JP7294068B2 - ターミナル、および、その製造方法 - Google Patents

ターミナル、および、その製造方法 Download PDF

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Description

本明細書に記載の開示は、被覆樹脂によって被覆されるターミナル、および、その製造方法に関するものである。
特許文献1に示されるように、半導体チップとヒートシンクブロックが樹脂モールド部によって被覆された半導体装置が知られている。
特開2013-229472号公報
上記したように特許文献1に示される半導体装置では、ヒートシンクブロックが樹脂モールド部に被覆されている。振動に起因する応力の付与などによって、樹脂モールド部(被覆樹脂)とヒートシンクブロック(ターミナル)との接合が弱まる虞がある。
そこで本明細書に記載の開示は、ターミナルと被覆樹脂との接合の弱まることが抑制されたターミナル、および、その製造方法を提供することを目的とする。
開示の1つは、積層方向で半導体チップ(10)と接合されるとともに、半導体チップとともに被覆樹脂(90)によって被覆されるターミナルであって、
第1金属層(51a,53a)、および、第1金属層を覆う第1金属被膜(51b、53b)を備える第1ブロック(51,53)と、
第1金属層よりも線膨張係数の低い第2金属層(52a)、および、第2金属層を覆う第2金属被膜(52b)を備える第2ブロック(52)と、を有し、
第1ブロックの第1金属層と第2ブロックの第2金属層とが積層方向に並ぶ態様で接合され、
第1ブロックは第2ブロックよりも積層方向に直交する放射方向の長さが長く、
第2金属層は、第1金属層に含まれる金属種に合金金属種の結合した合金を含み、
第1金属被膜と第2金属被膜とが同一のメッキ材料から成り、
合金金属種は金属種と比べてメッキ材料と接合しがたい性質を有し、
第2金属層における第1金属層との非接合部位の表層に含まれる金属種の量が第1ブロックとの接合部位に含まれる金属種の量よりも少なく、第2金属層に表面凹凸が形成されている。
開示の1つは、積層方向で半導体チップ(10)と接合されるとともに、半導体チップとともに被覆樹脂(90)によって被覆されるターミナルであって、
第1金属層(51a,53a)、および、第1金属層を覆う第1金属被膜(51b、53b)を備える第1ブロック(51,53)と、
第1金属層よりも線膨張係数の低い第2金属層(52a)、および、第2金属層を覆う第2金属被膜(52b)を備える第2ブロック(52)と、を有し、
第1ブロックの第1金属層と第2ブロックの第2金属層とが積層方向に並ぶ態様で接合され、
第1ブロックは第2ブロックよりも積層方向に直交する放射方向の長さが長く、
第1金属層は、第2金属層に含まれる金属種に合金金属種の混ざった合金を含み、
第1金属被膜と第2金属被膜とが同一のメッキ材料から成り、
合金金属種は金属種と比べてメッキ材料と接合しやすい性質を有する。
開示の1つは、積層方向で半導体チップ(10)と接合されるとともに、半導体チップとともに被覆樹脂(90)によって被覆されるターミナルの製造方法であって、
積層方向で並ぶ態様で接合された第1金属層(51a,53a)と第1金属層よりも線膨張係数の低い第2金属層(52a)をメッキ材料で覆って、第1金属層およびメッキ材料における第1金属層を覆う第1金属被膜(51b,53b)を備える第1ブロック(51,53)と、第2金属層およびメッキ材料における第2金属層を覆う第2金属被膜(52b)を備える第2ブロック(52)と、を形成し、積層方向に直交する放射方向の長さを第2ブロックよりも第1ブロックを長くし、
第2金属層は、第1金属層に含まれる金属種に合金金属種の混ざった合金であり、
合金金属種は金属種と比べてメッキ材料と接合しがたい性質を有し、
第1金属層と第2金属層をメッキ材料で覆う前に、積層方向で並ぶ態様で接合された第1金属層と第2金属層それぞれの表層に含まれる金属種を除去することで表面凹凸を形成する。
これによれば第1ブロック(51,53)と第2ブロック(52)の放射方向の長さの相違が、熱膨張によって増大しやすくなる。これによりターミナルと被覆樹脂(90)とのアンカー効果が高まる。ターミナルと被覆樹脂(90)との接合が弱まることが抑制される。
