JP7318644B2 - 通信装置、及び通信方法 - Google Patents

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Description

本技術は、通信装置、及び通信方法に関し、特に、より効率的な通信を実現することができるようにした通信装置、及び通信方法に関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)システムの普及に伴い、2.4GHz,5GHz帯の既存の周波数帯域に続いて、新たな周波数帯域の割り当てが各国で検討されている。
新たな周波数帯域を想定した規格を策定する際には、既存の周波数帯域向けに策定された規格に対応した既存規格端末との共存の仕組みを組み込むことも想定される。例えば、特許文献1には、既存規格端末への対応に関する技術が開示されている。
特表2017-535107号公報
ところで、無線LANシステムにおいて、新たな周波数帯域を割り当てるに際しては、より効率的な通信を実現するための技術が求められる。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、より効率的な通信を実現することができるようにするものである。
本技術の一側面の通信装置は、基地局であって、他の基地局から受信した所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報、及び前記所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域、及び前記利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定し、前記他の基地局が利用していない周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記既存規格端末が存在しないオペレーションである第1のオペレーションを制御する制御部を備え、前記所定の周波数帯域は、無線通信システムにおいて、新たに割り当てられる周波数帯域に含まれる通信装置である。
本技術の一側面の通信方法は、基地局の通信装置が、他の基地局から受信した所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報、及び前記所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域、及び前記利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定し、前記他の基地局が利用していない周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記既存規格端末が存在しないオペレーションである第1のオペレーションを制御するステップを含み、前記所定の周波数帯域は、無線通信システムにおいて、新たに割り当てられる周波数帯域に含まれる通信方法である。
本技術の一側面の通信装置は、基地局であって、他の基地局から受信した所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報、及び前記所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域、及び前記利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定し、前記他の基地局が利用していないか、又は前記他の基地局が前記既存規格端末が存在しないオペレーションである第1のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第1のオペレーションを制御する制御部を備え、前記所定の周波数帯域は、無線通信システムにおいて、新たに割り当てられる周波数帯域に含まれる通信装置である。
本技術の一側面の通信装置は、基地局であって、他の基地局から受信した所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報、及び前記所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域、及び前記利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定し、前記他の基地局が利用していないか、又は前記他の基地局が前記既存規格端末が存在するオペレーションである第2のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第2のオペレーションを制御する制御部を備え、前記所定の周波数帯域は、無線通信システムにおいて、新たに割り当てられる周波数帯域に含まれる通信装置である。
本技術の一側面の通信装置は、基地局であって、他の基地局から受信した所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報、及び前記所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域、及び前記利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定し、前記他の基地局が前記既存規格端末が存在しないオペレーションである第1のオペレーションにて利用しているか、又は前記他の基地局が前記既存規格端末が存在するオペレーションである第2のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第2のオペレーションを制御する制御部を備え、前記所定の周波数帯域は、無線通信システムにおいて、新たに割り当てられる周波数帯域に含まれる通信装置である。
本技術の一側面の通信装置は、独立した装置であってもよいし、1つの装置を構成している内部ブロックであってもよい。
本技術の一側面によれば、より効率的な通信を実現することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
無線通信システムの構成の例を示す図である。 本技術を適用した通信装置の一実施の形態の構成の例を示すブロック図である。 IEEE802.11axの規格で定義されているPPDUのフォーマットを示す図である。 IEEE802.11aの規格で定義されているPPDUのフォーマットを示す図である。 Greenfield PPDUのフォーマットを示す図である。 6GHz利用帯域状況情報を格納したフレームのフォーマットの第1の例を示す図である。 6GHz帯のGFO利用帯域決定処理の第1の例を説明するフローチャートである。 Sub Channel IDとLegacy Present Flagとの関係を示す図である。 基地局AP2における基地局AP1,AP3からの情報に基づいた判定の例を示す図である。 6GHz帯のGFO利用帯域決定処理の第2の例を説明するフローチャートである。 無線通信システムの他の構成の例を示す図である。 6GHz利用帯域状況情報を格納したフレームのフォーマットの第2の例を示す図である。 6GHz利用帯域状況情報報告処理を説明するフローチャートである。 本技術を適用した通信装置の一実施の形態の他の構成の例を示すブロック図である。 本技術を適用した通信装置の一実施の形態の他の構成の例を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら本技術の実施の形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本技術の実施の形態
