JP7323371B2 - 表示装置および表示装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は表示装置および表示装置の製造方法に関するものである。
フレキシブルパネルは、薄型、屈曲可能性において利点を有し、携帯端末の表示装置等に用いられている。特許文献1に記載されるフレキシブルパネルは、有機発光ダイオード(OLED:Organic Light Emitting Diode)パネルと、カバーフィルムとを備える。カバーフィルムは有機発光ダイオードパネル上に接着層を介して貼り付けられる。
特開2019-61186号公報
しかしながら、フレキシブルディスプレイが屈曲されると、圧縮応力及び引張応力が接着層に加わり、接着剤が移動し、接着層の厚さが不均一となる。また、屈曲されたフレキシブルディスプレイが伸展されたとしても、移動した接着剤は元の位置に戻らず、接着層の厚さが不均一なままとなる。接着層の厚さの不均一は、接着層における屈折率の差を生じさせ、視認性の悪化を招いていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、視認性を改善可能な表示装置および表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、第1の方向に屈曲可能な表示パネルと、前記表示パネルの表示面の側に設けられたフィルムと、前記表示パネルと前記フィルムとを接着する接着層とを備え、前記接着層は、平面視において前記第1の方向に交差する第2の方向に延在する第1の接着領域及び第2の接着領域を含み、複数の前記第1の接着領域及び複数の前記第2の接着領域は前記第1の方向に亘って交互に設けられ、前記第1の接着領域の弾性率は、前記第2の接着領域の弾性率よりも大きいことを特徴とする表示装置が提供される。
本発明の別の観点によれば、第1の方向に屈曲可能な表示パネルの表示面の側に紫外線硬化型の接着剤を塗布する工程と、平面視において前記第1の方向に交差する第2の方向に延在するとともに、前記第1の方向に亘って並んで形成された開口領域を有するマスクパターンを前記接着剤上に形成する工程と、前記マスクパターン上から紫外線を前記接着剤に照射する工程と、前記マスクパターンを取り除く工程とを備えることを特徴とする表示装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、視認性を改善可能な表示装置および表示装置の製造方法を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態におけるフレキシブルディスプレイを用いた電子機器の一例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるフレキシブルディスプレイのブロック図である。 本発明の第1実施形態における接着層の一部の平面図である。 本発明の第1実施形態におけるフレキシブルディスプレイの平面図である。 本発明の第1実施形態における図1のA-A’線におけるフレキシブルディスプレイの断面図である。 本発明の第1実施形態におけるフレキシブルディスプレイの製造方法を説明するための図である。 比較例としてのフレキシブルディスプレイの断面図である。 比較例としてのフレキシブルディスプレイの断面図である。 本発明の第1実施形態におけるフレキシブルディスプレイの断面図である。 本発明の第1実施形態におけるフレキシブルディスプレイの断面図である。 本発明の第2実施形態における接着層の一部の平面図である。 本発明の第3実施形態における接着層の一部の平面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。明細書全般における同じ参照符号は、実質的に同一の構成要素を意味する。
[第1実施形態]
図1は、フレキシブルディスプレイを用いた電子機器の一例を示す斜視図である。電子機器は、例えば、携帯端末又はタブレット端末等であり得る。フレキシブルディスプレイ9は、OLEDディスプレイ等の屈曲可能な平面型表示装置である。フレキシブルディスプレイ9の発光面の側には接着層を介してカバーフィルム5が設けられている。本実施形態において図1(A)に示すように、フレキシブルディスプレイ9の短手方向をX方向、フレキシブルディスプレイ9の長手方向をY方向、フレキシブルディスプレイ9の発光面に対して鉛直方向をZ方向とする。
