JP7302677B2 - User Equipment、無線アクセスネットワークノード、及びこれらの方法 - Google Patents

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Description

本開示は、無線通信ネットワークに関し、特にPublic Land Mobile Network(PLMN)選択に関する。
5G system(5GS)は、network slicingをサポートする。Network slicingは、複数の論理的なネットワークを物理的なネットワークの上に作り出すことを可能にする。各々の論理的なネットワークは、ネットワークスライス(network slice)と呼ばれる。ネットワークスライスは、特定のネットワーク能力及びネットワーク特性(specific network capabilities and network characteristics)を提供する。ネットワークスライスインスタンス(network slice instance(NSI))は、1つのネットワークスライスを形成するための、コアネットワーク(Core Network(CN))におけるネットワーク機能(Network Function(NF))インスタンスと、リソース(resources)(e.g., computer processing resources、storage、及びnetworking resources)から定義される。さらに、NSIは、CNにおけるNFインスタンス及びリソースと、アクセスネットワーク(AN)(Next Generation Radio Access Network(NG-RAN)及びNon-3GPP InterWorking Function(N3IWF)の一方又は両方)と、のセットとして定義される場合もある。さらに、3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、2020年の第1四半期からRelease 17の検討を開始している。Release 17では、ネットワークスライスの機能強化(enhancements)が検討される予定である。
非特許文献1は、GSM Association(GSMA)によって提案されたGeneric Network Slice Template(GST)属性(attributes)を5G system(5GS)においてサポートするための検討(study)について開示している。GSTは、非特許文献2に文書化(documented)されている。GSTは、network slice/serviceのタイプを特徴付ける(characterize)ことができる属性のセットである。GSTは、汎用的(generic)であり、いずれの具体的なネットワーク配置(specific network deployment)にも関係していない。GST内に定義された該当する属性(applicable attributes)に値をアサインすることによって、幾つかのNetwork Slice Types (NESTs)をGSTから導出することができる。すなわち、NESTは、値(values)により満たされたGSTである。属性(attributes)とこれらの値は、Network Slice Customer(NSC)のユースケースから導出された要件(requirements)のセットを満たすためにアサインされる。具体的には、NSC(e.g., automotive, industry 4.0 vertical)は、それが望むユースケースのための要件をNetwork Slice Provider(NSP)に提供する。NSPは、これらの要件を、NESTを生成する相応しい(appropriate)値と共にGSTの属性(attributes)にマップする。
非特許文献2に文書化されたGSTの属性の1つは、“area of service”である。当該属性は、端末が特定のネットワークスライスにアクセスすることができるエリアを指定する(specifies the area where the terminals can access a particular network slice)。したがって、当該属性は、サービスが提供され得る国のリストを指定する(specifies the list of the countries where the service will be provided)。当該リストは、NSPsとこれらのローミング協定(agreements)に固有である。当該リストが1以上のエントリを含むなら、Home PLMN(HPLMN)とVisited PLMNs(VPLMNs)との間のローミング協定が必要とされる。
非特許文献1は、セクション5.8において、ローミング中のPLMN選択(PLMN selection in roaming)へのGSTのarea of service属性の影響(impact)について記載している。具体的には、HPLMNのSingle Network Slice Selection Assistance Information(S-NSSAI)は、端末(i.e., User Equipment(UE))がローミングしている国の特定の(certain)(v)PLMNsにおいてのみ利用可能であるケースが想定される。S-NSSAIは、ネットワークスライスの識別子である。この場合、UEは、(v)PLMNがHPLMNのS-NSSAIをサポートするかどうかについて知らずに(with no awareness)、PLMN(s)を選択しなければならない。UEは、選択された(v)PLMNへの登録を試行し、当該(v)PLMNにおいてS-NSSAIを許可される(つまり、当該(v)PLMNのAllowed NSSAIが提供される)か又は当該(v)PLMNのConfigured NSSAIが提供されるまで当該(v)PLMNがHPLMNのS-NSSAIをサポートするかどうかを知ることができない。このため、非特許文献1は、3GPP がS-NSSAI-aware PLMN selectionをサポートするか否か及びどのようにサポートするか(whether and how to support)を検討する必要があることを提案している。
なお、5GSでのPLMN選択は、例えば、非特許文献3に記載されている。
現時点では、5GSがS-NSSAI-aware PLMN selectionをどのようにサポートするかが明確でない。例えば、UEは、HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスによって提供されている特定の通信サービスを、HPLMNではない(V)PLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスにおいても使用することを希望するかもしれない。しかしながら、UEは、当該特定の通信サービスがいずれのVPLMNで利用可能であるかを知らずに、PLMN選択を行わなければならない。
ここに開示される実施形態が達成しようとする目的の1つは、HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供されている特定の通信サービスがVPLMN上のあるネットワークスライスインスタンスで利用可能な当該VPLMNをローミングのために選択することをUEに容易にすることに寄与する装置、方法、及びプログラムを提供することである。なお、この目的は、ここに開示される複数の実施形態が達成しようとする複数の目的の1つに過ぎないことに留意されるべきである。その他の目的又は課題と新規な特徴は、本明細書の記述又は添付図面から明らかにされる。
第1の態様では、UEは、少なくとも1つのメモリと、前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備える。前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UEがHPLMNの範囲外にてローミングする前に、少なくとも1つの無線アクセスネットワーク(Radio Access Network(RAN))ノードからシステム情報を受信するよう構成される。ここで、各RANノードより送信される前記システム情報は、少なくとも1つのVisited PLMN(VPLMN)を示す情報を含む。各RANノードより送信される前記システム情報は、さらに、前記HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが各VPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを示す表示を含む。
第2の態様では、RANノードは、少なくとも1つのメモリと、前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備える。前記少なくとも1つのプロセッサは、システム情報をセルにおいて送信するよう構成される。ここで、前記システム情報は、少なくとも1つのPLMNを示す情報を含む。前記システム情報は、さらに、前記少なくとも1つのPLMNとは異なるPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが各PLMNの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを示す表示を含む。