2.変形例
<1.本技術の実施の形態>
(無線通信システムの構成例)
図1は、無線通信システムの構成の例を示す図である。
図1において、無線通信システムは、基地局(AP:Access Point)と、基地局に接続された配下端末(STA:Station)からなる複数のネットワーク(BSS:Basic Service Set)により構成される無線LAN(Local Area Network)のシステムである。
基地局AP1と、基地局AP1に接続された配下端末STA1a及び配下端末STA1bにより、ネットワークBSS1が構成される。なお、基地局AP1と、配下端末STA1a及び配下端末STA1bとを結ぶ点線は接続していることを示している。また、図示はしていないが、基地局AP2乃至基地局AP4についても、基地局AP1と同様に配下端末STAが接続され、ネットワークBSS2乃至BSS4をそれぞれ構成している。
各基地局APを中心とした実線の円は、各基地局APの通信可能範囲、すなわち、信号到達範囲及び信号検出範囲を示している。各基地局APの通信可能範囲は、重なる場合がある。例えば、図1において、基地局AP2の通信可能範囲には、基地局AP1及び基地局AP3が含まれている。
なお、図1に示した無線通信システムの構成は一例であって、基地局AP、配下端末STA、及びネットワークBSSの数や配置はこれに限定されるものではない。
(通信装置の構成例)
図2は、本技術を適用した通信装置(無線通信装置)の一実施の形態の構成の例を示すブロック図である。
図2に示した通信装置10は、図1の無線通信システムにおける基地局AP又は配下端末STAとして構成される。
図2において、通信装置10は、制御部101、データ処理部102、通信部103、及び電源部104を含んで構成される。また、通信部103は、変復調部111、信号処理部112、チャネル推定部113、無線インターフェース部114-1乃至114-N(N:1以上の整数)、及びアンプ部115-1乃至115-N(N:1以上の整数)を含んで構成される。また、通信装置10においては、通信部103(のアンプ部115-1乃至115-N)に対して、アンテナ116-1乃至116-N(N:1以上の整数)が設けられる。
制御部101は、例えばマイクロプロセッサ等のプロセッサ等で構成され、各部の動作を制御する。また、制御部101は、各ブロック間の情報(データ)の受け渡しを行う。
また、制御部101は、データ処理部102におけるパケットのスケジューリング、並びに通信部103の変復調部111及び信号処理部112におけるパラメータ設定を行う。さらに、制御部101は、無線インターフェース部114-1乃至114-N及びアンプ部115-1乃至115-Nのパラメータ設定及び送信電力制御を行う。
データ処理部102は、プロトコル上位層よりデータが入力される送信時において、その入力データから無線通信のためのパケットを生成して、メディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)のためのヘッダの付加や、誤り検出符号の付加などの処理を施し、その結果得られる処理データを、通信部103(の変復調部111)に出力する。
また、データ処理部102は、通信部103(の変復調部111)からのデータが入力される受信時において、その入力データに対し、MACヘッダの解析や、パケット誤りの検出、リオーダ処理などの処理を施し、その結果得られる処理データを、プロトコル上位層に出力する。
通信部103は、制御部101からの制御に従い、無線通信に関する処理を行う。
変復調部111は、送信時には、データ処理部102から入力される入力データに対し、制御部101により設定されたコーディング及び変調方式に基づいて、エンコード、インターリーブ、及び変調などの処理を施し、その結果得られるデータシンボルストリームを、信号処理部112に出力する。
また、変復調部111は、受信時には、信号処理部112から入力されるデータシンボルストリームに対し、送信時の反対の処理、すなわち、制御部101により設定されたコーディング及び復調方式に基づいて、復調、デインターリーブ、及びデコードなどの処理を施し、その結果得られる処理データを、制御部101又はデータ処理部102に出力する。
信号処理部112は、送信時には、変復調部111から入力されるデータシンボルストリームに対し、必要に応じて空間分離に供される信号処理などの処理を施し、その結果得られる1つ以上の送信シンボルストリームを、無線インターフェース部114-1乃至114-Nにそれぞれ出力する。
また、信号処理部112は、受信時には、無線インターフェース部114-1乃至114-Nのそれぞれから入力される受信シンボルストリームに対し、必要に応じてストリームの空間分解のための信号処理などの処理を施し、その結果得られるデータシンボルストリームを、変復調部111に出力する。
チャネル推定部113は、無線インターフェース部114-1乃至114-Nのそれぞれからの入力信号のうち、プリアンブル部分及びトレーニング信号部分から、伝搬路の複素チャネル利得情報を算出する。チャネル推定部113により算出された複素チャネル利得情報は、制御部101を介して変復調部111での復調処理、及び信号処理部112での空間処理に用いられる。
無線インターフェース部114-1は、送信時には、信号処理部112から入力される送信シンボルストリームを、アナログ信号に変換して、フィルタリング、及び搬送波周波数へのアップコンバートなどの処理を施し、その結果得られる送信信号を、アンプ部115-1又はアンテナ116-1に出力(送出)する。
また、無線インターフェース部114-1は、受信時には、アンプ部115-1又はアンテナ116-1から入力される受信信号に対して、送信時と反対の処理、すなわち、ダウンコンバートなどの処理を施し、その結果得られる受信シンボルストリームを、信号処理部112に出力する。
アンプ部115-1は、送信時には、無線インターフェース部114-1から入力された送信信号(アナログ信号)を所定の電力まで増幅し、アンテナ116-1へと送出する。また、アンプ部115-1は、受信時には、アンテナ116-1から入力された受信信号(アナログ信号)を所定の電力まで増幅し、無線インターフェース部114-1に出力する。
なお、無線インターフェース部114-2乃至114-Nは、無線インターフェース部114-1と同様に構成され、アンプ部115-2乃至アンプ部115-Nは、アンプ部115-1と同様に構成され、アンテナ116-2乃至116-Nは、アンテナ116-1と同様に構成されるため、ここでは、その説明は省略する。
また、無線インターフェース部114-1乃至114-Nを特に区別する必要がない場合には、無線インターフェース部114と称し、アンプ部115-1乃至アンプ部115-Nを特に区別する必要がない場合には、アンプ部115と称し、アンテナ116-1乃至116-Nを特に区別する必要がない場合には、アンテナ116と称する。
