JP7304001B2 - Drying equipment and printing equipment - Google Patents
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Description
本発明は、乾燥装置及び印刷装置に関するものである。 The present invention relates to a drying device and a printing device.
従来、液体が付与された対象物を乾燥させる乾燥装置が知られている。例えば特許文献1には、乾燥装置の内部にて結露して液化した液体を回収する回収手段と、液体を回収手段から排液するための排液管とを備えたものが記載されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a drying device for drying an object to which liquid has been applied is known. For example,
この種の乾燥装置では、乾燥対象に対する乾燥効率を高めるほど結露して液化した液体の回収効率も高めることが必要である。 In this type of drying apparatus, it is necessary to improve the recovery efficiency of the liquid condensed and liquefied as the drying efficiency for the object to be dried is increased.
上述した課題を解決するために、本発明は、液体が付与された対象物を乾燥させる乾燥装置であって、前記乾燥装置の内部にて結露して液化した液体を回収する回収手段と、前記液体を前記回収手段から排液するための排液管と、前記排液管を通じて前記液体を送液するポンプと、前記回収手段と前記ポンプとの接続と遮断の切り替えを摺動を伴う機構を用いて行う接断手段とを備え、前記接断手段の作動を伴う廃液動作は、前記摺動の箇所における液体存否情報に基づいて行うか否かを決定することを特徴とするものである。 In order to solve the above-described problems, the present invention provides a drying apparatus for drying an object to which a liquid has been applied, comprising recovery means for recovering liquid condensed and liquefied inside the drying apparatus; A drain pipe for draining the liquid from the recovery means, a pump for sending the liquid through the drain pipe, and a mechanism involving sliding switching between connection and disconnection between the recovery means and the pump. It is characterized in that whether or not to perform the liquid waste operation accompanying the actuation of the connecting/disconnecting means is determined based on the liquid presence/absence information at the sliding portion.
本発明によれば、結露して液化した液体の回収効率を従来装置に比して高めることができる。 According to the present invention, it is possible to improve the recovery efficiency of the liquid condensed and liquefied as compared with the conventional device.
本発明を印刷装置の乾燥装置を適用した実施形態について説明する。図1は、印刷装置であるプリントシステム100の概略構成を示す正面図である。このプリントシステム100は、シート供給装置10と、液体付与部であるインクジェットプリンタ20と、乾燥装置30と、シート巻取装置40と、を組み合わせて構成される。
An embodiment in which the present invention is applied to a drying device of a printing device will be described. FIG. 1 is a front view showing a schematic configuration of a
シート供給装置10は、連帳の記録媒体であるシート材11を供給する装置である。シート材11は液体が付与されて搬送される乾燥対象になる。シート供給装置10は、シート材11を保持する元巻きローラ12と、搬送ローラ13とを備えている。
The
インクジェットプリンタ20は、液体インクをシート材11に吐出して画像を形成する画像形成部21にシート材11を搬送し、乾燥装置30に搬出する装置である。インクジェットプリンタ20は、シート供給装置10から搬送されるシート材11に対して、所要の色の液体であるインクを吐出付与する液体吐出ヘッドを含む画像形成部21を有している。
The
画像形成部21は、例えば、シート材11の搬送方向上流側から、4色分のフルライン型ヘッド21A、21B、21C、21Dが、搬送ガイド部材22に対向するように配置されている。各ヘッド21A、21B、21C、21Dは、それぞれ、シート材11に対してブラックK,シアンC、マゼンタM、イエローYの液体を付与する。色の種類及び数はこれに限るものではない。インクジェットプリンタ20は、制御部200を備える。この制御部200は、インクジェットプリンタ20が備える構成の動作を制御する。この制御部200で後述する乾燥装置30の動作を制御してもよい。
In the image forming unit 21, for example, full-
乾燥装置30は乾燥装置30は、シート材11に付着した処理液や液体インクなどの液体を乾燥させる装置である。乾燥部300と制御部250とを備えている。これらについては後に詳述する。
The
シート巻取装置40は、画像が形成され乾燥装置30で乾燥されたシート材11を巻き取って回収する装置である。案内ローラ41、42、排出ローラ43及び巻取りローラ44を備えている。
The
以上の構成で、シート材11は、シート供給装置10の元巻きローラ12から繰り出され、搬送ローラ13によって、画像形成部21に対向して配置された搬送ガイド部材22上に送り出され、搬送ガイド部材22で案内されて搬送される。画像形成部21によって液体が付与されたシート材11は、乾燥装置30を経て、案内ローラ415、416で案内される。そして、シート巻取装置40が備える排出ローラ414によって送られて、巻取りローラ405に巻き取られる。
With the above configuration, the
本実施形態の乾燥装置30は、電熱、赤外線、熱風などによる熱エネルギーを加えることで水分を気化させる装置である。乾燥装置30の内部には、気化した処理液や液体インクなどの蒸気が発生し、この蒸気は乾燥装置30の内部で結露して液化することがある。この結露により生ずる液体がシート材11に付着すると、形成された画像を汚す可能性があるので、乾燥装置30の外に排出すべきものとなる。乾燥装置30から排出した液体は廃液として廃液タンクに収容しても良いし、可能であれば、液体として装置内で再利用してもよい。以下、廃液として扱うものとして説明する。
