JP7324852B2 - 油圧ショベル - Google Patents

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Description

本発明は、油圧ショベルに関する。
下記特許文献1には、ブルドーザーのブレードにプリズムを設置し、トータルステーションによりブレードの位置情報を取得してブレードを制御することで、自動的に敷き均し作業を行う技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術を油圧ショベルのブレード作業に適用した場合、オペレータが作業機を動かしたり、旋回操作を行ったりすることによって、作業機がプリズムに接触して破損させる場合もある。また、プリズムが例えばターゲットIDを発信できる種類のものである場合、電源を供給するためのケーブルと油圧ショベルの上部旋回体とが連結しているため、上部旋回体の旋回によりケーブルが切断される恐れがある。
特開平11-237244号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、排土装置を用いて自動的に敷き均し作業を行うことのできる油圧ショベルを提供することにある。
本発明に係る油圧ショベルは、下部走行体と、
前記下部走行体の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体と、
前記上部旋回体に上下方向に回動可能に支持された作業機と、
前記下部走行体に上下方向に回動可能に支持された排土装置と、
前記排土装置の排土板に配置され、前記排土板の現在位置に関する現在位置情報を取得する位置情報取得装置と、
施工計画の設計面データから得られる前記排土板の目標位置情報と、前記現在位置情報と、の偏差に基づいて前記排土装置を制御する排土制御装置と、
前記上部旋回体の旋回と前記作業機の動作を禁止する禁止装置と、を備える。
この構成によれば、排土制御装置により施工計画の設計面データから得られる排土板の目標位置情報と、排土板の現在位置情報と、の偏差に基づいて排土装置を制御することで、自動的に敷き均し作業を行うことができる。また、位置情報取得装置は、排土板に配置されているが、禁止装置により上部旋回体の旋回と作業機の動作を禁止することで、作業機が位置情報取得装置に接触して破損したり、位置情報取得装置と上部旋回体とを連結するケーブルが切断されたりするのを防止することができる。
本実施形態に係る油圧ショベルを示す左側面図である。 本実施形態に係る油圧ショベルの油圧回路を示す図である。 油圧ショベルが備える制御系を示すブロック図である。 他の実施形態に係る制御系を示すブロック図である。 他の実施形態に係る制御系を示すブロック図である。 他の実施形態に係る制御系を示すブロック図である。 他の実施形態に係る制御系を示すブロック図である。 他の実施形態に係る油圧回路を示す図である。 禁止スイッチを備える油圧ショベルの運転席の周辺の構成を示す概略斜視図である。 ブレードのアングル操作について説明するための模式図である。 油圧ショベルに搭載されるブレード操作レバーを後方から前方に向かって見た概略平面図である。 油圧ショベルに搭載されるブレード操作レバーを前方から後方に向かって見た概略平面図である。
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[油圧ショベルの概要]
油圧ショベル1の概略構造について説明する。図1に示すように、油圧ショベル1は、下部走行体2と、下部走行体2の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体3と、上部旋回体3に水平回動可能に支持された揺動体であるブームブラケット4と、ブームブラケット4に上下回動可能に支持された作業機5とを備える。
下部走行体2は、エンジン30からの動力を受けて駆動し、油圧ショベル1を走行させたり旋回させたりする。下部走行体2は、左右一対のクローラ21,21と、それらを駆動させる左右一対の走行モータ22,22とを備える。また、下部走行体2には、排土装置20が上下方向に回動可能に支持されている。排土装置20は、一対のブレードアーム23,23と、それらの先端部の間で左右方向に延びたブレード24(排土板に相当する)と、ブレード24を上下に昇降させるためのブレードリフトシリンダ25と、ブレード24をチルトさせるためのブレードチルトシリンダ26(図2参照)とを備えている。ブレード24を昇降させることで、ブレード24と地面との相対距離を調整することができる。ブレード24をチルトさせることで、ブレード24の左下端又は右下端と地面との間隔を調整することができる。ブレード24には、傾斜角(チルト角)を検出する傾斜センサ26a(図3参照)が設けられている。
