JP7321270B2 - データ伝送方法と装置 - Google Patents

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Description

本願は移動通信技術分野に関し、特にデータ伝送方法、装置、デバイス及び記憶媒体に関する。
アンライセンススペクトラムは共有スペクトラムであり、各通信装置のアンライセンススペクトラムでの共存を可能にするために、いくつかの国又は地区はアンライセンススペクトラムの使用に満足すべき法規要件を規定した。例えば、監視してから使用するという原則に従う必要があり、且つ1回のデータ伝送において、伝送時間長さが最大チャネル占有時間を超えてはならず、それによりデータ伝送を実現する。
アクセスネットワーク装置にとって、監視によってチャネルを占有した後、PDCCHを介してCOT(Channel Occupation Time、チャネル占有時間)指示情報を送信し、該COT指示情報はCOT開始時間、COT終了時間、COT内のスロット個数等を含み、その後、アクセスネットワーク装置はPDCCHを介してスケジューリング情報を送信する。UE(User Equipment、端末装置)にとって、一般的に、まず監視タイミング間隔が比較的小さいPDCCH(Physical Downlink Control CHannel、物理ダウンリンク制御チャネル)検出方式でPDCCHを検出して、COT指示情報を監視する。UEはCOT指示情報を検出した後、該COT指示情報に基づいて他のチャネル受信段階に入り、即ちCOT開始時間の後の1番目のスロットの開始位置からCOT終了時間まで、監視タイミング間隔が比較的大きいPDCCH検出方式でPDCCHを検出して、アクセスネットワーク装置から送信されたスケジューリング情報を受信し、それにより該スケジューリング情報に基づいてデータを受信する。また、検出時間がCOT終了時間に達した後、該UEは監視タイミング間隔が比較的小さいPDCCH検出方式でPDCCHを検出するように切り替えられる。
しかし、UEが現在どのようなPDCCH検出方式でPDCCHを検出するかに関わらず、UEがずっとCOT指示情報を検出していない場合、ずっと現在のPDCCH検出方式で検出し、即ち他のチャネル受信段階に切り替えられることができず、それによりアクセスネットワーク装置とUEとの間にデータを伝送することができない。
本願の実施例はUEがCOT指示情報を検出していない場合に他のチャネル受信段階に切り替えられることができないという問題を解決することのできるデータ伝送方法、装置、デバイス及び記憶媒体を提供する。前記技術案は以下のとおりである。
一態様ではデータ伝送方法を提供し、UEに適用され、前記方法は、
第1物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)検出方式で第1PDCCHを検出することと、
前記第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定することと、を含む。
本願の可能な実現方式では、前記第1時間情報は、受信された第1構成情報によって決定された、又は予め定義された第1時間長さを含む。
本願の可能な実現方式では、前記第1時間長さの開始点は前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する目標監視タイミングによって決定されたものであり、前記目標監視タイミングで、共通DCIを含む第1PDCCHを検出していなく、又は目標DCIを含む第1PDCCHを検出した。
本願の可能な実現方式では、前記方法は更に、
前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出した場合、前記第1PDCCHに含まれる目標DCIを取得することと、
前記目標DCIに基づいて前記第1時間情報を決定することと、を含む。
本願の可能な実現方式では、前記目標DCIに基づいて前記第1時間情報を決定することは、
前記目標DCIがデータスケジューリングに使用される場合、前記目標DCIによって搬送されたスケジューリング情報、又は受信された第2構成情報によって決定されたスケジューリング情報に基づいて、前記第1時間情報を決定することを含む。
本願の可能な実現方式では、前記目標DCIが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のスケジューリングに使用される場合、前記スケジューリング情報に基づいて前記第1時間情報を決定することは、
前記スケジューリング情報におけるPDCCHとPDSCHとの間の間隔のスロット個数を示すための第1パラメータ値、及びPDSCHと物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)との間の間隔のスロット個数を示すための第2パラメータ値を取得することと、
前記第1パラメータ値及び前記第2パラメータ値に基づいて前記第1時間情報を決定することと、を含む。
本願の可能な実現方式では、前記目標DCIが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のスケジューリングに使用される場合、前記スケジューリング情報に基づいて前記第1時間情報を決定することは、
前記スケジューリング情報における前記目標DCIの位置するスロットとPUSCHの位置するスロットとの間のオフセットスロットの個数を示すための第3パラメータ値を取得することと、
前記第3パラメータ値に基づいて前記第1時間情報を決定することと、を含む。
本願の可能な実現方式では、前記目標DCIに基づいて前記第1時間情報を決定することは、
前記目標DCIにおける指示情報に基づいて前記第1時間情報を決定することを含む。
本願の可能な実現方式では、前記指示情報は前記第1時間情報を決定するための第2時間長さであり、前記第2時間長さは予め定義された少なくとも1つの第2時間長さのうちのいずれか1つである。
本願の可能な実現方式では、前記第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定することは、
前記第1時間情報が第1時刻を示すことに用いられる場合、前記第1時刻に到達する際に前記第1PDCCHにおいてチャネル占有時間(COT)指示情報を受信していなければ、前記第1時刻を、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間として決定することを含む。
本願の可能な実現方式では、前記方法は更に、
前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間の後、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出することを含む。
他の態様ではデバイスを提供し、前記デバイスはプロセッサ及びメモリを備え、前記メモリに少なくとも1つの命令が記憶され、上記一態様のいずれか1項に記載のデータ伝送方法を実現するよう、前記少なくとも1つの命令は前記プロセッサにより実行されることに用いられる。
他の態様では命令が記憶されるコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記命令がプロセッサにより実行されるとき、上記一態様のいずれか1項に記載のデータ伝送方法を実現することを特徴とする。
他の態様では命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが上記一態様のいずれか1項に記載のデータ伝送方法を実行する。
他の態様ではデータ伝送方法を提供し、UEに適用され、前記方法は、
復調参照信号(DMRS)を検出することと、
前記DMRSの検出結果及び第2時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定することと、を含む。
本願の可能な実現方式では、前記第2時間情報は、受信された第3構成情報によって決定された、又は予め定義されたものである。
本願の可能な実現方式では、前記DMRSの検出結果及び第2時間情報に基づいて、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定することは、
前記第2時間情報が第2時刻を示すことに用いられる場合、前記DMRSを検出した場合、前記第2時刻を、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間として決定することを含む。
本願の可能な実現方式では、前記方法は更に、
前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間の後、目標検出方式でDMRSを検出することを含む。
他の態様ではデバイスを提供し、前記デバイスはプロセッサ及びメモリを備え、前記メモリに少なくとも1つの命令が記憶され、上記他の態様のいずれか1項に記載のデータ伝送方法を実現するよう、前記少なくとも1つの命令は前記プロセッサにより実行されることに用いられる。
他の態様では命令が記憶されるコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記命令がプロセッサにより実行されるとき、上記他の態様のいずれか1項に記載のデータ伝送方法を実現することを特徴とする。
他の態様では命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが上記他の態様のいずれか1項に記載のデータ伝送方法を実行する。
他の態様ではデータ伝送装置を提供し、UEに配置され、前記装置は、
第1物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)検出方式で第1PDCCHを検出することに用いられる第1検出モジュールと、
前記第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定することに用いられる第1決定モジュールと、を備える。
本願の可能な実現方式では、前記第1時間情報は、受信された第1構成情報によって決定された、又は予め定義された第1時間長さを含む。
本願の可能な実現方式では、前記第1時間長さの開始点は前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する目標監視タイミングによって決定されたものであり、前記目標監視タイミングで、共通DCIを含む第1PDCCHを検出していなく、又は目標DCIを含む第1PDCCHを検出した。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュールは更に、
