JP7309092B1 - 情報処理装置、判定方法、及び判定プログラム - Google Patents

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Abstract

情報処理装置(100)は、第1の照明の下で物を撮像することにより得られた画像の中の画像領域である識別対象領域に対応する値であり、かつXYZ表色系で表した値であるXYZ値、第1の照明のデータ又はデータに類似するデータを含む分光分布データと主成分分析とを用いることにより得られた分光分布、完全拡散反射面であるときの分光反射率、及びL*a*b*色空間における値であるLab値と色との対応関係を示す判定テーブル(111a)を取得する取得部(120)と、XYZ値、分光分布、及び分光反射率を用いて、L*a*b*色空間における識別対象領域に対応する値であるLab値を算出する算出部(140)と、算出されたLab値と判定テーブル(111a)とを用いて、識別対象領域の色を判定する判定部(170)と、を有する。

Description

本開示は、情報処理装置、判定方法、及び判定プログラムに関する。
画像に含まれる物の色を判定する技術が知られている。また、画像に含まれる物の色は、照明の影響により、本来の色と異なる場合がある。例えば、物の本来の色が青色であり、照明が黄色である場合、画像に含まれる当該物の色は、照明の影響により、黒っぽい色になる。そこで、色補正が提案されている(特許文献1を参照)。特許文献1の色補正装置は、入力画像の各画素の色情報と、復元された入力画像における照明の分光分布と、出力画像における照明の分光分布とに基づいて、出力画像の各画素の色情報を算出する。出力画像における照明の分光分布の算出では、目標照明として指定された照明の分光分布が、用いられる。指定された照明の分光分布は、CIE昼光の相関色温度に基づいて、算出される。
国際公開第2007/007788号
上記の技術では、CIE昼光のような一般的な照明の場合に色補正を行うことができる。しかし、照明には、様々な種類が存在する。そのため、上記の技術では、様々な種類の照明の場合、本来の色を判定できない。
本開示の目的は、本来の色を判定することである。
本開示の一態様に係る情報処理装置が提供される。情報処理装置は、第1の照明の下で物を撮像することにより得られた画像の中の画像領域である識別対象領域に対応する値であり、かつXYZ表色系で表した値であるXYZ値、分光分布、完全拡散反射面であるときの分光反射率、及びL色空間における値であるLab値と色との対応関係を示す判定情報を取得する取得部と、前記XYZ値、前記分光分布、及び前記完全拡散反射面であるときの分光反射率を用いて、前記L色空間における前記識別対象領域に対応する値であるLab値を算出する算出部と、算出された前記Lab値と前記判定情報とを用いて、前記識別対象領域の色を判定する判定部と、を有する。前記取得部は、前記分光分布が生成される場合、前記第1の照明の下で物を撮像することにより得られた画像の中の基準色の画像領域から得られたRGB値に基づいて算出された前記基準色の前記XYZ値、及び前記基準色の箇所の分光反射率を取得する。前記生成部は、前記分光分布が生成される場合、前記第1の照明のデータ又は前記データに類似するデータを含む分光分布データと主成分分析とを用いて、分光分布モデルを生成する。前記分光分布は、前記基準色の前記XYZ値、前記分光分布モデル、及び前記基準色の箇所の分光反射率に基づいて、得られる。
本開示によれば、本来の色を判定することができる。
情報処理装置が有するハードウェアを示す図である。 情報処理装置の機能を示すブロック図である。 判定テーブルの例(その1)を示す図である。 色判定処理の例を示すフローチャートである。 判定テーブルの例(その2)を示す図である。 管理テーブルの例(その1)を示す図である。 管理テーブルの例(その2)を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本開示の範囲内で種々の変更が可能である。
実施の形態.