ブレード24には、測位衛星からの信号を受信して測位するGNSSアンテナ27が取り付けられている。GNSSアンテナ27は、ブレード24の背面から立設された支柱27aの先端に固定されている。なお、本実施形態の油圧ショベル1は、RTK-測位方式を用いてブレード24の位置情報を取得しており、施工現場には不図示の基準局が設置されている。
上部旋回体3は、その中央部で上下方向に延びる軸線回りに旋回動作可能に構成されている。上部旋回体3には、エンジン30、カウンターウェイト31、キャビン32、旋回モータ33などが配設されている。油圧モータである旋回モータ33の駆動力で上部旋回体3が旋回ベアリングを介して旋回する。
キャビン32で囲まれた運転部には、オペレータが着座するための運転席321が装備されている。運転席321の左右に一対の作業操作レバー322,322、前方に一対の走行レバー323,323が配置されている。オペレータは、運転席321に着座して作業操作レバー322,322、走行レバー323,323等を操作することによって、エンジン30、各油圧モータ、各油圧アクチュエータ等の制御を行い、走行、旋回、作業等を行うことができる。
ブームブラケット4は、上部旋回体3の前端部にステー34を介して取り付けられている。ステー34には、軸線を上下方向に向けた枢軸ピン40が設けられている。ブームブラケット4は、その枢軸ピン40を中心にして水平回動自在に(即ち、左右へ揺動自在に)支持されている。上部旋回体3とブームブラケット4との間には、前後方向に伸縮作動するスイングシリンダ41(図2参照)が設けられている。ブームブラケット4の水平回動は、スイングシリンダ41の伸縮に応じて作動する。
作業機5は、エンジン30からの動力を受けて駆動し、運転部での操作に応じて土砂の掘削作業などを行う。作業機5は、ブームブラケット4に上下回動可能に支持されている。ブームブラケット4には、軸線を水平方向に向けた枢軸ピン50が設けられている。作業機5の基端部(後述するブーム51の基端部)は、その枢軸ピン50を中心にして上下回動自在に支持されている。作業機5は、その枢軸ピン50の軸線と直交する鉛直面上で回動する。また、作業機5は、ブームブラケット4の水平回動に連動してスイング動作を行うことができる。
作業機5は、ブーム51、アーム52、及びバケット53を備え、これらを独立して駆動することによって土砂等の掘削作業を可能としている。ブーム51は、基端部がブームブラケット4に上下回動可能に取り付けられており、伸縮自在に可動するブームシリンダ51aによって回動される。また、アーム52は、基端部がブーム51の先端部に支持されて、伸縮自在に可動するアームシリンダ52aによって回動される。そして、バケット53は、基端部がアーム52の先端部に支持されて、伸縮自在に可動するバケットシリンダ53aによって回動される。ブームシリンダ51a、アームシリンダ52a、及びバケットシリンダ53aは、油圧シリンダにより構成される。
[油圧回路の構成]
図2を用いて、油圧ショベル1が有する油圧回路6について説明する。油圧回路6は、複数の油圧アクチュエータ60、可変容量型ポンプ61、固定容量型ポンプ62、及びパイロットポンプ63を有する。
複数の油圧アクチュエータ60は、第1走行用モータ22a、第2走行用モータ22b(左走行モータ22、右走行モータ22のいずれか)、ブームシリンダ51a、アームシリンダ52a、バケットシリンダ53a、ブレードリフトシリンダ25、ブレードチルトシリンダ26、旋回モータ33、及びスイングシリンダ41で構成されている。
可変容量型ポンプ61及び固定容量型ポンプ62は、エンジン30によって駆動され、油圧アクチュエータ60へ供給される作動油を吐出する。可変容量型ポンプ61は、第1走行用モータ22a、第2走行用モータ22b、ブームシリンダ51a、アームシリンダ52a、バケットシリンダ53aに作動油を供給して駆動する。固定容量型ポンプ62は、ブレードリフトシリンダ25、ブレードチルトシリンダ26、旋回モータ33、スイングシリンダ41に作動油を供給して駆動する。
複数の油圧アクチュエータ60には、それぞれ対応する方向切換弁が設けられ、方向切換弁は、可変容量型ポンプ61及び固定容量型ポンプ62から油圧アクチュエータ60へ圧送する作動油の方向と容量を切り換え可能なパイロット式の方向切換弁である。
