JP7319755B2 - Anti-vibration structure for railway vehicle and railway vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、防振ゴムを用いる鉄道車両用防振構造に関する。詳細には、防振ゴムにアンテナ付チップを取り付ける構成に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a vibration-isolating structure for railway vehicles using vibration-isolating rubber. More specifically, it relates to a configuration for attaching a chip with an antenna to an anti-vibration rubber.
従来から、電磁界や電波等を用いた近距離の無線通信によって、内部に埋め込んだID情報が読み取られるRFID(Radio Frequency Identifier)が知られている。特許文献1は、この種のRFIDを加硫ゴムでモールドする構成を開示する。
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known an RFID (Radio Frequency Identifier) in which ID information embedded inside is read by short-range wireless communication using an electromagnetic field, radio waves, or the like.
特許文献1のRFIDタグは、ゴム製の外装体を構成するタグ本体の内部に、RFIDを構成するインレットが埋設される構成となっている。
The RFID tag of
上記特許文献1のRFIDタグは、玄関マット等で使用されるので、ゴムが大きく変形することは考えにくい。一方で、鉄道車両等の防振ゴムにRFIDタグを内蔵する場合、防振ゴムには大きな力が加わり、防振ゴムの変形によってRFIDタグが破損するおそれがある。
Since the RFID tag of
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、内蔵されたアンテナ付チップが防振ゴムの変形に影響されず、アンテナ付チップとリーダライタとの間の無線通信を確保できる鉄道車両用防振構造を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and its object is to secure wireless communication between the chip with an antenna and a reader/writer without being affected by the deformation of the anti-vibration rubber. To provide an anti-vibration structure for railway vehicles capable of
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。 The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, the means for solving the problems and the effects thereof will be described.
本発明の観点によれば、以下の構成の鉄道車両用防振構造が提供される。即ち、この鉄道車両用防振構造は、防振ゴムを用いる。この鉄道車両用防振構造は、強度部材を含む。強度部材は、少なくとも一部が前記防振ゴムにより覆われている。前記防振ゴムには、アンテナ付チップが内蔵されている。前記アンテナ付チップには、少なくとも、前記防振ゴムの製造に関する情報、又は、前記防振ゴムを特定するための識別情報が書き込まれている。前記防振ゴムは、作用部と、延設部と、を備える。前記作用部は、振動の緩衝のために変形し、又は、接触面を介して他の部材に接触したときの衝撃を緩衝する。前記延設部は、前記作用部から延設される。前記アンテナ付チップは、前記防振ゴムの前記延設部に内蔵されている。 According to the aspect of the present invention, there is provided a vibration-damping structure for railway vehicles having the following configuration. That is, this anti-vibration structure for railway vehicles uses anti-vibration rubber. This railroad vehicle vibration isolation structure includes a strength member. At least a portion of the strength member is covered with the anti-vibration rubber. The anti-vibration rubber has a built-in chip with an antenna. The antenna-equipped chip is written with at least information relating to the production of the anti-vibration rubber or identification information for specifying the anti-vibration rubber. The anti-vibration rubber includes an action portion and an extension portion. The acting portion deforms to absorb vibration, or absorbs impact when it comes into contact with another member via the contact surface. The extension portion extends from the action portion. The antenna-equipped chip is incorporated in the extended portion of the anti-vibration rubber.
これにより、リーダライタ等を用いて、アンテナ付チップに書き込まれた情報を読み取るだけで、メンテナンスに関して必要な情報を容易に入手することができる。情報は防振ゴムの内部において電子的に保持されるので、例えば防振ゴムの表面に対してメンテナンスが行われても、情報が失われることを防止できる。鉄道車両用防振構造に外力が加わってもほぼ変形しない延設部にアンテナ付チップを内蔵することで、外力によるアンテナ付チップの破損を防止できる。 Thus, by using a reader/writer or the like to read the information written in the chip with the antenna, necessary information regarding maintenance can be easily obtained. Since the information is electronically stored inside the anti-vibration rubber, it is possible to prevent the information from being lost even if maintenance is performed on the surface of the anti-vibration rubber. By embedding the chip with an antenna in the extended portion of the anti-vibration structure for railcars that does not substantially deform even when an external force is applied, it is possible to prevent the chip with an antenna from being damaged by an external force.
