JP7302288B2 - 花粉症対策システムおよび花粉症対策方法 - Google Patents

花粉症対策システムおよび花粉症対策方法 Download PDF

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Description

この発明は、花粉症を軽減するための花粉症対策システムおよび花粉症対策方法に関する。
いわゆる電力自由化が進む近年においては、各電力事業者は、電力料金の適正化(低料金化)をより図るとともに、サービスの向上や多様化などを図ることが期待されている。一方、各需要家は、自己の電力使用態様や各電力事業者から提供される料金メニュー、サービスなどに基づいて、自己に最適な電力事業者を選定するとともに、使用電力の適正化(省エネ・節電)を図ることが期待される。
このように、需要家がこれまで以上に電力使用や電力事業者に関心を持ち、電力需給に関わっていく(参加していく)ことが期待される。さらに、電力事業者にとっては、需要家により関心を寄せてもらい、永く安定した需給関係を築くことが望ましい。
このような背景の下、需要家に電力使用量への関心を促すために、定額電力料金で契約している需要家に対して、契約時に需要家から受け付けた電力使用予定量と実際の電力使用量とを比較し、実際の電力使用量が電力使用予定量よりも低かった場合に、需要家に対して様々な商品やサービスとの交換が可能なポイントを付与する、というシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003-153441号公報
しかしながら、例えば、特許文献1に記載のシステムでは、需要家がポイントを取得できる手段が省エネルギーしかなく、省エネルギーには需要家の我慢を伴う。また、電気機器の高性能化・省エネ化などが進んだ現代社会では、省エネルギーにも限界があるため、取得できるポイントが少なくなってしまう。このような理由から、特許文献1に記載のシステムでは、需要家が早期に関心を失ってしまうおそれがあり、需要家が電力事業者に関心を寄せて永く安定した需給関係を築く、ということが期待できない。
ところで、近年、花粉症に悩む人が増加しており、花粉症の患者数や症状の軽減を期待できる対策、サービスを電力事業者が提供できれば、花粉症の需要家が電力事業者に強い関心を寄せて永く安定した需給関係を築く、ということが期待できる。
そこでこの発明は、花粉症の患者数や症状の軽減を期待でき、かつ、電力事業者に対する需要家の関心を高めることが可能な、花粉症対策システムおよび花粉症対策方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、花粉症の原因となる樹木が生育する地域の自治体に電力の需要家から所定の寄付金が納付されると、前記寄付金の返礼品であって、伐採された前記樹木でバイオマス発電する電力事業者の電力料金の控除対象となる返礼電力量を、前記寄付金の金額に基づいて算出する返礼処理手段と、前記寄付金の所定期間における寄付数および合計寄付金額の少なくとも一方に基づいて、前記樹木の伐採量を増加させる伐採量設定手段と、を備えることを特徴とする花粉症対策システムである。
この発明によれば、電力の需要家から自治体に所定の寄付金が納付されると、返礼品である返礼電力量が算出されるとともに、花粉症の原因となる樹木の伐採量が増加される。
請求項2の発明は、請求項1に記載の花粉症対策システムにおいて、前記返礼電力量に応じた金額であって、前記寄付金が納付された自治体に前記電力事業者から請求すべき返礼請求額を算出する請求処理手段を備える、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の花粉症対策システムにおいて、前記需要家の使用電力量から前記返礼電力量を控除した電力量に基づいて、電力料金を算出する電力料金算出手段を備える、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3に記載の花粉症対策システムにおいて、前記返礼処理手段は、前記返礼電力量とともに前記需要家に返礼され、商品およびサービスの少なくとも一方と交換可能なポイントを、前記寄付金の金額に基づいて算出する、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4に記載の花粉症対策システムにおいて、前記樹木の伐採量を含む花粉対策情報を前記需要家に提供する情報提供手段を備える、ことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から5に記載の花粉症対策システムにおいて、前記寄付金を納付した需要家からの要望に基づいて、伐採エリアを選定する伐採選定手段を備える、ことを特徴とする。
