JP7321799B2 - 多層複合化濾材及びその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態に係る多層複合化濾材を、図1と図2の拡大断面図に示す。図1に示す多層複合化濾材100は、主面を有する濾材であって、紙製の基材1と、この基材1の上面に形成されたナノコート層2と、ナノコート層2が形成された基材1の上面に配置された不織布層3とを備えている。基材1は、第一平均細孔径を有している。ナノコート層2は、ナノファイバーを含んでいる。不織布層3は、第一平均細孔径よりも大きい第二平均細孔径を有する不織布としている。さらに、多層複合化濾材100は、不織布層3とナノコート層2との間に空隙4を形成するように、離間して設けられた複数の固定領域5を介して不織布層3を基材1に固定している。
基材1は紙製の濾紙であって、濾孔径である第一平均細孔径が、たとえば0.5μm~200μm、好ましくは1~100μmとなるように形成される。図1に示す基材1は、湿式抄紙された紙製シート1Aで構成されている。湿式抄紙された紙製シート1Aで構成される濾紙は、濾過性能と耐久性に優れた特性を実現できるので好ましい。基材1は、紙製シート1Aに樹脂を含浸させて補強することができる。
湿式抄紙される紙製シート1Aは、主体繊維として、有機繊維であるセルロース繊維や再生セルロース繊維、合成繊維等が使用される。セルロース繊維としては、パルプなどの天然繊維、レーヨンなどの化学繊維(再生繊維)のいずれでも良い。合成繊維には、合成樹脂からなる繊維であって、例えば、PET繊維等が使用できる。主体繊維には、これらの繊維を単独で、あるいは混合して使用することができる。また、紙製シート1Aの主体繊維には、強度付与のために、バインダー繊維を混合することもできる。バインダー繊維は、セルロース繊維よりも融点の低い(例えば80℃~160℃)合成繊維であり、例えば、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコール繊維等であり、これらを単独で、あるいは混合して用いることができる。あるいはまた、紙製シート1Aの主体繊維には、ガラス繊維などの無機繊維を混合してもよい。さらに、紙製シート1Aは、無機粉体を混合することもできる。このような無機粉体として、チタン酸カリウム、炭酸カルシウム、塩基性硫酸マグネシウム、炭素粉末等を使用することができる。
シート状に抄紙された紙製シートは、強度を持たせるために、樹脂加工により樹脂を含浸させることができる。樹脂加工は、たとえば、回転するロールの外周面に対して紙製シート1Aを押圧しながら移動させて、ロールの表面に塗布された液状の樹脂材料を紙製シート1Aの表面に転写式に塗布する。この樹脂材料は、例えば、エマルジョンタイプのものが使用でき、紙製シート1Aに塗布されて、紙製シート1Aの全体または一部に含浸される。紙製シート1Aの全体または一部に含浸された樹脂は、乾燥されることにより、紙製シート1Aを内部から補強する。このような樹脂として、たとえば、フェノール、ビスフェノール、エポキシ、メラミン、アクリル、酢酸ビニル等が使用できる。
ナノコート層2は、基材1の上面にナノファイバーをコーティングして形成される。ナノコート層2を形成するナノファイバーの平均繊維径は、基材1及び不織布層3を形成する繊維の平均繊維径よりも小さくする。これにより、不織布層3を通過した細かい粒子径のダストを効果的に捕捉できる。
不織布層3は、不織布シートで構成されている。不織布シートで構成される不織布層3は、基材1の濾孔径である第一平均細孔径よりも大きい孔径である第二平均細孔径を有している。不織布層3の孔径である第二平均細孔径は、1μm~600μm、好ましくは、10μm~300μmとしている。この不織布層3は、基材1よりも上流側に配置されて、粒子サイズの大きなダストを効果的に捕捉する。
