JP7293383B2 - 非同期デバイスおよび時間フレーム構造なしのデバイスにおける信号検出のためのシステムおよび方法 - Google Patents

非同期デバイスおよび時間フレーム構造なしのデバイスにおける信号検出のためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7293383B2
JP7293383B2 JP2021552891A JP2021552891A JP7293383B2 JP 7293383 B2 JP7293383 B2 JP 7293383B2 JP 2021552891 A JP2021552891 A JP 2021552891A JP 2021552891 A JP2021552891 A JP 2021552891A JP 7293383 B2 JP7293383 B2 JP 7293383B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
srs
time
slot
reference time
rtoa
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021552891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022523239A (ja
Inventor
キーヴァン・ザリフィ
ス・ファン
Original Assignee
ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド filed Critical ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Publication of JP2022523239A publication Critical patent/JP2022523239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7293383B2 publication Critical patent/JP7293383B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/0055Synchronisation arrangements determining timing error of reception due to propagation delay
    • H04W56/0065Synchronisation arrangements determining timing error of reception due to propagation delay using measurement of signal travel time
    • H04W56/007Open loop measurement
    • H04W56/0075Open loop measurement based on arrival time vs. expected arrival time
    • H04W56/008Open loop measurement based on arrival time vs. expected arrival time detecting arrival of signal based on received raw signal
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/02Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using radio waves
    • G01S5/0205Details
    • G01S5/0221Receivers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/02Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using radio waves
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/001Synchronization between nodes
    • H04W56/0015Synchronization between nodes one node acting as a reference for the others
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/004Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay
    • H04W56/0045Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay compensating for timing error by altering transmission time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/004Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay
    • H04W56/005Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay compensating for timing error by adjustment in the receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0446Resources in time domain, e.g. slots or frames
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/21Control channels or signalling for resource management in the uplink direction of a wireless link, i.e. towards the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W64/00Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

本開示は、一般に、デジタル通信のためのシステムおよび方法に関し、特定の実施形態では、非同期デバイスおよび時間フレーム構造なしのデバイスにおける信号検出のためのシステムおよび方法に関する。
最新の通信システムでは位置に基づくサービスが重要になってきている。ユーザ機器(UE)などの通信デバイスの位置(location)(一般には位置(position)とも呼ばれる)の知識は、緊急サービス、位置に基づく販売またはマーケティングなどを含む、サービスの提供に使用され得る。通信デバイスの位置はまた、アクセスノード、ハンドオーバ対象などの選択にも使用され得る。
通信デバイスの位置を決定する際に用いられる汎用技術は、通信デバイスが、複数の測定デバイスにおいて受信および測定される信号を送信することを含む。複数の測定デバイスの各々からの測定値は、測定値に基づいて通信デバイスの位置を決定するコアネットワーク内のエンティティに提供される。この技術が機能するためには、通信デバイスのサービングアクセスノードのタイミングが、測定デバイスによって知られていなければならない。しかしながら、最新の通信システムの測定デバイスの中には、本来は非同期であるか、または、タイミング構造を有するが、サービングアクセスノードと同期されないものがある。したがって、非同期デバイスおよび時間フレーム構造なしのデバイスにおいてタイミング基準を提供するためのシステムおよび方法が必要とされている。
第1の態様によれば、上り信号のタイミングを決定する方法が提供される。この方法は、測定デバイスが、上り信号に関連付けられたタイミング情報および上り信号のヌメロロジーを受信するステップであって、タイミング情報は、ユーザ機器(UE)から受信された上り信号の基準時刻を決定するために使用される、ステップと、測定デバイスが、UEから、上り信号を受信するステップであって、受信は、タイミング情報および上り信号のヌメロロジーに従ったものである、ステップと、測定デバイスが、受信された上り信号および上り信号の基準時刻に従って上り相対到着時間(uplink relative time of arrival(UL RTOA))を測定するステップと、を含む。
そのような第1の態様による方法の第1の実装形態において、上り信号の基準時刻は、上り信号を含むスロットの開始を示す設定時刻である。
そのような第1の態様または第1の態様の任意の前述の実装形態による方法の第2の実装形態において、測定されるUL RTOAは、上り信号の基準時刻と受信された上り信号を含むスロットの開始の時刻との差である。
そのような第1の態様または第1の態様の任意の前述の実装形態による方法の第3の実装形態において、タイミング情報は、上り信号の基準時刻、上り信号を含むスロットのスロット番号、およびスロットを含む無線フレームの無線フレーム番号を含む。
そのような第1の態様または第1の態様の任意の前述の実装形態による方法の第4の実装形態において、タイミング情報は、無線フレームゼロの開始の時刻を示す無線フレーム初期設定時刻を含む。
そのような第1の態様または第1の態様の任意の前述の実装形態による方法の第5の実装形態において、上り信号の基準時刻は、タイミング情報、上り信号のヌメロロジー、または測定デバイスにおける上り信号構成の少なくとも1つに従って決定される。
そのような第1の態様または第1の態様の任意の前述の実装形態による方法の第6の実装形態において、測定デバイスが、上り信号の基準時刻を調整するステップをさらに含む。
そのような第1の態様または第1の態様の任意の前述の実装形態による方法の第7の実装形態において、上り信号の基準時刻を調整するステップは、測定デバイスが、UEに関連付けられたタイミングアドバンス(timing advance(TA))を受信するステップと、測定デバイスが、上り信号の基準時刻からTAを減算するステップと、を含む。
そのような第1の態様または第1の態様の任意の前述の実装形態による方法の第8の実装形態において、上り信号の基準時刻は、設定可能な基準時刻からタイミングアドバンスを減算した時刻に対する上り信号を含むスロットの開始を示す設定時刻である。
第2の態様によれば、上り信号のタイミングを決定する方法が提供される。この方法は、測定デバイスが、測定デバイスのタイミング設定を含む同期信号ブロック(synchronization signal block(SSB))を送信するステップと、測定デバイスが、UEから、測定デバイスのタイミング設定に従って上り信号を受信するステップと、測定デバイスが、受信された上り信号および上り信号の基準時刻に従ってUL RTOAを測定するステップと、を含む。
そのような第2の態様による方法の第1の実装形態において、上り信号の基準時刻は、測定デバイスにおける無線フレームiの開始の時刻であり、iは、非負の整数値であり、測定されるUL RTOAは、上り信号の基準時刻と、受信された上り信号に従って測定デバイスで計算される無線フレームiの開始の時刻との差である。
そのような第2の態様または第2の態様の任意の前述の実装形態による方法の第2の実装形態において、上り信号の基準時刻は、測定デバイスにおける無線フレームj内の上り信号を含むスロットの開始の時刻であり、jは、非負の整数値であり、測定されるUL RTOAは、上り信号の基準時刻と、受信された上り信号に従って測定デバイスで計算される無線フレームj内の上り信号を含むスロットの開始の時刻との差である。
そのような第2の態様または第2の態様の任意の前述の実装形態による方法の第3の実装形態において、測定デバイスが、測定されるUL RTOAを調整するステップをさらに含む。
そのような第2の態様または第2の態様の任意の前述の実装形態による方法の第4の実装形態において、測定されるUL RTOAを調整するステップは、測定デバイスが、測定されるUL RTOAにUEに関連付けられたTAを加算するステップを含む。
第3の態様によれば、UEの方法が提供される。この方法は、UEが、測定デバイスに関連付けられたタイミング情報を決定するステップと、UEが、測定デバイスに、タイミング情報に従って上り信号を送信するステップと、を含む。
そのような第3の態様による方法の第1の実装形態において、タイミング情報を決定するステップは、UEが、測定デバイスに関連付けられたSSBを検出するステップと、UEが、SSBの物理ブロードキャストチャネル(physical broadcast channel(PBCH))およびSSBの内容に従って、測定デバイスに関連付けられた無線フレーム番号および無線フレーム境界を決定するステップと、を含む。
そのような第3の態様または第3の態様の任意の前述の実装形態による方法の第2の実装形態において、SSBは、測定デバイスに関連付けられたSSB周波数の構成情報、SSBのヌメロロジー、SSBの測定ウィンドウの情報、または測定デバイスの識別子の少なくとも1つに従って検出される。
そのような第3の態様または第3の態様の任意の前述の実装形態による方法の第3の実装形態において、測定ウィンドウの情報は、測定ウィンドウの周期、測定ウィンドウのオフセット、または測定ウィンドウの持続時間の少なくとも1つを含む。
そのような第3の態様または第3の態様の任意の前述の実装形態による方法の第4の実装形態において、SSBは、無線リソース制御(radio resource control(RRC))情報要素に含まれる情報に従って検出される。
そのような第3の態様または第3の態様の任意の前述の実装形態による方法の第5の実装形態において、UEが、測定デバイスに送信するためのTAを取得するステップをさらに含む。
