JP7302506B2 - 表示制御装置および表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各画素が自発光素子により構成された表示パネルの駆動制御を実行する表示制御装置およびこれを備える表示装置に関する。
近年、表示装置の分野では、精緻なグラフィックを用いるものが多くなっており、その中でも自発光素子により画素が構成された表示パネルを備える表示装置は、表示品位を高くできるため、有望視されている。この種の表示パネルとしては、例えば、有機発光ダイオード(OLED)パネルが挙げられる。
OLEDなどの自発光素子は、累積発光時間が多くなるにつれて発光特性が低下し、同じ電流値であっても輝度が低下する特性がある。各画素が自発光素子で構成された表示パネルにおいて各種映像を表示すると、各画素の累積発光時間にバラツキが生じ、これが特性の低下度合い、すなわち劣化量のバラツキが生じる原因となる。この種の表示パネルでは、画素群のうち他の画素に比べて劣化量が大きい画素群についての輝度低下に起因して、当該劣化量が大きい画素群が焼きついて見える、いわゆる焼きつきが生じる。
このような焼きつきによる映像の視認性低下の抑制が可能な表示装置としては、例えば特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1に記載の表示装置は、各画素がOLEDにより構成された表示パネルを備え、画素毎に累積発光時間を算出し、OLEDの累積発光時間に対する劣化特性に応じた補正係数を画素毎の入力データに乗算する構成である。これにより、各画素がOLEDの劣化特性に起因する輝度低下を補う電流量により発光することとなり、焼きつきが抑制される。
特許第3933485号公報
表示パネルは、総使用時間が増えるにつれ、累積発光時間が少ない画素と累積発光時間が多い画素とを有する状態となる。このような状態で焼きつき抑制のための駆動制御を行う場合、例えば、累積発光時間が少ない画素では電流量を減らし、累積発光時間が多い画素では電流量を増やす補正により、これらの画素間の輝度差を低減する。
しかしながら、累積発光時間が所定以上、すなわち劣化量が所定以上となった画素は、補正による電流量変化が初期に比べて大きくなり、補正のズレが生じ易くなる。また、表示パネルを構成する画素群が所定以上の累積発光時間となった場合、相対的に累積発光時間が少ない画素および累積発光時間が多い画素それぞれにおいても補正のズレが生じ、焼きつきの抑制の精度が低下し得る。また、補正のズレが生じた場合、複数の異なる発光色の副画素で構成された各画素において、各発光色の輝度バランスが崩れ、色目が変わる色ズレが生じ得る。
本発明は、上記の点に鑑み、自発光素子によりなる画素を備える表示パネルにおいて、累積発光時間が所定以上となった画素における補正のズレに起因する焼きつきおよび色ズレを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の表示制御装置は、自発光素子によりなる複数の画素を備える表示パネル(2)の表示制御を実行する表示制御装置であって、画素ごとの累積発光時間を記憶する記憶部(31)と、複数の画素のうち最も累積発光時間が多い画素を高頻度画素とし、複数の画素のうち高頻度画素とは異なる画素からなる群を低頻度画素群として、低頻度画素群の発光頻度を高める映像信号を生成する発光調整部(35)と、発光調整部が生成した映像信号を表示パネルに出力する信号出力部(36)と、を有してなる表示制御部(3)を備え、複数の画素のうち点灯している画素を点灯画素とし、複数の画素に対する点灯画素の割合を点灯率として、表示制御部は、点灯率が所定の閾値を超える場合には点灯画素の輝度を下げ、点灯率が閾値以下の場合には点灯画素のうち相対的に輝度が高い画素の輝度をそのまま維持し、かつ点灯画素のうち相対的に輝度が低い画素の輝度を上げる制御を実行する