フレキシブルディスプレイ9は、屈曲部90と非屈曲部91とを有する。屈曲部90は長方形状の領域であり、フレキシブルディスプレイ9のY方向の略中央部に設けられる。非屈曲部91は、フレキシブルディスプレイ9において屈曲部90以外の領域である。図1(B)に示すように、屈曲部90においてフレキシブルディスプレイ9を屈曲させ、フレキシブルディスプレイ9の発光面を対面させることによって、フレキシブルディスプレイ9は折り畳まれることができる。なお、図1(B)において、発光面を対面させてフレキシブルディスプレイ9が折り畳まれているが、これに限定されず、発光面の裏面を対面させて折り畳まれてもよい。また、フレキシブルディスプレイ9の全体が屈曲可能に構成されてもよい。屈曲部90はフレキシブルディスプレイ9のY方向の中央部以外の領域に設けられてもよい。さらに、フレキシブルディスプレイ9において複数個所に屈曲部90が設けられてもよい。
図2は、本実施形態におけるフレキシブルディスプレイ9のブロック図である。フレキシブルディスプレイ9は、フレキシブルパネル1、ゲートドライバ18、データドライバ19、電源部14、制御部15を備える。
フレキシブルパネル1は、マトリクス状に配置された複数の画素13を備え、それぞれの画素13は発光素子131、画素回路132を備える。発光素子131は有機材料の発光層を有する。画素回路132は、スイッチトランジスタ、駆動トランジスタ、コンデンサ等を備える。スイッチトランジスタ及び駆動トランジスタは、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を含む。それぞれの発光素子131にはRGB(R:Red,G:Green,B:Blue)のカラーフィルタが設けられている。また、カラーフィルタを設ける代わりに、各色に発光可能な発光素子131を用いてもよい。
データドライバ19は、データライン12を介して輝度信号に応じたデータ電圧を画素回路132に印加する。ゲートドライバ18は、ゲートライン11を介して画素回路132のスイッチトランジスタのゲートを駆動する。ゲートドライバ18は、順次ゲートライン11を選択し、選択されたゲートライン11に接続されたスイッチトランジスタをオンとする電圧をゲートライン11に印加する。画素回路132は、データ電圧に応じた駆動電流を発光素子131に供給し、発光素子131を発光させる。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、インターフェース等を備え、外部から入力された画像データにおいてガンマ補正、レベルシフト、色補正、ノイズリダクションなどのデジタル信号処理を行う。CPUは、予め定められたアプリケーションプログラムに従い、電源部14、制御部15、ゲートドライバ18、データドライバ19の動作を制御する。メモリは、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備える。ROMは、不揮発メモリ等のように、電源遮断後にも記憶内容を保持する。RAMは、CPUの動作のためのワークエリアとして用いられる。
電源部14は、インバータ回路、整流回路、平滑回路などを含み、外部の交流電源または直流電源に接続される。電源部14は制御部15、ゲートドライバ18、データドライバ19、フレキシブルパネル1に駆動電流を供給する。
図3は本実施形態における屈曲部の接着層の一部の平面図である。接着層4は、フレキシブルパネル1とカバーフィルム5との間に設けられる(図1参照)。非屈曲部91において、接着層4は接着領域(第2の接着領域)42から構成されるが、屈曲部90においては、接着層4はさらに接着領域(第1の接着領域)41を有する。接着領域41における接着剤の弾性率は接着領域42における接着剤の弾性率よりも大きい。接着領域41は、フレキシブルディスプレイ9の屈曲方向(Y方向)に交差する方向(X方向)に沿って延在する。接着領域41はフレキシブルディスプレイ9の一の長辺の端部から他の長辺の端部まで延在する。接着領域42は接着領域41と同様にフレキシブルディスプレイ9の屈曲方向に交差する方向に沿って、フレキシブルディスプレイ9の一の長辺の端部から他の長辺の端部まで延在する。接着領域42は、平面視において接着領域41に隣接する。接着領域41,42は、屈曲方向に沿って交互に設けられる。
