JP7304794B2 - Joint cutting plate insertion device - Google Patents
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Description
本発明は、コンクリート内に目地切り板を挿入する目地切り板挿入装置に関する。 The present invention relates to a jointing plate inserting device for inserting a jointing plate into concrete.
コンクリートからなるダムや堤防等の築堤工事においては、コンクリートを打設してから硬化するまでの間に、コンクリートを締め固める締め固め作業を行う必要がある。そして、この締め固め作業と並行して、コンクリートの膨張や収縮に伴って発生する応力に起因した弊害の発生を防止する必要がある。そのため、硬化前のコンクリートの所定の位置に複数の目地切り板を挿入して、目地(継目)を形成する目地切り作業を行うことが多い。 BACKGROUND ART In embankment construction such as dams and embankments made of concrete, it is necessary to perform a compaction work to compact the concrete after it is cast until it hardens. In parallel with this compaction work, it is necessary to prevent the occurrence of adverse effects caused by the stress that occurs as the concrete expands and contracts. For this reason, joint cutting work is often performed to form joints (joints) by inserting a plurality of joint cutting plates into predetermined positions of concrete before hardening.
このようなコンクリートに目地切りを行う機能を備えた装置としては、例えば、特許文献1に開示された振動目地切り機や特許文献2に開示された目地切機(以下では、これらを目地切り板挿入装置という)が知られている。特許文献1や特許文献2に開示された目地切り板挿入装置は、打設されたコンクリートの上を走行可能なベースマシンと、ベースマシンのアームの腕部の先端側に取り付けられた振動機と、振動機の下端に取り付けられた薄板状のブレードと、を有している。目地切り作業の作業者は、まず、折り返されるように形成された折り返し部を先端に有する目地材(以下、目地切り板という)の折り返し部をブレードの先端に係合させる。そして、この状態で、振動機によりブレードを振動させると共に、アームが操作されると、振動したブレードが目地切り板と一緒にコンクリートに挿入(圧入)される。その後、アームが引き抜き方向に操作されて、ブレードがコンクリートから引き抜かれると共に目地切り板のみがコンクリート内に残置されることによって、コンクリートに目地が形成されている。このように、特許文献1や特許文献2に開示された目地切り板挿入装置は、打設されたコンクリートに振動を加えながらコンクリート内にブレードを挿入しており、この挿入の際に、ブレードの周囲のコンクリートに振動を加えることによって、目地切り板のコンクリート内へ挿入の容易化を図ろうとするものである。
Examples of such a device having a function of performing joint cutting on concrete include a vibration joint cutting machine disclosed in
しかしながら、特許文献1や特許文献2に開示された目地切り板挿入装置では、直接的には、薄板状のブレードによってコンクリートに振動を加えるように構成されているため、コンクリートの流動化が不十分となり、目地切り板のコンクリート内への挿入が困難な場合が生じ得る。その結果、目地切り作業の効率が低下し得ることになり、その工夫が求められている。
However, in the joint cutting plate inserting devices disclosed in
本発明は、このような実情に着目してなされたものであり、コンクリートに効率よく目地切り板を挿入可能な目地切り板挿入装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a jointing plate inserting device capable of efficiently inserting a jointing plate into concrete.
本発明の一側面によると、打設されたコンクリートに振動を加えながらコンクリート内に目地切り板を挿入する目地切り板挿入装置が提供される。この目地切り板挿入装置は、コンクリートの上を走行可能な走行体、及び、走行体の上部に旋回自在に支持される旋回体を有するベースマシンと、旋回体に揺動可能に支持される腕部と、挿入ユニットとを含む。挿入ユニットは、列状に配列される複数の振動棒と複数の振動棒と平行に配置されて目地切り板の一端側の折り返し部に係合する挿入部とを有している。この挿入ユニットでは、振動棒及び挿入部が腕部の揺動によりコンクリートに挿入される。 According to one aspect of the present invention, there is provided a joint cutting plate inserting device for inserting a joint cutting plate into concrete while vibrating the placed concrete. This joint cutting plate inserting device includes a base machine having a traveling body capable of traveling on concrete, a revolving body rotatably supported on the upper part of the traveling body, and an arm swingably supported by the revolving body. and an insertion unit. The insertion unit has a plurality of vibrating rods arranged in a row and an inserting portion arranged parallel to the plurality of vibrating rods and engaged with the folded portion on one end side of the joint cutting plate. In this insertion unit, the vibrating rod and the insertion portion are inserted into the concrete by swinging the arm portion.