本発明によれば、内蔵されたアンテナ付チップが防振ゴムの変形に影響されず、アンテナ付チップとリーダライタとの間の無線通信を確保できる鉄道車両用防振構造を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide an anti-vibration structure for a railway vehicle in which a built-in chip with an antenna is not affected by deformation of the anti-vibration rubber and wireless communication between the chip with an antenna and a reader/writer can be ensured. .
次に、図面を参照して本発明の第1実施の形態を説明する。図1は、本発明の鉄道車両用防振構造を用いる鉄道車両100の概略の構成を示す正面図である。図2は、第1実施形態に係る空気バネ2の構成を示す断面図である。図3は、第1実施形態に係る空気バネ2を示す斜視図である。以下においては、鉄道車両用防振構造の一例としての空気バネ2について説明する。
Next, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view showing a schematic configuration of a
図1に示す鉄道車両100は、主として、車体101と、台車102と、を備える。車体101は、略箱状に構成される。車体101は、空気バネ2を介して、台車102により支持される。台車102は、レール上を走行するための車輪102aを備えている。
A
本実施形態の鉄道車両用防振構造である空気バネ2は、図1に示すように、車体101と台車102との間に設けられる。空気バネ2は、鉄道車両100の走行時に、台車102から車体101に伝達される衝撃や振動を軽減する。
The
空気バネ2は、主として、上面板(強度部材)21と、下面板22と、ダイアフラム23と、を備える。空気バネ2は、頂部に形成された車体側ボス部25を介して車体101に取り付けられる。空気バネ2は、底部に形成された台車側ボス部26を介して台車102に取り付けられている。
The
上面板21は、金属部材により構成される。本明細書では、後述の緩衝部24(言い換えれば、防振ゴム)よりも変形しにくい部材を、強度部材と呼ぶ。上面板21は、緩衝部24よりも変形しにくいため、強度部材に相当する。上面板21は、空気バネ2の軸方向で見た場合、円状に形成されている。上面板21は、下面板22と対向するように設けられている。上面板21は、図2に示すように、円板部21aと、屈曲部21bと、を有する。
The
円板部21aは、図1に示すように、空気バネ2が車体101に取り付けられたとき、車体101に接触し、車体101の荷重を直接受ける部分である。即ち、当該円板部21aは、受力部に相当する。
The
屈曲部21bは、図2に示すように、上面板21の外周側であって、後述のダイアフラム23の外形に沿って、下側に向けて傾斜して形成された部分である。図1に示すように、空気バネ2が車体101に取り付けられたとき、当該屈曲部21bは、車体101と接触しないため、車体101の荷重が直接掛からない。即ち、当該屈曲部21bは、非受力部に相当する。
As shown in FIG. 2, the
円板部21aの外周側一部とダイアフラム23との間、及び、屈曲部21bとダイアフラム23との間には、図2に示すように、ゴム製の緩衝部(防振ゴム)24が設けられている。緩衝部24の介在により、屈曲部21bとダイアフラム23との接触を防止できる。従って、金属製の屈曲部21bがダイアフラム23に擦れてダイアフラム23が損傷するのを防止することができる。
As shown in FIG. 2, between a portion of the outer circumference of the
緩衝部24は、図2及び図3に示すように、本体緩衝部(作用部)24aと、折返し部(延設部)24bと、を含む。
As shown in FIGS. 2 and 3, the cushioning
本体緩衝部24aは、円板部21aの外周側及び屈曲部21bの下面を覆う部分である。本体緩衝部24aは、その下面(接触面)にダイアフラム23が接触したときの衝撃を、弾性変形することにより緩衝する。
The
