JP7299624B2 - 衛生マスク - Google Patents

衛生マスク Download PDF

Info

Publication number
JP7299624B2
JP7299624B2 JP2020211130A JP2020211130A JP7299624B2 JP 7299624 B2 JP7299624 B2 JP 7299624B2 JP 2020211130 A JP2020211130 A JP 2020211130A JP 2020211130 A JP2020211130 A JP 2020211130A JP 7299624 B2 JP7299624 B2 JP 7299624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective cover
chin
support
fitting
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020211130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022014859A (ja
Inventor
ヨン リ,ギ
Original Assignee
ケイ-メイト カンパニー,リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ケイ-メイト カンパニー,リミテッド filed Critical ケイ-メイト カンパニー,リミテッド
Publication of JP2022014859A publication Critical patent/JP2022014859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7299624B2 publication Critical patent/JP7299624B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D13/00Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
    • A41D13/05Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches protecting only a particular body part
    • A41D13/11Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres
    • A41D13/1161Means for fastening to the user's head
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D13/00Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
    • A41D13/05Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches protecting only a particular body part
    • A41D13/11Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres
    • A41D13/1192Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres with antimicrobial agent
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D31/00Materials specially adapted for outerwear
    • A41D31/04Materials specially adapted for outerwear characterised by special function or use
    • A41D31/30Antimicrobial, e.g. antibacterial
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D2300/00Details of garments
    • A41D2300/30Closures
    • A41D2300/33Closures using straps or ties
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D2500/00Materials for garments
    • A41D2500/50Synthetic resins or rubbers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

