JP7294383B2 - パラメータ推定装置、経路別人数推定装置、パラメータ推定方法、経路別人数推定方法及びプログラム - Google Patents

パラメータ推定装置、経路別人数推定装置、パラメータ推定方法、経路別人数推定方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、パラメータ推定装置、経路別人数推定装置、パラメータ推定方法、経路別人数推定方法及びプログラムに関する。
センサ技術の発展により、交通量等の道路情報を容易に収集することが可能となった。しかしながら、プライバシの問題やセンサの配置の問題等のため、道路を通行する各個人がどのような経路で移動したかを記録することが困難な場合がある。
これに対して、道路情報から経路別の人数(以降、「経路別人数」とも表す。)を推定する方法が提案されている。例えば、経路別人数を推定するための種々のモデル(以降、「経路別人数推定モデル」とも表す。)が提案されている。また、例えば、経路と道路との対応から最適化問題を解くことにより、経路別人数を推定する手法が提案されている(例えば非特許文献1参照)。
清水仁,大塚琢馬,岩田具治,澤田宏,上田修功,人流シミュレーションにおけるエージェントパラメータの推定,第20回情報論的学習理論ワークショップ(2017),D2-50,インターネット<http://ibisml.org/archive/ibis2017/poster_preview_D2.pdf>
しかしながら、従来の経路別人数推定モデルでは、経路別人数や道路情報等のデータを用いずに、パラメータの推定を行っていた。このため、このパラメータを設定した経路別推定モデルにより推定した経路別人数の推定精度が高くない場合があった。
また、経路と道路との対応から最適化問題を解く場合には、例えば、道路同士の繋がり(接続関係)等の情報を活用することができず、経路別人数の推定精度が高くないことがあった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、道路情報を用いて、経路別人数を高い精度で推定することを目的とする。
そこで、本発明の一実施形態に係るパラメータ推定装置は、道路上の各観測地点における通過人数を表す道路状況と、前記観測地点が経路に含まれるか否かを表す経路観測対応行列とを少なくとも入力とし、複数の経路の経路別の人数を表す経路別人数を出力とするモデルのパラメータを推定するパラメータ推定装置であって、学習データに含まれる道路状況及び経路観測対応行列を前記モデルに入力することで出力される第1の経路別人数と、前記学習データに含まれる第2の経路別人数との誤差を最小化するように前記パラメータを推定するパラメータ推定手段、を有することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る経路別人数推定装置は、道路上の各観測地点における通過人数を表す道路状況と、前記観測地点が経路に含まれるか否かを表す経路観測対応行列とを少なくとも入力とし、複数の経路の経路別の人数を表す経路別人数を出力とするモデルにより前記経路別人数を推定する経路別人数推定装置であって、前記パラメータ推定装置におけるパラメータ推定手段により推定されたパラメータを設定した前記モデルに対して、前記経路観測対応行列と前記道路状況とを少なくとも入力して、前記経路別人数を推定する経路別人数推定手段、を有することを特徴とする。
道路情報を用いて、経路別人数を高い精度で推定することができる。
本発明の実施の形態における経路別人数推定装置の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における経路別人数推定装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における経路別人数推定装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態では、道路情報から経路別人数を推定する経路別人数推定装置10について説明する。なお、経路別人数は、経路別の人(例えば歩行者等)の数に限られず、任意のグラフを移動する任意の移動体の数又は量であっても良い。グラフは、道路に限られず、例えば、屋内の通路、通信ネットワーク等であっても良い。
具体的には、経路別人数として、経路別の人の数以外にも、例えば、経路別の車の数、経路別の自転車の数等であっても良い。また、グラフとして通信ネットワークを対象とした場合は、経路別人数としては、例えば、通信ネットワークにおける経路別の情報(データ)の量等であっても良い。
<経路別人数推定装置10の機能構成>
