JP7326710B2 - 液体供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、貯留室に液体が貯留される液体貯留体を備え、流入口を介して貯留室に液体が流入可能な液体供給装置に関する。
貯留室に液体が貯留される液体貯留体を備える液体供給装置の一例として、貯留室内の液体の残量を検知するためのセンサを備えた装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に開示された装置では、貯留室内の液体の残量が印刷中に検知される。特許文献2に開示された装置では、貯留室内の液体の消費に伴って細長い残量検出用窓を移動していく液面を、ステッピングモータによって移動されるセンサによって検知可能である。
特開2007-152732号公報 特開2000-108373号公報
特許文献1、2に開示された装置では、当該装置に装着された液体貯留体の貯留室内の液体の残量が少なくなると、新たな液体貯留体に交換される。
一方、液体供給装置には、流入口を介して貯留室に液体が流入可能なものがある。このような液体供給装置では、貯留室内の液体の残量が少なくなると、流入口を介して貯留室に液体が補充される。このとき、液体が過度に補充されると、液体が貯留室から溢れだしてしまう。
これを防止するため、流入口を有する液体貯留体の多くは、透光性を有する透光壁を備えている。これにより、外部から貯留室内の液体の残量が目視可能である。しかしながら、透光壁における現在の液面より上の部分に液体が付着していると、外部からの液面の目視が困難となる。そのため、貯留室への液体の補充によって貯留室内の液体が多くなったことが目視によらずセンサによって把握することが考えられる。
しかしながら、特許文献1、2に開示された装置におけるセンサは貯留室内の液体の残量が少なくなったことを検知するものである。そのため、貯留室内の液体の残量が多いことを検知することはできない。
また、貯留室内の液体の残量が多いことを検知するための専用のセンサを設けることが考えられるが、余分なセンサを追加することによってコストアップを招いてしまう。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、流入口から貯留室への液体の流入に伴って貯留室内の液体が多くなったことを検知することができる液体供給装置を提供することにある。
(1) 本発明に係る液体供給装置は、流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有する液体貯留体と、上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、を備えている。液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多い。上記液体貯留体及び上記センサは、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化可能である。上記センサは、上記流入口から上記貯留室内への液体の流入に伴って、上記第2液面位置に液体の液面が到達することを検知する。
本構成によれば、液体貯留体及びセンサが第1状態及び第2状態に状態変化することによって、単一のセンサが、少なくとも2箇所以上の液面位置(第1液面位置及び第2液面位置)を検知可能である。詳細には、単一のセンサが、第2液面位置を検知することによって貯留室内の液体が多くなったことを検知可能であり、第1液面位置を検知することによって、貯留室内の液体が少なくなったことを検知可能である。
(2) 上記センサは、上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1センサ位置と、上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2センサ位置との間を、上記液体貯留体に対して相対的に移動可能である。
本構成によれば、センサが液体貯留体に対して移動することによって、または、液体貯留体がセンサに対して移動することによって、単一のセンサが、少なくとも2箇所以上の液面位置(第1液面位置及び第2液面位置)を検知可能である。
(3) 上記第2センサ位置は、上記第1センサ位置より上方の位置である。上記センサは、上記第1センサ位置と上記第2センサ位置とに移動可能である。
通常、センサは液体貯留体より小さいため、移動が容易である。
(4) 上記センサの上記液体貯留体に対する位置は固定されている。上記液体貯留体は、上記第1状態において第1姿勢をとり、上記第2状態において上記第1姿勢と異なる第2姿勢をとる。上記センサは、上記液体貯留体が上記第1姿勢のときに上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能であり、上記液体貯留体が上記第2姿勢のときに上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能である。
本構成によれば、液体貯留体が姿勢を変えることによって、センサの液体貯留体に対する位置を変えることなく、単一のセンサが、少なくとも2箇所以上の液面位置(第1液面位置及び第2液面位置)を検知可能である。
(5) 本発明に係る液体供給装置は、上記流入口を外部に露出させる開位置と、上記流入口を外部に対して閉塞させる閉位置とに移動可能なカバーを備える。上記液体貯留体及び上記センサは、上記カバーが上記閉位置において上記第1状態であり、上記カバーが上記開位置において上記第2状態である。
本構成によれば、流入口から貯留室へ液体が流入可能な状況と、流入口から貯留室へ液体が流入不可能な状況とを、カバーの位置によって区別することができる。
また、本構成によれば、流入口から貯留室へ液体が流入不可能な状況、例えば貯留室内の液体が流出口から流出されることで消費される状況では、液体貯留体及びセンサは第1状態である。これにより、液体が消費されることで液面が第1液面位置に到達したことを、センサによって検知することができる。
また、本構成によれば、流入口から貯留室へ液体が流入可能な状況では、液体貯留体及びセンサは第2状態である。これにより、流入口から液体が流入することで液面が第2液面位置に到達したことを、センサによって検知することができる。
(6) 本発明に係る液体供給装置は、上記カバーの上記閉位置から上記開位置への移動に連動して上記液体貯留体及び上記センサを上記第2状態へ状態変化させ、上記カバーの上記開位置から上記閉位置への移動に連動して上記液体貯留体及び上記センサを上記第1状態へ状態変化させる連動機構を備える。
本構成によれば、連動機構によって、カバーの移動に連動して、液体貯留体及びセンサを状態変化させることができる。そのため、液体貯留体やセンサを移動させるためのモータや、カバーの位置を検知するためのセンサなどが必要ない。
(7) 本発明に係る液体供給装置は、流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有する液体貯留体と、上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方に移動のための駆動力を付与するモータと、コントローラと、を備える。液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多い。上記コントローラは、外部から受け取った信号に応じて、上記モータを制御して上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方を異なる位置に移動させることによって、上記液体貯留体及び上記センサを、少なくとも、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化させる。
本構成によれば、コントローラが液体貯留体及びセンサを第1状態及び第2状態に状態変化させることによって、単一のセンサが、少なくとも2箇所以上の液面位置(第1液面位置及び第2液面位置)を検知可能である。詳細には、単一のセンサが、第2液面位置を検知することによって貯留室内の液体が多くなったことを検知可能であり、第1液面位置を検知することによって、貯留室内の液体が少なくなったことを検知可能である。
(8) 上記コントローラは、上記モータの回転量に基づいて上記センサの上記液体貯留体に対する位置を決定する。
本構成によれば、コントローラがセンサの位置を把握することができる。
(9) 本発明に係る液体供給装置は、上記モータの回転量に応じた信号を出力するエンコーダを備える。上記コントローラは、上記エンコーダから受け取った信号に基づいて上記モータの回転量を決定する。
本構成によれば、モータの回転量を精度良く決定できる。
(10) 上記センサは、上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1センサ位置と、上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2センサ位置との間を、上記液体貯留体に対して相対的に移動可能である。
本構成によれば、センサが液体貯留体に対して移動することによって、または、液体貯留体がセンサに対して移動することによって、単一のセンサが、少なくとも2箇所以上の液面位置(第1液面位置及び第2液面位置)を検知可能である。
(11) 上記第2センサ位置は、上記第1センサ位置より上方の位置である。上記センサは、上記第1センサ位置と上記第2センサ位置とに移動可能である。上記モータは、上記センサに移動のための駆動力を付与するものである。
通常、センサは液体貯留体より小さいため、移動が容易である。
(12) 上記センサの上記液体貯留体に対する位置は固定されている。上記液体貯留体は、上記第1状態において第1姿勢をとり、上記第2状態において上記第1姿勢と異なる第2姿勢をとる。上記センサは、上記液体貯留体が上記第1姿勢のときに上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能であり、上記液体貯留体が上記第2姿勢のときに上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能である。
本構成によれば、液体貯留体が姿勢を変えることによって、センサの液体貯留体に対する位置を変えることなく、単一のセンサが、少なくとも2箇所以上の液面位置(第1液面位置及び第2液面位置)を検知可能である。
(13) 例えば、上記コントローラは、外部から第1信号を受け取ったことを条件として、上記液体貯留体及び上記センサを上記第1状態に状態変化させ、外部から上記第1信号とは異なる第2信号を受け取ったことを条件として、上記液体貯留体及び上記センサを上記第2状態に状態変化させる。
(14) 上記コントローラは、外部から第1信号を受け取ったことを条件として、上記センサを上記第1センサ位置へ上記液体貯留体に対して相対的に移動させる。外部から上記第1信号とは異なる第2信号を受け取ったことを条件として、上記センサを、上記第2センサ位置と上記第2センサ位置より上記第1センサ位置に近い所定位置との間を、上記液体貯留体に対して相対的に往復動させる。
本構成によれば、第2センサ位置と所定位置との間の何れの位置に液体の液面があるのかを検知することができる。
(15) 上記所定位置は、上記第1センサ位置である。
本構成によれば、第2センサ位置と第1センサ位置との間の何れの位置に液体の液面があるのかを検知することができる。
(16) 上記センサは、上記貯留室内に液体を検知したことに応じて第3信号を出力し、上記貯留室内に液体を検知しないことに応じて第4信号を出力するものである。上記所定位置は、上記往復動において、直近に、上記センサが出力する信号が上記第3信号及び上記第4信号の一方から他方へ切り替わったときの上記センサの位置である。
本構成によれば、貯留室への液体の流入によって貯留室に貯留されている液体が増えつつある状態において、センサの液体貯留体に対する往復動、または、液体貯留体のセンサに対する往復動の移動距離を少なくしつつ、液面位置を検知することができる。
(17) 本発明に係る液体供給装置は、上記流入口を外部に露出させる開位置と、上記流入口を外部に対して閉塞させる閉位置とに移動可能なカバーと、上記カバーが上記閉位置であるときに上記第1信号を出力し、上記カバーが上記開位置であるときに上記第2信号を出力するカバーセンサと、を備える。
本構成によれば、流入口から貯留室へ液体が流入不可能な状況、例えば貯留室内の液体が流出口から流出されることで消費される状況では、コントローラは液体貯留体及びセンサを第1状態とする。これにより、液体が消費されることで液面が第1液面位置に到達したことを、センサによって検知することができる。
また、本構成によれば、流入口から貯留室へ液体が流入可能な状況では、コントローラは液体貯留体及びセンサを第2状態とする。これにより、流入口から液体が流入することで液面が第2液面位置に到達したことを、センサによって検知することができる。
(18) 例えば、本発明に係る液体供給装置は、第1操作に応じて上記第1信号を出力し、上記第1操作と異なる第2操作に応じて上記第2信号を出力する操作部を備える。
(19) 本発明に係る液体供給装置は、上記流入口を外部に露出させる開位置と、上記流入口を外部に対して閉塞させる閉位置とに移動可能なカバーと、上記液体貯留体及び上記センサの上記第2状態への状態変化に連動して上記カバーを上記閉位置から上記開位置へ移動させ、上記液体貯留体及び上記センサの上記第1状態への状態変化に連動して上記カバーを上記開位置から上記閉位置へ移動させる連動機構と、を備える。
本構成によれば、連動機構によって、液体貯留体及びセンサの状態変化に応じてカバーを移動させることができる。
(20) 本発明に係る液体供給装置は、報知部を備える。上記センサは、上記貯留室内に液体を検知したことに応じて第3信号を出力し、上記貯留室内に液体を検知しないことに応じて第4信号を出力するものである。上記コントローラは、上記カバーセンサから受け取った信号が上記第2信号から上記第1信号に替わった後に、上記センサが出力する信号が上記第3信号または上記第4信号の一方から他方へ切り替わったときの上記センサの位置が、上記カバーセンサから受け取った信号が上記第2信号から上記第1信号に替わる前に、上記センサが出力する信号が上記第3信号または上記第4信号の一方から他方へ切り替わったときの上記センサの位置より下方であることを条件として、上記報知部を作動させる。
コントローラは、カバーセンサから受け取った信号が第2信号から第1信号に替わった(カバーが開位置から閉位置に移動した)とき、流入口から貯留室への液体の流入が完了したと判定することができる。また、コントローラは、カバーセンサから受け取った信号が第2信号から第1信号に替わる前(カバーが開位置から閉位置に移動する前)には、流入口から貯留室への液体の流入が完了していないと判定することができる。本構成によれば、貯留室への液体の流入が完了したと判定したときの貯留室に貯留された液体の液面が、貯留室への液体の流入が完了する前のときの貯留室に貯留された液体の液面より低いとき、コントローラは、貯留室へ液体が流入されたのではなくて貯留室から液体が抜き取られたと判定して、報知部を作動させる。これにより、貯留室から液体が抜き取られた旨をユーザなどに報知することができる。
(21) 本発明に係る液体供給装置は、報知部を備える。上記センサは、上記貯留室内に液体を検知したことに応じて第3信号を出力するものである。上記コントローラは、上記第2状態において上記センサから上記第3信号を受け取ったことを条件として、上記報知部を作動させる。
本構成によれば、貯留室に貯留された液体の液面が第2液面位置となったことをユーザなどに報知することができる。
(22) 本発明に係る液体供給装置は、メモリを備える。上記センサは、上記貯留室内に液体を検知したことに応じて第3信号を出力し、上記貯留室内に液体を検知しないことに応じて第4信号を出力するものである。上記コントローラは、上記センサが出力する信号が上記第3信号または上記第4信号の一方から他方へ切り替わったときの上記センサの位置に基づいて上記貯留室に貯留された液体量を算出して、上記液体量を上記メモリに記憶する。
本構成によれば、センサの位置に基づいて貯留室内の液体量が算出されるため、算出された液体量と実際に貯留室に貯留されている液体量との誤差を少なくすることができる。
