JP7314383B2 - プログラム、情報処理方法、端末 - Google Patents

プログラム、情報処理方法、端末 Download PDF

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本開示は、プログラム、情報処理方法、端末等に関する。
昨今、スマートフォン等の端末で実行可能なアプリケーションによって、ボイスオーバーIP(VoIP)技術等を用いて端末間の通話を実現するサービスが普及しつつある。例えば特許文献1には、電源が切断されている受信側端末の電源を自動的に投入する技術が開示されている。
特開2001-325047号公報
本発明の第1の態様によると、端末によって実行されるプログラムは、端末のユーザと端末とは異なる第1端末の第1ユーザとを含むチャットルームを端末の表示部に表示することと、少なくともユーザと第1ユーザとによる通話に関連する通話情報を、チャットルームに表示する制御を端末の制御部によって行うこととが端末によって実行され、通話情報は、音に関連する音情報を含む。
本発明の第2の態様によると、端末の情報処理方法は、端末のユーザと端末とは異なる第1端末の第1ユーザとを含むチャットルームを端末の表示部に表示することと、少なくともユーザと第1ユーザとによる通話に関連する通話情報を、チャットルームに表示する制御を端末の制御部によって行うこととを含み、通話情報は、音に関連する音情報を含む。
本発明の第3の態様によると、端末は、端末のユーザと端末とは異なる第1端末の第1ユーザとを含むチャットルームを表示する表示部と、少なくともユーザと第1ユーザとによる通話に関連する通話情報を、チャットルームに表示する制御を行う制御部とを備え、通話情報は、音に関連する音情報を含む。
実施形態に係る通信システムのシステム構成の一例を示す図。 第1実施例に係るサーバの制御部によって実現される機能の一例を示す図。 第1実施例に係るサーバの記憶部に記憶される情報等の一例を示す図。 第1実施例に係るアカウント登録データの一例を示す図。 第1実施例に係る通話通知音登録データの一例を示す図。 第1実施例に係るアカウント管理データベースの一例を示す図。 第1実施例に係る端末の制御部によって実現される機能の一例を示す図。 第1実施例に係る端末の記憶部に記憶される情報等の一例を示す図。 第1実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第1実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第1実施例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第1変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第1変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第1変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第1変形例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第2実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第2実施例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第2変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第2変形例に係るアカウント管理データベースの一例を示す図。 第2変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第2変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第2変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第2変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第3実施例に係るサーバの記憶部に記憶される情報等の一例を示す図。 第3実施例に係る楽曲管理データベースの一例を示す図。 第3実施例に係るアカウント管理データベースの一例を示す図。 第3実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第3実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第3実施例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第3変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第3変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第3変形例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第4実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第4実施例に係る端末に送信される通話通知音情報の組み合わせの一例を示す図。 第4変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第4変形例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第5実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第5実施例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第5変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第5変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第5変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第6実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第6変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。
<法的事項の遵守>
本明細書に記載の開示は、通信の秘密など、本開示の実施に必要な実施国の法的事項遵守を前提とすることに留意されたい。
<実施形態>
本明細書では、分かり易いように「限定ではなく例として」と記載する箇所があるが、該当箇所ばかりでなく、以下説明する実施形態の全体について、その記載内容に限定されるものではないことに留意されたい。
本開示に係るプログラム等を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
システムとは、限定ではなく例として、複数の装置を有して構成されるものとすることができる。
複数の装置は、同じ種類の装置の組合せとしてもよいし、異なる種類の装置の組合せとしてもよいし、同じ種類の装置と異なる種類の装置との組合せとしてもよい。
なお、システムとは、限定ではなく例として、複数の装置が協働して何らかの処理を行うもの、と考えることもできる。
また、クライアント(クライアント装置)とサーバとに関するシステムとは、限定ではなく例として、少なくとも以下のいずれかと考えることができる。
(1)端末&サーバ
(2)サーバ
(3)端末
(1)は、限定ではなく例として、少なくとも1つの端末と、少なくとも1つのサーバとを含むシステムである。この一例は、クライアントサーバシステムである。
サーバは、限定ではなく例として、以下の装置によって構成されており、単独の装置であってもよいし、複数の装置の組合せであってもよいものとする。
具体的には、サーバは、限定ではなく例として、少なくとも1つのプロセッサー(限定ではなく例として、CPU:Central Processing Unit、GPU:Graphics Processing Unit、APU:Accelerated Processing Unit、DSP:Digital Signal Processor(限定ではなく例として、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array)等)、コンピュータ装置(プロセッサー+メモリ)、制御装置、演算装置、処理装置等のいずれかを有して構成され、いずれか1つの装置の同種を複数備える構成(限定ではなく例として、CPU+CPU、ホモジニアスマルチコアプロセッサー等)や、いずれか1つの装置の異種を複数備える構成(限定ではなく例として、CPU+DSP、ヘテロジニアスマルチコアプロセッサー等)としてもよいし、複数の装置の組み合わせ(限定ではなく例として、プロセッサー+コンピュータ装置、プロセッサー+演算装置、複数の装置をヘテロジニアス化したもの等)であってもよい。
なお、プロセッサーは、仮想プロセッサーとしてもよい。
また、サーバによって何らかの処理を実行する場合に、単一の装置で構成される場合は、単一の装置によって実施例に記載されている処理が実行される。また、複数の装置を有して構成されている場合には、一部の処理を一方の装置が実行し、その他の処理を他方の装置が実行するように構成されていてもよい。限定ではなく例として、プロセッサーと、演算装置とを有して構成される場合、第1処理をプロセッサーが実行し、第2処理を演算装置が実行するように構成されていてもよい。
また、複数の装置で構成する場合には、各々の装置が互いに物理的に離れた位置に配置されて構成されてもよい。
また、サーバの機能は、限定ではなく例として、クラウドコンピューティングにおけるPaaSやIaaS、SaaSの形態で提供されるようにしてもよい。
また、システムの制御部は、端末の制御部とサーバの制御部とのうちの少なくともいずれか一方とすることができる。つまり、限定ではなく例として、(1A)端末の制御部のみ、(1B)サーバの制御部のみ、(1C)端末の制御部とサーバの制御部との両方、のうちのいずれかを、システムの制御部とすることができる。
また、システムの制御部が行う制御や処理(以下、包括的に「制御等」と称する。)は、(1A)端末の制御部のみによって行うようにしてもよいし、(1B)サーバの制御部のみによって行うようにしてもよいし、(1C)端末の制御部とサーバの制御部との両方によって行うようにしてもよい。
また、(1C)では、限定ではなく例として、システムが制御部によって行う制御等のうちの一部の制御等を端末の制御部によって行うようにし、残りの制御等をサーバの制御部によって行うようにしてもよい。この場合、制御等の割り当て(割り振り)は、等分であってもよいし、等分ではなく異なる割合で割り当ててもよい。
また、サーバの通信部という場合、サーバが単一の装置によって構成されている場合には、単一の装置が備える通信部そのものであってもよい。また、サーバが複数の装置を有して構成されている場合には、サーバの通信部は、各々の装置が備える各々の通信部を含む構成であってもよい。
限定ではなく例として、サーバは、第1装置と第2装置とを備え、第1装置は第1通信部を有し、第2装置は第2通信部を有する場合、サーバの通信部は、第1通信部と第2通信部とを含む概念としてもよい。
(2)は、限定ではなく例として、複数のサーバによって構成されるシステム(以下、「サーバシステム」と称する。)とすることができる。この場合、各々のサーバの構成としては、前述した構成を同様に適用することができる。
サーバシステムが行う制御等は、複数のサーバのうち、(2A)一のサーバのみによって行うようにしてもよいし、(2B)他のサーバのみによって行うようにしてもよいし、(2C)一のサーバと他のサーバとが行うようにしてもよい。
また、(2C)では、限定ではなく例として、サーバシステムが行う制御等のうちの一部の制御等を一のサーバが行うようにし、残りの制御等を他のサーバが行うようにしてもよい。この場合、制御等の割り当て(割り振り)は、等分であってもよいし、等分ではなく異なる割合で割り当ててもよい。
(3)は、限定ではなく例として、複数の端末によって構成されるシステムとすることができる。
このシステムは、限定ではなく例として、以下のようなシステムとすることができる。
・サーバの機能を端末に持たせるシステム(分散システム)。これは、限定ではなく例として、ブロックチェーンの技術を用いて実現することが可能である。
・端末同士が無線通信を行うシステム。これは、限定ではなく例として、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信技術を用いてP2P(ピアツーピア)方式等で通信を行うことで実現可能である。
なお、上記は、制御部に限らず、システムの構成要素となり得る入出力部、通信部、記憶部、時計部等の各機能部についても同様である。
以下の実施形態では、限定ではなく例として、端末とサーバとを含むシステム(限定ではなく例として、クライアントサーバシステム)を例示する。
なお、サーバとして、上記(2)のサーバシステムを適用することも可能である。
また、端末とサーバとを含むシステムに代えて、サーバを含まないシステム、限定ではなく例として、上記(3)のシステムを適用することも可能である。
この場合の実施形態は、前述したブロックチェーンの技術等に基づいて構成することが可能である。具体的には、限定ではなく例として、以下の実施形態で説明するサーバに記憶されて管理されるデータを、ブロックチェーン上に保管(格納)する。そして、端末が、ブロックチェーンへのトランザクションを生成し、トランザクションがブロックチェーン上で承認されると、ブロックチェーン上に保管されたデータが更新されるようにすることができる。
なお、端末と表現した場合でも、これは、クライアントサーバにおけるクライアントの装置としての端末の意味に限定されるものではない。
つまり、端末は、クライアントサーバにおけるものではない装置の概念を含むこともあり得る。
また、本明細書では、適宜「通信I/Fによって」という表現を用いる。これは、限定ではなく例として、装置が、制御部(プロセッサー等)の制御に基づいて、通信I/Fを介して(通信部を介して)、各種の情報やデータを送受信することを示してもよいものとする。
また、本明細書において「関する」、「関連する」と記載された用語について、「Aに関するB」や「Aに関連するB」という場合、限定ではなく例として、「A」と何らかの関係性を有する「B」を意味してよいものとする。この具体例については後述する。
また、本明細書において、「AとBとを送信する」、「AとBとを受信する」といったように、装置が2以上のものを対象として処理を行うことには、「A」と「B」とをタイミングを合わせて行うもの(以下、「同時」という。)と、「A」と「B」とをタイミングをずらして行うもの(以下、「非同時」という。)とを含めてよいものとする。
限定ではなく例として、第1情報と第2情報とを送信するという場合、第1情報と第2情報とをタイミングを合わせて送信するものと、第1情報と第2情報とをタイミングをずらして送信するものとの両方の概念を含めてよいものとする。
なお、ラグ(タイムラグ)を考慮し、「同時」には「ほぼ同時」を含めてよいものとする。
なお、「A」と「B」とをタイミングをずらして行うといっても、これはあくまでも「A」と「B」とを対象として処理を行うものであればよく、その目的は必ずしも同じでなくてもよいものとする。
限定ではなく例として、上記のように第1情報と第2情報とを送信するという場合、第1情報と第2情報とを送信しさえすればよく、同じ目的で第1情報と第2情報とを送信する場合の他、異なる目的で第1情報と第2情報とを送信する場合も含めてよいものとする。
以下の実施例では、ユーザがチャットを行うためのサービス(以下、「チャットサービス」と称する。)の一例として、メッセージングサービス(Messaging Service)を例示する。また、チャットサービスを実現するためのアプリケーションを「チャットアプリケーション」と称し、メッセージングサービスを実現するためのアプリケーションを「メッセージングアプリケーション」と称する。
チャットアプリケーションでは、限定ではなく例として、ユーザがチャットルームでチャットを行うことができるようにすることができる。また、チャットアプリケーションでは、限定ではなく例として、ユーザ間における通話(音声通話やビデオ通話等)を行うことができるようにすることができる。
なお、メッセージングサービス:MS(インスタントメッセージサービス:IMSを含む。)は、ソーシャルネットワーキングサービス:SNSの1つの形態(一形態)と考えることもできる。このため、メッセージンサービスとソーシャルネットワーキングサービスとを区別してもよいし、区別しなくてもよい。つまり、ソーシャルネットワーキングサービスにメッセージングサービスを含めてもよいものとする。
また、以下の実施例では、メッセージングサービスの一例として、サーバを介して複数の装置(限定ではなく例として、端末)間で、コンテンツを簡単なメッセージの形式で送受するインスタントメッセージングサービス:IMS(Instant Messaging Service)を例示する。
インスタントメッセージングアプリケーションでは、限定ではなく例として、ユーザがトークルームでトークを行うようにすることができる。また、インスタントメッセージングアプリケーションでは、限定ではなく例として、ユーザ間における通話(音声通話やビデオ通話等)を行うことができるようにすることができる。
チャットルーム(限定ではなく例として、トークルーム)とは、複数のユーザの端末間で送受信されるコンテンツを各々のユーザが閲覧できるUI(User Interface)やGUI(Graphical User Interface)とすることができる。
また、トークルームには、一対一のユーザのトークルーム(以下、「一対一トークルーム」と称する。)、複数のユーザを含むグループのトークルーム(以下、「グループトークルーム」と称する。)、公式アカウントのユーザとのトークルーム(以下、「OAトークルーム」と称する。)等を含めることができる。
なお、一対一トークルームは、データ管理上、一対一のユーザや一対一のアカウントのトークルームとして管理してもよいし、2名のユーザや2つのアカウントで構成されるグループのトークルームとして管理してもよい。
公式アカウントは、一般のユーザではなく事業者のアカウント(事業者のユーザのアカウント)であり、この公式アカウントのユーザも、限定ではなく例として、一般のユーザの端末と同様の端末を利用して、サーバを介して、他の装置との間でコンテンツ(メッセージ)の送受信を行うことができるようにすることができる。
本明細書において、コンテンツとは、送信元から送信先に送信される情報であってもよい。また、コンテンツは、1または複数のコンテンツであってもよい。
コンテンツには、限定ではなく例として、テキスト形式のテキストコンテンツ、画像(静止画像、動画像の少なくともいずれか一方を含む。)形式の画像コンテンツ、音(音声を含む。)形式の音コンテンツなどを含めてよいものとする。
なお、この他にも、ユーザの操作に供するボタンやアイコン等の操作コンテンツや、リンク情報(限定ではなく例として、URI(Uniform Resource Identifier)等を含む。)などのリンクコンテンツを含めてもよいものとする。
テキストには、限定ではなく例として、文字コードで表される各国の文字、拡張文字、機種依存文字、数字、記号、図形及び符号の少なくともいずれか1つを含めてよいものとする。
なお、テキストは、上記の文字、拡張文字、機種依存文字、数字、記号、図形及び符号の少なくとも1つを含まなくてもよく、その他のテキストを含んでもよい。
画像には、限定ではなく例として、アイコン、ボタン、スタンプ、絵文字、バナー画像といった各種の画像の情報のうちの少なくともいずれか1つを含めることができる。
また、以下の実施例では、ユーザが音楽鑑賞を行うためのサービスの一例として、楽曲配信サービス(Music Streaming Service)を例示する。また、楽曲配信サービスを実現するためのアプリケーションを「音楽アプリケーション」と称する。
音楽アプリケーションでは、限定ではなく例として、ユーザが任意の楽曲を聴くことができる。
なお、音楽アプリケーションでは、楽曲を端末にダウンロードし、端末でオフライン再生できるようにしてもよいし、楽曲をネットワーク経由でストリーミング再生できるようにしてもよい。また、楽曲は、音響データでもよいし、動画像データでもよい。
楽曲配信サービス(音楽アプリケーション)を実現するための形態としては、限定ではなく例として、以下のいずれかの形態を適用することができる。
(A)メッセージングアプリケーションの一機能として楽曲配信サービスの機能を持たせる形態
(B)楽曲配信サービスの機能とメッセージングサービスの機能とを有するアプリケーション(統合的なアプリケーション)を構成する形態
(C)音楽アプリケーションとは別のアプリケーションとしてメッセージングアプリケーションを構成する形態
(A)や(B)の形態では、限定ではなく例として、楽曲配信サービス事業者を、メッセージングサービス事業者と同じ事業者とすることができる。
また、この場合、1つの方法として、メッセージングアプリケーションにおけるユーザのアカウントと、音楽アプリケーションにおけるユーザのアカウントとを共通のアカウントとすることができる。
また、この場合、別の方法として、メッセージングアプリケーションにおけるユーザのアカウントと、音楽アプリケーションにおけるユーザのアカウントとが自動的に関連付けられる(連携される)ようにすることができる。
(C)の形態では、限定ではなく例として、楽曲配信サービス事業者を、メッセージングサービス事業者とは異なる事業者とすることができる。
また、(C)の形態では、メッセージングアプリケーションにおけるユーザのアカウントと、音楽アプリケーションにおけるユーザのアカウントとを関連付ける処理(連携する処理)を行うようにすることができる。
なお、上記とは異なり、音楽アプリケーションの一機能としてメッセージングサービスの機能を持たせるようにすることも可能である。
<第1実施例>
第1実施例は、限定ではなく例として、一の端末20(以下、適宜「端末」と称する。)のユーザと、他の端末20(以下、適宜「第1端末」と称する。)のユーザ(以下、適宜「第1ユーザ」と称する。)とを含むトークルーム(チャットルーム)において、端末と第1端末との間で通話が行われたことに基づいて、通話の呼び出し音、または着信音に関する情報を端末に表示する実施例である。
ここで、「呼び出し音」とは、通話の呼び出し中に通話の発信元のユーザ(通話を掛ける者)が聞く音とすることができる。呼び出し音は、限定ではなく例として、発信先のユーザによって設定された音とすることができる。
また、「着信音」とは、通話の呼び出し中に通話の発信先(着信先)のユーザ(通話を受ける者)が聞く音とすることができる。着信音は、限定ではなく例として、発信先のユーザによって設定された音とすることができる。
限定ではなく例として、メッセージングアプリケーションにおいて、通話の発信先のユーザが呼び出し音として「呼び出し音X」を設定している場合、通話の発信元のユーザが通話の発信先のユーザに通話を発信すると、通話の発信元のユーザは発信した通話の呼び出し中に、設定された呼び出し音である「呼び出し音X」を聞く。
また、限定ではなく例として、メッセージングアプリケーションにおいて、通話の発信先のユーザが着信音として「着信音Y」を設定している場合、通話の発信元のユーザが通話の発信先のユーザに通話を発信すると、通話の発信先のユーザは発信された通話の着信中に、設定した着信音である「着信音Y」を聞く。
以下では、限定ではなく例として、呼び出し音と着信音とをまとめて「通話通知音」と称する。
なお、通話通知音は、呼び出し音や着信音に限定されない。具体例については後述する。
また、以下では、通話を行うために発信する者である発信元のユーザアカウントを「発信元アカウント」、発信された通話を受ける者である着信先のユーザアカウントを「発信先アカウント」と称する。
また、以下では、前述したように、メッセージングアプリケーションによるメッセージングサービスを提供する事業者のことを「メッセージングサービス事業者」と称する。
なお、メッセージングサービス事業者は、メッセージングアプリケーションを提供する事業者や、サーバ10の事業者と表現することもできる。
また、メッセージングサービスを提供する事業者という意味で、メッセージングサービスの事業者と表現することもできる。
また、以下では、メッセージングアプリケーションの名称を、適宜「Messaging App」と称して図示・説明する。
メッセージングアプリケーションでは、限定ではなく例として、友だちとしてサーバ10に登録しているアカウント同士で、一対一トークを行うことができるように構成することができる。また、限定ではなく例として、2以上のアカウントを含むグループを構成し、グループに含まれるアカウント同士で、グループトークを行うことができるように構成することができる。
第1実施例に記載の内容は、他の各実施例や他の各変形例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
<システム構成>
図1-1は、本開示の実施形態における通信システム1のシステム構成の一例を示す図である。
通信システム1では、限定ではなく例として、ネットワーク30を介して、サーバ10と、複数の端末20(端末20A,端末20B,端末20C,・・・)とが接続される。
サーバ10は、ネットワーク30を介して、ユーザが所有する端末20に、所定のサービス(限定ではなく例として、メッセージングサービス、楽曲配信サービス等)を提供する機能を有する。サーバ10は、限定ではなく例として、メッセージングサーバ、楽曲配信サーバ等のように表現することもできる。
本実施形態では、メッセージングサービス事業者(運営者)や音楽配信サービス事業者(運営者)をサーバ10のユーザとする。