まず、本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10の機能構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10の機能構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10は、データ作成部110と、パラメータ推定部120と、経路別人数推定部130とを有する。これら各機能部は、経路別人数推定装置10にインストールされた1以上のプログラムがCPU(Central Processing Unit)等に実行させる処理により実現される。なお、これらの各機能部は1つのプログラムが実行する処理により実現されていても良いし、異なるプログラムがそれぞれ実行する処理により実現されていても良い。
また、本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10は、記憶部140を有する。記憶部140は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置を用いて実現可能である。なお、記憶部140は、経路別人数推定装置10とネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現されていても良い。
データ作成部110は、シミュレーションにより、経路毎の人数と、そのときの道路情報とに関するデータ(このデータを「道路経路データ」と表す。)を作成する。データ作成部110には、道路構造作成部111と、経路別人数作成部112と、道路状況作成部113と、道路経路データ作成部114とが含まれる。なお、シミュレーションに用いるシミュレータとしては、任意の交通量シミュレータを用いることができる。
道路構造作成部111は、N個の道路構造Gの集合
Figure 0007294383000001
を作成する。以降では、道路構造Gの集合を「道路構造集合」と表す。
道路構造Gとは、例えば、道路同士の繋がり、幅、傾斜等の道路の構造を表す情報である。道路構造Gは、実世界の道路をセンサ等で観測することで得られた情報であっても良いし、シミュレータ等により生成した情報であっても良い。道路構造Gは、例えば、グラフで表現することができ、ノードが道路、エッジが道路同士の接続を表す。
経路別人数作成部112は、各道路構造G毎に、M個の経路別人数Ynmの集合
Figure 0007294383000002
を作成する。ここで、ynmkはk番目の経路の人数、Knmは経路数を表す。以降では、経路別人数Ynmの集合を「経路別人数集合」と表す。経路別人数Ynmとは、経路別の人数を表す情報である。経路別人数Ynmは、ランダムに作成された情報であっても良いし、実世界の道路をセンサ等で観測することで得られる観測値(或る経路における実際の人数)と同一又は近くなるように作成された情報であっても良い。
道路状況作成部113は、シミュレーションにより、各経路別人数Ynm毎に対応する道路状況Xnmの集合(以降、「道路状況集合」と表す。)を作成する。道路状況Xnmとは、或る時間帯における各道路に含まれる人数、或る場所の通過人数、各道路の平均移動速度等の移動体の情報を表すものである。
例えば、道路状況Xnmとして、各時刻で各地点(観測地点)を通過する人数
Figure 0007294383000003
が利用できる。ここで、xnmitはn番目の道路構造Gにおけるm番目の道路状況Xnmで時刻tにi番目の観測地点を通過する人数、Inmは観測地点数、Tは観測の時刻数を表す。なお、時刻tは、シミュレーションの或る時刻から或る時刻までを或る時間幅に分割した場合における各時間幅を表すインデックスである。
道路経路データ作成部114は、各道路構造Gと、各経路観測対応行列Anmと、各経路別人数Ynmと、各道路状況Xnmとをまとめた道路経路データ
Figure 0007294383000004
を作成する。ここで、経路観測対応行列Anmは、Knm個の経路と、Inm個の観測地点とを対応付けるKnm×Inmの行列であり、i番目の観測地点がk番目の経路に含まれていればi行k列目の要素が1、そうでなければ0となる。道路状況Xnmとして、1時刻のみの道路状況を用いても良いし、或る一定時間の道路状況を用いても良い。
なお、以降では、道路構造Gと、経路観測対応行列Anmと、道路状況Xnmとが含まれる情報を「道路情報」とも表す。したがって、道路経路データとは、道路情報と、各経路別人数Ynmとをまとめたデータであると言うことができる。
ただし、道路情報は、道路構造Gが含まれずに、経路観測対応行列Anmと、道路状況Xnmとが含まれる情報であっても良い。
道路経路データ作成部114により作成された道路経路データは、記憶部140に格納される。この道路経路データが経路別人数推定モデルのパラメータ推定に用いられる学習データである。
なお、各道路構造G及び各経路別人数Ynmの少なくとも一方について、必ずしもデータ作成部110が作成する必要はなく、例えば、実世界をセンサ等で観測することで得られるデータが外部から入力されても良い。すなわち、道路構造作成部111は、外部から入力された各道路構造Gを取得しても良い。同様に、経路別人数作成部112は、外部から入力された各経路別人数Ynmを取得しても良い。