The
特に、高速で印刷をするプリントシステム100に用いられる乾燥装置30では、大量のシート材11を短時間で乾燥できるものが好ましい。この場合、処理液(画像形成に先立って画質を向上させるための処理液をシート材11に供給することがある)や液体インクの気化による蒸気の量も多くなる。結露も多くの箇所で生ずることになる。様々な箇所で発生しその量も多い廃液の回収が正常に行えないと、大量の廃液が乾燥装置30の内部に発生し、シート材11を汚したり、乾燥装置30の動作を不安定にさせたりする。
In particular, the
そこで、本実施形態に係る乾燥装置30において、乾燥装置30の内部にて結露して液化した液体を回収する回収手段と、回収手段から液体を排液するための排液管と、排液管を通じて液体を送液するポンプとを備え、ポンプによって強制的に液体を回収する。さらに、回収手段を複数備え、そのうちポンプと接続するものを切り替える切替手段を備えている。これにより、様々な箇所から液体を回収できるようにするとともに、ポンプを兼用することによるコストダウンを図っている。
Therefore, in the
図2は乾燥部300を正面側からみた内部構成を示す図である。乾燥装置30が備える乾燥部300は、図面中の白抜き矢印で示す方向に乾燥対象であるシート材11を搬送しながら乾燥する。乾燥部300は、シート材11の液体が付与された面の反対面に接触してシート材11を加熱する10個の加熱部材である加熱ローラ31(31A~31J)と、同じくシート材11の液体が付与された面の反対面に接触してシート材11を加熱する加熱ドラム32と、加熱ローラ31(31A~31J)にシート材11を押し付ける押し付けローラ33(33A~33J)と、を備えている。
FIG. 2 is a diagram showing the internal configuration of the
乾燥部300は、加熱ローラ31や加熱ドラム32によって加熱されるシート材11の面の反対面側に空気を吹き付ける複数のエアー吹付装置34を複数備えている。エアー吹付装置34からシート材11に吹き付けられる空気は、乾燥装置30内の空気、又は外気を取り込んだものであって、特に加熱されている空気でなくてもよい。エアー吹付装置34は、装置奥側で排気ダクト362に接続されていて、シート材11に空気を吹き出すともに、シート材11の周囲の蒸気を含む空気を吸い込んで排気する構成も備えている。
The
図3はエアー吹付装置34のシートに対向する側の面が見えるような姿勢で背面側からの見た斜視図である。シートに対向する面には、シート材11からの蒸気を含む気体を吸気するための開口である吸気口341dが形成されている。また、シート材11に空気を吹き付けるための吹付スリット341bが形成されている。装置背面側に位置することになるリア側板343には3つの開口が設けられ、内部にはこの3つの開口に対応して反対側のフロント側板342まで延びる3本のエアー流路部が形成されている。3つの開口のうち中央の開口に黒塗りの矢印Bで示すようにエアーが吹き込まれ、中央のエアー流路部が吹付スリット341bにつならる給気経路になる。両側の開口から白抜きの矢印Aで示すようにエアーが排気され、両側のエアー流路部が吸気口341dにつらなる排気経路になる。
FIG. 3 is a perspective view of the air blowing
リア側板343には廃液回収ポートであるチューブ継ぎ手344が配置されている。エアー吹付装置34の排気流路において生じた結露に基づく廃液を回収するためである。このチューブ継ぎ手に廃液用のチューブが接続される。このチューブ継ぎ手やチューブは廃液回収構成の一部に含まれる。このチューブ継ぎ手344はエアー吹付装置34が乾燥部300に設置された状態で対応する排気流路が最も低い位置を取る位置に配置されている。また、リア側板343側ほど低くなる傾斜が付くように、チューブ継ぎ手344につながる排気流路の内壁面部分が構成されている。
A tube joint 344 as a waste liquid recovery port is arranged on the
エアー吹付装置34の背面側には、乾燥装置30内の空気(蒸気含む)を排気する排気ダクトが設けられている。この排気ダクトで生じた結露に基づく廃液の回収は、排気ダクトの一部に廃液回収ポートとしてのチューブ継ぎ手を配置することによって行うことができる。
An exhaust duct for exhausting the air (including steam) in the drying
乾燥部300は、エアー吹付装置34の周囲に廃液回収板35も備えている。廃液回収板35は、エアー吹付装置34の外装で結露が生じ、これが溜まって液化したものが、シート材11や装置の内部に落下しないように回収するものである。各エアー吹付装置34から廃液(結露が液化したもの)が垂れて落ちることがないように、それぞれの重力方向下方に配置されている。この廃液回収板35も最も低くなる箇所に例えば樋部が形成されている。この樋部は、一方の端部に向かう微小な下り傾斜を有し、樋部に落ちてきた廃液が一方の端部に移動する。この端部に廃液回収ポートであるチューブ継ぎ手を配置してある。
The
以上説明したように、本実施形態に係る乾燥装置30は、複数の廃液回収ポートを備えている。そして、図2に示すように、乾燥部300で生じた結露に基づく廃液を各廃液回収ポートから廃液タンク330に回収するための動作を制御する構成として廃液回収部310を備える。廃液回収部310は、乾燥装置30の内部の底部付近に配置されている。これによって、乾燥装置30で生じた蒸気が結露して廃液となったものは、重力の作用で廃液タンク330に回収されやすくなっている。
As described above, the drying
図4は廃液回収部310の詳細な構成を例示する構成図である。廃液回収部310は、リア側板343のチューブ継ぎ手344など複数の廃液回収ポート320からの廃液の回収動作を制御する制御部としても機能する。廃液回収部310は、切替バルブ301と、廃液ポンプ302と、圧力センサ303とを備える。廃液回収ポート320も回収手段を構成する要素である。
FIG. 4 is a configuration diagram illustrating a detailed configuration of the waste
切替バルブ301は、複数の廃液回収ポート320と廃液ポンプ302との接続を切り替える弁を含む装置である。切替バルブ301は、複数の廃液回収ポート320と廃液チューブ321を介して接続される複数の入力部301aと、廃液ポンプ302と接続する一つの出力部301bと、複数の入力部301aのいずれを出力部301bに接続させるか切り替える切替部301cとを備える。切替バルブ301は切替手段を構成する。
The switching
廃液ポンプ302は、切替バルブ301の出力部301bと接続し、各廃液回収ポート320から廃液を流動させて、廃液タンク330に圧送するポンプである。
The
圧力センサ303は、切替バルブ301の出力部301bと廃液ポンプ302との間の圧力を計測するセンサである。圧力センサ303は、計測した圧力に応じて、所定の信号(圧力検知結果信号)を出力する。圧力検知結果信号とは、圧力センサ303の計測結果に基づいて、廃液を回収していない(回収できていない)状態であるか、廃液を回収している(回収できている)状態であるかを区別可能な信号である。
The
切替バルブ301と廃液ポンプ302と圧力センサ303のそれぞれの動作は、インクジェットプリンタ20が備える制御部200によって制御されてもよい。この場合、切替バルブ301と廃液ポンプ302と圧力センサ303は、制御部200からの制御信号を受け取るための構成として制御信号線などが接続されているものとなる。そして、制御部200からの制御信号に応じて所定の動作を所定のタイミングで行う。また、圧力センサ303からの圧力検知結果信号は、制御部200に対して出力される。