本発明は、主に対面接触が要求される場所の従事者が、マスクの着用に伴う拒否感や不便さを最小限に抑えるとともに、相手との円滑な会話や呼吸が可能であるうえ、会話、呼吸または咳のときに発生する唾液(Saliva)などの飛沫が、口と鼻の前面に離間配置される保護カバーによって、前方に飛散することを防止することにより、自分だけでなく、他人の安全を確保しながらも、衛生的に繰り返し使用することができるようにした衛生マスクに関し、より詳細には、補強フレームが保護カバーの下端の外側面に一体に融着接合された状態でマスクフレームに装着する構造で本願出願人によって先発明された韓国特許第10-1029717号を改善して、補強フレームと保護カバーを別々に分離して構成し、保護カバーのみを簡単に交換して使用できるようにすることで、資源のリサイクル率だけでなく、製品の生産性も著しく高め且つ製造コストは著しく削減することができるようにして、製品の部品購入価格を節減することができるようにすることにより、消費者が衛生マスクの着用によるかなりの経済的利益を取ることができるようにした衛生マスクに関する。
一般に、マスク(mask)は、その用途や機能に応じて様々な形状や材質などで製作されて使用されている。その中でも、対面接触の多い従事者が自分または他人を保護するために着用する衛生マスク(hygiene mask)は、咳、くしゃみ、または相手との会話時に唾液などの飛沫が前方に飛散することを効果的に防止して、飛沫感染を最大限に防止することができるように構成されている。その他にも、病原菌や粉塵などが呼吸器に入ってくるのを防ぐための目的でも着用する。よって、衛生マスクは、非衛生的な環境から自分および他人を守るために着用されているものである。このような目的のために、衛生マスクは、主に口と鼻を覆う形で製作使用されている。
しかし、従来提供されている衛生マスクは、周知の如く、各種の非衛生的な状況から自分や他人を保護するために、一般に口と鼻が隠されるように顔の前面に密着する状態で着用される構造上、呼吸や湿気の排出が困難になって息苦しく、非衛生的であり、特に、対面接触の多い従事者の場合には、相手との会話が円滑に行われなくなるなどの様々な問題により、マスク着用に伴うかなりの拒否感や不便さがもたらされるしかない。特に、顔に密着する状態でマスクが着用されるため、暑い夏には、マスク着用による拒否感や不便さがさらに倍になるしかない。
かかる問題点を解消するために、本発明者は、主に、対面接触の多い従事者が拒否感なく衛生的に繰り返し着用することができる衛生マスクを先出願発明して特許を受けたことがある(特許文献1参照)。前記先出願された発明の衛生マスクは、飛沫の飛散を防止するための保護カバーが着用者の顔に密着するのではなく、一定距離離隔する状態でフレームの前面の上側に配置されるように装着され、また、保護カバーが装着されるフレームは、顎支え構造によって顎の下に置く状態で耳に掛けられて着用されることにより、顔に密着する部分を最小化して着用拒否感や不便さを解消し、また、呼吸や会話が自然に行われることができて対面接触が円滑に行われながらも衛生的であり、快適な着用状態を常時維持することができるように発明されたものである。特に、リップメイクをする女性が着用する場合、マスクの着用によるメイクが落ちたりくっ付いたりするなどの問題が発生しないため、安定した着用感を提供するという利点がある。
ところが、前記本出願人によって先出願された発明の衛生マスクは、フレームに対して保護カバーを装着するにあたり、保護カバーの下端の外側面に別途の補強フレームを一体に超音波溶着した状態で、前記保護カバーをマスクフレームに弾性的に装着する構造を採用しているので、補強フレームによる保護カバーの弾性装着力は非常に良好であるが、保護カバーに対して補強フレームを別途に超音波融着する作業がさらに行われることにより、やむを得ず超音波融着に伴う加工費が増加し、また、融着作業の追加により製品の生産性が著しく低下するなどの要因により、何よりも製品の価格競争力が低下するという問題があった。また、補強フレームが保護カバーに一体に融着されることにより、保護カバーの毀損により交換が要求される場合、保護カバーおよび補強フレームを一緒に廃棄しなければならない資源の浪費をもたらすという問題も持っている。また、保護カバーの毀損により前記保護カバーおよび補強フレームを同時に廃棄しなければならない構造のため、これをまた購入しなければならない消費者の立場では、製品の購入価格が高くて経済的にも損失を被ることになる。
韓国特許第10-1029717号(2011年4月18日公告)