請求項7の発明は、花粉症の原因となる樹木が生育する地域の自治体に電力の需要家から所定の寄付金が納付されると、前記寄付金の返礼品であって、伐採された前記樹木でバイオマス発電する電力事業者の電力料金の控除対象となる返礼電力量を、前記寄付金の金額に基づいて算出する返礼処理ステップと、前記寄付金の所定期間における寄付数および合計寄付金額の少なくとも一方に基づいて、前記樹木の伐採量を増加させる伐採量設定ステップと、を備えることを特徴とする、コンピュータによって実行される花粉症対策方法である。
請求項1および請求項7の発明によれば、電力の需要家が自治体に所定の寄付金(例えば、ふるさと納税制度による寄付金)を納付すると、この需要家に返礼電力量が返礼されるため、需要家は電力料金を削減することができる。また、花粉症の原因となる樹木の伐採が増えるため、花粉症の患者数や症状を軽減することが可能となる。そして、需要家は、寄付金を納付することで、花粉症の軽減に貢献することや、バイオマス発電量の増加によるCO削減に貢献することができる。このように、需要家に社会貢献に対する満足感などを与えることができるとともに、需要家が花粉症の場合にはその症状を軽減することが期待できるため、電力事業者に対する需要家の関心を高めることが可能となる。この結果、需要家と電力事業者との永く安定した需給関係を築くことが期待できる。
一方、自治体は、花粉症を軽減できるという魅力ある返礼サービスを提供することで、寄付金が増加するのを期待することができる。また、樹木の伐採が増えることで、荒廃する山林を整備することが可能となり、さらには、伐採に係る人員等を要するため、雇用を維持、確保して過疎化などを抑制することが可能となる。
請求項2の発明によれば、返礼電力量に応じた返礼請求額が算出されるため、この返礼請求額を電力事業者から自治体に請求することで、電力事業者は返礼電力量などに要する費用を補うことができ、本システムによるサービス(花粉症対策サービス)を円滑に運用することが可能となる。
請求項3の発明によれば、使用電力量から返礼電力量を控除、減算して電力料金が算出されるため、寄付金の金額に応じた適正な電力料金を需要家に請求することが可能となる。このように、寄付金を納付した需要家に適正に返礼することで、需要家の満足度を高め、花粉症対策サービスを適正に運用、維持することが可能となる。
請求項4の発明によれば、寄付金を納付した需要家にポイントが返礼されるため、返礼電力量のみならず、多様な商品やサービスを需要家に返礼することが可能となる。この結果、需要家の満足度をより高めることが可能となり、花粉症対策サービスを適正に運用、維持することが可能となる。
請求項5の発明によれば、樹木の伐採量を含む花粉対策情報が需要家に提供されるため、例えば、寄付金を納付した需要家は、寄付したことで花粉症の原因となる樹木の伐採量がどのくらい増えたのか、つまり、花粉症の軽減やCO削減にどのくらい貢献できたのかなどを知ることができる。この結果、需要家の満足度や寄付に対するモチベーションを高めることが可能となり、花粉症対策サービスを適正に運用、維持することが可能となる。
請求項6の発明によれば、寄付金を納付した需要家の要望に基づいて、伐採エリアが選定されるため、寄付金を納付した需要家が希望するエリアの樹木が優先的に伐採され得る。この結果、需要家の満足度をより高めることが可能となり、花粉症対策サービスを適正に運用、維持することが可能となる。
この発明の実施の形態に係る花粉症対策システムを示す概略構成図である。 図1の花粉症対策システムのデータベースサーバのデータ構成を示す図である。 図1の花粉症対策システムの花粉対策サーバを示す概略構成ブロック図である。 図1の花粉症対策システムのウエブサーバを示す概略構成ブロック図である。 図1の花粉症対策システムの作用、動作を示すタイミングチャートである。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る花粉症対策システム1を示す概略構成図である。この花粉症対策システム1は、花粉症の軽減に寄与するサービス(花粉症対策サービス)を提供するためのシステムであり、電力の各需要家Cが操作する通信端末2と、自治体101に設けられた自治体サーバ3と、伐採事業者102に設けられた伐採事業者サーバ4と、電力事業者103に設けられたデータベースサーバ5、花粉対策サーバ6、ウエブサーバ7を備える。
