JP7302973B2 - スパイラル型膜エレメント及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スパイラル型膜エレメント及びその製造方法に関する。
スパイラル型膜エレメントは、海水の淡水化、純水の製造、廃水処理、油田注入水の製造などを目的としたシステムに使用されている。スパイラル型膜エレメントは、例えば、集水管と、集水管に巻きつけられた膜リーフとを備えている。
膜リーフは、スペーサ及び複数の分離膜によって構成されている。複数の分離膜は、袋状の形状を有するように外周部分が接着剤によって封止されている。
特開2009-018239号公報
接着剤による封止が不十分である場合、原水流路から透過水流路へと原水がリークし、阻止率が低下する。封止が不十分な製品は、出荷前の検査で発見することができる。ただし、出荷前の検査で発見できないほど極微量のリークが生じていることもある。
本発明は、スパイラル型膜エレメントにおける極微量のリークを防ぐための技術を提供することを目的とする。
本発明は、
集水管と、
前記集水管に巻き付けられた分離膜と、
前記集水管の長手方向と平行な方向における前記分離膜の端面上に設けられた被覆層と、
を備えた、スパイラル型膜エレメントを提供する。
別の側面において、本発明は、
分離膜を集液管に巻き付けることと、
前記集液管の長手方向に平行な方向における前記分離膜の端面上に被覆層を形成することと、
を含む、
スパイラル型膜エレメントの製造方法を提供する。
本発明によれば、スパイラル型膜エレメントにおける極微量のリークを防ぐことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るスパイラル型膜エレメントの展開斜視図である。 図2は、図1に示すスパイラル型膜エレメントの端部の拡大断面図である。 図3は、集水管の周方向における分離膜の端面を示す分離膜エレメントの斜視図である。 図4Aは、スパイラル型膜エレメントの製造工程を示す図である。 図4Bは、図4Aに続く製造工程を示す図である。 図4Cは、図4Bに続く製造工程を示す図である。 図4Dは、図4Cに続く製造工程を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されない。
図1は、本発明の一実施形態に係るスパイラル型膜エレメント10(以下、「分離膜エレメント10」とも称する)を示している。分離膜エレメント10は、集水管21及び積層体22を備えている。積層体22は、集水管21の周囲に配置されている。積層体22の内部に原水流路と透過水流路とが形成されている。集水管21は、積層体22の中心を貫いている。
原水は、積層体22の一方の端面から分離膜エレメント10の内部に供給され、集水管21の長手方向に平行に原水流路を流れる。分離膜エレメント10において、原水がろ過されて濃縮水と透過水とが生成される。透過水は、集水管21を通じて外部に導かれる。濃縮水は、積層体22の他方の端面から分離膜エレメント10の外部に排出される。
分離膜エレメント10によって処理(ろ過)されるべき液体としては、水(原水)が挙げられる。本明細書では、簡単のため、液体の代表として「水」の用語を使用する。
積層体22は、分離膜12、原水スペーサ13及び透過水スペーサ14によって構成されている。分離膜12の端面が積層体22の端面を構成する。積層体22は、詳細には、複数の分離膜12、複数の原水スペーサ13及び複数の透過水スペーサ14によって構成されている。
複数の分離膜12は、互いに重ね合わされ、袋状の構造を有するように3辺において封止され、集水管21に巻きつけられている。袋状の構造の外部に位置するように、分離膜12と分離膜12との間に原水スペーサ13が配置されている。原水スペーサ13は、分離膜12と分離膜12との間に原水流路としての空間を確保している。袋状の構造の内部に位置するように、分離膜12と分離膜12との間に透過水スペーサ14が配置されている。透過水スペーサ14は、分離膜12と分離膜12との間に透過水流路としての空間を確保している。1対の分離膜12及び透過水スペーサ14によって膜リーフ11が構成されている。透過水流路が集水管21に連通するように、膜リーフ11の開口端が集水管21に接続されている。