そこで、本発明は、本出願人によって先発明特許された韓国特許第10-1029717号をさらに改善して発明したものであって、その目的は、先願発明のように補強フレームと保護カバーとを一体に融着せずに保護カバーを密着支持する密着支持片を別途製作し、これを用いてマスクフレームの装着リブの前面に対して迅速かつ簡便に取り付けることができるようにするとともに、装着リブの前面と保護カバーの対応面には嵌合突起および嵌合孔を設けて相互嵌合されるようにすることにより、従来の補強フレームの融着に伴う加工費の削減や生産性の向上によって製品の価格競争力を十分に提供することができ、また、保護カバーの毀損時に保護カバーのみを簡単に交換して使用するようにすることにより、密着支持片とマスクフレームは繰り返し使用することができるので、資源のリサイクル率を向上させることができるのはもとより、消費者が、保護カバーのみを購入して使用すれば良いという経済的な利得の提供を受けることができるようにした、衛生マスクを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の衛生マスクは、両端に耳掛け紐固定溝112がそれぞれ設けられ、顔の顎の前面屈曲形状に合わせて折り曲げられたマスクフレーム110と、前記マスクフレームの中央内側に設けられる顎前面支え部120と、前記マスクフレームの中央下端に折曲延長され、着用者の顎の下端部を支える顎下端支え部130と、前記マスクフレームの上面外側の上端に一定の高さで延設された装着リブ140と、前記装着リブの内側に突設された少なくとも一つの嵌合突起150と、前記装着リブ140の両端内側に係止段部162が備えられるように立設される係止支持片160と、下端両側が、前記装着リブ140の両端内側に設けられる係止支持片160同士の間に挟持されるとともに、前記嵌合突起150と対応する嵌合孔172が設けられた薄膜状の保護カバー170と、前記装着リブの前面に、下端両側が両係止支持片160同士の間に挟持され且つ嵌合孔172が嵌合突起150に嵌め込まれた保護カバーの前面下端全体を強制的に密着支持するために、前記嵌合突起150の下側に嵌め込まれるとともに両側端部が前記係止支持片160に対してそれぞれ分離可能に弾性結合される密着支持片180とを含んでなり、前記密着支持片180の両端の上部には、前記各係止支持片160からの密着支持片の分離を容易にするための分離片182がさらに延設されることを特徴とする。
本発明によれば、前記マスクフレーム110または/および顎前面支え部120には、着用者の呼吸時に呼気の円滑な呼吸を誘導するための排気口114、121がさらに設けられることを特徴とする。
本発明によれば、前記耳掛け紐固定溝112には、耳掛け紐200を迅速かつ容易に挿入または分離するための挿入空間113が切除形成されることを特徴とする。
本発明によれば、前記顎前面支え部120は、顎の前面を支える面が垂直面を基準に20°~30°程度の傾きA1を持つように傾設されることを特徴とする。
本発明によれば、前記顎前面支え部120にはクッションパッド122がさらに取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、前記保護カバー170は、透明、半透明および不透明フィルムのうちのいずれかのフィルムからなることを特徴とする。
本発明によれば、前記保護カバー170は、曇り止め処理および抗菌処理が施されていることを特徴とする。
本発明の衛生マスクによれば、基本的に保護カバーが装着者の顔の前面から離間して配置されることにより、マスクの着用に伴う拒否感や不便さを最小限に抑えるとともに、相手との円滑な会話や呼吸が可能であるうえ、会話、呼吸または咳のときに発生する唾液などの飛沫が、口と鼻の前面に離間配置される保護カバーによって、前方に飛散することを防止して、自分だけでなく、他人の安全を確保しながらも、衛生的に繰り返し使用することができるという利点を提供する。
これに加えて、本発明は、マスクフレームの装着リブに対して密着支持片を用いて保護カバーの前面下端全体を同時に密着支持するとともに、保護カバーに設けられた嵌合孔が、装着リブに設けられた嵌合突起に嵌合されることにより、保護カバーの密着支持が強固に維持されるのはもとより、内側または上側への任意の分離が防止されて保護カバーの洗浄を安定的に行うことができ、また、保護カバーに対して密着支持片が別途着脱される構造により、製品の加工費が追加されることを防止するとともに生産性を著しく増大させることができ、また、保護カバーの毀損時に、密着支持片のみを分離することによって保護カバーの交換使用が可能であるのでその分だけ資源のリサイクル率を向上させることができ、同時に保護カバーのみを購入すればよいので消費者にとっては衛生マスクの使用によるメンテナンス費用を著しく節減することができるなどの効果がある。
