JP2019536361A - セル決定方法、端末デバイス、及びネットワークデバイス - Google Patents

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Abstract

本出願は、セル決定方法、端末デバイス、及びネットワークデバイスを提供する。本方法は、端末デバイスが少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得する段階であって、サービス能力情報はスライス情報及び/又はサービス情報を含む、段階と、サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、端末デバイスが少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階であって、第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルである、段階とを含む。本出願のセル決定方法、端末デバイス、及びネットワークデバイスによれば、端末デバイスは適切なセルにキャンプオンできる。

Description

本出願は、通信分野に関するものであり、より具体的には、セル決定方法、端末デバイス、及びネットワークデバイスに関するものである。
通信技術及び様々なアプリケーションが発展するにつれて、端末デバイスはより多くのサービス要件を有し、各サービスタイプはサービス品質(Quality of Service、QoS)に対してより高い要求を有する。サービスタイプについてはより多くのQoSタイプがあり、サービス要件には大きな差がある。その結果、本来の単一のネットワークサービスが、このような大きな差がある多数のサービス要件を同時に満たすことは困難である。現在、共通実装技術には、(1)複数のタイプのQoSサービスが1つのネットワークを共有すること(これは、異なるQoSサービスの間に高い分離性が要求されないシナリオに適用される)、及び(2)ネットワークが一部のサービスだけに確立されることが含まれている。前述の2つの方式は、ネットワークスライス(略して、スライス)を導入することで実現され得る。
無線アクセスネットワークでは、マルチスライスを実現する多くの方式があり、その中には以下の方式が含まれる。方式1:異なるスライスが1つのネットワークを共有する(具体的には、異なるスライスは同じセルに対応しており、異なるサービスタイプが異なるチャネル又は異なるQoSサービスを用いて実現される)。方式2:各スライスは別個のネットワークに対応する(具体的には、異なるスライスはそれぞれ、異なるセルに対応している)。しかしながら、ネットワークスライスが導入された後に、端末デバイスは、セルをキャンプオン用に選択するときに適切なセルにキャンプオンできず、その結果、必要なサービスを取得することができない。したがって、この問題を解決する方法を提案することが急務である。
本発明の実施形態が、セル決定方法、端末デバイス、及びネットワークデバイスを提供して、端末デバイスが適切なセルにキャンプオンできるようにする。
第1の態様によれば、提供されるセル決定方法は、端末デバイスが少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得する段階であって、サービス能力情報はスライス情報及び/又はサービス情報を含む、段階と、サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、端末デバイスが少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階であって、第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルである、段階とを含む。
本発明のこの実施形態におけるセル決定方法によれば、端末デバイスは、少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得し、当該サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する。第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルであるため、端末デバイスが適切なセルにキャンプオンできることになる。
一部の実行可能な実施例において、サービス能力情報は複数の側面(例えば、垂直的な業界の側面、又はサービス特性の側面)から説明されてよい。例えば、サービス能力情報は、以下に挙げる情報のうちの少なくとも1つを含んでよい。
a.ネットワークスライス情報
任意選択的に、ネットワークスライス情報は、スライスタイプ(Slice type)及び/又はスライス識別情報(Slice ID)を含んでよい。ネットワークスライス情報は、車両のインターネットの分野及びスマート計測の分野などを含むサービス分野の観点から説明され得る。
ネットワークスライス(Network Slice)は、略してスライスと呼ばれることがあり、特定のQoS要件を備えた、あるタイプのサービスに対して事業者により提供されるE2E(End−to−End)ネットワークである。言い換えると、各サービスタイプは専用のスライスに対応している。これらのスライスは、互いに分離されており、論理的に互いに影響を及ぼすことはない。
b.サービス情報
任意選択的に、サービス情報は、サービスタイプ(Service type)及び/又はサービス識別情報(Service ID)を含んでよい。サービス情報は、ブロードバンドサービス、短遅延サービス、大規模接続サービス、及び最重要顧客(Very Important Person、VIP)サービスなどを含むQoSの側面の観点から説明され得る。
c.セルのサービス能力を表すことができる他の情報、又はセルがサポートするサービスを説明できる他の情報
任意選択的に、セルのサービス能力を表すのに用いられる前述のサービス能力情報(a〜c)は、組み合わせて用いられてもよい。これは、本明細書において限定されない。
任意選択的に、端末デバイスは、ブロードキャストメッセージを用いてネットワークデバイスにより送信されるサービス能力情報を受信してよい。
一部の実行可能な実施例において、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階の前に、本方法はさらに、端末デバイスが少なくとも1つのセルの公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を取得する段階であって、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高いPLMN優先度を有する、段階を含んでよい。
一部の実行可能な実施例において、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階は、少なくとも1つのセルが同じPLMN優先度を有する場合、端末デバイスが第1のセルをキャンプオン用に選択する段階であって、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高いスライス一致度を有し、スライス一致度はセルがサポートするサービス能力と端末デバイスのサービス要件との間の一致度を表す、段階を含む。例えば、スライス一致度は、端末デバイスのサービスの総数に対する、セルがサポートする端末デバイスのサービスの数の比を表すのに用いられる。別の例を挙げると、スライス一致度は、端末デバイスについてセルがサポートするサービスの数を表すのに用いられる。
言い換えると、同じPLMN優先度を有するセルの場合、端末デバイスは、最も高いスライス(Slice)一致度を有するセルをキャンプオン用に選択してよい。
したがって、セル選択時に、端末デバイスはセルのPLMN優先度を優先的に考慮してよい。
一部の実行可能な実施例において、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階の前に、本方法はさらに、端末デバイスが少なくとも1つのセルのスライス一致度を取得する段階であって、スライス一致度は、セルがサポートするサービス能力と端末デバイスのサービス要件との間の一致度を表し、第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちで最も高いスライス一致度を有する、段階を含んでよい。
一部の実行可能な実施例において、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階は、少なくとも1つのセルが同じスライス一致度を有する場合、端末デバイスが第1のセルをキャンプオン用に選択する段階であって、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高い公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を有する、段階を含む。
言い換えると、同じスライス一致度を有するセルの場合、端末デバイスは、最も高いPLMN優先度を有するセルをキャンプオン用に選択してよい。
したがって、セル選択時に、端末デバイスはセルのスライス一致度を優先的に考慮してよい。
一部の実行可能な実施例において、端末デバイスはさらに、セルのPLMN優先度及びセルのスライス一致度を妥協的な方式で考慮してよい。例えば、強制的に一致させる必要があるスライスがいくつかある場合、端末デバイスは、「強制一致スライス、PLMN優先度、別のスライスの一致度」という重要性の降順でセルを選択してよい。
一部の実行可能な実施例において、本方法はさらに、端末デバイスが少なくとも1つのセルの信号測定値を取得する段階と、少なくとも1つのセルの信号測定値、サービス能力情報、及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、端末デバイスがセルを再選択する段階とを含む。
ここで、端末デバイスは、少なくとも1つのセルの信号測定値を取得し、少なくとも1つのセルの信号測定値、サービス能力情報、及び端末デバイスのサービス要件に基づいてセルを再選択してよい。
本発明のこの実施形態において、信号測定値は、信号受信レベル値又は信号受信品質値を含んでよい。信号測定値の対象となる測定信号は、セルのパイロット信号であってもよく、又はセルの同期信号(例えば、プライマリ同期信号及び/又はセカンダリ同期信号)であっても、若しくは別のセル信号であってもよい。これは、本明細書において限定されない。
一部の実行可能な実施例において、少なくとも1つのセルの信号測定値、サービス能力情報、及び端末デバイスのサービス要件に基づいて端末デバイスがセルを再選択する段階は、少なくとも1つのセルのそれぞれの信号測定値が第1の閾値より高く、且つ第1のセルが端末デバイスについて最大数のサービスをサポートする場合、端末デバイスが第1のセルを再選択セルとして選択する段階を含む。
ここで、セル再選択時に、少なくとも1つのセルのそれぞれの信号測定値が閾値を満たしている場合、端末デバイスは、端末デバイスについて最大数のサービスをサポートするセルを再選択セルとして選択してよい。
一部の実行可能な実施例において、少なくとも1つのセルの信号測定値、サービス能力情報、及び端末デバイスのサービス要件に基づいて端末デバイスがセルを再選択する段階は、端末デバイスについて少なくとも1つのセルのそれぞれがサポートするサービスの数が第2の閾値より多く、且つ第1のセルが少なくとも1つのセルにおいて最大信号測定値を有する場合、端末デバイスが第1のセルを再選択セルとして選択する段階を含む。
ここで、セル再選択時に、少なくとも1つのセルのそれぞれがサポートするサービスの数が閾値を満たしている場合、端末デバイスは、最大信号測定値を有するセルを再選択セルとして選択してよい。