本発明の一側面によれば、目地切り板挿入装置は列状に配列される複数の振動棒と複数の振動棒と平行に配置されて目地切り板の一端側の折り返し部に係合する挿入部とを有する挿入ユニットを含んでおり、この挿入ユニットでは、複数の振動棒及び挿入部が腕部の揺動によりコンクリートに挿入される。つまり、目地切り板を挿入するための挿入部だけでなく、複数の振動棒自体もコンクリート内に挿入される。これにより、コンクリートを十分に流動化させて、コンクリート内に目地切り板を容易に挿入することができる。 According to one aspect of the present invention, the joint cutting plate inserting device includes a plurality of vibrating rods arranged in a row and an inserting device arranged parallel to the plurality of vibrating rods to engage with a folded portion on one end side of the joint cutting plate. a plurality of vibrating rods and the inserts are inserted into the concrete by swinging the arms. That is, not only the insertion portion for inserting the joint cutting plate but also the plurality of vibration rods themselves are inserted into the concrete. As a result, the concrete can be sufficiently fluidized, and the joint cutting plate can be easily inserted into the concrete.
このようにして、コンクリートに効率よく目地切り板を挿入可能な目地切り板挿入装置を提供することができる。 In this way, it is possible to provide a joint cutting plate inserting device capable of efficiently inserting a joint cutting plate into concrete.
以下、添付図面を参照して、本発明に係る目地切り板挿入装置の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態による目地切り板挿入装置1の概略構成を示す図であり、図2は目地切り板挿入装置1の要部を含む拡大図である。本実施形態では、目地切り板挿入装置1はダムの堤体を構築する際に用いられるものとする。
An embodiment of a joint cutting plate inserting device according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a jointing
目地切り板挿入装置1は、打設されたコンクリートC(以下、打設コンクリートCという)に目地(継目)を形成する機能を有している。目地切りの対象である打設コンクリートCは、例えば、低いスランプ値を有する超硬練りの材料である。打設コンクリートCは、目地切りの際に、打設コンクリートCの表面上を目地切り板挿入装置1が走行可能な程度の硬さを有している。
The joint cutting
目地切り板挿入装置1は、打設コンクリートCに振動を加えながらコンクリートC内に目地切り板Mを挿入する装置である。
The joint cutting
図1及び図2に示すように、本実施形態では、目地切り板挿入装置1は、ベースマシン10と、腕部20と、振動部30及び目地切り部40を有する挿入ユニット50と、回転支持部60と、回転角度検出部70(後述する図3及び図4参照)と、倒れ防止部80とを含んで構成されている。目地切り板Mは、概ね矩形状に形成され、例えば、亜鉛の薄板鋼板からなる。目地切り板Mの一端側(挿入方向の先端側)には、例えば、断面J字状に折り返されてなる折り返し部M1が形成されている。また、目地切り板Mは、概ね水平な表面を有して平面的に打設される打設コンクリートC内で鉛直方向に起立するように打設コンクリートC内に挿入される。目地切りには複数の目地切り板Mが必要であり、本実施形態では、打設コンクリートCの打設エリア外に設けられた積載場所に、複数の目地切り板Mが積載されているものとする。
