JP7325530B2 - Electric tool - Google Patents
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Description
本出願は、日本国出願2019-208674号(2019年11月19日出願)の優先権を主張するものであり、当該出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。 This application claims priority from Japanese Application No. 2019-208674 (filed on November 19, 2019), and the entire disclosure of this application is incorporated herein for reference.
本開示は、電動工具に関する。 The present disclosure relates to power tools.
特許文献1には、電動工具に関する技術が記載されている。 Japanese Patent Laid-Open No. 2003-100000 describes a technique related to an electric power tool.
電動工具が開示される。一の実施の形態では、電動工具は、先端工具を往復運動させる第1リニアモータと、ハウジングと、動吸振器とを備える。ハウジングは、第1リニアモータを収容する。動吸振器は、ハウジングに発生する振動を吸収する。 A power tool is disclosed. In one embodiment, an electric power tool includes a first linear motor that reciprocates a tip tool, a housing, and a dynamic vibration absorber. The housing accommodates the first linear motor. The dynamic vibration absorber absorbs vibrations generated in the housing.
図1は電動工具1の一例を示す概略側面図である。電動工具1は、例えば、手持ちのレシプロソーである。電動工具1には例えば交流電源が供給される。電動工具1は、供給される交流電源に基づいて動作を行う。 FIG. 1 is a schematic side view showing an example of the power tool 1. FIG. The power tool 1 is, for example, a handheld reciprocating saw. For example, AC power is supplied to the power tool 1 . The power tool 1 operates based on the supplied AC power.
図1に示されるように、電動工具1は、先端工具が取り付けられる取付部2と、取付部2を往復運動させるリニアモータ等を収容するハウジング3とを備える。ハウジング3はユーザによって把持される。先端工具は、例えば、取付部2に対して着脱可能である。本例では、電動工具1はレシプロソーであることから、先端工具4は細長い刃物である。レシプロソーの刃物は、鋸刃あるいはブレードとも呼ばれる。図2は、取付部2に先端工具4を取り付けた様子を示す概略側面図である。以後、図1に示される前側、後ろ側、上側及び下側を用いて電動工具1について説明する。電動工具1の先端工具4側が前側となり、それとは反対側が後ろ側となる。
As shown in FIG. 1, the electric power tool 1 includes a
電動工具1では、ハウジング3内のリニアモータによって取付部2が往復運動させられることによって、先端工具4が往復運動する。先端工具4は前後方向に往復運動を行う。電動工具1は、往復運動する先端工具4によって、ワークに対して切断等の加工を行うことが可能である。
In the electric power tool 1 , the
電動工具1は、ワークを保持するワークホルダ5と、ワークホルダ5が固定される固定部6とを備える。ハウジング3は、例えば、一方向に沿って長い形状を成している。固定部6は、ハウジング3の前側端に設けられている。ワークホルダ5及び取付部2は、固定部6から前側に延びている。
The power tool 1 includes a
電動工具1は、トリガスイッチ7、ロックボタン8及び電源ケーブル9を備える。トリガスイッチ7及びロックボタン8は、ハウジング3から露出するようにハウジング3に設けられている。トリガスイッチ7は、電動工具1を運転させるためのスイッチである。トリガスイッチ7が押された状態では先端工具4が往復運動を行う。一方で、トリガスイッチ7が押されていない状態では、先端工具4は往復運動を行わない。ロックボタン8は、電動工具1を連続運転させるためのボタンである。トリガスイッチ7が強く押された状態でロックボタン8が押され、その後、ロックボタン8が押された状態でトリガスイッチ7が押されなくなると、電動工具1の動作モードは連続運転モードとなる。連続運転モードの電動工具1では、トリガスイッチ7が押されていない状態でも先端工具4が連続して往復運動する。電動工具1の動作モードが連続運転モードのときにトリガスイッチ7が押されると、連続運転モードが解除される。その後、トリガスイッチ7が押されなくなると、先端工具4の往復運動が停止する。電源ケーブル9は交流電源を伝達するケーブルである。電源ケーブル9は、例えば、商用電源を出力するコンセントに接続される。
The power tool 1 has a
図3は、ハウジング3の内部の様子の一例を示す概略側面図である。ハウジング3は、例えば2分割可能となっている。図3では、ハウジング3を構成する2つの分割部品のうちの一方の分割部品が取り外されることによって、ハウジング3の内部が見えるようになっている。図4は、図3に示される構造の矢視A-Aにおける断面構造の概略を示す図である。図5は、図3に示される構造の矢視B-Bにおける断面構造の概略を示す図である。
FIG. 3 is a schematic side view showing an example of the inside of the
図3~5に示されるように、電動工具1は、複数のリニアモータ10と、当該複数のリニアモータ10によって駆動される駆動軸11と、補助機構12と、動吸振器13とを備える。複数のリニアモータ10、駆動軸11、補助機構12及び動吸振器13は、ハウジング3に収容されている。
As shown in FIGS. 3 to 5, the power tool 1 includes a plurality of
駆動軸11は、前後方向に沿って延在する。駆動軸11の前側端は取付部2に固定されている。複数のリニアモータ10は、駆動軸11を往復運動させることができる。駆動軸11が往復運動することによって、取付部2が往復運動する。その結果、先端工具4が往復運動する。各リニアモータ10は、駆動軸11を介して取付部2を往復運動させると言える。また、各リニアモータ10は、駆動軸11及び取付部2を介して先端工具4を往復運動させると言える。補助機構12は、バネによる共振を利用して、リニアモータ10による先端工具4の往復運動を補助する。動吸振器13は、ハウジング3の振動を抑制する。以後、リニアモータ10によって駆動される駆動軸11、取付部2及び先端工具4をまとめて駆動対象物と呼ぶことがある。リニアモータ10は駆動対象物を往復運動させる。
The
電動工具1は、例えば2つのリニアモータ10を備える。一方のリニアモータ10は、例えば、ハウジング3の前側部分に収容されている。他方のリニアモータ10は、例えば、ハウジング3の後ろ側部分に収容されている。以後、前側のリニアモータ10をリニアモータ10Aと呼ぶことがある。また、後ろ側のリニアモータ10をリニアモータ10Bと呼ぶことがある。
The power tool 1 comprises, for example, two