端末デバイスは具体的に、あらかじめ定められた設定パラメータ(例えば、プロトコルで定められた又はネットワークデバイスにより設定された設定パラメータ)に基づいて、セルを再選択する方式を選択してよいことを理解されたい。例えば、「セルの信号測定値の優先度」が「セルがサポートするサービスの数の優先度」より高いということが、あらかじめ定められている。
一部の実行可能な実施例において、本方法はさらに、第1のセルが端末デバイスの全てのサービスをサポートしていない場合、あらかじめ設定された時点に従って端末デバイスがセルを再選択し、第2のセルを再選択セルとして選択する段階であって、端末デバイスについて第2のセルがサポートするサービスの数が、端末デバイスについて第1のセルがサポートするサービスの数より多い、段階を含む。
任意選択的に、端末デバイスはタイマを設定してよく、セルが端末デバイスの全てのサービスをサポートしていない場合、又はサポートされるサービスの数が閾値を満たしていない場合、端末デバイスは、セルを再選択するためにタイマを始動させてよい。
第2の態様によれば、セル決定方法が提供され、本方法は、ネットワークデバイスがセルのサービス能力情報を取得する段階であって、サービス能力情報はスライス情報及び/又はサービス情報を含む、段階と、ネットワークデバイスがサービス能力情報を送信する段階であって、サービス能力情報は、サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、端末デバイスが少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定するのに用いられ、第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルである、段階とを含む。
任意選択的に、ネットワークデバイスがサービス能力情報を送信する段階は、ネットワークデバイスがブロードキャストメッセージを用いてサービス能力情報を送信する段階を含む。
したがって、本発明のこの実施形態におけるセル決定方法によれば、ネットワークデバイスは、セルのサービス能力情報を端末デバイスに送信して、当該サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて端末デバイスが少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定できるようにする。第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルであるため、端末デバイスは適切なセルにキャンプオンできることになる。
第3の態様によれば、端末デバイスが提供され、本デバイスは、第1の態様又は第1の態様の任意の実行可能な実施例における方法を実施するように構成される。具体的には、本装置は、第1の態様又は第1の態様の任意の実行可能な実施例における方法を実施するように構成されたユニットを含む。
第4の態様によれば、ネットワークデバイスが提供され、本デバイスは第2の態様又は第2の態様の任意の実行可能な実施例における方法を実施するように構成される。具体的には、本装置は、第2の態様又は第2の態様の任意の実行可能な実施例における方法を実施するように構成されたユニットを含む。
第5の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、プロセッサ、メモリ、及び通信インタフェースを含む。プロセッサは、メモリ及び通信インタフェースに接続される。メモリは命令を格納するように構成され、プロセッサは命令を実行するように構成され、通信インタフェースは、プロセッサの制御下で、別のネットワークエレメントと通信するように構成される。プロセッサがメモリに格納された命令を実行すると、その実行によって、プロセッサは第1の態様又は第1の態様の任意の実行可能な実施例における方法を実施することが可能になる。
第6の態様によれば、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、プロセッサ、メモリ、及び通信インタフェースを含む。プロセッサは、メモリ及び通信インタフェースに接続される。メモリは命令を格納するように構成され、プロセッサは命令を実行するように構成され、通信インタフェースは、プロセッサの制御下で、別のネットワークエレメントと通信するように構成される。プロセッサがメモリに格納された命令を実行すると、その実行によって、プロセッサは第2の態様又は第2の態様の任意の実行可能な実施例における方法を実施することが可能になる。
第7の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを格納し、当該プログラムによって、端末デバイスは第1の態様又は第1の態様の任意の実施例によるセル決定方法を実施することが可能になる。
第8の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを格納し、当該プログラムによって、ネットワークデバイスは第2の態様又は第2の態様の任意の実施例によるセル決定方法を実施することが可能になる。
本発明の一実施形態による応用シナリオの概略図である。
端末デバイスがセルを選択する概略フローチャートである。
本発明の一実施形態によるセル決定方法の概略相互作用図である。
本発明の一実施形態による、端末デバイスがセルを選択する一例の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による、端末デバイスがセルを選択する概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による端末デバイスの概略ブロック図である。
本発明の一実施形態によるネットワークデバイスの概略ブロック図である。
本発明の別の実施形態による端末デバイスの構造図である。
本発明の別の実施形態によるネットワークデバイスの構造図である。
以下では、本発明の実施形態についての添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決手段を説明する。
本発明の実施形態の技術的解決手段は、様々な通信システム、例えば、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、及びLTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)などの現在の通信システムに適用されてもよく、又は将来の5Gシステムに適用されてもよいことを理解されたい。
本発明の実施形態において、ネットワークデバイスは、ネットワーク側デバイス又は基地局などとも呼ばれることがあり、基地局は、LTEにおける進化型NodeB(Evolved NodeB、eNB、又はeNodeB)であってもよく、又は将来の5Gネットワークにおける基地局デバイスであってもよいことなどをさらに理解されたい。これは、本発明において限定されない。
本発明の実施形態において、端末デバイスは、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を通じて、1つ又は複数のコアネットワーク(Core Network)と通信してよいことをさらに理解されたい。端末デバイスは、アクセス端末、ユーザ機器(User Equipment、UE)、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、又はユーザ装置と呼ばれることがある。端末デバイスは、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、無線モデムに接続された別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、又は将来の5Gネットワークにおける端末デバイスであってよい。
図1Aは、ある応用シナリオの概略図である。理解しやすくするために、図1Aのシナリオは、説明のための一例として本明細書に使われているが、本発明に制限を設けるものではないことを理解されたい。図1Aは、ユーザ10、端末デバイス11、基地局12、及びコアネットワーク13を示す。
図1Aに示すように、ユーザ10がサービスを要求すると、端末デバイス11は基地局12を用いてコアネットワーク13と通信してよい。ここで、基地局と通信する場合、端末デバイスは基地局により提供されるシステムメッセージを読み取り、当該システムメッセージに基づいて、セルをキャンプオン用に選択してよい。システムメッセージは、以下に挙げる情報のうちの少なくとも1つを含む。すなわち、公衆移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)に関する情報若しくは事業者情報、又はセルがキャンプオンされることを許可されているかどうかに関する情報などである。
図1Bは、端末デバイスがセルを選択するプロセス100のフローチャートである。3GPPプロトコルで定められたセル選択プロセスが図1Bに示されており、プロセス100は、主に以下に挙げる段階を含む。
S101:端末デバイスは、掃引周波数測定を実施する。
S102:端末デバイスは、基地局により送信されるシステムメッセージを読み取る。
S103:端末デバイスは、事業者がサブスクリプション事業者であるかどうかを判定する。
S104:端末デバイスは、セルが禁止(Bar)されているかどうかを判定する。
S105:端末デバイスは、セルにアタッチ(Attach)する。
具体的には、端末デバイスの電源がオンになるか又は端末デバイスが起動すると(例えば、最初に端末デバイスの電源がオンになるか、又は端末デバイスが非サービス提供エリアからサービスエリアに入ると)、端末デバイスは、全ての周波数チャネル番号に対して掃引周波数測定を実施し、基地局により提供されるシステムメッセージを読み取る。システムメッセージは事業者情報を含む。次に端末デバイスは、SIMカードに格納された事業者サブスクリプション情報(例えば、PLMN ID)をシステムメッセージ内の事業者サブスクリプション情報と比較して、当該セルがサブスクリプション事業者のセルであるかどうかを判定する。当該事業者がサブスクリプション事業者ではないと判定された場合、S101〜S103が再度実施される。当該セルがサブスクリプション事業者のセルであると判定した後に、端末デバイスは、当該セルが禁止されているかどうかを引き続いて判定する。当該セルが禁止されていない場合、端末デバイスは当該セルを選択して当該セルにアタッチし、ユーザ識別情報を確認した後に当該セルにキャンプオンする。又は当該セルが禁止されている場合、S101〜S104が繰り返し実施される。
しかしながら、先行技術では、前述のセル選択プロセス100を実施する場合、端末デバイスにより必要とされるサービスタイプを端末デバイスがアタッチするセルがサポートできるかどうかを、端末デバイスが識別できない。端末デバイスにより必要とされるサービスをセルがサポートできない場合、端末デバイスは必要なサービスを取得することができない。言い換えると、既存の手順には問題があり、端末デバイスは適切なセルにキャンプオンできず、その結果、端末デバイスの複数のサービスタイプについての要件を満たすことができない。したがって、本出願では、セルのサービス能力情報がシステムメッセージに追加され、セルはサービス能力情報に基づいて識別されるため、端末デバイスは適切なセルにキャンプオンすることができる。
図2は、本発明の一実施形態によるセル決定方法200の概略相互作用図である。例えば、端末デバイスが図1の端末デバイス11であってよく、ネットワークデバイスが図1の基地局12であってよい。図2に示すように、方法200は以下に挙げる段階を含む。
S201:ネットワークデバイスは、セルのサービス能力情報を取得する。
