JP7294353B2 - 印刷物、冊子体、および光源と印刷物との組み合わせ体、および印刷物の真偽判定方法 - Google Patents

印刷物、冊子体、および光源と印刷物との組み合わせ体、および印刷物の真偽判定方法 Download PDF

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Description

本開示は、基材と、発光体を含む発光印刷層とを有する印刷物、および光源と印刷物との組み合わせ体に関する。
有価証券類のようにセキュリティが必要とされる印刷物は、基材と基材上に発光体を用いて設けられた発光印刷層とを備え、偽造や改ざんを防止すること又は偽造品と真正品を識別する構造をもつ。
これらの発光印刷層が付与された印刷物の真偽判別方法としては、印刷物に対して発光体を励起することができるエネルギーを含む励起光等の電磁波、放射線を照射し、励起エネルギーを照射してから停止後、減衰しながら放出していく残光現象を、センサー等の読取装置や機械で検知する方法が一般に用いられている。
発光体が、可視発光体の場合、ブラックライト等の簡易的な光源を励起源として使用して人の目で発光を認証する方法もある。このような場合、印刷物に対してブラックライトから照射される励起光を移動させることにより発光印刷層からの発光色を変化させることができれば、目視により発光印刷層からの発光を確実に認証することができて都合がよい。
特許第5610121号公報 特開2007-277281号公報
本開示は、ブラックライト等の一般的に入手可能な光源を用いて、目視により発光を識別することを考慮してなされたものであり、光源を移動するだけで、容易かつ確実に発光印刷層からの発光色の色変化を視認することができる印刷物、および光源と印刷物との組み合わせ体を提供することを目的とする。
本開示は、光源からの励起光が照射される印刷物であって、印刷物に励起光の照射領域が形式される印刷物において、基材と、前記基材上に発光体を用いて設けられた発光印刷層とを備え、前記発光印刷層は、励起光の照射を開始してから発光強度が飽和に達するまでの時間が第1時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が第2時間である発光体Aと、前記励起光を照射してから発光強度が飽和に達するまでの時間が前記第1時間未満の第3時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が前記第2時間未満の第4時間である発光体Bとを有する発光体を備え、前記発光印刷層は帯状体からなるか、または連続して配置された複数の単位発光印刷層を含む細長状の集合体からなり、前記帯状体または前記集合体の幅をwとし、その長さをlとし、前記励起光の照射領域の最大長さをaとしたとき、w≦a≦lとなる発光印刷層を有する印刷物である。
本開示によれば、印刷物の発光印刷層に対して励起光を照射し、励起光を移動することで、容易に、かつ確実に発光印刷層からの発光色の色変化を視認することができる。
本開示は、前記基材上に前記発光印刷層から分離して追加印刷層を設け、この追加印刷層は前記発光印刷層に対して前記励起光を照射して停止した場合の発光色の色変化に対応する色をもつ複数の着色部を有する、印刷物である。
本開示によれば、追加印刷層により、発光印刷層が発光する色の色変化が何色となるのかを事前に確認することができ、発光印刷層を偽造されても、追加印刷層によって真偽判定が可能となる。また、発光特性をあらかじめ知らない人でも、目視で真偽判定を行うことができる。
本開示は、前記発光印刷層は着色された複数の着色部をもち、各着色部は前記発光印刷層に対して前記励起光を照射し停止した場合の発光色の色変化に対応する色をもつ、印刷物である。
本開示によれば、発光特性をあらかじめ知らない人でも、容易に目視で真偽判定を行うことができる。
本開示は、前記第1時間は0.5s以上であり、前記第2時間は5s以上であり、前記第3時間は0.1s以下であり、前記第4時間は0.1s以下である、印刷物である。
本開示は、前記発光体Aは緑色を発光し、前記発光体Bは赤色を発光する、印刷物である。
本開示は、前記発光印刷層を覆ってオーバーコート層が設けられている、印刷物である。