また、本発明によれば、マスクフレームや前面顎支え部で形成された排気口を介して、呼気の排出が円滑に行われるため、呼吸がその分だけスムーズに行われ、また、密着支持片で形成された分離片をやや引っ張ることにより、装着リブからの密着支持片の分離を迅速かつ容易に行うことができるため、保護カバーの分離交換を簡便かつ迅速かつ容易に行うことが可能であり、保護カバーの素材として透明、半透明または不透明素材などの多様なものを使用することが可能なので、用途に応じた選択使用幅を高めることができるという効果を提供する。
また、本発明によれば、マスクフレームの装着リブと保護カバーの対応位置に設けられる複数の嵌合突起および嵌合孔の形状や大きさを異にして、保護カバーの装着時に、同じ形状や大きさを有する嵌合突起および嵌合孔が互いに嵌合されるように組み立てることにより、曇り止め面が着用者の前面側に配置されるように組み立てることが可能であるという利点を提供する。
本発明に係る前面斜視図である。 本発明に係る背面斜視図である。 本発明に係る要部抜粋分離斜視図である。 図2の組立状態を示す背面図である。 本発明に係る密着支持片によって保護カバーが密着支持された状態の平断面図である。 本発明に係る密着支持片によって保護カバーが取り外された状態の平断面図である。 図5の「A-A」線に沿った断面図である。 図5の「B-B」線に沿った断面図である。 本発明に係る衛生マスクの着用状態を示す側断面図である。 本発明に係る衛生マスクの着用状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係る好適な実施形態について、添付図面を参照してより詳細に説明する。
本発明に係る衛生マスク100は、図1乃至図10に示すように、両端に耳掛け紐固定溝112がそれぞれ設けられ、顔の顎の前面屈曲形状に合わせて折り曲げられたマスクフレーム110と、前記マスクフレームの中央内側に設けられる顎前面支え部120と、前記マスクフレームの中央下端に折曲延長され、着用者の顎の下端部を支える顎下端支え部130と、前記マスクフレームの上面外側の上端に一定の高さで延設された装着リブ140と、前記装着リブの内側に突設された少なくとも一つの嵌合突起150と、前記装着リブ140の両端内側に係止段部162が備えられるように立設される係止支持片160と、下端両側が、前記装着リブ140の両端内側に設けられる係止支持片160同士の間に挟持されるとともに、前記嵌合突起150と対応する嵌合孔172が設けられた薄膜状の保護カバー170と、前記装着リブの前面に、下端両側が両係止支持片160同士の間に挟持され且つ嵌合孔172が嵌合突起150に嵌合された保護カバーの前面下端全体を強制的に密着支持するために、前記嵌合突起150の下側に嵌め込まれるとともに両側端部が前記係止支持片160に対してそれぞれ分離可能に弾性結合される密着支持片180とを含んでなり、本発明によれば、前記マスクフレーム110または/および顎前面支え部120には、着用者の呼吸時に呼気の円滑な呼吸を誘導するための排気口114、121がさらに設けられてもよい。
前記排気口114、121の構成を介して、保護カバー170によって鼻および口の前面部が覆われていても、呼吸時に、呼気の排出がより円滑に行われるので、呼吸による息苦しさや曇りが防止できる。
本発明によれば、耳掛け紐固定溝112には、耳掛け紐を迅速かつ容易に挿入または分離するための挿入空間113が切除形成されてもよい。
前記挿入空間113を介して、リング状に前もって結束された耳掛け紐200を迅速に挿入することや、交換時に抜き取ることが可能であって、耳掛け紐の迅速な分離組立が可能になる。
本発明によれば、顎前面支え部120は、図7から確認されるように、顎の前面を支える面が垂直面を基準に20°~30°程度の傾き(A1)を持つように傾設できる。前述した傾きによって衛生マスク100を顔の前面に着用するとき、保護カバー170が着用者の顔の前面に対して垂直に立てられるのではなく、外側に一定角度の範囲内で外側に少し広げられる状態で傾斜するように着用できる。前記顎前面支え部120の構成によって、保護カバー170が顔の前面に対して自然に傾斜配置されることにより、着用安定感だけでなく、呼吸安定感を提供することができる。
一方、前記顎前面支え部120には、着用による疲労度を減らすためにクッションパッド122がさらに取り付けられてもよい。このとき、クッションパッド122は、肌触りが非常に良好な素材であれば特に制限されるものではないが、主に病院で使用する医療用スポンジが用いられてもよい。
本発明によれば、前記密着支持片180の両端の上部には、前記各係止支持片160からの密着支持片180の強制分離を容易にするための分離片182がさらに延設されてもよい。