なお、上記の括弧内の参照番号は、後述の実施形態に記載の構成との対応関係を示すものに過ぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
半導体装置の概略構成を示す断面図である。 ターミナルを説明するための拡大断面図である。 第1実施形態に係るターミナルの製造方法を説明するための図表である。 第2実施形態に係るターミナルの製造方法を説明するための図表である。 第3実施形態に係るターミナルの製造方法を説明するための図表である。 第4実施形態に係るターミナルの製造方法を説明するための図表である。 ターミナルの製造方法の変形例を説明するための図表である。 ターミナルの製造方法の変形例を説明するための図表である。 ターミナルの製造方法の変形例を説明するための図表である。
以下、実施形態と変形例を図に基づいて説明する。これら実施形態と変形例それぞれには共通要素が含まれている。この共通要素をある実施形態で説明した場合、その共通要素の説明を他の実施形態と変形例では省略する。そしてこの共通要素には実施形態と変形例それぞれで同一の符号を付与する。
(第1実施形態)
図1~図3に基づいて、本開示のターミナル50とともに、それを含む半導体装置100を説明する。それにあたって、以下においては互いに直交の関係にある3方向を、x方向、y方向、および、z方向と示す。z方向が積層方向に相当する。
半導体装置100はインバータやコンバータなどの電力変換装置に適用されるパワーカードである。半導体装置100はz方向の厚さの薄い扁平形状を成している。半導体装置100は能動素子と受動素子を有する。これら能動素子と受動素子は通電によって発熱する。係る発熱による昇温を抑制するために、半導体装置100は図1に示す冷却器200に設けられる。
<冷却器>
冷却器200は内部に冷媒の流動する第1冷却部210と第2冷却部220を有する。これら第1冷却部210と第2冷却部220はz方向で離間して対向する態様で並んでいる。
第1冷却部210と第2冷却部220それぞれの対向面には熱伝導性に優れた電気絶縁部材230が設けられている。第1冷却部210の対向面に設けられた電気絶縁部材230と第2冷却部220の対向面に設けられた電気絶縁部材230との間に半導体装置100が設けられる。半導体装置100はこれら2つの電気絶縁部材230それぞれとz方向で対向する態様で接触している。
冷却器200には、第1冷却部210と第2冷却部220とがz方向で互いに近づく態様の付勢力が図示しないバネ体から付与されている。この付勢力によって、第1冷却部210と第2冷却部220との間に設けられた半導体装置100と電気絶縁部材230との接触面積が増大している。半導体装置100と電気絶縁部材230との間の熱抵抗が低減している。
係る機械的な構成のため、半導体装置100で発生した熱は、電気絶縁部材230と第1冷却部210を介して、第1冷却部210の内部を流動する冷媒に伝熱される。それとともに、半導体装置100で発生した熱は、電気絶縁部材230と第2冷却部220を介して、第2冷却部220の内部を流動する冷媒に伝熱される。このように半導体装置100は両面で冷却される。これにより半導体装置100の昇温が抑制されている。
以上に示したように、図1に示す冷却器200はいわゆる両面冷却の構成になっている。ただし、冷却器200の構成としては上記例に限定されない。冷却器200の構成としては、例えば片面冷却の構成を採用することもできる。
<半導体装置>
図1に示すように半導体装置100は、半導体チップ10、ターミナル50、主導電部60、通電端子70、信号端子80、および、被覆樹脂90を有する。
主導電部60、通電端子70、および、信号端子80は図示しないリードフレームの一部によって構成されている。このリードフレームに半導体チップ10とターミナル50とを接続させる。そしてこれらを被覆樹脂90によって部分的に被覆する。被覆樹脂90の外に露出されたリードフレームの一部を選択的に除去する。これにより主導電部60、通電端子70、および、信号端子80が形成される。それとともに半導体装置100が製造される。なお、主導電部60、通電端子70、および、信号端子80の一部が上記のリードフレームとは別体の金属プレートで構成されてもよい。