As shown in FIGS. 1 and 2, in this embodiment, the jointing
ベースマシン10は、打設コンクリートCの上を走行可能な走行体11と、旋回体12と、操縦室13とを有している。
The
走行体11は、装置全体の支持ベースである台車11aとこの台車11aの左右に装着される左右一対のクローラ11b,11bとを有する。台車11aには、図示省略されたモータなどの走行駆動源及び旋回駆動源が搭載されている。走行駆動源が作動することにより、クローラ11bが回転して走行体11が走行する。走行体11はクローラ11bの前後方向に走行可能である。また、左右一対のクローラ11b,11bの回転数や回転方向を調整することによって、ベースマシン10の方向転換が可能である。
The
旋回体12は、走行体11の上部(詳しくは、台車11aの上部)に鉛直軸周りに旋回自在に支持されるものである。台車11aに搭載された旋回駆動源が作動することにより、旋回体12が台車11a上で鉛直軸周りに旋回する。本実施形態では、走行体11と旋回体12との間には隙間が空けられている。詳しくは、旋回体12は、その底面12aに突設された接続部12bを介して、走行体11の台車11aの上面11a1に突設された旋回軸部11cに接続されている。上記隙間は、走行体11の台車11aの上面11a1と旋回体12の底面12aとの間に空けられている。
The revolving
操縦室13には、装置全体の動作を制御するための各種操作器具が備えられている。作業者は、操縦室13内で操作器具を操作することによって目地切り板挿入装置1を操縦する。
The
腕部20は、旋回体12に水平軸周りに揺動自在に支持されるものである。腕部20は、旋回体12に水平軸周りに揺動自在に支持されるブーム21と、ブーム21の先端に水平軸周りに揺動自在に支持されるアーム22と、アーム22の先端に水平軸周りに揺動自在に支持されるブラケット23と、第1シリンダ24と、第2シリンダ25と、第3シリンダ26とを有している。
The
第1シリンダ24が伸縮駆動することにより、ブーム21が上下起伏方向に揺動し、第2シリンダ25が伸縮駆動することにより、アーム22が上下起伏方向に揺動し、第3シリンダ26が伸縮駆動することにより、ブラケット23が上下起伏方向に揺動する。したがって、ブラケット23は旋回体12に対して上下動及び起伏動が可能である。
The expansion and contraction of the
挿入ユニット50は、打設コンクリートCに振動を加える機能を有する振動部30と打設コンクリートCに目地を形成する機能を有する目地切り部40とを有する。挿入ユニット50は、腕部20の先端に回転支持部60を介して取り付けられている。本実施形態では、目地切り部40は振動部30に着脱自在に取り付けられている。図3は、図2に示す矢印A方向から視た挿入ユニット50の正面図であり、図4は挿入ユニット50から目地切り部40が取り外された状態を示した図である。
The
振動部30は、列状に配列される複数の振動棒31と、複数の振動棒31の基端(上端)をそれぞれ支持する振動棒支持部32とを有する。
The vibrating
振動棒31は、振動可能な一方向に延びる棒状のバイブレータからなる。特に限定されるものではないが、振動部30は4本の振動棒31を有しており、4本の振動棒31が互いに平行に間隔を空けて一列に並べられている。
The vibrating
振動棒支持部32は、4本の振動棒31を互いに間隔を空けて配置するための十分な長さで、振動棒31の延伸方向と概ね直交する方向に延びている。振動棒31が概ね鉛直方向に起立した姿勢を保持した状態で、挿入ユニット50が下降するように、腕部20が操作されることによって、複数の振動棒31が打設コンクリートC内に鉛直方向に起立した状態で挿入される。つまり、振動棒31が腕部20の揺動により打設コンクリートCに挿入されており、振動棒31の挿入方向(換言すると、打設コンクリートC内に挿入された状態での延伸方向)は鉛直方向と概ね平行である。
The vibrating
目地切り部40は、目地切り板Mを支持すると共に目地切り板Mを打設コンクリートC内に挿入するための挿入部41と、挿入部41を振動部30に取り付けるための取付け部42とを有している。
The
挿入部41は、複数の振動棒31と平行に配置されて目地切り板Mの一端側の折り返し部M1に係合する。挿入部41は、振動棒31と同様に、腕部20の揺動により打設コンクリートCに挿入される。挿入部41は、目地切り板Mより大きい概ね矩形状に形成されている。本実施形態では、挿入部41は、図3に示すように、丸鋼や平鋼を用いて形成された枠状の枠体41aと、枠体41aの内側に上下方向に延びるように互いに間隔を空けて固定された複数の補強部材41bとからなる。これにより、挿入部41の軽量化が図られている。特に限定されるものではないが、本実施形態では、挿入部41の幅は目地切り板Mの幅に概ね合わせられ、挿入部41の高さは目地切り板Mの高さより十分に高い。
