JP7310664B2 - ワーク計測用治具及び当該治具を用いたワーク板厚計測方法 - Google Patents

ワーク計測用治具及び当該治具を用いたワーク板厚計測方法 Download PDF

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本発明は、ワーク計測用治具及び当該治具を用いたワーク板厚計測方法に関し、詳しくは、異なる形状の複数種類のワークを自重等による変形を回避しつつ固定できるワーク計測用治具及び当該治具を用いた精度の高いワーク板厚計測方法に関する。
一般に、各種形状に形成されたワークの板厚を計測する方法として、非接触の3次元計測装置を用いて、ワークの表面側の形状データと裏面側の形状データとをそれぞれ計測した後、両形状データにおける同一断面での寸法差を演算して、ワークの板厚を求める方法が知られている。
また、自動車のボデー部品のように、ある程度の大きさを有するワーク(プレス部品等)の形状を計測する場合には、図7に示すように、ワーク101を水平状に配置し、当該ワーク101の外縁部を下方から支持する複数のワーク受部102(102a、102b、102c、102d)と、当該ワーク受部102に載置したワーク101を上方から挟圧して固定するクランプ部103(103a、103b、103c、103d)とを備えたワーク計測用治具100が、例えば、特許文献1に開示されている。
特開平11-28624号公報
しかしながら、上記ワーク計測用治具100は、ワーク101を水平状に配置し、ワーク101の外縁部をワーク受部102が下方から支持する構造であるので、ワーク101の表面側を上にしたときと、ワーク101の裏面側を上にしたときとで、ワーク101の剛性が異なり、ワーク101の自重や反り等によって、ワーク101の撓み量が相違することがあった。また、上記ワーク計測用治具100は、ワーク101の外縁部をクランプ部103が挟圧する構造であるので、クランプ部103がワーク101の外縁部を挟圧したとき、ワーク101の形状が変形したりすることがあった。そのため、ワーク101の板厚を非接触の3次元計測装置を用いて計測する場合、ワーク101を上記ワーク計測用治具100によって固定すると、撓み又は変形した状態の形状データを計測するおそれがあり、演算する板厚に誤差が生じやすいという問題があった。
また、上記ワーク計測用治具100は、ワーク101の外縁部をワーク受部102とクランプ部103とによって挟圧する構造であるので、異なる形状のワークを計測する場合には、その都度、ワーク受部102とクランプ部103とを調節する必要があり、計測に係る手間が増大するという問題もあった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、異なる形状の複数種類のワークを変形等に伴う誤差を防止しつつ、簡単に固定できるワーク計測用治具及び当該治具を用いた精度の高いワーク板厚計測方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るワーク計測用治具及び当該治具を用いたワーク板厚計測方法は、次のような構成を有している。
(1)異なる形状の複数種類のワークの外縁部を支持する複数のワーク受部を備えたワーク計測用治具であって、
前記ワーク受部は、前記ワークの表面と裏面とを治具正面に向けた起立状態で配置でき、前記ワークの下方の外縁部を下方から支持する下ワーク受部と、前記ワークの上方の外縁部を上方から支持する上ワーク受部とからなり、
前記下ワーク受部と前記上ワーク受部とを、上下方向及び水平方向にそれぞれ移動可能に支持する支持枠を備えていることを特徴とする。
本発明においては、ワーク受部は、ワークの表面と裏面とを治具正面に向けた起立状態で配置でき、ワークの下方の外縁部を下方から支持する下ワーク受部と、ワークの上方の外縁部を上方から支持する上ワーク受部とからなるので、下ワーク受部によってワークの自重を支え、上ワーク受部によってワークの姿勢を起立状態に保持させることができる。そして、その姿勢のまま(ワークを下ワーク受部と上ワーク受部とが支持した状態)で、ワークを離脱させることなく、治具正面の方向からワークの表面側の形状と裏面側の形状とをそれぞれ計測することができる。そのため、ワークの表面側の形状を計測するときと、ワークの裏面側の形状を計測するときとの間で、ワークの自重等による変形量の差に伴う誤差を防止できる。