Each operation of the switching
また、乾燥装置30に制御部250(図1参照)を備えてもよい。この場合、制御部250は、インクジェットプリンタ20の制御部200と連動して動作し、切替バルブ301と、廃液ポンプ302と、圧力センサ303の動作を制御するように構成されればよい。
Further, the drying
図4の例では、複数の切替バルブ301を備え、各切替バルブ301に対して廃液回収ポート320をある程度の数(図示の例では3つ)で分けて回収ポート群を形成している。この回収ポート群は、位置的に近い回収ポートをまとめた位置群とすることができる。
In the example of FIG. 4, a plurality of switching
図5は切替バルブ301の具体例を示すものである。この切替バルブ301はロータリーバルブである。両端が閉塞された円筒状のハウジング311内に中空の回転部材(切替リークバルブ)であるロータ312が上記ハウジング311の内面と間隔313をおいて同軸状に挿入されて回転可能になっている。ハウジング311には3つの廃液回収ポート320からの廃液チューブ321が接続される入力部301a(貫通孔)が形成されている。接続する廃液回収ポートの数、すなわち、入力部301aの数は3つに限られず、2つでもよいし、4つ以上でもよい。
FIG. 5 shows a specific example of the switching
ロータ312における軸方向で入力部301aと対応する箇所に貫通孔として受入口314が形成されている。ロータ312の中空内部はロータリーバルブの出力部301bになっている。具体的には、この中空内部が廃液ポンプ302と接続されている。ロータ312の表面におけるこの受入口314の周囲にハウジング311の内面との間をシールしてリーク防止を行うOリングなどのリーク防止部材315が設けられている。このリーク防止部材315は良好なシール性を発揮させるため弾性部材を用いることが通常である。
A receiving
ロータ312の回転でリーク防止部材315はハウジング内周面を摺動しながら回転し、次のような回転位置を取らせることかできる。すなわち、ロータ312の受入口314が何れかの廃液回収ポート320の入力部301aに対向し、この入力部301aが受入口314を介して出力部301bに接続する回転位置である。また、何れの入力部301aが受入口314に対向させずに何れの入力部301aも出力部301bと遮断した回転位置を取らせることもできる。
Rotation of the
図5(a)は図中上方(真上)の廃液回収ポート320に対応する入力部301aが出力部301bに接続する回転位置にある状態を示している。この回転位置の状態で廃液ポンプ302を動作させることで矢印Xで示すように廃液を回収することができる。図5(b)は何れの入力部301aも出力部301bと遮断した回転位置にあることを示している。矢印Yは回転の向きの一例を示す。
FIG. 5(a) shows a state in which the
このロータリーバルブからなる切替バルブ301は、回収手段とポンプとの接続と遮断の切り替えを摺動を伴う機構を用いて行う接断手段である。このような摺動を伴う接断を行う場合、次のような問題が生じることが判明した。複数の廃液ポートに接続し、ポンプを駆動することで廃液を回収するが、通常の印字密度やインク量では結露せずに廃液は生じない。これは次の理由による。
The switching
乾燥装置30の動作中は、乾燥部内は高温になっており飽和蒸気圧も高い。加えて、エアー吹付装置34で、シート材11からの蒸気を含む気体を吸気口341dから吸気しダクトを介して装置外に排出している(場合によって吸湿材で液体分を除いた後に排出している)。よって、印刷速度が通常よりも早かったり、シート材11に付与されるインク量(印刷に使用されるインク量)が過剰多かったりしない通常の密度やインク量では結露せずに廃液は生じないのである。
During the operation of the drying
このように廃液が生じておらず切り替えバルブ内が乾燥し、液の無い状態で切り替え動作を行と、ロータ312に設けられたリーク防止部材315が乾いたハウジング311内面(切り替えバルブ内面)を摺動することになる。この結果、リーク防止部材315の早期劣化(特に弾性部材のときに顕著)を招き、切り替えバルブ短寿命という問題が生じる。この問題はロータリーバルブに限らず、廃液が存在し得る箇所での摺動を伴う機構を用いて行う接断手段であれぱ生じ得る問題である。
In this way, the inside of the switching valve is dry without the generation of waste liquid, and when the switching operation is performed in the absence of liquid, the
上記問題を解決するため、本実施形態では、接断手段の作動を伴う廃液動作は、前記摺動の箇所における液体量関連情報に基づいて行うか否かを決定する。具体的には、液体量関連情報として対象物に対する液体付与量に関する情報を用いる。液体付与量に関する情報としては、印刷速度、インク付与上限量及び印字密度の少なくもと一つを含む。印刷速度はシート材の搬送速度である。ユーザの選択によって搬送速度を切替得ることができる印刷システムでは、これが高速であるほど乾燥装置30にシート材11を介して持ち込まれるインク量は多くなる。
In order to solve the above problem, in the present embodiment, it is determined whether or not to perform the draining operation that accompanies the operation of the connecting/disconnecting means based on the liquid amount related information at the sliding portion. Specifically, information about the amount of liquid to be applied to the object is used as the liquid amount-related information. The information on the liquid application amount includes at least one of printing speed, upper limit of ink application amount, and print density. The printing speed is the conveying speed of the sheet material. In a printing system that allows the user to switch the transport speed, the faster the transport speed, the greater the amount of ink brought into the drying
インク付与上限量は、カラーマッチング部、色変換部、γ変換部・階調処理部、レンダリング処理部、インク量算出手段などともに通常、画像処理部に設けられるインク総量規制部で設定されるものである。インク総量規制部は、印刷ヘッド部(プリンタエンジン)の各ノズルチャネルの画像データよりインク量をそれぞれ算出し、ページ毎のインク総量を求め、所定の規制値以内にインク総量を押さえる処理を行う。ユーザの選択によってインク消費量を抑えた印刷をしたいときには、規制値を下げることもできる。逆に所望の画質を得るために多目のインクを付与する必要があるシート材を用いる場合には、ユーザによるシート材選択情報に基づいて上気規制値を上げたりできる。このようなインク付与上限量が大きいほど、乾燥装置30にシート材11を介して持ち込まれるインク量は多くなる。