ここで、自治体101は、花粉症の原因となる樹木が生育する地域(市町村)の自治体であり、この実施の形態では、樹木が主にスギTの場合について説明する。伐採事業者102は、自治体101および電力事業者103と契約を結び、スギTの伐採、乾燥、チップ化、搬入などを行う企業であり、この実施の形態では、自治体101の地域に活動拠点を置く企業とする。電力事業者103は、伐採されたスギTのチップを石炭燃料で混焼してバイオマス発電する発電設備を有する電力事業者であり、この実施の形態では、需要家Cがこの電力事業者103から電力供給を受ける需要家である場合について説明する。なお、自治体101や伐採事業者102などを1つしか図示していないが、複数であってもよいことは勿論である。
通信端末2は、パーソナルコンピュータやスマートフォン(多機能携帯端末)などを含み、インターネットなどの通信網を介して自治体サーバ3およびウエブサーバ7などと通信可能で、各種情報を入力可能となっている。
自治体サーバ3は、自治体101で運用され、通信端末2および花粉対策サーバ6などと通信可能となっている。この自治体サーバ3は、ふるさと納税制度による寄付金(所定の寄付金)を需要家Cから受けるためのウエブサイトを提供するウエブサーバである。すなわち、需要家Cが通信端末2で自治体サーバ3にアクセスすると、この自治体101のふるさと納税に関するウエブページを表示する。このウエブページには、後述する返礼品を含むふるさと納税および花粉症対策サービスに関する情報や申し込み欄などを表示し、表示に従って通信端末2で需要家Cの氏名(識別情報)、住所、寄付金の金額、メールアドレスや電話番号などの連絡先情報、支払い方法などが入力されると、寄付金の納付処理を行う。
ここで、申し込み欄には、次のような付加情報を入力できるようになっている。第1に、後述する返礼品であるポイント・特典を伐採事業者102に寄付することを選択、入力でき、第2に、返礼品であるポイントを後述する協賛企業のポイントと交換することを選択、入力できる。さらに、自治体101の地域のなかからスギTを優先的に伐採してほしい地区・エリアを投票、入力できる。
このようにして、電力の需要家Cから自治体101に寄付金が納付されると、寄付情報を花粉対策サーバ6に送信する。この寄付情報には、寄付した日時、需要家Cの氏名、住所、寄付金の金額、連絡先情報および付加情報を含む。ここで、需要家Cの識別情報として、電力事業者103との契約番号を用いてもよく、これにより、より正確に需要家Cを識別することが可能となる。
伐採事業者サーバ4は、伐採事業者102で運用され、自治体サーバ3および花粉対策サーバ6などと通信可能となっている。ここで、自治体101および電力事業者103から伐採事業者102に、スギTの伐採、搬入などを発注、購入することができるが、この実施の形態では、電力事業者103から伐採事業者102に発注する場合について説明する。
すなわち、後述するようにして花粉対策サーバ6から伐採事業者サーバ4に伐採発注情報が送信されると、伐採事業者サーバ4は、伐採発注情報の伐採量、伐採エリア、納期に基づいて、伐採計画を策定する。この伐採計画には、伐採日程、伐採者名などを含み、この伐採計画に従って、伐採者WがスギTの伐採、チップ化、電力事業者103への納入などを実施する。そして、需要家Cが寄付金を納付することで、後述するように、花粉対策サーバ6で算出される計画伐採量が増え、この結果、伐採事業者102による伐採量が増加するものである。また、所定期間ごとに伐採等に要した費用が、伐採事業者102から電力事業者103に請求される。
データベースサーバ5、花粉対策サーバ6およびウエブサーバ7は、電力事業者103で運用され、相互に通信自在に接続されているとともに、通信端末2、自治体サーバ3および伐採事業者サーバ4などと通信可能となっている。ここで、3つのサーバ5~7を1つまたは2つのサーバに統合したり、サーバ5~7の一部を他のコンピュータやサーバで機能させたりしてもよい。
データベースサーバ5は、各需要家Cに関する情報を記憶するサーバであり、図2に示すように、契約番号51ごとに、需要家名52、連絡先53、契約住所54、契約種別55、使用量56、ポイント57、寄付58およびその他59が記憶されている。契約番号51には、電力事業者103との契約を識別する情報が記憶され、需要家名52には、需要家Cの識別情報つまり氏名が記憶されている。