第3の態様では、UEにより行われる方法は、前記UEがHPLMNの範囲外にてローミングする前に、少なくとも1つのRANノードからシステム情報を受信することを含む。ここで、各RANノードより送信される前記システム情報は、少なくとも1つのVisited PLMN(VPLMN)を示す情報を含む。各RANノードより送信される前記システム情報は、さらに、前記HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが各VPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを示す表示を含む。
第4の態様では、RANノードにより行われる方法は、システム情報をセルにおいて送信することを含む。ここで、前記システム情報は、少なくとも1つのPLMNを示す情報を含む。前記システム情報は、さらに、前記少なくとも1つのPLMNとは異なるPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが各PLMNの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを示す表示を含む。
第5の態様では、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、上述の第3又は第4の態様に係る方法をコンピュータに行わせるための命令群(ソフトウェアコード)を含む。
上述の態様によれば、HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供されている特定の通信サービスがVPLMN上のあるネットワークスライスインスタンスで利用可能な当該VPLMNをローミングのために選択することをUEに容易にすることに寄与する装置、方法、及びプログラムを提供できる。
実施形態に係るセルラーネットワークの構成例を示す図である。 実施形態に係るシグナリングの一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係るUEの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るUEの構成例を示すブロック図である。 実施形態に係るRANノードの構成例を示すブロック図である。
以下では、具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
以下に説明される複数の実施形態は、独立に実施されることもできるし、適宜組み合わせて実施されることもできる。これら複数の実施形態は、互いに異なる新規な特徴を有している。したがって、これら複数の実施形態は、互いに異なる目的又は課題を解決することに寄与し、互いに異なる効果を奏することに寄与する。
以下に示される複数の実施形態は、3GPP第5世代移動通信システム(5G system(5GS))を主な対象として説明される。しかしながら、これらの実施形態は、5GSと類似のネットワークスライシングをサポートする他のセルラー通信システムに適用されてもよい。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態に係るセルラーネットワーク(e.g., 5GS)の構成例を示している。図1に示された要素の各々はネットワーク機能であり、3rd Generation Partnership Project(3GPP)により定義されたインタフェースを提供する。図1に示された各要素(ネットワーク機能)は、例えば、専用ハードウェア(dedicated hardware)上のネットワークエレメントとして、専用ハードウェア上で動作する(running)ソフトウェア・インスタンスとして、又はアプリケーション・プラットフォーム上にインスタンス化(instantiated)された仮想化機能として実装されることができる。
UE1は、無線端末、移動端末、移動局、Internet of Things(IoT)デバイス、又はその他の名称で参照されてもよい。図1の例では、UE1はHPLMNの範囲外に存在している。UE1は、HPLMNとのローミング協定を有する複数のVPLMNs(e.g., VPLMN-1~VPLMN-4)の中からVPLMNを選択し、選択されたVPLMNへのローミングを試行する。つまり、UE1は、選択されたVPLMNへの登録を試行する。
よく知られているように、HPLMNは、そのPLMN identityのMobile Country Code(MCC)及びMobile Network Code(MNC)がUE1のInternational Mobile Subscriber Identity(IMSI)のMCC及びMNCと一致するPLMNである。IMSIは、Universal Subscriber Identity Module(USIM)に格納される。UE1は、Universal Integrated Circuit Card(UICC)11及びMobile Equipment(ME)12を含み、UICC11はUSIMを含む。なお、UICC11(USIM)は、embedded UICC(embedded USIM)であってもよいし、integrated UICC(integrated USIM)であってもよい。
なお、UE1のUSIM(UICC11)は、Equivalent HPLMN(EHPLMN)リストを含んでもよい。EHPLMNリストは、multiple HPLMN codesの提供又は設定(provision/configuration)を可能にする。EHPLMNリスト内に存在するPLMN codesは、PLMN選択目的のために、IMSIから導出されるHPLMN codeと置き換えられる。EHPLMNリストは、IMSIから導出されるHPLMN codeを含んでもよい。本開示では、特に断らない限り、HPLMNとEHPLMNを区別しない。すなわち、本開示では、特に断らない限り、HPLMNとの用語は、厳密なHPLMN又はEHPLMNを意味する。
一方、VPLMNは、(EHPLMNリストが存在しない又は空であるなら)HPLMNと異なるPLMNであり、又は(EHPLMNリストが存在するなら)EHPLMNと異なるPLMNである。
RANノード2A~2Cは、無線アクセスネットワーク(e.g., Next Generation Radio Access Network(NG-RAN))に配置される。各RANノード2は、アクセスポイント、transmission/reception point (TRP)、又はその他の名称で参照されてもよい。各RANノード2(2A、2B、又は2C)は、gNBであってもよい。
RANノード2A~2Cの各々は、少なくとも1つのVPLMNと関連付けられる。RANノード2A~2Cの各々は、複数のVPLMNsと関連付けられてもよい。図1の例では、RANノード2Aを含むRANは、複数のVPLMNs(i.e., VPLMN-1及びVPLMN-2)によって共用され、これら複数のVPLMNsのコアネットワークに接続される。
図2は、本実施形態に係るシグナリングの一例を示している。RANノード2A~2Cは、それぞれのセルにおいてシステム情報をブロードキャストする(ステップ201)。システム情報は、各RANノード2のセルが属する1又はそれ以上の(V)PLMNsを示す。具体的には、各RANノード2より送信されるシステム情報は、1又はそれ以上の(V)PLMN identitiesを示す。よく知られているように、各PLMN identityは、Mobile Country Code(MCC)及びMobile Network Code(MNC)から成る。システム情報がPLMN identitiesのリストを含む場合、リストの2番目以降のPLMN identityのMCCフィールドは存在しなくてもよく(absent)、これはリスト内の最初のPLMN identityのMCCフィールドと同じであるとみなされる。
各RANノード2より送信されるシステム情報は、さらに、UE1のHPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスによって提供される(又は対応付けられている)特定の通信サービスが各VPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供(又は利用)可能であるかを示す表示(indication)を含む。当該特定の通信サービスは、UE1のHPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスによって提供される。言い換えると、当該特定の通信サービスは、UE1のHPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスを介して提供される。当該特定の通信サービスは、UE1のHPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで構築される(built with)と言うこともできる。さらに、当該特定の通信サービスは、UE1のHPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスによってサポートされると言うこともできる。
