JP7291779B2 - 情報生成装置、及び制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報生成装置、及び制御システムに関する。
従来、ユーザ装置におけるユーザの操作履歴に基づいて、ユーザの操作を補助する補助情報を提示するサービスが普及している。ユーザの操作には、表示装置に表示される画面内の項目に対して文字列を入力するユーザの入力操作、及び画面内の複数の項目から何れかの項目を選択するユーザの選択操作が含まれる。例えば、特許文献1には、ユーザの操作パターンを分析して困惑状態と判定された場合に、操作方法の補助情報を提供することが開示されている。
特開2016―57854号公報
しかしながら、上述した従来技術では、ユーザの意識が画面に集中している場合に補助情報を提供すると、ユーザ集中がそがれるという問題があった。
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様にかかる情報生成装置は、表示装置に表示される画面の種別ごとに前記表示装置に表示された画面の表示時間の第1統計値を算出することにより、複数種別の画面にそれぞれ対応する複数の第1統計値を生成する第1統計処理部と、前記画面の種別ごとに、前記複数の第1統計値のうち当該種別の画面について算出された第1統計値に基づいて、ユーザの意識が当該種別の画面に集中しているかを判定する第1判定部と、前記複数種別の画面のうち、前記第1判定部による、対応する判定結果が肯定となる画面の種別を識別する画面識別情報を含むリストを生成する生成部と、を備える。
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様にかかる制御システムは、前記情報生成装置と、各々が表示装置を備え、前記情報生成装置と通信可能な複数の情報処理装置と、を備える制御システムであって、前記複数の情報処理装置の各々は、前記情報生成装置から前記リストを取得する取得部と、前記表示装置に表示されている画面の種別を示す画面識別情報が前記リストに含まれる場合、前記ユーザの操作を補助する補助情報を前記ユーザに提供しないと決定し、前記表示装置に表示されている画面の種別を示す画面識別情報が前記リストに含まれない場合、前記操作の状況に応じて前記補助情報を前記ユーザに提供すると決定する決定部と、前記決定部が前記補助情報を前記ユーザに提供すると決定した場合、前記補助情報に基づく画像を前記表示装置に表示させる表示制御部と、を備える。
本発明によれば、ユーザの意識が画面に集中している場合に、補助情報を提供することを低減することができる。
本発明の第1実施形態にかかる制御システム1の全体構成を示すブロック図である。 制御システム1の構成を例示する図である。 操作ログ142の一部の記憶内容の一例を示す図である。 図3Aの続きを示す図である。 除外リストELの記憶内容の一例を示す図である。 補助情報HIの記憶内容の一例を示す図である。 制御システム1の機能の概要を示す図である。 アプリケーションの種別数の平均値の特定の一例を示す図である。 操作回数の統計値の特定の一例を示す図である。 除外リスト生成処理を示すフローチャートを示す図である。 補助情報提供処理を示すフローチャートを示す図である。 第2実施形態にかかるサーバ装置10の構成を例示する図である。 除外リストELaの記憶内容の一例を示す図である。 第3実施形態にかかるサーバ装置10の構成を例示する図である。 第3実施形態における除外リスト生成処理を示すフローチャートを示す図(その1)である。 第3実施形態における除外リスト生成処理を示すフローチャートを示す図(その2)である。 第4実施形態にかかるユーザ装置20_xの構成を例示する図である。 第5実施形態にかかるユーザ装置20_xの構成を例示する図である。 第1変形例における補助情報提供処理を示すフローチャートを示す図である。
1.第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態にかかる制御システム1の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、制御システム1は、サーバ装置10と、ユーザU_1~U_mがそれぞれ所持するユーザ装置20_1~20_m(mは2以上の整数)と、ネットワークNWとを備える。サーバ装置10が、「情報生成装置」の一例である。ユーザ装置20が、「情報処理装置」の一例である。
以下の説明では、同種の要素を区別する場合には、ユーザ装置20_1、ユーザ装置20_2、ユーザU_1、ユーザU_2のような参照符号を使用する。一方、同種の要素の区別が不要な場合には、即ち、任意の要素を示す場合には、ユーザ装置20、ユーザUのように、添え字を省略する。
サーバ装置10は、ユーザ装置20上で動作するアプリケーションソフトウェアを実行した場合、ユーザUの操作を補助する補助情報をユーザUに提供するか否かを制御する。アプリケーションは、「ソフトウェア」の一例である。アプリケーションは、アプリケーションが動作するOS(Operating System)によっては、例えば、「パッケージ」と称されることがある。同様に、アプリケーションが管理する画面は、「アクティビティ」と称されることがある。
補助情報は、例えば、ユーザUがアプリケーションの操作方法に困惑している場合に参考となる情報である。具体的には、補助情報は、操作方法の具体的な説明を示す文字情報又は画像情報である。
ユーザ装置20は、例えば、スマートフォン又はタブレット端末等の可搬型の端末装置である。ただし、ユーザ装置20としては、任意の情報処理装置を採用することができ、例えば、パーソナルコンピュータ等の端末型の情報機器であってもよい。
図2は、制御システム1の構成を例示する図である。図2では、ユーザ装置20_1~20_mのうちのユーザ装置20_1を代表として表示してある。サーバ装置10は、処理装置12、記憶装置14、及び、通信装置16を備える。処理装置12、記憶装置14、及び、通信装置16は、情報を通信するための複数のバス19により相互にアクセス可能である。バス19は、単一のバスによって構成されてもよい。装置間において異なる複数のバスが用いられてもよい。
処理装置12は、サーバ装置10の全体を制御するプロセッサであり、例えば単数又は複数のチップで構成される。処理装置12は、例えば、周辺装置とのインタフェース、演算装置及びレジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成される。なお、処理装置12の機能の一部又は全部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現してもよい。処理装置12は、各種の処理を並列的又は逐次的に実行する。
記憶装置14は、処理装置12が読取可能な記録媒体であり、処理装置12が実行する制御プログラムPR1を含む複数のプログラム、処理装置12が使用する各種のデータ、操作ログ142、及び、第1実施形態における処理装置12によって生成される除外リストELを記憶する。記憶装置14は、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の記憶回路の1種類以上で構成される。
図3Aは、操作ログ142の一部の記憶内容の一例を示す図である。図3Bは、図3Aの続きを示す図である。より詳細には、図3Bは、図3Aでは示さなかった操作ログ142の残余の記憶内容の一例を示す図である。操作ログ142は、所定期間、例えば1時間における、ユーザ装置20_1からユーザ装置20_mまでのそれぞれの画面の表示時間を示す。図3A及び図3Bに示す操作ログ142は、レコード1421-1~レコード1421-12を有する。図3A及び図3Bに示される操作ログ142は、発生した操作ごとに、装置ID(IDentifier)、日時、操作種別、アプリケーションの種別(アプリケーション名)、及び画面種別(画面名)が互いに対応付けられたレコード(組)を有する情報である。
端末IDは、ユーザ装置20_1から20_mの中から、操作が発生したユーザ装置20を識別する識別情報である。識別情報は、例えば、UID(User IDentifier)、MAC(Media Access Control)アドレス、加入者認証モジュール(SIM:Subscriber Identity Module)に記録されたIMSI(International Mobile Subscriber Identity)、又はユーザID等である。UIDは、サービスを提供する事業者が、ユーザごとに割り当てたIDである。第1実施形態では、説明の簡略化のため、端末IDを、ユーザ装置20の添え字を用いて示す。
日時は、操作が発生した日時を示す。操作種別は、発生した操作の種別を示す。操作種別には、フォアグラウンドとバックグラウンドとがある。フォアグラウンドが発生した日時からバックグラウンドが発生した日時までが、画面の表示時間である。アプリケーション名は、操作が発生したアプリケーションの名称である。画面名は、画面の名称である。画面名は、画面と1対1で対応している。
前述のOSにおいて、アプリケーション名は、互いに異なるアプリケーションであっても同一の名称となる場合がある。一方、パッケージの名称は、アプリケーションを一意に識別する識別子である。従って、パッケージの名称は、「ソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報」の一例である。ただし、以下では、説明を容易にするため、互いに異なるアプリケーションであればアプリケーション名も互いに異なる前提であるとして説明する。また、アプリケーションを一意に識別する識別子が、アプリケーション名であるとして説明する。画面名は、「画面の種別を識別する画面識別情報」の一例である。以下の記載では、画面の種別を、単に「画面名」と称する。