本開示は、前記基材上に、顔写真または国籍や住所に関する個人情報が設けられており、前記個人情報を記載する面に前記発光印刷層が設けられている、印刷物である。
本開示は、上記記載の印刷物を備える、冊子体である。
本開示は、励起光を照射する光源と、前記光源からの励起光が照射される印刷物であって印刷物に励起光の照射領域が形成される印刷物とを備え、前記印刷物は、基材と、前記基材上に発光体を用いて設けられた発光印刷層とを備え、前記発光印刷層は、励起光の照射を開始してから発光強度が飽和に達するまでの時間が第1時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が第2時間である発光体Aと、前記励起光を照射してから発光強度が飽和に達するまでの時間が前記第1時間未満の第3時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が前記第2時間未満の第4時間である発光体Bとを有する発光体を備え、前記発光印刷層は帯状体からなるか、または連続して配置された複数の単位発光印刷層を含む細長状の集合体からなり、前記帯状体または前記集合体の幅をwとし、その長さをlとし、前記励起光の照射領域の最大長さをaとしたとき、w≦a≦lとなる、光源と印刷物との組み合わせ体である。
本開示は、上記記載の光源と印刷物との組み合わせ体を用いた印刷物の真偽判定方法において、前記印刷物上に前記光源からの励起光を照射する工程と、前記発光印刷層の前記帯状体または前記集合体に沿って前記励起光の照射領域を移動させ、前記発光印刷層から発光される発光色の色変化を視認して印刷物の真偽判定を行う工程と、を備えた、印刷物の真偽判定方法である。
本開示によれば印刷物に対して光源から照射される励起光を移動するだけで、容易かつ確実に発光印刷層からの発光色の色変化を視認することができる。
図1は本実施の形態による励起光を照射してからの発光色の強度を示す図。 図2は本実施の形態による励起光を停止してからの発光色の強度を示す拡大図。 図3Aは本実施の形態による印刷物を示す側面図であって、図3BのA-A線断面図。 図3Bは本実施の形態による印刷物を示す平面図。 図4は本実施の形態による光源と印刷物の組み合わせ体を示す図。 図5は発光印刷層の一例を示す図。 図6は発光印刷層の他の例を示す図。 図7は本実施の形態の作用を示す図。 図8は本実施の形態の作用を示す図。 図9は図8に示す実施の形態の変形例を示す図。 図10は変形例による印刷物を示す側面図。 図11Aは本実施の形態の応用例である冊子を示す図。 図11Bは図11Aに示す冊子に励起光を照射した状態を示す図。
<本実施の形態>
以下、図面を参照して本実施の形態による印刷物、および光源と印刷物の組み合わせ体について説明する。
まず、図3A乃至図6により本実施の形態による印刷物10について説明する。図3A乃至図6に示すように、印刷物10には例えば、ブラックライトを構成するLED光源25からの中心波長365nmをもつ紫外光(UV光)が照射される。LED光源から照射されたUV光は後述する発光印刷層20の発光体を励起して発光させる励起光として機能するとともに、印刷物10上に円形の照射領域25Aを形成する。(図7および図8参照)。
このような印刷物10は、図3Aおよび図3Bに示すように、合成樹脂製の基材11と、基材11上に設けられ印刷絵柄1を形成する一般印刷層12と、基材11上設けられた発光印刷層20と、基材11上に設けられた一般印刷層12および発光印刷層20を覆うオーバーコート層13とを備えている。ここで、図3Aは印刷物10を示す側面図であり、図3Aは図3BのA-A線断面図である。
このうち、基材11はポリカーボネート(PC)製またはポリエチレンテレフタレート(PET)製、非結晶性ポリエステル(PET-G)製、ポリ塩化ビニル(PVC)製、ポリプロピレン(PP)製となっている。
またオーバーコート層13はポリカーボネート(PC)製またはポリエチレンテレフタレート(PET)製、非結晶性ポリエステル(PET-G)製、ポリ塩化ビニル(PVC)製、ポリプロピレン(PP)製となっている。