(23) 上記第1状態以外の状態における上記センサによる検知のサンプリングタイムは、上記第1状態における上記センサによる検知のサンプリングタイムより短い。
上記構成によれば、貯留室内の液体量の単位時間当たりの増加量が多い場合であっても、貯留室内の液体量が増えて第2液面位置などの位置に到達したことの検知を確実に行うことができる。
(24) 本発明に係る液体供給装置は、上記液体貯留体を複数備えている。上記センサは、上記液体貯留体の各々について一つずつ設けられている。
本構成によれば、複数の液体貯留体の各々について、貯留室内の液体の液面を検知することができる。
(25) 本発明に係る液体供給装置は、水平方向において異なる位置に配置された複数の上記液体貯留体を備えている。上記センサは、水平方向に移動することによって、複数の上記液体貯留体の各々の上記貯留室内の液体の液面を検知可能である。
本構成によれば、複数の液体貯留体の貯留室内の液体の液面を、単一のセンサで検知することができる。
(26) 例えば、上記液体貯留体は、上記貯留室の少なくとも一部を区画しており透光性を有する透光壁を備える。上記センサは、上記透光壁へ向けて光を照射する発光部と、上記発光部から照射された光を受光する受光部と、を備える。
(27) 上記発光部は、波長の長さの異なる複数種類の光を照射可能である。
本構成によれば、発光部の光源が白色で発光し、受光部の受光素子の前に色フィルタをつけることによって、液体貯留体の内部の物質の色を検知することができる。また、発光部は、可視光と赤外光など複数の種類の光を照射することができる。また、所定の液体以外の液体を検知することができ、装置の故障を未然に防ぐことができる。
(28) 上記発光部は、可視光を照射可能である。
本構成によれば、所定の液体以外の液体を検知することができ、装置の故障を未然に防ぐことができる。
(29) 上記液体貯留体を複数備えている。上記センサは、上記液体貯留体の各々について一つずつ設けられている。上記センサの各々は、異なる長さの波長の光を対応する上記液体貯留体へ照射する。
本構成によれば、各センサの発光部は、対応する各液体貯留体に貯留されている液体の色や種類に適した波長の光を照射することができる。
(30) 上記透光壁は、上記第1液面位置と上記第2液面位置との間の位置に、上記発光部から照射された光を遮断する遮断部を備える。
本構成によれば、液体貯留体及びセンサの状態変化の過程におけるセンサの出力信号に基づいて、貯留室内の液体の液面が遮断部より第1液面位置側にあるか第2液面位置側にあるかを容易に判定することができる。
(31) 上記第1液面位置は、上記流出口より上方に位置している。
貯留室内の液体の液面が流出口の上端よりも下方になると、流出口から空気が流出する。本構成によれば、第1液面位置が流出口より上方に位置しているため、貯留室内の液面が流出口の上端よりも下方になる前に、センサによる第1液面位置の検知が可能である。
(32) 例えば、上記第2液面位置は、貯留を許容される最大量の液体が上記貯留室に貯留されている状態における液面の位置である。
(33) 例えば、上記第1液面位置は、上記貯留室への液体の補充が必要となる量の液体が上記貯留室に貯留されている状態における液面の位置である。
本発明によれば、流入口から貯留室への液体の流入に伴って貯留室内の液体が多くなったことを検知することができる。
図1は、複合機10の外観斜視図であって、(A)はカバー70が閉位置にある状態、(B)はカバー70が開位置にある状態を示す。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、キャリッジ23とプラテン42とガイドレール43、44とインクタンク100との配置を示す平面図である。 図4は、インクタンク100の斜視図である。 図5(A)は、インクタンク100Bの前方斜視図であり、図5(B)は、インクタンク100Bの後方斜視図である。 図6は、プリンタ部11の制御構成を示すブロック図である。 図7は、液体センサ125の移動処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、変形例1におけるインクタンク100及び液体センサ125の右側面図であり、(A)は第1状態が示されており、(B)は第2状態が示されている。 図9は、変形例2におけるインクタンク100及び液体センサ125の右側面図であり、(A)は第1状態が示されており、(B)は第2状態が示されている。 図10は、図1(A)のVIII-VIII断面を示す断面図である。 図11は、図1(B)のIX-IX断面を示す断面図である。 図12は、変形例5におけるインクタンク100の突出部167周辺を模式的に示す右側面図である。 図13は、変形例5におけるインクタンク100の突出部167周辺を模式的に示す右側面図である。 図14は、遮断部190を備えたインクタンク100の突出部167周辺を模式的に示す右側面図である。 図15は、液体センサ125を第1センサ位置P1から第2センサ位置P2へ移動させたときの液体センサ125の位置に対する出力信号のレベルを示したグラフであり、(A)には、液面が位置P6にある場合が示されており、(B)には、液面が位置P8にある場合が示されている。 図16は、インクタンク100の背面図であり、(A)には、4つのインクタンク100の各々に対応して液体センサ125が設けられた構成が示されており、(B)には、4つのインクタンク100に対応して上下方向7及び左右方向9に移動可能な1つの液体センサ125が設けられた構成が示されている。 図17は、回動部材150を備えたインクタンク100の断面図である。 図18は、変形例におけるインクタンク100の断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。換言すれば、向きは方向の一成分である。さらに、複合機10及び複合機10に据え付けられたインクタンク100が使用可能に水平面に設置された姿勢(使用姿勢)を基準として上下方向7が定義され、複合機10の開口13が設けられている面を前面として前後方向8が定義され、複合機10を前方から見て左右方向9が定義される。上下方向7、前後方向8、及び左右方向9は、互いに直交する。本実施形態では、使用姿勢において、上下方向7が鉛直方向に相当し、前後方向8及び左右方向9が水平方向に相当する。
[実施形態1]
以下に実施形態1が説明される。
[複合機10の全体構成]
図1に示されるように、複合機10(液体供給装置の一例)は、概ね直方体形状である。複合機10は、原稿に記録された画像を読み取るスキャナ部30を上部に有しており、インクジェット記録方式で用紙12(図2参照)に画像を記録するプリンタ部11を下部に有している。プリンタ部11は、前壁14Aに開口13が形成された筐体14を有している。
複合機10は、プリンタ部11の上部に操作部16を有している。操作部16は、画像表示可能な表示パネル28(報知部の一例)と、操作入力用の入力キー17とを有している。表示パネル28は、例えば液晶ディスプレイやタッチパネルである。表示パネル28がタッチパネルである場合、入力キー17は表示パネル28に表示されたタッチ可能なボタンであってもよい。
図2に示されるように、筐体14の内部には、給送部15と、給送トレイ20と、排出トレイ21と、搬送ローラ部54と、記録部24と、排出ローラ部55と、プラテン42と、インクタンク100と、液体センサ125(図4及び図5(B)参照、センサの一例)と、コントローラ130(図6参照)と、が配置されている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。
[給送トレイ20、排出トレイ21]
図1に示されるように、給送トレイ20は、開口13を通じて前後方向8に沿って複合機10に対して挿入及び脱抜される。開口13は、複合機10の前面で且つ左右方向9の中央部に位置する。図2に示されるように、給送トレイ20は、積層された複数の用紙12を支持可能である。図1及び図2に示されるように、排出トレイ21は、給送トレイ20の上方に配置されている。排出トレイ21は、排出ローラ部55によって記録部24とプラテン42との間から排出された用紙12を支持する。
[給送部15]
給送部15は、給送トレイ20に支持された用紙12を搬送経路65へ給送する。図2に示されるように、給送部15は、給送ローラ25と、給送アーム26と、軸27とを備える。
給送ローラ25は、給送アーム26の先端に回転可能に支持されている。給送アーム26は、プリンタ部11のフレーム(不図示)に支持された軸27に回動可能に支持されている。給送アーム26は、自重或いはバネ等による弾性力によって給送トレイ20に向かって回動付勢されている。これにより、給送ローラ25は、給送トレイ20または給送トレイ20に支持された用紙12に対して、当接及び離間が可能である。
給送ローラ25は、給送用モータ172(図6参照)の駆動力が伝達されて回転する。これにより、給送トレイ20に支持された用紙12のうち、給送ローラ25と当接している最上の用紙12が、搬送経路65へ給送される。
[搬送経路65]
図2に示されるように、搬送経路65は、その一部がプリンタ部11の内部において、所定間隔で対向する外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19によって形成される空間を指す。搬送経路65は、給送トレイ20の後端部から後方へ延びる経路である。搬送経路65は、プリンタ部11の後部において上方に延びつつ前方にUターンし、記録部24とプラテン42との間の空間を経て排出トレイ21に至る経路である。図2及び図3に示されるように、搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間における搬送経路65は、左右方向9における複合機10の概ね中央部に設けられており、且つ前後方向8に延びている。搬送経路65内における用紙12の搬送向き29は、図2において一点鎖線の矢印で示されている。
[搬送ローラ部54]
図2に示されるように、搬送ローラ部54は、搬送経路65に配置されている。搬送ローラ部54は、互いに対向する搬送ローラ60及びピンチローラ61を有する。搬送ローラ60は、搬送用モータ171(図6参照)によって駆動される。ピンチローラ61は、搬送ローラ60の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送用モータ171に駆動されて回転する搬送ローラ60及びピンチローラ61に挟持されて、搬送向き29に搬送される。
[排出ローラ部55]
図2に示されるように、排出ローラ部55は、搬送経路65における搬送ローラ部54より搬送向き29の下流に配置されている。排出ローラ部55は、互いに対向する排出ローラ62及び拍車63を有する。排出ローラ62は、搬送用モータ171(図6参照)によって駆動される。拍車63は、排出ローラ62の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送用モータ171に駆動されて回転する排出ローラ62及び拍車63に挟持されて、搬送向き29に搬送される。
[記録部24]
図2に示されるように、記録部24は、搬送経路65における搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間に配置されている。記録部24は、搬送経路65を挟んでプラテン42と上下方向7に対向配置されている。記録部24は、キャリッジ23と、記録ヘッド39とを備えている。
図3に示されるように、キャリッジ23は、前後方向8に離間する位置において各々が左右方向9に延設されたガイドレール43、44に支持されている。ガイドレール43、44は、プリンタ部11のフレームに支持されている。キャリッジ23は、ガイドレール44に設けられた公知のベルト機構に連結されている。ベルト機構は、キャリッジ駆動用モータ173(図6参照)によって駆動される。ベルト機構に連結されたキャリッジ23は、キャリッジ駆動用モータ173から駆動力を付与されるによって左右方向9に沿って往復移動する。キャリッジ23の移動範囲は、図3の一点鎖線で示されるように、搬送経路65より右方及び左方にまで及ぶ。
キャリッジ23からは、インクチューブ32とフレキシブルフラットケーブル33とが延出されている。
インクチューブ32は、インクタンク100及び記録ヘッド39を接続するものである。インクチューブ32は、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100M(これらを総称して、「インクタンク100」と表示することがある。)に貯留されたインク(液体の一例)を記録ヘッド39に供給する。インクタンク100は、液体貯留体の一例である。詳細には、各色(ブラック、マゼンタ、シアン、イエロー)のインクが流通する4本のインクチューブ32B、32Y、32C、32M(これらを総称して、「インクチューブ32」と表記することがある。)が、それぞれインクタンク100B、100Y、100C、100Mから延出され、これらが束ねられた状態でキャリッジ23と接続されている。
フレキシブルフラットケーブル33は、コントローラ130(図6参照)が実装された制御基板及び記録ヘッド39を電気的に接続するものである。フレキシブルフラットケーブル33は、コントローラ130から出力される制御信号を記録ヘッド39に伝達する。
図2に示されるように、キャリッジ23は、記録ヘッド39を搭載している。記録ヘッド39の下面には、複数のノズル40が配置されている。複数のノズル40の先端は、記録ヘッド39の下面から露出している。記録ヘッド39は、ノズル40からインクを微小なインク滴として吐出する。キャリッジ23が移動する過程において、プラテン42に支持されている用紙12に向けて記録ヘッド39がインク滴を吐出する。これにより、用紙12に画像が記録される。また、これにより、インクタンク100B、100Y、100C、100Mに貯留されたインクが消費される。
[プラテン42]
図2及び図3に示されるように、プラテン42は、搬送経路65における搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間に配置されている。プラテン42は、搬送経路65を挟んで記録部24と上下方向7に対向配置されている。プラテン42は、搬送ローラ部54によって搬送される用紙12を下方から支持する。
[カバー70]
図1(B)に示されるように、筐体14の前壁14Aの右部に、開口22が形成されている。図1(A)に示されるように、カバー70が、筐体14に、開口22を覆うようにして取り付けられている。カバー70は、開口22を閉塞する閉位置(図1(A)に示される位置)と、開口22を開放する開位置(図1(B)に示される位置)との間を回動可能である。本実施形態において、カバー70は、ユーザなどに把持されて回動されることによって開閉される。つまり、カバー70は、手動で開閉される。
図1(A)に示されるように、カバー70が閉位置のとき、インクタンク100の流入口112(図4参照)は、外部から閉塞されている。図1(B)に示されるように、カバー70が開位置のとき、インクタンク100の流入口112は、外部から露出されている。なお、図1(B)では、流入口112を塞ぐキャップ118が、流入口112に装着されている。図1(A)に示されるように、カバー70には、開口97が形成されている。筐体14の内部のうち開口22の後方に位置する部分には、空間が拡がっている。この空間に、インクタンク100が配置される。
[カバーセンサ126]
図6に示されるように、複合機10は、カバーセンサ126を備える。カバーセンサ126は、例えば筐体14の開口22の周縁部に配置されている。カバーセンサ126は、カバー70の位置を検知するものである。本実施形態において、カバーセンサ126はメカニカルスイッチである。カバーセンサ126は、閉位置のカバー70と当接することによってON状態となり、ハイレベル信号(第1信号の一例)をコントローラ130へ出力する。つまり、このとき、カバーセンサ126は、カバー70が閉位置であることを検知する。一方、カバーセンサ126は、カバー70が閉位置から回動して離れることによってOFF状態となり、ローレベル信号(第2信号の一例)をコントローラ130へ出力する。つまり、このとき、カバーセンサ126は、カバー70が開位置であることを検知する。
