JP7294881B2 - 電気化学セル評価用ホルダ及びセル評価システム - Google Patents

電気化学セル評価用ホルダ及びセル評価システム Download PDF

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Description

本発明は、平板型セルを用いた固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell :SOFC)の性能特性を評価するための電気化学セル評価用ホルダ及びセル評価システムに関するものである。
エネルギー変換効率の高い固体酸化物形燃料電池(以下、SOFCとも言う)が次世代のエネルギー供給システムとして注目を集めている。SOFCは、電解質膜にイオン伝導性固体電解質を使用し、その電解質膜の一方の面に多孔質焼結体からなる燃料極(アノード)を、他方の面に空気極(カソード)を接合して構成される。SOFCでは、燃料極に燃料(水素)を供給し、空気極に空気(酸素)を供給し、電気化学反応によって電気エネルギーを取り出している。
そして、この種のSOFCの研究開発に伴い、燃料電池の性能を評価するためのSOFCの単セル評価装置としては、例えば引用文献1に示す装置、非特許文献1や非特許文献2に開示される三重管構造の高温電気化学セル評価用ホルダ等が公知となっている。
ところで、一般的な電気化学セル評価用ホルダは、SOFCの作動温度(約800℃)と同程度の雰囲気温度によるセルの評価試験を実施可能とするため、耐熱性を有し、さらにその加工性や安価な製造コスト等を実現するために装置筐体の材料としてステンレス等の金属が用いられている。
しかしながら、SOFCの作動温度による評価実験では、作動温度が高温であるため、筐体を構成する金属中の成分(例えば、Cr)が蒸発して酸化した酸化物(例えば、Cr2 3 )がセル表面に付着して汚染され、SOFCの評価試験に悪影響を及ぼす虞があった。
また、上記各文献に開示される装置を含む一般的な電気化学セル評価用ホルダは、セルを両極側からガス導入管で挟持する縦型の三重管構造を採用している。このため、縦型の三重管構造に対応する電気炉にしか使用することができず、またホルダ自体が大型であり、電気炉への設置時の取り扱いが不便であるという問題があった。
さらに、この種の電気化学セル評価用ホルダでは、セル部を挟んで一対のガラスO-リングを設置し、電気炉内の熱によって溶融させることでセル部の両極側のシールを行い、燃料ガス及び空気ガスのガス漏れを防止する気密構造を実現している。しかし、O-リングがガラス製であるため、次の評価試験を行う際に、それまで使用したガラスO-リングの除去や清掃作業が必要となり、その作業が面倒であった。
そこで、出願人は、上述した問題を解決するため、下記特許文献2に開示される電気化学セル評価用ホルダを出願している。
この特許文献2に開示される電気化学セル評価用ホルダでは、挟持部品である燃料ガス拡散板、燃料極用集電体、セル部、一対のセラミックス製のガスケット、空気極用集電体、空気ガス拡散板を積層し、燃料極側収容凹部と空気極側収容凹部とが対向するようにアルミナ製の燃料極側筐体及び空気極側筐体とを突き合わせた状態で挟持させる。そして、各筐体間で挟持部品を挟持した状態で、空気極側挿通孔にセラミックバネを挿入し、燃料極側挿通孔から挿入したボルトをナットで締結固定して組み立てる。
これにより、性能評価時におけるセルへの悪影響が無く、且つ装置の小型化による電気炉への設置容易性と組立容易性に優れた電気化学セル評価用ホルダを実現している。
特開平6-223857号公報 特開2013-105662号公報
社団法人電気化学協会編「電気化学測定法」、社団法人電気化学協会(1972)、154~155頁 SOFC研究会編「第12回SOFC研究発表会講演要旨集」、(2003)、94~95頁
ところで、近年では、SOFCの性能の高度化に伴い、大面積セルの開発と評価を行うにあたって、直接的に発電状態の分布を見る需要がある。
しかしながら、上述した従来の電気化学セル評価用ホルダでは、セル全体としての平均的な発電状況を測定することは可能であるが、セルの局所的な測定(例えば電流分布や発電分布など)を行うことができなかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、セルの局所的な測定を行うことが可能な電気化学セル評価用ホルダ及びセル評価システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載された電気化学セル評価用ホルダは、燃料ガスを供給する燃料ガス導入管と、供給された燃料ガスを排出する燃料ガス排出管とを有する燃料極側筐体と、