任意選択的に、ネットワークデバイスは、セルのサービス能力情報をシステム情報ブロック(System Information Block、SIB)に追加してよい。サービス能力情報は、スライス情報及び/又はサービス情報を含んでよく、サービス能力情報は、セルがサポートできるサービスを示すのに用いられてよい。例えば、第1のセルのサービス能力情報がSIBに追加されてよく、第1のセルのサービス能力情報は、第1のセルがサポートできるサービスを示すのに用いられる。
任意選択的に、本発明のこの実施形態において、サービス能力情報は複数の側面(例えば、垂直的な業界の側面又はサービス特性の側面)から説明されてよい。例えば、サービス能力情報は、以下に挙げる情報のうちの少なくとも1つを含んでよい。
a.ネットワークスライス(Network Slice)情報
任意選択的に、ネットワークスライス情報は、スライスタイプ(Slice type)及び/又はスライス識別情報(Slice ID)を含んでよい。ネットワークスライス情報は、車両のインターネットの分野及びスマート計測の分野などを含むサービス分野の観点から説明され得る。
ネットワークスライスは、略してスライスと呼ばれることがあり、特定のQoS要件を備えたあるタイプのアプリケーションに対して事業者により提供されるE2E(End−to−End)ネットワークである。言い換えると、各サービスタイプは専用のスライスに対応している。これらのスライスは、互いに分離されており、論理的に互いに影響を及ぼすことはない。
b.サービス情報
任意選択的に、サービス情報は、サービスタイプ(Service type)及び/又はサービス識別情報(Service ID)を含んでよい。サービス情報は、ブロードバンドサービス、短遅延サービス、大規模接続サービス、及び最重要顧客(Very Important Person、VIP)サービスなどを含むQoSの側面の観点から説明され得る。
c.セル能力を表すことができる他の情報、又はセルがサポートするサービスを説明できる他の情報
任意選択的に、セル能力を表すのに用いられる前述のサービス能力情報(a〜c)は、組み合わせて用いられてもよい。これは、本明細書において限定されない。
S202:ネットワークデバイスは、セルのサービス能力情報を送信する。
任意選択的に、ネットワークデバイスは、ブロードキャストメッセージを用いてサービス能力情報を端末デバイスに送信してよい。言い換えると、少なくとも1つのセルのサービス能力情報が、ネットワークデバイスにより提供されるシステムメッセージで搬送されてよい。
これに対応して、端末デバイスが少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得するということは、ネットワークデバイスにより送信されるブロードキャストメッセージを用いて、端末デバイスが少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得する段階を含んでよい。
S203:端末デバイスは、サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する。
本発明のこの実施形態において、サービス要件は、端末デバイスが必要とし得るサービスを示すのに用いられる。第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルである。任意選択的に、第1のセルはさらに、チャネル品質要件を満たすことができる。
具体的には、セルを選択する場合、端末デバイスは、サービス能力情報及びサービス要件を考慮して、第1のセルをキャンプオン先のセルとして選択してよい。以下では、端末デバイスが第1のセルをキャンプオン先のセルとして選択するプロセスを、一例を用いて説明する。
例えば、初回セル選択のシナリオにおいて、端末デバイスは、電源がオンになった後に、ある周波数チャネル番号の全てのセル(同一周波数内のセル又は異周波数間のセルを含む)を探索し、システムメッセージを読み取り、システムメッセージに基づいて少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得した後に、サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、第1のセルが端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートし得ると判定して、第1のセルにキャンプオンする。
別の例を挙げると、過去の情報を考慮してセルを選択するシナリオにおいて、端末デバイスは、過去に保存した情報(端末デバイスが最後にキャンプオンしたセルの周波数チャネル番号、及びセルパラメータなどの、過去の記録情報を含む)に基づいて、現在対応しているセルを直接探索し、システムメッセージを取得し、システムメッセージに基づいて少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得してよい。次の段階は、初回セル選択のシナリオにおける段階と同様であるため、詳細はここで再度説明しない。
ここで、初回セル選択のシナリオ、又は過去の情報を考慮してセルを選択するシナリオの場合、本発明のこの実施形態と先行技術との間の違いは、サービス能力情報がシステムメッセージに追加され、サービス能力情報に基づいて端末デバイスがセルをキャンプオン用に選択できるようにし、不適切なセルにキャンプオンするのを防ぐという点にある。言い換えると、端末デバイスがセルを選択するプロセスとは、サービス能力情報を考慮して適切なセル(suitable cell)を探索することである。
本明細書で使われる「第1のセル」とは、単なる便宜上の記述であって、一般にはセル、例えば「キャンプオン先のセル」であり、この記述が本発明に制限を設けるものではないことを理解されたい。
S204:端末デバイスは、第1のセルにキャンプオンする。
具体的には、ネットワークデバイスにより送信される少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得した後に、端末デバイスは、サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、少なくとも1つのセルのうちの第1のセル(第1のセルは端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートすることができる)をキャンプオン先のセルとして決定し、最終的に第1のセルにキャンプオンしてよい。このようにして、端末デバイスは、サービス能力情報を用いて、キャンプオン用に適切なセルを選択し、端末デバイスが不適切なセルにキャンプオンし得るケースを回避して、端末デバイスが必要なネットワークサービスを確実に取得できるようにする。
任意選択的に、本発明のこの実施形態において、端末デバイスのサービス要件のタイプが1つ又は複数のサービスタイプを含んでよい。
モバイルブロードバンド(Mobile Broadband、MBB)サービス:本サービスは、高いスループットレート、及びエアインタフェースのスペクトル効率に対する高い要求を特徴とする。
マシンタイプ通信(Machine Type Communication、MTC)サービス:MTCサービスは、短遅延MTCサービス及び大規模接続MTCサービスを含み、短遅延MTCサービスは、短遅延が要件となること、信頼性が高いこと、及びスペクトル効率に影響されないことを特徴とし、大規模接続MTCサービスは、多数の端末、小型のトラフィック、及び低い送信周波数を特徴とする。
VIPプライベートネットワークサービス:VIPプライベートネットワークは、特別なグループ又は特別な部署にサービスを提供するプライベートネットワークであり、VIPプライベートネットワークサービスは高い機密性を特徴とし、VIPプライベートネットワークのサービス特性は、MBBサービスと同様である。
もちろん、前述の複数の列挙されたサービスタイプに加えて、車両対車両(Vehicle to Vehicle、V2V)サービス、検針サービス、音声サービス、及び高精細ビデオサービスなどがさらに含まれてもよい。これは、本明細書において限定されない。
したがって、本発明のこの実施形態におけるセル決定方法によれば、端末デバイスは、少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得し、サービス能力情報と端末デバイスのサービス要件に基づいて、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定し、第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルであるため、端末デバイスは適切なセルにキャンプオンできることになる。
任意選択的に、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階の前に、方法200はさらに、少なくとも1つのセルの公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を端末デバイスが取得する段階であって、第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちで最も高いPLMN優先度を有する、段階を含んでよい。
具体的には、セル選択時に、端末デバイスはセルのPLMN優先度を優先的に考慮してよい。第1のセルが、全てのセルのうちで最も高いPLMN優先度を有する場合、第1のセルはキャンプオン用に選択される。例えば、セルのPLMN優先度は、高優先度PLMN−high、中優先度PLMN−middle、及び低優先度PLMN−lowを含んでよい。端末デバイスは、高優先度PLMN−highを有するセルをキャンプオン用に優先的に選択してよい。
任意選択的に、一実施形態において、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階は、少なくとも1つのセルが同じPLMN優先度を有する場合、端末デバイスが第1のセルをキャンプオン用に選択する段階であって、第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちで最も高いスライス一致度を有し、スライス一致度はセルがサポートするサービス能力と端末デバイスのサービス要件との間の一致度を表す、段階を含んでよい。例えば、スライス一致度は、端末デバイスのサービスの総数に対する、端末デバイスについてセルがサポートするサービスの数の比を表すのに用いられる。別の例を挙げると、スライス一致度は、端末デバイスについてセルがサポートするサービスの数を表すのに用いられる。
言い換えると、同じPLMN優先度を有するセルの場合、端末デバイスは、最も高いスライス(Slice)一致度を有するセルをキャンプオン用に選択してよい。
例えば、以下では、(PLMN、スライスセット)リストの一例を提供する。
Item−1:セルがPLMN−highの優先度に対応しており、且つスライス一致度が100%である。
Item−2:セルがPLMN−highの優先度に対応しており、且つスライス一致度が80%である。
Item−3:セルがPLMN−middleの優先度に対応しており、且つスライス一致度が100%である。
Item−4:セルがPLMN−middleの優先度に対応しており、且つスライス一致度が60%である。
Item−5:セルがPLMN−lowの優先度に対応しており、且つスライス一致度が70%である。
Item−6:セルがPLMN−lowの優先度に対応しており、且つスライス一致度が40%である。
前述の例において、端末デバイスのアクセス層(Access Stratum、AS)が、(PLMN、スライスセット)リストに従って、相対的に高いPLMN優先度を有するセルを優先的に選択してよい。例えば、端末デバイスは、Item−1に対応するセルを選択する。任意選択的に、PLMN優先度が同じである場合、端末デバイスは相対的に高いスライス一致度を有するセルを選択してよい。例えば、同じPLMN−highの優先度を有するItem−1及びItem−2の場合、端末デバイスは、相対的に高いスライス一致度を有するItem−1に対応するセルをキャンプオン用に選択する。