なお、カバーセンサ126は、ON状態でローレベル信号を出力し、OFF状態でハイレベル信号を出力するものであってもよい。また、カバーセンサ126として、メカニカルスイッチ以外に、公知の種々のセンサ(近接センサや光学センサなど)が採用可能である。
[インクタンク100]
図4に示されるインクタンク100は、プリンタ部11に設けられている。インクタンク100は、プリンタ部11が備える記録部24にインクを供給するものである。インクタンク100は、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mを備える。
各インクタンク100には、異なる色のインクが貯留される。具体的には、ブラックインクがインクタンク100Bに貯留され、イエローインクがインクタンク100Yに貯留され、シアンインクがインクタンク100Cに貯留され、マゼンタインクがインクタンク100Mに貯留される。但し、インクタンク100の数及びインクの色は上記の例に限定されない。
インクタンク100B、100Y、100C、100Mの各々の構成は、インクタンク100Bの左右方向9の長さが、他の3つのインクタンク100Y、100C、100Mの各々の左右方向9の長さよりも長いことを除いて、概ね同じ構成である。よって、以下では、インクタンク100Bの構成が説明され、他のインクタンク100Y、100C、100Mの構成の説明は省略される。
図5に示されるように、インクタンク100Bは、フレーム141と、フィルム142、143、139とを備える。
フレーム141は、前壁101と後壁110と上壁104と下壁105と内壁107とを備えている。
フィルム142はフレーム141の右側に形成された開口に貼り付けられている。フィルム143はフレーム141の左側に形成された開口に貼り付けられている。フィルム139は後述する突出部167に形成された開口に貼り付けられている。これにより、フレーム141とフィルム142、143、139とによって区画されたインク室111(貯留室の一例)が形成される。インク室111には、インクが貯留される。
なお、フィルム142、143、139の有無及び貼り付け位置は、図5に示される位置に限らない。例えば、図5では、フィルム142は、インクタンク100Bの右端の後部に貼り付けられており、インクタンク100Bの右端の前部はフレーム141の一部である右壁で構成されている。しかし、図5とは逆に、フィルム142は、インクタンク100Bの右端の前部に貼り付けられており、インクタンク100Bの右端の後部はフレーム141の一部である右壁で構成されていてもよい。また、例えば、インクタンク100Bは、フィルム143を備えていなくてもよい。この場合、フレーム141は、フィルム143の代わりに、インク室111の左端を区画する左壁を有する。
フレーム141は、インク室111内のインクがインクタンク100の外部から視認可能な程度の透光性を有する樹脂で一体形成されている。なお、フレーム141の一部(例えば、複合機10の外部に露出される前壁101、及び後述する液体センサ125からの光が通過する突出部167)のみが透光性を有する樹脂で形成されていてもよい。
フレーム141は、例えば、ポリプロピレンで形成されている。フレーム141は、例えば、樹脂材料の射出成形により一体成形されている。フレーム141の剛性は、フィルム142、143の剛性よりも高い。なお、フレーム141は、樹脂以外で構成されていてもよい。また、フレーム141は、複数の部材が組み合わされた構成であってもよい。
図1に示されるように、フレーム141の前壁101は、カバー70の開口97及び筐体14の開口22を介して、複合機10の外部に露出している。フレーム141の前壁101は、複合機10の前方から視認可能であり、ユーザはインク室111に貯留されたインクの残量を確認可能である。
図5に示されるように、前壁101は、立壁102と傾斜壁106とで構成されている。立壁102は、上下方向7及び左右方向9に拡がっている。傾斜壁106は、立壁102の上端及び上壁104の前端を連結する壁である。傾斜壁106は、上下方向7及び前後方向8に対して傾斜している。
インクタンク100Bは、インク室111へインクを注入するための流入口112を備えている。流入口112は、傾斜壁106に形成されている。流入口112は、傾斜壁106を厚み方向に貫通して、インク室111をインクタンク100Bの外部に連通させる。カバー70が開位置にされることによって流入口112が外部から露出された状態において、インクが貯留されたボトル(不図示)が、流入口112を介してインク室111に挿入される。これにより、ボトルに貯留されたインクが、インク室111に注入される。一方、カバー70が閉位置のときは流入口112が外部から閉塞されているため、流入口112からのインクの注入が規制される。
上壁104には、キャップ118(図1(B)参照)が取り付けられている。キャップ118は、流入口112に着脱可能である。キャップ118が流入口112に装着されることによって、流入口112が塞がれて、インク室111に貯留されたインクが流入口112から漏れ出ることが防止される。キャップ118が流入口112から外されることによって、流入口112からインク室111へのインクの注入が可能となる。
インクタンク100Bは、第1ライン146及び第2ライン147を備えている。第1ライン146及び第2ライン147は、立壁102に形成されている。
第1ライン146は、左右方向9に延びている。第1ライン146の上下方向7の位置は、貯留が許容される最大量のインクがインク室111に貯留されたときの、当該インクの液面と同じ高さである。ここで、貯留が許容される最大量は、当該最大量のインクがインク室111に貯留されたときに、インクの液面が流入口112並びに後述する大気連通孔113及び半透膜114よりも下方となる量である。本実施形態において、第1ライン146は、流入口112の少し下の位置にある。
第2ライン147は、左右方向9に延びている。第2ライン147は、第1ライン146よりも下方に位置している。第2ライン147の上下方向7の位置は、上記最大量よりも少ない量のインクがインク室111に貯留されたときの、当該インクの液面と同じ高さである。本実施形態において、第2ライン147の上下方向7の位置は、インクの補充が必要となる最小量のインクがインク室111に貯留されたときの、当該インクの液面と同じ高さである。本実施形態において、第2ライン147は、後述する流出口117より少し上の位置にある。
インクタンク100Bは、大気連通孔113を備えている。大気連通孔113は、上壁104に形成されている。大気連通孔113は、インクタンク100Bの外部の大気とインクタンク100Bの内部の大気連通路145とを連通する孔である。大気連通路145は、上壁104及び内壁107などによって区画される空間である。大気連通路145の一端は、大気連通孔113と連通している。大気連通路145の他端は、インク室111と連通している。つまり、インク室111は、大気連通路145及び大気連通孔113を介して大気に連通されている。大気連通路145には、半透膜114が貼り付けられている。半透膜114は、インクの通過を遮断し且つ気体の通過を許容する微小な孔を有する多孔質膜である。
インクタンク100Bは、インク室111に貯留されたインクが流出する流出口117を備えている。流出口117は、インク室111の右後端部の内壁107に形成された開口である。流出口117は、第2ライン147より下方にある。
インク室111は、流出口117からインク流出路116を介して供給口115と連通している。インク流出路116は、後壁110及び内壁107などによって区画される空間である。供給口115は、後壁110から後方へ突出した中空の突出部157の先端に形成された開口である。突出部157の先端には、インクチューブ32が接続されている(図3参照)。インク室111に貯留されたインクは、流出口117、インク流出路116、突出部157の内部空間、供給口115、及びインクチューブ32を介して記録ヘッド39に供給される。
インクタンク100Bのフレーム141は、後壁110から後方へ突出した突出部167を備えている。突出部167は、直方体形状である。突出部167は、後壁110の下端部から上端部に亘って上下方向7へ延びている。突出部167は、少なくとも左右方向9に対向する右壁167A及び左壁167Bが透光性を有する。右壁167A及び左壁167Bは、透光壁の一例である。右壁167A及び左壁167Bは、突出部167の内部空間を区画している。突出部167の後端(先端)には、開口が形成されている。当該開口に、フィルム139が貼り付けられている。これにより、突出部167の内部空間は、フィルム139によって閉じられている。突出部167の内部空間は、インク室111の一部を構成している。つまり、突出部167の内部空間とインク室111の他の部分との間において、インクが流通可能である。なお、本実施形態では、インクタンク100Y、100C、100Mは突出部167を有していないが、インクタンク100Y、100C、100Mは突出部167を有していてもよい。
[液体センサ125]
図4及び図5(B)に示されるように、プリンタ部11は、液体センサ125を備えている。プリンタ部11は、単一のインクタンク100に対応して単一の液体センサ125を備えている。
本実施形態では、プリンタ部11は、インクタンク100Bに対応して単一の液体センサ125を備えている一方、インクタンク100Y、100C、100Mに対応して液体センサ125を備えていない。
なお、各インクタンク100B、100Y、100C、100Mに対応して液体センサ125を備えているか否かは、本実施形態の構成に限らない。例えば、プリンタ部11は、インクタンク100B以外のインクタンク100(例えばインクタンク100Y)のみに対応して液体センサ125を備えていてもよい。また、例えば、プリンタ部11は、全てのインクタンク100B、100Y、100C、100Mの各々に対応して、単一の液体センサ125を備えていてもよいし(図16(A)参照)、一部のインクタンク100(例えば、インクタンク100Y、100C)に対応して液体センサ125を備えていてもよい。
図16(A)の構成の場合、複数のインクタンク100の各々について、インク室111内のインクの液面を検知することができる。
液体センサ125は、発光部125Aと受光部125Bとを備えている。発光部125A及び受光部125Bは、左右方向9において突出部167を挟んで配置されている。本実施形態では、発光部125Aは、突出部167の右方に位置し、受光部125Bは、突出部167の左方に位置している。つまり、発光部125Aは、右壁167Aと対向しており、受光部125Bは、左壁167Bと対向している。なお、本実施形態とは逆に、発光部125Aが、突出部167の左方に位置し、受光部125Bが、突出部167の右方に位置していてもよい。
発光部125Aは、受光部125Bへ向けて光を照射する。受光部125Bは、発光部125Aから照射された光を受光する。
発光部125Aは、波長の長さの異なる複数種類の光を照射可能である。発光部125Aが複数種類の光を照射可能とする構成は、公知の構成が採用される。例えば、コントローラ130から発光部125Aに印加される電圧を変えることによって、発光部125Aは複数種類の光を照射可能である。なお、上記の複数種類の光には、可視光が含まれていてもよい。また、発光部125Aは、特定の長さの波長の一種類の光のみを照射するものであってもよい。また、この場合に、当該一種類の光が可視光であってもよい。
発光部125Aが波長の長さの異なる複数種類の光を照射可能である場合、発光部125Aの光源が白色で発光し、受光部125Bの受光素子の前に色フィルタをつけることによって、インクタンク100の内部の物質の色を検知することができる。また、発光部125Aは、可視光と赤外光など複数の種類の光を照射することができる。また、所定の液体(インク)以外の液体を検知することができ、装置の故障を未然に防ぐことができる。
また、プリンタ部11が4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mのうちの2つ以上のインクタンク100の各々に対応して液体センサ125を備えている場合、各液体センサ125の発光部125Aが照射する光の波長は異なっていてもよい。例えば、プリンタ部11がインクタンク100B、100Yの各々に対応して液体センサ125を備えている場合、インクタンク100Bに対応して設けられた液体センサ125の発光部125Aが照射する光の波長は、インクタンク100Yに対応して設けられた液体センサ125の発光部125Aが照射する光の波長と異なっていてもよい。この場合、インクタンク100Bに対応して設けられた液体センサ125の発光部125Aは、ブラックのインクに適した波長の光を照射することが好ましく、インクタンク100Yに対応して設けられた液体センサ125の発光部125Aは、イエローのインクに適した波長の光を照射することが好ましい。
液体センサ125は、受光部125Bが受光した光の光量に応じたレベルの信号をコントローラ130(図6参照)へ出力する。本実施形態において、液体センサ125は、受光部125Bが受光した光の光量が多い程、高いレベルの信号をコントローラ130へ送り、受光部125Bが受光した光の光量が少ない程、低いレベルの信号をコントローラ130へ送る。
発光部125Aによって照射された光は、突出部167の右壁167Aを透過して突出部167の内部空間へ進入する。突出部167の透光状態は、突出部167の内部空間におけるインクの貯留の有無に応じて変化する。
例えば、突出部167の内部空間における発光部125A及び受光部125Bと同じ高さの位置(上下方向7の位置)にインクが貯留されている場合、発光部125Aから照射された光は、突出部167の内部空間に貯留されたインクに遮られて受光部125Bへ到達しないか、或いはインクにより光の強度が大きく減衰されて受光部125Bへ到達する。このとき、液体センサ125からコントローラ130へローレベル信号(第3信号の一例)が送られる。つまり、液体センサ125は、突出部167の内部空間における発光部125A及び受光部125Bと同じ高さの位置に貯留されたインクを検知したことに応じて、ローレベル信号を出力する。
一方、突出部167の内部空間における発光部125A及び受光部125Bと同じ高さの位置にインクが貯留されていない場合、発光部125Aから照射された光は、突出部167の内部空間に貯留されたインクに遮られることなく受光部125Bへ到達するか、或いは光の強度が小さく減衰されて受光部125Bへ到達する。このとき、液体センサ125からコントローラ130へハイレベル信号(第4信号の一例)が送られる。つまり、液体センサ125は、突出部167の内部空間における発光部125A及び受光部125Bと同じ高さの位置に貯留されたインクを検知しないことに応じて、ハイレベル信号を出力する。
以上のようにして、液体センサ125は、受光部125Bが受光した光の光量に基づいて、突出部167の内部空間における発光部125A及び受光部125Bと同じ高さの位置にインクが有るか無いかを検知する。
液体センサ125は、プリンタ部11のフレーム(不図示)などによって、上下動可能に支持されている。なお、液体センサ125が上下動可能に支持される構成は、ベルトを用いた構成などの公知の構成が採用される。これにより、液体センサ125は、図4及び図5(B)に実線で示される第1センサ位置と、図4及び図5(B)に破線で示される第2センサ位置とに移動可能である。液体センサ125が第1センサ位置にあるときのインクタンク100及び液体センサ125の状態が第1状態である。液体センサ125が第2センサ位置にあるときのインクタンク100及び液体センサ125の状態が第2状態である。つまり、インクタンク100及び液体センサ125は、第1状態及び第2状態に状態変化可能である。
液体センサ125が第1センサ位置の状態(第1状態)において、発光部125A及び受光部125Bの上下方向7の位置は、第2ライン147の上下方向7の位置と略同一(本実施形態では、第2ライン147の上下方向7の位置より僅かに下)である。これにより、第1センサ位置の液体センサ125は、上下方向7において第2ライン147と同じ位置の液面である第1液面位置のインクの有無を検知可能である。つまり、液体センサ125は、インクの液面が第1液面位置に到達したことを検知可能である。第1液面位置は、流出口117より上方にある。