空気ガスを供給する空気ガス導入管と、供給された空気ガスを排出する空気ガス排出管とを有する空気極側筐体と、
燃料極と空気極との間に電解質を挟んで構成されるセル部と、
前記セル部を挟むように設けられる一対以上の集電体とを備え、
前記セル部を中心として前記集電体を取り囲むように設けられる一対の第1シール部材を介在しながら前記燃料極側筐体と前記空気極側筐体とを突き合わせた状態で固定された電気化学セル評価用ホルダにおいて、
前記燃料ガス導入管と前記燃料ガス排出管に連通し、前記セル部の燃料極の測定領域の分割数に対応する凹部を有して前記燃料極側筐体に形成される燃料極側収容凹部と、
前記空気ガス導入管と前記空気ガス排出管に連通し、前記セル部の分割された燃料極の測定領域と対をなして分割される空気極の測定領域に対応する凹部を有して前記空気極側筐体に形成される空気極側収容凹部と、
前記セル部の測定領域ごとに対面して前記燃料極側収容凹部と前記空気極側収容凹部に着脱可能に収容される一対の電極板と、
前記一対の電極板と接続される電線とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載された電気化学セル評価用ホルダは、請求項1の電気化学セル評価用ホルダにおいて、
前記一対の電極板には、ガスを拡散する流路が形成されることを特徴とする。
請求項3に記載された電気化学セル評価用ホルダは、請求項1または2の電気化学セル評価用ホルダにおいて、
前記セル部の分割された燃料極と空気極の測定領域それぞれに第2シール部材が着脱可能に設けられ、前記第2シール部材は前記燃料ガスおよび前記空気ガスのガス通過孔が形成され、当該ガス通過孔は前記燃料ガスおよび前記空気ガスの導入側および排出側に近いほど面積が小さいことを特徴とする。
請求項4に記載された電気化学セル評価用ホルダは、請求項1または2の電気化学セル評価用ホルダにおいて、
前記セル部の分割された燃料極と空気極の測定領域それぞれに第2シール部材が着脱可能に設けられ、前記第2シール部材には前記燃料ガスおよび前記空気ガスのガス通過孔が形成され、当該ガス通過孔は前記燃料ガスおよび前記空気ガスの排出側に近いほど面積が大きいことを特徴とする。
請求項5に記載されたセル評価システムは、請求項1~4の何れかの電気化学セル評価用ホルダが収容される電気炉と、
前記燃料ガスおよび前記空気ガスを設定流量に制御するとともに前記電気炉を目標温度に制御する制御装置と、
前記制御装置による制御下において前記一対の電極板間に印加される電圧を所定ステップで可変して前記セル部の測定領域ごとの電流-電圧特性を測定するとともに前記一対の電極板間に印加される電圧の周波数を可変して前記セル部の測定領域ごとのインピーダンス特性を測定する測定装置とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、セル部の局所的な測定を複数箇所で行うことができ、例えばセル部の電流分布や発電分布、セル部の各電極への集電体の押し付けなどの測定が可能となる。
本発明に係る電気化学セル評価用ホルダの概略構成を示す分解斜視図である。 本発明に係る電気化学セル評価用ホルダの概略断面図である。 本発明に係る電気化学セル評価用ホルダにおける燃料極側筐体の平面図である。 図3の燃料極側筐体に第2シール部材を取り付けたときの平面図である。 図4の燃料極側筐体に測定用電極板を取り付けたときの平面図である。 本発明に係るセル評価システムの説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施の形態の電気化学セル評価用ホルダ(以下、評価用ホルダと略称する)は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)からなる平板型の単一セルの評価を行う際に用いられるものである。
図1や図2に示すように、評価用ホルダ1は、燃料極側筐体2と空気極側筐体3との間に評価対象である平板型の単一セルからなるセル部4を含む挟持部品5を挟持し、燃料極側筐体2と空気極側筐体3とを固定部材6で締結固定して組み立てる構成を基本構成としている。