集水管21は、各分離膜12を透過した透過水を集めて分離膜エレメント10の外部に導く役割を担っている。集水管21には、その長手方向に沿って複数の貫通孔21hが所定間隔で設けられている。透過水は、これらの貫通孔21hを通じて集水管21の中に流入する。
分離膜エレメント10は、分離膜12として、MF膜、UF膜、NF膜又はRO膜を有する。MF膜(Microfiltration membrane)は、0.05~10μm程度の大きさの微粒子及び微生物を液体から分離することを目的とした膜である。UF膜(Ultrafiltration membrane)は、MF膜によって除去することができない大きさの微粒子、及び、1000~300000程度の分子量を有する溶質を液体から分離することを目的とした膜である。RO膜(Reverse Osmosis membrane)は、逆浸透現象によって水を透過水流路に移行させることによって水と溶質とを分離することを目的とした膜である。NF膜(Nanofiltration membrane)は、RO膜の一種であって、Na+及びCl-のような1価イオンを通し、SO4 2-のような多価イオンを阻止する。
原水スペーサ13及び透過水スペーサ14は、PPS、エチレン-クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)などの樹脂材料で作られた網状の部材である。
分離膜エレメント10は、積層体22を包囲するシェルを備えていてもよい。シェルは、FRP(fiber reinforced plastic)によって作られていてもよい。積層体22の端面を保護するとともに、積層体22がテレスコピック状に伸張することを防止するために、積層体22の両側に端面部材が配置されていてもよい。
図2は、分離膜エレメント10の端部の断面を拡大して示している。本実施形態の分離膜エレメント10は、被覆層24をさらに備えている。被覆層24は、集水管21の長手方向と平行な方向における分離膜12の端面12pの上に設けられている。被覆層24は、原水が透過できない性質を持っており、透過水流路への原水の流入を阻止する。被覆層24によって、分離膜エレメント10における極微量のリークを防ぐことができる。
図2に示すように、分離膜エレメント10の端面は、分離膜12の端面12p、接着剤層26の端面26p、及び、原水流路の出口13pによって構成されている。原水流路は、膜リーフ11と膜リーフ11との間に挟まれた原水スペーサ13によって確保されている。接着剤層26は、分離膜12に袋状の構造を付与するために使用された接着剤の層である。接着剤層26は、詳細には、1対の分離膜12の端部同士を接着している。被覆層24は、分離膜12の端面12p及び接着剤層26の端面26pを被覆している。言い換えれば、被覆層24は、膜リーフ11の端面を被覆している。膜リーフ11の端面は、分離膜12の端面12p及び接着剤層26の端面26pによって構成されている。原水流路の出口13pは、被覆層24によって被覆されておらず、外部に露出している。分離膜12の端面を平面視すると、被覆層24は、螺旋の形状を呈する。分離膜エレメント10が複数の膜リーフ11を有するとき、螺旋の形状の複数の被覆層24が存在しうる。
分離膜エレメント10における極微量のリークは、分離膜12と接着剤層26との間に形成された隙間が原因で起こると考えられる。被覆層24は、分離膜12と接着剤層26とにまたがって設けられているので、リークの原因となる隙間を被覆層24によって確実に封じることができる。その結果、分離膜エレメント10における極微量のリークを防ぐことができる。
被覆層24は、例えば、接着剤層26を構成する接着剤の組成と異なる組成の樹脂材料で構成されている。接着剤層26を構成する接着剤は、例えば、ウレタン樹脂接着剤である。被覆層24を構成する樹脂材料は、例えば、エポキシ樹脂である。ウレタン樹脂接着剤は、流動性が低く保持性が高いので、接着剤層26の材料として適している。エポキシ樹脂は、流動性が高く浸透性が高いので、被覆層24の材料として適している。分離膜12と接着剤層26との間の微小な隙間に被覆層24の材料が染み込むことによって、微小な隙間によって引き起こされる微量のリークを防止することができる。本実施形態によれば、各部分に適した材料を選択して採用することができる。