なお、ネットワーク30に接続されるサーバ10の数や端末20の数は限定されない。
端末20(端末20A,端末20B,端末20C、・・・)は、各実施例において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末20は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA・(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、VR(Virtual Reality)端末、スマートスピーカ(音声認識用デバイス)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、端末20は情報処理端末と表現されてもよい。
端末20A、端末20Bおよび端末20Cの構成は、限定ではなく例として、同一とすることができる。また、必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末20Xと表現し、ユーザXまたは端末20Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現してもよいし、しなくてもよい。
なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよいし、そうでなくてもよい。
ネットワーク30は、1以上の端末20と、1以上のサーバ10とを接続する役割を担う。すなわち、ネットワーク30は、上記の各種の装置が接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
ネットワーク30のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよいし、そうでなくてもよい。ネットワーク30は、限定ではなく例として、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDN(integrated service digital networks)、無線LAN、LTE(long term evolution)、CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク30は、1つまたは複数のネットワーク30を含むことができる。
サーバ10(限定ではなく、サーバ、情報処理装置、情報管理装置の一例)は、端末20に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サーバ10は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ10は、限定ではなく例として、サーバ装置、コンピュータ(限定ではなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定ではなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定ではなく例として、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、サーバ10は情報処理装置と表現されてもよい。サーバ10と端末20とを区別する必要がない場合は、サーバ10と端末20とは、それぞれ情報処理装置と表現されてもよいし、されなくてもよい。
[各装置のハードウェア(HW)構成]
通信システム1に含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)端末のHW構成
図1-1には、端末20のHW構成の一例を示している。
端末20は、制御部21(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶部28、通信I/F22(インタフェース)、入出力部23、時計部29A、位置算出用情報検出部29Bを備える。端末20のHWの各構成要素は、限定ではなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、端末20のHW構成として、すべての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、端末20は、個々の構成要素、または複数の構成要素を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
通信I/F22は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F22は、ネットワーク30を介して、サーバ10等の各種装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F22は、各種データを制御部21からの指示に従って、サーバ10等の各種装置に送信する。また、通信I/F22は、サーバ10等の各種装置から送信された各種データを受信し、制御部21に伝達する。また、通信I/F22を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F22が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
入出力部23は、端末20に対する各種操作を入力する装置や、端末20で処理された処理結果を出力する装置等を含む。入出力部23は、入力部と出力部が一体化していてもよいし、入力部と出力部に分離していてもよいし、そうでなくてもよい。
入力部は、ユーザからの入力を受け付けて、入力に係る情報を制御部21に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力部は、限定ではなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。
出力部は、制御部21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力部は、限定ではなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、スピーカ(音声出力)、レンズ(限定ではなく例として3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含む。
あくまでも一例であるが、入出力部23は、限定ではなく例として、表示部24、音入力部25、音出力部26、撮像部27を備える。
表示部24は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。表示部24は、限定ではなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定ではなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよいし、そうでなくてもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置を含む。なお、これらの表示部24は、3Dで表示データを表示可能であってもよいし、そうでなくてもよい。
音入力部25は、音データ(音声データを含む。以下同様。)の入力に利用される。音入力部25は、マイクなどを含む。
音出力部26は、音データの出力に利用される。音出力部26は、スピーカなどを含む。
撮像部27は、画像データ(静止画像データ、動画像データを含む。以下同様。)の取得に利用される。撮像部27は、カメラなどを含む。
入出力部23がタッチパネルの場合、入出力部23と表示部24とは、略同一の大きさおよび形状で対向して配置されていてもよい。
時計部29Aは、端末20の内蔵時計であり、時刻情報(計時情報)を出力する。時計部29Aは、限定ではなく例として、水晶発振器を利用したクロック等を有して構成される。時計部29Aは、限定ではなく例として、計時部や時刻情報検出部と表現することもできる。
なお、時計部29Aは、NITZ(Network Identity and Time Zone)規格等を適用したクロックを有していてもよいし、有していなくてもよい。
位置算出用情報検出部29Bは、制御部21が自己の端末20の位置を算出(測定)するために必要な情報(以下、「位置算出用情報」と称する。)を検出(計測)する機能部である。位置算出用情報検出部29Bは、限定ではなく例として、位置算出用センサ部と表現することもできる。
位置算出用情報検出部29Bは、限定ではなく例として、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムを利用して端末20の位置を算出するためのセンサやユニットである衛星測位センサ(衛星測位ユニット)や、慣性航法システムを利用して端末20の位置を算出するためのセンサやユニットである慣性計測センサ(慣性計測ユニット(IMU(Inertial Measurement Unit)))、UWB(超広帯域無線:Ultra Wide Band)を利用して端末20の位置を算出するためのセンサやユニットであるUWB測位センサ(UWB測位ユニット)等を含む。
衛星測位ユニットは、限定ではなく例として、不図示のアンテナで受信される測位用衛星から発信されている測位用衛星信号を含むRF(Radio Frequency)信号をデジタル信号に変換するRF受信回路や、RF受信回路から出力されるデジタル信号に対して相関演算処理等を行って測位用衛星信号を捕捉し、測位用衛星信号から取り出した衛星軌道データや時刻データ等の情報を、位置算出用情報として出力するベースバンド処理回路等を有する。
慣性計測ユニットは、慣性航法演算によって端末20の位置を算出するために必要な情報を検出するセンサである慣性センサを有する。慣性センサには、限定ではなく例として、3軸の加速度センサや3軸のジャイロセンサが含まれ、加速度センサによって検出された加速度と、ジャイロセンサによって検出された角速度とを、位置算出用情報として出力する。
UWB測位ユニットは、限定ではなく例として、不図示のアンテナで受信される測位用ビーコンから発信されている測位用超広帯域パルス信号を含む超広帯域RF(Radio Frequency)信号をデジタル信号に変換する超広帯域RF受信回路や、超広帯域RF受信回路から出力されるデジタル信号に基づいて端末20と測位用ビーコンとの相対位置を算出する相対位置算出処理回路等を有する。
なお、限定ではなく例として、UWB測位ユニットは、不図示のアンテナから測位用超広帯域パルス信号を含む超広帯域RF信号を送信することで、端末20を測位用ビーコンとして機能させてもよいし、そうしなくてもよい。
制御部21は、限定ではなく例として、位置算出用情報検出部29Bによって検出された位置算出用情報に基づいて、定期的なタイミングや特定のタイミングで、自己の端末20の位置を算出する。端末の位置を「端末位置」と称し、算出された端末位置を「算出端末位置」と称する。制御部21は、算出端末位置を、その算出端末位置を算出した日時と関連付けて、算出端末位置履歴データとして記憶部28に記憶させるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
制御部21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定ではなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよいし、されなくてもよい。
制御部21は、限定ではなく例として、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)を含む。
記憶部28は、端末20が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部28は、限定ではなく例として、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)など各種の記憶媒体を含む。また、記憶部28は、メモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
端末20は、プログラムPを記憶部28に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部21が、制御部21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部28に記憶されるプログラムPは、端末20に、制御部21が実行する各機能を実現させる。また、このプログラムPは、プログラムモジュールと表現されてもよいし、されなくてもよい。
(2)サーバのHW構成
図1-1には、サーバ10のHW構成の一例を示している。
サーバ10は、制御部11(CPU)、記憶部15、通信I/F14(インタフェース)、入出力部12、時計部19を備える。サーバ10のHWの各構成要素は、限定ではなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、サーバ10のHWは、サーバ10のHWの構成として、全ての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、サーバ10のHWは、個々の構成要素、または複数の構成要素を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
制御部11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定ではなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御部11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよいし、そうでなくてもよい。本開示において、制御部11は、これらに限定されない。
記憶部15は、サーバ10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部15は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶部15は、これらに限定されない。また、記憶部15は、メモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
通信I/F14は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F14は、ネットワーク30を介して、端末20等の各種装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F14は、各種データを制御部11からの指示に従って、端末20等の各種装置に送信する。また、通信I/F14は、端末20等の各種装置から送信された各種データを受信し、制御部11に伝達する。また、通信I/F14を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F14が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
入出力部12は、サーバ10に対する各種操作を入力する装置や、サーバ10で処理された処理結果を出力する装置等を含む。入出力部12は、入力部と出力部が一体化していてもよいし、入力部と出力部に分離していてもよいし、そうでなくてもよい。
入力部は、ユーザからの入力を受け付けて、入力に係る情報を制御部11に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力部は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入力部は、限定ではなく例として、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよいし、そうでなくてもよい。
出力部は、制御部11で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力部は、限定ではなく例として、 タッチパネル、タッチディスプレイ、スピーカ(音出力)、レンズ(限定ではなく例として3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含む。
あくまでも一例であるが、入出力部12は、限定ではなく例として、表示部13を備える。
表示部13は、ディスプレイ等で実現される。ディスプレイは、代表的にはモニタ(限定ではなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、ディスプレイは、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよいし、そうでなくてもよい。なお、これらのディスプレイは、3Dで表示データを表示可能であってもよいし、そうでなくてもよい。本開示において、ディスプレイは、これらに限定されない。
時計部19は、サーバ10の内蔵時計であり、時刻情報(計時情報)を出力する。時計部19は、限定ではなく例として、ハードウェアクロックとしてのRTC(Real Time Clock)やシステムクロック等を有して構成される。時計部19は、限定ではなく例として、計時部や時刻情報検出部と表現することもできる。
(3)その他
サーバ10は、プログラムPを記憶部15に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部11が、制御部11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部15に記憶されるプログラムPは、サーバ10に、制御部11が実行する各機能を実現させる。このプログラムPは、プログラムモジュールと表現されてもよいし、されなくてもよい。
他の装置についても同様である。
本開示の各実施形態においては、端末20および/またはサーバ10のCPUがプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
なお、端末20の制御部21、および/または、サーバ10の制御部11は、制御回路を有するCPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよいし、そうでなくてもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよいし、そうでなくてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよいし、されなくてもよい。
また、本開示の各実施形態のプログラムP(限定ではなく例として、ソフトウェアプログラム、コンピュータプログラム、またはプログラムモジュール)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよいし、されなくてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムPを記憶可能である。また、プログラムPは、本開示の各実施形態の機能の一部を実現するためのものであってもよいし、そうでなくてもよい。さらに、本開示の各実施形態の機能を記憶媒体にすでに記録されているプログラムPとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよいし、そうでなくてもよい。
また、システムのプログラム(システムによって実行されるプログラム)という場合、システムについては前述した通りである。そして、前述したシステムのプログラムとは、システム全体で実行可能なプログラムであって、このプログラムは、限定ではなく例として、システムを構成する装置個々のプログラムで構成されてもよく、システムを構成する個々の装置に保存されるプログラムは、各々異なっていてもよいものとする。つまり、システムを構成する個々の装置で共通のプログラムでなくてもよいものとする。
限定ではなく例として、システムが端末とサーバとで構成されている場合、システムのプログラムをP1とすると、システムのプログラムP1は、端末に保存されたプログラムP2と、サーバに保存されたプログラムP3とで構成され、P2とP3とは、システムのプログラムを実行するためのものであり、それぞれ異なるプログラムとなっていてもよい。限定ではなく例として、端末に保存されたプログラムP2は、第1の処理を実行し、第1の処理をした結果をサーバに送信するプログラムであり、サーバに保存されたプログラムP3は、受信した第1の処理をした結果に対して第2の処理を行い、第2の処理を行った結果を端末に送信するプログラムであってもよい。
記憶媒体は、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定ではなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カード、またはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。また、記憶媒体をメモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
サーバ10および/または端末20は、記憶媒体に記憶されたプログラムPを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。
また、本開示のプログラムPは、プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ10および/または端末20に提供されてもよいし、されなくてもよい。サーバ10および/または端末20は、限定ではなく例として、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
また、本開示の各実施形態は、プログラムPが電子的な伝送によって具現化されたデータ信号の形態でも実現され得る。
サーバ10および/または端末20における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよいし、そうでなくてもよい。
端末20における処理の少なくとも一部、または全部を、サーバ10により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、端末20の制御部21の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理、または全部の処理を、サーバ10で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
サーバ10における処理の少なくとも一部、または全部を、端末20により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、サーバ10の制御部11の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理、または全部の処理を、端末20で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよいし、そうでなくてもよい。
なお、本開示のプログラムは、限定ではなく例として、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのコンパイラ言語、HTML Living Standardなどのマークアップ言語などを用いて実装される。
<機能構成>
(1)サーバの機能構成
図1-2は、本実施例においてサーバ10の制御部11によって実現される機能の一例を示す図である。
制御部11は、限定ではなく例として、記憶部15に記憶されたアプリケーション管理処理プログラム151に従ってアプリケーション管理処理を実行するためのアプリケーション管理処理部111を機能部として含む。
図1-3は、本実施例においてサーバ10の記憶部15に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、アプリケーション管理処理として実行されるアプリケーション管理処理プログラム151と、アカウント登録データ153と、通話通知音登録データ155と、アカウント管理データベース157とが記憶される。
アカウント登録データ153は、アプリケーション(本実施例では、メッセージングアプリケーション)のアカウントに関する登録データであり、そのデータ構成の一例を図1-4に示す。
アカウント登録データ153には、限定ではなく例として、ユーザ名と、アプリケーションIDと、その他登録情報とが関連付けて記憶される。
ユーザ名は、このアプリケーションを利用する端末20のアカウントの名称であり、限定ではなく例として、端末20のユーザがアプリケーションを利用する際に登録する名称が記憶される。
アプリケーションIDは、アプリケーションのアカウントを識別するために用いられる情報、またはアカウントそのものである。
このアプリケーションIDは、好ましくはアカウントごとに一意な値であり、限定ではなく例として、サーバ10によってアカウントごとに一意な値(固有の値)が設定されて記憶される。
アプリケーションIDは、端末20、またはその端末20のユーザに関連付けられた情報であり、端末に関する情報、または端末のユーザに関する情報の一例である。
その他登録情報には、限定ではなく例として、端末20を識別するための識別情報、端末20の電話番号(端末電話番号)、メールアドレス(端末メールアドレス)、アプリケーションにおける各種の認証に利用されるパスワード(ログインパスワード、認証パスワード等)等の認証情報といった各種の情報を含めるようにすることができる。
端末20を識別するための識別情報は、限定ではなく例として、端末ID(限定ではなく例として、IMEI(International Mobile Equipment Identity))とすることができる。
また、端末20のユーザを識別するための識別情報は、限定ではなく例として、一般ユーザ用のアプリケーションIDや公式ユーザ用のアプリケーションIDとすることができる。
なお、アプリケーションIDに代えて「ユーザID」としてもよいし、しなくてもよい。