屈曲部90において、屈曲方向に交差する方向に接着領域42よりも高い弾性率を有する接着領域41が設けられる。フレキシブルディスプレイ9が屈曲させられたとき、低い弾性率の接着領域42の接着剤の移動が高い弾性率の接着領域41によって制限される。このため、接着層4の厚さの不均一が生じず、視認性を改善することができる。なお、接着領域41は屈曲部90だけでなく非屈曲部91においても設けられてよい。
図4は本実施形態におけるフレキシブルディスプレイの平面図であって、フレキシブルパネル1と接着層4との配置を説明するための図である。
フレキシブルパネル1はマトリクス状に配置された複数の画素13と、画素13を駆動するためのゲートライン11およびデータライン12と、画素13の周囲に形成されたバンク112とを備える。画素13は有機発光ダイオード、駆動スイッチ、カラーフィルタなどを含む。カラーフィルタは、赤色、緑色、青色、白色の画素を含み得る。
バンク112は、画素13を格子状に区画し、隣接する画素同士の混色不良が発生することを防ぐことができる。ゲートライン11は画素13の配列の一方向(X方向)に沿って延在する。データライン12はゲートライン11に交差する方向(Y方向)に延在する。ゲートライン11及びデータライン12は、マトリクス状に設けられた画素13の間であって、バンク112上に設けられる。
接着領域41はX方向に沿って延在し、平面視においてバンク112に重なり、好ましくはゲートライン11に重なって設けられる。図4においては、接着領域のY方向の長さ、すなわち幅L1は、ゲートライン11の幅よりも狭いことが望ましい。接着領域42は接着領域41の間に形成され、平面視において画素13上に設けられる。Y方向において隣接する一の接着領域41と他の接着領域41は、接着領域42を介して互いに略平行に設けられる。接着領域42はY方向において幅L2を有し、平面視においてマトリクス状に配列された複数の画素13の上部に重なって設けられる。接着領域41,42は、高い弾性率を有する接着領域41が低い弾性率を有する接着領域42を遮るように、Y方向において交互に設けられる。
図5は図1のA-A’線におけるフレキシブルディスプレイの断面図である。フレキシブルパネル1はZ方向に発光面16を有し、-Z方向にフレキシブルパネル1の裏面17を有する。フレキシブルパネル1は、基板層100、ゲート電極101、ゲート絶縁膜102、半導体層103、ソース電極105、ドレイン電極106、エッチングストッパ104、パッシベーション107、カラーフィルタ108、オーバーコート109、アノード電極111、バンク112、有機発光層114、カソード電極115、バッファ層116、基材フィルム層117を備える。
基板層100は、屈曲可能なフレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)等である。基板層100は、例えば、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート等で構成される。図示しないが、基板層100は上部にバリア層を有する。バリア層は、フレキシブルパネル1に不純物又は外部からの水分等の浸透を遮断する。
ゲート電極101は基板層100の上部に設けられ、ソース電極105とドレイン電極106との間に流れる電流を制御する電極である。ゲート電極101は、例えば、銅、モリブデンタングステン合金、アルミニウム、クロム、金、チタン、ニッケル、ネオジム等で構成される。
ゲート絶縁膜102は、ゲート電極101及び基板層100の上部に設けられる絶縁膜である。ゲート絶縁膜102は、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜又はこれらの多重膜のような無機膜で構成され得るが、これに限定されるものではない。ゲート電極101と半導体層103とは、ゲート絶縁膜102によって電気的に絶縁される。
半導体層103は、ゲート絶縁膜102を介してゲート電極101の上部に設けられる。半導体層103はゲート電極101、ソース電極105、ドレイン電極106と組み合わされ、スイッチトランジスタをなす。半導体層103は、アモルファスシリコン、多結晶シリコン、酸化物等で構成される。
エッチングストッパ104は、製造工程におけるエッチングの工程で設けられる薄膜である。エッチングストッパ104は、半導体層103の上部に設けられる。エッチングストッパ104は、例えば、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜、シリコン酸窒化膜等で構成されるが、これに限定されるものではない。