あるいは、被覆層24は、接着剤層26を構成する接着剤の組成と同一の組成の樹脂材料(接着剤)によって構成されていてもよい。この場合、コスト低減の効果が見込まれる。
被覆層24の厚さも特に限定されない。被覆層24の厚さは、例えば、1~1000μmである。被覆層24の厚さは、マイクロメータによる任意の複数点(例えば5点)での測定値の平均値でありうる。
図3は、集水管21の周方向における分離膜12の端面12qを示している。本実施形態において、被覆層24は、集水管21の長手方向と平行な方向における分離膜エレメント10の両端面のそれぞれにのみ設けられている。集水管21の周方向における分離膜12の端面12q(集水管21の周方向における膜リーフ11の端面)は外部に露出している。集水管21の周方向における分離膜12の端面12qは、通常、シェルによって被覆されているので、原水の流れに晒される可能性は低く、リークの発生箇所となる可能性も低い。一方、集水管21の周方向における分離膜12の端面12qから被覆層24を省略することによって、製造工程を簡素化できる。
後述するように、集水管21の長手方向と平行な方向における分離膜エレメント10の両端部にトリミングが施されている場合、リークの原因となる微小な隙間がトリミングによって形成される可能性もある。集水管21の長手方向と平行な方向における分離膜エレメント10の両端面のそれぞれに被覆層24が設けられていると、リークの原因となる微小な隙間がトリミング工程で発生したとしても、そのような微小な隙間を被覆層24によって確実に封じることができる。
もちろん、集水管21の周方向における分離膜12の端面12qの上にも被覆層24が設けられていてもよい。この場合、集水管21の周方向における分離膜12の端面12qがリークの発生箇所となることも防止できる。
次に、図4A~図4Dを参照して分離膜エレメント10の製造方法を説明する。
まず、図4A及び図4Bに示すように、分離膜12、原水スペーサ13及び透過水スペーサ14を集水管21に巻き付ける。詳細には、図4Aに示すように、2つに折り畳まれた分離膜12の間に原水スペーサ13を配置し、分離膜12の上に透過水スペーサ14を配置する。さらに、透過水スペーサ14の外周部の3辺に接着剤26aを塗布する。これにより、分離膜ユニットUが得られる。接着剤26aは、この時点では、未硬化の状態である。図4Bに示すように、複数(例えば4つ)の分離膜ユニットUを集水管21に巻き付ける。集水管21に分離膜ユニットUが巻き付けられたのち、接着剤26aが硬化して接着剤層26が形成されるとともに、袋状の膜リーフ11が形成される。これにより、集水管21及び積層体22を含む組立体が得られる。なお、分離膜ユニットUを1つのみ集水管21に巻き付けることもある。
分離膜12を集水管21に巻き付けたのち、図4Cに示すように、集水管21の長手方向に平行な方向における分離膜12の端部12tをトリミングする。言い換えれば、積層体22の端部をトリミングする。これにより、集水管21及び積層体22を含む組立体の端面を平滑に仕上げることができる。トリミングの工程は省略されることもある。
その後、図4Dに示すように、集水管21の長手方向に平行な方向における分離膜12の端面12pの上にエポキシ樹脂などの樹脂材料24aを塗布して被覆層24を形成する。詳細には、分離膜12の端面12p及び接着剤層26の端面26pの全体を被覆するように被覆層24を形成する。これにより、本実施形態のスパイラル型膜エレメント10が得られる。
被覆層24を形成する方法は特に限定されない。例えば、分離膜12の端面12pの上に樹脂材料24aを塗布することによって被覆層24を形成することができる。樹脂材料24aを塗布する方法としては、印刷法、ディッピング法、スプレー法などが挙げられる。原水流路の出口13p(図2参照)の幅は比較的広いので、原水流路の出口13pが樹脂材料24aによって塞がらないようにすることは容易であり、多くの塗布方法を採用することができる。
例えば、スクリーン28を用いたスクリーン印刷法によれば、分離膜12の端面12p及び接着剤層26の端面26pの上に正確かつ選択的に被覆層24を形成できる。
