JP7300538B2 - アンカーポイント制御装置及びアンカーポイント制御方法 - Google Patents

アンカーポイント制御装置及びアンカーポイント制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザ装置のハンドオーバにおける経路の切り替え点であるアンカーポイントを制御するアンカーポイント制御装置及びアンカーポイント制御方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)の更なる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G(5th generation mobile communication system)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。
このような後継システムの仕様の検討において、ユーザ装置(UE)がハンドオーバする際に、当該UEとネットワーク側との間において設定されている経路の切り替え点であるアンカーポイントを動的に変更することが提案されている(例えば、非特許文献1)。具体的には、無線アクセスネットワーク(RAN)及びコアネットワーク(CN)内に設けられた複数のアンカーポイントの中から、何れかのアンカーポイントを選択することが提案されている。
Mobility on Demand architecture aspects, SA WG2 Meeting #114 , S2-161471、3GPP、2016年4月
しかしながら、アンカーポイントを動的に変更する場合、次のような問題がある。すなわち、最適なアンカーポイントは、様々な条件によって変化するため、常に最適なアンカーポイントを選択することは容易ではない。具体的には、ユーザ装置の使用状態などによって最適なアンカーポイントが変わり得る。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、アンカーポイント(経路切り替え点)を動的に変更する場合において、より適切なアンカーポイントを選択し得るアンカーポイント制御装置及びアンカーポイント制御方法の提供を目的とする。
本発明の一態様は、ユーザ装置(UE100)のハンドオーバにおける経路の切り替え点である経路切り替え点(アンカーポイントAL, アンカーポイントA)を制御するアンカーポイント制御装置(ME300)であって、前記ユーザ装置の属性または状態の少なくとも何れかを示すユーザ情報を取得する情報取得部(情報取得部310)と、前記情報取得部によって取得された前記ユーザ情報に基づいて、複数の経路切り替え点の中から何れかの経路切り替え点を選択するアンカーポイント選択部(アンカーポイント選択部320)と、前記アンカーポイント選択部によって選択された前記経路切り替え点を前記ユーザ装置に通知するアンカーポイント通知部(アンカーポイント通知部330)とを備える。
本発明の一態様は、ユーザ装置のハンドオーバにおける経路の切り替え点である経路切り替え点を制御する制御装置におけるアンカーポイント制御方法であって、前記制御装置が、前記ユーザ装置の属性または状態の少なくとも何れかを示すユーザ情報に基づいて、複数の経路切り替え点の中から何れかの経路切り替え点を選択するステップと、前記制御装置が、選択した前記経路切り替え点を前記ユーザ装置に通知するステップとを含む。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、ME300の機能ブロック構成図である。 図3は、UE100によるネットワーク(PDN)への接続からハンドオーバの完了 までの通信シーケンスを示す図である。 図4は、ME300によるアンカーポイントの選択フローを示す図である。 図5は、(a)及び(b)は、アンカーポイントを用いたハンドオーバにおけ る経路の切り替え例(その1)を示す図である。 図6は、アンカーポイントを用いたハンドオーバにおける経路の切り替え例 (その2)を示す図である。 図7は、変更例に係るUE100によるネットワーク(PDN)への接続からハンド オーバの完了までの通信シーケンス(その1)を示す図である。 図8は、変更例に係るUE100によるネットワーク(PDN)への接続からハンド オーバの完了までの通信シーケンス(その2)を示す図である。 図9は、ME300のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)の後継システムである「5G」に従った無線通信システムである。なお、無線通信システム10は、FRA(Future Radio Access)或いは次世代システム(NextGen)などと呼ばれてもよい。
図1に示すように、無線通信システム10は、無線アクセスネットワーク20、コアネットワーク制御プレーン機能30(以下、CP機能30)、コアネットワークユーザプレーン機能40(以下、UP機能40)及びユーザ装置100(以下、UE100)を含む。また、無線通信システム10、具体的には、UP機能40には、外部ネットワーク50が接続される。