また、1つの端末20につき1つのアカウントしか登録することのできないアプリケーションであれば、限定ではなく例として、「端末20を識別するための識別情報=端末20のユーザを識別するための識別情報=アプリケーションID」とすることができる。
また、限定ではなく例として、1つのアプリケーションIDに、複数の端末IDを割り当てることを可能としてもよいし、そのようにしなくてもよい。この場合、1つのアプリケーションIDを識別(ログイン)対象として、複数の端末20においてアプリケーションを並行して(並列に)起動できるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、アプリケーションID等の各種のIDに代えて、端末電話番号等の情報によってアカウントを管理する手法を適用することも可能である。
この場合、アプリケーションID等のIDの情報をアカウント登録データ153に記憶させるのに代えて、端末電話番号等の情報をアカウント登録データ153に記憶させるようにすることができる。なお、アプリケーションID等のIDの情報を端末電話番号等の情報に代えず、アプリケーションID等のIDの情報を端末電話番号等の情報と一対一に対応させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
なお、以下の各種の実施例では、説明の簡明化のため、1つの端末20につき1つのアカウントが登録されていることとして説明する。
また、この場合、上記のように「端末20を識別するための識別情報=端末20のユーザを識別するための識別情報=アプリケーションID」であるため、以下の説明で用いる「アカウントのユーザ」の用語は、「アカウントの端末」と実質的に同義としてよいものとする。
通話通知音登録データ155は、メッセージングアプリケーションにおける通話通知音(通話呼び出し音・通話着信音)に関する登録データであり、そのデータ構成の一例を図1-5に示す。
通話通知音登録データ155には、限定ではなく例として、通話通知音IDと、通話通知音名と、通話通知音データURIとが関連付けて記憶される。
通話通知音IDは、通話通知音を識別するために用いられる情報である。この通話通知音IDは、好ましくは通話通知音ごとに一意な値であり、限定ではなく例として、サーバ10によって通話通知音ごとに一意な値(固有の値)が設定されて記憶される。
通話通知音名は、この通話通知音の名称であり、限定ではなく例として、サーバ10のユーザが通話通知音を追加する際に登録する名称が記憶される。
通話通知音データURIは、この通話通知音の音響データの保管先を示すURI(Uniform Resource Identifier)であり、限定ではなく例として、サーバ10のユーザが通話通知音を追加する際に登録する音響ファイル(限定ではなく例として、WAVファイルやMP3ファイル等)のURIが記憶される。なお、通話通知音データURIとして、音響データを含む動画像データのURIを指定するようにしてもよい。
また、通話通知音は、端末20のユーザが登録するようにしてもよい。この場合、限定ではなく例として、端末20からサーバ10に通話通知音として用いられる音響ファイルがアップロードされ、端末20のユーザが登録する名称をその通話通知音名として記憶させるようにすることができる。
アカウント管理データベース157は、アカウント登録データ153に登録されたアカウントに関する情報を管理するためのデータベースであり、その一例であるアカウント管理データベース157Aのデータ構成例を図1-6に示す。
アカウント管理データベース157Aには、アカウントごとの管理データとして、アカウント管理データが記憶される。
各々のアカウント管理データには、限定ではなく例として、アプリケーションIDと、通話通知音設定データとが記憶される。
アプリケーションIDは、アカウント管理データで管理されるアカウントを識別するための情報であり、限定ではなく例として、アカウント登録データ153に登録されたアプリケーションIDが記憶される。
通話通知音設定データは、このアプリケーションIDのアカウントに関連付けられた、通話通知音に関する設定を記憶させるためのデータであり、限定ではなく例として、通知音種別と、通話通知音IDとが関連付けて記憶される。
通知音種別は、通話通知音を鳴らす条件ごとの種別であり、限定ではなく例として、着信音と、呼び出し音とを設定可能とすることができる。
なお、着信音と呼び出し音とのいずれか一方を設定可能としてもよいし、そうしなくてもよい。また、通知音種別として、限定ではなく例として、通話終了時(切断時)に鳴らす通話通知音である通話終了音等を設定可能としてもよい。
通話通知音IDには、それぞれの通知音種別に設定されている、通話通知音登録データ155に登録された通話通知音の識別情報(通話通知音ID)が記憶される。限定ではなく例として、図1-6の例では、アプリケーションID「U0002」のユーザ名「B.B」の通話通知音の設定は、着信音として、通話通知音ID「SND002」の「システム音02」が、呼び出し音として、通話通知音ID「SND001」の「システム音01」が、それぞれ設定されていることを示している。
アカウントごとの通話通知音設定データは、限定ではなく例として、端末20に対するユーザ操作等のユーザ入力に基づいて変更可能とすることができる。
なお、通話通知音設定データの初期値(デフォルト)としては、限定ではなく例として、サーバ10のユーザによって設定された通話通知音IDが、着信音と呼び出し音とに予め設定されるようにすることができる。
(2)端末の機能構成
図1-7は、本実施例において端末20の制御部21によって実現される機能の一例を示す図である。
制御部21は、限定ではなく例として、記憶部28に記憶されたアプリケーション処理プログラム281に従ってアプリケーション処理を実行するためのアプリケーション処理部211を機能部として含む。
図1-8は、本実施例において端末20の記憶部28に記憶されるデータ等の一例を示す図である。
記憶部28には、限定ではなく例として、アプリケーション処理として実行されるアプリケーション処理プログラム281と、この端末20、または端末20のユーザのアカウントに対応するアプリケーションID283とが記憶される。
なお、端末20の記憶部28に、通話通知音登録データ155で登録された通話通知音IDと通話通知音データURIが示すデータファイルとを関連付けて記憶させるようにしてもよい。
この場合、限定ではなく例として、端末20の制御部21は、所定期間ごとにサーバ10から通話通知音登録データ155を受信し、通話通知音登録データ155が更新されたか否かを判定する。通話通知音登録データ155が更新されたと判定した場合、端末20の制御部21は、更新分のデータについて、通話通知音データURIを参照し参照先のデータファイルを記憶部28にダウンロードし、通話通知音IDと関連付けて記憶させるようにすることができる。
<表示画面>
以下では、限定ではなく例として、端末20が、縦長のディスプレイの表示部24を備えるスマートフォンである場合を例示する。
スマートフォンには、限定ではなく例として、入力部として機能するタッチパネルが、そのディスプレイと対向して配置され、これによってタッチスクリーンが構成される。アイコン、ボタン、アイテムまたは入力領域などの要素がディスプレイに表示された場合において、タッチパネルの一部の領域であって、その要素が表示された領域と対向する領域がユーザによって操作された場合、その要素と関連付けられたプログラムまたはそのプログラムのサブルーチンが実行される。
以下では、ユーザによる操作を、限定ではなく例として、タップ(タップ操作)として説明する。
タップ(タップ操作)とは、限定ではなく例として、ユーザが、タッチパネルが一体的に構成された表示部24(タッチスクリーン)を指やペン先などで軽く叩くように触れる動作、触れてから離す動作である。
なお、以下説明する表示画面の遷移は、本開示の手法を実現するための表示画面の遷移の一例に過ぎない。以下に例示する表示画面の遷移について、一部の表示画面の表示を省略してもよいし、別の表示画面を追加してもよい。
図1-9~図1-10は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図1-9左側は、メッセージングアプリケーション(限定ではなく、チャットアプリケーションの一例)のトークルーム(限定ではなく、チャットルームの一例)の画面であり、画面最上部中央には、メッセージングアプリケーションの名称として「Messaging App」の文字が表示されている。また、画面最上部右方には、この端末20Aのユーザのメッセージングアプリケーションにおけるアイコン画像およびユーザ名(この例ではユーザA.A)が表示されている。
また、その下には、メッセージングアプリケーション内での現在の位置やページ等を示す領域(以下、包括的に「アプリ内位置表示領域」と称する。)が構成されており、この例では、トークルーム画面であることに基づいて、トークルーム名がユーザB.Bとの一対一トークルームであることを示す「B.B」の文字と、前の画面に戻るための「<」のボタンとが表示されている。
その下には、トーク領域TR11が構成されている。トーク領域TR11では、限定ではなく例として、画面向かって右側に自分が送信元のコンテンツが表示され、画面向かって左側に相手が送信元のコンテンツが表示されるように構成され、日時が古い順に下方向に時系列に表示されるように構成されている。また、限定ではなく例として、自分が送信元のコンテンツは、トーク領域TR11の右端から吹き出し(バブル)で表示され、相手が送信元のコンテンツは、トーク領域TR11の左端にそのユーザのアイコン画像およびユーザ名と関連付けて吹き出し(バブル)で表示されるように構成されている。相手が送信元の吹き出しの左端上方には、送信元の端末20のユーザ(この場合にはユーザB.B)のメッセージングアプリケーションにおけるアイコン画像が表示されるように構成されている。
また、トーク領域TR11において、相手が送信元の吹き出しの右側、あるいは、自分が送信元の吹き出しの左側には、そのコンテンツを送信(投稿)した日時が表示されるように構成されている。
なお、限定ではなく例として、コンテンツの送信から設定時間(限定ではなく例として、24時間)以上が経過している場合、吹き出しの横には送信した日付のみが表示されるようにしてもよい。また、限定ではなく例として、コンテンツの送信から設定時間以内である場合、吹き出しの横には送信時刻のみが表示されるようにしてもよい。
この例では、トーク領域TR11内の向かって左側に、ユーザB.Bを送信元とする、ユーザA.Aに駅に着いたことを知らせることを述べるテキストコンテンツTC11が表示されている。また、トーク領域TR11内の向かって右側には、ユーザA.Aを送信元とする、近くにいるはずのユーザB.Bを見つけられないためユーザA.AがユーザB.Bに通話を行うことを述べるテキストコンテンツTC12が表示されている。
限定ではなく例として、テキストコンテンツTC11左端上のアイコン画像がタップされると、限定ではなく例として、図1-9右側の画面が表示される。
この画面では、図1-9左側のトークルーム画面において、トーク領域TR11に重畳して、トークルーム内で指定されたユーザ(この例ではユーザB.B)に対して通話を発信するための通話発信表示領域MCR11が表示されている。
なお、通話発信表示領域MCR11は、トークルーム画面内の不図示の通話発信ボタンがタップされると、表示されるようにしてもよい。
通話発信表示領域MCR11には、通話の発信先アカウントのユーザ名である「B.B」と、通話の発信先アカウントのアイコンとが表示されている。その下には、指定されたユーザに対して音声のみによる通話を発信するための音声通話発信ボタンMCB1と、指定されたユーザに対してビデオ通話を発信するためのビデオ通話発信ボタンMCB2とが並んで表示されている。
限定ではなく例として、音声通話発信ボタンMCB1またはビデオ通話発信ボタンMCB2がタップされると、発信先アカウントとして指定されたユーザとの通話が開始される。
図1-10左側は、発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、トーク領域TR11には、テキストコンテンツTC11とテキストコンテンツTC12とに加えて、ユーザB.Bに対して通話を発信したことに基づいて、通話処理結果情報CRR11が表示されている。
通話処理結果情報CRR11には、通話を発信したことを示す受話器のマークが表示されている。その下には、発信した通話における通話ステータス情報CSR11が表示されている。
通話ステータス情報は、発信または着信した通話の通話状況を示す情報であり、この通話処理結果情報CRR11では、限定ではなく例として、通話が繋がり正常に終了したことに基づいて、その通話時間である通話時間情報(この例では、「2分14秒」)が表示されている。限定ではなく例として、通話が繋がらなかった場合、通話ステータス情報は、発信元アカウントでは発信をキャンセルしたことに基づいて、「キャンセル」が表示される。また、限定ではなく例として、通話が繋がらなかった場合、通話ステータス情報は、発信先アカウントでは通話に応じなかったことに基づいて、「不在着信」が表示される。
なお、通話が繋がり正常に終了した場合、通話ステータス情報では、通話時間情報を表示しないようにしてもよい。この場合、通話ステータス情報には、限定ではなく例として、「通話終了」が表示される。
通話ステータス情報CSR11の下には、発信した通話の通話通知音に関する情報である通話通知音情報NSR11が表示されている。
通話通知音情報NSR11には、限定ではなく例として、発信先であるユーザB.Bの着信音が「システム音02」に設定されていることが表示されている。
図1-10右側は、発信先アカウントの端末20Bにおける通話終了後のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、トーク領域TR12には、テキストコンテンツTC11と対応するテキストコンテンツTC13と、テキストコンテンツTC12と対応するテキストコンテンツTC14と、通話処理結果情報CRR12が表示されている。
通話処理結果情報CRR12には、通話を着信したことを示す受話器のマークが表示されている。その下には、着信した通話における通話ステータス情報CSR12と、通話通知音情報NSR12とが表示されている。限定ではなく例として、通話通知音情報NSR12には、通話通知音情報NSR11と同じ情報が表示されている。
<処理>
図1-11は、本実施例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、左側から順に、端末20Aの制御部21が実行する処理、端末20Bの制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例を示している。
なお、以下説明する処理は、本開示の手法を実現するための処理の一例に過ぎず、これらに限定されるものではない。
以下説明する処理に別のステップを追加してもよいし、以下説明する処理から一部のステップを省略(削除)してもよい。
ここでは、表示画面と同様に、
・発信元アカウント=ユーザA.A(限定ではなく、端末のユーザの一例)のアカウント
・発信先アカウント=ユーザB.B(限定ではなく、第1端末のユーザの一例)のアカウント
とする場合の処理を例示する。
最初に、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(限定ではなく例として、ユーザ入力(ユーザによる操作入力や音入力等)。他の端末20についても同じ。以下同様。)に基づいて、ユーザB.Bのアカウントとのトークルームを選択するためのトークルーム選択情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(A110)。
通信I/F14によってトークルーム選択情報を受信すると、サーバ10の制御部11は、受信したトークルーム選択情報で指定されるトークルームのコンテンツに関する情報であるトークルーム情報を通信I/F14によって端末20Aに送信する(S110)。
通信I/F22によってサーバ10からトークルーム情報を受信すると、端末20Aの制御部21は、受信したトークルーム情報を表示部24に表示させる(A120)。
限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力に基づいて、表示されたトークルーム情報のトーク相手と通話することが選択されると、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、発信先アカウントの情報(限定ではなく例として、アプリケーションID)を含む通話要求情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(A130)。
通信I/F14によって端末20Aから通話要求情報を受信すると、サーバ10の制御部11は、通話処理を開始する(S120)。
通話処理において、限定ではなく例として、サーバ10の制御部11は、アカウント管理データベース157Aを参照し、発信先アカウントにおける通話通知音設定データを読み出す。そして、サーバ10の制御部11は、通知音種別「着信音」で指定される通話通知音IDを読み取る。すると、サーバ10の制御部11は、通話通知音登録データ155を参照し、通話通知音IDで指定される通話通知音データURIから音響ファイルのデータを読み取り、発信先アカウントの端末20Bに送信する。
また、サーバ10の制御部11は、通知音種別「呼び出し音」で指定される通話通知音IDを読み取る。すると、サーバ10の制御部11は、通話通知音登録データ155を参照し、通話通知音IDで指定される通話通知音データURIから音響ファイルのデータを読み取り、発信元アカウントの端末20Aに送信する。
端末20Bの制御部21は、着信音に設定された音響データを受信すると、音出力部26から着信音を音出力させる。これにより、ユーザB.Bに着信音を聞かせ、通話が要求されていることを報知させる(B110)。
端末20Aの制御部21は、呼び出し音に設定された音響データを受信すると、音出力部26から呼び出し音を出力させる。これにより、ユーザA.Aに呼び出し音を聞かせ、通話を要求していることを報知させる(A140)。
限定ではなく例として、端末20Bの入出力部23に対する入力に基づいて、通話が受け入れられると、端末20Aの制御部21と、端末20Bの制御部21は、限定ではなく例として、サーバ10を介してユーザ間の通話におけるVoIP処理を実行する。なお、通話が受け入れられると、端末20Aの制御部21と、端末20Bの制御部21とは、ピアツーピア通信を行い、通話におけるVoIP処理を実行するようにしてもよい。
なお、サーバ10の制御部11は、発信元アカウントおよび発信先アカウントの端末20に、音響ファイルのデータではなく、通話通知音データURIを送信するようにしてもよい。この場合、各端末20の制御部21は、通話通知音データURIに基づいて、音響ファイルのデータを読み取り、着信音または呼び出し音を音出力させる。
限定ではなく例として、端末20Aまたは端末20Bの入出力部23に対する入力に基づいて、通話が終了し切断されると、サーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、通話処理結果情報を通信I/F14によって端末20Aと端末20Bとに送信する。そしてサーバ10の制御部11は、処理を終了させる。
ここで、通話処理結果情報には、限定ではなく例として、通話処理における通話ステータス情報と、通話通知音情報とを含めるようにすることができる。
なお、通話ステータス情報には、通話時間情報を含めるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
また、通話通知音情報には、限定ではなく例として、以下のいずれか1つを少なくとも含めるようにすることができる。
・発信先アカウントの着信音に関する情報
・発信先アカウントの呼び出し音に関する情報
・発信元アカウントの呼び出し音に関する情報
・発信元アカウントの着信音に関する情報
なお、着信音(呼び出し音)に関する情報には、限定ではなく例として、通話通知音名や通話通知音の長さ等の情報を含めることができる。
また、発信元アカウントの端末20Aに送信する通話通知音情報と、発信先アカウントの端末20Bに送信する通話通知音情報とは、限定ではなく例として、同一の情報とすることができる。
通信I/F22によってサーバ10から通話処理結果情報を受信すると、端末20Aの制御部21は、受信した通話処理結果情報を表示部24に表示させる(A150)。そして、端末20Aの制御部21は、処理を終了させる。
通信I/F22によってサーバ10から通話処理結果情報を受信すると、端末20Bの制御部21は、受信した通話処理結果情報を表示部24に表示させる(B120)。そして、端末20Bの制御部21は、処理を終了させる。
<音に関連する音情報>
本実施例では、音に関連する音情報として、通話に関連する音情報の一種である通話通知音情報を例示した。この通話通知音情報は、限定ではなく例として、通話に関連する音情報と捉えてもよいものとする。
しかし、本開示における音情報は、必ずしも通話に関連する音情報としなければならないわけではなく、通話に関連しない音情報としてもよい。限定ではなく例として、後述するプレイリストに含まれる楽曲のうち、通話通知音として設定されていない楽曲に関する情報などの情報を、この一例とすることができる。
なお、音情報とは、限定ではなく例として、通話通知音を識別するための識別ID(通話通知音ID)や、通話通知音名、通話通知音の長さ、等を含む概念とすることができる。また、音情報として、限定ではなく例として、通話通知音データURIで指定される音データそのものを含むようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
また、後述するように通話通知音が楽曲である場合、音情報とは、楽曲の楽曲名や楽曲を収録するアルバム名、楽曲のアーティスト名等をさらに含む概念とすることができる。
<第1実施例の効果>
本実施例は、端末によって実行されるプログラムは、端末のユーザと端末とは異なる第1端末の第1ユーザとを含むチャットルームを端末の表示部に表示することと、少なくともユーザと第1ユーザとによる通話に関連する通話処理結果情報(限定ではなく、通話情報の一例)を、チャットルームに表示する制御を端末の制御部によって行うこととが端末によって実行され、通話情報は、音に関連する通話通知音情報(限定ではなく、音情報の一例)を含む構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、少なくとも端末のユーザと第1端末の第1ユーザとによる通話に関連する通話情報を、端末のユーザと第1ユーザとを含むチャットルームへの表示によって端末のユーザに知らせることができる。また、この場合、通話情報が音に関連する音情報を含むようにすることで、音に関連する音情報を端末のユーザに知らせることができる。
また、本実施例は、音情報は、着信音、または呼び出し音に関する情報を含む構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、音に関連する音情報として着信音や呼び出し音に関する情報を、チャットルームへの表示によって端末のユーザに知らせることができる。
また、本実施例は、通話情報は、少なくとも端末のユーザと第1端末の第1ユーザとによって通話が行われた場合、通話時間情報(限定ではなく、通話時間に関する情報の一例)を含む構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、通話情報として通話時間に関する情報を、チャットルームへの表示によって端末のユーザに知らせることができる。
<第1変形例(1)>
上記の実施例では、通話通知音情報は、着信音または呼び出し音を含むこととしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、通知音種別に通知音や呼び出し音以外の音が含まれる場合、サーバ10が、通話通知音情報としてその種別の音に関する情報を端末20に送信するようにしてもよい。限定ではなく例として、通知音種別として通話終了音が設定可能である場合、通話通知音情報に、発信先アカウントまたは発信元アカウントの通話終了音に関する情報を含めるようにしてもよい。
<第1変形例(2)>
上記の実施例では、サーバ10においてアカウントごとの通話通知音設定データを管理する例を例示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、各端末20において、その端末のアカウントにおける通話通知音設定データを記憶させるようにしてもよい。
この場合の処理は、限定ではなく例として、以下のように実行することができる。
図1-11において、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力に基づいて、表示されたトークルーム情報のトーク相手と通話することが選択されると、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、記憶部28から通話通知音設定データを読み出し、着信音および/または呼び出し音に関する情報を含む通話通知音情報Aと、発信先アカウントの情報(限定ではなく例として、アプリケーションID)とを含む通話要求情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(A130)。
なお、端末20Aの制御部21は、通話通知音情報Aを発信先アカウントの端末20Bに送信するようにしてもよい。また、端末20Aの制御部21は、通話通知音情報Aを送信しないようにしてもよい。
通信I/F14によって端末20Aから通話要求情報を受信すると、サーバ10の制御部11は、通話処理を開始する(S120)。