また、アンプ部115は、送信時の機能と受信時の機能の少なくとも一方の機能(の少なくとも一部)が、無線インターフェース部114に内包されるようにしてもよい。また、アンプ部115は、送信時の機能と受信時の機能の少なくとも一方の機能(の少なくとも一部)が、通信部103の外部の構成要素となるようにしてもよい。さらに、無線インターフェース部114、アンプ部115、及びアンテナ116は、これらを1組として1つ以上の組が構成要素として含まれるようにしてもよい。
電源部104は、バッテリ電源又は固定電源で構成され、通信装置10の各部に電力を供給する。
以上のように構成される通信装置10は、図1の無線通信システムにおける基地局AP(又は配下端末STA)として構成されるが、新たな周波数帯域(例えば6GHz帯)を割り当てるに際して、より効率的な通信を実現するために、制御部101が、例えば、次のような機能を有している。すなわち、詳細は後述するが、制御部101は、周辺の基地局APからの情報に基づき、新たな周波数帯域(例えば6GHz帯)の探索を行うことで確定した帯域を利用したオペレーションが行われるように、各部の動作を制御する。
(基地局間の情報共有による6GHz利用帯域の決定)
ところで、近年、無線LANシステムの普及に伴い、2.4GHz,5GHz帯に続いて、6GHz帯の無線LANをはじめとするアンライセンス用途への開放が各国(例えば米国や欧州諸国)で検討されている。また、同帯域の獲得を確実のものにするために、IEEE802.11標準化団体は、現在策定中のIEEE802.11axの規格を、そのまま6GHz帯で利用可能とする旨を表明している。
2014年より規格化が進められているIEEE802.11axの規格は、2.4GHz,5GHz帯用途に策定されてきたため、これらの帯域に既に存在する既存規格端末との共存の仕組みが組み込まれている。
図3は、IEEE802.11axの規格で定義されているPPDUのフォーマットを示す図である。
図3のPPDU(PPDU:PLCP Protocol Data Unit,PLCP:Physical Layer Convergence Protocol)では、データ信号(Data)に対し、L-STF,L-LTF,L-SIG,RL-SIG,HE-SIG-A,HE-STF,HE-LTF,HE-LTFが付加されている。
L-STF(Legacy Short Training Field),L-LTF(Legacy Long Training Field),及びL-SIG(Legacy Signal Field)は、IEEE802.11ax以前の既存規格端末(例えば、IEEE802.11ac規格準拠端末)が、該当するPPDUを受信時に、それをIEEE802.11の規格に則した信号であることを認識し、干渉信号の送信を控えさせるために付加されている。
L-SIGに続くRL-SIG(L-SIG repetition)は、IEEE802.11axの規格準拠端末が、該当するPPDUを受信時に、それをIEEE802.11ax以前の規格ではなく、IEEE802.11axの規格に則した信号であることを認識するために付加されている。
また、図3に示したPPDUのフォーマットの他にも、IEEE802.11axの規格に組み込まれた既存規格端末との共存の仕組みは多くある。
例えば、ネットワーク(BSS)内でやり取りされる制御情報(例えば、Control Frame,Management Frame等)は、既存規格端末を含むネットワーク(BSS)内の全ての端末が理解できるように、図4に示すようなPPDUのフォーマットで送信する必要がある。図4のPPDUでは、データ信号(Data)に対し、L-STF,L-LTF,L-SIGが付加されている。
一方で、新たに割り当てられる6GHz帯においては、IEEE802.11ax以前の規格の端末は存在しないにもかかわらず、この既存規格端末との共存用のオーバヘッドを含んだままのIEEE802.11axの規格を、6GHz帯でも利用可能とした。これは、運用可能な規格をあらかじめ準備することによって、新たに周波数帯域(6GHz帯)が割り当てられた際に、空白期間なく直ちに同帯域を活用できる旨をレギュレータに主張することができる。
そして、この6GHz帯における既存規格端末との共存の仕組みは、不必要なオーバヘッドとなるため、IEEE802.11axの後継となる規格では、それを不要とするグリーンフィールドオペレーション(Greenfield Operation,以下、「GFO」とも記述する)の検討が予想される。
ここで、グリーンフィールド(GF:Greenfield)とは、既存規格端末(レガシー端末)が存在しないことを意味し、既存規格端末が存在しないオペレーションを、グリーンフィールドオペレーション(GFO)と称している。一方で、以下の説明では、既存規格端末(レガシー端末)が存在するオペレーションを、非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)と称して区別する。なお、グリーンフィールドオペレーション(GFO)を第1のオペレーション、非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)を第2のオペレーションとも称する。
図5は、Greenfield PPDU(以下、GF PPDUともいう)のフォーマットを示す図である。
図5のGF PPDUでは、データ信号(Data)に対し、VHE-STF,VHE-LTF,VHE-SIG,VHE-LTFが付加されている。すなわち、図5に示すような、L-STF,L-LTF,L-SIGといった信号領域を省いて、必要最低限の信号領域のみを有したGF PPDUを新たに定義することが想定される。なお、図5において、「VHE」は、Very High Efficiencyの略であって、IEEE802.11axの後継規格を意味する仮の名称である。
ここで、IEEE802.11axの規格で定義されたL-STF,L-LTF,L-SIG,RL-SIGが付加されたPPDUしか認識することができない端末(IEEE802.11ax規格準拠端末)が、このGF PPDUを受信した場合に、その存在を正しく認識することができずに、パケット衝突を誘起させる可能性が生じる。
そこで、本技術では、基地局APの間の情報の共有によって、グリーンフィールドオペレーション(GFO)の効率的な運用を実現する。具体的には、隣接する基地局APの間で、6GHz帯の利用帯域における既存規格端末(この場合には、IEEE802.11ax規格準拠端末)への対応の有無を、図6に示すようなフレームによって通知する。
図6は、6GHz利用帯域状況情報を格納したフレームのフォーマットの第1の例を示す図である。
図6において、6GHz利用帯域状況情報を格納したフレームは、Frame Type,Duration,Receiver Address,Transmitter Address,Body,FCSを含む。
Frame Typeには、このフレームの種類に関する情報が格納される。例えば、Beacon Frameとして送信される場合にはBeaconであることを示す情報が格納される。
Durationには、このフレームの長さに関する情報が格納される。Receiver Addressには、このフレームの送信先のアドレスに関する情報が格納される。例えば、このフレームをブロードキャストで送信する場合にはBroadcast Addressが格納される。