以上では、端末デバイスがセル選択時にPLMN優先度を優先的に考慮する一実施形態を説明した。以下では、端末デバイスがセル選択時にスライス一致度を優先的に考慮する一実施形態を説明する。
任意選択的に、一実施形態において、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階の前に、本方法はさらに、端末デバイスが少なくとも1つのセルのスライス一致度を取得する段階であって、スライス一致度は、セルがサポートするサービス能力と端末デバイスのサービス要件との間の一致度を表し、第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちで最も高いスライス一致度を有する、段階を含んでよい。
具体的には、セル選択時に、端末デバイスはセルのスライス一致度を優先的に考慮してよい。第1のセルが、全てのセルのうちで最も高いスライス一致度を有する場合、第1のセルはキャンプオン用に選択される。例えば、スライス一致度は、端末デバイスのサービスの総数に対する、端末デバイスについてセルがサポートするサービスの数の比を表すのに用いられる。別の例を挙げると、スライス一致度は、端末デバイスについてセルがサポートするサービスの数を表すのに用いられる。
任意選択的に、一実施形態において、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階は、少なくとも1つのセルが同じスライス一致度を有する場合、端末デバイスが第1のセルをキャンプオン用に選択する段階であって、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高い公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を有する、段階を含んでよい。
言い換えると、同じスライス一致度を有するセルの場合、端末デバイスは、最も高いPLMN優先度を有するセルをキャンプオン用に選択してよい。
例えば、以下では、(PLMN、スライスセット)リストのいくつかの例を提供する。
Item−1:セルのスライス一致度が100%であり、且つPLMN−highの優先度に対応している。
Item−2:セルのスライス一致度が100%であり、且つPLMN−middleの優先度に対応している。
Item−3:セルのスライス一致度が60%であり、且つPLMN−highの優先度に対応している。
Item−4:セルのスライス一致度が60%であり、且つPLMN−middleの優先度に対応している。
Item−5:セルのスライス一致度が40%であり、且つPLMN−highの優先度に対応している。
Item−6:セルのスライス一致度が40%であり、且つPLMN−middleの優先度に対応している。
前述の例では、端末デバイスのASが、(PLMN、スライスセット)リストに基づいて、相対的に高いスライス一致度を有するセルを優先的に選択してよい。例えば、端末デバイスは、Item−1に対応するセルを選択する。任意選択的に、スライス一致度が同じである場合、端末デバイスは相対的に高いPLMN優先度を有するセルを選択してよい。例えば、スライス一致度が両方とも100%であるItem−1及びItem−2の場合、相対的に高いPLMN優先度を有するItem−1に対応するセルが選択されてよい。
任意選択的に、端末デバイスはさらに、セルのPLMN優先度及びセルのスライス一致度を妥協的な方式で考慮してよい。例えば、強制的に一致させる必要があるスライスがいくつかある場合、端末デバイスは、「強制一致スライス、PLMN優先度、及び別のスライスの一致度」という重要性の降順でセルを選択してよい。
本発明のこの実施形態において、PLMN優先度及び/又はスライス一致度に基づいてセルを選択する場合、端末デバイスはさらに、セルがセル選択のS基準(Selection Criterion)を満たしているかどうかを判定してよい。セルがS基準を満たしている場合、当該セルはキャンプオン用に選択される。以下では、セル選択のS基準を詳細に説明する。
セル選択用のS基準の決定式は、Srxlev>0、及びSqual>0である。Srxlev>0は、セルの絶対的信号品質があらかじめ設定された閾値(すなわち、Cell selection RX level value)を満たしていることを表すのに用いられ、Squal>0は、セルの相対的信号品質(信号対雑音比など)があらかじめ設定された閾値(すなわち、Cell selection quality value(dB))を満たしていることを表すのに用いられる。
具体的には、
及び
である。
rxlevmeasは、測定されたセルの受信信号レベル値(つまり、Measured cell RX level value)、例えば、参照信号受信電力(Reference Signal Receiving Power、RSRP)値を表す。
rxlevminは、システム情報ブロック(System Information Block、SIB)1でブロードキャストされる、セルの最小受信信号レベル値(つまり、Minimum required RX level in the cell)を表す。
rxlevminoffsetは、SIB1でブロードキャストされるセルの最小受信信号レベルのオフセット値を表す。例えば、端末デバイスは、より高いPLMN優先度を有するセルを選択しようとする場合にオフセット値を用いる。具体的には、端末デバイスが、アクセスした公衆移動通信ネットワーク(Visited Public Land Mobile Network、VPLMN)にキャンプオンして、セルを周期的に再選択する場合、端末デバイスは、より高いPLMN優先度を有するセルに対応するオフセット値に基づいてセルを再選択する(言い換えると、Qrxlevminoffsetは、「Offset to the signalled Qrxlevmin taken into account in the Srxlev evaluation as a result of a periodic search for a higher priority PLMN while camped normally in a VPLMN」を表す)。
compensation=max{pmax−pMaximumOutputPower,0}
ここで、pmaxは、SIB1でブロードキャストされるセルにより許可された、端末デバイスの最大送信電力値を表し、セルがアップリンクにおいて信号を伝送するプロセスに用いられる(言い換えると、Maximum TX power level a UE may use when transmitting on the uplink in the cell (dBm) defined as PEMAX in [TS 36.101])。
は、特定のセルの一時的なオフセット値を表す。
MaximumOutputPowerは、端末デバイスの最大無線周波数出力電力能力(つまり、Maximum RF output power of the UE according to the UE power class as defined in [TS 36.101])を表し、またQqualmeasは、測定されたセルの受信信号品質値(つまり、Measured cell quality value)、例えば、参照信号受信品質(Reference Signal Receiving Quality, RSRQ)値を表す。
qualminoffsetは、SIB1でブロードキャストされるセルの最小受信品質オフセット値(つまり、Minimum required quality level in the cell)を表す。例えば、端末デバイスは、より高いPLMN優先度を有するセルを選択しようとする場合にオフセット値を用いる。具体的には、端末デバイスがPLMNにキャンプオンしてセルを周期的に再選択する場合、端末デバイスは、当該セルに対応し且つより高いPLMN優先度を有するオフセット値に基づいてセルを再選択する(言い換えると、Offset to the signalled Qqualmin taken into account in the Squal evaluation as a result of a periodic search for a higher priority PLMN while camped normally in a VPLMN)。
本発明のこの実施形態において、セルを選択するか又はセルを再選択する場合、端末デバイスは、セルのサービス能力情報に基づいて選択を実施してよい。これは、本明細書において限定されない。端末デバイスの「セル選択」とは、端末デバイスが非キャンプオン状態にあるとき、キャンプオン先のセルを選択するプロセスである。端末デバイスの「セル再選択」とは、端末デバイスがキャンプオン状態にある場合に、より適した新たなセルを選択することである。以上では、端末デバイスが「セル選択」を実施することに関連した実施形態を説明した。以下では、端末デバイスが「セル再選択」を実施することに関連した実施形態を説明する。
任意選択的に、方法200はさらに、端末デバイスが少なくとも1つのセルの信号測定値を取得する段階と、少なくとも1つのセルの信号測定値、サービス能力情報、及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、端末デバイスがセルを再選択する段階とを含んでよい。
具体的には、セル再選択のシナリオにおいて、端末デバイスはまず、少なくとも1つのセルの信号測定値を取得し、次に、少なくとも1つの信号測定値、サービス能力情報、及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、より適切なセル(more suitable cell)を選択してよい。
本発明のこの実施形態において、信号測定値は、信号受信レベル値又は信号受信品質値を含んでよい。信号測定値の対象となる測定信号は、セルのパイロット信号であってもよく、又はセルの同期信号(例えば、プライマリ同期信号及び/又はセカンダリ同期信号)であっても、又は別のセル信号であってもよい。これは、本明細書において限定されない。
任意選択的に、少なくとも1つのセルの信号測定値、サービス能力情報、及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、端末デバイスがセルを再選択する段階は、少なくとも1つのセルのそれぞれの信号測定値が第1の閾値より高く、且つ第1のセルが端末デバイスの最大数のサービスをサポートする場合、端末デバイスが第1のセルを再選択セルとして選択する段階を含んでよい。
具体的には、セルを再選択する場合、端末デバイスは、ある周波数チャネル番号の全てのセルを探索してよい。全てのセルのそれぞれの信号測定値が閾値(例えば、第1の閾値)より高い場合、例えば、セルの信号測定値が同一周波数内探索閾値より高いか、又は異周波数間探索閾値より高い場合、端末デバイスは、サービス能力情報をセル再選択のための主要素として用いてよい。例えば、全てのセルのそれぞれの信号測定値があらかじめ設定した条件を満たし、且つ第1のセルが端末デバイスの最大数のサービスをサポートする場合、端末デバイスは第1のセルを再選択セルとして選択する。
本明細書で使われる「第1のセル」は単なる便宜上の記述であって、一般にはセル、例えば「再選択セル」であり、この記述が本発明に制限を設けるものではないことを理解されたい。
本発明のこの実施形態において、「第1の閾値」はあらかじめ設定された閾値であってよいことをさらに理解されたい。これは、本明細書において限定されない。以下において説明される「第2の閾値」についても同じである。
したがって、本発明のこの実施形態では、端末デバイスがセルを再選択するときに、全てのセルのそれぞれの信号測定値が閾値より高い場合、端末デバイスは、サービス能力情報に基づいて、端末デバイスの最大数のサービスをサポートできるセルを再選択セルとして選択してよい。