The
取付け部42は、挿入部41の上端側の部位と振動部30の振動棒支持部32との間に設けられ、挿入部41の幅と同程度の幅を有している。特に限定されるものではないが、取付け部42は、例えば、挿入部41の上端側の部位にボルトなどの締結部材により締結する第1フランジ部42aと、振動棒支持部32に同様に締結する第2フランジ部42bと、第1フランジ部42aと第2フランジ部42bとの間を接続する複数の接続部材42cとからなる。これにより、挿入部41が取付け部42を介して振動部30に固定される。また、上記締結部材による締結を解除することによって、挿入部41(つまり、目地切り部40)が図4に示すように振動部30から分離される。また、挿入部41が取付け部42を介して振動部30に固定された状態で、挿入部41の下端(換言すると、挿入方向の先端)は、振動棒31の先端よりも下方に突出している。
The mounting
回転支持部60は、腕部20の先端に挿入ユニット50を振動棒31の延伸方向と平行な軸線X周りに回転自在に支持するものである。回転支持部60は、振動棒31の延伸方向(つまり、挿入ユニット50の挿入方向)と平行な軸線Xを中心として軸線Xに沿って延びる円柱状の軸部61と、軸部61を回転自在に支持する円筒状の軸受62を有している。軸受62はブラケット23に固定されており、ブラケット23の揺動により、軸受62及び軸部61も揺動する。
The
軸部61は、振動部30の振動棒支持部32の上部における延伸方向(図3では左右方向)の中央に固定されている。したがって、ブラケット23の揺動に伴う軸部61の揺動により、挿入ユニット50が揺動する。また、軸部61の回転により挿入ユニット50がブラケット23に対して軸部61周りに回転する。本実施形態では、軸部61及び挿入ユニット50は、図示省略したモータの駆動により回転する。
The
本実施形態では、回転支持部60は、軸部61の外周面から径方向外側に突出する第1突起63と、軸受62の外周面に沿って延びると共に軸受62の下端面より下方(振動棒支持部32側)に突出する一対の第2突起64,64とを更に含む。一対の第2突起64,64は、軸受62の周方向について互いに180°だけ角度をずらした位置に設けられており、軸部61の回転方向で第1突起63に当接可能である。第1突起63が一対の第2突起64,64のいずれか一方に当接した状態で、軸部61の回転(つまり、挿入ユニット50の回転)が制限される。つまり、一対の第2突起64,64は、挿入ユニット50が180°以上回転しないように回転範囲を制限する。
In this embodiment, the
回転角度検出部70は、挿入ユニット50の上記軸線X周りの回転角度を検出するものである。回転角度検出部70は、例えば、リニアエンコーダであり、図3及び図4に示すように、回転支持部60の軸部61の外周面に固定されるスケール70aと、軸受62側に固定される検出ヘッド70bとを有している。検出ヘッド70bは、例えば、一方の第2突起64を介して軸受62に固定されている。検出ヘッド70bは、スケール70aの移動量を測定し、測定した移動量に基づいて軸部61の回転角度すなわち挿入ユニット50の回転角度を検出する。回転角度検出部70は、第1突起63が第2突起64に当接した状態で、回転角度を例えば0(零)にリセットするリセット機能を有している。回転角度検出部70によって検出された回転角度を示すデータは、操縦室13に設けられた図示省略した制御部に出力され、その結果が操縦室13に設けられた図示省略したモニターに表示されるように構成されている。
The rotation
倒れ防止部80は、挿入部41に突設され、目地切り板Mの他端(換言すると、上端)を支持するものである。倒れ防止部80は、挿入部41における幅方向に間隔を空けた複数の箇所(図では5箇所)にそれぞれ設けられている。倒れ防止部80は、例えば、挿入部41の枠体41a及び補強部材41bにおける振動部30と反対側の面において、目地切り板Mの他端(上端)に対応する高さ位置に突設されている。倒れ防止部80は、例えば、L字に屈曲したL字フックからなり、挿入部41に固定される基端部を有する水平部分81と、水平部分81の先端部から挿入部41の一端側(下端側)に向かって延びる鉛直部分82とからなる。
The
