JP7310951B2 - ランダムアクセス方法、装置及び通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信分野に関し、特にランダムアクセス方法、装置及び通信システムに関する。
ランダムアクセス手順は、非競合のランダムアクセス及び競合ベースのランダムアクセスを含む。非競合ベースのランダムアクセス手順では、ユーザ装置(User Equipment:UE)は、ネットワーク側(例えば基地局)により指定されたランダムアクセスプリアンブル(preamble)及び物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel:PRACH)を用いてランダムアクセスを行う。競合ベースのランダムアクセス手順では、UEは、preamble及びPRACHを選択してランダムアクセスを行うことができる。
急増しているトラフィック量及び増え続けている新しいトラフィックをサポートするために、世界中の研究機関や標準化団体が第5世代(5G)無線通信システムの研究を始めている。その中で、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)は、研究プロセスにおいて、大規模マシンタイプ通信(mMTC:massive Machine Type Communications)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced Mobile Broadband)及び高信頼性低遅延通信(uRLLC:ultra-Reliable Low Latency Communication)などの様々な応用シナリオを定義している。
なお、背景技術に関する上記の説明は、単なる本発明の構成をより明確、完全に説明するためのものであり、当業者を理解させるために説明するものである。これらの構成が本発明の背景技術の部分に説明されているから当業者にとって周知の技術であると解釈してはならない。
本発明の発明者の発見により、新無線(NR:New Radio)システムでは、キャリア帯域幅(bandwidth part:BWP)の概念が導入され、1つのDL(ダウンリンク)/UL(アップリンク)帯域幅には複数のBWPが含まれる。各UEは1つ又は複数のDL/UL BWPが構成され、構成されたDL / UL BWPの1つを用いてアップリンクデータ及びダウンリンクデータを同時に受信/送信してもよい。基地局は、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)シグナリングを介してUEに各DL/UL BWPの開始PRB index(開始PRBからダウンリンク帯域幅における1番目のPRBまでのオフセット値とも称される)、サブキャリア間隔、物理リソースブロック(Physical Resource Block:PRB)数(又は帯域幅)、サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix:CP)の長さなどの情報を通知する。異なるUEのDL/UL BWP構成は異なる場合がある。このシナリオでは、UEが競合ベースのランダムアクセスを行うと、基地局は、受信されたメッセージ1(msg.1)に基づいてUEを一意に決定できないため、ランダムアクセス応答(Random Access Response:RAR)を送信するために用いられるDL BWPを決定できなく、ランダムアクセスを正常に行うことができない。
上記の問題の少なくとも1つを解決するために、本発明の実施例は、ランダムアクセス方法、装置及び通信システムを提供する。
本発明の実施例の第1態様では、ランダムアクセス方法であって、ネットワーク装置が第1時間周波数リソースで、第1ユーザ装置により送信された第1プリアンブル(preamble)を受信するステップと、前記ネットワーク装置が、前記preambleに基づいて、第2メッセージ(msg.2A)を送信するための第1キャリア帯域幅(DL BWP)を決定するステップと、前記ネットワーク装置が前記第1 DL BWPで前記msg.2Aを送信するステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第2態様では、ランダムアクセス方法であって、ユーザ装置が第1時間周波数リソースで第1 preambleを送信するステップと、前記ユーザ装置が前記第1 preambleに基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定するステップと、前記ユーザ装置が前記DL BWPで前記msg.2を監視して受信するステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第3態様では、ネットワーク装置に構成されたランダムアクセス装置であって、第1時間周波数リソースで、第1ユーザ装置により送信された第1プリアンブル(preamble)を受信する受信部と、前記preambleに基づいて、第2メッセージ(msg.2A)を送信するための第1キャリア帯域幅(DL BWP)を決定する決定部と、前記第1 DL BWPで前記msg.2Aを送信する送信部と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第4態様では、ユーザ装置に構成されたランダムアクセス装置であって、第1時間周波数リソースで第1 preambleを送信する送信部と、前記第1 preambleに基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定する決定部と、前記DL BWPで前記msg.2を監視して受信する受信部と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第5態様では、上記の第3態様に記載の装置を含む、ネットワーク装置を提供する。
本発明の実施例の第6態様では、上記の第4態様に記載の装置を含む、ユーザ装置を提供する。
本発明の実施例の第7態様では、上記の第6態様に記載のユーザ装置と、上記の第5態様に記載のネットワーク装置と、を含む、通信システムを提供する。
本発明の実施例の他の態様では、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、ネットワーク装置において前記プログラムを実行する際に、コンピュータに前記ネットワーク装置において上記の第1態様に記載の方法を実行させる、プログラムを提供する。
本発明の実施例の他の態様では、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、前記プログラムを実行する際に、コンピュータにネットワーク装置において上記の第1態様に記載の方法を実行させる、記憶媒体を提供する。
本発明の実施例の他の態様では、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、ユーザ装置において前記プログラムを実行する際に、コンピュータに前記ユーザ装置において上記の第2態様に記載の方法を実行させる、プログラムを提供する。
本発明の実施例の他の態様では、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、前記プログラムを実行する際に、コンピュータにユーザ装置において上記の第2態様に記載の方法を実行させる、記憶媒体を提供する。
本発明の実施例の有利な効果としては、基地局は、受信されたユーザ装置により送信されたpreamble及び/又はランダムアクセス要求(msg.1)により搬送された指示情報に基づいて、ランダムアクセス応答(msg.2)をフィードバックするためのDL BWPを決定することができ、ユーザ装置の正常アクセスを確保することができる。
下記の説明及び図面に示すように、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる方式が示される。なお、本発明の実施形態の範囲はこれらに限定されない。本発明の実施形態は、添付される特許請求の範囲の要旨及び項目の範囲内において、変更されたもの、修正されたもの及び均等的なものを含む。
1つの実施形態に記載された特徴及び/又は示された特徴は、同一又は類似の方式で1つ又はさらに多くの他の実施形態で用いられてもよいし、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよいし、他の実施形態における特徴に代わってもよい。
なお、本文では、用語「含む/有する」は、特徴、部材、ステップ又は構成要件が存在することを意味し、一つ又は複数の他の特徴、部材、ステップ又は構成要件の存在又は付加を排除しない。
本発明の実施例の1つの図面及び1つの実施形態に記載された要素及び特徴は、1つ又はさらに多くの図面又は実施形態に示された要素及び特徴と組み合わせてもよい。また、図面において、類似の符号は複数の図面における対応する素子を示し、1つ以上の実施形態に用いられる対応素子を示してもよい。
含まれる図面は、本発明の実施例をさらに理解するために用いられ、明細書の一部を構成し、本発明の実施形態を例示するために用いられ、文言の記載と共に本発明の原理を説明する。なお、以下に説明される図面は、単なる本発明の一部の実施例であり、当業者にとっては、これらの図面に基づいて他の図面を容易に想到できる。
本発明の実施例の通信システムの概略図である。 本発明の実施例のランダムアクセス方法のインタラクションの概略図である。 実施例1のランダムアクセス方法の概略図である。 PRACHリソースを集合に分類することの1つの態様の概略図である。 PRACHリソースを集合に分類することのもう1つの態様の概略図である。 PRACHリソースを集合に分類することのもう1つの態様の概略図である。 PRACHリソースを集合に分類することのもう1つの態様の概略図である。 preambleを集合に分類することの1つの態様の概略図である。 PRACHリソース及びpreambleを集合に分類することの1つの態様の概略図である。 実施例2のランダムアクセス方法の概略図である。 実施例3のランダムアクセス装置の概略図である。 実施例4のランダムアクセス装置の概略図である。 実施例5のネットワーク装置の概略図である。 実施例6のユーザ装置の概略図である。
本発明の上記及び他の特徴は以下の説明により明らかになる。明細書及び図面において、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる実施形態の一部が示される。なお、本発明は説明される実施形態に限定されない。本発明は、添付される特許請求の範囲内の全ての変更されたもの、変形されたもの及び均等的なものを含む。以下は、図面を参照しながら本発明の各実施形態を説明する。これらの実施形態は単なる例示的なものであり、本発明を制限するものではない。
本発明の実施例では、用語「第1」、「第2」などは、タイトルで異なる要素を区別するために用いられるが、これらの要素の空間的配列又は時間的順序などを表すものではなく、これらの要素はこれらの用語に制限されない。用語「及び/又は」は、関連するリストに列挙された用語の1つ又は複数のうち何れか1つ及び全ての組み合わせを含む。用語「含む」、「包括する」、「有する」などは、列挙された特徴、要素、素子又は構成部材の存在を意味するが、1つ又は複数の他の特徴、要素、素子又は構成部材の存在又は追加を排除するものではない。
本発明の実施例では、単数形の「1つ」、「該」などは複数形を含み、「1種類」又は「1類」と広義的に理解されるべきであり、「1個」に限定されない。また、用語「前記」は、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、単数形及び複数形両方を含むと理解されるべきである。また、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、用語「に記載の」は「少なくとも一部に記載の」と理解されるべきであり、用語「に基づいて」は「少なくとも一部に基づいて」と理解されるべきである。
本発明の実施例では、用語「通信ネットワーク」又は「無線通信ネットワーク」は、例えばロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)、進化したロングタームエボリューション(LTE-A、LTE-Advanced)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標):Wideband Code Division Multiple Access)、高速パケットアクセス(HSPA:High-Speed Packet Access)などの任意の通信規格に適合するネットワークを意味してもよい。
また、通信システムにおける装置間の通信は、任意の段階の通信プロトコルに従って行われてもよく、該通信プロトコルは、例えば1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G、及び将来の5G、新無線(NR:New Radio)等、及び/又は現在の既知の他の通信プロトコル若しくは将来開発される他の通信プロトコルを含んでもよいが、これらに限定されない。