無線アクセスネットワーク20は、例えば、3rd Generation Partnership Project(3GPP)において規定される無線アクセス技術(RAT)に従った無線ネットワークであり、無線基地局200(以下、BS200)を含む。
無線アクセスネットワーク20には、CP機能30及びUP機能40が接続される。CP機能30及びUP機能40は、無線通信システム10のコアネットワークにおける制御プレーン機能及びユーザプレーン機能を提供する。つまり、無線通信システム10のコアネットワークでは、UE100及びBS200などの制御を実現する制御プレーンの機能と、ユーザデータの送受信などを実現するユーザプレーンの機能とが明確に分離された形態(CUPS: C/U plane separation)が採用されている。CP機能30及びUP機能40は、それぞれ、Serving Gateway(SGW)、PDN Gateway(PGW)及びTraffic Detection Function(TDF)などによって構成される。
外部ネットワーク50は、UP機能40に接続される。代表的な外部ネットワーク50の例は、インターネットであるが、外部ネットワーク50の種類は、特に限定されず、無線通信システム10のオペレータなどによって提供されるプライベートのネットワークでも構わない。
UE100及びBS200は、3GPPにおいて規定される無線通信技術に従った無線通信を実行する。特に、本実施形態では、UE100は、CP機能30による制御に基づいて、ハンドオーバする際のアンカーポイント(図1のアンカーポイントAL, アンカーポイントA)を適宜変更することができる。
移動制御エンティティ300(以下、ME300)は、CP機能30を構成する装置の一つである。
本実施形態では、ME300は、アンカーポイント制御装置を構成する。
ME300は、UE100のハンドオーバにおける経路(ベアラ、セッション或いはコネクションと呼ばれてもよい)の切り替え点であるアンカーポイントを動的に制御する。具体的には、ME300は、UE100の移動性(移動速度及び移動頻度など)、またはUE100が送受信するデータ(トラフィック)のパターンに基づいて、アンカーポイントを動的に切り替えることができる。このようなME300の提供機能を考慮し、ME300は、On Demand Management Entityなどと呼ばれてもよい。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、ME300の機能ブロック構成について説明する。
図2は、ME300の機能ブロック構成図である。図2に示すように、ME300は、情報取得部310、アンカーポイント選択部320及びアンカーポイント通知部330を備える。なお、ME300は、UE100を管理する装置(エンティティ)であり、LTEにおける移動性管理エンティティ(MME)と同様の機能を有してもよい。
情報取得部310は、無線アクセスネットワーク20に接続されている、具体的には、アタッチされているUE100に関する情報(ユーザ情報)を取得する。
ユーザ情報とは、UE100の属性または状態の少なくとも何れかを示すものである。属性とは、UE100の特徴または性質を示すものであり、UE100が予め備えるもの、或いはUE100に対して予め要求されるものである。例えば、UE100の種別、要求されるサービス品質(QoS)及び遅延時間(Latency)などが挙げられる。
状態とは、UE100の様子または境遇などを示すものであり、UE100の使用態様などによって変化し得る。例えば、UE100の移動頻度、移動速度、及びUE100が送受信するデータのトラフィックパターンなどが挙げられる。UE100が接続(アタッチ)する無線アクセスネットワーク20、及びUP機能40によって提供されるコアネットワークの種別は、UE100の状態に含まれる。
上述したように、情報取得部310は、UE100の移動頻度及び移動速度など、UE100の移動性を示す移動性情報を取得することができる。
移動頻度とは、所定時間内(例えば、1時間)内の所定のタイミング(例えば、1分毎)において、UE100が特定の地点に停止せずに移動している度数であり、確率によって示されてもよいし、当該タイミングで移動している度数(回数)によって示されてもよい。
移動速度とは、単位時間当たりの移動距離であり、km/h, m/sなどによって示すことができる。
また、上述したように、情報取得部310は、ユーザ装置が送受信するデータのトラフィックパターンを取得することができる。
トラフィックパターンとは、UE100が送信または受信するデータ(主にユーザデータ)が、どの程度の頻度で、どの程度の量が転送されるかを示すものであり、端的には、伝送速度(通信速度)によって示すことができる。