図3A及び図3Bに示す操作ログ142は、1)メールアプリケーションが管理するメール作成画面、2)電話アプリケーションが管理する通話画面及び3)ダイヤルパッド画面、4)ホームアプリケーションが管理するホーム画面、5)動画再生アプリケーションが管理する動作再生画面、並びに、6)音楽再生アプリケーションが管理する音楽再生画面という6個の画面名を示す。
図4は、除外リストELの記憶内容の一例を示す図である。除外リストELは、補助情報HIがユーザUに提供されない画面名を示す。図4に示す除外リストELは、互いに対応付けられたアプリケーション名及び画面名が記録されたデータである。図4に示す除外リストELは、レコードEL1-1を有する。レコードEL-1の例では、メールアプリケーションが管理するメール作成画面において、補助情報HIがユーザUに提供されないことを示す。
説明を図2に戻す。通信装置16は、移動体通信網又はインターネット等のネットワークNWを介して他の装置と通信する機器である。通信装置16は、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード又は通信モジュールとも表記される。通信装置16は、ネットワークNWを介して、例えば、ユーザ装置20と通信可能である。
ユーザ装置20は、処理装置22、記憶装置24、表示装置26、操作装置27、及び、通信装置28を備える。処理装置22、記憶装置24、表示装置26、操作装置27、及び、通信装置28は、情報を通信するための1又は複数のバス29により相互にアクセス可能である。複数のバス29は、単一のバスであってもよい。装置間において異なる複数のバスが用いられてもよい。
処理装置22は、ユーザ装置20の全体を制御するプロセッサであり、例えば単数又は複数のチップで構成される。処理装置22は、例えば、周辺装置とのインタフェース、演算装置及びレジスタ等を含む中央処理装置によって構成される。なお、処理装置22の機能の一部又は全部を、DSP、ASIC、PLD、FPGA等のハードウェアによって実現してもよい。処理装置22は、各種の処理を並列的又は逐次的に実行する。
記憶装置24は、処理装置22が読取可能な記録媒体である。記憶装置24は、処理装置22が実行する制御プログラムPR2を含む複数のプログラム、操作ログ142_1、除外リストEL、及び処理装置22が使用する各種のデータを記憶する。記憶装置24は、例えば、ROM、EPROM、EEPROM、RAM等の記憶回路の1種類上によって構成される。
操作ログ142_1は、ユーザ装置20_1における画面の表示時間を示す。この画面は、プログラムモジュールによって表示装置26に表示される。プログラムモジュールは、記憶装置24に記憶されるプログラムの一部である。プログラムモジュールは、まとまりのある機能を有する。画面を表示装置26に表示させるプログラムモジュールは、例えば、「アクティビティクラス」と称されることがある。
図3A及び図3Bに示した操作ログ142を用いると、操作ログ142_1は、レコード1421-1~9と同一の内容のレコードが記憶されている。除外リストELは、サーバ装置10から受信された情報である。補助情報HIは、ユーザUの操作を補助する情報であり、ユーザUの操作の状況に応じて提供される。
図5は、補助情報HIの記憶内容の一例を示す図である。図5に示す補助情報HIは、電話アプリケーションが管理するダイヤルパッド画面の操作方法のヒントを示す。
説明を図2に戻す。表示装置26は、処理装置22による制御のもとで各種の画像を表示する。例えば液晶表示パネル、又は有機EL(Electro Luminescence)表示パネル等の各種の表示パネルが表示装置26として好適に利用される。
操作装置27は、ユーザ装置20が使用する情報を受け付けるための機器である。操作装置27は、利用者による操作を受け付ける。具体的には、操作装置27は、符号(数字及び文字等)を入力するための操作と、表示装置26が表示するアイコンを選択するための操作とを受け付ける。例えば、表示装置26の表示面に対するユーザの指の接触を検出するタッチパネルが操作装置27として好適である。以下の説明では、操作装置27は、タッチパネルであるとする。なお、利用者が操作可能な操作子を操作装置27が含んでもよい。操作子は、例えば、タッチペンである。
通信装置28は、移動体通信網又はインターネット等のネットワークNWを介して他の装置と通信する機器である。通信装置28は、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード又は通信モジュールとも表記される。通信装置28は、ネットワークNWを介して、例えば、サーバ装置10と通信可能である。
1.1.第1実施形態の機能
処理装置12は、記憶装置14から制御プログラムPR1を読み取り、制御プログラムPR1を実行することによって、ログ取得部122、第1統計処理部124、第1判定部126、除外リスト生成部128、及び、通信制御部129として機能する。同様に、処理装置22は、記憶装置24から制御プログラムPR2を実行することによって、除外リスト取得部222、決定部226、及び、表示制御部228として機能する。なお、除外リスト生成部128は、「生成部」の一例である。また、除外リスト取得部222は、「取得部」の一例である。
図6を用いて、処理装置12及び処理装置22によって実現される機能について説明する。
図6は、制御システム1の機能の概要を示す図である。図6では、図示の簡略化のため、ユーザ装置20_1~ユーザ装置20_mのうち、ユーザ装置20_1及びユーザ装置20_2を代表として表示してある。
ログ取得部122は、それぞれのユーザ装置20_1~20_mから、操作ログ142を取得する。図6の例では、ログ取得部122は、ユーザ装置20_1から操作ログ142_1を取得し、ユーザ装置20_2から操作ログ142_2を取得する。
第1統計処理部124は、操作ログ142に基づいて、画面名ごとに画面の表示時間の統計値を算出する。表示時間の統計値は、画面の表示時間の特徴を要約した数値である。表示時間の統計値は、例えば、平均値、中央値、又は、平均値に標準偏差の2倍の値を加算することで得られた値である。第1統計処理部124は、例えば、画面の表示時間から表示時間の平均値を算出する。又は、同じ画面が異なるタイミングにおいて表示されたとき、第1統計処理部124は、あるタイミングにおける画面の表示時間の長さと、もう一つのタイミングにおける画面の表示時間の長さを互いに比較することにより、表示時間の中央値を特定してもよい。以下の説明では、表示時間の統計値が、表示時間の平均値であるとして説明する。
図6の例では、第1統計処理部124は、例えば、メールアプリケーションが管理するメール作成画面の表示時間の平均値、電話アプリケーションが管理する通話画面の表示時間の平均値、音楽再生アプリケーションが管理する音楽再生画面の表示時間の平均値をそれぞれ算出する。
第1判定部126は、画面名ごとに算出された表示時間の平均値に基づいて、画面名ごとにユーザUの意識が画面に集中しているかを判定する。第1判定部126は、以下の6つの態様の何れかを取り得る。
第1判定部126の第1の態様において、第1判定部126は、表示時間の平均値が所定値を超えた画面名を、ユーザUの意識が集中している画面の画面名であると判定する。所定値は、例えば、以下に示す2つの態様がある。所定値の第1態様は、固定値である。所定値の第2態様は、複数の画面の表示時間の平均値に基づいて決定した値である。複数の画面の表示時間の平均値は、例えば、全画面の表示時間の平均値である。また、所定値を決定するために用いない画面を予め決めておいてもよい。
第1判定部126の第2の態様において、第1判定部126は、表示時間の平均値の大きい順から上位所定個の画面名を、ユーザの意識が集中している画面の画面名であると判定する。
第1判定部126の第3態様では、第1統計処理部124は、画面名ごとに、画面が表示された時刻を含む単位期間内において起動されたアプリケーションの種別数の統計値を特定する。起動されたアプリケーションの種別数の統計値は、起動されたアプリケーションの種別数の平均値又は中央値である。以下の説明では、起動されたアプリケーションの種別数の統計値が、起動されたアプリケーションの種別数の平均値であるとして説明する。画面が表示された時刻を含む単位期間は、より詳細には、画面が表示された開始時刻から終了時刻までの期間における何れかの時刻を含む時間である。単位期間は、どのような長さを持っていてもよく、例えば、10分又は1時間等である。
図7は、アプリケーションの種別数の平均値の特定の一例を示す図である。図7に示す例では、10:00:00から11:00:00までの単位期間1と、11:00:00から12:00:00までの単位期間2とについて、あるユーザ装置20における画面の表示時間を示す。図7では、ユーザ装置20は、10:00:00から12:00:00までの期間に、画面名として画面A、画面B、画面C、画面D、及び、画面Eを表示したとことを想定する。説明の簡略化のため、画面A、画面B、画面C、画面D、及び、画面Eは、互いに異なるアプリケーションによって管理されているとする。また、画面A、画面B、画面C、画面D、及び、画面Eが表示される場合に、それぞれの画面を管理するアプリケーションが起動しているとする。
単位期間1では、ユーザ装置20は、画面A及び画面Bを表示しており、単位期間2では、ユーザ装置20は、画面A、画面C、画面D、及び画面Eを表示している。第1統計処理部124は、画面A及び画面Bが表示されている時刻を含む単位期間1において、起動されたアプリケーションの種別数を、2と算出する。同様に、第1統計処理部124は、画面A、画面C、画面D、及び画面Eが表示されている時刻を含む単位期間2において、起動されたアプリケーションの種別数を、4と算出する。単位期間1および2において画面Aが表示されたので、単位期間1における起動されたアプリケーションの種別数が2であり、単位期間2における起動されたアプリケーションの種別数が4である。このため、第1統計処理部124は、起動されたアプリケーションの種別数の平均値を、3と算出する。同様に、単位期間1においてのみ、画面Bが表示されたので、単位期間1における起動されたアプリケーションの種別数が2である。このため、第1統計処理部124は、起動されたアプリケーションの種別数の平均値を、2と算出する。同様に、画面C、画面D、及び画面Eについて、単位期間2における起動されたアプリケーションの種別数が4であるため、第1統計処理部124は、起動されたアプリケーションの種別数の平均値を、4と算出する。