第4の態様によれば、測定デバイスが提供される。この測定デバイスは、命令を含む非一時的メモリストレージと、メモリストレージと通信する1つまたは複数のプロセッサと、を含む。この測定デバイスにおいて、1つまたは複数のプロセッサは、第1の態様または第2の態様の実装形態のいずれか1つによる方法を実施する命令を実行する。
第5の態様によれば、UEが提供される。このUEは、命令を含む非一時的メモリストレージと、メモリストレージと通信する1つまたは複数のプロセッサと、を含む。1つまたは複数のプロセッサは、第3の態様の実装形態のいずれか1つによる方法を実施する命令を実行する。
好ましい実施形態の利点は、非同期測定デバイスおよび時間フレーム構造を有さない測定デバイスにおける上り参照信号検出のタイミング基準を決定するためのシステムおよび方法が提供されることである。このシステムおよび方法は、測定デバイスが、シーケンスホッピング、グループホッピング、または周波数ホッピングを使用する参照信号を検出することを可能にする。
好ましい実施形態のさらに他の利点は、非同期測定デバイスのタイミングに基づく参照信号送信が可能になることである。
本開示、および本開示の利点のより十分な理解のために、次に、以下の説明を添付の図面と併せて参照する。
例示的な通信システムを示す図である。 RTOA法を使用した通信デバイスの位置決定を強調した通信システムを示す図である。 例示的なRTOAの決定を示す図である。 SRSスロットの基準時刻を提供するUL RTOA基準時刻を強調した無線フレームシーケンスを示す図である。 SRSスロット境界からの無線フレーム境界の決定を示す図である。 SRSスロット境界からの無線フレーム境界の決定を示す図である。 SRSスロット境界からの無線フレーム境界の決定を示す図である。 正のUL RTOAを強調した無線フレームシーケンスを示す図である。 負のUL RTOAを強調した無線フレームシーケンスを示す図である。 本明細書に提示される例示的な実施形態による、基準時刻としてのSFN初期設定時刻を強調した無線フレームシーケンスを示す図である。 本明細書に提示される例示的な実施形態による、UL RTOA基準時刻を決定する際のTAの考慮を強調した無線フレームシーケンスを示す図である。 本明細書に提示される例示的な実施形態による、UEによって送信された(SRSなどの)信号を検出および受信し、UL RTOAを決定するために信号を測定するMDにおいて行われる例示的な動作を示す流れ図である。 本明細書に提示される例示的な実施形態による、(SRSなどの)信号がMDのタイミングで送信される場合に、信号を送信するUEにおいて行われる例示的な動作を示す流れ図である。 本明細書に提示される例示的な実施形態による、(SRSなどの)信号がMDのタイミングで送信される場合に、UEによって送信された信号を検出および受信し、UL RTOAを決定するために信号を測定するMDにおいて行われる例示的な動作を示す流れ図である。 本明細書に提示される例示的な実施形態による例示的な通信システムを示す図である。 本開示による方法および教示を実施し得る例示的なデバイスを示す図である。 本開示による方法および教示を実施し得る例示的なデバイスを示す図である。 本明細書で開示されるデバイスおよび方法を実装するために使用され得るコンピューティングシステムのブロック図である。
開示の実施形態の製造および使用について以下で詳細に論じる。しかし、本開示は、多種多様な個別のコンテキストにおいて具体化することができる多くの適用可能な概念を提供するものであることを理解されたい。論じられる特定の実施形態は、単に、実施形態を製作および使用する特定のやり方を例示するにすぎず、本開示の範囲を限定するものではない。
図1に、例示的な通信システム100を示す。通信システム100は、ユーザ機器(UE)115にサービスするアクセスノード105を含む。第1の動作モードでは、UE115との間の通信はアクセスノード105を通る。第2の動作モードでは、UE115との間の通信はアクセスノード105を通らないが、アクセスノード105は通常、UE115によって通信に使用されるリソースを割り当てる。アクセスノードは一般に、ノードB、進化型ノードB(eNB)、次世代(NG)ノードB(gNB)、マスタeNB(MeNB)、セカンダリeNB(SeNB)、マスタgNB(MgNB)、セカンダリgNB(SgNB)、ネットワークコントローラ、制御ノード、基地局、アクセスポイント、送信点(TP)、送受信点(TRP)、セル、キャリア、マクロセル、フェムトセル、ピコセルなどとも呼ばれ得、UEは一般に、移動局、モバイル、端末、ユーザ、加入者、局などとも呼ばれ得る。アクセスノードは、1つまたは複数の無線通信プロトコル、例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、ロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンスト(LTE-A)、5G、5G NR、高速パケットアクセス(HSPA)、Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ad/ax/ayなどによる無線アクセスを提供し得る。通信システムは多数のUEと通信できる複数のアクセスノードを用い得ることが理解されるが、簡略にするために1台のアクセスノードおよび5台のUEのみが示されている。
図2Aに、相対到着時間(RTOA)法を用いる通信デバイスの位置決定を強調した通信システム200を示す。通信システム200は、第1のMD205、第2のMD207、および第3のMD209を含む測定デバイス(measuring device(MD))を含む。通信システム200はUE215も含み、UE215の位置はRTOA法を用いて決定されることになる。UE215によって送信された信号(例えば、サウンディング参照信号(sounding reference signal(SRS))もしくは復調参照信号(demodulation reference signal(DMRS))などの基準信号、または物理ランダムアクセスチャネル(physical random access channel(PRACH))、物理上り共有チャネル(physical uplink shared channel(PUSCH))もしくは物理上り制御チャネル(physical uplink control channel(PUCCH))などの物理チャネルで伝送された信号)の測定値に基づいて、MDは、第1のMD205におけるRTOA、第2のMD207におけるRTOA、および第3のMD209におけるRTOAを含む、RTOA測定を行う。測定される各RTOAは、設定可能であり得る基準時刻に対するものである。基準時刻は、すべてのMDで共通とすることもでき、または各MDに固有とすることもできる。MDによって行われた測定は、測定センタ(measurement center(MC))220に報告される。MC220は、MDによって報告された測定値に基づいてUE215の位置を決定する。信号を送信するUE215および他の同様のデバイスは、測定対象(measurement target(MT))と呼ばれ得る。
様々なネットワークノードがMDとして構成され得る。一般に、MDは、UEによって送信された適用可能な信号を測定し、その測定値をMCに報告する。位置特定用途または測位用途のコンテキストにおいて、LTEやNRなどの、最新の通信システムには、タイミング構造なしのMD(簡潔にするために本明細書ではタイプ1ノードと呼ぶ)と、タイミング構造ありのMD(簡潔にするために本明細書ではタイプ2ノードと呼ぶ)の、2種類のMDがあり得る。
タイミング構造なしのMDの例には、LTEにおける位置測定ユニット(location measurement unit(LMU))が含まれる。LTE LMUは、信号を受信および測定するだけである。LTE LMUは、UEとの間でデータおよび制御チャネルを送受信する通常のアクセスノードまたはeNBとは異なる。したがって、LTE LMUは、eNB、gNB、セル、または任意の他のタイプのアクセスノードなどの無線アクセスネットワーク(RAN)ノードのフレーム構造に従って動作しない。
(システムフレーム番号(system frame number(SFN))およびフレーム境界を含み得る)タイミング構造ありのMDの例には、eNB、gNB、または任意の他のタイプのアクセスノードが含まれる。無線フレームは、システムフレームとも呼ばれ得る。タイミング構造ありのMDは、そのタイミング構造が位置合わせされているMD(簡潔にするために本明細書ではタイプ2Sノードと呼ぶ)およびそのタイミング構造が位置合わせされていないMD(簡潔にするために本明細書ではタイプ2Aノードと呼ぶ)を含む、追加のタイプにさらに分類され得る。本明細書で用いられる場合、位置合わせされているか位置合わせされていないかの分類は、その位置が決定されることになるUEのサービングアクセスノードに関するものである。
NRにおける将来のLMU実施態様は、タイミング構造のありまたはなしのMDであり得る。
MCは、MDから測定値を受信する役割を担い、測定値を使用してUEの位置を決定する通信システムのコアネットワーク内のエンティティであり得る。あるいは、MCは、アクセスノードがMDであり得る場合、eNB、gNB、または任意の他のタイプのアクセスノードなどのRANノードの論理的または物理的部分であり得る。LTEでは、MCは、進化型サービングモバイルロケーションセンタ(evolved serving mobile location center(E-SMLC))と呼ばれ、NRでは、位置測定機能(location measurement function(LMF))または他の名称で呼ばれ得る。以後、簡潔にするためにNR MCをLMFと呼ぶ。通信システムは、1つまたは複数のMCを有し得る。
図2Bに、例示的なRTOAの決定の図式250を示す。第1のサブフレームシーケンス255は、複数のサブフレーム257および259の名目上の時刻を表している。サブフレーム259は、SRSリソース261を含む。第2のサブフレームシーケンス265は、サブフレームがMDで受信される際の複数のサブフレーム267および269の実際の時刻を表している。SRSリソース271は、それがMDで受信される際のSRSリソース261を表している。RTOA基準時刻275は、サブフレーム259の開始に対応する。UL RTOA277は、RTOA基準時刻275と、MDが、サブフレーム259の開始に対応するサブフレーム269の開始を受信する実際の時刻との差である。
前述のように、UEの位置を決定するために使用される技術は、UEが信号(例えば、SRSやDMRSなどの参照信号、またはPRACH、PUSCH、PUCCHなどの物理チャネル上の信号)を送信することを含み、MDは信号を測定して測定値をMCに報告し、MCは測定値に基づいてUEの位置を決定する。信号は、サービングアクセスノード(例えば、NRにおけるサービングgNBやサービングNRセル、またはLTEにおけるサービングeNBやサービングLTEセル)によって構成される。信号の構成は、信号の時間関連情報の指定を含む。現在、時間関連情報は、サービングアクセスノードのタイミングに基づくものである。信号構成は、信号を測定する役割を担うすべてのMDで利用可能である。信号構成は、MDがそのような信号を検出し、そのような信号に基づいて測定を行うことを可能にする。
しかしながら、特定のMDがタイミング構造なしのノード(例えば、タイプ1ノード)であるか、またはタイミング構造ありだがノードのタイミングがサービングアクセスノードと位置合わせされていないノード(例えば、タイプ2Aノード)である場合、信号構成で提供される時間関連情報は、MDがUEによって送信された信号の検出および測定するのを支援するために十分ではない。
例示のために、本明細書では、UEによって送信された信号のMDによる測定を可能にするために必要とされるタイミング関連情報に関する考察を提示する。この考察では、UEによって送信される信号はSRSであるが、DMRSやPRACH、PUSCH、もしくはPUCCHで伝送される信号などの他の信号もUEによって送信され得る。したがって、SRSの考察は、例示的な実施形態の範囲のいずれかに限定するものとして解釈されるべきではない。
SRSの測定を可能にするために必要とされる第1のタイミング関連情報が、SRSスロット境界である。SRSスロット境界の知識により、MDがスロット内のSRSシンボルを識別することが可能になる。NRでは、構成に応じて、SRSは、SRSを含むスロット(このスロットを本明細書ではSRSスロットと呼ぶ)の最後の6シンボルのうちの1、2、または4シンボルのみを占有する。SRSスロットの境界は、MDがSRSスロット内のSRSシンボルを識別し、SRSを検出することを可能にするために、MDにおいて知られる必要がある。SRS構成は、(スロット数で指定された)SRS周期およびオフセットも含む。したがって、MDは、SRS周期およびSRS構成を受信すると、次のように表すことができる式(1)を利用してSRSスロットを識別することができ、
Figure 0007293383000001
式中、
Figure 0007293383000002
は、サブキャリア間隔(subcarrier spacing(SCS))インデックスμの無線フレーム当たりのスロット数である。例えば、15KHzのSCSでは、
Figure 0007293383000003
であり、nfは、サービングアクセスノードにおけるSFNであり、
Figure 0007293383000004
は、無線フレーム内のスロットインデックスであり(例えば、
Figure 0007293383000005
は、SCSが15KHzの場合、0から9の値を取り得る)、Toffsetは、SRS構成で与えられたスロットオフセットであり、TSRSは、SRS構成で与えられたSRS周期である。明らかに、
Figure 0007293383000006
