JP7294536B2 - 切削工具および切削システム - Google Patents
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Description
この出願は、2020年11月30日に出願された国際出願PCT/JP2020/44421を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
D<0.74W+2.09mindxy ・・・ (A)
前記2つのせん断ひずみセンサの一方は、前記第1方向の負荷である第1負荷、前記第2方向の負荷である第2負荷、および前記第3方向の負荷である第3負荷のうち、前記第2負荷に対して最大の感度を有し、前記2つのせん断ひずみセンサの他方は、前記第1負荷、前記第2負荷および前記第3負荷のうち、前記第1負荷に対して最大の感度を有する。
上述した特許文献1~3に記載の技術を超えて、ひずみセンサを用いてシャンクのひずみをより高感度で測定することが可能な技術が望まれる。
本開示によれば、ひずみセンサを用いてシャンクのひずみをより高感度で測定することができる。
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
D<0.74W+2.09mindxy ・・・ (A)
前記2つのせん断ひずみセンサの一方は、前記第1方向の負荷である第1負荷、前記第2方向の負荷である第2負荷、および前記第3方向の負荷である第3負荷のうち、前記第2負荷に対して最大の感度を有し、前記2つのせん断ひずみセンサの他方は、前記第1負荷、前記第2負荷および前記第3負荷のうち、前記第1負荷に対して最大の感度を有する。
0.74W+2.09mindxy<D<0.74W+2.09maxdxy ・・・ (B)
前記垂直ひずみセンサは、前記距離dxが前記距離dyより大きい場合、前記第1方向の負荷である第1負荷、前記第2方向の負荷である第2負荷、および前記第3方向の負荷である第3負荷のうち、前記第1負荷に対して最大の感度を有し、前記垂直ひずみセンサは、前記距離dyが前記距離dxより大きい場合、前記第1負荷、前記第2負荷、および前記第3負荷のうち、前記第2負荷に対して最大の感度を有してもよい。
[切削システム]
図1は、本開示の第1の実施の形態に係る切削システムの構成を示す図である。図1を参照して、切削システム301は、旋削加工用の切削工具101と、処理装置201とを備える。切削工具101は、たとえば、金属等からなる切削対象物の旋削加工に用いられる。切削工具101は、シャンク10と、1または複数のひずみセンサ20とを備える。ひずみセンサ20は、シャンク10の表面に搭載される。たとえば、ひずみセンサ20は、接着剤または粘着剤を介してシャンク10の表面に取り付けられる。たとえば、ひずみセンサ20は、シャンク10に取り付けられた状態で樹脂材料等に埋め込まれることにより固定されてもよい。処理装置201は、切削加工時のひずみセンサ20の計測結果に基づいて、切削工具101に関する異常を検知する。
シャンク10の形状は、たとえば正四角柱形状である。より詳細には、シャンク10は、シャンク10の断面における幅方向WDの長さを幅bとし、シャンク10の断面における高さ方向HDの長さを高さhとしたとき、幅bと高さhとが等しく、かつ断面形状が正四角形の角シャンクである。ここで、高さ方向HDとは、工具系基準方式において、シャンク10の長手方向に垂直な平面内において主運動の方向と平行な方向であり、幅方向WDとは、当該平面内において主運動の方向に垂直な方向である。なお、シャンク10は、高さhが幅bよりも大きく、かつ断面形状が四角形である角シャンクであってもよい。また、シャンク10は、幅bと高さhとが等しく、かつ断面形状が正四角形ではない丸シャンクであってもよい。また、シャンク10は、幅bが高さhよりも大きく、かつ断面形状が正四角形ではない丸シャンクであってもよい。角シャンクの形状および寸法は、JIS(Japanese Industrial Standards) B 4126(2016年11月21日制定)、およびISO(International Organization for Standardization) 5610(2014年8月21日制定)により規定されている。丸シャンクの形状および寸法は、JIS B 4129(2020年1月20日制定)、およびISO 5609(2012年12月13日制定)により規定されている。以下、ひずみセンサ20の搭載位置におけるシャンク10の高さ方向HDの最大長さを高さhsenとし、ひずみセンサ20の搭載位置におけるシャンク10の幅方向WDの最大長さを幅bsenとする。また、高さhsenをシャンク高さWとも称する。