連絡先53には、需要家Cのメールアドレスや電話番号などの連絡先情報が記憶され、契約住所54には、需要家Cが電力事業者103と契約している電力供給先の所在地が記憶されている。契約種別55には、需要家Cが電力事業者103と契約している電力料金メニューの契約内容の種別、例えば、「従量電灯A」、「低圧電力」、「ファミリータイムプラン1」などが記憶され、この情報(料金単価)によって電力料金を算出可能なものである。
使用量56には、需要家Cの使用電力量に関する情報が記憶される。具体的には、各月の使用電力量が記憶され、電力量計がアナログ式の場合には、各月の総使用電力量が記憶され、電力量計がスマートメータの場合には、各月の30分ごとの使用電力量が記憶される。このような使用電力量は、各需要家Cの電力量計の計量値を取得、管理する装置から受信して記憶される。
ポイント57には、電力事業者103が需要家Cに付与するポイントに関して、次のような情報が記憶される。
・電力事業者103が提供するポイントサービスの会員(Web会員)であるか否か、会員である場合のWeb会員IDとパスワード
・需要家Cに付与されたポイントの日時とポイント数
・需要家Cが使用したポイントの日時とポイント数と用途
・現在の残有効ポイント数
・その他、ポイントに関する履歴
このような情報は、ポイントを管理、運用する装置(後述するポイント管理タスク73を含む)から受信して記憶される。
寄付58には、需要家Cのふるさと納税に関する情報が記憶される。具体的には、自治体101に寄付金を納付した日時、寄付金の金額、返礼品としての返礼電力量およびポイントの値、自治体サーバ3から受信した寄付情報の付加情報が記憶される。
花粉対策サーバ6は、花粉症対策サービスを実施するためのサーバであり、図3に示すように、主として、返礼処理タスク(返礼処理手段)61と、請求処理タスク(請求処理手段)62と、料金算出タスク(電力料金算出手段)63と、伐採量タスク(伐採量設定手段)64と、伐採選定タスク(伐採選定手段)65と、発電量タスク(発電量設定手段)66と、これらを制御などする中央処理部67とを備える。
返礼処理タスク61は、自治体サーバ3から寄付情報を受信すると、寄付金の返礼品であって電力料金の控除対象となる返礼電力量を、寄付金の金額に基づいて算出するタスク・プログラムであり、寄付情報を受信するたびに起動される。すなわち、返礼電力量とは、ふるさと納税制度における返礼品であり、後述するように、使用電力量から控除、減算できて電力料金を軽減できる電力量であり、この返礼電力量を寄付金額に応じて算出する。基本的には、所定の算出式や算出テーブルに基づいて、寄付金額が増えれば返礼電力量が増えるように算出するが、返礼電力量には上限が設けられている。例えば、寄付金額が1万円の場合に返礼電力量を100kWhなどと算出する。
また、この実施の形態では、需要家CがWeb会員の場合には、返礼電力量のみならず、商品およびサービスと交換可能なポイントを付与し、このポイントを寄付金の金額に基づいて算出する。基本的には、所定の算出式や算出テーブルに基づいて、寄付金額が増えればポイントが増えるように算出する。
そして、このようにして算出した返礼電力量およびポイントを含む返礼通知を、寄付した需要家Cに行う。この際、需要家Cのメールアドレスに電子メールで通知したり、後述するウエブサーバ7のマイページで通知したりする。さらに、算出した返礼電力量およびポイントをデータベースサーバ5の寄付58に記憶する。
請求処理タスク62は、返礼電力量に応じた金額であって、寄付金が納付された自治体101に電力事業者103から請求すべき返礼請求額を算出するタスク・プログラムであり、この実施の形態では、返礼電力量が算出される度に起動される。すなわち、返礼請求額とは、自治体101に代って電力事業者103が需要家Cに返礼電力量を返礼することに対する代償として請求する額である。この返礼請求額は、返礼電力量に要する費用を補って花粉症対策サービスを運用できるように算出され、基本的には、所定の算出式や算出テーブルに基づいて、返礼電力量が増えれば返礼請求額が増えるように算出する。ここで、返礼電力量が算出される度に返礼請求額を算出しているが、所定期間ごとに定期的に請求処理タスク62を起動し、この期間内に発生した複数の返礼電力量に対して同時に算出してもよい。そして、算出した返礼請求額とその内訳を含む返礼請求を自治体サーバ3に送信する。