図1に示すように主導電部60は上側導電部61と下側導電部62を有する。通電端子70は上側通電端子71と下側通電端子72を有する。上側通電端子71と上側導電部61とは一体的に連結されている。下側通電端子72と下側導電部62とは一体的に連結されている。
上側導電部61と下側導電部62とはz方向に対向する態様で離間している。半導体チップ10とターミナル50とがこれら上側導電部61と下側導電部62との間に設けられている。
半導体チップ10はz方向に並ぶ第1主面11aと第2主面11bを有する。半導体チップ10の第1主面11a側がターミナル50を介して上側導電部61と接続されている。半導体チップ10の第2主面11b側が下側導電部62と接続されている。係る構成によって、半導体チップ10は上側導電部61と下側導電部62それぞれと電気的に接続されている。
上側通電端子71と下側通電端子72それぞれの先端側が被覆樹脂90の外に露出されている。これら上側通電端子71と下側通電端子72それぞれの先端側が電力変換装置の通電経路を構成する導電性のバスバに接続される。このために電力変換装置の電流が、上側通電端子71と下側通電端子72との間で主導電部60、ターミナル50、および、半導体チップ10に流れる。
半導体チップ10はワイヤ81を介して信号端子80と接続されている。信号端子80の先端側が被覆樹脂90の外に露出されている。この信号端子80の先端側が電力変換装置の駆動を制御するドライバ基板に接続されている。
なお、半導体装置100は半導体チップ10を1つではなく複数有してもよい。そして半導体装置100は複数の半導体チップ10それぞれに対応するターミナル50、主導電部60、通電端子70、および、信号端子80を有してもよい。ただし半導体装置100は、複数の半導体チップ10それぞれに対応するターミナル50、主導電部60、通電端子70、および、信号端子80のうちの一部を共通して有してもよい。以下、半導体装置100の構成要素を個別に説明する。
<半導体チップ>
半導体チップ10は、半導体基板11と、この半導体基板11に形成された半導体素子と、を有する。半導体チップ10の外形は、概略的には半導体基板11の外形と同等になっている。
半導体基板11はSi、SiC、GaNなどの半導体材料から構成される。半導体基板11はz方向の厚さの薄い平板形状を成している。半導体基板11はz方向に並ぶ2つの主面を有する。これら2つの主面のうちの一方が上記した第1主面11aに相当する。2つの主面のうちの他方が第2主面11bに相当する。この半導体基板11の第1主面11aと第2主面11bとの間の内部に半導体素子が形成されている。
半導体素子は電力変換装置の回路の一部を構成するRC(Reverse Conducting)-IGBTである。RC-IGBTに含まれるIGBTとダイオードは、半導体基板11の第1主面11aと第2主面11bとの間で電流の流れる縦型構造になっている。
図1に示すように、半導体基板11の第1主面11aにエミッタ電極20が部分的に形成されている。第2主面11bにコレクタ電極21が全面的に形成されている。IGBTとダイオードとはこれらエミッタ電極20とコレクタ電極21との間で並列接続されている。
また、図1に示すように、第1主面11aにはエミッタ電極20の他に電極パッド22が形成されている。電極パッド22はIGBTのゲート電極や半導体基板11に形成されたセンサ素子などをドライバ基板に接続する機能を果たす。エミッタ電極20と電極パッド22とは第1主面11aにおいて離間している。
<ターミナル>
ターミナル50は上側導電部61と半導体チップ10とを電気的および熱的に接続する。ターミナル50はz方向において上側導電部61と半導体チップ10との間に設けられる。ターミナル50の上面50aが上側導電部61の第1接続面61aとz方向で対向配置される。ターミナル50の下面50bが半導体チップ10のエミッタ電極20とz方向で対向配置される。ターミナル50については後で詳説する。
<主導電部>
主導電部60は半導体チップ10と通電端子70とを電気的に中継する機能を果たす。それとともに主導電部60は半導体チップ10で生じた熱を放熱する機能も果たす。