前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出した場合、前記第1PDCCHに含まれる目標DCIを取得することと、
前記目標DCIに基づいて前記第1時間情報を決定することと、に用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュールは、
前記目標DCIがデータスケジューリングに使用される場合、前記目標DCIによって搬送されたスケジューリング情報、又は受信された第2構成情報によって決定されたスケジューリング情報に基づいて、前記第1時間情報を決定することに用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュールは、
前記目標DCIが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のスケジューリングに使用される場合、前記スケジューリング情報におけるPDCCHとPDSCHとの間の間隔のスロット個数を示すための第1パラメータ値、及びPDSCHと物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)との間の間隔のスロット個数を示すための第2パラメータ値を取得することと、
前記第1パラメータ値及び前記第2パラメータ値に基づいて前記第1時間情報を決定することと、に用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュールは、
前記目標DCIが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のスケジューリングに使用される場合、前記スケジューリング情報における前記目標DCIの位置するスロットとPUSCHの位置するスロットとの間のオフセットスロットの個数を示すための第3パラメータ値を取得することと、
前記第3パラメータ値に基づいて前記第1時間情報を決定することと、に用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュールは、
前記目標DCIにおける指示情報に基づいて前記第1時間情報を決定することに用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記指示情報は前記第1時間情報を決定するための第2時間長さであり、前記第2時間長さは予め定義された少なくとも1つの第2時間長さのうちのいずれか1つである。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュールは、
前記第1時間情報が第1時刻を示すことに用いられる場合、前記第1時刻に到達する際に前記第1PDCCHにおいてチャネル占有時間(COT)指示情報を受信していなければ、前記第1時刻を、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間として決定することに用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第1検出モジュールは更に、
前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間の後、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出することに用いられる。
他の態様ではデータ伝送装置を提供し、UEに配置され、前記装置は、
復調参照信号(DMRS)を検出することに用いられる第2検出モジュールと、
前記DMRSの検出結果及び第2時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定することに用いられる第2決定モジュールと、を備える。
本願の可能な実現方式では、前記第2時間情報は、受信された第3構成情報によって決定された、又は予め定義されたものである。
本願の可能な実現方式では、第2決定モジュールは、
前記第2時間情報が第2時刻を示すことに用いられる場合、前記DMRSを検出した場合、前記第2時刻を、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間として決定することに用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第2検出モジュールは更に、
前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間の後、目標検出方式でDMRSを検出することに用いられる。
本願の実施例の技術案は少なくとも以下の有益な効果を有する。
第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出し、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。すなわち、ここでCOT指示情報のみによってPDCCH検出方式の切り替えを決定せずに検出結果及び第1時間情報によって決定し、このように、UEによるCOT指示情報の検出漏れ等に起因して他のチャネル受信段階に入ることができないという問題を回避することができ、データ伝送の成功確率を向上させる。
本願の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下に実施例の記述において必要な図面を用いて簡単に説明するが、明らかに、以下に記載する図面は単に本願の実施例の一例であり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面に想到し得る。
図1は本願の例示的な実施例に係る実施環境の模式図である。 図2は本願の例示的な実施例に係るUEがチャネルを受信する段階の模式図である。 図3は本願の例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートである。 図4は本願の他の例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートである。 図5は本願の他の例示的な実施例に係るUEがチャネルを受信する段階の模式図である。 図6は本願の他の例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートである。 図7は本願の他の例示的な実施例に係るUEがチャネルを受信する段階の模式図である。 図8は本願の他の例示的な実施例に係るUEがチャネルを受信する段階の模式図である。 図9は本願の他の例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートである。 図10は本願の他の例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートである。 図11は本願の他の例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートである。 図12は本願の他の例示的な実施例に係るUEがチャネルを受信する段階の模式図である。 図13は本願の例示的な実施例に係るデータ伝送装置の構造模式図である。 図14は本願の例示的な実施例に係るデータ伝送装置の構造模式図である。 図15は本願の他の例示的な実施例に係るデバイスの構造模式図である。
本願の実施例に係るデータ伝送方法を詳しく説明する前に、まず本願の実施例に関わる用語、実施環境及び応用シーンを説明する。
まず、本願の実施例に関わる用語を説明する。
アンライセンススペクトラム
一般的に共有スペクトラムであると見なされ、即ち異なる通信システムにおける通信装置は国又は地区が該アンライセンススペクトラムにおいて設定した法規要件を満足すれば、政府に専有スペクトラムグラントを申請せずに該アンライセンススペクトラムを使用することができる。
PDCCH
1組の物理リソース要素の集合であり、DCI(Downlink Control Information、ダウンリンク制御情報)を搬送することに用いられてもよく、COT指示情報を搬送することに用いられてもよい。その適用範囲の相違によって、PDCCHチャネルに含まれる制御情報は共通制御情報及び専用制御情報を含む。
サーチ空間
UEがブラインド検出を行う開始位置及びPDCCHのサーチ方式を定義する。
制御リソースセット(CORESET、Control Resource Set)
1種類の時間周波数リソースの集合であり、UEは対応する制御リソースセットにおいてPDCCHの検出を行う。制御リソースセットは1組のREG(Resource Element Group、リソース要素グループ)からなる。
次に、本願の実施例に関わる実施環境を簡単に説明する。
図1を参照して、該図1は例示的な実施例に係る実施環境の模式図であり、本願の実施例に係るデータ伝送方法は図1に示される実施環境に適用されてもよく、該実施環境は主にUE110及びアクセスネットワーク装置120を含み、該UE110と該アクセスネットワーク装置120は移動通信ネットワーク経由で通信することができる。
該アクセスネットワーク装置120はPDCCHチャネルの送信に使用されてもよい。例示的に、アクセスネットワーク装置120はPDCCHチャネルにおいてデータスケジューリングのための情報を送信して、UE110がどのようにコンテキストのデータ伝送を行うかを指示してもよい。一例として、NR(New Radio、新無線)システムにおいて、該アクセスネットワーク装置はeNB(evolutional Node B、発展型基地局)等であってもよく、本願の実施例は制限しない。
該UE110は主に本願の実施例に係るデータ伝送方法を実行することに用いられ、例えば、アクセスネットワーク装置120に設定されたPDCCH検出方式でPDCCHを検出し、PDCCHにおいて伝送したスケジューリングデータを受信することに用いられてもよく、それによりコンテキストのデータ伝送等を実現する。
次に、本願の実施例に関わる応用シーンを簡単に説明する。