また一般印刷層12は、通常の印刷インキを用いて形成される。印刷方法は、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷など、基材に印刷可能な印刷方法を適宜選択する。一般印刷層12の可視光下での色彩は、有彩色であり、透過性は有さない。上記印刷方法で印刷できる色やインクなら、何を使用してもよい。
また発光印刷層20は、発光体Aと発光体Bとを含み励起光が照射されて発光する発光体を用いて基材11上または一般印刷層12上に印刷することにより得られる。発光印刷層20を基材11上に印刷する場合、発光印刷層20の色彩は、無色あるいは無色透明であってもよいし、顔料本来のボディカラーであってもよいし、混合する色顔料の有彩色あるいは透過性のある有彩色であってもよい。発光印刷層20を一般印刷層12上に重ねて印刷する場合、発光印刷層20の色彩は、無色あるいは無色透明であってもよいし、発光体A、Bを色顔料と混合してもよい。一般印刷層12の色彩の色と見た目に違和感のない印刷物とすることが必要である。また、混合する色顔料の色味が濃いと、発光体A、Bの発光色が吸収されてしまい、発光色の変化は視認しにくくなるため、色顔料の有彩色は淡色が好ましい。ただし、インクや色顔料の種類は世の中に多く流通し、数百種類以上存在しているため、インキや顔料の種類によって、好ましい形態や組成比はその都度変化する。
発光体は励起光の照射を開始してから発光強度が飽和に達するまでの時間(飽和時間)が第1時間(例えば0.5s以上)となり、励起光の照射を停止した後における残光時間が第2時間(例えば5s以上)となる発光体Aと、励起光を照射してから発光強度が飽和に達するまでの時間(飽和時間)が第1時間未満の第3時間(例えば0.1s以下)となり、励起光の照射を停止した後における残光時間が第2時間未満の第4時間(例えば0.1s以下)となる発光体Bとを含む。
ここで「s」は時間を表わす「秒」を意味する。
また、本実施の形態における残光時間について説明する。本実施の形態における残光時間とは、後述する測定手段により発光体を測定した際、励起波長光の照射停止時を0sとし、そこから発光体からの発光強度がほぼ検出されなくなった経過時間をいう。測定手段は、本実施の形態において、分光蛍光光度計(例えば、日本分光製、FP-6600)を用いる場合を説明する。例えば、励起波長光として波長365nmの光を発光体に対して所定時間照射すると、発光体の発光強度を縦軸、照射をスタートした頃からの経過時間を横軸とする発光スペクトルが得られる。得られた発光スペクトルには極大発光ピーク波長が検出され、この極大発光ピーク波長を検出波長と呼称する。励起波長光照射側の光源からの光をシャッタにより遮蔽した時点を0s(つまり、励起波長光の照射停止時)とすると、そこから、検出波長の発光強度が励起光停止時点の強度値の0.01%以下になるまでの時間が残光時間(寿命)となる。
また、発光体の飽和時間とは、励起波長光照射側の光源からの光を照射するためにシャッタを開いた時点を0sとしたとき、0sの時点から、検出波長の発光強度がそれ以上上がらない最大値(飽和発光強度)に達するまでの時間をいう。
本実施の形態において、発光印刷層20の発光体を構成する発光体Aは、例えば、りん光体からなり、発光体Bは蛍光体からなる。そして、発光体Bの蛍光の発光色と発光体Aのりん光の発光色が異なれば良く、一種類の発光体Aと、一種類の発光体Bのみならず、少なくとも二種以上の発光体Aと、二種以上の発光体Bを使用することもできる。なお、この場合において、視認性の観点から、りん光の発光色と蛍光の発光色は、補色の関係にあることが最も好ましい。例えば本実施の形態において、発光体Aは、緑色蓄光体(SrAl:Eu,DyまたはSrAl1425:Eu,Dy)からなり、発光体Bは赤色蛍光体(例えば、YVO:Bi,Eu)からなる。
また、発光体Aの飽和時間は上述のように、0.5s以上、残光時間は5s以上、発光体Bの飽和時間は例えば0.1s以下、残光時間も例えば0.1s以下となっている。
本実施の形態において、発光印刷層20は上述した発光体Aと発光体Bを有する発光体を含む発光体インキを用い、印刷により形成される。印刷方法は、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷など、基材に印刷可能な印刷方法を適宜選択する。