は、SFN0のスロット0からSRSスロットまでの合計スロット数に等しい。したがって、Toffsetを、SFN0のスロット0に対するオフセットとして解釈することができる。
サービングアクセスノードと位置合わせされたタイミング構造ありのMDは、サービングアクセスノードと同じSFNおよび無線フレーム境界を有する。したがって、MDは、各時点において、サービングアクセスノードと同じnfを有する。MDはまた、SRS構成または他の情報からSCSを知っており、したがって、MDは
Figure 0007293383000007
を知っている。したがって、SRS周期およびオフセットが与えられると、MDは、
Figure 0007293383000008
、無線フレーム内のSRSスロットインデックスを決定することができる。
しかしながら、タイミング構造なしのMD、およびタイミング構造ありだがサービングアクセスノードと位置合わせされていないMDには、上記は当てはまらない。タイミング構造なしのMDはフレーム構造を持たず、タイミング構造ありだがサービングアクセスノードと位置合わせされていないMDは、サービングアクセスノードとは異なる無線フレーム境界およびSFNを有し、式(1)を利用して
Figure 0007293383000009
を導出することができない。
LTEによれば、コアネットワークによってタイミング構造なしのMD(例えば、LTE LMU)に基準時刻が提供される。この基準時刻は、上りRTOA(UL RTOA)基準時刻と呼ばれ、1900年1月1日00:00:00を基準とするSRSスロットの先頭の時刻を指定する。言い換えると、基準時刻は、設定時刻(1900年1月1日00:00:00)に対するSRSスロットの先頭の時間を指定する。図3に、SRSスロットの基準時刻を提供するUL RTOA基準時刻を強調した無線フレームシーケンス300を示す。図3は、SFN_0 305、SFN_1 307、およびSFN_N 309を含む無線フレームシーケンス300を表している。SFN_N 309は、SRSスロット315を含む。図3に示されるように、UL RTOA基準時刻320は、SRSスロット315の開始の基準時刻を提供する。SRSスロット315の開始の知識により、MDがSRSスロット315のSRSシンボル325を識別することが可能になる。図3にはSRSスロット315の開始の基準時刻を提供するものとして示されているが、UL RTOA基準時刻320は、SRSスロットの終了、SRSスロットの中央、SRSスロット内の任意の時点(特定のシンボル時間など)といったSRSスロットの任意の部分についての、またはSRSスロットもしくはSRSシンボルの開始をそこから導出することができる他の任意の時点についてさえも、基準時刻を提供し得る。SRSスロットの開始(または任意の他の合意された点)がUL RTOA基準時刻を使用して決定されると、すべての反復するSRSスロットの位置も、設定されたSRS周期TSRSを使用して知られる。
グループホッピングまたはシーケンスホッピングが使用可能とされる(例えば、構成パラメータ「groupOrSequenceHopping」が「groupHopping」または「sequenceHopping」に設定される)場合に、SRSの測定を可能にするために必要とされる第2のタイミング関連情報が、無線フレーム境界または無線フレーム境界に関連付けられた時刻である。LTEおよびNRで使用されるSRSは、Zadoff-Chu(ZC)シーケンスである。各ZCシーケンスは、ルートシーケンスを使用して部分的に決定される。SRSシーケンス設計では、ルートシーケンスは、構成可能なシーケンス識別子およびSRSシーケンス長を含む様々なパラメータに依存する。さらに、構成パラメータ「groupOrSequenceHopping」が「groupHopping」もしくは「sequenceHopping」に設定される(または同等に、groupHoppingもしくはsequenceHoppingが使用可能とされる)場合には、ルートシーケンスも、パラメータ
Figure 0007293383000010
およびvを介して無線フレーム内のSRSシンボル(SRSシーケンスがマップされるシンボル)のインデックスに依存し、
Figure 0007293383000011
およびvは、以下の式(2)として表すことができ、
Figure 0007293383000012
v=0
または
Figure 0007293383000013
Figure 0007293383000014
式中、
Figure 0007293383000015
は、14に等しいスロット内のシンボルの数であり、l0+l’は、SRSスロット内のSRSシンボルインデックスである。したがって、
Figure 0007293383000016
は、現在の無線フレームの先頭からのSRSシンボルインデックスである。
しかしながら、LTEには、タイミング構造ありだがサービングeNBと位置合わせされていないMDが
Figure 0007293383000017
を決定するための公知の方法がない。加えて、
Figure 0007293383000018
は、タイミング構造なしのMDには利用できない。LTEでは、タイミング構造なしのMDで利用可能な唯一の情報は、SRSスロットの開始に関連付けられた時刻である(すなわち、SRSスロットの位置は知られているが、そのインデックスは知られていない)。時間が左から右に増加する無線フレームの表現では、スロットの開始は、チャネルに注入されるスロットの立ち上がりエッジまたはスロットの最初の部分を表す。その場合、SRSスロットの開始のみから
Figure 0007293383000019
を決定する際に課題が存在する。
MDが無線フレームの開始、ならびにSRS構成で指定されたSRSスロットの開始l0およびl’、(時間領域の各シンボルの長さを決定する)SCS、ならびに
Figure 0007293383000020
であることを知っている場合には、
Figure 0007293383000021
を知らなくても現在の無線フレームの開始からのSRSシンボルインデックスが決定され得る。しかし、MDは、SRSスロットの開始、および、SRS周期、SRSオフセットなどのMDが利用可能な他の情報から(以下で説明される、特定の条件が満たされるときにのみ)無線フレームの開始を決定することができる。
SRSオフセットが与えられると、無線フレーム境界は、SRS周期がフレーム内のスロット数のK倍である場合にのみSRSスロット境界から決定され得、Kは正の整数である(すなわち、Kは1以上の整数である)。図4A~図4Cに、SRSスロット境界からの無線フレーム境界の決定を示す。図4Aは、20スロットのSRS周期および4スロットのSRSオフセットの無線フレームシーケンス400を示している。図4Aに示されるように、無線フレームシーケンス400は、SFN_jのslot_0 405から始まる。第1のSRSスロット407が、SFN_jのslot_4において生じ、SRS周期が無線フレーム内のスロット数の2倍であるため、続いて、第2のSRSスロット409はSFN_j+2のslot_4において、第3のSRSスロット411はSFN_j+4のslot_4において生ずる。SRS周期が無線フレーム内のスロット数の整数倍(すなわち、K=2)であるため、SRSスロット境界から無線フレーム境界を決定することが可能である。
図4Bは、5スロットのSRS周期および4スロットのSRSオフセットの無線フレームシーケンス420を示している。図4Bに示されるように、無線フレームシーケンス420は、SFN_jのslot_0 425から始まる。第1のSRSスロット427が、SFN_jのslot_4で生じ、SRS周期が無線フレーム内のスロット数の1/2倍であるため、続いて、第2のSRSスロット429はSFN_jのslot_9において、第3のSRSスロット431はSFN_j+1のslot_0において生ずる。SRS周期が無線フレームのスロット数の正の整数倍未満(すなわち、K=1/2)であるため、SRSスロット境界から無線フレーム境界を決定することは不可能である。図4Cは、16スロットのSRS周期および4スロットのSRSオフセットの無線フレームシーケンス440を示している。図4Cに示されるように、無線フレームシーケンス440は、SFN_jのslot_0 445から始まる。第1のSRSスロット447が、SFN_jのslot_4において生じ、SRS周期が無線フレーム内のスロット数の非整数倍であるため、続いて、第2のSRSスロット449はSFN_j+2のslot_0において、第3のSRSスロット451はSFN_j+3のslot_6において生ずる。SRS周期が無線フレーム内のスロット数の整数倍ではない(すなわち、K=16/10=8/5)ため、SRSスロット境界から無線フレーム境界を決定することは不可能である。
したがって、グループホッピングまたはシーケンスホッピングが可能とされた場合、現在の無線フレームの開始からSRSシンボルインデックスを決定するためには、MDは、無線フレームの開始の位置を知る必要がある。タイミング構造なしのMDでは、この情報をSRSスロットの開始から決定することは一般にはできない。サービングアクセスノードと位置合わせされていないタイミング構造ありのMDでは、SRSスロットの開始も無線フレームの開始も知られない。
SRS周波数ホッピングが可能とされた場合に、SRSの測定を可能にするために必要とされる第3のタイミング関連情報は、無線フレーム番号、例えばSFNである。SRS周波数ホッピングが使用可能である場合、各SRSシンボルのSRS周波数位置は、(部分的に)nSRSに依存する式を使用して決定される。nSRSは、以下の式(3)、
Figure 0007293383000022
として表すことができ、
式中、
Figure 0007293383000023
である。
nSRSを決定するために、MDは、SFN nfを知っている必要がある。nfは、NRのサービングgNBまたはLTEのサービングeNBである、SRSを構成するNRのgNBまたはLTEのeNBのSFNである。nfは、LTEのタイミング構造なしのMDに利用可能なSRSスロットの開始からは決定され得ない。これは、タイミング構造ありだがサービングアクセスノードと位置合わせされていないMDの場合も同様である。
無線フレームの開始が知られており、そのフレームのSFNが知られている場合には、SRSスロットオフセットはSRS構成の一部であるので、SCSがMDでも知られている場合には、SRSスロット境界が決定され得る。SCSは、任意のタイプの通信のためにMDで利用可能であるべき基本情報である。SRSスロット境界は、MDによって以下のように決定され得る。
MDは、無線フレームの開始に関連付けられた時刻、ならびに無線フレームのSFNを知っている。各無線フレームの持続時間が10ミリ秒であると仮定すると、例えば、MDは、SFN_0のslot_0の開始でもある最初の無線フレームSFN_0の開始に関連付けられた時刻を決定するために10*SFNミリ秒を巻き戻す。
SCSが与えられると、MDは、スロットの長さを決定し、これはNRでは時間領域の14シンボルの長さである。
SRSスロットオフセットおよびスロットの長さが与えられると、MDは、最初のSRSスロットの開始に関連付けられた時刻を決定する。
他のすべてのSRSスロットの開始に関連付けられた時刻は、SRS周期を使用して決定され得る。
SRSがMDによって正常に検出および測定されると、MDは、MC(例えば、NRのLMFやLTEのE-SMLC)にUL RTOA報告を提供する。本明細書では、LTEにおけるUL RTOA報告手順が例として提示されており、X→Yという表記は、YがXからの情報の受信側であることを示している。
プライマリセル(Pcell)→E-SMLC:SFN初期設定時刻は、SRSを構成するサービングアクセスノードごとに提供される。
E-SMLC→LMU:SRSを構成したすべてのサービングアクセスノードに1つの共通のUL RTOA基準時刻が提供される。
UL RTOA基準時刻が、SFN初期設定時刻を参照してLMUに提供される。
UL RTOA基準時刻が、サービングセルの下りフレーム構造に基づくSRSサブフレームの先頭を示す。
LMU→E-SMLC:設定可能な基準時刻(すなわち、UL RTOA基準時刻)に対するSRSを含むサブフレームiの先頭としてUL RTOAを報告する。
LTEのE-SMLCは、UL RTOA報告を収集し、報告からUEの位置を決定するエンティティである。NRでは、LMFが同様の機能を果たす。
LTEによれば、UL RTOA報告内のUL RTOA値はすべて正である。3GPP LTEのUL RTOA報告は正の値のみを許容するが、負のUL RTOA値も可能であり、有効な値である。負のUL RTOA値は、例えば、MDとUEとの間の距離が、サービングアクセスノードとUEとの間の距離よりも小さい場合に生じ得る。
図5に、正のUL RTOAを強調した無線フレームシーケンス500を示す。無線フレームシーケンス500は、SRSスロット510を含むSFN_N 505を含む複数の無線フレームを含む。スロット515は、SRSスロット510の詳細図であり、SRSシンボル517を含む。図5には、スロット515(SRSスロット510)の開始を示すUL RTOA基準時刻520も示されている。スロット515は、時間領域のSRSスロットの名目上の時刻を表し、これは、サービングアクセスノードにおけるSRSスロットの時刻である。スロット525も、SRSスロット510の詳細図であるが、MDで検出される際のSRSスロットの時刻である、MDで検出される際の時間領域のSRSスロットの実際の時刻を表している。タイムライン530は、SRSシンボルの名目上の位置532の発生、およびSRSシンボルがMD(例えば、LMU、gNB、またはNRセル)で検出されるときの実際の位置534を示している。(図5ではスロット515およびスロット525として表されている)SRSスロット510の(時間領域の)実際の位置と名目上の位置との差が、MDによってMCに報告されるUL RTOA(例えば、UL RTOA540)である。実際の位置534は、サービングアクセスノードとUEとMDとの間の距離差から生じる伝搬遅延差に起因して、名目上の位置532よりも時間的に遅れて発生する。実際の位置534が名目上の位置532よりも時間的に遅れて発生するため、UL RTOAは正である。