本発明のこの実施形態において、第1の閾値はあらかじめ定められた同一周波数内探索閾値であっても、又は異周波数間探索閾値であってもよいことを理解されたい。これは、本明細書において限定されない。
任意選択的に、少なくとも1つのセルの信号測定値、サービス能力情報、及び端末デバイスのサービス要件に基づいて端末デバイスがセルを再選択する段階は、端末デバイスについて少なくとも1つのセルのそれぞれがサポートするサービスの数が第2の閾値より多く、且つ第1のセルが少なくとも1つのセルにおいて最大信号測定値を有する場合、端末デバイスが第1のセルを再選択セルとして選択する段階を含んでよい。
具体的には、セルを再選択する場合、端末デバイスは、ある周波数チャネル番号の全てのセルを探索してよい。全てのセルのそれぞれがサポートするサービスの数が閾値(例えば、第2の閾値)より多い場合、端末デバイスは、信号測定値をセル再選択のための主要素として用いてよい。例えば、第1のセルが少なくとも1つのセルにおいて最大信号測定値を有する場合、端末デバイスは、第1のセルを再選択セルとして選択する。
したがって、本発明のこの実施形態では、端末デバイスがセルを再選択するとき、全てのセルのそれぞれがサポートするサービスの数が閾値より多い場合、端末デバイスは、信号測定値に基づいて、最大信号測定値を有するセルを再選択セルとして選択してよい。
前述のセル再選択プロセスにおいて、端末デバイスは、セルの信号測定値及びセルのサービス能力情報を総合的に考慮して、より適切なセルを取得してよい。
以上は、端末デバイスがセルの信号測定値を重視する、又はセルのサービス能力情報を重視するケースを説明するのに用いた単なる一例であることを理解されたい。もちろん、特定の実施例において、端末デバイスは代替的に2つの要素を妥協的な方式で考慮してもよい。例えば、端末デバイスは、適切な信号測定値を有し且つセルがサポートするサービスの数が適切なセルを、再選択セルとして選択してもよい。これは、本明細書において限定されない。
本発明のこの実施形態において、端末デバイスは、「信号測定値」をセル再選択の主な決定要素として用いるか、又は「サービス能力情報」をセル再選択の主な決定要素として用いるかを、設定パラメータを用いてあらかじめ設定してよいことをさらに理解されたい。
任意選択的に、本発明のこの実施形態において、セルを再選択する場合、端末デバイスは上述したセル選択手法(例えば、PLMN選択又はスライス選択)に従って再選択を実施してもよい。簡潔にするために、詳細はここで再度説明しない。
さらに、セル再選択プロセスにおいて、上述したS基準をセルが満たしているかどうかを判定することに加えて、さらにR基準(Re−selection Criterion)に従って、より適切なセルが選択されてよい。以下に挙げる具体的な段階が含まれる。
段階1:セルがS基準を満たしているかどうかを判定する。これを受けて端末デバイスはさらに、S基準を満たしているセルがR基準を満たしているかどうかを判定する。ここで、S基準の定義及び決定方式は、上述したものと同様であるため、詳細はここで再度説明しない。
段階2:R基準に従ってソースセルの信号品質をターゲットセルの信号品質と比較し、より優れた信号品質を有するセルを決定する。
具体的には、R基準は以下に挙げる式を用いて表されてよい。
は、サービングセル(つまり、ソースセル)の信号品質を表し、Rは、隣接セル(つまり、ターゲットセル)の信号品質を表す。
meas,sは、比較に参加しているソースセルの信号対雑音比(つまり、RSRP measurement quantity used in cell reselections)を表し、Qhystは、ピンポン効果を防ぐヒステリシスパラメータを表す。
meas,nは、比較に参加しているターゲットセルの信号対雑音比(つまり、RSRP measurement quantity used in cell reselections)を表す。
offsetは、事業者が設定するオフセット値を表し、端末デバイスが優先的にキャンプオンするセルを示すのに用いられる。
は、特定のセルの一時的なオフセット値(つまり、Offset temporarily applied to a cell as specified in [3])を表す。
任意選択的に、端末デバイスの非アクセス層(Non−Access Stratum、NAS)が、PLMN選択又はスライス選択を周期的に実施して、(PLMN、スライスセット)リストを提供してよいので、端末デバイスのアクセス層ASは(PLMN、スライスセット)リストに従ってセルを選択するか又はセルを再選択することになる。
任意選択的に、方法200はさらに、第1のセルが端末デバイスの全てのサービスをサポートしていない場合、あらかじめ設定された時点に従って端末デバイスがセルを再選択し、第2のセルを再選択セルとして選択する段階であって、端末デバイスについて第2のセルがサポートするサービスの数が、端末デバイスについて第1のセルがサポートするサービスの数より多い、段階を含んでよい。
具体的には、第1のセルが端末デバイスの全てのサービスをサポートできないと判定された場合、端末デバイスは、あらかじめ定められた時点に基づいてセルを再選択してよい。例えば、端末デバイスはタイマを始動させて、タイマが起動している間に、セル再選択プロセスを始動させてよい。端末デバイスについて第2のセルがサポートするサービスの数が端末デバイスについて第1のセルがサポートするサービスの数より多いことを端末デバイスがスキャンした場合、端末デバイスは第2のセルを再選択セルとして選択する。
例えば、第2のセルが端末デバイスの全てのサービスをサポートすることを端末デバイスがスキャンした場合、端末デバイスはスキャンを停止して、第2のセルを再選択セルとして選択する。任意選択的に、第2のセルはさらに、チャネル品質要件も満たすことができる。
本明細書において使われる「第2のセル」は単なる便宜上の記述であり、この記述が本発明に制限を設けるものではないことを理解されたい。
任意選択的に、S203の前に、方法200はさらに、以下に挙げる段階を含んでよい。
S205:端末デバイスは、端末デバイスのサービス要件を取得する。
任意選択的に、特定の実施例において、端末デバイスはインタフェースを提供してよいので、ユーザは端末デバイスがサポートする必要があるサービス要件を設定することになる。例えば、サービス要件は、端末デバイスがサポートするサービスタイプ及び/又はサービス優先度を含む。サービス要件は、端末デバイスが必要とし得る少なくとも1つのサービスを含む。
任意選択的に、端末デバイスは、以下に挙げる方式のうちの少なくとも1つでサービス要件を取得してよい。
a.工場で初期設定する方式
例えば、端末デバイスのサービス要件は、端末デバイスの供給業者が端末デバイス内に直接固体化してよい。
b.事業者が設定する方式
例えば、端末デバイスのサービス要件は、移動通信事業者が加入者識別モジュール(Subscriber Identification Module、SIM)カードに書き込んでもよく、又はSIMサブスクリプション情報又は他の情報に記録してもよい。
c.ユーザソフトウェア設定方式
例えば、端末デバイスのサービス要件は、インテリジェント端末のアプリケーション(Application)ソフトウェアに設定されてよい。例えば、車両APPのインターネットでは、車両APPのインターネットの設定インタフェースを用いて、ユーザがサービス要件を設定してよい。
サービス要件の取得について列挙された前述の方式(a〜c)は、組み合わせて用いてもよいことを理解されたい。これは、本明細書において限定されない。
本発明のこの実施形態におけるセル決定方法を当業者に理解してもらうために、以下では、図3及び図4を参照して、本発明のこの実施形態を説明する。
図3は、本発明の一実施形態による、端末デバイスがセルを選択する一例の概略図である。ここでの例は、当業者が本発明の実施形態を理解するのを容易にするために用いられるものであって、本発明に制限を設けるものではないことを理解されたい。図3では、標準的な手順と同様な一部の手順が簡略化されており、特定の手順については、標準的な手順のプロトコルが優先されることをさらに理解されたい。これは、本明細書において限定されない。
図3に示すように、アイドルモードにある端末デバイスは、4つのプロセスを実施してよい。
301:公衆移動通信ネットワーク選択(PLMN Selection)。
302:セルの「選択」及び「再選択」(Cell Selection and Reselection)。
303:位置登録(Location Registration)。
304:手動による加入者限定グループ(Closed Subscriber Group、CSG)の選択(Support for manual CSG Selection)。
この図における301〜304のプロセス及びマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(Multimedia Broadcast Multicast Service、MBMS)周波数優先順位付け(Frequency Prioritization)は、3GPPの標準プロトコルのものと同様である。簡潔にするために、詳細はここで説明しない。既存の標準プロトコルと比較した場合、本発明のこの実施形態はさらに、スライス選択機能(Slice Selection function)である段階305を含む。「スライス選択機能」に関連したいくつかの例が後述される。もちろん、それらの例は以下のシナリオだけに限定されない。より適切な実施例が、特定の実施例に含まれてよい。
具体的には、305において、端末デバイスは自動選択モード(Automatic Mode)及び手動選択モード(Manual Mode)をサポートする。
305における自動選択モードの場合、端末デバイスのセル選択には、「初回選択」のシナリオ及び「過去情報利用による選択」のシナリオが含まれる。「初回選択」のシナリオでは、電源がオンになった後に、端末デバイスは、最も高い信号を有するセルを求めて周波数チャネル番号を探索するために、全ての周波数チャネル番号の探索を実施し、システムメッセージを読み取ることでセルのサービス能力情報(つまり、スライス情報)を取得し、サービス能力情報を「スライス選択機能」に報告する。「過去情報利用による選択」のシナリオでは、端末デバイスは、過去の情報(最後にキャンプオンしたセルの周波数チャネル番号及びセルパラメータを含む)に基づいて、最後にキャンプオンしたセルを直接探索し、システムメッセージを読み取ることで対応するサービス能力情報を取得し、サービス能力情報を「スライス選択機能」に報告する。2つのシナリオでは、端末デバイスの非アクセス層NASが、アクセス層AS及び利用可能なPLMNにより報告されるサービス能力情報(利用可能なスライスなど)などの情報を用いて、PLMN及びスライスを選択してよい。NASは、選択されたPLMN及びスライスをASに伝えて、対応するセルをキャンプオン用にASが選択できるようにする。ここで、複数のPLMNの優先度が同じである場合、相対的に高いスライス一致度を有するPLMNが選択される。PLMN選択はプロトコル定義と同じであるため、詳細はここで説明しない。
さらに、305における自動選択モードの場合、端末デバイスは、サービス能力情報を考慮してセルを再選択してよい。「セル再選択」とは、より適切なセルを見つけることである。現在のサービングセルの信号測定値が閾値(例えば、同一周波数内探索閾値又は異周波数間探索閾値)より低い場合、セルを再選択するために、測定(例えば、同一周波数内又は異周波数間の再選択測定)が開始される。複数の測定されたセルがある場合、端末デバイスは、システムメッセージを読み取ることで各セルの関連情報を取得し、次に当該情報をNASに報告してよい。ここで、関連情報は、セルの信号品質、PLMN情報、及びサービス能力情報(利用可能なスライスなど)などの情報を含む。セル再選択時の測定プロセスは、初回セル選択時のプロセスと同様であるため、詳細はここで説明しない。端末デバイスのNASは、ASにおいて報告された情報に基づいて、PLMN再選択及びスライス再選択を実施する。