図1は、情報処理装置が有するハードウェアを示す図である。情報処理装置100は、判定方法を実行する装置である。情報処理装置100は、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末、サーバなどである。例えば、情報処理装置100がサーバである場合、情報処理装置100は、タブレット端末とデータの送受信を行う。
情報処理装置100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、及び不揮発性記憶装置103を有する。
プロセッサ101は、情報処理装置100全体を制御する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などである。プロセッサ101は、マルチプロセッサでもよい。また、情報処理装置100は、処理回路を有してもよい。
揮発性記憶装置102は、情報処理装置100の主記憶装置である。例えば、揮発性記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)である。不揮発性記憶装置103は、情報処理装置100の補助記憶装置である。例えば、不揮発性記憶装置103は、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)である。
次に、情報処理装置100が有する機能を説明する。
図2は、情報処理装置の機能を示すブロック図である。情報処理装置100は、記憶部110、取得部120、生成部130、算出部140、特定部150、変換部160、及び判定部170を有する。
記憶部110は、揮発性記憶装置102又は不揮発性記憶装置103に確保した記憶領域として実現してもよい。
取得部120、生成部130、算出部140、特定部150、変換部160、及び判定部170の一部又は全部は、処理回路によって実現してもよい。また、取得部120、生成部130、算出部140、特定部150、変換部160、及び判定部170の一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。例えば、プロセッサ101が実行するプログラムは、判定プログラムとも言う。例えば、判定プログラムは、記録媒体に記録されている。
情報処理装置100は、色判定処理で、分光分布P(λ)を用いる。そこで、以下、分光分布P(λ)の生成を説明する。
<分光分布P(λ)の生成>
記憶部110は、様々な情報を記憶する。
取得部120は、基準色のXYZ値を取得する。XYZ値は、XYZ表色系で表した値である。例えば、取得部120は、XYZ値を記憶部110又は外部装置から取得する。例えば、外部装置は、クラウドサーバである。なお、外部装置の図は、省略されている。
また、取得部120は、算出されたXYZ値を取得してもよい。詳細には、取得部120は、画像を取得する。なお、当該画像は、第1の照明の下で物を撮像することにより得られた画像である。第1の照明は、工場などの照明である。例えば、第1の照明は、ナトリウム照明、白色LED(Light Emitting Diode)照明などである。取得部120は、基準色の画像領域(例えば、筐体を示す画像領域)からRGB値を取得する。なお、基準色の画像領域は、予め定められていてもよい。画像を生成したカメラが、sRGB ITU-R BT.709に基づいて画像を生成している場合、算出部140は、式(1)を用いて、RGB値からXYZ値を算出する。
Figure 0007309092000001
このように、取得部120は、算出されたXYZ値を取得してもよい。
取得部120は、第1の照明のデータを含む分光分布データを記憶部110又は外部装置から取得する。なお、分光分布データは、第1の照明のデータ(つまり、第1の照明の分光分布データ)であると表現してもよい。分光分布データには、第1の照明のデータに類似するデータが含まれてもよい。例えば、第1の照明がナトリウム照明である場合、分光分布データには、ナトリウム照明のデータに類似するデータが含まれてもよい。また、分光分布データには、複数の照明のデータが含まれてもよい。例えば、分光分布データには、工場内に設置されているナトリウム照明、白色LED照明などの複数の照明のデータが含まれる。また、例えば、当該外部装置は、分光放射照度計などである。
生成部130は、分光分布データと主成分分析とを用いて、上位3つの主成分を示す式を生成する。当該式は、式(2)で表される。a、a、及びaは、パラメータである。なお、3つのパラメータは、不明な値である。後述するように、3つのパラメータは、算出される。P、P、及びPは、上位3つの主成分である。
Figure 0007309092000002
このように、分光分布データに主成分分析を用いることにより、P(λ)が得られる。ここで、P(λ)は、分光分布モデルと呼ぶ。生成部130は、1以上の照明のデータを含む分光分布データをエネルギー平均値で割ることにより得られた値と主成分分析とを用いて、分光分布モデルP(λ)を生成してもよい。