Transmitter Addressには、このフレームの送信元のアドレスに関する情報が格納される。Bodyには、このフレームによって送信される具体的な情報が格納される。例えば、Bodyには、Channel Utility Infoが含まれる。FCS(Frame Check Sequence)には、誤り検出・訂正に関する情報が格納される。
Channel Utility Infoには、Sub Channel ID,Legacy Present Flagを含む。ここで、Sub Channel IDとLegacy Present Flagとは組になっており、その1又は複数の組が、Channel Utility Infoに含まれる。
Sub Channel IDには、6GHz帯における所定の帯域幅(例えば、20MHzや40MHz等)ごとの所定の帯域(周波数帯域)を識別する帯域識別情報が格納される。また、Legacy Present Flagには、Sub Channel IDにより識別される帯域(周波数帯域)における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報が格納される。これらの帯域識別情報及び既存端末接続情報によって、6GHz利用帯域状況情報が構成される。
このように、各基地局APは、(隣接する)周囲の他の基地局APに対し、6GHz利用帯域状況情報を格納したフレームを送信することで、複数の帯域ごとに、既存規格端末の対応を行っているか、すなわち、グリーンフィールドオペレーション(GFO)を有効にしていないかどうかを通知することができる。
そして、周囲の他の基地局APからフレームを受信した基地局APでは、6GHz利用帯域状況情報に基づき、例えば、既存規格端末が存在する帯域を避けてグリーンフィールドオペレーション(GFO)を行ったり、あるいは、自身(の基地局AP)にも既存規格端末が接続している場合には周囲の他の基地局APと同一の帯域で既存規格端末を収容したりするなどして、帯域の有効活用を図るようにする。
(6GHz帯のGFO利用帯域決定処理の第1の例の流れ)
次に、図7のフローチャートを参照して、基地局APとして構成される通信装置10(の制御部101)により実行される、6GHz帯のGFO利用帯域決定処理の第1の例の流れを説明する。
ステップS101において、制御部101は、周辺の基地局APから6GHz利用帯域状況情報を取得する。
例えば、基地局AP2(の制御部101)は、その周辺に設置された基地局AP1,AP3から送信されてくる6GHz利用帯域状況情報(を格納したフレーム(図6))を受信し、6GHz利用帯域状況情報を取得する。この6GHz利用帯域状況情報は、帯域識別情報(Sub Channel ID)及び既存端末接続情報(Legacy Present Flag)を含んでいる。
図8は、Sub Channel IDとLegacy Present Flagとの関係を示す図である。
図8に示すように、6GHz帯においては、例えば20MHzである帯域幅ごとに、Sub Channel IDが割り当ている。各基地局APは、所定の帯域を識別するSub Channel IDと、その帯域における既存規格端末の接続の有無を示すLegacy Present Flagとを含む6GHz利用帯域状況情報を、他の基地局APに送信する。
このLegacy Present Flagとしては、例えば、Sub Channel IDにより識別される帯域に既存規格端末が接続されている場合には、"1"が設定される一方で、既存規格端末が接続されていない場合には、"0"が設定される。
なお、図8においては、20MHzである帯域幅ごとにSub Channel IDが割り当てられる場合を例示したが、それに限らず、例えば、その2チャネル分の40MHzである帯域幅ごとにSub Channel IDを割り当てて、Legacy Present Flagを対応付けるようにしてもよい。
図7の説明に戻り、ステップS102において、制御部101は、取得した6GHz利用帯域状況情報に基づいて、全ての周辺の基地局APが利用していない6GHz帯域は存在するかどうかを判定する。
ステップS102において、判定条件に対する判定が肯定である場合(S102の「YES」)、処理は、ステップS103に進められる。
ステップS103において、制御部101は、周辺の基地局APが利用していない6GHz帯域を、グリーンフィールドオペレーション(GFO)にて利用するように各部の動作を制御する。
ここでは、例えば、図9に示すように、基地局AP2(の制御部101)が、その周辺に設置された基地局AP1,AP3から取得した6GHz利用帯域状況情報に基づき、6GHz帯のGFO利用帯域の決定を行う場合を想定する。
この場合において、6GHz候補帯域として、図9に示したA帯域が存在するとき、基地局AP1,AP3が利用していない6GHz帯域となるので、基地局AP2(の制御部101)は、その未利用の6GHz帯域を、基地局AP2の利用する帯域(利用周波数帯域、以下、利用帯域ともいう)として決定する。そして、基地局AP2(の制御部101)は、決定した利用帯域(未利用の6GHz帯域)を利用して、グリーンフィールドオペレーション(GFO)を行うことになる(S102の「YES」,S103)。
また、ステップS102において、判定条件に対する判定が否定である場合(S102の「NO」)、処理は、ステップS104に進められる。
ステップS104において、制御部101は、取得した6GHz利用帯域状況情報に基づいて、周辺の基地局APが利用していない、又はグリーンフィールドオペレーション(GFO)にて利用している6GHz帯域は存在するかどうかを判定する。
ステップS104において、判定条件に対する判定が肯定である場合(S104の「YES」)、処理は、ステップS105に進められる。
ステップS105において、制御部101は、周辺の基地局APが利用していない、又はグリーンフィールドオペレーション(GFO)にて利用している6GHz帯域を、グリーンフィールドオペレーション(GFO)にて利用する。
ここでは、例えば、図9に示したB帯域(6GHz候補帯域)が存在するとき、基地局AP1が利用しておらず、基地局AP3がグリーンフィールドオペレーション(GFO)として利用している6GHz帯域となるので、基地局AP2(の制御部101)は、その6GHz帯域を利用して、グリーンフィールドオペレーション(GFO)を行うことになる(S104の「YES」,S105)。
なお、このとき、基地局AP3とともに、基地局AP1がグリーンフィールドオペレーション(GFO)として利用している6GHz帯域を利用して、基地局AP2が、グリーンフィールドオペレーション(GFO)を行うようにしてもよい。
また、ステップS104において、判定条件に対する判定が否定である場合(S104の「NO」)、処理は、ステップS106に進められる。
ステップS106において、制御部101は、取得した6GHz利用帯域状況情報に基づいて、周辺の基地局APが利用していない、又は非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)にて利用している6GHz帯域は存在するかどうかを判定する。