これによれば、自発光素子によりなる複数の画素を備える表示パネルの表示制御を行う表示制御装置であって、複数の画素のうち最も累積発光時間が多い高頻度画素を除く、低頻度画素群の発光頻度を高める映像信号を生成する発光調整部を有する構成となる。発光調整部により低頻度画素群の発光頻度が高められると、低頻度画素群と高頻度画素との劣化量の差が小さくなる。そのため、累積発光時間が所定以上となった高頻度画素が生じても、低頻度画素群と高頻度画素との間において劣化量の差に起因する補正量のズレが低減されることとなり、表示パネルにおける焼きつきおよび色ズレを抑制することが可能となる。
また、請求項に記載の表示装置は、自発光素子によりなる複数の画素を備える表示パネル(2)と、画素ごとの累積発光時間を記憶する記憶部(31)と、複数の画素のうち最も累積発光時間が多い画素を高頻度画素とし、複数の画素のうち高頻度画素とは異なる画素からなる群を低頻度画素群として、低頻度画素群の発光頻度を高める映像信号を生成する発光調整部(35)と、発光調整部が生成した映像信号を表示パネルに出力する信号出力部(36)と、を有してなる表示制御部(3)と、を備え、複数の画素のうち点灯している画素を点灯画素とし、複数の画素に対する点灯画素の割合を点灯率として、表示制御部は、点灯率が所定の閾値を超える場合には点灯画素の輝度を下げ、点灯率が閾値以下の場合には点灯画素のうち相対的に輝度が高い画素の輝度をそのまま維持し、かつ点灯画素のうち相対的に輝度が低い画素の輝度を上げる制御を実行する
これにより、請求項1に記載の表示制御装置と自発光素子によりなる画素群を備えた表示パネルとを備える表示装置となり、累積発光時間が所定以上となった画素に起因する補正のズレが低減され、焼きつきおよび色ズレが抑制された表示装置となる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態の表示装置の構成例を示すブロック図である。 自発光素子における相対輝度と累積発光時間との関係例を示す図である。 表示パネルを構成する画素群のうち高頻度画素および低頻度画素それぞれでなされる輝度補正を説明するための図である。 図3に示す輝度補正において高頻度画素および低頻度画素それぞれで補正量のズレが生じた場合を示す図である。 表示制御部での発光調整による高頻度画素と低頻度画素との補正量のズレの低減を説明するための図である。 発光調整部による補正映像フレームの挿入の一例を示す図である。 第1実施形態の表示装置における発光調整の処理動作例を示すフローチャートである。 第1実施形態の表示装置における映像信号の補正の処理動作例を示すフローチャートである。 第2実施形態の表示装置の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態の表示装置における発光調整の処理動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る表示装置1について、図1~図6を参照して説明する。
〔構成〕
本実施形態の表示装置1は、例えば図1に示すように、各種映像を表示する表示パネル2と、表示パネル2の表示制御を実行する表示制御部3とを備える。
表示パネル2は、例えば図1に示すように、表示制御部3を介して入力される映像信号に基づいて各種映像を表示する。表示パネル2は、各種映像を表示する映像表示領域を備え、映像表示領域を構成する複数の画素(以下「構成画素群」という)が自発光素子によりなる。表示パネル2は、例えば有機発光ダイオード(OLED)パネルとされるが、構成画素群が自発光素子により構成されていればよく、マイクロLEDや無機EL(エレクトロルミネッセンス)などの他の任意の自発光素子で構成されたものであってもよい。
なお、OLEDパネルは、例えば、可撓性基板上に、複数の薄膜トランジスタ(TFT)を有してなるTFT層と複数のOLED素子によりなる画素を有してなるOLED層とがこの順に積層されてなる。可撓性基板は、例えば、ポリイミド等の樹脂材料によりなるフィルムやフレキシブルガラス等の可撓性を有する任意の材料により構成される。TFT層は、ゲート電極、ゲート絶縁層、半導体層、ソース電極およびドレイン電極を備え、ゲート電極の電圧調整により電流のオンオフを制御可能な素子であるTFTが複数形成されている。複数のTFTは、OLED層中の複数のOLED素子を構成する一対の電極の一方にそれぞれ接続され、個々のOLED素子の駆動制御に用いられる。