アンカーポイント選択部320は、UE100がハンドオーバする際のアンカーポイントを選択する。具体的には、アンカーポイント選択部320は、無線通信システム10内に設けられる複数のアンカーポイントの中から何れかのアンカーポイントを選択する。
図1に示すように、本実施形態では、無線アクセスネットワーク20、具体的には、BS200にアンカーポイントALが設けられる。アンカーポイントALは、UE100側に近いため、ローカルアンカーポイントと呼ばれてもよい。また、UP機能40にアンカーポイントAが設けられる。アンカーポイントAは、UP機能40などによって構成されるコアネットワーク側に設けられるため、セントラルアンカーポイントと呼ばれてもよい。
なお、アンカーポイントALは、必ずしもBS200に設けられていなくてもよく、アンカーポイントAとの関係において、ネットワーク構成上、UE100側に近い位置に設けられていればよい。従って、アンカーポイントALもコアネットワークに設けられる場合もあり得る。
アンカーポイント選択部320は、情報取得部310によって取得されたユーザ情報に基づいて何れかのアンカーポイントを選択する。具体的には、アンカーポイント選択部320は、UE100の移動性情報に基づいてアンカーポイントを選択することができる。また、アンカーポイント選択部320は、UE100が送受信するデータのトラフィックパターンに基づいてアンカーポイントを選択することができる。
なお、アンカーポイント選択部320は、情報取得部310によって取得されたユーザ情報に基づいて、当該ユーザ情報が所定の条件を満たす場合、何れのアンカーポイントも選択しないようにしてもよい。この場合、UE100は、ハンドオーバ(ソフトハンドオーバ)に代えて、無線アクセスネットワーク20とのユーザ情報(U-plane)のデータ送信経路の接続を一旦解放し、改めて無線アクセスネットワーク20、または他の無線アクセスネットワークとの接続を実行(ハードハンドオーバ)する。
なお、具体的なアンカーポイントの選択方法については、さらに後述する。
アンカーポイント通知部330は、アンカーポイント選択部320によって選択されたアンカーポイントをUE100に通知する。具体的には、アンカーポイント通知部330は、制御チャネルまたは共有データチャネルを用いて、選択されたアンカーポイントをUE100に通知することができる。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、ME300(アンカーポイント制御装置)によって選択されたアンカーポイントに基づいてUE100がハンドオーバする動作について説明する。
(3.1)通信シーケンス
図3は、UE100によるネットワーク(PDN)への接続からハンドオーバの完了までの通信シーケンスを示す。
図3に示すように、UE100は、CP機能30を構成するME300に対して、無線アクセスネットワーク20へのアタッチ、及び外部ネットワーク50(具体的には、Packet Data Network(PDN))への接続を要求するAttach/PDN Connection Request (APN)を送信する(S10)。
ME300は、Attach/PDN Connection Request (APN)に含まれるAccess Point Name(APN)、当該APNの種別(アンカーポイントの動的な変更に対応しているか否かなど)、及びUE100の種別などのユーザ情報に基づいて、アンカーポイントを選択する(S20)。ここでは、セントラルアンカーポイント(アンカーポイントA、図1など参照)が選択されたものとする。
ME300は、Attach/PDN Connection Request (APN)に対する応答であるAttach/PDN Connection AcceptをUE100に送信する(S30)。Attach/PDN Connection Acceptには、選択されたアンカーポイントの情報が含まれる。
UE100は、Attach/PDN Connection Acceptの内容に基づいて、外部ネットワーク50との経路を設定し、上り方向におけるデータ(IPパケット)の送信、または下り方向のデータ(IPパケット)の受信を開始する(S40)。この際、当該経路上にセントラルアンカーポイント(アンカーポイントA)が設定される。
また、ME300は、UE100の移動性情報及びトラフィックパターンの取得を開始する(S50)。具体的には、ME300は、BS200(またはSGW)によって送信される移動性情報及びのトラフィックパターンを取得する。なお、このような移動性情報及びトラフィックパターンは、コアネットワークにおける補助情報要素(CN assistance information IE)の一部として保持される。
ME300は、取得した移動性情報及びトラフィックパターンを含むユーザ情報に基づいて、次にUE100がハンドオーバする際に適用されるアンカーポイントを選択する(S60)。ここでは、UE100は、あまり頻繁には移動しておらず(移動性が低い)ものとする。