ステップS106において、判定条件に対する判定が肯定である場合(S106の「YES」)、処理は、ステップS107に進められる。
ステップS107において、制御部101は、周辺の基地局APが利用していない、又は非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)にて利用している6GHz帯域を、非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)にて利用する。
ここでは、例えば、図9に示したC帯域(6GHz候補帯域)が存在するとき、基地局AP1が利用しておらず、基地局AP3が非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)として利用している6GHz帯域となるので、基地局AP2(の制御部101)は、その6GHz帯域を利用して、非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)を行うことになる(S106の「YES」,S107)。
なお、このとき、基地局AP3とともに、基地局AP1が非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)として利用している6GHz帯域を利用して、基地局AP2が、非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)を行うようにしてもよい。
また、ステップS106において、判定条件に対する判定が否定である場合(S106の「NO」)、処理は、ステップS108に進められる。
ステップS108において、制御部101は、6GHz候補帯域から利用する帯域を選択し、選択した帯域(利用帯域)を、非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)にて利用する。
ここでは、例えば、図9に示したD帯域(6GHz候補帯域)が存在するとき、基地局AP1がグリーンフィールドオペレーション(GFO)として利用し、基地局AP3が非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)として利用している6GHz帯域となるので、基地局AP2(の制御部101)は、その6GHz帯域を利用して、非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)を行うことになる(S106の「NO」,S108)。
ステップS103,S105,S107,又はS108の処理が終了すると、図7に示した処理は終了される。
以上、基地局APとして構成される通信装置10により実行される6GHz帯のGFO利用帯域決定処理の第1の例の流れを説明した。
この6GHz帯のGFO利用帯域決定処理の第1の例では、周辺の基地局AP(例えば基地局AP1,AP3)から6GHz利用帯域状況情報を取得した対象の基地局AP(例えば基地局AP2)は、全ての周辺の基地局APが利用していない6GHz帯域の探索を行い、空いている帯域が見つかった場合(S102の「YES」)、その帯域をグリーンフィールドオペレーション(GFO)にて利用する(S103)。
また、対象の基地局AP(例えば基地局AP2)は、全ての6GHz帯域(6GHz候補帯域)が少なくとも1つの周辺の基地局AP(例えば基地局AP3)により利用されている場合には(S102の「NO」)、周辺の基地局APが利用していない、又はグリーンフィールドオペレーション(GFO)にて利用している6GHz帯域の探索を行い、そのような6GHz帯域が見つかった場合(S104の「YES」)、その帯域をグリーンフィールドオペレーション(GFO)にて利用する(S105)。
さらに、対象の基地局AP(例えば基地局AP2)は、全ての6GHz帯域(6GHz候補帯域)において少なくとも1つの周辺の基地局AP(例えば基地局AP3)が既存規格端末への対応を行っている場合(S106の「YES」又は「NO」)、その帯域に既存規格端末が存在する可能性に鑑みて、自身も、グリーンフィールドオペレーション(GFO)を実行することができないことになる(S107,S108)。すなわち、利用帯域に既存規格端末が存在する場合には、既存規格端末と互換性があるモードで動作(コンパチブルに動作)することになる。
このとき、対象の基地局AP(例えば基地局AP2)は、自身が、非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)を実行するに際し、対象の帯域でグリーンフィールドオペレーション(GFO)を実行している周辺の基地局APにも影響を及ぼすため(GFOとnon-GFOが混在するのが好ましくないため)、周辺の基地局APがグリーンフィールドオペレーション(GFO)を実行していない帯域を選択することが好ましい(S106の「YES」,S107)。
また、IEEE802.11axの後継となる規格では、6GHz帯における既存規格端末との共存の仕組みは、不要なオーバヘッドとなるため、それを不要とするグリーンフィールドオペレーション(GFO)を行うことが想定されるのは先に述べた通りである。
それに対して、上述した6GHz帯のGFO利用帯域決定処理では、既存規格端末(IEEE802.11ax規格準拠端末)が存在するかどうか(さらには、既存規格端末が存在する場合にはどのチャネルに存在するか)の情報(6GHz利用帯域状況情報)を、隣接する基地局APの間で共有し、なるべく既存規格端末(IEEE802.11ax規格準拠端末)が存在しないチャネル(6GHz候補帯域)を見つけて、グリーンフィールドオペレーション(GFO)が行われるようにしている。
これによって、図5に示したGF PPDUのフォーマットを採用し、IEEE802.11axで定義されたL-STF,L-LTF,L-SIG,RL-SIGを付加していないPPDUを用いる場合でも、既存規格端末(IEEE802.11ax規格準拠端末)が存在しないチャネル(6GHz候補帯域)にてグリーンフィールドオペレーション(GFO)が行われるため、例えば、GF PPDUを正しく認識することができないIEEE802.11ax規格準拠端末が、GF PPDUを受信してパケット衝突を誘起してしまうという事象を回避することができる。
その結果として、無線LANシステムにおいて、新たな周波数帯域(例えば6GHz帯)を割り当てるに際して、不要な共存用信号領域(例えば、GF PPDUに付加していないIEEE802.11axで定義されたL-STF,L-LTF,L-SIG,RL-SIG)を省いた効率的な通信を実現することができる。
(6GHz帯のGFO利用帯域決定処理の第2の例の流れ)
図10は、基地局APとして構成される通信装置10(の制御部101)により実行される、6GHz帯のGFO利用帯域決定処理の第2の例を説明するフローチャートである。
ステップS201においては、図7のステップS101と同様に、周辺の基地局APから6GHz利用帯域状況情報が取得される。
ステップS202乃至S208においては、図7のステップS102乃至S108と同様に、周辺の基地局APから取得した6GHz利用帯域状況情報に基づいた判定処理が行われ、6GHz候補帯域から、グリーンフィールドオペレーション(GFO)又は非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)により利用される利用帯域が決定されるが、第2の例では、1つの帯域(6GHz候補帯域)だけでなく、複数の帯域(6GHz候補帯域)を利用帯域として選択するようにしている。
