JP7307635B2 - 二軸混練押出機及びベントアダプター - Google Patents

二軸混練押出機及びベントアダプター Download PDF

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Description

本発明は、二軸混練押出機及びベントアダプターに関する。
特許文献1には、シリンダとシリンダ内で回転するスクリュを備えた二軸混練押出機が記載されている。特許文献1の二軸混練押出機は、シリンダの所定の位置にベント孔が形成されたベントアダプターを備えており、スクリュの回転により混練される原料から生じた揮発性物質及び水分等をシリンダの外部に排出している。
特開2004-025669号公報
ベント孔の開口部に原料が浮き出て付着するベントアップを抑制する必要がある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態にかかる二軸混練押出機は、水平面内における第1方向に延びた第1回転軸を中心に回転する第1スクリュ、及び、前記第1スクリュに対して前記水平面内における第1方向に直交する第2方向に隣接した位置で前記第1方向に延びた第2回転軸を中心に回転する第2スクリュと、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュを収容する前記第1方向に延びた筒状のシリンダと、前記シリンダの一端側に配置され、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュを回転させる駆動部と、前記シリンダの他端側に配置され、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュの回転により押し出された原料をストランドとして吐出するダイスと、前記シリンダの前記第1方向における所定の位置の上部に嵌め込まれたベントアダプターと、を備え、前記ベントアダプターは、上面及び下面を有し、前記下面は、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュに対向し、前記下面は、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュの外周縁が回転する軌跡に沿ったスクリュ面を含み、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュの外周縁は、それぞれ、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の直上において、前記第2方向における前記第2スクリュから第1スクリュに向かう方向に回転し、前記スクリュ面には、前記スクリュ面から前記上面に貫通するベント孔が開口した下面開口部が形成され、前記下面開口部の前記第2スクリュ側の開口端は、前記第1回転軸及び前記第2回転軸間の中心の直上と、前記第2回転軸の直上と、の間に位置する。
また、一実施の形態にかかるベントアダプターは、上面及び前記上面の反対側の下面を備え、前記下面は、第1方向に延びた第1回転軸を中心に回転する第1スクリュ、及び、前記第1スクリュに対して前記第1方向に直交する第2方向に隣接した位置で前記第1方向に延びた第2回転軸を中心に回転する第2スクリュに、前記第1方向及び前記第2方向に直交する上方から対向し、前記下面は、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュの外周縁が回転する軌跡に沿ったスクリュ面を含み、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュの外周縁は、それぞれ、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の直上において、前記第2方向における前記第2スクリュから第1スクリュに向かう方向に回転し、前記スクリュ面には、前記スクリュ面から前記上面に貫通するベント孔が開口した下面開口部が形成され、前記下面開口部の前記第2スクリュ側の開口端は、前記第1回転軸及び前記第2回転軸間の中心の直上と、前記第2回転軸の直上と、の間に位置する。
前記一実施の形態によれば、ベントアップを抑制することができる二軸混練押出機及びベントアダプターを提供することができる。
実施形態に係る二軸混練押出機の構成を例示した側面図である。 実施形態に係る二軸混練押出機のシリンダを例示した断面図であり、図1のII-II線の断面を示す。 比較例に係る二軸混練押出機のベントアダプターを例示した断面図である。 比較例に係る二軸混練押出機のベントアダプターを例示した上面図である。 実施形態に係る二軸混練押出機のベントアダプターを例示した断面図であり、図1のV-V線の断面を示す。 実施形態に係る二軸混練押出機のベントアダプターを例示した上面図である。