図6に、負のUL RTOAを強調した無線フレームシーケンス600を示す。無線フレームシーケンス600は、SRSスロット610を含むSFN_N 605を含む複数の無線フレームを含む。スロット615は、SRSスロット610の詳細図であり、SRSシンボル617を含む。図6には、スロット615(SRSスロット610)の開始を示すUL RTOA基準時刻620も示されている。スロット615は、サービングアクセスノードにおける時間領域のSRSスロットの名目上の時刻を表している。スロット625も、SRSスロット610の詳細図であるが、MDで検出される際の時間領域のSRSスロットの実際の時刻を表している。タイムライン630は、SRSシンボルがMD(例えば、LMU)で検出されるときの時間領域の実際の位置632および名目上の位置634の発生を示している。(図6ではスロット615およびスロット625として表されている)SRSスロット610の(時間領域の)実際の位置632と名目上の位置634との差が、MDによってMCに報告されるUL RTOA(例えば、UL RTOA640)である。実際の位置632は、サービングアクセスノードとUEとMDとの間の距離差から生じる伝搬遅延差に起因して、名目上の位置634よりも時間的に早く発生する。実際の位置632が名目上の位置634よりも時間的に早く発生するため、UL RTOAは負である。
デバイスの位置(location)または位置(position)の決定に関して、NRは、LTEと比較した場合にいくつかの差異を含む。差異は以下を含む。
NRにLMUがなく、gNBがSRSを受信すること、
SRSは指向的に送信され得る(すなわち、SRSはビームフォーミングされ得る)ので、デバイスの位置(location)または位置(position)の決定をサポートするために複数のSRSソースが必要とされ得ること、および
SRSリソースの構成がより柔軟であること。
したがって、複数のSRSリソース間の共通の上りフレームタイミングが求められる。SRSはサービングセルで構成されるので、上りフレームタイミングはサービングセルに基づくものであり得る。さらに、近隣のセルへの干渉を低減するために、サービングセルのタイミングアドバンスと比較して、追加のタイミングアドバンス(例えば、異なるタイミングアドバンス)が適用され得る。gNBがUL RTOAをLMFに報告するとき、UL RTOAを導出する際にタイミングアドバンス(適用される場合)が考慮される必要がある。
SRSタイミングがサービングセルのタイミングに基づくものである場合、UL RTOAの決定が簡略化されることに留意されたい。(グループホッピングまたはシーケンスホッピング、および周波数ホッピングを含む)SRSリソース構成の柔軟性が高いため、近隣のgNBが、SRSを適切に受信する(例えば、SRSシーケンスまたはSRS周波数ホップを検出する)ためのフレームタイミングを認識していることは有益である。近隣のセルにサービングセルのSFN初期設定時刻を示すことが可能であり得るので、近隣のセルは、SRSリソースを単独で検出および測定することができる。SFN初期設定時刻は、すべてのMD(例えば、gNB)の間で知られている時間軸上の他の点に対するSFN_0のslot_0の開始に関連付けられた時刻である。時間軸上のこの点は、1900年1月1日00:00:00などの設定可能な時刻、またはすべてのMD間で知られている時間軸上の任意の他の点とすることができる。
例示的な実施形態によれば、SRSの検出および測定をサポートするために、グループホッピングおよびシーケンスホッピングが、周波数ホッピングと共に使用可能である場合に、タイミング構造なしのMDによって、またはタイミング構造ありだがサービングアクセスノードと位置合わせされてないMDによって、MDがSFN、フレーム境界、およびSCS(SRSのヌメロロジー)を決定することを可能にする情報が提供される、UE、サービングアクセスノード、ネットワークエンティティ、またはUE、サービングアクセスノード、もしくはネットワークエンティティの組み合わせによって提供される情報は、MDがSFN、フレーム境界、およびSCSを決定することを可能にし、それによって、MDがSRSを検出し、その測定を行うことが可能になる。(NRのような)複数のSRSヌメロロジーがある状況では、ヌメロロジーは、MDがSRSスロットを識別するのに役立つ。したがって、単一のSRSヌメロロジーがあるLTEでは、ヌメロロジーがMDに提供される必要はない。しかし、複数のSRSヌメロロジーがある通信システムでは、SRSスロットに関連付けられたヌメロロジーもMDに提供される。
例示的な実施形態によれば、MDに提供される情報は、SRSに関連付けられた(SFN初期設定時刻、SFN番号、無線フレームの開始、SRSスロットの開始などのうちの1つまたは複数などといった)タイミング情報、およびSRSに関連付けられたヌメロロジーを含む。MDは、タイミング情報およびヌメロロジーを受信すると、(1つまたは複数の)SRSスロットを決定(例えば、位置特定または識別)することができ、そこで搬送されるSRSを検出および測定することができる可能性がある。タイミング情報は、UE、サービングアクセスノード、ネットワークエンティティ、またはUE、サービングアクセスノード、もしくはネットワークエンティティの組み合わせによって提供され得る。ヌメロロジーは、UE、サービングアクセスノード、ネットワークエンティティ、またはUE、サービングアクセスノード、もしくはネットワークエンティティの組み合わせによって提供され得る。
一実施形態では、タイミング情報は、SFN初期設定時刻に等しい基準時刻を含む。SFN初期設定時刻は、すべてのMD(例えば、gNB)の間で知られている時間軸上の他の点に対するSFN_0のslot_0の開始に関連付けられた時刻である。時間軸上のこの点は、1900年1月1日00:00:00などの設定可能な時刻、またはすべてのMD間で知られている時間軸上の任意の他の点とすることができる。SFN初期設定時刻を、UL RTOA基準時刻と呼ぶことができる。さらに他の代替の実施形態では、UL RTOA基準時刻は、SFN初期設定時刻、SRS SCS、ならびにSRS周期およびSRSオフセットを使用して取得されるスロットの開始であり得る。この実施形態では、MDに提供される基準時刻は、SFN_0のslot_0の開始に対応する時刻を含み、この時刻は、SRSスロットを含む無線フレームシーケンスの最初のスロットに対応する。SRSに関連付けられたヌメロロジーはSRS SCSである。
考察は、基準時刻がSFN_0のslot_0の開始に関連付けられた時刻を指定する実施形態に焦点を当てているが、本明細書に提示される例示的な実施形態は、シーケンスフレームの他の部分を指定する他の基準時刻でも動作する。SFN初期設定時刻およびヌメロロジーを使用した(1つまたは複数の)SRSスロットの識別は、タイミング構造なしのMDと、タイミング構造ありだがサービングアクセスノードと位置合わせされていないMDの両方で適用可能である。MDは、SRSスロット境界、フレーム境界、および無線フレーム番号を、基準時刻およびヌメロロジーならびにSRS周期およびSRSオフセットから決定することができ、最後の2つの情報は、UEおよびMDが利用可能なSRS構成の一部である。
図7に、基準時刻としてのSFN初期設定時刻を強調した無線フレームシーケンス700を示す。無線フレームシーケンス700は、SRSスロット710を含むSFN_N 705を含む。MDは、SFN_0のslot_0の開始に関連付けられた時刻を基準時刻として指定するSFN初期設定時刻715(すなわち、UL RTOA基準時刻)を受信する。SFN初期設定時刻およびSRSのヌメロロジー、ならびに、UEおよびMDが利用可能なSRS構成の一部である、SRS周期およびSRSオフセットを使用して、MDは、SRSスロット710を識別し、そこに含まれるSRSを検出および測定することができる。
一実施形態では、タイミング情報は、あるいはUL RTOA基準時刻とも呼ばれ得る、SRSスロットの開始に関連付けられた時刻である基準時刻、SRSスロットを含む無線フレームのSFN、および無線フレーム内のSRSスロットのスロット番号を含む。言い換えると、MDに提供されるタイミング情報は、SRSスロットを直接識別する。考察は、基準時刻がSRSスロットの開始への参照である実施形態に焦点を当てているが、本明細書に提示される例示的な実施形態は、SRSスロット内の特定のシンボル、SRSスロットの終了、SRSスロットの中央などを含む、SRSスロットの他の部分を識別する他の基準時刻でも動作する。SRSスロットの開始に関連付けられた時刻、SRSスロットを含む無線フレームのSFN、およびSRSスロットのスロット番号を、SRSのヌメロロジーと共に使用することは、タイミング構造なしのMDと、タイミング構造ありだがサービングアクセスノードと位置合わせされてないMDの両方で適用可能である。MDは、タイミング情報で搬送された情報およびヌメロロジーから、SRSスロット境界、無線フレーム境界、および無線フレーム番号を決定することができる。
一実施形態では、タイミング情報は、あるいはUL RTOA基準時刻とも呼ばれ得る、SRSスロットの開始に関連付けられた時刻である基準時刻、およびSRSスロットを含む無線フレームのSFNを含む。言い換えると、MDに提供されるタイミング情報は、SRSスロットを直接識別する。考察は、基準時刻がSRSスロットの開始への参照である実施形態に焦点を当てているが、本明細書に提示される例示的な実施形態は、SRSスロット内の特定のシンボル、SRSスロットの終了、SRSスロットの中央などを含む、SRSスロットの他の部分を識別する他の基準時刻でも動作する。SRSスロットの開始に関連付けられた時刻およびSRSスロットを含む無線フレームのSFNを、SRSのヌメロロジーと共に使用することは、タイミング構造なしのMDと、タイミング構造ありだがサービングアクセスノードと位置合わせされてないMDの両方で適用可能である。MDは、SRSスロット境界、無線フレーム境界、および無線フレーム番号を、タイミング情報で搬送された情報およびヌメロロジーならびにSRS周期およびSRSオフセットから決定することができ、最後の2つの情報は、UEおよびMDが利用可能なSRS構成の一部である。
例示的な実施形態によれば、SRSの検出および測定をサポートするために、UEは、MDのタイミングを利用してSRSを送信する。MDのタイミングを使用したSRSの送信により、MDが、SRSスロットを容易に決定し(例えば、位置特定または識別し)、SRSを測定することが可能になる。一実施形態では、異なるタイミングを有するMDがある状況において、UEは、UEがSRSを送信している特定のMDに関連付けられた異なるタイミングをその都度利用して、SRSを複数回送信する。SRSが、特定のMDのタイミングとは異なるタイミングで送信される場合、特定のMDは、SRSスロットの位置を決定し、SRSを測定することができなくなる。高い経路損失を補償するためにビームフォーミングが利用される通信システムでは、異なるSRSを異なるMDに送信する必要性は、必ずしも大きな追加負担ではない。
一実施形態では、UEは、MDのタイミング(例えば、SFNや無線フレーム境界)を、同期信号/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)を検出し、MDによって送信されたPBCHの内容を分析することによって取得する。一例として、UEは、SSB周波数、SSB SCS、SSB測定ウィンドウ(周期、オフセット、持続時間など)を含むSSBの構成、およびMDの識別子を受信する。他の例として、UEは、構成された測定オブジェクト(NRのMeasObjectNRなど)を利用してMDのタイミングを取得するためにSSBを検出する。そのような状況では、MDの識別子は、SSB-MTC2などのMeasObjectNR内のフィールドに含まれ得る。多くのアプリケーションでは、UEは通常、例えば、移動目的のために、近隣のアクセスノードのSSBを測定するので、追加のオーバーヘッドはほとんど生じない。SSBを送信するMDに関する要件により、この例示的な実施形態は、タイミング構造ありだがサービングアクセスノードと位置合わせされていないMDに限定され得る。
一例では、UL RTOA基準時刻は、無線フレームiの開始の名目上の時刻(すなわち、サービングセルまたはサービングgNBにおける無線フレームiの開始の時刻)であり、iは、非負の整数であり(すなわち、iは0以上であり)、MDによって測定されるUL RTOAは、MDによって受信される際の無線フレームiの開始の実際の時刻とUL RTOA基準時刻との差である。他の例では、上述のように、UL RTOA基準時刻は、SRSスロットの開始の名目上の時刻(すなわち、サービングセルまたはサービングgNBにおけるSRSスロットの開始の時刻)であり、MDによって測定されるUL RTOAは、MDによって受信される際のSRSスロットの開始の実際の時刻とUL RTOA基準時刻との差である。
そのような例示的な実施形態では、UEにおける適切なタイミングアドバンス(TA)が知られていない場合がある。現在定義されているように、UEにおけるTAは、伝搬遅延を補償し、UEによって送信された上り信号を、サービングアクセスノードのタイミング構造におけるシンボルの先頭からサイクリックプレフィクス(CP)時間内にネットワーク側で受信させるために使用される。言い換えると、TAは、送信が指定された時間マージン内の指定された時刻に受信側デバイスに到着するようにするための送信側デバイスにおける送信タイミングの調整である。前述のように、位置特定サービス用途では、SRSを受信するMDは、サービングアクセスノードではないノードであり得る。一実施形態では、ネットワークはUEに名目上のTAを提供する。ネットワーク(例えば、サービングアクセスノード、ネットワークノード、ネットワークエンティティなど)によって提供されるTAは、ネットワーク側でUL RTOAに基づいて距離を決定するときに考慮に入れられる必要がある。TAは、MDからMCへのUL RTOA報告において考慮され得る。そのような状況では、TAはMDまたはMCでも知られる必要がある。名目上のTAは、サービングアクセスノードへのUEのTA(上りタイミング)、サービングアクセスノードとMDとの相対距離、およびおおよそのUE位置に基づいて決定され得る。他の実施形態では、SRS検出のためのより長い探索ウィンドウがMDで使用される。