本願の実施例に係るデータ伝送方法はアンライセンススペクトラムのチャネルシーンに適用される。アンライセンススペクトラムを使用して無線通信を行う各通信システムの該アンライセンススペクトラムでの共存を可能にするために、いくつかの国又は地区はアンライセンススペクトラムの使用に満足すべき法規要件を規定した。例えば、「LBT」(Listen-Before-Talk、リッスンビフォアトーク)原則に従う必要があり、即ち、通信装置はアンライセンススペクトラムのチャネルにおいて信号送信を行う前に、先にチャネルセンシングを行う必要があり、チャネルセンシング結果がチャネルアイドルでなければ、該通信装置が信号送信を行うことが不可能であり、通信装置のアンライセンススペクトラムのチャネルにおけるチャネルセンシング結果がチャネルビジーである場合、該通信装置が信号送信を行うことが不可能である。且つ、公平性を確保するために、1回の伝送において、通信装置がアンライセンススペクトラムのチャネルを使用して信号伝送を行う時間長さはMCOT(Maximum Channel Occupation Time、最大チャネル占有時間)を超えてはならない。
アクセスネットワーク装置にとって、チャネルを成功に占有した後、チャネル送信を行うことが可能になる。UEにとって、ダウンリンクチャネルの受信は一般的にPhase A、Phase B及びPhase Cの3つの段階を含み、異なる段階のチャネル監視タイミングは異なる可能性がある。図2に示すように、次に、それぞれ該3つの段階を簡単に説明する。
Phase A
この段階では、COT指示情報をできる限り早く取得するために、UEは一般的に間隔が比較的小さい監視タイミングでPDCCHを監視し、例えば、mini-slot based監視タイミングで監視してもよく、即ち監視周期が1つのスロット(slot)より小さい。
Phase B
UEがCOT指示情報を検出した場合、アクセスネットワーク装置がCOT内に位置することを決定でき、図2に示すように、該COTの始まりから1番目のスロットの開始位置までの段階は該Phase B段階である。一例として、該Phase B段階内に、該UEはPhase A段階のPDCCH検出方式でPDCCHを検出し続けてもよく、ここで制限しない。
Phase C
COT内の1番目のスロットの開始位置からCOTの終わりまでの段階を指す。該Phase C段階では、UEは間隔が比較的大きい監視タイミングでPDCCHを監視し、例えばslot based監視タイミングで監視してもよく、即ち監視周期が1つのスロット以上である。また、該段階では、UEはアクセスネットワーク装置から送信されたスケジューリング情報を受信して、アップリンク/ダウンリンクのデータ伝送を行う。
これにより、UEにとって、COT指示情報に基づいて、1つの段階から他の1つの段階に切り替えるタイミングを決定する必要がある。しかし、UEによるCOT指示情報の検出漏れが生じた場合、正常通りに他のチャネル検出段階に入ることができず、例えばPhase C段階からPhase A段階に入ることができない。このため、本願の実施例はデータ伝送方法を提供し、該方法はこの問題を解決することができ、その具体的な実現については下記各実施例を参照してもよい。
本願の実施例に関わる応用シーン及び実施環境についての説明が完了した後、図面を参照しながら本願の実施例に係るデータ伝送方法を詳しく説明する。
図3を参照して、該図3は例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートであり、該データ伝送方法は上記図1に示される実施環境に適用されてもよく、該データ伝送方法は以下の実現ステップを含んでもよい。
ステップ301において、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する。
一例として、該第1PDCCH検出方式に対応するサーチ空間のPDCCH監視周期は1つのスロット以上であり、例示的に、該第1PDCCH検出方式に対応する監視タイミング間隔はM個のスロットを含み、M>0である。該第1PDCCH検出方式がslot based監視タイミング方式であり、即ち監視タイミング間隔がスロットを単位とすると見なされてもよい。このとき、該UEの監視タイミング間隔は比較的大きく、すなわち、該第1PDCCH検出方式は頻繁に監視することがなく、一般的に、このとき、該UEがPhase C段階にあると見なされる。
該第1PDCCHの検出結果は複数の状況を含む可能性があり、例えば、該第1PDCCHを検出した可能性もあるし、該第1PDCCHを検出していない可能性もある。更に、該第1PDCCHを検出した場合、該第1PDCCHにCOT指示情報が含まれる可能性もあるし、COT指示情報が含まれていない可能性もあり、又は、データスケジューリングのためのDCIが含まれる可能性もある。
ステップ302において、第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。
一例として、該第1時間情報は第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する最も遅い終了時間を示すことに用いられてもよい。また、具体的にいつが第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する終了時間であるかは、更に第1PDCCHの検出結果と組み合わせて決定されてもよい。
一例として、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定することは、前記第1時間情報が第1時刻を示すことに用いられる場合、該第1時刻に到達する際に該第1PDCCHにおいてチャネル占有時間(COT)指示情報を受信していなければ、該第1時刻を、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間として決定することを含む。
すなわち、該第1時刻に到達する前に、ずっと第1PDCCHにおいてCOT指示情報を受信しておらず、且つ該第1時刻に到達する際に、依然として該第1PDCCHにおいてCOT指示情報を受信していない場合、UEによる検出漏れが生じる、又はアクセスネットワーク装置がCOT指示情報を送信していない可能性があることを示し、このような場合、他のPDCCH検出方式でチャネルを検出して、現在の第1PDCCH検出方式を終了してもよい。すなわち、該第1時刻を、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間として決定して、該第1PDCCH検出方式を終了する。
なお、以上は該第1時間情報が第1時刻を示すことに用いられる場合を例として説明したが、他の実施例では、該第1時間情報は更に1つの時間長さを示すことに用いられてもよく、このような場合、該第1時間長さ内にずっと第1PDCCHにおいてCOT指示情報を受信していなければ、該第1時間情報で示される時間長さの終了点を、該第1PDCCHを検出する終了時間として決定する。
一例として、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間の後、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出する。
該第2PDCCH検出方式は該第1PDCCH検出方式と異なる。一例として、該第2PDCCH検出方式が該第1PDCCH検出方式と異なる状況は以下のいずれか1つの状況であってもよい。
状況1
該第1PDCCH検出方式と該第2PDCCH検出方式は異なるサーチ空間に対応する。
すなわち、該第1PDCCH検出方式で検出されたサーチ空間は該第2PDCCH検出方式で検出されたサーチ空間と異なり、又はCORESETは異なり、例えば、該第1PDCCH検出方式で検出されたものはPDCCHの第1サーチ空間であり、該第2PDCCH検出方式で検出されたものはPDCCHの第2サーチ空間である。
状況2
該第1PDCCH検出方式と該第2PDCCH検出方式は同じサーチ空間の異なるPDCCH監視周期に対応する。
該実現方式では、該第1PDCCH検出方式と該第2PDCCH検出方式は同じサーチ空間に対応するようにしてもよいが、この2つの検出方式の監視周期は異なり、それにより該第1PDCCH検出方式は該第2PDCCH検出方式と異なる。
一例として、該第2PDCCH検出方式に対応するサーチ空間のPDCCH監視周期は1つのスロットより小さく、例示的に、該第2PDCCH検出方式に対応する監視タイミング間隔がN個のシンボル(symbol)を含み、0<N<7である。すなわち、該第2PDCCH検出方式はmini-slot-based監視タイミング方式であり、即ち監視タイミング間隔はシンボルを単位とし、このとき、該UEは実際に頻繁に監視することでPDCCHを監視し、一般的にUEがPhase A段階に切り替えられると見なされてもよい。
また、該第1PDCCH検出方式及び該第2PDCCH検出方式は、アクセスネットワーク装置がUEに予め設定したものであってもよい。一例として、該第1PDCCH検出方式及び該第2PDCCH検出方式は、UEがランダムにアクセスした後に該アクセスネットワーク装置が該UEに設定したものであってもよい。
一例として、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出することは、UEが上記決定された終了時間の後の1番目のスロットの境界で、該第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出することを含んでもよい。すなわち、該第2PDCCH検出方式に切り替えるタイミングは、上記決定された終了時間の後の第1スロットの境界、又は上記決定された終了時間の後の最も早いスロット境界であってもよい。終了時間の後の1番目のスロットの境界は、第2PDCCH検出方式に対応するPDCCH監視タイミングによって決定されてもよい。
一例として、第1時間情報で示される時間に到達する前にCOT指示情報を受信した場合、該UEは該COT指示情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する終了時間を決定してもよい。又は、第1時間情報で示される時間に到達する前にCOT指示情報を受信した場合、該UEは該第1時間情報で示される時間に基づいて、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する終了時間を決定し続けてもよく、本願の実施例は具体的に制限しない。
本願の実施例では、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出し、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。すなわち、ここでCOT指示情報のみによってPDCCH検出方式の切り替えを決定せずに検出結果及び第1時間情報によって決定し、このように、UEによるCOT指示情報の検出漏れ等に起因して他のチャネル受信段階に入ることができないという問題を回避することができ、データ伝送の成功確率を向上させる。