パラメータ推定部120は、記憶部140に格納されている道路経路データを用いて、経路別人数推定モデルのパラメータを推定する。パラメータ推定部120は、道路情報が与えられたときに、経路別人数をより正確に推定できるように、経路別人数推定モデルのパラメータを推定する。経路別人数推定モデルとしては、例えば、グラフ畳み込みニューラルネットワークを用いることができる。ただし、これに限られず、道路情報が与えられたときに経路別人数を推定及び出力することができるモデルであれば、例えば、ニューラルネットワーク、サポートベクターマシン、ガウス過程等の任意のモデルを経路別人数推定モデルとして用いることができる。
グラフ畳み込みニューラルネットワークの場合、各経路及び各観測地点のそれぞれに隠れ層があるとする。観測地点iのl層目の隠れ層
Figure 0007294383000005
は、以下の式1のように計算される。
Figure 0007294383000006
ここで、0層目の隠れ層は道路状況、すなわち、
Figure 0007294383000007
であるとする。
また、経路kのl層目の隠れ層
Figure 0007294383000008
は、以下の式2のように計算される。
Figure 0007294383000009
ここで、上記の式1及び式2において、
Figure 0007294383000010
はそれぞれl層目の線形変換行列であり、これらの線形変換行列が推定すべきパラメータである。
経路kの最終隠れ層(すなわち、L層目の隠れ層)の大きさを1とし、その最終隠れ層の値
Figure 0007294383000011
を出力とすることができる。その出力と、道路経路データの経路別人数Ynmに含まれるynmkの値とがなるべく同じになるようにパラメータを推定する。例えば、以下の式3に示す絶対値誤差Eを、最小化すべき目的関数として用いることができる。
Figure 0007294383000012
ただし、絶対値誤差以外にも、例えば、二乗誤差等を用いても良い。
パラメータ推定部120により推定されたパラメータは、記憶部140に格納される。
なお、経路別人数推定モデルは、道路構造Gと経路観測対応行列Anmと道路状況Xnmとの3つの情報を用いるモデルだけでなく、例えば、道路構造Gを用いずに、経路観測対応行列Anmと道路状況Xnmとの2つの情報を用いるモデルであっても良い。例えば、経路観測対応行列Anmと道路状況Xnmとの2つの情報を用いるグラフ畳み込みニューラルネットワークの場合、上記の式1の代わりに、以下の式4を用いれば良い。
Figure 0007294383000013
経路別人数推定部130は、記憶部140に格納されているパラメータを設定した経路別人数推定モデルと、道路情報とを用いて、経路別人数を推定する。すなわち、例えば、経路別人数推定部130は、道路情報に含まれる道路構造Gと経路観測対応行列Aと道路状況Xとを、当該パラメータを設定した経路別人数推定モデルに入力することで、経路別人数を出力として得る。
なお、道路構造Gを用いずに、経路観測対応行列Anmと道路状況Xnmとの2つの情報を用いて経路別人数推定モデルのパラメータを推定した場合、道路情報に含まれる経路観測対応行列Aと道路状況Xとを、当該パラメータを設定した経路別人数推定モデルに入力することで、経路別人数を出力として得れば良い。
経路別人数推定部130により推定された経路別人数は、所定の出力先に出力される。所定の出力先としては、ディスプレイ等の表示装置であっても良いし、記憶部140や外部記録媒体等であっても良いし、ネットワークを介して接続される他の装置等であっても良い。
なお、図1に示す例では、データ作成部110と、パラメータ推定部120と、経路別人数推定部130とを1台の装置(経路別人数推定装置10)が有する場合について説明したが、これに限られない。データ作成部110と、パラメータ推定部120と、経路別人数推定部130とは、複数台の装置に分散されていても良い。例えば、本発明の実施の形態は、例えば、データ作成部110を有するデータ作成装置と、パラメータ推定部120を有するパラメータ推定装置と、経路別人数推定部130を有する経路別人数推定装置とで実現されても良い。
<経路別人数推定装置10が実行する処理>
次に、本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10が実行する処理の流れについて、図2を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101:データ作成部110は、道路経路データを作成する。すなわち、データ作成部110は、道路構造作成部111による各道路構造Gを作成又は取得と、経路別人数作成部112による各経路別人数Ynmの作成又は取得と、道路状況作成部113による各道路状況Xnmの作成とを行う。そして、データ作成部は、道路経路データ作成部114による道路経路データの作成を行って、作成された道路経路データを記憶部140に格納する。