第2センサ位置は、第1センサ位置より上方の位置である。液体センサ125が第2センサ位置の状態(第2状態)において、発光部125A及び受光部125Bの上下方向7の位置は、第1ライン146の上下方向7の位置と略同一(本実施形態では、第1ライン146の上下方向7の位置より僅かに下)である。これにより、第2センサ位置の液体センサ125は、上下方向7において第1ライン146と同じ位置(つまり第1液面位置より上方)の液面である第2液面位置のインクの有無を検知可能である。つまり、液体センサ125は、インクの液面が第2液面位置に到達したことを検知可能である。なお、液面が第2液面位置であるときのインク室111内のインクの量は、液面が第1液面位置であるときのインク室111内のインクの量よりも多い。
なお、第2液面位置は第2ライン147と異なる高さであってもよいし、第1液面位置は第1ライン146と異なる高さであってもよい。また、第1センサ位置及び第2センサ位置の位置は、上述したような位置に限らない。
液体センサ125は、公知のベルト機構に連結されている。ベルト機構はセンサ駆動用モータ174(モータの一例、図6参照)によって駆動される。ベルト機構に連結された液体センサ125は、センサ駆動用モータ174から駆動力を付与されることによって上下方向7に沿って移動する。
なお、液体センサ125が連結されているのはベルト機構に限らず、例えばギヤと連結されていてもよい。そして、当該ギヤがセンサ駆動用モータ174によって駆動されることで、液体センサ125が移動してもよい。
[ロータリーエンコーダ120]
図6に示されるように、センサ駆動用モータ174には、センサ駆動用モータ174の回転量を検出するロータリーエンコーダ120(エンコーダの一例)が設けられている。ロータリーエンコーダ129は、センサ駆動用モータ174の軸に設けられて当該軸と共に回転するエンコーダディスク(不図示)と光学センサ(不図示)とからなる。エンコーダディスクには、光が透過される透過部と光が透過されない非透過部とが円周方向に等ピッチで交互に配置されたパターンが形成されている。エンコーダディスクが回転すると、光学センサによって透過部と非透過部とが検出される毎にパルス信号が生成される。生成されたパルス信号は、コントローラ130(図6参照)に出力される。つまり、ロータリーエンコーダ120は、センサ駆動用モータ174の回転量が多い程、パルス数が多いパルス信号を出力する。すなわち、ロータリーエンコーダ120は、センサ駆動用モータ174の回転量に応じた信号を出力する。
[コントローラ130及びメモリ140]
図6を参照して、コントローラ130及びメモリ140の構成が説明される。コントローラ130は、複合機10の全体動作を制御するものである。コントローラ130は、CPU71及びASIC76を備えている。メモリ140は、ROM72、RAM73、及びEEPROM74を備えている。CPU71、ASIC76、ROM72、RAM73、及びEEPROM74は、内部バス75によって接続されている。
ROM72には、CPU71が各種動作を制御するためのプログラムなどが格納されている。RAM73は、CPU71が上記プログラムを実行する際に用いるデータや信号等を一時的に記録する記憶領域、或いはデータ処理の作業領域として使用される。EEPROM74は、不揮発性メモリであり、電源オフ後も保持すべき設定やフラグ等が格納される。
ASIC76には、搬送用モータ171、給送用モータ172、キャリッジ駆動用モータ173、及びセンサ駆動用モータ174が接続されている。また、ASIC76には、各モータを制御する駆動回路(不図示)が組み込まれている。CPU71から所定のモータに応じた駆動回路に各モータを回転させるための駆動信号が入力されると、駆動信号に応じた駆動電流が駆動回路から対応するモータへ出力される。これにより、対応するモータが回転する。つまり、コントローラ130は、各モータ171、172、173、174を制御する。
ASIC76は、所定のPWM信号を液体センサ125へ送信する。液体センサ125が受け取ったPWM信号に基づく光量の光が、発光部125Aから照射される。受光部125Bは、発光部125Aから照射された光を受光して、受光した光の光量に応じた信号をASIC76へ送信する。コントローラ130は、液体センサ125から受け取った信号のレベルに応じて、突出部167の内部空間における発光部125A及び受光部125Bと同じ高さの位置にインクが貯留されているか否かを判定する。
具体的には、コントローラ130は、液体センサ125から受け取った信号がローレベル信号(詳細には、ROM72などに記憶された閾値より小さなレベルの信号)である場合に、突出部167の内部空間における発光部125A及び受光部125Bと同じ高さの位置にインクが貯留されていると判定する。一方、コントローラ130は、液体センサ125から受け取った信号がハイレベル信号(詳細には、上記閾値より大きなレベルの信号)である場合に、突出部167の内部空間における発光部125A及び受光部125Bと同じ高さの位置にインクが貯留されていないと判定する。
ASIC76には、ロータリーエンコーダ120が接続されている。コントローラ130は、ロータリーエンコーダ120から受け取ったパルス信号に基づいて、センサ駆動用モータ174の回転量を決定する。コントローラ130は、移動前の液体センサ125の位置と、算出したセンサ駆動用モータ174の回転量とに基づいて、移動後の液体センサ125の位置を決定する。これにより、コントローラ130は、液体センサ125が移動可能な何れの位置にいたとしても、液体センサ125の位置を把握することができる。移動前の液体センサ125の位置は、RAM73などに記憶されており、コントローラ130は、決定された移動後の液体センサ125の位置を、移動前の液体センサ125の位置と置換してRAM73などに記憶する。
なお、本実施形態において、液体センサ125の移動範囲は、不図示のストッパなどによって第1センサ位置を下限とされており第2センサ位置を上限とされている。そして、第1センサ位置及び第2センサ位置の座標は、基準位置としてROM72またはEEPROM74に記憶されている。
なお、センサ駆動用モータ174がステッピングモータである場合、ロータリーエンコーダ120が設けられていなくても、コントローラ130は、センサ駆動用モータ174の回転量を決定することができる。つまり、ロータリーエンコーダ120の有無は任意である。
ASIC76には、カバーセンサ126から出力されるハイレベル信号またはローレベル信号が入力される。コントローラ130は、カバーセンサ126から入力された信号がハイレベルの場合、カバー70が閉位置であると判定する。コントローラ130は、カバーセンサ126から入力された信号がローレベルの場合、カバー70が開位置であると判定する。
ASIC76には、表示パネル28が接続されている。コントローラ130は、表示パネル28に各種情報を表示させる。
例えば、コントローラ130は、判定されたインクの残量状態に関する情報を、ASIC76から操作部16に出力する。操作部16は、当該情報に基づくメッセージ、例えばインクの残量が残り少ない旨のメッセージを表示パネル28に表示する。
ASIC76には、記録ヘッド39が接続されている。記録ヘッド39は、不図示のドライブ回路を介してコントローラ130により給電されることで動作する。コントローラ130は、記録ヘッド39への給電を制御し、複数のノズル40から選択的にインク滴を吐出させる。
ASIC76には、入力キー17から種々の信号が入力される。コントローラ130は、入力キー17から入力された信号の種類に基づいた処理を実行する。例えば、入力キー17から入力された信号が用紙12への印刷指示であった場合、コントローラ130は、最初に、給送用モータ172を駆動させることによって給送ローラ25に用紙12を給送させて、その後、搬送用モータ171を駆動させることによる用紙12の搬送や、記録ヘッド39を制御することによる用紙12へのインク滴の吐出などを実行する。
[液体センサ125の移動処理]
以下、図7のフローチャートを参照しつつ、液体センサ125の移動処理が説明される。なお、初期状態において、インクタンク100及び液体センサ125は、第1状態である。つまり、液体センサ125は、第1センサ位置(図4及び図5(B)に実線で示される位置)にある。また、カバー70は閉位置(図1(A)に示される位置)にある。
コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号のレベルに基づいて、カバー70が開かれたか否か(閉位置から開位置へ移動したか否か)を判定する(S10)。
ステップS10において、コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号がハイレベルの場合、カバー70が開かれていない(閉位置である)と判定する(S10:No)。
このとき、コントローラ130は、記録ヘッド39によるインクの消費によって、インクタンク100のインク室111へのインク補充が必要か否かの判定を実行する。具体的には、コントローラ130は、液体センサ125から受け取った信号を参照する(S110)。
液体センサ125から受け取った信号がハイレベルである場合、コントローラ130は、第1センサ位置の液体センサ125の発光部125A及び受光部125Bと同じ高さの位置(第2ライン147と同じ高さの位置)にインクがないと判定する(S110:Yes)。つまり、コントローラ130は、記録ヘッド39によるインクの消費による液面の下降によって、第2ライン147の高さ以下の位置に液面が到達したと判定する。このとき、コントローラ130は、インク室111へのインクの補充が必要である旨の報知を行う(S120)。報知方法としては、例えば、当該旨のメッセージを表示パネル28に表示させる。但し、当該報知を実行するもの、つまり報知部は、表示パネル28に限定されず、例えばスピーカ、LEDランプ、或いはこれらの組み合わせでもよい。ステップS120の後、コントローラ130は、ステップS10の処理を再び実行する。
液体センサ125から受け取った信号がローレベルである場合、コントローラ130は、第2ライン147と同じ高さの位置にインクがあると判定する。つまり、コントローラ130は、記録ヘッド39によるインクの消費による液面の下降によって、第2ライン147の高さの位置に液面が到達していないと判定する。このとき、コントローラ130は、インク室111へのインクの補充が必要でないと判定する(S110:No)。そのため、上記報知が実行されることなく、コントローラ130は、ステップS10の処理を再び実行する。
ステップS110における第1センサ位置の液体センサ125が出力する信号の参照は、所定のサンプリングタイム(第1サンプリングタイム)毎に実行される。例えば、第1サンプリングタイムは、ある印刷指示に基づく用紙12への印刷の完了から、当該ある印刷指示の次の印刷指示に基づく用紙12への印刷完了までの時間に設定されてもよい。また、例えば、第1サンプリングタイムは、ある印刷指示に基づくある用紙12への印刷完了から、当該ある用紙12の次の用紙12への印刷完了までの時間に設定されてもよい。なお、本実施形態において、当該参照は、印刷の非実行時には実行されない。
ステップS10において、コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号がローレベルの場合、カバー70が開かれた(閉位置から開位置へ移動した)と判定する(S10:Yes)。
このとき、コントローラ130は、センサ駆動用モータ174を駆動して、液体センサ125を第1センサ位置から第2センサ位置へ移動させる。つまり、コントローラ130は、インクタンク100及び液体センサ125を、第1状態から第2状態へ状態変化させる(S20)。
コントローラ130は、液体センサ125の第1センサ位置から第2センサ位置への移動の間、所定のサンプリングタイム(第2サンプリングタイム)毎に、液体センサ125から受け取った信号を参照する。なお、第2サンプリングタイムは、第1サンプリングタイムより短い時間に設定されている。
コントローラ130は、液体センサ125の第1センサ位置から第2センサ位置への移動の間に、液体センサ125から受け取った信号がローレベルからハイレベルに替わったときの液体センサ125の上下方向7の位置(詳細には、液体センサ125の発光部125A及び受光部125Bの上下方向7の位置)をRAM73などに記憶する。コントローラ130は、この液体センサ125の上下方向7の位置をインク室111に貯留されたインクの液面の上下方向7の位置であると判定する。なお、液体センサ125の位置は、第1センサ位置からのセンサ駆動用モータ174の回転量に基づいて決定される。ここで、センサ駆動用モータ174の回転量は、ロータリーエンコーダ120から受け取ったパルス信号に基づいて決定される。
次に、コントローラ130は、決定した液体センサ125の上下方向7の位置に基づいて、インク室111に貯留されたインク量を決定する(S30)。インク量の決定は、公知の手段によって行われる。例えば、液体センサ125の上下方向7の各位置と、当該各位置に対応したインク量とで構成されたテーブルデータが、ROM72やEEPROM74に記憶されており、コントローラ130は、当該テーブルデータを参照することで、液体センサ125の上下方向7の位置に基づいて、インク室111に貯留されたインク量を決定してもよい。また、例えば、インク室111の各部寸法がROM72やEEPROM74に記憶されており、コントローラ130は、液体センサ125の上下方向7の位置と、インク室111の各部寸法とに基づいて、インク室111に貯留されたインク量を算出してもよい。コントローラ130は、決定されたインク量を、RAM73などに記憶する。
次に、コントローラ130は、インクタンク100のインク室111に貯留が許容される最大量のインクがインク室111に貯留されているか否か(インクフルであるか否か)を判定する。具体的には、コントローラ130は、所定のサンプリングタイム(第3サンプリングタイム)毎に、第2センサ位置の液体センサ125から受け取った信号を参照する(S40)。なお、インク室111に貯留されるインク量は、流入口112から新たなインクが注入されることによって増加する。また、第3サンプリングタイムは、第1サンプリングタイムより短い時間に設定されている。
第2センサ位置の液体センサ125から受け取った信号がハイレベルである場合、コントローラ130は、第2センサ位置の液体センサ125の発光部125A及び受光部125Bと同じ高さの位置(第1ライン146と同じ高さの位置)にインクがないと判定する(S40:No)。つまり、コントローラ130は、流入口112からのインクの注入による液面の上昇によって、第1ライン146の高さの位置に液面が到達していないと判定する。このとき、コントローラ130は、以下で説明する報知(S50)を実行することなく、ステップS60の処理を実行する。
一方、第2センサ位置の液体センサ125から受け取った信号がローレベルである場合、コントローラ130は、第1ライン146と同じ高さの位置にインクがある、つまりインクフルであると判定する(S40:Yes)。つまり、コントローラ130は、流入口112からのインクの注入による液面の上昇によって、第1ライン146の高さ以上の位置に液面が到達したと判定する。この場合、コントローラ130は、インク室111に貯留が許容される最大量のインクが貯留されているため、これ以上のインクの注入を停止するべきである旨の報知を行う(S50)。報知方法としては、上述したステップS120の報知(インク室111へのインクの補充が必要である旨の報知)と同様である。その後、コントローラ130は、ステップS60の処理を実行する。
次に、コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号のレベルに基づいて、カバー70が閉じられたか否か(開位置から閉位置へ移動したか否か)を判定する(S60)。
ステップS60において、コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号がローレベルの場合、カバー70が閉じられていない(開位置である)と判定する(S60:No)。このとき、カバー70が閉じられるまで(S60:Yes)、ステップS40の処理(場合によってはステップS40、S50の処理)が繰り返される。
一方、ステップS60において、コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号がハイレベルの場合、カバー70が閉じられた(開位置から閉位置へ移動した)と判定する(S60:Yes)。