ハウジング3は、ユーザによって把持される把持部300を備える。把持部300は、略筒状を成している。把持部300は前後方向に延びている。補助機構12及び動吸振器13は、例えば把持部300に収容されている。補助機構12及び動吸振器13は、前後方向に直交する方向において並んでいる。本例では、補助機構12及び動吸振器13は上下方向に並んでいるが、補助機構12及び動吸振器13の並び方はこの限りではない。例えば、補助機構12及び動吸振器13は、前後方向及び上下方向に直交する左右方向に並んでもよい。
The
ハウジング3は、リニアモータ10Aを収容する収容部310と、リニアモータ10Bを収容する収容部320とを備える。収容部310は把持部300の前側に位置する。これにより、リニアモータ10Aは把持部300の前側に位置する。リニアモータ10Aは補助機構12及び動吸振器13の前側に位置する。収容部320は把持部300の後ろ側に位置する。これにより、リニアモータ10Bは把持部300の後が側に位置する。リニアモータ10Bは補助機構12及び動吸振器13の後ろ側に位置する。
The
<リニアモータの構成例>
次にリニアモータ10の構成例について説明する。以下に説明する構成は一例であって、リニアモータ10の構成は下記の例に限られない。<Configuration example of linear motor>
Next, a configuration example of the
各リニアモータ10は、固定子100及び可動子110を備える。固定子100はハウジング3内に固定される。可動子110は、前後方向に沿って往復運動を行うことが可能である。可動子110は駆動軸11に固定される。駆動軸11は、可動子110の往復運動に連動して往復運動を行う。
Each
固定子100は、コア101と、当該コア101に巻かれる複数のコイル102とを備える。各図では、コイル102が模式的に示されている。コア101は、枠状部101aと、当該枠状部101aの内側から互いに対向するように突出する2つのティース101b(図5参照)とを備える。2つのティース101bは上下方向で対向している。各ティース101bには、2つのコイル102が巻かれている。本例では、固定子100は4つのコイル102を備える。コイル102は、絶縁部材103を介してティース101bに巻かれている。一つのティース101bに巻かれた2つのコイル102の間には絶縁部材103が存在する。
A
一つのティース101bに巻かれた2つのコイル102は並列接続されている。さらに、固定子100が備える4つのコイル102は並列接続されている。上側のティース101bに巻かれた2つのコイル102の巻線方向は、下側のティース101bに巻かれた2つのコイル102の巻線方向の逆方向となっている。本例では、上側のティース101bに発生する磁極は、下側のティース101bに発生する磁極の逆の磁極となる。
Two
可動子110は、互いに対向する2つのティース101bの間に位置する。可動子110は、2つの磁石111と、当該2つの磁石111の間に位置するスペーサ112とを備える。2つの磁石111及びスペーサ112は、前後方向に沿って並んでおり、駆動軸11に固定されている。前側の磁石111の上側端部の磁極は、前側の磁石111の下側端部の磁極の逆の磁極となっている。後ろ側の磁石111の上側端部の磁極は、後ろ側の磁石111の下側端部の磁極の逆の磁極となっている。前側の磁石111の上側端部の磁極は、後ろ側の磁石111の上側端部の磁極と逆の磁極となっている。前側の磁石111の下側端部の磁極は、後ろ側の磁石111の下側端部の磁極と逆の磁極となっている。ティース101bに巻かれた2つのコイル102のうちの可動子110側のコイル102と、可動子110の各磁石111との間には絶縁部材103が存在する。なお、可動子110はスペーサ112を備えなくてもよい。この場合、2つの磁石111は互いに隣接するように位置してもよい。
The
図6及び7は、リニアモータ10の動作の一例を説明するための図である。図6及び7に示されるリニアモータ10では、説明の便宜上、コア101の枠状部101aと絶縁部材103の記載が省略されている。
6 and 7 are diagrams for explaining an example of the operation of the
図6及び7の例では、前側の磁石111の上側端部及び下側端部の磁極は、それぞれS極及びN極となっている。また、後ろ側の磁石111の上側端部及び下側端部の磁極は、それぞれN極及びS極となっている。
In the example of FIGS. 6 and 7, the magnetic poles at the upper and lower ends of the
図6に示されるように、上側及び下側のティース101bの磁極がそれぞれN極及びS極に設定された場合を考える。この場合、前側の磁石111の上側端部と上側のティース101bとが引き合う一方、後側の磁石111の上側端部と上側のティース101bとが反発する。また、前側の磁石111の下側端部と下側のティース101bとが引き合う一方、後側の磁石111の下側端部と下側のティース101bとが反発する。これにより、可動子110が後ろ側へ移動し、それに応じて駆動軸11が後ろ側へ移動する。
As shown in FIG. 6, consider the case where the magnetic poles of the upper and
次に、図7に示されるように、上側及び下側のティース101bの磁極がそれぞれS極及びN極に設定された場合を考える。この場合、前側の磁石111の上側端部と上側のティース101bとが反発する一方、後側の磁石111の上側端部と上側のティース101bとが引き合う。また、前側の磁石111の下側端部と下側のティース101bとが反発する一方、後側の磁石111の下側端部と下側のティース101bとが引き合う。これにより、可動子110が前側へ移動し、それに応じて駆動軸11が前側へ移動する。
Next, as shown in FIG. 7, consider the case where the magnetic poles of the upper and
本例では、電動工具1が運転中の場合、電源ケーブル9が伝達する交流電源が各リニアモータ10に直接供給される。これにより、固定子100の各コイル102に交流電流が流れて、各ティース101bの磁極は、図6の状態と図7の状態を交互にとるようになる。これにより、可動子110が前後方向に往復運動する。
In this example, when the power tool 1 is in operation, AC power transmitted through the
このようにして、各リニアモータ10の可動子110が前後方向に往復運動することによって、駆動軸11、取付部2及び先端工具4が前後方向に往復運動する。つまり、各リニアモータ10の可動子110が前後方向に往復運動することによって、駆動対象物が前後方向に往復運動する。以後、可動子110及び駆動対象物をまとめて往復運動体と呼ぶことがある。
In this manner, the
本例のように、リニアモータ10によって先端工具4を往復運動させる場合には、回転式モータを使用する場合と比較して、回転運動を往復運動に変換する、カム等の変換機構が不要となる。また、本例では、ギア等の減速機構も不要となる。変換機構及び減速機構からは騒音が生じる可能性がある。本例では、変換機構及び減速機構が不要となることから、電動工具1の騒音を低減することができる。
As in this example, when the tool tip 4 is reciprocated by the
<補助機構の構成例>
次に補助機構12の構成例について説明する。以下に説明する構成は一例であって、補助機構12の構成は下記の例に限られない。<Configuration example of auxiliary mechanism>
Next, a configuration example of the
補助機構12は、2つのバネ121と、当該2つのバネ121の一端を保持する保持部120とを備える。保持部120は駆動軸11に固定されている。各バネ121は、例えば圧縮コイルバネである。保持部120と2つのバネ121は前後方向に沿って並んでいる。一方のバネ121は保持部120の前側に位置し、他方のバネ121は保持部120の後ろ側に位置する。各バネ121は、前後方向に伸張可能である。駆動軸11は各バネ121の内側を通っている。