なお、本実施の形態では燃料極側筐体2に固定部材6を配置しているが、空気極側筐体3に固定部材6を配置することも可能である。また、本実施の形態では燃料極側筐体2と空気極側筐体3が左右対称の共通部品で構成されており、図3~図5の燃料極側筐体2と共通の空気極側筐体3の各部品の符号を括弧内に付記している。
燃料極側筐体2は、評価試験時の高温に耐え、且つセル部4の汚染を防止する効果を備えた例えばアルミナからなる直方体形状を有する。
燃料極側筐体2の一側面には、燃料ガスを供給する燃料ガス導入管11と、供給された未反応の燃料ガスを排出する燃料ガス排出管12とが並設される。
燃料極側筐体2において、組み立て時に空気極側筐体3と対面する表面には、セル部4の分割された燃料極の測定領域に対面して後述する燃料極側測定用電極板21Aを選択的に収容するための燃料極側収容凹部13が形成されている。
なお、本実施の形態において、「分割」とは、セル部4の局所的な測定を可能とするため、セル部4の燃料極と空気極の測定したい任意の領域を対面して対をなすように複数の領域に分けることを意味するものである。
燃料極側収容凹部13は、セル部4の燃料極の測定領域の分割数に対応した数の凹部からなる。例えばセル部4の燃料極と空気極の測定領域を対面して4分割する場合には、図3に示すように、燃料極側収容凹部13がA,B,C,Dの領域からなる矩形状の4つの凹部からなる。
図3に示すように、燃料極側収容凹部13の各凹部の中央には、後述する燃料極側測定用電極板21Aの取付導体21aが挿通される円形の挿通孔14が形成される。また、燃料極側収容凹部13の各凹部の外側寄り(図3のA,Bの領域の左側寄り、C,Dの領域の右側寄り)には、燃料ガスが通過する矩形状のガス通過孔15が形成される。
具体的に、図3の例では、燃料極側収容凹部13のA,Bの領域に形成されるガス通過孔15は、燃料ガス導入管11に連通して燃料ガスを導入するガス導入孔として機能する。また、燃料極側収容凹部13のC,Dの領域に形成されるガス通過孔15は、燃料ガス排出管12に連通して燃料ガスを排出するガス排出孔として機能する。
なお、燃料極側筐体2は、後述する燃料極側測定用電極板21Aや燃料極側第2シール部材32Baが収容でき、且つセル部4の燃料極で十分に発電可能な程度の燃料ガスを充満できる燃料極側収容凹部13が形成できる程度の厚さや大きさであればよい。
空気極側筐体3は、燃料極側筐体2と同様に、評価試験時の高温に耐え、且つセル部4の汚染を防止する効果を備えた例えばアルミナからなる直方体形状を有する。
空気極側筐体3の一側面には、空気ガスを供給する空気ガス導入管16と、供給された未反応の空気ガスを排出する空気ガス排出管17とが並設される。
空気極側筐体3において、組み立て時に燃料極側筐体2と対面する表面には、セル部4の燃料極と対をなして分割された空気極の測定領域に対面して後述する空気極側測定用電極板21Bを選択的に収容するための空気極側収容凹部18が形成されている。
空気極側収容凹部18は、セル部4の空気極の測定領域の分割数に対応した数の凹部からなる。例えばセル部4の燃料極と空気極の測定領域を対面して4分割する場合には、図3に示すように、空気極側収容凹部18がA,B,C,Dの領域からなる矩形状の4つの凹部からなる。
図3に示すように、空気極側収容凹部18の各凹部の中央には、後述する空気極側測定用電極板21Bの取付導体21bが挿通される円形の挿通孔19が形成される。また、空気極側収容凹部18の各凹部の外側寄り(図3のA,Bの領域の左側寄り、C,Dの領域の右側寄り)には、空気ガスが通過する矩形状のガス通過孔20が形成される。
具体的に、図3の例では、空気極側収容凹部18のA,Bの領域に形成されるガス通過孔20は、空気ガス導入管16に連通して空気ガスを導入するガス導入孔として機能する。また、空気極側収容凹部18のC,Dの領域に形成されるガス通過孔20は、空気ガス排出管17に連通して空気ガスを排出するガス排出孔として機能する。
なお、空気極側筐体3は、後述する空気極側測定用電極板21Bや空気極側第2シール部材32Bbが収容でき、且つセル部4の空気極で十分に発電可能な程度の空気ガスを充満できる空気極側収容凹部18が形成できる程度の厚さや大きさであればよい。
測定用電極板21は、例えばステンレス鋼:SUS、インコネル(登録商標)などの耐熱性、導電性、耐腐食性を有する金属で構成される。
