JP7290815B2 - リニアモータ駆動装置及び表面形状測定装置 - Google Patents

リニアモータ駆動装置及び表面形状測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、リニアモータ駆動装置及び表面形状測定装置に係り、特にリニアモータとリニアモータによって駆動される被駆動部とを有するリニアモータ駆動装置及び表面形状測定装置に関する。
リニアモータとして、例えば、特許文献1に開示されたリニアモータは、棒状磁石である固定子と、固定子に嵌装されるとともにコイル部材を有し、固定子に沿って直線移動が可能な移動子と、を有している。
また、特許文献1には、検出器の駆動装置にリニアモータ駆動装置を適用した表面形状測定装置が開示されている。このリニアモータ駆動装置は、リニアモータと、検出器が取り付けられ、リニアモータによって駆動される被駆動部と、を有している。この被駆動部は、プーリに巻き掛けられたワイヤを介してバランスウェイトに連結されており、このバランスウェイトに移動子が固定されている。よって、このリニアモータ駆動装置によれば、移動子を固定子に沿って直線移動させることにより、バランスウェイトとワイヤと被駆動部とを介して検出器を移動させることができる。このように検出器の駆動装置としてリニアモータ駆動装置を適用することにより、磨耗部分がない、低振動駆動が可能である、速度範囲を大きくとれる、高剛性である、構造が簡単である、バックラッシュがない等の有利な効果を得ることができる。
特開2004-297978号公報
しかしながら、特許文献1のリニアモータ駆動装置は、被駆動部の移動時に被駆動部がヨーイングする場合があり、被駆動部がヨーイングすると、粗さ測定精度に影響を与える場合があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、被駆動部の移動時に生じる被駆動部のヨーイングを抑制することができるリニアモータ駆動装置及び表面形状測定装置を提供することをも目的とする。
本発明の目的を達成するために、本発明のリニアモータ駆動装置は、装置本体に水平方向に沿った第1の方向に延設された固定子と、固定子に嵌装されて固定子に沿って移動可能な移動子と、を有するリニアモータと、リニアモータの移動子に固定されて摺動面を有する被駆動部と、被駆動部に隣接して配置され、摺動面に摺接される基準面を有する直動ガイドと、被駆動部に固定され、測定子を有する検出器が取り付けられるホルダと、を備え、リニアモータ、被駆動部、直動ガイド及びホルダを第1の方向から見たときに、リニアモータ、被駆動部、直動ガイド及びホルダは、第1の方向に直交する鉛直方向に沿った第2の方向と平行な直線上に沿って配置されている。
本発明の一形態は、移動子と被駆動部との間に断熱部材が介在されていることが好ましい。
本発明の一形態は、被駆動部は、断熱部材によって構成されていることが好ましい。
本発明の目的を達成するために、本発明の表面形状測定装置は、本発明のリニアモータ駆動装置を備える表面形状測定装置であって、リニアモータ駆動装置のホルダに取り付けられた検出器と、検出器に取り付けられて第2の方向に変位可能な測定子と、を備える。
本発明によれば、被駆動部の移動時に生じる被駆動部のヨーイングを抑制することができる。
実施形態のリニアモータ駆動装置が搭載された表面粗さ測定装置の斜視図 図1に示した表面粗さ測定装置の構成を示すブロック図 図1に示したリニアモータ駆動装置の構成を示した正面図 図3のA-A線に沿うリニアモータ駆動装置の断面図 図3のリニアモータ駆動装置を構成するリニアモータの要部拡大断面図
以下、添付図面に従って本発明に係るリニアモータ駆動装置及び表面形状測定装置の実施形態について説明する。
図1は、検出器112の駆動装置に実施形態のリニアモータ駆動装置10が適用された表面粗さ測定装置100の全体斜視図である。図2は、図1に示した表面粗さ測定装置100の構成を示すブロック図である。
なお、図1に示すX軸方向は、本発明の第1の方向である水平方向であって、リニアモータ駆動装置10によって移動される検出器112の移動方向を指す。Y軸方向は、X軸方向に直交する水平方向を指す。Z軸方向は、本発明の第2の方向である鉛直方向であって、X軸方向及びY軸方向にそれぞれ直交する鉛直方向を指している。また、表面粗さ測定装置100は、本発明の表面形状測定装置の一例である。