図4は、本開示の第1の実施の形態に係る切削システムにおける処理装置の構成を示す図である。図4を参照して、処理装置201は、無線通信部110と、処理部120と、記憶部130とを備える。無線通信部110は、たとえば通信用IC等の通信回路により実現される。処理部120は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)およびDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサによって実現される。記憶部130は、たとえば不揮発性メモリである。無線通信部110は、切削工具101における無線通信装置と無線による通信を行う。当該無線通信装置および無線通信部110は、たとえば、IEEE 802.15.4に準拠したZigBee(登録商標)、IEEE 802.15.1に準拠したBluetooth(登録商標)およびIEEE802.15.3aに準拠したUWB(Ultra Wide Band)等の通信プロトコルを用いた無線による通信を行う。なお、当該無線通信装置と無線通信部110との間において、上記以外の通信プロトコルが用いられてもよい。無線通信部110は、切削工具101における無線通信装置から受信した無線信号からセンサ計測値sを取得し、取得したセンサ計測値sを記憶部130に保存する。処理部120は、無線通信部110により記憶部130に保存されたセンサ計測値sを解析することにより、切削工具101に関する異常を検知する。
図5は、本開示の第1の実施の形態に係る切削工具の構成の一例を示す図である。第1の実施の形態に係るチップ1は、基準点1Kである基準点1K1を有する。基準点1K1の位置は、図3に示す位置PK1の一例である。図5を参照して、切削工具101は、ひずみセンサ20として、ひずみセンサ20A,20B,20Cを備える。たとえば、ひずみセンサ20A,20Cは、シャンク10の側面S4に搭載される。また、たとえば、ひずみセンサ20Bは、シャンク10の上面S2に搭載される。
図6は、本開示の第1の実施の形態に係る切削工具の構成を示す断面図である。図6は、図5におけるVI-VI線矢視断面図である。図6では、基準点1K1をZ方向に沿ってVI-VI線矢視断面へ平行移動させたときのチップ1の位置および基準点1K1の位置を破線および黒丸でそれぞれ示している。図6を参照して、VI-VI線矢視断面におけるシャンク10のシャンク高さをWaとする。たとえば、Waは、上述のシャンク高さWと等しい。以下、後述の変形例においても同様に、Waはシャンク高さWと等しいものとする。また、X方向における、ひずみセンサ20Aの搭載位置におけるシャンク10の中心と、チップ1における切刃の基準点1Kとの間の距離を距離dxaとする。また、Y方向における、ひずみセンサ20Aの搭載位置におけるシャンク10の中心と、基準点1Kとの間の距離を距離dyaとする。なお、ひずみセンサ20の搭載位置とは、たとえば、ひずみセンサ20におけるシャンク10との接触面の中心を意味するものとする。
Da<0.74W+2.09maxdxya ・・・ (1)
Da<0.74W+2.09mindxya ・・・ (2)
図7は、本開示の第1の実施の形態に係る切削工具の構成を示す断面図である。図7は、図5におけるVII-VII線矢視断面図である。図7では、基準点1K1をZ方向に沿ってVII-VII線矢視断面へ平行移動させたときのチップ1の位置および基準点1K1の位置を破線および黒丸でそれぞれ示している。図7を参照して、VII-VII線矢視断面におけるシャンク10のシャンク高さをWbとする。たとえば、Wbは、上述のシャンク高さWと等しい。以下、後述の変形例においても同様に、Wbはシャンク高さWと等しいものとする。また、X方向における、ひずみセンサ20Bの搭載位置におけるシャンク10の中心と、基準点1Kとの間の距離を距離dxbとする。また、Y方向における、ひずみセンサ20Aの搭載位置におけるシャンク10の中心と、基準点1Kとの間の距離を距離dybとする。
Db<0.74W+2.09mindxyb ・・・ (3)
図8は、本開示の第1の実施の形態の変形例1に係る切削工具の構成の一例を示す図である。変形例1に係るチップ1は、基準点1Kである基準点1K2を有する。基準点1K2のXY平面における位置は、図3に示す第2象限Q2の領域内であるものとする。基準点1K2の位置は、図3に示す位置PK2の一例である。図8を参照して、切削工具101Aは、ひずみセンサ20A,20B,20Cを備える。たとえば、ひずみセンサ20A,20Cは、シャンク10の側面S4に搭載される。また、たとえば、ひずみセンサ20Bは、シャンク10の上面S2に搭載される。