料金算出タスク(電力料金算出手段)63は、各需要家Cに対する電力料金を算出するタスク・プログラムであり、需要家Cが自治体101に寄付金を納付した場合には、使用電力量から返礼電力量を控除した電力量に基づいて、電力料金を算出する。すなわち、料金算出時に起動され、基本的には、データベースサーバ5の使用量56に記憶された使用電力量と、契約種別55に記憶された電力料金メニューの料金単価とに基づいて電力料金を算出する。この際、寄付58に返礼電力量が記憶されている場合には、使用量56の使用電力量から返礼電力量を減算した電力量に基づいて電力料金を算出する。ここで、返礼電力量の減算は、分割して減算してもよいし一括で減算してもよく、また、返礼電力量を一度減算すれば、同じ寄付金に対しては次回の算出時に減算しない。
伐採量タスク64は、寄付金の寄付数(寄付金が納付された回数)および金額の少なくとも一方に基づいて、スギTの伐採量(伐採本数、伐採重量)を増加させるタスク・プログラムである。すなわち、この実施の形態では、所定期間ごとに起動され、寄付数または寄付金額が増えるに従って伐採量が増えるように、伐採量を設定する。具体的には、過去の所定期間(例えば、過去1年)における寄付数および合計寄付金額に基づいて、所定の算出式や算出テーブルに従って今後の(例えば、次の1年の)計画伐採量を算出する。
この際、国や都道府県からの助成金等と寄付金額を原資として伐採可能な伐採量を算出してもよい。さらに、最低限伐採する基本伐採量を設定し、寄付数および寄付金額に基づく加算伐採量を基本伐採量に加算して算出してもよい。このように、寄付数または寄付金額に伴ってスギTの伐採量が増加する。なお、寄付金額のすべてをスギTの伐採のために使用しなくてもよく、例えば、花粉症の原因にならない樹木をスギTに代って植林するための費用にしてもよい。
伐採選定タスク65は、寄付金を納付した需要家Cからの要望に基づいて、伐採エリアを選定するタスク・プログラムである。すなわち、この実施の形態では、所定期間(例えば、1年)ごとに起動され、過去の所定期間(例えば、過去1年)においてデータベースサーバ5の寄付58に記憶された優先的に伐採してほしい地区を集計し、その集計結果から伐採エリアを選定する。この際、要望、投票が多い地区をできるだけ優先的に選択するとともに、花粉症対策効果が高い地区を優先的に選択するようなアルゴリズムに従って、伐採エリアを選定する。
そして、伐採量タスク64で算出した伐採量と、伐採選定タスク65で選定した伐採エリアと、納期などを含む伐採発注情報を伐採事業者サーバ4に送信する。ここで、この実施の形態では、自治体101に寄付金を納付する際に、優先的に伐採してほしい地区を投票、入力できるようになっているが、後述するウエブサーバ7にアクセスすることで、投票、入力できるようにしてもよい。
発電量タスク66は、伐採量タスク64で算出されたスギTの伐採量に基づいて、バイオマス発電量を算出するタスク・プログラムである。すなわち、この実施の形態では、伐採量タスク64で算出された伐採量のスギチップを使用して発電可能な、今後の(例えば、次の1年の)バイオマス発電量を算出する。この際、所定の算出式や算出テーブルに基づいて、伐採量が増えるに従ってバイオマス発電量が増えるように算出するが、バイオマス発電量に上限がある場合には、その上限を最大発電量とする。なお、最大発電量に要する樹木量を超えるスギTは、他の用途に使用される。
ウエブサーバ7は、電力事業者103のウエブサイトを提供するサーバであり、ここでは、花粉症対策サービスに関する機能部について、主として説明する。このウエブサーバ7は、図4に示すように、メインタスク71と、加入タスク72と、ポイント管理タスク73と、花粉情報タスク(情報提供手段)74と、これらを制御などする中央処理部75と、を備える。
メインタスク71は、需要家Cが通信端末2でウエブサーバ7にアクセスすると、まず、ログイン画面・ページを通信端末2に表示させ、Web会員のIDとパスワードが入力されると、この需要家Cのマイページを通信端末2に表示させる。このマイページには、この需要家Cの氏名や契約住所、電力事業者103と契約している契約種別、各月の使用電力量、請求金額などとともに、ふるさと納税に関する情報などが表示される。
加入タスク72は、Web会員への加入処理を行うタスク・プログラムであり、ログイン画面において加入ボタンが選択されると起動され、需要家Cの氏名、契約番号などの所定事項が入力されると、加入処理を行う。
ポイント管理タスク73は、ポイントを使用したり寄付したりするためのタスク・プログラムであり、マイページにおいて所定のボタンが選択されると起動される。そして、このポイント管理ページで所定の入力(交換操作)が行われると、保有するポイントを商品やサービスと交換できるようになっている。ここで、電力事業者103が提供する商品やサービスのみならず、提携する企業が提供する商品やサービス、ポイントなどとも交換できるようになっている。