上記したように主導電部60は上側導電部61と下側導電部62を有する。図1に示すように上側導電部61の第1接続面61aと下側導電部62の第2接続面62aはz方向で離間して対向する態様で並んでいる。これら上側導電部61と下側導電部62との間に半導体チップ10とターミナル50が設けられる。上側導電部61側にターミナル50が設けられる。下側導電部62側に半導体チップ10が設けられる。
上側導電部61の第1接続面61aとターミナル50の上面50aとの間に第1はんだ91が介在されている。上側導電部61とターミナル50とが第1はんだ91を介して電気的および機械的に接続されている。
ターミナル50の下面50bと半導体チップ10のエミッタ電極20との間に第2はんだ92が介在されている。ターミナル50とエミッタ電極20とが第2はんだ92を介して電気的および機械的に接続されている。
半導体チップ10のコレクタ電極21と下側導電部62の第2接続面62aとの間に第3はんだ93が介在されている。コレクタ電極21と下側導電部62とが第3はんだ93を介して電気的および機械的に接続されている。
以上に示した接続構成により、上側導電部61と下側導電部62とに半導体チップ10の半導体素子が電気的に接続されている。
図1に示すように、上側導電部61におけるターミナル50の接続される第1接続面61a側、および、下側導電部62における半導体チップ10の接続される第2接続面62a側それぞれは被覆樹脂90によって被覆される。しかしながら、上側導電部61における第1接続面61aの裏側の第1放熱面61b、および、下側導電部62における第2接続面62aの裏側の第2放熱面62bそれぞれは被覆樹脂90から露出されている。
この被覆樹脂90から露出された第1放熱面61bと第2放熱面62bそれぞれに電気絶縁部材230が接触する。係る構成のため、通電に起因して半導体装置100で発生したジュール熱が、電気絶縁部材230を介して冷却器200に積極的に熱伝導される。
<通電端子>
通電端子70は電力変換回路の通電経路を構成するバスバとの接続端子としての機能を果たす。通電端子70にはIGBTのエミッタ-コレクタ間の電流と、ダイオードのアノード-カソード間の電流が流れる。
上記したように通電端子70は上側通電端子71と下側通電端子72を有する。図1に示すように上側通電端子71は上側導電部61に一体的に連結されている。下側通電端子72は下側導電部62に一体的に連結されている。これら複数の通電端子それぞれの導電部との連結側が被覆樹脂90によって被覆されている。そして複数の通電端子それぞれの先端側が被覆樹脂90から露出されている。この通電端子の先端側に、上記した電力変換装置の通電経路を構成するバスバがレーザ溶接などによって接続される。
<信号端子>
信号端子80はドライバ基板との接続端子としての機能を果たす。上記したように半導体チップ10には電極パッド22が形成されている。この電極パッド22と信号端子80とがワイヤ81を介して電気的に接続されている。
信号端子80におけるワイヤ81の接続側が被覆樹脂90によって被覆されている。信号端子80の先端側が被覆樹脂90から露出されている。この信号端子80の先端側がドライバ基板にはんだなどによって接続される。
<封止樹脂>
被覆樹脂90は、たとえばエポキシ系樹脂からなる。被覆樹脂90は、たとえばトランスファモールド法により成形されている。図1に示すように被覆樹脂90はz方向に並ぶ一面90aと裏面90b、および、これらを連結する連結面90cを有する。
被覆樹脂90から露出した上側導電部61の第1放熱面61bが、被覆樹脂90の一面90aと面一になっている。この第1放熱面61bと一面90aそれぞれに第1冷却部210側の電気絶縁部材230が接触している。
同様にして、被覆樹脂90から露出した下側導電部62の第2放熱面62bが、被覆樹脂90の裏面90bと面一になっている。この第2放熱面62bと裏面90bそれぞれに第2冷却部220側の電気絶縁部材230が接触している。
また、通電端子70と信号端子80それぞれの先端側は被覆樹脂90の連結面90cから露出している。連結面90cにおける通電端子70の露出面と信号端子80の露出面とはy方向で離間している。通電端子70と信号端子80それぞれの先端側は、互いに被覆樹脂90から離間する態様でy方向に延びている。
<ターミナルの詳細構成>
次に、図2および図3に基づいてターミナル50を詳説する。図2では、半導体装置100における主としてターミナル50に関連する要素を拡大して示している。そしてエミッタ電極20、電極パッド22、および、ワイヤ81などの図示を省略している。