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。図面が煩雑にならないように、ハッチングが省略されている部分がある。
(実施形態)
実施形態に係る二軸混練押出機を説明する。まず、二軸混練押出機の構成を説明する。その後、比較例に係る二軸混練押出機のベントアダプターを説明する。これにより、二軸混練押出機の課題を説明する。そして、本実施形態に係る二軸混練押出機のベントアダプターを説明し、二軸混練押出機の動作及び効果を説明する。
<二軸混練押出機の構成>
図1は、実施形態に係る二軸混練押出機の構成を例示した側面図である。図2は、実施形態に係る二軸混練押出機のシリンダを例示した断面図であり、図1のII-II線の断面を示す。図1では、二軸混練押出機の一部について断面が示されている。図1及び図2に示すように、二軸混練押出機1は、駆動部10、減速機11、シリンダ20、スクリュ21及び22、フィーダ30、ベントアダプター40、ダイス60、ダイスホルダ61を備えている。二軸混練押出機1は、さらに、ベントアダプター40a、ストランドバス62、ストランドカッタ63、真空装置70を備えてもよい。二軸混練押出機1は、樹脂等の原料31が溶融した溶融原料32をダイス60から押し出してストランド33を形成する。形成されたストランド33はカットされ、ペレットとなる。
ここで、二軸混練押出機1の説明の便宜のために、XYZ直交座標軸系を導入する。例えば、シリンダ20が延びる方向をX軸方向とし、X軸方向に直交する2方向を、Y軸方向及びZ軸方向とする。例えば、Z軸方向は、鉛直方向であり、XY平面は、水平面である。また、+Z軸方向は、上方であり、二軸混練押出機1で原料31が押し出される方向を+X軸方向とする。ここで、鉛直方向及び水平方向は、厳密な鉛直方向及び水平方向に、二軸混練押出機1を設置する際の不可避な誤差を含む意味で用いている。
駆動部10は、シリンダ20の一端側、例えば、シリンダ20の-X軸方向側に配置されている。駆動部10は、スクリュ21及び22を回転させる。駆動部10は、例えば、モータである。減速機11は、駆動部10とスクリュ21及び22との間に配置されている。減速機11は、駆動部10の回転を調整してスクリュ21及び22に伝達させる。よって、スクリュ21及び22は、減速機11で調整された駆動部10の動力源によって回転する。
シリンダ20は、X軸方向に延びた筒状の部材である。シリンダ20は、内部に中空部を有している。シリンダ20の内部には、2つのスクリュ21及び22が収容されている。スクリュ21及び22は、シリンダ20の-X軸方向側の開口部から挿入されている。スクリュ21及び22の-X軸方向側の根元部は、シリンダ20の開口部から外側に出ており、減速機11を介して駆動部10に接続されている。シリンダ20の+X軸方向側の開口部は、ダイスホルダ61を介して、ダイス60に接続されている。
スクリュ21は、X軸方向に延びた回転軸C1を中心に回転する。スクリュ22は、スクリュ21に対してY軸方向に隣接した位置でX軸方向に延びた回転軸C2を中心に回転する。例えば、スクリュ22は、スクリュ21の-Y軸方向側に配置されている。スクリュ21及び22の外径は、例えば、同じ外径Dである。よって、スクリュ21及び22は、同じ半径である。
スクリュ21の回転軸C1とスクリュ22の回転軸C2は、Y軸方向に間隔を空けて平行に配置されている。スクリュ21及び22を、-X軸方向から+X軸方向へ向かう方向に見た位置関係から、回転軸C1をL軸、回転軸C2をR軸と呼ぶ場合もある。スクリュ21とスクリュ22とは、例えば、一部が重なっている。この場合には、回転軸C1と回転軸C2との間の距離は、外径D(半径+半径)よりも小さい。
シリンダ20の内面は、スクリュ21及びスクリュ22の外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面を含んでいる。おおまかに言えば、スクリュ21の外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面と、スクリュ22の外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面と、が結合したものとなっている。例えば、シリンダ20の内面のX軸に直交する断面は、2つの円の一部が結合した8の字状となっている。