また、返礼品として付与されたポイントを伐採事業者102に寄付できるようになっている。すなわち、データベースサーバ5の寄付58にポイントを伐採事業者102に寄付することが記憶されており、所定の入力(確認操作)が行われると、返礼品として付与されたポイントが伐採事業者102のポイントに付与、加算される。ここで、返礼品として付与されたポイントの一部のみを伐採事業者102に寄付したり、返礼品以外のポイントを伐採事業者102に寄付したりできるようにしてもよい。また、自治体101に寄付金を納付した時点では、寄付することを入力していなくても、このポイント管理ページにおいて所定の入力を行うことで寄付できるようにしてもよい。なお、伐採事業者102に寄付されたポイントは、伐採事業者102が商品やサービスなどと交換でき、これにより、需要家Cが伐採事業者102を応援して、花粉症対策により貢献できるものである。
ここで、この実施の形態では、ポイントのみを伐採事業者102に寄付できるようにしているが、電力事業者103から需要家Cに付与されるすべてのもののなかから、その全部または一部を需要家Cの選択により伐採事業者102に寄付できるようにしてもよい。例えば、返礼品である返礼電力量を寄付したり、返礼電力量の電力料金に相当する金額の金銭や資機材などを寄付したりできるようにしてもよい。
さらに、返礼品であるポイントを協賛企業のポイントと交換できるようになっている。すなわち、協賛企業とは、花粉症に悩み花粉症対策サービスに共感する企業であり、例えば、ゴルフ場運営企業、野球場運営企業、遊園地運営企業、釣り堀運営企業など、屋外で事業を展開する企業であり、独自のポイント制度を有する企業である。そして、データベースサーバ5の寄付58にポイントを協賛企業のポイントと交換することが記憶されており、所定の入力(確認操作)が行われると、返礼品として付与されたポイントが協賛企業のポイントに切り替えられる。また、自治体101に寄付金を納付した時点では、交換することを入力していなくても、このポイント管理ページにおいて所定の入力を行うことで交換できるようにしてもよい。
花粉情報タスク74は、スギTの伐採量を含む花粉対策情報を需要家Cに提供するタスク・プログラムであり、マイページなどにおいて所定のボタンが選択されると起動され、花粉情報提供ページを表示する。この花粉情報提供ページには、花粉症対策サービスの対象となる全自治体101の花粉対策情報と、指定された自治体101の花粉対策情報を表示する。花粉対策情報には、次のような情報が含まれる。
・所定期間ごとの寄付数および合計寄付金額
・所定期間ごとの伐採されたスギTの本数、重量とエリア
・所定期間ごとのバイオマス発電量
・所定期間ごとの花粉症の原因にならない樹木への植え替え量
・その他、花粉症対策サービスに関する情報
これらの情報は、これらの情報を取得、収集する装置から受信したり、外部から入力されたりして、表示可能となっている。また、この花粉情報タスク74は、自治体101に寄付金を納付したか否かに関わらず、いずれの需要家Cも起動、閲覧できるようになっており、これにより、寄付してみようというモチベーションを高めることが可能となる。また、花粉情報提供ページにおいて需要家Cは、ふるさと納税制度などに関して自治体101に対する意見を入力でき、入力された意見は、自治体サーバ3に送信されて自治体101と電力事業者103とで共有できるようになっている。
次に、このような構成の花粉症対策システム1の作用、動作および、花粉症対策システム1による花粉症対策方法などについて説明する。
まず、図5に示すように、電力の需要家Cから自治体101にふるさと納税制度による寄付金が納付されると(ステップS1)、自治体サーバ3で寄付金の納付処理が行われ、自治体サーバ3から花粉対策サーバ6に寄付情報が送信される(ステップS2、寄付処理ステップ)。次に、花粉対策サーバ6において返礼処理タスク61が起動されて返礼電力量が算出され(ステップS3、返礼処理ステップ)、寄付した需要家Cの通信端末2に返礼通知が送信される(ステップS4)。さらに、請求処理タスク62が起動され(ステップS5)、返礼電力量に応じた返礼請求額が算出されて返礼請求が自治体サーバ3に送信される(ステップS6)。