本発明の実施例では、用語「ネットワーク装置」は、例えば通信システムに端末装置をアクセスさせて該端末装置にサービスを提供する通信システム内の装置を意味する。ネットワーク装置は、基地局(BS:Base Station)、アクセスポイント(AP:Access Point)、送受信ポイント(TRP:Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobile Management Entity)、ゲートウェイ、サーバ、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)、基地局コントローラ(BSC:Base Station Controller)などを含んでもよいが、これらに限定されない。
そのうち、基地局は、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)、及び5G基地局(gNB)など、並びにリモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)、中継装置(relay)又は低電力ノード(例えばfemto、picoなど)を含んでもよいが、これらに限定されない。また、用語「基地局」はそれらの機能の一部又は全てを含んでもよく、各基地局は特定の地理的エリアに対して通信カバレッジを提供してもよい。用語「セル」は、該用語が使用されるコンテキストに応じて、基地局及び/又はそのカバレッジエリアを意味してもよい。
本発明の実施例では、用語「ユーザ装置」(UE:User Equipment)又は用語「端末装置」(TE:Terminal Equipment)は、例えばネットワーク装置を介して通信ネットワークにアクセスし、ネットワークサービスを受ける装置を意味する。ユーザ装置は、固定的なもの又は移動的なものであってもよく、移動局(MS:Mobile Station)、端末、加入者ステーション(SS:Subscriber Station)、アクセス端末(AT:Access Terminal)、ステーションなどと称されてもよい。
そのうち、ユーザ装置は、携帯電話(Cellular Phone)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、無線変復調装置、無線通信装置、ハンドヘルドデバイス、マシンタイプ通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどを含んでもよいが、これらに限定されない。
例えば、モノのインターネット(IoT:Internet of Things)などのシナリオでは、ユーザ装置は、監視又は測定を行う機器又は装置であってもよく、例えばマシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communication)端末、車載通信端末、デバイスツーデバイス(D2D:Device to Device)端末、マシンツーマシン(M2M:Machine to Machine)端末などを含んでもよいが、これらに限定されない。
以下は、一例を参照しながら本発明の実施例のシナリオを説明するが、本発明はこれに限定されない。
図1は、本発明の実施例の通信システムの概略図であり、ユーザ装置及びネットワーク装置の例を概略的に示している。図1に示すように、通信システム100は、ネットワーク装置101及びユーザ装置102を含んでもよい。説明の便宜上、図1は、1つのユーザ装置のみを一例にして説明する。ネットワーク装置101は、例えばNRのネットワーク装置gNBである。
本発明の実施例では、ネットワーク装置101とユーザ装置102との間では、既存のトラフィック又は将来に実装可能なトラフィックを行うことができる。例えば、これらのトラフィックは、拡張モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced Mobile Broadband)、大規模マシンタイプ通信(mMTC:massive Machine Type Communications)及び高信頼性低遅延通信(URLLC:Ultra-Reliable Low-Latency Communication)などを含むが、これらに限定されない。
ここで、ユーザ装置102は、例えばグラントフリー(Grant-Free)の伝送方式を用いてネットワーク装置101にデータを送信してもよい。ネットワーク装置101は、1つ又は複数のユーザ装置102により送信されたデータを受信し、ユーザ装置102に情報(例えば肯定応答(ACK)/非肯定応答(NACK))をフィードバックしてもよく、ユーザ装置102は、フィードバック情報に基づいて伝送プロセスの終了を確認してもよいし、新しいデータ伝送又はデータ再送を行ってもよい。
図2は、本発明の実施例のランダムアクセス方法のインタラクションの概略図であり、UE及びgNBの例を概略的に示している。図2に示すように、ステップ201において、gNBは、UEが競合ベースのランダムアクセスを開始するようにトリガすることができる。なお、ステップ201はオプションであり、UEは、競合ベースのランダムアクセス手順を自律的に開始してもよい。ステップ202において、gNBは、UEのために各種の構成又は各種の指示を行ってもよい。本実施例は、ステップ201及びステップ202の実行順序に限定されない。ステップ203において、UEは、gNBにmsg.1、即ちランダムアクセス要求を送信し、msg.1はデータ情報を搬送してもよい。ステップ204において、gNBは、msg.1を送信するために構成された時間周波数リソースでmsg.1を受信し、該msg.1に基づいて、RARをフィードバックするためのDL BWPを決定し、UEにmsg.2、即ちランダムアクセス応答(RAR)を送信し、該RARは、msg.3を送信するようにUEをスケジューリングするためのスケジューリング情報を含む。ステップ205において、UEは、RARを監視して受信し、受信されたRARに含まれるスケジューリング情報に基づいてgNBにmsg.3を送信し、該msg.3は該UEの識別子を含む。ステップ206において、gNBは、msg.3をスケジューリングするためのスケジューリング位置でmsg.3を受信し、該msg.3に含まれるUEの識別子に基づいてUEを一意に決定し、決定されたUEにmsg.4を送信する。
以下は図面を参照しながら本発明の各実施形態を説明する。これらの実施形態は単なる一例であり、本発明を限定するものではない。
<実施例1>
本実施例はランダムアクセス方法を提供し、該方法はネットワーク装置、例えばgNB(NRにおける基地局)などに適用される。図3は該方法の概略図であり、図3に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ301:ネットワーク装置は、第1時間周波数リソースで、第1ユーザ装置により送信された第1プリアンブル(preamble)を受信する。
ステップ302:該ネットワーク装置は、該第1 preambleに基づいて、第2メッセージ(msg.2A)を送信するための第1キャリア帯域幅(DL BWP)を決定する。
ステップ303:該ネットワーク装置は、該第1 DL BWPで該msg.2Aを送信する。
本実施例では、UEは、1つの時間周波数リソースで1つのpreambleをランダムアクセス要求として送信し、それはmsg.1とも称される。ネットワーク装置は、対応する時間周波数リソースでpreambleを検出した場合、UEがランダムアクセスを開始したことを知り、UEにランダムアクセス応答(RAR)をフィードバックし、それはmsg.2とも称される。
本実施例では、該preambleを送信するために用いられる時間周波数リソースはPRACHリソースであってもよいが、本実施例はこれに限定されず、該preambleを送信するために用いられる時間周波数リソースは、他の名称を有してもよいし、他のリソースなどであってもよい。
本実施例では、ネットワーク装置は、受信された該第1preambleにより用いられる時間周波数リソース及び/又は該第1preambleに基づいて、msg.2(msg.2Aと称される)を送信するためのDL BWP(第1DL BWPと称される)を決定して該msg.2を送信してもよい。これによって、UEの正常アクセスを確保した。
1つの態様では、ネットワーク装置は、第1 DL BWP及び第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleを指示してもよい。例えば、ネットワーク装置は、第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleを指示するように、第1DL BWPと少なくとも1つのpreambleとの対応関係を構成してもよく、ネットワーク装置は、該指示及び受信されたpreamble(該第1 preamble)に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定する。例えば、受信された該第1 preambleが指示された第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleに属する場合、msg.2を送信するためのDL BWPが該第1 DL BWPであると決定してもよい。
この態様では、ネットワーク装置は、第2 DL BWP及び第2 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleをさらに指示してもよい。ネットワーク装置が第2ユーザ装置により送信された第2 preambleを受信し、該第2 preambleが第2 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleに属する場合、ネットワーク装置は、msg.2を送信するためのDL BWPが該第2 DL BWPであると決定し、該第2 DL BWPで該msg.2を送信する。
以上のように、この態様では、ネットワーク装置は、受信されたpreamble及び上記指示に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。例えば、受信されたpreamble(例えば第1 preamble)が第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleに属する場合、ネットワーク装置は、msg.2を送信するためのDL BWPが第1 DL BWPであると決定し、受信されたpreamble(例えば第2 preamble)が第2 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleに属する場合、ネットワーク装置は、msg.2を送信するためのDL BWPが第2 DL BWPであると決定する。これによって、ネットワーク装置は、受信されたpreambleに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定することができる。
もう1つの態様では、ネットワーク装置は、第1 DL BWP、及び第1 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースを指示してもよい。例えば、ネットワーク装置は、第1 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースを指示するように、第1 DL BWPとpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースとの対応関係を構成してもよい。ネットワーク装置は、該指示、及び上記のpreamble(上記の第1 preamble)を送信するための時間周波数リソース(上記の第1時間周波数リソース)に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。例えば、該第1時間周波数リソースが指示された第1 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースに属する場合、msg.2を送信するためのDL BWPが該第1 DL BWPであると決定してもよい。
この態様では、ネットワーク装置は、第2 DL BWP、及び第2 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースをさらに指示してもよい。ネットワーク装置が第2ユーザ装置により送信された第2 preambleを受信した後に、該第2 preambleを送信するための時間周波数リソース(例えば第2時間周波数リソース)が第2 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースに属する場合、ネットワーク装置は、msg.2を送信するためのDL BWPが該第2 DL BWPであると決定し、該第2 DL BWPで該msg.2を送信する。