被覆層24は、分離膜エレメント10がNF膜エレメント又はRO膜エレメントであるときに特に効果を発揮する。NF膜エレメント及びRO膜エレメントは、例えば、超純水の製造に使用される。超純水には極微量の不純物も含まれていないことが望ましく、そのためには、極微量のリークも無いことが望ましい。
NF膜及びRO膜など逆浸透膜の構造も極微量のリークに関与している。NF膜及びRO膜など逆浸透膜は、支持層とスキン層との積層構造を有する複合分離膜であることが多い。支持層は、不織布とUF層との積層膜でありうる。スキン層は、分離機能を発揮する層であり、典型的には、ポリアミドによって構成されている。
図4Aを参照して説明したように、接着剤26aを塗布したとき、接着剤26aは、分離膜12の不織布に含浸する。不織布への接着剤26aの含浸が不十分である場合、微粒子のリークを許容する隙間が分離膜12と接着剤層26との間に残る可能性がある。被覆層24は、そのような微小な隙間を封じる役割を果たす。したがって、複合分離膜を用いたスパイラル型膜エレメントにおいて、被覆層24による利益を最大限に得られる。
本発明の技術は、スパイラル型膜エレメントに有用である。本発明の技術は、特に、複合分離膜を用いたスパイラル型膜エレメントに有用である。
10 スパイラル型膜エレメント
11 膜リーフ
12 分離膜
12p,12q 端面
13 原水スペーサ
13p 出口
14 透過水スペーサ
21 集水管
21h 貫通孔
22 積層体
24 被覆層
24a 樹脂材料
26 接着剤層
26a 接着剤
26p 端面
28 スクリーン

Claims (11)

  1. 集液管と、
    前記集液管に巻き付けられた分離膜と、
    前記分離膜に袋状の構造を付与するために使用された接着剤の層と、
    前記集液管の長手方向と平行な方向における前記分離膜の端面上に設けられた被覆層と、
    を備え、
    前記被覆層は、前記分離膜と前記接着剤の層とにまたがって設けられている、スパイラル型膜エレメント。
  2. 前記被覆層は、前記接着剤の組成と異なる組成の樹脂材料で構成されている、請求項1に記載のスパイラル型膜エレメント。
  3. 前記接着剤がウレタン樹脂接着剤であり、
    前記被覆層を構成する前記樹脂材料がエポキシ樹脂である、請求項2に記載のスパイラル型膜エレメント。
  4. 前記集液管の周方向における前記分離膜の端面は外部に露出している、請求項1から3のいずれか1項に記載のスパイラル型膜エレメント。
  5. 集液管と、
    前記集液管に巻き付けられた分離膜と、
    前記集液管の長手方向と平行な方向における前記分離膜の端面上に設けられた被覆層と、
    を備え、
    前記集液管の周方向における前記分離膜の端面は外部に露出している、スパイラル型膜エレメント。
  6. 前記分離膜がNF膜又はRO膜である、請求項5に記載のスパイラル型膜エレメント。
  7. 袋状の構造を有する分離膜を集液管に巻き付けることと、
    前記集液管の長手方向に平行な方向における前記分離膜の端面上に被覆層を形成することと、
    を含み、
    前記被覆層を形成することは、前記被覆層を、前記分離膜と前記袋状の構造を付与するために使用された接着剤の層とにまたがって設けることを含む、
    スパイラル型膜エレメントの製造方法。
  8. 前記分離膜を前記集液管に巻き付けたのち、前記集液管の長手方向に平行な方向における前記分離膜の端部をトリミングすることをさらに含む、請求項に記載のスパイラル型膜エレメントの製造方法。
  9. 前記分離膜の端面上及び前記接着剤の層の端面上に樹脂材料を塗布することによって前記被覆層を形成する、請求項又はに記載のスパイラル型膜エレメントの製造方法。
  10. 分離膜を集液管に巻き付けることと、
    前記集液管の長手方向に平行な方向における前記分離膜の端面上に被覆層を形成することと、
    を含み、
    前記集液管の周方向における前記分離膜の端面は外部に露出している、
    スパイラル型膜エレメントの製造方法。
  11. 前記分離膜がNF膜又はRO膜である、請求項10に記載のスパイラル型膜エレメントの製造方法。
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