当該表示は、当該特定の通信サービスを提供するプロバイダ(Communication Service Provider(CSP))を表してもよい。具体的には、当該表示は、当該CSPの名称(又は略称、愛称)を示してもよい。当該CSPは、例えば、HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスを介してコネクテッドカー・サービスを提供する自動車会社(automotive company)であってもよい。これに代えて、当該CSPは、HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスを介してビデオストリーミング・サービスを提供する情報技術(information technology(IT))会社であってもよい。なお、当該CSPは、HPLMNのネットワークスライスをサービスとして利用するNetwork Slice Customer(NSC)であると言うこともできる。したがって、当該表示は、特定の通信サービスを提供するためにHPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスを利用するNSCの名称(又は略称、愛称)を示してもよい。
さらに又はこれに代えて、当該表示は、当該特定の通信サービスを利用する3rd party providerを表してもよい。具体的には、当該表示は、当該特定の通信サービスを利用する3rd party providerの名称(又は略称、愛称)を示してもよい。このような3rd party providerは、Communication Service Customer(CSC)と呼ばれてもよい。
さらに又はこれに代えて、当該表示は、当該特定の通信サービスを利用する(又は介する)3rd party serviceを表してもよい。具体的には、当該表示は、当該特定の通信サービスを利用する3rd party serviceの名称(又は略称、愛称)を示してもよい。
さらに又はこれに代えて、当該表示は、UE1のHPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスによって提供される特定の通信サービスを表してもよい。具体的には、当該表示は、当該特定の通信サービスの名称(又は略称、愛称)を示してもよい。
さらに又はこれに代えて、当該表示は、HPLMNのネットワークスライスの識別できる情報(e.g., S-NSSAI)を示してもよいし、含んでもよい。
さらに又はこれに代えて、当該表示は、HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスを識別できる情報(e.g., Network Slice Instance (NSI) ID)を示してもよいし、含んでもよい。
さらに又はこれに代えて、当該表示は、HPLMNのネットワークスライスを識別できる情報(e.g., S-NSSAI)と、HPLMNのPLMN identityの組み合わせを示してもよいし、含んでもよい。
さらに又はこれに代えて、当該表示は、HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスを識別できる情報と、HPLMNのPLMN identityの組み合わせを示してもよいし、含んでもよい。
さらに又はこれに代えて、当該表示は、HPLMNのネットワークスライスを識別できる情報(e.g., S-NSSAI)と、HPLMNのMobile Country Code(MCC)の組み合わせを示してもよいし、含んでもよい。
さらに又はこれに代えて、当該表示は、HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスを識別できる情報と、HPLMNのMobile Country Code(MCC)の組み合わせを示してもよいし、含んでもよい。
UE1は、PLMN選択のために、RANノード2A~2Cからシステム情報を受信する。これにより、UE1は、PLMN選択において、当該システム情報に含まれる上述の表示を考慮することができる。このことは、HPLMNのネットワークスライスのうちのあるネットワークスライスインスタンスで提供されている特定の通信サービスがVPLMNのネットワークスライスのうちの少なくともあるネットワークスライスインスタンスで利用可能な当該VPLMNをローミングのために選択することをUE1に容易にする。
<第2の実施形態>
本実施形態に係る無線通信ネットワークの構成例は、図1に示された例と同様である。本実施形態は、UE1により行われるPLMN選択の具体例を提供する。
幾つかの実装では、UE1は、図3に示される手順に沿ってPLMN選択を行ってもよい。ステップ301では、UE1のAccess Stratum(AS)は、その能力(capabilities)に従って全てのRadio Frequency(RF)チャネルにおいてセルをサーチし、各RFチャネルのセルのシステム情報を受信する。各RFチャネル(各キャリア)において、UE ASは、最も強い(strongest)セルをサーチし、当該最も強いセルのシステム情報を読んでもよい。
ステップ302では、UE ASは、各RFチャネルの最も強いセルのシステム情報から読み出された1又はそれ以上のPLMN identitiesをUE Non-Access Stratum(NAS)に報告する。もしPLMN identitiesのリストがシステム情報から読み出された場合、UE ASは全てのPLMN identitiesをUE NASに報告する。
さらに、ステップ302では、UE ASは、各RFチャネルの最も強いセルのシステム情報から上述の表示(つまり、slice-aware選択のための表示)が読み出されたなら、当該表示をUE NASに報告する。
ステップ303では、UE NASは、slice-aware選択のための表示を考慮しつつ、発見されたPLMNsの中からPLMNを選択する。幾つかの実装では、UE NASは、PLMN選択が行われるときにUE1が特定の通信サービスを使用することを期待(又は希望)しているなら、当該特定の通信サービスが利用可能でないPLMNをPLMN選択候補として考慮しなくてもよい。UE1は、slice-aware選択のための表示に基づいて、当該特定の通信サービスが各PLMNにおいて利用可能であるか否かを判定してもよい。言い換えると、UE1は、slice-aware選択のための表示に基づいて、当該特定の通信サービスが各PLMNのネットワークスライス(又はネットワークスライスインスタンス)において提供可能であるか否かを判定してもよい。
他の実装では、UE NASは、PLMN選択が行われるときにUE1が特定の通信サービスを使用することを期待(又は希望)しているなら、“Operator Controlled PLMN Selector with Access Technology”データファイルに含まれ且つ特定の通信サービスが少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能である第1のPLMNを、当該“Operator Controlled PLMN Selector with Access Technology”データファイルに含まれるが特定の通信サービスが利用可能でない第2のPLMNよりも優先的に選択してもよい。UE1は、slice-aware選択のための表示に基づいて、当該特定の通信サービスが各PLMNのネットワークスライス(又はネットワークスライスインスタンス)において提供可能であるか否かを判定してもよい。“Operator Controlled PLMN Selector with Access Technology”リスト(又はデータファイル)は、HPLMNのNetwork Operator(NOP)によって決定され、当該NOPのpreferred PLMNsを優先順位で(in priority order)定義する。“Operator Controlled PLMN Selector with Access Technology”リストは、UICC11(USIM)又はME12に格納される。