スクリュ21及び22の外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面をスクリュ面44と呼ぶ。スクリュ21の外周縁が回転する軌跡に沿ったスクリュ面をスクリュ面44aと呼び、スクリュ22の外周縁が回転する軌跡に沿ったスクリュ面をスクリュ面44bと呼ぶ。回転軸C1及び回転軸C2間の中心の直上49には、スクリュ面44aとスクリュ面44bとの交線が位置する。
シリンダ20のX軸方向における-X軸方向側の上方には、フィーダ30が配置されている。フィーダ30は漏斗状の供給口を有している。シリンダ20の-X軸方向側の端部近傍の上壁には、フィーダ30の供給部が嵌め込まれている。フィーダ30は、例えば、ペレットの原料31をシリンダ20の内部に投入する。ペレットの原料31は、例えば、樹脂等である。
フィーダ30から供給された原料31は、回転するスクリュ21及び22の根元部から反対側の先端部に向かう方向、すなわち、+X軸方向に押し出される。原料31は、シリンダ20の内部において、シリンダ20に取付けられた図示しないヒータからの熱により溶融し、溶融原料32に変化する。溶融原料32は、シリンダ20の+X軸方向側の開口部及びダイスホルダ61を通って、ダイス60に送られる。このように、二軸混練押出機1は、溶融原料32をダイス60まで押し出す。
ダイス60は、シリンダ20の他端側、例えば、シリンダ20の+X軸方向側に配置されている。ダイス60には、例えば、複数の吐出孔がY軸に沿って並んで形成されている。ダイス60から押し出された溶融原料32は、吐出孔からストランド33として吐出される。このように、ダイス60は、スクリュ21及び22の回転により押し出された原料31をストランド33として吐出する。吐出されたストランド33は、ストランドバス62で冷却される。そして、冷却されたストランド33は、ストランドカッタ63により切断される。これにより、ペレットが製造される。
シリンダ20の内部で溶融原料32が混練される際に、揮発性物質及び水分等が発生する。ベントアダプター40は、発生された揮発性物質及び水分等を排出させるために、シリンダ20のX軸方向における所定の位置の上部に嵌め込まれている。ベントアダプター40には、ベント孔50が形成されている。
ベント孔50は、ベントアダプター40の上面から下面まで貫通している。ベントアダプター40の上面における上面開口部は、大気に解放されてもよいし、減圧されてもよい。例えば、ベントアダプター40aは、真空ポンプ等の真空装置70に接続されている。以下で、実施形態のベントアダプター40を、比較例のベントアダプターと対比して説明する。
<比較例のベントアダプター>
次に、比較例に係るベントアダプターを説明する。これにより、ベントアダプターの課題を明確にするとともに、本実施形態のベントアダプター40の特徴を明確にする。
図3は、比較例に係る二軸混練押出機のベントアダプターを例示した断面図である。図4は、比較例に係る二軸混練押出機のベントアダプターを例示した上面図である。図3及び図4に示すように、ベントアダプター140は、上面141及び下面142を有している。ベントアダプター140には、上面141から下面142まで貫通するベント孔150が形成されている。
上面141は、例えば、平面状である。上面141におけるベント孔150の開口部は、上方から見て円形状である。上面の開口部を、上面開口部145と呼ぶ。上面開口部145は、上面141から突出したフランジ141a等で囲まれてもよい。
下面142は、スクリュ21及び22の上部に対向する。下面142は、スクリュ21及び22の外周縁が回転する軌跡に沿ったスクリュ面144を含んでいる。スクリュ面144は、スクリュ21の外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面状のスクリュ面144a及びスクリュ22の外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面状のスクリュ面144bを含む。回転軸C1及び回転軸C2間の中心の直上149には、スクリュ面144aとスクリュ面144bとの交線が位置する。
スクリュ面144におけるベント孔150の開口部は、例えば、矩形状である。スクリュ面144におけるベント孔150の開口部を下面開口部146と呼ぶ。よって、スクリュ面144には、スクリュ面144から上面141に貫通するベント孔150の下面開口部146が形成されている。上面開口部145から下面開口部146までのベント孔150の内面は傾斜面等でつながっている。