OLED層は、例えば、一対の電極間に、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層などが順次積層されてなり、電圧を印加することで発光する構成とされた複数のOLED素子を備える。OLEDパネルは、OLED素子で構成された、例えば赤色、緑色および青色の発光色の異なる3つのサブピクセルを有してなるメインピクセルが、平面視にてある一方向および当該一方向に直交する直交方向に沿って繰り返し配列されてなる。なお、表示パネル2の説明における「画素」とは、複数のサブピクセルによりなる上記のメインピクセルを指す。以下の説明において、単に「画素」と称する場合、上記のメインピクセルを指す。
また、OLEDやTFT並びにOLEDパネルの構成やこれらの材料などについては、公知であるため、本明細書ではそれらの詳細の説明を省略する。TFTやOLEDの構成については、上記の例に限られず、任意の構成が採用され得る。
表示制御部3は、例えば、図示しない回路基板上にCPUやROM、RAM等が搭載されてなる電子制御ユニットであり、ECU(Electronic Control Unitの略)とされる。表示制御部3は、表示パネル2のほか、図示しない他の電子機器に接続されており、外部から映像信号が入力されると共に、表示パネル2に映像信号を出力する構成となっている。表示制御部3は、表示パネル2の構成画素群における劣化量のバラツキを低減し、画素間における補正量のズレに起因する焼きつきや色ズレを抑制する表示制御装置としての役割を果たす。この詳細については、後述する。
表示制御部3は、本実施形態では、例えば図1に示すように、記憶部31と、劣化量算出部32と、補正量算出部33と、補正部34と、発光調整部35と、信号出力部36とを備える。
記憶部31は、例えば、ROMなどの不揮発性メモリやRAMなどの揮発性メモリなどによりなる記憶媒体であり、表示制御部3で実行する各種プログラムや各種プログラムに用いられる各種データなどを記憶する。各種プログラムとしては、例えば、劣化量算出部32における構成画素群の劣化量算出、補正量算出部33における構成画素群の駆動条件の補正量算出、発光調整部35における構成画素群の発光調整などの各種プログラムなどが挙げられる。各種データとしては、例えば、表示パネル2の構成画素ごとの累積駆動時間、構成画素と同じ構成とされた自発光素子の発光色ごとの発光特性データなどが挙げられる。
なお、構成画素ごとの累積駆動時間は、例えば、表示制御部3に外部から入力される映像信号の履歴に基づいて算出される。
劣化量算出部32は、表示パネル2の構成画素それぞれについて、例えば、自発光素子の発光特性に基づく劣化基準カーブと当該構成画素ごとの累積発光時間とにより、劣化量を算出する。例えば、自発光素子がOLEDの場合には、構成画素と同じ構成のOLED素子を作製し、定電流駆動および輝度測定を行うなどの任意の方法により図2に示すように累積発光時間に対する相対輝度の変化のデータ(以下「基準カーブ」という)を予め取得する。そして、この基準カーブを記憶部31に格納しておき、累積発光時間を当該基準カーブに当てはめることで構成画素ごとに劣化量を算出できる。劣化量算出部32は、例えば上記の方法により、構成画素ごとの劣化量を算出するが、この方法に限定されず、他の公知の方法により劣化量を算出する構成とされてもよい。
なお、ここでいう「相対輝度」とは、例えば、初期状態(例えば製造直後など)において所定の電流値で発光させた際の輝度、すなわち初期輝度を1として、任意の累積発光時間において当該所定の電流値で発光させた際の輝度の初期輝度に対する割合を意味する。
補正量算出部33は、例えば、劣化量算出部32が算出した劣化量に基づいて、劣化により輝度の低下分を補い、所定の輝度を維持する電流値(階調値)とするために要する補正量を構成画素ごとに算出する。なお、補正量の算出については、例えば、算出された劣化量から構成画素の発光効率を逆算し、当該発光効率から目標の輝度とするために必要な電流量に対して不足分の電流量を算出するなどの任意の方法によりなされる。
補正部34は、例えば、補正量算出部33が算出した補正量に基づいて、外部から入力される映像信号の補正、すなわち構成画素の駆動条件の補正を実行する。補正部34が補正した映像信号は、例えば、信号出力部36に入力される。