本実施形態においては、第1走行用モータ22aに対応する第1走行用方向切換弁64a、第2走行用モータ22bに対応する第2走行用方向切換弁64b、ブームシリンダ51aに対応するブーム用方向切換弁64c、アームシリンダ52aに対応するアーム用方向切換弁64d、バケットシリンダ53aに対応するバケット用方向切換弁64e、ブレードリフトシリンダ25に対応するブレードリフト用方向切換弁64f、ブレードチルトシリンダ26に対応するブレードチルト用方向切換弁64g、旋回モータ33に対応する旋回用方向切換弁64h、スイングシリンダ41に対応するスイング用方向切換弁64iが設けられている。これらの方向切換弁は、まとめてコントロールバルブ64と呼ばれる。
パイロットポンプ63は、主にコントロールバルブ64へ入力される指令としてのパイロット油を吐出する。ただし、図2ではパイロットポンプ63からコントロールバルブ64に至る油路を一部省略している。パイロットポンプ63は、エンジン30によって駆動され、圧油を吐出することにより、油路内にパイロット圧を発生させる。
また、油圧回路6は、ブーム用操作装置71、アーム用操作装置72、及び旋回用操作装置73を備えている。ブーム用操作装置71、アーム用操作装置72、及び旋回用操作装置73は、一対の作業操作レバー322,322で構成される。また、油圧回路6は、ブレードリフト用操作装置74及びブレードチルト用操作装置75を備えている。ブレードリフト用操作装置74及びブレードチルト用操作装置75は、不図示のブレード操作レバーで構成される。なお、図2には示していないが、油圧回路6は、バケット用操作装置及びスイング用操作装置を備えている。
ブーム用操作装置71は、ブーム用方向切換弁64cに供給されるパイロット圧油の向きと圧力を切り換えるためのブーム用リモコン弁710を有する。ブーム用リモコン弁710には、パイロットポンプ63から吐出された圧油が供給される。ブーム用リモコン弁710は、ブーム用操作装置71の操作方向と操作量に応じてパイロット圧を生成する。
アーム用操作装置72は、アーム用方向切換弁64dに供給されるパイロット圧油の向きと圧力を切り換えるためのアーム用リモコン弁720を有する。アーム用リモコン弁720には、パイロットポンプ63から吐出された圧油が供給される。アーム用リモコン弁720は、アーム用操作装置72の操作方向と操作量に応じてパイロット圧を生成する。
旋回用操作装置73は、旋回用方向切換弁64hに供給されるパイロット圧油の向きと圧力を切り換えるための旋回用リモコン弁730を有する。旋回用リモコン弁730には、パイロットポンプ63から吐出された圧油が供給される。旋回用リモコン弁730は、旋回用操作装置73の操作方向と操作量に応じてパイロット圧を生成する。
ブレードリフト用操作装置74は、ブレードリフト用方向切換弁64fに供給されるパイロット圧油の向きと圧力を切り換えるためのブレードリフト用リモコン弁740を有する。ブレードリフト用リモコン弁740には、パイロットポンプ63から吐出された圧油が供給される。ブレードリフト用リモコン弁740は、ブレードリフト用操作装置74の操作方向と操作量に応じてパイロット圧を生成する。
ブレードリフト用リモコン弁740とブレードリフト用方向切換弁64fとの間の第1油路740aには、第1シャトル弁740cを介して第1マシンコントロール油路740dが接続されている。また、ブレードリフト用リモコン弁740とブレードリフト用方向切換弁64fとの間の第2油路740bには、第2シャトル弁740eを介して第2マシンコントロール油路740fが接続されている。第1マシンコントロール油路740d及び第2マシンコントロール油路740fには、パイロットポンプ63からパイロット圧油が供給される。
ブレードチルト用操作装置75は、ブレードチルト用方向切換弁64gに供給されるパイロット圧油の向きと圧力を切り換えるためのブレードチルト用リモコン弁750を有する。ブレードチルト用リモコン弁750には、パイロットポンプ63から吐出された圧油が供給される。ブレードチルト用リモコン弁750は、ブレードチルト用操作装置75の操作方向と操作量に応じてパイロット圧を生成する。
ブレードチルト用リモコン弁750とブレードチルト用方向切換弁64gとの間の第3油路750aには、第3シャトル弁750cを介して第3マシンコントロール油路750dが接続されている。また、ブレードチルト用リモコン弁750とブレードチルト用方向切換弁64gとの間の第4油路750bには、第4シャトル弁750eを介して第4マシンコントロール油路750fが接続されている。第3マシンコントロール油路750d及び第4マシンコントロール油路750fには、パイロットポンプ63からパイロット圧油が供給される。
第1マシンコントロール油路740d、第2マシンコントロール油路740f、第3マシンコントロール油路750d、第4マシンコントロール油路750fには、それぞれ電磁比例弁103が設けられている。電磁比例弁103は、後述するマシンコントロールコントローラ102からの制御指令によりパイロット圧を調圧可能となっている。これにより、マシンコントロールコントローラ102は、ブレードリフト用方向切換弁64f及びブレードチルト用方向切換弁64gを操作して、ブレードリフトシリンダ25及びブレードチルトシリンダ26の駆動を制御することができる。