また、下ワーク受部と上ワーク受部とを、上下方向及び水平方向にそれぞれ移動可能に支持する支持枠を備えているので、異なる形状の複数種類のワークを計測する際にも、各種ワークの外縁部に対応して下ワーク受部と上ワーク受部とをそれぞれ適切な位置に、簡単に移動させることができる。そのため、計測に係る手間を大幅に低減させることができる。
よって、本発明によれば、異なる形状の複数種類のワークを変形等に伴う誤差を防止しつつ、簡単に固定できるワーク計測用治具を提供することができる。
(2)(1)に記載されたワーク計測用治具において、
前記下ワーク受部の上端には、前記下方の外縁部と当接する下当接部が上方に向けて略V字状に開いて形成され、前記上ワーク受部の下端には、前記上方の外縁部と当接する上当接部が下方に向けて略V字状に開いて形成されていることを特徴とする。
本発明においては、下ワーク受部の上端には、下方の外縁部と当接する下当接部が上方に向けて略V字状に開いて形成され、上ワーク受部の下端には、上方の外縁部と当接する上当接部が下方に向けて略V字状に開いて形成されているので、ワークの下方の外縁部と上方の外縁部とが、それぞれ略V字状に開いた各当接部の傾斜面に案内されることによって、異なる形状のワークWを変形させることなく簡単に支持することができる。そのため、外縁部の断面形状が異なるワークでも、ワークの変形等を回避しつつ、簡単に支持することができる。
(3)(1)又は(2)に記載されたワーク計測用治具において、
前記ワークは、鋼板をプレス成形したプレス部品であり、
前記ワーク受部には、前記ワークの外縁部を吸着する磁力をON/OFF切り替え可能に形成されたマグネット体を備えていることを特徴とする。
本発明においては、ワークは、鋼板をプレス成形したプレス部品であり、ワーク受部には、ワークWの外縁部を吸着する磁力をON/OFF切り替え可能に形成されたマグネット体を備えているので、マグネット体の磁力をONに切り替えることによって、ワーク受部にプレス部品を簡単に固定させ、又は磁力をOFFに切り替えることによって、ワーク受部からプレス部品を簡単に離脱させることができる。そのため、異なる形状の複数種類のプレス部品を計測する際の手間を、より一層低減させることができる。
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載されたワーク計測用治具において、
前記支持枠には、水平方向へ延設されたレール部をそれぞれ有する下部枠体及び上部枠体と、前記下部枠体及び前記上部枠体をその両端部で連結する一対の側部枠体とを備え、
前記下部枠体のレール部には、前記下ワーク受部を上下方向に移動可能に支持する下部アーム部が水平移動可能に連結され、前記上部枠体のレール部には、前記上ワーク受部を上下方向に移動可能に支持する上部アーム部が水平移動可能に連結されていることを特徴とする。
本発明においては、支持枠には、水平方向へ延設されたレール部をそれぞれ有する下部枠体及び上部枠体と、下部枠体及び上部枠体をその両端部で連結する一対の側部枠体とを備え、下部枠体のレール部には、下ワーク受部を上下方向に移動可能に支持する下部アーム部が水平移動可能に連結され、上部枠体のレール部には、上ワーク受部を上下方向に移動可能に支持する上部アーム部が水平移動可能に連結されているので、下部枠体と上部枠体と側部枠体とで囲まれる矩形状空間に収容できるワークであれば、ワークの大きさに応じて下部アーム部と上部アーム部とを任意の位置に移動して、ワークを簡単に固定できる。また、支持枠は、下部枠体と上部枠体と側部枠体とで構成されているので、軽量化が可能で、ワーク計測用治具を必要な場所へ簡単に搬送することもできる。例えば、質量の大きいワークに対しても、その計測に必要な場所へワーク計測用治具を簡単に移動させることができる。
(5)(1)乃至(4)のいずれか1つに記載されたワーク計測用治具を用いたワーク板厚計測方法であって、
前記ワーク計測用治具には、前記支持枠に固定された長さ基準ブロックと、前記支持枠を水平方向に180度回転可能に形成された回転台とを備え、