図1に示すように表面粗さ測定装置100は、リニアモータ駆動装置10、測定部102、データ処理装置104、入力装置106及びモニタ108等から構成される。測定部102は、測定台110の上面に載置された図2のワークWの表面粗さを測定する検出器112を有しており、この検出器112がリニアモータ駆動装置10のホルダ116(図1参照)に保持されている。
検出器112の端部には、Z軸方向(鉛直方向)に変位可能な測定子(触針とも言う。)114が取り付けられており、この測定子114のZ軸方向の変位量が検出器112に内蔵された不図示の差動トランスによって電圧に変換される。そして、この電圧値は不図示のA/D変換器によってA/D変換され、図2のデータ処理装置104のCPU(central processing unit)118に出力される。
データ処理装置104は、CPU118を含む各演算処理回路、及びROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)等のメモリ120によって構成されており、メモリ120に記憶されたプログラムがCPU118によって実行されることにより、データ処理装置104の各部の機能が実現され、ワークWの表面粗さを示す測定データが取得される。この測定データは、データ処理装置104の粗さ出力手段122によりモニタ108に出力され、モニタ108に表示される。
図1に示すように、リニアモータ駆動装置10は、測定台110にZ軸方向に立設されたコラム124に取り付けられている。そして、図2のCPU118からの指示に従って、Z軸方向移動用のモータ(図示略)が駆動されることにより、リニアモータ駆動装置10の全体がコラム124に沿ってZ軸方向に移動される。また、CPU118からの指示に従って、リニアモータ駆動装置10のリニアモータ12(図5参照)が駆動されることによりホルダ116がX軸方向に移動される。これにより、測定子114が検出器112と共にX軸方向に移動される。なお、測定台110の前面に装着されたジョイスティック126によって、上記のZ軸方向移動用のモータ及びX軸方向移動用のリニアモータを手動操作することもできる。
次に、リニアモータ駆動装置10について説明する。
図3は、リニアモータ駆動装置10の構成を示した正面図であり、その要部が断面図として示されている。図4は、図3のA-A線に沿う拡大断面図である。図5は、リニアモータ駆動装置10を構成するリニアモータ12の要部拡大断面図である。
リニアモータ駆動装置10は、固定子14及び移動子16を主体としてなるリニアモータ12と、装置本体である筐体18と、固定子14の両端部を筐体18に固定する固定金具20、20と、を備えている。また、リニアモータ駆動装置10は、図示を省略しているが、上記構成の他、移動子16に給電を行うケーブルベア(登録商標)と、移動子16の移動方向位置を検出するエンコーダ及びエンコーダスケールと、固定子14の両端部近傍に設けられ、移動子16のエンドリミットを検知するリミットセンサと、を有している。
まず、図5を参照してリニアモータ12の一例について説明する。
このリニアモータ12は、いわゆるシャフト型のリニアモータである。リニアモータ12は、界磁用のマグネットが形成されている直線棒状のシャフト部材である固定子14を有し、コイル部材を主要部として有する環状部材である移動子16を固定子14に嵌装することにより構成されている。
固定子14は、着磁可能な材料、例えば、Fe-Cr-Co系金属よりなり、断面が円形に形成されている。また、固定子14は、その長手方向に沿って等ピッチの、好ましくは略矩形の磁束分布となるように着磁されている。これにより、固定子14には、その長手方向に沿ってN極とS極とが同じ磁極幅Pで交互に並んだ駆動用着磁部が構成されており、これが界磁用のマグネットとして構成されている。また、上記の磁極幅Pは、例えば30mmに設定されている。このように構成された固定子14は、図3及び図4に示すようにX軸方向に延設されている。