図2に示すようにターミナル50は、第1導電層51、第2導電層52、および、第3導電層53を有する。これら3つの導電層がz方向に順次一体的に連結されることで、ターミナル50が構成されている。
第1導電層51は第1金属層51aと第1被膜51bを備える。第2導電層52は第2金属層52aと第2被膜52bを備える。第3導電層53は第3金属層53aと第3被膜53bを備える。
図2に示すように、第1金属層51aと第3金属層53aとが第2金属層52aを介して一体的に接合されている。そして、第1金属層51aにおける第2金属層52aとの非接合部位が第1被膜51bによって被覆されている。第3金属層53aにおける第2金属層52aとの非接合部位が第3被膜53bによって被覆されている。第2金属層52aにおける第1金属層51aおよび第3金属層53aそれぞれとの非接合部位が第2被膜52bによって被覆されている。
ターミナル50の上面50aは第1被膜51bによって形成されている。下面50bは第3被膜53bによって形成されている。そして、ターミナル50における上面50aと下面50bとを連結する側面50cは第1被膜51b、第2被膜52b、および、第3被膜53bそれぞれによって形成されている。
この上面50aに第1はんだ91が接着される。下面50bに第2はんだ92が接着される。側面50cに被覆樹脂90が接着される。
第1導電層51と第3導電層53それぞれのz方向に直交する放射方向での長さが、第2導電層52の放射方向での長さよりも長くなっている。第1被膜51bと第3被膜53bそれぞれは第2被膜52bよりも放射方向においてターミナル50の中心から離間する態様で出っ張っている。それに反して、第2被膜52bは第1被膜51bと第3被膜53bそれぞれよりも放射方向においてターミナル50の中心側に位置している。
係る構成のため、第1被膜51b、第2被膜52b、および、第3被膜53bによって形成されるターミナル50の側面50cに凹凸が形成されている。この側面50cにおける局所的に凹んだ部位に被覆樹脂90の一部が設けられる。また、後述するように第2被膜52bには微細な空隙が形成される。この微細な空隙に被覆樹脂90の一部が入り込む。
<ターミナルの製造方法>
次に、図3に基づいてターミナル50の製造方法を説明する。図3の(a)欄は接合工程、(b)欄はエッチング工程、(c)欄はメッキ工程である。
上記した第1金属層51aと第3金属層53aは同等の第1金属材料から構成される。この第1金属材料には、金属種としてCuが主に含まれている。
第2金属層52aは第1金属材料よりも線膨張係数の低い第2金属材料から構成される。この第2金属材料には、金属種Cuに合金金属種Xの結合した合金CuXが主に含まれている。この合金金属種Xは例えばMoやCrである。合金金属種Xは金属種Cuよりも線膨張係数が低くなっている。
先ず、第1金属層51a、第2金属層52a、および、第3金属層53aを準備する。これら3つの金属層それぞれはz方向に面する平面形状が同等になっている。3つの金属層の放射方向の長さが同等になっている。
図3の(a)欄に示すように、第1金属層51a、第2金属層52a、および、第3金属層53aを順にz方向で並ぶ態様で接合する。これにより3つの金属層が一体的に接合される。
次いで、図3の(b)欄に示すように、第1金属層51a、第2金属層52a、および、第3金属層53aそれぞれの表面に含まれる金属種Cuをエッチングによって除去する。これによって、3つの金属層の表面を洗浄する。
このエッチングによって、第1金属層51aと第3金属層53aそれぞれにおける第2金属層52aとの非接合部位の表層に含まれる金属種Cuが除去される。そのために第1金属層51aと第3金属層53aそれぞれの放射方向とz方向それぞれの長さが短くなる。
また、このエッチングによって、第2金属層52aにおける第1金属層51aおよび第3金属層53aそれぞれとの非接合部位の表層に含まれる合金CuXのうちの金属種Cuが選択的に除去される。この選択的な除去によって、第2金属層52aの表層に主として合金金属種Xから成る粗化層が形成される。第2金属層52aの放射方向の長さはエッチングによってほとんど短くならない。