前述した分離片182の構成によって、両端部が、装着リブ140に設けられた係止支持片160の係止段部162に強制的に係止されている密着支持片180を強制的に分離するとき、係止支持片160の上端よりもさらに上方に延長されるように配置された分離片を前面方向に倒すのが容易であり、このような分離片の倒し動作によって、密着支持片の両端部は前記係止支持片の係止段部162から強制的に分離されることが容易に行われ得る。
装着リブ140に対して分離片182を用いて密着支持片180を迅速に分離することが可能であるというのは、その分だけ保護カバー170の分離交換を迅速かつ容易かつ簡便に行うことができる。
本発明によれば、前記保護カバー170は、透明、半透明および不透明フィルムのうちのいずれかのフィルムで構成できる。保護カバー170を透明、半透明または不透明素材に多様にして、マスクの用途や状況に応じて適正に選んで使用できるようにすることにより、着用者の好みや状況に応じた選択使用幅を高めることができる。
特に、保護カバー170が透明からなる場合、着用者の口の形状や顔の表情、笑顔などを自然に見ることができるので、衛生マスクの着用に伴う拒否感を解消することができる。
また、保護カバー170は、0.125~0.25の範囲内の厚さtに形成されることが好ましい。保護カバー170の厚さを特に制限する必要はないが、上記の厚さの範囲内で形成されるとき、縁部に鋭いエッジが形成されることが防止でき、また、布で拭いたり水で洗浄したりするときに容易に曲がって破損してしまうという問題を解決することができる。
また、保護カバー170は、曇り防止処理だけでなく、抗菌処理が施されているフィルムを使用することができる。前記曇り防止処理および抗菌処理は、光学用透過率90%以上の保護カバー生地の一側面に曇り止めのための防曇(Anti-fog)液と抗菌(Anti-Bacteria)液をスプレーした後、180~200℃の高熱で乾燥処理する方法によって行われ得る。
さらに、本発明によれば、前記装着リブ140に設けられる少なくとも一つの嵌合突起150と、前記保護カバー170に対応して設けられる嵌合孔172は、その形状や大きさなどを異にすることができる。
つまり、複数設けられる嵌合突起150および嵌合孔172は、図3に例示されているように、一側は縦方向に長く形成し、他側はこれより小さく形成して、保護カバーの結合時に、これらの嵌合突起および嵌合孔が互いに合致する状態で嵌合されることにより、保護カバーの結合を安定的に誘導することができる。
上述したように複数設けられる嵌合突起150および嵌合孔172の大きさや形状を異にすることは、例えば、保護カバー170の一側面に曇り止め処理が施されている場合、前記曇り止め処理が施された面が顔面側にくるように結合しなければならないときに、前記嵌合突起および嵌合孔が互いに合致する状態で嵌合されるようにすることにより、作業者が特別に気を使わずに保護カバーを結合しても、常に曇り止め処理面が着用者の顔側に位置するように結合することが可能になるため、保護カバー170の高い結合安定性を提供することが可能となる。
以下、上述のように構成される本発明に係る衛生マスク100の組立工程について説明する。
まず、マスクフレーム100の両端に設けられた耳掛け紐固定溝112と連通するように設けられた挿入空間113を用いて、耳掛け紐200を挿入して着用者の耳に掛けることができるように結束する。
耳掛け紐200は、ゴム紐のようによく伸びる性質を持つ紐であって、良好な肌触りおよび弾力性を有するものが用いられることが好ましく、必要に応じて紐の長さを調節することができる調節具などがさらに備えられてもよい。
また、マスクフレーム110の上面外側の上端に立設された装着リブ140の前面に対して保護カバー170を取り付ける。このとき、保護カバー170は、装着リブ140に前方に突出するように設けられた嵌合突起142に対して嵌合孔172を嵌合する状態で固定結合する。この時、嵌合突起142および嵌合孔172は、複数設けられる場合、互いに対応して設けられたもの同士が嵌合される。
上述したように装着リブ140に対して保護カバー170を結合することにより、保護カバーは、前記嵌合突起142と嵌合孔172との嵌合によって上方への任意の移動または分離が防止される。
装着リブ140に対する保護カバー170の結合を完了した後、保護カバーの前面下端の外側から密着支持片180を強制的に押し込んだ後、両端部を係止支持片160の係止段部162に係止されるように結合する。
前記保護カバー170の前面に密着結合される密着支持片180は、装着リブ140に設けられた嵌合突起142の下側に配置されるように挿入されて密着する。
さらに、前記保護カバー170の前面下端全体に密着する密着支持片180は、装着リブ140の両端内側に設けられた係止支持片160の係止段部162に対してそれぞれ弾性係止されることにより、係止力が人為的に解除されない限り、任意の分離離脱が防止される。