図9は、本開示の第1の実施の形態の変形例1に係る切削工具の構成を示す断面図である。図9は、図8におけるIX-IX線矢視断面図である。図9では、基準点1K2をZ方向に沿ってIX-IX線矢視断面へ平行移動させたときのチップ1の位置および基準点1K2の位置を破線および黒丸でそれぞれ示している。図9を参照して、距離dxbおよび距離dybが互いに異なる値であり、かつ距離dybは距離dxbよりも大きいので、距離dybをmaxdxybとし、距離dxbをmindxybとする。再び図8を参照して、このとき、センサ距離Dbは、下記式(4)を満たす。
Db<0.74W+2.09maxdxyb ・・・ (4)
図10は、本開示の第1の実施の形態の変形例1に係る切削工具の構成を示す断面図である。図10は、図8におけるX-X線矢視断面図である。図10では、基準点1K2をZ方向に沿ってX-X線矢視断面へ平行移動させたときのチップ1の位置および基準点1K2の位置を破線および黒丸でそれぞれ示している。図10を参照して、距離dxaおよび距離dyaが互いに異なる値であり、かつ距離dyaは距離dxaよりも大きいので、距離dyaをmaxdxyaとし、距離dxaをmindxyaとする。再び図8を参照して、このとき、たとえば、センサ距離Daは、上述の式(2)を満たす。
図11は、本開示の第1の実施の形態の変形例2に係る切削工具の構成の一例を示す図である。図11では、シャンク10の側面S3に搭載されるひずみセンサ20A,20Cを破線で示している。変形例2に係るチップ1は、基準点1Kである基準点1K3を有する。基準点1K3のXY平面における位置は、図3に示す第4象限Q4の領域内であるものとする。基準点1K3の位置は、図3に示す位置PK4の一例である。図11を参照して、切削工具101Bは、ひずみセンサ20A,20B,20Cを備える。たとえば、ひずみセンサ20A,20Cは、シャンク10の側面S3に搭載される。また、たとえば、ひずみセンサ20Bは、シャンク10の上面S2に搭載される。
図12は、本開示の第1の実施の形態の変形例2に係る切削工具の構成を示す断面図である。図12は、図11におけるXII-XII線矢視断面図である。図12では、基準点1K3をZ方向に沿ってXII-XII線矢視断面へ平行移動させたときの基準点1K3の位置を黒丸で示している。ここで、距離dxa、距離dya、maxdxya、mindxya、およびセンサ距離Daの関係は、上述の第1の実施の形態と同様である。すなわち、図12を参照して、距離dxaおよび距離dyaが互いに異なる値であり、かつ距離dxaは距離dyaよりも大きいので、距離dxaをmaxdxyaとし、距離dybをmindxyaとする。このとき、再び図11を参照して、たとえば、センサ距離Daは、上述の式(1)を満たす。また、たとえば、センサ距離Daは、上述の式(2)を満たす。
図13は、本開示の第1の実施の形態の変形例2に係る切削工具の構成を示す断面図である。図13は、図11におけるXIII-XIII線矢視断面図である。図13では、基準点1K3をZ方向に沿ってXIII-XIII線矢視断面へ平行移動させたときの基準点1K3の位置を黒丸で示している。ここで、距離dxb、距離dyb、maxdxyb、mindxyb、およびセンサ距離Dbの関係は、上述の第1の実施の形態と同様である。すなわち、図13を参照して、距離dxbおよび距離dybが互いに異なる値であり、かつ距離dxbは距離dybよりも大きいので、距離dxbをmaxdxybとし、距離dybをmindxybとする。このとき、再び図11を参照して、たとえば、センサ距離Dbは、上述の式(3)を満たす。
図14は、本開示の第1の実施の形態の変形例3に係る切削工具の構成の一例を示す図である。図14では、シャンク10の側面S3に搭載されるひずみセンサ20A,20Cを破線で示している。変形例3に係るチップ1は、基準点1Kである基準点1K4を有する。基準点1K4のXY平面における位置は、図3に示す第3象限Q3の領域内であるものとする。基準点1K4の位置は、図3に示す位置PK3の一例である。図14を参照して、切削工具101Cは、ひずみセンサ20A,20B,20Cを備える。たとえば、ひずみセンサ20A,20Cは、シャンク10の側面S3に搭載される。また、たとえば、ひずみセンサ20Bは、シャンク10の上面S2に搭載される。