説明を図2に戻す。第1判定部126の第3の態様において、第1判定部126は、画面名ごとの表示時間の平均値、及び、画面名ごとに起動されたアプリケーションの種別数に基づいて、画面名ごとにユーザUの意識が画面に集中しているか否かを判定する。判定方法は、例えば、以下に示す2つの方法がある。第1の方法において、第1判定部126は、表示時間の平均値が所定値を上回り、かつ、起動されたアプリケーションの種別数の平均値が所定値未満である場合、ユーザの意識が集中している画面の画面名であると判定する。第2の方法において、第1判定部126は、表示時間の平均値の大きい順から上位所定個の画面名のうち、起動されたアプリケーションの種別数の平均値が所定値未満である画面の種別を、ユーザの意識が集中している画面の種別であると判定する。
第1判定部126の第4の態様では、第1統計処理部124は、画面名ごとに、画面の表示時間を含む単位期間内におけるユーザUの操作回数の統計値を特定する。ユーザUの操作回数は、例えば、ユーザUがタッチパネルをタップした回数、及び、ユーザUがタッチパネルをフリックした回数である。操作回数の統計値は、例えば、操作回数の平均値又は中央値である。以下の説明では、操作回数の統計値が、操作回数の平均値として説明する。
図8は、操作回数の統計値の特定の一例を示す図である。図8に示す例では、図7の例において、単位期間1の操作回数と、単位期間2の操作回数とを示す。単位期間1では、ユーザUの操作回数は600回であり、単位期間2では、ユーザUの操作回数は200回であるとする。さらに、操作回数の統計値を、起動されたアプリケーションの種別数の平均値とする。
第1統計処理部124は、画面Aについて、単位期間1における操作回数が600回、単位期間2における操作回数が200回であるため、操作回数の平均値を、400回と算出する。同様に、第1統計処理部124は、画面Bについて、単位期間1における操作回数が600回であるため、操作回数の平均値を、600回と算出する。同様に、第1統計処理部124は、画面C、画面D、及び画面Eについて、単位期間2における操作回数が200回であるため、操作回数の平均値を、200回と算出する。
説明を図2に戻す。第1判定部126の第4の態様において、第1判定部126は、画面名ごとの表示時間の平均値、及び画面名ごとの操作回数に基づいて、画面名ごとにユーザの意識が画面に集中しているか否かを判定する。判定方法は、例えば、以下に示す2つの方法がある。第1の方法において、第1判定部126は、表示時間の平均値が所定値を上回り、かつ、操作回数が所定値以上である場合、当該画面が、ユーザの意識が集中している画面の画面名であると判定する。第2の方法において、第1判定部126は、表示時間の平均値の大きい順から上位所定個の画面名のうち、操作回数が所定値以上である画面名を、ユーザの意識が集中している画面の画面名であると判定する。
第1判定部126の第5の態様において、第1判定部126は、画面名ごとに、画面が表示された時刻を含む単位期間内において呼び出された動画ライブラリ又は静止画ライブラリの呼び出し回数の統計値を算出する。動画ライブラリは、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式でエンコードされた動画情報を、デコードするライブラリである。静止画ライブラリは、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、GIF(Graphics Interchange Format)、又は、PNG(Portable Network Graphics)形式でエンコードされた静止画情報を、デコードするライブラリである。例えば、アプリケーションは、エンコードされた動画情報を受け付けた場合、動画ライブラリを呼び出して、デコードされた動画情報を取得する。
そして、第1判定部126は、画面名ごとの表示時間の統計値、及び、画面名ごとの動画ライブラリ又は静止画ライブラリの呼び出し回数の統計値に基づいて、画面名ごとにユーザの意識が画面に集中しているか否かを判定する。判定方法は、例えば、以下に示す2つの方法がある。第1の方法において、第1判定部126は、表示時間の平均値が所定値を上回り、かつ、呼び出し回数が所定値以上である場合、ユーザの意識が画面に集中している画面の画面名であると判定する。第2の方法において、第1判定部126は、表示時間の平均値の大きい順から上位所定個の画面名のうち、呼び出し回数が所定値以上である画面名を、ユーザの意識が集中している画面の画面名であると判定する。
第1判定部126の第6の態様は、第1判定部126の第1の態様から第5の態様の組み合わせである。例えば、第3の態様と第4の態様とを組み合わせた例として、第1判定部126は、表示時間の統計値が所定値を上回り、起動されたアプリケーションの種別数の平均値が所定値未満であり、かつ、呼び出し回数が所定値以上である場合、ユーザの意識が集中している画面の画面名であると判定する。
以下では、第1実施形態では、第1判定部126は第1の態様により、ユーザUの意識が集中している画面の画面名であると判定するとして説明する。
図6の例では、第1判定部126は、画面名ごとに算出された表示時間の平均値に基づいて、メールアプリケーションが管理するメール作成画面、及び、動画再生アプリケーションが管理する動画再生画面を、ユーザUが集中している画面の画面名であると判定する。
除外リスト生成部128は、除外リストELを生成する。除外リストELは、第1判定部126の判定結果が肯定となる画面名を含む。図6の例では、除外リスト生成部128は、メールアプリケーションが管理するメール作成画面の画面名「メール作成画面」、及び、動画再生アプリケーションが管理する動画再生画面の画面名「動作再生画面」を含む除外リストELを生成する。
通信制御部129は、除外リスト生成部128が生成した除外リストELを、ユーザ装置20に送信する。
除外リスト取得部222は、サーバ装置10から除外リストELを取得する。図6の例では、ユーザ装置20_1及びユーザ装置20_2の除外リスト取得部222は、サーバ装置10から除外リストELを取得する。
決定部226は、表示装置26に表示されている画面(画面名)が、除外リストELに含まれる場合、補助情報HIをユーザUに提供しないと決定する。一方、決定部226は、表示装置26に表示されている画面(画面名)が、除外リストELに含まれない場合、操作の状況に応じて補助情報HIをユーザUに提供すると決定する。操作の状況を示す情報は、例えば、後述するbag-of-words特徴量である。図6の例では、ユーザ装置20_1の表示装置26には、メールアプリケーションが管理するメール作成画面が表示されており、除外リストELには、「メール作成画面」が含まれている。従って、ユーザ装置20_1の決定部226は、補助情報HIをユーザに提供しないと決定する。一方、ユーザ装置20_2の表示装置26には、動画再生アプリケーションが管理するダイヤルパッド画面が表示されており、除外リストELには、「ダイヤルパッド画面」は含まれていない。従って、ユーザ装置20_2の決定部226は、補助情報HIを、ユーザU_2の操作の状況に応じて補助情報HIをユーザUに提供すると決定する。
表示制御部228は、補助情報HIに基づく画像を表示装置26に表示させる。例えば、ユーザ装置20_2の表示制御部228は、補助情報HIに基づく画像を表示装置26に表示させる。
1.2.第1実施形態の動作
次に、制御システム1が実施する処理について、図9及び図10を用いて説明する。サーバ装置10は、図9に示す除外リスト生成処理を実行する。ユーザ装置20は、図10に示す補助情報提供処理を実行する。
図9は、除外リスト生成処理を示すフローチャートである。サーバ装置10は、全ユーザの操作ログ142を、各ユーザ装置20_1~20_mから取得する(ステップS1)。次に、サーバ装置10は、各操作ログ142から、同一装置IDにおいて、操作種別がフォアグラウンド、バックグラウンドの順に連続するレコードの組を抽出する(ステップS2)。図3A及び図3Bの例を用いると、レコード1421-1及びレコード1421-2の組、レコード1421-3及びレコード1421-4の組、並びに、レコード1421-5及びレコード1421-6の組が、フォアグラウンド、バックグラウンドの順に連続している。
そして、サーバ装置10は、抽出したレコードの組から、画面の表示時間を算出する(ステップS3)。図3A及び図3Bの例では、サーバ装置10は、レコード1421-1及びレコード1421-2の組から、1回目のメール作成画面の表示時間を、2016年8月1日10時0分20秒から2016年8月1日10時0分00秒を減算することにより、20秒間と算出する。同様に、サーバ装置10は、レコード1421-3及びレコード1421-4の組から、1回目の通話画面の表示時間を、40秒間と算出する。同様に、サーバ装置10は、レコード1421-5及びレコード1421-6の組から、2回目のメール作成画面の表示時間を、4分間と算出する。
次に、サーバ装置10は、画面名ごとに画面の表示時間の平均値を算出する(ステップS4)。図3A及び図3Bの例では、サーバ装置10は、メール作成画面の表示時間の平均値を、20秒間と4分間の平均値である2分10秒間と算出する。