パイロットポンプ63と、ブーム用リモコン弁710、アーム用リモコン弁720、及び旋回用リモコン弁730との間の油路には、禁止装置としての電磁弁104が設けられている。また、パイロットポンプ63と、不図示のバケット用リモコン弁及びスイング用リモコン弁との間の油路にも、電磁弁104が設けられる。電磁弁104は、後述する統合コントローラ100からの制御指令によりパイロットポンプ63からのパイロット1次圧を制御する。具体的には、電磁弁104は、統合コントローラ100からの開放信号が切断されることにより、パイロット1次圧を遮断する。これにより、ブーム用リモコン弁710、アーム用リモコン弁720、旋回用リモコン弁730、バケット用リモコン弁、及びスイング用リモコン弁にパイロットポンプ63からの圧油が供給されなくなるため、ブーム用操作装置71、アーム用操作装置72、旋回用操作装置73、バケット用操作装置及びスイング用操作装置の操作による上部旋回体3の旋回と作業機5の動作が禁止される。
[油圧ショベルの制御系]
油圧ショベル1が備える制御系の一例について簡単に説明する。この油圧ショベル1は、制御装置としての統合コントローラ100を備える。統合コントローラ100は、油圧ショベル1の駆動制御を行う主制御部として、上述したエンジン30や油圧ポンプへの制御指示を出力する。
また、油圧ショベル1は、ブレード24、ブレードリフトシリンダ25、及びブレードチルトシリンダ26を含む排土装置20を制御する排土制御装置101を備える。排土制御装置101は、マシンコントロール用のコントロールバルブ64(ブレードリフト用方向切換弁64f及びブレードチルト用方向切換弁64g)と、マシンコントロールコントローラ102と、電磁比例弁103とを備え、排土装置20を自動的に動作させる。
マシンコントロールコントローラ102は、施工計画の設計面データから得られるブレード24の目標位置情報と、ブレード24の現在位置情報と、の偏差に基づいて排土装置20を制御する。
設計面データは、施工計画された工事区間の各水平座標位置における仕上げ面の高さを3次元化した電子データであり、予めマシンコントロールコントローラ102に入力される。設計面データは、設計面データ格納装置102aに保存される。設計面データに基づき、ブレード24の目標位置を設定することができる。
本実施形態では、ブレード24の現在位置情報は、傾斜センサ26a及びGNSSアンテナ27により取得される。具体的には、GNSSアンテナ27により取得されたブレード24の座標情報と、傾斜センサ26aにより検出されたブレード24の傾斜角情報とを組み合わせることで、ブレード24の位置と姿勢を含む現在位置情報を取得することができる。なお、マシンコントロールコントローラ102は、ブレード24の幅、ブレード24に対するGNSSアンテナ27の取付位置等に関する情報を予め保存しており、ブレード24の現在位置情報を正確に演算できる。
マシンコントロールコントローラ102は、ブレード制御指令算出部102bを備えている。ブレード制御指令算出部102bは、設計面データ格納装置102aに保存された設計面データからブレード24の目標位置情報を読み出し、この目標位置情報とブレード24の現在位置情報を比較して、ブレード24が目標位置となるように電磁比例弁103に送る制御指令値を算出する。
電磁比例弁103は、マシンコントロールコントローラ102からの制御指令によりブレードリフト用方向切換弁64f及びブレードチルト用方向切換弁64gへ付与されるパイロット圧を調圧することで、ブレードリフトシリンダ25及びブレードチルトシリンダ26の駆動を制御する。
マシンコントロールコントローラ102には、排土制御装置101を起動するための起動スイッチ105が接続されている。起動スイッチ105は、運転席321の前方に配置され、起動スイッチ105をオンすることで、ブレード24の自動制御を実行することができる。
本実施形態の統合コントローラ100は、マシンコントロールコントローラ102が起動されると、マシンコントロールコントローラ102からの信号を受けて電磁弁104へ制御指令を送り、パイロットポンプ63からのパイロット1次圧を遮断する。これにより、ブーム用操作装置71、アーム用操作装置72、旋回用操作装置73、バケット用操作装置及びスイング用操作装置の操作による上部旋回体3の旋回と作業機5の動作が禁止される。
以上のように、本実施形態の油圧ショベル1は、下部走行体2と、