発光調整部35は、構成画素群における累積発光時間および補正量のバラツキに起因する焼きつきおよび色ズレを抑制するため、構成画素群のうち累積発光時間が相対的に少ない画素群を発光させ、累積発光時間のバラツキを低減させる役割を果たす。言い換えると、発光調整部35は、低頻度画素群の発光頻度を選択的に高めることで、低頻度画素群と高頻度画素との累積発光時間の差を小さくする機能を有する。
ここで、構成画素群における累積発光時間のバラツキに起因する焼きつきおよび色ズレ並びにその抑制について、図3~図6を参照して説明する。
図3~図5では、基準カーブを二点鎖線で示すと共に、低頻度画素および高頻度画素それぞれにおける相対輝度の調整を矢印で示している。図5では、後述する発光調整を行わない場合における低頻度画素の相対輝度の変化曲線を破線で示し、発光調整による相対輝度の変化曲線の変化を白抜き矢印で示している。図6では、各フレームの映像における明るさ(輝度)の違いを分かり易くするため、消灯状態(黒表示)を黒塗りで示し、点灯状態において明るい領域を白抜きで示し、暗い領域にハッチングを施している。また、図6では、時間の流れを矢印で示している。
表示パネル2には様々な映像が表示されるため、構成画素ごとに輝度や駆動時間の履歴が異なる状態となり、構成画素群に累積発光時間のバラツキが生じる。このとき、構成画素群のうち累積発光時間が最も高い画素を「高頻度画素」とし、他の画素を「低頻度画素」として、高頻度画素と低頻度画素のうちの1つの画素との劣化状態を比較すると、例えば図3に示す状態となる。
具体的には、例えば、ある時間tにおいては、高頻度画素が劣化の基準カーブよりも相対輝度が低い状態となるのに対し、低頻度画素は、劣化の基準カーブよりも相対輝度が高い状態となる。このままの状態でそれぞれの画素を発光させると、劣化が進行した高頻度画素が低頻度画素よりも輝度が低下した状態となり、焼きつきとしてユーザに知覚されてしまう。また、焼きつきが生じた場合、高頻度画素は、これを構成する発光色の異なる複数の副画素の発光バランスが崩れ、意図した色とは異なる色になってしまい、色ズレが生じた状態になり得る。
そこで、このような焼きつきや色ズレを抑制するため、例えば図3に矢印で示すように、高頻度画素および低頻度画素のそれぞれの相対輝度を所定の値に揃える制御を行う。これにより、高頻度画素および低頻度画素のいずれも同程度の相対輝度となることで、相対的に劣化が進行した高頻度画素の輝度低下がユーザに視認されにくくなり、焼きつきが知覚されることを抑制できる。
しかしながら、累積発光時間が所定以上になる、すなわち劣化量が所定以上になると、補正量もその分多くなり、補正量のズレが生じた場合の輝度や色度のズレの影響が大きくなってしまう。具体的には、構成画素の劣化量の算出は、例えば、構成画素と同じ構成とされた自発光素子の輝度特性を基準としてなされる。ただ、構成画素は、製造工程における公差などの影響により画素間での膜厚分布が生じ、劣化の進行度合いが基準カーブとは異なる状態となるものも生じ得る。この場合、算出した劣化量と実際の劣化量との間に差が生じ、構成画素群の一部は、算出した劣化量に基づく補正量で補正したとしても、実際の輝度および色度が意図したものと乖離するおそれがある。つまり、算出した劣化量と実際の劣化量に差が生じると、算出した補正量と実際に必要な補正量との間にズレ(以下、単に「補正量のズレ」という)が生じてしまう。この補正量のズレは、例えば図4に示すように、低頻度画素および高頻度画素の双方に生じ得る上、累積発光時間が多くなるほど、すなわち算出した補正量が多くなるほど大きくなりやすい。この場合、低頻度画素および高頻度画素それぞれにおいて、意図する補正後の輝度と実際の輝度とのズレが生じ、これが低頻度画素と高頻度画素との輝度差として表れてしまう。
本実施形態の表示装置1では、累積発光時間のバラツキおよび補正量のズレに起因する低頻度画素と高頻度画素との間における輝度差や色度ズレを抑制するため、敢えて低頻度画素における劣化の進行度合いを高頻度画素に近づける制御を実行する。具体的には、発光調整部35は、例えば図5に示すように、低頻度画素のみを敢えて劣化を促進させ、高頻度画素と低頻度画素との間における劣化量の差を小さくする制御を実行する。その結果、構成画素間の劣化量の差が少なくなり、補正量のズレが生じた場合であっても、低頻度画素を敢えて劣化させないときに比べて、低頻度画素と高頻度画素との輝度差を小さくすることができる。