The
各バネ121の一端は、保持部120の移動に応じて移動する。各バネ121の他端は、ハウジング3に間接的あるいは直接的に固定されている。本例では、補助機構12は、各バネ121について、バネ121の他端を保持する保持部材122を備える。また、補助機構12は、各保持部材122について、保持部材122を把持部300に固定する固定部123を備える。これにより、各バネ121の他端は、ハウジング3に間接的に固定される。固定部123は、ハウジング3と一体的に形成されてもよいし、ハウジング3と別体であってもよい。保持部材122及び固定部123のそれぞれは、前後方向に貫通する貫通孔を有している。駆動軸11は保持部材122及び固定部123の貫通孔を通っている。各バネ121の端部は、自由端であってもよいし、固定端であってもよい。すなわち、各バネ121の2つの端部は、どちらも自由端であってもよいし、どちらも固定端であってもよい。また、各バネ121の2つの端部の一方が自由端であり、当該2つの端部の他方が固定端であってもよい。
One end of each
保持部120は、駆動軸11に固定されていることから、駆動軸11とともに移動する。本例では、2つのバネ121は、自然長よりも少し短い状態で把持部300に収容されている。つまり、各バネ121の初期状態は少し圧縮された状態となっている。
Since the holding
補助機構12では、保持部120及び駆動軸11が後ろ側に移動すると、前側のバネ121が初期状態から伸張するとともに、後ろ側のバネ121が初期状態から圧縮する。これにより、保持部120及び駆動軸11には前方向の力が加わる。一方で、保持部120及び駆動軸11が前側に移動すると、前側のバネ121が初期状態から圧縮するとともに、後ろ側のバネ121が初期状態から伸張する。これにより、保持部120及び駆動軸11には後ろ方向の力が加わる。
In the
このように、補助機構12では、バネ121の働きによって、保持部120及び駆動軸11が移動する方向とは逆方向の力が保持部120及び駆動軸11に加わる。これにより、保持部120及び駆動軸11は、バネ121の働きによって、前後方向に振動することが可能である。前後方向の振動は、前後方向の往復運動であるとも言える。
As described above, in the
一方で、上述のように、リニアモータ10は駆動軸11を前後方向に往復運動させることから、保持部120及び駆動軸11は、リニアモータ10からの力によっても、前後方向に振動することが可能である。
On the other hand, as described above, since the
本例では、バネ121によって振動する保持部120及び駆動軸11に対して、リニアモータ10からの力が加えられた場合に、保持部120及び駆動軸11の振動が共振するように、バネ121のバネ定数等が適切に設定されている。これにより、補助機構12は、バネ121による共振を利用して、リニアモータ10による保持部120及び駆動軸11の往復運動を補助することができる。言い換えれば、補助機構12は、バネ121による共振を利用して、リニアモータ10による取付部2及び先端工具4の往復運動を補助することができる。よって、リニアモータ10の駆動に必要な電力を減少することができる。その結果、電動工具1の消費電力を低減することができる。また、リニアモータ10の発熱を低減することができる。本例では、リニアモータ10と、リニアモータ10によって駆動される、駆動軸11等を含む駆動対象物と、補助機構12とは、リニア共振アクチュエータを構成していると言える。なお、補助機構12は、2つのバネ121の一方を備えなくてもよい。また、ハウジング3内での補助機構12の配置場所は上記の例に限られない。
In this example, the
<動吸振器の構成例>
次に動吸振器13の構成例について説明する。以下に説明する構成は一例であって、動吸振器13の構成は下記の例に限られない。<Configuration example of dynamic vibration absorber>
Next, a configuration example of the
動吸振器13は、例えば、質量体130と、当該質量体130を移動させる2つのバネ131とを備える。質量体130と2つのバネ131は前後方向に沿って並んでいる。一方のバネ131は質量体130の前側に位置し、他方のバネ131は質量体130の後ろ側に位置する。各バネ131は前後方向に沿って伸縮可能である。
The
2つのバネ131の一端は、質量体130の前後方向の両端にそれぞれ接続されている。2つのバネ131の他端のそれぞれは、ハウジング3に対して間接的あるいは直接的に固定されている。本例では、動吸振器13は、各バネ131について、バネ131の他端を保持する保持部材132を備える。また、動吸振器13は、各保持部材132ついて、保持部材132を把持部300に固定する固定部133を備える。これにより、各バネ131の他端は、ハウジング3に間接的に固定される。各バネ131の端部は、自由端であってもよいし、固定端であってもよい。すなわち、各バネ131の2つの端部は、どちらも自由端であってもよいし、どちらも固定端であってもよい。また、各バネ131の2つの端部の一方が自由端であり、当該2つの端部の他方が固定端であってもよい。
One ends of the two
動吸振器13は、質量体130が、往復運動体の振動(言い換えれば、往復運動)とは逆位相で振動するように構成されている。これにより、動吸振器13は、往復運動体の振動によってハウジング3に生じる振動を吸収することができる。よって、ユーザによって把持されるハウジング3の振動を小さくすることができる。その結果、電動工具1の操作性が向上する。なお、ハウジング3内での動吸振器13の配置場所は上記の例に限られない。
The
<冷却機構の構成例>
電動工具1は、リニアモータ10を冷却する冷却機構を有している。冷却機構は、複数の逆止弁140~143と、空気圧増減部150とを備える。逆止弁140及び141は、リニアモータ10Aが収容される収容部310に設けられている。逆止弁142及び143は、リニアモータ10Bが収容される収容部320に設けられている。空気圧増減部150は、収容部310及び320内での空気圧を増減することができる。<Configuration example of cooling mechanism>
The power tool 1 has a cooling mechanism for cooling the
逆止弁140は、ハウジング3の外側の空気を収容部310内に取り込むことが可能である。一方で、逆止弁140は、収容部310内に空気を、ハウジング3の外側に排気することはできない。
The
逆止弁141は、収容部310内の空気を、ハウジング3の外側に排気することが可能である。一方で、逆止弁141は、ハウジング3の外側の空気を収容部310内に取り込むことはできない。
The
逆止弁140は、例えば、リニアモータ10Aの上側に位置する。逆止弁141は、例えば、リニアモータ10Aの下側に位置する。逆止弁140、リニアモータ10A及び逆止弁141は上下方向に沿って並んでいる。
The
逆止弁142は、ハウジング3の外側の空気を収容部320内に取り込むことが可能である。一方で、逆止弁142は、収容部320内に空気を、ハウジング3の外側に排気することはできない。
The
逆止弁143は、収容部320内の空気を、ハウジング3の外側に排気することが可能である。一方で、逆止弁143は、ハウジング3の外側の空気を収容部320内に取り込むことはできない。
The
逆止弁142は、例えば、リニアモータ10Bの上側に位置する。逆止弁143は、例えば、リニアモータ10Bの下側に位置する。逆止弁142、リニアモータ10B及び逆止弁143は上下方向に沿って並んでいる。
The
空気圧増減部150は、例えば、把持部300の後端部に収容されている。空気圧増減部150は、例えば筒状部151を備える。筒状部151は前後方向に開口している。駆動軸11は筒状部151の内側を通っている。
The