下部走行体2の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体3と、
上部旋回体3に上下方向に回動可能に支持された作業機5と、
下部走行体2に上下方向に回動可能に支持された排土装置20と、
排土装置20のブレード24に配置され、ブレード24の現在位置に関する現在位置情報を取得するGNSSアンテナ27及び傾斜センサ26aと、
施工計画の設計面データから得られるブレード24の目標位置情報と、前記現在位置情報と、の偏差に基づいて排土装置20を制御する排土制御装置101と、
上部旋回体3の旋回と作業機5の動作を禁止する電磁弁104と、を備える。
この構成によれば、排土制御装置101により施工計画の設計面データから得られるブレード24の目標位置情報と、ブレード24の現在位置情報と、の偏差に基づいて排土装置20を制御することで、自動的に敷き均し作業を行うことができる。また、GNSSアンテナ27及び傾斜センサ26aは、ブレード24に配置されているが、電磁弁104により上部旋回体3の旋回と作業機5の動作を禁止することで、作業機5がGNSSアンテナ27及び傾斜センサ26aに接触して破損したり、GNSSアンテナ27及び傾斜センサ26aと上部旋回体3とを連結するケーブルが切断されたりするのを防止することができる。
また、他の実施形態として、油圧ショベル1は、図4に示すようにGNSSアンテナ27に代えて全方位プリズム28を備えるようにしてもよい。全方位プリズム28は、施工現場に別途設置されたトータルステーション29によって自動的に追尾される。トータルステーション29は、全方位プリズム28までの距離と角度を測定し、測定したデータからブレード24の座標情報を取得することができる。ブレード24の座標情報は、トータルステーション29から無線でブレード制御指令算出部102bに転送される。その他の構成については、前述の実施形態と同じである。
また、油圧ショベル1は、図5に示すように、禁止装置(電磁弁104)を起動させる禁止スイッチ104aを備えるものでもよい。この構成によれば、オペレータ自身で禁止装置を起動することができるため、油圧ショベル1を自動敷き均し運転に移行する前に、オペレータが敷き均し状態を確認し易い位置に作業機5の位置を設定することができる。
禁止スイッチ104aは、押しボタンスイッチでもシーソー型スイッチでもよく、禁止スイッチ104aからの信号が統合コントローラ100に入力されると、統合コントローラ100から電磁弁104に指令信号が入力され、上部旋回体3の旋回と作業機5の動作が禁止される。禁止スイッチ104aは運転席321の前方に配置され、起動スイッチ105に隣接するように配置されてもよいし、起動スイッチ105と兼用としてもよい。
また、油圧ショベル1は、GNSSアンテナ27と上部旋回体3の接続を確認する接続確認手段を備え、前記接続確認手段が前記接続を確認すると、禁止装置が起動されるものでもよい。具体的には、GNSSアンテナ27からマシンコントロールコントローラ102への座標情報の送信を検知することにより、GNSSアンテナ27と上部旋回体3がケーブルで接続されたことを確認し、統合コントローラ100は、マシンコントロールコントローラ102からの信号を受けて電磁弁104へ遮断の制御指令を送る。
また、油圧ショベル1が、ターゲットIDを有する全方位プリズム28を備える場合、全方位プリズム28は、ターゲットIDを赤外線光で発信するための電力を要する。このとき、全方位プリズム28へ供給される電力を検知することにより、全方位プリズム28と上部旋回体3がケーブルで接続されたことを確認するようにしてもよい。また、ジャイロセンサである傾斜センサ26aへ供給される電力を検知することにより、傾斜センサ26aと上部旋回体3がケーブルで接続されたことを確認するようにすることもできる。
自動敷き均し作業を行う際、盗難防止のためや通常の掘削作業の際に作業機5が接触して破損することを防止するために、油圧ショベル1から取り外していたGNSSアンテナ27や全方位プリズム28をブレード24に取り付ける作業が必要になる。この作業を上部旋回体3の旋回と作業機5の動作を禁止するトリガーにすることで、GNSSアンテナ27や全方位プリズム28の破損やケーブルの切断を確実に防止することができる。
また、油圧ショベル1において、排土制御装置101の起動時に禁止装置が起動されるものでもよい。具体的には、図6に示すように、起動スイッチ105からの信号がマシンコントロールコントローラ102と統合コントローラ100に同時に入力されるようにしてもよい。
この構成によれば、排土制御装置101の起動と同時に禁止装置を起動することができるため、GNSSアンテナ27や全方位プリズム28の破損やケーブルの切断を確実に防止することができる。