ここで発光体インキは、発光体Aおよび発光体Bに加えて、更に水性ワニス、溶剤型ワニス、酸化重合性ワニス、放射線硬化型ワニス、放射線硬化型及び酸化重合のハイブリッドワニス等を含む。
また、発光体インキは、前述のように各種ワニスを含み、十分混入するようその粘度等が調整される。発光印刷層20の形成方式によって異なるが、発光体の配合割合は、発光体インキの1~60重量%程度とすれば良い。発光強度と経済性の観点から見ると、発光体の配合割合は、発光インキ中10~50重量%にすることがより好ましい。
発光体インキは、発光体を三本ロールミル、ボールミル又はビーズル等でワニス中に十分に分散させて作製される。なお、練合方法や適正粘度は、発光体インキを付与する方式によって適切に選定される。
発光体インキは、発光を妨げない範囲で他の色材又は機能性材料を混合してインキ化又はペースト化しても良く、あらかじめ、基材11上に付与された下地上に重ねて付与しても良い。なお、基材11上には、予め通常の印刷インキを用いて形成された印刷絵柄1を形成する一般印刷層12が設けられ、発光インキはこの一般印刷層12上に重ね合わせて発光印刷層20を形成する。このように一般印刷層12上に発光印刷層20を重ねて形成する場合、発光印刷層20が白色であると、一般印刷層12の一部が消えてしまう。そこで本実施の形態においては、発光印刷層20に顔料を含ませる。このことにより、発光印刷層20と、一般印刷層12との間で色彩のバランスを図ることができる。また、基材11上に発光インキを付与して発光印刷層20を形成する場合、発光印刷層20は白色の印刷層であっってもよい。
発光体インキを基材11に印刷又はコーティング等により付与する方式としては、一般に公知の印刷方法を用いることができ、凹版、凸版、オフセット、スクリーン、グラビア、フレキソ及びインクジェット等の印刷又はコーティング等の方式を用いることができ、これらの印刷方式の組み合わせにより、発光体インキを基材11上に付与しても良い。
具体的には発光体インキとして、例えば以下のような材料のものを用いることができる。
Figure 0007294353000001
また図4に示すように、印刷物10は基材11上に発光印刷層20から分離して設けられた追加印刷層30を有する。
上述のように発光印刷層20は緑色蓄光体からなる発光体Aと赤色蛍光体からなる発光体Bとを含む発光体からなり、LED光源25からUV光を照射すると、発光体Aはその飽和時間が0.5s以上、その残光時間が5s以上となっており、発光体Bはその飽和時間か0.1s以下、その残光時間が0.1s以下となっているため、UV光の照射直後、発光印刷層20は赤色の光を発光し、発光体Aの飽和時間(0.5s以上)になるまで、発光印刷層20は緑色の光の発光が徐々に強くなり、発光印刷層20は赤色の光から黄色の光までの発光色の連続的な変化が見られ、飽和時間が過ぎると発光印刷層20は赤色の光と緑色の光を発光するため、発光印刷層20から黄色の光が表れる。その後UV光の照射を停止すると、発光体Bの残光時間は0.1s以下のため、発光印刷層20は緑色の光を発光する(図1および図2参照)。
すなわち、発光印刷層20に対してUV光を照射して停止することにより、発光印刷層20から発光する光の発光色は赤色→黄色→緑色に順次変化する。赤色はxy色度図の600~700nmに主波長の色相を有する色彩となり、黄色はxy色度図の550~600nmに主波長の色相を有する色彩となり、緑色はxy色度図の490~550nmに主波長の色相を有する色彩となる。ここで、xy色度図としては、例えば、CIE1931に規定されるxy色度図を用いることができる。
具体的には、飽和まで緑色が徐々に強くなるため、0sの赤色も徐々に黄色になる。赤色→黄色の間の赤橙色やオレンジ色などの中間色も経過するが、色は連続的に変化する。他方、黄色→緑色に関して赤色は残光がないため、黄緑色などの中間色を経過せず、黄色から直接緑色になる。
ここで、xy色度図としては、参考文献「JIS Z8701:色の表示方法―xyz表色系及びX10Y10Z10表色系」の「sRGB/D65モデルまたはAdobe RGB/D50モデル」を挙げることができる。