スクリュ21は、-X軸方向側から+X軸方向側へ向かう向きに見て、時計の針の回転と逆方向に回転する。よって、スクリュ21の外周縁は、スクリュ面144における回転軸C1の直上147において、+Y軸方向に回転する。したがって、スクリュ21の外周縁は、回転軸C1の直下において、-Y軸方向に回転する。
スクリュ22は、-X軸方向側から+X軸方向側へ向かう向きに見て、時計の針の回転と逆方向に回転する。よって、スクリュ22の外周縁は、スクリュ面144における回転軸C2の直上148において、+Y軸方向に回転する。したがって、スクリュ22の外周縁は、回転軸C2の直下において、-Y軸方向に回転する。
下面開口部146は、スクリュ面144における回転軸C1の直上147から回転軸C2の直上148までの範囲を含むように開口している。下面開口部146のスクリュ21側(+Y軸方向側)の開口端146aは、Y軸方向において、回転軸C1の直上147よりも+Y軸方向側に位置する。下面開口部146のスクリュ22側(-Y軸方向側)の開口端146bは、Y軸方向において、回転軸C2の直上148よりも-Y軸方向側に位置する。
ベント孔150は、Y軸方向の内径が下面開口部146の内径及び上面開口部145の内径よりも小さい絞り部151を有する。絞り部151から下面開口部146のスクリュ21側の開口端146aまでの内面と、スクリュ21の外周縁が回転する軌跡との間に空間152が形成されている。絞り部151のY軸方向におけるスクリュ21側(+Y軸方向側)の端部151aは、回転軸C1及び回転軸C2間の中心の直上149よりもスクリュ21側(+Y軸方向側)に位置する。具体的には、絞り部151のY軸方向におけるスクリュ21側の端部151aは、Y軸方向において、直上149と、直上147との間に位置する。絞り部151のY軸方向におけるスクリュ22側(-Y軸方向側)の端部151bは、例えば、開口端146bの直上または、開口端146bよりも-Y軸方向側に位置する。
絞り部151の内周面は、上方から見て、例えば、矩形状である。上方から見た絞り部151における矩形状の長辺は、X軸方向に対して傾いている。なお、上方から見た絞り部151における矩形状の長辺は、X軸方向に沿っていてもよい。上方から見た絞り部151における矩形状の断面において、-Y軸方向側の長辺は、断崖状に鉛直方向に沿った内面上、または、鉛直方向に対して傾斜した内面上に位置している。
ベント孔150は、絞り部151から上面開口部145に漏斗状に拡がるような形状を有する。また、ベント孔150は、絞り部151から下面開口部146の開口端146aに空間152を含むような拡がる形状を有する。このような形状のベント孔150を介して、シリンダ20の内部で発生する揮発性物質及び水分等を排出する。
比較例のベントアダプター140を備えた二軸混練押出機では、時間経過とともにベントアップが発生する。よって、安定して長時間の運転ができない。比較例のベントアダプター140では、下面開口部146のスクリュ22側(-Y軸方向側)の開口端146bが、回転軸C2の直上148よりも-Y軸方向側、すなわち、Y軸方向において、スクリュ21とは反対側に位置する。よって、スクリュ22側(-Y軸方向側)からスクリュ21側(+Y軸方向側)に溶融原料32が移動する際に、溶融原料32は、開口端146bから、上方の成分を持つ速度VCで噴出する。これにより、開口端146bから浮き出た溶融原料32は、絞り部151の端部151aに付着する。
具体的には、スクリュ22の回転によって回転する溶融原料32を抑える機能を有するスクリュ面144bが、回転軸C2の直上148よりも-Y軸方向側で途切れているので、溶融原料32は、上方の成分を持つ速度VCでベント孔150に噴出し、ベント孔150の内面に付着する。その結果、スクリュ21へ溶融原料32が巻き込まれない。よって、ベント孔150の内面に溶融原料32が付着し、溶融原料32が成長する。これにより、ベント孔150が閉塞する。
この問題は、比較的ガス量の多い原料31、例えば、高濃度(40%以上)のフィラーを含む熱可塑性樹脂で発生する場合がある。また、上面開口部145、下面開口部146及び絞り部151の内径が小さくなるほど、ガス流速が速くなるため、ベントアップの進行が速くなる。
<実施形態のベントアダプター>
次に、本実施形態のベントアダプター40を説明する。図5は、実施形態に係る二軸混練押出機のベントアダプターを例示した断面図であり、図1のV-V線の断面を示す。図6は、実施形態に係る二軸混練押出機のベントアダプターを例示した上面図である。図5及び図6に示すように、ベントアダプター40は、上面41及び下面42を有している。ベントアダプター40には、上面41から下面42まで貫通するベント孔50が形成されている。