そして、サーバ装置10は、操作ログ142に出現する画面名のうち、選択されていない画面名を選択し(ステップS5)、選択した画面名に該当する画面の表示時間の平均値が所定値を超えたか否かを判定する(ステップS6)。ステップS6の判定結果が肯定の場合、サーバ装置10は、選択した画面名を、除外リストELに追加する(ステップS7)。ステップS7の処理の終了後、又は、ステップS6の判定結果が否定の場合、サーバ装置10は、全ての画面名を選択したか否かを判定する(ステップS8)。ステップS8の判定結果が否定の場合、すなわちまだ選択していない画面名がある場合、サーバ装置10は、処理をステップS5に戻す。一方、ステップS8の判定結果が肯定の場合、サーバ装置10は、除外リストELを、各ユーザ装置20_1~20_mに送信する(ステップS9)。なお、除外リストELの内容は、複数のユーザ装置20間で共通である。ステップS9の処理終了後、サーバ装置10は、図9に示す一連の処理を終了する。
図10は、補助情報提供処理を示すフローチャートである。ユーザ装置20_xは、補助情報提供処理を、定期的に、又は、特定のアプリケーションを起動したときに実施する。xは、1からmまでの整数である。定期的とは、どのような時間間隔でもよく、例えば、10秒である。
ユーザ装置20_xは、操作ログ142_xから、現在フォアグラウンドの画面名を特定する(ステップS11)。具体的には、ユーザ装置20_xは、操作ログ142_xのうち、日時が最も新しいレコードの画面名を取得することにより、現在フォアグラウンドの画面名を特定する。
次に、ユーザ装置20_xは、取得した画面名が除外リストELに含まれるか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12の判定結果が否定の場合、ユーザ装置20_xは、図10に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS12の判定結果が肯定の場合、ユーザ装置20_xは、操作ログ142_xから、bag-of-words特徴量を抽出する(ステップS13)。bag-of-wordsは、ある文書における単語の出現回数を単語単位で計数するアルゴリズムである。単語ごとに当該出現回数を比較することにより、複数の文書間の類似性を測定することができる。bag-of-words特徴量は、単語ごとに計数された単語の出現回数である。ステップS13の処理において、ユーザ装置20_xは、画面名を一つの単語とみなして、画面名ごとに該当する画面の出現回数を計数する。
次に、ユーザ装置20_xは、予め訓練した推論モデルに、抽出したbag-of-words特徴量を入力し、推論モデルの出力として、ユーザU_xが困惑しているか否かを示す判定結果を取得する(ステップS14)。この推論モデルは、ユーザU_xが困惑していることを出力する。さらに、この推論モデルは、困惑している内容を出力する。困惑している内容は、例えば、ある画面の使い方が分からず困惑していることである。
そして、ユーザ装置20_xは、取得した判定結果が、ユーザU_xが困惑していることを示すか否かを判定する(ステップS15)。ステップS15の判定結果が否定の場合、ユーザ装置20_xは、図10に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS15の判定結果が肯定の場合、ユーザ装置20_xは、ユーザU_xが困惑していることに対応する補助情報HIをユーザUに提供すると決定する(ステップS16)。そして、ユーザ装置20_xは、補助情報HIに基づく画像を表示装置26に表示する(ステップS17)。ステップS17の処理終了後、ユーザ装置20_xは、図10に示す一連の処理を終了する。
1.3.第1実施形態の効果
以上説明したように、第1実施形態によれば、情報生成装置(例えば、「サーバ装置」)は、表示装置に表示される画面の種別ごとに前記表示装置に表示された画面の表示時間の第1統計値を算出することにより、複数種別の画面にそれぞれ対応する複数の第1統計値を生成する第1統計処理部と、前記画面の種別ごとに、前記複数の第1統計値のうち当該種別の画面について算出された第1統計値に基づいて、ユーザの意識が当該種別の画面に集中しているかを判定する第1判定部と、前記複数種別の画面のうち、前記第1判定部による、対応する判定結果が肯定となる画面の種別を識別する画面識別情報を含むリスト(例えば、「除外リスト」)を生成する生成部(例えば、「除外リスト生成部」)と、を備える。
具体的には、サーバ装置10は、表示装置26に表示される画面ごとの表示時間の平均値に基づいて、画面ごとにユーザUの意識が画面に集中しているかを判定する。次に、サーバ装置10は、判定結果が肯定となる場合、当該画面をユーザUの操作を補助するための補助情報HIを提供しない画面として特定し、特定した画面名を含む除外リストELを生成する。
一般的に、ユーザの意識が画面に集中している場合には、困惑していることが少ないため、補助情報HIを提供する必要性が低い。そこで、第1実施形態では、ユーザ装置20が除外リストELを用いることにより、表示装置26に表示される画面が、ユーザUの意識が集中する画面か否かを判定できる。従って、ユーザ装置20は、ユーザUの意識が画面に集中している場合に補助情報HIを提供することを低減でき、ユーザUの集中がそがれることを抑制することが可能になる。
また、図10に示すように、表示装置26が現在表示している画面名が、除外リストELに含まれる場合には、ステップS13及びステップS14の処理を実行しなくて済む。このため、ユーザ装置20にかかる負荷が減り、ユーザ装置20のバッテリ消費量を抑えることができる。
また、第1判定部126の第1態様において、前記第1判定部は、前記複数の第1統計値のうち、所定値を超える第1統計値に対応する種別の画面を、前記ユーザの意識が集中している種別の画面であると判定する。
具体的には、第1判定部126は、表示時間の平均値が所定値を超えた画面名を、ユーザUの意識が集中している画面の画面名であると判定する。一般的に、ユーザUの意識が画面に集中している場合、この画面の表示時間が長くなる傾向がある。従って、表示時間の平均値が所定値を超えた画面名を特定することにより、ユーザUの意識が集中している画面の画面名を特定することが可能になる。
また、第1判定部126の第3の態様において、第1統計処理部は、前記画面の種別ごとに、当該種別の画面が表示された時刻を含む1又は複数の単位期間を特定し、当該特定した各単位期間内において起動されたソフトウェアの種別数に基づいて第3統計値を算出することにより、前記複数種別の画面にそれぞれ対応する複数の第3統計値を生成する。前記第1判定部は、画面の種別ごとに、対応する第1統計値及び第3統計値に基づいて、前記ユーザの意識が当該種別の画面に集中しているか否かを判定する。
具体的には、第1判定部126は、画面名ごとの表示時間の平均値、及び、画面名ごとの起動されたアプリケーションの種別数に基づいて、画面名ごとにユーザUの意識が画面に集中しているか否かを判定する。一般的に、ユーザUの意識が画面に集中している場合、この画面以外に注意がそがれることが減るため、起動されたアプリケーションの種別数が少なくなる傾向がある。逆に、ユーザUの意識が画面に集中していない場合、換言すれば、ユーザUの意識が散漫している場合、ユーザUは様々なアプリケーションを起動させる傾向がある。従って、第1判定部126が画面名ごとの起動されたアプリケーションの種別数を用いてユーザUの意識が集中しているか否かを判定する。この判定により、画面名ごとの起動されたアプリケーションの種別数を用いない場合と比較して、ユーザUの意識が画面に集中しているか否かの判定精度を向上させることが可能になる。
また、第1判定部126の第4の態様において、前記第1統計処理部は、前記画面の種別ごとに、当該種別の画面が表示された時刻を含む1又は複数の単位期間を特定し、当該特定した各単位期間内における前記ユーザの操作回数に基づいて第4統計値を算出することにより、前記複数種別の画面にそれぞれ対応する複数の第4統計値を生成する。前記第1判定部は、画面の種別ごとに、対応する第1統計値及び第4統計値に基づいて、前記ユーザの意識が当該種別の画面に集中しているか否かを判定する。
具体的には、第1判定部126は、画面名ごとの表示時間の平均値、及び画面名ごとの操作回数に基づいて、画面名ごとにユーザの意識が集中しているか否かを判定する。一般的に、ユーザUの意識が画面に集中している場合、この画面の操作回数が多くなる傾向がある。逆に、ユーザUの意識が散漫している場合、ユーザUの手が止まり、画面の操作回数が減る傾向がある。ユーザUの意識が散漫している場合の例としては、画面の操作方法が不明の場合、又は、テレビを見ながらユーザ装置20を操作している場合がある。従って、第1判定部126が画面名ごとの操作回数を用いてユーザUの意識が画面に集中しているか否かを判定する。この判定により、第1判定部126が画面名ごとの操作回数を用いない場合と比較して、ユーザUの意識が集中しているか否かの判定精度を向上させることが可能になる。
また、第1判定部126の第5の態様において、第1判定部126は、画面名ごとの表示時間の統計値、及び、画面名ごとの動画ライブラリ又は静止画ライブラリの呼び出し回数の統計値に基づいて、画面名ごとにユーザの意識が集中しているか否かを判定する。ユーザUの意識が集中する画面としては、動作再生画面、及び、SNS(Social Networking Service)アプリケーションの投稿画面等がある。一般的に、動作再生画面では、動画ライブラリの呼び出し回数が増える傾向がある。また、投稿画面では、ユーザUが投稿した写真又はイラストの画像を表示するため、動画ライブラリ又は静止画ライブラリの呼び出し回数が増える傾向がある。従って、第1判定部126が画面名ごとの動画ライブラリ又は静止画ライブラリの呼び出し回数を用いてユーザUの意識が画面に集中しているか否かを判定する。この判定により、第1判定部126が画面名ごとの動画ライブラリ又は静止画ライブラリの呼び出し回数を用いない場合と比較して、ユーザUの意識が画面に集中しているか否かの判定精度を向上させることが可能になる。