上記したように、発光調整部35は、低頻度画素のみを発光させ、低頻度画素と高頻度画素との劣化量の差を小さくする制御を実行するが、この制御に伴う低頻度画素の発光がユーザに知覚されてしまうと映像の視認性が低下してしまう。そこで、後述する信号出力部36は、ユーザに知覚させないように、発光調整部35が生成した映像信号に基づいて、表示パネル2の低頻度画素群のみを発光させる制御を実行する。
以下、説明の便宜上、低頻度画素群と高頻度画素との累積発光時間のバラツキ、ひいてはこれらの劣化量のバラツキを低減するために行う、低頻度画素群のみを発光させる制御を単に「発光調整」と称することがある。
例えば図6に示すように、表示パネル2に連続する第1映像フレームと第2映像フレームによりなる映像が表示される場合を例に説明する。以下、各フレームの映像のうち高頻度画素により表示される領域を「高頻度領域」と称する。
この場合、信号出力部36は、図6に示すように、連続する第1映像フレームと第2映像フレームとの間に、高頻度画素を消灯させ、かつ低頻度画素群を所定の輝度で点灯させる補正映像フレームを挿入する処理を実行する。言い換えると、信号出力部36は、高頻度領域を黒表示させ、他の領域をグレー表示させた補正映像によりなるフレームを生成し、生成した補正映像を元の映像のフレーム間に挿入することで、低頻度画素群の発光調整を行う。発光調整部35は、例えば、構成画素群における低頻度画素群と高頻度画素の設定および補正映像フレームに対応する映像信号の生成を実行する。これにより、外部からの映像信号に基づく所定の映像を表示しつつ、ユーザに知覚されない間隔で補正映像を表示することとなり、映像表示と低頻度画素群の劣化促進とを同時に実行できる。
発光調整部35は、例えば、記憶部31に記憶された構成画素ごとの累積発光時間が最も高い画素を検索し、該当する画素を高頻度画素として設定し、構成画素群のうち設定した高頻度画素とは異なる画素群を低頻度画素群として設定する。そして、発光調整部35は、設定した高頻度画素の階調値をゼロ(黒表示)とし、低頻度画素群の階調値を所定の値とする補正映像フレームに対応する映像信号を生成し、生成した映像信号を信号出力部36に出力する。
信号出力部36は、例えば、補正部34による補正後の映像信号および発光調整部35からの映像信号に基づいて、図6に示すように、ユーザに提示する映像におけるフレーム間に補正映像フレームが挿入された映像信号を生成し、これを表示パネル2に出力する。
なお、補正映像フレームを挿入する間隔および低頻度画素群の輝度については、ユーザに知覚されない限度において、適宜変更されてもよい。また、表示制御部3による発光調整においては、当該発光による低頻度画素群の累積発光時間の加算を行い、高頻度画素と同じ累積発光時間に達した低頻度画素が生じた場合には、当該低頻度画素を黒表示に変更する制御を実行してもよい。これにより、低頻度画素群と高頻度画素との劣化量の差を小さくしつつ、低頻度画素を過度に劣化させることが防止できるため、寿命特性の観点から好ましい。
以上が、本実施形態の表示装置1の基本的な構成である。つまり、表示装置1は、表示パネル2の構成画素ごとの累積発光時間に基づいて低頻度画素群と高頻度画素の設定を行い、低頻度画素群のみをユーザに知覚させない間隔で発光させ、累積発光時間のバラツキを低減する構成となっている。
〔処理動作例〕
次に、表示装置1で実行される発光調整および構成画素の駆動条件の補正における処理動作例について、図7、図8を参照して説明する。
まず、表示制御部3による発光調整における処理動作例について説明する。表示制御部3は、例えば、表示パネル2の電源がオン状態になったとき、例えば図7に示す制御フローを実行する。
ステップS101では、例えば外部の電子機器から表示制御部3に映像信号が入力される。
続くステップS102では、表示制御部3は、ステップS101で入力された映像信号に基づいて、表示パネル2の構成画素ごとの累積発光時間を算出する。算出された累積発光時間に関するデータは、例えば記憶部31に記憶され、次のステップS103の処理に用いられる。