例示的な実施形態によれば、タイミング情報が、あるいはUL RTOA基準時刻とも呼ばれ得る、SRSスロットの開始に関連付けられた時刻である基準時刻、SRSスロットを含む無線フレームのSFN、および無線フレーム内のSRSスロットのスロット番号を含む場合、またはタイミング情報が、あるいはUL RTOA基準時刻とも呼ばれ得る、SRSスロットの開始に関連付けられた時刻である基準時刻、およびSRSスロットを含む無線フレームのSFNを含む場合、負のUL RTOA値サポートが提供される。前述のように、負のUL RTOA値は、LTEのUL RTOA報告ではサポートされていない。しかしながら、負のUL RTOA値は有効な値であり、よってそれらを報告しないと、最適ではない位置に基づく性能につながる可能性がある。一実施形態では、UL RTOA報告は、負のUL RTOA値を可能にするように修正される。一実施形態では、UL RTOA値は、それらの値がUL RTOA基準時刻から任意のTAを減算した時刻を基準とするように調整される。そのような実施形態では、TAはMDに提供される。一実施形態では、TAがUL RTOA基準時刻において考慮される。
例示的な実施形態によれば、タイミング情報がSFN初期設定時刻に等しい基準時刻からなる場合には、UL RTOA基準時刻は、SFN初期設定時刻に基づいて決定される。一実施形態では、UL RTOA報告は、負のUL RTOA値を可能にするように修正される。一実施形態では、UL RTOA値は、それらの値がUL RTOA基準時刻から任意のTAを減算した時刻を基準とするように調整される。そのような実施形態では、TAがUEで知られているだけでなく、TAはMDにも提供される。一実施形態では、TAがUL RTOA基準時刻において考慮される。
図8に、UL RTOA基準時刻を決定する際のTAの考慮を強調した無線フレームシーケンス800を示す。無線フレームシーケンス800は、SRSスロット810を含むSFN_N 805を含む複数の無線フレームを含む。スロット815は、SRSスロット810の詳細図であり、SRSシンボル817を含む。図8には、やはりSRSスロット810の詳細図であるスロット830も示されている。しかしながら、スロット830は、スロット830がスロット815からTA825だけオフセットされているという点でスロット815とは異なる。スロット830は、TAの補償が提供されたサービングアクセスノードにおける時間領域の名目上のSRSスロットを表している。スロット830は、SRSシンボル832を含む。スロット835も、SRSスロット810の詳細図であるが、MDで検出される際の時間領域のSRSスロットの実際の時刻を表している。スロット835は、SRSシンボル837を含む。タイムライン840は、SRSシンボルがMD(例えば、LMUやgNB)で検出されるときの名目上の位置842および実際の位置844の発生を示している。(図8ではスロット830およびスロット835として表されている)SRSスロット810の(時間領域の)名目上の位置842と実際の位置844との差が、MDによってMCに報告されるUL RTOA(例えば、UL RTOA845)である。
例示的な実施形態によれば、UEがMDのタイミングを利用してSRSを送信するとき、UL RTOAは、SRSスロットの名目上の位置(すなわち、UL RTOA基準時刻に基づく)とMDによって受信されたSRSスロットとの差に基づいて決定される。一実施形態では、TAはUL RTOAにおいても考慮される。一例として、UL RTOAは、以下のように表すことができる式に従って決定され、
UL RTOA=A-B+C
式中、Aは、MDによって受信された受信SRSの実際の時刻に基づいて計算された無線フレームの先頭であり、Bは、受信SRSの名目上の時刻に基づく無線フレームの先頭であり、Cは、TAまたは0である。Cが0である場合、MCは、UEの位置を決定するときにUL RTOA報告にTAを追加し得る。他の実施形態では、Aは、MDによって受信された受信SRSの実際の時刻に基づいて計算されたSRSスロットの先頭であり、Bは、受信SRSの名目上の時刻に基づくSRSスロットの先頭であり、Cは、TAまたは0である。Cが0である場合、MCは、UEの位置を決定するときにUL RTOA報告にTAを追加し得る。
図9に、UEによって送信された(SRSなどの)信号を検出および受信し、UL RTOAを決定するために信号を測定するMDにおいて行われる例示的な動作900の流れ図を示す。動作900は、MDがUEによって送信された信号を検出および受信し、UL RTOAを決定するために信号を測定する際にMDにおいて行われる動作を示し得る。
動作900は、MDが信号に関連付けられたタイミング情報および信号に関連付けられたヌメロロジーを取得することから始まる(ブロック905)。タイミング情報およびヌメロロジーを取得することは、タイミング情報およびヌメロロジーを受信することを含み得る。一実施形態では、タイミング情報はSFN初期設定時刻を含む。言い換えると、タイミング情報は、設定可能な基準時刻に対する無線フレームゼロ(例えば、SFN_0)のスロット0の開始を含む。他の実施形態では、タイミング情報は、あるいはUL RTOA基準時刻とも呼ばれ得る、SRSスロットの開始に関連付けられた時刻である基準時刻、およびSRSスロットを含む無線フレームのSFNを含む。そのような実施形態では、SRSの周期が無線フレーム当たりのスロット数の正の整数倍である場合、MDは、SRSスロットのスロット番号も取得する。さらに他の実施形態では、タイミング情報は、あるいはUL RTOA基準時刻とも呼ばれ得る、SRSスロットの開始に関連付けられた時刻である基準時刻、SRSスロットを含む無線フレームのSFN、および無線フレーム内のSRSスロットのスロット番号を含む(ブロック907)。SRSに関連付けられたヌメロロジーは、例えばSCSなどの情報を含む。タイミング情報は、サービングアクセスノード、ネットワークエンティティ、UE、またはサービングアクセスノード、ネットワークエンティティ、もしくはUEの組み合わせから取得または受信され得る。ヌメロロジーは、サービングアクセスノード、ネットワークエンティティ、UE、またはサービングアクセスノード、ネットワークエンティティ、もしくはUEの組み合わせから取得または受信され得る。
MDは、任意選択的にTAを取得し得る(ブロック909)。TAは、サービングアクセスノードもしくはネットワークエンティティ、またはサービングアクセスノードとネットワークエンティティとの組み合わせから取得され得る。TAは、サービングアクセスノードもしくはネットワークエンティティ、またはサービングアクセスノードとネットワークエンティティとの組み合わせから受信され得る。MDは、取得されたタイミング情報およびヌメロロジーに従って信号送信の時間および周波数リソース(すなわち、位置)を決定する(ブロック911)。MDは、決定された信号送信の時間および周波数リソースに従って信号を検出および受信する(ブロック913)。MDは、UL RTOAを測定する(ブロック915)。一例として、UL RTOAは、UL RTOA基準時刻と、MDが信号送信を受信する実際の時刻に対する決定された時刻との差である。決定された時刻は、SRSスロットの先頭の時刻またはSRSスロットを含む無線フレームの先頭の時刻を指すことができる。MDは、負のUL RTOA値がサポートされている状況でUL RTOAを調整し得る(ブロック917)。一実施形態では、負のUL RTOA値は、それらの値がUL RTOA基準時刻から任意のTAを減算した時刻を基準とするように調整される。一実施形態では、TAがUL RTOA基準時刻において考慮される。一実施形態では、負のUL RTOA値は、UL RTOA報告において許容される。タイミング情報がSFN初期設定時刻を含む状況では、UL RTOA基準時刻が、SFN初期設定時刻に基づいて決定され、負のUL RTOA値が、それらの値がUL RTOA基準時刻から任意のTAを減算した時刻を基準とするように調整され、TAが、UL RTOA基準時刻において考慮されるか、または負のUL RTOA値が、UL RTOA報告において許容される。MDは、UL RTOA報告を送信する(ブロック919)。UL RTOA報告は、例えば、MCに送信され得る。
図10Aに、(SRSなどの)信号がMDのタイミングで送信される場合に、信号を送信するUEにおいて行われる例示的な動作1000の流れ図を示す。動作1000は、信号がMDのタイミングで送信される場合に、UEが信号を送信する際にUEにおいて行われる動作を示し得る。
動作1000は、UEがMDのタイミング情報を決定することから始まる(ブロック1005)。UEは、例えば、MDに関連付けられたSSBを検出することによってMDのタイミング情報を決定し得る。タイミング情報、例えば、SFNおよび無線フレーム境界は、SSBの物理ブロードキャストチャネル(PBCH)およびSSBの内容から決定され得る。一例として、SSBは、MDに関連付けられたSSBの周波数情報、SSBヌメロロジー、SSBの測定ウィンドウの情報(例えば、測定ウィンドウの周期、測定ウィンドウのオフセット、または測定ウィンドウの持続時間)、およびMDの識別子などのSSBの構成情報を利用して検出され得る。一例として、SSBは、構成された測定オブジェクト(NR内のMeasObjectNRなど)に含まれる情報を使用して検出され得る。そのような状況では、MDの識別子は、SSB-MTC2などのMeasObjectNR内のフィールドに含まれ得る。UEは、TAを取得し得る(ブロック1007)。TAは、サービングアクセスノード、ネットワークノード、ネットワークエンティティなどから取得または受信され得る。UEは、信号を送信する(ブロック1009)。信号は、MDのタイミング情報に従って送信される。
図10Bに、(SRSなどの)信号がMDのタイミングで送信される場合に、UEによって送信された信号を検出および受信し、UL RTOAを決定するために信号を測定するMDにおいて行われる例示的な動作1050の流れ図を示す。動作1050は、信号がMDのタイミングで送信される場合に、MDがUEによって送信された信号を検出および受信し、UL RTOAを決定するために信号を測定する際にMDにおいて行われる動作を示し得る。
動作1050は、MDがSSBを送信することから始まる(ブロック1055)。SSBは、MDのタイミング設定、ならびにMDの識別子を含む。MDは、TAを取得し得る(ブロック1057)。TAは、サービングアクセスノード、ネットワークノード、ネットワークエンティティなどから取得または受信され得る。MDは、信号を検出および受信する(ブロック1059)。SRSは、MDのタイミング設定を使用して送信されるので、MDは信号送信の時間および周波数リソースを知っている。MDは、UL RTOAを測定する(ブロック1061)。一例として、UL RTOAは、UL RTOA基準時刻と、MDが信号送信を受信する実際の時刻に対する決定された時刻との差である。決定された時刻は、SRSスロットの先頭の時刻またはSRSスロットを含む無線フレームの先頭の時刻を指すことができる。MDは、負のUL RTOA値がサポートされている状況でUL RTOAを調整し得る(ブロック1063)。UL RTOAは、式:UL RTOA=A-B+Cに従って調整され得、式中、Aは、MDによって受信された受信SRSの実際の時刻に基づいて計算された無線フレームの先頭であり、Bは、SRSの名目上の時刻に基づく無線フレームの先頭であり、Cは、TAまたは0である。Cが0である場合、MCは、UEの位置を決定するときにUL RTOA報告にTAを追加し得る。代替の実施形態では、Aは、MDによって受信された受信SRSの実際の時刻に基づいて計算されたSRSスロットの先頭であり、Bは、SRSの名目上の時刻に基づくSRSスロットの先頭であり、Cは、TAまたは0である。Cが0である場合、MCは、UEの位置を決定するときにUL RTOA報告にTAを追加し得る。MDは、UL RTOA報告を送信する(ブロック1065)。UL RTOA報告は、例えば、MCに送信され得る。
図11に、例示的な通信システム1100を示す。一般に、システム1100は、複数の無線ユーザまたは有線ユーザがデータおよび他の内容を送受信することを可能にする。システム1100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、単一搬送波FDMA(SC-FDMA)、または非直交多元接続(NOMA)などの、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を実施し得る。
この例では、通信システム1100は、電子デバイス(ED)1110a~1110c、無線アクセスネットワーク(RAN)1120a~1120b、コアネットワーク1130、公衆交換電話網(PSTN)1140、インターネット1150、および他のネットワーク1160を含む。図11には特定の数のこれらの構成要素または要素が示されているが、システム1100には任意の数のこれらの構成要素または要素が含まれていてもよい。