前記ワーク計測用治具の治具正面から、前記ワークの表面又は裏面に平行又はメッシュ状のスリット光を照射する照射部と、前記ワークの表面側のスリット光照射形状と裏面側のスリット光照射形状と前記長さ基準ブロックとを撮影する一対のCCDカメラと、CCDカメラが撮影した形状データに基づいてワークの板厚を演算する演算部とを有する非接触の3次元計測装置を備え、
前記ワークを前記ワーク計測用治具にセットするワークセット工程と、
前記ワークセット工程にてセットした前記ワークに対して前記照射部からスリット光を照射させるワーク照射工程と、
前記ワーク照射工程にて照射された前記ワークの表面側及び裏面側のスリット光照射形状と、前記長さ基準ブロックとを前記CCDカメラによって撮影する形状撮影工程と、
前記形状撮影工程にて撮影された前記ワークの表面側及び裏面側のスリット光照射形状の形状データと、前記長さ基準ブロックの形状データとに基づいて、前記演算部が前記ワークの板厚を演算する板厚演算工程とを有することを特徴とする。
本発明においては、ワーク計測用治具には、支持枠に固定された長さ基準ブロックと、支持枠を水平方向に180度回転可能に形成された回転台とを備え、ワーク計測用治具の治具正面から、ワークの表面又は裏面に平行又はメッシュ状のスリット光を照射する照射部と、ワークの表面側のスリット光照射形状と裏面側のスリット光照射形状と長さ基準ブロックとを撮影する一対のCCDカメラと、CCDカメラが撮影した形状データに基づいてワークの板厚を演算する演算部とを有する非接触の3次元計測装置を備え、ワークをワーク計測用治具にセットするワークセット工程と、ワークセット工程にてセットしたワークに対して照射部からスリット光を照射させるワーク照射工程と、ワーク照射工程にて照射されたワークの表面側及び裏面側のスリット光照射形状と、長さ基準ブロックとをCCDカメラによって撮影する形状撮影工程と、形状撮影工程にて撮影されたワークの表面側及び裏面側のスリット光照射形状の形状データと、長さ基準ブロックの形状データとに基づいて、演算部がワークの板厚を演算する板厚演算工程とを有するので、ワークをワーク計測用治具に固定した状態で、回転台を180度回転することによって、ワークの表面側の形状データと裏面側の形状データとを計測して、ワークの板厚を簡単かつ迅速に求めることができる。その際、ワークはワーク計測用治具に固定されて、水平方向に180度回転するだけであるので、ワークの変形等に伴う誤差が生じにくく、精度の高い板厚計測結果を得ることができる。
よって、本発明によれば、異なる形状の複数種類のワークを変形等に伴う誤差を防止しつつ、簡単に固定できるワーク計測用治具を用いた精度の高いワーク板厚計測方法を提供することができる。
本発明によれば、異なる形状の複数種類のワークを変形等に伴う誤差を防止しつつ、簡単に固定できるワーク計測用治具及び当該治具を用いた精度の高いワーク板厚計測方法を提供することができる。
第1実施形態に係るワーク計測用治具及び第2実施形態に係るワーク板厚計測方法に用いる3次元計測装置の概略側面図である。 図1に示すワーク計測用治具の概略斜視図である。 図2に示すA部詳細斜視図である。 図1に示すワーク計測用治具に支持されたワークの表面側に照射部からスリット光を照射した状態の斜視図である。 図4に示すB部詳細側面図である。 第2実施形態に係るワーク板厚計測方法のフローチャート図である。 特許文献1に記載されたワーク計測用治具の平面図である。
次に、本発明の第1実施形態に係るワーク計測用治具と、第2実施形態に係るワーク板厚計測方法について、図面を参照して詳細に説明する。はじめに、第1実施形態に係るワーク計測用治具の構造と動作方法を詳細に説明し、その後、第2実施形態に係るワーク板厚計測方法を詳細に説明する。
<本ワーク計測用治具の構造と動作方法>
まず、第1実施形態のワーク計測用治具の構造と動作方法について、図1~図5を用いて説明する。図1に、第1実施形態に係るワーク計測用治具及び第2実施形態に係るワーク板厚計測方法に用いる3次元計測装置の概略側面図を示す。図2に、図1に示すワーク計測用治具の概略斜視図を示す。図3に、図2に示すA部詳細斜視図を示す。図4に、図1に示すワーク計測用治具に支持されたワークの表面側に照射部からスリット光を照射した状態の斜視図を示す。図5に、図4に示すB部詳細側面図を示す。