ステップS102:次に、パラメータ推定部120は、記憶部140に格納されている道路経路データを用いて、経路別人数推定モデルのパラメータを推定する。すなわち、パラメータ推定部120は、道路経路データに含まれる道路情報を用いた経路別人数推定モデルの出力と、道路経路データに含まれる経路別人数との誤差を最小化させるパラメータを推定する。そして、パラメータ推定部120は、推定したパラメータを記憶部140に格納する。
ステップS103:次に、経路別人数推定部130は、記憶部140に格納されているパラメータを設定した経路別人数推定モデルと、道路情報とを用いて、経路別人数を推定する。
すなわち、例えば、経路別人数推定部130は、道路情報に含まれる道路構造Gと経路観測対応行列Aと道路状況Xとを、当該パラメータを設定した経路別人数推定モデルに入力することで、経路別人数を推定する。又は、道路構造Gを用いずに、経路観測対応行列Anmと道路状況Xnmとの2つの情報を用いて経路別人数推定モデルのパラメータを推定した場合は、経路別人数推定部130は、道路情報に含まれる経路観測対応行列Aと道路状況Xとを、当該パラメータを設定した経路別人数推定モデルに入力することで、経路別人数を推定する。
以上により、本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10は、シミュレーションにより、経路別人数と、そのときの道路情報とに関するデータ(道路経路データ)を作成する。そして、本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10は、この道路経路データを用いて、経路別人数推定モデルのパラメータを推定する。これにより、本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10では、このパラメータを設定した経路別人数推定モデルに道路情報を入力することで、経路別人数を高い精度で推定することができるようになる。
<本発明と従来技術との比較例>
ここで、本発明と従来技術との比較例について説明する。本発明と従来技術とを比較するために、次のような実験を行った。すなわち、まず、日本の鉄道駅周辺の道路に基づいて、700個の道路構造を作成した。各道路構造において、周辺のランダムないくつかの場所から駅へ向かう歩行者と、駅からランダムないくつかの場所へ向かう歩行者との合計10万人を1時間シミュレーションした。次に、700個の道路構造においてそれぞれ1つの経路観測行列と道路状況とを含む経路道路データを学習データとして経路別人数推定モデルのパラメータを推定した。
そして、学習データとは異なる70個の道路構造のデータを検証データ、学習データ及び検証データとは異なる70個の道路構造のデータをテストデータとした。経路別人数推定モデルとしては、隠れ層の数が3、各隠れ層のサイズが5のグラフ畳み込みニューラルネットワークを用いて、初期値を変え5回学習し、検証データで最も絶対値誤差が低いものを採用した。一方で、従来技術としては、非特許文献1で提案されている手法を用いた。
また、本発明及び従来技術の評価尺度としては、以下の式5に示す正規化絶対値誤差を用いた。
Figure 0007294383000014
テストデータを用いて、本発明により経路別人数を推定した場合における平均二乗誤差は0.747であった。一方で、テストデータを用いて、従来技術により経路別人数を推定した場合における平均二乗誤差は0.799であった。これにより、本発明は、従来技術と比較して、高い精度で(すなわち、誤差が少ない)経路別人数を推定できていることがわかる。
<経路別人数推定装置10のハードウェア構成>
最後に、本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10のハードウェア構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示す経路別人数推定装置10は、入力装置201と、表示装置202と、外部I/F203と、RAM(Random Access Memory)204と、ROM(Read Only Memory)205と、CPU206と、通信I/F207と、補助記憶装置208とを有する。これら各ハードウェアは、それぞれがバスBを介して通信可能に接続されている。
入力装置201は、例えばキーボードやマウス、タッチパネル等であり、ユーザが各種操作を入力するのに用いられる。表示装置202は、例えばディスプレイ等であり、経路別人数推定装置10の処理結果を表示する。なお、経路別人数推定装置10は、入力装置201及び表示装置202の少なくとも一方を有していなくても良い。
外部I/F203は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体203a等がある。経路別人数推定装置10は、外部I/F203を介して、記録媒体203a等の読み取りや書き込みを行うことができる。記録媒体203aには、経路別人数推定装置10が有する各機能を実現するプログラム等が記録されていても良い。