上述したような密着支持片180の結合固定によって、保護カバー170は、その前面下端の内側に全体的に装着リブ140に対して強固に密着するように固定支持され、装着リブ140の嵌合突起142に対して保護カバー170の嵌合孔172が嵌合される状態で係止固定され、かつ、密着支持片180によって前面下端が全体的に同時に密着支持されることにより、装着リブ140に対して密着支持片180を強制的に分離しない限り、保護カバー170は、装着リブ140の内側または上側への任意の分離離脱が防止できるのである。
上述した過程を経て、衛生マスク100は組立が完了する。保護カバー170の毀損や交換が必要とされる場合には、密着支持片180を装着リブ140から強制的に分離することにより、保護カバー170の交換使用が可能となる。
上述のように保護カバー170のみを交換使用するというのは、密着支持片180またはマスクフレーム110は反復的な使用が可能であるということであり、それにより資源のリサイクル率を高める契機になることができ、また、消費者にとっては、保護カバー170のみを購入使用すればよいので、その分だけ製品の購入費用またはメンテナンス費用を削減することができるという経済的な利点の提供を受ける。
一方、前記装着リブ140からの保護カバー170の分離は、密着支持片180の各端部を係止支持片160の係止段部162から強制的に離脱させることにより可能になり、これにより、保護カバー170の分離交換が可能になる。
本発明によれば、係止支持片160に対する密着支持片180の強制分離の際に、これに備えられた分離片182を用いると、より迅速な分離が可能となる。つまり、密着支持片180の両端の上側に延長された分離片182は、係止支持片160より上方に露出される状態で配置されているので、前記分離片182を内方に引っ張ることにより、密着支持片180の各端部は相対的に係止支持片160の係止段部162から容易に離脱することができる。
したがって、分離片182を用いる場合、装着リブ140からの密着支持片160の分離離脱が非常に迅速かつ容易に行われることができる。これは、保護カバー170の交換作業が迅速かつ容易に行われ得るものと帰結される。
上述したように組立が完了した衛生マスク100は、図6に示すように、着用者の顔の前面に耳掛け紐200を用いて着用されるので、マスクフレーム110の装着リブ140に対して密着支持片180で密着固定された保護カバー170は、顎前面支え部120の傾斜構造および顎下面支え部130の構成により、着用者の顔の前面、例えば、顔の口と鼻に対して一定距離を置いて傾斜するように配置されることにより、対面接触時に相手との会話が自然に行われることができ、また、保護カバー170が口と鼻の前面をカバーする状態で配置されることにより、会話、呼吸または咳のときに発生する唾液などの飛沫が前方に飛散することを防止して、自分だけでなく、他人の安全を確保しながらも、衛生的に繰り返し使用することができるうえ、マスクフレーム110で形成された排気口114または顎前面支え部120で形成された排気口121を介して呼気の排気がスムーズに行われて安定な呼吸が可能になる。
また、本発明に係る衛生マスク100の着用時に、顎前面支え部120に付着したクッションパッド122によって、長時間を着用しても容易に疲れてしまわないうえ、着用による拒否感や不便さが全くなくなる。
特に、本発明に係る衛生マスク100は、着用時に、クッションパッド122が着用者の顎の前面に部分的に密着支持され、また、保護カバー170は、着用者の顔から離隔するように着用されることにより、女性の場合には、顔のメイクが落ちてしまうか崩れてしまう問題が全く発生しないため、安心して快適に着用することができる。
また、何よりも、本発明は、装着リブ140に対して保護カバー170の前面下端が密着支持片180によって全体的に均一に密着支持されることにより、保護カバーを布で拭いたり水に入れて洗浄したりするときに、装着リブ140からの部分的な離脱が防止されるため、保護カバーの任意の分離離脱に伴う再組立や毀損、破損などの問題が全く発生しなくなる。
以上、本発明を添付図面を参照して説明したが、本発明は、これに限定されず、下記の特許請求の範囲を逸脱することなく、多くの修正および変更があり得るのは当たり前である。
100 衛生マスク
110 マスクフレーム
112 耳掛け紐固定溝
113 挿入空間
114、121 排気口
120 顎前面支え部
122 クッションパッド
130 顎下面支え部
140 装着リブ
150 嵌合突起
160 係止支持片
162 係止段部
170 保護カバー
172 嵌合孔
180 密着支持片
182 分離片
200 耳掛け紐