The upper limit of the amount of ink to be applied is set by the total ink amount control section normally provided in the image processing section together with the color matching section, color conversion section, γ conversion section/gradation processing section, rendering processing section, ink amount calculation means, etc. is. The total ink amount regulation unit calculates the amount of ink from the image data of each nozzle channel of the print head (printer engine), obtains the total amount of ink for each page, and performs processing to keep the total amount of ink within a predetermined regulation value. If the user wishes to print with reduced ink consumption, the regulation value can be lowered. Conversely, when using a sheet material that requires a large amount of ink to obtain a desired image quality, the upper air regulation value can be increased based on the sheet material selection information by the user. As the upper limit of ink application amount increases, the amount of ink brought into the drying
印字密度は、高いほど乾燥装置30にシート材11を介して持ち込まれるインク量は多くなる。この印字密度は、画像処理部に設けられるインク量算出手段で実質的に算出できる。このインク量算出手段は各ノズルチャネル毎に割り当てられたデータからページ毎のインク量を算出するものである。面積当たり換算することにより印字密度を求めることがある。印字密度に代え、インク量算出手段で算出するインク量そのものを用いてもよい。
The higher the print density, the greater the amount of ink brought into the drying
図6は、以上の液体存否情報のうち、印刷速度とインク付与上限量とを用いた制御のフローチャートである。このフローチャートはインクジェットプリンタ20における印刷処理が開始されたときに実行される廃液回収動作の流れを例示している。
FIG. 6 is a flow chart of control using the printing speed and the upper limit amount of ink application among the above liquid presence/absence information. This flowchart exemplifies the flow of the waste liquid collecting operation that is executed when the printing process in the
印刷処理が開始されたら、又は、開始されるのに当たり、インク付与上限量(インクリミット値)が予め定めておいた閾値以上、あるいは、印刷速度が予め定めておいた閾値以上の条件を満足するか否かを判断する(S601)。この閾値は、閾値以上であれば、「所定時間」の印刷処理の継続によって結露が生じ、結露の結果生じた液体が、切替バルブ301の摺動部、つまり、リーク防止部材315が摺動することになるハウジング311の内面部分を濡らすことが予め実験で確認されたものである。
When the printing process is started, or when the printing process is started, the upper limit amount of ink applied (ink limit value) satisfies a predetermined threshold value or more, or the printing speed satisfies a predetermined threshold value or more. (S601). If this threshold value is equal to or greater than the threshold value, dew condensation occurs due to the continuation of the printing process for the "predetermined time", and the liquid resulting from the dew condensation slides on the sliding portion of the switching
何れも閾値未満である場合(S601/NO)にはなにもせずに廃液回収処理を終了する。何れかが閾値以上である場合(S601/YES)には、印刷処理が開始されてから所定時間が経過するまでは、S602をループする(S602/NO)。「所定時間」とは、例えば、30分である。この所定時間の間に、結露の結果生じた液体が、切替バルブ301の摺動部に至り、リーク防止部材315が摺動することになるハウジング311の内面部分を濡らす。この内面部分が摺動の箇所に相当する。また、S602の判断結果が液体存否情報である。
If both are less than the threshold (S601/NO), the waste liquid collection process is terminated without doing anything. If any of them is equal to or greater than the threshold (S601/YES), S602 is looped until a predetermined time elapses after the printing process is started (S602/NO). "Predetermined time" is, for example, 30 minutes. During this predetermined time, the liquid resulting from condensation reaches the sliding portion of the switching
この「所定時間」の間、ロータ312はホームポジションを取る。ホームポジションは、全ての入力部301aが出力部301bから遮断された状態で、すべての入力部301aから結露による液体をロータ312の外周面に受入可能な回転位置である。例えば図5(b)に示す回転位置である。このホームポジションを取る間に、結露による液体をロータ312の外周面に受入れて、リーク防止部材315が摺動するハウジング311の内面部分やリーク防止部材315そのものに液体を付着させる。