不織布層3は、複数の固定領域5を介して、ナノコート層2を設けた基材1の上面に固定される。図に示す固定領域5は、平面視において円形状の接合部であって、互いに離間した状態で複数箇所に設けられている。固定領域5は、たとえば、超音波熱溶着により基材1に固定される。この方法は、ナノコート層2が形成された基材1の上面に不織布シートを積層した状態で、所定の間隔で押圧ロッドが押し当てられ、この状態で超音波振動が加えられて、不織布が熱溶融されて基材1に熱溶着される。このように、超音波熱溶着する方法は、不織布層3や基材1に含まれる樹脂繊維をバインダー繊維として熱溶融させて互いに接合するので、簡単かつ容易に、しかも低コストに固定できる特徴がある。
不織布層3は、ナノコート層2との間に空隙が形成されるように、複数の固定領域5を介して基材1の上面に固定される。ナノコート層2と不織布層3との間に形成される空隙4は、不織布層3を通過した被濾過物が通過する通過隙間となる。以上のように、ナノコート層2と不織布層3との間に空隙を設ける構造は、不織布層3を通過した被濾過物を、この空隙を通過してナノコート層2に通過させるので、通過抵抗を小さくしながら通過できる特徴がある。
以上の多層複合化濾材100は、図2に示すように、不織布層3の上面に、不織布層3で捕捉されるダスト15が集合された第一ケーク層11が形成される。この多層複合化濾材100は、不織布層3の上面であって、濾過領域10の上面を、第二平均細孔径を有する不織布層3で捕捉される粒子径の大きなダスト15aが集合された第一ケーク層11を形成する第一ケーク層形成領域13としている。この第一ケーク層形成領域13では、粒子径の大きな大粒のダストの多くが捕捉されるが、粒子径の小さな小粒のダストも少量ながら捕捉される。また、多層複合化濾材100は、不織布層3とナノコート層2との間に形成される空隙4に、ナノファイバーで形成されるナノコート層2で捕捉されるダスト15が集合された第二ケーク層12が形成される。この多層複合化濾材100は、この空隙4を、ナノコート層2で捕捉される粒子径の小さなダスト15bからなる第二ケーク層12を形成する第二ケーク層形成領域14としている。
さらに、本発明の実施形態2に係る多層複合化濾材200を、図5の拡大断面図に示す。図5に示す多層複合化濾材200は、紙製の基材1Xを波形にコルゲート加工している。図に示す基材1Xは、波形にコルゲート加工された紙製シートの上面にナノコート層2を設けており、さらに、ナノコート層2が形成された基材1Xの上面に不織布層3を配置して、不織布層3とナノコート層2との間に空隙4を形成するように、複数の固定領域5を介して不織布層3を基材1Xに固定している。
さらに、本発明の実施形態3に係る多層複合化濾材300を、図6の拡大断面図に示す。図6に示す多層複合化濾材300は、紙製の基材1Yの表面をエンボス加工している。図に示す基材1Yは、表面がエンボス加工された紙製シートの上面にナノコート層2を設けており、さらに、ナノコート層2が形成された基材1Yの上面に不織布層3を配置して、不織布層3とナノコート層2との間に空隙4を形成するように、複数の固定領域5を介して不織布層3を基材1Yに固定している。
以上の多層複合化濾材100は、図7に示す工程によって、以下のようにして製造される。
[基材準備工程]
この工程では、第一平均細孔径を有する紙製の基材1を準備する。紙製の基材1は、図7(A)で示すように、抄紙工程で抄紙される紙製シート1Aで構成される。抄紙工程で抄紙された紙製シート1Aは、図7(B)で示すように、樹脂加工工程において、全体または一部に樹脂が含浸される。この樹脂加工工程では、紙製シート1Aの片側面に、ロールを使用して液状の樹脂が転写される。液状の樹脂は、紙製シート1Aの第一面(図において下面)側から含浸する状態で塗布される。紙製シート1Aは、内部に含浸された樹脂が乾燥されて補強される。
図7(C)で示すように、紙製シート1Aの第二面にナノファイバーをコーティングしてナノコート層2を形成する。ナノコート層2は、好ましくは、エレクトロスピニング法により形成される。
図7(D)で示すように、ナノコート層2が形成された基材1の上面に、第一平均細孔径よりも大きい第二平均細孔径を有する不織布を配置して不織布層3を形成する。不織布層3を形成する不織布には、メルトブローにより形成されたメルトブロー不織布を使用する。