ED1110a~ED1110cは、システム1100において動作または通信するように構成される。例えば、ED1110a~ED1110cは、無線通信チャネルまたは有線通信チャネルを介して送信または受信するように構成される。各ED1110a~ED1110cは、任意の適切なエンドユーザデバイスを表しており、ユーザ機器もしくはユーザデバイス(UE)、無線送受信ユニット(WTRU)、移動局、固定式もしくは移動式加入者ユニット、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、コンピュータ、タッチパッド、無線センサ、または家庭用電子デバイスなどのデバイスを含み得る(またはそのように呼ばれ得る)。
この場合のRAN1120a~RAN1120bは、それぞれ、基地局1170a~基地局1170bを含んでいる。各基地局1170a~1170bは、コアネットワーク1130、PSTN1140、インターネット1150、または他のネットワーク1160へのアクセスを可能にするために、ED1110a~ED1110cのうちの1台または複数と無線でインターフェースするように構成される。例えば、基地局1170a~基地局1170bは、無線基地局(BTS)、ノードB(NodeB)、進化型ノードB(eNodeB)、次世代(NG)ノードB(gNB)、ホームノードB、ホームeNodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、または無線ルータなどの、いくつかの周知のデバイスのうちの1つまたは複数を含み得る(かまたはそれらであり得る)。ED1110a~ED1110cは、インターネット1150とインターフェースおよび通信するように構成され、コアネットワーク1130、PSTN1140、または他のネットワーク1160にアクセスし得る。
図11に示される実施形態では、基地局1170aはRAN1120aの一部を形成しており、RAN1120aは、他の基地局、要素、またはデバイスを含み得る。また基地局1170bもRAN1120bの一部を形成しており、RAN1120bは、他の基地局、要素、および/またはデバイスを含み得る。各基地局1170a~1170bは、「セル」と呼ばれることもある特定の地理的領域またはエリア内で無線信号を送信または受信するように動作する。いくつかの実施形態では、セルごとに複数の送受信器を有する多入力多出力(MIMO)技術が用いられ得る。
基地局1170a~基地局1170bは、無線通信リンクを使用して1つまたは複数のエアインターフェース1190上でED1110a~ED1110cのうちの1台または複数と通信する。エアインターフェース1190は、任意の適切な無線アクセス技術を利用し得る。
システム1100は、上述のような方式を含む、複数のチャネルアクセス機能を使用し得ることが企図されている。特定の実施形態では、基地局およびEDは、5G新無線(NR)、LTE、LTE-A、またはLTE-Bを実施する。当然ながら、他の多元接続方式および無線プロトコルが利用されてもよい。
RAN1120a~RAN1120bは、ED1110a~ED1110cに音声、データ、アプリケーション、VoIP(Voice over Internet Protocol)、または他のサービスを提供するためにコアネットワーク1130と通信する。当然のことながら、RAN1120a~RAN1120bまたはコアネットワーク1130は、1つまたは複数の他のRAN(図示せず)と直接または間接的に通信し得る。コアネットワーク1130は、(PSTN1140、インターネット1150、他のネットワーク1160などの)他のネットワークのためのゲートウェイアクセスとしも機能し得る。加えて、ED1110a~ED1110cの一部または全部が、異なる無線技術またはプロトコルを使用して異なる無線リンク上で異なる無線ネットワークと通信するための機能を含んでいてもよい。無線通信の代わりに(または無線通信に加えて)、各EDは有線通信チャネルを介してサービスプロバイダまたはスイッチ(図示せず)、およびインターネット1150と通信してもよい。
図11は通信システムの一例を示しているが、図11には様々な変更が加えられ得る。例えば、通信システム1100は、任意の台数のED、基地局、ネットワーク、または他の構成要素を任意の適切な構成において含むこともできる。
図12Aおよび図12Bに、本開示による方法および教示を実施し得る例示的デバイスを示す。特に、図12Aには例示的なED1210を示し、図12Bには例示的な基地局1270を示す。これらの構成要素を、システム1100において、または任意の他の適切なシステムにおいて使用することができる。
図12Aに示されるように、ED1210は、少なくとも1つの処理ユニット1200を含む。処理ユニット1200は、ED1210の様々な処理動作を実施する。例えば、処理ユニット1200は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、またはED1210がシステム1100において動作することを可能にする任意の他の機能を果たすことができる。処理ユニット1200は、上記で詳細に説明されている方法および教示もサポートする。各処理ユニット1200は、1つまたは複数の動作を行うように構成された任意の適切な処理デバイスまたは計算デバイスを含む。各処理ユニット1200は、例えば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または特定用途向け集積回路を含むことができる。
ED1210は、少なくとも1つの送受信器1202も含む。送受信器1202は、少なくとも1つのアンテナまたはNIC(ネットワークインターフェースコントローラ)1204による送信のためにデータまたは他の内容を変調するように構成される。送受信器1202は、少なくとも1つのアンテナ1204によって受信されたデータまたは他の内容を復調するようにも構成される。各送受信器1202は、無線送信もしくは有線送信のための信号を生成し、または無線もしくは有線で受信された信号を処理するための任意の適切な構造を含む。各アンテナ1204は、無線信号または有線信号を送信または受信するための任意の適切な構造を含む。ED1210では1つまたは複数の送受信器1202を使用することもでき、またED1210では1つまたは複数のアンテナ1204を使用することもできる。単一の機能ユニットとして図示されているが、送受信器1202を、少なくとも1つの送信器と少なくとも1つの別個の受信器とを使用して実施することもできる。
ED1210は、1つまたは複数の入力/出力デバイス1206またはインターフェース(インターネット1150への有線インターフェースなど)をさらに含む。入力/出力デバイス1206は、ユーザまたはネットワーク内の他のデバイスとのインタラクション(ネットワーク通信)を円滑化する。各入力/出力デバイス1206は、ネットワークインターフェース通信を含む、スピーカ、マイクロフォン、キーパッド、キーボード、ディスプレイ、またはタッチスクリーンなどの、ユーザに情報を提供し、またはユーザから情報を受け取るための任意の適切な構造を含む。
加えて、ED1210は、少なくとも1つのメモリ1208を含む。メモリ1208は、ED1210によって使用、生成、または収集される命令およびデータを格納する。例えば、メモリ1208は、(1つまたは複数の)処理ユニット1200によって実行されるソフトウェア命令またはファームウェア命令、および着信信号における干渉を低減または除去するために使用されるデータを格納することもできる。各メモリ1208は、任意の適切な揮発性または不揮発性の(1つまたは複数の)記憶および検索デバイスを含む。ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク、光ディスク、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどといった、任意の適切なタイプのメモリが使用され得る。
図12Bに示されるように、基地局1270は、少なくとも1つの処理ユニット1250と、送信器と受信器の機能を含む少なくとも1つの送受信器1252と、1つまたは複数のアンテナ1256と、少なくとも1つのメモリ1258と、1つまたは複数の入力/出力デバイスまたはインターフェース1266とを含む。処理ユニット1250には、当業者には理解されるスケジューラが結合されている。スケジューラを、基地局1270内に含めることもでき、または基地局1270とは別個に動作させることもできる。処理ユニット1250は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、または任意の他の機能などの、基地局1270の様々な処理動作を実施する。処理ユニット1250は、上記で詳細に説明されている方法および教示もサポートすることができる。各処理ユニット1250は、1つまたは複数の動作を行うように構成された任意の適切な処理デバイスまたは計算デバイスを含む。各処理ユニット1250は、例えば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または特定用途向け集積回路を含むことができる。
各送受信器1252は、1台または複数のEDまたは他のデバイスへの無線送信または有線送信のための信号を生成するための任意の適切な構造を含む。各送受信器1252は、1台または複数のEDまたは他のデバイスから無線または有線で受信された信号を処理するための任意の適切な構造をさらに含む。送受信器1252として組み合わされて図示されているが、送信器と受信器とを別々の構成要素とすることもできる。各アンテナ1256は、無線信号または有線信号を送信または受信するための任意の適切な構造を含む。ここでは共通のアンテナ1256が送受信器1252に結合されているものとして図示されているが、(1つまたは複数の)送受信器1252に1つまたは複数のアンテナ1256を結合して、別々の構成要素として装備された場合に送信器と受信器とに別々のアンテナ1256が結合されるようにすることもできる。各メモリ1258は、任意の適切な揮発性または不揮発性の(1つまたは複数の)記憶および検索デバイスを含む。各入力/出力デバイス1266は、ユーザまたはネットワーク内の他のデバイスとのインタラクション(ネットワーク通信)を円滑化する。各入力/出力デバイス1266は、ネットワークインターフェース通信を含む、ユーザに情報を提供するか、またはユーザから情報を受け取る/提供するための任意の適切な構造を含む。
図13は、本明細書で開示されるデバイスおよび方法を実施するために使用され得るコンピューティングシステム1300のブロック図である。例えば、コンピューティングシステムは、UE、アクセスネットワーク(AN)、モビリティ管理(MM)、セッション管理(SM)、ユーザプレーンゲートウェイ(UPGW)、またはアクセス層(AS)の任意のエンティティであり得る。個別のデバイスは、図示のすべての構成要素またはこれらの構成要素の一部のみを利用してもよく、統合のレベルはデバイスごとに異なり得る。さらに、デバイスは、複数の処理ユニット、プロセッサ、メモリ、送信器、受信器などといった、構成要素の複数のインスタンスを含んでいてもよい。コンピューティングシステム1300は、処理ユニット1302を含む。処理ユニットは、中央処理装置(CPU)1314と、メモリ1308とを含み、バス1320に接続された大容量記憶デバイス1304、ビデオアダプタ1310、および入出力インターフェース1312をさらに含み得る。
バス1320は、メモリバスもしくはメモリコントローラ、周辺バス、またはビデオバスを含む任意のタイプのいくつかのバスアーキテクチャのうちの1つまたは複数であり得る。CPU1314は、任意のタイプの電子データプロセッサを含み得る。メモリ1308は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、またはこれらの組み合わせなどの任意のタイプの非一時的なシステムメモリを含み得る。一実施形態では、メモリ1308は、起動時に使用するためのROM、ならびにプログラムの実行中に使用するためのプログラムおよびデータ記憶用のDRAMを含み得る。
大容量記憶デバイス1304は、データ、プログラム、および他の情報を格納し、データ、プログラム、および他の情報にバス1320を介してアクセス可能にするように構成された任意のタイプの非一時的な記憶デバイスを含み得る。大容量記憶デバイス1304は、例えば、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ、磁気ディスクドライブ、または光ディスクドライブのうちの1つまたは複数を含み得る。
ビデオアダプタ1310および入出力インターフェース1312は、外部入力および出力デバイスを処理ユニット1302に結合するためのインターフェースを提供する。図示のように、入力および出力デバイスの例には、ビデオアダプタ1310に結合されたディスプレイ1318、および入出力インターフェース1312に結合されたマウス、キーボード、またはプリンタ1316が含まれる。処理ユニット1302には他のデバイスが結合されていてもよく、追加のインターフェースカードまたはより少ないインターフェースカードが利用されてもよい。例えば、外部デバイスにインターフェースを提供するために、ユニバーサルシリアルバス(USB)(図示せず)などのシリアルインターフェースが使用されてもよい。
処理ユニット1302は、1つまたは複数のネットワークインターフェース1306も含み、ネットワークインターフェース1306は、アクセスノードまたは異なるネットワークへの、イーサネットケーブルなどの有線リンクまたは無線リンクを含み得る。ネットワークインターフェース1306は、処理ユニット1302が、ネットワークを介してリモートユニットと通信することを可能にする。例えば、ネットワークインターフェース1306は、1つまたは複数の送信器/送信アンテナおよび1つまたは複数の受信器/受信アンテナを介した無線通信を提供し得る。一実施形態では、処理ユニット1302は、他の処理ユニット、インターネット、またはリモート記憶設備などのリモートデバイスとのデータ処理および通信のために、ローカルエリアネットワーク1322または広域ネットワークに結合されている。