通話処理において、限定ではなく例として、サーバ10の制御部11は、通話通知音要求情報を通信I/F14によって発信先アカウントの端末20Bに送信する。通信I/F22によってサーバ10から通話通知音要求情報を受信すると、端末20Bの制御部21は、記憶部28から通話通知音設定データを読み出し、着信音および/または呼び出し音に関する情報を含む通話通知音情報Bを通信I/F22によってサーバ10に送信する。
その後、サーバ10の制御部11は、受信した通話通知音情報Bに基づいて、通知音種別「呼び出し音」で指定される通話通知音IDで指定される通話通知音データURIから音響ファイルのデータを読み取り、発信元アカウントの端末20Aに送信する。また、サーバ10の制御部11は、受信した通話通知音情報Bに基づいて、通知音種別「着信音」で指定される通話通知音IDで指定される通話通知音データURIから音響ファイルのデータを読み取り、発信先アカウントの端末20Bに送信する。
なお、発信先アカウントの端末20Bが通信圏外等の理由で通信不能の場合、サーバ10の制御部11は、通話通知音情報Bを取得することができない。この場合、サーバ10の制御部21は、限定ではなく例として、既定の呼び出し音用音響データ(限定ではなく例として、発信先アカウントの端末20が圏外であるアナウンス等)を発信元アカウントの端末20Aに送信する。
端末20Aの制御部21は、呼び出し音に設定された音響データを受信すると、音出力部26から呼び出し音を出力させる(A140)。
端末20Bの制御部21は、着信音に設定された音響データを受信すると、音出力部26から呼び出し音を出力させる(B110)。
なお、サーバ10の制御部11は、発信元アカウントの端末20に、音響ファイルのデータではなく、通話通知音データURIを送信するようにしてもよい。この場合、各端末20の制御部21は、通話通知音データURIに基づいて、音響ファイルのデータを読み取り、着信音または呼び出し音を音出力させる。
また、端末20の記憶部28に通話通知音登録データ155を記憶させるようにしてもよい。この場合、各端末20において、通話通知音IDから通話通知音データURIを参照することができる。端末20の制御部21は、通話通知音登録データ155を、限定ではなく例として、設定期間(限定ではなく例として、「8時間」)ごとにサーバ10の内容と同期させる。
通話が終了し切断されると、サーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、通話通知音情報Aおよび/または通話通知音情報Bを含む通話処理結果情報を通信I/F14によって端末20Aと端末20Bとに送信する(S130)。なお、端末20Bが通信圏外等の理由で通信不能の場合、通話ステータス情報には、限定ではなく例として、「圏外」等の情報が含まれる。
なお、サーバ10から端末20に送信される通話処理結果情報には、通話通知音情報Aおよび/または通話通知音情報Bを含まなくてもよい。この場合、限定ではなく例として、通話要求情報送信時に発信元アカウントの端末20Aから発信先アカウントの端末20Bへ通話通知音情報Aを送信する。また、限定ではなく例として、通話処理の着信時に発信先アカウントの端末20Bから発信元アカウントの端末20Aへ通話通知音情報Bを送信する。そして、各端末20の制御部21は、通話処理結果情報を受信すると、通話通知音情報Aおよび/または通話通知音情報Bと通話処理結果情報を関連付けて表示部24に表示させる。
<第1変形例(3)>
上記の実施例では、設定済みの通話通知音に関する通話通知音情報を、サーバ10が、通話処理結果情報として端末20に送信する例を示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、通話通知音を各端末20のユーザが設定できるようにしてもよい。
図1-12・図1-13・図1-14は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図1-12左側は、端末20Bにおけるメッセージングアプリケーションのホーム画面の一例である。この例では、現在位置がメッセージングアプリケーションのホームであることを示す「ホーム」の文字が、アプリ内位置表示領域に表示されている。
アプリ内位置表示領域の下には、メッセージングアプリケーション内の任意の機能を検索するための入力領域であるメッセージングアプリケーション機能検索領域が構成されており、この例では、検索キーワードを入力することを促す「検索」の文字が、メッセージングアプリケーション機能検索領域内に表示されている。
メッセージングアプリケーション機能検索領域の下には、この端末20のユーザのメッセージングアプリケーションにおけるアイコン画像およびユーザ名が表示されている。ユーザ名の右側には、メッセージングアプリケーションのアカウントごとの設定を行うための歯車アイコンで示される設定ボタンCFB1が表示されている。
その下には、メッセージングアプリケーションの各種の機能に対応する複数の機能アイコンが表示されている。機能アイコンには、限定ではなく例として、「友だち」、「事業者」、「サービス」といった、複数の機能の各々に対応するアイコンが含まれる。
「友だち」とは、メッセージングアプリケーションの機能の1つであり、一の端末20のユーザ(一のアカウント)が、自己の端末20から、他の端末20のユーザ(他のアカウント)を友だちとして追加するための処理を行い、サーバ10によって友だちを追加・登録する処理(友だち追加処理、友だち登録処理)が実行されることで、サーバ10を介して、友だち登録された端末20間でメッセージの送受信等を行うことが可能となる。個人のユーザが所有するメッセージングアプリケーションのアカウントを事業者用のアカウントと区別する必要がある場合、個人のユーザが所有するメッセージングアプリケーションのアカウントのことを「一般アカウント」と称する。一般アカウントを所有するユーザの端末20間で送受信されたメッセージの履歴は、端末20の表示部24にトークルーム等として表示される。
「事業者」とは、限定ではなく例として、上記の友だちの機能の一種であり、一般アカウントではなく、事業者のユーザが所有するメッセージングアプリケーションのアカウント(以下、「公式アカウント」と称する。)を友だちとして登録することで、公式アカウントを所有する事業者から発信されるメッセージを、サーバ10を介して端末20で受信して表示することが可能となる。
なお、公式アカウントを所有する事業者の装置や端末も、一般アカウントを所有する個人のユーザの端末20と同様に、サーバ10を介して、他の装置との間でメッセージの送受信を行うことを可能とすることができる。限定ではなく例として、一の端末20から他の端末20にメッセージが送信される場合と同様に、一般アカウントを所有するユーザの端末20から公式アカウントを所有する事業者の装置や端末宛に送信されたメッセージも、サーバ10を介して、事業者の装置や端末に届けられる。そして、そのメッセージの履歴が、事業者の装置や端末の表示部(不図示)にトークルーム等として表示されるようにすることができる。
図1-12左側では、複数の機能アイコンのうち、「サービス」の機能アイコンがタップされた状態が示されている。そして、機能アイコンの表示領域の下には、おすすめのサービスを示すアイコンが表示されている。
限定ではなく例として、設定ボタンCFB11がユーザによってタップされると、限定ではなく例として、図1-12右側の設定画面に表示が遷移する。
この画面では、現在位置がメッセージングアプリケーションの設定画面であることを示す「設定」の文字が、アプリ内位置表示領域内に表示されている。
アプリ内位置表示領域の下には、設定項目を選択するための設定項目選択領域が表示されている。
設定項目選択領域には、限定ではなく例として、ユーザ名等を設定するための「プロフィール」の文字で示されるプロフィール設定ボタンCFB12と、パスワード等を設定するための「アカウント」の文字で示されるアカウント設定ボタンCFB13と、通話に関する設定を行うための「通話」の文字で示される通話設定ボタンCFB14が表示されている。
限定ではなく例として、通話設定ボタンCFB14がユーザによってタップされると、限定ではなく例として、図1-13左側の設定画面に表示が遷移する。
この画面では、現在位置が通話の設定を行うための通話設定画面であることを示す「通話」の文字が、アプリ内位置表示領域内に表示されている。
アプリ内位置表示領域の下には、設定項目の細目として、通話に関する全般的な設定を実行するための「全般設定」の文字で示される項目と、通話通知音に関する設定を実行するための「通話通知音設定」の文字で示される項目とが表示されている。
「通話通知音設定」の文字で示される項目には、着信音を設定するための「着信音」の文字で示される着信音設定ボタンCFB15と、呼び出し音を設定するための「呼び出し音」の文字で示される呼び出し音設定ボタンCFB16とが表示されている。
着信音設定ボタンCFB15には、現在着信音として設定されている通話通知音名が「システム音02」であることを示す表示が構成されている。また、呼び出し音設定ボタンCFB16には、現在呼び出し音として設定されている通話通知音名が「システム音01」であることを示す表示が構成されている。
限定ではなく例として、呼び出し音設定ボタンCFB16がユーザによってタップされると、限定ではなく例として、図1-13右側の設定画面に表示が遷移する。
この画面では、呼び出し音設定ボタンCFB16がタップされたことに基づいて、グレーアウトの表示態様で表示されている。また、画面下部には、呼び出し音設定ボタンCFB16がタップされたことに基づいて、呼び出し音を選択するための通話通知音選択領域SMN11が表示されている。
通話通知音選択領域SMN11には、限定ではなく例として、通話通知音登録データ155に登録された通話通知音名が列挙され表示されている。また、通話通知音名のうち、ユーザによって選択された通話通知音名が太字の表示態様で表示されている。この例では、「システム音03」が選択されており、限定ではなく例として、通話通知音選択領域SMN11の「完了」の文字で示される呼び出し音設定完了ボタンがタップされると新たな呼び出し音として「システム音03」が設定される。
なお、通話通知音選択領域SMN11において、不図示の「新規追加」と表記される項目が選択されると、ユーザが任意の通話通知音名と音響ファイルとを登録可能であるようにしてもよい。
図1-14左側のトークルーム画面は、限定ではなく例として、図1-13右側の設定画面において、「システム音03」がユーザB.Bの呼び出し音として設定された場合の、図1-10左側と対応する発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例である。この画面では、通話処理結果情報CRR11において、通話通知音情報NSR11には、限定ではなく例として、発信先アカウントであるユーザB.Bの呼び出し音が「システム音03」に設定されていることが表示されている。
図1-14右側のトークルーム画面は、限定ではなく例として、図1-13右側の設定画面において、「システム音03」がユーザB.Bの呼び出し音として設定された場合の、図1-10右側と対応する発信先アカウントの端末20Bにおける通話終了後のトークルーム画面の一例である。この画面では、通話処理結果情報CRR12において、通話通知音情報NSR12には、限定ではなく例として、発信先アカウントであるユーザB.Bの呼び出し音が「システム音03」に設定されていることが表示されている。
図1-15は、本変形例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、端末20Bの制御部21は、限定ではなく例として、端末20Bの入出力部23に対する入力に基づいて、自端末のアプリケーションIDと通話通知音IDとを含む通話通知音設定情報を取得し、通信I/F22によってサーバ10に送信する(B105)。
なお、端末20Bの制御部21は、通話通知音の設定に必要となる情報(限定ではなく例として、通話通知音登録データ)を本ステップに先んじてサーバ10から受信するようにしてもよい。
また、新規の通話通知音が登録される場合、通話通知音設定情報には、通話通知音名と、音響ファイル(または通話通知音データURI)とが含まれるようにしてもよい。
また、通話通知音設定情報の設定と送信は、端末20A(あるいは他の端末20)において実行するようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
通信I/F14によって端末20Bから通話通知音設定情報を受信すると、サーバ10の制御部11は、通話通知音設定処理を実行する(S105)。通話通知音設定処理において、サーバ10の制御部11は、受信した通話通知音設定情報に基づいて、アカウント管理データベース157Aの通話通知音設定データを更新する。
なお、通話通知音設定情報に、通話通知音名と、音響ファイル(または通話通知音データURI)とが含まれる場合、サーバ10の制御部11は、通話通知音設定処理において、音響ファイルを保管し通話通知音データURIを生成する。そして、サーバ10の制御部11は、新規の通話通知音IDを発行し、発光した通話通知音IDを通話通知音名および通話通知音データURIと関連付け、通話通知音登録データ155に追加して記憶させる。そして、アカウント管理データベース157Aの通話通知音設定データを更新する。
また、各端末20において通話通知音設定データを管理する場合、端末20は通話通知音設定情報をサーバ10送信しないようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
本変形例は、音情報は、端末のユーザ、または第1端末の第1ユーザによって設定される構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、音に関連する音情報を端末のユーザ、または第1端末の第1ユーザが設定可能とすることができ、利便性を向上させることができる。
また、本変形例は、音情報は、呼び出し音に関する情報を含み、呼び出し音は、第1端末の第1ユーザによって設定される構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、通話情報として第1端末の第1ユーザによって設定された呼び出し音に関する情報を、チャットルームへの表示によって端末のユーザに知らせることができる。
<第1変形例(4)>
上記の実施例では、一対一トークルームにおける例を例示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、グループトークルームや、OAトークルームに適用するようにしてもよい。
限定ではなく例として、ユーザA.Aと、ユーザB.Bと、ユーザC.Cとを含むグループトークルームにおける場合、個別のユーザに対する発着信は上記の実施例と同様に構成することができる。
限定ではなく例として、あるグループのユーザ(限定ではなく例として、ユーザA.A)が、グループのメンバーである他の複数のユーザ(限定ではなく例として、ユーザB.BとユーザC.C)に対するグループ通話(三者以上の同時通話)を行う場合、通話処理結果情報として送信される通話通知音情報としては、限定ではなく例として、以下のような例が挙げられる。
・発信元アカウントの呼び出し音
・発信元アカウントの着信音
・グループメンバーのうち、任意の発信先アカウントの呼び出し音
・グループメンバーのうち、任意の発信先アカウントの着信音
・グループの代表アカウントの呼び出し音
・グループの代表アカウントの着信音
・グループに対して設定される任意の音(限定ではなく例として、そのグループのテーマ曲として設定された音)
なお、後述するプレイリスト機能を用いることで、グループメンバーの任意の発信先アカウントの組み合わせにおける、複数の呼び出し音および/または着信音を通話通知音情報とするようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
<第2実施例>
第1実施例では、端末20のユーザが通話通知音を設定する場合、限定ではなく例として、メッセージングアプリケーションの設定項目から通話通知音の設定項目を選択する例を例示した。第2実施例は、端末20に表示された通話処理結果情報に基づいて、通話通知音の設定項目に遷移する実施例である。
第2実施例に記載の内容は、他の各実施例や他の各変形例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
<表示画面>
図2-1は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図2-1左側は、発信元アカウントの端末20Aにおける、ユーザA.AとユーザB.Bとの通話が終了した後に表示されるトークルーム画面の一例である。図2-1左側の表示画面は、限定ではなく例として、図1-10左側のトークルーム画面の別例である。
この画面では、通話処理結果情報CRR21には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR11と、発信先であるユーザB.Bの呼び出し音が「システム音03」に設定されていることが表示されている通話通知音情報NSR11とに加えて、通話通知音の変更を行うための「通話通知音変更」の文字で示される通話通知音変更ボタンSCB11が表示されるように構成されている。
限定ではなく例として、ユーザによって通話通知音変更ボタンSCB11がタップされると、限定ではなく例として、図2-1右側の通話設定画面に遷移する。この画面では、着信音設定ボタンCFB25には、現在着信音として設定されている通話通知音名が「システム音07」であることを示す表示が構成されている。また、呼び出し音設定ボタンCFB26には、現在呼び出し音として設定されている通話通知音名が「システム音06」であることを示す表示が構成されている。
ユーザは、着信音設定ボタンCFB25または呼び出し音設定ボタンCFB26をタップすることで表示される通話通知音選択領域において通話通知音選択することで、通話通知音の設定を容易に実行することができる。
なお、通話通知音情報NSR11に呼び出し音に関する情報が表示される場合、限定ではなく例として、ユーザによって通話通知音変更ボタンSCB11がタップされると、呼び出し音設定ボタンCFB26をタップすることで表示される通話通知音選択領域をトークルーム画面内に表示させ、呼び出し音を設定できるようにしてもよい。また、通話通知音情報NSR11に着信音に関する情報が表示される場合、限定ではなく例として、ユーザによって通話通知音変更ボタンSCB11がタップされると、着信音設定ボタンCFB25をタップすることで表示される通話通知音選択領域をトークルーム画面内に表示させ、着信音を設定できるようにしてもよい。
また、呼び出し音と着信音とにおいて設定画面が異なる場合、限定ではなく例として、通話通知音情報NSR11に呼び出し音に関する情報が表示され、通話通知音変更ボタンSCB11がタップされると、呼び出し音の設定画面に遷移するようにしてもよい。着信音についても同様である。
図2-1右側の通話設定画面において、限定ではなく例として、アプリ内位置表示領域左端の戻るボタンがタップされる場合、限定ではなく例として、メッセージングアプリケーションの設定画面に戻るようにしてもよいし、元のトークルーム画面に戻るようにしてもよい。
また、トークルーム画面から通話通知音変更ボタンSCB11を経て通話設定画面に遷移した場合、通話設定画面にトークルーム画面に戻るための遷移ボタンを加えて表示させるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
なお、発信先アカウントの端末20Bにおける、ユーザA.AとユーザB.Bとの通話が終了した後に表示されるトークルーム画面においても、上記と同様に、通話処理結果情報には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR13と、通話通知音情報NSR14とに加えて、通話通知音変更ボタンが表示されるように構成される。
<処理>
図2-2は、本実施例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
端末20Aの制御部21は、A140のステップの後、通話処理結果情報を表示すると(A150)、表示された通話処理結果情報に基づいて、通話通知音の設定を変更するか否かを判定する。
限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力に基づいて、通話通知音の設定を変更することが選択される場合、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力に基づいて、通話通知音設定情報を取得し、通信I/F22によってサーバ10に送信する(A210)。通話通知音設定情報の取得方法については、限定ではなく例として、図1-15のB105のステップと同様に実行することができる。
なお、通話通知音の設定を変更することが選択される場合、端末20Aの制御部21は、通話通知音の設定に必要となる情報(限定ではなく例として、通話通知音登録データ)をサーバ10から受信するようにしてもよい。
通信I/F14によって端末20Aから通話通知音設定情報を受信する場合、サーバ10の制御部11は、通話通知音設定処理を実行する(S210)。通話通知音設定処理については、限定ではなく例として、図1-15のS105のステップと同様に実行することができる。
端末20Aにおいて通話通知音の設定を変更しないことが選択される場合、端末20Aの制御部21は、処理を終了させる。端末20Aから通話通知音設定情報を受信しない場合、サーバ10の制御部11は、処理を終了させる。
<第2実施例の効果>
本実施例は、チャットルームに表示された通話情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、音情報の設定に関する通話設定画面(限定ではなく、設定情報の一例)を表示部に表示することが端末によって実行される構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、端末のユーザと第1端末の第1ユーザとを含むチャットルームに表示された通話情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、設定情報として、音情報を設定するための情報といった情報を、端末の表示部に表示することができる。
また、本実施例は、音情報は、着信音、または呼び出し音に関する情報を含み、設定情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、端末のユーザの着信音、または呼び出し音として設定される構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、上記の設定情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、端末のユーザの着信音、または端末のユーザの呼び出し音として、音情報が設定されるようにすることができる。
<第2変形例(1)>
上記の実施例では、通話通知音の設定を変更する場合、通話通知音変更ボタンSCB11がタップした後にユーザが手動で通話通知音を選択し、設定したが、これに限定されない。限定ではなく例として、通話通知音情報NSR11に基づいて、自動的に通話通知音が設定されるようにしてもよい。
図2-3は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図2-3左側は、図2-1左側の表示画面と同様の、発信元アカウントの端末20AにおけるユーザA.AとユーザB.Bとの通話が終了した後に表示されるトークルーム画面の一例である。
限定ではなく例として、ユーザによって通話通知音変更ボタンSCB12がタップされると、限定ではなく例として、図2-3中央の通話設定画面に遷移する。この画面では、限定ではなく例として、中央部分に通話通知音提案表示領域SCR21がポップアップ表示されるように構成されている。
通話通知音提案表示領域SCR21には、通話通知音情報NSR11における、発信先アカウントの呼び出し音が「システム音03」に設定されているという情報に基づいて、同様の設定(この例では呼び出し音に「システム音03」を用いる設定)に変更するか否かの確認用表示が表示されるように構成されている。
また、その下には、提案された内容に基づいて、通話通知音の設定を変更するための「変更」の文字で示される通話通知音変更ボタンSBT1と、通話通知音の設定を変更しないための「キャンセル」の文字で示されるキャンセルボタンSBT2とが表示されるように構成されている。
限定ではなく例として、通話通知音変更ボタンSBT1がタップされると、限定ではなく例として、図2-3右側の通話設定画面に遷移する。この画面では、呼び出し音設定ボタンCFB26には、通話通知音提案表示領域SCR21において通話通知音変更ボタンSBT1がタップされたことにより、現在呼び出し音として設定されている通話通知音名が「システム音03」に変更されたことを示す表示が構成されている。
なお、図2-3左側の画面において通話通知音変更ボタンSCB12がタップされると、トークルーム画面に重畳して通話通知音提案表示領域SCR21が表示されるようにしてもよい。また、通話通知音変更ボタンSBT1がタップされると、設定変更後通話設定画面ではなく元のトークルーム画面に遷移するようにしてもよい。
また、図2-3左側の画面において通話通知音変更ボタンSCB12がタップされると、通話通知音提案表示領域SCR21におけるユーザの確認無しに、通話通知音情報NSR11に基づいて、通話通知音が自動的に変更されるようにしてもよい。