次に、目地切り板挿入装置1を用いた目地切り作業について、図1~図5を参照して説明する。図5は目地切り板挿入装置1の動作を説明するための概念図であり、目地切り板挿入装置1を上方から視た平面図である。図5では、型枠F1,F2によって囲まれた領域に平面的に打設された打設コンクリートCに目地を形成している状態の一例が示されている。また、図5において、点線は、目地切り板挿入装置1の姿勢の一例を示し、実線で示される姿勢から旋回体12を旋回させると共に腕部20を揺動させ、且つ、挿入ユニット50を回転させた姿勢を示している。なお、以下の説明では、複数の目地切り板Mが図5に示す型枠F1の延伸方向と平行な方向(姿勢)で打設コンクリートCに挿入されるものとする。
Next, a joint cutting operation using the joint cutting
まず、作業者は打設コンクリートCの打設エリア外に設けられた積載場所から目地切り板Mを搬送し、この目地切り板Mを挿入部41に装着する。具体的には、例えば、図2に示すように、腕部20が操作されて、振動棒31及び挿入部41が概ね鉛直方向に起立される。このとき、挿入部41の下端と打設コンクリートCの表面との間には、隙間が空けられている。この状態で、作業者によって搬送された目地切り板Mは、図2に示すように、その一端側の折り返し部M1が挿入部41の下端に係合され、他端が倒れ防止部80の鉛直部分82と挿入部41との間の隙間に挿入される。これにより、目地切り板Mの装着が完了する。
First, the worker transports the joint cutting plate M from a loading place provided outside the casting area of the concrete C to be placed, and mounts the joint cutting plate M on the
目地切り板Mの装着完了後、まず、作業者は、図5に実線で示すように、挿入ユニット50が型枠F1と平行になるように、挿入ユニット50の回転駆動用のモータを駆動させる。このとき、作業者は、挿入ユニット50の向きを目視すると共に、操縦室13に設けられモニターに表示された回転角度検出部70による挿入ユニット50の回転角度の検出結果を確認しつつ、挿入ユニット50の回転駆動用のモータを駆動させる。その後、作業者は、操縦室13から腕部20を操作して挿入ユニット50を下降させると共に振動部30を起動させて振動棒31を振動させる。腕部20は、振動棒31が概ね鉛直方向に起立した姿勢を保持した状態で下降するように、操作される。その結果、図1に示すように、挿入部41が振動した振動棒31と一緒に打設コンクリートC内に概ね鉛直方向に起立した姿勢で挿入される。このとき、挿入部41は目地切り板Mの折り返し部M1に当接して目地切り板Mを下方に押し込む。目地切り板Mは、例えば、その上端が打設コンクリートCの表面と概ね一致する程度の深さまで押し込まれる。この押し込みの際に、複数の振動棒31からの振動が挿入部41及び目地切り板Mの周囲の打設コンクリートCに加えられているため、挿入部41及び目地切り板Mの周囲の打設コンクリートCの流動化が十分に施される。その結果、目地切り板Mが打設コンクリートC内にスムーズに挿入される。その後、図示省略するが、腕部20が鉛直方向に起立した姿勢を保持した状態で上昇するように、操作される。その結果、挿入部41が振動棒31と一緒に打設コンクリートCから引き抜かれる。このとき、目地切り板Mの折り返し部M1が抵抗になり、目地切り板Mはそのまま打設コンクリートC内に残置される。これにより、打設コンクリートCに目地切り板Mからなる目地が形成される。
After completing the mounting of the joint cutting plate M, first, the operator drives the motor for rotating the
ここで、コンクリートの打設時に打設コンクリートC内に空気が巻き込まれ、打設コンクリートC内に空隙が形成され得る。しかし、複数の振動棒31が振動した状態で打設コンクリートCに挿入されると、各振動棒31を中心とする振動伝達範囲内の打設コンクリートCが振動し、上記空隙の空気が上昇して打設コンクリートC内から除去される。これにより、振動棒31の近傍の打設コンクリートCが締め固められる。つまり、目地切り板挿入装置1は、打設コンクリートCに振動を加えながら打設コンクリートC内に目地切り板を挿入し、この挿入の際に、振動棒31の近傍の打設コンクリートCが締め固められている。