図1~図5に示すように、本ワーク計測用治具10は、異なる形状の複数種類のワークWの外縁部W1を支持する複数のワーク受部1を備えたワーク計測用治具10である。ワークWは、自動車のボデー部品等(例えば、センターピラーインナ等)が該当する。なお、ワークWは、必ずしもプレス部品である必要はないが、負角形状の無いオープン断面の部品が好ましい。
また、ワーク受部1は、ワークWの表面W3と裏面W4とを治具正面10Sに向けた起立状態で配置でき、ワークWの下方の外縁部W11を下方から支持する下ワーク受部11と、ワークWの上方の外縁部W12を上方から支持する上ワーク受部12とからなり、下ワーク受部11と上ワーク受部12とを、上下方向及び水平方向にそれぞれ移動可能に支持する支持枠2を備えている。ここでは、下ワーク受部11と上ワーク受部12とを、各2つ備えているが、必ずしも、2つに限る必要はない。なお、下ワーク受部11と上ワーク受部12とが、本ワーク計測用治具10における前後方向の中心部で左右方向へ延びる中心線CL2上を左右方向(水平方向)に移動可能に形成されている。
本ワーク計測用治具10は、上記構造を有するので、下ワーク受部11によってワークWの自重を支え、上ワーク受部12によってワークWの姿勢を起立状態に保持させることができる。そして、ワークWを下ワーク受部11と上ワーク受部12とが支持した状態で、ワークWの表面W3と裏面W4とを治具正面10Sに向けた起立状態で保持できるので、ワークWを離脱させることなく、治具正面10Sの方向からワークWの表面側の形状と裏面側の形状とをそれぞれ計測することができる。また、ワークWの表面側の形状を計測するときと、ワークWの裏面側の形状を計測するときとの間で、ワークWを離脱させないので、ワークWの姿勢がそのまま維持され、ワークWの自重等による変形量の差に伴う誤差を防止できる。
また、下ワーク受部11と上ワーク受部12とを、上下方向及び水平方向にそれぞれ移動可能に支持する支持枠2を備えているので、異なる形状の複数種類のワークWを計測する際にも、各種ワークWの外縁部W1に対応して下ワーク受部11と上ワーク受部12とをそれぞれ適切な位置に、簡単に移動させることができる。そのため、計測に係る手間を大幅に低減させることができる。
ここで、下ワーク受部11の上端には、ワークWの下方の外縁部W11と当接する下当接部111が上方に向けて略V字状に開いて形成され、上ワーク受部12の下端には、ワークWの上方の外縁部W12と当接する上当接部121が下方に向けて略V字状に開いて形成されていることが好ましい。各当接部111、121の略V字状に開いた開き角θは、90度±20度程度が好ましい。
上記構造を有することによって、ワークWの下方の外縁部W11と上方の外縁部W12とが、それぞれ略V字状に開いた各当接部111、121の傾斜面に案内されることによって、異なる形状のワークWを変形させることなく簡単に支持することができる。その結果、外縁部W1の断面形状が異なるワークWでも、ワークWの変形等を回避しつつ、簡単に支持することができる。ここでは、上ワーク受部12の内側端には、上当接部121と隣接した位置で、ワークWの側方の外縁部W1と当接する横当接部122が内方に向けて略V字状に開いて形成されている。ワークWの形状に応じて、横当接部122がワークWの外縁部W1を支持し、ワークWの姿勢を安定して保持することができる。
また、ワークWは、鋼板をプレス成形したプレス部品WPであり、ワーク受部1には、ワークWの外縁部W1を吸着する磁力をON/OFF切り替え可能に形成されたマグネット体M1、M2、M3を備えていることが好ましい。上記構造を有するので、マグネット体M1、M2、M3の磁力をONに切り替えることによって、ワーク受部1にプレス部品WPを簡単に固定させ、又は磁力をOFFに切り替えることによって、ワーク受部1からプレス部品WPを簡単に離脱させることができる。そのため、異なる形状の複数種類のプレス部品WPを計測する際の手間を、より一層低減させることができる。なお、マグネット体M1、M2、M3には、下当接部111、上当接部121、横当接部122が形成されている。