移動子16のコイル部材30は、U相、V相、W相の3つのコイルを1組とするコイル群の2組(第1組のコイル群及び第2組のコイル群)よりなる。第1組のコイル群は、コイルU1、V1、W1からなり、この順に固定子14の長手方向に配置されている。第2組のコイル群は、コイルU2、V2、W2からなり、この順に固定子14の長手方向に配置されている。これらのコイルは、いずれも磁極幅Pの1/3の幅に形成されている。
コイル部材30を構成するこれら各コイルは、その外周面を接着剤によってコーティングするようにして固着され一体化されている。そして、コイル部材30は、中空直方体状の移動子フレーム32の中空部分に内蔵されており、かつ、移動子フレーム32の内周面に一体化して支持されている。
移動子フレーム32の水平方向の両端部分には、固定子14に嵌装され、固定子14に摺動可能な軸受部34、34が設けられている。この軸受部34、34の作用により、移動子16は固定子14に沿って滑動される。
このリニアモータ12によれば、既述のケーブルベアから移動子16のコイル部材30に電流が供給されと、移動子16のコイル部材30に流れる電流と固定子14の磁束との相互作用により、フレミングの左手の法則によって、移動子16が固定子14に沿ってX軸方向に直線移動する。なお、図5のリニアモータ12は一例であり、他の構成のリニアモータであっても本発明のリニアモータ駆動装置10に適用することができる。他の構成のリニアモータとして、固定子14側をコイル部材30によって構成し、移動子16側を駆動用着磁部によって構成したものを例示することができる。
実施形態のリニアモータ駆動装置10は、図3及び図4に示すように、リニアモータ12の他、被駆動部40と、直動ガイド42と、ホルダ116と、を備えている。また、リニアモータ駆動装置10によれば、リニアモータ12、被駆動部40、直動ガイド42及びホルダ116を図4のX軸方向から見たときに、Z軸方向に平行な直線B上に沿って配置されている。以下、各部材の構成について説明する。
被駆動部40は、移動子固定部材44と、連結ブロック46と、ホルダ装着部材48と、を備え、移動子固定部材44と連結ブロック46とホルダ装着部材48とが直線B上に沿って連設されている。
移動子固定部材44は、板状に構成されて、リニアモータ12の移動子16の下部に固定される。なお、実施形態のリニアモータ駆動装置10では、断熱シート50を介して移動子固定部材44が移動子16に固定されているが、この固定構造に限定されるものではなく、移動子固定部材44が移動子16に直結された固定構造であってもよい。
連結ブロック46は、略直方体形状に構成されて、移動子固定部材44の下部に固定されている。また、移動子固定部材44は、下面44A、44Aを有し、これらの下面44A、44Aは、平坦度の高い摺動面として構成されている。
直動ガイド42は、略直方体形状に構成されて、X軸方向に沿って配置されている。直動ガイド42には、X軸方向に沿ったスリット42A(図3参照)がZ軸方向に貫通して形成されており、このスリット42Aに連結ブロック46が挿入配置されている。また、直動ガイド42は、スリット42Aを画成し、かつY軸方向に垂線を有する側面42B、42B(図4参照)を有する。また、直動ガイド42は、上面42C、42Cを有し、上面42C、42Cは、下面44A、44Aに摺接される平坦度の高い基準面として構成されている。したがって、被駆動部40は、移動子固定部材44の下面44A、44Aが直動ガイド42の上面42C、42Cに摺接した状態でX軸方向に移動されることにより、X軸方向に高い精度で移動される。
ホルダ装着部材48は、略直方体形状に構成されて、連結ブロック46の下部に複数のネジ52、52…によって連結されている。また、ホルダ装着部材48の下部には、ホルダ116を装着するためのアリ溝48Aが備えられ、このアリ溝48Aにホルダ116のアリ部116Aが係合されて、ホルダ116がホルダ装着部材48に装着される。
ホルダ116は、略直方体形状に構成されて、X軸方向に沿った円弧状のスリット116Bが形成されている。このスリット116Bに、略円筒形状の外形を有する検出器112が嵌装され、検出器112は、ホルダ116の外部からスリット116Bに螺入されるネジ54によってスリット116Bの内周面に押し付けられて固定される。このとき、測定子114はZ軸方向に変位する。