図4を参照して、該図4は他の例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートである。該データ伝送方法は図1に示される実施環境に適用されてもよく、該データ伝送方法は以下の実現ステップを含んでもよい。
ステップ401において、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する。
一例として、該第1PDCCH検出方式に対応するサーチ空間のPDCCH監視周期は1つのスロット以上であり、例示的に、該第1PDCCH検出方式に対応する監視タイミング間隔はM個のスロットを含み、M>0である。該第1PDCCH検出方式がslot based監視タイミング方式であり、即ち監視タイミング間隔がスロットを単位とすると見なされてもよい。このとき、該UEの監視タイミング間隔は比較的大きく、すなわち該第2PDCCH検出方式は頻繁に監視することがない。一般的に、このとき、該UEがPhase C段階にあり、すなわちUEがPhase C段階からPhase A段階に切り替えられる必要がある可能性があると見なされる。
該第1PDCCHの検出結果は複数の状況を含む可能性があり、例えば、該第1PDCCHを検出した可能性もあるし、該第1PDCCHを検出していない可能性もある。又は、第1PDCCHを検出した場合、該第1PDCCHにCOT指示情報が含まれる可能性もあるし、COT指示情報が含まれていない可能性もあるし、データスケジューリングのためのDCIが含まれる可能性もある。
ステップ402において、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。
一例として、該第1時間情報は、受信された第1構成情報によって決定された、又は予め定義された第1時間長さを含む。
該第1時間長さは受信された第1構成情報によって決定された場合、該第1構成情報に該第1時間長さが含まれてもよく、該第1構成情報はアクセスネットワーク装置により送信される。一例として、該第1構成情報はRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)シグナリング、放送情報であってもよいが、それらに限らず、本願の実施例は制限しない。
なお、以上は該第1時間長さが受信された第1構成情報によって決定された、又は予め定義された場合を例として説明したが、他の実施例では、該第1時間長さは更にプリセットのルールに従って決定されたものであってもよく、本願の実施例は制限しない。
一例として、該第1時間長さの開始点は該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する目標監視タイミングによって決定されたものであり、該目標監視タイミングで、共通DCIを含む第1PDCCHを検出していなく、又は目標DCIを含む第1PDCCHを検出した。
一例として、該共通DCIはCOT指示情報を含み、すなわち、UEが該目標監視タイミングで共通DCIを含む第1PDCCHを検出していないことは、UEが該目標監視タイミングでCOT指示情報を含む第1PDCCHを検出していないことを含み、このとき、該目標監視タイミングに基づいて該第1時間長さの開始点を決定する。
一例として、目標DCIはデータスケジューリングのためのDCIを含み、該目標DCIは更にUE特定のDCIと称されてもよく、COT指示情報を含まない。すなわち、UEが該目標監視タイミングで目標DCIを含む第1PDCCHを検出したことは、UEが該目標監視タイミングでデータスケジューリングのためのDCIを含む第1PDCCHを検出したことを含み、すなわち、該UEは該目標監視タイミングで第1PDCCHを検出した可能性があるが、該第1PDCCHに含まれるのはデータスケジューリングのためのDCIである。このとき、該目標監視タイミングに基づいて該第1時間長さの開始点を決定する。
例示的に、該第1時間長さの開始点は、該第1PDCCH検出方式で示される目標監視タイミングの最後の制御リソースセットにおけるシンボル終了時間点である。例えば、図5を参照して、該第1時間長さの開始点は図5におけるA時刻である。
一例として、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定する具体的な実現は、該第1時間長さの終了点に到達する際に該第1PDCCHにおいてチャネル占有時間(COT)指示情報を受信していない場合、該第1時間長さの終了点を、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間として決定することを含んでもよい。
例えば、図5を参照して、UEは該第1時間長さの開始点から時間統計を行い、統計時間が該第1時間長さを超えない前に、UEは第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する。COT指示情報を検出し、例えばCOT指示情報を含むGC-PDCCH(Group Common PDCCH、グループ共通PDCCH)を検出した場合、時間統計操作を終了してもよく、このような場合、該UEは該COT指示情報に基づいて、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定してもよい。
一方、統計時間が該第1時間長さに達し、且つ該第1時間長さ内にずっとCOT指示情報を受信していない場合、アクセスネットワーク装置がチャネルを成功に占有していないこと、又はUEによる第1PDCCHの検出漏れが生じることを示し、このような場合、統計時間が該第1時間長さに達し、例えば、図5を参照して、B時刻で該第1時間長さに達する場合、該UEは該第1時間長さの終了点を、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間として決定する。
ステップ403において、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間の後、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出する。
一例として、図5を参照して、UEは該第1時間長さの後の1番目のスロットの境界で、該第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出する。すなわち、該第2PDCCH検出方式に切り替えるタイミングは決定された終了時間の後の第1スロットの境界、又は決定された終了時間の後の最も早いスロット境界であってもよい。該第1時間長さの後の1番目のスロットの境界は、第2PDCCH検出方式で決定された第2PDCCH監視タイミングによって決定されてもよい。
本願の実施例では、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出し、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。すなわち、ここでCOT指示情報のみによってPDCCH検出方式の切り替えを決定せずに検出結果及び第1時間情報によって決定し、このように、UEによるCOT指示情報の検出漏れ等に起因して他のチャネル受信段階に入ることができないという問題を回避することができ、データ伝送の成功確率を向上させる。
図6を参照して、該図6は他の例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートである。該データ伝送方法は図1に示される実施環境に適用されてもよく、該データ伝送方法は以下の実現ステップを含んでもよい。
ステップ601において、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する。
一例として、該第1PDCCH検出方式に対応するサーチ空間のPDCCH監視周期は1つのスロット以上であり、例示的に、該第1PDCCH検出方式に対応する監視タイミング間隔はM個のスロットを含み、M>0である。該第1PDCCH検出方式がslot based監視タイミング方式であり、即ち監視タイミング間隔がスロットを単位とすると見なされてもよい。このとき、該UEの監視タイミング間隔は比較的大きく、すなわち該第2PDCCH検出方式は頻繁に監視することがない。一般的に、このとき、該UEが現在Phase C段階にあり、すなわちUEがPhase C段階からPhase A段階に切り替えられる必要がある可能性があると見なされる。
該第1PDCCHの検出結果は複数の状況を含む可能性があり、例えば、該第1PDCCHを検出した可能性もあるし、該第1PDCCHを検出していない可能性もある。又は、第1PDCCHを検出した場合、該第1PDCCHにCOT指示情報が含まれる可能性もあるし、COT指示情報が含まれていない可能性もあるし、データスケジューリングのためのDCIが含まれる可能性もある。
ステップ602において、該第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出した場合、該第1PDCCHに含まれる目標DCIを取得する。
ここで、該第1時間情報は該ステップ602及び該ステップ603によって決定されてもよく、まず、UEは第1PDCCHに目標DCIが含まれることを検出した場合、該目標DCIを取得することができる。
ステップ603において、該目標DCIに基づいて第1時間情報を決定する。
一例として、該目標DCIがデータスケジューリングに使用される場合、該目標DCIに基づいて第1時間情報を決定する実現は、該目標DCIによって搬送されたスケジューリング情報、又は受信された第2構成情報によって決定されたスケジューリング情報に基づいて、該第1時間情報を決定することを含んでもよい。
すなわち、該目標DCIがデータスケジューリングに使用される場合、UEはスケジューリング情報を取得して、該スケジューリング情報に基づいて該第1時間情報を決定することができる。一例として、該UEは目標DCIから該スケジューリング情報を取得することができ、即ち該スケジューリング情報が目標DCIによって搬送され、又は、受信された第2構成情報によって該スケジューリング情報を取得することができ、該第2構成情報は該第1構成情報と同じであってもよく、異なってもよい。例示的に、該第2構成情報は上位層シグナリングであってもよく、即ち該スケジューリング情報は、更にアクセスネットワーク装置が上位層シグナリングによってUEに予め設定したものであってもよい。一例として、該上位層シグナリングはRRCシグナリング等であってもよい。