ソース電極105及びドレイン電極106は、TFTの電極端子である。ソース電極105及びドレイン電極106は、エッチングストッパ104を介して、所定の間隔で半導体層103の上部に設けられる。ソース電極105は、ソースコンタクトホールを介して半導体層103の一側に接触する。ドレイン電極106は、ドレインコンタクトホールを介して半導体層103の他側に接触する。ソース電極105及びドレイン電極106は、単一層又は多層で構成され得る。単一層である場合、ソース電極105又はドレイン電極106の素材は、モリブデン、アルミニウム、クロム、金、チタン、ニッケル、ネオジム、銅等であり得る。多層である場合、ソース電極105又はドレイン電極106の素材は、モリブデン又はアルミニウム-ネオジム、モリブデン又はアルミニウム、チタン又はアルミニウム、銅又はモリブデン-チタン等であり得る。
スイッチトランジスタにおいてゲート電極101にオン電圧を印加することによって、ソース電極105とドレイン電極106との間の電流が制御される。ゲート電極101にオン電圧が印加されない場合にソース電極105とドレイン電極106との間に電流が流れず、ゲート電極101にオン電圧が印加される場合にソース電極105とドレイン電極106との間に電流が流れる。ソース電極105とドレイン電極106との間に流れる電流は、ドレイン電極106を介してアノード電極111に流れる。
パッシベーション107は保護膜であり、例えば、酸化珪素、窒化珪素又はこれらの多層で構成される。パッシベーション107は、半導体層103、エッチングストッパ104、ソース電極105、ドレイン電極106の上部に設けられる。パッシベーション107は、不純物又は外部からの水分等から半導体層103、エッチングストッパ104、ソース電極105、ドレイン電極106等を保護する。
カラーフィルタ108は赤色、緑色、青色、白色を含み、パッシベーション107の上部に設けられる。カラーフィルタ108は、Y方向において一のゲート電極101と他のゲート電極101との間に設けられる。
オーバーコート109はパッシベーション107及びカラーフィルタ108の上部に設けられる。オーバーコート109は、フォトアクリル、ポリイミド、ベンゾシクロブテン系樹脂、アクリル酸系樹脂等の有機物で構成される。オーバーコート109は、ゲート絶縁膜102の上部に設けられる半導体層103、ソース電極105、ドレイン電極106、エッチングストッパ104、パッシベーション107、カラーフィルタ108による凹凸を平坦化する。オーバーコート109は、上部にパッシベーション110を有する。
アノード電極111は、オーバーコート109及びパッシベーション110を介して、ドレイン電極106、カラーフィルタ108の上部に設けられる。アノード電極111は、有機発光素子を構成する電極である。アノード電極111は、例えば、酸化インジウムスズ(ITO:Indium Tin Oxide)、酸化インジウム亜鉛(IZO:Indium Zinc Oxide)等の透明導電物質で構成される。ITO又はIZOは、透明導電物質からなり、光を透過するという長所を有する。アノード電極111は、パッシベーション107、オーバーコート109、パッシベーション110を貫通するコンタクトホールを介してドレイン電極106に電気的に接続される。
バンク112は、パッシベーション110及びアノード電極111の上部に設けられる。バンク112はブラックマトリクスとも呼ばれ、有機発光層114を格子状に囲う部材である。バンク112は、ポリイミド、ベンゾシクロブテン系樹脂、アクリル酸等の有機物で構成され得る。バンク112は開口部113を有し、カラーフィルタ108及びアノード電極111の上部に設けられる。開口部113は、アノード電極111の少なくとも一部を露出する。
有機発光層114は、開口部113を介してカラーフィルタ108及びアノード電極111の上部に設けられる。有機発光層114は、アノード電極111及びカソード電極115と組み合わされ、有機発光素子をなす。図面では示していないが、有機発光層114は、電子及び正孔を有機発光層114に注入する電子注入層及び正孔注入層と、注入済みの電子及び正孔を有機発光層114に輸送する電子輸送層及び正孔輸送層と、電子及び正孔のような電荷を生成する電荷生成層とを含んでもよい。有機発光層114は、例えば、8-ヒドロキシ-キノリンアルミニウム錯体、カルバゾール系化合物、二量体化スチリル化合物、10-ヒドロキシベンゾキノリン-金属化合物等が用いられるが、これらに限定されるものではない。有機発光層114は、白色光を出力する有機発光物質で構成されうる。例えば、有機発光層114は、青色有機発光層、赤色有機発光層及び緑色有機発光層で構成されてもよい。電子輸送層及び正孔輸送層からそれぞれ電子及び正孔が輸送され、結合させることによって、有機発光層114は可視光線領域の光を発生する。