Here, air may be entrained in the placed concrete C when the concrete is placed, and voids may be formed in the placed concrete C. However, when a plurality of vibrating
次に、作業者は次の目地の形成用の目地切り板Mを上記と同様に挿入部41に装着する。次の目地切り板Mは、図5に太い点線で示すように、前回の目地切り板Mと平行に一列に並ぶ方向(姿勢)で打設コンクリートCに挿入する。ここで、挿入ユニット50は回転支持部60によって、腕部20の先端に振動棒31の延伸方向と平行な軸線X周りに回転自在に支持されている。そのため、図5に示すように、腕部20に対して、挿入ユニット50の軸線X周りの角度位置、つまり挿入ユニット50の向き(詳しくは、複数の振動棒31の配列方向や複数の振動棒31と平行な挿入部41の向き)を変更することが可能になる。その結果、図5に点線で示すように、走行体11の位置を変えることなく、挿入ユニット50の腕部20に対する向きを変えると共に旋回体12を旋回させて腕部20の向きを変える。これにより、複数の振動棒31及び挿入部41は、目地切り板Mが前回の目地切り板Mと平行で一列に並ぶ方向(姿勢)で配置される。この状態で、前回の目地切り板Mと同様に、腕部20が操作されることにより、目地切り板Mが適切な向きで打設コンクリートCに挿入される。以上の動作を順次繰り返すと共に必要な場合には走行体11を走行させることによって、複数の目地切り板Mが打設コンクリートC内で一列に配置される。そして、複数の目地切り板Mからなる一列の目地に対して、所定の間隔を空けた次の列(例えば、図5に示す型枠F2の延伸方向について下側に所定距離離れた列)についての目地切り及び締め固めがなされる。なお、目地切り板Mの挿入位置は一列に限らず適宜に定められ得る。
Next, the operator mounts the joint cutting plate M for forming the next joint on the
かかる本実施形態による目地切り板挿入装置1は、列状に配列される複数の振動棒31と複数の振動棒31と平行に配置されて目地切り板Mの一端側の折り返し部M1に係合する挿入部41とを有する挿入ユニット50を含んでおり、この挿入ユニット50では、複数の振動棒31及び挿入部41が腕部20の揺動により打設コンクリートCに挿入される。つまり、目地切り板Mを挿入するための挿入部41だけでなく、複数の振動棒31自体も打設コンクリートC内に挿入される。したがって、挿入部41及び目地切り板Mの近傍の打設コンクリートCを十分に流動化させて、打設コンクリートC内に目地切り板Mを容易に挿入することができる。これにより、コンクリートに効率よく目地切り板Mを挿入可能な目地切り板挿入装置1を提供することができる。
The joint cutting
ところで、ベースマシン10の位置を固定した状態で旋回体12を旋回させることで腕部20の向きを変えて挿入ユニット50を移動させる動作だけでは、振動棒31及び挿入部41の向き(換言すると、振動棒31の延伸方向と平行な軸線X周りの角度位置)を変更可能な範囲が制限される。そして、このような動作だけでは、振動棒31及び目地切り板Mを適切な向きで打設コンクリートCに挿入することが困難な場合が生じ得る。その結果、ベースマシン10の走行体11を作動させてベースマシン10全体を頻繁に移動させる必要が生じ、目地切り作業の効率が低下するという問題が生じ得る。
By the way, the orientation of the vibrating
上記問題点について、本実施形態では、挿入ユニット50は回転支持部60によって軸線X周りに回転自在に支持されている。したがって、走行体11の位置を変えることなく、挿入ユニット50の腕部20に対する向きを変えると共に必要な場合は旋回体12を旋回させて腕部20の向きを変えることによって、複数の振動棒31及び挿入部41を適切な向きで打設コンクリートCに挿入することができる。その結果、走行体11の方向転換の回数を減らすことができる。これにより、効率よく、打設コンクリートCの全体において打設コンクリートCに目地切り板Mを挿入することが可能な目地切り板挿入装置1を提供することができる。
Regarding the above problem, in this embodiment, the
本実施形態では、目地切り板挿入装置1は、挿入部41に突設され、目地切り板Mの他端を支持する倒れ防止部80を更に含む。これにより、目地切り板Mが倒れることなく、挿入部41に沿って起立した姿勢で保持される。その結果、目地切り板Mが挿入部41に装着された後は、目地切り板Mは作業者によって支えられなくても起立した姿勢で保持されることになる。したがって、目地切り作業の安全性が向上すると共に作業の効率化が図られる。