更に、該目標DCIがPDSCH(Physical Downlink Shared Channel、物理ダウンリンク共有チャネル)によりスケジューリングされる可能性もあるし、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel、物理アップリンク共有チャネル)によりスケジューリングされる可能性もあるため、実際の状況に応じて、該スケジューリング情報に基づいて第1時間情報を決定する具体的な実現は、以下の複数の可能な実現方式を含んでもよい。
一例として、該目標DCIがPDSCHによりスケジューリングされた場合、該目標DCIにおけるPDCCHとPDSCHとの間の間隔のスロット個数を示すための第1パラメータ値、及びPDSCHとPUCCH(Physical Uplink Control Channel、物理アップリンク制御チャネル)との間の間隔のスロット個数を示すための第2パラメータ値を取得し、該第1パラメータ値及び該第2パラメータ値に基づいて該第1時間情報を決定する。
アクセスネットワーク装置はダウンリンクグラント(DL grant)のための目標DCIによってダウンリンクデータ伝送をスケジューリングする場合、スケジューリング情報に1つのTDRA(Time Domain Resource Allocation、時間領域リソース割り当て)フィールドを含ませることとなり、該TDRAフィールドは一般的に4bitであり、1つのリソース割り当てテーブルにおける16個の異なる行を示すための構成情報を含んでもよく、各行は異なるリソース割り当て組み合わせを含む。また、該スケジューリング情報は、更にPDCCHとPDSCHとの間の間隔のスロット個数を示すための第1パラメータ値を含んでもよく、該第1パラメータ値が一般的にK0で示される。また、UEはPDSCHを受信した後、ACK(Acknowledgement、肯定応答)/NACK(Negative Acknowledgement、否定応答)をフィードバックする必要があるため、アクセスネットワーク装置は一般的に該スケジューリング情報によって更に該PDSCHに対応するACK/NACKを伝送するスロット位置及びPUCCHリソースを示し、即ち該スケジューリング情報は、更にPDSCHとPUCCHとの間の間隔のスロット個数を示すための第2パラメータ値を含み、例えば、該第2パラメータ値がK1と示されてもよい。例えば、該PDSCHがスロットnにおいて伝送され、且つ該K1の値が4である場合、対応するフィードバック情報ACK/NACKがスロットn+4において伝送されると示される。更に、該PUCCHリソースの構成情報は予め定義されたリソースリストにおける1行を示すことに用いられてもよく、PUCCHの1つのスロット内での時間領域リソース、周波数領域リソース及び拡散シーケンスリソース(該拡散シーケンスリソースはいくつかのPUCCHフォーマットに存在するが、いくつかのPUCCHフォーマットがそれを必要としない)を含む。
このように、UEはスケジューリング情報から第1パラメータ値及び第2パラメータ値を取得し、即ちK0及びK1を取得してもよく、次に該K0及びK1に基づいて該第1時間情報を決定する。
一例として、第1パラメータ値及び第2パラメータ値に基づいて該第1時間情報を決定する具体的な実現は、該第1パラメータ値及び第2パラメータ値に基づいて、公式(1)によって該第1時間情報を決定することを含んでもよい。
Figure 0007321270000001
上記T2は第1時間情報であり、S1はPDCCH時間周波数リソースの占有するシンボル数を指し、S2はPUCCHの占有する最後のシンボルからスロット終了位置までのシンボル数を指す。
当然ながら、上記第1パラメータ値及び第2パラメータ値に基づいて該第1時間情報を決定する実現方式は例示的なものに過ぎず、他の実施例では、更に他の方式で該第1パラメータ値及び第2パラメータ値に基づいて該第1時間情報を決定してもよい。例えば、更に該第1パラメータ値及び第2パラメータ値に基づいて、下記公式(2)によって該第1時間情報を決定してもよい。
Figure 0007321270000002
なお、以上は該第1パラメータ値及び第2パラメータ値がスケジューリング情報によって決定された場合を例として説明したが、他の実施例では、該第1パラメータ値及び第2パラメータ値は更に予め定義されたルールに従って決定されたものであってもよく、本願の実施例は制限しない。
一例として、目標DCIがPUSCHによりスケジューリングされる場合、該スケジューリング情報における該目標DCIの位置するスロットとPUSCHの位置するスロットとの間のオフセットスロット個数を示すための第3パラメータ値を取得し、該第3パラメータ値に基づいて該第1時間情報を決定する。
アクセスネットワーク装置はアップリンクグラント(UL grant)のための目標DCIによってアップリンクデータ伝送をスケジューリングする場合、スケジューリング情報に1つのTDRAフィールドを含ませることとなり、該TDRAフィールドは一般的に4bitであり、1つのリソース割り当てテーブルにおける16個の異なる行を示すための構成情報を含んでもよく、各行は異なるリソース割り当て組み合わせを含む。また、該スケジューリング情報は、更に目標DCIの位置するスロットとPUSCHの位置するスロットとの間のオフセットスロット個数を示すための第3パラメータ値を含んでもよく、該第3パラメータ値が一般的にK2で示される。このように、UEは該スケジューリング情報から第3パラメータ値を取得し、即ちK2を取得することができ、次に該K2に基づいて該第1時間情報を決定する。
一例として、第3パラメータ値に基づいて該第1時間情報を決定する具体的な実現は、該第3パラメータ値に基づいて、公式(3)によって該第1時間情報を決定することを含んでもよい。
Figure 0007321270000003
上記T2は第1時間情報を示し、S1はPDCCH時間周波数リソースの占有するシンボル数を指し、S2はPUCCHの占有する最後のシンボルからスロット終了位置までのシンボル数を指す。
当然ながら、上記第3パラメータ値に基づいて該第1時間情報を決定する実現方式は例示的なものに過ぎず、他の実施例では、更に他の方式で該第3パラメータ値に基づいて該第1時間情報を決定してもよい。例えば、更に該第3パラメータ値に基づいて、下記公式(4)によって該第1時間情報を決定してもよい。
Figure 0007321270000004
一例として、該第1時間情報が第3時間長さを示すことに用いられる場合、該第3時間長さの開始点は第1PDCCHの制御リソースセットにおける最後のシンボルの終了時間点であってもよい。例えば、図7に示すように、該第3時間長さの開始点は図7におけるA時刻である。
一例として、該第1時間情報が更に1つの目標時刻を示してもよい場合、例えば、図8を参照して、該目標時刻は図8におけるA時刻である。
また、以上は第3パラメータ値がスケジューリング情報によって決定された場合を例として説明したが、他の実施例では、該第3パラメータ値は更に予め定義されたルールに従って決定されたものであってもよい。
ステップ604において、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。
一例として、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定する具体的な実現は、該第1時間情報が第3時間長さを示すことに用いられる場合、該第3時間長さの終了点に到達する際に該第1PDCCHにおいてチャネル占有時間(COT)指示情報を受信していなければ、該第3時間長さの終了点を、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間として決定することを含んでもよい。
例えば、図7を参照して、該第1時間情報が第3時間長さを示すことに用いられる場合、UEは該第3時間長さの開始点から時間統計を行い、統計時間が該第3時間長さを超えない前に、UEは第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する。COT指示情報を検出し、例えばCOT指示情報を含むGC-PDCCHを検出した場合、該UEは該COT指示情報に基づいて第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定してもよい。一方、統計時間が該第3時間長さに達し、且つ該第3時間長さ内にずっとCOT指示情報を受信していない場合、アクセスネットワーク装置がチャネルを成功に占有していないこと、又はUEによる第1PDCCHの検出漏れが生じることを示し、このような場合、統計時間が第3時間長さに達し、例えば、図7を参照して、B時刻で該第3時間長さに達する場合、該UEは該第3時間長さの終了点Bを、第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間として決定する。
一例として、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定する具体的な実現は、該第1時間情報が目標時刻を示すことに用いられる場合、該目標時刻に到達する際に該第1PDCCHにおいてチャネル占有時間(COT)指示情報を受信していなければ、該目標時刻を、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間として決定することを含んでもよい。
例えば、図8を参照して、該第1時間情報で示されるのは1つの目標時刻である場合、UEは該目標時刻の前にCOT指示情報を検出し、例えばCOT指示情報を含むGC-PDCCHを検出した場合、該COT指示情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定することができる。一方、目標時刻に到達する際にずっとCOT指示情報を検出していない場合、アクセスネットワーク装置がチャネルを成功に占有していないこと、又はUEによる該第1PDCCHの検出漏れが生じることを示し、このような場合、該目標時刻に到達し、例えば図8におけるA時刻に到達した場合、該UEは該図8におけるA時刻を、第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間として決定する。