カソード電極115は、有機発光層114の上部に設けられる。カソード電極115は、有機発光素子を構成する電極である。カソード電極115は、例えば、アルミニウム、銀-マグネシウム合金、カルシウム等の素材で構成される。アノード電極111、有機発光層114、カソード電極115は、有機発光素子を構成する。
アノード電極111及びカソード電極115は、基板層100に設けられた配線を介して電圧を印加される。電圧がアノード電極111及びカソード電極115に印加されることによって、電子がカソード電極115から有機発光層114に注入され、正孔がアノード電極111から有機発光層114に注入される。有機発光層114において電子及び正孔が結びつき、励起子が生成される。励起子が消滅することによって、有機発光層114の最低空軌道と最高被占軌道とのエネルギー差に相当する光が発生する。有機発光層114において発生した光は、基板層100の方向に発散する。
バッファ層116及び基材フィルム層117は、カプセル化層をなす。バッファ層116は、カソード電極115の上部に設けられる。バッファ層116は、例えば、光硬化性接着剤、熱硬化性接着剤等で構成される。基材フィルム層117は、バッファ層116の上部に設けられる。基材フィルム層117は、ポリエチレンテレフタレートのような高分子物質又はアルミニウム、鉄-ニッケル合金、鉄-ニッケル-コバルト合金等の金属物質で構成されてもよい。基材フィルム層117は、バッファ層116によってカソード電極115の上部に付着することで、有機発光層114及びカソード電極115を密封し、有機発光層114等への水蒸気及び空気の透過を防ぐ。
バックプレート7は、粘着シート6aを介してフレキシブルパネル1の上部に貼り合わされる。バックプレート7は、ポリエチレンテレフタレート、アクリル樹脂等で構成され得る。バックプレート7は略長方形をなし、フレキシブルパネル1と同程度の大きさであることが好ましい。バックプレート7は、フレキシブルパネル1を補強する。
衝撃吸収フィルム8は、粘着シート6bを介してバックプレート7の上部に貼り合わされる。衝撃吸収フィルム8は、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等で構成されるフィルムである。衝撃吸収フィルム8は略長方形をなし、フレキシブルパネル1と同程度の大きさであることが好ましい。衝撃吸収フィルム8は、フレキシブルパネル1に外部から加わる衝撃を吸収し、緩和する。
タッチセンサ2は、フレキシブルパネル1の下部に設けられる。タッチセンサ2は、ITO等の透明電極、絶縁フィルム、基板層等で構成される。タッチセンサ2は、表面型静電容量方式、投影型静電容量方式、抵抗膜方式、電磁誘導方式等の方式で駆動される。
インデックスマッチング層3は、タッチセンサ2と接着層4との間に設けられる。インデックスマッチング層3は、接着層4における接着領域41と接着領域42との屈折率の差によって生じる視認性の低下を防ぐ。インデックスマッチング層3は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、シクロオレフィンポリマー等で構成される。インデックスマッチング層3は、例えば、接着領域41の反射率と同様の反射率を有し得る。また、インデックスマッチング層3は、接着領域41,42のそれぞれの反射率の差に対して、十分に大きい反射率を有するように構成されても良い。例えば、接着領域41,42のそれぞれの反射率の差の絶対値がインデックスマッチング層3の反射率の1%以下に設定され得る。インデックスマッチング層3を構成するフィルムの数は1つに限定されず、複数のフィルムによって構成されてもよい。