Claims (6)

  1. 両端に耳掛け紐固定溝(112)がそれぞれ設けられ、顔の顎の前面屈曲形状に合わせて折り曲げられたマスクフレーム(110)と、
    前記マスクフレームの中央内側に設けられる顎前面支え部(120)と、
    前記マスクフレームの中央下端に折曲延長され、着用者の顎の下端部を支える顎下端支え部(130)と、
    前記マスクフレームの上面外側の上端に一定の高さで延設された装着リブ(140)と、
    前記装着リブの内側に突設された複数の嵌合突起(150)と、
    前記装着リブ(140)の両端内側に係止段部(162)が備えられるように立設される係止支持片(160)と、
    下端両側が、前記装着リブ(140)の両端内側に設けられる係止支持片(160)同士の間に挟持されるとともに、前記嵌合突起(150)と対応する複数の嵌合孔(172)が設けられた薄膜状の保護カバー(170)と、
    前記装着リブの後面に、下端両側が両係止支持片(160)同士の間に挟持され且つ嵌合孔(172)が嵌合突起(150)に嵌め込まれた保護カバーの前面下端全体を強制的に密着支持するために、前記嵌合突起(150)の下側に嵌め込まれるとともに両側端部が前記係止支持片(160)に対してそれぞれ分離可能に弾性結合される密着支持片(180)とを含んでなり、
    前記密着支持片(180)には、前記各係止支持片(160)からの前記密着支持片(180)の分離を容易にするための分離片(182)が、前記密着支持片(180)の両端の上部から上方に突出するように延設され、
    前記マスクフレーム(110)および前記顎前面支え部(120)には、着用者の呼吸時に呼気の円滑な呼吸を誘導するための排気口(114)(121)がさらに設けられ、
    前記排気口(114)(121)は、前記マスクフレーム(110)に形成された2つの排気口(114)、及び、前記顎前面支え部(120)で形成された1つの排気口(121)であり、
    前記1つの排気口(121)は、前記2つの排気口(114)の間に位置し、前記顎前面支え部(120)に設けられた、上下に連通する開口であり、
    複数の前記嵌合突起(150)は互いに形状又は大きさが異なるものであり、前記嵌合突起(150)と対応する複数の前記嵌合孔(172)も互いに形状又は大きさが異なるものであることを特徴とする、衛生マスク。
  2. 前記耳掛け紐固定溝(112)には、耳掛け紐(200)を迅速かつ容易に挿入または分離するための挿入空間(113)が切除形成されることを特徴とする、請求項1に記載の衛生マスク。
  3. 前記顎前面支え部(120)は、顎の前面を支える面が垂直面を基準に、上部が前記マスクフレーム(110)から離れる方向に20°~30°の傾き(A1)を持つように傾設されることを特徴とする、請求項1に記載の衛生マスク。
  4. 前記顎前面支え部(120)にはクッションパッド(122)がさらに取り付けられることを特徴とする、請求項に記載の衛生マスク。
  5. 前記保護カバー(170)は透明、半透明および不透明フィルムのうちのいずれかのフィルムからなることを特徴とする、請求項1に記載の衛生マスク。
  6. 前記保護カバー(170)は曇り止め処理および抗菌処理が施されていることを特徴とする、請求項1に記載の衛生マスク。
JP2020211130A 2020-07-07 2020-12-21 衛生マスク Active JP7299624B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2020-0083691 2020-07-07
KR1020200083691A KR102170501B1 (ko) 2020-07-07 2020-07-07 위생 마스크