以上のように、この態様では、ネットワーク装置は、preambleを受信するための時間周波数リソース及び上記指示に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。例えば、preambleを受信するための時間周波数リソース(例えば第1時間周波数リソース)が第1 DL BWPに対応するpreambleを送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースに属する場合、ネットワーク装置は、msg.2を送信するためのDL BWPが第1 DL BWPであると決定し、preambleを受信するための時間周波数リソース(例えば第2時間周波数リソース)が第2 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースに属する場合、ネットワーク装置は、msg.2を送信するためのDL BWPが第2 DL BWPであると決定する。これによって、ネットワーク装置は、preambleを受信するための時間周波数リソースに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定することができる。
上記2つの態様では、上記第1ユーザ装置と上記第2ユーザ装置は、同一であってもよいし、異なってもよい。言い換えれば、同一のユーザ装置は、同一又は異なる時間周波数リソースを用いて異なるpreambleを送信してもよい。
上記2つの態様では、「異なるDL BWPに対応する少なくとも1つのpreamble」及び「異なるDL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソース」をそれぞれ説明しているが、具体的な実施において、上記2つの態様を組み合わせてもよい。例えば、ネットワーク装置は、「異なるDL BWPに対応する少なくとも1つのpreamble」及び「異なるDL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソース」を同時に指示し、ネットワーク装置は、preambleを受信した後に、該preamble及び該preambleを送信するための時間周波数リソース、並びに該指示に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。
本実施例では、ネットワーク装置は、msg.2を送信するための複数のDL BWPを構成してもよく、msg.2を送信するための各DL BWPは、1つのpreamble集合及び/又は1つの時間周波数リソース集合に対応してもよい。
以下は、DL BWPと時間周波数リソース集合との対応関係を説明する。
本実施例の1つの態様では、該preamble送信のため時間周波数リソースがPRACHリソースであることを一例にして、該preamble送信のための全てのPRACHリソースを1つ以上の集合に分類してもよく、1つの集合のPRACHリソースはmsg.2を送信可能な1つのDL BWPに対応する。これによって、ネットワーク装置は、preambleを受信した後に、該指示及び該preambleにより用いられるPRACHリソースに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定することができる。
例えば、PRACHリソースの時間領域位置及び/又は周波数領域位置に基づいて全てのPRACHリソースを分類してもよく、例えば、同一の時間領域位置を有するPRACHリソースを1つの集合に分類してもよいし、同一の周波数領域位置を有するPRACHリソースを1つの集合に分類してもよいし、同一の時間領域位置を有するPRACHリソースを複数の集合に分類してもよいし、同一の周波数領域位置を有するPRACHリソースを複数の集合に分類してもよい。本実施例は、PRACHリソース集合の分類方法に限定されない。
図4及び図5は、全てのPRACHリソースが1つのUL BWPに構成される場合のPRACHリソースの分類状況、及び異なるPRACHリソース集合とRARを送信するためのDL BWPとの対応関係をそれぞれ示し、図4及び図5の例では、全てのPRACHリソースが初期アクセスのための初期アップリンクBWP(initial active UL BWP)に構成されることを一例にする。図4に示すように、PRACHリソースの時間領域位置に基づいて、8つのPRACHリソースは、DL BWP 0~DL BWP 3にそれぞれ対応する4つの集合に分類されている。図5に示すように、PRACHリソースの時間領域位置及び周波数領域位置に基づいて、8つのPRACHリソースは、DL BWP 0~DL BWP 3にそれぞれ対応する4つの集合に分類されている。
図6及び図7は、全てのPRACHリソースが複数のUL BWPに構成される場合のPRACHリソースの分類状況、及び異なるPRACHリソース集合とRARを送信するためのDL BWPとの対応関係をそれぞれ示し、図6及び図7の例では、全てのPRACHリソースがUL BWP 0及びUL BWP 1に構成されることを一例にする。図6に示すように、PRACHリソースの周波数領域位置に基づいて、8つのPRACHリソースは、1つのDL BWPにそれぞれ対応する2つの集合に分類され、1つの集合のPRACHリソースは1つのUL BWPに構成される。図7に示すように、PRACHリソースの時間領域位置及び周波数領域位置に基づいて、8つのPRACHリソースは、1つのDL BWPにそれぞれ対応する4つの集合に分類され、そのうちの2つの集合のPRACHリソースは1つのUL BWPに構成され、もう2つの集合のPRACHリソースはもう1つのUL BWPに構成される。
本実施例では、全てのPRACHリソースが複数のUL BWPに構成されている場合、ネットワーク装置により指示された異なるDL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースは、PRACHリソースを含むUL BWPを意味し、即ち、ネットワーク装置は、異なるDL BWPに対応するPRACHリソースを含む異なるUL BWPを指示してもよい。図6の例では、基地局は、DL BWP 0に対応するUL BWP 0及びDL BWP 1に対応するUL BWP 1を指示してもよい。また、図7の例では、基地局は、DL BWP 0及びDL BWP 1に対応するUL BWP 0、並びにDL BWP 2及びDL BWP 3に対応するUL BWP 1を指示してもよい。これによって、ネットワーク装置は、該指示、及び受信されたpreambleにより用いられるPRACHリソースの所在するUL BWPに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定することができる。例えば、ネットワーク装置により受信されたpreambleにより用いられるPRACHリソースがUL BWP 1に属する場合、該指示に従って、UL BWP 1がDL BWP 2に対応するため、ネットワーク装置は、msg.2を送信するためのDL BWPがDL BWP 2であると決定してもよく、ネットワーク装置は、DL BWP 2でmsg.2を送信してもよい。
以下は、DL BWPとpreamble集合との対応関係を説明する。
本実施例の1つの態様では、preamble送信のための全てのPRACHリソースは異なるDL BWPに対応する複数の集合に分類されているが、全てのpreambleは異なるDL BWPに対応する複数の集合に分類されてもよい。これによって、ネットワーク装置は、preambleを受信した後に、該msg.1を送信するためのpreambleを参照して、msg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。
図8は、preambleの分類状況、及び異なるpreamble集合とDL BWPとの対応関係を示している。図8に示すように、preamble集合#0はDL BWP 0に対応し、preamble集合#1はDL BWP 1に対応し、preamble集合#2はDL BWP 2に対応し、preamble集合#3はDL BWP 3に対応する。本実施例はpreamble集合の分類方法に限定されず、例えばルートインデックス(root index)に基づいて分類を行ってもよいし、循環シフト(cyclic shift)に基づいて分類を行ってもよいし、直交符号(OCC)に基づいて分類を行ってもよい。
以上は、preamble送信のためのPRACHリソース及びPRACHリソースを含むUL BWPとDL BWPとの対応関係、並びにpreambleとDL BWPとの対応関係をそれぞれ説明しているが、具体的な実施において、上記2つの対応関係を組み合わせてもよい。例えば、該preambleを送信可能な全てのPRACHリソースは複数の集合に分類され、異なる集合のPRACHリソースは異なるDL BWPに対応すると共に、全てのpreambleも複数の集合に分類され、異なる集合のpreambleは異なるDL BWPに対応する。また、例えば、preamble送信のためのPRACHリソースを含むUL BWPは異なるDL BWPに対応すると共に、全てのpreambleは複数の集合に分類され、異なる集合のpreambleは異なるDL BWPに対応する。
以下は、DL BWPとpreamble集合及びPRACHリソース集合との対応関係を説明する。
図9は、全てのPRACHリソースが複数のUL BWPに構成される場合のPRACHリソースの分類状況、preambleの分類状況、並びに異なるpreamble集合及びPRACHリソース集合とDL BWPとの対応状況を示しており、図9の例では、全てのPRACHリソースがUL BWP 0及びUL BWP 1を一例にする。図9に示すように、UL BWP 0では、preambleが2つの集合に分類され、preamble集合#0及びpreamble集合#1はDL BWP 0及びDL BWP 1にそれぞれ対応し、UL BWP 1では、preambleも2つの集合に分類され、preamble集合#0及びpreamble集合#1はDL BWP 2及びDL BWP 3にそれぞれ対応する。また、全てのPRACHリソースは2つの集合に分類され、UL BWP 0に構成されたPRACHリソース集合はDL BWP 0及びDL BWP 1に対応し、UL BWP 1に構成されたPRACHリソース集合はDL BWP 2及びDL BWP 3に対応する。これによって、ネットワーク装置は、preambleを受信した後に、該preambleを送信するためのPRACHリソースに基づいて、2つのDL BWP、即ちDL BWP 0及びDL BWP 1、又はDL BWP 2及びDL BWP 3を決定し、受信されたpreambleがpreamble集合#0に属するか、それともpreamble集合#1に属するかに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを最終的に決定することができる。
本実施例では、ネットワーク装置は、ブロードキャスト情報(PBCH)を介して上記指示を行ってもよいし、システム情報及び/又はRRCシグナリング(例えばgroup-specific RRC及び/又はUE-specific RRC)を介して上記指示を行ってもよいが、本発明はこれに限定されない。
PBCHにおいてmsg.2を送信可能なDL BWPを指示する場合、ネットワーク装置は、異なる周波数領域位置に位置する1つ又は複数のSSB(SS/PBCH block:同期信号ブロードキャストチャネルブロック)を送信してもよく、各SSBのPBCHはmsg.2を送信するためのDL BWPをそれぞれ指示し、システム情報は該DL BWPに対応するmsg.1を送信するための時間周波数リソース及び/又はpreambleを指示する。
システム情報及び/又はRRCシグナリングにおいてmsg.2を送信可能なDL BWPを指示する場合、msg.1を送信可能な時間周波数リソース及び/又はpreamble、並びにmsg.2を送信可能なDL BWPは、同一のメッセージ(例えばシステム情報/group-specific RRC/UE-specific RRC)の1つのRRC IEにおいて指示されてもよい。例えば、1つのメッセージは、msg.2を送信するためのDL BWPを指示する1つ又は複数のRRC IE(common又はdedicated、例えばBandwidthPart)を含み、msg.2を送信するためのDL BWPを指示する各IEは、対応する時間周波数リソース及び/又はpreamble(例えばRACH-ConfigCommon、RACH-ConfigDedicated)を含む。また、例えば、1つのメッセージは、msg.1を送信可能な時間周波数リソース及び/又はpreambleを指示する1つ又は複数のRRC IE(例えばRACH-ConfigCommon、RACH-ConfigDedicated)を含み、msg.1を送信可能な時間周波数リソース及び/又はpreambleを指示する各IEは、msg.2を送信するための対応するDL BWP(例えばBandwidthPart)を含む。さらに、msg.1を送信可能な時間周波数リソース及び/又はpreamble、並びにmsg.2を送信可能なDL BWPも、同一のメッセージの異なるIEにおいて指示されてもよい。例えば、1つのメッセージは、SSB又はCSI-RS構成を指示する1つ又は複数のRRC IE(例えばCSI-MeasConfig)を含み、CSI-RS構成を指示する各IEは、対応する時間周波数リソース及び/又はpreamble(例えばRACH-ConfigCommon、RACH-ConfigDedicated)、並びにmsg.2を送信するための対応するDL BWPを含む。