この結果、ME300は、セントラルアンカーポイント(アンカーポイントA)からローカルアンカーポイント(アンカーポイントAL、図1参照)に変更する。つまり、ME300は、このタイミングにおいて、ローカルアンカーポイント(アンカーポイントAL)を選択する。
なお、ローカルアンカーポイントが選択された後、UE100が、さらに当該ローカルアンカーポイントが設定されたBS200が形成するセル(カバレッジ)のエッジに移動した場合、ME300は、UE100の移動に応じて、UE100により近い位置のローカルアンカーポイント(つまり、BS200)を選択することができる。また、ME300は、頻繁にローカルアンカーポイントが変更となるような場合には、このようなローカルアンカーポイントを選択することに代えて、セントラルアンカーポイントを選択することもできる。
ME300は、UE100のハンドオーバ時に適用されるアンカーポイントを変更するため、PDN Disconnect with Reconnection RequestをUE100に送信する(S70)。
UE100は、PDN Disconnect with Reconnection Requestの内容に基づいて、PDN Connection Request (APN)をME300に送信する(S80)。
ME300は、ステップS60での選択結果に基づいて、ローカルアンカーポイント(アンカーポイントAL)を選択する(S90)。
ME300は、PDN Connection Request (APN)に対する応答であるPDN Connection AcceptをUE100に送信する(S100)。PDN Connection Acceptには、選択されたアンカーポイントの情報が含まれる。
UE100は、PDN Connection Acceptの内容に基づいて、外部ネットワーク50との経路を設
定し、上り方向におけるデータ(IPパケット)の送信、または下り方向のデータ(IPパケット)の受信を開始する(S110)。この際、当該経路上にローカルアンカーポイント(アンカーポイントAL)が設定される。
(3.2)アンカーポイント選択フロー
図4は、ME300によるアンカーポイントの選択フローを示す。具体的には、図4は、上述した図3のステップS20及びS60におけるアンカーポイントの具体的な選択動作フローを示す。
図4に示すように、ME300は、UE100の属性または状態の少なくとも何れかを示すユーザ情報を取得する(S210)。例えば、ME300は、次のような情報を取得することができる。
1) UE種別(eMBB(enhanced mobile broadband), MTC(Machine Type Communication))
2) 通信種別(Voice, Video, Data)
3) 要求QoS及び遅延
4) システム情報(アンカーポイントの動的な変更に対応したネットワーク否か) 5) UEの移動性及びトラフィックパターン
なお、とは、ネットワークオペレータとの契約に基づくことを意味し、<traffic/session based>とは、トラフィックまたはセッションに基づくことを意味する。また、とは、UE100が接続する無線通信システム(無線アクセスネットワーク及びコアネットワーク)の種別に基づくことを意味し、<target UE’s mobility based>とは、UE100の移動性に基づくことを意味する。
ME300は、取得したユーザ情報に基づいて、アンカーポイントの選択に用いるパラメータを決定する(S220)。具体的には、ME300は、上述したような複数のユーザ情報を構成するパラメータの中から、アンカーポイントの選択に用いるパラメータを選択する。なお、選択するパラメータの数は、単一でもよいし、複数でもよい。
ME300は、選択した当該パラメータの内容(値)に基づいて、アンカーポイントを選択する(S230)。具体的には、ME300は、次の何れかを選択する。
・ ローカルアンカーポイント
・ セントラルアンカーポイント
・ ハンドオーバしない(セッション再設定)
なお、「ハンドオーバしない」とは、ローカルアンカーポイントまたはセントラルアンカーポイントを用いたハンドオーバ(ソフトハンドオーバ)無線アクセスネットワーク20との接続(RRC_CONNECTED)を一旦解放し、改めて無線アクセスネットワーク20、または他の無線アクセスネットワークとの接続を実行(ハードハンドオーバ)することを意味する。
また、ME300は、UE100が実行したハンドオーバの回数を保持し、当該ハンドオーバの回数に応じて、ローカルアンカーポイントまたはセントラルアンカーポイントを選択してもよい。
ここで、表1及び表2は、アンカーポイントの選択基準の例を示す。
Figure 0007300538000001
Figure 0007300538000002
表1及び表2に示すように、アンカーポイントの選択基準としては、低遅延またはロスレスが要求される場合、UE100の近傍に好適なアンカーポイント(BS200)が存在する場合には、ローカルアンカーポイントを選択することができる。また、セッション(経路)の継続性を確保する観点からは、IPアドレスなどのプリザベーションが可能なため、セントラルアンカーポイントが好ましい。