次に、図3の(c)欄に示すように、エッチングによって表面の洗浄された3つの金属層の表面にNiメッキを施す。これによって3つの金属層の表面にメッキ材料(メッキ被膜)を形成する。
このメッキ材料は金属種Cuと接合しやすい性質を有する。その一方、メッキ材料は合金金属種Xと接合しがたい性質を有する。そのため、第1金属層51aと第3金属層53aそれぞれの表面にメッキ材料が積極的に接合する。しかしながら第2金属層52aの表面(粗化層)にはメッキ材料が積極的に接合しない。
係る接合性の違いのため、第1金属層51aと第3金属層53aそれぞれの表面にメッキ材料が形成される。これにより第1導電層51と第3導電層53とが形成される。なお、これら金属層に形成されるメッキ材料の厚さは、上記したエッチング処理による除去深さよりも長くなる。そのために第1導電層51と第3導電層53それぞれの放射方向の長さは、エッチング前の接合工程時の3つの金属層の放射方向の長さよりも長くなる。
第1金属層51aの表面を被覆するメッキ材料が第1被膜51bに相当する。第3金属層53aの表面を被膜するメッキ材料が第3被膜53bに相当する。そして、第1導電層51と第3導電層53が第1ブロックに相当する。第1被膜51bと第3被膜53bが第1金属被膜に相当する。
これに対して、第2金属層52aの粗化層は主として合金金属種Xから成り、金属種Cuの除去によって空隙が生じている。メッキ材料は合金金属種Xとは接合されずに、粗化層の空隙に入り込む。そしてメッキ材料はエッチング処理によって除去されずに粗化層に残った僅かな金属種Cuと接合する。そのため、微量ながら粗化層にメッキ被膜が形成される。これにより第2導電層52が形成される。
微量なメッキ被膜と合金金属種Xから成る粗化層とが第2被膜52bに相当する。第2導電層52が第2ブロックに相当する。第2被膜52bが第2金属被膜に相当する。
なお、上記した微量なメッキ被膜の形成によって粗化層の表面粗さは微細的には多少滑らかになる。しかしながら粗化層には依然として金属種Cuの除去によって生じた空隙が散在している。そのために第2被膜52bには表面凹凸が形成されている。
以上に示した工程を経ることで、第1導電層51、第2導電層52、および、第3導電層53を有するターミナル50が製造される。第1導電層51と第3導電層53それぞれの放射方向の長さが第2導電層52の放射方向の長さよりも長くなる。ターミナル50の側面50cに表面凹凸が形成される。
<作用効果>
これまでに説明したように、ターミナル50は第1導電層51、第2導電層52、および、第3導電層53を備えている。第1導電層51と第3導電層53それぞれの放射方向の長さが、第2導電層52の放射方向の長さよりも長くなっている。これによりターミナル50の側面50cに表面凹凸が形成されている。
そして、第2導電層52に含まれる第2金属層52aは、第1導電層51に含まれる第1金属層51aと第3導電層53に含まれる第3金属層53aそれぞれよりも線膨張係数の低い金属材料から構成されている。
係る構成のため、第1導電層51と第3導電層53それぞれと第2導電層52との放射方向の長さの相違が、熱膨張によって増大しやすくなる。そのためにターミナル50と被覆樹脂90とのアンカー効果が高まる。ターミナル50と被覆樹脂90との接合が弱まることが抑制される。
第2導電層52に粗化層が形成されている。この粗化層に含まれる空隙に被覆樹脂90が接着する。これによりターミナル50と被覆樹脂90とのアンカー効果がより効果的に高まる。
また、上記した金属材料の線膨張係数差と複数の金属材料の接合状態の関係のため、熱伸長時に、第1導電層51と第3導電層53それぞれの放射方向の端部がz方向において第2導電層52側に延びる期待がある。この熱伸長によって、被覆樹脂90における側面50cの凹部に位置する部位が第1導電層51と第3導電層53とによって挟持される。これによってターミナル50と被覆樹脂90とのアンカー効果が高まる。
さらに言えば、図面においては第1被膜51bと第2被膜52bとの境界、および、第2被膜52bと第3被膜53bとの境界を直角に示しているが、ここは、エッチング処理と各金属層に対するメッキ材料の形成し易さの相違のためになだらかな形状になる。3つの被膜によって構成されるターミナル50の側面50cの凹部と凸部の境界に先鋭的なエッジが形成されがたくなる。そのため、側面50cの凹部に被覆樹脂90が流入しがたくなることが抑制される。側面50cと被覆樹脂90との接着面積が低減することが抑制される。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図4に基づいて説明する。