また、支持枠2には、水平方向へ延設されたレール部31、32をそれぞれ有する下部枠体21及び上部枠体22と、下部枠体21及び上部枠体22をその両端部で連結する一対の側部枠体23とを備え、下部枠体21のレール部31には、下ワーク受部11を上下方向に移動可能に支持する下部アーム部211が水平移動可能に連結され、上部枠体22のレール部32には、上ワーク受部12を上下方向に移動可能に支持する上部アーム部221が水平移動可能に連結されていることが好ましい。なお、下部アーム部211には、レール部31に対する水平移動を規制する止めネジ212と、下ワーク受部11の上下移動を規制する止めネジ213とを備えている。また、上部アーム部221には、レール部32に対する水平移動を規制する止めネジ222と、上ワーク受部12の上下移動を規制する止めネジ223とを備えている。
上記構造を有するので、下部枠体21と上部枠体22と側部枠体23とで囲まれる矩形状空間に収容できるワークWであれば、ワークWの大きさに応じて下部アーム部211と上部アーム部221とを任意の位置に移動して、ワークWを簡単に固定できる。また、支持枠2は、下部枠体21と上部枠体22と側部枠体23とで構成されているので、軽量化が可能で、ワーク計測用治具10を必要な場所へ簡単に搬送することもできる。例えば、質量の大きいワークWに対しても、その計測に必要な場所へワーク計測用治具10を簡単に移動させることができる。
ここでは、下部枠体21、上部枠体22、側部枠体23を構成する部材が、略四角型断面のアルミの押出し成形材で形成されている。そのため、各部材を必要な長さに切断して、支持枠2を簡単に組み立てることができる。また、下部枠体21と上部枠体22と側部枠体23は、前記押出し成形材を前後で平行に離間して配置し、それぞれ梯子状に連結して形成されている。そして、上ワーク受部12は、上部枠体22の梯子状に連結された押出し成形部材の隙間に挿入できるように形成されている。その結果、上ワーク受部12を上部枠体22と干渉することなく、上方に移動させることができる。これによって、計測できるワークWの大きさの許容範囲を、大幅に増大させることができる。
<本ワーク板厚計測方法>
次に、第2実施形態に係る本ワーク計測用治具を用いたワーク板厚計測方法について、図1、図4、図6を用いて説明する。図6に、第2実施形態に係るワーク板厚計測方法のフローチャート図を示す。
図1、図4、図6に示すように、ワーク計測用治具10には、支持枠2に固定された長さ基準ブロック24と、支持枠2を水平方向に180度回転可能に形成された回転台43とを備えている。長さ基準ブロック24は、計測するワークWと同時に撮影されるように、側部枠体23の外側面に鉛直状に装着されている。回転台43は、本ワーク計測用治具10の基台4の中心部に配置され、下部枠体21が固定された上基台41と、測定用床面に当接する下基台42との間に装着されている。また、回転台43は、本ワーク計測用治具10の中心部を上下方向に通過する中心線CL1を中心に回転する。上基台41には、回転後に床面に当接して固定させる回転止め部材411が装着されている。これによって、ワークWを本ワーク計測用治具10から離脱させることなく、治具正面10Sの方向からワークWの表面側の形状と裏面側の形状とをそれぞれ計測することができる。
また、ワーク計測用治具10の治具正面10Sから、ワークWの表面W3又は裏面W4に平行又はメッシュ状のスリット光511を照射する照射部51と、ワークWの表面側のスリット光照射形状W3Sと裏面側のスリット光照射形状W4Sと長さ基準ブロック24とを撮影する一対のCCDカメラ52と、CCDカメラ52が撮影した形状データに基づいてワークWの板厚d1を演算する演算部53とを有する非接触の3次元計測装置5を備えている。スリット光511は、計測するワークW全体に照射される。また、一対のCCDカメラ52は、照射部51に対して水平方向で等間隔に配置されている。
本ワーク板厚計測方法は、ワークWをワーク計測用治具10にセットするワークセット工程S1と、ワークセット工程S1にてセットしたワークWに対して照射部51からスリット光511を照射させるワーク照射工程S2と、ワーク照射工程S2にて照射されたワークWの表面W3側及び裏面W4側のスリット光照射形状W3S、W4Sと、長さ基準ブロック24とをCCDカメラ52によって撮影する形状撮影工程S3と、形状撮影工程S3にて撮影されたワークWの表面W3側及び裏面W4側のスリット光照射形状W3S、W4Sの形状データと、長さ基準ブロック24の形状データとに基づいて、演算部53がワークWの板厚d1を演算する板厚演算工程S4とを有する。