In the present embodiment, the jointing
本実施形態では、挿入部41の下端は振動棒31の先端よりも下方に突出している。つまり、目地切り板Mの挿入部41の下端が打設コンクリートCの表面の近傍に近づけられて、目地切り板Mが挿入部41に装着(係合)される際に、振動棒31の先端はまだ打設コンクリートC内に侵入していない。その結果、作業者が目地切り板Mを挿入部41に装着する作業を行っている最中に、仮に振動棒31が振動していたとしても、作業者の足元の打設コンクリートCが振動することはない。また、仮に、振動棒31の先端が打設コンクリートCに侵入したタイミングで、振動棒31を振動させる場合であっても、振動棒31を振動させる前に、目地切り板Mを挿入部41に装着させることができる。したがって、目地切り作業の安全性が更に向上する。
In this embodiment, the lower end of the
本実施形態では、回転角度検出部70によって挿入ユニット50の軸線X周りの回転角度が検出されている。これにより、挿入ユニット50の向きの調整作業が容易になる。
In this embodiment, the rotation angle of the
なお、図示を省略するが、目地切り板挿入装置1は、腕部20の先端についての図5に示すような平面視での二次元的な位置(詳しくは腕部20の先端部分における軸線Xが通る位置)を検出する位置検出部と、腕部20の水平方向についての方位(方向)を検出する方位検出部と、位置検出部、方位検出部及び回転角度検出部70からの検出結果(位置、方位及び回転角度)に基づいて各振動棒31及び挿入部41についての平面視での二次元的な位置を算出する位置算出部と、を更に有してもよい。これにより、振動棒31及び挿入部41の挿入位置を正確に確認すると共に、挿入ユニット50をより効率的に適切な位置及び向き(姿勢)で移動させることができる。
Although illustration is omitted, the joint cutting
また、本実施形態では、目地切り板Mは打設コンクリートCの打設エリア外に設けられた積載場所に積載されているものとしたが、積載場所はこれに限らない。例えば、図6及び図7に示すように、目地切り板挿入装置1が複数の目地切り板Mを積載可能なストッカー90を有していてもよい。具体的には、図6及び図7に示すように、走行体11と旋回体12との間には隙間が空けられており、ストッカー90は旋回体12の底面12aに固定され、複数の目地切り板Mを積載可能に形成されている。ストッカー90は、例えば、その上面が開口した箱状に形成されており、旋回体12における操縦室13の正面側の端部よりも前方に張り出すように旋回体12の底面12aに固定されている。これにより、目地切り板Mを作業者の近くに積載してストックしておくことができるため、目地切り板Mの搬送距離が短くなり、目地切り作業の効率化が更に図られる。
Further, in the present embodiment, the joint cutting plate M is loaded on the loading place provided outside the casting area of the concrete placement C, but the loading place is not limited to this. For example, as shown in FIGS. 6 and 7, the jointing
本実施形態では、軸部61が振動部30の振動棒支持部32に固定され、軸受62がブラケット23に固定されるものとしたが、これに限らず、軸受62が振動棒支持部32に固定され軸部61がブラケット23に固定されてもよい。また、挿入ユニット50はモータによって回転駆動するものとしたが、これに限らず、モータ駆動でなくてもよい。この場合、例えば、挿入ユニット50の挿入部41の下端を打設コンクリートCの表面に接触させた状態で、腕部20を揺動させたり旋回体12を旋回させたりすることによって、挿入ユニット50を回転させることができる。また、回転角度検出部70は設けなくてもよい。
In this embodiment, the
また、挿入部41の外形は矩形状であるものとしたが、使用する目地切り板Mの形状に合わせた適宜の外形を採用することができる。また、挿入部41は枠状に形成されたが、挿入部41は一枚の鋼板からなるものであってもよい。そして、目地切り板挿入装置1を使用する対象の堤体は、ダムに限らず、沿岸や河川の堤防などの適宜の堤体であってもよい。