すなわち、ステップS203,S205,S207,又はS208の処理が終了すると、処理は、ステップS209に進められる。ステップS209において、制御部101は、ステップS203,S205,S207,又はS208の処理により追加された6GHz帯域で、必要な帯域幅を確保できたかどうかを判定する。
ステップS209において、必要な帯域幅を確保できていないと判定された場合、処理は、ステップS202に戻り、ステップS202乃至S208の処理が繰り返される。
ここでは、ステップS202乃至S208の処理が繰り返されることで、例えば、40MHzの帯域幅を確保する必要がある場合に、1回目のループで20MHzの帯域幅が確保できたときには、2回目のループで残りの20MHzの帯域幅が追加されるなどして、不足している分の6GHz帯域が確保される。
なお、ステップS202乃至S208のループ処理は、必要な帯域幅の確保が完了するまで繰り返されるが、その際に、例えば、2回目以降のループにて追加で選択する帯域は、1回目のループではじめに選択した帯域(選択済みの帯域)に近接する帯域を優先的に選択するなど、所定の条件に従い選択されるようにしてもよい。
ステップS209において、必要な帯域幅を確保できたと判定された場合、処理は、ステップS210に進められる。
ステップS210において、制御部101は、ステップS202乃至S208のループ処理により確保した利用帯域を、グリーンフィールドオペレーション(GFO)又は非グリーンフィールドオペレーション(non-GFO)にて利用するように各部の動作を制御する。
ステップS210の処理が終了すると、図10に示した処理は終了される。
以上、基地局APとして構成される通信装置10により実行される6GHz帯のGFO利用帯域決定処理の第2の例の流れを説明した。
(配下端末による6GHz利用帯域状況情報の報告)
例えば、図11において、配下端末STA1が、基地局AP2に接続されているが、基地局AP4には接続されていない場合を想定する。
このとき、配下端末STA1が、自身が接続していない基地局AP4からの6GHz利用帯域状況情報を受信(傍受)した場合に、受信した6GHz利用帯域状況情報を、自身が接続している基地局AP2に送信(報告)することができる。
なお、上述した説明とは逆に、配下端末STA1が、自身が接続している基地局AP2からの6GHz利用帯域状況情報を受信(傍受)した場合に、その6GHz利用帯域状況情報を、自身が接続していない基地局AP4に送信(報告)するようにしてもよい。
このように、基地局AP2,AP4の間で直接情報をやりとりできない場合であっても、それらの基地局AP2,AP4に接続可能な位置に存在する配下端末STA1を利用することで、基地局AP2,AP4の間で、6GHz利用帯域状況情報をやり取りすることができる。
図12は、6GHz既存規格端末の対応に関する情報を格納したフレームのフォーマットの第2の例を示す図である。
図12において、6GHz利用帯域状況情報を格納したフレームは、Frame Type,Duration,Receiver Address,Transmitter Address,Body,FCSを含む。なお、Frame Type,Duration,Receiver Address,Transmitter Address,FCSは、上述した図6のフレームと同様であるため、ここではその説明を適宜省略する。
ただし、Frame Typeには、このフレームの種類に関する情報として、例えば、Radio Measurement ReportであるAction Frameとして送信される場合はActionであることを示す情報が格納される。また、Receiver Addressには、このフレームの送信先のアドレスに関する情報として、例えば、報告先の基地局AP(Associated AP)のアドレスが格納される。
Bodyには、Measured AP,Channel Utility Infoが含まれる。Measured APには、基地局APに情報が格納される。Channel Utility Infoには、帯域識別情報を格納したSub Channel IDと、既存端末接続情報を格納したLegacy Present Flagを含む。これらの帯域識別情報及び既存端末接続情報によって、6GHz利用帯域状況情報が構成される。
このように、端末局である配下端末STA(例えば、配下端末STA1)が、自身が接続していない基地局AP(例えば、基地局AP4)から6GHz利用帯域状況情報を含むビーコンフレーム(例えば、図6のフレーム)を受信(傍受)した場合に、受信したフレームに格納された情報に基づき、6GHz利用帯域状況情報を含む報告用のフレーム(例えば、図12のフレーム)を生成して、自身が接続している基地局AP(例えば、基地局AP2)に対して報告することができる。
このように、図12に示すような、端末局である配下端末STA(例えば、配下端末STA1)が、自身の接続先の基地局AP(例えば、基地局AP2)に対して、非接続の基地局AP(例えば、基地局AP4)の6GHz利用帯域状況情報を報告するためのフレームを送信することで、基地局AP同士(例えば、基地局AP2,AP4)が直接に通信不可能な状態であっても、配下端末STAを介して互いの6GHz利用帯域状況情報を取得(入手)することが可能となる。
次に、図13のフローチャートを参照して、配下端末STAとして構成される通信装置10(の制御部101)により実行される、6GHz利用帯域状況情報報告処理の流れを説明する。
ステップS301において、制御部101は、非接続の基地局APから6GHz利用帯域状況情報(を含むビーコンフレーム)を受信(傍受)したかどうかを判定する。
ステップS301において、6GHz利用帯域状況情報を受信(傍受)したと判定された場合、処理は、ステップS302に進められる。
ステップS302において、制御部101は、受信した6GHz利用帯域状況情報(を含む報告用のフレーム)を、接続先の基地局APに送信(報告)する。
ステップS302の処理が終了すると、図13に示した処理は終了する。なお、ステップS301において、6GHz利用帯域状況情報を受信(傍受)していないと判定された場合には、ステップS302の処理はスキップされ、図13に示した処理は終了する。
以上、配下端末STAとして構成される通信装置10により実行される6GHz利用帯域状況情報報告処理の流れを説明した。
<2.変形例>
(他の構成の例)
上述した説明では、通信装置10(図2)において、制御部101(図2)が、新たな周波数帯域(例えば6GHz帯)を割り当てる際に効率的な通信を行うための制御を行うとして説明したが、この制御の機能は、通信モジュールや通信用チップ等の通信装置として構成される通信部103が有するようにしてもよい。
図14及び図15は、本技術を適用した通信装置(無線通信装置)の一実施の形態の他の構成の例を示すブロック図である。