上面41は、例えば、平面状である。上面41におけるベント孔50の開口部を上面開口部45と呼ぶ。よって、上面41は、ベント孔50が上面41に開口した上面開口部45を有している。上面開口部45は、上方から見て、例えば、円形状である。上面開口部45は、上面41から突出したフランジ41a等で囲まれてもよい。
下面42は、スクリュ21及び22に対向する。下面42は、スクリュ21及び22の外周縁が回転する軌跡に沿ったスクリュ面44を含んでいる。スクリュ面44は、スクリュ21の外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面状のスクリュ面44a及びスクリュ22の外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面状のスクリュ面44bを含む。回転軸C1及び回転軸C2間の中心の直上49には、スクリュ面44aとスクリュ面44bとの交線が位置する。
スクリュ面44におけるベント孔50の開口部は、例えば、矩形状である。スクリュ面44におけるベント孔50の開口部を下面開口部46と呼ぶ。よって、スクリュ面44には、スクリュ面44から上面41に貫通するベント孔50が開口した下面開口部46が形成されている。上面開口部45から下面開口部46までのベント孔50の内面は傾斜面等でつながっている。
スクリュ21は、-X軸方向側から+X軸方向側へ向かう向きに見て、時計の針の回転と逆方向に回転する。よって、スクリュ21の外周縁は、スクリュ面44における回転軸C1の直上47において、Y軸方向におけるスクリュ22からスクリュ21に向かう方向、すなわち、+Y軸方向に回転する。したがって、スクリュ21の外周縁は、回転軸C1の直下において、Y軸方向におけるスクリュ21からスクリュ22に向かう方向、すなわち、-Y軸方向に回転する。
スクリュ22は、-X軸方向側から+X軸方向側へ向かう向きに見て、時計の針の回転と逆方向に回転する。よって、スクリュ22の外周縁は、スクリュ面44における回転軸C2の直上48において、Y軸方向におけるスクリュ22からスクリュ21に向かう方向、すなわち、+Y軸方向に回転する。したがって、スクリュ22の外周縁は、回転軸C2の直下において、Y軸方向におけるスクリュ21からスクリュ22に向かう方向、すなわち、-Y軸方向に回転する。
下面開口部46は、スクリュ面44における回転軸C1の直上47から回転軸C1及びC2間の中心の直上49までの範囲を含むように開口している。下面開口部46のスクリュ21側の開口端46aは、Y軸方向において、回転軸C1の直上47よりも+Y軸方向側、すなわち、回転軸C1の直上47よりもスクリュ22とは反対側に位置する。下面開口部46のスクリュ22側の開口端46bは、回転軸C1及び回転軸C2間の中心の直上49と、回転軸C2の直上48と、の間に位置する。具体的には、開口端46bは、Y軸方向において、回転軸C2の直上48よりも+Y軸方向側に位置してもよいし、開口端46bは、回転軸C2の直上48に位置してもよい。
ベント孔50は、Y軸方向の内径が下面開口部46の内径及び上面開口部45の内径よりも小さい内径の絞り部51を有する。絞り部51から下面開口部46のスクリュ21側の開口端46aまでの内面と、スクリュ21の外周縁が回転する軌跡との間に空間52が形成されている。絞り部51のY軸方向におけるスクリュ21側(+Y軸方向側)の端部51aは、回転軸C1及び回転軸C2間の中心の直上49よりもスクリュ21側に位置する。具体的には、絞り部51の端部51aは、Y軸方向において、直上49と、直上47との間に位置する。絞り部51のY軸方向におけるスクリュ22側(-Y軸方向側)の端部51bは、例えば、開口端46bよりも-Y軸方向側に位置する。
絞り部51の内周面は、上方から見て、矩形状である。上方から見た絞り部51における矩形状の長辺は、X軸方向に対して傾いている。なお、絞り部51における矩形状の長辺は、X軸方向に沿っていてもよい。上方から見た絞り部51における矩形状のスクリュ22側(-Y軸方向側)の長辺は、鉛直方向に対して傾斜した内面上に位置する。なお、絞り部51における矩形状のスクリュ22側の長辺は、断崖状の鉛直方向に沿った内面上に位置してもよい。
ベント孔50は、絞り部51から上面開口部45に漏斗状に拡がるような形状を有する。また、ベント孔50は、絞り部51から下面開口部46に空間52を含むように拡がる形状を有する。このような形状のベント孔50を介して、シリンダ20の内部で発生した揮発性物質及び水分等を排出する。