第1実施形態によれば、制御システムは、情報生成装置と、各々が表示装置を備え、前記情報生成装置と通信可能な複数の情報処理装置(例えば、「ユーザ装置」)と、を備える。前記複数の情報処理装置の各々は、前記情報生成装置から前記リストを取得する取得部と、前記表示装置に表示されている画面の種別を示す画面識別情報が前記リストに含まれる場合、前記ユーザの操作を補助する補助情報を前記ユーザに提供しないと決定し、前記表示装置に表示されている画面の種別を示す画面識別情報が前記リストに含まれない場合、前記操作の状況に応じて前記補助情報を前記ユーザに提供すると決定する決定部と、前記決定部が前記補助情報を前記ユーザに提供すると決定した場合、前記補助情報に基づく画像を前記表示装置に表示させる表示制御部と、を備える。前記制御システムにおいても、ユーザUの意識が集中している画面の画面名を特定することが可能になる。
2.第2実施形態
第1実施形態では、画面名ごとに画面の表示時間の平均値を算出するが、第2実施形態では、さらに、アプリケーションごとに画面の表示時間の平均値を算出する。以下、第2実施形態にかかる制御システム1を説明する。なお、以下に例示する第2実施形態において作用又は機能が第1実施形態と同等である要素については、以上の説明で参照の符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
2.1.第2実施形態の機能
図11は、第2実施形態にかかるサーバ装置10の構成を例示する図である。記憶装置14は、除外リストELの替わりに、除外リストELaを記憶する。除外リストELaは、補助情報HIを提供しない画面名、及び、補助情報HIを提供しないアプリケーション名を示す。
図12は、除外リストELaの記憶内容の一例を示す図である。図12に示される除外リストELaは、レコードELa1-1、及びレコードELa1-2を有する。レコードELa1-1が、補助情報HIを提供しない画面名の一例である。レコードELa1-2が、補助情報HIを提供しないアプリケーション名の一例である。レコードELa1-1は、メールアプリケーションが管理するメール作成画面が、補助情報HIを提供しない画面であることを示す。レコードELa1-2は、文章作成アプリケーションが管理する全ての画面が、補助情報HIを提供しない画面であることを示す。
説明を図11に戻す。処理装置12は、記憶装置14から制御プログラムPR1を読み取り実行することによって、ログ取得部122、第1統計処理部124、第2統計処理部125、第1判定部126、第2判定部127、除外リスト生成部128a、及び、通信制御部129として機能する。
第2統計処理部125は、表示装置26に表示される画面を管理するアプリケーションごとに、画面の表示時間の平均値を特定する。第2判定部127は、アプリケーションごとに特定された表示時間の平均値に基づいて、アプリケーションごとにユーザの意識が画面に集中しているかを判定する。第2判定部127は、第1判定部126の6つの態様の何れかと同様の態様を取り得る。具体的な差異は、第1判定部126における「画面名ごと」が「アプリケーションごと」に置き換わることである。除外リスト生成部128aは、第2判定部127の判定結果が肯定となるアプリケーション名を除外リストELに含ませる。
2.2.第2実施形態の効果
以上説明したように、第2実施形態によれば、第2統計処理部は、前記表示装置に表示される画面を管理するソフトウェアごとに前記表示装置に表示された画面の表示時間の第2統計値を算出することにより、複数のソフトウェアにそれぞれ対応する複数の第2統計値を生成する第2統計処理部と、前記ソフトウェアごとに、前記複数の第2統計値のうち当該ソフトウェアについて算出された第2統計値に基づいて、前記ユーザの意識が当該ソフトウェアに対応する画面に集中しているかを判定する第2判定部を更に備える。前記生成部は、前記複数のソフトウェアのうち、前記第2判定部による、対応する判定結果が肯定となるソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報を前記リストに含ませる。
具体的には、サーバ装置10は、アプリケーションごとに特定された表示時間の平均値に基づいて、アプリケーションごとにユーザの意識が画面に集中しているかを判定し、判定結果が肯定となるアプリケーション名を除外リストELに含める。ユーザ装置20が除外リストELを用いることにより、表示装置26に表示される画面が、ユーザUの意識が集中する画面か否かを判定できる。従って、ユーザ装置20は、アプリケーションが管理する画面にユーザUの意識が画面に集中している場合に補助情報HIを提供することを低減できる。その結果、ユーザの集中がそがれることを抑制することが可能になる。
3.第3実施形態
第3実施形態では、ユーザUの意識が画面に集中していたにも関わらず、何らかの要因によってユーザUの集中が阻害され、ユーザUの意識が同じ画面に再び集中した場合に、外部からの要因の前後の画面の表示時間を合算する。以下、第3実施形態にかかる制御システム1を説明する。なお、以下に例示する第3実施形態において作用又は機能が第1実施形態と同等である要素については、以上の同じ参照符号を流用し、各々の詳細な説明を適宜に省略する。
3.1.第3実施形態の機能
図13は、第3実施形態にかかるサーバ装置10の構成を例示する図である。記憶装置14は、第1実施形態で説明した情報に加えて、作業中断アプリケーションリストILを記憶する。作業中断アプリケーションリストILは、ユーザUに通知することにより、ユーザの作業を中断させる可能性があるアプリケーションの一覧である。例えば、作業中断アプリケーションリストILに登録されたアプリケーションは、電話アプリケーション、アラームアプリケーション、及び、スケジューラアプリケーション等である。以下、作業中断アプリケーションリストILに登録されたアプリケーションを、「作業中断アプリケーション」と称する。作業中断アプリケーションが、「所定のソフトウェア」の一例である。
第3実施形態において、第1統計処理部124bは、以下に示す第2の態様がある。第1統計処理部124bの第1の態様において、第1統計処理部124bは、作業中断アプリケーションが起動しており、かつ、作業中断アプリケーションが管理する画面の前に表示された前画面を管理するアプリケーションと、作業中断アプリケーションが管理する画面の後に表示された後画面を管理するアプリケーションとが同一であるか否かを判定する。以下の説明では、作業中断アプリケーションが管理する画面を、「作業中断画面」と称し、作業中断画面の前に表示された前画面を、「中断前画面」と称し、作業中断画面の前に表示された後画面を、「中断後画面」と称する。
第1統計処理部124bは、作業中断アプリケーションが起動しており、かつ、中断前画面を管理するアプリケーションと中断後画面を管理するアプリケーションとが同一である場合、中断前画面の表示時間又は中断後画面の表示時間を、中断前画面の表示時間と中断後画面の表示時間とを合算した時間に置き換えて、画面の種別ごとに表示時間の平均値を特定する。
置き換え対象となる表示時間は、中断前画面の表示時間又は中断後画面の表示時間の何れでもよい。置き換え対象としない表示時間は、表示時間の平均値の計算対象外とする。以下の説明では、置き換え対象となる表示時間は、中断前画面の表示時間であるとする。
中断前画面は、例えば、以下に示す2つの態様がある。第1の態様における中断前画面は、作業中断画面の直前に表示された画面である。第2の態様における中断前画面は、作業中断画面の所定個前に表示された画面である。
中断後画面は、3つの態様がある。第1の態様における中断後画面は、作業中断画面の直後に表示された画面である。第2の態様における中断後画面は、作業中断画面の所定個後に表示された画面である。第3の態様における中断後画面は、作業中断画面の直後に表示された画面から所定個後に表示された画面のうち、中断前画面を管理するアプリケーションと同一のアプリケーションによって管理される画面である。
図3A及び図3Bを例に用いて、第1統計処理部124bの第1態様を説明する。中断前画面及び中断後画面は、第1態様であるとする。レコード1421-3及びレコード1421-4において、作業中断アプリケーションである電話アプリケーションが起動されている。従って、第1統計処理部124bは、操作ログ142を用いて、中断前画面として、レコード1421-1及びレコード1421-2に示されたメール作成画面と、中断後画面として、レコード1421-5及びレコード1421-6に示されたメール作成画面とを特定する。中断前画面と中断後画面とを管理するアプリケーションは、メールアプリケーションで同一であるため、第1統計処理部124bは、中断前画面の表示時間を、下記(1)式に従って算出する。
中断前画面の表示時間=中断前画面の表示時間+中断後画面の表示時間 (1)
図3A及び図3Bの例では、前画面の表示時間が20秒間であり、中断後画面の表示時間が4分間であるから、第1統計処理部124bは、中断前画面の表示時間を、20秒間から4分20秒間に置き換える。そして、第1統計処理部124bは、前画面の種別に対応する表示時間の平均値を特定する。
第1統計処理部124bの第2の態様において、第1統計処理部124bは、中断前画面を表示してから作業中断アプリケーションが管理する画面を表示するまでの期間に、ホーム画面が表示された場合、作業前画面の種別に対応する表示時間を合算した時間に置き換えない。ホーム画面は、ユーザUの操作を待ち受ける待ち受け画面の一例である。
3.2.第3実施形態の動作
次に、サーバ装置10が実行する、第3実施形態における除外リスト生成処理について、図14及び図15を用いて説明する。