During this "predetermined time", the
印刷処理の開始後、所定時間を超えたとき(S602/YES)、ホームポジションにあるロータ312を回転し、まず、切替バルブ301に接続される複数の廃液回収ポート320のうち、一つの廃液回収ポート320と接続している入力部301aと出力部301bを接続させる(S603)。このロータ312の回転でリーク防止部材315がハウジング311の内面を摺擦するが、この内面あるいはリーク防止部材315自体が液体で濡れているため、摺動による劣化を抑制できる。
When the predetermined time has passed after the start of the printing process (S602/YES), the
次に、廃液ポンプ302を所定時間だけ動作させて、出力部301bに接続されている廃液回収ポート320(一番目の廃液回収ポート320)から廃液を回収する(S604)。廃液ポンプ302を動作させる「所定時間」とは、例えば10秒である。廃液ポンプ302を10秒間動作させた後、S604から次の処理に移行する。
Next, the
続いて、全ての廃液回収ポート320に対する廃液回収動作(S604)を実行したか否かの判定処理を実行する(S605)。未実行の廃液回収ポート320があれば(S605/NO)、切替バルブ301は、未実行の廃液回収ポート320に順次接続を切り替える(S606)。切替バルブ301における切替動作が終了後は、処理をS604に移行する。
Subsequently, a process of determining whether or not the waste liquid recovery operation (S604) has been performed for all of the waste
全ての廃液回収ポート320に対するS604、S605、S606の動作を繰り返す。これによって、全ての廃液回収ポート320から廃液を回収することができる。全ての廃液回収ポート320からの廃液回収動作が実行された後(S605/YES)、切替バルブ301をホームポジションに切り替える(S607)。
The operations of S 604 , S 605 and S 606 are repeated for all waste
その後、印刷処理が終了するまで、処理をS601に戻す(S608/NO)。印刷処理が終了したときは(S608/YES)、廃液回収処理も終了する。したがって、印刷処理が実行されている途中で、「所定の閾値時間」(30分)が経過する度に、当該処理は実行される。 Thereafter, the process returns to S601 until the print process is completed (S608/NO). When the printing process ends (S608/YES), the waste liquid collection process also ends. Therefore, the process is executed each time the "predetermined threshold time" (30 minutes) elapses while the print process is being executed.
以上のように、本実施形態に係る乾燥装置30における廃液回収処理によれば、印刷処理を実行している間は、定期的に、廃液を回収することができる。これによって、結露に基づく廃液が装置内に溢れて不具合を起こすことを防止することができる。
As described above, according to the waste liquid recovery process in the drying
図4に示す例では、3つの廃液回収ポート320がそれぞれ接続された複数のロータリーバルブからなる切替バルブ301のすべてにつき、順次廃液回収ポート320と出力部301bとを同時に接続し、廃液ポンプ302で接続さている廃液回収ポート320から廃液を同時に回収してもよい。これに代え、廃液回収ポート320を廃液ポンプ302に接続する切替バルブ301を順次切替なるようにしてもよい。
In the example shown in FIG. 4, the waste
図7は廃液回収部の変形例の構成図である。この変形例では、2つの切替バルブ301と廃液ポンプ302との間に接続切替手段である三方弁304を設けている。この変形例では、インクジェットプリンタ20における画像形成動作を開始する前に実行する初期リーク確認動作で、複数の切替バルブ301を備えた廃液回収部310でリークチェックを1個の圧力センサ303で実施するにあたり、故障している切替バルブ301の特定を比較的容易にできるようにするものである。
FIG. 7 is a configuration diagram of a modified example of the waste liquid recovery unit. In this modification, a three-
図4に示すように、複数の切替バルブ301を備えた廃液回収部310でリークチェックを1個の圧力センサ303で実施する場合、どの切り替えバルブが故障しているかどうかの判断まではできず、切替バルブを1個ずつチェックする必要があり時間を要していた。そこで、切替バルブと廃液ポンプ間の配管分岐点に切り替え可能な三方弁を設け、ある切替バルブのラインと他の切替バルブのラインを個別に圧力チェックを実施できるようにした。これにより、どの切替バルブが故障しているかどうかを判断可能にしている。
As shown in FIG. 4, when a leak check is performed with a
図8は、異常対象である故障した切替バルブを特定する初期リーク確認動作のフローチャートである。まず、圧力センサ303を共用するすべての三方弁304に連なる切替バルブ301すべてにつき、入力部301aを出力部301bから遮断する(S801)。そして、最初に対象にする三方弁304を除き、他の三方弁304は圧力センサ303側(廃液ポンプ302側)を遮断する。最初に対象にする三方弁304につき、接続されている二つの切替バルブ301のうち故障チェツクを行う一方の切替バルブ301を圧力センサ303側に接続する。
FIG. 8 is a flow chart of an initial leak confirmation operation for identifying a failed switching valve that is an abnormality target. First, the
続いて、廃液ポンプ302の吸引動作を開始する(S802)。続いて、圧力センサ303の計測結果を検出する(S803)。検出した圧力の計測結果が、予め設定する圧力閾値を超えていれば(S804/YES)、廃液流路における液漏れや、詰まりなどは起きていないと判定できるので、圧力センサ303は、正常であることを知らせる圧力検知結果信号を送出する(S805)。その後、廃液ポンプ302を停止させる(S806)。
Subsequently, the suction operation of the
圧力閾値は、例えば、「マイナス10kPa」である。圧力センサ303における計測結果が、マイナス10kPaよりも低い圧力であれば、切替バルブ301と廃液ポンプ302の間の廃液流路は正常であると判定することができる。
The pressure threshold is, for example, "minus 10 kPa". If the measurement result of the