本変形例は、音情報は、呼び出し音に関する情報を含み、呼び出し音は、第1端末の第1ユーザによって設定され、設定情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、呼び出し音の情報が表示され、呼び出し音の情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、第1ユーザによって設定された呼び出し音をユーザの呼び出し音として設定する制御を制御部によって行うことが端末によって実行される構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、上記の設定情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、第1端末の第1ユーザによって設定された呼び出し音の情報を表示して、端末のユーザに知らせることができる。また、表示された呼び出し音の情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、第1端末の第1ユーザによって設定された呼び出し音が、端末のユーザの呼び出し音として設定されるようにすることができる。つまり、通話相手が設定している呼び出し音を、自分の呼び出し音として設定するといったことが可能となる。
<第2変形例(2)>
上記の実施例では、発信元アカウントの端末20において通話通知音が変更されると、全ユーザからの着信に対して発信先アカウントの端末20では同一の着信音が音出力され、発信元アカウントの端末20では同一の呼び出し音が音出力されることとしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、任意のユーザごとに、着信音と呼び出し音とを設定可能としてもよい。
本変形例におけるアカウント管理データベース157の一例であるアカウント管理データベース157Bのデータ構成例を図2-4に示す。
アカウント管理データベース157Bには、アカウントごとの管理データとして、アカウント管理データが記憶される。
各々のアカウント管理データには、限定ではなく例として、アカウント管理データベース157AにおけるアプリケーションIDと、通話通知音設定データとに加えて、ユーザ個別通話通知音設定データが記憶される。
ユーザ個別通話通知音設定データは、通話の発信元アカウントごとに関連付けられた通話通知音に関する設定を記憶させるためのデータであり、限定ではなく例として、通知音種別と、通話通知音IDと、発信元アプリケーションIDとが関連付けて記憶される。
通知音種別と、通話通知音IDとは、限定ではなく例として、通話通知音設定データと同様である。
発信元アプリケーションIDには、通知音種別および通話通知音IDとで規定される通話通知音を音出力させる対象となる発信元アカウントのアプリケーションIDが記憶される。
この例では、限定ではなく例として、ユーザA.Aを発信元アカウント(ユーザA.AのアプリケーションID=「U0001」)とする着信を受けた場合、発信先アカウント(ユーザB.BのアプリケーションID=「U0002」)の端末20Bでは、着信音として、通話通知音ID「SND008」で識別される音が用いられる。また、発信元アカウントの端末20Aでは、呼び出し音として、通話通知音ID「SND010」で識別される音が用いられる。
限定ではなく例として、ユーザC.Cを発信元アカウント(ユーザC.CのアプリケーションID=「U0003」)とする着信を受けた場合、発信先アカウントの端末20Bでは、着信音として、通話通知音ID「SND009」で識別される音が用いられる。しかし、ユーザ個別通話通知音設定データでは、呼び出し音に関する設定が行われていないため、発信元アカウントの端末20Cでは、呼び出し音として、通話通知音設定データで設定されている通話通知音ID「SND001」で識別される音が用いられる。
他のユーザを発信元アカウントとする着信を受けた場合、発信先アカウントの端末20Bにおける着信音と、発信元アカウントの端末20における呼び出し音とは、通話通知音設定データで設定されている通話通知音が用いられる。
なお、アプリケーションID単位ではなく任意のグループに対して通話通知音が設定可能であるようにしてもよい。この場合、ユーザ個別通話通知音設定データの発信元アプリケーションIDに、対象となるグループの識別情報(限定ではなく例として、グループID)を記憶することで実現可能である。
図2-5~図2-6は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図2-5左側には、図1-13右側と同様の通話設定画面の一例を示す。この画面では、呼び出し音設定ボタンCFB16がタップされたことに基づいて、グレーアウトの表示態様で表示されている。また、画面下部には、呼び出し音設定ボタンCFB16がタップされたことに基づいて、呼び出し音を選択するための通話通知音選択領域SMN21が表示されている。また、通話通知音選択領域SMN21では、限定ではなく例として、「システム音10」が選択されている。限定ではなく例として、通話通知音選択領域SMN21の「完了」の文字で示される呼び出し音設定完了ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図2-5中央の通話設定画面に表示が遷移する。
この図では、通話通知音設定として、通話通知音選択領域SMN21において選択された「システム音10」が呼び出し音として設定されることを示す表示が表示されるように構成されている。また、その下には、選択された通話通知音を全員に設定するか否かを選択させるためのスライドボタンが表示されるように構成されている。この画面では、限定ではなく例として、スライドボタンがオフに設定され、呼び出し音を全員に設定しないことが選択されていることに基づいて、下にはさらに通話通知音を設定する(この例では呼び出し音を「システム音10」に設定する)ユーザを選択させるための通話通知音適用選択領域が表示されるように構成されている。
通話通知音適用選択領域では、限定ではなく例として、このユーザの友だちや、このユーザが所属するグループが一覧表示されるように構成されている。この画面では、限定ではなく例として、友だち「ユーザA.A」がタップされ、通話通知音の設定対象として選択されていることを示すチェックマークがユーザA.Aのアイコンの左側に表示されるように構成されている。
通話通知音適用選択領域の下には、通話通知音適用選択領域において選択されたユーザおよび/またはグループに対して個別の通話通知音設定を実行するための「設定」の文字で示される個別通話通知音設定ボタンSBT11と、通話通知音の設定をキャンセルするための「キャンセル」の文字で示される通話通知音設定キャンセルボタンSBT12とが表示されるように構成されている。
限定ではなく例として、個別通話通知音設定ボタンSBT11がタップされると、限定ではなく例として、図2-5右側の通話設定画面に表示が遷移する。
この画面では、呼び出し音設定ボタンCFB16には、上記のようにして設定されたユーザA.A以外に対して現在呼び出し音として設定されている通話通知音名が「システム音01」であることを示す表示がなされている。また、その下には、ユーザA.Aに対する個別の呼び出し音として設定されている通話通知音名が「システム音10」であることを示す表示がなされている。
より詳細に説明する。
図2-5中央の上部の呼び出し音「システム音10」は、設定対象としている呼び出し音が「システム音10」であることを示している。
この呼び出し音「システム音10」を全員に対して設定する場合は、「全員に設定」の文字と関連付けて設けられたスライドボタンをオンとする、またはスライドボタンをオンとした上で個別通話通知音設定ボタンSBT11をタップする。すると、全員に対する呼び出し音として設定されていた「システム音01」(図2-5左側で「システム音01」と表示されていたもの)が「システム音10」に変更されたことに基づき、図2-5右側において呼び出し音設定ボタンCFB16の表示が「システム音10」に変わる。
また、呼び出し音「システム音10」を個別(ユーザ別)やグループ別に設定する場合は、上記のように、図2-5中央の友だち・グループの欄から、呼び出し音「システム音10」を設定するユーザやグループにチェックマークを入れた上で、個別通話通知音設定ボタンSBT11をタップする。すると、図2-5右側に示すように、呼び出し音設定ボタンCFB16の「システム音01」の表示の下に、チェックマークを入れたユーザに関する情報(この例ではアイコンおよびユーザ名)と関連付けて「システム音10」と表示される。呼び出し音設定ボタンCFB16に表示されている「システム音01」は、その下に表示される個別に呼び出し音を設定したユーザやグループ以外に対しては「システム音01」が設定されていることを示している。
図2-5右側の表示の後、限定ではなく例としてユーザA.A以外のユーザやグループに対して呼び出し音を設定する場合は、限定ではなく例として、図2-5右側における「システム音01」と表示された呼び出し音設定ボタンCFB16をタップした上で、図2-5左側→図2-5中央と同様の手順で呼び出し音を設定する。限定ではなく例として、ユーザC.Cに対する呼び出し音として「システム音07」を設定するのであれば、図2-5左側と同様に画面下部に表示されるシステム音の候補の中から「システム音07」を選択し、図2-5中央においてユーザC.Cにチェックマークを入れ、個別通話通知音設定ボタンSBT11をタップする。すると、図2-5右側において、呼び出し音設定ボタンCFB16の「システム音01」の表示の下のユーザA.A「システム音10」の下に、ユーザC.C「システム音07」が追加して表示される。
なお、図2-5中央において複数の友だちを選択した場合は、その選択された複数の友だちに対して呼び出し音を一度に設定可能とすることができる。また、友だちとグループとの両方を選択した場合は、その選択されたユーザとグループとに対して呼び出し音を一度に設定可能とすることができる。
また、着信音を設定する場合も同様である。
この場合、ユーザ別やグループ別に設定された着信音の情報は、限定ではなく例として図2-5右側の着信音設定ボタンCFB15(着信音 システム音02)の下に表示されるようにすることができる。
図2-6左側は、発信元アカウントの端末20Aから発信先アカウントの端末20Bにおいて通話が行われた後のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、トーク領域TR12には、テキストコンテンツTC13とテキストコンテンツTC14とに加えて、ユーザA.Aからの通話を着信したことに基づいて、通話処理結果情報CRR23が表示されている。
この通話処理結果情報CRR23における通話通知音情報NSR21には、限定ではなく例として、発信元アカウントがユーザA.Aであることに基づいて、発信先であるユーザB.Bの呼び出し音が「システム音10」に設定されていることが表示されている。
図2-6右側は、発信元アカウントの端末20Cから発信先アカウントの端末20Bにおいて通話が行われた後のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、トーク領域TR21には、ユーザC.CがユーザB.Bに質問を投げかけるテキストコンテンツTC21と、ユーザB.Bが通話で返答可能であることを示すテキストコンテンツTC22とに加えて、ユーザC.Cからの通話を着信したことに基づいて、通話処理結果情報CRR24が表示されている。
この通話処理結果情報CRR24における通話通知音情報NSR22には、限定ではなく例として、発信元アカウントがユーザC.Cであることに基づいて、発信先であるユーザB.Bの呼び出し音が「システム音01」に設定されていることが表示されている。
なお、図2-5で説明した通話設定画面はあくまでも一例に過ぎず、これに限定されるわけではない。以下、通話設定画面の別例を例示する。
図2-7は、通話設定画面の別例を示す図であり、図2-5と同様に、ユーザB.Bの端末20Bに表示される通話設定画面の一例を示している。
図2-7左側では、前述した全般設定の他、通話通知音設定として、着信音の設定を行うための項目と、呼び出し音を設定するための項目とが表示されている。
着信音の設定を行うための項目には、限定ではなく例として、全員に対して設定する着信音を設定するための「みんな共通着信音」と示されたボタンと、個別(ユーザ別)やグループ別に着信音を設定するための「個別・グループ別着信音」と示されたボタンとが表示されている。
同様に、呼び出し音の設定を行うための項目には、限定ではなく例として、全員に対して設定する呼び出し音を設定するための「みんな共通呼び出し音」と示されたボタンと、個別(ユーザ別)やグループ別に呼び出し音を設定するための「個別・グループ別呼び出し音」と示されたボタンとが表示されている。
つまり、この通話設定画面では、通話通知音の設定・変更を行うための入り口となる画面において、全員に対する設定を行うか、ユーザ別・グループ別の設定を行うかを、ユーザが選択可能に構成されている。
限定ではなく例として、このうちの「個別・グループ別呼び出し音」と示されたボタンがタップされると、限定ではなく例として図2-7中央の画面が表示される。
この画面では、限定ではなく例として、いずれのユーザやいずれのグループに対して、どの呼び出し音が設定済みであるかを示す設定済みリスト表示領域が構成されている。具体的には、「設定済みリスト」の文字が表示され、その下に、友だちのアイコンおよびユーザ名と関連付けて、その友だちやグループに対して設定済みの呼び出し音が表示されている。
また、この例では、設定済みリスト表示領域内に表示しきれない情報については、ユーザが設定済みリスト表示領域上で上方向のスクロール操作を行うことで、設定済みリスト表示領域に対するスクロール制御が行われ、上位に表示されている情報(この例では「ユーザE.E」)から順に非表示とされ、表示されていなかった情報が下から現れて表示されるように構成されている。
その後にユーザが下方向のスクロール操作を行った場合は、その逆となる。
この例では、上から順に、友だちであるユーザE.Eに対しては呼び出し音として「システム音06」が設定済みであり、友だちであるユーザG.Gに対しては呼び出し音として「システム音08」が設定済みであることが示されている。
また、その下には、友だちやグループのリストが表示される友だち・グループリスト表示領域が構成されている。具体的には、「友だち・グループリスト」の文字が表示され、その下に、友だちのユーザがアイコンおよびユーザ名によって一覧表示され、さらにその下に、グループがアイコンおよびグループ名によって一覧表示されている。また、各々のアイコンおよびユーザ名の横には、図2-5と同様にチェックマークを入れる領域が構成されており、この例では、ユーザA.Aが選択されてチェックマークが入れられた状態が示されている。友だち・グループリスト表示領域についても、設定済みリスト表示領域と同様に、ユーザによるスクロール操作に基づいて、端末20によってスクロール制御が行われる。
なお、図2-5と同様に、複数の友だちを選択した場合は、その選択された複数の友だちに対して呼び出し音を一度に設定可能とすることができる。また、友だちとグループとの両方を選択した場合は、その選択されたユーザとグループとに対して呼び出し音を一度に設定可能とすることができる。
また、画面下部には、選択したユーザやグループに対する通話通知音(この例では呼び出し音)を選択して設定するための通話通知音設定ボタンSBT13が構成されており、これがタップされると、限定ではなく例として図2-7右側のような表示がなされる。
この例では、図2-7中央の画面が表示された状態で、友だち・グループリスト表示領域の一部に重畳するように、通話通知音を選択するための通話通知音選択領域SMN31が、画面下部からせり上がって表示されている。また、この例ではユーザA.Aが設定対象のユーザとなっているため、限定ではなく例として、ユーザA.Aの表示領域が、他のユーザの表示領域とは異なる表示態様で表示されている。
また、この例では、図2-5と同様に、通話通知音選択領域SMN31において、ドラムロール方式で表示される通話通知音の候補の中から、設定する通話通知音をユーザが選択可能に構成され、ここでは「システム音10」が選択された状態が示されている。この状態で、限定ではなく例として、通話通知音選択領域SMN31の「完了」のボタンがタップされると、ユーザA.Aに対する個別の呼び出し音として「システム音10」が設定される。そして、その結果、設定済みリスト表示領域に、ユーザA.Aに関する情報(この例では、ユーザA.Aのアイコンおよびユーザ名)と「システム音10」とが追加される。
設定済みリスト表示領域に設定済みとして表示されているユーザやグループについて通話通知音を変更する場合、1つの方法としては、限定ではなく例として、設定済みリストの中から変更したいユーザが選択されると、通話通知音の候補をドラムロール方式等でその近傍位置に表示させたり、ポップアップで表示させるなどし、その中から変更する通話通知音をユーザに選択させるようにすることができる。そして、これに伴い、設定済みリスト表示領域に表示される通話通知音が更新されるようにすることができる。
また、別の方法としては、限定ではなく例として、友だち・グループリスト表示領域において、そのユーザやグループにチェックを入れた上で、上記と同様の手順で通話通知音を変更するようにしてもよい。そして、これに伴い、設定済みリスト表示領域に表示される通話通知音が更新されるようにしてもよい。
なお、端末20が、各々の領域について個別にスクロール制御を行う構成とするのではなく、設定済みリストと友だち・グループリストとに対して一体的にスクロール制御を行う構成とすることも可能である。
つまり、画面上でユーザによって上方向のスクロール操作が行われ、スクロール制御によって設定済みリストに含まれる全ての情報が表示された後、友だち・グループリストが下から表示されるようにしてもよい。
また、設定済みリスト表示領域と友だち・グループリスト表示領域との表示位置の関係を逆にしてもよい。この場合も同様である。
また、設定済みリストを表示させることは必須ではなく、これを表示させないようにしてもよい。あるいは、設定済みリストは友だち・グループとは別の画面に表示させるようにしてもよい。
また、図2-7中央→図2-7右側のように、同じ画面内で通話通知音を設定するようにするのではなく、限定ではなく例として、通話通知音設定ボタンSBT13がタップされたことに基づいて、図2-7中央に示す画面から、通話通知音を設定するための画面を表示させる(つまり別の画面に遷移させる)ようにしてもよい。
また、友だち・グループリスト表示領域において、ユーザやグループと関連付けてチェックマークが入れられたことに基づき、限定ではなく例として、その近傍位置に通話通知音の候補を表示させたり、ポップアップ表示させるなどしてもよい。そして、設定する通話通知音をユーザが選択することができるようにしてもよい。
本変形例は、設定情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、音情報を第1端末の第1ユーザに対して設定する制御を制御部によって行うことが端末によって実行される構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、上記の設定情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、音情報が第1端末の第1ユーザに対して設定されるようにすることができる。限定ではなく例として、呼び出し音や着信音を第1端末の第1ユーザに対して設定するといったことが可能となる。
また、本変形例は、設定情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、チャットルームのグループに対して音情報を設定する制御を制御部によって行うことが端末によって実行される構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、上記の設定情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、音情報がチャットルームのグループに対して設定されるようにすることができる。限定ではなく例として、呼び出し音や着信音をチャットルームのグループに対して設定するといったことが可能となる。
<第2変形例(3)>
上記の実施例では、通話処理結果情報には、通話ステータス情報と、通話通知音情報と、通話通知音変更ボタンとが表示されるように構成されている例を示したが、これに限定されない。
限定ではなく例として、通話処理結果情報に通話通知音情報を含めない一方で、通話処理結果情報に通話通知音を設定(変更)するための情報を含めるようにしてもよい。つまり、通話通知音の表示は省略するが、通話通知音を設定するための情報は表示することとして、通話通知音の設定を端末のユーザが行うことを可能としてもよい。
図2-8は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図2-8左側は、発信元アカウントの端末20AにおけるユーザA.AとユーザB.Bとの通話が終了した後に表示されるトークルーム画面の一例である。図2-8左側は、図2-1左側の表示画面の別例である。
この例では、通話処理結果情報CRR22には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR11と、通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成されている。つまり、本変形例では、通話通知音に関する情報は表示されていない。
限定ではなく例として、ユーザによって通話通知音変更ボタンSCB11がタップされると、限定ではなく例として、図2-8右側の通話設定画面に遷移する。この画面は、図2-1右側の表示画面と同様の通話設定画面である。
このように、本変形例は、通話処理結果情報に、通話通知音を設定するための情報は含めるが、通話通知音情報は含めない構成を示している。
限定ではなく例として、第2変形例(2)ではユーザ別やグループ別に通話通知音を設定可能としたが、これを第2変形例(3)と組み合わせて適用することも可能である。この場合は、限定ではなく例として図2-5や図2-7の通話設定画面においてユーザ別やグループ別に通話通知音を設定可能とするが、図2-6のトークルームに表示される通話処理結果情報に通話ステータス情報や通話通知音変更ボタンは含めるが通話通知音情報は含めないようにすることができる。また、通話通知音変更ボタンがタップされたことに基づいて、限定ではなく例として図2-5や図2-7の通話設定画面を表示させるなどすることができる。
<第3実施例>
第3実施例は、通話通知音として、楽曲を設定可能とする実施例である。
第3実施例では、メッセージングアプリケーションに加えて、またはこれに変えて、音楽アプリケーションを利用する例を例示する。
なお、端末20では、音楽アプリケーションに変えて、またはこれに加えて、楽曲配信サービスの事業者が運営するWebサイト(以下、「音楽サイト」と称する。)にアクセスすることで、楽曲を再生できるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
以下では、説明の簡略化のため、本実施例では音楽アプリケーションにおけるアカウント登録データと、メッセージングアプリケーションにおけるアカウント登録データとを共通のデータとして説明する。
なお、音楽アプリケーションとメッセージングアプリケーションとにおいて、個別のアカウント登録データおよび/またはアカウント管理データベースを用いるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。メッセージングサービスと楽曲配信サービスとにおいて、サービスを提供するサーバ10を別体としてもよいし、そうしなくてもよい。
また、以下では、音楽アプリケーションの名称を、適宜「Music App」と称して図示・説明する。
第3実施例に記載の内容は、他の各実施例や他の各変形例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
<機能構成>
図3-1は、本実施例においてサーバ10の記憶部15に記憶される情報等の一例を示す図である。
記憶部15には、前述したプログラムやデータの他に、限定ではなく例として、楽曲管理データベース159が記憶される。
楽曲管理データベース159は、音楽アプリケーションで再生可能な楽曲を管理するための管理データベースである。
楽曲管理データベース159のデータ構成例を図3-2に示す。
楽曲管理データベース159には、限定ではなく例として、音楽アルバムごとの管理データとして、楽曲管理データが記憶される。
各々の楽曲管理データには、限定ではなく例として、アルバムIDと、アルバム名と、アーティストIDと、アルバムアーティスト名と、アルバムアートURIと、その他情報と、トラック管理データとが記憶される。
アルバムIDは、この音楽アルバム(限定ではなく例として、アルバム・シングル・EP・ミニアルバム等を含む)を識別するために用いられる情報である。
このアルバムIDは、好ましくは音楽アルバムごとに一意な値であり、限定ではなく例として、サーバ10によって音楽アルバムごとに一意な値(固有の値)が設定されて記憶される。
アルバム名は、この音楽アルバムの名称であり、限定ではなく例として、サーバ10のユーザが音楽アルバムを登録する際に入力した名称が記憶される。
アーティストIDは、この音楽アルバムのアーティストを識別するために用いられる情報である。
このアーティストIDは、好ましくはアーティストごとに一意な値であり、限定ではなく例として、サーバ10によってアーティストごとに一意な値(固有の値)が設定されて記憶される。
アルバムアーティスト名は、この音楽アルバムのアーティスト名称であり、限定ではなく例として、サーバ10のユーザが音楽アルバムを登録する際に入力した名称が記憶される。
アルバムアートURIは、この音楽アルバムのアートワーク(ジャケット)写真の保管先を示すURIであり、限定ではなく例として、サーバ10のユーザが音楽アルバムを登録する際に指定したURIが記憶される。
その他情報には、限定ではなく例として、この音楽アルバムの総トラック数、リリース年、音楽ジャンル、コメント、作曲者情報、著作権情報といった各種の情報を含めるようにすることができる。