図14及び図15は、第3実施形態における除外リスト生成処理を示すフローチャートである。図15に示すステップS31からステップS38までの処理は、ステップS2からステップS9までの処理と同一であるため、説明を省略する。さらに、説明の簡略化のため、操作ログ142は、図3A及び図3Bに示すように、装置ID及び日時によってソートされており、昇順に、すなわち日時の古いレコードほど前に格納されているとする。
サーバ装置10は、全ユーザの操作ログ142を、各ユーザ装置20_1~20_mから取得する(ステップS21)。次に、サーバ装置10は、操作ログ142から、作業中断アプリケーションを示すレコードを選択する(ステップS22)。操作ログ142に作業中断アプリケーションを示すレコードが複数存在する場合には、サーバ装置10は、例えば、作業中断アプリケーションを示すレコードのうち、日時が最も古いレコードを選択する。
そして、サーバ装置10は、選択したレコードの前のレコードによって示される中断前のアプリケーション名が、選択したレコードの後のレコードによって示される中断後のアプリケーション名と同一か否かを判定する(ステップS23)。ただし、選択したレコードの前のレコード及び後のレコードの装置IDが、選択したレコードの装置IDと一致するものとする。操作ログ142が日時の昇順でソートされているため、前のレコードは、選択したレコードの操作より前に発生した操作に関するものである。後のレコードは、選択したレコードの操作より後に発生した操作に関する。
中断前の画面名を中断後の画面名と比較せず、中断前のアプリケーション名を中断後のアプリケーション名と比較する理由は、OSによっては、バックグラウンドのアプリケーションがフォアグラウンドとなった場合に、バックグラウンドになった際に表示されていた画面が表示されず、アプリケーションのトップ画面が表示される現象が起こり得るためである。
ステップS23の判定結果が肯定の場合、サーバ装置10は、続けて、中断前画面を表示してから作業中断画面を表示する間に、ホーム画面が表示されたか否かを判定する(ステップS24)。中断前画面を表示してから作業中断画面を表示する間に、ホーム画面が表示された場合とは、ユーザUが能動的に作業中断アプリケーションを起動させたことを意味する。作業中断アプリケーションをユーザUが能動的に起動させた時点で、ユーザUの意識は中断前画面に集中していない。ステップS24の判定結果が否定の場合、サーバ装置10は、中断前画面の表示時間を、中断前画面の表示時間と中断後画面の表示時間とを合算した時間に置き換える(ステップS25)。そして、サーバ装置10は、中断後画面の表示時間を平均値の計算対象外に設定する(ステップS26)。
ステップS26の処理終了後、サーバ装置10は、作業中断アプリケーションを示す全てのレコードを選択したか否かを判定する(ステップS27)。また、ステップS23の判定結果が否定の場合、又は、ステップS24の判定結果が肯定の場合にも、サーバ装置10は、ステップS27の処理を実行する。
ステップS27の判定結果が否定の場合、すなわち作業中断アプリケーションを示すレコードのうち、まだ選択されていないレコードがある場合、サーバ装置10は、処理をステップS22に戻す。処理をステップS22に戻した場合に、サーバ装置10は、ステップS22として、作業中断アプリケーションを示す、選択されていないレコードのうち、日時が最も古いレコードを選択する。
一方、ステップS27の判定結果が肯定の場合、すなわち作業中断アプリケーションを示す全てのレコードを選択した場合、サーバ装置10は、ステップS31の処理を実行する。
3.3.第3実施形態の効果
以上説明したように、第3実施形態によれば、前記表示装置が、第1ソフトウェアが管理する第1画面(例えば、「中断前画面」)と、前記第1ソフトウェアとは異なる第2ソフトウェア(例えば、「作業中断アプリケーション」)が管理する第2画面(例えば、「作業中断画面」)と、第3ソフトウェアが管理する第3画面(例えば、「中断後画面」)とを順に表示した場合、前記第1統計処理部は、前記第1ソフトウェアが前記第3ソフトウェアと同一である場合、前記第1画面の第1表示時間を前記第3画面の第3表示時間に合算した合計時間を算出し、前記第1表示時間及び前記第3表示時間の一方を置き換える。
具体的には、作業中断アプリケーションが起動しており、かつ、中断前のアプリケーション名と中断後のアプリケーション名とが同一である場合、サーバ装置10は、中断前画面の表示時間を、中断前画面の表示時間と中断後画面の表示時間とを合算した時間に置き換える。仮に、作業中断アプリケーションが起動しなかった場合、ユーザUの意識は中断前画面に集中し続けただろうと考えられる。よって、サーバ装置10が中断前画面の表示時間と中断後画面の表示時間とを合算することにより、ユーザUの意識が画面に集中し続けたであろう時間を求めることができる。ユーザUの意識が画面に集中し続けたであろう時間を求めることにより、ユーザUの意識が画面に集中しているか否かの判定精度を向上させることができる。
ただし、前記第1統計処理部は、前記第1画面が表示されてから前記第2画面が表示されるまでの期間に、前記ユーザの操作を待ち受ける待ち受け画面が表示された場合、前記第1表示時間及び前記第3表示時間の一方を前記合計時間に置き換えない。
具体的には、中断前画面が表示されてから作業中断画面が表示されるまでの間に、ホーム画面が表示された場合には、サーバ装置10は、中断前画面の表示時間を、中断前画面の表示時間と中断後画面の表示時間とを合算した時間に置き換えない。中断前画面を表示してから作業中断画面を表示する間にホーム画面が表示された場合とは、ユーザUが能動的に作業中断アプリケーションを起動させたことを意味する。作業中断アプリケーションをユーザUが能動的に起動させた時点で、ユーザUの意識は中断前画面に集中していない。従って、合算時間の置き換えを行わないことにより、ユーザUの意識が集中したか否かの判定精度を向上させることが可能になる。
4.第4実施形態
第1実施形態では、ユーザ装置20は、サーバ装置10から送信された除外リストELを用いて、補助情報HIをユーザUに提供するか否かを決定する。一方、第4実施形態では、表示装置26に画面を表示してから所定期間が経過すると、ユーザ装置20_xは、自身の操作ログ142_xに基づいて更新除外リストELuを生成し、更新除外リストELuを用いて、補助情報HIをユーザUに提供するか否かを決定する。以下、第4実施形態にかかる制御システム1を説明する。なお、以下に例示する第4実施形態において作用又は機能が第1実施形態と同等である要素については、以上の参照符号を流用し、各々の詳細な説明を適宜に省略する。
4.1.第4実施形態の機能
図16は、第4実施形態にかかるユーザ装置20_xの構成を例示する図である。記憶装置24は、第1実施形態で説明した情報に加えて、第4実施形態における処理装置22によって生成される更新除外リストELuを記憶する。更新除外リストELuは、除外リストELと同様に、補助情報HIをユーザU_xに提供しない画面名を示す。
処理装置22は、記憶装置24から制御プログラムPR2を読み取り、制御プログラムPR2を実行する。この実行によって、処理装置22は、除外リスト取得部222、決定部226c、表示制御部228、第3統計処理部232、第3判定部234、及び、除外リスト更新部236として機能する。除外リスト更新部236は、「更新部」の一例である。
第3統計処理部232は、表示装置26に画面を表示してから所定期間が経過すると、表示装置26に表示された画面の種別ごとに表示時間の平均値を特定する。所定期間には、例えば、以下に示す2つの態様がある。所定期間の第1の態様は、固定値である。所定期間の第2の態様は、表示装置26に始めて画面を表示してから操作ログ142_xのレコード数が所定数以上になるまでの期間である。
第3判定部234は、第3統計処理部232によって画面の種別ごとに特定された表示時間の平均値に基づいて、画面の種別ごとにユーザU_xの意識が画面に集中しているかを判定する。
除外リスト更新部236は、第3判定部234の判定結果が肯定となる画面名を含む更新除外リストELuを生成する。更新除外リストELuは、「更新リスト」の一例である。
決定部226cは、所定期間が経過するまでは、補助情報HIをユーザU_xに提供するか否かを除外リストELに基づいて決定する。決定部226cは、所定期間が経過した後は、補助情報HIをユーザU_xに提供するか否かを更新除外リストELuに基づいて決定する。
4.2.第4実施形態の効果
以上説明したように、第4実施形態によれば、ユーザ装置20は、所定期間が経過するまでは、補助情報HIをユーザU_xに提供するか否かを除外リストELに基づいて決定し、所定期間が経過した後は、補助情報HIをユーザU_xに提供するか否かを更新除外リストELuに基づいて決定する。
従って、所定期間が経過するまで、すなわち、操作ログ142_xに十分にレコードが蓄積されていない場合では、サーバ装置10が生成した除外リストELを用いてユーザU_xの意識が画面に集中しているか否かを判定する。この判定により、ユーザU_xの意識が画面に集中しているか否かの判定精度を維持することができる。さらに、所定期間が経過した後、すなわち、操作ログ142_xに十分にレコードが蓄積された場合では、ユーザ装置20は、操作ログ142_xに基づいて生成された更新除外リストELuを用いてユーザU_xの意識が集中しているか否かを判定する。操作ログ142_xにはユーザU_xのみの操作履歴が反映されている。このため、ユーザ装置20が除外リストELを用いてユーザU_xの意識が集中しているか否かを判定する場合と比較して、ユーザUの意識が画面に集中しているか否かの判定精度を向上させることが可能になる。
5.第5実施形態