測定用電極板21は、セル部4の分割された測定領域ごとに対面して着脱可能に選択的に設けられる矩形平板状の一対の電極板を備え、一対の電極板の中央に後述する電線22(電圧線22a、電流線22b)を接続するための筒状の取付導体21aが一体に設けられたものであり、燃料極側測定用電極板21Aと空気極側測定用電極板21Bとからなる。
燃料極側測定用電極板21Aは、セル部4の測定領域に対面して後述する燃料極側第2シール部材32Baを介して燃料極側収容凹部13に選択的に収容される。また、空気極側測定用電極板21Bは、セル部4の測定領域に対面して後述する空気極側第2シール部材32Bbを介して空気極側収容凹部18に選択的に収容される。
なお、燃料極側測定用電極板21Aと空気極側測定用電極板21Bは、開口の形状によってガスの流れの異なる流路が表面に形成されたものであってもよい。この場合、例えば図5に示すように、所定間隔おきに形成される複数の直線状の溝23によって流路を形成するもの、上下または左右に蛇行した1本の溝によって流路を形成するものなど、異なる流路が形成された複数種類の燃料極側測定用電極板21Aと空気極側測定用電極板21Bを用意しておくのが好ましい。
燃料極側測定用電極板21Aと空気極側測定用電極板21Bは、図6に示すように、燃料極側筐体2を上方、空気極側筐体3を下方とした場合、燃料極側筐体2と空気極側筐体3それぞれの挿通孔14,19に挿通される筒状の取付導体21aの先端部にネジ止めされた電線22(電圧線22a、電流線22b)を介して外部に引き出され、電線22が後述する測定装置44に適宜配線接続される。
挟持部品5は、図1に示すように、評価対象となるセル部4の他、一対の集電体31、第1シール部材32Aを含んで構成される。
セル部4は、例えばYSZ/Niサーメットなどの燃料極と、例えば(La,Sr)MnO3 などの空気極との間に、例えばYSZ(イットリア安定化ジルコニア)やScSZ(スカンジア安定化ジルコニア)などの電解質を一体化して矩形板状の単セルとして構成される。
一対の集電体31は、高温で酸化しにくい貴金属である例えば金(Au)や白金(Pt)製の網などで構成される燃料極側集電体31Aと空気極側集電体31Bとからなる。一対の集電体31は、図1に示すように、燃料極側筐体2を上方、空気極側筐体3を下方とした場合、燃料極側集電体31Aがセル部4の燃料極の上方に設けられ、空気極側集電体31Bがセル部4の空気極の下方に設けられる。
なお、本実施の形態では、複数の電極板21A(21B)に1枚の集電体31A(31B)を用いる構成としたが、電極板21ごとに異なる集電体31を設ける構成として、電極板ごとに測定条件を変えることもできる。
第1シール部材32Aは、ガス漏洩防止用として、弾力性を有するセラミックス(例えば、バーミキュライト、マイカ、アルミナファイバー等)からなるガスケットで構成される。
第1シール部材32Aは、矩形枠状に形成され、燃料極側第1シール部材32Aaと空気極側第1シール部材32Abからなる。図2に示すように、第1シール部材32Aaは燃料極側集電体31Aを取り囲むように設けられ、空気極側第1シール部材32Abは空気極側集電体31Bを取り囲むように設けられる。
第2シール部材32Bは、第1シール部材32Aと同様に、ガス漏洩防止用として、弾力性を有するセラミックス(例えば、バーミキュライト、マイカ、アルミナファイバー等)からなるガスケットで構成され、燃料極側第2シール部材32Baと空気極側第2シール部材32Bbからなる。第2シール部材32Bは、例えばセル部4の燃料極と空気極の測定領域が4分割される場合、図4に示すように、燃料極側第2シール部材32Baが燃料極側収容凹部13に収容され、空気極側第2シール部材32Bbが空気極側収容凹部18に収容される。
燃料極側収容凹部13に収容される燃料極側第2シール部材32Baの中央には、図4に示すように、燃料極側測定用電極板21Aの取付導体21aが挿通される円形の挿通孔33が形成される。
また、燃料極側第2シール部材32Baには、燃料極側収容凹部13のガス通過孔15に対応する位置に燃料ガスを通過させる矩形状のガス通過孔34が形成される。具体的に、図4の例では、燃料極側収容凹部13のA,Bの領域に設けられる燃料極側第2シール部材32Baのガス通過孔34は、燃料ガス導入管11に連通して燃料ガスを導入するガス導入孔として機能する。また、燃料極側収容凹部13のC,Dの領域に設けられる燃料極側第2シール部材32Baのガス通過孔34は、燃料ガス排出管12に連通して燃料ガスを排出するガス排出孔として機能する。