また、ネットワーク装置は、システムメッセージにおいて、msg.2を送信可能な複数のDL BWP、並びに各DL BWPに対応するmsg.1を送信するための時間周波数リソース及び/又はpreambleを指示し、RRCシグナリングを介して、UEにより用いられる、msg.2を送信可能な1つ又は複数のDL BWPを指示してもよい。
本実施例では、ネットワーク装置はDL BWP indexをさらに指示してもよく、例えば、msg.2を送信するためのDL BWPを指示するRRC IEはindex情報を含む。
本実施例では、該ランダムアクセス方法は競合ベースのランダムアクセスに適用され、UEは該ランダムアクセスを自律的に開始してもよいし、ネットワーク装置はUEが該ランダムアクセスを開始するようにトリガしてもよい。
ネットワーク装置がトリガする場合、ネットワーク装置は、DCI又はRRCシグナリングを介して、UEが該競合ベースのランダムアクセスを開示するようにトリガしてもよい。
1つの態様では、UEが該ランダムアクセスを開始するようにネットワーク装置によりトリガされる場合、ネットワーク装置は、msg.2を送信するためのDL BWP(例えばDL BWP index)をUEに指示してもよい。これによって、ユーザ装置は、msg.2を受信するためのDL BWPを決定し、DL BWPでmsg.2を監視して受信してもよい。
この態様では、上述したように、ネットワーク装置は、第1 DL BWP及び第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleをさらに指示し、受信された第1 preambleが指示された第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleに属する場合、msg.2を送信するためのDL BWPが第1 DL BWPであると決定してもよい。
この態様では、上述したように、ネットワーク装置は、第1 DL BWP、及び第1 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースをさらに指示し、第1 preambleを受信した第1時間周波数リソースが指示された第1 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースに属する場合、msg.2を送信するためのDL BWPが第1 DL BWPであると決定してもよい。
もう1つの態様では、UEが該ランダムアクセスを開始するようにネットワーク装置によりトリガされる場合、ネットワーク装置は、UEによりmsg.1を送信可能なpreamble集合及び/又は時間周波数リソース集合を指示しなくてもよいし、UEによりmsg.1を送信可能なpreamble集合及び/又は時間周波数リソース集合を指示してもよく、ここの時間周波数リソースは、PRACHリソース又はPRACHリソースを含むUL BWPを意味するが、これに限定されない。指示しない場合、UEは、独自の方策に基づいて、msg.1を送信するためのpreamble及びリソースを選択してもよく、指示する場合、UEは、指示されたpreamble集合及び/又はリソース集合からpreamble及びリソースを選択してもよく、具体的な内容は実施例2において説明する。
UEによりmsg.1を送信可能なpreamble集合及び/又はリソース集合がネットワーク装置により指示されている場合、ネットワーク装置は、該指示及びmsg.2を送信するためのDL BWPに対応するmsg.1を送信するための時間周波数リソース(PRACHリソース又はPRACHリソースを含むUL BWP)及び/又はpreambleに基づいて、UEにより使用可能なpreamble集合及び/又はリソース集合を指示してもよい。
例えば、ネットワーク装置は、UEがmsg.2を送信可能なDL BWPに対応する1つ又は複数のpreamble及び/又はリソースを使用するように指定してもよい。また、例えば、ネットワーク装置はmsg.2を送信可能な1つ又は複数のDL BWPをUEに通知し、UEは該情報に基づいてpreamble及び/又はリソースを選択してもよい。
本実施例では、ネットワーク装置は、構成された時間周波数リソースで上記preambleを受信し、決定されたDL BWPでmsg.2を送信してもよく、該msg.2は、該ユーザ装置が第3メッセージ(msg.3)を送信するようにスケジューリングするスケジューリング情報を含んでもよい。これによって、図2に示すように、ユーザ装置は、該msg.2を受信した後に、該msg.2に含まれる該スケジューリング情報に基づいてネットワーク装置にmsg.3を送信してもよく(ステップ205)、該msg.3は、該ユーザ装置の識別子(UE ID)、例えばC-RNTIなどを含んでもよい。ネットワーク装置は、該ユーザ装置の正常なアクセスを確保するように、該スケジューリングの位置において該msg.3を受信し、該msg.3に含まれるUE識別子に基づいて、該ランダムアクセスを開始した該ユーザ装置を一意に決定し、該ユーザ装置に該msg.4を送信してもよい(ステップ206)。
本実施例では、ネットワーク装置は、該msg.2を送信するためのDL BWPで該msg.4を送信してもよい。或いは、ユーザ装置が競合ベースのランダムアクセスを開始する前にアクティブ化されたDL BWP(active DL BWP)を介して、該msg.4を送信してもよい。或いは、ユーザ装置でデフォルトのDL BWP(default DL BWP)が構成された場合、ユーザ装置のために構成された該デフォルトのDL BWP(default DL BWP)を介して、該msg.4を送信してもよい。或いは、ユーザ装置が競合ベースのランダムアクセスを開始する前にアクティブ化されたDL BWPがタイムアウトしていない場合、該アクティブ化されたDL BWPを介して、該msg.4を送信してもよい。或いは、ユーザ装置が競合ベースのランダムアクセスを開始する前にアクティブ化されたDL BWPがタイムアウトした場合、ユーザ装置のために構成されたデフォルトのDL BWPを介して、該msg.4を送信してもよい。
ユーザ装置の構成されたDL BWPのうちの1つ又は複数がアクティブ化された場合、ユーザ装置のためにデフォルトのDL BWPが構成されたとき、UEは、アクティブ化された各BWPについて1つのタイマを開始する。UEが制御情報を受信した場合、UEは、該制御情報を送信するためのDL BWPに対応するタイマ値をリセットする。タイマ値が0の場合、タイムアウトとなり、ユーザ装置は該デフォルトのDL BWPに切り替わる。
上記の実施例では、受信されたpreamble及び/又は該preambleを送信するための時間周波数リソースに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定することを説明している。上記の実施例では、msg.2を送信するためのDL BWPを決定する際に、ネットワーク装置により指示された上記の対応関係を使用している。
他の実施例では、該対応関係を使用せず、ユーザ装置により送信されたmsg.1に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。
該実施例では、ネットワーク装置はユーザ装置により送信されたmsg.1を受信し、該msg.1は、msg.2を送信するためのDL BWPを示す指示情報を含み、該指示情報は例えばDL BWP index又はユーザ識別子(C-RNTI)であり、該ネットワーク装置は、該指示情報に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定し、決定されたDL BWPでmsg.2を送信する。
本実施例では、msg.1はランダムアクセスのためのものに限定されず、例えば、msg.1は指示情報及び信号を含んでもよい。該信号は、1つ又は複数の符号(シンボル)に位置し、アップリンクタイミング/チャネル推定/チャネル品質測定などのために用いられてもよい。該信号は、予め定義された信号、例えばシーケンス信号であってもよく、preamble、パイロット、参照信号などと称されてもよい。
該実施例では、msg.1は、msg.2を送信するためのDL BWPを示す指示情報を搬送してもよく、該指示情報はビット情報であってもよい。この場合、msg.2を送信可能なDL BWPがネットワーク装置により構成、或いは指示されたとき、ユーザ装置は、msg.1により搬送された該指示情報(例えばDL BWP index、該ユーザ装置の識別子(UE ID)、例えばC-RNTI)を介して、msg.2を送信するためのDL BWPをネットワーク装置に通知してもよい。これによって、ネットワーク装置は、msg.1を受信した後に、preambleを送信するための時間周波数リソース又はpreambleを考慮する必要がなく、上記の対応関係を考慮する必要がなく、msg.1により搬送された該指示情報に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを直接決定してもよい。なお、本実施例はこれに限定されず、1つのオプションとして、ネットワーク装置は、preambleを送信するための時間周波数リソース又はpreamble、及び上記の対応関係の両方を考慮し、総合的に考慮した後に、msg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。
例えば、ネットワーク装置は、各DL BWPに対応する各preambleを指示し、該指示情報、受信された該msg.1により用いられるpreamble、及び指示された各DL BWPに対応する各preambleに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。
また、例えば、ネットワーク装置は、各DL BWPに対応する、msg.1を送信するための各時間周波数リソースを指示し、該指示情報、該msg.1を受信するための時間周波数リソース、及び指示された各DL BWPに対応する、msg.1を送信するための各時間周波数リソースに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。
また、例えば、ネットワーク装置は、各DL BWPに対応する各preamble、及び各DL BWPに対応するmsg.1を送信するための各時間周波数リソースを指示し、該指示情報、受信された該msg.1により用いられるpreamble、該msg.1を受信するための時間周波数リソース、指示された各DL BWPに対応する各preamble、及び指示された各DL BWPに対応する、msg.1を送信するための各時間周波数リソースに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。
本実施例の方法によれば、ネットワーク装置は、受信されたmsg.1により用いられる時間周波数リソース、及び/又はpreamble、及び/又は該msg.1により搬送された指示情報に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定して該msg.2を送信することができる。これによって、UEの正常アクセスを確保することができる。
<実施例2>
本実施例はランダムアクセス方法を提供し、該方法はユーザ装置に適用され、該方法は実施例1の方法の端末側の処理に対応し、実施例1と同様な内容についてその説明を省略する。図10は該方法の概略図であり、図10に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ1001:ユーザ装置は、msg.2を受信するためのDL BWPを決定する。
ステップ1002:該ユーザ装置は、該DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースから第1時間周波数リソースを選択し、該DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleから第1 preambleを選択し、選択された第1時間周波数リソースで第1 preambleを送信する。
ステップ1003:該ユーザ装置は、該DL BWPで該msg.2を監視して受信する。
本実施例では、実施例1で説明したように、該時間周波数リソースはPRACHリソースであってもよく、該preambleはmsg.1(ランダムアクセス要求)により用いられるpreambleであり、該msg.2はランダムアクセス応答であり、UEは該ランダムアクセスを自律的に開始してもよいし、ネットワーク装置は該ランダムアクセスを開始するようにトリガしてもよい。