本実施形態のベントアダプター40では、下面開口部46のスクリュ22側(-Y軸方向側)の開口端46bが、回転軸C2の直上48よりも+Y軸方向側、すなわち、Y軸方向において、スクリュ21側に位置する。よって、スクリュ22側からスクリュ21側に溶融原料32が移動する際に、溶融原料32は、開口端46bから、+Y軸方向、または、+Y軸方向及び-Z軸方向の成分を有する速度VDで移動する。これにより、開口端46bから噴出した溶融原料32は、回転軸C1側のスクリュ21へ巻き込まれる。すなわち、溶融原料32は、開口端46bから、上方の成分を持つ速度で噴出しない。よって、開口端46bから噴出した溶融原料32は、絞り部51の端部51aに付着しない。したがって、ベントアップの発生を抑制することができる。
このようなことから、実施形態の二軸混練押出機1は、安定して長時間の運転をすることができる。
ガスの発生が多い場合にも対応できるように、下面開口部46のスクリュ21側の形状は、比較例と同様の形状としている。これにより、特に、比較的ガス量の多い原料31、例えば、高濃度(40%以上)のフィラーを含む熱可塑性樹脂の場合に、シリンダ20の内部で発生した揮発性物質及び水分等を排出することができる。
<二軸混練押出機の動作>
次に、本実施形態の二軸混練押出機1の動作を説明する。駆動部10及び減速機11を作動させ、スクリュ21及び22をシリンダ20内で回転させる。フィーダ30から原料31をシリンダ20内に供給する。シリンダ内20に供給された原料31をスクリュ21及び22で混練するとともに、図示しないヒータにより原料31を溶解させる。溶解させた溶融原料32をスクリュ21及び22の回転によりダイス60から押し出す。これにより、ストランド33を形成する。ダイス60から押し出されたストランド33をストランドバス62で冷却した後、ストランドカッタ63で切断する。このようにして、ペレットを形成することができる。
次に、本実施形態の二軸混練押出機1の効果を説明する。二軸混練押出機1は、ベントアダプター40を備えている。ベントアダプター40のスクリュ面44における下面開口部46の開口端46bは、Y軸方向において、回転軸C1及び回転軸C2間の中心の直上49と、回転軸C2の直上48と、の間に位置する。よって、開口端46bにおける溶融原料32は、上方の成分を持つ速度で噴出しない。これにより、ベントアップを抑制することができる。
例えば、特許文献1のベントアダプターでは、スクリュ22側の開口端が、Y軸方向において、回転軸C2の直上48よりも-Y軸方向側、すなわち、スクリュ21とは反対側に位置する。よって、スクリュ22側からスクリュ21側に溶融原料32が移動する際に、溶融原料32は、発生した揮発性物質及び水分等とともに、スクリュ22側の開口端から、上方の成分を持つ速度で噴出する。したがって、特許文献1のベントアダプターでは、ベントアップを抑制することができない。
また、特許文献1の他のベントアダプターでは、スクリュ22側の開口端が、Y軸方向において、回転軸C1及び回転軸C2間の中心の直上49よりも+Y軸方向側、すなわち、スクリュ21側に位置する。このように、開口端46bを含むスクリュ面44bが完全にスクリュ22を覆うような場合には、下面開口部46の断面積は小さくなる。よって、揮発性物質及び水分等の排出を阻害する。
本実施形態のベントアダプター40の開口端46bは、回転軸C1及び回転軸C2間の中心の直上49と、回転軸C2の直上48と、の間に位置するので、ベントアップを抑制し、揮発性物質及び水分等を十分に排出することができる。例えば、開口端46bが、回転軸C2の直上48に位置すると、ベントアップを抑制しつつ、揮発性物質及び水分等を最大限に排出することができる。
ベントアダプター40の上面41における上面開口部45を大気に開放することにより、揮発性物質及び水分等を排出することができる。また、上面開口部45を、真空ポンプに接続することにより、揮発性物質及び水分等の排出を促進させることができる。
下面開口部46のスクリュ21側の開口端46aを、回転軸C1の直上47よりも外側に位置させることにより、下面開口部46を拡げることができる。よって、揮発性物質及び水分等の排出を促進させることができる。
ベント孔50は、絞り部51を有する。これにより、絞り部51の下方に空間52を形成することができる。よって、スクリュ22の回転により移動される溶融原料32をスクリュ21に巻き込ませることができる。また、空間52を通って、揮発性物質及び水分等の排出を促進させることができる。さらに、絞り部51のスクリュ21側の端部51aは、直上49よりもスクリュ21側(+Y軸方向側)に位置するので、揮発性物質及び水分等の排出を促進させることができる。