すなわち、ワークセット工程S1において、ワークWの下方の外縁部W11を下ワーク受部11によって下方から支持し、ワークWの上方の外縁部W12を上ワーク受部12によって上方から支持する。ワークWは、支持枠2の中央部に配置されるように、下ワーク受部11と上ワーク受部12とを移動させる。そして、下ワーク受部11によってワークWの自重を支え、上ワーク受部12によってワークWの姿勢を起立状態に保持させる。
次に、ワーク照射工程S2において、ワーク計測用治具10にセットしたワークWに対して照射部51からスリット光511を照射させる。なお、スリット光511がワークWの全範囲を略均等に照射することを確認し、必要なら、下ワーク受部11と上ワーク受部12の位置を修正する。なお、図4では、照射部51から平行なスリット光511を照射した場合を示すが、メッシュ状のスリット光511を照射しても良い。
次に、形状撮影工程S3において、スリット光511が照射されたワークWの表面側と裏面側のスリット光照射形状W3S、W4Sと、長さ基準ブロック24とをCCDカメラ52によって撮影する。CCDカメラ52は、撮影したスリット光照射形状W3S、W4Sの形状データと長さ基準ブロック24の形状データとを演算部53に伝達する。ワークWの表面側のスリット光照射形状W3Sと、ワークWの裏面側のスリット光照射形状W4Sとを撮影する時には、回転台43によって、支持枠2を水平方向に180度回転させる。
次に、板厚演算工程S4において、演算部53は、スリット光照射形状W3S、W4Sの形状データと長さ基準ブロック24の形状データとを比較して、スリット光照射形状W3S、W4Sの形状データをワークWの表面W3と裏面W4の各断面寸法に換算するとともに、同一断面での表面W3の断面寸法と裏面W4の断面寸法との差を所定のピッチで演算し、ワークWの板厚d1を連続的なデータとして出力する。これによって、ワークWの任意の位置における板厚d1の分布状況を計測し、評価することができる。特に、ワークWがプレス部品WPの場合には、ワークWの板厚d1の分布状況(例えば、板厚の最少箇所や板厚の減少率等)を相対的に評価することによって、プレス成形性の余裕度を知ることができ、その余裕度を向上させる方策を検討する上で、有効である。
以上、詳細に説明したように、本ワーク板厚計測方法によれば、ワークWをワーク計測用治具10に固定した状態で、回転台43を180度回転することによって、ワークWの表面側の形状データと裏面側の形状データとを計測して、ワークWの板厚d1を簡単かつ迅速に求めることができる。その際、ワークWはワーク計測用治具10に固定されて、水平方向に180度回転するだけであるので、ワークWの変形等に伴う誤差が生じにくく、精度の高い板厚計測結果を得ることができる。
<作用効果>
また、本第1実施形態に係るワーク計測用治具10によれば、ワーク受部1は、ワークWの表面W3と裏面W4とを治具正面10Sに向けた起立状態で配置でき、ワークWの下方の外縁部W11を下方から支持する下ワーク受部11と、ワークWの上方の外縁部W12を上方から支持する上ワーク受部12とからなるので、下ワーク受部11によってワークWの自重を支え、上ワーク受部12によってワークWの姿勢を起立状態に保持させることができる。そして、その姿勢のまま(ワークWを下ワーク受部11と上ワーク受部12とが支持した状態)で、ワークWを離脱させることなく、治具正面10Sの方向からワークWの表面側の形状と裏面側の形状とをそれぞれ計測することができる。そのため、ワークWの表面側の形状を計測するときと、ワークWの裏面側の形状を計測するときとの間で、ワークWの自重等による変形量の差に伴う誤差を防止できる。
また、下ワーク受部11と上ワーク受部12とを、上下方向及び水平方向にそれぞれ移動可能に支持する支持枠2を備えているので、異なる形状の複数種類のワークWを計測する際にも、各種ワークWの外縁部W1に対応して下ワーク受部11と上ワーク受部12とをそれぞれ適切な位置に、簡単に移動させることができる。そのため、計測に係る手間を大幅に低減させることができる。
よって、本第1実施形態によれば、異なる形状の複数種類のワークWを変形等に伴う誤差を防止しつつ、簡単に固定できるワーク計測用治具10を提供することができる。