そして、これらガス通過孔34は、燃料ガスの導入側である燃料ガス導入管11および燃料ガスの排出側である燃料ガス排出管12に近い方の面積が小さく形成される。具体的に、図4の例では、Bの領域よりもAの領域のガス通過孔34の方が面積が小さく形成され、Cの領域よりもDの領域のガス通過孔34の方が面積が小さく形成される。すなわち、ガス通過孔34は、燃料ガスの導入側および排出側に近いほど面積が小さく形成される。
また、空気極側収容凹部18に収容される空気極側第2シール部材32Bbの中央には、図4に示すように、空気極側測定用電極板21Bの取付導体21bが挿通される円形の挿通孔35が形成される。
また、空気極側第2シール部材32Bbには、空気極側収容凹部18のガス通過孔20に対応する位置に空気ガスを通過させる矩形状のガス通過孔36が形成される。具体的に、図4の例では、空気極側収容凹部18のA,Bの領域に設けられる空気極側第2シール部材32Bbのガス通過孔36は、空気ガス導入管16に連通して空気ガスを導入するガス導入孔として機能する。また、空気極側収容凹部18のC,Dの領域に設けられる空気極側第2シール部材32Bbのガス通過孔36は、空気ガス排出管17に連通して空気ガスを排出するガス排出孔として機能する。
そして、これらガス通過孔36は、空気ガスの導入側である空気ガス導入管16および空気ガスの排出側である空気ガス排出管17に近い方の面積が小さく形成される。具体的に、図4の例では、Bの領域よりもAの領域のガス通過孔36の方が面積が小さく形成され、Cの領域よりもDの領域のガス通過孔36の方が面積が小さく形成される。すなわち、ガス通過孔36は、空気ガスの導入側および排出側に近いほど面積が小さく形成される。
なお、本実施の形態では、ガス導入管11,16、ガス排出管12,17に近い方のガス通過孔34,36の面積を小さくする構成にしているが、ガス通過孔34,36を同じ面積にする構成や、逆にガス排出管12,17に近い方のガス通過孔34,36の面積を大きくする構成にすることも可能である。
上記のように構成される挟持部品5は、燃料極側筐体2を上方、空気極側筐体3を下方として配置した場合、空気極側第2シール部材32Bb、空気極側測定用電極板21B、空気極側第1シール部材32Ab、空気極側集電体31B、セル部4、燃料極側集電体31A、燃料極側第1シール部材32Aa、燃料極側測定用電極板21A、燃料極側第2シール部材32Baの順に積層した状態で挟持され、例えばセラミックバネが介挿されたアルミナ製のネジ(固定部材6)により複数箇所(例えば図3~図5の8箇所)で締結固定される。
次に、図6を参照しながらセル評価システム41の構成について説明する。図6に示すように、セル評価システム41は、評価用ホルダ1に装着された挟持部品5のセル部4の発電時の評価試験を行うものであり、電気炉42、制御装置43、測定装置44を含む構成である。
電気炉42は、制御装置43にて一定温度(例えば700~1000℃であり、セル部4の作動温度:800℃前後)に制御される測定空間が形成されるように、不図示の断熱材の外側を矩形形状の金属製のケースで覆った構成である。
電気炉42の測定空間内には、セル部4を装着した評価用ホルダ1が設置される。また、測定空間に面する不図示の断熱材の内壁周面には、測定空間内を一定高温に保持するように制御装置43にて加熱制御されるヒータ45が設置される。さらに、電気炉42には、炉内温度(測定空間内の温度)を検出する温度センサ46が設置される。
制御装置43は、評価用ホルダ1に装着されたセル部4に供給される燃料ガスおよび空気ガスを設定流量に制御するとともに、電気炉42の炉内温度が目標温度に到達するように温度センサ46の検出温度に基づいてヒータ45を制御する。
測定装置44は、例えばポテンショスタット、周波数応答解析器(FRA)などを含む各種周知の測定器で構成される。測定装置44は、制御装置43にて燃料ガスおよび空気ガスが設定流量に制御されるとともに電気炉42の炉内温度が目標温度に制御されると、セル部4の測定領域に対応する一対の測定用電極板21(21A,21B)間に印加される電圧を所定ステップで可変し、その際の応答電流からセル部4の各測定領域の電流-電圧特性を測定する。また、測定装置44は、セル部4の各測定領域に対応する一対の測定用電極板21(21A,21B)間に印加される電圧(交流信号)の周波数を可変し、その際の応答周波数から時間遅れを求める交流インピーダンス法(EIS)によりセル部4の各測定領域のインピーダンス特性を測定する。