接着層4はインデックスマッチング層3の下部に設けられる。接着領域41は、ゲート電極101の下部に設けられる。Y方向において、1個のゲート電極101につき1個の接着領域41が設けられているが、これに限定されるものではなく、複数個のゲート電極101につき1個の接着領域41が設けられてもよい。例えば、4個のゲート電極101につき1個の接着領域41が設けられてもよい。ここで、接着領域41が設けられない残り3個のゲート電極101の下部において、接着領域42が設けられる。接着領域42は有機発光層114及びカラーフィルタ108の下部に設けられる。接着領域41及び接着領域42は、Y方向において交互に設けられる。境界43は、接着層4における接着領域41と接着領域42との境界である。境界43はゲート電極101、バンク112の下部に位置し、カラーフィルタ108の下部に位置しないことが望ましい。
カバーフィルム5は、接着層4を介してインデックスマッチング層3の下部に接着される。カバーフィルム5は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、シクロオレフィンポリマー等の素材で構成され得る。カバーフィルム5は、フレキシブルパネル1等を外部の衝撃等から保護する。
図6はフレキシブルディスプレイの製造方法を説明するための図である。
図6(A)において、フレキシブルパネル1の上部にタッチセンサ2、インデックスマッチング層3が設けられる。インデックスマッチング層3の上部に接着剤が塗布され、接着層44が設けられる。接着層44は、紫外線(UV:Ultraviolet)硬化接着剤、熱硬化接着剤、時間差硬化UV接着剤等で構成される。このときの接着層44の弾性率は一様である。接着層44を介してカバーフィルム5がインデックスマッチング層3に貼り合わされる。
図6(B)において、カバーフィルム5の上部にマスク45が形成される。マスク45は、例えば、合成石英、ソーダライムガラス等で構成される。Y方向において、マスク45は長さL2の間隔で長さL1の開口部451を設けられる。マスク45の上部からUV光を照射することによって、開口部451から露出している接着層44の一部は、UV光により硬化する。
図6(C)において、UV光を照射して所定の時間の経過後、カバーフィルム5からマスク45が取り除かれる。開口部451から露出している接着層44の一部は、接着領域41を形成する。開口部451から露出していない接着層44の一部は、接着領域42を形成する。このようにして、接着領域41及び接着領域42を含む接着層4の構造が形成される。
なお、接着層44に時間差硬化UV接着剤を用いる場合、図6における手順と異なる接着層4の製造方法が用いられる。接着層44がカバーフィルム5の下部に塗布され、マスク45がカバーフィルム5の上部に形成される。UV光がマスク45の上部からカバーフィルム5及び接着層44に照射され、所定の時間内にインデックスマッチング層3にカバーフィルム5が貼り合わされる。所定の時間が経過すると、時間差硬化UV接着剤の硬化が始まり、接着領域41及び接着領域42の構造が形成される。このようにして、フレキシブルパネル1にカバーフィルム5を貼り合わせる前にUV光を接着層44に照射することによって、UV光がフレキシブルパネル1に及ぼす影響を小さくすることが可能になる。
続いて、本実施形態におけるフレキシブルディスプレイの作用を説明する。図7A、図7Bは比較例としてのフレキシブルディスプレイの断面図である。
図7Aは、屈曲したフレキシブルディスプレイ9の断面図を表している。上述の実施形態と異なり、接着層40は一様な弾性率の接着剤から構成されている。フレキシブルディスプレイ9が屈曲部90において屈曲されると、接着層40に引張応力が加わり、領域420の接着剤が領域421に移動する。この結果、領域420の厚さは減少し、領域421の厚さは増大する。
図7Bは、図7Aのフレキシブルディスプレイを伸展させた状態を表している。フレキシブルディスプレイ9を伸展させたとしても、移動した接着剤は完全には元に戻らず、生じた領域420,421の厚さの不均一は残存する。接着層40の厚さが不均一になることにより、屈折率の差が生じ、フレキシブルディスプレイ9の視認性が悪化する。
図8A、図8Bは、本実施形態のフレキシブルディスプレイの断面図である。
図8Aは、屈曲されたフレキシブルディスプレイ9の断面図である。フレキシブルディスプレイ9が屈曲されると、接着層4に引張応力が加わる。このとき、高い弾性率を有する接着領域41が屈曲方向に交差する方向に延在することによって、接着領域42の接着剤の移動が制限される。このため、屈曲時における接着層4の厚さが均一になり、視認性を改善することができる。