トラック管理データは、このアルバムIDの音楽アルバムに関連付けられる個別の楽曲(音楽一曲一曲)を管理するためのデータであり、限定ではなく例として、トラックナンバー(図中では「トラックNo.」と表記する。)と、トラック名と、アーティスト名と、トラックデータURIとが関連付けて記憶される。
トラックナンバーは、この楽曲の音楽アルバム中における曲順を指定するための番号であり、限定ではなく例として、トラックナンバーが「01」ならば、音楽アルバムの一曲目として収録されていることを表している。
トラック名は、この楽曲の名称(曲名)である。
アーティスト名は、この楽曲を演奏(歌唱)するアーティスト名称である。
トラックデータURIは、この楽曲の楽曲データ保管先を示すURIである。
トラック管理データ内の内容は、限定ではなく例として、サーバ10のユーザが楽曲を登録する際に入力したデータが記憶される。
なお、トラック管理データとして、トラック毎に、アーティストIDやアルバムアートURI、その他情報を関連付けて記憶させるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
上記の楽曲管理データベース159を用いることで、任意の楽曲を、アルバムIDとトラックナンバーとの組み合わせで指定することができる。限定ではなく例として、アルバムIDとトラックナンバーとの組み合わせ(以下、「楽曲ID」と称する。)を「アルバムID‐トラックナンバー」で表記することとする。
このとき、図3-2の例では、トラック名(曲名)「スイングMNO」の曲は楽曲ID「AL02451‐01」で指定することができる。また、楽曲ID「AL02451‐03」の曲のアーティスト名は「DEFバンド&G」と登録されていることが分かる。
図3-3は、本実施例におけるアカウント管理データベース157の一例であるアカウント管理データベース157Cの一例を示す図である。
アカウント管理データベース157Cには、アカウントごとの管理データとして、アカウント管理データが記憶される。
各々のアカウント管理データには、限定ではなく例として、アプリケーションIDと、通話通知音設定データとに加えて、プレイリスト管理データが記憶される。
アカウント管理データベース157Cに含まれる通話通知音設定データに記憶される情報は、アカウント管理データベース157Aと同様であるが、通話通知音IDに記憶される情報が一部異なっている。通話通知音IDには、通話通知音登録データ155に登録されている通話通知音ID以外に、楽曲管理データベース159に記憶される任意の楽曲IDを記憶させることができる。
プレイリスト管理データは、音楽アプリケーションにおける、このアカウントのプレイリストを管理するためのデータであり、限定ではなく例として、曲順ナンバー(図中では「曲順No.」と表記する。)と、楽曲IDとが関連付けて記憶される。
曲順ナンバーは、プレイリスト中の曲順を指定するための番号であり、限定ではなく例として、楽曲をプレイリストに追加する際にサーバ10によって設定され、記憶される。
楽曲IDは、楽曲を識別するための情報であり、限定ではなく例として、楽曲をプレイリストに追加する際に端末20によって設定され、記憶される。
ここで、「プレイリスト」とは、楽曲を再生する順番をリスト化した音楽のリストである。プレイリストは、音楽リストと言ってもよい。
プレイリストは、端末20のユーザによって設定される、音楽アプリケーションにおける楽曲再生キューのリストとしてもよいし、音楽アプリケーションにおけるアカウントごとの楽曲再生履歴のリストとしてもよい。プレイリストは、サーバ10によって生成される各ユーザへのお勧め音楽リストとしてもよいし、サーバ10によって集計される再生ランキングのリストとしてもよい。
なお、プレイリスト管理データに加えて、端末20のユーザが気に入った楽曲を保管するためのお気に入りリスト管理データ等を記憶させるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
また、アカウント管理データにプレイリスト管理データを記憶しないようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
<表示画面>
図3-4~図3-5は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図3-4左側は、発信先アカウントの端末20Bにおける通話設定画面の一例である。
限定ではなく例として、呼び出し音設定ボタンCFB16がユーザによってタップされると、画面下部に通話通知音選択領域SMN12が表示される。通話通知音選択領域SMN12には、通話通知音登録データ155に登録された通話通知音名に加えて、楽曲を通話通知音として設定するための「Music App連携」の文字で示される楽曲選択項目が表示されるように構成されている。
この例では、「Music App連携」が選択され、楽曲選択項目が選択された状態で太字の表示態様で表示されている。
限定ではなく例として、呼び出し音設定完了ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図3-4中央の画面に表示が遷移する。
図3-4中央は、音楽アプリケーションの楽曲選択画面であり、画面最上部中央には、音楽アプリケーションの名称として「Music App」の文字が表示されている。また、画面最上部右方には、この端末20Bのユーザの音楽アプリケーションにおけるアイコン画像およびユーザ名(この例ではユーザB.B)が表示されている。
また、その下には、音楽アプリケーションにおける現在位置を示すアプリ内位置表示領域が構成されており、この例では、楽曲選択画面であることに基づいて、「曲を選択」の文字と、前の画面に戻るための「<」のボタンとが表示されている。
その下には、限定ではなく例として、曲の選択方法を提示する曲目選択タブが表示されている。「人気の曲」の文字で示されるタブは、通話通知音として設定される回数が多い楽曲を選択するためのタブである。また、「プレイリスト」の文字で示されるタブは、このユーザのプレイリストから楽曲を選択するためのタブである。「お気に入り」の文字で示されるタブは、このユーザがお気に入りに登録した楽曲リストから楽曲を選択するためのタブである。
この画面では、曲目選択タブにおいて、限定ではなく例として、「プレイリスト」のタブがタップされた状態が示されている。
曲目選択タブの下には、プレイリストに登録されている楽曲が順に表示されている。各楽曲では、限定ではなく例として、アートワークと、トラック名と、アーティスト名とをまとめて表示されるように構成されている。限定ではなく例として、プレイリストの一曲目には、アートワークAR1と、トラック名TR1「JKLロックンロール」と、アーティスト名TA1「ABCパンクロッカー」が表示されている。二曲目以降も同様である。
限定ではなく例として、アートワークAR1がタップされると、音楽アプリケーションのミニプレイヤーが起動し、選択された楽曲が再生される。
また、限定ではなく例として、トラック名TR1およびアーティスト名TA1を含む領域がタップされると、選択された楽曲が通話通知音として設定される。
図3-4中央の画面において、限定ではなく例として、二曲目の楽曲がタップされると、限定ではなく例として、図3-4右側の通話設定画面に表示が遷移する。
この画面では、呼び出し音設定ボタンCFB16には、現在呼び出し音として設定されている通話通知音が「Music App連携」の楽曲であることを示す表示が構成されている。その下には、設定された楽曲のトラック名とアーティスト名とが表示されている。
図3-5左側のトークルーム画面は、限定ではなく例として、図3-4右側の設定画面において、所定の楽曲(この例では、トラック名「スイングMNO」)がユーザB.Bの呼び出し音として設定された場合の、図2-1左側と対応する発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例である。この画面では、通話処理結果情報CRR31において、通話通知音情報として通話通知音情報NSR31が表示されるように構成されている。
通話通知音情報NSR31には、表示している通話通知音が発信先アカウントであるユーザB.Bの呼び出し音であることを示す表示の他、通話通知音として設定されている楽曲の情報(以下、「通話通知音楽曲情報」と称する。)であるアートワークAR2と、トラック名TN2「スイングMNO」と、アーティスト名TA2「DEFバンド」とが表示されるように構成されている。また、通話通知音情報NSR31には、通話通知音として設定されている楽曲を再生するための楽曲再生ボタンPLB1が表示されるように構成されている。
限定ではなく例として、トラック名TN2がタップされると、この楽曲を含む音楽アルバムの曲目一覧表示に画面が遷移する。また、限定ではなく例として、アーティスト名TA2がタップされると、このアーティスト名を含む音楽アルバム一覧表示に画面が遷移する。
限定ではなく例として、楽曲再生ボタンPLB1がタップされると、限定ではなく例として、図3-5中央のトークルーム画面に表示が遷移する。この画面では、音楽アプリケーションのミニプレイヤーMNP1が起動し、トークルーム画面に重畳して表示されるように構成されている。また、端末20Aの音出力部26から、楽曲が音出力される。
また、トーク領域TR11内の向かって右側には、ユーザA.Aを送信元とする、ユーザB.Bが呼び出し音として設定した楽曲が気に入ったことを述べるテキストコンテンツTC31が表示されている。
図3-5右側は、発信先アカウントの端末20Bにおける通話終了後のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、トーク領域TR12には、テキストコンテンツTC11と対応するテキストコンテンツTC13と、テキストコンテンツTC12と対応するテキストコンテンツTC14と、通話処理結果情報CRR32が表示されている。また、その下には、テキストコンテンツTC31と対応するテキストコンテンツTC32が表示され、ユーザB.Bを送信元とする、呼び出し音として設定した楽曲が気に入っていることを述べるテキストコンテンツTC33が表示されている。
通話処理結果情報CRR32の表示構成としては、限定ではなく例として、通話処理結果情報CRR31と同様に構成することができる。また、楽曲再生ボタンPLB2がタップされると、音楽アプリケーションのミニプレイヤーが起動し、トークルーム画面に重畳して表示されるように構成されている。また、端末20Bの音出力部26から、楽曲が音出力される。
<処理>
図3-6は、本実施例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
サーバ10の制御部21は、S130のステップにおいて、通話通知音として楽曲が設定されている場合、着信音(呼び出し音)に関する情報として、限定ではなく例として、楽曲IDを含む通話通知音楽曲情報を送信する。なお、通話通知音楽曲情報には、トラック名・アーティスト名・アルバムアート情報等を含めるようにしてもよい。
端末20Aの制御部21は、通話処理結果情報を表示すると(A150)、表示された通話処理結果情報に基づいて、通話通知音の楽曲を再生するか否かを判定する。限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力に基づいて、楽曲を再生することが選択される場合、端末20Aの制御部21は、楽曲IDを含む楽曲要求情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(A310)。
通信I/F14によって楽曲要求情報を受信する場合、サーバ10の制御部11は、受信した楽曲要求情報から楽曲IDを読み込む。すると、サーバ10の制御部11は、楽曲管理データベース159に基づいて、楽曲IDで指定されるトラックデータURIを探索する。そして、サーバ10の制御部11は、トラックデータURIに基づいて、楽曲ファイルのデータを読み取る。サーバ10の制御部11は、楽曲ファイルのデータを含む楽曲情報を通信I/F14によって端末20Aに送信する(S310)。
通信I/F22によってサーバ10から楽曲情報を受信すると、端末20Aの制御部21は、楽曲再生処理を実行する(A320)。楽曲再生処理において、端末20Aの制御部21は、受信した楽曲情報に基づいて、楽曲を音出力部29に音出力させる。
なお、サーバ10の制御部11は、楽曲情報として、トラックデータURIを送信するようにしてもよい。この場合、楽曲再生処理において、端末20Aの制御部21は、トラックデータURIに基づいて、楽曲ファイルのデータを要求し、受信したデータを音出力させる。
<第3実施例の効果>
本実施例は、チャットルームに表示された通話情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、楽曲(限定ではなく、音情報に基づく音の一例)を再生する制御を制御部によって行うことが端末によって実行される構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、端末のユーザと第1端末の第1ユーザとを含むチャットルームに表示された通話情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、音情報に基づく音を再生して、端末のユーザに聴かせることができる。
<第3変形例(1)>
上記の実施例では、音楽アプリケーションが端末20Aにインストール済みである場合について例示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、端末20Aには、音楽アプリケーションがインストールされていない状態であってもよい。
図3-7は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図3-7左側のトークルーム画面は、図3-5左側と同様の発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例である。
限定ではなく例として、楽曲再生ボタンPLB2がタップされると、限定ではなく例として、図3-7右側のトークルーム画面に表示が遷移する。この画面では、端末20Aに音楽アプリケーションがインストールされていないことに基づいて、アプリ要求通知領域NTR1が表示画面下方からせり上がり表示されるように構成されている。
アプリ要求通知領域NT1には、楽曲を再生するためにアプリケーションのインストールが必要である旨のメッセージと、インストールが要求されるアプリケーション名である「Music App」の文字とが表示されている。その下には、アプリケーションをインストールすることを確認するメッセージと、アプリケーションをインストールするためのインストールボタンSBT3と、インストールせずに中断するためのキャンセルボタンSBT4とが表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによってインストールボタンSBT3がタップされると、端末20Aに音楽アプリケーションがダウンロードされ、インストールされる。
なお、音楽アプリケーションが端末20Aにインストールされていない場合、端末20Aの制御部21は、楽曲再生ボタンPLB2がタップされると、限定ではなく例として、バックグラウンドでWebブラウザを起動し、音楽サイトにアクセスすることで、楽曲を再生するようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
本変形例は、音楽アプリケーション(限定ではなく、設定されたアプリケーションの一例)が端末にダウンロードされていない場合、チャットルームに表示された通話通知音楽曲情報に基づく楽曲再生ボタン(限定ではなく、通話情報の一例)に対するユーザの入力に基づいて、設定されたアプリケーションをダウンロードすることに関する情報を表示部に表示することが端末によって実行される構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、設定されたアプリケーションが端末にダウンロードされていない場合、端末のユーザと第1端末の第1ユーザとを含むチャットルームに表示された通話情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、設定されたアプリケーションを簡単にダウンロードさせることが可能となり、利便性を向上させることができる。
<第3変形例(2)>
上記の実施例では、通話通知音情報として表示される通話通知音楽曲情報は、通話の発信先アカウントと発信元アカウントとのトークルームに表示される例を示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、通話通知音楽曲情報を、通話の当事者以外の第三者に対して共有できるようにようにしてもよい。
図3-8は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図3-8左側のトークルーム画面は、図3-5左側と同様の発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例である。
限定ではなく例として、通話通知音情報NSR31のアートワークAR2がユーザによってタップされると、限定ではなく例として、図3-8中央のトークルーム画面に画面が遷移する。
この画面では、図3-8左側のトークルーム画面に重畳して、通話通知音楽曲情報を表示するための通話通知音楽曲情報表示領域TIR1が表示されるように構成されている。
通話通知音楽曲情報表示領域TIR1には、限定ではなく例として、アートワークAR2が大写しで表示されるように構成されている。その下には、トラック名TN2「スイングMNO」と、アーティスト名TA2「DEFバンド」とが表示されるように構成されている。限定ではなく例として、トラック名TN2がタップされると、この楽曲を含む音楽アルバムの曲目一覧表示に画面が遷移する。また、限定ではなく例として、アーティスト名TA2がタップされると、このアーティスト名を含む音楽アルバム一覧表示に画面が遷移する。
アーティスト名TA2の下には、この楽曲を音楽アプリケーションのお気に入りリストに登録するための「お気に入り登録」の文字で示される楽曲お気に入り登録ボタンSBT5と、この楽曲を通話通知音の着信音に設定するための「着信音に設定」で示される楽曲着信音設定ボタンSBT6と、この楽曲を通話通知音の呼び出し音に設定するための「呼び出し音に設定」の文字で示される楽曲呼び出し音設定ボタンSBT7とが表示されるように構成されている。
また、限定ではなく例として、アートワークAR2の右上側には、この楽曲に関する情報を他のユーザと共有するための楽曲共有ボタンTSB1が表示されるように構成されている。
限定ではなく例として、楽曲共有ボタンTSB1がユーザによってタップされると、共有先のユーザまたはグループを選択するための画面に表示が遷移する。その後、共有先のユーザまたはグループが選択されると、そのユーザまたはグループとのトークルームに、通話通知音楽曲情報表示領域TIR1に表示されている通話通知音楽曲情報が送信される。
図3-8右側のトークルーム画面は、限定ではなく例として、通話通知音楽曲情報の共有先としてユーザC.Cが指定された場合の、ユーザC.Cの端末20Cにおける表示画面の一例である。
この画面では、メッセージングアプリケーションの名称の下には、トークルーム名がユーザA.Aとの一対一トークルームであることを示す「A.A」の文字と、前の画面に戻るための「<」のボタンとが表示されている。その下には、トーク領域TR13が構成されている。
トーク領域TR13内の向かって左側に、ユーザA.Aを送信元とする、共有された通話通知音楽曲情報のコンテンツである楽曲情報共有コンテンツTSC1が表示されている。楽曲情報共有コンテンツTSC1には、限定ではなく例として、アートワークAR2と、トラック名TN2「スイングMNO」と、アーティスト名TA2「DEFバンド」と、楽曲再生ボタンPLB4とが表示されるように構成されている。
楽曲情報共有コンテンツTSC1内の各要素の挙動は、限定ではなく例として、通話通知音情報NSR31における挙動と同様に構成することができる。
また、この例では、トーク領域TR13内の向かって左側に、ユーザA.Aを送信元とする、ユーザA.Aが通話通知音楽曲情報を共有した楽曲がヒットするのではないかと推測したことを述べるテキストコンテンツTC34が表示されている。また、トーク領域TR13内の向かって右側には、ユーザC.Cを送信元とする、通話通知音楽曲情報として共有された楽曲は初聴だが琴線に触れたことを述べるテキストコンテンツTC35が表示されている。
図3-9は、本変形例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
端末20Aの制御部21は、通話処理結果情報を表示させると(A150)、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力に基づいて、通話処理結果情報のうち、通話通知音楽曲情報を他のユーザ(またはグループ)と共有することが選択されたと判断する場合、共有先のアプリケーションID(またはグループID)と、通話通知音楽曲情報を含む楽曲共有要求情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(A330)。ここでは、ユーザB.Bが共有先である例を示す。
通信I/F14によって端末20Aから楽曲共有要求情報を受信すると、サーバ10の制御部11は、受信した楽曲共有要求情報に基づいて、通話通知音楽曲情報を含む楽曲共有情報を通信I/F14によって共有先のアカウントの端末20に送信する(S320)。
通信I/F22によってサーバ10から楽曲共有情報を受信すると、端末20Bの制御部21は、受信した楽曲共有情報を表示部24に表示させる(B310)。
本変形例は、通話情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、少なくとも音情報を送信する制御を制御部によって行うことが端末によって実行される構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、通話情報に対する端末のユーザの入力に基づいて、音情報が送信されるようにすることができる。その結果、限定ではなく例として、送信先(送信先のユーザ)と音情報を共有するといったことが可能となる。
<第3変形例(3)>
第3実施例では、通話通知音として楽曲を設定可能とした。
この実施例についても、限定ではなく例として、第2変形例(2)で説明した通話通知音の個別設定といった各種の内容についても同様に適用可能である。
限定ではなく例として、図2-5や図2-7に示した通話設定画面において、着信音や呼び出し音として楽曲を設定することを可能とし、全員に対して同じ楽曲を設定することを可能とする他、ユーザ別やグループ別に楽曲を設定可能としてもよい。また、図2-5または図2-7の通話設定画面と図3-4の通話設定画面とを組み合わせた通話設定画面を構成してもよい。
また、図3-5,図3-7等では、通話通知音情報として、通話通知音として設定されている楽曲を再生するための楽曲再生ボタンを表示させることとしたが、これを表示させないようにしてもよい。
また、第3実施例と第2変形例(3)とを組み合わせてもよい。限定ではなく例として図3-5,図3-7等のトークルームに表示される通話処理結果情報に、通話ステータス情報や通話通知音変更ボタンは含めるが、通話通知音情報は含めないようにしてもよい。また、通話通知音変更ボタンがタップされたことに基づいて、図3-4の通話設定画面を表示させたり、上記のように図2-5または図2-7の通話設定画面と図3-4の通話設定画面とを組み合わせた通話設定画面を表示させるなどしてもよい。
また、同様に第3実施例と第2変形例(3)とを組み合わせる場合、通話通知音情報の構成要素である通話通知音楽曲情報(限定ではなく例として、アートワーク、トラック名、アーティスト名等)は表示させないが、楽曲再生ボタンは表示させるようにしてもよい。この場合、概念的には、通話通知音情報の構成要素を通話通知音楽曲情報とし、この通話通知音情報(=通話通知音楽曲情報)を通話処理結果情報に含めないようにすることができる。そして、限定ではなく例として、通話通知音が誰のものであるかを示す情報(限定ではなく例として、「ユーザ~の呼び出し音」、「ユーザ~の着信音」等の文字)と、楽曲再生ボタンと、通話通知音変更ボタンとを通話処理結果情報に含めて、これらの情報をトークルームに表示させるようにすることができる。
<第4実施例>
上記の実施例では、送信元アカウントの端末20と、送信先アカウントの端末20とにおいて、同じ通話通知音情報を表示することとした。
第4実施例は、送信元アカウントの端末20と、送信先アカウントの端末20とにおいて、異なる通話通知音情報を表示することを可能にする実施例である。
第4実施例に記載の内容は、他の各実施例や他の各変形例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
<表示画面>
図4-1は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図4-1左側のトークルーム画面は、限定ではなく例として、図3-4右側の設定画面において、トラック名「スイングMNO」の楽曲がユーザB.Bの呼び出し音として設定され、また、トラック名「JKLロックンロール」の楽曲がユーザB.Bの着信音として設定された場合の、図2-1左側と対応する発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例である。この画面では、通話処理結果情報CRR41において、通話通知音情報として通話通知音情報NSR41が表示されるように構成されている。
通話通知音情報NSR41には、表示している通話通知音が発信先アカウントであるユーザB.Bの呼び出し音であることを示す表示の他、通話通知音楽曲情報であるアートワークAR2と、トラック名TN2「スイングMNO」と、アーティスト名TA2「DEFバンド」と、この楽曲を再生させるための楽曲再生ボタンPLB1とが表示されるように構成されている。