このとき、コントローラ130は、センサ駆動用モータ174を駆動して、液体センサ125を第2センサ位置から第1センサ位置へ移動させる。つまり、コントローラ130は、インクタンク100及び液体センサ125を、第2状態から第1状態へ状態変化させる(S70)。
コントローラ130は、液体センサ125の第2センサ位置から第1センサ位置への移動の間、所定のサンプリングタイム(第4サンプリングタイム)毎に、液体センサ125から受け取った信号を参照する。なお、第4サンプリングタイムは、第1サンプリングタイムより短い時間に設定されている。本実施形態において、第4サンプリングタイムは、第2サンプリングタイムと同じ時間に設定されている。
コントローラ130は、液体センサ125の第2センサ位置から第1センサ位置への移動の間に、液体センサ125から受け取った信号がハイレベルからローレベルに替わったときの液体センサ125の上下方向7の位置(詳細には、液体センサ125の発光部125A及び受光部125Bの上下方向7の位置)をRAM73などに記憶する。
なお、液体センサ125の第2センサ位置から第1センサ位置への移動の間、液体センサ125から受け取った信号がずっとローレベルである場合、コントローラ130は第2センサ位置をRAM73などに記憶し、液体センサ125から受け取った信号がずっとハイレベルである場合、コントローラ130は第1センサ位置をRAM73などに記憶する。
コントローラ130は、RAM73などに記憶した液体センサ125の上下方向7の位置をインク室111に貯留されたインクの液面の上下方向7の位置であると判定する。なお、液体センサ125の位置は、第2センサ位置からのセンサ駆動用モータ174の回転量に基づいて決定される。
次に、コントローラ130は、決定した液体センサ125の上下方向7の位置に基づいて、インク室111に貯留されたインク量を決定する(S80)。インク量の決定は、ステップS30と同様の手段によって行われる。コントローラ130は、決定されたインク量を、RAM73などに記憶する。
次に、コントローラ130は、ステップS30において決定されたインク量と、ステップS80において決定されたインク量とを比較する(S90)。
ステップS80において決定されたインク量がステップS30において決定されたインク量より多い場合(S90:No)、コントローラ130は、カバー70が開位置の間に、流入口112からインク室111へインクが注入されたと判定し、一連の処理を終了する。
一方、ステップS80において決定されたインク量がステップS30において決定されたインク量より少ない場合(S90:Yes)、コントローラ130は、カバー70が開位置の間に、インク室111に貯留されたインクが流入口112から抜き取られたと判定する。この場合、コントローラ130は、カバー70が開位置の間に、インク室111に貯留されたインクが流入口112から抜き取られた旨の報知を行う(S100)。報知方法は、上述したステップS120の報知(インク室111へのインクの補充が必要である旨の報知)と同様である。
つまり、コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号がローレベルからハイレベルに替わった後、つまりステップS60の後であるステップS70における液体センサ125の移動時に、液体センサ125が出力する信号がハイレベルからローレベルへ切り替わったときの液体センサ125の上下方向7の位置が、カバーセンサ126から受け取った信号がローレベルからハイレベルに替わる前、つまりステップS60の前であるステップS20における液体センサ125の移動時に、液体センサ125が出力する信号がローレベルからハイレベルへ切り替わったときの液体センサ125の位置より下方であることを条件として(S90:Yes)、上記の報知を実行する(S100)。
ステップS100の後、コントローラ130は、一連の処理を終了する。
[実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、インクタンク100及び液体センサ125が第1状態及び第2状態に状態変化することによって、単一の液体センサ125が、少なくとも2箇所以上の液面位置(第1液面位置及び第2液面位置)を検知可能である。詳細には、単一の液体センサ125が、第2液面位置を検知することによってインク室111内のインクが多くなったことを検知可能であり、第1液面位置を検知することによって、インク室111内のインクが少なくなったことを検知可能である。
また、本実施形態によれば、液体センサ125が移動する。通常、液体センサ125はインクタンク100より小さいため、移動が容易である。
また、本実施形態によれば、流入口112からインク室111へインクが流入可能な状況と、流入口112からインク室111へインクが流入不可能な状況とを、カバー70の位置によって区別することができる。
また、本実施形態によれば、流入口112からインク室111へインクが流入不可能な状況、例えばインク室111内のインクが流出口117から流出されることで消費される状況では、インクタンク100及び液体センサ125は第1状態である。これにより、インクが消費されることで液面が第1液面位置に到達したことを、液体センサ125によって検知することができる。
また、本実施形態によれば、流入口112からインク室111へインクが流入可能な状況では、インクタンク100及び液体センサ125は第2状態である。これにより、流入口112からインクが流入することで液面が第2液面位置に到達したことを、液体センサ125によって検知することができる。
また、本実施形態によれば、コントローラ130がセンサ駆動用モータ174の回転量によって液体センサ125の位置を把握することができる。
また、本実施形態によれば、ロータリーエンコーダ73によって、センサ駆動用モータ174の回転量を精度良く決定できる。
また、コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号がローレベルからハイレベルに替わった(カバー70が開位置から閉位置に移動した)とき、流入口112からインク室111へのインクの流入が完了したと判定することができる。また、コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号がローレベルからハイレベルに替わる前(カバーが開位置から閉位置に移動する前)には、流入口112からインク室111へのインクの流入が完了していないと判定することができる。本実施形態によれば、インク室111へのインクの流入が完了したと判定したときのインク室111に貯留されたインクの液面が、インク室111へのインクの流入が完了する前のときのインク室111に貯留されたインクの液面より低いとき(S90:Yes)、コントローラ130は、インク室111へインクが流入されたのではなくてインク室111からインクが抜き取られたと判定して、液晶パネルによる報知を実行する(S100)。これにより、インク室111からインクが抜き取られた旨をユーザなどに報知することができる。
また、本実施形態によれば、インク室111に貯留されたインクの液面が第2液面位置となったことをユーザなどに報知することができる(S50)。
また、本実施形態によれば、液体センサ125の位置に基づいてインク室111内のインク量が算出されるため(S30、S80)、算出されたインク量と実際にインク室111に貯留されているインク量との誤差を少なくすることができる。
また、本実施形態によれば、第2サンプリングタイム、第3サンプリングタイム、及び第4サンプリングタイム(インク注入時のサンプリングタイム)の各々は、第1サンプリングタイム(インク消費時のサンプリングタイム)より短い。そのため、インク注入時のようなインク室111内のインク量の単位時間当たりの増加量が多い場合であっても、インク室111内のインク量が増えて第2液面位置などの位置に到達したことの検知を確実に行うことができる。
また、インク室111内のインクの液面が流出口117の上端よりも下方になると、流出口117から空気が流出する。本実施形態によれば、第1液面位置が流出口117より上方に位置しているため、インク室111内のインクの液面が流出口117の上端よりも下方になる前に、液体センサ125による第1液面位置の検知が可能である。
[変形例1]
上記実施形態では、インクタンク100及び液体センサ125は、液体センサ125が移動することで液体センサ125がインクタンク100に対して相対的に移動することによって、第1状態及び第2状態に状態変化した。しかし、インクタンク100及び液体センサ125は、インクタンク100が移動することで液体センサ125がインクタンクに対して相対的に移動することによって、図8(A)に示される第1状態、図8(B)に示される第2状態に状態変化してもよい。
この場合、例えば、液体センサ125がプリンタ部11のフレーム(不図示)などに固定されており、インクタンク100が当該フレームなどによって上下動可能に支持されている。なお、インクタンク100が上下動可能に支持される構成は、ベルトを用いた構成などの公知の構成が採用される。また、インクタンク100は、モータなどから駆動力を付与されることによって移動する。これにより、インクタンク100は、図8(A)に示される第1位置と、図8(B)に示される第2位置とに移動可能である。第2位置のインクタンク100は、第1位置のインクタンク100より下方に位置する。これにより、図8(A)における液体センサ125のインクタンク100に対する位置は、図8(B)における液体センサ125のインクタンク100に対する位置より下方となる。
ここで、図8(A)における液体センサ125のインクタンク100に対する位置は、上記実施形態の第1センサ位置と同様の位置であり、図8(B)における液体センサ125のインクタンク100に対する位置は、上記実施形態の第2センサ位置と同様の位置である。よって、変形例1において、液体センサ125は、第1センサ位置と第2センサ位置との間を、インクタンク100に対して相対的に移動可能である。
変形例1によれば、インクタンク100が液体センサ125に対して移動することによって、単一の液体センサ125が、少なくとも2箇所以上の液面位置(第1液面位置及び第2液面位置)を検知可能である。
[変形例2]
上記実施形態及び変形例1では、インクタンク100及び液体センサ125は、その一方が他方に対して相対的に移動することによって、第1状態及び第2状態に状態変化した。しかし、インクタンク100及び液体センサ125は、インクタンク100及び液体センサ125が互いの相対的な位置を変化させることなく移動することによって、図9(A)に示される第1状態、及び図9(B)に示される第2状態に状態変化してもよい。
この場合、例えば、液体センサ125がインクタンク100に固定されており、インクタンク100がプリンタ部11のフレーム(不図示)などによって、回動可能に支持されている。なお、インクタンク100が当該フレームなどによって回動可能に支持される構成は、ヒンジを用いた構成などの公知の構成が採用される。また、インクタンク100は、モータなどから駆動力を付与されることによって移動する。これにより、インクタンク100及び液体センサ125は、図9(A)に示される第1回動位置と、図9(B)に示される第2回動位置とに、矢印121の方向に沿って回動可能である。
インクタンク100及び液体センサ125が第1回動位置のときのインクタンク100の姿勢(第1姿勢)は、上記実施形態における図4及び図5などに示された姿勢(使用姿勢)である。インクタンク100及び液体センサ125が第2回動位置のときのインクタンク100の姿勢(第2姿勢)は、その後部が第1姿勢のときよりも上方に位置する姿勢である。以上より、インクタンク100は、第1状態において第1姿勢をとり、第2状態において第2姿勢をとる。
図9(A)に示されるように、インクタンク100及び液体センサ125が第1回動位置である状態において、インクが貯留されていないインクタンク100に流入口112からインクが注入される場合、インクの液面が液面位置LS1に到達すると、液体センサ125が出力する信号がハイレベルからローレベルに変わり、当該液面を検知する。
一方、図9(B)に示されるように、インクタンク100及び液体センサ125が第2回動位置である状態において、インクが貯留されていないインクタンク100に流入口112からインクが注入される場合、インクの液面が液面位置LS2に到達すると、液体センサ125が出力する信号がハイレベルからローレベルに変わり、当該液面を検知する。液面位置LS2は、液面位置LS1より高位置である。
ここで、液面位置LS1が上記実施形態における第1液面位置と同位置となり、液面位置LS2が上記実施形態における第2液面位置と同位置となるように、インクタンク100の形状や、液体センサ125のインクタンク100への取付位置を決定することによって、液体センサ125は、インクタンク100が第1姿勢のときに第1液面位置にインクの液面が到達したことを検知可能となり、インクタンク100が第2姿勢のときに第2液面位置にインクの液面が到達したことを検知可能となる。
なお、液体センサ125は、インクタンク100に固定されていなくてもよい。この場合、例えば、液体センサ125は、プリンタ部11のフレーム(不図示)などによって、移動可能に支持される。そして、液体センサ125は、インクタンク100の回動に伴って、インクタンク100に対する相対的な位置を変化させることなく移動する。
変形例2によれば、インクタンク100が姿勢を変えることによって、液体センサ125のインクタンク100に対する位置を変えることなく、単一の液体センサ125が、少なくとも2箇所以上の液面位置(第1液面位置及び第2液面位置)を検知可能である。すなわち、上記実施形態、変形例1、及び変形例2によれば、インクタンク100または液体センサ125の少なくともどちらか一方が移動できれば、単一の液体センサ125が、少なくとも2箇所以上の液面位置(第1液面位置及び第2液面位置)を検知可能である。
[変形例3]
上記実施形態及び変形例1、2では、コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号に基づいて、インクタンク100及び液体センサ125を第1状態及び第2状態に状態変化させていた(S10:Yes、S20、S60:Yes、S70)。つまり、カバーセンサ126から受け取った信号が、外部から受け取った信号に相当していた。しかし、コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号以外の信号に基づいて、インクタンク100及び液体センサ125を状態変化させてもよい。
例えば、コントローラ130は、操作部16の入力キー17から受け取った信号に基づいて、インクタンク100及び液体センサ125を状態変化させてもよい。つまり、操作部16から受け取った信号が、外部から受け取った信号に相当していてもよい。
以下に詳述する。操作される複数の入力キー17の各々に応じた種々の信号が、ASIC76へ送られる。
この種々の信号のうちの一つが信号S1(第1信号の一例)である。信号S1は、複数の入力キー17のうち所定の入力キー17の操作(第1操作の一例)によって、コントローラ130へ出力される。信号S1は、インクタンク100及び液体センサ125を第1状態に状態変化させることをコントローラ130へ要請する信号である。信号S1を受け取ったコントローラ130は、インクタンク100または液体センサ125の少なくとも一方を移動させることによって、インクタンク100及び液体センサ125を第1状態に状態変化させる。
種々の信号のうちの他の一つが信号S2(第2信号の一例)である。信号S2は、複数の入力キー17のうち上記の所定の入力キー17以外の入力キー17の操作(第2操作の一例)によって、コントローラ130へ出力される。信号S2は、インクタンク100及び液体センサ125を第2状態に状態変化させることをコントローラ130へ要請する信号である。信号S1を受け取ったコントローラ130は、インクタンク100または液体センサ125の少なくとも一方を移動させることによって、インクタンク100及び液体センサ125を第2状態に状態変化させる。