ここで、「セル再選択」のシナリオの場合、端末デバイスは、信号測定値及びスライス一致度を考慮してセルを再選択してよい。具体的には、以下に挙げる2つの可能な手段がある。(1)複数のセルのそれぞれの信号測定値が閾値より高い場合、端末デバイスは最も高いスライス一致度を有するセルを選択する。(2)複数のセルのそれぞれのスライス一致度が閾値を超えている場合、端末デバイスは最適な信号品質を有するセルを選択する。端末デバイスにより選択される特定の手段を、設定パラメータを用いて設定してよいことを理解されたい。
任意選択的に、例えば、セルのスライス一致度が、あらかじめ設定された閾値(例えば、100%)に達していない場合、端末デバイスはタイマを始動させてセルを再選択してよい。この場合、前述の手段(1)を用いてよい。別の例を挙げると、セルの信号測定値が閾値より小さければ、この場合、前述の手段(2)を用いてよい。
305における手動選択モードの場合、携帯電話ユーザが画面上で手動選択を開始し、NASを始動させてセル選択(例えば、1つ又は複数のスライスを含むセルを選択する)又はセル再選択(例えば、相対的に高いスライス一致度を有するセルを見つける)を開始してよい。その後のプロセスは自動選択モードと同様であるため、詳細はここで説明しない。さらに、手動選択モードにおいて、端末デバイスは以下に挙げる方式で探索を停止させてよい。(1)携帯電話ユーザが手動で選択を停止させる。(2)タイムアウト後に選択を停止する。例えば、応答時間が終了した後、又は探索タイマがタイムアウトした後に、スライス一致度が100%に達していない場合であっても、探索を停止する。(3)スライス一致度が100%に達した場合、探索を停止してよい。
前述のプロセスの連続番号は、本発明の実施形態における実行順序を意味していないことを理解されたい。プロセスの実行順序は、各プロセスの機能及び内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定とも解釈されるべきではない。
最後に、本発明のこの実施形態におけるセル決定方法によれば、スライス選択機能が標準プロトコルに追加され、端末デバイスが、初回セル選択時又はセル再選択時に、サービス能力情報(スライス情報)を考慮してセルを選択することができる、又はセルを再選択することができるようになるので、適切なセル又はより適切なセルにキャンプオンすることになる。
図4は、本発明の一実施形態による、端末デバイスがセルを選択するプロセス400の概略フローチャートである。ここでのプロセス400は、単に当業者が本発明の実施形態を理解するのを容易にするために用いられるものであって、本発明に制限を設けるものではないことを理解されたい。図4に示すように、プロセス400は以下に挙げる段階を含む。
S401:端末デバイスは掃引周波数測定を実施する。
具体的には、端末デバイスは、起動した後に、全ての周波数チャネル番号に対して掃引周波数測定を実施し、続いてセルをキャンプオン用に選択するのを容易にする。
S402:端末デバイスは、基地局により送信されるシステムメッセージを読み取る。
具体的には、掃引周波数測定の後に、端末デバイスはセルのシステムメッセージを読み取ってよく、システムメッセージはブロードキャストを用いて基地局により送信される。プロセス100とは異なり、セルのサービス能力情報がシステムメッセージに追加される。サービス能力情報は、セルがサポートする少なくとも1つのサービスを示すのに用いられ、サービス能力情報はスライス情報及び/又はサービス情報を含む。
S403:端末デバイスは、事業者がサブスクリプション事業者であるかどうかを判定する。
S404:端末デバイスは、セルが禁止(Bar)されているかどうかを判定する。
ここで、S403及びS404は、図1Bの判定プロセスに基づいて実施されてよい。簡潔にするために、詳細はここで再度説明しない。
S405:端末デバイスは、端末デバイスが必要とする全てのサービスをセルがサポートしているかどうかを判定する。
具体的には、先行技術と比較した場合、本発明のこの実施形態における端末デバイスは、システムメッセージ内のサービス能力情報に基づいて、端末デバイスが必要とする全てのサービスをセルがサポートしているかどうかを判定してよく、すなわち、セルのサービス能力情報を考慮して、セルをキャンプオン用に選択してよい。
S406:端末デバイスは、セルにアタッチ(Attach)する。
具体的には、セルのサービス能力情報に基づいて、端末デバイスが必要とする全てのサービスをセルがサポートし得ると判定した場合、端末デバイスはセルにキャンプオンするか、又はセルにアタッチする。
任意選択的に、ある場合に、S407において、端末デバイスが必要とする全てのサービスをセルがサポートしていない場合、最大数のサービスをサポートするセルが選択される。
例えば、このケースは、端末デバイスの「セル再選択」プロセスに適用されてよい。言い換えると、セルが端末デバイスの全てのサービスをカバーできないと端末デバイスが判定した場合、端末デバイスは、複数のセルのうち、最大数のサービスをサポートできるセルをキャンプオン用に選択する。このようにして、端末デバイスが最適なセルにキャンプオンできることが確実になる。
最後に、本発明のこの実施形態におけるセル決定方法によれば、端末デバイスは、新たに追加されたサービス能力情報に基づいてセルを選択することができる、又はセルを再選択することができるので、適切なセルにキャンプオンすることになる。
以上では、本発明のこの実施形態によるセル決定方法を説明した。以下では、本発明のこの実施形態による端末デバイス及びネットワークデバイスを説明する。
図5は、本発明の一実施形態による端末デバイス500を示す。図5に示すように、端末デバイス500は、少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得するように構成された取得モジュール510であって、サービス能力情報はスライス情報及び/又はサービス情報を含む、取得モジュール510と、取得モジュール510が取得したサービス能力情報、及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定するように構成された処理モジュール520であって、第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルである、処理モジュール520とを含む。
本発明のこの実施形態における端末デバイス500は、少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得し、当該サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する。第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルであるため、端末デバイスは適切なセルにキャンプオンできることになる。
任意選択的に、一実施形態において、取得モジュール520はさらに、少なくとも1つのセルの公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を取得するように構成され、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高いPLMN優先度を有する。
任意選択的に、一実施形態において、処理モジュール520は具体的に、少なくとも1つのセルが同じPLMN優先度を有する場合、第1のセルをキャンプオン用に選択するように構成され、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高いスライス一致度を有し、スライス一致度は、セルがサポートするサービス能力と端末デバイスのサービス要件との間の一致度を表す。
任意選択的に、一実施形態において、取得モジュール520はさらに、少なくとも1つのセルのスライス一致度を取得するように構成され、スライス一致度は、セルがサポートするサービス能力と端末デバイスのサービス要件との間の一致度を表し、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高いスライス一致度を有する。
任意選択的に、一実施形態において、処理モジュール520は具体的に、少なくとも1つのセルが同じスライス一致度を有する場合、第1のセルをキャンプオン用に選択するように構成され、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高い公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を有する。
任意選択的に、一実施形態において、取得モジュール520はさらに、少なくとも1つのセルの信号測定値を取得するように構成される。
処理モジュール520はさらに、取得モジュール510が取得した少なくとも1つのセルの信号測定値、サービス能力情報、及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、セルを再選択するように構成される。
任意選択的に、一実施形態において、処理モジュール520は具体的に、少なくとも1つのセルのそれぞれの信号測定値が第1の閾値より高く、且つ第1のセルが端末デバイスの最大数のサービスをサポートする場合、第1のセルを再選択セルとして選択するように構成される。
任意選択的に、一実施形態において、処理モジュール520は具体的に、端末デバイスについて少なくとも1つのセルのそれぞれがサポートするサービスの数が第2の閾値より多く、且つ第1のセルが少なくとも1つのセルのうちで最大信号測定値を有する場合、第1のセルを再選択セルとして選択するように構成される。
したがって、本発明のこの実施形態における端末デバイス500は、少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得し、サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する。第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルであるため、端末デバイスは適切なセルにキャンプオンできることになる。さらに、セルは、セルのサービス能力情報及び信号測定値に基づいて再選択されてよいため、より優れたセルが取得されることになる。
任意選択的に、一実施形態において、処理モジュール520はさらに、第1のセルが端末デバイスの全てのサービスをサポートしていない場合、あらかじめ設定された時点に従ってセルを再選択し、第2のセルを再選択セルとして選択するように構成され、端末デバイスについて第2のセルがサポートするサービスの数が、端末デバイスについて第1のセルがサポートするサービスの数より多い。
ここで、端末デバイスはタイマを始動させてセルを再選択してよい。
任意選択的に、取得モジュール510は具体的に、ブロードキャストメッセージを用いてネットワークデバイスにより送信されるサービス能力情報を受信するように構成される。
本発明のこの実施形態における端末デバイス500は、本発明のこの実施形態による端末デバイス側の方法の実行主体に対応してよく、端末デバイス500に含まれるモジュールについての前述のオペレーション及び他のオペレーション並びに/又は機能はそれぞれ、端末デバイス側の前述の方法の対応する手順を実施するのに用いられる。簡潔にするために、詳細はここで説明しない。
したがって、本発明のこの実施形態における端末デバイス500は、少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得し、サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する。第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルであるため、端末デバイスは適切なセルにキャンプオンできることになる。