絞り部51の内周面は、上方から見て、矩形状であるので、スクリュ22の回転により移動される溶融原料32の方向に沿うようにすることができる。よって、溶融原料32をスクリュ22からスクリュ21に巻き込ませることができ、ベントアップを抑制することができる。スクリュ22の回転により移動される溶融原料32の方向がY軸方向に対して傾いている場合には、絞り部51における矩形状の長辺を、X軸方向に対して傾ける。これにより、溶融原料32をスクリュ21に巻き込ませることができる。
上方から見て、絞り部51における矩形状のスクリュ22側(-Y軸方向側)の長辺は、鉛直方向に対して傾斜した内面に位置する。これにより、揮発性物質及び水分等の排出を促進させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 二軸混練押出機
10 駆動部
11 減速機
20 シリンダ
21、22 スクリュ
30 フィーダ
31 原料
32 溶融原料
33 ストランド
40、40a ベントアダプター
41 上面
41a フランジ
42 下面
44、44a、44b スクリュ面
45 上面開口部
46 下面開口部
46a、46b 開口端
47、48、49 直上
50 ベント孔
51 絞り部
51a、51b 端部
52 空間
60 ダイス
61 ダイスホルダ
62 ストランドバス
63 ストランドカッタ
70 真空装置
140 ベントアダプター
141 上面
141a フランジ
142 下面
144、144a、144b スクリュ面
145 上面開口部
146 下面開口部
146a、146b 開口端
147、148、149 直上
150 ベント孔
151 絞り部
151a 端部
152 空間
C1、C2 回転軸
D 外径

Claims (18)

  1. 水平面内における第1方向に延びた第1回転軸を中心に回転する第1スクリュ、及び、前記第1スクリュに対して前記水平面内における第1方向に直交する第2方向に隣接した位置で前記第1方向に延びた第2回転軸を中心に回転する第2スクリュと、
    前記第1スクリュ及び前記第2スクリュを収容する前記第1方向に延びた筒状のシリンダと、
    前記シリンダの一端側に配置され、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュを回転させる駆動部と、
    前記シリンダの他端側に配置され、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュの回転により押し出された原料をストランドとして吐出するダイスと、
    前記シリンダの前記第1方向における所定の位置の上部に嵌め込まれたベントアダプターと、
    を備え、
    前記ベントアダプターは、上面及び下面を有し、
    前記下面は、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュに対向し、
    前記下面は、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュの外周縁が回転する軌跡に沿ったスクリュ面を含み、
    前記第1スクリュ及び前記第2スクリュの外周縁は、それぞれ、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の直上において、前記第2方向における前記第2スクリュから第1スクリュに向かう方向に回転し、
    前記スクリュ面には、前記スクリュ面から前記上面に貫通するベント孔が開口した下面開口部が形成され、
    前記下面開口部の前記第2スクリュ側の開口端は、前記第1回転軸及び前記第2回転軸間の中心の直上と、前記第2回転軸の直上と、の間に位置し、
    前記ベント孔は、前記第2方向の内径が前記下面開口部の内径及び前記ベント孔が前記上面に開口した上面開口部の内径よりも小さい内径の絞り部を有する、
    二軸混練押出機。
  2. 前記ベントアダプターの前記上面における上面開口部は、大気に解放される、
    請求項1に記載の二軸混練押出機。
  3. 前記ベントアダプターの前記上面における上面開口部は、真空ポンプに接続される、
    請求項1に記載の二軸混練押出機。
  4. 前記スクリュ面は、前記第1スクリュの外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面状の第1スクリュ面及び前記第2スクリュの外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面状の第2スクリュ面を含み、