ステップ1001の1つの態様では、実施例1で説明したように、ネットワーク装置は、第1 DL BWP、及び第1 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソース、並びに/又は、第2 DL BWP、及び第2 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースを指示してもよい。ユーザ装置は、該指示を受信し、該指示に基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定してもよい。
ステップ1001のもう1つの態様では、実施例1で説明したように、ネットワーク装置は、第1 DL BWP、及び第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreamble、並びに/又は、第2 DL BWP、及び第2 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleを指示してもよい。ユーザ装置は、該指示を受信し、該指示に基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定してもよい。
本実施例では、上記2つの態様を組み合わせてもよい。
ステップ1001のもう1つの態様では、実施例1で説明したように、ネットワーク装置は、UEが競合ベースのランダムアクセスを行うようにトリガする際に、msg.2を送信するためのDL BWPをUEに指示してもよい。これによって、UEは、該指示に基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定してもよい。
具体的な指示方法、及びmsg.2を送信可能なDL BWPとpreamble、及び/又はそれとpreamble送信のための時間周波数リソースの対応関係について、実施例1で既に詳細に説明しており、ここでその内容を援用し、その説明を省略する。
ステップ1002において、preamble送信のために用いられる1つのDL BWPに対応するpreamble集合及び/又は時間周波数リソース集合がネットワーク装置により指示されていない場合、即ち、UEが該ランダムアクセスを自律的に開始し、或いはUEが該ランダムアクセスを開示するようにネットワーク装置がトリガしており、且つ該指定を行っていないため、UEが1つのUL BWPを同時にアクティブ化して使用することしかできない場合、UEは、以下の方法を用いて該第1 preambleを送信してもよい。
例えば、現在アクティブ化されているUL BWPにpreamble送信のための時間周波数リソースが含まれる場合、UEは、現在アクティブ化されているUL BWPから第1 preambleを送信するための時間周波数リソースを選択し、該第1 preambleを送信する。
また、例えば、UEは、PRACHリソースを含むもう1つのUL
BWPに切り替え、その中の1つのPRACHリソースを使用して第1のpreambleを送信してもよい。
例えば、UEは、preamble送信のためのPRACHリソースを含む、割り当てられた他のアクティブ化されていないUL BWPに切り替え、その中から第1 preambleを送信するためのPRACHリソースを選択し、該第1 preambleを送信してもよい。
また、例えば、UEは、割り当てられた全てのUL BWP以外の、preamble送信のためのPRACHリソースを含むUL BWPに切り替え、その中から第1 preambleを送信するためのPRACHリソースを選択し、該第1 preambleを送信してもよい。
さらに、UEが2つ又は2つ以上のUL BWPを同時にアクティブ化して使用することができる場合、UEは、以下の方法を用いて該第1 preambleを送信してもよい。
例えば、アクティブ化されたUL BWPが最大数に達していない場合、UEは、preamble送信のためのPRACHリソースを含む、割り当てられた他のアクティブ化されていないUL BWPをアクティブ化し、その中から第1 preambleを送信するためのPRACHリソースを選択し、該第1 preambleを送信してもよい。
また、例えば、UEは、PRACHリソースを含むもう1つのUL BWPをアクティブ化し、或いは該UL BWPに切り替え、その中のPRACHリソースを使用して第1のpreambleを送信してもよい。
例えば、アクティブ化されたUL BWPが最大数に達していない場合、UEは、割り当てられた全てのUL BWP以外の、preamble送信のためのPRACHリソースを含むUL BWPをアクティブ化し、その中から第1 preambleを送信するためのPRACHリソースを選択し、該第1 preambleを送信してもよい。
また、例えば、UEは、少なくとも1つのアクティブ化されたUL BWPを、preamble送信のためのPRACHリソースを含む割り当てられた他のアクティブ化されていないUL BWPに切り替え、その中から第1 preambleを送信するためのPRACHリソースを選択し、該第1 preambleを送信してもよい。
また、例えば、UEは、少なくとも1つのアクティブ化されたUL BWPを、割り当てられた全てのUL BWP以外の、preamble送信のためのPRACHリソースを含むUL BWPに切り替え、その中から第1 preambleを送信するためのPRACHリソースを選択し、該第1 preambleを送信してもよい。
ステップ1002において、gNBがpreamble送信のために用いられる1つのDL BWPに対応するpreamble集合及び/又は時間周波数リソース集合を指定した場合、即ち、ネットワークによりUEが該ランダムアクセスを開始するようにトリガして該指定を行う場合、UEは、ネットワークにより指定されたpreamble送信のために用いられる時間周波数リソース集合及び/又はpreamble集合から第1 preambleを送信するための時間周波数リソースを選択して該第1 preambleを送信してもよい。また、ネットワーク装置がmsg.2を送信するためのDL BWPをUEに暗黙的に指示してもよく、これによって、UEは該指示に基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定することができる。
ステップ1003のもう1つの態様では、実施例1で説明したように、ネットワーク装置は、第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreamble及び/又は第2 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleをさらに指示してもよく、この場合、UEは、該指示を受信し、該指示及び該第1 preambleを送信するための時間周波数リソースに基づいて、ネットワーク装置によりmsg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。
例えば、ユーザ装置により送信された第1 preambleが第1 DL BWPに対応する場合、即ち、該第1 preambleが第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleに属する場合、ユーザ装置は、ネットワーク装置によりmsg.2を送信するためのDL BWPが第1 DL BWPであると決定する。また、例えば、ユーザ装置により送信された第1 preambleが第2 DL BWPに対応する場合、即ち、該第1 preambleが第2 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleに属する場合、ユーザ装置は、ネットワーク装置によりmsg.2を送信するためのDL BWPが第2 DL BWPであると決定する。
具体的な指示方法、及びmsg.2を送信可能なDL BWPとpreambleとの対応関係について、実施例1で既に詳細に説明しており、ここでその内容を援用し、その説明を省略する。
ステップ1003において、UEが1つのDL BWPを同時に受信して使用することしかできない場合、該UEは、以下の方法を用いてmsg.2を監視して受信してもよい。
例えば、決定された該DL BWPにおけるmsg.2を送信するためのCORESET構成が現在アクティブ化されたDL BWPにおけるmsg.2を送信するためのCORESET構成と同一である場合、UEは、現在アクティブ化されたDL BWPでmsg.2を監視して受信してもよい。
また、例えば、UEは、決定された該DL BWPに切り替え、決定された該DL BWPでmsg.2を監視して受信してもよい。
ステップ1003において、UEが2つ又は2つ以上のDL BWPを同時に受信することができる場合、該UEは、以下の方法を用いてmsg.2を監視して受信してもよい。
例えば、決定された該DL BWPにおけるmsg.2を送信するためのCORESET構成が現在アクティブ化されたDL BWPにおけるmsg.2を送信するためのCORESET構成と同一である場合、UEは、現在アクティブ化されたDL BWPでmsg.2を監視して受信してもよい。
また、例えば、UEは、もう1つのDL BWPをアクティブ化し、或いはもう1つのDL BWPに切り替え、msg.2を監視して受信してもよい。
例えば、アクティブ化されたDL BWPが最大数に達していない場合、UEは、決定された該DL BWPをアクティブ化し、決定された該DL BWPで該msg.2を監視して受信してもよい。
また、例えば、UEは、そのうち1つのアクティブ化されたDL BWPを決定された該DL BWPに切り替え、決定された該DL BWPで該msg.2を監視して受信してもよい。
以上の説明では、決定された該DL BWPは、UEにより送信されたmsg.1に対応するDL BWPであり、即ち該第1 preambleを送信するための時間周波数リソース及び/又は第1 preambleに対応するmsg.2を送信するためのDL BWPである。
本実施例では、UEは、msg.2を受信した後に、msg.2に含まれるmsg.3を送信するためのスケジューリング情報に基づいてmsg.3を送信してもよく、該msg.3は、UEの識別子、即ちUE IDを含んでもよい。上述したように、ネットワーク装置は、スケジューリングされた位置において該msg.3を受信し、該msg.3に含まれるUE IDに基づいてUEを一意に決定し、UEにmsg.4を送信してもよい。具体的な送信方法は、実施例1と同様であり、ここでその説明を省略する。
本実施例では、UEは該msg.4を受信した後に、ランダムアクセスの全てのプロセスを完了してもよい。
本実施例では、ネットワーク装置側の他の実施例に応じて、msg.1は、指示情報を搬送することで、msg.2を送信するためのDL BWPを指示してもよい。この場合、本実施例では、UEは、送信されたmsg.1により搬送された該指示情報に基づいて、ネットワーク装置によりmsg.2を送信するためのDL BWPを決定し、決定された該DL BWPでmsg.2を監視して受信してもよい。
該実施例では、ユーザ装置はネットワーク装置にmsg.1を送信してもよく、該msg.1は、該ネットワーク装置がmsg.2を送信するためのDL BWPを示す指示情報を含み、該指示情報はビット情報である。また、ユーザ装置は、該指示情報に基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定し、決定されたDL BWPで、ネットワーク装置により送信されたmsg.2を受信する。
該実施例では、該指示情報に加えて、ユーザ装置は、該msg.1を送信するための時間周波数リソース及び/又は該msg.1により用いられるpreambleに基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定してもよい。
例えば、ユーザ装置は、該指示情報、該ネットワーク装置により指示された各DL BWPに対応する各preamble、該msg.1により用いられるpreambleに基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定してもよい。
また、例えば、ユーザ装置は、該指示情報、該msg.1を送信するための時間周波数リソース、及び該ネットワーク装置により指示された各DL BWPに対応する、msg.1を送信するための各時間周波数リソースに基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定する。
本実施例の方法によれば、ユーザ装置は、ネットワーク装置にmsg.1を送信し、送信された該msg.1(例えばmsg.1を送信するための時間周波数リソース及び/又はpreamble及び/又はmsg.1により搬送された指示情報)に基づいて、ネットワーク装置によりmsg.2を送信するためのDL BWPを決定し、該DL BWPでmsg.2を監視して受信し、ランダムアクセスを行うことができる。これによって、UEの正常アクセスを確保することができる。
<実施例3>
本実施例は、ランダムアクセス装置を提供し、該装置はネットワーク装置、例えばgNB(NRにおける基地局)などに構成されてもよい。該装置の問題解決の原理は実施例1の方法と類似するため、その具体的な実施は実施例1の方法の実施を参考してもよく、同様な内容について説明を省略する。