図8Bは、図8Aのフレキシブルディスプレイ9を伸展された状態を表している。この場合においても、接着剤の移動は、高い弾性率を有する接着領域41によって制限される。このため、接着層4の厚さ均一に保つことができ、視認性を改善することができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、異なる弾性率を有する接着領域を交互に設けることによって、接着剤の移動が高い弾性率を有する接着領域により制限される。このため、屈曲及び伸展に起因する接着層の厚さの不均一を回避し、視認性を改善することが可能となる。
[第2実施形態]
続いて、本実施形態におけるフレキシブルディスプレイについて説明する。以下、第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。
図9は本実施形態におけるフレキシブルディスプレイの平面図であり、接着層の一部を表している。第1実施形態において、Y方向の各行に1つの接着領域41が形成されているが、本実施形態において各行に複数の接着領域41が形成されている。Y方向の各行において、隣接する接着領域41は間隔部423を隔てて配されている。一の行における間隔部423は隣接する他の行の接着領域41に対向するように形成される。また、間隔部423の長さL3は接着領域41の長さL4よりも短く構成される。このような構成により、接着剤が間隔部423を通過したとしても、接着剤の移動は間隔部423に対向する接着領域41において制限される。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏することが可能である。すなわち、高い弾性率を有する接着領域を設けることにより、接着剤の移動を制限し、屈曲における視認性を改善することが可能である。また、本実施形態においては、各行の接着領域は複数に分割されているため、屈曲部の柔軟性を向上することができる。
[第3実施形態]
続いて、本実施形態におけるフレキシブルディスプレイについて説明する。以下、第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。
図10は本実施形態におけるフレキシブルディスプレイの平面図であり、接着層の一部を表している。接着領域41は、平面視において屈曲しながらX方向に延在し、鋸波状をなしている。接着領域41の屈曲パターンは、X方向において長さL5の周期で繰り返し形成され、Y方向における幅L6を有している。接着領域41の1周期は異なる角度の2つ小領域から構成されている。例えば、2つの小領域は互いに直角をなすように形成され得る。このような構成により、Y方向から所定の角度だけずれてフレキシブルディスプレイ9が屈曲した場合においても、異なる角度をなす小領域において、接着剤の移動を効果的に制限し得る。なお、接着領域41は鋸波状に限定されず、正弦波状に形成されてもよい。
以上、説明したように、本実施形態によれば、高い弾性率を有する接着領域によって接着剤の移動が制限されることによって、屈曲に対して接着層の均一性を保つことができる。このように、屈曲をさせても視認性が悪化しないフレキシブルディスプレイを実現することができる。さらに、第1の接着領域は異なる角度を有する複数の小領域を含むため、平面視において斜め方向における接着剤の移動を効果的に制限することができる。
1 フレキシブルパネル
3 インデックスマッチング層
4 接着層
5 カバーフィルム
9 フレキシブルディスプレイ
11 ゲートライン
12 データライン
13 画素
41,42 接着領域
43 境界
90 屈曲部

Claims (15)

  1. 第1の方向に屈曲可能な表示パネルと、
    前記表示パネルの表示面の側に設けられたフィルムと、
    前記表示パネルと前記フィルムとを接着する接着層とを備え、
    前記接着層は、平面視において前記第1の方向に交差する第2の方向に延在する第1の接着領域及び第2の接着領域を含み、
    複数の前記第1の接着領域及び複数の前記第2の接着領域は前記第1の方向に亘って交互に設けられ、
    前記第1の接着領域の弾性率は、前記第2の接着領域の弾性率よりも大きくなっており、
    前記表示パネルは、マトリクス状に配列された複数の有機発光素子と、複数の前記有機発光素子の周囲に形成されたバンクとを備え、
    前記第1の接着領域は、平面視において前記バンクに重なることを特徴とする表示装置。