また、本第1実施形態によれば、下ワーク受部11の上端には、下方の外縁部W11と当接する下当接部111が上方に向けて略V字状に開いて形成され、上ワーク受部12の下端には、上方の外縁部W12と当接する上当接部121が下方に向けて略V字状に開いて形成されているので、ワークWの下方の外縁部W11と上方の外縁部W12とが、それぞれ略V字状に開いた各当接部111、121の傾斜面に案内されることによって、異なる形状のワークWを変形させることなく簡単に支持することができる。そのため、外縁部W1(W11、W12)の断面形状が異なるワークWでも、ワークWの変形等を回避しつつ、簡単に支持することができる。
また、本第1実施形態によれば、ワークWは、鋼板をプレス成形したプレス部品WPであり、ワーク受部1には、ワークWの外縁部W1を吸着する磁力をON/OFF切り替え可能に形成されたマグネット体M1、M2を備えているので、マグネット体M1、M2の磁力をONに切り替えることによって、ワーク受部1にプレス部品WPを簡単に固定させ、又は磁力をOFFに切り替えることによって、ワーク受部1からプレス部品WPを簡単に離脱させることができる。そのため、異なる形状の複数種類のプレス部品WPを計測する際の手間を、より一層低減させることができる。
また、本第1実施形態によれば、支持枠2には、水平方向へ延設されたレール部31、32をそれぞれ有する下部枠体21及び上部枠体22と、下部枠体21及び上部枠体22をその両端部で連結する一対の側部枠体23とを備え、下部枠体21のレール部31には、下ワーク受部11を上下方向に移動可能に支持する下部アーム部211が水平移動可能に連結され、上部枠体22のレール部32には、上ワーク受部12を上下方向に移動可能に支持する上部アーム部221が水平移動可能に連結されているので、下部枠体21と上部枠体22と側部枠体23とで囲まれる矩形状空間に収容できるワークWであれば、ワークWの大きさに応じて下部アーム部211と上部アーム部221とを任意の位置に移動して、ワークWを簡単に固定できる。また、支持枠2は、下部枠体21と上部枠体22と側部枠体23とで構成されているので、軽量化が可能で、ワーク計測用治具10を必要な場所へ簡単に搬送することもできる。例えば、質量の大きいワークWに対しても、その計測に必要な場所へワーク計測用治具10を簡単に移動させることができる。
また、本第2実施形態に係るワーク板厚計測方法によれば、ワーク計測用治具10には、支持枠2に固定された長さ基準ブロック24と、支持枠2を水平方向に180度回転可能に形成された回転台43とを備え、ワーク計測用治具10の治具正面10Sから、ワークWの表面W3又は裏面W4に平行又はメッシュ状のスリット光511を照射する照射部51と、ワークWの表面側のスリット光照射形状W3Sと裏面側のスリット光照射形状W4Sと長さ基準ブロック24とを撮影する一対のCCDカメラ52と、CCDカメラ52が撮影した形状データに基づいてワークWの板厚d1を演算する演算部53とを有する非接触の3次元計測装置5を備え、ワークWをワーク計測用治具10にセットするワークセット工程S1と、ワークセット工程S1にてセットしたワークWに対して照射部51からスリット光511を照射させるワーク照射工程S2と、ワーク照射工程S2にて照射されたワークWの表面側と裏面側のスリット光照射形状W3S、W4Sと、長さ基準ブロック24とをCCDカメラ52によって撮影する形状撮影工程S3と、形状撮影工程S3にて撮影されたワークWの表面側と裏面側のスリット光照射形状W3S、W4Sの形状データと、長さ基準ブロック24の形状データとに基づいて、演算部53がワークWの板厚d1を演算する板厚演算工程S4とを有するので、ワークWをワーク計測用治具10に固定した状態で、回転台43を180度回転することによって、ワークWの表面側の形状データと裏面側の形状データとを計測して、ワークWの板厚d1を簡単かつ迅速に求めることができる。その際、ワークWはワーク計測用治具10に固定されて、水平方向に180度回転するだけであるので、ワークWの変形等に伴う誤差が生じにくく、精度の高い板厚計測結果を得ることができる。
よって、本第2実施形態によれば、異なる形状の複数種類のワークWを変形等に伴う誤差を防止しつつ、簡単に固定できるワーク計測用治具10を用いた精度の高いワーク板厚計測方法を提供することができる。