折返し部24bは、屈曲部21bの上面を覆う部分である。折返し部24bは、屈曲部21bを挟んで、ダイアフラム23に対面する側とは反対側において、屈曲部21bを覆う薄板状に形成される。なお、折返し部24bは、屈曲部21bの上側面の全面ではなく、一部だけ覆うように形成されても良い。
The folded
折返し部24bは、図2に示すように、上面板21の非受力部である屈曲部21bに接するように配置される。折返し部24bは、本体緩衝部24aに対し、横向きU字状の部分を介して一体的に接続されている。また、折返し部24bとダイアフラム23との間には、本体緩衝部24a、及び、剛性を有する屈曲部21bが介在する。従って、空気バネ2の動作時において、折返し部24bが変形することはほぼない。
As shown in FIG. 2, the folded
下面板22は、金属部材により構成される。下面板22は、空気バネ2の軸方向で見た場合、円状に形成されている。下面板22は、上面板21と同じ軸線を有するように配置されている。下面板22は、上面板21から所定間隔をあけて配置されている。
The
ダイアフラム23は、上面板21と下面板22とを接続する。ダイアフラム23は、上面板21及び下面板22とともに、空気室Sを形成する。また、空気室Sの内部には圧縮空気が充填されている。ダイアフラム23は、弾性変形可能な材料、例えばゴムから構成される。
ダイアフラム23及び緩衝部24は、例えば、原料ゴムに硫黄等の配合剤を混合して、所定の形状に成形する加硫成形により構成されている。知られているように、空気バネ2は、長期間使用すると、ゴム部分(ダイアフラム23及び緩衝部24)が疲労劣化し、弾性を失い、き裂、硬化等が発生する。従って、ゴム部分の定期的な交換を行う必要がある。
The
本実施形態の空気バネ2においては、空気バネ2のゴム部分のメンテナンス時期等を計画するための製造年月日等の情報(緩衝部24の製造に関する情報)は、従来のように、ゴム表面に浮き出すように表示されていない。その代わりに、当該情報は、別の管理システム(例えば、管理サーバ等)に記録されている。緩衝部24の製造に関する情報は、緩衝部24を特定するための識別情報と関連付けて、当該管理システムの記憶部に記憶される。個々の緩衝部24を特定するための識別情報は、RFIDタグ(アンテナ付チップ)1に電子的に記憶されている。本実施形態では、個々の緩衝部24を特定するための識別情報として、RFID自体が有する識別情報(固有ID)をそのまま利用している。しかしながら、緩衝部24を特定するための識別情報を緩衝部24の製造毎に発行して、RFIDタグに書き込んでも良い。これにより、RFIDタグ1から読み取った識別情報に基づいて前記管理システムに問い合わせることで、緩衝部24の製造に関する情報を容易に取得することができる。緩衝部24の製造に関する情報は任意であり、製造メーカ、製造ロット、製造法案記号、保守記録等を含んでも良い。
In the
本実施形態のRFIDタグ1は、図略のリーダライタからの電波をエネルギー源として動作するパッシブタグである。RFIDタグ1は、例えば、図略のRFインレイを、ポリイミド耐熱フィルムで挟んだ状態で加熱及び加圧することによって、ポリイミド耐熱フィルムと一体化するように形成される。RFIDタグ1は、メモリ機能を有するICチップ(半導体チップ)と、アンテナと、を有する。メモリには、当該RFIDタグ1の固有IDが書き込まれている。RFIDタグ1は、メモリに記憶した固有IDを、アンテナを介して、リーダライタに対して無線送信する。
The
鉄道車両100を点検する作業者は、図略のリーダライタを用いて、RFIDタグ1に書き込まれた情報を読み取るだけで、メンテナンスに必要な情報を容易に入手することができる。例えば、作業者がリーダライタを用いて固有IDを読み取ると、リーダライタは、得られた固有IDを直ちに管理システムに送信する。リーダライタは、管理システムからメンテナンスに関する情報を受信し、適宜のディスプレイに表示させる。これにより、作業者がメンテナンスの必要性をその場で判断することができる。
A worker who inspects the
しかし、RFIDタグ1の構成はこれに限定されない。例えば、RFIDタグ1が大容量のメモリを備えていれば、緩衝部24の製造に関する情報等を、RFIDタグ1のメモリに直接書き込むことができる。この場合、リーダライタは、緩衝部24の製造に関する情報等を、RFIDタグ1から直接取得することができる。従って、上述の管理システムは不要になる。
However, the configuration of the