  2. 平面視において、前記表示パネルの屈曲部上には複数の前記第1の接着領域及び複数の前記第2の接着領域が交互に形成され、前記表示パネルの非屈曲部上には前記第2の接着領域が形成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1の接着領域の前記第1の方向における幅は前記第2の接着領域の前記第1の方向における幅よりも狭いことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 複数の前記第1の接着領域は前記第2の方向において互いに略平行に配されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記第2の接着領域は、平面視において複数の前記有機発光素子に重なることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  6. 前記表示パネルは、前記有機発光素子を駆動するスイッチトランジスタのゲート電極に接続されたゲートラインを備え、
    前記第1の接着領域は、平面視において前記ゲートラインに重なることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  7. 前記第1の接着領域と前記第2の接着領域との境界は、平面視において前記バンク又は前記ゲートラインに重なることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  8. 第1の方向に屈曲可能な表示パネルと、
    前記表示パネルの表示面の側に設けられたフィルムと、
    前記表示パネルと前記フィルムとを接着する接着層とを備え、
    前記接着層は、平面視において前記第1の方向に交差する第2の方向に延在する第1の接着領域及び第2の接着領域を含み、
    複数の前記第1の接着領域及び複数の前記第2の接着領域は前記第1の方向に亘って交互に設けられ、
    前記第1の接着領域は、前記第2の方向に直線状に延在し、
    前記第1の方向において隣接する第1の行の前記第1の接着領域と第2の行の前記第1の接着領域とは互いに略平行に配され
    前記第1の接着領域は、前記第2の方向において所定の間隔部を隔てて複数の小領域に分割され、
    前記第1の方向において、前記第1の行における前記間隔部は前記第2の行における前記小領域に対向し、前記第2の行における前記間隔部は前記第1の行における前記小領域に対向することを特徴とする表示装置。
  9. 前記第1の接着領域の弾性率は、前記第2の接着領域の弾性率よりも大きいことを特徴とする、請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記第1の接着領域は、平面視において屈曲しながら前記第2の方向に延在することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  11. 前記第1の接着領域は、平面視において鋸波状をなしていることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記第1の接着領域は、平面視において正弦波状をなしていることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  13. 前記接着層と前記表示面との間には、前記第1の接着領域の屈折率を有するインデックスマッチング層が形成されたことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の表示装置。
  14. 前記フィルムは最外層に配されるカバーフィルムであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の表示装置。
  15. 第1の方向に屈曲可能な表示パネルの表示面の側に紫外線硬化型の接着剤を塗布する工程と、
    平面視において前記第1の方向に交差する第2の方向に延在するとともに、前記第1の方向に亘って並んで形成された開口領域を有するマスクパターンを前記接着剤上に形成する工程と、
    前記マスクパターン上から紫外線を前記接着剤に照射する工程と、
    前記マスクパターンを取り除く工程とを備えることを特徴とする表示装置の製造方法。
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