なお、通話通知音情報NSR41における、アートワークAR2と、トラック名TN2と、アーティスト名TA2と、楽曲再生ボタンPLB1との構成要素のうち、全ての構成要素を表示させるようにしてもよいし、一部の構成要素(限定ではなく例として、トラック名TN2と楽曲再生ボタンPLB1)のみを表示させるようにしてもよい。
また、通話通知音情報NSR41には、他の構成要素(限定ではなく例として、楽曲の長さやリリース年等)を加えて表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
他の通話通知音情報においても同様である。
一方、図4-1右側のトークルーム画面は、限定ではなく例として、図3-4右側の設定画面において、トラック名「スイングMNO」の楽曲がユーザB.Bの呼び出し音として設定され、また、トラック名「JKLロックンロール」の楽曲がユーザB.Bの着信音として設定された場合の、発信先アカウントの端末20Bにおける通話終了後のトークルーム画面の一例である。この画面では、通話処理結果情報CRR42において、通話通知音情報として、通話通知音情報NSR41とは異なる通話通知音情報NSR42が表示されるように構成されている。
通話通知音情報NSR42には、表示している通話通知音が発信先アカウントであるユーザB.Bの着信音であることを示す表示の他、通話通知音楽曲情報であるアートワークAR1と、トラック名TN1「JKLロックンロール」と、アーティスト名TA1「ABCパンクロッカー」と、この楽曲を再生させるための楽曲再生ボタンPLB2とが表示されるように構成されている。
<処理>
処理については、限定ではなく例として、図1-11のS130のステップにおいて、サーバ10の制御部11は、通話処理結果情報として、送信元アカウントの端末20と、送信先アカウントの端末20とに異なる通話通知音情報を送信することで実現することができる。
限定ではなく例として、通話通知音情報の種別が呼び出し音と着信音とである場合、各端末20に送信される通話通知音情報は、以下の4種類とすることができる。
(A)発信元アカウントの呼び出し音
(B)発信先アカウントの呼び出し音
(C)発信元アカウントの着信音
(D)発信先アカウントの着信音
この場合、発信元アカウントの端末20に送信される通話通知音情報と、発信先アカウントの端末20に送信される通話通知音情報との組み合わせを図4-2に示す。
発信元アカウントの端末20に送信される通話通知音情報は(A)~(D)の4種類であり、発信先アカウントの端末20に送信される通話通知音情報は(A)~(D)の4種類であるため、通話通知音情報の送信方法は4×4=16通りの組み合わせをとる。この表において、表示パターンの項目には上記の(A)~(D)の組み合わせ方法を、発信元アカウントの端末20の項目には発信元アカウントの端末20に送信される通話通知音情報の内容を、発信先アカウントの端末20の項目には発信先アカウントの端末20に送信される通話通知音情報の内容を、それぞれ示している。
なお、通話通知音情報の種別が「N」(「N」は自然数)通り存在する場合、発信元アカウントの端末20に送信される通話通知音情報と、発信先アカウントの端末20に送信される通話通知音情報との組み合わせは「2Nの2乗」通り発生する。
<第4実施例の効果>
本実施例は、音情報は、端末のユーザと第1端末の第1ユーザとで異なる情報を含む構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、端末のユーザと第1端末の第1ユーザとで異なる情報を含む音情報を、端末のユーザと第1端末の第1ユーザとを含むチャットルームに表示して、端末のユーザに知らせることができる。
また、本実施例は、端末に表示されたチャットルームは、第1ユーザによって設定された呼び出し音に関する情報を音情報として表示し、第1端末に表示されたチャットルームは、第1ユーザによって設定された着信音に関する情報を音情報として表示する構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、第1端末の第1ユーザによって設定された呼び出し音に関する情報を、端末に表示されたチャットルームに表示して端末のユーザに知らせることができる。その一方で、第1ユーザによって設定された着信音に関する情報を、第1端末に表示されたチャットルームに表示して、第1端末の第1ユーザに知らせることができる。つまり、発信元のユーザは発信先のユーザが設定した呼び出し音に関する情報を知ることができる一方、発信先のユーザは自分が設定した着信音に関する情報を確認することができ、両者の利便性を向上させることができる。
また、本実施例は、端末に表示されたチャットルームは、ユーザによって設定された着信音、または呼び出し音に関する情報を音情報として表示し、第1端末に表示されたチャットルームは、第1ユーザによって設定された着信音、または呼び出し音に関する情報を音情報として表示する構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、端末のユーザによって設定された着信音、または呼び出し音に関する情報を、端末に表示されたチャットルームに表示して端末のユーザに知らせることができる。その一方で、第1ユーザによって設定された着信音、または呼び出し音に関する情報を、第1端末に表示されたチャットルームに表示して、第1端末の第1ユーザに知らせることができる。その結果、両者の利便性を向上させることができる。
<第4変形例(1)>
上記の実施例では、端末20では、通話処理結果情報における通話通知音情報として、現在設定されている着信音または呼び出し音に関する情報を表示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、着信音または呼び出し音がデフォルト設定から変更されていない場合、通話通知音の変更を促す表示を行うようにしてもよい。
図4-3は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図4-3左側のトークルーム画面は、限定ではなく例として、発信元アカウントの端末20Aと、発信先アカウントの端末20Bとにおいて、通話通知音が初期設定から変更されていない(設定されていない)場合の、図2-1左側と対応する発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例である。この画面では、通話処理結果情報CRR43において、通話通知音情報として通話通知音情報NSR43が表示されるように構成されている。また、通話の呼び出し中に発信元アカウントの端末20Aにおいて通話をキャンセルしたことに基づいて、通話ステータス情報CSR41には、「キャンセル」の文字が表示されている。
通話通知音情報NSR43には、通話通知音情報としてユーザB.Bの呼び出し音が初期設定音である「システム音01」に設定されていることが表示されている。また、発信元アカウントの端末20Aにおいて、通話通知音が初期設定から変更されていないことに基づいて、通話通知音の変更を促す「好きな音楽に変えてみよう」の文字が表示されている。
一方、図4-3右側のトークルーム画面は、上記の場合と対応する、発信先アカウントの端末20Bにおける通話終了後のトークルーム画面の一例である。この画面では、通話処理結果情報CRR44において、通話通知音情報として通話通知音情報NSR44が表示されるように構成されている。また、通話の着信中に発信元アカウントの端末20Aにおいて通話をキャンセルしたことに基づいて、通話ステータス情報CSR42には、「不在着信」の文字が表示されている。
通話通知音情報NSR44には、通話通知音情報としてユーザB.Bの着信音が初期設定音である「システム音02」に設定されていることが表示されている。また、発信元アカウントの端末20Bにおいて、通話通知音が初期設定から変更されていないことに基づいて、通話通知音の変更を促す「好きな音楽に変えてみよう」の文字が表示されている。
また、通話処理結果情報CRR44の下には、トーク領域TR12内の向かって右側に、ユーザB.Bを送信元とする、周囲が喧しいために通話の着信音に気が付かなかったことを述べるテキストコンテンツTC41と、着信音にふさわしい楽曲をユーザA.Aに尋ねることを述べるテキストコンテンツTC42とが表示されている。
図4-4は、本変形例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
端末20Aの制御部21は、通話処理結果情報を表示させると(A150)、通話通知音の設定を初期設定から変更したか否かを判定する(A410)。なお、端末20Aの制御部21は、通話通知音の設定が、通話通知音登録データ155に登録されている通話通知音IDから楽曲IDに変更されているか否かを判定するようにしてもよい。また、本判定に先んじて、端末20Aの制御部21は、サーバ10から現在の設定状況を受信するようにしてもよい。
通話通知音の設定が初期設定から変更されていないと判定した場合(A410:NO)、端末20Aの制御部21は、通話通知音の設定変更を促すための通話通知音設定促進情報を表示部24に表示させる。なお、A410のステップをA150のステップに先んじて実行することで、端末20Aの制御部21は、通話処理結果情報と共に通話通知音設定促進情報を表示部24に表示させるようにしてもよい。
限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力に基づいて、通話通知音の設定を変更することが選択される場合、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力に基づいて、通話通知音設定情報を取得し、通信I/F22によってサーバ10に送信する(A430)。
通話通知音の設定が初期設定から変更されていると判定した場合(A410:YES)、端末20Aの制御部21は、A420,A430のステップをスキップする。
端末20Bの制御部21は、A410~A430のステップと同様に、B410~B430のステップを実行する。
通信I/F14によって端末20から通話通知音設定情報を受信したと判定される場合(S410:YES)、サーバ10の制御部21は、受信した通話通知音設定情報に基づいて、通話通知音設定処理を実行する(S420)。通話通知音設定情報を受信しないと判定される場合(S410:NO)、サーバ10の制御部21は、処理を終了させる。
なお、通話通知音の設定が期設定から変更されている(または通話通知音IDから楽曲IDに変更されている)か否かの判定をサーバ10の制御部11において実行するようにしてもよい。この場合、サーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、通話通知音の設定が期設定から変更されていないと判定したアカウントの端末20に、通話通知音設定促進情報を送信する。そして、端末20の制御部21は、通話通知音促進情報を受信すると、表示部24に表示させる。
また、送信元アカウントの端末20では、送信先アカウントの端末20において、通話通知音の設定が初期設定から変更されていない場合、通話通知音促進情報を表示部24に表示させるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。送信先アカウントの端末20では、送信元アカウントの端末20において、通話通知音の設定が初期設定から変更されていない場合、通話通知音促進情報を表示部24に表示させるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
本変形例は、通話情報は、音情報が設定されている場合、音情報を含み、音情報が設定されていない場合、音情報を設定することに関する情報を含む構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、音情報が設定されている場合は、音情報を表示して、端末のユーザに知らせることができる。それに対し、音情報が設定されていない場合は、音情報を設定することに関する情報を表示して、音情報を設定するよう端末のユーザに促したり、音情報を端末のユーザに設定させるなどすることができる。
<第4変形例(2)>
上記の実施例では、端末20では、通話処理結果情報における通話通知音情報として、現在設定されている着信音または呼び出し音に関する情報を表示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、着信音または呼び出し音がデフォルト設定から変更されていない場合、通話処理結果情報に通話通知音情報を表示させないようにしてもよい。
この場合、表示画面としては、限定ではなく例として、図4-3左側のトークルーム画面において、通話処理結果情報CRR43には、通話ステータス情報CSR41のみが表示されるように構成することができる。なお、通話処理結果情報CRR43に、通話ステータス情報CSR41と通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成するようにしてもよい。
一方、図4-3右側のトークルーム画面において、通話処理結果情報CRR44には、通話ステータス情報CSR42のみが表示されるように構成することができる。なお、通話処理結果情報CRR44に、通話ステータス情報CSR42と通話通知音変更ボタンSCB31とが表示されるように構成するようにしてもよい。
<第4変形例(3)>
第4実施例や第4変形例に、第2変形例(2)の内容を適用することも可能である。また、第4変形例(2)で示したように、第2変形例(3)の内容を適用することも可能である。
<第5実施例>
上記の実施例では、端末20において、通話処理結果情報として、通話ステータス情報と通話通知音情報とを常に表示していた。
第5実施例は、通話間の時間間隔に基づいて、通話処理結果情報に通話通知音情報を表示させないようにすることを可能にする実施例である。
第5実施例に記載の内容は、他の各実施例や他の各変形例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
<表示画面>
図5-1は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図5-1左側は、発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、トーク領域TR11には、テキストコンテンツTC11とテキストコンテンツTC12とに加えて、ユーザB.Bに対して通話を発信したことに基づいて、通話処理結果情報CRR51と通話処理結果情報CRR52とが表示されている。
通話処理結果情報CRR52には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR52と、通話通知音情報NSR51と、通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成されている。
一方、通話処理結果情報CRR51には、限定ではなく例として、通話処理結果情報CRR51の送信時刻「17時6分」と、通話処理結果情報CRR52の送信時刻「17時10分」との間隔が所定の間隔(限定ではなく例として、「60分」)より短いことに基づいて、通話通知音情報NSR51と、通話通知音変更ボタンSCB11とは表示されないように構成されている。なお、通話処理結果情報CRR51に、通話ステータス情報CSR51と、通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成してもよいし、そうしなくてもよい。
なお、通話処理結果情報CRR52が未表示である「17時10分」より前のトークルーム画面では、通話処理結果情報CRR51には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR51と、通話通知音情報NSR51と、通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成されている。
図5-1中央は、図5-1左側のトークルーム画面において、更に発信先アカウントの端末20Bに通話を発信し、その通話が終了した後の発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、トーク領域TR11には、テキストコンテンツTC11とテキストコンテンツTC12に加えて、ユーザB.Bに対して通話を発信したことに基づいて、通話処理結果情報CRR51と通話処理結果情報CRR52と通話処理結果情報CRR53とが表示されている。
通話処理結果情報CRR53には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR53と、通話通知音情報NSR51と、通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成されている。
一方、通話処理結果情報CRR52には、限定ではなく例として、通話処理結果情報CRR52の送信時刻「17時10分」と、通話処理結果情報CRR53の送信時刻「17時13分」との間隔が所定の間隔(限定ではなく例として、「60分」)より短いことに基づいて、通話通知音情報NSR51と、通話通知音変更ボタンSCB11とは表示されないように構成されている。
図5-1右側は、図5-1中央のトークルーム画面において、しばらく時間をおいた後、発信先アカウントの端末20Bに通話を発信し、その通話が終了した後の発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、トーク領域TR11には、ユーザB.Bに対して通話を発信したことに基づいて、通話処理結果情報CRR52と通話処理結果情報CRR53と通話処理結果情報CRR54とが表示されている。
通話処理結果情報CRR53には、限定ではなく例として、通話処理結果情報CRR53の送信時刻「17時13分」と、通話処理結果情報CRR53の送信時刻「19時22分」との間隔が所定の間隔(限定ではなく例として、「60分」)より長いことに基づいて、通話ステータス情報CSR53と、通話通知音情報NSR51と、通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成されている。
また、通話処理結果情報CRR54には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR54と、通話通知音情報NSR51と、通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成されている。
<処理>
図5-2は、本実施例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
サーバ10の制御部11は、通話処理を終了すると(S120)、限定ではなく例として、前回の通話処理における通話終了時刻と、今回の通話処理における通話終了時刻の時間間隔を算出する。そして、通話間の時間間隔が設定時間(限定ではなく例として、「60分」)より短いか否かを判定する(S510)。なお、サーバ10の制御部11は、通話間の時間間隔が設定時間以内であるか否かを判定するようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
通話間の時間間隔が設定時間より短いと判定される場合(S510:YES)、サーバ10の制御部11は、前回の通話処理における通話処理結果情報を簡略化した簡略通話処理結果情報を通信I/F14によって通話の発信先アカウントの端末20Bと発信元アカウントの端末20Aとに送信する(S520)。簡略通話処理結果情報には、限定ではなく例として、通話ステータス情報が含まれる。
通話間の時間間隔が設定時間と等しい、または長いと判定される場合(S510:NO)、サーバ10の制御部11は、S520のステップをスキップする。
通話処理結果情報を送信すると(S130)、サーバ10の制御部11は、処理を終了させるか否かを判定する(S530)。処理を終了させる場合には、限定ではなく例として、トークルーム内の端末20から処理を終了させることが選択される場合等が挙げられる。処理を終了させると判定される場合(S530:YES)、サーバ10の制御部11は、処理を終了させる。そうでない場合(S530:NO)、サーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、S110のステップに処理を戻す。
通信I/F22によってサーバ10から簡略通話処理結果情報を受信したと判定される場合(A510:YES)、端末20Aの制御部21は、受信した簡略通話処理結果情報を、限定ではなく例として、前回の通話と対応する通話処理結果情報に上書きし、表示部24に表示させる(A520)。
簡略通話処理結果情報を受信しないと判定される場合(A520:NO)、端末20Aの制御部21は、A520のステップをスキップする。
通話処理結果情報を表示させると(A150)、端末20Aの制御部21は、処理を終了させるか否かを判定する(A530)。処理を終了させる場合には、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力に基づいて、メッセージングアプリケーションを終了させることが選択される場合等が挙げられる。処理を終了させると判定される場合(A530:YES)、端末20Aの制御部21は、処理を終了させる。そうでない場合(A530:NO)、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、A110のステップに処理を戻す。
端末20Bにおいても同様である。
なお、本フローチャートでは、最新の通話処理結果情報に必ず通話通知音情報を含む例を示したが、これに限定されない。通話間の時間間隔が設定時間より短いと判定される場合(S510:YES)、サーバ10の制御部11は、今回の通話処理における通話処理結果情報を簡略化した簡略通話処理結果情報を通信I/F14によって通話の発信先アカウントの端末20Bと発信元アカウントの端末20Aとに送信するようにしてもよい。この場合、サーバ10の制御部11は、S130のステップをスキップする。また、端末20Aの制御部21は、受信した簡略通話処理結果情報を、限定ではなく例として、今回の通話における通話処理結果情報として表示部24に表示させる。
<第5実施例の効果>
本実施例は、少なくともユーザと第1ユーザとによる第1通話に関連する第1通話情報と、少なくともユーザと第1ユーザとによる第2通話に関連する第2通話情報とをチャットルームに表示する制御を制御部によって行うことが端末によって実行され、第1通話情報と、第2通話情報とは、第1通話と第2通話とに基づく時間間隔が設定された間隔よりも短い場合、第1通話情報と第2通話情報とのうちのいずれか一つに音情報が含まれ、第1通話と第2通話とに基づく時間間隔が設定された間隔よりも長い場合、第1通話情報と第2通話情報とに音情報が含まれる構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、第1通話と第2通話とに基づく時間間隔が設定された間隔よりも短い場合、第1通話情報と第2通話情報とのうちのいずれか一つに音情報が含まれるようにすることで、第1通話と第2通話とのうちのいずれか一つに関連する音情報を、端末のユーザに知らせることができる。つまり、限定ではなく例として、それほど間を置かずに2回通話が行われたような場合(頻繁に通話が行われるような場合)は、いずれか一方の通話について音情報の表示を省略して、端末のユーザが煩わしさを感じないようにすることができる。
それに対し、第1通話と第2通話とに基づく時間間隔が設定された間隔よりも長い場合は、第1通話情報と第2通話情報とに音情報が含まれるようにすることで、第1通話と第2通話との両方に関連する音情報を、端末のユーザに知らせることができる。つまり、限定ではなく例として、ある程度の間を置いて2回通話が行われたような場合は、上記とは異なり、音情報の表示を省略しないようにすることができる。
<第5変形例(1)>
上記の実施例では、サーバ10において、通話処理結果情報に通話通知音情報を含めるか否かを判定したが、これに限定されない。限定ではなく例として、端末20において判定するようにしてもよい。
この場合、限定ではなく例として、端末20Aの制御部21は、通話処理結果情報を受信すると、限定ではなく例として、前回の通話処理における通話処理結果情報の送信時刻と、今回の通話処理における通話処理結果情報の送信時間の間隔を算出する。そして、送信時刻間の間隔が設定時間(限定ではなく例として、「60分」)より短いか否かを判定する。なお、端末20Aの制御部21は、、送信時刻間の間隔が設定時間以内であるか否かを判定するようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
送信時刻間の間隔が設定時間より短いと判定される場合、端末20Aの制御部21は、前回の通話処理における通話処理結果情報のうち、通話通知音情報を非表示とする。そして、端末20Aの制御部21は、今回の通話処理における通話処理結果情報を通話通知音情報を含む形で表示部24に表示させる。
端末20Bにおいても同様である。
<第5変形例(2)>
上記の実施例では、通話通知音情報を通話処理結果情報内に表示させることとしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、通話通知音情報を独立させ、限定ではなく例として、トークルーム内のシステムメッセージとして表示させるようにしてもよい。
図5-3は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図5-3左側は、発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、トーク領域TR11には、テキストコンテンツTC11とテキストコンテンツTC12とに加えて、ユーザB.Bに対して通話を発信したことに基づいて、通話処理結果情報CRR51が表示されている。また、トーク領域TR11には、通話処理結果情報CRR51に基づく通話通知音情報である通話通知音コンテンツ領域SMR51が加えて表示されるように構成されている。通話通知音コンテンツ領域SMR51は、トークルーム内の中央に沿って表示されるように構成され、この通話通知音コンテンツがシステムメッセージ(サーバ10から自動的に送信されるメッセージ)であることを示している。