ところで図1は、発光体Aと発光体Bに対して、励起光である365nmのUV光を照射した場合の発光スペクトルを示す。励起光を照射し続けた場合、発光体Aは約1sで発光強度が飽和し、励起光照射直後よりも約2倍の発光強度となる。また、発光体Bは照射直後(0.1s以下)で発光強度は飽和する。また、図1において、発光体Aはその飽和する発光強度が300となっており、発光体Bは、その飽和する発光強度が1000となっている。この発光体Aと発光体Bの各々の発光強度は、実際の発光強度を示しており、発光体Aと発光体Bにはその飽和する発光強度に差があることがわかる。
なお、例えば、飽和する発光強度の差がほとんど無く、同じ程度の発光強度を有する発光体同士でも混合比率を調整すれば、発光色の色変化を視認することができる。つまり、発光体の混合比率によって、発光色は異なり、発光色の色変化範囲も変わる。ここで、色変化範囲とは、例えば本実施形態においては赤色→黄色→緑色の各色の変化範囲のことを示す。また、図2は、励起光の照射を停止してからの発光スペクトルを示す。図2において、発光体Aは、UV光を照射してから発光しなくなるまで、約10s以上発光することを示している。これは発光体Aが蓄光体としての特性をもつことを意味する。一方、発光体BはUV照射を停止するとほぼ同時(0.1s以下)に発光しなくなることを示している。
本実施の形態において、印刷物10の発光印刷層20から発光する発光色の色変化に対応して、発光印刷層20から分離して追加印刷層30を設けられ、追加印刷層30は、発光印刷層20から発光する発光色の色変化に応じて赤色着色部30aと、黄色着色部30bと緑色着色部30cとを有する。このため、赤色着色部30a、黄色着色部30b、および緑色着色部30cからなる追加印刷層30を確認した検査員は、この追加印刷層30を確認して発光印刷層20から発光される発光色の色変化を予想することができる。
なお、発光印刷層20と別個独立して追加印刷層30を設ける代わりに、発光印刷層20自体に異なる顔料を含ませて、発光印刷層20を赤色着色部、黄色着色部および緑色着色部の3つの部分に区画してもよい。
上述の実施の形態において、赤色着色部30a、黄色着色部30bおよび緑色着色部30cからなる追加印刷層30あるいは赤色着色部、黄色着色部および緑色着色部の3つの部分に区画された発光印刷層20は、目印印刷層として機能する。
ところで印刷物10の発光印刷層20は図5に示すように帯状体21からなり、この帯状体21は帯状体本体21aと、帯状体本体21a中に設けられ白ヌキされた文字21bとを有する。
図5において帯状体21の幅はw、その長さはlとなっている。
あるいは発光印刷層20は図6に示すように連続して配置された複数の単位発光印刷層22aを含む細長状の集合体22からなっていてもよい。複数の単位発光印刷層22aを含む集合体22は外縁22Aを形成し、この外線の幅はw、その長さはlとなっている。
例えば図7および図8に示すように、発光印刷層20が帯状体21から構成される場合、その幅をw、その長さをl、印刷物10上に照射されたUV光の円形の照射領域25Aの直径をaとした場合、照射領域25Aの直径aは帯状体21の幅wより大きく、帯状体21の長さlより小さくなっている。
すなわち、w≦a≦lとなっている。
ここで図7は直線状に形成された帯状体21を示し、図8は湾曲して形成された帯状体21を示している。
同様に発光印刷層20が連続して配置された複数の単位発光印刷層22aを含む集合体22からなっている場合も、集合体22の外縁22Aの幅をw、その長さをlとし、かつUV光の円形の照射領域25aの直径をaとした場合、
w≦a≦lとなっている。
なお、UV光の照射領域25Aが上述のように円形の場合、直径aは照射領域25Aの最大長さとなる。
また、UV光の照射領域25Aが楕円状の場合、その長軸の長さが照射領域25Aの最大長さとなる。