続いて、電力料金の算出時になると料金算出タスク63が起動され(ステップS7)、各需要家Cの電力料金が算出される。この際、上記のように、自治体101に寄付金を納付した需要家Cに対しては、使用電力量から返礼電力量を減算して電力料金が算出される。そして、算出した電力料金を含む料金通知が各需要家Cの通信端末2などに送信される(ステップS8)。
また、スギTの伐採量を決定する時期になると伐採量タスク64が起動され(ステップS9)、寄付数および寄付金額が増えるに従って伐採量が増えるように、今後の計画伐採量が算出される(伐採量設定ステップ)。さらに、伐採選定タスク65が起動され(ステップS10)、寄付金を納付した需要家Cからの要望に基づいて伐採エリアが選定される。そして、計画伐採量と伐採エリアなどを含む伐採発注情報が伐採事業者サーバ4に送信され(ステップS11)、これを受けて伐採事業者サーバ4において伐採計画が策定される。また、バイオマス発電量を決定する時期になると発電量タスク66が起動され、伐採量タスク64で算出された計画伐採量などに基づいて、今後のバイオマス発電量が算出される。
一方、需要家Cが通信端末2でウエブサーバ7にアクセスし(ステップS12)、ポイント管理タスク73が起動されると(ステップS13)、需要家Cからの入力指示に従って、ポイントが商品やサービスと交換されたり、ポイントが伐採事業者102に寄付されたり、ポイントが協賛企業のポイントと交換されたりする。また、花粉情報タスク74が起動されると(ステップS14)、花粉情報提供ページが通信端末2に表示され、自治体101への寄付数や合計寄付金額、伐採されたスギTの本数やエリアなどの花粉対策情報が表示、提供される。
このように、この花粉症対策システム1および花粉症対策方法によれば、電力の需要家Cが自治体101に所定の寄付金(例えば、ふるさと納税)を納付すると、この需要家Cに返礼電力量が返礼されるため、需要家Cは電力料金を削減することができる。また、花粉症の原因となるスギTの伐採が増えるため、花粉症の患者数や症状を軽減することが可能となる。そして、需要家Cは、寄付金を納付することで、花粉症の軽減に貢献することや、バイオマス発電量の増加によるCO削減に貢献することができる。このように、需要家Cに社会貢献に対する満足感などを与えることができるとともに、需要家Cが花粉症の場合にはその症状を軽減することが期待できるため、電力事業者103に対する需要家Cの関心を高めることが可能となる。この結果、需要家Cと電力事業者103との永く安定した需給関係を築くことが期待できる。
一方、自治体101は、花粉症を軽減できるという魅力ある返礼サービスを提供することで、寄付金が増加するのを期待することができる。また、スギTの伐採が増えることで、荒廃する山林を整備することが可能となり、さらには、伐採に係る人員等を要するため、雇用を維持、確保して過疎化などを抑制することが可能となる。
また、返礼電力量に応じた返礼請求額が算出されるため、この返礼請求額を自治体101に請求することで、電力事業者103は返礼電力量などに要する費用を補うことができ、花粉症対策サービスを円滑に運用することが可能となる。
さらに、使用電力量から返礼電力量を控除、減算して電力料金が算出されるため、寄付金の金額に応じた適正な電力料金を需要家Cに請求することが可能となる。このように、寄付金を納付した需要家Cに適正に返礼することで、需要家Cの満足度を高め、花粉症対策サービスを適正に運用、維持することが可能となる。
また、寄付金を納付した需要家Cにポイントが返礼されるため、返礼電力量のみならず、多様な商品やサービスを需要家Cに返礼することが可能となる。しかも、需要家Cの希望に応じて、ポイントを伐採事業者102に寄付したり、協賛企業のポイントと交換したりすることができる。この結果、需要家Cの満足度をより高めることが可能となり、花粉症対策サービスを適正に運用、維持することが可能となる。
一方、スギTの伐採量を含む花粉対策情報が需要家Cに提供されるため、例えば、寄付金を納付した需要家Cは、寄付したことで花粉症の原因となるスギTの伐採量がどのくらい増えたのか、つまり、花粉症の軽減やCO削減にどのくらい貢献できたのかなどを知ることができる。この結果、需要家Cの満足度や寄付に対するモチベーションを高めることが可能となり、花粉症対策サービスを適正に運用、維持することが可能となる。