さらに又はこれに代えて、UE NASは、PLMN選択が行われるときにUE1が特定の通信サービスを使用することを期待(又は希望)しているなら、“User Controlled PLMN Selector with Access Technology”データファイルに含まれ且つ特定の通信サービスが少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで利用可能である第3のPLMNを、当該“User Controlled PLMN Selector with Access Technology”データファイルに含まれるが特定の通信サービスが利用可能でない第4のPLMNよりも優先的に選択してもよい。UE1は、slice-aware選択のための表示に基づいて、当該特定の通信サービスが各PLMNのネットワークスライス(又はネットワークスライスインスタンス)において利用可能であるか否かを判定してもよい。“User Controlled PLMN Selector with Access Technology”リスト(又はデータファイル)は、UE1のユーザによって決定され、当該ユーザのpreferred PLMNsを優先順位で(in priority order)定義する。“User Controlled PLMN Selector with Access Technology”リストは、UICC11(USIM)に格納される。
さらに又はこれに代えて、UE1は、slice-aware選択のための表示を考慮したPLMN選択を以下のように行ってもよい。例えば、UE1は、システム情報から読みだされたslice-aware選択のための表示とslice-aware選択リスト(又はデータファイル)を比較してPLMNを選択してもよい。
具体的には、UE1は、PLMN選択が行われるときにシステム情報に含まれるPLMN情報が“Operator Controlled PLMN Selector with Access Technology”データファイルに含まれ且つシステム情報に含まれるslice-aware選択のための表示がslice-aware選択リスト(又はデータファイル)に含まれる第5のPLMNを、システム情報に含まれるPLMN情報が“Operator Controlled PLMN Selector with Access Technology”データファイルに含まれるがシステム情報に含まれるslice-aware選択のための表示がslice-aware選択リスト(又はデータファイル)に含まれない第6のPLMNよりも、優先的に選択してもよい。“Operator Controlled PLMN Selector with Access Technology”リストは、UICC11(USIM)又はME12に格納される。slice-aware選択リスト(又はデータファイル)は、UICC11(USIM)又はME12に格納される。
さらに又はこれに代えて、UE1は、システム情報に含まれるPLMN情報が“User Controlled PLMN Selector with Access Technology”データファイルに含まれ且つシステム情報に含まれるslice-aware選択のための表示がslice-aware選択リスト(又はデータファイル)に含まれる第7のPLMNを、システム情報に含まれるPLMN情報が“User Controlled PLMN Selector with Access Technology”データファイルに含まれるがシステム情報に含まれるslice-aware選択のための表示がslice-aware選択リスト(又はデータファイル)に含まれない第8のPLMNよりも、優先的に選択してもよい。“User Controlled PLMN Selector with Access Technology”リストは、UICC11(USIM)に格納される。slice-aware選択リスト(又はデータファイル)は、UICC11(USIM)又はME12に格納される。
上述のPLMN選択手順によれば、UE1がHPLMNとは異なるPLMNにローミングする際に、UE1は、HPLMNとのローミング協定を有する複数のVPLMNsの中から、HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスによって提供される特定の通信サービスがVPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能な当該VPLMNを選択することができる。
UE1は、“Operator Controlled PLMN Selector with Access Technology”データファイルおよび“User Controlled PLMN Selector with Access Technology”データファイルとは異なる“Slice-aware PLMN selector with Access Technology”データファイルを保持してもよい。この場合、UE NASは、PLMN選択が行われるときにUE1が特定の通信サービスを使用することを期待(又は希望)している場合に、“Slice-aware PLMN selector with Access Technology”データファイルに基づいてPLMN選択をすればよい。このSlice-aware PLMN selector with Access Technology”データファイルはUE1(UICC11(USIM)又はME12)があらかじめ保持されてもよいし、当該特定の通信サービスを提供するプロバイダ(Communication Service Provider(CSP))がUE1にサービスを提供する前又はその際にUE1に直接またはOperatorを介して提供されてもよい。UE1は、slice-aware選択のための表示を受信した際に“Slice-aware PLMN selector with Access Technology”データファイルに基づいてPLMN選択をしてもよい。
続いて以下では、上述の複数の実施形態に係るUE1及びRANノード2(2A~2C)の構成例について説明する。図4は、UE1の構成例を示すブロック図である。Radio Frequency(RF)トランシーバ401は、RANノードと通信するためにアナログRF信号処理を行う。RFトランシーバ401は、複数のトランシーバを含んでもよい。RFトランシーバ401により行われるアナログRF信号処理は、周波数アップコンバージョン、周波数ダウンコンバージョン、及び増幅を含む。RFトランシーバ401は、アンテナアレイ402及びベースバンドプロセッサ403と結合される。RFトランシーバ401は、変調シンボルデータ(又はOFDMシンボルデータ)をベースバンドプロセッサ403から受信し、送信RF信号を生成し、送信RF信号をアンテナアレイ402に供給する。また、RFトランシーバ401は、アンテナアレイ402によって受信された受信RF信号に基づいてベースバンド受信信号を生成し、これをベースバンドプロセッサ403に供給する。RFトランシーバ401は、ビームフォーミングのためのアナログビームフォーマ回路を含んでもよい。アナログビームフォーマ回路は、例えば複数の移相器及び複数の電力増幅器を含む。
ベースバンドプロセッサ403は、無線通信のためのデジタルベースバンド信号処理(データプレーン処理)とコントロールプレーン処理を行う。デジタルベースバンド信号処理は、(a) データ圧縮/復元、(b) データのセグメンテーション/コンカテネーション、(c) 伝送フォーマット(伝送フレーム)の生成/分解、(d) 伝送路符号化/復号化、(e) 変調(シンボルマッピング)/復調、及び(f) Inverse Fast Fourier Transform(IFFT)によるOFDMシンボルデータ(ベースバンドOFDM信号)の生成などを含む。一方、コントロールプレーン処理は、レイヤ1(e.g., 送信電力制御)、レイヤ2(e.g., 無線リソース管理、及びhybrid automatic repeat request(HARQ)処理)、及びレイヤ3(e.g., アタッチ、モビリティ、及び通話管理に関するシグナリング)の通信管理を含む。
例えば、ベースバンドプロセッサ403によるデジタルベースバンド信号処理は、Service Data Adaptation Protocol(SDAP)レイヤ、Packet Data Convergence Protocol(PDCP)レイヤ、Radio Link Control(RLC)レイヤ、Medium Access Control(MAC)レイヤ、およびPhysical(PHY)レイヤの信号処理を含んでもよい。また、ベースバンドプロセッサ403によるコントロールプレーン処理は、Non-Access Stratum(NAS)プロトコル、Radio Resource Control(RRC)プロトコル、MAC Control Elements(CEs)、及びDownlink Control Information(DCIs)の処理を含んでもよい。
ベースバンドプロセッサ403は、ビームフォーミングのためのMultiple Input Multiple Output(MIMO)エンコーディング及びプリコーディングを行ってもよい。