また、油圧ショベル1は、図7Aに示すように、禁止装置を解除する禁止解除手段としての禁止解除スイッチ106を備えるようにしてもよい。禁止解除スイッチ106は、例えば禁止スイッチ104aに隣接させた位置に配置したボタンスイッチであり、禁止解除スイッチ106を押下すると統合コントローラ100に禁止解除信号が入力され、統合コントローラ100から禁止装置(電磁弁104)の機能を解除する信号が禁止装置に入力される。
また、禁止スイッチ104a自身が禁止解除機能を備えてもよく、例えば禁止スイッチ104aがオフの状態を禁止スイッチ104aの解除状態として、統合コントローラ100から禁止装置の機能を解除する信号を禁止装置に入力してもよい。
さらに、油圧ショベル1は、禁止解除スイッチ106が起動すると、位置情報取得装置の周囲に設定された侵入禁止領域に作業機5が侵入することを規制する規制装置107を備えるようにしてもよい。この構成によれば、自動敷き均し作業中に、例えばオペレータが敷き均しの状態を確認するために禁止解除スイッチ106を起動した場合にも、作業機5を安全に移動させることができる。
規制装置107としては、例えば図7Bに示す電磁弁が挙げられる。作業機5の侵入禁止領域は、例えばGNSSアンテナ27又は全方位プリズム28の周囲に設定される円領域である。統合コントローラ100は、侵入禁止領域の境界領域への作業機5の侵入を検知すると、対応する規制装置107に制御指令を送り、侵入禁止領域に近づく方向へ駆動する油圧アクチュエータ(ブームシリンダ51a、アームシリンダ52a、バケットシリンダ53a、旋回モータ33、及びスイングシリンダ41)の方向切換弁(ブーム用方向切換弁64c、アーム用方向切換弁64d、バケット用方向切換弁64e、旋回用方向切換弁64h、及びスイング用方向切換弁64i)に入力されるパイロット2次圧を遮断することにより、上部旋回体3の旋回や作業機5の動作を規制することができる。なお、作業機5の位置情報は、作業機5に取り付けられた不図示の複数の加速度センサから取得され、上部旋回体3の旋回角度情報は、不図示の旋回角度センサから取得され、これらの情報は、統合コントローラ100に入力される。
禁止解除信号が禁止解除スイッチ106から統合コントローラ100に入力されると、統合コントローラ100は、禁止装置の機能を解除する信号を禁止装置に入力すると同時に規制装置107に規制信号を発信する。禁止スイッチ104aが禁止解除機能を備えている場合は、別途規制スイッチが設けられ、自動敷き均し作業を終了し、GNSSアンテナ27や全方位プリズム28を取りはずした後、規制スイッチを切断することにより、規制装置107を解除することにより、通常の掘削作業を行うことができる。
図5および図7Aに示した禁止スイッチ104aについて、更に詳細に説明しておく。図8は、禁止スイッチ104aを備える油圧ショベル1の運転席321の周辺の構成を示す概略斜視図である。図8に示すように、上部旋回体3には、オペレータが座る運転席321と、ハウジング部材324とが設けられる。ハウジング部材324は、運転席321の周囲に配置される。ハウジング部材324からは、オペレータが操作する操作レバー325が突出する。なお、本例では、運転席321はキャビンで囲まれていないが、キャビンで囲まれてもよい。
本例では、ハウジング部材324は、運転席321に対して、搭乗口326側と反対側に位置する。搭乗口326は、運転席321へのオペレータの搭乗を可能とする部分である。このようにハウジング部材324を配置することにより、搭乗口326を広くすることができ、オペレータが油圧ショベル1に乗り降りし易くすることができる。なお、搭乗口326は、運転席321に対して左側に存在し、より詳細には、運転席321の左前方に存在する。
詳細には、ハウジング部材324は、運転席321の右側に配置される。より詳細には、運転席321の右側には、左右方向に間隔をあけて配置される一対の作業操作レバー322の一方が配置される。ハウジング部材324は、運転席321の右側に配置される作業操作レバー322に隣接して配置される。具体的には、ハウジング部材324は、運転席321の右側の作業操作レバー322の右隣に配置される。
ハウジング部材324は、例えば樹脂により構成される。ハウジング部材324は、前後方向に延びる。ハウジング部材324は、油圧ショベル1に必要となる各種の操作機器が取り付けられる。ハウジング部材324の前端部には、油圧ショベル1の操作情報を表示するモニタ327が、表示画面を露出した状態で装着される。モニタ327の後方にて、操作レバー325が、ハウジング部材324の上面から上方に突出する。操作レバー325は、運転席321に座るオペレータから見て右前方に位置する。操作レバー325は、作業操作レバー322の把持部よりも後方に配置されている。このために、オペレータは作業操作レバー322に邪魔されずに操作レバー325の操作を行うことができる。