図14において、通信装置20は、図2に示した通信装置10と比べて、通信部103の代わりに、通信部203が設けられている。この通信部203は、変復調部111乃至アンプ部115のほかに、通信制御部201が追加されている。通信制御部201は、制御部101(図2)の機能のうち、上述した新たな周波数帯域を割り当てる際に効率的な通信を行うための制御の機能を有している。なお、図14の制御部101は、制御部101(図2)の機能のうち、上述した新たな周波数帯域を割り当てる際に効率的な通信を行うための制御の機能を除いた機能を有している。
また、図15において、通信装置30は、図2に示した通信装置10と比べて、制御部101が取り除かれ、さらに通信部103の代わりに、通信部303が設けられている。この通信部303は、変復調部111乃至アンプ部115のほかに、制御部301が追加されている。制御部301は、制御部101(図2)と同様の機能(上述した新たな周波数帯域を割り当てる際に効率的な通信を行うための制御の機能を含む全ての機能)を有している。
なお、通信装置10、通信装置20、及び通信装置30は、基地局AP又は配下端末STAを構成する装置の一部(例えば、通信モジュールや通信用チップ等)として構成されるようにしてもよい。また、配下端末STAは、例えば、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話機、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、ゲーム機、テレビ受像機、ウェアラブル端末、スピーカ装置などの無線通信機能を有する電子機器として構成することができる。
また、上述した説明において、通信とは、無線通信は勿論、無線通信と有線通信とが混在した通信、すなわち、ある区間では無線通信が行われ、他の区間では有線通信が行われるようなものであってもよい。さらに、ある装置から他の装置への通信が有線通信で行われ、他の装置からある装置への通信が無線通信で行われるようなものであってもよい。
さらに、上述した説明では、チャネルを同一のレベルで割り当てる例を示したが、チャネルの割り当てに際しては、例えば、プライマリやセカンダリなどのように、従属関係を有して割り当てられるようにしてもよい。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、本技術は、以下のような構成をとることができる。
(1)
基地局であって、
他の基地局から受信した所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定する制御部を備える
通信装置。
(2)
前記制御部は、前記他の基地局から受信した前記所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報及び前記既存端末接続情報に基づいて、前記利用周波数帯域、及び前記利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定する
前記(1)に記載の通信装置。
(3)
前記制御部は、決定の結果に基づいて、前記利用周波数帯域を利用した前記既存規格端末が存在しないオペレーションである第1のオペレーションを制御する
前記(2)に記載の通信装置。
(4)
前記制御部は、前記他の基地局が利用していない周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第1のオペレーションを制御する
前記(3)に記載の通信装置。
(5)
前記制御部は、前記他の基地局が利用していないか、又は前記他の基地局が前記第1のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第1のオペレーションを制御する
前記(3)又は(4)に記載の通信装置。
(6)
前記制御部は、決定の結果に基づいて、前記利用周波数帯域を利用した前記既存規格端末が存在するオペレーションである第2のオペレーションを制御する
前記(3)乃至(5)のいずれかに記載の通信装置。
(7)
前記制御部は、前記他の基地局が利用していないか、又は前記他の基地局が前記第2のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第2のオペレーションを制御する
前記(6)に記載の通信装置。
(8)
前記制御部は、前記他の基地局が前記第1のオペレーションにて利用しているか、又は前記他の基地局が前記第2のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第2のオペレーションを制御する
前記(6)又は(7)に記載の通信装置。
(9)
前記制御部は、前記利用周波数帯域として必要な帯域幅を確保するまで、前記利用周波数帯域として利用する周波数帯域の選択を繰り返して、選択した周波数帯域を前記利用周波数帯域に順次追加する
前記(2)乃至(8)のいずれかに記載の通信装置。
(10)
前記制御部は、前記利用周波数帯域として利用する周波数帯域の選択に際し、選択済みの周波数帯域と近接する周波数帯域を優先的に選択する
前記(9)に記載の通信装置。
(11)
前記帯域識別情報及び前記既存端末接続情報は、前記他の基地局からブロードキャストに送信されるビーコンフレームに含まれる
前記(2)乃至(10)のいずれかに記載の通信装置。
(12)
前記ビーコンフレームには、前記帯域識別情報と前記既存端末接続情報とが組になって、1又は複数格納される
前記(11)に記載の通信装置。
(13)
前記所定の周波数帯域は、無線通信システムにおいて、新たに割り当てられる周波数帯域に含まれる
前記(1)乃至(12)のいずれかに記載の通信装置。
(14)
前記制御部は、前記基地局における前記帯域識別情報及び前記既存端末接続情報を、前記他の基地局に送信する制御を行う
前記(2)乃至(12)のいずれかに記載の通信装置。
(15)
基地局の通信装置が、
他の基地局から受信した所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定する
通信方法。
(16)
基地局に接続した配下端末であって、
他の基地局から受信した所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報を、前記基地局に送信する制御を行う制御部を備える
通信装置。
(17)
前記制御部は、前記他の基地局から受信した前記所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報及び前記既存端末接続情報を、前記基地局に送信する制御を行う
前記(16)に記載の通信装置。
(18)
前記帯域識別情報及び前記既存端末接続情報は、前記基地局宛てに送信される報告用のフレームに含めて送信され、
前記報告用のフレームには、前記帯域識別情報と前記既存端末接続情報とが組になって、1又は複数格納される
前記(17)に記載の通信装置。
(19)
前記帯域識別情報及び前記既存端末接続情報は、前記他の基地局からブロードキャストに送信されるビーコンフレームに含めて受信され、
前記ビーコンフレームには、前記帯域識別情報と前記既存端末接続情報とが組になって、1又は複数格納される
前記(17)又は(18)に記載の通信装置。
(20)
基地局に接続した配下端末の通信装置が、
他の基地局から受信した所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報を、前記基地局に送信する制御を行う