ベースバンドプロセッサ403は、デジタルベースバンド信号処理を行うモデム・プロセッサ(e.g., Digital Signal Processor(DSP))とコントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサ(e.g., Central Processing Unit(CPU)又はMicro Processing Unit(MPU))を含んでもよい。この場合、コントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサは、後述するアプリケーションプロセッサ404と共通化されてもよい。
アプリケーションプロセッサ404は、CPU、MPU、マイクロプロセッサ、又はプロセッサコアとも呼ばれる。アプリケーションプロセッサ404は、複数のプロセッサ(複数のプロセッサコア)を含んでもよい。アプリケーションプロセッサ404は、メモリ406又は図示されていないメモリから読み出されたシステムソフトウェアプログラム(Operating System(OS))及び様々なアプリケーションプログラム(例えば、通話アプリケーション、WEBブラウザ、メーラ、カメラ操作アプリケーション、音楽再生アプリケーション)を実行することによって、UE1の各種機能を実現する。
幾つかの実装において、図4に破線(405)で示されているように、ベースバンドプロセッサ403及びアプリケーションプロセッサ404は、1つのチップ上に集積されてもよい。言い換えると、ベースバンドプロセッサ403及びアプリケーションプロセッサ404は、1つのSystem on Chip(SoC)デバイス405として実装されてもよい。SoCデバイスは、システムLarge Scale Integration(LSI)またはチップセットと呼ばれることもある。
メモリ406は、揮発性メモリ若しくは不揮発性メモリ又はこれらの組合せである。メモリ406は、物理的に独立した複数のメモリデバイスを含んでもよい。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、マスクRead Only Memory(MROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの任意の組合せである。例えば、メモリ406は、ベースバンドプロセッサ403、アプリケーションプロセッサ404、及びSoC405からアクセス可能な外部メモリデバイスを含んでもよい。メモリ406は、ベースバンドプロセッサ403内、アプリケーションプロセッサ404内、又はSoC405内に集積された内蔵メモリデバイスを含んでもよい。さらに、メモリ406は、Universal Integrated Circuit Card(UICC)内のメモリを含んでもよい。
メモリ406は、上述の複数の実施形態で説明されたUE1による処理を行うための命令群およびデータを含む1又はそれ以上のソフトウェアモジュール(コンピュータプログラム)407を格納してもよい。幾つかの実装において、ベースバンドプロセッサ403又はアプリケーションプロセッサ404は、当該ソフトウェアモジュール407をメモリ406から読み出して実行することで、上述の実施形態で図面を用いて説明されたUE1の処理を行うよう構成されてもよい。
なお、上述の実施形態で説明されたUE1によって行われるコントロールプレーン処理及び動作は、RFトランシーバ401及びアンテナアレイ402を除く他の要素、すなわちベースバンドプロセッサ403及びアプリケーションプロセッサ404の少なくとも一方とソフトウェアモジュール407を格納したメモリ406とによって実現されることができる。
図5は、RANノード2の構成例を示すブロック図である。図5を参照すると、RANノード2は、RFトランシーバ501、ネットワークインターフェース503、プロセッサ504、及びメモリ505を含む。RFトランシーバ501は、UEsと通信するためにアナログRF信号処理を行う。RFトランシーバ501は、複数のトランシーバを含んでもよい。RFトランシーバ501は、アンテナアレイ502及びプロセッサ504と結合される。RFトランシーバ501は、変調シンボルデータをプロセッサ504から受信し、送信RF信号を生成し、送信RF信号をアンテナアレイ502に供給する。また、RFトランシーバ501は、アンテナアレイ502によって受信された受信RF信号に基づいてベースバンド受信信号を生成し、これをプロセッサ504に供給する。RFトランシーバ501は、ビームフォーミングのためのアナログビームフォーマ回路を含んでもよい。アナログビームフォーマ回路は、例えば複数の移相器及び複数の電力増幅器を含む。
ネットワークインターフェース503は、ネットワークノード(e.g., 他のRANノード、及びコアネットワークノード)と通信するために使用される。ネットワークインターフェース503は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインターフェースカード(NIC)を含んでもよい。
プロセッサ504は、無線通信のためのデジタルベースバンド信号処理(データプレーン処理)とコントロールプレーン処理を行う。プロセッサ504は、複数のプロセッサを含んでもよい。例えば、プロセッサ504は、デジタルベースバンド信号処理を行うモデム・プロセッサ(e.g., DSP)とコントロールプレーン処理を行うプロトコルスタック・プロセッサ(e.g., CPU)又はMPU)を含んでもよい。
例えば、プロセッサ504によるデジタルベースバンド信号処理は、SDAPレイヤ、PDCPレイヤ、RLCレイヤ、MACレイヤ、およびPHYレイヤの信号処理を含んでもよい。また、プロセッサ504によるコントロールプレーン処理は、NASプロトコル、RRCプロトコル、MAC CEs、及びDCIsの処理を含んでもよい。
プロセッサ504は、ビームフォーミングのためのデジタルビームフォーマ・モジュールを含んでもよい。デジタルビームフォーマ・モジュールは、Multiple Input Multiple Output(MIMO)エンコーダ及びプリコーダを含んでもよい。
メモリ505は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、マスクRead Only Memory(MROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの任意の組合せである。メモリ505は、プロセッサ504から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ504は、ネットワークインターフェース503又はI/Oインタフェースを介してメモリ505にアクセスしてもよい。
メモリ505は、上述の複数の実施形態で説明されたRANノード2による処理を行うための命令群およびデータを含む1つ又はそれ以上のソフトウェアモジュール(コンピュータプログラム)506を格納してもよい。いくつかの実装において、プロセッサ504は、当該ソフトウェアモジュール506をメモリ505から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明されたRANノード2の処理を行うよう構成されてもよい。
なお、RANノード2がC-RAN配置におけるCentral Unit(e.g., gNB-CU)である場合、RANノード2は、RFトランシーバ501(及びアンテナアレイ502)を含まなくてもよい。
本明細書における無線端末(User Equipment(UE))は、無線インタフェースを介して、ネットワークに接続されたエンティティである。本明細書の無線端末(UE)は、専用の通信装置に限定されるものではなく、本明細書中に記載された無線端末(UE)の通信機能を有する次のような任意の機器であってもよい。
「(3GPPで使われる単語としての)ユーザ端末(User Equipment(UE))」、「移動局(mobile station)」、「移動端末(mobile terminal)」、「モバイルデバイス(mobile device)」、及び「無線端末(wireless device)」との用語は、一般的に互いに同義であることが意図されている。UEは、ターミナル、携帯電話、スマートフォン、タブレット、セルラーIoT端末、IoTデバイス、などのスタンドアローン移動局であってもよい。「UE」及び「無線端末」との用語は、長期間にわたって静止している装置も包含する。
UEは、例えば、生産設備・製造設備および/またはエネルギー関連機械(一例として、ボイラー、機関、タービン、ソーラーパネル、風力発電機、水力発電機、火力発電機、原子力発電機、蓄電池、原子力システム、原子力関連機器、重電機器、真空ポンプなどを含むポンプ、圧縮機、ファン、送風機、油圧機器、空気圧機器、金属加工機械、マニピュレータ、ロボット、ロボット応用システム、工具、金型、ロール、搬送装置、昇降装置、貨物取扱装置、繊維機械、縫製機械、印刷機、印刷関連機械、紙工機械、化学機械、鉱山機械、鉱山関連機械、建設機械、建設関連機械、農業用機械および/または器具、林業用機械および/または器具、漁業用機械および/または器具、安全および/または環境保全器具、トラクター、軸受、精密ベアリング、チェーン、歯車(ギアー)、動力伝動装置、潤滑装置、弁、管継手、および/または上記で述べた任意の機器又は機械のアプリケーションシステムなど)であってもよい。