本実施形態の空気バネ2において、RFIDタグ1は、上面板21の屈曲部21bの近傍であって、緩衝部24の車体101の外側寄りに位置する折返し部24bに内蔵されている。RFIDタグ1は、例えば、折返し部24bの形成時に、その内部にモールドされる。
In the
これにより、RFIDタグ1が、耐熱、耐薬品性に優れる折返し部24bによって保護される。従って、RFIDタグ1は、メンテナンス時における緩衝部24の高温洗浄等に耐えることができるとともに、高圧洗浄によっても剥がれることない。この結果、緩衝部24の寿命が到来するまで、RFIDタグ1の読取りが可能な状態を確実に維持することができる。
As a result, the
また、本実施形態においては、RFIDタグ1は、図2に示すように、屈曲部21bの表面から第1距離L1だけ離れた位置に設けられている。この結果、屈曲部21bとRFIDタグ1との間の折返し部24bの厚み(第1厚み)が、第1距離L1と等しくなっている。第1距離L1は、金属製の緩衝部24がRFIDタグ1の無線通信に与える影響を十分に低減できるように、例えば4mm以上とすることが好ましい。本実施形態では、第1距離L1は5mmとなっている。
Further, in this embodiment, as shown in FIG. 2, the
RFIDタグ1のうち緩衝部24から遠い側の表面は、折返し部24bの表面から、第2距離L2だけ深くなった位置に配置されている。この結果、RFIDタグ1から折返し部24bの表面までの折返し部24bの厚み(第2厚み)が、第2距離L2と等しくなっている。第2距離L2は、RFIDタグ1の存在が外部から目視で確認できるぐらいに小さくすることが好ましく、例えば1mm以下とすることが好ましい。これにより、RFIDタグ1を好適に保護することができるとともに、RFIDタグ1とリーダライタとの間の無線通信への妨害を回避できる。
The surface of the
以上に説明したように、本実施形態の空気バネ2は、緩衝部24を用いる鉄道車両用防振構造である。空気バネ2は、上面板21を含む。上面板21の屈曲部21bは、緩衝部24により覆われている。緩衝部24には、緩衝部24を特定するための識別情報が書き込まれているRFIDタグ1が内蔵されている。緩衝部24は、本体緩衝部24aと、折返し部24bと、を備える。本体緩衝部24aは、接触面を介して他の部材(具体的には、ダイアフラム23)に接触したときの衝撃を緩衝する。折返し部24bは、本体緩衝部24aから一体的に延設される。RFIDタグ1は、緩衝部24の折返し部24bに内蔵されている。
As described above, the
これにより、リーダライタ等を用いて、RFIDタグ1に書き込まれた情報を読み取るだけで、メンテナンスに必要な情報を容易に入手することができる。情報は防振ゴムの内部において電子的に保持されるので、例えば防振ゴムの表面に対してメンテナンスが行われても、情報が失われることを防止できる。空気バネ2に外力が加わってもほぼ変形しない折返し部24bにRFIDタグ1を内蔵することで、外力によるRFIDタグ1の破損を防止できる。
As a result, information required for maintenance can be easily obtained simply by reading the information written in the
また、本実施形態の空気バネ2において、上面板21は、伝達される外力を直接受ける円板部21aと、伝達される外力を直接受けない屈曲部21bと、を備える。折返し部24bは、屈曲部21bの上側面を覆うように形成されている。
Further, in the
これにより、伝達される外力により影響されない上面板21の部分の近傍にRFIDタグ1を設けることができる。従って、空気バネ2の変形に影響されず、RFIDタグ1を機械的に保護することができる。
This allows the
次に、第2実施形態において、鉄道車両用防振構造の他の例である軸箱支持装置用の芯棒3を説明する。図4(a)は、第2実施形態に係る芯棒3を備える軸箱支持装置9を示す側面図である。図4(b)は、軸箱支持装置9の構造を示す軸ハリ91側から視た断面図である。図5(a)は、芯棒3を示す斜視図である。図5(b)は、芯棒3の構成を示す断面図である。なお、本実施形態の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
Next, in the second embodiment, the