図7(E)で示すように、不織布層3の上面を押圧ロッド20で基材1に押圧しながら超音波振動させて固定領域5を形成し、不織布層3を基材1の上面に対して局部的に接合する。不織布層3は、図に示すように、不織布層3とナノコート層2との間に空隙4が形成されるように、離間して形成される複数の固定領域5を介して基材1に接合される。多層複合化濾材100は、図3又は図4に示すように、複数の固定領域5が主面上に点状に離間して設けられて不織布層3が基材1に固定される。
以下の主体繊維を分散液に懸濁してなる抄紙用スラリーを湿式抄紙してシート状の紙製シート1Aを抄紙する。主体繊維を懸濁する分散液には、例えば水が使用できる。紙製シート1Aは、目付け量が100g/m2であって、濾孔径である第一平均細孔径が20μm~90μmとなるように調整する。
天然繊維(天然セルロース繊維):平均繊維径20μm………90重量%
化学合成繊維(ポリエステル繊維):平均繊維径10μm……10重量%
実施例1と同様にして湿式抄紙された紙製シートの両面に実施例1と同様にして樹脂を含浸させて濾紙を製造し、この濾紙を比較例1の濾材とする。
実施例1と同様にして湿式抄紙された紙製シートの第一面側から樹脂を含浸させると共に、第二面にナノファイバーをコーティングしてナノコート層を設けた濾材を比較例2の濾材とする。
比較例1で製造された濾紙の表面に、実施例1と同様にして製造されたメルトブロー不織布を積層して接合する。メルトブロー不織布は、実施例1と同様に、超音波熱溶着により形成される複数の固定領域を介して濾紙に接合される。このようにして製造された濾材を比較例3の濾材とする。
なお、以下の測定において、試験機として、PALAS社製、フィルターテスターMFP3000Sを使用し、使用ダストには、ISO、ACダストFINEを使用した。
1、1X、1Y…基材
1A…紙製シート
2…ナノコート層
3…不織布層
4…空隙
5…固定領域
6…溝部
7…凹部
10…濾過領域
11…第一ケーク層
12…第二ケーク層
13…第一ケーク層形成領域
14…第二ケーク層形成領域
15…ダスト
15a…ダスト
15b…ダスト
20…押圧ロッド
Claims (18)
- 主面を有する多層複合化濾材であって、
第一平均細孔径を有する紙製の基材と、
前記基材の上面に形成されたナノファイバーを含むナノコート層と、
前記ナノコート層を形成した前記基材の上面側に配置された、前記第一平均細孔径よりも大きい第二平均細孔径を有する不織布からなる不織布層と、
を備え、
前記ナノコート層を形成するナノファイバーの平均繊維径が、前記基材及び前記不織布層を形成する繊維の平均繊維径よりも小さく、
前記不織布層と前記ナノコート層との間に空隙を形成するように、離間して設けられた複数の固定領域を介して前記不織布層が前記基材に固定されてなり、
前記固定領域を除く濾過領域において、前記不織布層が前記ナノコート層から離間された状態で嵩高に維持されて、前記不織布層と前記ナノコート層との間に、前記不織布層を通過するが前記ナノコート層で捕捉されるダストを集合させるための前記空隙が形成されてなる多層複合化濾材。 - 請求項1に記載の多層複合化濾材であって、
前記不織布層の上面に、該不織布層で捕捉されるダストが集合された第一ケーク層を形成するための第一ケーク層形成領域を形成し、
前記空隙に、前記ナノコート層で捕捉されるダストが集合された第二ケーク層を形成する第二ケーク層形成領域を形成してなる多層複合化濾材。 - 請求項1又は2に記載の多層複合化濾材であって、
前記複数の固定領域が、前記多層複合化濾材の主面上に、点状に離間して形成されてなる多層複合化濾材。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の多層複合化濾材であって、
前記複数の固定領域の面積の総和が、前記多層複合化濾材の主面の面積に対して、20%以下である多層複合化濾材。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の多層複合化濾材であって、