本発明は、異なる形状の複数種類のワークを自重等による変形を回避しつつ固定できるワーク計測用治具及び当該治具を用いた精度の高いワーク板厚計測方法として利用できる。
1 ワーク受部
2 支持枠
5 3次元計測装置
10 ワーク計測用治具
10S 治具正面
11 下ワーク受部
12 上ワーク受部
21 下部枠体
22 上部枠体
23 側部枠体
24 長さ基準ブロック
31、32 レール部
43 回転台
51 照射部
52 CCDカメラ
53 演算部
111 下当接部
121 上当接部
211 下部アーム部
221 上部アーム部
511 スリット光
M1、M2 マグネット体
S1 ワークセット工程
S2 ワーク照射工程
S3 形状撮影工程
S4 板厚演算工程
W ワーク
WP プレス部品
W1、W11、W12 外縁部
W3 表面
W3S スリット光照射形状
W4 裏面
W4S スリット光照射形状
d1 板厚

Claims (4)

  1. 異なる形状の複数種類のワークの外縁部を支持する複数のワーク受部を備えたワーク計測用治具であって、
    前記ワーク受部は、前記ワークの表面と裏面とを治具正面に向けた起立状態で配置でき、前記ワークの下方の外縁部を下方から支持する下ワーク受部と、前記ワークの上方の外縁部を上方から支持する上ワーク受部とからなり、
    前記下ワーク受部と前記上ワーク受部とを、上下方向及び水平方向にそれぞれ移動可能に支持する支持枠を備えていること
    前記ワークは、鋼板をプレス成形したプレス部品であり、
    前記ワーク受部には、前記ワークの外縁部を吸着する磁力をON/OFF切り替え可能に形成されたマグネット体を備えていることを特徴とするワーク計測用治具。
  2. 請求項1に記載されたワーク計測用治具において、
    前記下ワーク受部の上端には、前記下方の外縁部と当接する下当接部が上方に向けて略V字状に開いて形成され、前記上ワーク受部の下端には、前記上方の外縁部と当接する上当接部が下方に向けて略V字状に開いて形成されていることを特徴とするワーク計測用治具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載されたワーク計測用治具において、
    前記支持枠には、水平方向へ延設されたレール部をそれぞれ有する下部枠体及び上部枠体と、前記下部枠体及び前記上部枠体をその両端部で連結する一対の側部枠体とを備え、
    前記下部枠体のレール部には、前記下ワーク受部を上下方向に移動可能に支持する下部アーム部が水平移動可能に連結され、前記上部枠体のレール部には、前記上ワーク受部を上下方向に移動可能に支持する上部アーム部が水平移動可能に連結されていることを特徴とするワーク計測用治具。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載されたワーク計測用治具を用いたワーク板厚計測方法であって、
    前記ワーク計測用治具には、前記支持枠に固定された長さ基準ブロックと、前記支持枠を水平方向に180度回転可能に形成された回転台とを備え、
    前記ワーク計測用治具の治具正面から、前記ワークの表面又は裏面に平行又はメッシュ状のスリット光を照射する照射部と、前記ワークの表面側のスリット光照射形状と裏面側のスリット光照射形状と前記長さ基準ブロックとを撮影する一対のCCDカメラと、CCDカメラが撮影した形状データに基づいてワークの板厚を演算する演算部とを有する非接触の3次元計測装置を備え、
    前記ワークを前記ワーク計測用治具にセットするワークセット工程と、
    前記ワークセット工程にてセットした前記ワークに対して前記照射部からスリット光を照射させるワーク照射工程と、
    前記ワーク照射工程にて照射された前記ワークの表面側及び裏面側のスリット光照射形状と、前記長さ基準ブロックとを前記CCDカメラによって撮影する形状撮影工程と、
    前記形状撮影工程にて撮影された前記ワークの表面側及び裏面側のスリット光照射形状の形状データと、前記長さ基準ブロックの形状データとに基づいて、前記演算部が前記ワークの板厚を演算する板厚演算工程とを有することを特徴とするワーク板厚計測方法。
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