また、UE100の移動性が低い場合(例えば、IoT(MTC)用のUEなど)には、ローカルアンカーポイントを選択し得る。一方、当該移動性が高い場合には、上述したIPアドレスなどのプリザベーションが可能なため、セントラルアンカーポイントが好ましい場合が多い。
なお、表1及び表2に示した内容は、例示であり、様々なアンカーポイントの選択基準を用い得る。
(3.3)ハンドオーバにおける経路の切り替え例
次に、上述したアンカーポイントを用いたハンドオーバにおける経路の切り替え例について説明する。
図5(a)及び(b)は、アンカーポイントを用いたハンドオーバにおける経路の切り替え例(その1)を示す。
具体的には、図5(a)は、ローカルアンカーポイント(アンカーポイントAL)を用いたハンドオーバ前後の経路を示す。図5(b)は、セントラルアンカーポイント(アンカーポイントA)を用いたハンドオーバ前後の経路を示す。ハンドオーバ前の経路(一部)は、点線で示され、ハンドオーバ後の経路は、実線で示されている。
図5(a)に示すように、アンカーポイントALを用いたハンドオーバの場合、UE100~無線アクセスネットワーク20(具体的には、BS200)間のみで経路が切り替えられる。BS200~外部ネットワーク50間の経路は、ハンドオーバ前後において同一である。このため、ME300は、コアネットワークにおける新たな経路の設定に必要なUE100がコアネットワークと設定しているIPコネクションが維持される。
また、図5(b)に示すように、アンカーポイントAを用いたハンドオーバの場合、UE100~UP機能40間で経路が切り替えられる。つまり、無線アクセスネットワーク20も変更となる。
図6は、アンカーポイントを用いたハンドオーバにおける経路の切り替え例(その2)を示す。具体的には、図6は、図5(a)と同様に、ローカルアンカーポイント(アンカーポイントAL)を用いたハンドオーバ前後の経路を示す。但し、図6では、無線アクセスネットワーク20側に、UP機能40A, 40B、及び外部ネットワーク50A, 50Bがさらに設けられている。
外部ネットワーク50A, 50Bは、外部ネットワーク50上のサーバなど保持されているコンテンツなどの一部をキャッシュした仮想的なネットワークである。なお、UP機能40A, 40Bは、必須ではなく無線アクセスネットワーク20側にUP機能が設けられていなくても構わない。
ME300は、UE100が実行している通信の別及び内容などに基づいて、外部ネットワーク50A, 50Bの何れにもキャッシュされているコンテンツ(例えば、動画共有サイトまたはIoTローカルサーバなど)で対応可能な場合、図6に示すようなアンカーポイントALを用いたハンドオーバをUE100に指示することができる。
なお、図6に示すように、このようなハンドオーバの場合、アンカーポイントALを用いるものの、ハンドオーバ前後で用いられるアンカーポイントALが切り替わる結果となる。
(3.4)変更例
次に、上述した通信シーケンス(図3参照)の変更例について説明する。図7及び図8は、変更例に係るUE100によるネットワーク(PDN)への接続からハンドオーバの完了までの通信シーケンスを示す。
具体的には、図7に示す変更例では、上述したCUPS(C/U plane separation)が採用されている状況において、CP機能30を構成するSGW-C/PGW-CまたはME300がアンカーポイントを選択する。以下、図3に示した通信シーケンスと異なる部分について主に説明する。
図7に示すステップS310~S340の処理は、図3に示したステップS10~S40の処理と概ね同様である。但し、本変更例では、ローカルアンカーポイント及びセントラルアンカーポイントが、UP機能40を構成するSGW-U/PGW-U内に設けられている。
また、本変更例では、UE100のトラフィックパターンが、無線アクセスネットワーク20からではなく、コアネットワーク側から通知される。
UP機能40を構成するSGW-U/PGW-Uは、UE100のトラフィックパターンを、CP機能30を構成するSGW-C/PGW-Cに送信する(S350)。
ここで、本変更例では、SGW-C/PGW-C(Option A)またはME300(Option B)の何れかがアンカーポイントを選択する。
Option Aの場合、SGW-C/PGW-Cは、UE100の移動性情報、及びSGW-U/PGW-Uから受信したUE100のトラフィックパターンに基づいて、次にUE100がハンドオーバする際に適用されるアンカーポイントを選択する(S360A)。つまり、Option Aの場合、アンカーポイント制御装置としての機能は、SGW-C/PGW-Cに設けられる。
なお、移動性情報については、上述したように、コアネットワークにおける補助情報要素(CN assistance information IE)の一部として保持されている。