S804において、圧力閾値を超えていなければ(S804/NO)、廃液ポンプ302の動作を開始させてからの経過時間が、予め設定する閾値時間を超えているか否かを判定する(S807)。閾値時間を超えていなければ(S807/NO)、処理をS803に戻す。
In S804, if the pressure threshold is not exceeded (S804/NO), it is determined whether or not the elapsed time from the start of operation of the
閾値時間を超えていれば(S807/YES)、何らかの異常が起きていると判定できる。この場合、圧力センサ303は、異常を知らせる圧力検知結果信号(異常通知信号)を送出する(S808)。その後、廃液ポンプ302を停止させる(S806)。
If the threshold time is exceeded (S807/YES), it can be determined that some kind of abnormality has occurred. In this case, the
以上のステップでチェック終了した切替バルブ301以外の切替バルブ301についてリーク確認を実行するかを判断する(S809)。他の切替バルブ301についてリーク確認を実行する判断した場合(S809/YES)は、その他の切替バルブ301が直前のリーク確認対象と共通の三方弁304に接続された他方の切替バルブ301であるときは、三方弁304により他方の切替バルブ301を圧力センサ303側に接続するように切替る。これとは異なり、次にリーク確認を実行する切替バルブ301が他の三方弁304(次確認の三方弁という)に接続されたものであるときは、圧力センサ303側に接続する三方弁を、その時点の三方弁304から、次確認の三方弁304に切替え、かつ、この次の確認の三方弁304を、これに接続される二つの切替バルブ301のうち一方のみを圧力センサ303側に接続するようにする。以降、S809でリーク確認をする切替バルブがなくなる(S809/NO)まで、以上のリーク確認を繰り返す。
It is determined whether or not to execute the leak check for the switching
以上のように、本実施形態に係る乾燥装置30における初期リーク確認処理によれば、画像形成処理を実行する前に、廃液回収機構の動作が正常であることを確実に確認することができる。また、複数の切替バルブを有した構成において、サービスマンがチェックしなくても、故障個所を特定することが可能となる。
As described above, according to the initial leak confirmation process in the drying
図9は変形例に係る廃液回収部310の説明図である。この変形例に係る廃液回収部310は、切替バルブ301に接続されている複数の廃液回収ポート320の一本を潤滑液注入ポート325にする。この潤滑液注入ポート325には、タンクに収容される等している濡らし用の液体である潤滑液が供給される。切替バルブ301と潤滑液注入ポート325の間には電磁弁等の接断切替弁326を設ける。潤滑液注入ポート325は切替バルブ301の上方(好ましくは、真上)に設置し、自重で落ちてくる位置に配置しておく。接断切替弁326をオープンにし、矢印Zで示すように潤滑液が入力部301aである貫通孔を通ってハウジング311内に進入する状態で、ロータ312を一定時間回転させる。これにより、内壁を潤滑液が伝わり、内面を濡らすことが可能となり、リーク防止部材315との滑りが良くなる。潤滑液としては普通の水を使用できるが、これに限られない。以上の構成が摺動の箇所を濡らす手段、あるいは、濡らし用の液体の供給手段を構成する。
FIG. 9 is an explanatory diagram of a waste
図10は切替バルブ301の内壁を定期的に濡らす制御(以下、潤滑液塗布制御という)のフローチャートである。後述するメンテ動作の開始時に実行される。まず、前回注入時から一定時間以上経過しているか否かを判断する(S1001)。一定時間以上経過していた場合(S1001/YES)、潤滑液注入ポート325と切替バルブ301間の接断切替弁326を一定時間開く。潤滑液は開いている間、切替バルブ301内に流れ込む。このとき、切替バルブ301のロータ312を一定時間回転させることで、潤滑液を内壁面全域にいきわたらせる。
FIG. 10 is a flow chart of control for periodically wetting the inner wall of the switching valve 301 (hereinafter referred to as lubricating liquid application control). It is executed at the start of the maintenance operation, which will be described later. First, it is determined whether or not a certain period of time or more has passed since the previous injection (S1001). If the predetermined time or more has passed (S1001/YES), the connection/
図11はメンテナンス動作の一例である。廃液回収機構のメンテナンスを行うときの処理動作の流れを例示している。このメンテナンス動作は、乾燥装置30や、インクジェットプリンタ20が備える操作パネルをユーザが操作することを実行される。
FIG. 11 is an example of maintenance operation. 3 illustrates the flow of processing operations when performing maintenance on the waste liquid recovery mechanism. This maintenance operation is performed by the user operating the drying
メンテナンス動作を開始したとき、まず、切替バルブ301に接続される複数の廃液回収ポート320のうち、一つの廃液回収ポート320と接続している入力部3011と出力部3012と接続させる。そして、対応する入力弁を開放し、その他の入力部3011を閉じる(S1101)。まず、一番目の廃液回収ポート320に対応する入力部3011と出力部3012を接続させて対応する入力弁を開放させ、これ以外の入力弁を閉塞する。
When the maintenance operation is started, first, the input section 3011 and the output section 3012 connected to one waste
続いて、廃液ポンプ302の吸引動作を開始する(S1102)。続いて、圧力センサ303の計測結果を検出する(S1103)。検出した圧力の計測結果が、予め設定する圧力閾値を超えていれば(S1104/YES)、切替バルブ301が接続させている入力部3011に対応する廃液回収ポート320における廃液回収動作は正常に行い得る状態に有ると判定できる。そこで、圧力センサ303は、正常であることを知らせる圧力検知結果信号を送出する(S1105)。その後、廃液ポンプ302を停止する(S1106)。
Subsequently, the suction operation of the
続いて、全ての廃液回収ポート320に対する廃液回収動作を実行したか否かを判定する(S1107)。未実行の廃液回収ポート320があれば(S1107/NO)、切替バルブ301は、未実行の廃液回収ポート320に接続を切り替えて、切替バルブ301における切替動作が終了後は、処理をS1102に移行する(S1108)。