図6は、本発明の一実施形態によるネットワークデバイス600を示す。図6に示すように、ネットワークデバイス600は、少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得するように構成された取得モジュール610であって、サービス能力情報はスライス情報及び/又はサービス情報を含む、取得モジュール610と、取得モジュール610が取得したサービス能力情報を送信するように構成された送信モジュール620であって、サービス能力情報は、サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、端末デバイスが少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定するのに用いられ、第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルである、送信モジュール620とを含む。
任意選択的に、送信モジュール620は具体的に、ブロードキャストメッセージを用いてサービス能力情報を送信するように構成される。
本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイス600は、本発明のこの実施形態によるネットワークデバイス側の方法の実行主体に対応してよく、ネットワークデバイス600に含まれるモジュールについての前述のオペレーション及び他のオペレーション並びに/又は機能はそれぞれ、ネットワークデバイス側の前述の方法の対応する手順を実施するのに用いられる。簡潔にするために、詳細はここで説明しない。
したがって、本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイス600は、少なくとも1つのセルについての取得したサービス能力情報を端末デバイスに送信して、端末デバイスが、サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定できるようにする。第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちの、端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルであるため、端末デバイスは適切なセルにキャンプオンできることになる。
図7は、本発明の別の実施形態による端末デバイスの装置構造を示す。端末デバイスは、少なくとも1つのプロセッサ702(例えば、CPU)、少なくとも1つのネットワークインタフェース705又は別の通信インタフェース、メモリ706、及びこれらの装置の間の接続及び通信を実現するように構成された少なくとも1つの通信バス703を含む。プロセッサ702は、メモリ706に格納された、コンピュータプログラムなどの実行可能なモジュールを実行するように構成される。メモリ706は、高速ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)を含んでもよく、又は不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、少なくとも1つのディスクメモリを含んでもよい。少なくとも1つの他のネットワークエレメントへの通信接続が、少なくとも1つのネットワークインタフェース705(有線でも又は無線でもよい)を用いて実現される。
一部の実施例において、メモリ706はプログラム7061を格納し、プロセッサ702はプログラム7061を実行して、本発明の前述の実施形態によるセル決定方法を端末デバイス側で実施する。簡潔にするために、詳細はここで説明しない。
図8は、本発明の別の実施形態によるネットワーク側デバイスの装置構造を示す。ネットワーク側デバイスは、少なくとも1つのプロセッサ802(例えば、CPU)、少なくとも1つのネットワークインタフェース805又は別の通信インタフェース、メモリ806、及びこれらの装置の間の接続及び通信を実現するように構成された少なくとも1つの通信バス803を含む。プロセッサ802は、メモリ806に格納された、コンピュータプログラムなどの実行可能なモジュールを実行するように構成される。メモリ806は、高速ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)を含んでもよく、又は不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、少なくとも1つのディスクメモリを含んでもよい。少なくとも1つの他のネットワークエレメントへの通信接続が、少なくとも1つのネットワークインタフェース805(有線でも又は無線でもよい)を用いて実現される。
一部の実施例において、メモリ806はプログラム8061を格納し、プロセッサ802はプログラム8061を実行して、本発明の前述の実施形態によるセル決定方法をネットワークデバイス側で実施する。簡潔にするために、詳細はここで説明しない。
本明細書における用語「及び/又は」は、関連対象物を説明するための対応関係のみを表現しており、3つの関係が存在し得ることを表している。例えば、A及び/又はBが表し得るのは、以下に挙げる3つのケースである。すなわち、Aだけが存在すること、A及びBが両方とも存在すること、並びにBだけが存在することである。さらに、本明細書における記号「/」は一般に、関連対象物間の「又は」の関係を示している。
前述のプロセスの連続番号は、本発明の実施形態における実行順序を意味していないことを理解されたい。プロセスの実行順序は、各プロセスの機能及び内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装プロセスに対するいかなる限定とも解釈されるべきではない。
当業者であれば、本明細書において開示された実施形態で説明された例と組み合わせて、各ユニット及び各アルゴリズムステップが、電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせによって実現され得ることを認識するであろう。これらの機能がハードウェアで実施されるのか、又はソフトウェアで実施されるのかは、技術的解決手段の具体的な用途及び設計制約条件によって決まる。当業者であれば、異なる方法を用いて、説明した機能を具体的な用途ごとに実現することができるが、その実施例が本発明の範囲を越えているとみなされるべきではない。
簡便且つ簡潔な記述のために、前述のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスが参照されてよく、詳細はここで再度説明しないことを当業者は明確に理解するであろう。
本出願において提供されたいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置、及び方法が他の方式で実現され得ることを理解されたい。例えば、説明された装置の実施形態は単なる一例である。例えば、ユニットの分割は単なる論理的機能の分割にすぎず、実際に実施する際には、他の分割であってもよい。例えば、複数のユニット若しくはコンポーネントが組み合わされても、又は別のシステムに統合されてもよく、あるいは一部の機能が無視されても又は実施されなくてもよい。さらに、表示又は説明された相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを用いで実現されてよい。装置間又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子的形態、機械的形態、又は他の形態で実現されてよい。
別個の部分として説明された各ユニットは、物理的に分かれていてもいなくてもよく、ユニットとして表示された部分が物理的ユニットであってもなくてもよく、1か所に配置されてもよく、又は複数のネットワークユニットに分散されてもよい。これらのユニットの一部又は全てが、実際の要件に基づいて選択され、実施形態の解決手段の目的を実現してよい。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットが1つの処理ユニットに統合されてもよく、又は各ユニットが物理的に単独で存在してもよく、又は、2つ若しくはそれより多くのユニットが1つのユニットに統合される。
これらの機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、別個の製品として販売されるか又は使用される場合、これらの機能はコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。そのような理解に基づいて、本質的には本発明の技術的解決手段、又は先行技術に貢献する部分、又は一部の技術的解決手段は、ソフトウェア製品の形態で実現されてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、本発明の実施形態において説明された方法の段階の全て又は一部を実施するようコンピュータデバイス(これは、パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスであってよい)に命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、プログラムコードを格納できるあらゆる媒体、例えば、USBフラッシュドライブ、着脱可能なハードディスク、リードオンリメモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、又は光ディスクなどを含む。
前述の記載事項は、本発明の単なる特定の実施例にすぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明において開示された技術的範囲内において、当業者が容易に考え出すいかなる変形例又は置換例も、本発明の保護範囲に含まれることになる。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲に記載の保護範囲によって決まることになる。
一部の実行可能な実施例において、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階の前に、本方法はさらに、端末デバイスが少なくとも1つのセルの公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を取得する段階であって、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高いPLMN優先度を有する、段階を含んでよい。
一部の実行可能な実施例において、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階は、少なくとも1つのセルが同じスライス一致度を有する場合、端末デバイスが第1のセルをキャンプオン用に選択する段階であって、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高い公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を有する、段階を含む。
図2は、本発明の一実施形態によるセル決定方法200の概略相互作用図である。例えば、端末デバイスが図1の端末デバイス11であってよく、ネットワークデバイスが図1の基地局12であってよい。図2に示すように、方法200は以下に挙げる段階を含む。
任意選択的に、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階の前に、方法200はさらに、少なくとも1つのセルの公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を端末デバイスが取得する段階であって、第1のセルは、少なくとも1つのセルのうちで最も高いPLMN優先度を有する、段階を含んでよい。