また、空気圧増減部150は、第1仕切り部152及び第2仕切り部153を備える。第1仕切り部152及び第2仕切り部153は、ハウジング3において、空気圧増減部150よりも前側の前側空間と、空気圧増減部150よりも後ろ側の後ろ側空間とを区分する。これにより、収容部310と収容部320が、第1仕切り部152及び第2仕切り部153によって区分される。
Also, the
第1仕切り部152は、例えばフランジ状を成している。第1仕切り部152は、筒状部151の外周面を取り囲むように、当該外周面に突設されている。第1仕切り部152は、把持部300の内周面をその周方向に沿うように当該内周面に固定されている。
The
第2仕切り部153は、筒状部151の内側に位置し、筒状部151の内側の空間を前後方向に2つに区分する。第2仕切り部153は、例えば、板状部153a及びOリング153bを備える。板状部153aは、筒状部151の内側において駆動軸11に固定されている。板状部153aの側面には溝が1周形成されている。この溝にOリング153bが嵌められることによって、第2仕切り部153は、筒状部151の内周面と密着する。
The
ハウジング3の前側空間及び後ろ側空間が、第1仕切り部152及び第2仕切り部153によって区分されることによって、前側空間と後ろ側空間の間での空気の流れが防止される。本例では、駆動軸11に固定された第2仕切り部153が、駆動軸11の前後方向の往復運動に連動して、前後方向に往復運動を行う。これにより、前側空間内の空気圧と、後ろ側空間内の空気圧とが変化する。空気圧増減部150は、前側空間内の空気圧と後ろ側空間内の空気圧を、駆動対象物の往復運動に連動して増減するとも言える。
By dividing the front space and the rear space of the
第2仕切り部153が前側に移動すると、前側空間内の空気圧が増加するとともに、後ろ側空間内の空気圧が減少する。よって、第2仕切り部153が前側に移動すると、収容部310内の空気圧が増加するとともに収容部320内の空気圧が減少する。第2仕切り部153が後ろ側に移動すると、前側空間内の空気圧が減少するとともに、後ろ側空間内の空気圧が増加する。よって、第2仕切り部153が後ろ側に移動すると、収容部310内の空気圧が減少するとともに収容部320内の空気圧が増加する。
When the
本例では、収容部310内の空気圧が減少したとき逆止弁140が収容部310内に空気を取り込み、収容部310内の空気圧が増加したとき逆止弁141が収容部310内の空気を排気することによって、収容部310内のリニアモータ10Aが冷却される。本例では、収容部310内の空気圧は、第2仕切り部153の往復運動に連動して増減することから、逆止弁140による吸気と逆止弁141による排気とが交互に連続的に行われる。これにより、電動工具1では、収容部310の上側から収容部310内に取り込まれた空気が、冷却風として、リニアモータ10Aに当たり、その後、収容部310の下側から排出されるという処理が、繰り返し実行されて、リニアモータ10Aが冷却される。
In this example, the
同様に、収容部320内の空気圧が減少したとき逆止弁142が収容部330内に空気を取り込み、収容部320内の空気圧が増加したとき逆止弁143が収容部320内の空気を排気することによって、収容部320内のリニアモータ10Bが冷却される。本例では、収容部320内の空気圧は、第2仕切り部153の往復運動に連動して増減することから、逆止弁142による吸気と逆止弁143による排気とが交互に連続的に行われる。これにより、電動工具1では、収容部320の上側から収容部320内に取り込まれた空気が、冷却風として、リニアモータ10Bに当たり、その後、収容部320の下側から排出されるという処理が、繰り返し実行されて、リニアモータ10Bが冷却される。
Similarly, the
なお、冷却機構の構成は上記の例に限られない。例えば、空気圧増減部150は、リニアモータ10Bよりも後ろ側に設けられてもよい。この場合、第2仕切り部153が後ろ側に移動すると、空気圧増減部150の前側に位置する収容部310及び320内の空気圧が減少する。これにより、逆止弁140は収容部310内に空気を取り込み、逆止弁142は収容部320内に空気を取り込む。一方で、第2仕切り部153が前側に移動すると、収容部310及び320内の空気圧が増加する。これにより、逆止弁141は収容部310内の空気を排気し、逆止弁143は収容部320内の空気を排気する。また、空気圧増減部150は、リニアモータ10Aよりも前側に設けられてもよい。
Note that the configuration of the cooling mechanism is not limited to the above example. For example, the
このように、本例に係る冷却機構では、駆動軸11の往復運動に連動して第2仕切り部153が往復運動することにより、収容部310及び320内の空気圧が増減する。そして、収容部310及び320内の空気圧が増減することによって、収容部310及び320にはリニアモータ10を冷却する冷却風が流れる。これにより、リニアモータ10によって駆動軸11を往復運動させることによって、当該リニアモータ10を冷却することができる。よって、簡単な構成でリニアモータ10を冷却することができる。
As described above, in the cooling mechanism according to this example, the air pressure in the
また、図3及び4の構成例では、駆動軸11が前側に移動したとき、収容部310内の空気圧が増加するとともに収容部320内での空気圧が減少する。一方で、駆動軸11が後ろ側に移動したとき、収容部310内の空気圧が減少するとともに収容部320内の空気圧が増加する。これにより、駆動軸11の往復運動に連動させて収容部310及び320内の空気圧を効率よく増減させることができる。よって、リニアモータ10A及び10Bを効率良く冷却することができる。
3 and 4, when the
<ハウジング内の電線の配置例>
本例の電動工具1は複数の電線20を備える。複数の電線20には電線20a~20eが含まれる。図8は電線20a~20eの配置例を示す図である。図8では、電動工具1が模式的に示されている。<Example of arrangement of wires in housing>
The power tool 1 of this example includes a plurality of
本例では、上述のように、2つのリニアモータ10のそれぞれが4つのコイル102を備えている。したがって、電動工具1は合計8つのコイル102を備える。8つのコイル102は、例えば並列接続される。
In this example, each of the two
電源ケーブル9は電線20a及び20bを備える。電線20aは、交流電源の一方の相の交流電圧を伝達する。電線20bは、交流電源の他方の相の交流電圧を伝達する。電線20aは、例えば、後方のリニアモータ10Bの各コイル102の一端に接続される。電線20bは、例えば、トリガスイッチ7が有するスイッチ回路70の一端に接続される。電線20bは、収容部320内及び把持部300内を通って、スイッチ回路70に接続される。スイッチ回路70は、例えば把持部300内に位置する。
The
電線20cは、スイッチ回路70の他端とリニアモータ10Aの各コイル102の一端を接続する。電線20cは、スイッチ回路70から収容部310内を通ってリニアモータ10Aの各コイルの一端に接続される。電線20dは、リニアモータ10Aの各コイル102の一端と、リニアモータ10Bの各コイル102の他端とを接続する。電線20dは、リニアモータ10Aのコイル102の一端から、収容部310、把持部300及び収容部320を順に通ってリニアモータ10Bのコイル102の他端に接続される。電線20eは、リニアモータ10Aの各コイル102の他端と、リニアモータ10Bの各コイル102の一端とを接続する。電線20eは、リニアモータ10Aのコイル102の他端から、収容部310、把持部300及び収容部320を順に通ってリニアモータ10Bのコイル102の一端に接続される。電線20b,20e,20dは、例えば、把持部300の内周面に設けられた溝にまとめて通されている。これにより、電線20b,20e,20dは把持部300に固定されている。電線20b,20e,20dの把持部300に対する固定方法はこれに限られない。