本明細書で提供される実施形態方法の1つまたは複数のステップは対応するユニットまたはモジュールによって行われ得ることを理解されたい。例えば、信号は、送信ユニットまたは送信モジュールによって送信され得る。信号は、受信ユニットまたは受信モジュールによって受信され得る。信号は、処理ユニットまたは処理モジュールによって処理され得る。他のステップは、測定ユニットもしくはモジュール、決定ユニットもしくはモジュール、検出ユニットもしくはモジュール、または減算ユニットもしくはモジュールによって行われ得る。それぞれのユニットまたはモジュールは、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせであり得る。例えば、ユニットまたはモジュールのうちの1つまたは複数が、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)や特定用途向け集積回路(ASIC)などの集積回路であってもよい。
本開示および本開示の利点が詳細に説明されたが、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の範囲から逸脱することなく本開示において様々な変更、置換および修正が行われ得ることを理解されたい。
100 通信システム
105 アクセスノード
200 通信システム
205 第1の測定デバイス(MD)
207 第2の測定デバイス(MD)
209 第3の測定デバイス(MD)
215 UE
220 測定センタ(MC)
255 第1のサブフレームシーケンス
257 サブフレーム
259 サブフレーム
261 SRSリソース
265 第2のサブフレームシーケンス
267 サブフレーム
269 サブフレーム
271 SRSリソース
275 RTOA基準時刻
277 UL RTOA
300 無線フレームシーケンス
305 SFN_0
307 SFN_1
309 SFN_N
315 SRSスロット
320 UL RTOA基準時刻
400 無線フレームシーケンス
405 SFN_jのslot_0
407 第1のSRSスロット
409 第2のSRSスロット
411 第3のSRSスロット
420 無線フレームシーケンス
425 SFN_jのslot_0
427 第1のSRSスロット
429 第2のSRSスロット
431 第3のSRSスロット
440 無線フレームシーケンス
445 SFN_jのslot_0
447 第1のSRSスロット
449 第2のSRSスロット
451 第3のSRSスロット
500 無線フレームシーケンス
505 SFN_N
510 SRSスロット
515 スロット
517 SRSシンボル
520 UL RTOA基準時刻
525 スロット
530 タイムライン
532 名目上の位置
534 実際の位置
540 UL RTOA
600 無線フレームシーケンス
605 SFN_N
610 SRSスロット
615 スロット
617 SRSシンボル
620 UL RTOA基準時刻
625 スロット
630 タイムライン
632 実際の位置
634 名目上の位置
640 UL RTOA
700 無線フレームシーケンス
705 SFN_N
710 SRSスロット
715 SFN初期設定時刻
800 無線フレームシーケンス
805 SFN_N
810 SRSスロット
815 スロット
817 SRSシンボル
825 TA
830 スロット
832 SRSシンボル
835 スロット
837 SRSシンボル
840 タイムライン
842 名目上の位置
844 実際の位置
845 UL RTOA
900 動作
1000 動作
1050 動作
1100 通信システム
1110a 電子機器(ED)
1110b 電子機器(ED)
1110c 電子機器(ED)
1120a 無線アクセスネットワーク(RAN)
1120b 無線アクセスネットワーク(RAN)
1130 コアネットワーク
1140 公衆交換電話網(PSTN)
1150 インターネット
1160 他のネットワーク
1170a 基地局
1170b 基地局
1190 エアインターフェース
1200 処理ユニット
1202 送受信器
1204 アンテナまたはNIC(ネットワークインターフェースコントローラ)
1206 入力/出力デバイス
1208 メモリ
1210 ED
1250 処理ユニット
1252 送受信器
1256 アンテナ
1258 メモリ
1266 入力/出力デバイスまたはインターフェース
1270 基地局
1300 コンピューティングシステム
1302 処理ユニット
1304 大容量記憶デバイス
1306 ネットワークインターフェース
1308 メモリ
1310 ビデオアダプタ
1312 入出力インターフェース
1314 中央処理装置(CPU)
1316 マウス、キーボード、またはプリンタ
1318 ディスプレイ
1320 バス
1322 ローカルエリアネットワーク

Claims (8)

  1. 上り信号のタイミングを決定する方法であって、前記方法は、
    測定デバイスが、上り信号に関連付けられたタイミング情報および前記上り信号のヌメロロジーを受信するステップであって、前記タイミング情報は、ユーザ機器(UE)から受信される前記上り信号の基準時刻を決定するために使用される、ステップと、
    前記測定デバイスが、前記UEから、前記上り信号を受信するステップであって、前記受信は、前記タイミング情報および前記上り信号の前記ヌメロロジーに従ったものである、ステップと、
    前記測定デバイスが、前記受信された上り信号および前記上り信号の前記基準時刻に従って上り相対到着時間(UL RTOA)を測定するステップとを含み、
    前記上り信号の前記基準時刻は、設定時刻に対する前記上り信号を含むサブフレームの開始を指定し、
    前記測定デバイスは、前記上り信号の前記基準時刻を調整するステップをさらに含み、
    前記上り信号の前記基準時刻を調整するステップは、
    前記測定デバイスが、前記UEに関連付けられたタイミングアドバンス(TA)を受信するステップと、
    前記測定デバイスが、前記上り信号の前記基準時刻から前記TAを減算するステップとを含む、方法。
  2. 前記UL RTOAを測定するステップは、前記上り信号の前記基準時刻と前記受信された上り信号を含む前記サブフレームの前記開始の時刻との差を測定することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記タイミング情報は、前記上り信号の前記基準時刻、前記上り信号を含む前記サブフレームのサブフレーム番号、および前記サブフレームを含む無線フレームの無線フレーム番号を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記上り信号の前記基準時刻は、設定可能な基準時刻からタイミングアドバンスを減算した時刻に対する前記上り信号を含むサブフレームの開始を示す設定時刻である、請求項1に記載の方法。
  5. 上り信号のタイミングを決定する方法であって、前記方法は、
    測定デバイスが、上り信号に関連付けられたタイミング情報および前記上り信号のヌメロロジーを受信するステップであって、前記タイミング情報は、ユーザ機器(UE)から受信される前記上り信号の基準時刻を決定するために使用される、ステップと、
    前記測定デバイスが、前記UEから、前記上り信号を受信するステップであって、前記受信は、前記タイミング情報および前記上り信号の前記ヌメロロジーに従ったものである、ステップと、
    前記測定デバイスが、前記受信された上り信号および前記上り信号の前記基準時刻に従って上り相対到着時間(UL RTOA)を測定するステップとを含み、
    前記タイミング情報は、無線フレームゼロの開始の時刻を示す無線フレーム初期設定時刻を含み、
    前記測定デバイスが、前記上り信号の前記基準時刻を調整するステップを更に含み、
    前記測定デバイスが、前記上り信号の前記基準時刻を調整するステップは、
    前記測定デバイスが、前記UEに関連付けられたタイミングアドバンス(TA)を受信するステップと、
    前記測定デバイスが、前記上り信号の前記基準時刻から前記TAを減算するステップとを含む、方法。
  6. 前記上り信号の基準時刻は、前記タイミング情報、前記上り信号の前記ヌメロロジー、または前記測定デバイスにおける上り信号構成の少なくとも1つに従って決定される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記上り信号の前記基準時刻は、設定可能な基準時刻からタイミングアドバンスを減算した時刻に対する前記上り信号を含むサブフレームの開始を示す設定時刻である、請求項5に記載の方法。
  8. 測定デバイスであって、
    命令を含む非一時的メモリストレージと、
    前記メモリストレージと通信する1つまたは複数のプロセッサであって、前記1つまたは複数のプロセッサが、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を実施する前記命令を実行する、1つまたは複数のプロセッサとを備える、測定デバイス。
JP2021552891A 2019-03-28 2019-03-28 非同期デバイスおよび時間フレーム構造なしのデバイスにおける信号検出のためのシステムおよび方法 Active JP7293383B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2019/080104 WO2020191713A1 (en) 2019-03-28 2019-03-28 System and method for signal detection at asynchronous devices and devices without a time frame structure

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022523239A JP2022523239A (ja) 2022-04-21
JP7293383B2 true JP7293383B2 (ja) 2023-06-19

Family

ID=72610863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021552891A Active JP7293383B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 非同期デバイスおよび時間フレーム構造なしのデバイスにおける信号検出のためのシステムおよび方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US11864146B2 (ja)
EP (1) EP3911966A4 (ja)
JP (1) JP7293383B2 (ja)
CN (1) CN113227819A (ja)
BR (1) BR112021018909A2 (ja)
CA (1) CA3128910A1 (ja)
WO (1) WO2020191713A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11671970B2 (en) * 2019-08-07 2023-06-06 Qualcomm Incorporated LCP restriction enhancement
US11765682B2 (en) * 2020-01-31 2023-09-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for NR UE-based relative positioning scheme

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100667562B1 (ko) * 2005-05-19 2007-01-11 주식회사 에이로직스 와이브로 네트워크에서의 단말 위치 측정 방법 및 그 장치,이를 포함한 중계기
US8150421B2 (en) * 2005-12-30 2012-04-03 Trueposition, Inc. User plane uplink time difference of arrival (U-TDOA)
MX2010006989A (es) * 2007-12-20 2010-08-12 Research In Motion Ltd Equipos y metodos para sincronizacion cronometrada de enlace ascendente.
US8606336B2 (en) * 2008-03-20 2013-12-10 Blackberry Limited System and method for uplink timing synchronization in conjunction with discontinuous reception
US8249622B2 (en) * 2008-11-26 2012-08-21 Andrew, Llc System and method for multiple range estimation location
EP2462461A1 (en) * 2009-08-05 2012-06-13 Andrew LLC System and method for hybrid location in an lte network
US8526391B2 (en) * 2010-07-23 2013-09-03 Trueposition, Inc. Network based location of mobile transmitters
US8331955B2 (en) 2010-12-28 2012-12-11 Trueposition, Inc. Robust downlink frame synchronization schemes in CDMA wireless networks for geo-location