UEは、例えば、輸送用装置(一例として、車両、自動車、二輪自動車、自転車、列車、バス、リヤカー、人力車、船舶(ship and other watercraft)、飛行機、ロケット、人工衛星、ドローン、気球など)であってもよい。
UEは、例えば、情報通信用装置(一例として、電子計算機及び関連装置、通信装置及び関連装置、電子部品など)であってもよい。
UEは、例えば、冷凍機、冷凍機応用製品および装置、商業およびサービス用機器、自動販売機、自動サービス機、事務用機械及び装置、民生用電気・電子機械器具(一例として音声機器、スピーカー、ラジオ、映像機器、テレビ、オーブンレンジ、炊飯器、コーヒーメーカー、食洗機、洗濯機、乾燥機、扇風機、換気扇及び関連製品、掃除機など)であってもよい。
UEは、例えば、電子応用システムまたは電子応用装置(一例として、X線装置、粒子加速装置、放射性物質応用装置、音波応用装置、電磁応用装置、電力応用装置など)であってもよい。
UEは、例えば、電球、照明、計量機、分析機器、試験機及び計測機械(一例として、煙報知器、対人警報センサ、動きセンサ、無線タグなど)、時計(watchまたはclock)、理化学機械、光学機械、医療用機器および/または医療用システム、武器、利器工匠具、または手道具であってもよい。
UEは、例えば、無線通信機能を備えたパーソナルデジタルアシスタントまたは装置(一例として、無線カードや無線モジュールなどを取り付けられる、もしくは挿入するよう構成された電子装置(例えば、パーソナルコンピュータや電子計測器など))であってもよい。
UEは、例えば、有線や無線通信技術を使用した「あらゆるモノのインターネット(IoT:Internet of Things)」において、以下のアプリケーション、サービス、ソリューションを提供する装置またはその一部であってもよい。IoTデバイス(もしくはモノ)は、デバイスが互いに、および他の通信デバイスとの間で、データ収集およびデータ交換することを可能にする適切な電子機器、ソフトウェア、センサ、ネットワーク接続、などを備える。IoTデバイスは、内部メモリの格納されたソフトウェア指令に従う自動化された機器であってもよい。IoTデバイスは、人間による監督または対応を必要とすることなく動作してもよい。IoTデバイスは、長期間にわたって備え付けられている装置および/または、長期間に渡って非活性状態(inactive)状態のままであってもよい。IoTデバイスは、据え置き型な装置の一部として実装され得る。IoTデバイスは、非据え置き型の装置(例えば車両など)に埋め込まれ得る、または監視される/追跡される動物や人に取り付けられ得る。IoT技術は、人間の入力による制御またはメモリに格納されるソフトウェア命令に関係なくデータを送受信する通信ネットワークに接続されることができる任意の通信デバイス上に実装されることができる。IoTデバイスは、機械型通信(Machine Type Communication、MTC)デバイス、またはマシンツーマシン(Machine to Machine、M2M)通信デバイス、Narrow Band-IoT (NB-IoT) UEと呼ばれることもある。
UEは、1つまたは複数のIoTまたはMTCアプリケーションをサポートしてもよい。
MTCアプリケーションのいくつかの例は、3GPP TS22.368 V13.2.0(2017-01-13) Annex B(その内容は参照により本明細書に組み込まれる)に示されたリストに列挙されている。このリストは、網羅的ではなく、一例としてのMTCアプリケーションを示すものである。このリストでは、MTCアプリケーションのサービス範囲 (Service Area)は、セキュリティ (Security)、追跡及びトレース (Tracking & Tracing)、支払い (Payment)、健康 (Health)、リモートメンテナンス/制御 (Remote Maintenance/Control)、計量 (Metering)、及び民生機器 (Consumer Devices)を含む。
セキュリティに関するMTCアプリケーションの例は、監視システム (Surveillance systems)、固定電話のバックアップ (Backup for landline)、物理アクセスの制御(例えば建物へのアクセス) (Control of physical access (e.g. to buildings))、及び車/運転手のセキュリティ (Car/driver security)を含む。
追跡及びトレースに関するMTCアプリケーションの例は、フリート管理 (Fleet Management)、注文管理 (Order Management)、テレマティクス保険:走行に応じた課金 (Pay as you drive (PAYD))、資産追跡 (Asset Tracking)、ナビゲーション (Navigation)、交通情報 (Traffic information)、道路料金徴収 (Road tolling)、及び道路通行最適化/誘導 (Road traffic optimisation/steering)を含む。
支払いに関するMTCアプリケーションの例は、販売時点情報管理 (Point of sales (POS))、自動販売機 (Vending machines)、及び遊戯機 (Gaming machines)を含む。
健康に関するMTCアプリケーションの例は、生命徴候の監視 (Monitoring vital signs)、高齢者又は障害者支援 (Supporting the aged or handicapped)、ウェブアクセス遠隔医療 (Web Access Telemedicine points)、及びリモート診断 (Remote diagnostics)を含む。
リモートメンテナンス/制御に関するMTCアプリケーションの例は、センサ (Sensors)、明かり (Lighting)、ポンプ (Pumps)、バルブ (Valves)、エレベータ制御 (Elevator control)、自動販売機制御 (Vending machine control)、及び車両診断 (Vehicle diagnostics)を含む。
計量に関するMTCアプリケーションの例は、パワー (Power)、ガス (Gas)、水 (Water)、暖房 (Heating)、グリッド制御 (Grid control)、及び産業用メータリング (Industrial metering)を含む。
民生機器に関するMTCアプリケーションの例は、デジタルフォトフレーム、デジタルカメラ、及び電子ブック (ebook)を含む。
アプリケーション、サービス、及びソリューションは、一例として、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)サービス/システム、防災無線サービス/システム、構内無線電話(PBX(Private Branch eXchange:構内交換機))サービス/システム、PHS/デジタルコードレス電話サービス/システム、Point of sales(POS)システム、広告発信サービス/システム、マルチキャスト(Multimedia Broadcast and Multicast Service(MBMS))サービス/システム、V2X(Vehicle to Everything:車車間通信および路車間・歩車間通信)サービス/システム、列車内移動無線サービス/システム、位置情報関連サービス/システム、災害/緊急時無線通信サービス/システム、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)サービス/システム、コミュニティーサービス/システム、映像配信サービス/システム、Femtoセル応用サービス/システム、VoLTE(Voice over LTE)サービス/システム、無線タグ・サービス/システム、課金サービス/システム、ラジオオンデマンドサービス/システム、ローミングサービス/システム、ユーザ行動監視サービス/システム、通信キャリア/通信NW選択サービス/システム、機能制限サービス/システム、PoC(Proof of Concept)サービス/システム、端末向け個人情報管理サービス/システム、端末向け表示・映像サービス/システム、端末向け非通信サービス/システム、アドホックNW/DTN(Delay Tolerant Networking)サービス/システムなどであってもよい。
上述したUEのカテゴリは、本明細書に記載された技術思想及び実施形態の応用例に過ぎない。本明細書のUEは、これらの例に限定されるものではなく、当業者は種々の変更をこれに行うことができる。
上述した実施形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更がこれらに対して行われることができる。
例えば、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