取得部120は、基準色の箇所(例えば、筐体の箇所)の分光反射率ρ(λ)を取得する。例えば、取得部120は、分光反射率ρ(λ)を記憶部110又は外部装置から取得する。
算出部140は、取得部120により取得されたXYZ値、分光分布モデルP(λ)、及び分光反射率ρ(λ)を用いて、パラメータa、a、及びaを算出する。具体的には、算出部140は、式(3)を用いて、パラメータa、a、及びaを算出する。
Figure 0007309092000003
なお、Kは、定数である。オーバーラインのx(λ),y(λ),z(λ)は、等色関数である。
3つの式なので、算出部140は、不明である3つのパラメータを算出することができる。算出部140は、算出されたパラメータa、a、及びaを分光分布モデルP(λ)に代入する。これにより、3つのパラメータが明確になった分光分布モデルP(λ)が得られる。3つのパラメータが明確になった分光分布モデルP(λ)は、分光分布P(λ)と呼ぶ。算出部140は、分光分布P(λ)を記憶部110又は外部装置に格納してもよい。
次に、色の判定処理を説明する。
<色の判定処理>
取得部120は、画像を取得する。例えば、取得部120は、当該画像を生成したカメラから当該画像を取得する。なお、当該画像は、第1の照明の下で物を撮像することにより得られた画像である。
特定部150は、画像の中から識別対象領域を特定する。例えば、特定部150は、予め定められた領域を、識別対象領域として特定する。また、例えば、特定部150は、画像の中のマーカ領域を、識別対象領域として特定する。特定部150は、複数の識別対象領域を特定してもよい。なお、識別対象領域は、画像領域である。
算出部140は、識別対象領域に基づいて、識別対象領域に対応する値であるXYZ値を算出する。詳細には、算出部140は、識別対象領域のRGB値に基づいて、XYZ値を算出する。例えば、算出部140は、式(1)を用いて、XYZ値を算出する。なお、XYZ値は、XYZ表色系で表した値である。
取得部120は、算出されたXYZ値を取得する。ここで、当該XYZ値は、外部装置により算出されてもよい。外部装置が当該XYZ値を算出した場合、取得部120は、当該XYZ値を外部装置から取得する。
取得部120は、分光分布P(λ)を記憶部110又は外部装置から取得する。
取得部120は、完全拡散反射面であるときの分光反射率ρ1(λ)を記憶部110又は外部装置から取得する。
算出部140は、当該XYZ値、分光分布P(λ)、及び分光反射率ρ1(λ)を用いて、L色空間における識別対象領域に対応する値であるLab値を算出する。具体的には、算出部140は、式(4)を用いて、Lab値を算出する。また、Lab値は、L値とも言う。
Figure 0007309092000004
Xn、Yn、及びZnは、式(5)を用いて、表される。
Figure 0007309092000005
変換部160は、算出されたLab値を、Lh色空間における識別対象領域に対応する値であるLCh値に変換する。具体的には、変換部160は、式(6)を用いて、Lab値をLCh値に変換する。また、LCh値は、Lh値とも言う。
Figure 0007309092000006
取得部120は、判定テーブルを記憶部110又は外部装置から取得する。判定テーブルの例を示す。
図3は、判定テーブルの例(その1)を示す図である。例えば、判定テーブル111は、記憶部110に格納される。判定テーブル111は、判定情報とも言う。判定テーブル111は、Lh色空間における値であるLCh値と色との対応関係を示す。
判定部170は、変換により得られたLCh値と判定テーブル111とを用いて、識別対象領域の色を判定する。詳細には、判定部170は、L値、C値、h値と、判定テーブル111とを用いて、識別対象領域の色を判定する。
次に、情報処理装置100が実行する色判定処理を、フローチャートを用いて、説明する。
図4は、色判定処理の例を示すフローチャートである。
(ステップS11)取得部120は、画像を取得する。
(ステップS12)特定部150は、画像の中から識別対象領域を特定する。
(ステップS13)算出部140は、識別対象領域に基づいて、XYZ値を算出する。
(ステップS14)取得部120は、分光分布P(λ)を記憶部110から取得する。
(ステップS15)取得部120は、分光反射率ρ1(λ)を記憶部110から取得する。
(ステップS16)算出部140は、XYZ値、分光分布P(λ)、及び分光反射率ρ1(λ)を用いて、Lab値を算出する。
(ステップS17)変換部160は、Lab値をLCh値に変換する。
(ステップS18)判定部170は、LCh値と判定テーブル111とを用いて、識別対象領域の色を判定する。
実施の形態によれば、情報処理装置100は、分光分布P(λ)を用いることで、照明の影響を排除することができる。そのため、情報処理装置100は、本来の色を判定することができる。また、様々な種類の照明の分光分布データに基づいて、1以上の分光分布P(λ)が生成され、情報処理装置100は、当該分光分布P(λ)を用いることで、様々な種類の照明の影響を排除して、本来の色を判定することができる。