変形例3では、図7のフローチャートのステップS10、S60において、上記実施形態とは異なる処理が実行される。つまり、ステップS10において、コントローラ130は、操作部16の入力キー17から受け取った信号を参照する。そして、当該信号が信号S2である場合にステップS20が実行され、当該信号が信号S2以外である場合にステップS110が実行される。また、ステップS60において、コントローラ130は、操作部16の入力キー17から受け取った信号を参照する。そして、当該信号が信号S1である場合にステップS70が実行され、当該信号が信号S1以外である場合にステップS40が実行される。
また、例えば、キャップ118が流入口112へ装着されているか否かに応じて異なる信号を出力するセンサが設けられていてもよい。この場合、コントローラ130は、キャップ118が流入口112から外された旨の信号を当該センサから受け取った場合に、インクタンク100及び液体センサ125を第2状態に状態変化させ、キャップ118が流入口112に装着された旨の信号を当該センサから受け取った場合に、インクタンク100及び液体センサ125を第1状態に状態変化させてもよい。
[変形例4]
上記実施形態及び変形例1~3では、カバー70は、手動で開閉されていた。しかし、カバー70は、自動で開閉されてもよい。
例えば、上記実施形態及び変形例1~3において、複合機10は、カバー70に駆動力を付与するカバー駆動用モータ(不図示)を備えていてもよい。この場合、カバー70は、カバー駆動力モータから駆動力を付与されることによって、開位置及び閉位置に移動する。なお、カバー駆動力モータの駆動は、例えば、上記実施形態における液体センサ125の移動と同様の手段で実行される。つまり、カバー駆動力モータの駆動は、コントローラ130が操作部16の入力キー17から所定の信号を受け取った場合に、コントローラ130によって実行される。
また、例えば、複合機10は、図10及び図11に示される連動機構180を備えていてもよい。連動機構180は、液体センサ125の第1センサ位置から第2センサ位置への移動とカバー70の閉位置から開位置への移動とを連動させ、液体センサ125の第2センサ位置から第1センサ位置への移動とカバー70の開位置から閉位置への移動とを連動させるものである。
図8及び図9に示されるように、連動機構180は、ギヤ181、182、プーリ183、184、185、186、及びベルト187、188とを備えている。なお、連動機構180の具体的な構成は、以下で説明されるものに限らず、公知の種々の構成が採用可能である。
プーリ183は、第1センサ位置の液体センサ125より後方且つ下方に位置している。プーリ184は、第2センサ位置の液体センサ125より後方且つ上方に位置している。ベルト187は、無端環状であり、プーリ183、184に架け渡されている。ベルト187は、液体センサ125と連結されている。ギヤ181は、プーリ183と同軸でありプーリ183と一体回転する。ギヤ181は、センサ駆動用モータ174と直接的または間接的に連結されており、センサ駆動用モータ174の駆動によって回転する。
ギヤ182は、ギヤ181と噛合している。プーリ185は、ギヤ182と同軸でありギヤ182と一体回転する。プーリ186は、カバー70の下部に位置している。プーリ186は、カバー70の回動軸(不図示)と同軸である。プーリ186が回転すると、カバー70が回動する。ベルト188は、無端環状であり、プーリ185、186に架け渡されている。
図8に示される状態のときに、ステップS20(図7参照)において、コントローラ130が液体センサ125を第2センサ位置へ移動させるべくセンサ駆動用モータ174を駆動させると、ギヤ181は、図8における時計回りに回転する。これにより、プーリ183が図8における時計回りに回転するため、ベルト187が図8における時計回りに移動する。その結果、液体センサ125は第1センサ位置から第2センサ位置へ向けて上方へ移動する。なお、このとき、プーリ184は、プーリ183と同様に、図8における時計回りに回転している。
また、ギヤ181の図8における時計回りの回転により、ギヤ182は、図8における反時計回りに回転する。これにより、プーリ185が図8における反時計回りに回転するため、ベルト188が図8における反時計回りに移動する。その結果、プーリ186が図8における反時計回りに回転するため、カバー70は閉位置から開位置へ向けて図8における反時計回りに回動する。以上より、連動機構180は、液体センサ125の第1センサ位置から第2センサ位置への移動に連動して、カバー70を閉位置から開位置へ移動させる。その結果、図8に示される状態から、図9に示される状態へ状態遷移する。
図9に示される状態のときに、ステップS70(図7参照)において、コントローラ130が液体センサ125を第1センサ位置へ移動させるべくセンサ駆動用モータ174を駆動させると、ギヤ181は、図9における反時計回りに回転する。これにより、プーリ183が図9における反時計回りに回転するため、ベルト187が図9における反時計回りに移動する。その結果、液体センサ125は第2センサ位置から第1ンサ位置へ向けて下方へ移動する。なお、このとき、プーリ184は、プーリ183と同様に、図9における反時計回りに回転している。
また、ギヤ181の図9における反時計回りの回転により、ギヤ182は、図9における時計回りに回転する。これにより、プーリ185が図9における時計回りに回転するため、ベルト188が図9における時計回りに移動する。その結果、プーリ186が図9における時計回りに回転するため、カバー70は開位置から閉位置へ向けて図9における時計回りに回動する。以上より、連動機構180は、液体センサ125の第2センサ位置から第1センサ位置への移動に連動して、カバー70を開位置から閉位置へ移動させる。その結果、図9に示される状態から、図8に示される状態へ状態遷移する。
なお、図10及び図11に示される連動機構180は、液体センサ125の移動とカバー70の移動とを連動させるものであったが、連動機構180は、インクタンク100の移動とカバー70の移動とを連動させるものであってもよい。つまり、連動機構180は、変形例1や変形例2にも適用可能である。すなわち、連動機構180は、インクタンク100及び液体センサ125の状態変化とカバー70の移動とを連動させるものである。
変形例4によれば、連動機構180によって、インクタンク100及び液体センサ125の状態変化に応じてカバー70を移動させることができる。
[変形例5]
上記実施形態及び変形例1では、コントローラ130は、カバーセンサ126から受け取った信号がローレベルの場合、カバー70が開かれたと判定して(S10:Yes)、液体センサ125を第1センサ位置から第2センサ位置へインクタンク100に対して相対的に移動させていた(S20)。
しかし、コントローラ130は、カバー70が開かれたと判定した場合に(S10:Yes)、液体センサ125を、第1センサ位置(所定位置の一例)と第2センサ位置との間を、インクタンク100に対して相対的に往復動させてもよい。
液体センサ125が第1センサ位置と第2センサ位置との間をインクタンク100に対して相対的に往復動している状態で、インクが流入口112からインク室111へ注入されると、コントローラ130は、インク室111に貯留されたインクの液面が段階的に高くなっていることを判定することができる。
以下に、インクタンク100がプリンタ部11に対して固定されており、液体センサ125が上下動可能である構成(上記実施形態の構成)の場合の動作を、図12を参照しつつ詳述する。図12(A)に示されるように、コントローラ130は、液体センサ125が第1センサ位置P1から第2センサ位置P2へ移動している間に、液体センサ125から受け取った信号がローレベルからハイレベルに替わったときの液体センサ125の上下方向7の位置P3を、その時点(第1時点)でのインクの液面位置であると判定する。
その後、図12(B)に示されるように、コントローラ130は、液体センサ125が第2センサ位置へ到達して第2センサ位置P2から第1センサ位置P1へ移動している間に、液体センサ125から受け取った信号がハイレベルからローレベルに替わったときの液体センサ125の上下方向7の位置P4を、その時点(第2時点)でのインクの液面位置であると判定する。インクがインク室111へ注入されている場合、第2時点での液面位置P4は、第1時点での液面位置P3より高位置となる。
その後、図12(C)に示されるように、コントローラ130は、液体センサ125が第1センサ位置P1へ到達して、再び第1センサ位置P1から第2センサ位置P2へ移動している間に、液体センサ125から受け取った信号がローレベルからハイレベルに替わったときの液体センサ125の上下方向7の位置P5を、その時点(第3時点)でのインクの液面位置であると判定する。インクがインク室111へ注入されている場合、第3時点での液面位置P5は、第2時点での液面位置P4より高位置となる。
以下、上記と同様にして、コントローラ130は、往復動している液体センサ125から受け取った信号のレベルが替わる時点でのインクの液面位置を判定することができる。
上記によれば、第2センサ位置と第1センサ位置との間の何れの位置にインクの液面があるのかを検知することができる。
液体センサ125の往復動は、第1センサ位置と第2センサ位置との間に限らない。例えば、液体センサ125は、カバー70が開かれたと判定した場合に(S10:Yes)、第1センサ位置及び第2センサ位置の間の所定位置と第2センサ位置との間を往復動させてもよい。なお、この場合、最初の移動においてのみ、液体センサ125は、第1センサ位置から第2センサ位置へ移動し、第2センサ位置へ到達して以後において、第2センサ位置と所定位置との間を往復動する。
上記によれば、第2センサ位置と所定位置との間の何れの位置にインクの液面があるのかを検知することができる。
図12に示された構成では、液体センサ125は、一定の範囲を往復動していた。つまり、所定位置は一定であった。しかし、所定位置は一定でなくてもよい。例えば、所定位置は、液体センサ125の往復動において、直近に、液体センサ125が出力する信号のレベルが替わったときの液体センサ125の位置であってもよい。
以下、図13を参照しつつ詳述する。図13(A)に示されるように、コントローラ130は、液体センサ125が第1センサ位置P1から第2センサ位置P2へ移動している間に、液体センサ125から受け取った信号がローレベルからハイレベルに替わったときの液体センサ125の上下方向7の位置P3を、その時点でのインクの液面位置であると判定する。
その後、図13(B)に示されるように、第2センサ位置P2へ到達した液体センサ125は、第1センサ位置P1までは移動せずに、位置P3で折り返す。また、コントローラ130は、液体センサ125が位置P3から第2センサ位置P2へ戻るべく上向きに移動している間に、液体センサ125から受け取った信号がローレベルからハイレベルに替わったときの液体センサ125の上下方向7の位置P4を、その時点でのインクの液面位置であると判定する。なお、本例では、インクがインク室111へ注入されているため、位置P4は位置P3より高位置となっている。
その後、図13(C)に示されるように、再び第2センサ位置P2へ戻ってきた液体センサ125は、位置P3までは移動せずに、位置P4で折り返す。また、コントローラ130は、液体センサ125が位置P4から第2センサ位置P2へ戻るべく上向きに移動している間に、液体センサ125から受け取った信号がローレベルからハイレベルに替わったときの液体センサ125の上下方向7の位置P5を、その時点でのインクの液面位置であると判定する。なお、本例では、インクがインク室111へ注入されているため、位置P5は位置P4より高位置となっている。
以下、上記と同様にして液体センサ125が往復動するため、液体センサ125の往復範囲は短くなっていく。
上記によれば、インク室111へのインクの流入によってインク室111に貯留されているインクが増えつつある状態において、液体センサ125のインクタンク100に対する往復動、または、インクタンク100の液体センサ125に対する往復動の移動距離を少なくしつつ、液面位置を検知することができる。
[変形例6]
上記実施形態及び変形例1~5では、インクタンク100及び液体センサ125は、移動する際に、モータなどから駆動力を付与されることによって移動していた。しかし、インクタンク100及び液体センサ125の移動手段は、モータによるものに限らない。
例えば、複合機10は、センサ駆動用モータ174を備えない代わりに、変形例4で説明したような連動機構180(図10及び図11参照)を備えることによって、カバー70の回動に連動して液体センサ125が移動してもよい。なお、連動機構180の具体的な構成は、図10及び図11に示されるものものに限らず、公知の種々の構成が採用可能であることは、変形例4と同様である。
変形例6では、図10に示される状態のときに、複合機10のユーザなどがカバー70を手動で閉位置から開位置に回動させると、プーリ186は図10における反時計回りに回転する。これにより、ベルト188が図10における反時計回りに移動するため、プーリ185及びギヤ182が図10における反時計回りに回転する。ギヤ182が図10における反時計回りに回転すると、ギヤ181及びプーリ183が図10における時計回りに回転する。プーリ183の図10における時計回りの回転により、ベルト187が図10における時計回りに移動する。その結果、液体センサ125は第1センサ位置から第2センサ位置へ向けて上方へ移動する。なお、このとき、プーリ184は、プーリ183と同様に、図10における時計回りに回転している。
以上より、連動機構180は、カバー70の閉位置から開位置への移動に連動して、液体センサ125を第1センサ位置から第2センサ位置へ移動させる。その結果、図10に示される状態から、図11に示される状態へ状態変化する。
また、変形例6では、図11に示される状態のときに、複合機10のユーザなどがカバー70を手動で開位置から閉位置に回動させると、プーリ186は図11における時計回りに回転する。これにより、ベルト188が図11における時計回りに移動するため、プーリ182及びギヤ185が図11における時計回りに回転する。ギヤ185が図11における時計回りに回転すると、ギヤ183及びプーリ183が図11における反時計回りに回転する。プーリ183の図11における反時計回りの回転により、ベルト187が図11における反時計回りに移動する。その結果、液体センサ125は第2センサ位置から第1センサ位置へ向けて下方へ移動する。なお、このとき、プーリ184は、プーリ183と同様に、図11における反時計回りに回転している。
以上より、連動機構180は、カバー70の開位置から閉位置への移動に連動して、液体センサ125を第2センサ位置から第1センサ位置へ移動させる。その結果、図11に示される状態から、図10に示される状態へ状態変化する。
なお、変形例4と同様、連動機構180は、インクタンク100の移動とカバー70の移動とを連動させるものであってもよい。
変形例6によれば、連動機構180によって、カバー70の回動に連動して、インクタンク100及び液体センサ125を状態変化させることができる。そのため、インクタンク100や液体センサ125を移動させるためのモータや、カバー70の位置を検知するためのカバーセンサ126などが必要ない。
[変形例7]
図14に示されるように、インクタンク100は、突出部167における第1センサ位置P1より上方であり第2センサ位置P2より下方の位置に、液体センサ125の発光部125Aから照射された光を遮断する遮断部190を備えていてもよい。例えば、遮断部190は、突出部167の外面に貼付された黒色のシールであってもよい。また、例えば、突出部167が、透光性を有する樹脂と、透光性を有しない樹脂とで構成されており、遮断部190が、突出部167のうちの透光性を有しない樹脂で構成された部分であってもよい。
変形例6では、複合機10はインクタンク100や液体センサ125を移動させるためのモータなどを備えていないため、液体センサ125の位置をロータリーエンコーダ120などによって決定することができない。そのため、上記実施形態や変形例1~5のように、インク室111に貯留されたインクの液面の位置を、液体センサ125の位置に基づいて判別することは困難である。しかし、遮断部190を備えることにより、インク室111に貯留されたインクの液面の位置が、遮断部190より上方であるか下方であるかを判別することが可能となる。
