定し、
    前記第2の情報が識別子を含み属性値を含まない場合、前記第2の情報に含まれる識別子に基づいて前記第2の属性値を検索し、前記第2の情報に含まれる識別子に関連する前記第2の属性値を出力し、
    出力した前記第2の属性値と前記第2の情報に含まれる識別子とを前記ディレクトリサーバに送信する
    情報処理方法。
  6. ディレクトリサーバが記憶する属性値である第1の属性値に関連する第1の属性とは異なり且つ前記第1の属性値を含むデータに新たに追加される第2の属性に関連する属性値である第2の属性値を、前記データを一意に識別するための識別子と関連付けて記憶手段に記憶する処理と、
    前記ディレクトリサーバから情報を受信する処理と、
    前記情報が識別子と、属性値とを含むか否かを判定する処理と、
    前記情報が識別子を含み属性値を含まない場合、前記情報に含まれる識別子に基づいて前記第2の属性値を検索し、前記情報に含まれる識別子に関連する前記第2の属性値を出力する処理と、
    出力した前記第2の属性値と前記情報に含まれる識別子とを前記ディレクトリサーバに送信する処理と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2019061168A 2019-03-27 2019-03-27 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム Active JP7326809B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019061168A JP7326809B2 (ja) 2019-03-27 2019-03-27 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019061168A JP7326809B2 (ja) 2019-03-27 2019-03-27 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020160931A JP2020160931A (ja) 2020-10-01
JP7326809B2 true JP7326809B2 (ja) 2023-08-16

Family

ID=72643541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019061168A Active JP7326809B2 (ja) 2019-03-27 2019-03-27 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7326809B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001043171A (ja) 1999-08-02 2001-02-16 Canon Inc デバイス検索システム、クライアント、ディレクトリサーバ、デバイス検索方法および記憶媒体
JP2001075857A (ja) 1999-09-06 2001-03-23 Hitachi Ltd ディレクトリシステム
JP2004362550A (ja) 2003-05-13 2004-12-24 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体
JP2008016965A (ja) 2006-07-03 2008-01-24 Murata Mach Ltd 複合機およびそのユーザ情報管理方法
JP2009116496A (ja) 2007-11-05 2009-05-28 Hitachi Ltd ディレクトリサーバ装置、ディレクトリサーバプログラム、ディレクトリサービスシステム、およびディレクトリサービス管理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001043171A (ja) 1999-08-02 2001-02-16 Canon Inc デバイス検索システム、クライアント、ディレクトリサーバ、デバイス検索方法および記憶媒体
JP2001075857A (ja) 1999-09-06 2001-03-23 Hitachi Ltd ディレクトリシステム
JP2004362550A (ja) 2003-05-13 2004-12-24 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体
JP2008016965A (ja) 2006-07-03 2008-01-24 Murata Mach Ltd 複合機およびそのユーザ情報管理方法
JP2009116496A (ja) 2007-11-05 2009-05-28 Hitachi Ltd ディレクトリサーバ装置、ディレクトリサーバプログラム、ディレクトリサービスシステム、およびディレクトリサービス管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020160931A (ja) 2020-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110242599A1 (en) Printer searching device
JP2012038152A (ja) 接続管理システム、及びシンクライアントシステムにおける接続管理サーバの連携方法
US9967412B2 (en) Information processing apparatus, system, and control method for information processing apparatus
JP6168079B2 (ja) 印刷システム、印刷機器検索プログラム、および記録媒体
JP6540063B2 (ja) 通信情報制御装置、中継システム、通信情報制御方法、および、通信情報制御プログラム
JP6525705B2 (ja) 画像データ管理システム、画像データ管理方法、及びプログラム
US20180048620A1 (en) Name identification device, name identification method, and recording medium
JP6008411B2 (ja) 機器管理装置、機器管理システム、機器管理方法及びプログラム
US11356298B2 (en) Access management apparatus and access management method
JP7326809B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム
JP2002368781A (ja) ユーザ位置管理ドメインネーム変換システム
US20080285563A1 (en) Routing Information Management Apparatus and Computer Program of the Same
JP4271827B2 (ja) 情報提供システムおよび仲介装置
US9509657B2 (en) Information processing apparatus, relay method, and computer-readable storage medium
JP6368127B2 (ja) 通信装置、制御方法、及びプログラム
JP2000122910A (ja) データベースシステム、及びそのためのアクセス管理装置
JP2007025964A (ja) データ所在管理サーバ及びデータ所在管理プログラム
JP2022032450A (ja) 情報処理装置、情報端末、情報処理システム
JP2005018407A (ja) 画像検索装置
JP2004234292A (ja) 通信装置
KR100933477B1 (ko) 파일 송신 서버
EP3232332B1 (en) Information processing device, information processing method, and recording medium
JP2019068208A (ja) Dnsサーバ装置、方法、及びプログラム
JP6282697B2 (ja) 移動体通信端末、制御方法、制御プログラム及び移動体通信システム
JP4893712B2 (ja) ウェブサービスシステム及びウェブサービス提供方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20211015

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230717

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7326809

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151