この場合、図8に示す湾曲して形成された帯状体21の代わりに、図9に示すように、図8に示す湾曲した帯状体21を更に延ばして、リング状をもつ帯状体21を設けてもよい。図9において、発光印刷層20がリング状の帯状体21を有する場合、その幅はw、その全長はlとなり、UV光の円形の照射領域25Aの直径はaとなる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず上述した印刷物10を準備し、検査員は印刷物10に対してLED光源25からUV光を照射する。この場合、LED光源25から中心波長365nmのUV光が印刷物10に対して照射され、検査員はLED光源25から照射されるUV光を印刷物10の帯状体21または細長状の集合体22からなる発光印刷層20の長手方向Lに沿って移動させる。
上述のように発光印刷層20は緑色蓄光体からなる発光体Aと赤色蛍光体からなる発光体Bとを含む発光体からなり、LED光源25からUV光を照射すると、発光体Aはその飽和時間が0.5s以上、その残光時間が5s以上となっており、発光体Bはその飽和時間が0.1s以下、その残光時間が0.1s以下となっているため、UV光の照射直後、発光印刷層20は赤色の光を発光し、発光体Aの飽和時間(0.5s以上)が過ぎると発光印刷層20は赤色の光と緑色の光を発光して黄色の光が表われる。その後UV光の照射を停止すると、発光体Bの残光時間は0.1s以下のため、緑色の光を発光する(図1および図2参照)。
このため検査員が発光印刷層20の長手方向Lに沿ってLED光源25から照射されるUV光を移動させると、照射領域25Aの移動方向側の領域から赤色の光が発光され、UV光の照射領域25Aの移動方向側の直後の領域から黄色の光が発光され、移動方向の反対側に存在するUV光がすでに照射されていた現時点でUV光が未照射の領域から緑色の光が発光される。このため発光印刷層20の長手方向に沿って赤色の光の領域、黄色の光の領域および緑色の光の領域が、UV光の移動に対応して順次移動していく。
検査員はこの発光印刷層20から発光される発光色の色変化を確認する。
このとき検査員は発光印刷層20からの発光色の色変化と、追加印刷層30に表示された赤色着色部30aと、黄色着色部30bと、緑色着色部cとを比較することにより、印刷物10に対する真偽判定を確実に行うことができる。
また、帯状体21あるいは集合体22からなる発光印刷層20の幅をw、その長さをlとし、UV光の照射領域25Aの直径をaとした場合、w≦a≦lとなっている。このためLED光源25から照射されて形式された照射領域25Aを発光印刷層20の長手方向に沿って移動させる際、w≦aとなっているので、発光印刷層20の幅wの全長を一度にUV光で照射させることができ、発光印刷層20の全幅wに渡って発光色の色変化を生じさせることができる。
またa≦lとなっているため。LED光源25から照射されて形式された照射領域25Aを発光印刷層20の長手方向Lに沿って移動させる際、発光印刷層20内に照射領域25Aと、照射されない領域を確実に形式することができる。そしてこのことにより、発光印刷層20の長手方向に沿って発光色の色変化を確実に生じさせることができる。
以上のように本実施の形態によれば、印刷物に対して光源から励起光を照射することともに、この励起光の照射領域を印刷物10上で移動させるだけで、発光印刷層20から発光される発光色の色変化を確実に視認することができる。
<本実施の形態の変形例>
次に本実施の形態の変形例について説明する。上記実施の形態において、印刷物10は合成樹脂製の基材11と、基材11上に設けられた一般印刷層12と、基材11上に設けられた発光印刷層20と、発光印刷層20上に設けられたオーバーコート層13とを有する例を示したが、これに限らず印刷物10は紙製の基材11と、基材11上に設けられた一般印刷層12と、基材11上に設けられた発光印刷層20とを有していてもよい(図10参照)。図10において、発光印刷層20上にオーバーコート層は設けられておらず、発光印刷層20は外方へ露出している。