次に、上述したセル評価システム41によるセル部4の測定方法について説明する。ここでは、セル部4の燃料極と空気極の測定領域(図3~図5のA,B,C,Dの領域に対応)を4分割し、各測定領域を同一の測定条件で測定する場合を例にとって説明する。
まず、セル部4が装着された評価用ホルダ1を電気炉42の測定空間に設置し、燃料ガスと空気ガスの設定流量、電気炉42の測定空間の目標温度、初期電圧を設定する。
そして、制御装置43は、上記設定を終えて測定を開始すると、電気炉42の測定空間が目標温度まで昇温するように、温度センサ46の検出温度に基づいてヒータ45を制御する。
そして、測定装置44は、セル部4の4つの測定領域に対応する一対の測定用電極板21(21A,21B)から引き出される電圧線22aそれぞれに印加される電圧を初期電圧から所定ステップで可変する。例えば初期電圧1.1Vから0.4Vまで0.1Vステップで電圧を可変する。測定装置44は、この所定ステップで電圧を可変したときの応答電流からセル部4の測定領域ごとの電流-電圧特性を測定する。また、測定装置44は、セル部4の各測定領域に対応する一対の測定用電極板21(21A,21B)間に印加される電圧(交流信号)の周波数を可変し、その際の応答周波数から時間遅れを求める交流インピーダンス法(EIS)によりセル部4の測定領域ごとのインピーダンス特性を測定する。
そして、セル部4に供給される燃料ガスと空気ガスの設定流量や電気炉42の測定空間の目標温度を適宜変更して上述した測定を行う。
また、流路の異なる測定用電極板21(21A,21B)やガス通過孔34,36の異なる第2シール部材32B(32Ba,32Bb)が複数種類用意されている場合には、これら測定用電極板21(21A,21B)や第2シール部材32B(32Ba,32Bb)を適宜組み合わせて交換し、上述した測定を行う。
ところで、上述した測定方法では、セル部4の4つの測定領域全てを同一の測定条件(燃料ガスと空気ガスの設定流量、初期電圧、電圧の可変量)で測定を行っているが、セル部4の測定領域ごとに測定条件を変えたり、セル部4の燃料極側と空気極側の測定条件を変えたりして測定領域ごとの測定を行うこともできる。
また、例えば図3~図5のA,B,C,Dの領域に対応するセル部4の4つの測定領域のうち、1つの測定領域に対応するBの領域のみの電流-電圧特性およびインピーダンス特性を測定する場合には、A,C,Dの領域に対応する燃料極側収容凹部13および空気極側収容凹部18に不図示の拡散板を収容するのが好ましい。この場合、拡散板には、燃料極側電極板21Aや空気極側電極板21Bと同様の流路が形成される。
このように、本実施の形態によれば、セル部4の燃料極の測定領域の分割数に対応する凹部を有する燃料極側収容凹部13を燃料極側筐体2に形成し、セル部4の分割された燃料極の測定領域と対をなして分割される空気極の測定領域に対応する凹部を有する空気極側収容凹部18を空気極側筐体3に形成し、セル部4の分割された燃料極および空気極の測定領域に対面して一対の測定用電極板21(21A,21B)を設け、この一対の測定用電極板21A,21Bに電線22(電圧線22a、電流線22b)が接続される。また、一対の測定用電極板21A,21Bは、セル部4の分割された一対の燃料極と空気極の測定領域に対面して選択的に着脱可能としている。これにより、セル部4の局所的な測定を含むセル部4の測定領域ごとの測定(電流-電圧特性、インピーダンス特性、セル部の各電極への集電体の押し付けなどの測定)が可能になる。
具体的には、セル部4の所望とする測定領域のみに電圧を印加してセル部4の局所的な発電状態の分布を測定することができる。また、電気化学インピーダンス分光法(EIS)によりセル部4の所望とする測定領域に印加される電圧(交流信号)の周波数を可変してインピーダンス特性を測定することができる。さらに、測定したインピーダンス特性からセル部4の各電極への集電体の押し付けを測定することができる。そして、これらの測定結果からセル部の運転条件に課題があるか否かを確認し、より優れた単セルやスタックセルを含むシステム設計が可能となる。
また、一対の測定用電極板21A,21Bにガスを拡散する流路を形成すれば、拡散板の機能も兼用することができる。