    前記第1回転軸及び前記第2回転軸間の中心の直上には、前記第1スクリュ面と前記第2スクリュ面との交線が位置する、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の二軸混練押出機。
  5. 前記下面開口部の前記第1スクリュ側の開口端は、前記第2方向において、前記第1回転軸の直上よりも前記第2スクリュとは反対側に位置する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の二軸混練押出機。
  6. 前記絞り部から前記下面開口部の前記第1スクリュ側の開口端までの内面と、前記第1スクリュの外周縁が回転する軌跡との間に空間が形成された、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の二軸混練押出機。
  7. 前記絞り部の前記第2方向における前記第1スクリュ側の端部は、前記第1回転軸及び前記第2回転軸間の中心の直上よりも前記第1スクリュ側に位置する、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の二軸混練押出機。
  8. 前記絞り部の内周面は、上方から見て、矩形状である、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の二軸混練押出機。
  9. 前記絞り部における矩形状の長辺は、前記第1方向に対して傾いている、
    請求項に記載の二軸混練押出機。
  10. 前記絞り部における矩形状の前記第2スクリュ側の長辺は、鉛直方向に対して傾斜した内面上に位置する、
    請求項8または9に記載の二軸混練押出機。
  11. 上面及び前記上面の反対側の下面を備え、
    前記下面は、第1方向に延びた第1回転軸を中心に回転する第1スクリュ、及び、前記第1スクリュに対して前記第1方向に直交する第2方向に隣接した位置で前記第1方向に延びた第2回転軸を中心に回転する第2スクリュに、前記第1方向及び前記第2方向に直交する上方から対向し、
    前記下面は、前記第1スクリュ及び前記第2スクリュの外周縁が回転する軌跡に沿ったスクリュ面を含み、
    前記第1スクリュ及び前記第2スクリュの外周縁は、それぞれ、前記第1回転軸及び前記第2回転軸の直上において、前記第2方向における前記第2スクリュから第1スクリュに向かう方向に回転し、
    前記スクリュ面には、前記スクリュ面から前記上面に貫通するベント孔が開口した下面開口部が形成され、
    前記下面開口部の前記第2スクリュ側の開口端は、前記第1回転軸及び前記第2回転軸間の中心の直上と、前記第2回転軸の直上と、の間に位置し、
    前記ベント孔は、前記第2方向の内径が前記下面開口部の内径及び前記ベント孔が前記上面に開口した上面開口部の内径よりも小さい内径の絞り部を有する、
    ベントアダプター。
  12. 前記スクリュ面は、前記第1スクリュの外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面状の第1スクリュ面及び前記第2スクリュの外周縁が回転する軌跡に沿った円筒内面状の第2スクリュ面を含み、
    前記第1回転軸及び前記第2回転軸間の中心の直上には、前記第1スクリュ面と前記第2スクリュ面との交線が位置する、
    請求項11に記載のベントアダプター。
  13. 前記下面開口部の前記第1スクリュ側の開口端は、前記第2方向において、前記第1回転軸の直上よりも前記第2スクリュとは反対側に位置する、
    請求項11または12に記載のベントアダプター。
  14. 前記絞り部から前記下面開口部の前記第1スクリュ側の開口端までの内面と、前記第1スクリュの外周縁が回転する軌跡との間に空間が形成された、
    請求項11~13のいずれか1項に記載のベントアダプター。
  15. 前記絞り部の前記第2方向における前記第1スクリュ側の端部は、前記第1回転軸及び前記第2回転軸間の中心の直上よりも前記第1スクリュ側に位置する、
    請求項11~14のいずれか1項に記載のベントアダプター。
  16. 前記絞り部の内周面は、上方から見て、矩形状である、
    請求項11~15のいずれか1項に記載のベントアダプター。
  17. 前記絞り部における矩形状の長辺は、前記第1方向に対して傾いている、
    請求項16に記載のベントアダプター。
  18. 前記絞り部における矩形状の前記第2スクリュ側の長辺は、鉛直方向に対して傾斜した内面上に位置する、
    請求項16または17に記載のベントアダプター。
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