JP7309199B2 - 補助具、およびこれを用いたマウス用気管内チューブの挿管方法 - Google Patents
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Description
(1)気管内チューブを喉頭を介してマウスの気管内へ案内する補助具であって、
内部に前記気管内チューブを挿通する通孔を有するシャフト本体、を具備したシャフト部材と、
このシャフト部材の一端に接続され、咽頭内における喉頭開口周囲の少なくとも一部に当接するマスク部材とを備え、
前記マスク部材は、前記シャフト部材の通孔に連通する開口部を有し、
前記開口部を介する前記気管内チューブの送出方向が、前記シャフト部材の先端方向に対して鋭角となるように形成されていることを特徴とする補助具、
(2)マスク部材が、気管内チューブの進行方向を偏向する偏向部を有している前記(1)に記載の補助具、
(3)内部に気管内チューブを挿通可能に形成されかつシャフト部材の通孔に連通すると共に、前記気管内チューブの進行方向を偏向する湾曲形状のパイプ部材を備えている前記(1)に記載の補助具、
(4)先端がシャフト部材の軸方向におけるシャフト本体の中途に位置し、前記シャフト本体の外周面から突設した突出部材を備えている前記(1)から(3)のいずれか1項に記載の補助具、
(5)突出部材が、シャフト部材の軸と開口部の中心とを通る仮想平面に対して対称となるように配置されている前記(4)に記載の補助具、
(6)シャフト部材は、開口部の基端方向の端部から前記シャフト部材の基端方向に沿った所定距離の外周部に、マーカを有している前記(1)から(5)のいずれか1項に記載の補助具、
(7)開口部を介する気管内チューブの送出方向が、シャフト部材の先端方向に対して4°以上30°以下となるように形成されている前記(1)から(6)のいずれか1項に記載の補助具、および
(8)気管内チューブを喉頭を介してマウスの気管内へ案内するマウス用気管内チューブの挿管方法であって、
前記(1)から(7)のいずれか1項に記載の補助具を、当該補助具の先端方向から前記マウスの咽頭内に挿入する第1ステップと、
前記第1ステップの後、マスク部材を前記咽頭内における喉頭開口周囲に当接させる第2ステップと、
前記第2ステップの後、前記補助具を介して前記気管内チューブを前記マウスの気管内に挿管する第3ステップとを備えていることを特徴とする挿管方法
である。
本発明の一実施形態の補助具は、気管内チューブを喉頭を介してマウスの気管内へ案内する補助具であって、内部に上記気管内チューブを挿通する通孔を有するシャフト本体、を具備したシャフト部材と、このシャフト部材の一端に接続され、咽頭内における喉頭開口周囲の少なくとも一部に当接するマスク部材とを備え、上記マスク部材は、上記シャフト部材の通孔に連通する開口部を有し、上記開口部を介する上記気管内チューブの送出方向が、上記シャフト部材の先端方向に対して鋭角となるように形成されていることを特徴とする。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す概略断面図である。当該補助具1は、図1に示すように、概略的に、シャフト部材11と、マスク部材21とにより構成されている。
図4は、本発明の第2の実施形態を示す概略断面図である。当該補助具2は、図4に示すように、概略的に、シャフト部材11と、マスク部材21と、パイプ部材52とにより構成されている。本実施形態は、パイプ部材52を備えている点で、第1の実施形態と異なっている。なお、シャフト部材11およびマスク部材21の構成は、第1の実施形態のものと同様であるので、同一部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。また、当該補助具2の使用態様についても、後述する<マウス用気管内チューブの挿管方法>の項での説明を援用する。
図6および図7は、それぞれ本発明の第3の実施形態を示す概略平面図および概略側面図である。当該補助具3(3m1~3m10)は、図6、図7に示すように、概略的に、シャフト部材11と、マスク部材21と、突出部材63とにより構成されている。本実施形態は、突出部材63を備えている点で第1の実施形態と異なっている。なお、シャフト部材11およびマスク部材21の構成は、第1の実施形態のものと同様であるので、同一部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。また、当該補助具3の使用態様についても、後述する<マウス用気管内チューブの挿管方法>の項での説明を援用する。
本発明の一実施形態のマウス用気管内チューブの挿管方法は、気管内チューブを喉頭を介してマウスの気管内へ案内するマウス用気管内チューブの挿管方法であって、当該補助具を、当該補助具の先端方向から上記マウスの咽頭内に挿入する第1ステップと、上記第1ステップの後、マスク部材を上記咽頭内における喉頭開口周囲に当接させる第2ステップと、上記第2ステップの後、上記補助具を介して上記気管内チューブを上記マウスの気管内に挿管する第3ステップとを備えていることを特徴とする。
第1ステップでは、当該補助具1を、当該補助具1の先端方向からマウスmの咽頭m3内に挿入する。具体的には、図8(a)に示すように、マウスmの口腔m2に補助具1を挿入した後、この補助具1を、例えば、マーカ120を有する場合は、マーカ120がマウスmの門歯m1の位置に達するまで咽頭m3に押し入れたり、マーカ120を有しない場合は、補助具1の押し込み抵抗が変化(増加)するまで咽頭m3に押し入れることで、補助具1を適正な位置に挿入する。