禁止スイッチ104aは、ハウジング部材324に装着されている。このような構成とすれば、オペレータの視界に入りやすく、手の届きやすい位置に禁止スイッチ104aを配置することができる。この結果、起動スイッチ105(例えば図5や図11参照)を押して自動敷き均し作業に入る前に、上部旋回体3の旋回と作業機5の動作とを禁止する禁止スイッチ104aを押し忘れる可能性を低減することができる。
本例では、操作レバー325は、ブレード24(排土板)の操作を行うブレード操作レバーである。すなわち、本例の構成では、禁止スイッチ104aは、ブレード操作レバー325の近くに配置することができる。このために、ブレード24を用いた自動敷き均し作業に入る前に、禁止スイッチ104aの存在を意識し易く、禁止スイッチ104aを押し忘れる可能性をより低減することができる。
詳細には、禁止スイッチ104aは、ブレード操作レバー325の後方に配置されている。このように構成することにより、禁止スイッチ104aがブレード操作レバー325の存在によってオペレータから見難くなることを抑制することができ、オペレータが禁止スイッチ104aをスムーズに操作することができる。
禁止スイッチ104aは、例えばシーソースイッチで構成され、ハウジング部材324の上面に配置される。本例では、ブレード操作レバー325の後方において、ハウジング部材324の上面には、複数のスイッチが前後方向に並ぶ。禁止スイッチ104aは、これら複数のスイッチのうちの一つである。複数のスイッチのうちのいずれを禁止スイッチ104aとするかは、適宜決められてよい。図8に示す例では、ブレード操作レバー325に最も近いスイッチが禁止スイッチ104aである。
ブレード操作レバー325は、上述のように、ブレードリフト用操作装置74と、ブレードチルト用操作装置75とを構成する。すなわち、ブレード操作レバー325を利用することにより、ブレード24を上下に昇降させることと、ブレード24をチルトさせることができる。また、本例では、ブレード操作レバー325は、ブレード24のアングル操作用の装置も構成する。
図9は、ブレード24のアングル操作について説明するための模式図である。図9は、油圧ショベル1の前方部分を上方から見た図である。ブレード24は、上下に延びる軸ピン201を中心して回転可能にブレードアーム23Aに支持されている。ブレードアーム23Aの左右に配置される一対のアングルシリンダ202を動作させることにより、ブレード24は、軸ピン201を中心として回動する。図9に一点鎖線で示すブレード24は、一対のアングルシリンダ202の動作により、ブレード24が揺動した状態を示している。アングル操作は、ブレード24の左右方向の両端を前後方向に揺動させる操作である。
オペレータは、ブレード操作レバー325の把持部325aを掴んでブレード操作レバー325を前後方向に動かすことにより、ブレード24を昇降させることができる。また、ブレード操作レバー325には、ブレード24のチルト操作とアングル操作とを可能とする操作部が設けられている。
図10は、油圧ショベル1に搭載されるブレード操作レバー325を後方から前方に向かって見た概略平面図である。図10に示すように、把持部325aは、ハウジング部材324から突出するアーム部325bの先端側に設けられる。把持部325aの前端上面側には、切替スイッチ3251と操作ローラ3252とが左右に並んで装着されている。なお、切替スイッチ3251と操作ローラ3252との位置関係は適宜変更されてよい。
切替スイッチ3251は、チルト操作とアングル操作とを切り替えるスイッチである。切替スイッチ3251は、例えばシーソースイッチである。操作ローラ3252は、チルト操作又はアングル操作を行うための回転体である。操作ローラ3252は、側面(外周面)の一部が把持部325aの表面から突出することにより、オペレータによる回転操作が可能となっている。切替スイッチ3251によって、チルト操作が選択された状態で操作ローラ3252が回転されることにより、ブレード24のチルト量を変更することができる。また、切替スイッチ3251によって、アングル操作が選択された状態で操作ローラ3252が回転されることにより、ブレード24の左右の端部の前後方向の位置を変更することができる。
ブレード操作レバー325の把持部325aには、排土制御装置101による制御を開始する起動スイッチ105が設けられる。これによれば、ブレード24を用いた自動敷き均し作業を開始させる起動スイッチ105と、禁止スイッチ104aとが近くに配置されることになるために、自動敷き均し作業に入る前に、禁止スイッチ104aの存在を意識し易く、禁止スイッチ104aを押し忘れる可能性をより低減することができる。