次いでステップS103では、発光調整部35は、例えば記憶部31に記憶された累積発光時間のデータに基づいて、構成画素群のうち最も累積発光時間が多い画素を高頻度画素と設定し、残る画素群を低頻度画素群として設定する。高頻度画素を設定したら、表示制御部3は、処理をステップS104に進める。
ステップS104では、発光調整部35は、高頻度画素を消灯(黒表示)させつつ、低頻度画素群を所定の輝度で点灯させるための補正映像フレームに相当する映像信号を生成する。そして、信号出力部36は、例えば、外部からの映像信号と発光調整部35が生成した補正映像フレームに相当する映像信号とに基づき、発光調整がなされた後の映像信号を表示パネル2に出力する。表示制御部3は、例えば、ステップS104の終了後、図7の制御フローを繰り返す。
例えば上記の制御フローにより、表示パネル2では、映像表示の合間に低頻度画素群のみを発光させ、低頻度画素群と高頻度画素との累積発光時間および劣化量のバラツキが低減され、補正量のズレが生じたとしても、輝度および色度のズレが低減される。この発光調整は、次に説明する構成画素の駆動条件の補正と共に実行される。
続いて、表示制御部3による構成画素の駆動条件の補正における処理動作例について説明する。
ステップS110では、上記の発光調整におけるステップS101と同様に、例えば外部の電子機器から表示制御部3に映像信号が入力される。
続くステップS111では、劣化量算出部32は、例えば、記憶部31に記憶された構成画素ごとの累積発光時間および劣化量算出プログラムに基づいて、構成画素ごとの劣化量を算出する。算出した劣化量は、例えば、記憶部31に一時的に記憶され、次のステップS112で用いられる。
ステップS112では、補正量算出部33は、ステップS111で算出された劣化量および補正量算出プログラムに基づいて、構成画素ごとの補正量を算出する。
ステップS113では、補正部34は、例えば、ステップS112で算出した補正量に基づいて映像信号の補正を行う。補正された映像信号は、例えば、信号出力部36に入力される。表示制御部3は、例えば、ステップS113の終了後、図8の制御フローを繰り返す。
例えば上記の制御フローにより、表示パネル2では、構成画素ごとにその劣化量に応じた電流量の補正がなされ、劣化に伴う輝度低下が抑制されることとなる。
本実施形態によれば、低頻度画素群と高頻度画素との累積発光時間の差が小さくなり、構成画素間の劣化量の差が低減されるため、補正量のズレが生じた場合であっても、低頻度画素群と高頻度画素との輝度差および色ズレが抑制された表示装置1となる。
また、表示制御部3は、構成画素群のうち点灯している画素を「点灯画素」とし、構成画素群に対する点灯画素の割合を「点灯率」として、表示パネル2での映像表示時における点灯率に応じた点灯画素の輝度制御を実行してもよい。
具体的には、例えば、点灯率が高い場合(限定するものではないが30%以上)には、表示制御部3は、点灯画素の階調値(輝度)を下げる制御を実行してもよい。これにより、低頻度画素群および高頻度画素の映像表示における劣化進行を抑制しつつ、発光調整による低頻度画素群の劣化促進を相対的に早めることとなり、低頻度画素群と高頻度画素との劣化量の差を低減する精度が向上することが期待される。
一方、点灯率が低い場合(限定するものではないが30%未満)には、表示制御部3は、点灯画素のうち相対的に階調値が高い画素の階調値をそのままに保ち、点灯画素のうち相対的に階調値が低い画素の階調値を上げる制御を実行してもよい。この場合、映像表示における低い階調値の画素の劣化を促進させ、点灯画素間における劣化進行の差が低減されることで、発光調整による低頻度画素群の劣化促進を相対的に早めることとなり、上記の場合と同様の効果が期待される。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る表示装置1について、図9、図10を参照して説明する。
本実施形態の表示装置1は、例えば図9に示すように、表示パネル2の近傍に配置された照度センサ4と、照度センサ4からの出力信号に基づいて表示パネル2の周囲環境の照度情報を取得する照度情報取得部37とを備える点で上記第1実施形態と相違する。本実施形態では、この相違点について主に説明する。