第2ステップでは、上述した第1ステップを実行した後、図8(b)に示すように、マスク部材21を喉頭m3方向に移動させ、このマスク部材21表面を咽頭m3内における喉頭開口m5周囲に当接させる。この際、マスク部材21は、少なくともその一部が単に喉頭開口m5周囲に接触していればよく、喉頭開口m5周囲を完全に覆う必要はない。
第3ステップでは、上述した第2ステップを実行した後、補助具1を介して気管内チューブtをマウスmの気管m7内に挿管する。具体的には、シャフト部材11の基端開口112から気管内チューブtを挿入し、この気管内チューブtを通孔111、通孔212の順で押し進め(図8(c)参照)、気管内チューブtの先端を喉頭m4を介して気管m7内に挿管する(図8(d)参照)。
11 シャフト部材
110 シャフト本体
120 マーカ
21 マスク部材
211 開口部
31 偏向部
52 パイプ部材
63、63m1~6m10 突出部材
111、212、521 通孔
b 仮想平面
t 気管内チューブ
m マウス
m3 咽頭
m4 喉頭
m5 喉頭開口
Claims (7)
- 気管内チューブを喉頭を介してマウスの気管内へ案内する補助具であって、
内部に前記気管内チューブを挿通する通孔を有するシャフト本体、を具備したシャフト部材と、
このシャフト部材の一端に接続され、咽頭内における喉頭開口周囲の少なくとも一部に当接するマスク部材とを備え、
前記マスク部材は、前記シャフト部材の通孔に連通する開口部を有し、
前記開口部を介する前記気管内チューブの送出方向が、前記シャフト部材の先端方向に対して鋭角となるように、前記マスク部材は前記気管内チューブの進行方向を偏向する偏向部を有し、
前記偏向部は、前記マスク部材の内周に形成され、前記マスク部材の一部を隆起させた隆起状の部位で構成されていることを特徴とする補助具。 - 気管内チューブを喉頭を介してマウスの気管内へ案内する補助具であって、
内部に前記気管内チューブを挿通する通孔を有するシャフト本体、を具備したシャフト部材と、
このシャフト部材の一端に接続され、咽頭内における喉頭開口周囲の少なくとも一部に当接するマスク部材とを備え、
前記マスク部材は、前記シャフト部材の通孔に連通する開口部を有し、
前記開口部を介する前記気管内チューブの送出方向が、前記シャフト部材の先端方向に対して鋭角となるように、内部に前記気管内チューブを挿通可能に形成されかつ前記シャフト部材の通孔に連通すると共に、前記気管内チューブの進行方向を偏向する湾曲形状のパイプ部材を有し、
前記パイプ部材の先端部は、前記開口部から突出していないことを特徴とする補助具。 - 先端がシャフト部材の軸方向におけるシャフト本体の中途に位置し、前記シャフト本体の外周面から突設した突出部材を備えている請求項1または請求項2に記載の補助具。
- 突出部材は、シャフト部材の軸と開口部の中心とを通る仮想平面に対して対称となるように配置され、かつ前記仮想平面に直交する方向に沿う略扁平形状であり、
前記突出部材の扁平方向における外縁部が、前記シャフト部材の軸に平行な部位を有している請求項3に記載の補助具。 - シャフト部材は、開口部の基端方向の端部から前記シャフト部材の基端方向に沿った所定距離の外周部に、マーカを有している請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の補助具。
- 開口部を介する気管内チューブの送出方向が、シャフト部材の先端方向に対して4°以上30°以下となるように形成されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の補助具。
- 気管内チューブを喉頭を介してマウスの気管内へ案内するマウス用気管内チューブの挿管方法であって、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の補助具を、当該補助具の先端方向から前記マウスの咽頭内に挿入する第1ステップと、
前記第1ステップの後、マスク部材を前記咽頭内における喉頭開口周囲に当接させる第2ステップと、
前記第2ステップの後、前記補助具を介して前記気管内チューブを前記マウスの気管内に挿管する第3ステップとを備えていることを特徴とする挿管方法。
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JP2018005343 | 2018-01-17 | ||
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JP2018166126 | 2018-09-05 | ||
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JP2015531300A (ja) | 2012-10-08 | 2015-11-02 | ザ クリーブランド クリニック ファウンデーションThe Cleveland ClinicFoundation | 対象を換気するための可逆的気道デバイスおよび関連する方法 |
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- 2019-01-15 JP JP2019566454A patent/JP7309199B2/ja active Active
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