図15は、本開示の第1の実施の形態の変形例3に係る切削工具の構成を示す断面図である。図15は、図14におけるXV-XV線矢視断面図である。図15では、基準点1K4をZ方向に沿ってXV-XV線矢視断面へ平行移動させたときの基準点1K4の位置を黒丸で示している。ここで、距離dxb、距離dyb、maxdxyb、mindxyb、およびセンサ距離Dbの関係は、上述の変形例1と同様である。すなわち、図15を参照して、距離dxbおよび距離dybが互いに異なる値であり、かつ距離dybは距離dxbよりも大きいので、距離dybをmaxdxybとし、距離dxbをmindxybとする。このとき、再び図14を参照して、たとえば、センサ距離Dbは、上述の式(4)を満たす。また、たとえば、センサ距離Dbは、上述の式(3)を満たす。
図16は、本開示の第1の実施の形態の変形例3に係る切削工具の構成を示す断面図である。図16は、図14におけるXVI-XVI線矢視断面図である。図16では、基準点1K4をZ方向に沿ってXVI-XVI線矢視断面へ平行移動させたときの基準点1K4の位置を黒丸で示している。ここで、距離dxa、距離dya、maxdxya、mindxya、およびセンサ距離Daの関係は、上述の変形例1と同様である。すなわち、図16を参照して、距離dxaおよび距離dyaが互いに異なる値であり、かつ距離dyaは距離dxaよりも大きいので、距離dyaをmaxdxyaとし、距離dxaをmindxyaとする。このとき、再び図14を参照して、たとえば、センサ距離Daは、上述の式(2)を満たす。
図17は、本開示の第1の実施の形態の変形例4に係る切削工具の構成の一例を示す図である。変形例4に係るチップ1は、基準点1Kである基準点1K5を有する。基準点1K5のXY平面における位置は、図3に示す第8象限Q8の領域内であるものとする。基準点1K5の位置は、図3に示す位置PK8の一例である。図17を参照して、切削工具101Dは、ひずみセンサ20A,20B,20Cを備える。たとえば、ひずみセンサ20A,20Cは、シャンク10の側面S4に搭載される。また、たとえば、ひずみセンサ20Bは、シャンク10の底面S1に搭載される。
距離dxa、距離dya、maxdxya、mindxya、およびセンサ距離Daの関係は、上述の第1の実施の形態と同様である。よって、たとえば、センサ距離Daは、上述の式(1)を満たす。また、たとえば、センサ距離Daは、上述の式(2)を満たす。
距離dxb、距離dyb、maxdxyb、mindxyb、およびセンサ距離Dbの関係は、上述の第1の実施の形態と同様である。よって、たとえば、センサ距離Dbは、上述の式(3)を満たす。
図18は、本開示の第1の実施の形態の変形例5に係る切削工具の構成の一例を示す図である。変形例5に係るチップ1は、基準点1Kである基準点1K6を有する。基準点1K6のXY平面における位置は、図3に示す第7象限Q7の領域内であるものとする。基準点1K6の位置は、図3に示す位置PK7の一例である。図18を参照して、切削工具101Eは、ひずみセンサ20A,20B,20Cを備える。たとえば、ひずみセンサ20A,20Cは、シャンク10の側面S4に搭載される。また、たとえば、ひずみセンサ20Bは、シャンク10の底面S1に搭載される。
距離dxb、距離dyb、maxdxyb、mindxyb、およびセンサ距離Dbの関係は、上述の変形例1と同様である。よって、たとえば、センサ距離Dbは、上述の式(4)を満たす。また、たとえば、センサ距離Dbは、上述の式(3)を満たす。
距離dxa、距離dya、maxdxya、mindxya、およびセンサ距離Daの関係は、上述の変形例1と同様である。よって、たとえば、センサ距離Daは、上述の式(2)を満たす。
図19は、本開示の第1の実施の形態の変形例6に係る切削工具の構成の一例を示す図である。図19では、シャンク10の側面S3に搭載されるひずみセンサ20A,20Cを破線で示している。変形例6に係るチップ1は、基準点1Kである基準点1K7を有する。基準点1K7のXY平面における位置は、図3に示す第5象限Q5の領域内であるものとする。基準点1K7の位置は、図3に示す位置PK5の一例である。図19を参照して、切削工具101Fは、ひずみセンサ20A,20B,20Cを備える。たとえば、ひずみセンサ20A,20Cは、シャンク10の側面S3に搭載される。また、たとえば、ひずみセンサ20Bは、シャンク10の底面S1に搭載される。
距離dxa、距離dya、maxdxya、mindxya、およびセンサ距離Daの関係は、上述の第1の実施の形態と同様である。よって、たとえば、センサ距離Daは、上述の式(1)を満たす。また、たとえば、センサ距離Daは、上述の式(2)を満たす。