Subsequently, it is determined whether or not the waste liquid recovery operation has been executed for all the waste liquid recovery ports 320 (S1107). If there is an unexecuted waste liquid recovery port 320 (S1107/NO), the switching
S1104において、検出した圧力の計測結果が、圧力閾値を超えていなければ(S1104/NO)、廃液ポンプ302の動作を開始させてからの経過時間が、予め設定する閾値時間を超えているか否かを判定する(S1109)。閾値時間を超えていなければ(S1109/NO)、処理をS1103に戻す。
In S1104, if the measurement result of the detected pressure does not exceed the pressure threshold (S1104/NO), whether or not the elapsed time after starting the operation of the
閾値時間を超えていれば(S1109/YES)、切替バルブ301が接続させている入力部3011に対応する廃液回収ポート320における廃液回収動作は異常状態にあると判定できる。そこで、圧力センサ303は、異常を知らせる圧力検知結果信号を送出する(S1110)。その後、廃液ポンプ302を停止させる(S1106)。
If the threshold time is exceeded (S1109/YES), it can be determined that the waste liquid recovery operation in the waste
以上の処理を全ての廃液回収ポート320に対して実行するまで繰り返す。そして、全ての廃液回収ポート320に対して実行していれば(S1107/YES)、切替バルブ301をホームポジションに切り替えて(S1111)、メンテナンス動作を終了する。
The above processing is repeated until all the waste
以上のように、本実施形態に係る乾燥装置30におけるメンテナンス処理によれば、乾燥装置30における廃液回収機構の状態が正常であることを確実に確認することができる。そして、このようなメンテナンス動作に先立って、図10の潤滑液塗布制御を行うことで、切替バルブ301内が乾燥した状態でロータ312を回転させることによるリーク防止部材の劣化を抑制できる。なお、図10の潤滑液塗布制御は、図11に示すようなメンテナンス動作とは別に単独で適宜実行してもよい。
As described above, according to the maintenance process in the drying
更に、図9の潤滑液塗布のための構成、および、図10の潤滑液塗布制御を、図6の制御と併用することもできる。この場合には、図6の制御におけるS601で、潤滑液塗布の実行による前回の潤滑液注入からの経過時間も考慮し、前回の潤滑液注入からの経過時間によっても、歯鋭気回収動作を行うか否かを決定するようにすることが好ましい。 Furthermore, the configuration for lubricating liquid application in FIG. 9 and the lubricating liquid application control in FIG. 10 can be used together with the control in FIG. In this case, in S601 in the control of FIG. 6, the elapsed time from the previous lubricating fluid injection due to the execution of lubricating fluid application is also taken into consideration, and the tooth sharpness recovery operation is performed also according to the elapsed time from the previous lubricating fluid injection. It is preferable to determine whether or not
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。 What has been described above is only an example, and the present invention has specific effects in each of the following aspects.
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications are possible without departing from the technical scope of the invention. is the subject of the present invention. Although the above embodiment shows a preferred example, a person skilled in the art can realize various modifications from the disclosed contents. Such modifications are also included in the technical scope described in the claims.
例えば、上述した実施形態では乾燥対象物に対して付与される液体は、インクであったが、これに限られない。水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いる液体でもよい。 For example, in the above-described embodiments, the liquid applied to the object to be dried was ink, but it is not limited to this. Solvents such as water and organic solvents, colorants such as dyes and pigments, functional-imparting materials such as polymerizable compounds, resins, and surfactants, biocompatible materials such as DNA, amino acids, proteins, and calcium, natural pigments, etc. Solutions, suspensions, emulsions, etc. containing food materials, etc. These are, for example, inkjet inks, surface treatment liquids, components of electronic elements and light emitting elements, liquids for forming electronic circuit resist patterns, three-dimensional modeling Liquids used for purposes such as material liquids may also be used.