詳述すると、図14に示されるような遮断部190を備えた構成において、インク室111に貯留されたインクの液面の位置が第1センサ位置P1より上方且つ遮断部190より下方の位置P6である場合、液体センサ125を第1センサ位置P1から第2センサ位置P2へ移動させると、図15(A)に示されるように、液体センサ125が出力する信号のレベルは、位置P6及び位置P7の2箇所においてローレベルからハイレベルへ立ち上がる。
一方、図14に示されるような遮断部190を備えた構成において、インク室111に貯留されたインクの液面の位置が遮断部190より上方且つ第2センサ位置P2より下方の位置P8である場合、液体センサ125を第1センサ位置P1から第2センサ位置P2へ移動させると、図15(B)に示されるように、液体センサ125が出力する信号のレベルは、位置P8の1箇所においてローレベルからハイレベルへ立ち上がる。
以上より、液体センサ125が第1センサ位置P1から第2センサ位置P2へ移動する過程において、液体センサ125が出力する信号のレベルがローレベルからハイレベルへ立ち上がる回数によって、インク室111に貯留されたインクの液面の位置が、遮断部190より上方であるか下方であるかを判別することが可能である。なお、変形例7の遮断部190を備えた構成は、変形例6のみならず、上記実施形態及び変形例1~5においても適用可能である。
変形例7によれば、インクタンク100及び液体センサ125の状態変化の過程における液体センサ125の出力信号に基づいて、インク室111内のインクの液面が遮断部190より第1液面位置側にあるか第2液面位置側にあるかを容易に判定することができる。
[変形例8]
液体センサ125は、左右方向9に移動可能に構成されていてもよい。例えば、図16(B)に示されるように、液体センサ125は、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mに対応して1つのみ設けられている。そして、液体センサ125は、プリンタ部11のフレーム(不図示)などによって、上下方向7に加えて左右方向9にも移動可能に支持されている。なお、液体センサ125が上下方向7及び左右方向9に移動可能に支持される構成は、公知の構成が採用される。
液体センサ125は、左右方向9に移動することによって、インクタンク100Bの後方位置(図16(B)に実線で示された位置)、インクタンク100Yの後方位置(図16(B)に破線で示された位置)、インクタンク100Cの後方位置(図16(B)に破線で示された位置)、及びインクタンク100Mの後方位置(図16(B)に破線で示された位置)の4つの位置に移動する。
また、液体センサ125は、上下方向7に移動することによって、各インクタンク100B、100Y、100C、100Mの突出部167の上部(図16(B)に一点鎖線で示された位置)に移動する。図16(B)に実線及び破線で示された液体センサ125の位置が第1センサ位置であり、図16(B)に一点鎖線で示された液体センサ125の位置が第2センサ位置である。
なお、図16(B)に示された構成では、各インクタンク100B、100Y、100C、100Mの突出部167は、第1センサ位置に対応する部分と、第2センサ位置に対応する部分との2箇所に設けられている。また、液体センサ125の発光部125A及び受光部125Bは、上下から突出部167を挟んでいる。さらに、液体センサ125は、左右方向9において突出部167が存在していない位置において、上下方向7に移動する。これにより、液体センサ125は、突出部167に妨げられることなく、左右方向9及び上下方向7に移動可能である。
以上のように構成されていることにより、1つの液体センサ125が、4つのインクタンク100B、100Y、100C、100Mの第1液面位置及び第2液面位置のインクの有無を検知可能である。
[変形例9]
上記実施形態及び変形例1において、インクタンク100や液体センサ125は上下に移動したが、インクタンク100や液体センサ125の移動方向は上下に限らない。また、上記実施形態及び変形例1~8において、液体センサ125は、発光部125Aから照射された光がインク室111のインクに遮られるか否かによって、インク室111に貯留されたインクを検知していた。つまり、液体センサ125は、インクを直接検知していた。しかし、液体センサ125は、インクを間接的に検知していてもよい。
例えば、図17に示されるように、インクタンク100は、インク室111に回動部材150を備えていてもよい。回動部材150は、フロート151と、軸152と、アーム153と、被検知部154とを備えている。フロート151は、回動部材50の下部に位置する。フロート151は、インク室111に貯留されたインクよりも比重が小さい材料によって構成されている。軸52は、左右方向9に延びており、インクタンク100のフレーム141によって回転可能に支持されている。アーム153は、軸52から上方へ延びている。被検知部154は、アーム153の先端部に設けられており、遮光性の材料で構成された板状の部材である。
インク室111に貯留されたインクが所定量より多いとき(換言すると、インク室111に貯留されたインクの液面が所定位置より高い第2液面位置にあるとき)、回動部材150は、フロート151の浮力によって図17に実線で示される位置にある。インク室111に貯留されたインクが所定量より少なくなると(換言すると、インク室111に貯留されたインクの液面が所定位置より低い第1液面位置となると)、回動部材150は、液面に追随して図17に破線で示される位置へ矢印155の向きに回動する。
図17に示される構成では、液体センサ125は、被検知部154の移動方向(矢印155に沿った方向)へ移動可能に、プリンタ部11のフレーム(不図示)などによって支持されている。つまり、液体センサ125は、上下以外の方向へ移動する。図17において、実線で示された液体センサ125の位置は第2センサ位置であり、破線で示された液体センサ125の位置は第1センサ位置である。
発光部125A及び受光部125Bの間に被検知部154がある場合、発光部125Aから照射された光は、被検知部154に遮られて受光部125Bへ到達しない。このとき、液体センサ125からコントローラ130へローレベル信号(第3信号の一例)が送られる。一方、発光部125A及び受光部125Bの間に被検知部154がない場合、発光部125Aから照射された光は、被検知部154に遮られることなく受光部125Bへ到達する。このとき、液体センサ125からコントローラ130へハイレベル信号(第4信号の一例)が送られる。以上より、液体センサ125は、被検知部154を介して、インク室111に貯留されたインクを間接的に検知している。
[その他の変形例]
上記実施形態及び変形例1~9では、第2液面位置は第1液面位置より上方であった。しかし、液面が第2液面位置であるときのインク室111内のインク量が、液面が第1液面位置であるときのインク室111内のインク量よりも多いことを条件として、第2液面位置は第1液面位置より下方であってもよい。
例えば、インクタンク100は、図18のように構成されていてもよい。図18に示される構成では、インクタンク100は、第1インク室211と、第1インク室211の下方に位置する第2インク室212とを備える。第1インク室211と第2インク室212とは流路213によって連通している。第1インク室211は、インクチューブ32を介して記録部24と連通している。第2インク室212は、大気連通口214を通じて大気開放されている。第1インク室211内における空気が気圧変動や温度変化により膨張した場合、第1インク室211のインクが第2インク室212に押し出される(図18(A)参照)。図18(A)に示される状態において、インクタンク100内のインクがインクチューブ32から流出して記録部24によって消費される場合、まず第2インク室212内のインクが消費され、次いで第1インク室211内のインクが消費される。
この場合、図18(A)に示される状態(第1インク室211及び第2インク室212の双方にインクが貯留された状態)における第2液面位置LS2は、図18(B)に示される状態(第1インク室211のみにインクが貯留された状態)における第1液面位置LS1より下方となるが、液面が第2液面位置LS2であるとき(図18(A)に示される状態)のインクタンク100内のインク量は、液面が第1液面位置LS1であるとき(図18(B)に示される状態)のインクタンク100内のインク量よりも多くなる。
本発明が適用される装置は、図1に示されるような複合機10に限らない。当該装置は、流入口を介して流入したインクが貯留されるインク室、及びインク室内のインクが流出する流出口を有する液体貯留体と、単一の液体センサとを備えていればよい。例えば、タンクに貯留されたインクが消費される度にカートリッジからインクを逐次タンクへ供給することによって、タンク内のインクの液面を一定に保つことができる構成を有する装置(いわゆるチキンフィード方式でカートリッジからタンクへインクが供給される構成を有する装置)に、本発明が適用されてもよい。この場合、タンクが液体貯留体に相当し、カートリッジからタンクへ供給されるインクのタンクへの入口が流入口に相当する。
チキンフィード方式の場合、タンク内のインクの液面が所定高さとなるとカートリッジからのインクの供給は自動的に止まる。しかし、ユーザは、インクの供給が止まったか否かを知ることが困難である。チキンフィード方式が採用された装置に本発明が適用された場合、センサが所定高さに移動可能に構成される。そして、タンク内のインクの液面が所定高さとなったことを所定高さに移動したセンサが検知することよって、インクの供給が止まったことをユーザへ知らせることができる。
上記実施形態及び変形例1~9では、複合機10は、流入口112を外部に露出させる開位置と流入口112を外部に対して閉塞させる閉位置とに移動可能なカバーの一例として、インクタンク100の前面を露出及び閉塞するカバー70(図1参照)を備えていた。しかし、開位置と閉位置とに移動可能なカバーは、カバー70に限らない。
例えば、スキャナ部30が、カバーに相当していてもよい。この場合、スキャナ部30は、プリンタ部11の上部を開放する開位置(図1(A)に破線で示される位置)と、プリンタ部11の上部を閉塞する閉位置(図1(A)に実線で示される位置)とに回動可能に、プリンタ部11によって支持されている。この場合、図1では示されていないが、閉位置のスキャナ部30は、上方から流入口112を覆うことで流入口112を閉塞させており、開位置のスキャナ部30は、流入口112を露出させている。
上記実施形態及び変形例1~9では、液体センサ125は、発光部125Aと受光部125Bとを備えた光学センサであったが、光学以外のセンサであってもよい。例えば、液体センサ125は、メカニカルセンサであってもよい。この場合、例えば、上述した回動部材150(図16参照)の被検知部154がインクタンク100の外部に突出しており、液体センサ125は被検知部154との接触の有無で状態変化することによって異なる信号を出力するものであってもよい。
上記実施形態及び変形例1~9では、インクを液体の一例として説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、インクに代えて、印刷時にインクに先立って用紙に吐出される前処理液、或いは記録ヘッド39のノズル40の乾燥を防止するために記録ヘッド39のノズル40近傍に噴霧される水等が、液体の一例であってもよい。
10・・・複合機(液体供給装置)
16・・・操作部
28・・・表示パネル(報知部)
70・・・カバー
100・・・インクタンク(液体貯留体)
111・・・インク室(貯留室)
112・・・流入口
117・・・流出口
120・・・ロータリーエンコーダ(エンコーダ)
125・・・液体センサ
125A・・・発光部
125B・・・受光部
126・・・カバーセンサ
130・・・コントローラ
140・・・メモリ
167A・・・右壁(透光壁)
167B・・・左壁(透光壁)
174・・・センサ駆動用モータ(モータ)
180・・・連動機構
190・・・遮断部

Claims (27)

  1. 流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有する液体貯留体と、
    単一の上記液体貯留体に対応して設けられており、上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、
    上記流入口を外部に露出させる開位置と、上記流入口を外部に対して閉塞させる閉位置とに移動可能なカバーと、を備えており、
    液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多く、
    上記液体貯留体及び上記センサのうちの少なくとも一方は、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化可能であり、
    上記液体貯留体及び上記センサは、上記カバーが上記閉位置において上記第1状態であり、上記カバーが上記開位置において上記第2状態であり、
    上記センサは、上記流入口から上記貯留室内への液体の流入に伴って、上記第2液面位置に液体の液面が到達することを検知する液体供給装置。
  2. 流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有しており、水平方向において異なる位置に配置された複数の液体貯留体と、
    複数の上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、を備えており、
    液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多く、
    複数の上記液体貯留体及び上記センサのうちの少なくとも一方は、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化可能であり、
    上記センサは、上記流入口から上記貯留室内への液体の流入に伴って、上記第2液面位置に液体の液面が到達することを検知するものであり、
    上記センサは、水平方向に移動することによって、複数の上記液体貯留体の各々の上記貯留室内の液体の液面を検知可能である液体供給装置。
  3. 流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有する液体貯留体と、
    単一の上記液体貯留体に対応して設けられており、上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、を備えており、
    液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多く、
    上記液体貯留体及び上記センサのうちの少なくとも一方は、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化可能であり、
    上記液体貯留体は、上記貯留室の少なくとも一部を区画しており透光性を有する透光壁を備え、
    上記センサは、上記透光壁へ向けて光を照射する発光部と、上記発光部から照射された光を受光する受光部と、を備えており、上記流入口から上記貯留室内への液体の流入に伴って、上記第2液面位置に液体の液面が到達することを検知するものであり、
    上記透光壁は、上記第1液面位置と上記第2液面位置との間の位置に、上記発光部から照射された光を遮断する遮断部を備える液体供給装置。
  4. 上記センサは、上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1センサ位置と、上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2センサ位置との間を、上記液体貯留体に対して相対的に移動可能である請求項1から3のいずれかに記載の液体供給装置。
  5. 上記第2センサ位置は、上記第1センサ位置より上方の位置であり、
    上記センサは、上記第1センサ位置と上記第2センサ位置とに移動可能である請求項4に記載の液体供給装置。
  6. 上記カバーの上記閉位置から上記開位置への移動に連動して上記液体貯留体及び上記センサを上記第2状態へ状態変化させ、上記カバーの上記開位置から上記閉位置への移動に連動して上記液体貯留体及び上記センサを上記第1状態へ状態変化させる連動機構を備える請求項1に記載の液体供給装置。