通信方法。
10,20,30 通信装置, 101 制御部, 102 データ処理部, 103 通信部, 104 電源部, 111 変復調部, 112 信号処理部, 113 チャネル推定部, 114,114-1乃至114-N 無線インターフェース部, 115,115-1乃至115-N アンプ部, 116,116-1乃至116-N アンテナ, 201 通信制御部, 203 通信部, 301 制御部, 303 通信部, AP 基地局, BSS ネットワーク, STA 配下端末

Claims (13)

  1. 基地局であって、
    他の基地局から受信した所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報、及び前記所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域、及び前記利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定し、
    前記他の基地局が利用していない周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記既存規格端末が存在しないオペレーションである第1のオペレーションを制御する
    制御部を備え、
    前記所定の周波数帯域は、無線通信システムにおいて、新たに割り当てられる周波数帯域に含まれる
    通信装置。
  2. 前記制御部は、前記他の基地局が利用していないか、又は前記他の基地局が前記第1のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第1のオペレーションを制御する
    請求項に記載の通信装置。
  3. 前記制御部は、前記他の基地局が利用していないか、又は前記他の基地局が前記既存規格端末が存在するオペレーションである第2のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第2のオペレーションを制御する
    請求項に記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、前記他の基地局が前記第1のオペレーションにて利用しているか、又は前記他の基地局が前記第2のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第2のオペレーションを制御する
    請求項に記載の通信装置。
  5. 前記制御部は、前記利用周波数帯域として必要な帯域幅を確保するまで、前記利用周波数帯域として利用する周波数帯域の選択を繰り返して、選択した周波数帯域を前記利用周波数帯域に順次追加する
    請求項に記載の通信装置。
  6. 前記制御部は、前記利用周波数帯域として利用する周波数帯域の選択に際し、選択済みの周波数帯域と近接する周波数帯域を優先的に選択する
    請求項に記載の通信装置。
  7. 前記帯域識別情報及び前記既存端末接続情報は、前記他の基地局からブロードキャストに送信されるビーコンフレームに含まれる
    請求項に記載の通信装置。
  8. 前記ビーコンフレームには、前記帯域識別情報と前記既存端末接続情報とが組になって、1又は複数格納される
    請求項に記載の通信装置。
  9. 前記制御部は、前記基地局における前記帯域識別情報及び前記既存端末接続情報を、前記他の基地局に送信する制御を行う
    請求項に記載の通信装置。
  10. 基地局の通信装置が、
    他の基地局から受信した所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報、及び前記所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域、及び前記利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定し、
    前記他の基地局が利用していない周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記既存規格端末が存在しないオペレーションである第1のオペレーションを制御する
    ステップを含み、
    前記所定の周波数帯域は、無線通信システムにおいて、新たに割り当てられる周波数帯域に含まれる
    通信方法。
  11. 基地局であって、
    他の基地局から受信した所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報、及び前記所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域、及び前記利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定し、
    前記他の基地局が利用していないか、又は前記他の基地局が前記既存規格端末が存在しないオペレーションである第1のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第1のオペレーションを制御する
    制御部を備え、
    前記所定の周波数帯域は、無線通信システムにおいて、新たに割り当てられる周波数帯域に含まれる
    通信装置。
  12. 基地局であって、
    他の基地局から受信した所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報、及び前記所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域、及び前記利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定し、
    前記他の基地局が利用していないか、又は前記他の基地局が前記既存規格端末が存在するオペレーションである第2のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第2のオペレーションを制御する
    制御部を備え、
    前記所定の周波数帯域は、無線通信システムにおいて、新たに割り当てられる周波数帯域に含まれる
    通信装置。
  13. 基地局であって、
    他の基地局から受信した所定の周波数帯域を識別する帯域識別情報、及び前記所定の周波数帯域における既存規格端末の接続の有無を示す既存端末接続情報に基づいて、前記基地局の利用する周波数帯域である利用周波数帯域、及び前記利用周波数帯域における前記既存規格端末の接続の有無を決定し、
    前記他の基地局が前記既存規格端末が存在しないオペレーションである第1のオペレーションにて利用しているか、又は前記他の基地局が前記既存規格端末が存在するオペレーションである第2のオペレーションにて利用している周波数帯域を、前記利用周波数帯域として決定した場合に、決定した前記利用周波数帯域を利用した前記第2のオペレーションを制御する
    制御部を備え、
    前記所定の周波数帯域は、無線通信システムにおいて、新たに割り当てられる周波数帯域に含まれる
    通信装置。
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