ステップ605において、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間の後、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出する。
一例として、図7又は図8を参照して、UEは該第1時間情報の後の1番目のスロットの境界で、該第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出する。すなわち、該第2PDCCH検出方式に切り替えるタイミングは決定された終了時間の後の第1スロットの境界、又は決定された終了時間の後の最も早いスロット境界であってもよい。該第1時間長さの後の1番目のスロットの境界は、第2PDCCH検出方式で決定された第2PDCCH監視タイミングによって決定されてもよい。
本願の実施例では、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出し、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。すなわち、ここでCOT指示情報のみによってPDCCH検出方式の切り替えを決定せずに検出結果及び第1時間情報によって決定し、このように、UEによるCOT指示情報の検出漏れ等に起因して他のチャネル受信段階に入ることができないという問題を回避することができ、データ伝送の成功確率を向上させる。
図9を参照して、該図9は他の例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートである。該データ伝送方法は図1に示される実施環境に適用されてもよく、該データ伝送方法は以下の実現ステップを含んでもよい。
ステップ901において、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する。
一例として、該第1PDCCH検出方式に対応するサーチ空間のPDCCH監視周期は1つのスロット以上であり、例示的に、該第1PDCCH検出方式に対応する監視タイミング間隔はM個のスロットを含み、M>0である。該第1PDCCH検出方式がslot based監視タイミング方式であり、即ち監視タイミング間隔がスロットを単位とすると見なされてもよい。このとき、該UEの監視タイミング間隔は比較的大きく、すなわち該第2PDCCH検出方式は頻繁に監視することがない。一般的に、このとき、該UEが現在Phase C段階にあり、すなわちUEがPhase C段階からPhase A段階に切り替えられる必要がある可能性があると見なされる。
該第1PDCCHの検出結果は複数の状況を含む可能性があり、例えば、該第1PDCCHを検出した可能性もあるし、該第1PDCCHを検出していない可能性もある。又は、第1PDCCHを検出した場合、該第1PDCCHにCOT指示情報が含まれる可能性もあるし、COT指示情報が含まれていない可能性もあるし、データスケジューリングのためのDCIが含まれる可能性もある。
ステップ902において、該第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出した場合、該第1PDCCHに含まれる目標DCIを取得する。
ここで、該第1時間情報は該ステップ902及び該ステップ903によって決定されてもよく、まず、UEは第1PDCCHに目標DCIが含まれることを検出した場合、該目標DCIを取得することができる。
ステップ903において、該目標DCIに基づいて第1時間情報を決定する。
一例として、該目標DCIにおける指示情報に基づいて該第1時間情報を決定する。すなわち、従来の通信システム技術に比べて、該目標DCIには該第1PDCCHの位置するスロットと第1時間情報との間のスロットオフセットを示すための1つの指示情報が追加され、UEは該指示情報を取得し、例えば、該第1PDCCHの位置するスロットがnであり、該指示情報が4であると仮定すれば、該第1時間情報がn+4であることを決定できる。
一例として、該指示情報は該第1時間情報を決定するための第2時間長さであり、該第2時間長さは予め定義された少なくとも1つの第2時間長さのうちのいずれか1つである。
すなわち、該指示情報は直接1つの時間長さ情報であってもよく、且つ少なくとも1つの時間長さ情報を予め定義してもよく、該指示情報は予め定義された少なくとも1つの時間長さ情報のうちのいずれか1つを含んでもよい。
ステップ904において、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。
一例として、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定する具体的な実現は、該第1時間情報が第1時刻を示すことに用いられる場合、該第1時刻に到達する際に該第1PDCCHにおいてチャネル占有時間(COT)指示情報を受信していなければ、該第1時刻を、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間として決定することを含んでもよい。
UEは該第1時刻に到達する前にCOT指示情報を検出し、例えばCOT指示情報を含むGC-PDCCHを検出した場合、該COT指示情報に基づいて、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定してもよい。一方、該第1時刻に到達する際にCOT指示情報を検出していない場合、アクセスネットワーク装置がチャネルを占有成功に占有していなく、又はUEによる第1PDCCHの検出漏れが生じる可能性があることを示し、このような場合、該第1時刻に到達する場合、例えば、図8を参照して、A時刻に到達する場合、該UEは該第1時刻(例えば、A時刻)を、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間として決定する。
ステップ905において、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間の後、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出する。
一例として、図8を参照して、UEは該第1時間情報の後の1番目のスロットの境界で、該第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出する。すなわち、該第2PDCCH検出方式に切り替えるタイミングは決定された終了時間の後の第1スロットの境界、又は決定された終了時間の後の最も早いスロット境界であってもよい。該第1時間情報の後の1番目のスロットの境界は、第2PDCCH検出方式で決定された第2PDCCH監視タイミングによって決定されてもよい。
本願の実施例では、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出し、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。すなわち、ここでCOT指示情報のみによってPDCCH検出方式の切り替えを決定せずに検出結果及び第1時間情報によって決定し、このように、UEによるCOT指示情報の検出漏れ等に起因して他のチャネル受信段階に入ることができないという問題を回避することができ、データ伝送の成功確率を向上させる。
図10を参照して、該図10は例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートであり、該データ伝送方法は図1に記載の実施環境に適用されてもよく、該データ伝送方法は以下のステップを含んでもよい。
ステップ1001において、復調参照信号(DMRS)を検出する。
UEはPDCCHを検出する前に、先にDMRS(Demodulation Reference Signal、復調参照信号)を検出してもよい。例示的に、該DMRSはブロードバンドDMRSであってもよい。
更に、UEがDMRSを検出した場合、現在COT内に位置し、すなわちアクセスネットワーク装置がチャネルを成功に占有することを示し、UEがDMRSを検出していない場合、現在COT内に位置しないことを示す。
ステップ1002において、該DMRSの検出結果及び第2時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。
例示的に、該第2時間情報は、受信された第3構成情報によって決定された、又は予め定義されたものである。更に、該第2時間情報は受信された第3構成情報によって決定された場合、該第3構成情報はアクセスネットワーク装置により送信されたもの、例えばRRCシグナリング等であってもよい。該第3構成情報は該第1構成情報及び第2構成情報と異なってもよく、該第1構成情報又は第2構成情報と同じであってもよい。
一例として、該DMRSの検出結果及び第2時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する終了時間を決定する具体的な実現は、該第2時間情報が第2時刻を示すことに用いられる場合、該DMRSを検出した場合、該第2時刻に基づいて、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定することを含んでもよい。
なお、以上は該第2時間情報が第2時刻を示すことに用いられる場合を例として説明したが、他の実施例では、該第2時間情報は更に1つの時間長さを示すことに用いられてもよく、このような場合、該第2時間情報で示される時間長さ内に該DMRSを検出した場合、該第2時間情報で示される時間長さの終了点を、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間として決定する。
該DMRSを検出した後、該第2時間情報を起動してもよく、一例として、該第2時間情報で示されるのは1つの時間長さである場合、該第2時間情報で示される時間長さの開始点は、DMRSを検出したシンボル位置又はその隣接するシンボル位置であってもよい。その後、該第2情報に基づいて、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間を決定してもよい。
更に、該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間の後で、目標検出方式でDMRSを検出する。
すなわち、該UEは該第1PDCCH検出方式で該第1PDCCHを検出する終了時間の後で、直接第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出せずに、目標検出方式でDMRSを検出し続けてもよい。例示的に、該UEは目標検出方式でDMRSを検出した場合、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出し、即ちPhase A段階に入ってもよい。