上記では、LCh値と判定テーブル111とを用いて、識別対象領域の色が判定される場合を説明した。判定部170は、Lab値と判定テーブルとを用いて、識別対象領域の色を判定してもよい。当該判定テーブルの例を示す。
図5は、判定テーブルの例(その2)を示す図である。例えば、判定テーブル111aは、記憶部110に格納される。判定テーブル111aは、判定情報とも言う。判定テーブル111aは、L色空間における値であるLab値と色との対応関係を示す。
取得部120は、判定テーブル111aを記憶部110又は外部装置から取得する。そして、判定部170は、算出されたLab値と判定テーブル111aとを用いて、識別対象領域の色を判定する。詳細には、判定部170は、L値、a値、b値と、判定テーブル111aとを用いて、識別対象領域の色を判定する。情報処理装置100は、Lab値を用いて色を判定することで、Lab値をLCh値に変換する処理を実行しない。そのため、情報処理装置100は、情報処理装置100の処理負荷を軽減できる。
ここで、例えば、判定テーブル111及び判定テーブル111aは、ユーザにより生成される。LCh値は、Lab値よりも扱いやすい。そのため、ユーザは、判定テーブル111aよりも判定テーブル111を生成する方が容易である。よって、情報処理装置100がLCh値を用いて色を判定する場合では、ユーザの生成負担が軽減される。また、判定テーブル111及び判定テーブル111aは、自動的に更新されてもよい。さらに、判定テーブル111及び判定テーブル111aは、ユーザによりに更新されてもよい。
また、取得部120は、管理テーブルを記憶部110又は外部装置から取得してもよい。管理テーブルの例を示す。
図6は、管理テーブルの例(その1)を示す図である。例えば、管理テーブル112は、記憶部110に格納される。管理テーブル112は、管理情報とも言う。管理テーブル112は、位置と分光分布との対応関係を示す。管理テーブル112は、複数の位置と複数の分光分布との対応関係を示すと表現してもよい。
取得部120は、物の撮像位置を取得する。撮像位置は、物を撮像したときの位置である。例えば、取得部120は、撮像位置をカメラから取得する。取得部120は、管理テーブル112に基づいて、撮像位置に対応する分光分布を取得する。
例えば、工場のA地点には、ナトリウム照明が設置されている。ユーザは、カメラを用いて、ナトリウム照明の下で物を撮像する。取得部120は、当該物の撮像位置をカメラから取得する。当該撮像位置は、位置L1である。取得部120は、管理テーブル112に基づいて、当該撮像位置に対応する分光分布P1(λ)を取得する。分光分布P1(λ)は、ナトリウム照明のデータ又は当該データに類似するデータを含む分光分布データと主成分分析とを用いることにより得られた分光分布である。
また、例えば、工場のB地点には、白色LED照明が設置されている。ユーザは、カメラを用いて、白色LED照明の下で物を撮像する。取得部120は、当該物の撮像位置をカメラから取得する。当該撮像位置は、位置L2である。取得部120は、管理テーブル112に基づいて、当該撮像位置に対応する分光分布P2(λ)を取得する。分光分布P2(λ)は、白色LED照明のデータ又は当該データに類似するデータを含む分光分布データと主成分分析とを用いることにより得られた分光分布である。
このように、情報処理装置100は、撮像位置によって、異なる分光分布を取得する。そして、情報処理装置100は、撮像位置に対応する分光分布を用いて、識別対象領域の色を判定できる。
また、取得部120は、異なる管理テーブルを記憶部110又は外部装置から取得してもよい。当該管理テーブルの例を示す。
図7は、管理テーブルの例(その2)を示す図である。例えば、管理テーブル112aは、記憶部110に格納される。管理テーブル112aは、管理情報とも言う。管理テーブル112aは、時間と分光分布との対応関係を示す。管理テーブル112aは、複数の時間と複数の分光分布との対応関係を示すと表現してもよい。
取得部120は、物の撮像時刻を取得する。撮像時刻は、物を撮像したときの時刻である。例えば、取得部120は、撮像時刻をカメラから取得する。取得部120は、管理テーブル112aに基づいて、撮像時刻に対応する分光分布を取得する。
ここで、同じ位置で物を撮像する場合でも、時間によって照明が変わることがある。例えば、時間T1では、ナトリウム照明が点灯する。時間T2では、白色LED照明が点灯する。取得部120は、撮像時刻が時間T1内である場合、分光分布P1(λ)を取得する。また、取得部120は、撮像時刻が時間T2内である場合、分光分布P2(λ)を取得する。
このように、情報処理装置100は、撮像時刻によって、異なる分光分布を取得する。そして、情報処理装置100は、撮像時刻に対応する分光分布を用いて、識別対象領域の色を判定できる。
100 情報処理装置、 101 プロセッサ、 102 揮発性記憶装置、 103 不揮発性記憶装置、 110 記憶部、 111 判定テーブル、 111a 判定テーブル、 112 管理テーブル、 112a 管理テーブル、 120 取得部、 130 生成部、 140 算出部、 150 特定部、 160 変換部、 170 判定部。