上記実施の形態において、基材11と印刷絵柄1または一般印刷層12、追加印刷層30を有する印刷物10について説明したが、これに限らず、印刷物10は個人情報を有するものであってもよい。個人情報とは、例えば、国籍、住所、所有者氏名、年齢、性別、個人番号、旅券番号、免許証番号といった、個人しか持ち合わせることができない情報のことである。個人情報は、インキによってオフセット印刷やインクジェット印刷されていてもよく、またはレーザー光により基材または印刷層を穿孔した形態や、レーザー光照射によりレーザー印字が可能なレーザ発色層へ印字した形態で印刷物10に設けられていてもよい。そして、本開示の発光印刷層20は、個人情報と一部またはすべて積層されていてもよく、個人情報とは異なる箇所へ設けられていてもよい。特に、レーザ光の穿孔により設けられる個人情報と本開示の発光印刷層20が積層することによって、偽造することを困難とすることができる。また、黒色のレーザ発色層へ個人情報を印字する場合、発色は白色を示すため、印字した箇所35に発光印刷層20を設ける場合、発光色の変化を印字箇所で確認することができ、真偽判定が容易となる。
上記実施形態において、印刷物10は、冊子体やカードのセキュリティ用材料として利用することができる。印刷物10そのものが、パスポート等の冊子体であったり、パスポートのデータページであったり、紙幣であったり、ID証やチケット、カード(接触または非接触の集積回路(IC)カード)の層構成に含まれてもよい。これにより、あらかじめ発光特性を知らない人であっても、目視で真偽判定を行うことができる。具体的には、このような個人情報をもつ印刷物10は、パスポートのような冊子体10Aに組み込むことができる(図11Aおよび図11B参照)。図11Aおよび図11Bに示すように、冊子体10Aは複数のページ10a、10b間に挟まれたデータページを有し、このデータページは個人情報をもつ本開示の印刷物10からなる。そして印刷物10に対してLED光源25から励起光を照射することにより、発光印刷層20からの発光の色変化を印字した箇所35で確認することができる。
1 印刷絵柄
10 印刷物
11 基材
12 一般印刷層
13 オーバーコート層
20 発光印刷層
21 帯状体
22 集合体
22a 単位発光印刷層
25 LED光源
25A 照射領域
30 追加印刷層
30a、30b、30c 着色部

Claims (10)

  1. 光源からの励起光が照射される印刷物であって、印刷物に励起光の照射領域が形成される印刷物において、
    基材と、
    前記基材上に発光体を用いて設けられた発光印刷層とを備え、
    前記発光印刷層は、励起光の照射を開始してから発光強度が飽和に達するまでの時間が第1時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が第2時間である発光体Aと、
    前記励起光を照射してから発光強度が飽和に達するまでの時間が前記第1時間未満の第3時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が前記第2時間未満の第4時間である発光体Bとを有する発光体を備え、
    前記発光印刷層は帯状体からなるか、または連続して配置された複数の単位発光印刷層を含む細長状の集合体からなり、前記帯状体または前記集合体の幅をwとし、その長さをlとし、前記励起光の照射領域の最大長さをaとしたとき、w≦a≦lとなり、
    前記基材上に前記発光印刷層から分離して追加印刷層を設け、この追加印刷層は前記発光印刷層に対して前記励起光を照射して停止した場合の発光色の色変化に対応する色をもつ複数の着色部分を有する、印刷物
  2. 光源からの励起光が照射される印刷物であって、印刷物に励起光の照射領域が形成される印刷物において、
    基材と、
    前記基材上に発光体を用いて設けられた発光印刷層とを備え、
    前記発光印刷層は、励起光の照射を開始してから発光強度が飽和に達するまでの時間が第1時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が第2時間である発光体Aと、
    前記励起光を照射してから発光強度が飽和に達するまでの時間が前記第1時間未満の第3時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が前記第2時間未満の第4時間である発光体Bとを有する発光体を備え、
    前記発光印刷層は帯状体からなるか、または連続して配置された複数の単位発光印刷層を含む細長状の集合体からなり、前記帯状体または前記集合体の幅をwとし、その長さをlとし、前記励起光の照射領域の最大長さをaとしたとき、w≦a≦lとなり、