CN102624466B (zh) * 2011-01-26 2015-04-29 高通股份有限公司 从td-scdma系统执行tdd-lte系统中的参考信号测量的方法和装置
KR102073027B1 (ko) 2011-04-05 2020-02-04 삼성전자 주식회사 반송파 집적 기술을 사용하는 무선통신시스템에서 복수 개의 타임 정렬 타이머 운용 방법 및 장치
EP2692183B1 (en) * 2011-03-31 2016-08-31 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Methods and arrangements for estimating timing offset differences in a cellular network
WO2013035974A1 (en) * 2011-09-07 2013-03-14 Lg Electronics Inc. Method for transmitting uplink signals from a user equipment to a base station in a wireless communication system and method for the same
US20140323152A1 (en) * 2011-11-21 2014-10-30 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and apparatus for relative timing measurements
US8970432B2 (en) * 2011-11-28 2015-03-03 At&T Mobility Ii Llc Femtocell calibration for timing based locating systems
CN102573060A (zh) * 2012-02-22 2012-07-11 电信科学技术研究院 一种传输定位信息的方法和设备
EP2837230B1 (en) * 2012-04-09 2020-06-03 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Managing uncertain measurement occasions
US9597016B2 (en) * 2012-04-27 2017-03-21 The Curators Of The University Of Missouri Activity analysis, fall detection and risk assessment systems and methods
US9918181B2 (en) * 2012-06-26 2018-03-13 Lg Electronics Inc. Synchronization method and synchronization apparatus for D2D communication in wireless communication system
CN104583803B (zh) * 2012-08-13 2018-01-19 瑞典爱立信有限公司 用发送定时调整信息来增强定位
US9509475B2 (en) * 2012-09-09 2016-11-29 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting and receiving data
US9386469B2 (en) * 2012-10-01 2016-07-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for RF performance metric estimation
US10588107B2 (en) * 2012-10-26 2020-03-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Methods of positioning in a system comprising measuring nodes with multiple receiving points
US9325480B2 (en) * 2013-07-10 2016-04-26 Google Technology Holdings LLC Methods and device for performing device-to-device communication
KR102194929B1 (ko) * 2013-07-22 2020-12-24 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 단말 간 직접 통신을 통한 단말 간 거리 측정 방법 및 이를 위한 장치
US9698962B2 (en) 2014-05-13 2017-07-04 Qualcomm Incorporated Timing advance techniques for large cells
US20170288897A1 (en) * 2014-08-29 2017-10-05 Lg Electronics Inc. Method and user equipment for performing measurement to support positioning, method and positioning server for supporting positioning, and base station for supporting positioning
EP3222078B1 (en) 2014-11-18 2021-02-17 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method, network node, program product and carrier medium arrangement for determining unsynchronised or synchronised dual connectivity mode of a user equipment
JP6639650B2 (ja) * 2015-08-25 2020-02-05 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信システムにおいて位置決定のための参照信号の受信又は送信方法、及びそのための装置
WO2017140591A1 (en) * 2016-02-15 2017-08-24 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Downlink time tracking in a nb-lot device with reduced sampling rate
US10736113B2 (en) * 2016-02-16 2020-08-04 Qualcomm Incorporated Positioning signal techniques for narrowband devices
US10356800B2 (en) * 2016-05-09 2019-07-16 Qualcomm Incorporated Scalable numerology with symbol boundary alignment for uniform and non-uniform symbol duration in wireless communication
US10505597B2 (en) * 2016-05-09 2019-12-10 Qualcomm Incorporated Reference signals and link adaptation for massive MIMO

Non-Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
3GPP,3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Stage 2 functional specification of User Equipment (UE) positioning in E-UTRAN (Release 15),3GPP TS 36.305 V15.2.0,2019年01月13日,64,65頁
CATT,NR RAT-dependent UL Positioning[online],3GPP TSG RAN WG1 adhoc_NR_AH_1901 R1-1900311,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_AH/NR_AH_1901/Docs/R1-1900311.zip>,2019年01月12日
Ericsson,RAT dependent NR positioning solutions[online],3GPP TSG RAN WG1 #95 R1-1813592,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_95/Docs/R1-1813592.zip>,2018年11月02日
Huawei, HiSilicon,Remaining issues on UL-based positioning,R1- 1901575, 3GPP TSG RAN WG1 #96,2019年02月15日,http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_96/Docs/R1-1901575.zip
Technical Specification Group Radio Access Network;Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN)[online],3GPP TSG-RAN WG3#78 R3-122938,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG3_Iu/TSGR3_78/Docs/R3-122938.zip>,2012年11月29日,16,19,20頁

Also Published As

Publication number Publication date
CA3128910A1 (en) 2020-10-01
US20210227484A1 (en) 2021-07-22
US20240172160A1 (en) 2024-05-23
BR112021018909A2 (pt) 2021-11-30
WO2020191713A1 (en) 2020-10-01
EP3911966A4 (en) 2022-11-30
US11864146B2 (en) 2024-01-02
CN113227819A (zh) 2021-08-06
EP3911966A1 (en) 2021-11-24
JP2022523239A (ja) 2022-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11696336B2 (en) System and method for random access communications
CN114884638B (zh) 用于多波束随机接入的方法及对应的无线设备
US11140707B2 (en) Time resource assignment signaling mechanism for MSG3 transmission
JP7140878B2 (ja) 端末装置、基地局装置、通信方法および集積回路
RU2741567C1 (ru) Механизм сигнализации назначения временных ресурсов для передачи сообщения msg3
CN108495370B (zh) 涉及灵活子帧操作期间的系统信息获取的方法和节点
RU2694015C1 (ru) Беспроводное устройство, узел сети радиосвязи и осуществляемый в них способ управления передачей сигналов в сети беспроводной связи
US20190364520A1 (en) Adapting between synchronous and asynchronous operations based on numerology
US20240172160A1 (en) Solutions to timing reference for detection and report of ul rsat asynch nodes or nodes without a time frame structure
TW201931891A (zh) 接收訊號強度指示測量之方法及其使用者設備
JP2020518188A (ja) 端末、ネットワーク装置、および方法
JP2023536913A (ja) 物理アップリンク共有チャネル上のMsg3送信およびMsgA送信のカバレッジ拡張
WO2022000162A1 (en) Methods and systems for reference signaling in wireless communication networks
EP3454487A1 (en) User terminal and wireless communication method
JP2023533647A (ja) 方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210913

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7293383

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150