また、寄付金を納付した需要家Cの要望に基づいて、伐採エリアが選定されるため、寄付金を納付した需要家Cが希望するエリアのスギTが優先的に伐採され得る。この結果、需要家Cの満足度をより高めることが可能となり、花粉症対策サービスを適正に運用、維持することが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、需要家Cが自治体101の自治体サーバ3にアクセスして寄付金の納付を行うが、電力事業者103のウエブサーバ7などにアクセスして寄付金の納付を行えるようにしてもよい。この場合、寄付した需要家Cの氏名、住所、寄付金の金額などを含む寄付情報を、ウエブサーバ7などから自治体サーバ3に送信する。これにより、自治体101において寄付があったことを知得できる。
同様に、上記の実施の形態では、自治体サーバ3へのアクセスとウエブサーバ7へのアクセスとを需要家Cが別々に行うようになっているが、例えば、需要家Cが自治体サーバ3で自治体101に寄付金を納付すると、ウエブサーバ7の所定のページに自動的に移行するようにしてもよい。
さらに、ふるさと納税制度に関する業務を代行する企業のウエブサーバにアクセスして、寄付金の納付を行えるようにしてもよい。さらには、このウエブサーバにおいて返礼電力量や返礼請求額などを算出して、電力事業者103や自治体101に通知するようにしてもよい。
また、需要家Cが電力事業者103の需要家である場合について説明したが、電力事業者103以外の電力事業者(第2の電力事業者)の需要家が自治体101に寄付してもよい。この場合、電力事業者103と第2の電力事業者とで返礼電力量や返礼請求額などについて連携する。
1 花粉症対策システム
2 通信端末
3 自治体サーバ
4 伐採事業者サーバ
5 データベースサーバ
6 花粉対策サーバ
61 返礼処理タスク(返礼処理手段)
62 請求処理タスク(請求処理手段)
63 料金算出タスク(電力料金算出手段)
64 伐採量タスク(伐採量設定手段)
65 伐採選定タスク(伐採選定手段)
66 発電量タスク(発電量設定手段)
7 ウエブサーバ
74 花粉情報タスク(情報提供手段)
101 自治体
102 伐採事業者
103 電力事業者
C 需要家
W 伐採者
T スギ(花粉症の原因となる樹木)

Claims (7)

  1. 花粉症の原因となる樹木が生育する地域の自治体に電力の需要家から所定の寄付金が納付されると、前記寄付金の返礼品であって、伐採された前記樹木でバイオマス発電する電力事業者の電力料金の控除対象となる返礼電力量を、前記寄付金の金額に基づいて算出する返礼処理手段と、
    前記寄付金の所定期間における寄付数および合計寄付金額の少なくとも一方に基づいて、前記樹木の伐採量を増加させる伐採量設定手段と、
    を備えることを特徴とする花粉症対策システム。
  2. 前記返礼電力量に応じた金額であって、前記寄付金が納付された自治体に前記電力事業者から請求すべき返礼請求額を算出する請求処理手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の花粉症対策システム。
  3. 前記需要家の使用電力量から前記返礼電力量を控除した電力量に基づいて、電力料金を算出する電力料金算出手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の花粉症対策システム。
  4. 前記返礼処理手段は、前記返礼電力量とともに前記需要家に返礼され、商品およびサービスの少なくとも一方と交換可能なポイントを、前記寄付金の金額に基づいて算出する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の花粉症対策システム。
  5. 前記樹木の伐採量を含む花粉対策情報を前記需要家に提供する情報提供手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の花粉症対策システム。
  6. 前記寄付金を納付した需要家からの要望に基づいて、伐採エリアを選定する伐採選定手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の花粉症対策システム。
  7. 花粉症の原因となる樹木が生育する地域の自治体に電力の需要家から所定の寄付金が納付されると、前記寄付金の返礼品であって、伐採された前記樹木でバイオマス発電する電力事業者の電力料金の控除対象となる返礼電力量を、前記寄付金の金額に基づいて算出する返礼処理ステップと、
    前記寄付金の所定期間における寄付数および合計寄付金額の少なくとも一方に基づいて、前記樹木の伐採量を増加させる伐採量設定ステップと、
    を備えることを特徴とする、コンピュータによって実行される花粉症対策方法。
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