  7. 流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有する液体貯留体と、
    単一の上記液体貯留体に対応して設けられており、上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、
    上記液体貯留体に移動のための駆動力を付与するモータと、
    コントローラと、を備え、
    上記センサの位置は固定されており、
    液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多く、
    上記コントローラは、外部から受け取った信号に応じて、上記モータを制御して上記液体貯留体を異なる位置に移動させることによって、上記液体貯留体及び上記センサを、少なくとも、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化させ、
    上記液体貯留体は、上記第1状態となる第1位置と、上記第2状態となる第2位置と、の間を移動可能であり、上記第1位置において上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1センサ位置に上記センサを位置させ、上記第2位置において上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2センサ位置に上記センサを位置させる液体供給装置。
  8. 流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有する液体貯留体と、
    単一の上記液体貯留体に対応して設けられており、上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、
    上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方に移動のための駆動力を付与するモータと、
    コントローラと、を備え、
    液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多く、
    上記センサは、上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1センサ位置と、上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2センサ位置との間を、上記液体貯留体に対して相対的に移動可能であり、
    上記コントローラは、
    外部から受け取った信号に応じて、上記モータを制御して上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方を異なる位置に移動させることによって、上記液体貯留体及び上記センサを、少なくとも、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化させるものであり、
    外部から第1信号を受け取ったことを条件として、上記センサを上記第1センサ位置へ上記液体貯留体に対して相対的に移動させ、
    外部から上記第1信号とは異なる第2信号を受け取ったことを条件として、上記センサを、上記第2センサ位置と上記第2センサ位置より上記第1センサ位置に近い所定位置との間を、上記液体貯留体に対して相対的に往復動させる液体供給装置。
  9. 上記所定位置は、上記第1センサ位置である請求項8に記載の液体供給装置。
  10. 上記センサは、上記貯留室内に液体を検知したことに応じて第3信号を出力し、上記貯留室内に液体を検知しないことに応じて第4信号を出力するものであり、
    上記所定位置は、上記往復動において、直近に、上記センサが出力する信号が上記第3信号及び上記第4信号の一方から他方へ切り替わったときの上記センサの位置である請求項8に記載の液体供給装置。
  11. 流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有する液体貯留体と、
    単一の上記液体貯留体に対応して設けられており、上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、
    上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方に移動のための駆動力を付与するモータと、
    上記流入口を外部に露出させる開位置と、上記流入口を外部に対して閉塞させる閉位置とに移動可能なカバーと、
    上記カバーが上記閉位置であるときに第1信号を出力し、上記カバーが上記開位置であるときに上記第1信号とは異なる第2信号を出力するカバーセンサと、
    コントローラと、を備え、
    液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多く、
    上記コントローラは、
    外部から受け取った信号に応じて、上記モータを制御して上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方を異なる位置に移動させることによって、上記液体貯留体及び上記センサを、少なくとも、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化させるものであり、
    上記カバーセンサから上記第1信号を受け取ったことを条件として、上記液体貯留体及び上記センサを上記第1状態に状態変化させ、
    上記カバーセンサから上記第2信号を受け取ったことを条件として、上記液体貯留体及び上記センサを上記第2状態に状態変化させる液体供給装置。
  12. 流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有する液体貯留体と、
    単一の上記液体貯留体に対応して設けられており、上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、
    上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方に移動のための駆動力を付与するモータと、
    第1操作に応じて第1信号を出力し、上記第1操作と異なる第2操作に応じて上記第1信号とは異なる第2信号を出力する操作部と、
    コントローラと、を備え、
    液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多く、
    上記コントローラは、
    外部から受け取った信号に応じて、上記モータを制御して上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方を異なる位置に移動させることによって、上記液体貯留体及び上記センサを、少なくとも、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化させるものであり、
    上記操作部から上記第1信号を受け取ったことを条件として、上記液体貯留体及び上記センサを上記第1状態に状態変化させ、
    上記操作部から上記第2信号を受け取ったことを条件として、上記液体貯留体及び上記センサを上記第2状態に状態変化させる液体供給装置。
  13. 上記流入口を外部に露出させる開位置と、上記流入口を外部に対して閉塞させる閉位置とに移動可能なカバーと、
    上記液体貯留体及び上記センサの上記第2状態への状態変化に連動して上記カバーを上記閉位置から上記開位置へ移動させ、上記液体貯留体及び上記センサの上記第1状態への状態変化に連動して上記カバーを上記開位置から上記閉位置へ移動させる連動機構と、を備える請求項12に記載の液体供給装置。
  14. 報知部を備え、
    上記センサは、上記貯留室内に液体を検知したことに応じて第3信号を出力し、上記貯留室内に液体を検知しないことに応じて第4信号を出力するものであり、
    上記コントローラは、上記カバーセンサから受け取った信号が上記第2信号から上記第1信号に替わった後に、上記センサが出力する信号が上記第3信号または上記第4信号の一方から他方へ切り替わったときの上記センサの位置が、上記カバーセンサから受け取った信号が上記第2信号から上記第1信号に替わる前に、上記センサが出力する信号が上記第3信号または上記第4信号の一方から他方へ切り替わったときの上記センサの位置より下方であることを条件として、上記報知部を作動させる請求項11に記載の液体供給装置。
  15. 報知部を備え、
    上記センサは、上記貯留室内に液体を検知したことに応じて第3信号を出力するものであり、
    上記コントローラは、上記第2状態において上記センサから上記第3信号を受け取ったことを条件として、上記報知部を作動させる請求項7から14のいずれかに記載の液体供給装置。
  16. 流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有する液体貯留体と、
    単一の上記液体貯留体に対応して設けられており、上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、
    上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方に移動のための駆動力を付与するモータと、
    メモリと、
    コントローラと、を備え、
    液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多く、
    上記センサは、上記貯留室内に液体を検知したことに応じて第3信号を出力し、上記貯留室内に液体を検知しないことに応じて第4信号を出力するものであり、
    上記コントローラは、
    外部から受け取った信号に応じて、上記モータを制御して上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方を異なる位置に移動させることによって、上記液体貯留体及び上記センサを、少なくとも、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化させるものであり、
    上記センサが出力する信号が上記第3信号または上記第4信号の一方から他方へ切り替わったときの上記センサの位置に基づいて上記貯留室に貯留された液体量を算出して、上記液体量を上記メモリに記憶する液体供給装置。
  17. 流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有する液体貯留体と、
    単一の上記液体貯留体に対応して設けられており、上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、
    上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方に移動のための駆動力を付与するモータと、
    コントローラと、を備え、
    液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多く、
    上記コントローラは、外部から受け取った信号に応じて、上記モータを制御して上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方を異なる位置に移動させることによって、上記液体貯留体及び上記センサを、少なくとも、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化させるものであり、
    上記第1状態以外の状態における上記センサによる検知のサンプリングタイムは、上記第1状態における上記センサによる検知のサンプリングタイムより短い液体供給装置。
  18. 上記液体貯留体を複数備えており、
    上記センサは、上記液体貯留体の各々について一つずつ設けられている請求項1、3から17のいずれかに記載の液体供給装置。
  19. 上記センサの各々は、異なる長さの波長の光を対応する上記液体貯留体へ照射する請求項18に記載の液体供給装置。
  20. 流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有しており、水平方向において異なる位置に配置された複数の液体貯留体と、
    複数の上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、
    複数の上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方に移動のための駆動力を付与するモータと、
    コントローラと、を備え、
    液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多く、
    上記コントローラは、外部から受け取った信号に応じて、上記モータを制御して複数の上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方を異なる位置に移動させることによって、上記液体貯留体及び上記センサを、少なくとも、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化させるものであり、
    上記センサは、水平方向に移動することによって、複数の上記液体貯留体の各々の上記貯留室内の液体の液面を検知可能である液体供給装置。
  21. 上記液体貯留体は、上記貯留室の少なくとも一部を区画しており透光性を有する透光壁を備え、
    上記センサは、上記透光壁へ向けて光を照射する発光部と、上記発光部から照射された光を受光する受光部と、を備える請求項1から20のいずれかに記載の液体供給装置。
  22. 上記発光部は、波長の長さの異なる複数種類の光を照射可能である請求項21に記載の液体供給装置。
  23. 上記発光部は、可視光を照射可能である請求項21または22に記載の液体供給装置。
  24. 流入口を介して流入した液体が貯留される貯留室、及び上記貯留室内の液体が流出する流出口を有する液体貯留体と、
    上記貯留室内の液体の液面が、第1液面位置と、上記第1液面位置とは異なる第2液面位置に到達したか否かを検知可能な単一のセンサと、
    上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方に移動のための駆動力を付与するモータと、
    コントローラと、を備え、
    液面が上記第2液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量は、液面が上記第1液面位置であるときの上記貯留室内の液体の量よりも多く、
    上記コントローラは、外部から受け取った信号に応じて、上記モータを制御して上記液体貯留体または上記センサの少なくとも一方を異なる位置に移動させることによって、上記液体貯留体及び上記センサを、少なくとも、上記センサが上記第1液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第1状態、及び上記センサが上記第2液面位置に液体の液面が到達したことを検知可能な第2状態に状態変化させるものであり、
    上記液体貯留体は、上記貯留室の少なくとも一部を区画しており透光性を有する透光壁を備え、
    上記センサは、上記透光壁へ向けて光を照射する発光部と、上記発光部から照射された光を受光する受光部と、を備え、
    上記透光壁は、上記第1液面位置と上記第2液面位置との間の位置に、上記発光部から照射された光を遮断する遮断部を備える液体供給装置。
  25. 上記第1液面位置は、上記流出口より上方に位置している請求項1から24のいずれかに記載の液体供給装置。
  26. 上記第2液面位置は、貯留を許容される最大量の液体が上記貯留室に貯留されている状態における液面の位置である請求項1から25のいずれかに記載の液体供給装置。
  27. 上記第1液面位置は、上記貯留室への液体の補充が必要となる量の液体が上記貯留室に貯留されている状態における液面の位置である請求項1から26のいずれかに記載の液体供給装置。

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