照度センサ4は、表示パネル2またはその近傍に配置され、表示パネル2の周囲環境の明るさに応じた信号を出力するデバイスである。照度センサ4は、例えば、入射光強度に応じた電気信号を出力するフォトトランジスタなどの任意のセンサとされる。照度センサ4は、図示しない配線により表示制御部3に接続されており、表示パネル2の周囲環境の照度(以下「周囲照度」という)に応じた信号を表示制御部3に出力する。なお、照度センサ4の配置や数については、任意である。
表示制御部3は、本実施形態では、照度情報取得部37をさらに備え、照度センサ4からの出力信号に基づいて表示パネル2の周囲環境の照度についての情報を取得し、当該照度に基づいた発光調整を行う構成とされている。
照度情報取得部37は、照度センサ4からの出力信号に基づいて、表示パネル2の周囲照度の情報を取得する。照度情報取得部37が取得した周囲照度の情報は、発光調整部35における発光調整のオン/オフの切り替えに利用される。
表示制御部3は、本実施形態では、例えば、周囲照度が所定の値以上である場合、すなわち発光調整による低頻度画素群の輝度上昇がユーザに知覚されにくい状況である場合には、発光調整部35による発光調整を実行する。一方、周囲照度が所定の値未満の場合、すなわち発光調整による低頻度画素群の輝度上昇がユーザに知覚されやすい状況である場合には、表示制御部3は、発光調整部35による発光調整を実行しない。
例えば、表示制御部3の記憶部31には、本実施形態では、補正部34による補正のみを実行するための第1のデータテーブルと、補正部34による補正および発光調整部35による発光調整の双方を実行するための第2のデータテーブルとが格納されている。そして、表示制御部3は、周囲照度に応じて、第1のデータテーブルまたは第2のデータテーブルの一方を選択し、補正部34による補正のみ、または当該補正および発光調整部35による発光調整を実行する。なお、周囲照度の閾値については、例えば、1000ルクスとされうるが、これに限定されるものではなく、適宜変更されてもよい。
次に、本実施形態の表示装置1での発光調整における処理動作例について、図10を参照して説明するが、ここでは、上記第1実施形態との相違点について主に説明する。
本実施形態では、表示制御部3は、例えば図10に示すように、ステップS101で映像信号が外部から入力されると、ステップS102で構成画素ごとの累積発光時間を算出し、記憶部31に記憶する。そして、ステップS103では、発光調整部35は、記憶部31に記憶された累積発光時間のデータを参照し、最も累積発光時間が多い画素を高頻度画素として設定する。
続くステップS201では、表示制御部3は、照度センサ4からの出力信号に基づいて表示パネル2の周囲照度の情報を取得する。
ステップS202では、表示制御部3は、ステップS201で取得した周囲照度が所定の値以上であるか否かの判定を行い、肯定判定である場合には処理をステップS104に進める。一方、ステップS202にて否定判定である場合には、表示制御部3は、ステップS104の工程をスキップし、処理を一旦終了させる。
ステップS104では、表示制御部3は、上記第1実施形態と同様に、表示パネル2の構成画素群のうち低頻度画素群のみを発光させる発光調整を実施する。
例えば上記の制御フローにより、表示パネル2では、通常の映像表示の合間において、発光調整による低頻度画素群の輝度変化がユーザに知覚されにくい状況である場合に限って、発光調整が行われることとなる。なお、上記の制御フローは、あくまで一例であり、可能な範囲内において処理工程の順番が変更されてもよい。例えば、ステップS201の照度情報取得については、ステップS103の後に限られず、ステップS103よりも前に実行されてもよい。
本実施形態によれば、上記第1実施形態の効果に加えて、表示パネル2の周囲環境の照度に基づき、発光調整による低頻度画素群の輝度変化が目立ちにくい状況に限って発光調整を実施し、よりユーザに違和感を覚えさせないという効果を有する表示装置1となる。
(他の実施形態)