ここでは、SGW-U/PGW-U内に設けられているローカルアンカーポイントが選択されたものとする。SGW-C/PGW-Cは、当該ローカルアンカーポイントが選択されたことに伴い、UE100と対応付けられるSGW-U/PGW-Uを再配置(relocate)するため、当該ローカルアンカーポイントが設けられたSGW-U/PGW-Uの情報をME300に通知する(S360B)。
一方、Option Bの場合、SGW-C/PGW-Cは、SGW-U/PGW-Uから受信したUE100のトラフィックパターンをME300に転送する(S360C)。
ME300は、UE100の移動性情報、及びSGW-C/PGW-Cから転送されたUE100のトラフィックパターンに基づいて、次にUE100がハンドオーバする際に適用されるアンカーポイントを選択する(S360D)。
図7に示すステップS370~S410の処理は、図3に示したステップS70~S110の処理と概ね同様である。
また、図8に示す変更例では、ME300と、SGW-C/PGW-Cとが一体となったCP機能30が設けられる。本変更例において、CP機能30は、CN-CP(Core Network-Control Plane)と呼ばれてもよい。このように、本変更例では、ME300及びSGW-C/PGW-Cなどのノードが単独で存在する形態を縮退させたものであり、図7に示したCUPSなど、次世代システム(NextGen)のコンセプトをさらに押し進めた構成となっている。
本変更例では、複数のアンカーポイント(Anchor-1, Anchor-2)が、CN-U、つまり、コアネットワークのユーザプレーン機能(UP機能40)内に設けられる。なお、Anchor-1, Anchor-2の種別(ローカルアンカーポイントまたはセントラルアンカーポイント)は、設置場所は特に限定されないが、複数のアンカーポイントが設けられる。
UE100は、CP機能30(CN-CP)にPDN Connection Request (APN)を送信する(S510)。
CP機能30(CN-CP)は、PDN Connection Request (APN)に含まれるAccess Point Name(APN)、当該APNの種別、及びUE100の種別、移動性情報などのユーザ情報に基づいて、アンカーポイントを選択する(S520)。ここでは、CN-U Anchor-1が選択されたものとする。
また、CP機能30(CN-CP)は、CN-U Anchor-1とセッションを生成し、CN-U Anchor-1に対して、UE100用のフォワーディングルールを提供する(S525)。具体的には、CP機能30(CN-CP)は、UE100がアクセスするアプリケーションまたはサーバ、及びIPアドレスの情報など、UE100のトラフィックに関するイベントを提供する。
CP機能30(CN-CP)は、PDN Connection Request (APN)に対する応答であるPDN Connection AcceptをUE100に送信する(S530)。
UE100は、PDN Connection Acceptの内容に基づいて、CN-U Anchor-1を経由した経路を設定し、上り方向におけるデータ(IPパケット)の送信、または下り方向のデータ(IPパケット)の受信を開始する(S540)。
また、本変更例でも、UE100のトラフィックパターンが、無線アクセスネットワーク20からではなく、コアネットワーク(CN-U Anchor-1)側から通知される。なお、CN-U Anchor-1から通知されるトラフィックパターンには、UE100がアクセスしている通信相手またはサーバの情報が含まれてもよい。
CN-U Anchor-1は、UE100のトラフィックパターンを、CP機能30(CN-CP)に送信する(S550)。
CP機能30(CN-CP)は、UE100の移動性情報、及びUP機能40から転送されたUE100のトラフィックパターンに基づいて、次にUE100がハンドオーバする際に適用されるアンカーポイントを選択する(S560)。ここでは、CN-U Anchor-2が選択されたものとする。
図8に示すステップS570~S610の処理は、図3に示したステップS70~S110の処理と概ね同様である。但し、上述したステップS525と同様に、CP機能30(CN-CP)は、CN-U Anchor-2とセッションを生成し、CN-U Anchor-2に対して、UE100用のフォワーディングルールを提供する(S595)。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、ME300は、UE100のユーザ情報に基づいて、複数のアンカーポイントの中から何れかのアンカーポイントを選択し、選択したアンカーポイントをUE100に通知する。また、UE100は、通知されたアンカーポイントを用いてハンドオーバを実行する。
このため、UE100の属性や状態に応じたアンカーポイントの選択が可能となる。これにより、アンカーポイントを動的に変更する場合において、適切なアンカーポイントを選択し得る。