距離dxb、距離dyb、maxdxyb、mindxyb、およびセンサ距離Dbの関係は、上述の第1の実施の形態と同様である。よって、たとえば、センサ距離Dbは、上述の式(3)を満たす。
図20は、本開示の第1の実施の形態の変形例7に係る切削工具の構成の一例を示す図である。図20では、シャンク10の側面S3に搭載されるひずみセンサ20A,20Cを破線で示している。変形例7に係るチップ1は、基準点1Kである基準点1K8を有する。基準点1K8のXY平面における位置は、図3に示す第6象限Q6の領域内であるものとする。基準点1K8の位置は、図3に示す位置PK6の一例である。図20を参照して、切削工具101Gは、ひずみセンサ20A,20B,20Cを備える。たとえば、ひずみセンサ20A,20Cは、シャンク10の側面S3に搭載される。また、たとえば、ひずみセンサ20Bは、シャンク10の底面S1に搭載される。
距離dxb、距離dyb、maxdxyb、mindxyb、およびセンサ距離Dbの関係は、上述の変形例1と同様である。よって、たとえば、センサ距離Dbは、上述の式(4)を満たす。また、たとえば、センサ距離Dbは、上述の式(3)を満たす。
距離dxa、距離dya、maxdxya、mindxya、およびセンサ距離Daの関係は、上述の変形例1と同様である。よって、たとえば、センサ距離Daは、上述の式(2)を満たす。
本願発明者は、切刃に切削抵抗が加わったときのシャンク10における応力分布をシミュレーションし、シミュレーション結果に基づいて、切削加工時にシャンク10において生じるひずみをより高感度で計測するための、ひずみセンサ20の好ましい搭載位置を検証した。まず、本願発明者は、シャンク10における応力分布のシミュレーション結果に基づいて、シャンク10の表面上の複数の対象位置における垂直ひずみおよびせん断ひずみを計算した。具体的には、本願発明者は、シャンク10における応力分布のシミュレーション結果から複数の対象位置における応力テンソルを取得し、取得した応力テンソルと、応力-ひずみ変換式とを用いてひずみテンソルを計算し、当該ひずみテンソルから各対象位置における垂直ひずみおよびせん断ひずみの計算結果を取り出した。
図21は、本開示の第1の実施の形態に係る切削工具の一例である外径バイトの構成を示す図である。図22は、本開示の第1の実施の形態に係る切削工具の一例である外径バイトの構成を示す断面図である。図22は、図21におけるXXII-XXII線矢視断面図である。図22では、基準点1KをZ方向に沿ってXXII-XXII線矢視断面へ平行移動させたときの基準点1Kの位置を黒丸で示している。
図29は、本開示の第1の実施の形態に係る切削工具の一例である外径バイトにおける基準点からの距離と垂直ひずみおよびせん断ひずみとの関係を示す図である。図29において、丸プロットは、外径バイト101DBに荷重Fxが加わることに伴って20箇所の対象位置Psにおいて生じる垂直ひずみsnxの絶対値の最大値である最大垂直ひずみMsnxを示しており、三角プロットは、外径バイト101DBに荷重Fxが加わることに伴って20箇所の対象位置Psにおいて生じるせん断ひずみssxの絶対値の最大値である最大せん断ひずみMssxを示している。また、図29において、横軸は距離Ds[mm]を示しており、縦軸はひずみの絶対値[με]を示している。
本願発明者らは、同様に、シャンク高さWが25mmである剣バイト101SBに関するシミュレーション結果を用いて、等ひずみ距離Leqx,Leqyを算出した。また、本願発明者らは、シャンク高さWが8mmである外径バイト101DBおよび剣バイト101SB、シャンク高さWが16mmである外径バイト101DBおよび剣バイト101SB、シャンク高さWが40mmである外径バイト101DBおよび剣バイト101SB、ならびにシャンク高さWが50mmである外径バイト101DBおよび剣バイト101SBについての応力分布のシミュレーション結果を用いて、同様に、等ひずみ距離Leqx,Leqyを算出した。
Leqy=0.74W+2.09dx ・・・(5)
Leqx=0.74W+2.09dy ・・・(6)
以上より、荷重Fx,Fy,Fzのうちの荷重Fyに対して最大の感度を有するせん断ひずみセンサであるひずみセンサ20Aをシャンク10に搭載する場合、ひずみセンサ20Aのセンサ距離Daは、下記式(7)を満たすことが好ましい。
Da<0.74W+2.09dxa ・・・ (7)