任意選択的に、一実施形態において、少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階は、少なくとも1つのセルが同じスライス一致度を有する場合、端末デバイスが第1のセルをキャンプオン用に選択する段階であって、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高い公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を有する、段階を含んでよい。
rxlevmeasは、測定されたセルの受信信号レベル値(つまり、Measured cell RX level value)、例えば、参照信号受信電力(Reference Signal Received Power、RSRP)値を表す。
MaximumOutputPowerは、端末デバイスの最大無線周波数出力電力能力(つまり、Maximum RF output power of the UE according to the UE power class as defined in [TS 36.101])を表し、またQqualmeasは、測定されたセルの受信信号品質値(つまり、Measured cell quality value)、例えば、参照信号受信品質(Reference Signal Received Quality, RSRQ)値を表す。
例えば、端末デバイスのサービス要件は、移動通信事業者が加入者識別モジュール(Subscriber identity Module、SIM)カードに書き込んでもよく、又はSIMサブスクリプション情報又は他の情報に記録してもよい。
任意選択的に、一実施形態において、取得モジュール520はさらに、少なくとも1つのセルの公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を取得するように構成され、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高いPLMN優先度を有する。
任意選択的に、一実施形態において、処理モジュール520は具体的に、少なくとも1つのセルが同じスライス一致度を有する場合、第1のセルをキャンプオン用に選択するように構成され、第1のセルは少なくとも1つのセルのうちで最も高い公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を有する。

Claims (18)

  1. セル決定方法であって、
    端末デバイスが少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得する段階であって、前記サービス能力情報はスライス情報及び/又はサービス情報を含む、段階と、
    前記サービス能力情報及び前記端末デバイスのサービス要件に基づいて、前記端末デバイスが前記少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する段階であって、前記第1のセルは、前記少なくとも1つのセルのうちの、前記端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルである、段階と
    を備える方法。
  2. 前記少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する前記段階の前に、前記方法はさらに、
    前記端末デバイスが前記少なくとも1つのセルの公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を取得する段階であって、前記第1のセルは前記少なくとも1つのセルのうちで最も高いPLMN優先度を有する、段階を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する前記段階は、
    前記少なくとも1つのセルが同じPLMN優先度を有する場合、前記端末デバイスが前記第1のセルをキャンプオン用に選択する段階であって、前記第1のセルは前記少なくとも1つのセルのうちで最も高いスライス一致度を有し、前記スライス一致度は、セルがサポートするサービス能力と前記端末デバイスの前記サービス要件との間の一致度を表す、段階を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する前記段階の前に、前記方法はさらに、
    前記端末デバイスが前記少なくとも1つのセルのスライス一致度を取得する段階であって、前記スライス一致度は、セルがサポートするサービス能力と前記端末デバイスの前記サービス要件との間の一致度を表し、前記第1のセルは前記少なくとも1つのセルのうちで最も高いスライス一致度を有する、段階を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定する前記段階は、
    前記少なくとも1つのセルが同じスライス一致度を有する場合、前記端末デバイスが前記第1のセルをキャンプオン用に選択する段階であって、前記第1のセルは前記少なくとも1つのセルのうちで最も高い公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を有する、段階を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記方法はさらに、
    前記第1のセルが前記端末デバイスの全てのサービスをサポートしていない場合、あらかじめ設定された時点に従って前記端末デバイスがセルを再選択し、第2のセルを再選択セルとして選択する段階であって、前記端末デバイスについて前記第2のセルがサポートするサービスの数が、前記端末デバイスについて前記第1のセルがサポートするサービスの数より多い、段階を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 端末デバイスが少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得する前記段階は、
    ブロードキャストメッセージを用いてネットワークデバイスにより送信される前記サービス能力情報を前記端末デバイスが受信する段階を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. セル決定方法であって、
    ネットワークデバイスがセルのサービス能力情報を取得する段階であって、前記サービス能力情報はスライス情報及び/又はサービス情報を含む、段階と、
    前記ネットワークデバイスが前記サービス能力情報を送信する段階であって、前記サービス能力情報は、前記サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、前記端末デバイスが少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定するのに用いられ、前記第1のセルは、前記少なくとも1つのセルのうちの、前記端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルである、段階と
    を備える、方法。
  9. 前記ネットワークデバイスが前記サービス能力情報を送信する前記段階は、
    前記ネットワークデバイスがブロードキャストメッセージを用いて前記サービス能力情報を送信する段階を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 端末デバイスであって、
    少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得するように構成された取得モジュールであって、前記サービス能力情報はスライス情報及び/又はサービス情報を含む、取得モジュールと、
    前記取得モジュールが取得した前記サービス能力情報及び前記端末デバイスのサービス要件に基づいて、前記少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定するように構成された処理モジュールであって、前記第1のセルは、前記少なくとも1つのセルのうちの、前記端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルである、処理モジュールと
    を備える、端末デバイス。
  11. 前記取得モジュールはさらに、
    前記少なくとも1つのセルの公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を取得するよう構成され、前記第1のセルは前記少なくとも1つのセルのうちで最も高いPLMN優先度を有する、請求項10に記載の端末デバイス。
  12. 前記処理モジュールは具体的に、
    前記少なくとも1つのセルが同じPLMN優先度を有する場合、前記第1のセルをキャンプオン用に選択するように構成され、前記第1のセルは前記少なくとも1つのセルのうちで最も高いスライス一致度を有し、前記スライス一致度は、セルがサポートするサービス能力と前記端末デバイスの前記サービス要件との間の一致度を表す、請求項11に記載の端末デバイス。
  13. 前記取得モジュールはさらに、
    前記少なくとも1つのセルのスライス一致度を取得するように構成され、前記スライス一致度は、セルがサポートするサービス能力と前記端末デバイスの前記サービス要件との間の一致度を表し、前記第1のセルは前記少なくとも1つのセルのうちで最も高いスライス一致度を有する、請求項10に記載の端末デバイス。
  14. 前記処理モジュールは具体的に、
    前記少なくとも1つのセルが同じスライス一致度を有する場合、前記第1のセルをキャンプオン用に選択するように構成され、前記第1のセルは前記少なくとも1つのセルのうちで最も高い公衆移動通信ネットワークPLMN優先度を有する、請求項13に記載の端末デバイス。
  15. 前記処理モジュールはさらに、
    前記第1のセルが前記端末デバイスの全てのサービスをサポートしていない場合、あらかじめ設定された時点に従ってセルを再選択し、第2のセルを再選択セルとして選択するように構成され、前記端末デバイスについて前記第2のセルがサポートするサービスの数が、前記端末デバイスについて前記第1のセルがサポートするサービスの数より多い、請求項10から14のいずれか一項に記載の端末デバイス。
  16. 前記取得モジュールは具体的に、
    ブロードキャストメッセージを用いてネットワークデバイスにより送信される前記サービス能力情報を受信するように構成される、請求項10から15のいずれか一項に記載の端末デバイス。
  17. 少なくとも1つのセルのサービス能力情報を取得するように構成された取得モジュールであって、前記サービス能力情報はスライス情報及び/又はサービス情報を含む、取得モジュールと、
    前記取得モジュールが取得した前記サービス能力情報を送信するように構成された送信モジュールであって、前記サービス能力情報は、前記サービス能力情報及び端末デバイスのサービス要件に基づいて、前記端末デバイスが前記少なくとも1つのセルのうちの第1のセルをキャンプオン先のセルとして決定するのに用いられ、前記第1のセルは、前記少なくとも1つのセルのうちの、前記端末デバイスの少なくとも1つのサービスをサポートするセルである、送信モジュールと
    を備えるネットワークデバイス。
  18. 前記送信モジュールは具体的に、
    ブロードキャストメッセージを用いて前記サービス能力情報を送信するように構成される、請求項17に記載のネットワークデバイス。
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