図11は該装置の構成の概略図であり、図11に示すように、該ランダムアクセス装置1100は、受信部1101、決定部1102、及び送信部1103を含む。受信部1101は、第1時間周波数リソースで、第1ユーザ装置により送信された第1プリアンブル(preamble)を受信する。決定部1102は、該第1 preambleに基づいて、第2メッセージ(msg.2A)を送信するためのキャリア帯域幅(DL BWP)を決定する。送信部1103は、該DL BWPで該msg.2Aを送信する。
本実施例では、決定部1102は、受信された該第1 preambleに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定することができる。これによって、UEの正常アクセスを確保した。
本実施例の1つの態様では、図11に示すように、該ランダムアクセス装置1100は、第1 DL BWP及び第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleを指示する第1指示部1104をさらに含む。該第1 preambleは、該第1指示部1104により指示された第1 DL BWPに対応する該少なくとも1つのpreambleに属する。これによって、決定部1102は、該第1指示部1104の指示及び該第1 preambleに基づいて該第1 DL BWPを決定してもよい。
この態様では、第1指示部1104は、第2 DL BWP及び第2 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleをさらに指示してもよい。受信部1101は、第2ユーザ装置により送信された第2 preambleをさらに受信し、第2 preambleは、第1指示部1104により指示された第2 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleに属する。決定部1102は、該第1指示部1104の指示及び該第2 preambleに基づいて、第2メッセージ(msg.2B)を送信するための第2 DL BWPをさらに決定してもよい。送信部1103は、該第2 DL BWPで該msg.2Bをさらに送信してもよい。
本実施例では、第1指示部1104は、ブロードキャスト情報、又はシステム情報及び/若しくはRRCシグナリングを介して該指示を行ってもよい。
本実施例のもう1つの態様では、図11に示すように、該ランダムアクセス装置1100は、第1 DL BWP、及び第1 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースを指示する第2指示部1105をさらに含む。該第1時間周波数リソースは、該第2指示部1105により指示された第1 DL BWPに対応する該少なくとも1つの時間周波数リソースに属する。これによって、決定部1102は、第2指示部1105の指示及び該第1時間周波数リソースに基づいて該第1 DL BWPを決定してもよい。
この態様では、第2指示部1105は、第2 DL BWP、及び第2 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースをさらに指示してもよい。受信部1101は、第2時間周波数リソースで、第2ユーザ装置により送信された第2 preambleをさらに受信してもよい。該第2時間周波数リソースは、該第2指示部1105により指示された第2 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースに属する。決定部1102は、該第2指示部1105の指示及び該第2時間周波数リソースに基づいて、第2メッセージ(msg.2B)を送信するための第2 DL BWPをさらに決定してもよい。送信部1103は、該第2 DL BWPで該msg.2Bをさらに送信してもよい。
この態様では、第2指示部1105は、ブロードキャスト情報、又はシステム情報及び/若しくはRRCシグナリングを介して該指示を行ってもよい。
本実施例では、図11に示すように、該ランダムアクセス装置1100は、カバレッジ内のユーザ装置が競合ベースのランダムアクセスを開始するようにトリガするトリガ部1106をさらに含んでもよい。好ましくは、トリガ部1106は、msg.2を送信するためのDL BWPを各ユーザ装置に指示してもよく、好ましくは、該ユーザ装置がmsg.1を送信するために用いられる1つのDL BWPに対応するpreamble集合及び/又はリソース集合を指定してもよいし、指定しなくてもよい。
本実施例では、図11に示すように、該ランダムアクセス装置1100は、第1 DL BWP及び第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleを指示する第3指示部1107をさらに含んでもよい。該第1 preambleは、該第3指示部により指示された該第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleに属する。該決定部1102は、該第3指示部1107の指示及び該第1 preambleに基づいて、msg.2Aを送信するための第1 DL BWPを決定する。
本実施例では、図11に示すように、該ランダムアクセス装置1100は、第1 DL BWP、及び第1 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースを指示する第4指示部1108をさらに含んでもよい。該第1時間周波数リソースは、該第4指示部1108により指示された第1 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースに属する。該決定部1102は、該第4指示部1108の指示及び該第1時間周波数リソースに基づいて、msg.2Aを送信するための第1 DL BWPを決定する。
本実施例では、受信部1101は、第1ユーザ装置により送信された第3メッセージ(msg.3A)をさらに受信してもよい。該msg.3Aは、該第1ユーザ装置の識別子を含んでもよい。これによって、送信部1103は、該第1ユーザ装置の識別子に基づいて該第1ユーザ装置に第4メッセージ(msg.4A)を送信してもよい。
本実施例では、送信部1103は、msg.2Aを送信するためのDL BWPを介して、該msg.4Aを送信してもよく、或いは、第1ユーザ装置が競合ベースのランダムアクセスを開始する前にアクティブ化されたDL BWPを介して、該msg.4Aを送信してもよく、或いは、第1ユーザ装置のために構成されたデフォルトのDL BWPを介して、該msg.4Aを送信してもよく、或いは、第1ユーザ装置が競合ベースのランダムアクセスを開始する前にアクティブ化されたDL BWPがタイムアウトしていない場合、該アクティブ化されたDL BWPを介して、該msg.4Aを送信してもよく、或いは、第1ユーザ装置が競合ベースのランダムアクセスを開始する前にアクティブ化されたDL BWPがタイムアウトした場合、第1ユーザ装置のために構成されたデフォルトのDL BWPを介して、該msg.4Aを送信してもよい。
本実施例の他の態様では、受信部1101により受信されたmsg.1は、msg.2を送信するためのDL BWPを指示する指示情報を含む。決定部1102は、該指示情報に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定してもよい。この態様は、上記の態様と組み合わせてもよい。
本実施例の装置によれば、ネットワーク装置は、受信されたmsg.1により用いられる時間周波数リソース、及び/又はpreamble、及び/又は該msg.1により搬送された指示情報に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定して該msg.2を送信することができる。これによって、UEの正常アクセスを確保することができる。
<実施例4>
本実施例は、ランダムアクセス装置を提供し、該装置はユーザ装置に構成されてもよい。該装置の問題解決の原理は実施例2の方法と類似するため、その具体的な実施は実施例2の方法の実施を参考してもよく、同様な内容について説明を省略する。
図12は該装置の構成の概略図であり、図12に示すように、該ランダムアクセス装置1200は、決定部1201、送信部1202、及び受信部1203を含む。決定部1201は、msg.2を受信するためのDL BWPを決定する。送信部1202は、該DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースから第1時間周波数リソースを選択し、該DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleから第1 preambleを選択し、選択された第1時間周波数リソースで第1 preambleを送信する。受信部1203は、該DL BWPで該msg.2を監視して受信する。
本実施例の1つの態様では、受信部1203は、ネットワーク装置により指示された第1 DL BWP、及び第1 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソース、並びに/又は、第2 DL BWP、及び第2 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースをさらに受信してもよい。決定部1201は、該第1 preambleを送信するための該第1時間周波数リソース、該ネットワーク装置により指示された第1 DL BWP、及び第1 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソース、並びに/又は、第2 DL BWP、及び第2 DL BWPに対応するpreamble送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースに基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定してもよい。
本実施例のもう1つの態様では、受信部1203は、ネットワーク装置により指示された第1 DL BWP、及び第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreamble、並びに/又は、第2 DL BWP、及び第2 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleをさらに受信してもよい。決定部1201は、該第1 preamble、該ネットワーク装置により指示された第1 DL BWP、及び第1 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreamble、並びに/又は、第2 DL BWP、及び第2 DL BWPに対応する少なくとも1つのpreambleに基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定してもよい。
本実施例のもう1つの態様では、決定部1201は、該ユーザ装置が競合ベースのランダムアクセスを行うようにトリガする際にネットワーク装置により指示された、msg.2を送信するためのDL BWPに基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定してもよい。
本実施例の1つの態様では、msg.1を送信するために用いられる1つのDL BWPに対応するpreamble集合及び/又はリソース集合がネットワーク装置により指定されていない場合、送信部1202は、以下の方法を用いてmsg.1を送信してもよい。
現在アクティブ化されているUL BWPにmsg.1を送信するためのPRACHリソースが含まれる場合、現在アクティブ化されているUL BWPからmsg.1を送信するためのPRACHリソース及びpreambleを選択し、該msg.1を送信してもよい。
或いは、msg.1を送信するためのPRACHリソースを含む、割り当てられた他のアクティブ化されていないUL BWPに切り替え、その中からmsg.1を送信するためのPRACHリソース及びpreambleを選択し、該msg.1を送信してもよい。
或いは、割り当てられた全てのUL BWP以外の、msg.1を送信するためのPRACHリソースを含むUL BWPに切り替え、その中からmsg.1を送信するためのPRACHリソース及びpreambleを選択し、該msg.1を送信してもよい。
或いは、アクティブ化されたUL BWPが最大数に達していない場合、msg.1を送信するためのPRACHリソースを含む、割り当てられた他のアクティブ化されていないUL BWPをアクティブ化し、その中からmsg.1を送信するためのPRACHリソース及びpreambleを選択し、該msg.1を送信してもよい。
或いは、アクティブ化されたUL BWPが最大数に達していない場合、割り当てられた全てのUL BWP以外の、msg.1を送信するためのPRACHリソースを含むUL BWPをアクティブ化し、その中からmsg.1を送信するためのPRACHリソース及びpreambleを選択し、該msg.1を送信してもよい。