第4実施形態では、ユーザ装置20_xは、画面名ごとに画面の表示時間の平均値を算出する。一方、第5実施形態では、さらに、アプリケーションごとに画面の表示時間の平均値を算出する。以下、第5実施形態にかかる制御システム1を説明する。なお、以下に例示する第5実施形態において作用又は機能が第4実施形態と同等である要素については、以上の参照符号を流用し、各々の詳細な説明を適宜に省略する。
5.1.第5実施形態の機能
図17は、第5実施形態にかかるユーザ装置20_xの構成を例示する図である。記憶装置14は、除外リストELの替わりに除外リストELdを記憶し、更新除外リストELuの替わりに更新除外リストELudを記憶する。除外リストELd及び更新除外リストELudは、補助情報HIを提供しない画面名、及び、補助情報HIを提供しないアプリケーション名を示す。
処理装置22は、記憶装置24から制御プログラムPR2を読み取り、制御プログラムPR2を実行する。この実行によって、処理装置22は、除外リスト取得部222、決定部226、表示制御部228、第3統計処理部232、第4統計処理部233、第3判定部234、第4判定部235、及び、除外リスト更新部236dとして機能する。
第4統計処理部233は、表示装置26に画面を表示してから所定期間が経過すると、表示装置26に表示される画面を管理するアプリケーションごとの表示時間の平均値を特定する。
第4判定部235は、アプリケーションごとに算出された表示時間の平均値に基づいて、アプリケーションごとにユーザの意識が集中しているかを判定する。
除外リスト更新部236dは、第4判定部235の判定結果が肯定となるアプリケーション名を更新除外リストELudに含ませる。
5.2.第5実施形態の効果
以上説明したように、第5実施形態によれば、第4判定部235は、アプリケーションごとに特定された表示時間の平均値に基づいて、アプリケーションごとにユーザの意識が画面に集中しているかを判定し、除外リスト更新部236dは、判定結果が肯定となるアプリケーション名を更新除外リストELudに含める。
ユーザ装置20が更新除外リストELudを用いることにより、表示装置26に表示される画面が、ユーザUの意識が集中する画面か否かを判定できる。従って、ユーザ装置20は、アプリケーションが管理する画面にユーザUの意識が集中している場合に補助情報HIを提供することを低減でき、ユーザの意識の集中がそがれることを抑制することが可能になる。
6.第6実施形態
本発明は、以上に例示した各実施形態に限定されない。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様を併合してもよい。
(1)第1変形例として、上述した各形態において、決定部226は、所定期間内において起動されたアプリケーションの種別数、及び、所定期間内におけるユーザの操作回数に基づいて、補助情報HIをユーザに提供するか否かを判定してもよい。
図18は、第1変形例における補助情報提供処理を示すフローチャートである。ユーザ装置20_xは、操作ログ142_xから、現在フォアグラウンドの画面名を特定する(ステップS41)。次に、ユーザ装置20_xは、特定した画面名が除外リストELに含まれるか否かを判定する(ステップS42)。ステップS42の判定結果が否定の場合、ユーザ装置20_xは、図18に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS42の判定結果が肯定の場合、ユーザ装置20_xは、所定期間におけるアプリケーションの種別数を計数する(ステップS43)。所定期間は、例えば、直近の1時間である。そして、ユーザ装置20_xは、計数した種別数が1か否かを判定する(ステップS44)。ステップS44の判定結果が肯定の場合、すなわち計数した種別数が1である場合、ユーザ装置20_xは、図18に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS44の判定結果が否定の場合、すなわち計数した種別数が2以上である場合、ユーザ装置20_xは、所定期間における操作回数を計数する(ステップS45)。ユーザ装置20_xは、操作回数が所定回数以上か否かを判定する(ステップS46)。ステップS46の判定結果が肯定の場合、ユーザ装置20_xは、図18に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS46の判定結果が否定の場合、ユーザ装置20_xは、操作ログ142から、bag-of-words特徴量を抽出する(ステップS47)。そして、ユーザ装置20_xは、予め訓練した推論モデルに、抽出したbag-of-words特徴量を入力し、ユーザU_xが困惑しているか否かを示す判定結果を取得する(ステップS48)。
そして、ユーザ装置20_xは、取得した判定結果が、ユーザU_xが困惑していることを示すか否かを判定する(ステップS49)。ステップS49の判定結果が否定の場合、ユーザ装置20_xは、図18に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS49の判定結果が肯定の場合、ユーザ装置20_xは、ユーザU_xが困惑していることに対応する補助情報HIをユーザU_xに提供すると決定する(ステップS50)。そして、ユーザ装置20_xは、補助情報HIに基づく画像を表示装置26に表示する(ステップS51)。ステップS51の処理終了後、ユーザ装置20_xは、図18に示す一連の処理を終了する。
(2)上述した各実施形態における制御システム1は、サーバ装置10及びユーザ装置20を含んだが、ユーザ装置20が、単独で、画面名を含む除外リストELを生成してもよい。さらに、ユーザ装置20が、単独で、この除外リストELに、アプリケーション名を含ませてもよい。ユーザ装置20が単独で画面名を含む除外リストELを生成する場合、ユーザ装置20は、「情報生成装置」の一例となる。
(3)上述した各実施形態において、画面の表示時間の統計値は、平均値又は中央値であると記載したが、これに限らず、最頻値でもよい。ただし、画面の表示時間は連続値であり最頻値は適さないから、サーバ装置10は、表示時間の度数分布を求め、分布の最も多い度数の中心値を最頻値としてもよい。
(4)上述した各実施形態において、第1判定部126の第4の態様において、第1統計処理部124は、画面名ごとに、画面の表示時間を含む単位期間内におけるユーザUの操作回数の統計値を算出するが、単に、画面名ごとの操作回数の統計値を算出してもよい。
(5)上述した各実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
(6)情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
(7)上述した各実施形態における処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾のない限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
(8)基地局によって行われるとした特定動作(例えば、基地局による位置情報の特定)は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び/又は基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
(9)情報等は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
(10)上述した各実施形態において、入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
(11)上述した各実施形態において、判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
(12)上述した各実施形態では、携帯電話機又はスマートフォン等の可搬型の情報処理装置をユーザ装置20として例示したが、ユーザ装置20の具体的な形態は任意であり、前述の各形態の例示には限定されない。例えば、可搬型又は据置型のパーソナルコンピュータをユーザ装置20として利用してもよい。
(13)上述した各実施形態では、記憶装置14は、処理装置12が読取可能な記録媒体であり、ROM及びRAMなどを例示したが、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、CD-ROM(Compact Disc-ROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ、データベース、サーバその他の適切な記憶媒体である。また、プログラムは、ネットワークNWから送信されても良い。また、プログラムは、電気通信回線を介して通信網から送信されても良い。記憶装置24も、記憶装置14と同様である。
(14)LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
(15)上述した各実施形態において、説明した情報及び信号などは、様々な異なる技術の何れかを使用して表されてもよい。例えば、上述の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
(16)図2、図11、図13、図16及び図17に例示された各機能は、ハードウェア及びソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能は、単体の装置によって実現されてもよいし、相互に別体で構成された2個以上の装置によって実現されてもよい。
(17)上述した各実施形態で例示したプログラムは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称によって呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順又は機能等を意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