前記固定領域が、超音波熱溶着、ホットメルト、熱圧着のいずれかにより形成されてなる多層複合化濾材。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の多層複合化濾材であって、
前記基材が、湿式抄紙された紙製シートで構成されており、
前記紙製シートは、
繊維径が100μm以下であって、平均繊維径が1μm~80μmで、
第一平均細孔径が0.5μm~200μmである多層複合化濾材。 - 請求項6に記載の多層複合化濾材であって、
前記基材が、前記紙製シートの全体または一部に樹脂を含浸させてなる多層複合化濾材。 - 請求項7に記載の多層複合化濾材であって、
前記基材が、前記紙製シートの第一面側から樹脂を含浸させて、第二面に前記ナノコート層を設けてなる多層複合化濾材。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の多層複合化濾材であって、
前記不織布層を構成する不織布は、
平均繊維径が0.5μm~100μmで、
第二平均細孔径が1μm~600μmである多層複合化濾材。 - 請求項1から9のいずれか一項に記載の多層複合化濾材であって、
前記不織布層が、メルトブローにより形成されてなる多層複合化濾材。 - 請求項1から10のいずれか一項に記載の多層複合化濾材であって、
前記ナノコート層は、
前記ナノファイバーの平均繊維径が20nm~1000nmである多層複合化濾材。 - 請求項1から11のいずれか一項に記載の多層複合化濾材であって、
前記ナノコート層が、エレクトロスピニング法、又はエレクトロバブルスピニング法により形成されてなる多層複合化濾材。 - 請求項1から12のいずれか一項に記載の多層複合化濾材であって、
前記基材が、波形にコルゲート加工されてなる多層複合化濾材。 - 請求項1から12のいずれか一項に記載の多層複合化濾材であって、
前記基材の表面がエンボス加工されてなる多層複合化濾材。 - 請求項1から14のいずれか一項に記載の多層複合化濾材であって、
エンジン用のエアーフィルタ、オイルフィルタ、燃料用フィルタ、空調設備用フィルタ、油圧機器用フィルタ、放電加工機器用フィルタ、コンプレッサー用フィルタ、プロセスフィルターのいずれかである多層複合化濾材。 - 第一平均細孔径を有する紙製の基材を準備する基材準備工程と、
前記基材の上面にナノファイバーをコーティングしてナノコート層を形成するナノコート工程と、
前記ナノコート層が形成された前記基材の上面側に、前記第一平均細孔径よりも大きい第二平均細孔径を有する不織布を配置して不織布層を形成する積層工程と、
前記不織布層と前記ナノコート層との間に空隙を形成するように、複数の固定領域を離間して設けて、前記不織布層を前記基材に固定し、前記固定領域を除く濾過領域において、前記不織布層を前記ナノコート層から離間された状態で嵩高に維持して、前記不織布層と前記ナノコート層との間に、前記不織布層を通過するが前記ナノコート層で捕捉されるダストを集合させるための前記空隙を形成する接合工程と
を含む多層複合化濾材の製造方法。 - 請求項16に記載の多層複合化濾材の製造方法であって、
前記基材準備工程が、
前記基材を構成する紙製シートを湿式抄紙する抄紙工程と、
前記抄紙工程で抄紙された前記紙製シートの第一面側から樹脂を含浸させる樹脂加工工程とを含み、
前記ナノコート工程において、
前記紙製シートの第二面に前記ナノコート層を形成する多層複合化濾材の製造方法。 - 請求項16又は17に記載の多層複合化濾材の製造方法であって、
前記接合工程において、
前記複数の固定領域を、前記多層複合化濾材の主面上に点状に離間して設けて、
前記複数の固定領域の面積の総和を、前記多層複合化濾材の主面の面積に対して、20%以下とする多層複合化濾材の製造方法。
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