第1実施形態では、放射方向の長さが同等の第1金属層51a、第2金属層52a、および、第3金属層53aを接合する例を示した。これに対し本実施形態では放射方向の長さの異なる第1金属層51a、第2金属層52a、および、第3金属層53aを接合する。
より具体的に言えば、第2金属層52aよりも放射方向の長さの長い第1金属層51aと第3金属層53aを準備する。そして図4に示すように第1金属層51aと第3金属層53aとを第2金属層52aを介して一体的に接合する。
係る製造方法を採用することで、第1導電層51と第3導電層53それぞれの放射方向の長さを、第2導電層52の放射方向の長さよりもより長くすることができる。
なお本実施形態に係るターミナル50および後述の実施形態に記載のターミナル50それぞれは第1実施形態に記載のターミナル50と同等の構成要素が含まれている。そのために同等の作用効果を奏することは言うまでもない。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態を図5に基づいて説明する。
第1実施形態ではターミナル50が第1導電層51、第2導電層52、および、第3導電層53を有する例を示した。これに対して本実施形態ではターミナル50が第1導電層51と第2導電層52を有する。
係る構成の場合、第1導電層51に含まれる第1金属層51aと第2導電層52に含まれる第2金属層52aそれぞれを構成する金属材料としては、その線膨張係数が、上側導電部61と半導体チップ10それぞれの線膨張係数の間の値を示すものが採用される。
そして、第1金属層51aと上側導電部61との線膨張係数差を第2金属層52aと上側導電部61との線膨張係数差よりも小さくする。第2金属層52aと半導体チップ10との線膨張係数差を第1金属層51aと半導体チップ10との線膨張係数差よりも小さくする。
係る構成により、第1導電層51と上側導電部61とを接続する第1はんだ91に、第1導電層51と上側導電部61の線膨張係数差に起因する応力の作用することが抑制される。第2導電層52と半導体チップ10とを接続する第2はんだ92に、第2導電層52と半導体チップ10の線膨張係数差に起因する応力の作用することが抑制される。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態を図6に基づいて説明する。
第1実施形態では第1導電層51、第2導電層52、および、第3導電層53が順に接続される例を示した。
これに対して本実施形態では、2つの第2導電層52の間に第1導電層51が接続された構成になっている。係る構成においても、図6に示すようにターミナル50の側面50cに凹凸が形成される。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は上記した実施形態になんら制限されることなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
(第1の変形例)
各実施形態では、第1金属層51aと第3金属層53aは主として金属種Cuの含まれる第1金属材料から構成され、第2金属層52aは主として合金CuXの含まれる第2金属材料から構成される例を示した。そして合金金属種Xが金属種Cuよりも線膨張係数が低く、メッキ材料と接合しがたい性質を有する例を示した。
これに対して、例えば、第1金属層51aと第3金属層53aは主として合金CuYの含まれる第1金属材料から構成され、第2金属層52aは主として金属種Cuの含まれる第2金属材料から構成されてもよい。この合金金属種Yは金属種Cuよりも線膨張係数が高く、メッキ材料と接合しやすい性質を有している。
係る金属材料を第1実施形態、第3実施形態、および、第4実施形態に適用した場合のターミナル50の製造過程を図7、図8、および、図9それぞれに示す。これら図面に明示するように、各変形例においてターミナル50の側面50cに凹凸が形成される。