上記の如く構成されたリニアモータ駆動装置10の作用について説明する。
実施形態のリニアモータ駆動装置10は、リニアモータ12、被駆動部40、直動ガイド42及びホルダ116を図4のX軸方向から見たときに、Z軸に平行な直線B上に沿って配置されているので、被駆動部40はヨーイングすることなく、又はヨーイングが抑制された状態にX軸方向に移動することができる。
ここで、実施形態のリニアモータ駆動装置10と特許文献1のリニアモータ駆動装置とを比較する。
特許文献1のリニアモータ駆動装置は、被駆動部の移動軸の方向(X軸方向)からリニアモータと被駆動部とを見たときに、リニアモータと被駆動部とが相対的に水平方向(Y軸方向)にオフセットされて配置されている。このため、被駆動部は、ワイヤから捩じりモーメントを受けた状態で移動される場合があるので、移動時にZ軸を中心としてヨーインングする場合がある。すなわち、被駆動部は、移動方向であるX軸方向に沿って移動する場合に、Z軸を中心とする回転方向に揺動する場合があった。
これに対して、実施形態のリニアモータ駆動装置10は、図4の如く、被駆動部40の移動軸の方向(X軸方向)からリニアモータ12と被駆動部40と直動ガイド42とホルダ116とを見たときに、リニアモータ12と被駆動部40と直動ガイド42とホルダ116とは、相対的にY軸方向にオフセットされておらず、Z軸と平行な直線B上に沿って配置されている。これにより、被駆動部40は、リニアモータ12から捩じりモーメントを受けることなく、又は捩じりモーメントが低減された状態で、下面44Aと上面42Cとによる直動ガイド機構に案内されてX軸方向に移動する。よって、被駆動部40の移動時に生じる被駆動部40のヨーイングを抑制することができる。
なお、リニアモータ12、被駆動部40、直動ガイド42及びホルダ116が、直線B上に沿って配置される形態とは、リニアモータ12、被駆動部40、直動ガイド42及びホルダ116の各々の重心を、直線B上に沿って配置させることが最も好ましい形態であるが、この形態に限定されず、リニアモータ12、被駆動部40、直動ガイド42及びホルダ116の各々の部材の一部が、直線B上に重なった状態で配置される形態であってもよい。これにより、リニアモータと被駆動部とが相対的に水平方向(Y軸方向)にオフセットされて配置された特許文献1の形態と比較して、リニアモータ12から被駆動部40に伝達される捩じりモーメントを低減させることが可能となる。一例として、リニアモータ12、被駆動部40、直動ガイド42及びホルダ116の各々の形状を、直線Bに対して対称形状とすれば、リニアモータ12、被駆動部40、直動ガイド42及びホルダ116の各々の重心を、直線B上に沿って配置させることができる。
また、実施形態のリニアモータ駆動装置10によれば、図4の如く、リニアモータ12が被駆動部40及び直動ガイド42よりも高い位置に配置されている。これにより、電流の供給(励磁)によって発熱したリニアモータ12の熱の大部分は、リニアモータ12の上部から上方に放熱されるので、リニアモータ12の熱が、被駆動部40及び直動ガイド42に伝達するのを抑制することができる。このようなリニアモータ12の配置構成によって、摺動面である下面44A、及び基準面である上面42Cの熱変形を抑制することができるので、リニアモータ12の発熱に起因する寸法誤差を抑制することができる。
また、リニアモータ12から被駆動部40及び直動ガイド42に伝達する熱を更に効果的に遮断するために、移動子16と移動子固定部材44との間に断熱シート50を介在させることが好ましい。これにより、リニアモータ12の発熱に起因する寸法誤差をより効果的に抑制することができる。断熱シート60としては、フェノール樹脂製又はガラス繊維製のものを例示することができる。
また、断熱シート60を用いることなく、被駆動部40を構成する移動子固定部材44又は連結ブロック46の少なくとも一部(リニアモータ12側に位置する一部)を断熱部材で構成してもよい。上記の断熱部材としては、繊維系断熱材又は発泡系断熱材を2枚の金属板(例えばアルミニウム製の板)で挟んで構成したものを例示することができる。更に、断熱部材である被駆動部40と断熱シート60とを組み合わせてもよい。