Further, although the outer shape of the
また、倒れ防止部80により目地切り作業における目地切り板Mの倒れを防止することを優先する場合や、ストッカー90により目地切り板Mの搬送作業の効率化を図ることを優先する場合は、回転支持部60は不要である。この場合の目地切り板挿入装置1においては、挿入ユニット50はブラケット23に単に固定され、その他の構成については上記で説明された構成が適宜に採用され得る。
In addition, when priority is given to preventing the joint cutting plate M from falling during the joint cutting work by the
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形及び変更が可能である。 Although preferred embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications and changes are possible based on the technical idea of the present invention.
1…目地切り板挿入装置、10…ベースマシン、11…走行体、12…旋回体、12a…底面、20…腕部、31…振動棒、41…挿入部、50…挿入ユニット、60…回転支持部、70…回転角度検出部、80…倒れ防止部、90…ストッカー、C…打設コンクリート(打設されたコンクリート)、M…目地切り板、M1…折り返し部、X…軸線
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記コンクリートの上を走行可能な走行体、及び、前記走行体の上部に旋回自在に支持される旋回体を有するベースマシンと、
前記旋回体に揺動可能に支持される腕部と、
列状に配列される複数の振動棒と前記複数の振動棒と平行に配置されて前記目地切り板の一端側の折り返し部に係合する挿入部とを有し、前記振動棒及び前記挿入部が前記腕部の先端に取り付けられ且つ前記腕部の揺動により前記コンクリートに挿入される、挿入ユニットと、
前記旋回体に固定され、前記目地切り板を積載可能なストッカーと、
を含み、
前記ストッカーは、前記旋回体の前方に張り出すように該旋回体の底面に固定される、目地切り板挿入装置。 A joint cutting plate inserting device for inserting a joint cutting plate into the concrete while vibrating the cast concrete,
a base machine having a traveling body capable of traveling on the concrete, and a rotating body rotatably supported on the upper part of the traveling body;
an arm swingably supported by the revolving body;
a plurality of vibrating rods arranged in a row; and an inserting portion arranged parallel to the plurality of vibrating rods and engaged with a folded portion on one end side of the joint cutting plate, wherein the vibrating rod and the inserting portion is attached to the tip of the arm and is inserted into the concrete by swinging the arm;
a stocker fixed to the revolving body and capable of loading the joint cutting plate;
including
The stocker is a joint cutting board inserting device fixed to the bottom surface of the revolving body so as to protrude forward of the revolving body .
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