Db<0.74W+2.09dyb ・・・ (8)
D<0.74W+2.09maxdxy ・・・ (9)
D<0.74W+2.09mindxy ・・・ (10)
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る切削工具101と比べて、ひずみセンサ20Bの代わりにひずみセンサ20Dを備える切削工具102に関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る切削工具101と同様である。第2の実施の形態では、XY平面における基準点1Kの位置は、図3に示す第1象限Q1の領域内であるものとする。第2の実施の形態における基準点1Kの位置は、図3に示す位置PK1の一例である。
図34は、本開示の第2の実施の形態に係る切削工具の構成を示す断面図である。図34は、図33におけるXXXIV-XXXIV線矢視断面図である。図34では、基準点1KをZ方向に沿ってXXXIV-XXXIV線矢視断面へ平行移動させたときの基準点1Kの位置を黒丸で示している。図34を参照して、ひずみセンサ20Dの搭載位置におけるシャンク10のシャンク高さをWdとする。また、X方向における、ひずみセンサ20Dの搭載位置におけるシャンク10の中心と、チップ1における切刃の基準点1Kとの間の距離を距離dxdとする。また、Y方向における、ひずみセンサ20Dの搭載位置におけるシャンク10の中心と、基準点1Kとの間の距離を距離dydとする。
0.74Wd+2.09mindxyd<Dd<0.74Wd+2.09maxdxyd ・・・ (11)
ひずみセンサ20Dは、シャンク10の4つの表面のうちの底面S1に隣接する側面S4における任意の位置に搭載される。なお、ひずみセンサ20Dは、側面S3における任意の位置に搭載されてもよい。側面S3は、第1側面の一例であり、側面S4は、第2側面の一例である。本実施の形態の切削工具102によれば、切削加工時における3つのひずみセンサ20A,20C,20Dの測定結果に基づいて、切削抵抗の3分力を算出することができる。
なお、切削工具102において、XY平面における基準点1Kの位置は、図3に示す第1象限Q1以外の領域内であってもよい。ひずみセンサ20A,20Cは、XY平面における基準点1Kの位置が第1象限Q1以外の領域内である場合、第1の実施の形態の変形例1~7で説明した搭載位置に搭載される。ひずみセンサ20Dは、基準点1Kの位置に関わらず、上述したように、側面S4における任意の位置または側面S3における任意の位置に搭載される。
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る切削工具101と比べて、ひずみセンサ20Aの代わりにひずみセンサ20Eを備える切削工具102Aに関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る切削工具101と同様である。第3の実施の形態では、XY平面における基準点1Kの位置は、図3に示す第2象限Q2の領域内であるものとする。第3の実施の形態における基準点1Kの位置は、図3に示す位置PK2の一例である。
図36は、本開示の第3の実施の形態に係る切削工具の構成を示す断面図である。図36は、図35におけるXXXVI-XXXVI線矢視断面図である。図36では、基準点1KをZ方向に沿ってXXXVI-XXXVI線矢視断面へ平行移動させたときの基準点1Kの位置を黒丸で示している。図36を参照して、ひずみセンサ20Eの搭載位置におけるシャンク10のシャンク高さをWeとする。また、X方向における、ひずみセンサ20Eの搭載位置におけるシャンク10の中心と、チップ1における切刃の基準点1Kとの間の距離を距離dxeとする。また、Y方向における、ひずみセンサ20Eの搭載位置におけるシャンク10の中心と、基準点1Kとの間の距離を距離dyeとする。
0.74We+2.09mindxye<De<0.74We+2.09maxdxye ・・・ (12)
ひずみセンサ20Eは、シャンク10の4つの表面のうちの上面S2における任意の位置に搭載される。なお、ひずみセンサ20Eは、底面S1における任意の位置に搭載されてもよい。本実施の形態の切削工具102Aによれば、切削加工時における3つのひずみセンサ20B,20C,20Eの測定結果に基づいて、切削抵抗の3分力を算出することができる。