The
なお、電動工具1が備える電線20の数は上記の例に限られない。また、電動工具1において、電線20よる構成間の接続方法は上記の例に限られない。例えば、電源ケーブル9の電線20aは、リニアモータ10Aの各コイル102の他端に直接接続されてもよい。この場合、電線20aは、収容部320、把持部300及び収容部310を順に通って、リニアモータ10Aのコイル102の他端に接続される。また、電動工具1が備える8個のコイル102の接続方法は上記の例に限られない。例えば、リニアモータ10Aが備える、並列接続された4つのコイル102と、リニアモータ10Bが備える、並列接続された4つのコイル102とは直列接続されてもよい。
Note that the number of
以上のように、本例に係る電動工具1は、ハウジング3の振動を吸収する動吸振器13を備える。これにより、本例のように、リニアモータ10の可動子110等を含む、比較的重量が大きい往復運動体が往復運動を行う場合であっても、電動工具1の振動を抑制することができる。よって、電動工具1の操作性が向上する。
As described above, the power tool 1 according to this example includes the
また、本例では、駆動軸11が通る把持部300内に動吸振器13が位置する。これにより、ハウジング3の振動の発生原因となる往復運動を行う駆動軸11の近くに動吸振器13を配置することができる。よって、動吸振器13は、ハウジング3の振動をより適切に吸収することができる。
Further, in this example, the
また、本例では、リニアモータ10Aは、把持部300よりも先端工具4側に位置することから、リニアモータ10Aから先端工具4に力を伝えやすくなる。よって、リニアモータ10Aは先端工具4を効率よく往復運動させることができる。
Further, in this example, since the
また、本例では、電動工具1は複数のリニアモータ10を備えることから、電動工具1の性能を向上させることができる。
Further, in this example, the power tool 1 includes a plurality of
また、本例では、把持部300の前後にリニアモータ10が設けられている。これにより、リニアモータ10A及び10Bがともに把持部300の前側に設けられる場合と比較して、把持部300を持つユーザの手と先端工具4との間の距離を小さくすることができる。よって、電動工具1の操作性が向上する。
Further, in this example, the
また、本例では、リニアモータ10による駆動対象物の往復運動を補助する補助機構12が、ユーザの手によって把持される把持部300内に位置する。これにより、ユーザは電動工具1を持ちやすくなる。よって、電動工具1の操作性が向上する。
In this example, the
また、本例では、動吸振器13が、ユーザによって把持される把持部300内に位置する。これにより、ユーザは電動工具1を持ちやすくなる。よって、電動工具1の操作性が向上する。
Also, in this example, the
また、本例に係る電動工具1は、逆止弁140~143及び空気圧増減部150を用いてリニアモータ10を適切に冷却することができる。なお、ブラシレスモータ等の回転式モータを冷却する場合には、モータ軸に冷却ファンを取り付けて、モータ軸の回転に連動させて冷却ファンを回転させることができる。しかしながら、リニアモータ10を冷却する場合には、回転式モータと同様の構成を採用することはできない。
In addition, the power tool 1 according to this example can appropriately cool the
上記の例では、ハウジング3は2分割可能となっていたが、ハウジング3の構成はこれに限られない。例えば、図9に示されるように、把持部300と、収容部310と、収容部320とが別体で構成されてもよい。この場合、把持部300と、収容部310及び320とは、固定部材990等によって連結されてもよい。
Although the
また、電動工具1は、2つのリニアモータ10を備えているが、一つリニアモータ10を備えてもよいし、3つ以上のリニアモータ10を備えてもよい。
Also, the power tool 1 includes two
また、動吸振器13は、把持部300よりも後ろ側に位置してもよい。図10は、この場合の電動工具1の構成の一例を示す図である。図10には、上述の図3と同様、ハウジング3の内部の様子の一例が示されている。図11は、図10に示される構造の矢視C-Cにおける断面構造の概略を示す図である。
Also, the
図10及び11の例では、ハウジング3は、動吸振器53を収容する収容部330を備える。収容部330は収容部320の後ろ側において収容部320と隣接している。収容部310、把持部300、収容部320及び収容部330は前後方向に並んでいる。図10及び11に示されるハウジング3は、図1等に示される上述のハウジング3の後ろ側の面(収容部320の後ろ側の面)に収容部330を取り付けた形状となっている。
In the example of FIGS. 10 and 11, the
図11に示されるように、動吸振器53は、上述の動吸振器13と同様に、質量体530と、当該質量体530を移動させる2つのバネ531とを備える。質量体530と2つのバネ531は前後方向に沿って並んでいる。一方のバネ531は質量体530の前側に位置し、他方のバネ531は質量体530の後ろ側に位置する。各バネ531は前後方向に沿って伸縮可能である。
As shown in FIG. 11, the
2つのバネ531の一端は、自由端となっており、質量体530の前後方向の両端にそれぞれ接続されている。2つのバネ531の他端のそれぞれは、ハウジング3に固定されており、固定端となっている。本例では、2つのバネ531の他端のそれぞれは、収容部330の内側の面に固定されている。
One ends of the two
本例では、動吸振器53は、把持部300の後ろ側において、往復運動を行う駆動軸11の延長線上に位置する。そして、動吸振器53の2つのバネ531及び質量体530と、駆動軸11とは、直線上に並んでいる。ここで、動吸振器53が駆動軸11の延長線上に位置するとは、駆動軸11の長手方向に沿った電動工具1の断面視において、駆動軸11を長手方向に延長したときに駆動軸11が動吸振器53と重なることをいう。また、動吸振器53の2つのバネ531及び質量体530と、駆動軸11とが直線上に並んでいるとは、駆動軸11の長手方向に沿った電動工具1の断面視において、駆動軸11を長手方向に延長したときに駆動軸11が2つのバネ531及び質量体530と重なることをいう。
In this example, the
動吸振器53は、質量体530が、往復運動体の振動とは逆位相で振動するように構成されている。これにより、動吸振器53は、往復運動体の振動によってハウジング3に生じる振動を吸収することができる。よって、ユーザによって把持されるハウジング3の振動を小さくすることができる。
The
また、本例では、動吸振器53は、把持部300の後ろ側において、往復運動を行う駆動軸11の延長線上に位置する。これにより、図3等に示されるように、動吸振器13が把持部300内に位置する場合と比較して、ハウジング3に生じる振動がより吸収される。よって、ユーザによって把持されるハウジング3の振動をさらに小さくすることができる。
Further, in this example, the
電動工具1は、直流電源を出力するバッテリ80を備えてもよい。図12はバッテリ80を備える電動工具1の構成の一例を示す図である。図12には、上述の図3と同様、ハウジング3の内部の様子の一例が示されている。
The power tool 1 may include a
本例の電動工具1では、電源ケーブル9の替わりにバッテリ80を備える。バッテリ80は、例えば、ハウジング3の後ろ側の部分(収容部320の後ろ側の部分)に対して着脱可能である。バッテリ80は、例えば、充電可能な二次電池を備える。バッテリ80は直流電源を出力する。