本発明は、実施例に準拠して記述されたが、本発明は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本発明は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらの一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本発明の範疇や思想範囲に入るものである。
2 表示パネル
3 表示制御部
31 記憶部
34 発光調整部
36 信号出力部
37 照度情報取得部
4 照度センサ

Claims (6)

  1. 自発光素子によりなる複数の画素を備える表示パネル(2)の表示制御を実行する表示制御装置であって、
    前記画素ごとの累積発光時間を記憶する記憶部(31)と、
    複数の前記画素のうち最も累積発光時間が多い前記画素を高頻度画素とし、複数の前記画素のうち前記高頻度画素とは異なる前記画素からなる群を低頻度画素群として、前記低頻度画素群の発光頻度を高める映像信号を生成する発光調整部(35)と、
    前記発光調整部が生成した映像信号を前記表示パネルに出力する信号出力部(36)と、を有してなる表示制御部(3)を備え
    複数の前記画素のうち点灯している前記画素を点灯画素とし、複数の前記画素に対する前記点灯画素の割合を点灯率として、
    前記表示制御部は、前記点灯率が所定の閾値を超える場合には前記点灯画素の輝度を下げ、前記点灯率が前記閾値以下の場合には前記点灯画素のうち相対的に輝度が高い前記画素の輝度をそのまま維持し、かつ前記点灯画素のうち相対的に輝度が低い前記画素の輝度を上げる制御を実行する、表示制御装置。
  2. 前記発光調整部は、連続する第1映像フレームと第2映像フレームとの間に、前記高頻度画素を消灯させ、かつ前記低頻度画素群を点灯させる補正映像フレームを挿入するための前記映像信号を生成する、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御部は、前記表示パネルまたは前記表示パネルの近傍に配置され、前記表示パネルの周囲環境における照度に応じた信号を出力する照度センサから前記照度の情報を取得する照度情報取得部(37)をさらに備え、
    前記発光調整部は、前記照度が所定以上の値の場合にのみ前記映像信号を生成する、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 自発光素子によりなる複数の画素を備える表示パネル(2)と、
    前記画素ごとの累積発光時間を記憶する記憶部(31)と、複数の前記画素のうち最も累積発光時間が多い前記画素を高頻度画素とし、複数の前記画素のうち前記高頻度画素とは異なる前記画素からなる群を低頻度画素群として、前記低頻度画素群の発光頻度を高める映像信号を生成する発光調整部(35)と、前記発光調整部が生成した映像信号を前記表示パネルに出力する信号出力部(36)と、を有してなる表示制御部(3)と、を備え
    複数の前記画素のうち点灯している前記画素を点灯画素とし、複数の前記画素に対する前記点灯画素の割合を点灯率として、
    前記表示制御部は、前記点灯率が所定の閾値を超える場合には前記点灯画素の輝度を下げ、前記点灯率が前記閾値以下の場合には前記点灯画素のうち相対的に輝度が高い前記画素の輝度をそのまま維持し、かつ前記点灯画素のうち相対的に輝度が低い前記画素の輝度を上げる制御を実行する、表示装置。
  5. 前記発光調整部は、連続する第1映像フレームと第2映像フレームとの間に、前記高頻度画素を消灯させ、かつ前記低頻度画素群を点灯させる補正映像フレームを挿入するための前記映像信号を生成する、請求項に記載の表示装置。
  6. 前記表示パネルまたは前記表示パネルの近傍に配置され、前記表示パネルの周囲環境の照度に応じた信号を出力する照度センサ(4)と、
    前記照度センサから前記照度の情報を取得する照度情報取得部(37)と、をさらに備え、
    前記発光調整部は、前記照度が所定以上の値の場合にのみ前記映像信号を生成する、請求項4または5に記載の表示装置。
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