より具体的には、ローカルアンカーポイントを選択した場合、ハンドオーバに要する時間を低減することができ、ハンドオーバに伴うコアネットワーク側の必要リソース及び処理負荷の低減に寄与する。
また、セントラルアンカーポイントを選択した場合、移動性が高いUE100、またはリアルタイム性の高い(低遅延)の通信を実行しているUE100に対しても、品質の高いハンドオーバ(ロスレス)を提供し得る。
このように、UE100の属性や状態に応じてアンカーポイントを選択することによって、コアネットワーク側の処理負荷を抑えつつ、より品質の高い通信サービスの提供が可能となる。
本実施形態では、ME300は、UE100の移動性を示す移動性情報、及びUE100のトラフィックパターンに基づいてアンカーポイントを選択することができる。当該移動性情報及びトラフィックパターンは、ローカルアンカーポイントまたはセントラルアンカーポイントの何れかを選択する際の重要なファクタであり、当該移動性情報及びトラフィックパターンに基づいてアンカーポイントを選択することによって、さらに適切なアンカーポイントを選択し得る。
(5)その他の実施形態
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態の説明に用いたブロック図は、機能ブロック図を示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/またはソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。
すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/または論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/または間接的に(例えば、有線及び/または無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、上述したME300は、本発明の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図9は、ME300のハードウェア構成の一例を示す図である。図9に示すように、ME300は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)で構成されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read
Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、上述した実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/またはストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/または無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、情報の通知は、上述した実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC Connection Setupメッセージ、RRC Connection Reconfigurationメッセージなどであってもよい。
さらに、入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
上述した実施形態におけるシーケンス及びフローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。
また、上述した実施形態において、ME300によって行われるとした特定動作は、他のネットワークノード(装置)によって行われることもある。また、複数の他のネットワークノードの組み合わせによってME300の機能が提供されても構わない。
なお、本明細書で説明した用語及び/または本明細書の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/またはシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用されてもよい。
さらに、上述したパラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
BS200(基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。
さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
UE100は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