なお、切削工具102Aにおいて、XY平面における基準点1Kの位置は、図3に示す第2象限Q2以外の領域内であってもよい。ひずみセンサ20B,20Cは、XY平面における基準点1Kの位置が第2象限Q2以外の領域内である場合、第1の実施の形態、および第1の実施の形態の変形例2~7で説明した搭載位置に搭載される。ひずみセンサ20Eは、基準点1Kの位置に関わらず、上述したように、上面S2における任意の位置または底面S1における任意の位置に搭載される。
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る切削工具101と比べて、ひずみセンサ20Aの代わりにひずみセンサ20Eを備え、かつひずみセンサ20Bの代わりにひずみセンサ20Dを備える切削工具102Bに関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る切削工具101と同様である。第4の実施の形態では、XY平面における基準点1Kの位置は、図3に示す第1象限Q1の領域内であるものとする。第4の実施の形態における基準点1Kの位置は、図3に示す位置PK1の一例である。
Z方向におけるセンサ距離Ddは、下記式(13)を満たす。また、Z方向におけるセンサ距離Deは、下記式(14)を満たす。
0.74Wd+2.09maxdxyd<Dd ・・・ (13)
0.74We+2.09maxdxye<De ・・・ (14)
なお、切削工具102Bにおいて、XY平面における基準点1Kの位置は、図3に示す第1象限Q1以外の領域内であってもよい。ひずみセンサ20Cは、XY平面における基準点1Kの位置が第1象限Q1以外の領域内である場合、第1の実施の形態の変形例1~7で説明した搭載位置に搭載される。
図38および図39は、本開示の第1~第4の実施の形態に係る切削工具におけるひずみセンサの搭載位置の他の例を示す図である。図38は、角シャンクであるシャンク10の長手方向に垂直な方向における断面を示している。図39は、丸シャンクであるシャンク10の長手方向に垂直な方向における断面を示している。図38および図39を参照して、たとえば、シャンク10は、高さ方向HDにおける彫り込み深さがhdである凹部22Aを有する。ひずみセンサ20は、当該凹部22Aの内部におけるシャンク10の表面に取り付けられる。この場合、図38および図39に示すシャンク10の高さhsenは以下の通り定義するものとする。すなわち、シャンク10に凹部22Aが設けられていないと仮定した場合の高さhsenをhxとしたとき、hd/hxが0.2未満である場合、hxを高さhsenとし、hd/hxが0.2以上である場合、(hx-hd)を高さhsenとする。また、たとえば、ひずみセンサ20は、シャンク10の幅方向WDにおける彫り込み深さがbdである凹部の内部における、シャンク10の表面に取り付けられてもよい。この場合、シャンク10の幅bsenは、高さhsenと同様に、以下の通り定義するものとする。すなわち、シャンク10に凹部が設けられていないと仮定した場合の幅bsenをbxとしたとき、bd/bxが0.2未満である場合、bxを幅bsenとし、bd/bxが0.2以上である場合、(bx-bd)を幅bsenとする。
1K 基準点
10 シャンク
17 軸
20 ひずみセンサ
22A 凹部
3A,3B 固定用部材
50A,50B 刃物台
101,101A~101G 切削工具
102,102A,102B 切削工具
101DB 外径バイト
110 無線通信部
120 処理部
130 記憶部
201 処理装置
301 切削システム
S1 底面
S2 上面
S3 側面
S4 側面
Claims (8)
- 旋削加工用の切削工具であって、
切刃を有するか、または切刃を取り付け可能なシャンクと、
前記シャンクの表面に搭載された複数のセンサとを備え、
前記複数のセンサのうちの少なくともいずれか2つは、前記シャンクのせん断ひずみを測定可能なせん断ひずみセンサであり、
工具系基準方式において、前記シャンクの軸に垂直な平面内において主運動の方向に垂直な方向である第1方向における、前記センサの搭載位置における前記シャンクの中心と前記切刃の基準点との間の距離を距離dxとし、工具系基準方式において、前記平面内において主運動の方向と平行な方向である第2方向における、前記搭載位置における前記シャンクの中心と前記基準点との間の距離を距離dyとし、前記軸と平行な方向である第3方向における、前記搭載位置と前記基準点との間の距離をセンサ距離Dとし、前記第2方向における前記シャンクの長さをシャンク高さWとし、前記距離dxおよび前記距離dyが互いに異なる値であり、前記距離dxおよび前記距離dyのうち小さい方をmindxyとしたとき、
2つの前記せん断ひずみセンサの前記センサ距離Dは、式(A)を満たし、