User Equipment(UE)であって、
少なくとも1つのメモリと、
前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UEが前記UEのHome Public Land Mobile Network(HPLMN)の範囲外にてローミングする前に、少なくとも1つの無線アクセスネットワーク(RAN)ノードからシステム情報を受信するよう構成され、
前記システム情報は、少なくとも1つのVisited PLMN(VPLMN)を示す情報を含み、
前記システム情報は、さらに、前記HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが、1つのVPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを、前記少なくとも1つのVPLMN毎に、示す表示を含む、
UE。
(付記2)
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ローミングをするために前記表示を用いてPLMN選択を行うよう構成される、
付記1に記載のUE。
(付記3)
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PLMN選択を行うときに前記UEが前記特定の通信サービスを使用することを期待しているなら、前記特定の通信サービスが利用可能でないVPLMNをPLMN選択候補として考慮しないよう構成される、
付記2に記載のUE。
(付記4)
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PLMN選択を行うときに前記UEが前記特定の通信サービスを使用することを期待しているなら、Operator Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれ且つ前記特定の通信サービスが少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能である第1のVPLMNを、前記Operator Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれるが前記特定の通信サービスが利用可能でない第2のVPLMNよりも、優先的に選択するよう構成される、
付記2又は3に記載のUE。
(付記5)
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PLMN選択を行うときに前記UEが前記特定の通信サービスを使用することを期待しているなら、User Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれ且つ前記特定の通信サービスが少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能である第3のVPLMNを、前記User Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれるが前記特定の通信サービスが利用可能でない第4のVPLMNよりも優先的に選択するよう構成される、
付記2~4のいずれか1項に記載のUE。
(付記6)
前記少なくとも1つのプロセッサは、プロバイダによって提供されるSlice-aware PLMN selector with Access Technologyデータファイルと、前記表示に基づいて、前記PLMN選択を行うよう構成される、
付記2~5のいずれか1項に記載のUE。
(付記7)
前記表示は、前記特定の通信サービスを提供するプロバイダを表す、
付記1~6のいずれか1項に記載のUE。
(付記8)
前記表示は、前記特定の通信サービスを表す、
付記1~6のいずれか1項に記載のUE。
(付記9)
前記表示は、前記HPLMNの前記ネットワークスライスの識別子を表す、
付記1~6のいずれか1項に記載のUE。
(付記10)
無線アクセスネットワーク(RAN)ノードであって、
少なくとも1つのメモリと、
前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、システム情報をセルにおいて送信するよう構成され、
前記システム情報は、少なくとも1つのPublic Land Mobile Network(PLMN)を示す情報を含み、
前記システム情報は、さらに、前記少なくとも1つのPLMNとは異なるPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが、1つのPLMNの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを、前記少なくとも1つのPLMN毎に、示す表示を含む、
RANノード。
(付記11)
前記表示は、前記少なくとも1つのPLMNとは異なる前記PLMNがHome PLMN(HPLMN)であるUser Equipment(UE)によって、ローミングのためのPLMN選択のために使用される、
付記10に記載のRANノード。
(付記12)
前記UEが前記PLMN選択を行うときに前記UEが前記特定の通信サービスを使用することを期待しているなら、前記表示は、前記UEに、前記特定の通信サービスが利用可能でないVisited PLMN(VPLMN)をPLMN選択候補として考慮しないことを引き起こす、
付記11に記載のRANノード。
(付記13)
前記UEが前記PLMN選択を行うときに前記UEが前記特定の通信サービスを使用することを期待しているなら、前記表示は、前記UEに、Operator Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれ且つ前記特定の通信サービスが少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能である第1のVisited PLMN(VPLMN)を、前記Operator Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれるが前記特定の通信サービスが利用可能でない第2のVPLMNよりも、優先的に選択することを引き起こす、
付記11に記載のRANノード。
(付記14)
前記UEが前記PLMN選択を行うときに前記UEが前記特定の通信サービスを使用することを期待しているなら、前記表示は、前記UEに、User Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれ且つ前記特定の通信サービスが少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能である第3のVisited PLMN(VPLMN)を、前記User Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれるが前記特定の通信サービスが利用可能でない第4のVPLMNよりも、優先的に選択することを引き起こす、
付記11に記載のRANノード。
(付記15)
前記表示は、前記UEに、プロバイダによって提供されるSlice-aware PLMN selector with Access Technologyデータファイルと共に前記PLMN選択することを引き起こす、
付記11~14のいずれか1項に記載のRANノード。
(付記16)
前記表示は、前記特定の通信サービスを提供するプロバイダを表す、
付記10~15のいずれか1項に記載のRANノード。
(付記17)
前記表示は、前記特定の通信サービスを表す、
付記10~15のいずれか1項に記載のRANノード。
(付記18)
前記表示は、前記少なくとも1つのPLMNとは異なる前記PLMNの前記ネットワークスライスの識別子を表す、
付記10~15のいずれか1項に記載のRANノード。
(付記19)
User Equipment(UE)により行われる方法であって、
前記UEが前記UEのHome Public Land Mobile Network(HPLMN)の範囲外にてローミングする前に、少なくとも1つの無線アクセスネットワーク(RAN)ノードからシステム情報を受信することを備え、
前記システム情報は、少なくとも1つVisited PLMN(VPLMN)を示す情報を含み、
前記システム情報は、さらに、前記HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが、1つのVPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを、前記少なくとも1つのVPLMN毎に、示す表示を含む、
方法。
(付記20)
無線アクセスネットワーク(RAN)ノードにより行われる方法であって、
システム情報をセルにおいて送信することを備え、
前記システム情報は、少なくとも1つのPublic Land Mobile Network(PLMN)を示す情報を含み、