さらに、セル部4の分割された測定領域に対面して収容凹部13,18に収容可能な第2シール部材32B(32Ba,32Bb)を設け、燃料ガスおよび空気ガスの導入側および排出側に近いほど面積の小さいガス通過孔34,36を形成すれば、セル部4の分割された各測定領域に対して、より均等なガスの供給/排出を行うことが可能になる。
以上、本発明に係る電気化学セル評価用ホルダ及びセル評価システムの最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 電気化学セル評価用ホルダ
2 燃料極側筐体
3 空気極側筐体
4 セル部
5 挟持部品
6 固定部材
11 燃料ガス導入管
12 燃料ガス排出管
13 燃料極側収容凹部
14,19 挿通孔
15,20 ガス通過孔
16 空気ガス導入管
17 空気ガス排出管
18 空気極側収容凹部
21(21A,21B) 測定用電極板
21a,21b 取付導体
22 電線
22a 電圧線
22b 電流線
23 溝
31(31A,31B) 集電体
32A(32Aa,32Ab) 第1シール部材
32B(32Ba,32Bb) 第2シール部材
33,35 挿通孔
34,36 ガス通過孔
41 セル評価システム
42 電気炉
43 制御装置
44 測定装置
45 ヒータ
46 温度センサ

Claims (5)

  1. 燃料ガスを供給する燃料ガス導入管と、供給された燃料ガスを排出する燃料ガス排出管とを有する燃料極側筐体と、
    空気ガスを供給する空気ガス導入管と、供給された空気ガスを排出する空気ガス排出管とを有する空気極側筐体と、
    燃料極と空気極との間に電解質を挟んで構成されるセル部と、
    前記セル部を挟むように設けられる一対以上の集電体とを備え、
    前記セル部を中心として前記集電体を取り囲むように設けられる一対の第1シール部材を介在しながら前記燃料極側筐体と前記空気極側筐体とを突き合わせた状態で固定された電気化学セル評価用ホルダにおいて、
    前記燃料ガス導入管と前記燃料ガス排出管に連通し、前記セル部の燃料極の測定領域の分割数に対応する凹部を有して前記燃料極側筐体に形成される燃料極側収容凹部と、
    前記空気ガス導入管と前記空気ガス排出管に連通し、前記セル部の分割された燃料極の測定領域と対をなして分割される空気極の測定領域に対応する凹部を有して前記空気極側筐体に形成される空気極側収容凹部と、
    前記セル部の測定領域ごとに対面して前記燃料極側収容凹部と前記空気極側収容凹部に着脱可能に収容される一対の電極板と、
    前記一対の電極板と接続される電線とを備えたことを特徴とする電気化学セル評価用ホルダ。
  2. 前記一対の電極板には、ガスを拡散する流路が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電気化学セル評価用ホルダ。
  3. 前記セル部の分割された燃料極と空気極の測定領域それぞれに第2シール部材が着脱可能に設けられ、前記第2シール部材は前記燃料ガスおよび前記空気ガスのガス通過孔が形成され、当該ガス通過孔は前記燃料ガスおよび前記空気ガスの導入側および排出側に近いほど面積が小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の電気化学セル評価用ホルダ。
  4. 前記セル部の分割された燃料極と空気極の測定領域それぞれに第2シール部材が着脱可能に設けられ、前記第2シール部材には前記燃料ガスおよび前記空気ガスのガス通過孔が形成され、当該ガス通過孔は前記燃料ガスおよび前記空気ガスの排出側に近いほど面積が大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の電気化学セル評価用ホルダ。
  5. 請求項1~4の何れかの電気化学セル評価用ホルダが収容される電気炉と、
    前記燃料ガスおよび前記空気ガスを設定流量に制御するとともに前記電気炉を目標温度に制御する制御装置と、
    前記制御装置による制御下において前記一対の電極板間に印加される電圧を所定ステップで可変して前記セル部の測定領域ごとの電流-電圧特性を測定するとともに前記一対の電極板間に印加される電圧の周波数を可変して前記セル部の測定領域ごとのインピーダンス特性を測定する測定装置とを備えたことを特徴とするセル評価システム。
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