D<0.74W+2.09mindxy ・・・ (A)
前記2つのせん断ひずみセンサの一方は、前記第1方向の負荷である第1負荷、前記第2方向の負荷である第2負荷、および前記第3方向の負荷である第3負荷のうち、前記第2負荷に対して最大の感度を有し、
前記2つのせん断ひずみセンサの他方は、前記第1負荷、前記第2負荷および前記第3負荷のうち、前記第1負荷に対して最大の感度を有する、切削工具。 - 前記複数のセンサのうちの少なくともいずれか1つは、前記シャンクの垂直ひずみを測定可能な垂直ひずみセンサである、請求項1に記載の切削工具。
- 前記垂直ひずみセンサは、前記第1方向の負荷である第1負荷、前記第2方向の負荷である第2負荷、および前記第3方向の負荷である第3負荷のうち、前記第3負荷に対して最大の感度を有する、請求項2に記載の切削工具。
- 旋削加工用の切削工具であって、
切刃を有するか、または切刃を取り付け可能なシャンクと、
前記シャンクの表面に搭載された複数のセンサとを備え、
前記複数のセンサのうちの少なくともいずれか2つは、前記シャンクの垂直ひずみを測定可能な第1垂直ひずみセンサ、および前記シャンクのせん断ひずみを測定可能なせん断ひずみセンサであり、
工具系基準方式において、前記シャンクの軸に垂直な平面内において主運動の方向に垂直な方向である第1方向における、前記センサの搭載位置における前記シャンクの中心と前記切刃の基準点との間の距離を距離dxとし、工具系基準方式において、前記平面内において主運動の方向と平行な方向である第2方向における、前記搭載位置における前記シャンクの中心と前記基準点との間の距離を距離dyとし、前記軸と平行な方向である第3方向における、前記搭載位置と前記基準点との間の距離をセンサ距離Dとし、前記第2方向における前記シャンクの長さをシャンク高さWとし、前記距離dxおよび前記距離dyが互いに異なる値であり、前記距離dxおよび前記距離dyのうち小さい方をmindxyとし、前記距離dxおよび前記距離dyのうち大きい方をmaxdxyとしたとき、
前記第1垂直ひずみセンサの前記センサ距離Dは、式(B)を満たし、
0.74W+2.09mindxy<D<0.74W+2.09maxdxy ・・・ (B)
前記第1垂直ひずみセンサは、前記距離dxが前記距離dyより大きい場合、前記第1方向の負荷である第1負荷、前記第2方向の負荷である第2負荷、および前記第3方向の負荷である第3負荷のうち、前記第1負荷に対して最大の感度を有し、
前記第1垂直ひずみセンサは、前記距離dyが前記距離dxより大きい場合、前記第1負荷、前記第2負荷、および前記第3負荷のうち、前記第2負荷に対して最大の感度を有し、
前記せん断ひずみセンサは、前記距離dxが前記距離dyより大きい場合、前記第1負荷、前記第2負荷、および前記第3負荷のうち、前記第2負荷に対して最大の感度を有し、
前記せん断ひずみセンサは、前記距離dyが前記距離dxより大きい場合、前記第1負荷、前記第2負荷、および前記第3負荷のうち、前記第1負荷に対して最大の感度を有する、切削工具。 - 前記複数のセンサは、前記第1垂直ひずみセンサ、前記せん断ひずみセンサ、および前記シャンクの垂直ひずみを測定可能な第2垂直ひずみセンサであり、
前記第2垂直ひずみセンサは、前記第1負荷、前記第2負荷、および前記第3負荷のうち、前記第3負荷に対して最大の感度を有する、請求項4に記載の切削工具。 - 前記シャンクは、前記軸を囲む4つの表面を含み、
少なくとも2つの前記せん断ひずみセンサは、異なる前記表面に搭載される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の切削工具。 - 前記シャンクは、前記シャンクの表面に前記センサを搭載されるための凹部が設けられており、
前記凹部の彫り込み深さをhdとし、前記第2方向における前記シャンクの最大長さをhxとしたとき、
hd/hxが0.2未満である場合には、hxを前記シャンク高さWとし、
hd/hxが0.2以上である場合には、(hx-hd)を前記シャンク高さWとする、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の切削工具。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の切削工具と、
処理装置とを備え、
前記処理装置は、切削加工時の前記センサの計測結果に基づいて、前記切削工具に関する異常を検知する、切削システム。
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