The power tool 1 of this example includes a
本例では、ハウジング3の収容部320に、バッテリ80から出力される直流電源に基づいて、リニアモータ10A及び10Bを駆動する駆動部90が収容されている。駆動部90は、把持部300よりも後ろ側に位置する。駆動部90は、例えば、基板91と、当該基板91に形成された回路構成92とを備えている。回路構成92には、例えば、バッテリ80からの直流電源に基づいて交流電源を生成するインバータ回路が含まれる。回路構成92で生成された交流電源はリニアモータ10A及び10Bに供給される。
In this example, a
駆動部90からは2本の電線20f及び20gが延びている。電線20fは、回路構成92で生成された交流電源の一方の相の交流電圧を伝達する。電線20fは、当該交流電源の他方の相の交流電圧を伝達する。本例では、電源ケーブル9の電線20aの替わりに電線20fがリニアモータ10Bの各コイル102の一端に接続される(図8参照)。また、電源ケーブル9の電線20bの替わりに電線20gがスイッチ回路70の一端に接続される(図8参照)。
Two
図13は、バッテリ80を備える電動工具1の他の構成例を示す図である。図13の例では、電動工具1は、リニアモータ10Bと逆止弁142及び143を備えていない。収容部320には、リニアモータ10Bは収容されておらず、駆動部90が収容されている。
FIG. 13 is a diagram showing another configuration example of the power tool 1 including the
なお、バッテリ80は、ハウジング3に着脱不可に固定されてもよい。また、バッテリ80は、充電不可な一次電池を備えてもよい。また、ハウジング3に対するバッテリ80の取り付け位置は上記の例に限られない。また、バッテリ80とハウジング3との間がケーブルで接続されてもよい。
Note that the
リニアモータ10は、コイル102に取り付けられた放熱フィン95を備えてもよい。図14は、放熱フィン95を備えるリニアモータ10の構成例を示す図である。図14に示されるリニアモータ10では、説明の便宜上、コア101の枠状部101aと絶縁部材103の記載が省略されている。
The
図14の例では、各コイル102に放熱フィン95が取り付けられている。また、放熱フィン95は、コイル102の後ろ側に取り付けられている。放熱フィン95は、例えば、アルミニウム等の熱伝導率が高い金属で構成されている。放熱フィン95は、例えば、熱伝導率の高い絶縁性接着剤によってコイル102に固定される。なお、放熱フィン95のコイル102に対する取付方法はこの限りではない。
In the example of FIG. 14,
図15は、放熱フィン95と、それが取り付けられたコイル102を、図14の矢視Dから見た様子の一例を示す図である。図15に示されるように、放熱フィン95は、ベース材95aと、当該ベース材95aの一方面に立設された複数のフィン95bとを備える。フィン95bは突起部とも言える。図15では、説明の便宜上、フィン95bには斜線が示されている。
FIG. 15 is a diagram showing an example of a state in which the
ベース材95aは、例えば板状を成している。各フィン95bは、例えば、一方向に長い板状を成している。本例では、各フィン95bは、その長手方向が上下方向に沿っている。そして、複数のフィン95bは、上下方向に対して直交する方向に沿って、間隔を空けて並べられている。複数のフィン95bは、例えば等間隔に並べられる。なお、複数のフィン95bは、等間隔に並べられなくてもよい。
The
このように、本例では、コイル102に放熱フィン95が取り付けられていることから、発熱し易いコイル102を適切に冷却することができる。
Thus, in this example, since the
また 本例では、複数のフィン95bは、上下方向に対して直交する方向に沿って、間隔を空けて並べられている。これにより、リニアモータ10を冷却する冷却風の流れが、放熱フィン95によって阻害されにくくなる。
Further, in this example, the plurality of
例えば、前側のリニアモータ10Aのコイル102に取り付けられる放熱フィン95に注目する。上側の逆止弁140が収容部310内に取り込んだ空気は、下側の逆止弁141から排気されることから、図14に示されるように、リニアモータ10Aを冷却する冷却風900は上側から下側に向けて流れる。放熱フィン95では、複数のフィン95bが、冷却風900が流れる上下方向に対して直交する方向に沿って間隔を空けて並べられている。これにより、冷却風900がフィン95b間を通りやすくなる。よって、冷却風900の流れが放熱フィン95によって阻害されにくくなる。その結果、冷却風によるリニアモータ10の冷却効果が向上する。
For example, pay attention to the
なお、放熱フィン95の形状は上記の例に限らない。また、リニアモータ10が備える複数のコイル102の一部だけに放熱フィン95が取り付けられてもよい。つまり、リニアモータ10が備える複数のコイル102の少なくとも一つに放熱フィン95が取り付けられてもよい。また、コイル102に対する放熱フィン95の取り付け位置は上記の例に限られない。例えば、放熱フィン95は、コイル102の前側に取り付けられてもよい。また、一つのコイル102に対して複数の放熱フィン95が取り付けられてもよい。例えば、一つのコイル102の前側及び後ろ側のそれぞれに対して放熱フィン95が取り付けられてもよい。また、図16に示されるように、各コイル102の周囲部には絶縁紙995を配置してもよい。そして、絶縁紙995上に放熱フィン95を配置してもよい。
Note that the shape of the
上記の例では、電動工具1は、レシプロソーであったが、先端工具を往復運動させる他の手持ちの電動工具であってもよい。例えば、電動工具1は、電動ハンマーであってもよいし、ジグソーであってもよいし、電動ノコギリであってもよい。 In the above example, the electric power tool 1 was a reciprocating saw, but it may be another hand-held electric power tool that reciprocates a tip tool. For example, the power tool 1 may be an electric hammer, a jigsaw, or an electric saw.
以上のように、電動工具1は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において例示であって、この開示がそれに限定されるものではない。また、上述した各種例は、相互に矛盾しない限り組み合わせて適用可能である。そして、例示されていない無数の例が、この開示の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。 Although the power tool 1 has been described in detail as above, the above description is illustrative in all aspects, and the present disclosure is not limited thereto. Also, the various examples described above can be applied in combination as long as they do not contradict each other. And it is understood that countless examples not illustrated can be envisioned without departing from the scope of this disclosure.