10…半導体チップ、11…半導体基板、50…ターミナル、51…第1導電層、51a…第1金属層、51b…第1被膜、52…第2導電層、52a…第2金属層、52b…第2被膜、53…第3導電層、53a…第3金属層、53b…第3被膜、
90…被覆樹脂、100…半導体装置

Claims (5)

  1. 積層方向で半導体チップ(10)と接合されるとともに、前記半導体チップとともに被覆樹脂(90)によって被覆されるターミナルであって、
    第1金属層(51a,53a)、および、前記第1金属層を覆う第1金属被膜(51b、53b)を備える第1ブロック(51,53)と、
    前記第1金属層よりも線膨張係数の低い第2金属層(52a)、および、前記第2金属層を覆う第2金属被膜(52b)を備える第2ブロック(52)と、を有し、
    前記第1ブロックの前記第1金属層と前記第2ブロックの前記第2金属層とが前記積層方向に並ぶ態様で接合され、
    前記第1ブロックは前記第2ブロックよりも前記積層方向に直交する放射方向の長さが長く、
    前記第2金属層は、前記第1金属層に含まれる金属種に合金金属種の結合した合金を含み、
    前記第1金属被膜と前記第2金属被膜とが同一のメッキ材料から成り、
    前記合金金属種は前記金属種と比べて前記メッキ材料と接合しがたい性質を有し、
    前記第2金属層における前記第1金属層との非接合部位の表層に含まれる前記金属種の量が前記第1ブロックとの接合部位に含まれる前記金属種の量よりも少なく、前記第2金属層に表面凹凸が形成されているターミナル。
  2. 積層方向で半導体チップ(10)と接合されるとともに、前記半導体チップとともに被覆樹脂(90)によって被覆されるターミナルであって、
    第1金属層(51a,53a)、および、前記第1金属層を覆う第1金属被膜(51b、53b)を備える第1ブロック(51,53)と、
    前記第1金属層よりも線膨張係数の低い第2金属層(52a)、および、前記第2金属層を覆う第2金属被膜(52b)を備える第2ブロック(52)と、を有し、
    前記第1ブロックの前記第1金属層と前記第2ブロックの前記第2金属層とが前記積層方向に並ぶ態様で接合され、
    前記第1ブロックは前記第2ブロックよりも前記積層方向に直交する放射方向の長さが長く、
    前記第1金属層は、前記第2金属層に含まれる金属種に合金金属種の混ざった合金を含み、
    前記第1金属被膜と前記第2金属被膜とが同一のメッキ材料から成り、
    前記合金金属種は前記金属種と比べて前記メッキ材料と接合しやすい性質を有するターミナル。
  3. 前記第1金属層は前記第2金属層よりも前記放射方向の長さが長い請求項1または請求項2に記載のターミナル。
  4. 前記第1ブロックと前記第2ブロックのうちの少なくとも一方を複数有し、
    前記積層方向において、前記第1ブロックと前記第2ブロックのうちの一方の2つの間に、前記第1ブロックと前記第2ブロックのうちの他方の1つが位置している請求項1~3いずれか1項に記載のターミナル。
  5. 積層方向で半導体チップ(10)と接合されるとともに、前記半導体チップとともに被覆樹脂(90)によって被覆されるターミナルの製造方法であって、
    前記積層方向で並ぶ態様で接合された第1金属層(51a,53a)と前記第1金属層よりも線膨張係数の低い第2金属層(52a)をメッキ材料で覆って、前記第1金属層および前記メッキ材料における前記第1金属層を覆う第1金属被膜(51b,53b)を備える第1ブロック(51,53)と、前記第2金属層および前記メッキ材料における前記第2金属層を覆う第2金属被膜(52b)を備える第2ブロック(52)と、を形成し、前記積層方向に直交する放射方向の長さを前記第2ブロックよりも前記第1ブロックを長くし、
    前記第2金属層は、前記第1金属層に含まれる金属種に合金金属種の混ざった合金であり、
    前記合金金属種は前記金属種と比べて前記メッキ材料と接合しがたい性質を有し、
    前記第1金属層と前記第2金属層を前記メッキ材料で覆う前に、前記積層方向で並ぶ態様で接合された前記第1金属層と前記第2金属層それぞれの表層に含まれる前記金属種を除去することで表面凹凸を形成するターミナルの製造方法。
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