或いは、少なくとも1つのアクティブ化されたUL BWPを、msg.1を送信するためのPRACHリソースを含む割り当てられた他のアクティブ化されていないUL BWPに切り替え、その中からmsg.1を送信するためのPRACHリソース及びpreambleを選択し、該msg.1を送信してもよい。
或いは、少なくとも1つのアクティブ化されたUL BWPを、割り当てられた全てのUL BWP以外の、msg.1を送信するためのPRACHリソースを含むUL BWPに切り替え、その中からmsg.1を送信するためのPRACHリソース及びpreambleを選択し、該msg.1を送信してもよい。
本実施例のもう1つの態様では、msg.1を送信するために用いられる1つのDL BWPに対応するpreamble集合及び/又はリソース集合がネットワーク装置により指定された場合、送信部1202は、ネットワーク装置により指定されたmsg.1を送信するために用いられるpreamble集合及び/又はリソース集合から、msg.1を送信するための時間周波数リソース及びpreambleを選択し、該msg.1を送信してもよい。
本実施例の他の態様では、送信部1202により送信されたmsg.1は、msg.2を送信するためのDL BWPを指示する指示情報を搬送している。該態様は上記態様と組み合わせてもよい。
本実施例では、決定された該DL BWPにおけるmsg.2を送信するためのCORESET構成が現在アクティブ化されたDL BWPにおけるmsg.2を送信するためのCORESET構成と同一である場合、受信部1203は、現在アクティブ化されたDL BWPで該msg.2を監視して受信してもよい。
本実施例では、受信部1203は、決定された該DL BWPに切り替え、決定された該DL BWPで該msg.2を監視して受信してもよい。
本実施例では、アクティブ化されたDL BWPが最大数に達していない場合、受信部1203は、決定された該DL BWPをアクティブ化し、決定された該DL BWPで該msg.2を監視して受信してもよい。
本実施例では、受信部1203は、そのうち1つのアクティブ化されたDL BWPを決定された該DL BWPに切り替え、決定された該DL BWPで該msg.2を監視して受信してもよい。
本実施例の装置によれば、ユーザ装置は、ネットワーク装置にmsg.1を送信し、送信された該msg.1(例えばmsg.1を送信するための時間周波数リソース及び/又はpreamble及び/又はmsg.1により搬送された指示情報)に基づいて、ネットワーク装置によりmsg.2を送信するためのDL BWPを決定し、該DL BWPでmsg.2を監視して受信し、ランダムアクセスを行うことができる。これによって、UEの正常アクセスを確保することができる。
<実施例5>
本発明の実施例は、ネットワーク装置、例えばgNB(NRにおける基地局)をさらに提供し、該ネットワーク装置は、実施例3のランダムアクセス装置を含む。
図13は本発明の実施例のネットワーク装置の1つの態様の構成の概略図である。図13に示すように、ネットワーク装置1300は、中央処理装置(CPU)1301及びメモリ1302を含んでもよく、メモリ1302は中央処理装置1301に接続される。メモリ1302は、各種のデータを記憶してもよいし、情報処理のプログラムをさらに記憶し、中央処理装置1301の制御で該プログラムを実行し、ユーザ装置により送信された各種の情報を受信し、ユーザ装置に各種の情報を送信する。
1つの態様では、実施例3のランダムアクセス装置の機能は中央処理装置1301に統合され、中央処理装置1301により実施例3のランダムアクセス装置の機能を実現してもよい。ここで、ランダムアクセス装置の機能の内容を援用し、その説明を省略する。
もう1つの態様では、実施例3のランダムアクセス装置は中央処理装置1301とそれぞれ配置されてもよく、例えば該ランダムアクセス装置は中央処理装置1301に接続されたチップであり、中央処理装置1301の制御により該ランダムアクセス装置の機能を実現してもよい。
また、図13に示すように、ネットワーク装置1300は、送受信機1303及びアンテナ1304などをさらに含んでもよい。上記部材の機能は従来技術と類似し、ここでその説明を省略する。なお、ネットワーク装置1300は図13に示す全てのユニットを含む必要がない。また、ネットワーク装置1300は、図13に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
本実施例のネットワーク装置によれば、受信されたmsg.1により用いられる時間周波数リソース、及び/又はpreamble、及び/又は該msg.1により搬送された指示情報に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定して該msg.2を送信することができる。これによって、UEの正常アクセスを確保することができる。
<実施例6>
本発明の実施例は、ユーザ装置をさらに提供し、該ユーザ装置は実施例4のランダムアクセス装置を含む。
図14は本発明の実施例のユーザ装置の構成の概略図である。図14に示すように、ユーザ装置1400は、中央処理装置(CPU)1401及びメモリ1402を含んでもよく、メモリ1402は中央処理装置1401に接続される。なお、該図は単なる例示的なものであり、電気通信機能又は他の機能を実現するように、他の種類の構成を用いて、該構成を補充又は代替してもよい。
1つの態様では、実施例4のランダムアクセス装置の機能は中央処理装置1401に統合され、中央処理装置1401により実施例4のランダムアクセス装置の機能を実現してもよい。ここで、ランダムアクセス装置の機能の内容を援用し、その説明を省略する。
もう1つの態様では、実施例4のランダムアクセス装置は中央処理装置1401とそれぞれ配置されてもよく、例えば該ランダムアクセス装置は中央処理装置1401に接続されたチップであり、中央処理装置1401の制御により該ランダムアクセス装置の機能を実現してもよい。
また、図14に示すように、ユーザ装置1400は、通信モジュール1403、入力部1404、音声処理部1405、ディスプレイ1406、電源1407をさらに含んでもよい。なお、ユーザ装置1400は図14に示す全てのユニットを含む必要がない。また、ユーザ装置1400は、図14に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
図14に示すように、中央処理装置1401は、コントローラ又は操作制御部とも称され、マイクロプロセッサ又は他の処理装置及び/又は論理装置を含んでもよく、中央処理装置1401は入力を受け付け、ユーザ装置1400の各部の操作を制御する。
ここで、メモリ1402は、例えばバッファ、フラッシュメモリ、ハードディスク、移動可能な媒体、発揮性メモリ、不発揮性メモリ、又は他の適切な装置の1つ又は複数であってもよく、各種のデータ及び関連情報を実行するためのプログラムを記憶している。また、中央処理装置1401は、メモリ1402に記憶されたプログラムを実行し、情報の記憶又は処理などを実現してもよい。他の部材は従来技術に類似するため、ここでその説明が省略される。ユーザ装置1400の各部は、本発明の範囲から逸脱することなく、特定のハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はその組み合わせによって実現されてもよい。
本実施例のユーザ装置によれば、ネットワーク装置にmsg.1を送信し、送信された該msg.1(例えばmsg.1を送信するための時間周波数リソース及び/又はpreamble及び/又はmsg.1により搬送された指示情報)に基づいて、ネットワーク装置によりmsg.2を送信するためのDL BWPを決定し、該DL BWPでmsg.2を監視して受信し、ランダムアクセスを行うことができる。これによって、UEの正常アクセスを確保することができる。
<実施例7>
本発明の実施例は、ネットワーク装置及びユーザ装置を含む通信システムをさらに提供し、ネットワーク装置は例えば実施例5のネットワーク装置1300であり、ユーザ装置は例えば実施例6のユーザ装置1400である。
本実施例では、該ネットワーク装置は、例えばNRにおけるgNBであってもよく、実施例3のランダムアクセス装置の機能に加えて、例えば実施例5のようなネットワーク装置の通常の構成及び機能を含み、ここでその説明を省略する。
本実施例では、該ユーザ装置は、例えばgNBによりサービングされるUEであり、実施例4のランダムアクセス装置の機能に加えて、例えば実施例6のようなユーザ装置の通常の構成及び機能を含み、ここでその説明を省略する。
本実施例の通信システムによれば、UEの正常アクセスを確保することができる。
本発明の実施例では、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、ネットワーク装置において該プログラムを実行する際に、コンピュータに該ネットワーク装置において上記の実施例1に記載の方法を実行させる、プログラムをさらに提供する。
本発明の実施例では、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、該プログラムを実行する際に、コンピュータにネットワーク装置において実施例1に記載の方法を実行させる、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の実施例では、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、ユーザ装置において該プログラムを実行する際に、コンピュータに該ユーザ装置において実施例2に記載の方法を実行させる、プログラムをさらに提供する。
本発明の実施例では、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、該プログラムを実行する際に、コンピュータにユーザ装置において実施例2に記載の方法を実行させる、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアを結合して実現されてもよい。本発明はコンピュータが読み取り可能なプログラムに関し、該プログラムはロジック部により実行される際に、該ロジック部に上述した装置又は構成要件を実現させる、或いは該ロジック部に上述した各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明は上記のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えばハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、フラッシュメモリ等に関する。
本発明の実施例を参照しながら説明した各装置における各処理方法は、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール、又は両者の組み合わせで実施されてもよい。例えば、図11に示す機能的ブロック図における1つ若しくは複数、又は機能的ブロック図の1つ若しくは複数の組み合わせ(例えば受信部、決定部、送信部など)は、コンピュータプログラムフローの各ソフトウェアモジュールに対応してもよいし、各ハードウェアモジュールに対応してもよい。これらのソフトウェアモジュールは、図3に示す各ステップにそれぞれ対応してもよい。これらのハードウェアモジュールは、例えばフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)を用いてこれらのソフトウェアモジュールをハードウェア化して実現されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、モバイルハードディスク、CD-ROM又は当業者にとって既知の任意の他の形の記憶媒体に位置してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり、記憶媒体に情報を書き込むように該記憶媒体をプロセッサに接続してもよいし、記憶媒体がプロセッサの構成部であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体はASICに位置してもよい。該ソフトウェアモジュールは移動端末のメモリに記憶されてもよいし、移動端末に挿入されたメモリカードに記憶されてもよい。例えば、機器(例えば移動端末)が比較的に大きい容量のMEGA-SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置を用いる場合、該ソフトウェアモジュールは該MEGA-SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置に記憶されてもよい。
図面に記載されている機能的ブロック図における一つ以上の機能ブロックおよび/または機能ブロックの一つ以上の組合せは、本願に記載されている機能を実行するための汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理装置、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の適切な組み合わせで実現されてもよい。図面に記載されている機能的ブロック図における一つ以上の機能ブロックおよび/または機能ブロックの一つ以上の組合せは、例えば、コンピューティング機器の組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSP通信と組み合わせた1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成で実現されてもよい。