1 電動工具
2 取付部
3 ハウジング
4 先端工具
10,10A,10B リニアモータ
12 補助機構
13 動吸振器
20 電線
80 バッテリ
90 駆動部
95 放熱フィン
102 コイル
140~143 逆止弁
150 空気圧増減部
153 第2仕切り部
300 把持部1
Claims (10)
前記第1リニアモータを収容するハウジングと、
前記第1リニアモータによって往復運動させられ、前記ハウジング内を通る駆動軸と、
前記ハウジングの振動を吸収し、前記ハウジングの内に位置し、且つ、前記駆動軸の延長線上に位置する動吸振器と
を備え、
前記第1リニアモータは、前記駆動軸を前後方向に往復運動させることによって前記先端工具を往復運動させ、
前記動吸振器は、前記駆動軸及び前記先端工具を含む往復運動体の振動によって前記ハウジングに生じる振動を吸収するための質量体を有し、
前記質量体は、前記駆動軸よりも後方に位置する、電動工具。 a first linear motor for reciprocating the tip tool;
a housing that houses the first linear motor;
a drive shaft that is reciprocated by the first linear motor and passes through the housing;
a dynamic vibration absorber that absorbs vibrations of the housing, is located inside the housing, and is located on an extension of the drive shaft ;
The first linear motor reciprocates the tip tool by reciprocating the drive shaft in the front-rear direction,
The dynamic vibration absorber has a mass for absorbing vibration generated in the housing due to vibration of the reciprocating body including the drive shaft and the tip tool,
The power tool , wherein the mass body is positioned rearward of the drive shaft .
前記質量体は、前記駆動軸の延長線上に位置する、電動工具。 The power tool according to claim 1,
The power tool , wherein the mass is positioned on an extension of the drive shaft .
前記第1リニアモータを冷却する冷却機構をさらに備え、
前記ハウジングは、前記第1リニアモータを収容する第1収容部を有し、
前記冷却機構は、
前記第1収容部内に空気を取り込む第1逆止弁と、
前記第1収容部内の空気を排気する第2逆止弁と、
前記第1収容部内の空気圧を、前記先端工具の往復運動に連動して増減する空気圧増減部と
を有し、
前記空気圧が減少したとき前記第1逆止弁が前記第1収容部内に空気を取り込み、前記空気圧が増加したとき前記第2逆止弁が前記第1収容部内の空気を排気することによって、前記第1リニアモータが冷却される、電動工具。 The power tool according to claim 1 or claim 2,
further comprising a cooling mechanism for cooling the first linear motor,
The housing has a first accommodation portion that accommodates the first linear motor,
The cooling mechanism is
a first check valve that takes air into the first housing;
a second check valve for exhausting the air in the first housing;
an air pressure increasing/decreasing portion that increases/decreases the air pressure in the first accommodating portion in conjunction with the reciprocating motion of the tip tool;
has
When the air pressure decreases, the first check valve draws air into the first container, and when the air pressure increases, the second check valve exhausts the air in the first container. A power tool, wherein the first linear motor is cooled .
前記第1リニアモータを収容するハウジングと、
前記ハウジングの振動を吸収する動吸振器と、
前記第1リニアモータを冷却する冷却機構と、
前記第1リニアモータによって往復運動させられ、前記ハウジング内を通る駆動軸と
を備え、
前記第1リニアモータは、前記駆動軸を前後方向に往復運動させることによって前記先端工具を往復運動させ、
前記ハウジングは、前記第1リニアモータを収容する第1収容部を有し、
前記冷却機構は、
前記第1収容部内に空気を取り込む第1逆止弁と、
前記第1収容部内の空気を排気する第2逆止弁と、
前記第1収容部内の空気圧を、前記先端工具の往復運動に連動して増減する空気圧増減部と
を有し、
前記空気圧が減少したとき前記第1逆止弁が前記第1収容部内に空気を取り込み、前記空気圧が増加したとき前記第2逆止弁が前記第1収容部内の空気を排気することによって、前記第1リニアモータが冷却される、電動工具。 a first linear motor for reciprocating the tip tool;
a housing that houses the first linear motor;
a dynamic vibration absorber that absorbs vibration of the housing;
a cooling mechanism for cooling the first linear motor ;
a drive shaft that is reciprocated by the first linear motor and passes through the housing;
with
The first linear motor reciprocates the tip tool by reciprocating the drive shaft in the front-rear direction,
The housing has a first accommodation portion that accommodates the first linear motor,
The cooling mechanism is
a first check valve that takes air into the first housing;
a second check valve for exhausting the air in the first housing;
an air pressure increasing/decreasing unit that increases/decreases the air pressure in the first accommodation unit in conjunction with the reciprocating motion of the tip tool;
When the air pressure decreases, the first check valve draws air into the first container, and when the air pressure increases, the second check valve exhausts the air in the first container. A power tool, wherein the first linear motor is cooled.
前記空気圧増減部は、前記第1収容部を区分し、前記駆動軸に固定された仕切り部を有し、
前記駆動軸の往復運動に連動して前記仕切り部が往復運動することにより、前記空気圧が増減する、電動工具。 The power tool according to claim 3 or claim 4 ,
The air pressure increasing/decreasing section has a partition section that divides the first accommodation section and is fixed to the drive shaft,
The power tool, wherein the air pressure is increased or decreased by reciprocating the partition in conjunction with the reciprocating motion of the drive shaft.
前記駆動軸を前記前後方向に往復運動させることによって前記先端工具を往復運動させる第2リニアモータをさらに備え、
前記ハウジングは、前記第2リニアモータを収容する第2収容部をさらに有し、
前記冷却機構は、
前記第1及び第2収容部を区分し、前記駆動軸に固定された仕切り部と、
前記第2収容部内に空気を取り込む第3逆止弁と、
前記第2収容部内の空気を排気する第4逆止弁と
を有し、
前記仕切り部が前記駆動軸とともに第1方向に移動する場合、前記第1収容部内の第1空気圧が増加するとともに前記第2収容部内の第2空気圧が減少し、
前記仕切り部が前記駆動軸とともに、前記第1方向とは逆の第2方向に移動する場合、前記第1空気圧が減少するとともに前記第2空気圧が増加し、
前記第1空気圧が減少したとき前記第1逆止弁が前記第1収容部内に空気を取り込み、前記第1空気圧が増加したとき前記第2逆止弁が前記第1収容部内の空気を排気することによって、前記第1リニアモータが冷却され、
前記第2空気圧が減少したとき前記第3逆止弁が前記第2収容部内に空気を取り込み、前記第2空気圧が増加したとき前記第4逆止弁が前記第2収容部内の空気を排気することによって、前記第2リニアモータが冷却される、電動工具。 The power tool according to any one of claims 3 to 5 ,
further comprising a second linear motor for reciprocating the tip tool by reciprocating the drive shaft in the longitudinal direction;
The housing further has a second accommodation portion that accommodates the second linear motor,
The cooling mechanism is
a partition section that separates the first and second housing sections and is fixed to the drive shaft;
a third check valve that takes air into the second housing;
a fourth check valve for exhausting the air in the second housing;
has
When the partition moves in the first direction together with the drive shaft, the first air pressure in the first accommodation portion increases and the second air pressure in the second accommodation portion decreases;
When the partition moves together with the drive shaft in a second direction opposite to the first direction, the first air pressure decreases and the second air pressure increases,
When the first air pressure decreases, the first check valve draws air into the first container, and when the first air pressure increases, the second check valve exhausts air from the first container. thereby cooling the first linear motor,
When the second air pressure decreases, the third check valve draws air into the second container, and when the second air pressure increases, the fourth check valve exhausts air from the second container. whereby said second linear motor is cooled .