    前記発光印刷層は着色された複数の着色部をもち、
    各着色部は前記発光印刷層に対して前記励起光を照射し停止した場合の発光色の色変化に対応する色をもつ、印刷物
  3. 前記第1時間は0.5s以上であり、前記第2時間は5s以上であり、前記第3時間は0.1s以下であり、前記第4時間は0.1s以下である、請求項1または2記載の印刷物。
  4. 前記発光体Aは緑色を発光し、前記発光体Bは赤色を発光する、請求項1乃至3のいずれか記載の印刷物。
  5. 前記発光印刷層を覆ってオーバーコート層が設けられている請求項1乃至4のいずれか記載の印刷物。
  6. 前記基材上に、顔写真または国籍や住所に関する個人情報が設けられており、前記個人情報を記載する面に前記発光印刷層が設けられている、請求項1乃至5のいずれか記載の印刷物。
  7. 請求項1乃至6のいずれか記載の印刷物を備える、冊子体。
  8. 励起光を照射する光源と、
    前記光源からの励起光が照射される印刷物であって印刷物に励起光の照射領域が形成される印刷物とを備え、
    前記印刷物は、
    基材と、
    前記基材上に発光体を用いて設けられた発光印刷層とを備え、
    前記発光印刷層は、励起光の照射を開始してから発光強度が飽和に達するまでの時間が第1時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が第2時間である発光体Aと、
    前記励起光を照射してから発光強度が飽和に達するまでの時間が前記第1時間未満の第3時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が前記第2時間未満の第4時間である発光体Bとを有する発光体を備え、
    前記発光印刷層は帯状体からなるか、または連続して配置された複数の単位発光印刷層を含む細長状の集合体からなり、前記帯状体または前記集合体の幅をwとし、その長さをlとし、前記励起光の照射領域の最大長さをaとしたとき、w≦a≦lとなり、
    前記基材上に前記発光印刷層から分離して追加印刷層を設け、この追加印刷層は前記発光印刷層に対して前記励起光を照射して停止した場合の発光色の色変化に対応する色をもつ複数の着色部分を有する、
    光源と印刷物との組み合わせ体。
  9. 励起光を照射する光源と、
    前記光源からの励起光が照射される印刷物であって印刷物に励起光の照射領域が形成される印刷物とを備え、
    前記印刷物は、
    基材と、
    前記基材上に発光体を用いて設けられた発光印刷層とを備え、
    前記発光印刷層は、励起光の照射を開始してから発光強度が飽和に達するまでの時間が第1時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が第2時間である発光体Aと、
    前記励起光を照射してから発光強度が飽和に達するまでの時間が前記第1時間未満の第3時間となり、かつ前記励起光の照射を停止した後における残光時間が前記第2時間未満の第4時間である発光体Bとを有する発光体を備え、
    前記発光印刷層は帯状体からなるか、または連続して配置された複数の単位発光印刷層を含む細長状の集合体からなり、前記帯状体または前記集合体の幅をwとし、その長さをlとし、前記励起光の照射領域の最大長さをaとしたとき、w≦a≦lとなり、
    前記発光印刷層は着色された複数の着色部をもち、
    各着色部は前記発光印刷層に対して前記励起光を照射し停止した場合の発光色の色変化に対応する色をもつ、
    光源と印刷物との組み合わせ体。
  10. 請求項8または9記載の光源と印刷物との組み合わせ体を用いた印刷物の真偽判定方法において、
    前記印刷物上に前記光源からの励起光を照射する工程と、
    前記発光印刷層の前記帯状体または前記集合体に沿って前記励起光の照射領域を移動させ、前記発光印刷層から発光される発光色の色変化を視認して印刷物の真偽判定を行う工程と、を備えた、印刷物の真偽判定方法。
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