本実施形態の芯棒3は、鉄道車両100が用いる鉄道車両用防振構造である。芯棒3は、図4に示す軸箱支持装置9に備えられ、後述の軸ハリ91及び軸箱103を支持するために用いられる。
The
ここで、本実施形態の軸箱支持装置9の構造を簡単に説明する。本実施形態の軸箱支持装置9は、軸梁式であり、軸ハリ91と、芯棒3と、芯棒受け座92と、を備える。軸ハリ91は、図示しないが、その長手方向一端側(以下、先端部と称する)が図1に示す軸箱103と一体的に形成される。軸箱103は、鉄道車両100の車軸104を回転可能に支持する。
Here, the structure of the axle
軸ハリ91の先端部は、図示しないが、台車フレーム102bに対して、軸箱103上に設けられた軸バネ105を介して弾性的に支持される。軸ハリ91の長手方向他端側(以下、後端部91aと称する)は、芯棒3を挟持して支持する略円筒状に形成されている。
Although not shown, the tip of the
芯棒3は、図5に示すように、本体部(強度部材)31と、緩衝ゴム部(防振ゴム)32と、嵌合部33と、を備える。
The
本体部31は、剛性を有する金属等から構成されている。本体部31の中央軸31aの両端には、円錐状のフランジ部31bが一体的に形成されている。
The
緩衝ゴム部32は、緩衝ゴム本体部(作用部)32aと、折返し部(延設部)32bと、から構成される。緩衝ゴム部32は、ゴム等の弾性変形可能な材料から形成される。
The
緩衝ゴム本体部32aは、本体部31の中央軸31aの外周を覆うように形成される。更に、緩衝ゴム本体部32aは、本体部31の軸方向端部に近い側を除いて、フランジ部31bの外周を覆っている。
The cushioning
図4(b)に示すように、当該緩衝ゴム本体部32aは、軸ハリ91の後端部91aが本体部31を挟持する部分と、本体部31と、の間に介在する。緩衝ゴム本体部32aは、弾性変形することで、軸ハリ91と芯棒3との間の相対的な変位を許容し、当該変位による振動の伝達を緩衝する。
As shown in FIG. 4B, the cushioning
折返し部32bは、本体部31の中央軸31aの軸方向外側におけるフランジ部31bの表面の一部を覆うように、緩衝ゴム本体部32aから一体的に延設される。本体部31の軸方向外側におけるフランジ部31bの側面を覆う折返し部32bの部分は、薄い板状に形成されている。
The folded
嵌合部33は、本体部31の軸方向外側に突出するように、本体部31と一体的に形成されている。嵌合部33は、芯棒3の軸方向で見た場合、半円状に形成されている。しかし、嵌合部33の構成は上記に限定されない。
The
芯棒受け座92,92は、台車フレーム102bに取り付けられる。芯棒受け座92,92は、台車フレーム102bの幅方向に所定間隔をあけて左右1対で設けられている。芯棒受け座92,92は、芯棒3の嵌合部33を支持するために用いられる。
The core
本実施形態の芯棒3においては、図5に示すように、緩衝ゴム部32の製造情報、識別ID等を記録しているRFIDタグ1を、フランジ部31bの外側面を覆う折返し部32bに内蔵している。
In the
RFIDタグ1は、フランジ部31bから第1距離L1だけ離れて設けられている。芯棒3の軸方向外側における折返し部32bの表面と、RFIDタグ1における軸方向外側の表面と、の距離は、第2距離L2となっている。第1距離L1は4mm以上であることが好ましく、第2距離L2は1mm以下であることが好ましい。
The
本実施形態のRFIDタグ1が内蔵された折返し部32bの部分は、フランジ部31bを挟んで、後端部91aと接触する緩衝ゴム本体部32aとは反対側に延設されている。従って、折返し部32bは、緩衝ゴム本体部32aの変形にほぼ影響されない。即ち、本実施形態においても、RFIDタグ1を破損なく適切に保護することができる。
The portion of the folded
また、本実施形態の芯棒3において、折返し部32bは、図4(a)に示すように、芯棒3が軸箱支持装置9に取り付けられた状態において、鉄道車両100の幅方向で見た場合、芯棒受け座92から露出する本体部31のフランジ部31bの部分に形成されている。即ち、折返し部32bは、図4(a)に示すフランジ部31bの下側一部を覆うように形成されている。これにより、作業者がリーダライタを用いて、当該折返し部32bに内蔵されるRFIDタグ1に書き込まれた情報を容易に取得することができる。
In addition, in the