10 :シート供給装置
11 :シート材
12 :元巻きローラ
13 :搬送ローラ
20 :インクジェットプリンタ
21 :画像形成部
22 :搬送ガイド部材
30 :乾燥装置
31 :加熱ローラ
32 :加熱ドラム
33 :押し付けローラ
34 :エアー吹付装置
35 :廃液回収板
40 :シート巻取装置
41 :案内ローラ
42 :案内ローラ
43 :排出ローラ
44 :巻取りローラ
100 :プリントシステム
200 :制御部
250 :制御部
300 :乾燥部
301 :切替バルブ
301a :入力部
301b :出力部
301c :切替部
302 :廃液ポンプ
303 :圧力センサ
304 :三方弁
310 :廃液回収部
311 :ハウジング
312 :ロータ
314 :受入口
315 :リーク防止部材
320 :廃液回収ポート
321 :廃液チューブ
325 :潤滑液注入ポート
326 :接断切替弁
330 :廃液タンク
341a :吸気口
341b :吹付スリット
341d :吸気口
342 :フロント側板
343 :リア側板
344 :チューブ継ぎ手
362 :排気ダクト
405 :巻取りローラ
414 :排出ローラ
415 :案内ローラ
416 :案内ローラ
3011 :入力部
3012 :出力部
10: Sheet supply device 11: Sheet material 12: Main winding roller 13: Conveyance roller 20: Ink jet printer 21: Image forming unit 22: Conveyance guide member 30: Drying device 31: Heating roller 32: Heating drum 33: Pressing roller 34: Air blowing device 35 : Waste liquid recovery plate 40 : Sheet winding device 41 : Guide roller 42 : Guide roller 43 : Discharge roller 44 : Winding roller 100 : Print system 200 : Control unit 250 : Control unit 300 : Drying unit 301 : Switching
Claims (11)
前記乾燥装置の内部にて結露して液化した液体を回収する回収手段と、
前記液体を前記回収手段から排液するための排液管と、
前記排液管を通じて前記液体を送液するポンプと、
前記回収手段と前記ポンプとの接続と遮断の切り替えを摺動を伴う機構を用いて行う接断手段とを備え、
前記接断手段の作動を伴う廃液動作は、前記摺動の箇所における液体量関連情報に基づいて行うことを特徴とする乾燥装置。 A drying device for drying an object to which a liquid is applied,
a recovery means for recovering a liquid condensed and liquefied inside the drying device;
a drain pipe for draining the liquid from the recovery means;
a pump for sending the liquid through the drain pipe;
a connecting/disconnecting means for switching between connection and disconnection between the recovery means and the pump using a mechanism involving sliding,
A drying apparatus characterized in that the draining operation accompanied by the actuation of the connecting/disconnecting means is performed based on information related to the amount of liquid at the sliding portion.
前記液体量関連情報は前記摺動の箇所における液体存否情報であり、存否によって前記廃液動作を行うか否かを決することを特徴とする乾燥装置。 The drying apparatus of claim 1,
The drying apparatus is characterized in that the liquid amount-related information is liquid presence/absence information at the sliding location, and whether or not the liquid draining operation is performed is determined based on the presence/absence of the liquid.
前記乾燥装置の内部にて結露して液化した液体を回収する回収手段と、
前記液体を前記回収手段から排液するための排液管と、
前記排液管を通じて前記液体を送液するポンプと、
前記回収手段と前記ポンプとの接続と遮断の切り替えを摺動を伴う機構を用いて行う接断手段とを備え、
前記接断手段の作動を伴う廃液動作は、前記対象物に対する液体付与量に関する情報に基づいて行うことを特徴とする乾燥装置。 A drying device for drying an object to which a liquid is applied,
a recovery means for recovering a liquid condensed and liquefied inside the drying device;
a drain pipe for draining the liquid from the recovery means;
a pump for sending the liquid through the drain pipe;
a connecting/disconnecting means for switching between connection and disconnection between the recovery means and the pump using a mechanism involving sliding,
A drying apparatus according to claim 1, wherein the draining operation accompanied by the operation of the connecting/disconnecting means is performed based on information regarding the amount of liquid applied to the object.
前記液体付与量に関する情報は、印刷速度、インク付与上限量及び印字密度の少なくもと一つを含むことを特徴とする乾燥装置。 The drying apparatus of claim 3,
A drying apparatus, wherein the information on the liquid application amount includes at least one of a printing speed, an ink application upper limit amount, and a printing density.
前記回収手段を複数備え、
前記接断手段は、複数の前記回収手段のうち前記ポンプと接続するものを切り替える切替手段であることを特徴とする乾燥装置。 The drying apparatus according to any one of claims 1 to 4,
comprising a plurality of the recovery means,
The drying apparatus, wherein the connecting/disconnecting means is a switching means for switching which one of the plurality of recovery means is connected to the pump.
前記切替手段を複数備え、複数の前記切替手段に異常が生じた場合に異常対象を特定する手段を設けたことを特徴とする乾燥装置。 The drying apparatus of claim 5,
A drying apparatus comprising a plurality of said switching means, and further comprising a means for identifying an abnormal target when an abnormality occurs in said plurality of said switching means.
複数の前記切替手段と前記ポンプの間の圧力を計測する圧力センサと、
複数の前記切替手段と前記圧力センサとの間に設けられた複数の前記切替手段を選択的に前記圧力センサと接続させる接続切替手段とを用いて前記特定する手段を構成したことを特徴とする乾燥装置。 The drying apparatus of claim 6,
a pressure sensor that measures the pressure between the plurality of switching means and the pump;
The specifying means is configured by using connection switching means for selectively connecting the plurality of switching means provided between the plurality of switching means and the pressure sensor to the pressure sensor. drying equipment.
前記摺動の箇所を濡らす手段を設けたことを特徴とする乾燥装置。 The drying apparatus according to any one of claims 1 to 7,
A drying apparatus comprising a means for wetting the sliding portion.
前記濡らす手段は前記回収手段と前記接断手段との間に接続された濡らし用の液体の供給手段であることを特徴とする乾燥装置。 The drying apparatus of claim 8,
A drying apparatus, wherein said wetting means is means for supplying a wetting liquid connected between said collecting means and said cutting means.
前記濡らし手段は、予め設定されたタイミングで濡らす動作を実行することを特徴とする乾燥装置。 The drying apparatus of claim 8 or 9,
The drying device, wherein the wetting means performs a wetting operation at a preset timing.
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