また、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形の用語は、「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書或いは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
なお、日本国特許出願第2016-095118号(2016年5月11日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
上述したアンカーポイント制御装置及びアンカーポイント制御方法によれば、アンカーポイントを動的に変更する場合において、より適切なアンカーポイントを選択し得る。
10 無線通信システム
20 無線アクセスネットワーク
30 CP機能
40, 40A, 40B UP機能
50, 50A, 50B 外部ネットワーク
100 UE
200 BS
300 ME
310 情報取得部
320 アンカーポイント選択部
330 アンカーポイント通知部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス

Claims (4)

  1. ユーザ装置のハンドオーバにおける経路の切り替え点である経路切り替え点を制御するアンカーポイント制御装置であって、
    前記ユーザ装置の属性または状態の少なくとも何れかを示すユーザ情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部によって取得された前記ユーザ情報に基づいて、複数の経路切り替え点の中から何れかの経路切り替え点を選択するアンカーポイント選択部と、
    前記アンカーポイント選択部によって選択された前記経路切り替え点を前記ユーザ装置に通知するアンカーポイント通知部と
    を備え、
    選択された前記経路切り替え点では、前記アンカーポイント選択部によって前記経路切り替え点が選択された後、前記ユーザ装置とデータネットワークとの間のセッションが確立され、
    前記情報取得部は、前記ユーザ装置の移動性を示す移動性情報を取得し、
    前記アンカーポイント選択部は、前記移動性情報に基づき、前記経路切り替え点として、コアネットワークにおけるユーザプレーン機能、または、前記ユーザプレーン機能に接続する無線アクセスネットワークに含まれる無線基地局のうちの何れかを選択するアンカーポイント制御装置。
  2. 前記情報取得部は、前記ユーザ装置が送受信するデータのトラフィックパターンを取得し、
    前記アンカーポイント選択部は、前記トラフィックパターンに基づいて前記経路切り替え点を選択する請求項1に記載のアンカーポイント制御装置。
  3. ユーザ装置のハンドオーバにおける経路の切り替え点である経路切り替え点を制御する制御装置におけるアンカーポイント制御方法であって、
    前記制御装置が、前記ユーザ装置の属性または状態の少なくとも何れかを示すユーザ情報に基づいて、複数の経路切り替え点の中から何れかの経路切り替え点を選択するステップと、
    前記制御装置が、選択した前記経路切り替え点を前記ユーザ装置に通知するステップと、
    選択された前記経路切り替え点が、前記経路切り替え点が選択された後、前記ユーザ装置とデータネットワークとの間のセッションを確立するステップと
    を含み、
    前記選択するステップでは、前記ユーザ装置の移動性を示す移動性情報に基づき、前記経路切り替え点として、コアネットワークにおけるユーザプレーン機能、または、前記ユーザプレーン機能に接続する無線アクセスネットワークに含まれる無線基地局のうちの何れかを選択するアンカーポイント制御方法。
  4. ユーザ装置のハンドオーバにおける経路の切り替え点である経路切り替え点を制御するアンカーポイント制御装置であって、
    前記ユーザ装置の属性または状態の少なくとも何れかを示すユーザ情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部によって取得された前記ユーザ情報に基づいて、複数の経路切り替え点の中から何れかの経路切り替え点を選択するアンカーポイント選択部と、
    前記アンカーポイント選択部によって選択された前記経路切り替え点を前記ユーザ装置に通知するアンカーポイント通知部と
    を備え、
    前記アンカーポイント選択部が、選択された前記経路切り替え点とセッションを生成して、選択された前記経路切り替え点に対して、トラフィックに関するフォワーディングルールを提供した後、選択された前記経路切り替え点を介した前記ユーザ装置とデータネットワークとの間のセッションが確立され、
    前記情報取得部は、前記ユーザ装置の移動性を示す移動性情報を取得し、
    前記アンカーポイント選択部は、前記移動性情報に基づき、前記経路切り替え点として、コアネットワークにおけるユーザプレーン機能内の複数のアンカーポイントのうちの何れかを選択するアンカーポイント制御装置。
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