次に、第3実施形態において、鉄道車両用防振構造の他の例であるストッパ4を説明する。図6(a)は、第3実施形態に係るストッパ4を示す斜視図である。図6(b)は、ストッパ4の構成を示す側面図である。なお、本実施形態の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
Next, in the third embodiment, the
本実施形態のストッパ4は、鉄道車両100が用いる鉄道車両用防振構造であって、図1に示すように、車体101から下方に突設された固定部材101aの、車体101の幅方向外側両側のそれぞれに1つずつ設けられる。即ち、本実施形態のストッパ4は左右動ストッパである。ストッパ4は、台車102の台車フレーム102bに立設されているストッパ受け102cに取り付けられている。
The
ストッパ4は、鉄道車両100がカーブ等を走行して車体101が左右に揺れる際に、固定部材101aの動きを規制する。これにより、車体101の過剰な揺れを防止することができる。
The
ストッパ4は、図6に示すように、弾性変形部(防振ゴム)41と、台座(強度部材)42と、取付け部43と、を備える。
As shown in FIG. 6, the
弾性変形部41は、弾性変形可能なゴムから構成され、ブロック部(作用部)41aと、スカート部(延設部)41bと、を備える。弾性変形部41は、原料ゴムを加硫接着することにより、台座42の上面に密着して設けられている。
The elastically
ブロック部41aは、所定の厚みを有するブロック状に形成される。ブロック部41aは、車体101に設けられた固定部材101aと接続している。ブロック部41aは、車体101の左右の揺れに伴って動く固定部材101aを受け止め、弾性変形する。
The
スカート部41bは、図6に示すように、台座42において固定部材101aに近い側の面のうち、2つの取付け部43,43が並ぶ方向における両端部のそれぞれを覆う部分である。スカート部41bは、薄板状に形成されている。スカート部41bは、ブロック部41aの両側に1対で配置され、ブロック部41aと一体的に形成されている。スカート部41bは、固定部材101aが直接接触する、弾性変形部41の中央部分から離れた位置に形成されている。ストッパ4が固定部材101a(ひいては車体101)の動きを受け止めるとき、スカート部41bはほぼ変形しない。
As shown in FIG. 6, the
台座42は、矩形に形成された金属板である。取付け部43,43は、台座42の下側面から突出するように設けられ、台車102のストッパ受け102cに取り付けるためのボルト部を備える。2つの取付け部43,43は、台座42の長手方向に並ぶように、圧入、溶接等により、台座42と一体化されている。
The
本実施形態のストッパ4においては、弾性変形部41の製造情報、識別ID等の情報を記録しているRFIDタグ1が、片側のスカート部41bに内蔵されている。RFIDタグ1は、例えば、弾性変形部41の加硫成形時において、スカート部41bの内部にモールドされる。
In the
本実施形態のストッパ4においても、RFIDタグ1は、図6(b)に示すように、台座42から第1距離L1だけ離れて設けられている。スカート部41bの表面と、RFIDタグ1において台座42から遠い側の表面と、の距離は、第2距離L2となっている。第1距離L1は4mm以上であることが好ましく、第2距離L2は1mm以下であることが好ましい。これにより、RFIDタグ1とリーダライタとの間の無線通信への影響を低減することができる。
Also in the
上記の構成により、ストッパ4の動作時においてほぼ変形しないスカート部41bの内部にRFIDタグ1が配置されているので、RFIDタグ1の破損を防止できる。また、RFIDタグ1がスカート部41b部分のゴムにより保護されているので、耐熱性、耐薬品性を向上することができる。
With the above configuration, the
次に、第4実施形態において、鉄道車両用防振構造の他の例である牽引リンク5を説明する。図7(a)は、牽引リンク5の構成を示す斜視図である。図7(b)は、牽引リンク5の構成を示す部分拡大図である。図8(a)は、牽引リンク5の構成を示す断面図である。図8(b)は、RFIDタグ1と接続軸連結部52aとの位置関係を示す平面図である。なお、本変形例の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
Next, in a fourth embodiment, a