前記システム情報は、さらに、前記少なくとも1つのPLMNとは異なるPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが、1つのPLMNの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを、前記少なくとも1つのPLMN毎に、示す表示を含む、
方法。
(付記21)
User Equipment(UE)に実装されたコンピュータにより実行されたとき、前記コンピュータに方法を行わせるプログラムであって、
前記方法は、前記UEがHome Public Land Mobile Network(HPLMN)の範囲外にてローミングする前に、少なくとも1つの無線アクセスネットワーク(RAN)ノードからシステム情報を受信することを備え、
前記システム情報は、少なくとも1つのVisited PLMN(VPLMN)を示す情報を含み、
前記システム情報は、さらに、前記HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが、1つのVPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを、前記少なくとも1つのVPLMN毎に、示す表示を含む、
プログラム。
(付記22)
無線アクセスネットワーク(RAN)ノードに実装されたコンピュータにより実行されたとき、前記コンピュータに方法を行わせるプログラムであって、
前記方法は、システム情報をセルにおいて送信することを備え、
前記システム情報は、少なくとも1つのPublic Land Mobile Network(PLMN)を示す情報を含み、
前記システム情報は、さらに、前記少なくとも1つのPLMNとは異なるPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが、1つのPLMNの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを、前記少なくとも1つのPLMN毎に、示す表示を含む、
プログラム。
この出願は、2020年5月21日に出願された日本出願特願2020-088819を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 UE
2A、2B、2C RANノード
11 UICC
12 ME

Claims (7)

  1. User Equipment(UE)であって、
    少なくとも1つのメモリと、
    前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、
    を備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UEが前記UEのHome Public Land Mobile Network(HPLMN)の範囲外にてローミングする前に、少なくとも1つの無線アクセスネットワーク(RAN)ノードからシステム情報を受信するよう構成され、
    前記システム情報は、少なくとも1つのVisited PLMN(VPLMN)を示す情報を含み、
    前記システム情報は、さらに、前記HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが、1つのVPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを、前記少なくとも1つのVPLMN毎に、示す表示を含み、
    前記表示は、前記特定の通信サービスを提供するサービスプロバイダを表し、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ローミングをするために、前記サービスプロバイダによって提供されるSlice-aware PLMN selector with Access Technologyデータファイルと、前記表示に基づいて、PLMN選択を行うよう構成される
    UE。
  2. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PLMN選択を行うときに前記UEが前記特定の通信サービスを使用することを期待しているなら、前記特定の通信サービスが利用可能でないVPLMNをPLMN選択候補として考慮しないよう構成される、
    請求項に記載のUE。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PLMN選択を行うときに前記UEが前記特定の通信サービスを使用することを期待しているなら、Operator Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれ且つ前記特定の通信サービスが少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能である第1のVPLMNを、前記Operator Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれるが前記特定の通信サービスが利用可能でない第2のVPLMNよりも、優先的に選択するよう構成される、
    請求項又はに記載のUE。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PLMN選択を行うときに前記UEが前記特定の通信サービスを使用することを期待しているなら、User Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれ且つ前記特定の通信サービスが少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能である第3のVPLMNを、前記User Controlled PLMN Selector with Access Technologyデータファイルに含まれるが前記特定の通信サービスが利用可能でない第4のVPLMNよりも優先的に選択するよう構成される、
    請求項のいずれか1項に記載のUE。
  5. 前記表示は、前記特定の通信サービスを表す、
    請求項1~のいずれか1項に記載のUE。
  6. 無線アクセスネットワーク(RAN)ノードであって、
    少なくとも1つのメモリと、
    前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、
    を備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、システム情報をセルにおいて送信するよう構成され、
    前記システム情報は、少なくとも1つのPublic Land Mobile Network(PLMN)を示す情報を含み、
    前記システム情報は、さらに、前記少なくとも1つのPLMNとは異なるPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが、1つのPLMNの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを、前記少なくとも1つのPLMN毎に、示す表示を含み、
    前記表示は、前記特定の通信サービスを提供するサービスプロバイダを表
    前記表示は、前記少なくとも1つのPLMNとは異なる前記PLMNがHome PLMN(HPLMN)であるUser Equipment(UE)に、ローミングをするために、前記サービスプロバイダによって提供されるSlice-aware PLMN selector with Access Technologyデータファイルと、前記表示に基づいて、PLMN選択を行うことを引き起こす、
    RANノード。
  7. User Equipment(UE)により行われる方法であって、
    前記UEが前記UEのHome Public Land Mobile Network(HPLMN)の範囲外にてローミングする前に、少なくとも1つの無線アクセスネットワーク(RAN)ノードからシステム情報を受信することを備え、
    前記システム情報は、少なくとも1つVisited PLMN(VPLMN)を示す情報を含み、
    前記システム情報は、さらに、前記HPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスに対応付けられている特定の通信サービスが、1つのVPLMNのネットワークスライスのうちの少なくとも1つのネットワークスライスインスタンスで提供可能であるかを、前記少なくとも1つのVPLMN毎に、示す表示を含み、
    前記表示は、前記特定の通信サービスを提供するサービスプロバイダを表
    前記方法は、前記ローミングをするために、前記サービスプロバイダによって提供されるSlice-aware PLMN selector with Access Technologyデータファイルと、前記表示に基づいて、PLMN選択を行うことをさらに備える、
    方法。
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