本願の実施例では、DMRSを検出し、該DMRSの検出結果及び第2時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。すなわち、ここでCOT指示情報のみによってPDCCH検出方式の切り替えを決定せずに、該DMRSの検出結果及び第2時間情報によって決定し、このように、UEによるCOT指示情報の検出漏れ等に起因して他のチャネル受信段階に入ることができないという問題を回避することができ、データ伝送の成功確率を向上させる。
図11を参照して、該図11は他の例示的な実施例に係るデータ伝送方法のフローチャートである。該データ伝送方法は図1に示される実施環境に適用されてもよく、該データ伝送方法は以下の実現ステップを含んでもよい。
ステップ1101において、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出する。
該第2PDCCH検出方式の監視タイミング間隔が第1PDCCH検出方式の監視タイミング間隔より小さい場合、一般的にUEが現在Phase A段階にあり、Phase A段階からPhase C段階に切り替えられる必要があると見なされる。
ステップ1102において、該第2PDCCHの検出結果及び第3時間情報に基づいて、該第2PDCCH検出方式から第1PDCCH検出方式に切り替えることを決定する。
UEがCOT指示情報の検出漏れに起因してずっとPhase A段階にあり、Phase C段階に入ることができないことを回避するために、第3時間情報を設定してもよい。
例示的に、第3時間情報で示される時間内に第2PDCCHにおいてCOT指示情報を受信していない場合、現在の第2PDCCH検出方式から第1PDCCH検出方式に切り替え、該第2PDCCH検出方式は該第1PDCCH検出方式と異なる。
一例として、該第3時間情報は、受信された第4構成情報によって決定された、又は予め定義されたものであってもよい。更に、該第4構成情報はアクセスネットワーク装置により送信され、該第4構成情報はRRCシグナリング、放送情報であってもよいが、それらに限らず、本願の実施例は制限しない。
該第4構成情報は第1構成情報、第2構成情報及び第3構成情報と異なってもよく、第1構成情報、第2構成情報又は第3構成情報と同じであってもよく、本願の実施例は制限しない。
なお、以上は該第3時間情報が、受信された第4構成情報によって決定された、又は予め定義された場合を例として説明したが、他の実施例では、該第3時間情報は更にプリセットのルールに従って決定されたものであってもよく、本願の実施例は制限しない。
一例として、該第3時間情報で示される時間長さの開始点は該第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出する開始時間である。例えば、図12を参照して、該第3時間情報で示される時間長さの開始点は図12におけるA時刻である。
UEは該第3時間情報で示される時間長さの開始点から時間統計を行い、統計時間が該第3時間情報で示される時間長さを超えていない場合、UEは第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出する。COT指示情報を検出した場合、時間統計操作を終了してもよく、このような場合、該UEは該COT指示情報に基づいてPhase A段階からPhase C段階に切り替えられてもよく、従って、該第3時間情報で示される時間長さに基づいて後続のチャネル受信方式の切り替えを行わなくてもよい。
一方、統計時間は該第3時間情報で示される時間長さに達し、且つ該時間長さ内にずっとCOT指示情報を受信していない場合、アクセスネットワーク装置がチャネルを成功に占有していなく、又はUEによる第2PDCCHの検出漏れが生じる可能性があることを示す。このような場合、統計時間が該時間長さ、例えば図12におけるB時刻に達する場合、該UEは現在の第2PDCCH検出方式から第1PDCCH検出方式に切り替えられ、即ちPhase A段階からPhase C段階に切り替えられる。
なお、アクセスネットワーク装置が長期間にチャネルを占有していない場合、UEはPDCCHの検出頻度を減少させることができ、UEの電力消費量を節約する一方、PDCCHの検出漏れに起因してUEがPDCCHを受信する挙動が対応して変化できないという問題を回避することができ、即ちUEがずっと第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出することを回避することができる。
ステップ1103において、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する。
一例として、図12を参照して、UEは該第3時間情報で示される時間長さの後の1番目のスロットの境界で、該第1PDCCH検出方式でPDCCHを検出し、すなわち、該第1PDCCH検出方式に切り替えるタイミングはプリセット時間の後の第1スロットの境界、又は該プリセット時間の後の最も早いスロット境界であってもよい。該第3時間情報で示される時間長さの後の1番目のスロットの境界は、第1PDCCH検出方式で決定されたPDCCH監視タイミングである。
本願の実施例では、第3時間情報で示される時間内に第2PDCCHにおけるCOT指示情報を検出していない場合、UEによるCOT指示情報の検出漏れ等に起因して他のチャネル受信段階に入ることができないことを回避するために、UEは現在の第2PDCCH検出方式で検出せずに、第1PDCCH検出方式に切り替えて検出し、これによりデータを成功に伝送する。
図13は例示的な実施例に係るデータ伝送装置の構造模式図であり、該装置はUEに配置されてもよく、該装置は、
第1物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)検出方式で第1PDCCHを検出することに用いられる第1検出モジュール1310と、
前記第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定することに用いられる第1決定モジュール1320と、を備えてもよい。
本願の可能な実現方式では、前記第1時間情報は、受信された第1構成情報によって決定された、又は予め定義された第1時間長さを含む。
本願の可能な実現方式では、前記第1時間長さの開始点は前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する目標監視タイミングによって決定されたものであり、前記目標監視タイミングで、共通DCIを含む第1PDCCHを検出していなく、又は目標DCIを含む第1PDCCHを検出した。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュール1320は更に、
前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出した場合、前記第1PDCCHに含まれる目標DCIを取得することと、
前記目標DCIに基づいて前記第1時間情報を決定することと、に用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュール1320は、
前記目標DCIがデータスケジューリングに使用される場合、前記目標DCIによって搬送されたスケジューリング情報、又は受信された第2構成情報によって決定されたスケジューリング情報に基づいて、前記第1時間情報を決定することに用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュール1320は、
前記目標DCIが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のスケジューリングに使用される場合、前記スケジューリング情報におけるPDCCHとPDSCHとの間の間隔のスロット個数を示すための第1パラメータ値、及びPDSCHと物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)との間の間隔のスロット個数を示すための第2パラメータ値を取得することと、
前記第1パラメータ値及び前記第2パラメータ値に基づいて前記第1時間情報を決定することと、に用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュール1320は、
前記目標DCIが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のスケジューリングに使用される場合、前記スケジューリング情報における前記目標DCIの位置するスロットとPUSCHの位置するスロットとの間のオフセットスロットの個数を示すための第3パラメータ値を取得することと、
前記第3パラメータ値に基づいて前記第1時間情報を決定することと、に用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュール1320は、
前記目標DCIにおける指示情報に基づいて前記第1時間情報を決定することに用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記指示情報は前記第1時間情報を決定するための第2時間長さであり、前記第2時間長さは予め定義された少なくとも1つの第2時間長さのうちのいずれか1つである。
本願の可能な実現方式では、前記第1決定モジュール1320は、
前記第1時間情報が第1時刻を示すことに用いられる場合、前記第1時刻に到達する際に前記第1PDCCHにおいてチャネル占有時間(COT)指示情報を受信していなければ、前記第1時刻を、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間として決定することに用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第1検出モジュール1310は更に、
前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間の後、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出することに用いられる。