牽引リンク5は、図1では示されていないが、車体101と台車102とを連結し、駆動力及び制動力等の前後力を伝達するための牽引装置として用いられる。牽引リンク5は、図7及び図8に示すように、連結ロッド51と、接続軸52,52と、ゴムブッシュ(防振ゴム)53,53と、を備える。本実施形態において、接続軸52は、強度部材に相当する。
Although not shown in FIG. 1, the
連結ロッド51は、細長い金属管により構成されている。連結ロッド51の長手方向両端には、接続軸ホルダ51a,51aがそれぞれ連結される。接続軸ホルダ51a,51aは、接続軸52,52を保持するために用いられ、略円筒状に形成されている。
The connecting
接続軸52は、図8(a)に示すように、細長い部材として構成されている。接続軸52は、中空状に形成された連結ロッド51の接続軸ホルダ51aに差し込まれるように配置されている。接続軸52は、接続軸連結部(非受力部)52a,52aと、接続軸保持部(受力部)52bと、を備える。接続軸連結部52a,52aは、接続軸52を車体101又は台車102に取り付ける部分である。接続軸保持部52bは、連結ロッド51の接続軸ホルダ51aにより保持される。
The connecting
接続軸連結部52a,52aは、略円筒状の接続軸ホルダ51aの軸方向において、接続軸保持部52bを挟むように、接続軸保持部52bの両側のそれぞれに設けられている。接続軸保持部52bは、接続軸52の軸方向中間部に配置されており、概ね球状に膨らんでいる。接続軸保持部52bは、接続軸ホルダ51aに収容される。
The connection
接続軸保持部52bと接続軸ホルダ51aとの間には、ゴムブッシュ53が介在している。ゴムブッシュ53は、中空状に形成されている。当該ゴムブッシュ53は、連結ロッド51を介して台車102から車体101へ伝搬する振動を緩衝するために用いられる。
A
ゴムブッシュ53は、例えば、ゴム加硫成形により、接続軸52の接続軸保持部52bの外周面を覆うように形成されている。ゴムブッシュ53は、図8(a)に示すように、ゴムブッシュ本体部(作用部)53aと、延設ゴム部(延設部)53bと、を備える。
The
ゴムブッシュ本体部53aは、当該接続軸保持部52bの外周面を覆うゴムブッシュ53の部分である。ゴムブッシュ本体部53aは、接続軸ホルダ51aと接続軸52との間で弾性変形することにより、一方から他方へ外力を伝達するとともに、一方から他方へ伝達される振動を緩衝する。即ち、当該ゴムブッシュ本体部53aは、作用部に相当する。
The rubber
延設ゴム部53bは、ゴムブッシュ本体部53aから接続軸連結部52aに沿って延設された部分である。延設ゴム部53bは、接続軸保持部52bの片側に設けられた接続軸連結部52aに固定されている。延設ゴム部53bは、接続軸連結部52aの一側面を覆う薄い板状に形成されている。
The
延設ゴム部53bには、ゴムブッシュ53の製造情報、識別ID等の情報を記録しているRFIDタグ1が内蔵されている。RFIDタグ1は、例えば、ゴム加硫成形によりゴムブッシュ53を形成するとき、延設ゴム部53bの内部にモールドされる。
The
これにより、台車102と車体101との間で牽引リンク5が外力を伝達する際に、当該外力が延設ゴム部53bへ直接伝達しない構成となっている。従って、延設ゴム部53b内部に内蔵されたRFIDタグ1の破損を防止でき、耐久性を向上することができる。
As a result, when the
この実施形態においても、RFIDタグ1は、図8に示すように、接続軸連結部52aから第1距離L1だけ離れて設けられている。接続軸保持部52bの表面と、RFIDタグ1において接続軸連結部52aから遠い側の表面と、の距離は、第2距離L2となっている。第1距離L1は4mm以上であることが好ましく、第2距離L2は1mm以下であることが好ましい。これにより、RFIDタグ1とリーダライタとの間の無線通信への影響を回避することができる。
Also in this embodiment, as shown in FIG. 8, the
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。 Although the preferred embodiments of the present invention have been described above, the above configuration can be modified, for example, as follows.