以上、具体的な実施形態を参照しながら本発明を説明しているが、上記の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の保護の範囲を限定するものではない。本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び変更を行ってもよく、これらの変形及び変更も本発明の範囲内のものである。
また、上述の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
ネットワーク装置に適用されるランダムアクセス方法であって、
ネットワーク装置がユーザ装置により送信された第1メッセージ(msg.1)を受信するステップであって、前記msg.1は、第2メッセージ(msg.2)を送信するためのキャリア帯域幅(DL BWP)を示す指示情報を含み、前記指示情報はビット情報である、ステップと、
前記ネットワーク装置が、前記指示情報に基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定するステップと、
前記ネットワーク装置が、決定されたDL BWPでmsg.2を送信するステップと、を含む、方法。
(付記2)
前記ネットワーク装置は、前記指示情報、並びに前記msg.1を送信するための時間周波数リソース及び/又は前記msg.1により用いられるpreambleに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定する、付記1に記載の方法。
(付記3)
前記ネットワーク装置が、各DL BWPに対応する各preambleを指示するステップと、
前記ネットワーク装置が、前記指示情報、受信された前記msg.1により用いられるpreamble、及び指示された各DL BWPに対応する各preambleに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定するステップと、をさらに含む、付記2に記載の方法。
(付記4)
前記ネットワーク装置が、各DL BWPに対応する、msg.1を送信するための各時間周波数リソースを指示するステップと、
前記ネットワーク装置が、前記指示情報、前記msg.1を受信するための時間周波数リソース、及び指示された各DL BWPに対応する、msg.1を送信するための各時間周波数リソースに基づいて、msg.2を送信するためのDL BWPを決定するステップと、をさらに含む、付記2又は3に記載の方法。
(付記5)
ユーザ装置に適用されるランダムアクセス方法であって、
ユーザ装置がネットワーク装置にmsg.1を送信するステップであって、前記msg.1は、前記ネットワーク装置が第2メッセージ(msg.2)を送信するためのキャリア帯域幅(DL BWP)を示す指示情報を含み、前記指示情報はビット情報である、ステップと、
前記ユーザ装置が、前記指示情報に基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定するステップと、
前記ユーザ装置が、決定されたDL BWPで、ネットワーク装置により送信されたmsg.2を受信するステップと、を含む、方法。
(付記6)
前記ユーザ装置は、前記指示情報、並びに前記msg.1を送信するための時間周波数リソース及び/又は前記msg.1により用いられるpreambleに基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定する、付記5に記載の方法。
(付記7)
前記ユーザ装置は、前記指示情報、前記ネットワーク装置により指示された各DL BWPに対応する各preamble、前記msg.1により用いられるpreambleに基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定する、付記6に記載の方法。
(付記8)
前記ユーザ装置は、前記指示情報、前記msg.1を送信するための時間周波数リソース、及び前記ネットワーク装置により指示された各DL BWPに対応する、msg.1を送信するための各時間周波数リソースに基づいて、msg.2を受信するためのDL BWPを決定する、付記6又は7に記載の方法。

Claims (19)

  1. ネットワーク装置であって、
    ユーザ装置により少なくとも2つのアップリンク帯域幅部分(UL BWP)のうちのactive UL BWPにおける第1時間周波数リソースで送信されたプリアンブル(preamble)を受信する受信部と、
    受信された前記プリアンブルに基づいて、少なくとも2つのダウンリンク帯域幅部分(DL BWP)のうちの、プリアンブルが受信された前記active UL BWPに対応するDL BWPを決定する制御部と、
    受信された前記プリアンブルに基づいて前記決定されたDL BWPでランダムアクセス手順に関連付けられたメッセージを送信する送信部と、を含み、
    前記ユーザ装置がプリアンブルを送信するための前記active UL BWPと、前記ユーザ装置がプリアンブルを送信した後にランダムアクセス手順に関連付けられたメッセージを受信するためのactive DL BWPとは、同一のBWPインデックスによって一対一で対応する、ネットワーク装置。
  2. 前記送信部は、第1情報及び第2情報を送信し、
    前記第1情報は、第1 DL BWPの指示を含み、
    前記第2情報は、前記第1 DL BWPに対応し、且つ前記ユーザ装置により前記プリアンブルを送信するための少なくとも1つの時間周波数リソースを指示する、請求項1に記載のネットワーク装置。
  3. 前記送信部は、ブロードキャスト情報、システム情報、及び無線リソース制御(RRC)シグナリングの少なくとも1つを介して、前記第1情報及び前記第2情報を送信する、請求項2に記載のネットワーク装置。
  4. 前記第1 DL BWPに対応し、且つ前記ユーザ装置により前記プリアンブルを送信するための前記少なくとも1つの時間周波数リソースは、第1アップリンク(UL)BWPに位置する、請求項2に記載のネットワーク装置。
  5. 前記第1 DL BWPに対応し、且つ前記ユーザ装置により前記プリアンブルを送信するための前記少なくとも1つの時間周波数リソースは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソースを含む第1 UL BWPである、請求項2に記載のネットワーク装置。
  6. 前記第2情報は、PRACHリソースを含む第1 UL BWPの情報を含み、
    PRACHリソースを含む第1 UL BWPは、第1 DL BWPに対応する、請求項2に記載のネットワーク装置。
  7. 端末であって、
    少なくとも2つのUL BWPのうちからプリアンブル送信を行うための1つのactive UL BWPおよび少なくとも2つのDL BWPのうちから前記active UL BWPに対応するactive DL BWPを決定し、前記プリアンブル送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースから前記active UL BWPにおける時間周波数リソースを選択し、前記プリアンブル送信のための少なくとも1つのプリアンブルから第1プリアンブルを選択する処理部と、
    選択された前記時間周波数リソースでネットワーク装置に選択された前記第1プリアンブルを送信する送信部と、
    前記active DL BWPでランダムアクセス手順に関連付けられたメッセージを受信する受信部と、を含み、
    ユーザ装置がプリアンブルを送信するための前記active UL BWPと、前記ユーザ装置がプリアンブルを送信した後にランダムアクセス手順に関連付けられたメッセージを受信するための前記active DL BWPとは、同一のBWPインデックスによって一対一に対応する、端末。
  8. 前記受信部は、前記ネットワーク装置から、第1 DL BWPを指示するための第1情報、及び前記DL BWPに対応するプリアンブル送信のための前記少なくとも1つの時間周波数リソースを指示するための第2情報を受信する、請求項7に記載の端末。
  9. 前記受信部は、ブロードキャスト情報、システム情報、及びRRCシグナリングの少なくとも1つを介して、前記ネットワーク装置から前記第1情報及び前記第2情報を受信する、請求項8に記載の端末。
  10. 前記処理部は、受信された前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記第1 DL BWPと前記DL BWPとが同一であると決定する、請求項8に記載の端末。
  11. 前記DL BWPに対応するプリアンブル送信のための前記少なくとも1つの時間周波数リソースは、第1 UL BWPの時間周波数リソースである、請求項8に記載の端末。
  12. 前記DL BWPに対応するプリアンブル送信のための前記少なくとも1つの時間周波数リソースは、PRACHリソースを含む第1 UL BWPである、請求項8に記載の端末。
  13. 前記第2情報は、PRACHリソースを含む前記第1 UL BWPの情報に対応し、
    PRACHリソースを含む前記第1 UL BWPは、前記第1 DL BWPに対応する、請求項12に記載の端末。
  14. 前記受信部は、第1 DL BWPに切り替え、前記第1 DL BWPでランダムアクセス手順に関連付けられたメッセージを監視して受信する、請求項7に記載の端末。
  15. 前記送信部は、前記時間周波数リソースで前記プリアンブルを送信する前に、PRACHリソースを含む第1 UL BWPに切り替え、
    前記時間周波数リソースは、前記第1 UL BWPにおける前記PRACHリソースに属する、請求項7に記載の端末。
  16. 前記メッセージは、ランダムアクセス手順におけるメッセージ2(message 2)である、請求項7に記載の端末。
  17. ユーザ装置と、ネットワーク装置と、を含む通信システムであって、
    前記ユーザ装置は、
    少なくとも2つのUL BWPのうちからプリアンブル送信を行うための1つのactive UL BWPおよびランダムアクセス応答メッセージを受信するための、少なくとも2つのDL BWPのうち前記active UL BWPに対応するactive DL BWPを決定し、プリアンブル送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースから前記active UL BWPにおける時間周波数リソースを選択し、
    決定された前記DL BWPに基づいてプリアンブル送信のための少なくとも1つのプリアンブルからプリアンブルを選択し、
    選択された前記時間周波数リソースでネットワーク装置に前記プリアンブルを送信し、
    前記ネットワーク装置は、
    前記ユーザ装置により送信された前記プリアンブルを受信し、
    受信された前記プリアンブルに基づいて、前記少なくとも2つのDL BWPのうちの、プリアンブルが受信された前記active UL BWPに対応する前記active DL BWPを決定し、
    受信された前記プリアンブルに基づいて、前記active DL BWPでランダムアクセス手順に関連するメッセージを送信し、
    前記ユーザ装置は、前記DL BWPでランダムアクセス手順に関連する前記メッセージを受信し、
    前記ユーザ装置がプリアンブルを送信するための前記active UL BWPと、前記ユーザ装置がプリアンブルを送信した後にランダムアクセス手順に関連付けられたメッセージを受信するためのactive DL BWPとは、同一のBPWインデックスによって一対一で対応する、通信システム。
  18. ランダムアクセス応答メッセージを受信するための前記DL BWPが前記ユーザ装置により決定された場合、前記ユーザ装置は、UL BWPが前記DL BWPに対応するか否かを決定し、前記UL BWPが前記DL BWPに対応しないとき、前記DL BWPを前記UL BWPに対応する第1 DL BWPに切り替える、請求項17に記載の通信システム。
  19. 前記ユーザ装置が前記DL BWPを前記第1 DL BWPに切り替えた場合、前記ユーザ装置は、前記第1 DL BWPに対応するプリアンブル送信のための少なくとも1つの時間周波数リソースから時間周波数リソースを選択し、前記第1 DL BWPに対応するプリアンブル送信のための少なくとも1つのプリアンブルから第1プリアンブルを選択し、選択された前記時間周波数リソースで前記第1プリアンブルを送信する、請求項18に記載の通信システム。
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