Claims (6)

  1. 第1の照明の下で物を撮像することにより得られた画像の中の画像領域である識別対象領域に対応する値であり、かつXYZ表色系で表した値であるXYZ値、分光分布、完全拡散反射面であるときの分光反射率、及びL色空間における値であるLab値と色との対応関係を示す判定情報を取得する取得部と、
    前記XYZ値、前記分光分布、及び前記完全拡散反射面であるときの分光反射率を用いて、前記L色空間における前記識別対象領域に対応する値であるLab値を算出する算出部と、
    算出された前記Lab値と前記判定情報とを用いて、前記識別対象領域の色を判定する判定部と、
    生成部と、
    を有し、
    前記取得部は、前記分光分布が生成される場合、前記第1の照明の下で物を撮像することにより得られた画像の中の基準色の画像領域から得られたRGB値に基づいて算出された前記基準色の前記XYZ値、及び前記基準色の箇所の分光反射率を取得し、
    前記生成部は、前記分光分布が生成される場合、前記第1の照明のデータ又は前記データに類似するデータを含む分光分布データと主成分分析とを用いて、分光分布モデルを生成し、
    前記分光分布は、前記基準色の前記XYZ値、前記分光分布モデル、及び前記基準色の箇所の分光反射率に基づいて、得られる、
    情報処理装置。
  2. 変換部をさらに有し、
    前記判定情報は、Lh色空間における値であるLCh値と色との対応関係を示し、
    前記変換部は、算出された前記Lab値を、前記Lh色空間における前記識別対象領域に対応する値であるLCh値に変換し、
    前記判定部は、変換により得られた前記LCh値と前記判定情報とを用いて、前記識別対象領域の色を判定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、前記物の撮像位置と、位置と前記分光分布との対応関係を示す管理情報とを取得し、前記管理情報に基づいて、前記撮像位置に対応する前記分光分布を取得する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、前記物の撮像時刻と、時間と前記分光分布との対応関係を示す管理情報とを取得し、前記管理情報に基づいて、前記撮像時刻に対応する前記分光分布を取得する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置が、
    第1の照明の下で物を撮像することにより得られた画像の中の画像領域である識別対象領域に対応する値であり、かつXYZ表色系で表した値であるXYZ値、分光分布、完全拡散反射面であるときの分光反射率、及びL色空間における値であるLab値と色との対応関係を示す判定情報を取得し、前記XYZ値、前記分光分布、及び前記完全拡散反射面であるときの分光反射率を用いて、前記L色空間における前記識別対象領域に対応する値であるLab値を算出し、
    算出された前記Lab値と前記判定情報とを用いて、前記識別対象領域の色を判定し
    前記分光分布が生成される場合、前記第1の照明の下で物を撮像することにより得られた画像の中の基準色の画像領域から得られたRGB値に基づいて算出された前記基準色の前記XYZ値、及び前記基準色の箇所の分光反射率を取得し、前記第1の照明のデータ又は前記データに類似するデータを含む分光分布データと主成分分析とを用いて、分光分布モデルを生成し、前記基準色の前記XYZ値、前記分光分布モデル、及び前記基準色の箇所の分光反射率に基づいて、前記分光分布を生成する、
    判定方法。
  6. 情報処理装置に、
    第1の照明の下で物を撮像することにより得られた画像の中の画像領域である識別対象領域に対応する値であり、かつXYZ表色系で表した値であるXYZ値、分光分布、完全拡散反射面であるときの分光反射率、及びL色空間における値であるLab値と色との対応関係を示す判定情報を取得し、前記XYZ値、前記分光分布、及び前記完全拡散反射面であるときの分光反射率を用いて、前記L色空間における前記識別対象領域に対応する値であるLab値を算出し、
    算出された前記Lab値と前記判定情報とを用いて、前記識別対象領域の色を判定する、
    処理を実行させる判定プログラムであり、
    前記分光分布が生成される場合、前記第1の照明の下で物を撮像することにより得られた画像の中の基準色の画像領域から得られたRGB値に基づいて算出された前記基準色の前記XYZ値、及び前記基準色の箇所の分光反射率を取得し、前記第1の照明のデータ又は前記データに類似するデータを含む分光分布データと主成分分析とを用いて、分光分布モデルを生成し、前記基準色の前記XYZ値、前記分光分布モデル、及び前記基準色の箇所の分光反射率に基づいて、前記分光分布を生成する、
    判定プログラム。
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