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022014859A JP2022014859A (ja) 2022-01-20
JP7299624B2 true JP7299624B2 (ja) 2023-06-28

Family

ID=73018386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020211130A Active JP7299624B2 (ja) 2020-07-07 2020-12-21 衛生マスク

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7299624B2 (ja)
KR (1) KR102170501B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220068354A (ko) 2020-11-19 2022-05-26 박윤미 위생적으로 안면 착용위치 조절이 가능한 마스크

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101029717B1 (ko) 2010-12-06 2011-04-18 주식회사 케이메이트 위생 마스크
CN203913464U (zh) 2014-04-02 2014-11-05 蔡素清 一种透明口罩
CN204070651U (zh) 2014-09-24 2015-01-07 吴云 一种口罩

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102370270A (zh) * 2010-08-06 2012-03-14 深圳富泰宏精密工业有限公司 口罩
KR20130039441A (ko) * 2011-10-12 2013-04-22 박경수 입가림 마스크
KR20130068939A (ko) * 2011-12-16 2013-06-26 박경수 입가림 마스크
KR101275011B1 (ko) * 2012-01-16 2013-06-13 심규성 위생마스크
US20130213413A1 (en) * 2012-02-21 2013-08-22 Chang-Hung Lai Mouth mask
TWM438289U (en) * 2012-04-11 2012-10-01 chang-hong Lai Adjustable mouth mask structure
JP3216077U (ja) * 2018-02-21 2018-05-10 株式会社旭創業 衛生マスク

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101029717B1 (ko) 2010-12-06 2011-04-18 주식회사 케이메이트 위생 마스크
CN203913464U (zh) 2014-04-02 2014-11-05 蔡素清 一种透明口罩
CN204070651U (zh) 2014-09-24 2015-01-07 吴云 一种口罩

Also Published As

Publication number Publication date
KR102170501B1 (ko) 2020-10-28
JP2022014859A (ja) 2022-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200408137Y1 (ko) 호흡이 편한 마스크
KR100873671B1 (ko) 타자 보호용 위생 마스크
KR20180106787A (ko) 위생 마스크
TW201741201A (zh) 水鏡面罩結構
KR101029717B1 (ko) 위생 마스크
US20120222185A1 (en) Shower face shield
KR101889651B1 (ko) 홀더부재가 형성되는 마스크의 호흡용 프레임
KR20190071071A (ko) 위생마스크
JP7299624B2 (ja) 衛生マスク
KR20120003163A (ko) 타인 보호용 위생마스크
EP3741241B1 (en) Improvement to facemasks
WO2023086609A1 (en) Combined face shield and mask assembly
KR101036956B1 (ko) 위생마스크
KR102287338B1 (ko) 다기능성 마스크
JP3229569U (ja) 衛生用保護具
KR20180129228A (ko) 안구 보호 일체형 방호 마스크
KR101275011B1 (ko) 위생마스크
KR20140134618A (ko) 위생마스크
CN211832912U (zh) 一种护目面罩
KR20100128663A (ko) 위생용 입가리개
KR20220034573A (ko) 필터 교체형 투명 마스크
KR200494533Y1 (ko) 마스크용 가드
KR101066744B1 (ko) 이미용실용 얼굴 보호구
JP4422506B2 (ja) マスク
KR102225701B1 (ko) 휴대성 및 보관성을 향상시킨 칼라형 마스크

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201224

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220324

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20220324

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220415

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220420

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20220506

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20220512

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20230206

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20230410

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20230425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7299624

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150