空気バネ2は、図示しないベローズ式の空気バネとして構成されても良い。この場合において、ベローズ式空気バネの上面板に屈曲部を形成し、当該屈曲部の上表面の一部を覆う折返し部内にRFIDタグ1を埋め込めば良い。
The
空気バネ2が、例えば、ボルスタ付台車(ダイレクトマウント方式、又はインダイレクトマウント方式)に用いられる場合、必要に応じて空気バネ2の形状を変更することができる。形状の変更としては、例えば、ダイアフラム23の膜長さを短くすること、屈曲部21bの傾斜角度を大きくして屈曲部21bを立設すること等が考えられる。また、図2に示す下面板22と台車側ボス部26との間に位置する積層ゴム部分を省略して、単に円筒状に形成しても良い。
For example, when the
RFIDタグ1に関し、形状が特に限定されず、例えば、細長い薄板状に形成されても良いし、丸い円板状に形成されても良い。
The shape of the
RFIDタグ1のメモリには、防振ゴムの製造に関する情報だけでなく、他の情報が記憶されても良い。例えば、RFIDタグ1のメモリの書込可能な領域に、防振ゴムに対して洗浄等のメンテナンスが行われた年月日、メンテナンス作業者の識別番号等の情報を、作業が行われる毎にリーダライタによって記録することが考えられる。
The memory of the
ストッパ4の弾性変形部41の形状は特に限定されず、固定部材101aからの衝撃を吸収できる形状であれば、他の形状に形成されても良い。
The shape of the elastically deforming
牽引リンク5に関して、RFIDタグ1は、2つのゴムブッシュ53の両方に配置されても良いし、片側のゴムブッシュ53にだけ配置されても良い。
Regarding the
1 RFIDタグ(アンテナ付チップ)
2 空気バネ(鉄道車両用防振構造)
21 上面板(強度部材)
24 緩衝部(防振ゴム)
24a 本体緩衝部(作用部)
24b 折返し部(延設部)
3 芯棒(鉄道車両用防振構造)
31 本体部(強度部材)
32 緩衝ゴム部(防振ゴム)
32a 緩衝ゴム本体部(作用部)
32b 折返し部(延設部)
4 ストッパ(鉄道車両用防振構造)
41 弾性変形部(防振ゴム)
42 台座(強度部材)
41a ブロック部(作用部)
41b スカート部(延設部)
5 牽引リンク(鉄道車両用防振構造)
52 接続軸(強度部材)
53 ゴムブッシュ(防振ゴム)
53a ゴムブッシュ本体部(作用部)
53b 延設ゴム部(延設部)
1 RFID tag (chip with antenna)
2 Air spring (anti-vibration structure for railway vehicles)
21 Top plate (strength member)
24 buffer part (anti-vibration rubber)
24a Main body buffer (action part)
24b folded portion (extended portion)
3 core rod (anti-vibration structure for railway vehicles)
31 main body (strength member)
32 buffer rubber part (anti-vibration rubber)
32a buffer rubber main body (action part)
32b folded portion (extended portion)
4 Stopper (anti-vibration structure for railway vehicles)
41 Elastic deformation part (anti-vibration rubber)
42 pedestal (strength member)
41a block part (action part)
41b skirt portion (extending portion)
5 Traction link (anti-vibration structure for railway vehicles)
52 connection shaft (strength member)
53 rubber bush (anti-vibration rubber)
53a Rubber bush main body (action part)
53b extended rubber portion (extended portion)
Claims (3)
少なくとも一部が前記防振ゴムにより覆われた強度部材を含み、
前記防振ゴムには、アンテナ付チップが内蔵されており、
前記アンテナ付チップには、少なくとも、前記防振ゴムの製造に関する情報、又は、前記防振ゴムを特定するための識別情報が書き込まれており、
前記防振ゴムは、
振動の緩衝のために変形し、又は、接触面を介して他の部材に接触したときの衝撃を緩衝する、作用部と、
前記作用部から延設される延設部と、
を備え、
前記アンテナ付チップは、前記防振ゴムの前記延設部に内蔵されていることを特徴とする鉄道車両用防振構造。 An anti-vibration structure for railway vehicles using anti-vibration rubber,
including a strength member at least partially covered with the anti-vibration rubber,
The anti-vibration rubber has a built-in chip with an antenna,
The antenna-equipped chip is written with at least information relating to the production of the anti-vibration rubber or identification information for specifying the anti-vibration rubber,
The anti-vibration rubber
an action part that deforms to dampen vibration or dampens impact when it comes into contact with another member via the contact surface;
an extension portion extending from the action portion;
with
The anti-vibration structure for a railway vehicle, wherein the antenna-equipped chip is incorporated in the extended portion of the anti-vibration rubber.
前記強度部材は、伝達される外力を直接受ける受力部と、伝達される外力を直接受けない非受力部と、を備え、
前記延設部は、少なくとも前記非受力部の一部を覆うように形成されていることを特徴とする鉄道車両用防振構造。 The anti-vibration structure for railway vehicles according to claim 1,
The strength member includes a force receiving portion that directly receives the transmitted external force and a non-force receiving portion that does not directly receive the transmitted external force,
The anti-vibration structure for a railway vehicle, wherein the extension portion is formed so as to cover at least a part of the force non-receiving portion.
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