記録媒体203aには、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(Secure Digital memory card)、USB(Universal Serial Bus)メモリカード等がある。
RAM204は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM205は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM205には、例えば、OS(Operating System)設定やネットワーク設定等が格納されている。
CPU206は、ROM205や補助記憶装置208等からプログラムやデータをRAM204上に読み出して処理を実行する演算装置である。
通信I/F207は、経路別人数推定装置10を通信ネットワークに接続するためのインタフェースである。経路別人数推定装置10が有する各機能を実現するプログラムは、通信I/F207を介して、所定のサーバ装置等から取得(ダウンロード)されても良い。
補助記憶装置208は、例えばHDDやSSD等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置208に格納されているプログラムやデータには、例えば、OS、当該OS上において各種機能を実現するアプリケーションプログラム、経路別人数推定装置10が有する各機能を実現するプログラム等がある。
本発明の実施の形態における経路別人数推定装置10は、図3に示すハードウェア構成を有することにより、上述した各種処理を実現することができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
10 経路別人数推定装置
110 データ作成部
111 道路構造作成部
112 経路別人数作成部
113 道路状況作成部
114 道路経路データ作成部
120 パラメータ推定部
130 経路別人数推定部
140 記憶部

Claims (5)

  1. 道路上の各観測地点における通過人数を表す道路状況と、前記観測地点が経路に含まれるか否かを表す経路観測対応行列とを少なくとも入力とし、複数の経路の経路別の人数を表す経路別人数を出力とするモデルのパラメータを推定するパラメータ推定装置であって、
    学習データに含まれる道路状況及び経路観測対応行列を前記モデルに入力することで出力される第1の経路別人数と、前記学習データに含まれる第2の経路別人数との誤差を最小化するように前記パラメータを推定するパラメータ推定手段、
    を有することを特徴とするパラメータ推定装置。
  2. 道路上の各観測地点における通過人数を表す道路状況と、前記観測地点が経路に含まれるか否かを表す経路観測対応行列とを少なくとも入力とし、複数の経路の経路別の人数を表す経路別人数を出力とするモデルにより前記経路別人数を推定する経路別人数推定装置であって、
    請求項1に記載のパラメータ推定装置におけるパラメータ推定手段により推定されたパラメータを設定した前記モデルに対して、前記経路観測対応行列と前記道路状況とを少なくとも入力して、前記経路別人数を推定する経路別人数推定手段、
    を有することを特徴とする経路別人数推定装置。
  3. 道路上の各観測地点における通過人数を表す道路状況と、前記観測地点が経路に含まれるか否かを表す経路観測対応行列とを少なくとも入力とし、複数の経路の経路別の人数を表す経路別人数を出力とするモデルのパラメータを推定するコンピュータが、
    学習データに含まれる道路状況及び経路観測対応行列を前記モデルに入力することで出力される第1の経路別人数と、前記学習データに含まれる第2の経路別人数との誤差を最小化するように前記パラメータを推定するパラメータ推定手順、
    を実行することを特徴とするパラメータ推定方法。
  4. 道路上の各観測地点における通過人数を表す道路状況と、前記観測地点が経路に含まれるか否かを表す経路観測対応行列とを少なくとも入力とし、複数の経路の経路別の人数を表す経路別人数を出力とするモデルにより前記経路別人数を推定するコンピュータが、
    請求項3に記載のパラメータ推定方法におけるパラメータ推定手順により推定されたパラメータを設定した前記モデルに対して、前記経路観測対応行列と前記道路状況とを少なくとも入力して、前記経路別人数を推定する経路別人数推定手順、
    を実行することを特徴とする経路別人数推定方法。
  5. コンピュータを、請求項1に記載のパラメータ推定装置、又は、請求項2に記載の経路別人数推定装置、として機能させるためのプログラム。
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