また、このようなリニアモータ駆動装置10を有する表面粗さ測定装置100によれば、リニアモータ駆動装置10によって被駆動部40のヨーイングが抑制されているので、ヨーイングに起因する寸法誤差を低減することができる。
また、実施形態では、リニアモータ駆動装置10が適用される表面形状測定装置として表面粗さ測定装置100を例示したが、検出器の測定子を被測定物に接触させて被測定物の真円度を測定する真円度測定装置の駆動装置にリニアモータ駆動装置10を適用してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
例えば、本発明の固定子は、第1の方向である水平方向に配置されるものであるが、水平方向とは完全な水平方向でなくてもよく、例えば、固定子は、水平方向に対し所定角度傾斜した方向に傾斜して配置されていてもよい。つまり、非励磁状態の移動子が固定子との間の摩擦抵抗によって、固定子に沿って摺動しない傾斜角度に配置されていればよい。また、これに伴い、本発明のリニアモータ、被駆動部、直動ガイド及びホルダは、直線B上に沿って配置されるものであるが、上記の固定子の傾斜角度に直交する直線上に沿って配置されていてもよい。
10…リニアモータ駆動装置、12…リニアモータ、14…固定子、16…移動子、18…筐体、20…固定金具、30…コイル部材、32…移動子フレーム、34…軸受部、40…被駆動部、42…直動ガイド、44…移動子固定部材、46…連結ブロック、48…ホルダ装着部材、50…断熱シート、52…ネジ、54…ネジ、100…表面粗さ測定装置、102…測定部、104…データ処理装置、106…入力装置、108…モニタ、110…測定台、112…検出器、114…測定子、116…ホルダ、118…CPU、120…メモリ、122…粗さ出力手段、124…コラム、126…ジョイスティック

Claims (6)

  1. 装置本体に水平方向に沿った第1の方向に延設された固定子と、前記固定子に嵌装されて前記固定子に沿って移動可能な移動子と、を有するリニアモータと、
    前記リニアモータの前記移動子に固定されて摺動面を有する被駆動部と、
    前記被駆動部に隣接して配置され、前記摺動面に摺接される基準面を有する直動ガイドと、
    前記被駆動部と別体であり且つ前記被駆動部と一体に移動可能に構成され、測定子を有する検出器が取り付けられるホルダと、
    を備え、
    前記リニアモータ、前記被駆動部、前記直動ガイド及び前記ホルダを前記第1の方向から見たときに、前記リニアモータ、前記被駆動部、前記直動ガイド及び前記ホルダは、前記第1の方向に直交する鉛直方向に沿った第2の方向と平行な直線上に沿って配置されている、リニアモータ駆動装置。
  2. 前記リニアモータ、前記被駆動部、前記直動ガイド及び前記ホルダを前記第1の方向から見たときに、前記リニアモータ、前記被駆動部、前記直動ガイド及び前記ホルダの各々の重心が、前記第2の方向と平行な直線上に沿って配置されている、
    請求項1に記載のリニアモータ駆動装置。
  3. 前記リニアモータ、前記被駆動部、前記直動ガイド及び前記ホルダを前記第1の方向から見たときに、前記摺動面と前記基準面はそれぞれ前記第2の方向と平行な直線を挟んで両側に備えられている、
    請求項1又は2に記載のリニアモータ駆動装置。
  4. 前記移動子と前記被駆動部との間に断熱部材が介在されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のリニアモータ駆動装置。
  5. 前記被駆動部は、断熱部材によって構成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載のリニアモータ駆動装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のリニアモータ駆動装置を備える表面形状測定装置であって、
    前記リニアモータ駆動装置のホルダに取り付けられた検出器と、
    前記検出器に取り付けられて第2の方向に変位可能な測定子と、
    を備える、表面形状測定装置。
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