通話処理結果情報CRR51には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR51のみが表示されるように構成されている。また、通話通知音コンテンツ領域SMR51には、限定ではなく例として、通話通知音情報NSR51と通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成されている。
図5-3中央は、図5-3左側のトークルーム画面において、更に発信先アカウントの端末20Bに通話を発信し、その通話が終了した後の発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、トーク領域TR11には、テキストコンテンツTC11とテキストコンテンツTC12に加えて、ユーザB.Bに対して通話を発信したことに基づいて、通話処理結果情報CRR51と通話処理結果情報CRR52と通話通知音コンテンツ領域SMR52とが表示されている。
通話処理結果情報CRR51には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR51のみが表示されるように構成されている。通話処理結果情報CRR52には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR52のみが表示されるように構成されている。
また、通話通知音コンテンツ領域SMR52には、限定ではなく例として、通話通知音情報NSR51と通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成されている。
図5-3右側は、図5-3中央のトークルーム画面において、更に発信先アカウントの端末20Bに通話を発信し、その通話が終了した後の発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、トーク領域TR11には、テキストコンテンツTC11とテキストコンテンツTC12に加えて、ユーザB.Bに対して通話を発信したことに基づいて、通話処理結果情報CRR51と通話処理結果情報CRR52と通話処理結果情報CRR53と通話通知音コンテンツ領域SMR53とが表示されている。
通話処理結果情報CRR51には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR51のみが表示されるように構成されている。また、通話処理結果情報CRR52には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR52のみが表示されるように構成されている。また、通話処理結果情報CRR53には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR53のみが表示されるように構成されている。
一方、通話通知音コンテンツ領域SMR53には、限定ではなく例として、通話通知音情報NSR51と通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成されている。
本変形例では、通話通知音コンテンツ領域に通話通知音情報に関する表示をまとめることで、頻繁に通話が行われる場合においてもユーザが通話通知音を容易に把握することができる。
<第5変形例(3)>
上記の実施例や変形例に、第2変形例(2)や第2変形例(3)を適用してもよい。
限定ではなく例として、第2変形例(3)を適用する場合、限定ではなく例として図5-1,図5-3等のトークルームに表示される通話処理結果情報のうち、通話通知音情報を含めて表示させるものについて、通話ステータス情報や通話通知音変更ボタンは表示させるが、通話通知音情報は表示させないようにしてもよい。
<第5変形例(4)>
本変形例は、メッセージングアプリケーションにおけるブロック機能を用いる場合における、通話処理結果情報についての表示例である。ユーザは、ブロック機能を用いることで、任意のユーザまたはグループとの関係を保ったまま(友だち登録の解除やグループ脱退無しに)、そのユーザまたはグループから送信されるメッセージ(コンテンツ)を受け取らない状態にすることができる。
図5-4は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図5-4左側は、発信先アカウントの端末20Dにおける、ユーザA.Aをブロックした場合のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、アプリ内位置表示領域には、トークルーム名がユーザA.Aとの一対一トークルームであることを示す「A.A」の文字と、前の画面に戻るための「<」のボタンとが表示されている。トーク領域TR51内の向かって右側には、ユーザD.Dを送信元とする、ユーザA.Aに別れ話を切り出すことを述べるテキストコンテンツTC51が表示されている。その下には、限定ではなく例として、端末20Dの入出力部23に対する入力に基づいて、ユーザA.Aからのメッセージをブロックする設定を実行したことを示すシステムメッセージであるブロック通知領域BNR51が表示されている。
限定ではなく例として、ブロック設定が実行された後、トーク領域TR51内にはユーザA.Aから送信されるメッセージ(コンテンツ)は非表示となる。そのため、発信元アカウントの端末20Aから発信先アカウントの端末20Dに通話を開始する場合、端末20Dにおいて着信表示は表示されず、着信音は音出力されない。
図5-4右側は、発信元アカウントの端末20Aにおける、ユーザD.DによってユーザA.Aがブロックされた後、通話を試みた場合のトークルーム画面の一例を示す図である。
この例では、アプリ内位置表示領域には、トークルーム名がユーザD.Dとの一対一トークルームであることを示す「D.D」の文字と、前の画面に戻るための「<」のボタンとが表示されている。トーク領域TR52内の向かって左側には、テキストコンテンツTC51と対応するテキストコンテンツTC52が表示されている。トーク領域TR52には、ブロックされたことをユーザA.Aに悟られることを防止するために、ブロック通知領域BNR51が表示されていない。
また、トーク領域TR51内の向かって右側には、ユーザA.Aを送信元とする、ユーザD.Dに謝罪の意を表することを述べるテキストコンテンツTC53と、ユーザD.Dとの再会を懇願することを述べるテキストコンテンツTC54とが表示されている。
その下には、ユーザD.Dに対して通話を発信したことに基づいて、通話処理結果情報CRR55が表示されている。通話処理結果情報CRR55には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR55と、通話通知音情報NSR52と、通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成されている。
通話通知音情報NSR52には、表示している通話通知音が発信先アカウントであるユーザD.Dの呼び出し音であることを示す表示の他、通話通知音楽曲情報として、アートワークAR4と、トラック名TN4「XYZのレクイエム」と、アーティスト名TA4「グループUVW」とが表示されるように構成されている。また、通話通知音情報NSR52には、通話通知音として設定されている楽曲を再生するための楽曲再生ボタンPLB1が表示されるように構成されている。
通話処理結果情報CRR55の表示内容はブロック設定前と同様であり、ユーザA.AはユーザD.Dからブロックされていることを認知することができない。
なお、上記の例とは異なり、ブロック設定後には通話処理結果情報の表示内容が変更されるようにしてもよい。
図5-5は、この場合において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図5-5左側は、図5-4左側と同様の、発信先アカウントの端末20Dにおける、ユーザA.Aをブロックした場合のトークルーム画面の一例を示す図である。
図5-5右側は、図5-4右側と同様の、発信元アカウントの端末20Aにおける、ユーザD.DによってユーザA.Aがブロックされた後、通話を試みた場合のトークルーム画面の一例を示す図である。
この画面では、ユーザD.Dに対して通話を発信したことに基づいて、通話処理結果情報CRR56が表示されている。通話処理結果情報CRR56には、限定ではなく例として、通話ステータス情報CSR55と、通話通知音変更ボタンSCB11とが表示されるように構成されている。通話処理結果情報CRR56には、ユーザD.Dに関する通話通知音情報NSR52が表示されないため、ユーザD.Dの設定状況に関する情報がブロック設定を行った相手に漏れることを防ぐことができる。
本変形例は、通話情報は、端末のユーザがユーザD.D(限定ではなく、第1端末の第1ユーザの一例)にブロックされた場合であっても、音情報を含む構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、端末のユーザが第1端末の第1ユーザにブロックされた場合であっても、音情報を表示させることができる。その結果、限定ではなく例として、第1端末の第1ユーザにブロックされていることが端末のユーザに知られないようにするといったことが可能となる。
また、本変形例は、通話情報は、端末のユーザが第1端末の第1ユーザにブロックされた場合、音情報を含まない構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、端末のユーザが第1端末の第1ユーザにブロックされた場合、音情報が表示されないようにすることができる。その結果、限定ではなく例として、第1端末の第1ユーザが設定している音情報が端末のユーザに知られないようにするといったことが可能となる。
<第6実施例>
上記の実施例では、通話通知音が単一の通知音または楽曲である場合について説明した。
第6実施例は、通話通知音が2以上の通知音および/または楽曲の組み合わせである場合の実施例である。
第6実施例では通知音および/または楽曲の組み合わせ方法として、限定ではなく例として、第3実施例で述べた音楽アプリケーションにおけるプレイリストを用いる場合について説明する。
第6実施例に記載の内容は、他の各実施例や他の各変形例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
<表示画面>
図6-1は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図6-1左側のトークルーム画面は、限定ではなく例として、図3-4右側の設定画面において、所定のプレイリスト(この例では、「B.Bのプレイリスト」)がユーザB.Bの呼び出し音として設定された場合の、図3-5左側と対応する発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例である。この画面では、通話処理結果情報CRR61において、通話通知音情報として通話通知音情報NSR61が表示されるように構成されている。
通話通知音情報NSR31には、表示している通話通知音が発信先アカウントであるユーザB.Bの呼び出し音であることを示す表示の他、通話通知音楽曲情報として、プレイリストに登録されている楽曲のアートワークをまとめたアートワークサムネイルPLJ1と、プレイリストタイトルPLT1とが表示されるように構成されている。アートワークサムネイルPLJ1には、限定ではなく例として、タイトル「B.Bのプレイリスト」に登録されている楽曲のアートワークAR1~AR4がサムネイル表示されるように構成されている。
なお、通話通知音としてプレイリストが設定されている場合、音出力させる内容としては、以下のような例が挙げられる。
・プレイリスト内の楽曲を順番に再生
・プレイリスト内の楽曲をランダムに選択して再生
・プレイリスト内の楽曲を順番に設定時間(限定ではなく例として、「15秒間」)ずつ冒頭から再生
・プレイリスト内の楽曲を順番に設定時間(限定ではなく例として、「15秒間」)ずつサビのフレーズから再生
・プレイリスト内の楽曲をランダムに設定時間(限定ではなく例として、「15秒間」)ずつ冒頭から再生
・プレイリスト内の楽曲をランダムに設定時間(限定ではなく例として、「15秒間」)ずつサビのフレーズから再生
また、ユーザA.Aの着信音として「A.Aのプレイリスト」が設定されている場合、通話通知音情報NSR31に、表示している通話通知音が発信元アカウントであるユーザA.Aの着信音であることを示す表示の他、通話通知音楽曲情報として、「A.Aのプレイリスト」に登録されている楽曲のアートワークをまとめたアートワークサムネイルと、プレイリストタイトル「A.Aのプレイリスト」とが表示されるように構成されるようにしてもよい。
また、アカウント管理データベース157Cにおけるプレイリスト管理データの楽曲IDとして、楽曲IDおよび/または通話通知音IDを設定できるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
限定ではなく例として、アートワークサムネイルPLJ1またはプレイリストタイトルPLT1がユーザによってタップされると、限定ではなく例として、限定ではなく例として、図6-1中央のトークルーム画面に表示が遷移する。
この画面では、図6-1左側のトークルーム画面に重畳して、プレイリストに関する情報を表示するためのプレイリスト情報表示領域PIR1が表示されるように構成されている。
プレイリスト情報表示領域PIR1には、限定ではなく例として、プレイリストのタイトルである「B.Bのプレイリスト」の文字が表示されるように構成されている。タイトルの下には、このプレイリストに登録されている楽曲情報が曲順ナンバーに準じて表示されるように構成されている。この例では、個別の楽曲情報として、限定ではなく例として、アートワークと、トラック名と、アーティスト名とが表示されるように構成されている。限定ではなく例として、トラック名がタップされると、その楽曲を含む音楽アルバムの曲目一覧表示に画面が遷移する。また、限定ではなく例として、アーティスト名がタップされると、そのアーティスト名を含む音楽アルバム一覧表示に画面が遷移する。
プレイリスト情報表示領域PIR1の下部には、このプレイリストに従って順番に楽曲を再生させるためのプレイリスト再生ボタンPPB1が表示されるように構成されている。限定ではなく例として、プレイリスト再生ボタンPPB1がユーザによってタップされると、ミニプレイヤーが起動し、プレイリストに沿って楽曲を再生させる。
限定ではなく例として、ユーザによってアートワークAR2がタップされると、限定ではなく例として、図6-1右側のトークルーム画面に画面が遷移する。この画面では、図6-1左側のトークルーム画面に重畳して、通話通知音楽曲情報を表示するための通話通知音楽曲情報表示領域TIR1が表示されるように構成されている。通話通知音楽曲情報表示領域TIR1内の表示内容については、限定ではなく例として、図3-7中央のトークルーム画面における通話通知音楽曲情報表示領域TIR1内の表示内容と同様に構成することができる。
<処理>
処理については、限定ではなく例として、図3-6のフローチャートに従って実行することができる。この場合、サーバ10の制御部11は、通話処理結果情報における通話通知音楽曲情報として、限定ではなく例として、アカウント管理データベース157Cで管理されるプレイリスト管理データを送信する。
<第6実施例の効果>
本実施例は、音情報は、端末のユーザ、または第1端末の第1ユーザによって設定されたプレイリストの情報を含む構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、音情報として、端末のユーザ、または第1端末の第1ユーザによって設定されたプレイリストの情報を表示して、端末のユーザに知らせることができる。
<第6変形例(1)>
上記の実施例では、通知音および/または楽曲の組み合わせ方法として、プレイリストについて例示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、通知音および/または楽曲の組み合わせ方法として、過去の発着信における通話通知音の履歴リストを用いるようにしてもよい。
図6-2は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図6-2左側のトークルーム画面は、発信元アカウントの端末20Aにおける通話終了後のトークルーム画面の一例である。
この画面では、通話処理結果情報CRR62において、通話通知音情報として通話通知音情報NSR31が表示されるように構成されている。通話通知音情報NSR31には、表示している通話通知音が発信先アカウントであるユーザB.Bの呼び出し音であることを示す表示の他、通話通知音楽曲情報として、ユーザB.Bが呼び出し音として設定したトラック名TN2「スイングMNO」の楽曲の情報が表示されるように構成されている。
通話通知音情報NSR31の上下には、端末20Aが受信した通話処理結果情報における通話通知音情報の履歴を遡るための履歴バックボタンHBT2と、履歴を進めるための履歴フォワードボタンHBT1とが表示されるように構成されている。この画面では、通話処理結果情報CRR62には、最新の履歴である通話通知音情報NSR31が表示されていることに基づいて、履歴フォワードボタンHBT1はグレーアウトの表示態様で表示され、機能が無効化されている。
限定ではなく例として、履歴バックボタンHBT2が履ユーザによってタップされると、限定ではなく例として、図6-2中央のトークルーム画面に表示が遷移する。
この画面では、通話処理結果情報CRR62において、通話通知音情報としてユーザA.Aが一つ前の通話において受信した通話通知音情報NSR52が表示されるように構成されている。通話通知音情報NSR52には、表示している通話通知音が一つ前の通話における発信先アカウントであるユーザD.Dの呼び出し音であることを示す表示の他、通話通知音楽曲情報として、ユーザD.Dが呼び出し音として設定したトラック名TN4「XYZのレクイエム」の楽曲の情報が表示されるように構成されている。
通話通知音情報NSR52の上下には、履歴バックボタンHBT2と、履歴フォワードボタンHBT1とが表示されるように構成されている。この画面では、履歴フォワードボタンHBT1はグレーアウトの表示態様が解除され、機能が有効化されている。
なお、通話通知音情報の履歴は、発信先アカウントごとに切り替わるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。また、通話の発信と着信とで履歴を分けて表示させるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
限定ではなく例として、通話通知音変更ボタンSCB11がタップされると、限定ではなく例として、図6-2右側の通話設定画面に遷移する。この画面では、この画面では、限定ではなく例として、中央部分に通話通知音提案表示領域SCR51がポップアップ表示されるように構成されている。
通話通知音提案表示領域SCR51には、通話通知音情報NSR52における、発信先アカウントであるユーザD.Dの呼び出し音がトラック名TN4「XYZのレクイエム」の楽曲に設定されているという情報に基づいて、同様の設定に変更するか否かの確認用表示が表示されるように構成されている。
また、その下には、提案された内容に基づいて、通話通知音の設定を変更するための通話通知音変更ボタンSBT8と、通話通知音の設定を変更しないためのキャンセルボタンSBT9とが表示されるように構成されている。
限定ではなく例として、通話通知音変更ボタンSBT8がタップされると、限定ではなく例として、通話設定画面が表示され、通話通知音提案表示領域SCR51において通話通知音変更ボタンSBT8がタップされたことにより、現在呼び出し音として設定されている通話通知音名がトラック名TN4「XYZのレクイエム」の楽曲に変更されたことを示す表示が表示される。
<その他>
上記の各実施例や各変形例で説明した内容は、他の各実施例や各変形例で説明した内容と適宜組み合わせて適用することが可能である。以下、そのうちの一部を例示する。
限定ではなく例として、第2変形例(2)で説明したユーザ別やグループ別の通話通知音の設定に関する内容は、基本的には各々の実施例や各々の変形例に同様に適用可能である。また、この設定は、発信元の端末20と発信先の端末20とのいずれについても適用可能である。
また、第2変形例(3)で説明した、通話処理結果情報に通話通知音を設定するための情報は含めるが、通話通知音情報を含めない内容は、各々の実施例や各々の変形例の趣旨や目的を逸脱しない範囲で適用可能である。第2変形例(3)の内容は、通話通知音情報を表示させることが必須や必然であるものを除き、同様に適用可能である。
1 通信システム
10 サーバ
20 端末
30 ネットワーク

Claims (13)

  1. 端末によって実行されるプログラムであって、
    前記端末のユーザと前記端末とは異なる第1端末の第1ユーザとを含むチャットルームを前記端末の表示部に表示することと、
    少なくとも前記ユーザと前記第1ユーザとによる通話に関連する通話情報を、前記チャットルームに表示する制御を前記端末の制御部によって行うこととが前記端末によって実行され、
    前記通話情報は、音に関する音情報を含み、
    前記ユーザの前記端末に表示される前記チャットルームは、前記通話情報に含まれる第1音情報が表示され、
    前記第1ユーザの前記第1端末に表示される前記チャットルームは、前記通話情報に含まれる、前記第1音情報とは異なる第2音情報が表示される。
  2. 請求項1に記載のプログラムであって、
    前記端末に表示された前記チャットルームは、前記第1ユーザによって設定された呼び出し音に関する情報を前記第1音情報として表示し、
    前記第1端末に表示された前記チャットルームは、前記第1ユーザによって設定された着信音に関する情報を前記第2音情報として表示する。
  3. 請求項1に記載のプログラムであって、
    前記端末に表示された前記チャットルームは、前記ユーザによって設定された着信音、または呼び出し音に関する情報を前記第1音情報として表示し、
    前記第1端末に表示された前記チャットルームは、前記第1ユーザによって設定された着信音、または呼び出し音に関する情報を前記第2音情報として表示する。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記通話情報は、着信音または呼び出し音の変更に関する情報を含む。
  5. 請求項4に記載のプログラムであって、
    前記通話情報は、前記音情報がデフォルト設定の場合、着信音または呼び出し音の変更に関する情報を含む。
  6. 請求項4または請求項5に記載のプログラムであって、
    前記端末のユーザによる前記通話情報に対する入力に基づいて、前記端末のユーザの音情報を設定することに関する制御を前記制御部によって行うことが前記端末によって実行される。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記通話情報は、少なくとも第1情報と第2情報とを音情報として含む。
  8. 請求項7に記載のプログラムであって、
    前記第1情報と前記第2情報とは、前記第1ユーザによって設定された音情報である。
  9. 請求項7に記載のプログラムであって、
    前記第1情報は、前記第1ユーザによって設定された音情報であり、
    前記第2情報は、前記第1ユーザとは異なる第2ユーザによって設定された音情報である。
  10. 請求項9に記載のプログラムであって、
    前記端末のユーザによる前記通話情報に対する入力に基づいて、前記第1情報と前記第2情報とのいずれか一方を前記表示部に表示する制御を前記制御部によって行うことが前記端末によって実行される。
  11. 請求項7から請求項10のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記端末のユーザによる、前記第1情報または前記通話情報に対する入力に基づいて、前記第1情報を前記端末のユーザの着信音、または呼び出し音に設定する制御を前記制御部によって行うことが前記端末によって実行される。
  12. 端末の情報処理方法であって、
    前記端末のユーザと前記端末とは異なる第1端末の第1ユーザとを含むチャットルームを前記端末の表示部に表示することと、
    少なくとも前記ユーザと前記第1ユーザとによる通話に関連する通話情報を、前記チャットルームに表示する制御を前記端末の制御部によって行うこととを含み、
    前記通話情報は、音に関する音情報を含み、
    前記ユーザの前記端末に表示される前記チャットルームは、前記通話情報に含まれる第1音情報が表示され、
    前記第1ユーザの前記第1端末に表示される前記チャットルームは、前記通話情報に含まれる、前記第1音情報とは異なる第2音情報が表示される。
  13. 端末であって、
    前記端末のユーザと前記端末とは異なる第1端末の第1ユーザとを含むチャットルームを表示する表示部と、
    少なくとも前記ユーザと前記第1ユーザとによる通話に関連する通話情報を、前記チャットルームに表示する制御を行う制御部とを備え、
    前記通話情報は、音に関する音情報を含み、
    前記ユーザの前記端末に表示される前記チャットルームは、前記通話情報に含まれる第1音情報が表示され、
    前記第1ユーザの前記第1端末に表示される前記チャットルームは、前記通話情報に含まれる、前記第1音情報とは異なる第2音情報が表示される。
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