(18)上述した各実施形態において、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
(19)上述した各実施形態において、情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
(20)上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
(21)基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容できる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/又は基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部又は全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
(22)上述した各実施形態において、ユーザ装置20は、移動局である場合が含まれる。移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
(23)上述した各実施形態において、「接続された(connected)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、あるいはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」されると考えることができる。
(24)上述した各実施形態において、「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
(25)本明細書で使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。従って、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
(26)上述した各実施形態において「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
(27)本願の全体において、例えば、英語におけるa、an及びtheのように、翻訳によって冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数を含む。
(28)本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されないことは当業者にとって明白である。本発明は、特許請求の範囲の記載に基づいて定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施できる。従って、本明細書の記載は、例示的な説明を目的とし、本発明に対して何ら制限的な意味を有さない。また、本明細書に例示した態様から選択された複数の態様を組み合わせてもよい。
1…制御システム、10…サーバ装置、20…ユーザ装置,22…処理装置、122…ログ取得部、124、124b…第1統計処理部、125…第2統計処理部、126…第1判定部、127…第2判定部、128,128a…除外リスト生成部、142…操作ログ、222…除外リスト取得部、226,226c…決定部、228…表示制御部、232…第3統計処理部、233…第4統計処理部、234…第3判定部、235…第4判定部、236,236d…除外リスト更新部、EL,ELa…除外リスト、ELu,ELud…更新除外リスト、U…ユーザ。

Claims (10)

  1. 表示装置に表示される画面の種別ごとに前記表示装置に表示された画面の表示時間の第1統計値を算出することにより、複数種別の画面にそれぞれ対応する複数の第1統計値を生成する第1統計処理部と、
    前記画面の種別ごとに、前記複数の第1統計値のうち当該種別の画面について算出された第1統計値に基づいて、ユーザの意識が当該種別の画面に集中しているかを判定する第1判定部と、
    前記複数種別の画面のうち、前記第1判定部による、対応する判定結果が肯定となる画面の種別を識別する画面識別情報を含むリストを生成する生成部と、
    を備える情報生成装置。
  2. 前記表示装置に表示される画面を管理するソフトウェアごとに前記表示装置に表示された画面の表示時間の第2統計値を算出することにより、複数のソフトウェアにそれぞれ対応する複数の第2統計値を生成する第2統計処理部と、
    前記ソフトウェアごとに、前記複数の第2統計値のうち当該ソフトウェアについて算出された第2統計値に基づいて、前記ユーザの意識が当該ソフトウェアに対応する画面に集中しているかを判定する第2判定部を更に備え、
    前記生成部は、前記複数のソフトウェアのうち、前記第2判定部による、対応する判定結果が肯定となるソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報を前記リストに含ませる、
    請求項1に記載の情報生成装置。
  3. 前記表示装置が、第1ソフトウェアが管理する第1画面と、前記第1ソフトウェアとは異なる第2ソフトウェアが管理する第2画面と、第3ソフトウェアが管理する第3画面とを順に表示した場合、
    前記第1統計処理部は、前記第1ソフトウェアが前記第3ソフトウェアと同一である場合、前記第1画面の第1表示時間を前記第3画面の第3表示時間に合算した合計時間を算出し、前記第1表示時間及び前記第3表示時間の一方を置き換える、請求項1に記載の情報生成装置。
  4. 前記第1統計処理部は、前記第1画面が表示されてから前記第2画面が表示されるまでの期間に、前記ユーザの操作を待ち受ける待ち受け画面が表示された場合、前記第1表示時間及び前記第3表示時間の一方を前記合計時間に置き換えない、請求項3に記載の情報生成装置。
  5. 前記第1判定部は、前記複数の第1統計値のうち、所定値を超える第1統計値に対応する種別の画面を、前記ユーザの意識が集中している種別の画面であると判定する、請求項1から4までの何れか1項に記載の情報生成装置。
  6. 前記第1統計処理部は、前記画面の種別ごとに、当該種別の画面が表示された時刻を含む1又は複数の単位期間を特定し、当該特定した各単位期間内において起動されたソフトウェアの種別数に基づいて第3統計値を算出することにより、前記複数種別の画面にそれぞれ対応する複数の第3統計値を生成し、
    前記第1判定部は、画面の種別ごとに、対応する第1統計値及び第3統計値に基づいて、前記ユーザの意識が当該種別の画面に集中しているか否かを判定する請求項1から4までの何れか1項に記載の情報生成装置。
  7. 前記第1統計処理部は、前記画面の種別ごとに、当該種別の画面が表示された時刻を含む1又は複数の単位期間を特定し、当該特定した各単位期間内における前記ユーザの操作回数に基づいて第4統計値を算出することにより、前記複数種別の画面にそれぞれ対応する複数の第4統計値を生成し、
    前記第1判定部は、画面の種別ごとに、対応する第1統計値及び第4統計値に基づいて、前記ユーザの意識が当該種別の画面に集中しているか否かを判定する請求項1から4までの何れか1項に記載の情報生成装置。
  8. 請求項1から7までの何れか1項に記載の情報生成装置と、
    各々が表示装置を備え、前記情報生成装置と通信可能な複数の情報処理装置と、
    を備える制御システムであって、
    前記複数の情報処理装置の各々は、
    前記情報生成装置から前記リストを取得する取得部と、
    前記表示装置に表示されている画面の種別を示す画面識別情報が前記リストに含まれる場合、前記ユーザの操作を補助する補助情報を前記ユーザに提供しないと決定し、前記表示装置に表示されている画面の種別を示す画面識別情報が前記リストに含まれない場合、前記操作の状況に応じて前記補助情報を前記ユーザに提供すると決定する決定部と、
    前記決定部が前記補助情報を前記ユーザに提供すると決定した場合、前記補助情報に基づく画像を前記表示装置に表示させる表示制御部と、
    を備える制御システム。
  9. 前記複数の情報処理装置の各々は、
    前記表示装置に任意の画面を表示してから所定期間が経過すると、前記表示装置に表示される画面の種別ごとに前記表示装置に表示された画面の表示時間の第5統計値を算出することにより、複数種別の画面にそれぞれ対応する複数の第5統計値を生成する第3統計処理部と、
    前記画面の種別ごとに、前記複数の第5統計値のうち当該種別の画面について算出された第5統計値に基づいて、前記ユーザの意識が当該種別の画面に集中しているかを判定する第3判定部と、
    前記複数種別の画面のうち、前記第3判定部による、対応する判定結果が肯定となる画面の種別を識別する画面識別情報を含む更新リストを生成する更新部とを更に備える、
    請求項8に記載の制御システム。
  10. 前記複数の情報処理装置の各々は、
    前記表示装置に任意の画面を表示してから前記所定期間が経過すると、前記表示装置に表示される画面を管理するソフトウェアごとに前記表示装置に表示された画面の表示時間の第6統計値を算出することにより、複数のソフトウェアにそれぞれ対応する複数の第6統計値を生成する第4統計処理部と、
    前記ソフトウェアごとに、前記複数の第6統計値のうち当該ソフトウェアについて算出された第6統計値に基づいて、前記ユーザの意識が当該ソフトウェアに対応する画面に集中しているかを判定する第4判定部を更に備え、
    前記更新部は、前記複数のソフトウェアのうち、前記第4判定部による、対応する判定結果が肯定となるソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報を前記更新リストに含ませる、
    請求項9に記載の制御システム。
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