前記第1及び第2リニアモータを収容するハウジングと、
前記ハウジングの振動を吸収する動吸振器と、
前記第1及び第2リニアモータを冷却する冷却機構と、
前記第1及び第2リニアモータによって往復運動させられる駆動軸と
を備え、
前記第1及び第2リニアモータは、前記駆動軸を前後方向に往復運動させることによって前記先端工具を往復運動させ、
前記ハウジングは、
前記第1リニアモータを収容する第1収容部と、
前記第2リニアモータを収容する第2収容部と、
把持部と
を有し、
前記第1リニアモータは、前記把持部よりも前記先端工具側に位置し、
前記第2リニアモータは、前記把持部よりも、前記先端工具側とは反対側に位置し、
前記冷却機構は、
前記第1及び第2収容部を区分し、前記駆動軸に固定された仕切り部と、
前記第1収容部内に空気を取り込む第1逆止弁と、
前記第1収容部内の空気を排気する第2逆止弁と、
前記第2収容部内に空気を取り込む第3逆止弁と、
前記第2収容部内の空気を排気する第4逆止弁と
を有し、
前記仕切り部が前記駆動軸とともに第1方向に移動する場合、前記第1収容部内の第1空気圧が増加するとともに前記第2収容部内の第2空気圧が減少し、
前記仕切り部が前記駆動軸とともに、前記第1方向とは逆の第2方向に移動する場合、前記第1空気圧が減少するとともに前記第2空気圧が増加し、
前記第1空気圧が減少したとき前記第1逆止弁が前記第1収容部内に空気を取り込み、前記第1空気圧が増加したとき前記第2逆止弁が前記第1収容部内の空気を排気することによって、前記第1リニアモータが冷却され、
前記第2空気圧が減少したとき前記第3逆止弁が前記第2収容部内に空気を取り込み、前記第2空気圧が増加したとき前記第4逆止弁が前記第2収容部内の空気を排気することによって、前記第2リニアモータが冷却される、電動工具。 first and second linear motors for reciprocating the tip tool;
a housing that houses the first and second linear motors;
a dynamic vibration absorber that absorbs vibration of the housing;
a cooling mechanism for cooling the first and second linear motors;
a drive shaft reciprocated by the first and second linear motors;
The first and second linear motors reciprocate the tip tool by reciprocating the drive shaft in the front-rear direction ,
The housing is
a first accommodating portion that accommodates the first linear motor;
a second accommodating portion that accommodates the second linear motor;
gripping part and
has
The first linear motor is positioned closer to the tip tool than the gripping portion,
The second linear motor is located on the side opposite to the tip tool side of the gripping portion,
The cooling mechanism is
a partition section that separates the first and second housing sections and is fixed to the drive shaft;
a first check valve that takes air into the first housing;
a second check valve for exhausting the air in the first housing;
a third check valve that takes air into the second housing;
and a fourth check valve for exhausting the air in the second housing,
When the partition moves in the first direction together with the drive shaft, the first air pressure in the first accommodation portion increases and the second air pressure in the second accommodation portion decreases;
When the partition moves together with the drive shaft in a second direction opposite to the first direction, the first air pressure decreases and the second air pressure increases,
When the first air pressure decreases, the first check valve draws air into the first container, and when the first air pressure increases, the second check valve exhausts air from the first container. thereby cooling the first linear motor,
When the second air pressure decreases, the third check valve draws air into the second container, and when the second air pressure increases, the fourth check valve exhausts air from the second container. whereby said second linear motor is cooled.
前記駆動軸を前記前後方向に往復運動させることによって前記先端工具を往復運動させる第2リニアモータと、
前記前後方向において、前記第1リニアモータ及び前記第2リニアモータの間に位置し、且つ、バネによる共振を利用して、前記第1リニアモータによる前記先端工具の往復運動を補助する補助機構と
を備え、
前記ハウジングは、
前記第1リニアモータを収容する第1収容部と、
前記第2リニアモータを収容する第2収容部と、
前記前後方向に沿った方向において、前記第1収容部及び前記第2収容部の間に位置し、且つ、前記補助機構を収容する把持部と
を有し、
前記把持部における前記前後方向に直交する上下方向の幅は、前記第1収容部及び前記第2収容部のいずれにおける前記上下方向の幅よりも小さい、電動工具。 The power tool according to any one of claims 1 to 7 ,
a second linear motor that reciprocates the tip tool by reciprocating the drive shaft in the longitudinal direction;
an auxiliary mechanism that is positioned between the first linear motor and the second linear motor in the longitudinal direction, and that utilizes resonance of a spring to assist the reciprocating motion of the tip tool by the first linear motor;
with
The housing is
a first accommodating portion that accommodates the first linear motor;
a second accommodating portion that accommodates the second linear motor;
a gripping portion positioned between the first accommodating portion and the second accommodating portion in a direction along the front-rear direction and accommodating the auxiliary mechanism;
has
The electric power tool, wherein the vertical width of the grip portion perpendicular to the front-rear direction is smaller than the vertical width of either the first housing portion or the second housing portion.
前記補助機構は、
前記前後方向に沿って延びるバネと、
前記バネの一端を保持し、前記駆動軸に固定される保持部と
を有し、
前記バネの他端は、前記ハウジングに間接的あるいは直接的に固定されており、
前記前後方向において、前記保持部は、前記バネの前記他端よりも前記第1リニアモータから離れている、電動工具。 The power tool according to claim 8 ,
The auxiliary mechanism is
a spring extending along the longitudinal direction;
a holding portion that holds one end of the spring and is fixed to the drive shaft;
has
The other end of the spring is indirectly or directly fixed to the housing,
The power tool , wherein the holding portion is further away from the first linear motor than the other end of the spring in the front-rear direction .
前記第1リニアモータは、
コイルと、
前記コイルに取り付けられた放熱フィンと
を有する、電動工具。 The power tool according to any one of claims 1 to 9 ,
The first linear motor is
a coil;
radiating fins attached to the coil.
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