図11は、油圧ショベル1に搭載されるブレード操作レバー325を前方から後方に向かって見た概略平面図である。図11に示すように、本例では、把持部325aの前端下面側に、起動スイッチ105が装着されている。すなわち、起動スイッチ105は、把持部325aの、切替スイッチ3251および操作ローラ3252が設けられる面と反対側の面に設けられる。起動スイッチ105は、例えばシーソースイッチである。把持部325aを右手で掴んだオペレータは、例えば、人差し指で起動スイッチ105を操作し、親指で切替スイッチ3251および操作ローラ3252を操作することができる。
なお、以上においては、操作レバー325が突出するハウジング部材324が、運転席321に対して、搭乗口326側とは反対側に配置される構成とした。ただし、これは例示にすぎない。例えば、操作レバーが突出するハウジング部材は、運転席321に対して、搭乗口326側に配置されてもよい。この場合、例えば、操作レバーが突出するハウジング部材は、作業操作レバー322が突出するハウジング部材であってよい。また、操作レバーが突出するハウジング部材が、運転席321に対して、搭乗口326側とは反対側に配置される場合であっても、当該ハウジング部材は、作業操作レバー322が突出するハウジング部材であってもよい。
本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 ブームブラケット
5 作業機
6 油圧回路
20 排土装置
24 ブレード
25 ブレードリフトシリンダ
26 ブレードチルトシリンダ
26a 傾斜センサ
27 GNSSアンテナ
28 全方位プリズム
29 トータルステーション
100 統合コントローラ
101 排土制御装置
103 電磁比例弁
104 電磁弁
104a 禁止スイッチ
105 起動スイッチ
106 禁止解除スイッチ
107 規制装置
321 運転席
324 ハウジング部材
325 ブレード操作レバー(操作レバー)
325a 把持部
326 搭乗口

Claims (10)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体と、
    前記上部旋回体に上下方向に回動可能に支持された作業機と、
    前記下部走行体に上下方向に回動可能に支持された排土装置と、
    前記排土装置の排土板に配置され、前記排土板の現在位置に関する現在位置情報を取得する位置情報取得装置と、
    施工計画の設計面データから得られる前記排土板の目標位置情報と、前記現在位置情報と、の偏差に基づいて前記排土装置を制御する排土制御装置と、
    前記上部旋回体の旋回と前記作業機の動作を禁止する禁止装置と、を備える、油圧ショベル。
  2. 前記禁止装置を起動させる禁止スイッチを備える、請求項1に記載の油圧ショベル。
  3. 前記上部旋回体には、
    オペレータが座る運転席と、
    前記運転席の周囲に配置され、前記オペレータが操作する操作レバーが突出するハウジング部材と、
    が設けられ、
    前記禁止スイッチは、前記ハウジング部材に装着されている、請求項2に記載の油圧ショベル。
  4. 前記ハウジング部材は、前記運転席に対して、前記運転席への前記オペレータの搭乗を可能とする搭乗口側と反対側に位置する、請求項3に記載の油圧ショベル。
  5. 前記操作レバーは、前記排土板の操作を行うブレード操作レバーである、請求項3又は4に記載の油圧ショベル。
  6. 前記禁止スイッチは、前記ブレード操作レバーの後方に配置されている、請求項5に記載の油圧ショベル。
  7. 前記ブレード操作レバーの把持部には、前記排土制御装置による制御を開始する起動スイッチが設けられる、請求項5又は6に記載の油圧ショベル。
  8. 前記位置情報取得装置と前記上部旋回体の接続を確認する接続確認手段を備え、
    前記接続確認手段が前記接続を確認すると、前記禁止装置が起動される、請求項1に記載の油圧ショベル。
  9. 前記排土制御装置の起動時に前記禁止装置が起動される、請求項1に記載の油圧ショベル。
  10. 前記排土制御装置および前記禁止装置の起動中に、前記禁止装置を解除する禁止解除手段と、
    前記禁止解除手段が起動すると、前記位置情報取得装置の周囲に設定された侵入禁止領域に前記作業機が侵入することを規制する規制装置と、を備える、請求項1~9の何れか1項に記載の油圧ショベル。
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