本願の実施例では、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出し、該第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。すなわち、ここでCOT指示情報のみによってPDCCH検出方式の切り替えを決定せずに検出結果及び第1時間情報によって決定し、このように、UEによるCOT指示情報の検出漏れ等に起因して他のチャネル受信段階に入ることができないという問題を回避することができ、データ伝送の成功確率を向上させる。
図14は例示的な実施例に係るデータ伝送装置の構造模式図であり、該装置はUEに配置されてもよく、該装置は、
復調参照信号(DMRS)を検出することに用いられる第2検出モジュール1410と、
前記DMRSの検出結果及び第2時間情報に基づいて、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定することに用いられる第2決定モジュール1420と、を備えてもよい。
本願の可能な実現方式では、前記第2時間情報は、受信された第3構成情報によって決定された、又は予め定義されたものである。
本願の可能な実現方式では、第2決定モジュール1420は、
前記第2時間情報が第2時刻を示すことに用いられる場合、前記DMRSを検出した場合、前記第2時刻を、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間として決定することに用いられる。
本願の可能な実現方式では、前記第2検出モジュール1410は更に、
前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間の後、目標検出方式でDMRSを検出することに用いられる。
本願の実施例では、DMRSを検出し、該DMRSの検出結果及び第2時間情報に基づいて、第1PDCCH検出方式で第1PDCCHを検出する終了時間を決定する。すなわち、ここでCOT指示情報のみによってPDCCH検出方式の切り替えを決定せずに、該DMRSの検出結果及び第2時間情報によって決定し、このように、UEによるCOT指示情報の検出漏れ等に起因して他のチャネル受信段階に入ることができないという問題を回避することができ、データ伝送の成功確率を向上させる。
図15には本願の例示的な実施例に係るUEの構造模式図を示し、該UEはプロセッサ1501、受信機1502、送信機1503、メモリ1504及びバス1505を備える。
プロセッサ1501は1つ以上の処理コアを備え、プロセッサ1501はソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、様々な機能アプリケーション及び情報処理を実行する。
受信機1502と送信機1503は1つの通信コンポーネントとして実現されてもよく、該通信コンポーネントは1つの通信チップであってもよい。
メモリ1504はバス1505によってプロセッサ1501に接続される。
上記各方法実施例におけるUEの実行する各ステップを実現するよう、メモリ1504は少なくとも1つの命令を記憶することに用いられてもよく、プロセッサ1501は該少なくとも1つの命令を実行することに用いられる。
また、メモリ1504はいかなるタイプの揮発性又は不揮発性記憶装置又はそれらの組み合わせにより実現されてもよく、揮発性又は不揮発性記憶装置は磁気ディスク又は光ディスク、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)を含むが、それらに限らない。
本願はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記記憶媒体に少なくとも1つの命令が記憶され、前記少なくとも1つの命令は前記プロセッサによりロードして実行されて、上記各方法実施例に係るデータ伝送方法を実現する。
本願は更にコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラム製品がコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが上記各方法実施例に係るデータ伝送方法を実行する。
当業者であれば理解できるように、上記実施例を実現する全部又は一部のステップはハードウェアで遂行してもよく、プログラムが関連のハードウェアを命令することで遂行してもよく、前記プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、上記記憶媒体は読み出し専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスク等であってもよい。
以上の説明は本願の好適な実施例に過ぎず、本願を制限するためのものではなく、本願の趣旨や原則内に行われたいかなる修正、等価置換、改良等は、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (14)

  1. データ伝送方法であって、ユーザー端末(UE)に適用され、前記方法は、
    第1物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)検出方式で第1PDCCHを検出し始めることと、
    前記第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定、前記第1時間情報は、受信された第1構成情報によって設定された第1時間長さを含むことと
    前記第1時間長さ内にずっと前記第1PDCCHにおいてCOT指示情報を受信していなければ、前記第1時間長さの終了点を、前記第1PDCCHを検出する終了時間として決定することと、を含み、
    前記方法は更に、
    前記第1時間長さの終了点の後、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出することを含むことを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 前記第1時間長さの開始点は前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する目標監視タイミングによって決定されたものであり、前記目標監視タイミングで、目標DCIを含む第1PDCCHを検出したことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1時間長さの開始点は、前記目標監視タイミングの制御リソースセットにおける最後のシンボルの終了時間点であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記方法は更に、
    前記第1PDCCH検出方式を第2PDCCH検出方式に切り替え、第2PDCCHを検出することを含み、
    前記第2PDCCH検出方式に切り替えるタイミングは、前記第1時間長さの終了点の後の第1スロットの境界であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2PDCCH検出方式に切り替えるタイミングは、前記第1時間長さの終了点の後の前記第1スロットの左境界であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1PDCCH検出方式は第1サーチ空間に対応し、前記第2PDCCH検出方式は第2サーチ空間に対応することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1PDCCH検出方式に対応する監視タイミング間隔と、前記第2PDCCH検出方式に対応する監視タイミング間隔とは異なることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. データ伝送装置であって、UEに配置され、前記装置は、
    第1物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)検出方式で第1PDCCHを検出し始めることに用いられる第1検出モジュールと、
    前記第1PDCCHの検出結果及び第1時間情報に基づいて、前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する終了時間を決定することに用いられる第1決定モジュールと、を備え、
    前記第1時間情報は、受信された第1構成情報によって設定された第1時間長さを含み、
    前記第1決定モジュールは、前記第1時間長さ内にずっと前記第1PDCCHにおいてCOT指示情報を受信していなければ、前記第1時間長さの終了点を、前記第1PDCCHを検出する終了時間として決定することに用いられ、
    前記第1検出モジュールは、
    前記第1時間長さの終了点の後、第2PDCCH検出方式で第2PDCCHを検出することに用いられることを特徴とするデータ伝送装置。
  9. 前記第1構成情報は無線リソース制御(RRC)シグナリングであることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1時間長さの開始点は前記第1PDCCH検出方式で前記第1PDCCHを検出する目標監視タイミングによって決定されたものであり、前記目標監視タイミングで、目標DCIを含む前記第1PDCCHを検出したことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 前記第1時間長さの開始点は、前記目標監視タイミングの制御リソースセットにおける最後のシンボルの終了時間点であることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記第1検出モジュールは、
    前記第1PDCCH検出方式を第2PDCCH検出方式に切り替え、第2PDCCHを検出することことに用いられ、
    前記第2PDCCH検出方式に切り替えるタイミングは、前記第1時間長さの終了点の後の第1スロットの境界であることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  13. 前記第2PDCCH検出方式に切り替えるタイミングは、前記第1時間長さの終了点の後の前記第1スロットの左境界であることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記第1PDCCH検出方式は第1サーチ空間に対応し、前記第2PDCCH検出方式は第2サーチ空間に対応することを特徴とする請求項8に記載の装置。
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